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1 目次 第 1 章端末の概要 端末でできること 端末の種類 2 第 2 章端末の基本知識 ホーム画面と各部について 操作ボタンの確認 基本的なタッチ操作 6 第 3 章端末の初期設定の変更 設定変更の必要性 設定画面を開く バックライト消灯時間 9 第 4 章アプリのインストールと起動 アプリとは アプリのインストール アプリの起動 14 第 5 章ウイルス対策 アンチウイルスフリーとは アンチウイルスフリーを起動する スキャンを行う スキャンの頻度を変更する 22 第 6 章ネットを閲覧する Yahoo! ブラウザーとは Yahoo! ブラウザーの初期設定 設定変更を行う ウェブページの閲覧 スピードダイヤルを表示する 音声入力によるウェブ検索 ブックマークに登録する ブックマークを使ってサイトを開く スピードダイヤルにサイトを登録する 41

2 6-10 ブックマークを削除する スピードダイヤルを削除する 45 第 7 章乗換経路を検索する 駅探 とは 駅探の起動 経路を検索する 50 第 8 章写真を撮影する カメラを起動する 撮影画面のボタンの例 56 第 9 章画像を閲覧する クイックピックとは クイックピックの設定変更を行う 画像を閲覧する 画像を削除する 画像を複数選択する 画像を回転する 画像を削除する スライドショーを実行する 66 第 10 章防災速報 防災速報とは 防災速報の初期設定 68 1 位置情報サービスの設定 68 2 地域の設定 通知情報の設定を変更する 通知が届いた画面 77 第 11 章青空文庫 青空文庫 とは 青空文庫ビューアを起動する 好みの作品を探す 作品を読む 続きから読む 文字サイズを変更する 86

3 第 12 章 参考 ショートカットの整理 ショートカットをホーム画面から削除する ショートカットを移動する 91

4 テキストの画面環境 ASUS ZenFone3(Android7.0) NEXUS 7(Android6.0.1) Galaxy Note 3 SC-01F(Android5.0)

5 第 1 章端末の概要 本章では 端末 ( スマホ タブレット PC) の概要を学びます 1-1 端末でできること スマホ ( スマートフォン ) や タブレット PC は 一言でいうと 画面をタッチして操作する小さなパソコン です 最近は 命令を処理するパーツ (CPUなど) が高性能になり 一昔前のパソコンに近い作業を行えるようになりました また ネットの回線も高速になり いろいろなサービスも利用できるようになりました スマホやタブレットで出来ることには 次のようなものがあります カメラ& ビデオ撮影 画像編集& 再生 音楽を聴く 動画を視る カーナビ& 徒歩ナビ スケジュール帳 名刺管理 ネット閲覧 メールの送受信 電子書籍購読 電子辞書 翻訳 ラジオ ゲーム メモ帳 万歩計 ネット上で人と人のつながりを楽しむ( フェイスブック インスタグラムなど ) ドロップボックスエバーノート データをネット上で管理する(D r o p b o x Evernoteなど ) 上記の他にもいろいろな活用法があります まずは本書で基本的な操作を身につけて 自分にあった活用法を見つけていきましょう! 1

6 1-2 端末の種類 スマホやタブレットは 主に Android 系と ios 系の2 種類があります 下表は違いをまとめたものです Android 系 ios 系 端末の土台となるプログラム (OS) の 名前は? Android ( アンドロイド ) ios ( アイオーエス ) 上記のプログラム (OS) の開発元は? Google 社 ( グーグル ) Apple 社 ( アップル ) 端末を販売しているのは? 各社 Apple 社 ( アップル ) 商品名の例 ネクサス (Google) エクスぺリア ( ソニー ) ギャラクシー ( サムスン ) ゼンフォン ( エイスース ) アローズ ( 富士通 ) 他多数 ipad( アイパッド ) ipad mini( アイパッドミニ ) iphone( アイフォン ) 主な長所 各社から販売されているので 機能や価格帯のラインナップが幅広く 自分にあった端末を選べる 一社のみなので操作が同じ 機能面での差は ほとんどなく どちらも同じようなことができます 本書では Android( アンドロイド ) 系の端末の操作を学習します (Android 系の端末は機種によって操作が少し異なります 本書では 異なる箇所については 例をいくつか挙げながら補足していきます ) 2

7 参考 スマホ と タブレット の違い スマホ と タブレット の違いを説明します スマホ は 画面の大きさが4~5インチで 片手で持てるサイズです 外で頻繁に取り出して使うのに適しています タブレット は 画面の大きさは主に7~10インチです 通常は自宅や会社などの屋内で使われることが多いでしょう スマホ と タブレット の中間の大きさ (5~7 インチ ) にあたる端末を ファブレット といいます 3

