2 出店ブースについて は 嶋 田 専 務 理 事 よ り 今年の重文室展示テー 全商の活動 評価鑑定士 実行委員会 資格認定試験の実施に向けて 資格認定試験に おいては実行委 員が必然的に試 験 官 に も な り また受験生にも 市が 今年も十一月十六日か 全国商業協同組合主催の大 当時の深海信

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1 1 NEWS, TOPICS, INFORMATION, OPINION & EDITORIAL 求められ 知 持することが に 現状を維 の知識の上 る材料 工法 各時代におけ に お い て は また 修理 求められる 八年には財団法人日本美術 代の装の研究を進め 同五十 磨向上に励むとともに 古い時 理技術を体得し その技術の錬 後 父に師事し 装の製作 修 に法政大学経済学部を卒業した 芝白金に生まれた 同三十七年 家に 髙山一の長男として東京 代から続く鞘師の家である髙山 同人は 昭和十五年 江戸時 評価を得ている 識 経験およ 保存協会 現公益財団法人日本美 な加工技術が び熟達した技 ついて 林芳正文部 び保持者 保存団体の認定等に 経て 選定保存技術の選定およ 会文化財分科会の審議 議決を 存団体として認定するもの 現 業を行う団体を保持者または保 している個人または技の保存事 と し て 選 定 し そ の 技 を 保 持 必要があるものを選定保存技術 ようになった て朴材素木の白鞘が製作される 方 江戸時代以降は保存用とし 上の価値が高いものも多い 一 開を見せ 工芸品として文化財 性を反映して歴史的に多様な展 いることから 当該技術につき する技術者の高齢化が進行して 難になり また伝統技術を継承 減少し 良質の材料の確保が困 近年 装の製作 修理需要が の 新 規 製 作 を 行 う 必 要 が あ る 指定を受けた装の修理や白鞘 多く伝来し 国宝 重要文化財 わが国には 装が数 縄 那覇市 等の修理 さらには 球国王尚家関係資料のうち 沖 祇神社 国宝 金装宝拵 琉 化 財 革 包 太 拵 愛 媛 大 山 日大社所蔵 等の復元 重要文 出土 毛抜形太拵 奈良 春 装 玉 纏 拵 奈 良 藤 ノ 木 古 墳 金銅装玉纏大大拵 金銀金銅 黒作大拵 正倉院蔵 金銀 術発表会の無鑑査に認定された 黒漆塗合口打拵 次に 文化庁の発表に基づき 柄巻等の多様な素材により構成 師による鞘装飾 柄巻師による 復元 国内外の類の白鞘製 重要文化財の装の修理および 髙山一之氏は 国内の国宝 製作に関する講師 技術発表会 保存協会等において 装 また 長く財団法人日本美術 設計 監修の役割が 画するばかりでなく ついて鞘師として参 別される 鞘は 中世以前は檜材 および短である腰拵等に大 拵 室町時代に出現した打拵 拵とも言う 装の形式は太 を 統 括 す る 役 割 を 担 う ま た とするだけでなく 製作 修理 めて精度の高い木工技術を必要 形状に関する知識の上に きわ は 各時代の 装の品質 各部品装着部の加工を行う鞘師 知識と技術は斯において高い 白鞘製作に数多く携わり その 装の製作 復元 修理および の 装 の 品 質 形 状 に 精 通 し に大きく貢献してきた わが国 作に数多く携わり 文化財保護 これに精通している 修理技術を正しく体得し かつ 同人は伝統的な鞘の製作および 従 事 し て き た 以 上 の よ う に 術の普及 発展と後継者育成に 等の審査員を務め 装製作技 を図りながら装着部の加工を行 髙山一之氏の略歴 22年 美術 小道具 武具類の 売買 加工及び御相談承ります ＴＥＬ 六 六六四四 五四六四 六 六六三一 二二一 大阪市中央区日本橋二 七 一 Ｆ ＡＸ 古美術 三峯美術店 四九四 二三 三 六七 柳 匠 堂 金工 身彫刻 修 理 諸 工作一式 ＴＥＬ Ｆ ＡＸ 西武秩父駅連絡通路 町久ビル内 埼玉県秩父市野坂町一 十六 二 町田 久雄 装は初の選認定 科学大臣に答申した 在 選定保存技術の選定件数は 装 は 鞘 師 に よ る 鞘 下 地 保存の措置を講ずる必要がある 数多くの白鞘製作の実績がある 術保存協会 主催研磨外装技 文化審議会 佐藤信会長 は からは髙山 七 十 五 件 保 持 者 数 は 五 十 八 白銀師による鎺 彫金師による 保持者の認定について 術が必要とされる 七月二十日に開催された同審議 一之氏が 装 鞘 名 保存団体数は三十四団体と 鐔 小柄 筓 目貫の金具 塗 拵 の製作修理が選 選定保存技術 装 鞘 製作 され 分業により製作される しら き 製作修理 の保持者 なっている 定保存技術に選定さ 修理 と同保持者を解説する 30年 工房 岡山市北区磨屋町七 二一 ＴＥＬ 八六 二二三 二三二九 Ｆ ＡＸ 岡山市北区平和町二 八 ＴＥＬ 八六 二二三 二三一九 柳村 宗寿 に認定された 装 れたことは画期的 あらためて認められ 等 多様な素材が用いられたが 別に白鞘製作を行う 鞘下地お 下地となる鞘の形状を成形し たことを意味する 江戸時代以降は主に朴材が用い よ び 白 鞘 に は 油 分 が 少 な く 選定保存技術の概要 本制度は 文化財 られた 一般には革巻や漆塗等 木質が均一な朴材を一般に用い で 髙山氏の保持者 保存のために欠くこ で 仕 上 げ ら れ た が 金 属 漆 る 鞘の加工は 類の形状 装 は 類 の 外 装 で あ り とのできない伝統的 染織 皮革 牙角類等を用いて に合わせて内部を掻き入れ 外 こ の よ う に 装 の 品 うが 寸分の狂いや歪みも許さ 16年 21年 西東京市柳沢６ ８ 10 TEL FAX 認定は 拵の製作に な技術または技能で 工芸技術の粋を尽くした装飾性 質 形状は類の形状の れないため 材料の吟味と正確 ８年 10年 げ かく 保存の措置を講ずる 形を整え 諸部品製作者と連携 変遷 各時代の好みや社会 平成３年 年間10回位発行予定 岳子 慎男 明 暁治 具宏 資格認定事業担当 大平 猿田 瀬下 服部 持田 法政大学経済学部卒業 父 髙山一に師事 財団法人日本美術保存協 会 現 公益財団法人日本美術 保存協会 外装技術研修 会鞘の部講師 平成18年まで 同前協会研磨外装技術発表会 無鑑査認定 同前協会研磨外装技術発表会 鞘の部 拵の部審査員 平成 ２年まで 同前鞘の部 拵の部 柄巻の 部審査員 同９年まで 同前協会評議員 平成16年まで 同前鞘の部 拵の部 柄巻の 部 白銀の部審査員 平成18 年まで 同前協会監事 平成18年まで 一般財団法人日本文化振興 協会 現公益財団法人日本 文化振興協会 新作日本研 磨外装職技術展覧会鞘の 部 新作の部 研磨の部 白銀の部 装具の部 柄巻 の部 漆塗の部審査員 平成 30年まで 同前協会常務理事 平成30年 まで 同前協会参与 現在に至る 61年 購読料10回 2,000円 郵便切手可 新潟県長岡市柏町 TEL FAX 稔 飯田 慶久 康一 木村 義治 伸夫 清水 儀孝 民夫 綱取 譲一 信彦 松本 義行 唯夫 賢一 均 正 豊久 吉也 58年 装小道具通信販売目録 やしま 土肥豊久 土肥富康 東京都新宿区大久保 新宿スカイプラザ1302 TEL FAX 髙山一之氏が選定保存技術保持者に 毛抜形太拵 復元 伊波 佐藤 生野 土肥 冥賀 57年 や し ま 赤荻 大西 嶋田 土子 深海 吉井 編集担当 稔 飯田 慶雄 将広 木村 義治 儀孝 生野 正 譲一 土肥 富康 吉也 持田 具宏 伊波 賢一 大平 岳子 佐藤 均 嶋田 伸夫 瀬下 明 土子 民夫 服部 暁治 松本 義行 編集顧問 深海 信彦 赤荻 大平 清水 綱取 冥賀 昭和37年 美術 装小道具商 書画 骨董 No. 43 発 行 人 発 行 所 清水 儀孝 全国商業協同組合編集委員会 の高い拵も製作された 髙山一之氏

