2014年1Qアナリスト説明会_ノート掲載版

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2 まずは 業績サマリーについてご説明致します 売上高 : 対前年 22% 増収の1,827 億円 売上総利益 : 対前年 22% 増益の610 億円 販売費 : 対前年 21 億円増の518 億円 ( 販売費の内訳は 17ページ ) 営業利益 : 対前年 88 億円増益の92 億円 経常利益 : 対前年 88 億円増益の94 億円 ( 営業外収支 特別損益の内訳は 18~19ページ ) 当期純利益 : 対前年 57 億円増益の57 億円 本年より表示方法を変更した関係で 2013 年実績における売上総利益と販売費及び一般管理費で一部組替を行っております なお 営業利益への影響はございません 1

3 続きまして 第 1 四半期のセグメント概要です セグメント別の詳細につきましては 各セグメントのところでご説明致します 2

4 ビジネスソリューション 第 1Q は 設備投資の回復に伴い 企業活動が活発化したことで主要商品が順調に推移し 売上は対前年 12% 増収の 922 億円となりました 営業利益も 収益性の高い LBP のトナーカートリッジの増加に加え 前年同期の実績が低かった影響もあり 対前年 30 億円増益の 45 億円となっております (MFP) imagerunner ADVANCE シリーズにおいて 中高速モノクロ機の新製品 4200 シリーズを投入しラインアップの拡充を図るなど 積極的に拡販に努めた結果 年度末商戦も順調に推移しました これにより 当社は台数で対前年増と 業界を上回る伸びを達成し シェアと市場稼働台数の拡大を図りました ( プロダクションプリンティング ) キヤノン製の imagepress シリーズに加え オセ社の高速カット紙やワイドフォーマットモデルの販売促進に取り組んでおります (LBP) 帳票出力等の特定業務用途の案件拡大に加え Windows XP のサポート終了に伴う入れ替えや 消費税増税前の駆け込み需要があったため 台数は対前年増となりました トナーカートリッジも同様に 売上は対前年増となっております ( ラージフォーマットプリンター ) CAD やポスター市場向けを中心に順調に推移し 台数は対前年増となっております ( 保守サービス ) 保守料金の単価下落が続いたものの プリント需要が順調に推移したことに加え 前年同期の実績が低かった影響もあり 売上は対前年増となっております < 関係会社 > 主要関係会社の実績につきましては 16 ページの参考資料をご覧ください ( キヤノンシステムアンドサポート ) ビジネス機器が順調に推移したことに加え IT ソリューションで 消費税増税に対応した基幹業務商談の増加や Windows XP のサポート終了に伴い ビジネス PC などが好調に推移した結果 売上は対前年 16% 増収の 340 億円 営業利益は対前年 3 億円増益の 14 億円となっております ( 昭和情報機器 ) 店頭広告用プリンターが好調に推移したものの 業務用高速連帳プリンターが新製品の立ち上げ準備期間であったことから 売上は対前年 1 % 減収の 26 億円 一方で営業利益は対前年 1 億円増益の 1 億円となりました 3

5 IT ソリューション 第 1Q は SI サービス事業及び IT インフラ サービス事業で順調に事業展開できたことに加え Windows XP のサポート終了に伴い プロダクト事業が好調に推移した結果 売上は対前年 29% 増収の 438 億円となりました 営業利益も 収益性の高いシステム開発案件に加え ESET やビジネス PC といったプロダクト事業が伸びたことで 11 億円増益の 12 億円となっております (SI サービス事業 ) 証券や銀行向けの個別システム開発案件の増加や 大病院向けのシステム構築案件等があったことから 売上は対前年大幅増となりました (IT インフラ サービス事業 ) サーバーとネットワーク構築案件が好調だったことに加え 大学向けの大型案件の獲得などもあり 基盤ソリューションが大きく伸びました さらに データセンターサービスも堅調に推移した結果 売上は対前年大幅増となっております ( エンベデット事業 ) 自動車等の外販向け案件が堅調に推移したものの 引き続き製造業の主要顧客向け案件が減少し 売上は対前年減となりました ( プロダクト事業 ) Windows XP のサポート終了に伴い 法人向け PC の入れ替えがピークを迎えたことに加え セキュリティソフト ESET の販売も好調に推移したことで 売上は対前年で大きく伸びました < 関係会社 > 先程と同様に 16 ページの参考資料をご覧ください ( キヤノン IT ソリューションズ ) 売上は対前年 21% 増収の 241 億円 営業利益は 8 億円増益の 10 億円となっております ( キヤノンソフトウェア ) 売上は対前年 1% 増収の 52 億円 営業利益は対前年微増の 4 億円となっております 第 1Q につきましては 受注は前年同期が高い水準にあったこと また 受注残は 3 月に売上の切り替えが進んだ結果 対前年比較で減少しております しかしながら 4 月からの受注は金融向け個別システム開発案件を中心に堅調に推移しております 4

