第 2 章 12 宅地造成事業 12. 宅地造成事業 Ⅰ 概要及び沿革宅地造成事業とは 地域の計画的開発と既成都市の再開発を目的とする事業であり 臨海土地造成事業 内陸工業用地等造成事業 流通業務団地造成事業 都市開発事業 ( 土地区画整理事業 市街地再開発事業 ) 及び住宅用地造成事業の各事業を総

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1 12. 宅地造成事業 Ⅰ 概要及び沿革宅地造成事業とは 地域の計画的開発と既成都市の再開発を目的とする事業であり 臨海土地造成事業 内陸工業用地等造成事業 流通業務団地造成事業 都市開発事業 ( 土地区画整理事業 市街地再開発事業 ) 及び住宅用地造成事業の各事業を総称したものをいう 宅地造成事業は 昭和 34 年度の地方債計画における港湾整備事業債 ( 臨海部の工業団地造成事業に係るもの ) 及び宅地造成事業債 ( 現在の土地区画整理事業 ) を起源としている その後 我が国の社会経済情勢の急速な進展に伴う地域開発事業に対する要請の高まりに対応し 昭和 38 年度に港湾整備事業のうち臨海部の工業団地造成事業 内陸部の工業団地造成事業 ( 工業団地及び流通業務団地の造成事業 ) 及び住宅用地造成事業 ( 土地区画整理事業及び住宅用地の造成事業 ) を総称した地域開発事業債が創設され 以降 昭和 47 年度に市街地再開発事業を追加 昭和 50 年度に それまでの住宅用地造成事業を細分化し 土地区画整理事業及び住宅用地造成事業として 現在の事業内容となっている 宅地造成事業は 必ずしも住民生活に必要不可欠なサービスを提供するものではなく また 社会経済情勢の変化等による事業リスクが相対的に高い事業であり 採算性の悪化により 住民に過度の負担を強いるような事態が生ずるおそれがあるという問題意識を踏まえ 平成 23 年度において 観光施設事業及び宅地造成事業における財政負担リスクの限定について ( 平成 23 年 12 月 28 日付け総財公第 146 号 総財準第 21 号 ) が通知され 宅地造成事業を実施する際には 原則として法人格を別にして事業を実施するなど地方公共団体に与える財政負担リスクをあらかじめ厳格かつ慎重に判断することが求められることとなった 宅地造成事業については 現行制度上地方公営企業法の規定は当然には適用されず 条例で定 めるところによりその全部または一部を適用することができる Ⅱ 現状と課題 1. 現状宅地造成事業の60.7% の事業において 他会計から経営支援のための繰入れを受けているほか 地価の下落等により 14.9% の会計において地方債残高が土地の時価評価額を上回っている ( 平成 23 年度決算に基づく健全化判断比率 資金不足比率調査 ) など 当初の見通しが甘く 計画どおりに土地の処分が進まない事例が少なくない 2. 課題 宅地造成事業を実施する際には 原則として法人格を別にして事業を実施するなど地方公共団

2 体に与える財政負担リスクをあらかじめ厳格かつ慎重に判断する必要がある また 既に着手した事業については 社会経済情勢の変化等に対応して適時適切な計画の見直し等を行う必要があり 状況に応じて造成地の利用計画 処分方法等の抜本的な見直しを行うなど適切な措置を講じる必要がある 特に 経営状況が悪化しているものについては 第三セクター等改革推進債を活用した事業の廃止を含め抜本的改革に積極的に取り組む必要がある Ⅲ 平成 23 年度決算の概況 1. 事業数及び経営主体平成 23 年度において地方公共団体が経営する宅地造成事業の数は459 事業で 前年度 (476 事業 ) に比べ17 事業減少し その内訳は臨海土地造成事業 80 事業 ( 前年度 83 事業 ) その他造成事業 379 事業 ( 前年度 393 事業 ) となっている ( その他造成事業については団体ごとに1 事業としている ) これを経営主体別にみると 都道府県営 73 事業 ( 前年度 74 事業 ) 指定都市営 22 事業 ( 前年度同数 ) 市営 247 事業 ( 前年度 255 事業 ) 町村営 111 事業 ( 前年度 119 事業 ) 及び一部事務組合営 6 事業 ( 前年度同数 ) となっている ( 第 1 表 ) 第 1 表 宅地造成事業の事業数 事業 臨 海 そ の 他 計 適用区分 法適用 法非適用 計 法適用 法非適用 計 法適用 法非適用 計 経営主体都 道 府 県 指 定 都 市 市 町 村 一 部 事 務 組 合 計 (A) 前年度 (22 年度 ) (B) (A) - (B) ( 注 ) 臨海土地造成事業以外は 団体ごとにまとめて1 事業としている 2. 業務の状況 平成 23 年度末における完成土地 54,549 ヘクタールの処分状況は 売却済分 37,133 ヘクタール 未売却分 5,172 ヘクタール 非売却分 12,243 ヘクタールとなっている ( 第 2 表 )