2 2 出店ブースについて は 嶋 田 専 務 理 事 よ り 今年の重文室展示テー 全商の活動 評価鑑定士 実行委員会 資格認定試験の実施に向けて 資格認定試験に おいては実行委 員が必然的に試 験 官 に も な り また受験生にも 市が 今年も十一月十六日か 全国商業協同組合主催の大 当時の深海信彦理事長の発案で始 して調整を図ろうと平成二十六年 トラブルを回避するために 一致 出店者事前説明会は 本番での 取 り 扱 い に つ い て は クレジットカードの した それぞれ説明がありま 波 賢 一 副 理 事 長 か ら への広告については伊 前日からの徹夜組も想定されます 士の名誉ある第一号取得のために 大 市 事前説明会を開催 マについては佐藤均常 らの三日間 港区新橋の東京美術 まりました 大市の出展条件 本年度よりＪＣＢとア 実技の走行で脱輪 昭和世代はこ 務理事から 新 聞 な ど 倶楽部で催されます それに先立 の一つともなっています 今年は メックスのローンが不 う言いますが 現在はコースアウ なるということです 試験問題に ち 七月十七日に出店者事前説明 事前に届け出がある方を除き ほ 可になった旨を持田具 うなコースを 生徒 三人で交代 負けじと それは 標準装備では 会を開催しました ぼ全店にご出席いただきました 宏理事が説明しました で走行します 受験などというものとはずいぶ 今年で三十一回目となる大 まず松本義行理事により出席の 次いで 防犯について た 特 別 企 画 我 が 家 の お 宝 鑑 定 ついては何度も検討を重ねてきま 市は 今では世一のイベン 確認が行われ 清水儀孝理事長の 服部暁治副理事長が説 が今年から復活することになった が 最近 運転免許の高齢者講習 らしいですが 当方にとっては試 はなく 運転能力を観察するだけ 正確には実技試験という呼称で の連続でした 教官殿よりこちら 隣に教官を乗せての運転は 緊張 半 世 紀 前 の 実 地 試 験 を 思 い 出 し 子を十分に見ての私の番でしたが でしょう そして 前の二人の様 事項が次々現れます 格通知 公表方法など 取り決め 問題の配布と回収 合否判定 合 場 試験時間 着席配置 監視員 の対応に不安が残ります 試験会 るのも人生初体験ゆえ 本番の時 ほとんどの委員が実施者側に回 試はまだ一回です 験そのもの 自分よりはるかに年 の方が運転キャリアだけはあるん てニヤニヤしていたのは想像つく 若い教官が同乗し 自動車教習所 だけどなー はドライビング スクールと呼ぶ 会場内での査定と買い取りが公認 の で す 古 物 営 業 法 が 改 正 さ れ ブレーキングがぎくしゃくし 後 段乗り慣れている車ではないので 最初に運転したおばさんは 普 緊張して損した ど 免許更新は問題なかったそう トと呼ぶらしい してしまったけ から 公正を期して その試験方 評価鑑定士取得希望なわけです また われわれ委員も当然 ひょっとしたら 評価鑑定 括として冥賀吉也理事が締めの挨 されたためで お宝鑑定を楽しみ らしい の懐かしいあの箱庭のよ 例年五回から六回にわたる編集会 拶を述べられ 事前説明会は終了 後 日 友 人 か ら 聞 い た 話 で は 昭和世代はこう言いますが 現在 を受講してきました したが 自らの実力の程を知る模 トと言われるまでに成長していま 挨拶に続いて説明に移りました 明し 出店者からの質疑応答の時 後席の私が そのやりとりを見 す それは 歴代の諸先輩が 日 出店規約と留意事項を嶋田伸夫 間が設けられました その後 総 ないでしょう 本文化の発展と商の地位向 専務理事が説明し 写真撮影と図 ん長いこと縁がありませんでした 上を目指し一丸となって活動して 録 制 作 に つ い て は 筆 者 が 担 当 し く海外からも楽しみにお越しいた しました 来年早い時期に実施されるであ 議について 若手有志の活躍によ 今の教習所はショッピングモー ろう第一回の評価鑑定士試験 り 正確を期したスムーズで確実 席の私は久々に車酔いしそうでし ルの一部かのように洗練されてい 法も練らなければなりません に来館されるお客さまにも朗報と ますが 若者か団塊世代 高齢者 正 た その方 Ｓ字クランクはスム なることでしょう 生野 ーズにいったのですが 車庫入れ だくわけですから 私たちもそれ 説明会ではサプライズ発表もあ りました 昨年度まで休止してい に向け さらなる知恵を出し合い 服部暁治 から運用を開始し 鑑定証書の一部 所管する東京都教育庁地域支援部 文 事長 嶋田専務理事が登録事務を だきました までの期間を短縮化する旨が し 当組合の第三十一期総会の議案 田淳犯罪抑止対策室課長補佐に面会 副理事長 嶋田専務理事が訪問 大 生活安全企画課を清水理事長 服部 した しでも役立ててほしいと要望してきま のさまざまな事例を登録業務に少 る諸問題を取り上げているが これら では の毎号で登録証に関す 新井剛担当員を訪問しました 当組合 化 財 保 護 担 当 の 石 黒 啓 一 課 長 代 理 書 決算書を提出してきました そ の進捗状況など懇切丁寧に説明いた の際 古物営業法の改正や規制緩和 六 月二十一日 警察庁の生活安全局 印刷化により合格証書の作成 発送 六 月二十一日 清水理事長 服部副理 美術 七月号に発表されました 存 特 別 保 存 審 査 きました その後 三月保 ていきたい との回答を頂 応えられるよう鋭意努力し 長からは 皆さんの期待に 長が訪問しました 酒井会 の酒井忠久会長を清水理事 め 三月二十二日 同協会 望すること決議されたた について発行の短縮化を要 美術保存協会の鑑定書 おいて 公益財団法人日本 去 る二月十七日の理事会に 活動抄録 話が本題から脱輪してしまいま ばかりで 三十 五十歳代がほと ュボードを指差し バックビュー でもたついて何度も切り返し と に応え 事故がないように 粗相 印は説明会出席者 順不同 な作業が行われていることをお話 宏明 豊久 敦生 雄治 均 孝道 一郎 正勝 優子 賢一 昌弘 修一 歳夫 昇 真敏 し た が 来 る 評 価 鑑 定 士 難事業を成就させましょう 筑前堂 黒川 和敬堂 土肥 儀平屋 今津 杉江美術店 杉江 佐藤 倉敷美術館 佐藤 新堀美術 新堀 友会 山本 恵那秋水会 松原 川越 優古堂 三浦 日本 伊波 古美術 京都むらかみ 村上 稲留 髙橋 小畠 玉山 舟山堂 真玄堂 秀美堂 玉山名史 評価鑑定士 公 開模擬 試験の実施について 来る十二月十七日 組合交換会 の終了後 第三回 評価鑑定 士 公 開 模 擬 試 験 を 実 施 し ま す 本試験を前に今回が最後の模擬試 験となりますので 奮ってご参加 ください 申し込み 問い合わせは組合事 務局まで モニターないんですね 教官も んどいない異様な世でした がないように準備しなくてはなり 出店者一覧 草分 一雄 横山 忠司 ヒューズ ロバート 田澤 二郎 中永 潔 坂田 哲之 持田 具宏 中川 正則 深津 尚樹 古屋 祐介 小暮 曻一 松本 義行 綱取 譲一 佐孝 宗則 平子 誠之 栗原 春吉 五十嵐啓司 嶋田 伸夫 冥賀 吉也 飯田 慶雄 髙島 吉童 籏谷 大輔 服部 暁治 森野 幸男 清水 敏行 松川浩一郎 木村由利子 吉井 唯夫 猿田 慎男 大西 康一 うとうイラッとした感じでダッシ しさせていただきました 毎年 国内からはもとより 遠 きたご苦労の賜物であります 事前説明会に参集した出店者の皆さん ません お 知 ら せ 大市２０１８ は 月 日に開催 大市 は本年も産経新聞 社 フ ジ サ ン ケ イ ビ ジ ネ ス ア イ 両社の後援を頂き 東京美術倶楽 部を会場に開催します 回を重ね て第三十一回を迎えます 全国から七十三店舗が出店 カ タログ掲載商品をはじめ 装具 甲冑ほか多数の優品を展 示即売します 特別展示として 三階重文室に て 明治１５０年 明治時代から 平 成 時 代 の 匠 展 を 同 時 開 催 我が家のお宝鑑定会 や全日本 匠会の協力による作品展示や銘 切り実演なども行われます 平成最後の大市へのご来場 古美術草分堂 札幌横山美術 慶長堂 日宝 聚楽 坂田 もちだ美術 美術中川 尚佳洞 一文字商会 江州屋店 美術松本 福隆美術工芸 紀の国屋 イー ソード 栗原金庫製作所 濃州堂 古美術山城屋 つるぎの屋 飯田高遠堂 髙吉 日本籏谷 服部美術店 ギャラリー樹林 大宮清水商会 古美術成蹊堂 永楽堂 大阪会吉井 むさし屋 大和美術 かつて靖国神社境内での靖国製作に使用され ていた金敷 金床 の話題を前号で報じたが ７月 13日 その奉納式が靖国神社で執行された 73 年ぶりの里帰りで 当社での奉納鍛錬に使用され る可能性もある 撮影 トム岸田 18 を 出店者一同心よりお待ちして ７月３日 清水理事長と嶋田専務理事が査定のため博物館を訪問 ５日 福隆美術工芸において 第42号 全商 第27号編集委員会を開催 校 正 出席者 綱取常務理事 正野理事 深海顧問 土子民夫氏 10日 大市 後援依頼のため嶋田専務理事と綱取常務理事が産経新聞社を訪問 17日 東京美術倶楽部において組合交換会を開催 参加77名 出来高22,188,000円 17日 東京美術倶楽部において 大市 出店者事前説明会を開催 24日 新橋プラザビルにおいて 全商 第27号編集委員会を開催 校正 出席者 清水理事長 伊波副理事長 服部副理事長 嶋田専務理事 綱取常務理事 大平 理事 正野理事 瀬下理事 持田理事 深海顧問 土子氏 日 新橋プラザビルにおいて 大市 カタログ掲載の写真撮影 装 装具 各日担当服部副理事長 綱取常務理事 嶋田専務理事 30 31日 大石カメラ店において 大市 カタログ掲載の写真撮影 甲冑 ８月６日 組合事務所において 大市 カタログ編集委員会を開催 ページ割 り 出席者 嶋田専務理事 綱取常務理事 芦澤淳氏 大平将広氏 服部一隆氏 冥賀亮典氏 遠山廣氏 同美印刷 土子氏 23日 東京美術倶楽部において組合交換会を開催 参加47名 