き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

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1 二期限後申告及び修正申告等の特例 第十章第七節 修正申告 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例第六章第四節一 11 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 に規定する国外転出の日の属する年分の所得税につき確定申告書を提出し 又は決定を受けた者 ( その相続人を含む ) は 当該確定申告書又は決定に係る年分の総所得金額のうちに同 6 本文 ( 同 6(1) の規定により適用する場合を含む ) の規定の適用がある同 6に規定する有価証券等に係る譲渡所得等の金額が含まれていることにより 当該国外転出の日の属する年分の所得税につき一 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) まで 修正申告 の事由が生じた場合には 第六章第四節一 16 から同 ( 三 ) までに掲げる場合に該当することとなった日から4 月以内に限り 税務署長に対し 修正申告書を提出することができる ( 法 151の21) 2 1の規定による修正申告書の提出があった場合における国税通則法の規定の適用 1の規定による修正申告書の提出があった場合における国税通則法の規定の適用については 第十二章一 8 国税の更正 決定等の期間制限 中 法定申告期限 とあり 及び同法第 72 条第 1 項 国税の徴収権の消滅時効 中 法定納期限 とあるのは 第十章第七節二 11 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 の規定により修正申告書を提出した日 とする ( 法 151の22) 2 非居住者である受贈者等が帰国をした場合等の修正申告の特例 1 非居住者である受贈者等が帰国をした場合等の修正申告の特例第六章第四節一 21 贈与等により非居住者に資産が移転した場合の譲渡所得等の特例 に規定する有価証券等又は同 2に規定する未決済信用取引等若しくは同 3に規定する未決済デリバティブ取引に係る契約を贈与 相続又は遺贈により非居住者に移転をした日の属する年分の所得税につき確定申告書を提出し 又は決定を受けた者 ( その相続人を含む ) は 当該確定申告書又は決定に係る年分の総所得金額のうちに同 6 前段 ( 同 6(1) の規定により適用する場合を含む ) の規定の適用がある当該有価証券等の譲渡による事業所得の金額 譲渡所得の金額若しくは雑所得の金額 当該未決済信用取引等の決済による事業所得の金額若しくは雑所得の金額又は当該未決済デリバティブ取引の決済による事業所得の金額若しくは雑所得の金額が含まれていることにより 当該贈与の日又は相続の開始の日の属する年分の所得税につき一 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) まで 修正申告 の事由が生じた場合には 第六章第四節一 26 から ( 三 ) までに掲げる場合に該当することとなった日から4 月以内に限り 税務署長に対し 修正申告書を提出することができる ( 法 151の31) 2 1の規定による修正申告書の提出があった場合における国税通則法の規定の適用 1の規定による修正申告書の提出があった場合における国税通則法の規定の適用については 第十二章一 8 国税の更正 決定等の期間制限 中 法定申告期限 とあり 及び同法第 72 条第 1 項 国税の徴収権の消滅時効 中 法定納期限 とあるのは 第十章第七節二 21 非居住者である受贈者等が帰国をした場合等の修正申告の特例 の規定により修正申告書を提出した日 とする ( 法 151の32) 3 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の修正申告の特例 1 有価証券等の譲渡をした場合居住者が相続又は遺贈により取得した第六章第四節一 11 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 に規定する有価証券等の譲渡をした場合において 当該譲渡の日以後に当該相続又は遺贈に係る被相続人の当該相続の開始の日の属する年分の所得税につき 同 6 本文 ( 同一 16(1) の規定により適用する場合を含む 2において同じ ) 若しくは第六章第四節一 2 贈与等により非居住者に資産が移転した場合の譲渡所得等の特例 の6 前段 ( 同 6(1) の規定により適用する場合を含む 2において同じ ) の規定の適用があったこと又は51 遺産分割等があった場合の修正申告の特例 の規定による修正申告書の提出若しくは第八節二 6 遺産分割等があった場合の更正の請求の特例 の規定による更正の請求に基づく更正 ( 当該請求に対する処分に係る不服申立て又は訴えについての決定若しくは裁決又は判決を含む 以下 1 2 及び同 52 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の更正の請求の特例 において同じ ) があったことにより 次の 又は に掲げる場合に該当し かつ 当該居住者の当該譲渡の日の属する年分の所得税につ