3 第 2 表 造成地の処分状況 ( 単位 :ha) 年 度 項 目 臨 海 内 陸 流 通 住 宅 計 造 成 中 総 面 積 64,142 (234) 35,380 (320) 19,052 (18) 980 (335) 8,700 (907) 64,112 う ち 完 成 分 面 積 54,677 (216) 31,425 (277) 14,575 (18) 885 (321) 7,664 (832) 54,549 ( うち当該年度中完成分 ) 581 (11) 46 (34) 253 (1) - (19) 32 (65) 331 内 非 売 却 面 積 12,279 (175) 5,592 (236) 4,016 (16) 412 (272) 2,223 (699) 12,243 訳 売却予定面積 42,397 25,833 10, ,441 42,306 内 売却済面積 37,193 (199) 23,559 (252) 8,596 (18) 358 (308) 4,620 (777) 37,133 訳 ( うち当該年度売却面積 ) 462 (59) 105 (69) 163 (4) 6 (121) 51 (253) 325 未売却面積 5,204 (168) 2,274 (202) 1,963 (13) 115 (264) 820 (647) 5,172 ( 注 )1. 都市開発事業を除いている 2. ( ) 内は, 臨海土地造成 内陸工業用地等造成 流通業務団地造成 住宅用地造成の各事業別の造成地区数である 3. 宅地造成事業の経営状況法適用企業と法非適用企業を合わせた宅地造成事業の経営の収支の状況をみると 前年度から引き続き 平成 23 年度も黒字となっている 特定被災地方公共団体が経営する宅地造成事業において 東日本大震災が宅地造成事業の収支に与える影響はあまり見られなかった また 他会計繰入金の収益的収入に占める割合は5.5% 資本的収入に占める割合は29.9% となっている 具体的に決算値をみると 黒字事業は全事業の89.3% に当たる391 事業で 前年度 (397 事業 ) に比べ6 事業減少しており 黒字額は1,291 億 56 百万円で 前年度 (771 億 65 百万円 ) に比べ519 億 91 百万円 67.4% 増加している 一方 赤字事業は全事業の10.7% に当たる47 事業で 前年度 (55 事業 ) に比べ8 事業減少しており 赤字額は1,034 億 37 百万円で 前年度 (510 億 54 百万円 ) に比べ523 億 83 百万円 102.6% 増加している この結果 宅地造成事業全体の収支は257 億 18 百万円の黒字で 前年度 (261 億 11 百万円の黒字 ) に比べ3 億 92 百万円 1.5% 減少している ( 第 3 表 )