出来高10,107,000円 23日 東京美術倶楽部において 編集委員会を開催 初校 出席者 清水理事長 伊波副理事長 服部副理事長 嶋田専務理事 佐藤常務理事 綱取常 務理事 大平理事 木村理事 正野理事 瀬下理事 冥賀理事 持田理事 土子氏 29日 清水理事長 嶋田専務理事 土子氏が 和鉄文化を保存振興する議員 連盟 事務局長山田宏参議院議員を参議院議員会館に訪問 30日 (一社)日本甲冑武具研究保存会の棟方 大塚両氏が審査会の件につき清水理 事長を訪問 16 います 古美術飯塚 飯塚 賢路 銀座長州屋 深海 信彦 銀座丸英 瀬下 昌彦 三明貿易 徳川 福岡 勇仁 霜堂 黒川 黒川 精吉 コレクション情報 村上和比子 銀座日本ミュージアム泰文堂 川島 貴敏 籏谷 三男 齋藤 雅稔 朝倉 忠史 大西 敏之 柴田 和光 金丸 一三 鈴木 雅一 藤田 一男 清水 儀孝 芦澤 一幸 柴田 光隆 木村 義治 安東 孝恭 生野 正 田中 勝憲 齋藤 恒 蛭田 道子 大平 岳子 熊倉 勇 田名網 守 大西 孝男 はたや やしま 永和堂 武蔵野 日本柴田 金丸店 平成名会 神田藤古堂 晴雅堂清水 静心堂芦澤 柴田 木村美術店 安東貿易 銀座誠友堂 城南堂古美術店 銀座盛光堂 長谷宝満堂 勝武堂 大東美術 田名網美術 大西美術 組合こよみ 平成30年７ ８月 11

3 3 め 会場に二時間半 結局 帰社 すると出発してから何と四時間が いのでしょうか 担 当 者 大 丈 夫 で す そ の 旨 認できたとしても についての ないだろう わからないまま売却 がどう間違いなのか 全くわから れ 転売され 転売され 誰か って転売され さらにまた転売さ 職紹介 第 回 工具をどうにか使いこなし 見よ か ら と い う 助 言 を さ れ ま し た 勉強を始めるのであれば まず鎺 講師の先生からは 装金具の した 思えばこれが第一歩でした 本部と大阪とで勉強会に参加しま 知識があまりない人であれば た を引いた 毛筆で記す場合 筆の し 間違いがあることが問題にな 直胤は達筆である それは江川 が現物確認に赴いて何時間も待た 最後に 面倒な現物確認を経な 章者という名手 この先生につい 身具の分野で日本初の黄綬褒章受 世の人でした 師匠は貴金属装 宮本恒之さんは かつて宝飾の した 仕事を下さった新進気鋭の 鎺の製作注文が来るようになりま 回 目 で 初 受 賞 の 快 挙 そ の 後 は に出品するようになりました 三 さんは 日保の外装コンクール 恒之 さん 良い御拵を造るためのこだわり 運びにより 実にさまざまな書体 太郎左衛門宛書状からも明らかで いで登録証が訂正交付された例を 匠や研師の方々の 職の立場 早 速 事 務 担 当 者 に 尋 ね る と う見まねで鎺を製作したのでした 一つ上げよう 茨城県が発行した て十年修業 昨今 話題と言えば そうこうしているうちに 宮本 第一 書いてある通りに書いた 〇 〇 鑑 定 士 で す が 宮 本 さ ん は から厳しいご指摘や優しい励ま たがね ある それは筆を鏨に持ち替えて される 登録審査と登録証発行を で書かれているではないか めぐっては 本質的な問題は何も というなら 一般に見る字体では 登録証に関する事例である 厚労省認定の一級貴金属宝飾技能 早二十年以上の歳月が経ち 今 し それに応えて仕事をする日々 白銀師 宮本 またま家からが出てきて登録に た すると おや という部分 があることがわかった 来 た 人 の 多 く は そ う だ ろ う 何 があった 実はこのには 駒澤 帰 社 し て 五 体 字 類 で 幾 注記しますし に従い 登録証のコピーを福島県 知 幾 な る 武 士 の 所 持 名 が あ る 訂正交付された登録証を確認し 経過していた に フ ァ ク ス で 送 付 し た 数 分 後 合わせが来ている案件です も変わらない それなのに 工 変わってはいないのである 幾 という字が風変わりな書体 電話がかかってきた 登 録証問題 を 考える 事例 読めない銘文をどうするか 箋がたくさん貼付されています これはですね 実は数多く問い 行った 東京都が昭和二十八年に 登録審査委員と問答の後 次のよ は教養がありませんから と言わ いたので問題はないそうです と な い 澤 は な ぜ 普 通 に 澤 士 米国宝石学会の公認宝石鑑定 しかし 現物確認に至っておら んばかりの言い草 直胤に謝 いう そして 鍛冶が正しい漢 と書いたのか それは 澤 だと み違えていた 特に秋は 穐 と 師 貴金属装身具技能士 企業か 担当者 これはの茎にこのよ それはそうだろうと思う 手続き 字を知らずに銘文を刻した例もあ いう特殊な書体であったので 無 や経験を積み 最近では日保主 日付が薄く読み取りにくかった うなやり取りがあった は面倒だから 以前の所持者たち りますし ともいう 理もない気がした 現物確認だろ らの依頼で貴金属宝飾品のマスタ 催の研修会や講習会で講師の一人 ず 今日まで未解決の そういう あり 登録証にもそう書いてある は 面 倒 く さ い の で す ぐ に 転 売 工がインチキな文字を茎に刻 記すべきだったのではないか つ 幾 に つ い て も 正 し い 漢 字 を ーモデルを作る など 数々の宝 案件です のだが 原簿はそうではないとい し 手にした人が同じように問い している例がままあることは筆者 うなあ と思ったら そうはなら 飾関係の資格をお持ちです が ど う や ら 十 二 日 と 判 明 し た う 干支は合っているから 天保 合わせては 面倒だ とまた手放 も知っている が このの作者 なかった 手元の写真資料と照合 わ か っ た か ら で あ ろ う な ら ば れと言いたい気持ちになった 十二以外はあり得ない 昭和二十 して 繰り返された不毛の歴史 ま り 幾 の 字 に つ い て は よ する というのだ ついては 登 うに書かれており その通りに書 八年当時の記載の間違いなのだか は容易に想像がつく そして縁あ くわからない故に見たままに記さ いささか興奮した口調であった ら 直せばいいだけのことである は大慶直胤である 工としても ざるを得なかったのだろう 物の茎には 天保十二丑仲秋 と しかし 現物確認が必要だという って 今 手元にある トランプ 教 養 人 と し て も 超 一 級 の 直 胤 が 冒頭の登録証について 現物確 登録証は干支と秋という字を読 なぜ善意の第三者が 昭和二十 文字を知らないわけがない そも 八年当時の登録審査委員もしくは 登 録 業 務 担 当 者 の ミ ス の せ い で ここで 血の巡りの悪い筆者も います かつてのご自身に対する そも この登録証に書かれた文字 そんな宮本さんが職の世に 認を行うべく 都庁の登録審査に 録証のコピーに どこが間違って 延々と時間を使わなくてはならな どの世もそうですが 職人の ように懇切丁寧な指導 これがと 人生も勉強 また勉強 終わりは てもよい刺激になるそうです ありません 鎺の製作一つ取って 入ることになったきっかけは何だ した 博物館 渋谷区代々木 ったのでしょう 道をしていた にも 年に数回訪れて鑑賞するな いるのかを書いて送ってください すると 速やかに登録証を訂正 みても の姿は時代とともに変 というので 当方は秋の字の辞典 交付してくれた おかげで本当に 遷し また 同じ工の作であっ 銘文の読み間違いや当て字を 臨んだ 結果 訂正交付というこ がら 再度尋ねた 文字の間違い 読み違い 記載 ど や拵には関心を持っておら る 現状のままでは と れました 四十歳を過ぎた時 突 ようやく気づいた とになった 六十五年前の粗忽な 私 でも これで名義変更とか 助かった 何よりこちらを善意で ても一振として同じものはありま は常用漢字にはない書体なのでは いのだろうか もっと簡便な方法 間違いを訂正できたのだが 似た 海外に輸出する際に問題にならな あると信じてくれたのがうれしか 然 ご自身の内なる声を聴きまし ないのか いささか不安になりな はないのだろうか と思った ような間違いのある登録証 いず ミスは昭和二十六年から っ た 一 体 ど ん な 顔 の 人 だ ろ の拵を作ってみたい た 宮本さんは もともとは好きで 皆さんもご存じの通り 昔の登 れも古い 三振分の現物確認を含 数年の間の 昔の登録審 う 会って直接お礼が言いたい気 のコピーも添えて送付した 録証の読み間違い 記載間違いと 査委員の専売特許では決 持ちになった ついてはチェックでき ていれば 測り間違いに 間 向かい合わせに座っ 互い いい顔で 気分良くお仕事 る 改善するべきは改善して お 送信することも可能な世の中であ デ ジ タ ル カ メ ラ で 写 真 を 撮 り のです 宝飾関係の技術をお持ち に御拵を作ってみたいと思われた た御をお持ちでした その御 宮本さんは お父様から譲られ んも鞘を作る際に苦労するからで ないと その後を受け持つ鞘師さ は完結しません 鎺の出来が良く また 仕事は単にご自身のみで の都度 何らかの苦心があります る しかし 銘字がどの す を生かし しっかりと締ま 良い鞘や拵を製作するためにはど り の あ る 鎺 を ど う や っ て 作 る か んな鎺が良いのか 白銀師 宮本 で 手先の器用さには自信のあっ なると皆目見当がつきません そ 恒之の戦いの日々はこれからも続 た宮本さんでしたが 拵の製作と 登録証問題研究会 こ で 日 本 美 術 保 存 協 会 に をしましょうよ 確認できない 直後に確 装金具の勉強をしたいのです 小島つとむ きます 〇四 七 -一四三 四-三九九 県流山市松ヶ丘二 三-三 一-三三 が と 問 い 合 わ せ て み た と こ ろ 連絡先 ２７０ ０-１４１ 千葉 と を 知 り ま し た 早 速 そ の 年 山県瀬戸内市 で講習会があるこ 本部での研修会と大阪 現在は岡 ように記されたかまでは 登録審査をしている せん そのため 鎺の製作にはそ してないのだ することは 未来永劫 起こり得 いうのは 実はとても多い 東京都の昭和二十六年発行の登 録証でも 金象嵌銘を読み違えて いた 明らかな間違いであり こ れは写真やコピーで十分確認でき る と 思 っ た の で 写真をお送り しましょうか メールで と言っ て み た 検討します と電話を 切 っ た 担 当 者 は し ば ら く し て やはり正規の手続きが必要です 現物確認を受けてください と連 として 後進の指導にも当たって のジョーカーさながらに しかし月が全然見えない の現 付 発行したものだった 先日 あるの登録証の確認を 24 五体字類 西東書房 より 絡してきた 面倒くさい話だ 結 局 所持者は 自分で持っておく よ それなら ということになり ビジネスチャンスはフイになって しまった 福島県の昭和二十六年登録の脇 指には反りの記載がなかった も ちろん偽造登録証ではない 指示 登録証部分拡大

4 4 編 私 が 出 会 った 珍 品 逸 品 瀬下 上がった夏の夜に這い出てきて孵 の間に三 四回脱皮する 気温の 明 作者の菊池政長は水戸に生まれ 化し 朝までに羽を乾かし 飛び 幅一 五 江戸にて金工修業 後に下野国 柏樹に蟬図小柄 銘 如柳軒政長 花押 長さ九 九 田沼一瓶塚稲荷付近に住す 立っていく 鳴くのは二 三日後 だ こんな時に思い出したくない は林の中に落ち夕闇を待つばかり だろうか それとも小動物 こうで詫びている 遅れた自分も に戻らなければならず 電話の向 かなりよんどころない事情で実家 は一緒に走れるといいな 綱取譲一 五十代最後の年で最終回にした ぎる 明珍は甲冑師の一族で 中でも した 江戸も後期になると太平 の世の中となり 先細る甲 冑 の 需 要 に 対 応 し て 火 箸 や 風 鈴 な ど を 製 作 し た 自 在 の 置 物 も そ の 一 つ で 蛇 龍 虫などさまざまな 自在が作られている 特に 明治時代以降は輸出用に る たらと 小径をＵタ ーン やっと見つか るも 不吉な予感は 時半に着く予定を二 富士山一周 のち空振り 合うショッキングな内容で氏の新 俺も悪いのだ 三 的中 不在だ 今 日 の 俺 の 行 き 先 よ り も ま ず 時間遅延した かつ て実業団登録選手を たな姿勢を知らしめた そしてこ の内田匠も自転車競技者であっ 含 み レ ー ス 巧 者 今 俺の走っている場所をお知ら せすると 青木ヶ原樹海 別にこ たと は伝えたはずだ から かつては地上に出て一週間 つぐ の拵 装金具を製作 如柳軒と るという 今では地上生活一カ月が定説であ の は か な い 命 と 言 わ れ て い た が 号した 江戸金工の名手 菊池序 よし 克は有縁の者である 画題の蟬は 幼虫が木の根から 栄養を吸収して成長するが その 地中生活は二 十五年という そ 近くまで来て ナビに出ない氏 悪いと伝え 自転車の話を必ずし 自在の細かい仕事は 国内のみ 俺は一目散にアスファルトの道 の鍛錬場を携帯で見つけようとし 阿 部 ち ひ ろ 氏 の アオキガハラ ようと初顔合わせを誓い合ったと ならず海外でも評価される 日本 場 の 扉 に は さ ん で い る 時 だ っ た 府で会社を設立 同じくプロロー て充電状態が風前の灯なのを知る の写真を思い出す 室町末期の信家は日本最高の甲冑 まで車を走らせた やっとその時 ドレース選手として活躍した山本 そういえば今日になり 頻繁だっ い健脚商売だったが 一年は延び 師と目されている 主に関東で活 内 田 匠 と 連 絡 が つ く 何 で も 雅道氏は奥様の元バレーボール選 た氏から一通のメールもないこと 巻かれた赤いビニール紐を見たが てしまった 川島貴敏元副理事 の職人芸と言えるだろう ガサッ ゴソッと藪から音がする 手 益 子 直 美 さ ん と 河 口 湖 に 居 が気になる 自分で見つけるしか 実話ホラー集で読んだ話はこう 何の目印だろうか 長の座右の銘は 中年になっても 躍したが 江戸時代以降は全国に 鳥たちのくちばしからの落とし物 組合の名刺を鍛錬 間違い できると思うのは大 速度で富士山を周回 若かったころと同じ 員 五 十 代 と 六 十 代 健脚だった仲間は全 の世をはかなんでここに来たわけ ではない 樹海を切り裂く鳴沢富士宮線と いう道路で速度を上げていく 一 年に一度の富士山一周のサイクリ ングに仲間と来た後に この道の 先 人穴地区で作に励む内田義 基匠を訪ねる予定だ この富士山の周りに居を構える 自 転 車 競 技 関 係 者 も 多 い ツ ー ル ド フランスを初めて走った 住 われわれアマチュアの星 常 なくなった氏の職場は 林道とい だ 不況にあえぐタクシー運転手 分布し 甲冑はもちろんの 陽 にヒルクライムで上位に入る写真 う林道をすべて入っても見つから が上客を拾う 夜の都内から鳴沢 心は少年のまま だったが 俺は こと 鐔や馬具なども製作 日本人 今中大介氏は引退後 甲 家の阿部ちひろ氏はこの鳴沢とか ない 河岸を変えるようにしてず まで乗せた美しい女性 樹海の中 まま こんな座右の銘は悲しす お化けが怖いうちは心が子供の 戦国時代 この一帯を支配して ころで 電話の力が尽きた 来年 辻堂編で語ったリシャール ビラ っと先で 富士日本鍛錬所 の で降車する意味に気づかなかった 来るとき 道路横の大木の幹に ンク選手がモンヴァントゥーを制 小さな立札を見つけホッとしたの が やがて身の回りに恐ろしい出 品である 今にも動き出しそうな したときの車両を所有している も束の間 ロードレース自転車で 明珍作海老自在置物 また 自動車雑誌で知られた氏 来なくて正解 オフロードがかな いた山内上杉が児玉町八幡山に雉 その出来はさすが明珍の一言であ の華麗な仕事だが 地元を写した 来事が起こり始める 土肥豊久 写真集 アオキガハラ は自然の り続く 何としてでもここまで来 鎌倉幕府の滅亡 そして南北朝 の動乱の中で 児玉党一族は時代 た奥州藤原氏討伐などに武功を立 岡城を築いて拠点としたが その 中で孤独な死を選んだ人々と向き 埼玉県本庄市児玉町 児玉党のルーツは今 の表舞台から去り 闇の中へと消 て さらに蒙古襲来に備えて鎌倉 えていった わがふるさと児玉町は武蔵国の 幕府の命により安芸国や肥後国に と よ り 写 実 的 で 精 巧 な 作 品が作られた この海老の自在は明治時 代に製作されたもので 胴 体 髭 足などが自在に動 き 鉄味も良く 在銘の珍 東京都北区滝野川７-16-６ TEL FAX 髙島吉童 東京都新宿区下落合 TEL FAX 木村 義治 最北端に当たる 平安時代末期か 前田利家 上杉景勝四万の兵に攻 後 北条の侵攻 そして秀吉軍の ら鎌倉時代にかけての武蔵国一帯 児玉党の一族の多くはこのよう まで及び 土着していく ばつ こ には武蔵七党と呼ばれる武士団が わが児玉町は元は児玉郡児玉町 跋扈していたが その中で最も勢 にして関西や東北の新地へ移住し であったが 平成十八年に本庄市 められ 雉岡城は落城した 力を誇ったのが児玉地域を本拠と ていったもので 日本各地の児玉 と合併し 本庄市児玉町となった 姓は もともとは児玉党の子孫で 児玉党は源平合戦で源氏につき あると聞いている する児玉党であった 一ノ谷の戦いや壇ノ浦の合戦 ま 飯田慶雄 代表取締役 東京都港区虎ノ門 TEL FAX TEL FAX 代表 川 島 貴 敏 銀座泰文堂 千葉県野田市清水199-1 TEL FAX JAPAN SWORD CO., LTD. 松本 富夫 義行 かつて競技者だった内田義基さん 左 代表者 東京都中央区銀座６-７-16 岩月ビル２階 連絡先 日 本 古名から現代 御のことならお任せください 泰文堂 伊波賢一 Ken-ichi Inami 銀座日本ミュージアム 日本の伝統文化を彩る 飯田高遠堂 目白 前号で紹介した 公財 日本美術保存協会 酒井忠久 会長 の2018年度 現代職展 は博物館で開催中 だが 詳細は 催事情報 開会に先立って７月13日 表 彰式が挙行された 写真は各部門の特賞受賞者の皆さん 撮影 トム岸田 今は桜の名所となっている雉岡城跡 美術日本 鐔 小道具 甲冑 美術松本 小道具 甲冑武具 3回 第2 業の情報紙である では 記事を募集しています ニュースや催事情報 イベント リポート ブック レビュー 随筆 意見 感想など 何でも結構で す 写真も添えてください 組合員 賛助会員以外の方も歓迎です ただし 採否は編集委員会に諮り 紙面の関係で編集させていただくことがあります