6 イメージングシステム 第 1Q は デジタルカメラやインクジェットプリンターが大幅に伸びたことにより 売上は対前年 39% 増の 480 億円となりました また営業利益も 収益性の高いミドルクラスのレンズ交換式デジタルカメラや交換レンズが好調に推移したことで 対前年 42 億円増益の 32 億円となりました ( レンズ交換式デジタルカメラ ) ゴールドラッシュスプリングキャンペーン を実施する等 積極的な販売促進を展開しました これにより EOS Kiss X7 等のエントリーモデルや EOS 70D 等のミドルクラスが好調に推移したことに加え 消費税増税の影響もあり 台数は前年同期を大きく上回り シェア No.1 を維持しました 交換レンズも L レンズ 等の高級タイプが好調に推移し 本数 金額ともに前年を大幅に上回りました これらの結果 本体 交換レンズともに過去最高の出荷数を記録しております ( コンパクトデジタルカメラ ) スマートフォン普及の影響等により 国内市場は厳しく推移しました そのなかで 当社は プレミアムからスタンダードまでバランスの良いラインアップを取り揃える戦略を継続することにより PowerShot S120 等のプレミアムモデルや 2 月発売の新製品 PowerShot SX700 HS 等の高倍率ズームモデルや スタンダードモデルの IXY 620F が好調に推移しました これらの結果 台数は対前年増となり シェア No.1 を維持しております ( インクジェットプリンター ) 国内市場は 消費税増税前の駆け込み需要に加え Windows XP のサポート終了に伴う PC の買い替え需要により 出荷台数は大幅に増加しました 当社は このような市場要因に加え キャッシュバックキャンペーン等を行った結果 出荷台数は大幅増となりました カートリッジは 消費税増税前のまとめ買い需要もあり 売上は対前年増となっております ( 業務用映像機器 ) 業務用ビデオカメラが好調に推移しましたが 放送用テレビレンズが減少し 売上は対前年減となりました 5

7 産業 医療 第 1Q は 産業機器で検査計測機器の販売やサービス売上が回復してきたことや 医療でデジタルラジオグラフィー等が好調に推移した結果 売上は対前年 41% 増収の 93 億円 営業利益は 5 億円改善し 1 億円となりました ( 産業機器 ) 検査計測機器やサービス売上等が好調に推移しました また 前年同期が大きく落ち込んでいた反動もあり 売上は対前年で大幅増となりました ( 医療 ) 医療イメージング機器は デジタルラジオグラフィーが大幅に台数を伸ばしました また 滅菌器等の感染管理分野や 全自動分包機が好調に推移しました これらに加え 消費税増税前の駆け込み需要により 消耗品等も売上を伸ばした結果 医療全体の売上は対前年大幅増となっております 6

8 続きまして業績予想です 第 1 四半期は順調に推移したものの 第 2 四半期以降は 消費税増税の影響や Windows XP サポート終了に伴う特需の反動が見込まれる等 先行き不透明な状況にあります このため 年間の業績予想につきましては 前回予想から変更しておりません 第 2 四半期を終えた時点で あらためて精査したいと考えております 7

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10 ビジネスソリューション LBP やトナーカットリッジは 第 2Q 以降 Windows XP のサポート終了や消費税増税の影響が見込まれますが MFP を中心に主要商品を積極的に拡販することで 売上は対前年 2% 増収の 3,325 憶円としております 営業利益は主要商品の台数増加等により 対前年 9 億円増益の 64 億円を見込んでおります (MFP) 新規顧客の積極的な開拓に加え 業種に特化したソリューションの提供による各業種への一層の浸透 新製品の投入と拡販等により 市場稼働台数を増加させてまいります これらにより 台数は対前年増を見込んでおります ( プロダクションプリンティング ) 4 月 1 日付で グループにおける商業印刷事業関連の部門を統合したキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ ( 株 ) を設立しました また 国内市場向けに開発したオセ社の業務用高速連帳プリンター ColorStream 3000 Z シリーズを 同じく 4 月に発売しました さらに 待望の新製品 imagepress C800/C700 を 6 月中旬より発売し ライトプロダクション市場への販売強化も図ってまいります これらの施策により プロダクションプリンティング事業を積極的に拡充してまいります (LBP) 第 2Q 以降 Windows XP のサポート終了や消費税増税に関連する特需の反動が見込まれますが 引き続き特定業務用途の案件拡大等に努めることで 台数は対前年増を見込んでおります 一方 トナーカートリッジは 消費税増税の反動に加え オフィスプリントが MFP へシフトしている影響等もあり売上は対前年減を見込んでおります ( ラージフォーマットプリンター ) ポスター市場や文教市場の一層の開拓をすることで 台数は対前年増としております ( 保守サービス ) プリント需要は堅調に推移すると見込んでおりますが 保守単価の下落が続くことから 売上は対前年減としております しかしながら 減収幅は徐々に縮小しており 引き続き 利益確保のためにコストダウンに取り組んでまいります なお 当セグメントにおいてもドキュメントソリューションを含め 様々な IT ソリューションを積極的に展開しております こちらについても 前年を上回る売上を見込んでおります 9

11 IT ソリューション ビジネス PC の入れ替え需要の反動減があるものの 各事業領域において積極的に受注活動を展開することで 売上は対前年 3% 増収の 1,462 億円を見込んでおります 営業利益は 収益性の高い事業の売上が増加することや 開発の生産性向上等により 対前年 14 億円増益の 18 億円としております (SI サービス事業 ) 証券や銀行等金融機関向け個別システム開発が引き続き好調に推移し 年間の売上は対前年増を見込んでおります (IT インフラ サービス事業 ) 基盤ソリューションに加え データセンターなどのアウトソーシングサービスが拡大することで 年間の売上は対前年増を見込んでおります ( エンベデット事業 ) 自動車関連産業向けを強化すること等により 年間の売上は対前年増を見込んでおります ( プロダクト事業 ) セキュリティソフト等のプロダクトソリューションは引き続き好調に推移すると思われます しかしながら 昨年から続いていた Windows XP からの買い替え需要の収束により ビジネス PC が減少することで 年間の売上は対前年減を見込んでおります 10

12 イメージングシステム 第 2Q 以降 消費税増税の影響も懸念されますが 当社では引き続き 積極的なマーケティング活動を展開し 売上は対前年微増の 1,923 億円としております 営業利益は レンズ交換式デジタルカメラの台数減を見込み 対前年 14 億円減益の 111 億円としております ( レンズ交換式デジタルカメラ ) ミラーレスカメラを含むエントリークラスからプロユースまでの各カテゴリーでシェア拡大に向けた取り組みを強化してまいります 台数につきましては 昨年 12 月に消費税増税特需を見込んだディーラーの先行仕入が発生し 年間で大幅に増加した影響を考慮し 本年度は対前年減としております 一方 セルアウトベースの実需につきましては 本年も前年を上回るものと見込んでおります 市中在庫につきましては 順調に店頭での販売が進み 3 月末時点では想定どおりでの水準で推移しています ( コンパクトデジタルカメラ ) 台数は対前年増としておりますが スマートフォンとの差別化で伸びているプレミアムカテゴリーや高倍率ズームカテゴリーの販売を強化することで 収益性も確保してまいります ( インクジェットプリンター ) 高付加価値商品の拡販に加え スマートデバイスや SNS との連携による写真プリントの需要喚起に努めてまいりますまた ホーム市場だけでなく プロ市場やビジネス市場への販売も強化いたします これらの結果 本体台数は対前年増を見込んでおります 第 1Q に好調に推移したカートリッジの売上は 第 2Q 以降に消費税増税の反動を見込んでおり 前年並みとしております ( 業務用映像機器 ) 放送業界や映像制作市場における HD( 高品位 ) 機材への更新需要が引き続き堅調に推移することに加え 4K ディスプレイや CINEMA EOS SYSTEM を幅広く拡販することにより 売上は対前年増を見込んでおります 11

13 産業 医療 既存製品の拡販に加え 新製品のラインアップ拡大等により 売上は対前年 16% 増の 303 億円 営業利益は対前年 10 億円増益のマイナス 8 億円を見込んでおります ( 産業機器 ) 市況の回復に加え 当社では 産業用 3D プリンターをはじめとする新規取扱商品の拡充による製品ラインアップの強化や 台湾市場の開拓等により 売上は対前年大幅増を見込んでおります ( 医療 ) デジタルラジオグラフィーに加え 滅菌器等の感染管理 全自動分包機が好調に推移するとともに PACS や眼科機器の拡販にも注力してまいります これらの結果 売上は対前年増を見込んでおります 12

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15 1 月に発表した中計でもご説明しましたが 当社グループには IT ソリューションセグメント以外にも ビジネスソリューションセグメントを中心に IT ソリューションの売上がございます 本年より グループ全体における IT ソリューションの売上実績を開示していくことと致しました この第 1Q に関しましては グループ全体の IT ソリューション売上は Windows XP のサポート終了に伴うビジネス PC の入れ替え等で 対前年 29% 増の 524 億円と順調に拡大しております 14

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