4 第 3 第表 3 表全体の経営状況 ( 単位 ( 単位 : 百万円 : 百万円 ) ) 年度年度 22 年 22 度年 (A) 度 (A) 23 年 23 度年 (B) 度 (B) 差引差 ((B)-(A)) 引 ((B)-(A)) 項目項目法適用法適用法非適用法非適用合合計計 法適用法適用法非適用法非適用合合計計 法適用法適用法非適用法非適用合合計計 区分区分 ( 事業数 ( 事業数 ) ) (25) (25) (372) (372) (397) (397) (28) (28) (363) (363) (391) (391) (3) (3) ( 9) ( 9) ( 6) ( 6) 黒字額黒字額 56,199 56,199 20,966 20,966 77,165 77, , ,852 20,303 20, , ,156 52,653 52, ,991 51,991 ( 事業数 ( 事業数 ) ) (27) (27) (28) (28) (55) (55) (22) (22) (25) (25) (47) (47) ( 5) ( 5) ( 3) ( 3) ( 8) ( 8) 赤字額赤字額 25,192 25,192 25,863 25,863 51,054 51,054 80,212 80,212 23,226 23, , ,437 55,020 55,020 2,637 2,637 52,383 52,383 ( 事業数 ( 事業数 ) ) (52) (52) (400) (400) (452) (452) (50) (50) (388) (388) (438) (438) ( 2) ( 2) ( 12) ( 12) ( 14) ( 14) 収収支支 31,008 31,008 4,897 4,897 26,111 26,111 28,641 28,641 2,922 2,922 25,718 25,718 2,367 2,367 1,975 1, ( 注 )1. ( 注 )1. 事業数は 決算対象事業数 ( ( 建設中のものを除く ) である ) である 黒字額 赤字額は 法適用企業にあっては純損益 法非適用企業にあっては実質収支による 4. 法適用企業の経営状況 (1) 損益収支の状況ア純損益平成 23 年度における総収益は2,652 億 97 百万円で 前年度 (2,114 億 57 百万円 ) に比べ538 億 40 百万円 25.5% 増加している 一方 総費用は2,366 億 56 百万円で 前年度 (1,804 億 49 百万円 ) に比べ562 億 7 百万円 31.1 % 増加している この結果 純損益は286 億 41 百万円の黒字で 前年度 (310 億 8 百万円の黒字 ) に比べ23 億 67 百万円 7.6% 減少している 純利益を生じた事業は 建設中の事業を除く全事業 50 事業の56.0% に当たる28 事業 ( 前年度 25 事業 48.1%) で その額は1,088 億 52 万円 ( 前年度 561 億 99 百万円 ) となっている (526 億 53 百万円 93.7% 増加 ) これに対し 純損失を生じた事業は同じく44.0% に当たる22 事業 ( 前年度 27 事業 51.9%) で その額は802 億 12 百万円 ( 前年度 251 億 92 百万円 ) となっている (550 億 20 百万円 218.4% 増加 ) また 総収支比率は112.1% で 前年度 (117.2%) に比べ5.1ポイント減少している イ経常損益平成 23 年度における経常収益は2,599 億円で 前年度 (2,080 億 99 百万円 ) に比べ518 億 1 百万円 24.9% 増加している 一方 経常費用は1,733 億 79 百万円で 前年度 (1,631 億 19 百万円 ) に比べ102 億 60 百万円 6.3 % 増加している この結果 経常損益は前年度 449 億 80 百万円の黒字から415 億 41 百万円増加して865 億 21 百万円の黒字になった (92.4% 増加 ) このうち 経常利益を生じた事業は 建設中の事業を除く全事業 50 事業の60.0% に当たる30 事業 ( 前年度 55.8% 29 事業 ) で その額は1,084 億 23 百万円 ( 前年度 569 億 65 百万円 ) となっている (514 億 58 百万円 90.3% 増加 )

5 一方 経常損失を生じた事業は建設中の事業を除く全事業 50 事業の40.0% に当たる20 事業 ( 前年度 44.2% 23 事業 ) で その額は219 億 1 百万円 ( 前年度 119 億 85 百万円 ) となっている (99 億 17 百万円 82.7% 増加 ) また 経常収支比率は149.9% で 前年度 (127.6%) に比べ22.3ポイント増加している ウ累積欠損金 不良債務累積欠損金は3,298 億 12 百万円で 前年度 (2,522 億 81 百万円 ) に比べ775 億 31 百万円 30.7% 増加している 累積欠損金を有する事業は24 事業で 前年度 (26 事業 ) に比べ2 事業減少しており 事業数に占める割合は48.0% で 前年度 (50.0%) に比べ2.0ポイント減少している また 累積欠損金比率は137.5% で前年度 (137.0%) に比べ0.5ポイント増加している 不良債務は43 億 15 百万円で 前年度 (42 億 32 百万円 ) に比べ84 百万円 2.0% 増加している 不良債務を有する事業は1 事業で 前年度と同数である 不良債務比率は1.8% で 前年度 (2.3 %) に比べ0.5ポイント減少している ( 第 4 表 )