5 5 ふくやま美術館学芸員 高橋 哲也 特別展 筑前左文字の名 に寄せて 日本史における重要な作品も 仁 三 年 一 二 九 五 同五年紀の たのです 九州北部に位置する筑前国 現 字とその一門の作品を展観し 鎌 個人所蔵家の皆さまにご協力いた 特別展 筑前左文字の名 作品名 ふ くやま美術館 平成 年 月 日 月９日 ７２０ ０ 少なくありません -０６７ 広島県福山市西町２ ４-３- ０８４ ９３２ ２３４５ 本展覧会は ふくやま美術館と 博物館 平成 年１月 日 ２月 日 １３０ ０ 博物館の共同企画により 左 -０１５ 東京都墨田区横網１-９- ０３ ６-２ ８４ １-０００ 文字の最高傑作である国宝 太閤 出品目録 国宝 重要文化財 重要美術品 特別重要 重要 倉時代末期から南北朝時代に黄金 左 文 字 と 江 雪 左 文 字 小 松 出して師風を継承し 南北朝時代 時代を築いた筑前鍛冶の伝統と革 コレクション を筆頭とする左文 に筑前鍛冶は大いに隆盛しまし その門下からは安吉 行弘 吉 します 彼らの作の多くは 板 た 門人たちも師と同様に太の 貞らに代表される優れた弟子を輩 目 が 流 れ て か な 色 が 黒 み を 帯 び 新の様相に迫ろうという初めての 太が遺っており 安芸国でも作 括を担う行政機関として大宰府が あるいは白けた地鉄に匂口のうる 作例はわずかで 現存する作品の 試みです したことが知られる入西も存在 設置され 二度にわたる蒙古襲来 ほとんどが短ですが その中に 在の福岡県北西部 は 古代には を経験した中世には 鎮西探題や ん だ 直 刃 調 の 刃 文 を 焼 く と い う は左文字を彷彿とさせる観応元年 外交 防衛ならびに九州全域の統 九州探題がこの地に置かれまし 風が特徴です 古九州物一般に共通する鄙びた作 一 三 五 〇 紀 の 行 弘 の 短 国 ひな た 筑前国は対外交流の拠点 ま 実阿の子と伝わる左文字も 初 全 国 の 美 術 館 博 物 館 神 社 た国防の最前線として地理的 政 治的に重視されてきたことが窺え 重要美術品八口を含む計四十七口 だ き 国 宝 重 要 文 化 財 十 三 口 の名が集います 中世の九州に 宝 土 浦 市 博 物 館 蔵 を は じ め 享保名物帳 に所載される加賀 開花した日本の精髄を ぜひご 期には父祖以来の伝統を踏襲した 短を遺していますが ある時作 前 田 家 伝 来 の 一 柳 安 吉 重 ます そのような地に製作を 行う鍛冶が現れたことは 必然で 文 東京国立博物館蔵 日置安 堪能ください 風を一変させ 板目がよく詰んだ 吉 重文 静嘉堂文庫蔵 など 地鉄にのたれを主調とした刃文を 筑前鍛冶は 鎌倉時代後期に遡 焼き 地刃ともに明るく冴えて垢 あったとも言えるでしょう る 良 西 を 事 実 上 の 祖 と し て 西 蓮 太 銘 筑州住左 江雪左文字 抜けた作風へと劇的な変化を遂げ 第三章 左の門流 短 銘 左 安吉 短 銘 安吉 短 銘 安吉 名物日置安吉 短 銘 左安吉 名物一柳安吉 短 銘 左安吉作 正平十二年二月日 短 銘 長州住安吉 正平十七 八月日 太 銘 吉弘 短 銘 筑州住左 行弘 短 銘 行弘 筑州住 短 銘 筑州住行弘 観応元年八月日 短 銘 筑州住行末 文和二二年二月日 短 銘 吉貞 脇指 銘 主長政 吉貞作 正平十三年九月日 太 銘 吉貞 太 銘 物部吉貞 金象嵌銘 吉貞 本阿 花押 短 銘 筑州住弘安 正平廿 年十一月日 無銘 弘行 短 銘 国弘作 短 銘 筑州住国弘作 正平十二年二月吉日 短 銘 貞国 筑州住 参考資料 絵図 埋忠寿斎本 元和元年 一六一五 奥書 正銘尽 能阿弥本 文明十五年 一四八三 奥書 元亀本銘尽 元亀元年 一五七〇 奥書 解紛記 古今銘尽 慶長十二年 一六〇七 奥書 名物牒 弘化二年 一八四五 写本 特別重要 重要は公益財団法人日本美術保存協会が指定しているものです 11 はふくやま美術館のみ は博物館のみの展示となります 部門に参加しました 今回も丁寧 白銀 鞘部門に続き 今年は研磨 終日に課題を与えられ 今年の講 修を受講しました 昨年の講習最 じられました きたことで より良い雰囲気も感 い研修に加え新鮮な空気が入って いてくれていたので安心しました ざ始めてみると意外に体が覚えて 今までは捻り巻きだけだったの 習でそれを評価していただくとい うと見様見真似でやってみました で 今年から摘み巻きを習得しよ が うまくいきません 今回 岡 良くない工程を再度基本から教え たまらない と笑顔で言われる受 部先生にとても丁寧にご指導いた 私にとって謎多き研磨でしたが 講生の方々と話ができたこと そ だき まだまだですが何となくコ また各部門の専門家が揃ってい の方々が熱心に教わっている姿を ツをつかめたように思います 公益財団法人日本文化振興協 研修目的が明確になり その技 見て初心を思い出しました 今年 に携わることが好きで好きで 術を基本から確実に教えていただ は体調を崩していましたが 早く でとは違った角度からの鑑賞 通り参加させていただき それま 他の職の方々からの助言を受 大変充実した三日間となりました 持ちで研修に参加したいと思いま 回復して来年は 皆さんと同じ気 継いだ頭金具の鵐目を拝見しまし 先生が師匠から遺品として受け ていただく内容となりました き また道具や材料の不備なども 研 師 の 方 々 と お 話 が で き た こ と って研磨したことで 疑問が少し 十分に援助してもらうことができ 講師のご指導の下 自ら工程を追 今後は 職入門希望者の体験 この研修会で 焼き入れから一 解けました 貴重な経験でした ることから会期中 日本に関す も場としても活用してまいりたい る相談が連日ありました 野県 坂城町鉄の展示館において と思っています をするようになり 私自身成長し かかってしまい 一日だけ見学と 昨年は病気 橈骨神経麻痺 に だいた関係者の皆さま 講師の先 す このような機会を作っていた に有意義な三日間だったと思いま 受講生同士の交流もあり 非常 の丁寧さがよくわかりました たが 鵐目一つ取っても昔の仕事 しとどめ イベントは 応募者多数で抽選と な お 恒 例 の 小 造 り 体 験 なりましたが 二日コースで二回 体験でき 本当の意味での技術研 なりましたので 実際の参加は二 生方に厚くお礼を申し上げます 実 いている第九回 新作日本 研 たと思います 今まで教えていた 年ぶりでした 思ったより病気が 大平善之 長引き 約八カ月間 柄巻きがで した皆々さま お世話になりまし 白銀部門 今回の職者実技研修会は 新 勉 たに講師になられた方々も加わり 黒田 きずにいたので不安でしたが い 部門によっては 従来の内容の濃 とうこつ 平田 磨 外装 職技術者展覧会 に 実施し 合わせて二十名の方に参 修になっていると感じます す け 関連性の重要性なども実際に 柄巻き部門 合わせて展覧会最後の大きなイベ だいた講師の先生方 一緒に研修 次に 各部門研修参加者の感想 を紹介します 下村容子 私は昨年に続き 白鞘の技術研 た 白鞘部門 た 本当にありがとうございまし 加していただきました 職者実技研修会は専門職の研 げることを目標に 昨年度までの 数年前に作った小柄小を仕上 研磨部門 で仕事体験の場ともなっています 開し 研修の妨げにならない範囲 修の場であるとともに 一般に公 多くのご来館がありました 経済産業省 文化庁の後援を頂 八月二十四 二十六日に開催しま 会 本阿彌光洲理事長 では第十 うものです 今年の講習は その 短 銘 左 筑州住 太閤左文字 第一章 筑前鍛冶の先達 短 銘 良西 太 銘 安芸国入西 永仁三年六月日 短 銘 国吉 短 銘 西蓮 太 銘 西蓮 太 銘 談議所西蓮 無銘 西蓮 短 銘 実阿 太 銘 実阿作 太 銘 元弘三年六月一日 実阿作 第二章 左文字の名 短 銘 左 短 銘 左 弾正左文字 短 銘 左 筑州住 短 銘 左 筑州住 短 銘 左 筑州住 短 銘 左 筑州住 短 銘 左 筑州住 太閤左文字 短 銘 左 短 銘 左 筑州住 太 銘 筑州住左 江雪左文字 太 銘 筑州 以下切 伝左文字 無銘 伝左文字 金象嵌銘 永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持 織田尾張守信長 名物義元左文字 金象嵌銘 本阿 花押 左 無銘 伝左文字 短 銘 左安吉 30 に詳しく教えていただき おかげ さまで作品が完成しました 特別寄稿 実阿と連なり 西蓮の同門には永 公益財団法人日本文化振興協会 指定 した 一回 職者実技研修会 を 長 職者実技研修会 を 開催 ントとして開催され 遠方からも 今回の研修生の皆さんと講師陣