8 参考 通信する方法について 端末の通信方法について 簡単に説明します ( 読み飛ばしても結構です ) スマホ や タブレット が通信を行う方法は 大きく分けて Wi-Fi と SIM カード の 2 つの方法があります Wi-Fi ( ワイファイ ) は 無線接続の規格です 自宅に Wi-Fi の親機が設置されていれば そこに無線で接続して通信します ( お店や駅などに親機が設置されていて 接続できる場合もあります ) SIM( シム ) カード は 通信会社と契約して 電話やネット通信をするため の端末に差し込む小さなカードです 外でも通信できる というのが大きな長所です 最近は 格安 SIM と呼ばれる月額 1,000 円前後の通信費で 利用できるものも増えています Wi-Fi での通信は スマホ も タブレット もできます SIM カードのほうは タブレット は 一部対応していない端末があります タブレット は 端末が大きいので屋内のみで使うことが多く SIM カード が不要なケースがあるためです タブレットは端末が大きいので外で使うには向いてない 4

9 第 2 章端末の基本知識 本章では 端末の基本知識を確認します 2-1 ホーム画面と各部について 起動後に表示される最初の画面を ホーム画面 ( 下図の全体 ) といいます 機種によって ホーム画面のデザインは異なります ホーム画面の各部については 下記のとおりです ウィジェット ホーム画面上で動作するプログラム 時計や天気情報など 様々なものがあります 自由に追加 削除できます ショートカット アプリ ( プログラムのこと ) を呼び出すためのボタンです 自由に追加 削除できます 操作に使うボタン 次項で説明 5

10 2-2 操作ボタンの確認 よく使用するボタンは [ バック ] と [ ホーム ] の2つです 下表で説明します ボタンの絵柄は機種によって異なることがあるため 下表では例として 各ボタンにつき ボタンの絵柄の例を3つずつ記載しています ボタンの形の例名称機能 バック 押すたびに1つ前の画面に戻ります 主に解除 キャンセルとして使われます ホーム ホーム画面に戻ります 2-3 基本的なタッチ操作 タッチ操作を確認します 机の上などで練習してみましょう 操作の名称 動作 主な目的 タップ 画面を トンッ! と軽く 1 回タッチする 選択する フリック指で軽く画面をはらう画面を送る ドラッグ対象を押さえながら目的の場所までずらす移動 ダブルタップ トントンッ! と 2 回続けてタッチする画面の拡大 / 縮小 ピンチイン 2 本の指を画面に触れて間隔を狭める画面の縮小 ピンチアウト 2 本の指を画面に触れて間隔を拡げる画面の拡大 6

11 第 3 章端末の初期設定の変更 本章では 端末を使いやすくするために設定変更を行います 3-1 設定変更の必要性 端末は 設定が既定のままだと使いづらい場合があります 例えば 次のケースがあります 端末の操作音 周りに人がいると操作音が鳴るので迷惑になる 画面の明るさが自動調整される 自動調整された明るさでは 目にきつかったり暗すぎたりする 自動で消灯するまでの時間の長さ 端末が自動で消灯するまでの時間が短すぎると 長文を読んでいる場合 など長く端末を操作していないときに勝手に消灯されてしまう 端末を横向きにすると画面も自動で横向きになる ( 画面の自動回転 ) 自動回転する状態だと 画面が頻繁に回転して使いづらいことがある 位置情報(GPS) 機能のオン オフ 地図アプリなどの位置情報に使われるGPS 機能は 常に裏で動作し続けるのでバッテリーを消費してしまう GPS 機能を長く使わないときはオフにしたい 本講習では 講習中に 頻繁に消灯されると不便ですので 上記 3 番目の 自動で消灯するまでの時間の長さ の変更手順を確認しましょう 7

12 3-2 設定画面を開く 設定画面を開く手順を確認しましょう 1 ホーム画面を表示します 2 アプリ一覧を表示するアイコンをタップします アイコンは機種によって異なります 3 [ 設定 ] をタップします 機種によってアイコンが異なります アイコンが無い場合は 青矢印の方向にスライドして画面を切り替えましょう 8

13 3-3 バックライト消灯時間 バックライトが消灯するまでの時間設定を変更します 端末の操作に慣れるまでは バックライトがすぐに消灯すると不便に感じますので 消灯までの時間を長めに設定してみましょう 1 設定画面を表示します (P.8) 2 [ ディスプレイ ] をタップします 他の名称の例 : [ 画面 ] [ 画面設定 ] [ 表示 ] [ デバイス ] [ ディスプレイ ] 3 [ スリープ ] をタップします 他の名称の例 : [ バックライト消灯 ] [ バックライト点灯時間 ] [ タイムアウト ] 4 好みの時間をタップします 例 :10 分これで設定完了です 設定後は [ バック ] をタップして ホーム画面に戻りましょう 9

14 第 4 章アプリのインストールと起動 本章では 端末をより活用するための アプリ について学びます 4-1 アプリとは アプリ とは 端末の機能を拡張するための様々なプログラムのことです アプリを端末に インストール ( 端末に組み込んで使えるようにすること ) することで 端末をいろいろな用途に活用できます プレイアプリは Play ストア という場所で入手します アプリは無料と有料のものがありますが テキストでは基本的に無料のものを紹介していきます 4-2 アプリのインストール アプリをインストールします まずは ウイルス対策のアプリ アンチウイルスフリー をインストールしてみましょう 1 ホーム画面を表示します 2 [Play ストア ] をタップします 10