6 第 4 表宅地造成事業の経営状況の推移 ( 法適用企業 ) 年度 ( 単位 : 百万円 %) 項目 (A) (B) (A) 総収益 687, , , , , (B)-(A) 経常収益 617, , , , , 営業収益 593, , , , , 営業収益 ( 受託工事収益を除く ) (a) 593, , , , , うち料金収入 559, , , , , 他会計負担金 他会計補助金 343 7,335 14,907 9,182 7, 国庫 ( 県 ) 補助金 皆増 特別利益 69,578 51,813 39,972 3,358 5, 総費用 440, , , , , 経常費用 428, , , , , 営業費用 411, , , , , うち職員給与費 5,447 7,122 6,897 6,472 6, 減価償却費 3,221 6,935 3,862 3,675 3, 支払利息 15,454 16,999 16,595 13,434 11, 特別損失 12,055 59, ,626 17,330 63, 経常損益 189,758 59,704 27,676 44,980 86, 経常利益 (31) 215,776 (27) 69,162 (31) 45,600 (29) 56,965 (30) 108, 経常損失 (26) 26,017 (28) 128,866 (22) 17,923 (23) 11,985 (20) 21, 特別損益 57,523 7,664 62,654 13,972 57, 純損益 247,281 67,368 34,978 31,008 28, 純利益 (34) 265,973 (28) 75,038 (30) 41,324 (25) 56,199 (28) 108, 純損失 (23) 18,692 (27) 142,406 (23) 76,302 (27) 25,192 (22) 80, 累積欠損金 (27) 131,294 (28) 245,881 (26) 221,289 (26) 252,281 (24) 329, 不良債務 (2) 9,011 (3) 9,412 (2) 3,179 (1) 4,232 (1) 4, 総事業数 うち建設中 経常収支比率 総収支比率 総事業数経常損失を生じた事業数 ( 建設中を純損失を生じた事業数 除く ) に対累積欠損金を有する事業数 する割合不良債務を有する事業数 営業収益 (a) 経常損失比率 に対する累積欠損金比率 割合不良債務比率 ( 注 ) ( ) 書は事業数で建設中の事業を除いた数である (2) 資本収支の状況法適用企業の資本的支出は4,072 億 68 百万円で 前年度 (4,722 億 18 百万円 ) に比べ649 億 50 百万円 13.8% 減少している このうち建設改良費は776 億 98 百万円 ( 前年度 901 億 50 百万円 対前年度比 124 億 52 百万円 13.8% 減少 ) 企業債償還金は2,644 億 84 百万円 ( 前年度 3,665 億 28 百万円 対前年度比 1,020 億 44 百万円 27.8% 減少 ) となっている これに対する財源は 企業債等の外部資金 2,955 億 19 百万円 ( 前年度 3,336 億 73 百万円 対前年度比 381 億 54 百万円 11.4% 減少 ) 損益勘定留保資金等の内部資金 1,117 億 49 百万円 ( 前年度 1,385 億 29 百万円 対前年度比 267 億 80 百万円 19.3% 減少 ) となっている 財源不足額は発生していない ( 第 5 表 )

7 第 5 表宅地造成事業の資本的収支の推移 ( 法適用企業 ) ( 単位 : 百万円 %) 年度 (B)-(A) 項目 (A) (B) (A) 資 建 設 改 良 費 130, , ,988 90,150 77, 本 企 業 債 償 還 金 196, , , , , 的 ( うち建設改良のための企業債償還金 ) 162, , , , , 支 そ の 他 102, ,470 15,904 15,541 65, 出 計 430, , , , , 内 部 資 金 254, , , , , 外 部 資 金 175, , , , , 同 企 業 債 72,061 84,777 81, , , 外 ( うち建設改良のための企業債 ) 10,247 17,758 10,944 14,153 9, 上 部 他 会 計 出 資 金 皆増 資 他 会 計 負 担 金 1,618 5,459 6,439 12,541 5, 財 金 他 会 計 借 入 金 5,072 3,635 5,600 4,340 2, の 他 会 計 補 助 金 3,739 2, ,588 76,109.5 源 う 国 庫 ( 県 ) 補 助 金 2, , ち 翌年度繰越財源充当額 ( ) 2,377 3, 計 430, , , , , ( 実質財源不足 額 ) (-) (-) (15) (17) (-) 皆減 財 源 不 足 額 - - 2, 皆減 ( 注 )1. 内部資金 = 補塡財源合計額 - 前年度からの繰越工事資金 + 固定資産売却代金 2. 外部資金 = 資本的支出額 -( 内部資金 + 財源不足額 ) 3. ( 実質財源不足額 ) とは 当該年度同意等債で未借入又は未発行のもののうち 支出済として決算された事業費に対応する分を控除した場合の不足額 である 5. 法非適用企業の経営状況 (1) 収益的収支の状況法非適用企業の収益的収支のうち総収益は1,061 億 24 百万円で 前年度 (1,035 億 42 百万円 ) に比べ25 億 82 百万円 2.5% 増加している 一方 総費用は174 億 22 百万円で 前年度 (179 億 98 百万円 ) に比べ5 億 76 百万円 3.2% 減少している (2) 資本的収支の状況法非適用企業の資本的支出は2,792 億 55 百万円で 前年度 (3,286 億 27 百万円 ) に比べ493 億 72 百万円 15.0% 減少している このうち建設改良費は1,215 億 27 百万円で 前年度 (1,210 億 60 百万円 ) に比べ4 億 67 百万円 0.4% 増加している また 地方債償還金は1,731 億 16 百万円で 前年度 (1,868 億 27 百万円 ) に比べ137 億 11 百万円 7.3% 減少している これに対する資本的収入は2,054 億 99 百万円で 前年度 (2,585 億 11 百万円 ) に比べ530 億 12 百万円 20.5% 減少している このうち地方債は690 億 25 百万円で 前年度 (1,131 億 38 百万円 ) に比べ441 億 13 百万円 39.0% 減少している また 他会計繰入金は1,103 億 15 百万円で 前年度 (1,107 億 96 百万円 ) に比べ4 億 81 百万円 0.4% 減少している (3) 実質収支実質収支をみると 黒字の事業は363 事業 ( 前年度 372 事業 ) で 黒字額は203 億 3 百万円 ( 前年度 209 億 66 百万円 ) となっている (6 億 63 百万円 3.2% 減少 ) 一方 赤字の事業は25 事業 ( 前年度 28 事業 ) で 赤字額は232 億 26 百万円 ( 前年度 258 億 63 百万円 ) となっている (26 億 37 百