6 6 江川太郎左衛門の魅力を描く 甲陽軍艦 は 国を滅ぼす大将 一七二八円 税込 第四話 春王と安王 は永享十一 であろう 直胤についても ただの 構想自体を再考する必要に迫られた 第三番 臆病な大将 第二番 利口すぎる大将 第一番 馬鹿な大将 景虎に関東管領職と上杉姓を譲った まれ落城 その後越後に逃げ 長尾 に山内上杉憲政が北条氏康に攻め込 反 箱根 鎌倉で激戦し 嫡男とと しいていた六代将軍 足利義政に謀 方 足利持氏は 京都で恐怖政治を 年 一四三九 の話である 鎌倉公 て召し抱えたいと伝え 一晩考えて 鍛冶ではなく 英龍に重大な影響 第一話は天文二十一年 一五五二 開くことができた気になりました 武内 涼 著 新潮社 乱世に生きた武将たちの浮き沈み に当たり 拙稿に触れる機会がもし 敗れども負けず も あ れ ば 事 実 関 係 も 正 さ れ 毎日新聞出版 定価 本体一八〇〇円 税 して美濃兵衛で通し 直胤とは書か 佐々木 譲 著 ない 宅を訪れて 勝手方手代とし 英龍伝 直木賞作家 佐々木譲氏の小説 に四つの典型があると指摘する 官 江川太郎左衛門英龍の一代記 美濃兵衛は英龍の申し出を受けると にら やま 英 龍 伝 は 豆 州 韮 山 の 世 襲 代 いう場面である 講義と実技講習のかたわら 野山 守 る た め に 英 龍 は 若 者 た ち に ては欧米列強の脅威からわが国を が西洋砲術 兵法を学んだ すべ 井上馨 大鳥圭介ら 諸藩の若者 ここで佐久間象山 黒田清隆 指定の江川邸内に再現されている 名所である 江川塾が重要文化財 なって 多くの人が訪れる観光の 江戸を離れる という展開も考えら お 抱 え 工 だ か ら 江 川 家 に 仕 え の門人胤長である 直胤は秋元藩の 仕官したのは 直胤ではなく 直胤 はあり得ない そもそも 江川家に 打たせてやったな などという会話 た 師 弟 関 係 が 続 く あ ん た に を 門しており 以来 身分をわきまえ 一日 荘司美濃兵衛直胤に正式に入 英龍は文政十年 一八二七 三月十 面 白 い が ち ょ っ と 引 っ か か る としていることは日本のためになる 英 龍 宛 の 手 紙 で あ な た が や ろ う て質問し そしてその顚末を記した れ 南蛮鉄や鉄製大砲の製造につい 近郊の宿舎を 英龍の名代として訪 が 直胤は砲術家 高島秋帆の江戸 拙稿で初めて明らかにしたことだ ではないか 物語にも一層の深みと厚みが出たの の 人 物 と し て 描 き 直 す こ と と な り を及ぼし 人として尊敬し合う間柄 を本にし給へば一義理をおろそか 艦 は 義理をばわきになし外聞 杉 殿 乱 行 無 道 と 評 価 甲 陽 軍 て 当時 上州に生きた僧は 上 関東管領 山内上杉憲政につい 頼を取り上げる 政を 強すぎる大将として武田勝 を 臆病な大将として山内上杉憲 義 信 信 玄 の 嫡 男 だ っ た が 自 刃 元を 利口すぎる大将として武田 同書は馬鹿な大将として今川義 第四番 強すぎる大将 大友の三強が対峙していた 肥前の龍造寺 薩摩の島津 豊後の 一五八五 の話 当時の九州では さまざまな激動のきっかけとなる 城包囲など 関東に引き起こされる 万人の反北条連合軍 による小田原 須一族を巻き込んで結成された 十 見 常陸の佐竹 下野の宇都宮や那 をし 岩槻の太田三楽斎 安房の里 こと その結果 上杉謙信が関東遠征 っている れた無双の要害 結城城に立て籠も ら下総入りした兄弟は 湿地に囲ま 同地で打倒京都将軍方の檄を飛ばし き 地 を か い く ぐ り 常 陸 へ 入 っ た 安王丸兄弟は 森や湿原などの人な の遺児 十三歳の春王丸 十一歳の である もに討たれた 世に言う 永享の乱 今や韮山の反射炉は世遺産と である での足腰の鍛錬と実戦的な感覚の こ と で す と 述 べ て い る の で あ る いし ましてや この小説の初出は もっとも著者はの専門家ではな に協力したばかりではなく それが つまり 直胤は英龍の事業に全面的 る と 筆 誅 を 加 え 北 越 軍 談 に 外 側 の 評 判 を 最 も 大 切 に す 興勢力龍造寺と 古より南鎮西に押 て弱体化した その間隙を縫い 新 津に大敗し 宗麟自身の失政もあっ 麟であったが 日向耳川の戦いで島 かつて九州で最強の大名は大友宗 上杉清方 軍監には 前関東管領 に命じている 総大将は関東管領 濃 奥羽の大名に反乱軍を討つよう 軍 義 教 は 関 東 甲 信 越 駿 河 美 これに対し 室町幕府を束ねる将 挙兵した 遺臣たちを掻き集めなが のおの出身母体に帰参し 軍事司 どういう意義を持つか 自覚してい は 生 徳 昏 愚 に し て 武 将 の 器 な 第 三 話 沖 田 畷 は 天 正 十 三 年 翌年 日光山に潜伏していた持氏 養成を目的に 盛んに狩猟を行っ れない なわて た 薫陶を受けた若者たちは お 令官として活躍 気骨の人 江川 日経マスターズ 二〇〇三年二月 し と これまた容赦ない 当時 筆者は 天保二年に直胤が 感 性 で 話 を 膨 ら ま せ て い っ た ら そこから著者が小説家ならではの 書き出しです ちょっと読んでみ 以上は 第一話 管領の馬 の た 龍造寺としては島津と結び 大 し込められてきた島津が急拡大し 弟の亡父 持氏の重臣であり 義教 上杉憲実が上杉入道としている 兄 限られていたはずである の厳命で心ならずも持氏を討った武 将である 友を滅ぼしたかった ところが用心 深 い 島 津 義 久 は 落 ち 目 の 大 友 よ この結城攻めは 初めは籠城方が 敗れども負けず は五話から ようかな と思いませんか けたことであろう そう思うと ち きっともっと面白いドラマが描 事実 そして両者に師弟関係がある 韮山の代官所を訪れ 作している 号から〇四年一月号である 情報は たのだ 太郎左衛門の魅力ある人物像が見 事に描かれている 小説の処々に われわれのよく 知る工美濃兵衛が登場する 大 慶 直 胤 で あ る 筆 者 は 以 前 英 龍と直胤の交流についての論考 優勢であったが 老練な上杉入道の 畷 と は 田 と 田 の 間 の 細 道 を り 上り龍の勢いを見せる龍造寺を 室町時代は商のわれわれに 意味する 沖田畷は悪水が抜けない 改元した嘉吉元年 一四四一 四 警戒 同盟の申し出を一蹴 龍造寺 とって応永備前から末相州 末備 月十五日 挙兵から一年以上経過し な る 短 編 集 で す 室 町 時 代 三 話 末 戦国 幕末 その繰り返しで 前 と い っ た 古 最 末 期 に 相 当 し 泥田であり 龍造寺家はここで作戦 た日に結城城は落城し 春王丸と安 鎌倉時代二話で構成されています ある しかも 有名な人物しか登場 縁が深いはずですが 肝心なその ミスから大殿 龍造寺隆信を討ち取 王丸は幕府軍にとらわれる 身柄は 昨 今 の 大 河 ド ラ マ は 戦 国 幕 しない 同じ幕末を取り上げるとし 歴史的背景についてはよくわから だが秀吉が九州に出陣すると 隆 られ 島津家に降ることになる ょっと いや かなり残念である 折しも江川文庫では膨大な資料を ても 江川太郎左衛門英龍を主人公 ないのではないでしょうか 少な 都に護送されることになったが 途 らしいということに着目し 研究を 整理していて 史料の閲覧は許され にしたら きっと面白いドラマにな くとも小生にとって 室町時代と 中 将軍からの命令変更により美濃 始めていた 小説は その少し後に ず まさに途方に暮れていた 頼み るのではないか そこに直胤や 天 信の嫡男 龍造寺政家ではなく 鍋 を 発 表 し た こ と が あ る 美 となったのは 江川坦庵全集 の文 才で長州藩と縁のある清麿 山内容 い う の は そ ん な 時 代 な の で す が 島信生の判断で島津家から抜け 豊 術 七 〇 七 七 〇 八 号 故 に 興 献であったが 原史料の確認をせず 堂をして今正宗と言わしめた左行 この本を読むことによって端緒を 六月二十四日 足利義教は家臣赤 作戦で 戦いが長期戦になると 籠 に 空想で論考を発表してしまって 秀 宇和島藩主 伊達宗城や古河藩 松満祐の屋敷に招かれ 春王 安王 英龍 韮山代官所の鍛冶場を覚 えていますか 美濃兵衛 もちろんだ あんた にを打たせてやったな 先が見えてしまう 国垂井の宿で殺されてしまう 同年 の藩祖となり 主 鍋島直茂が佐賀藩 