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1 Economic Report Indicators Update 月 CPI~ 物価は緩やかな下落基調 年 月 7 日全 6 頁 経済調査部エコノミスト増川智咲エコノミスト神田慶司国際商品市況上昇といった海外要因を除けば 物価の基調は弱い [ 要約 ] 全国 はヶ月連続下落 : 年 月の全国 は前年比.% となり コンセンサス通りの結果となった 季節調整値で見ると 月の全国 は前月比で横ばい ヵ月移動平均でも横ばいとなった ただし 全国コア は 緩やかな下落基調が続いている 国際商品市況の上昇といった海外要因を除くと 物価は下落基調といえるだろう 価格の下落品目に広がりは見られない : 物価は緩やかな下落基調にはあるが 今のところ 価格が下落する品目に広がりは見られない 価格上昇品目の割合から下落品目の割合を除いた 消費者物価 DI を見ると 年 7 月以降緩やかではあるが上昇している 下落の基調は今後も緩やかなものに留まるだろう 今後の見通し : 東京都区部の動きから 年 月の全国 は前年比.% 程度になると予想している マクロの需給改善には時間を要し 物価は引き続き緩やかな下落基調が続くだろう 金融政策に関しては 年度いっぱい政策金利が据え置かれるとみている 株式会社大和総研丸の内オフィス 東京都千代田区丸の内一丁目 9 番 号グラントウキョウノースタワーこのレポートは投資勧誘を意図して提供するものではありません このレポートの掲載情報は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが その正確性 完全性を保証するものではありません また 記載された意見や予測等は作成時点のものであり今後予告なく変更されることがあります 大和総研の親会社である 大和総研ホールディングスと大和証券キャピタル マーケッツ 及び大和証券 は 大和証券グループ本社を親会社とする大和証券グループの会社です 内容に関する一切の権利は 大和総研にあります 無断での複製 転載 転送等はご遠慮ください

2 / 6 国際商品市況の上昇要因を除くと 物価は下落基調 全国コアCPIはヶ月連続下落エネルギー 穀物価格を中心に 物価押し上げ要因に 年 月の全国( 除く生鮮食品 ) は前年比.% となり コンセンサス通りの結果となった 季節調整値で見ると 月の全国 は前月比で横ばい ヵ月移動平均でも横ばいとなった ただし 全国コア( 酒類を除く食料 およびエネルギーを除く総合 ) は 緩やかな下落基調が続いている 国際商品市況の上昇といった海外要因を除くと 物価は下落基調といえるだろう 財 サービス別に前月からの寄与度の変化をみると 国際商品市況の上昇がラグを伴って電気代上昇につながり エネルギーの押し上げ幅が拡大した その他 前月に引き続き 主に 米や小麦関連を中心とした穀物価格が高止まりしている その結果 非耐久財の押し上げ幅が拡大 その他 半耐久財は押し下げ幅が前月から縮小した 他方で 引き続きテレビ価格の下落基調が続いている 教養娯楽用耐久財の下落幅拡大は ヶ月連続となり 耐久財は押し下げ幅を拡大させた 図表 : 消費者物価指数の概況 年 年 6 月 7 月 8 月 9 月 月 月 月 月 全国コアCPI コンセンサス. DIR 予想. 全国コアコアCPI 東京都区部コアCPI コアコアCPI ( 注 ) コンセンサスはBloomberg ( 注 ) コアCPIは生鮮食品を除く総合 コアコアCPIは食料 ( 酒類を除く ) 及びエネルギーを除く総合 図表 : 全国 の寄与度分解 図表 -: 各種 CPI( 季調値 ) の動き ( 年 =) 非耐久財 ( 除生鮮食品 エネルギー ) コア - 耐久財 エネルギー コア CPI 半耐久財サービス ( 注 ) は生鮮食品を除く総合 コア は食料 ( 除酒類 ) およびエネルギーを除く総合