2 き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付すべき税額を納付しなければならない ( 法 151の41) 第六章第四節一 14ただし書の規定の適用により当該有価証券等の譲渡による事業所得の金額 譲渡所得の金額又は雑所得の金額の計算上必要経費又は取得費として控除すべき金額が減少した場合当該被相続人の所得税につき 11 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 の規定による修正申告書を提出した日又は第八節二 31 国外転出をした者が帰国をした場合等の更正の請求の特例 の規定による更正の請求に基づく更正があった日第六章第四節一 24ただし書の規定の適用があったこと又は同 3 本文の規定が適用されないこととなったことにより 当該有価証券等の譲渡による事業所得の金額 譲渡所得の金額又は雑所得の金額の計算上必要経費又は取得費として控除すべき金額が減少した場合当該被相続人の所得税につき21 若しくは51の規定による修正申告書を提出した日又は第八節二 41 非居住者である受贈者等が帰国をした場合等の更正の請求の特例 若しくは同 6の規定による更正の請求に基づく更正があった日 2 未決済信用取引等又は未決済デリバティブ取引の決済をした場合居住者が相続又は遺贈によりその契約の移転を受けた第六章第四節一 12に規定する未決済信用取引等又は同 3に規定する未決済デリバティブ取引の決済をした場合において 当該決済の日以後に当該相続又は遺贈に係る被相続人の当該相続の開始の日の属する年分の所得税につき 同 6 本文若しくは第六章第四節一 26 前段の規定の適用があったこと又は5 1の規定による修正申告書の提出若しくは第十章第八節二 61の規定による更正の請求に基づく更正があったことにより 次の 及び に掲げる場合に該当し かつ 当該居住者の当該決済の日の属する年分の所得税につき一 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 又は に定める日から4 月以内に 当該決済の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付すべき税額を納付しなければならない ( 法 151の42) 第六章第四節一 14ただし書の規定の適用により当該未決済信用取引等又は未決済デリバティブ取引の決済による事業所得の金額又は雑所得の金額の計算上減算すべき利益の額に相当する金額が減少した場合当該被相続人の所得税につき11の規定による修正申告書を提出した日又は第八節二 3の1の規定による更正の請求に基づく更正があった日第六章第四節一 24ただし書の規定の適用があったこと又は同 3 本文の規定が適用されないこととなったことにより 当該未決済信用取引等又は未決済デリバティブ取引の決済による事業所得の金額又は雑所得の金額の計算上減算すべき利益の額に相当する金額が減少した場合当該被相続人の所得税につき21 若しくは51の規定による修正申告書を提出した日又は第八節二 41 若しくは同 6の規定による更正の請求に基づく更正があった日 3 修正申告書の提出がないとき 1 及び同 又は2 及び同 に掲げる場合に該当することとなった場合において 修正申告書の提出がないときは 納税地の所轄税務署長は 当該申告書に記載すべきであった所得金額 所得税の額その他の事項につき更正を行う ( 法 151の43) 4 修正申告書及び更正に対する国税通則法の規定の適用 1 又は2の規定による修正申告書及び前項の更正に対する国税通則法の規定の適用については 次の から ( 三 ) までに定めるところによる ( 法 151の44) 当該修正申告書で1 又は2に規定する提出期限内に提出されたものについては 一 4 修正申告の効力 の規定を適用する場合を除き これを第二節一 2 期限内申告 に規定する期限内申告書とみなす 当該修正申告書で1 又は2に規定する提出期限後に提出されたもの及び当該更正については 国税通則法第二章から第七章まで 国税の納付義務の確定等 の規定中 法定申告期限 とあり 及び 法定納期限 とあるのは 第 十章第七節二 31 又は同 2 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の修正申告の特例 に規定する修正申告書の提出期限 と 同法第 61 条第 1 項第 1 号 延滞税の額の計算の基礎となる期間の特例 中 期限内申告書 とあるのは 所得税法第 2 条第 1 項第 37 号 定義 に規定する確定申告書 と 第十二章四 7(4)