た 鍋島信生改め ず 勝 負 は 往 っ た り 来 た り と の話だが いずれも 敗れども負け 平氏の女性の話 第五話は北条政子 第二話は 源氏に滅ぼされる越後 五月十六日 筋に当たる龍造寺 豊臣から徳川へ 城方には兵糧の限という厳然たる は一生悔いを残すと 半ば研究を諦 の土井侯と縁のある固山宗次 そ 天下の覇権が移る 対峙の祝宴中 斬り殺されてしまう 対島津の戦が沖田畷で始まった めていたころだ 佐々木譲氏が何を んな綺羅星のような工が登場した 中 ま た も 信 生 発表されたものである 天保七年 一八三六 に 鉄の 参考文献とした ら きっと忘れがたい大河ドラマに の思案で生き残っ 味津々である ことをもっと知りたい英龍が 美 のかは不明であ なるであろう そんなことを 時々 作中 こんな場面があった 濃兵衛 佐々木氏は なぜか一貫 る が 史 料 的 に 妄想している 平 成 二 十 二 年 廃 墟 に 乞 う いうことで ぜひ読んでみてくださ 昭 和 二 十 五 年 北 海 道 生 ま れ で 直 木 賞 受 賞 ほ か に く ろ 家は没落してしま 持田具宏 ふね 武揚伝 など多数 い 小島つとむ う 臣方に加わる は限られていた 佐々木譲 ささき じょう で あ ろ う そ ん な 中 で よ く ぞ 書いたとも言え た だ 佐 々 木 る 氏が二〇一八年 に単行本とする 一 アオバ企画 高橋 １３０ ００１２ 墨田区大平四 一九 二 一三 八 ＴＥＬ 三 三六二二 二二三一 Ｆ ＡＸ 三 三 六 二 二 二 二 五 一 メール 古銭 切 手 売買 評価鑑定 城南堂古美術店 代表 田中 勝憲 １５３ ００５ １ 東京都目黒区上目黒四 三一 一 ＴＥＬ 三 三七一 六七七六 九 三二 八 九六一二 三 三七一 六七七七 Ｆ ＡＸ 日本の 名品 名を販売 小暮 曻一 店主 ５ ２９ １３１５ 滋 賀 県 愛 知 郡 愛 荘 町 沓 掛 １ ＴＥＬ ０７ ４９ ４２ ２７３６ 携帯 ０９０ ３１６２ ７６４１ 80 ７月14 16日 東京 九段の一口坂ギャ ラリーで 叢雲会作品展 が開催された 写真左から松葉國正 坪内祐忠 三上貞 直 久保善博 尾川兼国の各匠 撮影 トム岸田 BOOK REVIEW ブック レビュー

7 7 は隔月で発行しています 現在 キャンペーン中につき ご希望の方に3号分を無料でお送りしています 組合員 賛助会員以外の方で購読を希望される方は お名前 送付先 電話 メールアドレス あれば を書面でお知らせください また お知り合いでに興味のある方がいましたら 教えてあげてください 事務局 春日大社所蔵の古伯耆などの大山 安綱 在銘の太三口をはじめ イベント リポート 年を迎え 大山山麓地域の自治体 山山麓の至宝 大山 ゆかりの 鳥取県 米子市 観光 経済団 を中心に が開催されました 出 雲 国 風 土 記 に も 記 さ れ ゆかりのを中心に 重要文化財 の重宝合わせて九十七点が一堂に 伯耆国 大山開山１３００年祭 森井父子が研磨と鞘製作を実演解説 山岳信仰の霊山となる鳥取県の名 体 等 官 民 が 一 体 と な っ て 伯 耆 だいせん 峰 大山 が今年 開山１３００ 銅造観世音菩薩立像 ほか大山 年祭 を展開していま 会期中 当地に所縁があり 展示されました 業で活躍する森井偲訓 鐵太 す 関連事業として七月 郎 敦央の父子三名による実演が し くん 二十九日 八月二十六 併催されましたので 参加した森 あつひろ 日 文化庁 東京国立 井敦央氏にご報告いただきました 伊波賢一 博物館 春日大社など 質疑応答では なぜこの仕事を 選んだのか 日本を扱うのは 兵庫県加古郡播磨町大中１-１-１ をめぐるダンディズム 特別展 装飾大と日本 煌めきの文化 元来武器としての役割を担った日本は 使用する 者にとって安全でなければならないという前提に立 ち 柄や鐔 鞘などの装が不可欠でした 既に古墳 時代には 装飾性を加味した装も多く見られるよう になります を美しく飾ることによって 権力者 は周囲に自身の力を誇示したのです 装は こうし た権力と結びついて発展し 貴族や武士を中心に各時代の流行に則した形で 様々な意匠が用いられました 江戸時代には殺伐とした戦国乱世の気風から脱し 天下泰平となったこと で はより象徴としての意味合いが強くなるに伴い 装飾性に富んだも のが多く作られます 装に携わる職人にも名工と呼ばれる者が現れ 身 と同じく宝物として扱われたのです しかし 明治となって廃令が布かれ ると 匠や金工などに携わってきた多くの職人が職を失うことになり ます こうした職人の高い技術力を生かし 生き残りを賭けて生み出した美 術品を基礎として 近代から現代にかけて独自の日本工芸が花開いたのです 本展では 二階鑑賞室において 身とそれに附属する装及び装具を また三階鑑賞室では甲冑や馬具などの武具を展示します 武士の表道具たる や拵 武具などに施された美しい意匠と技をご覧ください 会期 ９月１日 11月18日 月曜休館 祝日の場合は開館 翌日休館 古墳時代の装飾大を中心に 弥生時代から江戸時 代にかけての出土などから日本人の愛したの 歴史をたどります 古墳時代には朝鮮半島伝来の技術により金や銀で装 飾された大が多く作られました を飾る龍や鳳凰 などのさまざまなデザインが見どころです その他 平安 鎌倉時代の出土 日本 戦国時代の 城から出土した細密な装具 兵庫県産のブランド原料 千草鉄 で作られた伝世の日本などを展示します 会 期 10月６日 12月２日 月曜休館 祝休日の 場合は翌平日 横浜開港資料館 神奈川県 横浜市中区日本大通３ 戊辰の横浜 開港都市の明治元年 今年は 戊辰 の年 慶応４年 明治元年 1868 から150周年に当たります 激動のこの一年 横浜の開港場と市域の村々では何が起こったのでしょうか 横浜開港資料館と横浜市歴史博物館が連携してその実態に迫ります 明治元年１月 鳥羽 伏見の戦いで旧幕府軍は敗北 その後各地は 戊辰戦争の戦雲に包まれ 日本は戦乱の一年を迎えます ３月 東海 道を進んできた薩長の兵士が横浜に現れます しかし 外国軍が駐屯 する開港場では戦闘は発生せず ４月 横浜は新政府軍によって平和 裡に接収されました その後 戦火は奥羽に広がります 諸藩は横浜 港でも武器を調達し 戦争で負傷した新政府軍の兵士は横浜の病院に 送られました 横浜は戦場にこそなりませんでしたが 戊辰戦争と深 い関係を持っていたのです 本展では開港都市横浜の激動の一年を 古写真 錦絵 古文書 イラストなど多様な歴史資料から紹介します 会期 ７月21日 10月28日 甲冑 武具審査会のご案内 問い合わせ 申し込みは上記の博物館までお願いします 宿泊については各自でお手配ください 早めの予約をお勧めします の協力を得て 米子市 美術館特別共催展 大 森井敦央 鞘師 兵庫県立考古博物館 富山市千石町１-３-６ 国 大山開山１３００ 日本研師 鞘師実演 報告記 責任が重く大変ではないですか の仕事をご覧になる方ならではの 凝視し 質問も活発でした に対する精神性に触れ 続いて日 声が多く聞かれ 大変盛り上がり 八月五日 展示会場の米子市 本を研ぐということについてお ました 仕事を通して思い出の一振はあ 鞘師実演 を私たち父子三人で担 話 し し ま し た 次 に 兄 鐵 太 郎 思いましたが 皆さんの関心度も まず父 森井偲訓 研師 が 日 当させていただきました 研 師 と 並 び 磨 き の 工 程 を 見 高く あっという間のひとときで 美術館に隣接する米子市立図書館 日本そのものや砥石の話を交 ていただきました さらに鐵太郎 した 普段あまり目に触れること りますか などの 初めて職者 え 研磨の仕上げ工程の実演 鞘 は研ぎの仕上げ工程である内曇 本とは というテーマで日本 製作工程見本を並べ 鞘ができる 刃艶 地艶 拭い 刃取りを実演 森記念秋水美術館 研 修 室 に お い て 日 本 研 師 までの解説と実演などをさせてい 実演と解説の二時間は長いかと ただきました 定員八十名の会場 仕 事 を 知 っ て い た だ く と と も に のない職人仕事ですが 私たちの そして私 敦央 鞘師 が 鞘 しました 道具など幅広く興味を持っていた は満員となり ご参加いただいた 皆さまは熱心に耳を傾け 実演を の材料である朴木の特 人 友人も足を運んでくれました 地元開催ということもあり 知 実際に仕事を見てもらうのは初め だく大変に良い機会となりました 程見本を手に取り 鞘 てで いつもとは違った緊張感が 性や白鞘の必要性につ ができるまでの各工程 いてお話しし 鞘の工 を一つ一つ解説しまし 今までいろいろなところで実演 ありましたが 自分の仕事を知っ などをさせていただいていますが た 実演では掻き入れ 心 は も ち ろ ん の こ と 私たちの故郷である鳥取県米子市 てもらえるということにとても大 仕事の道具についても で こうした企画イベントに父子 きな喜びと誇りを感じました 大変興味を持っていた 三 人 で 参 加 で き た こ と に 感 動 し 会場ではへの関 だき 研ぎ 鞘ともに またその機会を頂けたことにとて の工程を行いました てみたい という要望 も感謝しております 道具を実際に手に持っ もたくさんありました 父偲訓氏を真ん中に鐵太郎氏 手前 と敦央氏 先方 日本甲冑武具研究保存会では 恒例の 甲冑 武具 鉄砲類を除く 審査会を開 催します 昨年までは11月に開催してい ましたが 今年度から約１カ月開催時期 を早めました また今年度から各等級 重 要文化資料 甲種特別貴重資料ほか を 明記した受領票を審査日にお渡しし 正 式の 証書 は約２カ月後に郵送します 日 時 平成30年10月21日 午前９時 正午 会 場 水稲荷神社社務所 新宿区西早稲田３-５-43 受付数 50点 所定の申込書に必要事項ご記入の上 10月15日までに事務局へお申し込みください 審査料ほか 詳しくは当会ホームページの お知らせ をご覧ください ご希望の方へは 審査会出品申込書 を含め資料を郵送いたします 一般社団法人日本甲冑武具研究保存会 東京都新宿区山吹町350 鈴康ビル201号 Tel&Fax 受付時間 月曜 金曜10:00 16:00