8 万円 10.2% 減少 ) ( 第 6 表 ) 第 6 表宅地造成事業の経営状況の推移 ( 法非適用企業 ) ( 単位 : 百万円 %) 年度 (B)-(A) 項目 (A) (B) (A) 総収益 (a) 242, , , , , 営業収益 220, ,567 94,107 82,610 88, 収営業収益 ( 受託工事収益を除く ) (b) 220, ,066 94,049 82,579 87, 益うち料金収入 209, ,976 85,525 71,588 76, 的他会計繰入金 14,799 16,107 20,626 15,897 12, 収総費用 (c) 23,513 22,308 19,057 17,998 17, 支営業費用 8,557 7,455 6,692 5,633 6, うち職員給与費 2,325 1,956 1,995 1,818 1, 収支差引 218, , ,033 85,544 88, 資本的収入 289, , , , , 資地方債 158, , , ,138 69, 本他会計繰入金 85,509 88,061 83, , , 的資本的支出 455, , , , , 収建設改良費 149, , , , , 支地方債償還金 (d) 253, , , , , 収支差引 166, ,249 91,041 70,116 73, 実質収支黒字 47,765 29,034 22,345 20,966 20, 赤字 (e) 42,852 36,010 31,267 25,863 23, (a) 収益的収支比率 (c)+(d) (e) 赤字比率 (b) 事業数 うち建設中 収益的収支で赤字を生じた事業数実質収支で赤字を生じた事業数 料金収入の状況料金収入は2,785 億 65 百万円 ( 法適用企業 2,023 億 99 百万円 法非適用企業 761 億 66 百万円 ) で 前年度 2,307 億 6 百万円 ( 法適用企業 1,591 億 18 百万円 法非適用企業 715 億 88 百万円 ) に比べ478 億 59 百万円 20.7% 増加している 7. 他会計繰入金の状況他会計繰入金は1,701 億 39 百万円 ( 法適用企業 470 億 65 百万円 法非適用企業 1,230 億 74 百万円 ) で 前年度 1,527 億 96 百万円 ( 法適用企業 261 億 3 百万円 法非適用企業 1,266 億 93 百万円 ) に比べ173 億 43 百万円 11.4% 増加している 収益的収入への繰入金は205 億 96 百万円 ( 法適用企業 78 億 37 百万円 法非適用企業 127 億 60 百万円 ) で 前年度 250 億 78 百万円 ( 法適用企業 91 億 82 百万円 法非適用企業 158 億 97 百万円 ) に比べ 44 億 82 百万円 17.9% 減少している

9 また 資本的収入への繰入金は 1,495 億 43 百万円 ( 法適用企業 392 億 28 百万円 法非適用企業 1,103 億 15 百万円 ) で 前年度 1,277 億 18 百万円 ( 法適用企業 169 億 22 百万円 法非適用企業 1,107 億 96 百万円 ) に比べ 218 億 25 百万円 17.1% 増加している 8. 経営健全化の状況平成 20 年度より施行された 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 では 資金不足比率が20% 以上となる公営企業会計には経営健全化計画の策定が義務付けられている 宅地造成事業においては 4 会計 ( 前年度同数 ) が対象となっている

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