3 中 期限内申告書又は期限後申告書 とあるのは 第十章第七節二 31 又は同 2 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の修正申告の特例 の規定による修正申告書 と 第十二章四 11 同 3 及び4 過少申告加算税 中 期限内申告書 とあるのは 第二章第一節一表内 37 定義 に規定する確定申告書 とする ( 三 ) 第十二章四 7(3) 及び同 2 無申告加算税 の規定は に規定する修正申告書及び更正には 適用しない 4 遺産分割等があった場合の期限後申告等の特例 1 遺産分割等があった場合の期限後申告等の特例第二節三 2 年の中途で死亡した場合の確定申告 1の規定による申告書の提出期限後に生じた51に規定する遺産分割等の事由 ( 以下 4において 遺産分割等の事由 という ) により第六章第四節一 21 贈与等により非居住者に資産が移転した場合の譲渡所得等の特例 の規定が適用されたため新たに第二節三 21の規定による申告書を提出すべき要件に該当することとなった居住者の相続人は 当該遺産分割等の事由が生じた日から4 月以内に 当該居住者の死亡の日の属する年分の期限後申告書を提出し かつ 当該期限内に当該期限後申告書の提出により納付すべき税額を納付しなければならない ( 法 151の51) 2 相続人による還付等を受けるための申告書の提出の特例遺産分割等の事由が生じたことにより第六章第四節一 21の規定が適用されたため新たに第二節三 22の規定による申告書を提出することができる要件に該当することとなった居住者の相続人は 当該遺産分割等の事由が生じた後に 当該居住者の死亡の日の属する年分の同 22の規定による申告書を提出することができる ( 法 151の52) 3 相続人による確定損失申告書の提出の特例第二節三 23の規定による申告書の提出期限後に生じた遺産分割等の事由により第六章第四節一 21の規定が適用されたため新たに第二節三 23の規定による申告書を提出することができる要件に該当することとなった居住者の相続人は 当該居住者の死亡の日の属する年分の期限後申告書を提出することができる ( 法 151の53) 4 納税地の所轄税務署長による決定 1の規定により期限後申告書を提出すべき者が当該期限後申告書を提出しなかった場合には 納税地の所轄税務署長は 当該期限後申告書に記載すべきであった所得金額 所得税の額その他の事項につき決定を行う ( 法 151の54) 5 1の規定による期限後申告書及び4の決定に対する国税通則法の規定の適用 1の規定による期限後申告書及び4の決定に対する国税通則法の規定の適用については 次の 及び に定めるところによる ( 法 151の55) 当該期限後申告書で1に規定する提出期限内に提出されたものについては これを第二節一 2 期限内申告 に規定する期限内申告書とみなす 当該期限後申告書で1に規定する提出期限後に提出されたもの及び当該決定については 第十章第二節から第十二章まで ( 編者注 : 国税通則法第二章から第七章まで 国税の納付義務の確定等 ( 通法 15から同法 74まで )) の規定中 法定申告期限 とあり 及び 法定納期限 とあるのは 第十章第七節二 41 遺産分割等があった場合の期限後申告等の特例 に規定する期限後申告書の提出期限 とする 6 還付金の国に対する請求権の消滅 1から3までの規定による申告書を提出することによる還付金の国に対する請求権は 遺産分割等の事由が生じた日から5 年間行使しないことによって 時効により消滅する ( 法 151の56) 5 遺産分割等があった場合の修正申告の特例 1 遺産分割等があった場合の修正申告の特例相続の開始の日の属する年分の所得税につき第六章第四節一 21から同 3まで 贈与等により非居住者に資産が移転し