8 (8) 平成 30 年 9 月 15 日発行 ( 隔月刊 ) 第 43 号 催事情報 高岡市福岡歴史民俗資料館 富山県高岡市福岡町下向田字畦ケ谷内 特別展 越中ふくおかの名 ~ 宇多派の真髄に迫る ~ 越中福岡はかつて 南北朝期に大和の地から移り住んだといわれる匠一派 宇多派 が居住した地域であり 以後 江戸期まで名を継ぎながら多くの工が活躍しました 宇多派のは質実剛健の風合いが強く 近年では実用として高い評価を受けています 大名や武将など特定層にこだわらず 商人などの庶民へも身分を問わずに作したことから その作域 作風は幅広いものがあります また大和鍛冶の作技術をベースとしながらも多様な刃文を鑑賞できることが 宇多の大きな魅力の一つとなっています 今回の特別展では その宇多派の持つ多彩な作域を感じ取ることができる作品 県指定文化財 2 振を含む名 20 点余を展示します 古より郷里の人々が代々大切に保管してきた秘蔵の宇多を その産地である福岡で鑑賞いただけることは主催者として至上の喜びです はるか昔 宇多の匠たちがこの地で打ち込めた波動 その神髄を感じ取っていただければ幸いです 会期 :10 月 13 日 ~12 月 2 日 月曜休館 致道博物館 山形県鶴岡市家中新町 秋の特別展 と甲冑 ~ 重要文化財色々威胴丸修復記念 ~ 出羽庄内藩主酒井氏に伝来する優品の甲冑で 今春修復を終えたばかりの 重要文化財色々威胴丸 ( 当館所蔵 ) をお披露目します これを記念し 庄内に伝わる室町時代後期から江戸時代中期の胴丸や当世具足 などの甲冑をはじめ 平安時代後期から江戸時代の太 打 短 薙 槍などのおよび装具を一堂に展示します 会期 :9 月 8 日 ~10 月 21 日 備前長船博物館 岡山県瀬戸内市長船町長船 金比羅宮は 昔から朝廷や幕府 諸大名をはじめ 一般庶民の篤い崇敬を受け 貴重な宝物類が数多く奉納されています においても 古くは平安時代末期より現代に至るまで 精魂込めて鍛え上げた逸品が 特別展 こんぴらさんの名展 数多く現存しています 今回は その中から備前物を中心に 41 口を展示します 会 期 :9 月 7 日 ~11 月 25 日 月曜休館 ( 祝日の場合は翌日 ) 桑名市博物館 三重県桑名市京町 村正 Ⅱ 村正と五箇伝 村正 をはじめとした桑名ゆかりのを紹介す る展覧会を開催します 主な展示作品 : 重要美術品 銘村正妙法蓮華経 / 永正十癸酉 十月十三日 銘正真 /( 金象嵌銘 ) 猪切 ( 三河武士のやかた 家康館蔵 ) 東建コーポレーション の協力により 太 銘 包永 ( 金象嵌 ) 本多平八郎忠為所持之 など五箇伝を 中心に17 振が出品されます 会期 :10 月 6 日 ~11 月 25 日 月曜休館 島田美術館 熊本市西区島崎 幕末維新のと書 日本の武の象徴は 言うまでもなく 日本の優美な姿形と鋭い切れ味は 世の武器の中でも比類がありません 泰平の世が続いた江戸時代中期以降 実戦でを使う機会が減り 象徴的な意味合いが増していたところに訪れた黒船来航 (1853 年 ) に始まる激動の幕末は 本来の武器としての機能性 つまり切れ味と強靱さといった実用性を再浮上させました は幕末から維新にかけて大いに活気づきますが 廃令 (1876 年 ) が発令され 日本の歴史は一区切りを見ることとなります また よく知られるように この時期は 社会的な変動を背景にして わが国の書風がきわめて多様に展開し 変転した時代です すなわち 江戸期を通じての唐様の流行 さらに伝統的な書風への復古の気運 加えて近代書風への模索と 実に魅力に富んだ展開と混乱を見せています 今回の展観は この時期に活躍し さまざまな運命をたどった志士 思想家 学者などの書と 幕末を中心とした新々に 時代の様相をうかがおうというものです 会期 :7 月 11 日 ~12 月 10 日 火曜休館 京都国立博物館 京都市東山区茶屋町 ( テレホンサービス ) 特別展 京 ( みやこ ) のかたな ~ 匠のわざと雅のこころ ~ 王城の地 京都では 平安時代から現代に至るまで 多くの工が工房を構え あまたの名を生み出してきました これら京都で製作されたは 常に日本最上位の格式を誇り 公家 武家を問わず珍重され とりわけ江戸時代以降は武家の表道具として 大名間の贈答品の代表として取り扱われました 本展では 現存する京都 = 山城系鍛冶の作品のうち 国宝指定作品 17 件と 著名工の代表作を中心に展示し 平安時代から平成に至る山城鍛冶の技術系譜と 文化に与えた影響を探ります また 武家文化だけでなく 公家 町衆を含めた京文化の中で 工たちが果たした役割に迫ります 会期 :9 月 29 日 ~ 11 月 25 日 月曜休館 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 福井県福井市安波賀町 特別公開展 戦国の輝き ~ 朝倉氏ゆかりの名降臨 ~ 越前一乗谷住兼則 の銘を持つ一乗谷で作られた 朝倉氏ゆかりの名 一乗谷に鍛冶がいたことを 塚本美術館 千葉県佐倉市裏新町 現在 国宝や重文 重美に指定 認定されているは そのほとんどが鎌倉 南北朝期のもので占められています また それらは全国の五つの地域 ( 京 奈良 岡山 神奈川 岐阜 ) のが中心となっています 来国行 行光 貞宗 一文字などが主な展示品となっていますが 今回 鎌倉 南北朝期の名 博物館 東京都墨田区横網 現代職展 今に伝わるいにしえの技 公益財団法人日本美術保存協会は その使命の一つに現代職者の育成と技の公開をあげ その事業として 現代職展 を開催しております この展覧会は 以前の現代匠を中心とした 新作名展 を研磨する研師および外装を制作する職者のための 研磨 外装技術発表会 を合同で展示し 一年の成果を競い そして発表する場として位置づけられるものです 新作名展 および 研磨 外装技術発表会 はそれぞれ 60 年を超える深く長い伝統をもつ展覧会でした この伝統と格式を礎に 新たな歴史を刻むべく 本展覧会は開催されることとなりました 本財団の創始者である佐藤寒山先生の遺訓であり 本財団の基本精神である 和 の理念によって成し遂げられた渾身の力作揃いです 本展覧会を通じて職者が胸に抱き日々実践している 和 の精神も感じ取っていただけることと思います 会期 :7 月 21 日 ~10 月 8 日 ( 月 祝日 ) 月曜休館なお 本展は致道博物館 (10 月 24 日 ~11 月 25 日 ) と森記念秋水美術館 (11 月 23 日 ~12 月 16 日 ) で巡回展示されます 東京美術倶楽部 東京都港区新橋 東美アートフェア 示す出土品を展示するほか 研磨修復した館蔵の赤羽を初公開します 会期 :9 月 15 日 ~11 月 11 日 特別に当館の至宝ともいうべき紀州徳川家伝来の 江義弘 を開館以来初めて展示します 国が江と認め指定 認定しているわずか 12 本の作品のうちの 1 本です 人気の高い加州清光と同田貫正国は今回も引続き展示します 会期 :7 月 3 日 ~9 月 28 日 今年の 2018 東美アートフェアは 17 回目の開催となります 美術の中核的存在である東京美術商協同組合の組合員 102 店が 1 年以上の歳月をかけて皆さまに気に入っていただける優品 珍品を探し求め そして その作品にふさわしい空間を創るべくブースの造作にも時間と知恵を使い 準備してまいりました 多くの皆さまに古美術から現代美術まで 特別なアートに囲まれた空間をお楽しみいただきたいと 一同心から願っております 会期 :10 月 12 日 13 日 14 日 印刷 / 株式会社日刊企画