3 / 6 価格が下落する品目に広がりはみられない 消費者物価 DIは緩やかに上昇 物価は緩やかな下落基調にはあるが 価格が下落する品目に広がりは見られない 価格上昇品目の割合から下落品目の割合を除いた 消費者物価 DI ( 大和総研作成 ) を見ると 年 7 月以降緩やかではあるが上昇している つまり 上昇品目の割合が高まっている 下落品目は テレビを例とする教養娯楽用耐久財などを中心に限定されており それが他の品目にそれほど波及していないことを示している したがって 下落の基調は今後も緩やかなものに留まるだろう 図表 : 消費者物価 DI と全国 (%pt) ( 右軸 ) 消費者物価 DI ( 注 )DI=( 物価上昇品目数 +() 物価下落品目数 )/ 全品目数 ( 注 )DI 算出には生鮮食品を除いている - - 今後の見通し 東京都区部の動きから 年 月の全国 は前年比.% 程度になると予想している 前月から下落幅が拡大すると見込んでいるのは 主にエネルギーの押し上げ幅が縮小するためである マクロの需給改善には時間を要する 雇用 所得環境はこのところ改善傾向にはあるが 復興需要の本格化に時間を要していることや 海外経済が減速感を強めていることから 投資や輸出を中心に伸び悩んでいる そのためマクロの需給改善には時間を要し 物価は引き続き緩やかな下落基調が続くと考えている 年 月以降は 年の同時期に上昇していたエネルギー価格の裏が本格的に出るため 前年比でみてエネルギー関連価格の押し上げ幅は縮小するだろう ただし 原発再稼働問題から家庭向け電気料金が引き上げられる場合や 対イラン制裁の影響から原油の国際商品市況が再び上昇する場合 前年比でみたエネルギー関連価格の押し上げ幅の縮小は当初想定していたよりも 小さくなると考えている 金融政策に関しては 年度いっぱい政策金利が据え置かれるとみている

4 / 6 概況 全国 の寄与度分解 各種 CPI( 季調調整値 ) の動き ( 年 =) 食料 ( 除く生鮮食品 酒類 ) 傷害保険料たばこたばこ 傷害保険料を除くコアコアCPI コア - エネルギー ( 注 ) は生鮮食品を除く総合 コア は食料 ( 除酒類 ) およびエネルギーを除く総合 国内企業物価と企業向けサービス価格企業物価 ( 内訳 ) 国内企業物価指数 企業向けサービス価格 ( 除国際運輸 右軸 ) ( 出所 ) 日本銀行統計より大和総研作成最終財のうち消費財 ( 企業物価 ) 6 素原材料 - 最終財 - 中間財 輸入物価指数と実質実効為替レート 8 6 うち非耐久消費財 (5 年 =) 8 6 実質実効為替レート ( 上昇すると円高 ) 輸入物価指数 ( 契約通貨ベース ) - 消費財 - -6 うち耐久消費財 ( 出所 ) 日本銀行統計より大和総研作成 8 6 輸入物価指数 ( 円ベース )

5 5 / 6 概況 マクロ需給と全国 期待インフレ率と全国 GDPギャップ ( 年先行 右軸 ) (%) 6 期待インフレ率 ( 注 ) 左図のGDPギャップは内閣府試算値 ( 注 ) 右図の期待インフレ率は消費物価動向調査における 年後物価見通しを H 年度経済財政白書の分析を参考に試算 ( 出所 ) 内閣府 総務省統計より大和総研作成原油価格推移と全国 CPIエネルギー指数主要各国 CPI 推移 ( 季節調整値 ) (5 年 =) 5 原油輸入物価 ( 契約通貨ベース ) ドバイ原油 ( ドルベース ) 5 (5 年 =) 5 5 英国 5 米国 5 全国 CPI エネル原油輸入物価 ギー指数 ( 右 ( 円ベース ) 軸 ) EU7ヶ国 日本 ( 注 ) 右図については 日本のみ生鮮食品を除く CPI で その他各国は総合 ( 出所 ) 総務省 日本銀行 Thomson Reuters より大和総研作成 消費者物価 DI と全国 所定与内給与と全国 (%pt).5 ( 右軸 ) 消費者物価 DI - - 所定与内給与 ( 右軸 ) ( 注 )DI=( 物価上昇品目数 +() 物価下落品目数 )/ 全品目数 DI 算出には生鮮食品を除いている ( 注 ) 所定与内給与は 事業所規模 5 人以上で全産業ベース ( 出所 ) 総務省統計 厚生労働省統計より大和総研作成

6 6 / 6 財 サービス別にみた の動き 全国コアCPIの財 サービス別寄与度分解 耐久財.. 非耐久財 ( 除生鮮食品 エネルギー ) 耐久財 エネルギー コア CPI 半耐久財 サービス 半耐久財 自動車 教養娯楽 家事用耐久財 冷暖房用器具 一般家具 その他 耐久消費財 非耐久財 家具 家事用品 被服及び履物 教養娯楽 保健医療 自動車関連 身の回り品 その他 半耐久消費財 ( 注 ) 右図の非耐久財は 生鮮食品 エネルギー 外食を除く 一般サービス 食料家事用消耗品保健医療 教養娯楽 たばこ 理美容用品 その他 非耐久財 公共サービス 外食持家の帰属家賃通信 教養娯楽関連一般サービス 民営家賃教育関連その他 公営 都市再生機構等 家事関連 医療 福祉 運輸 通信 教育関連 教養娯楽 公共サービス

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