4 た場合の譲渡所得等の特例 の規定の適用を受けた居住者について生じた次の から ( 五 ) までに掲げる事由 ( 以下 1において 遺産分割等の事由 という ) により 非居住者に移転した相続又は遺贈に係る同 1に規定する有価証券等又は同 2に規定する未決済信用取引等若しくは同 3に規定する未決済デリバティブ取引に係る契約 ( において 対象資産 という ) が増加し 又は減少したことに基因して 当該居住者の当該相続の開始の日の属する年分の所得税につき一 1 から同 ( 四 ) 又は同 2 から同 ( 四 ) 修正申告 の事由が生じた場合には その相続人は 当該遺産分割等の事由が生じた日から4 月以内に 当該相続の開始の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付すべき税額を納付しなければならない ( 法 151の61) 相続又は遺贈に係る対象資産について民法 ( 第 904 条の2 寄与分 を除く ) の規定による相続分又は包括遺贈の割合に従って非居住者に移転があったものとして第六章第四節一 21から同 3までの規定の適用がされていた場合において その後当該対象資産の分割が行われ 当該分割により非居住者に移転した対象資産が当該相続分又は包括遺贈の割合に従って非居住者に移転したものとされた対象資産と異なることとなったこと 民法第 787 条 認知の訴え 又は第 892 条から第 894 条まで 推定相続人の廃除等 の規定による認知 相続人の廃除又はその取消しに関する裁判の確定 同法第 884 条 相続回復請求権 に規定する相続の回復 同法第 919 条第 2 項 相続の承認及び放棄の撤回及び取消し の規定による相続の放棄の取消しその他の事由により相続人に異動を生じたこと ( 三 ) 遺留分による減殺の請求に基づき返還すべき 又は弁償すべき額が確定したこと ( 四 ) 遺贈に係る遺言書が発見され 又は遺贈の放棄があったこと ( 五 ) から ( 四 ) までに規定する事由に準ずるものとして (1) で定める事由が生じたこと (1( 五 ) に規定する (1) で定める事由 ) (1) 1( 五 ) に規定する (1) で定める事由は 次の 及び に掲げる事由とする ( 令 273の2) 相続又は遺贈により取得した財産についての権利の帰属に関する訴えについての判決があったこと 条件付の遺贈について 条件が成就したこと ( 民法の規定による相続分 の意義) (2) 1 に規定する 民法 ( 第 904 条の2 寄与分 を除く ) の規定による相続分 とは 民法第 900 条 法定相続分 から第 903 条 特別受益者の相続分 までに規定する相続分をいうことに留意する ( 基通 151の6-1) ( その他の事由により相続人に異動が生じたこと の意義) (3) 1 に規定する その他の事由により相続人に異動が生じたこと とは 民法第 886 条 相続に関する胎児の権利能力 に規定する胎児の出生 相続人に対する失踪の宣告又はその取消し等により相続人に異動を生じた場合をいうことに留意する ( 基通 151の6-2) ( 判決があったこと の意義) (4) (1) に規定する 判決があったこと とは 判決の確定をいい 具体的には 次に掲げる場合の区分に応じ それぞれ次に掲げる日に判決があったこととなることに留意する ( 基通 151の6-3) ⑴ 敗訴の当事者が上訴をしない場合その上訴期間を経過した日 ⑵ 全部敗訴の当事者が上訴期間経過前に上訴権を放棄した場合その上訴権を放棄した日 ⑶ 両当事者がそれぞれ上訴権を有し かつ それぞれ別々に上訴権を放棄した場合その上訴権の放棄があった日のうちいずれか遅い日 ⑷ 上告審の判決のように上訴が許されない場合その判決の言渡しがあった日 2 納税地の所轄税務署長による決定 1の規定に該当することとなった場合において 修正申告書の提出がないときは 納税地の所轄税務署長は 当該申告書に記載すべきであった所得金額 所得税の額その他の事項につき更正を行う ( 法 151の62)

5 3 34の規定の準用 3 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の修正申告の特例 4の規定は 1の規定による修正申告書又は2の更正について準用する この場合において 同 4 及び 中 1 又は2に規定する提出期限 とあるのは 第十章第七節二 51 遺産分割等があった場合の修正申告の特例 に規定する提出期限 と 同号中 第十章第七節二 31 又は同 2 相続により取得した有価証券等の取得費の額に変更があった場合等の修正申告の特例 とあるのは 第十章第七節二 51 遺産分割等があった場合の修正申告の特例 と読み替えるものとする ( 法 151の63)

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

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より同条例第 20 条第 1 項に規定する課税標準及び税額が過大である者 ( 第 5 において 交付対象者 という ) に交付する ( 特別返還金の交付額 ) 第 4 特別返還金の交付額は 次の各号に掲げる年度分の区分に応じ 当該各号に定める額とする (1) 平成 16 年度以後の各年度分当該対象年 茨木市個人市民税特別返還金の交付等に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 この要綱は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) 第 97 条の 2 の規定による所得税の特別還付金の支給が実施されることに伴い 所得税に準じて 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 232 条の 2 の規定に基づき 地方税法 ( 昭和 25 年法律第 226 号 ) の規定によって還付することができない個人の市民税に係る特別返還金

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