マイクロソフトのネットワーク仮想化を強化する F5 の連携機能 F5 ネットワークスジャパン株式会社ビジネス開発部部長宮崎佑一

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1 マイクロソフトのネットワーク仮想化を強化する F5 の連携機能 F5 ネットワークスジャパン株式会社ビジネス開発部部長宮崎佑一

2 ご紹介内容 F5 ネットワークスのご紹介 マイクロソフト環境を最適化する F5 の取り組み マイクロソフトのネットワーク仮想化との連携

3 $ Millions 会社概要 ビジネスの近況 F5 Networks, Inc 年設立 /1999 年上場会長兼 CEO: John McAdam 本社 : 米国ワシントン州シアトル従業員 : 3,125 名 (2012 年 12 月 31 日現在 ) FY07 売上 : $526M FY08 売上 : $650M FY09 売上 : $653M FY10 売上 : $882M FY11 売上 : $1.15B 20%up FY12 売上 : $1.38B 売上の推移 F5 ネットワークスジャパン株式会社 2000 年設立代表取締役社長 : アリイヒロシ従業員 : 124 名 (2013 年 1 月 1 日現在 ) 年度第 1 四半期の売上は 3 億 6 千万ドル 75 対前期比 50 1%up, 対前年同期比 13%up 25 0 安定的な財務基盤の構築と製品開発に投入可能な財源確保

4 F5 は ADC 市場のリーダー ( ワールドワイド ) ADC( アプリケーション デリバリ コントローラ ) 市場でトップシェア ADC 市場 アドバンスド プラットフォーム * ADC 市場 % % 4 8.2% 5 5.3% % 3 9.9% 4 6.1% 5 7.0% % F5 ネットワークス 46.7% % Source: Gartner(2011 年 ) *1 アプリケーションレイヤでのプロキシ対応 コンテンツ変換 圧縮 キャッシュ Web アプリケーションファイアウォール プロトコル最適化 XML 変換 ルール記述など 高付加価値機能を提供する ADC

5 BIG-IPシリーズのプラットフォーム物理 / 仮想アプライアンス VIPRION M - 4M L7 RPS 400K - 1.6M L4 CPS 18G -72G/40G - 160G - L7/L4 TPUT VIPRION M - 6.4M L7 RPS 700K - 2.8M L4 CPS 18G- 72G L7/L4 TPUT BIG-IP k L7 RPS 60K L4 CPS 1G L7/L4 TPUT BIG-IP k L7 RPS 115K L4 CPS 2G L7/L4 TPUT BIG-IP k L7 RPS 175K L4 CPS 4G L7/L4 TPUT BIG-IP 6900, 6900F 600k L7 RPS 220K L4 CPS 6G L7/L4 TPUT BIG-IP 8900, 8900F, 8950, 8950S Up to 1.9M L7 RPS Up to 800K L4 CPS Up to 20G TPUT BIG-IP M L7 RPS 1M L4 CPS Up to 42G TPUT 1 G TPUT 200M TPUT 3 G TPUT Designation after platform: F = FIPS S = Turbo SSL

6 F5 のコアテクノロジー (TMOS) と製品 (BIG-IP) TMOS:F5 製品のプラットフォーム OS プラグイン プラグイン ASM WAM LTM GTM LC APM WOM プラグインできる BIG-IP 製品 TMOS (Traffic Management Operating System) LTM GTM LC ASM APM WOM WA サイト内サーバ負荷分散 (Local Traffic Manager) データセンタ間負荷分散 (Global Traffic Manager) WAN 回線負荷分散 (Link Controller) Web アプリケーションファイアウォール (Application Security Manager) Webアクセスコントロール リモートアクセス (Access Policy Manager) WANトラフィック最適化 (WAN Optimization Manager) Webアプリケーション高速化 (Web Accelerator) 可用性 セキュリティ 高速化

7 マイクロソフト環境を最適化する F5 の取り組み Your Strategic Point of Control

8 クラウドにおける従来型ネットワークの課題 Cloud Provider F5Demo Corporate Network 課題 : IP アドレスは ネットワークと紐づいており ロケーションが固定される Addresses are tied 仮想マシンの新データセンターへの移行は 手作業の IP アドレス再設定を意味する

9 クラウドにおける従来型ネットワークの課題 課題 : 従来型の IP アドレスは テナントの考え方が無く ネットワークは テナント間のトラフィックの分離ができない Cloud Provider Provider Network F5Demo Corporate Network!!IP CONFLICT!!!!DATA LEAKAGE!! F5Agility Corporate Network

10 ネットワーク仮想化による解決 Windows Network Virtualization Cloud Provider F5Demo Virtual Network 標準規格の Generic Routing Encapsulation (GRE) を活用し 仮想マシンのネットワークと物理ネットワークの間に抽象化レイヤーを作る 1. 物理ネットワーク上に 複数の仮想ネットワークを展開できる 2. テナントの識別と分離を ユニークな ID (GRE Key) をパケットに付加することで実現 F5Agility Virtual Network Source IP Dest IP GRE KEY (RED) Source VM IP Dest VM IP Source IP Dest IP GRE KEY (BLUE) Source VM IP Dest VM IP

11 ネットワーク仮想化による解決 Cloud Provider F5Demo Virtual Network F5 Solution for Windows Network Virtualization BIG-IP のアプリケーション最適化エンジン (Auto-Last Hop, ルートドメイン, VLAN, icontrol API, System Center との連携 ) を活用することで, Hyper-V 上で稼働する BIG-IP Virtual Edition が以下の機能を提供 F5Agility Virtual Network 1. NVGRE ゲートウェイ機能 2. Site to Site VPN トンネリング 3. アプリケーション デリバリ機能 (ADC)

12 BIG-IP Virtual Edition :NVGRE ゲートウェイ機能 NVGRE ゲートウェイ機能 Cloud Provider F5Demo Virtual Network 仮想化されたネットワークは 仮想領域の外にあるクライアントやサーバと通信するためのゲートウェイが必要 F5Agility Virtual Network Hyper-V 上で稼働する BIG-IP VE は 高パフォーマンス デュアルパス (inbound and outbound) の NVGRE と標準ネットワークのゲートウェイとして機能

13 BIG-IP Virtual Edition :Site to Site VPN プライベートクラウドをホストする事業者や ハイブリッドクラウドの採用を検討するテナントは BIG-IP VE が Site to Site VPN として提供するセキュリティや高速化機能のベネフィットを獲得 Cloud Provider F5Demo Virtual Network F5Demo Corporate Network Encrypted, Accelerated Tunnel F5Agility Virtual Network F5Agility Corporate Network

14 NVGRE 環境におけるアプリケーション デリバリ Cloud Provider F5Demo Virtual Network BIG-IP の高度なネットワーク機能 ( ルートドメインや分離機能 ) で 外部クライアントからのアクセスを適切なサーバリソースへ接続 F5Agility Virtual Network ネットワーク仮想化のワークロードに対しても 今まで通り 負荷分散 セキュリティ 高速化が提供される

15 F5 と NVGRE/SCVMM のインテグレーション SCVMM が F5 BIG-IP を NVGRE Gateway としてコントロール

16 まとめ 仮想マシンの自由な移動と マルチテナントに対応したネットワークをつくることで IT インフラの柔軟性と効率性が向上し アプリケーション側のニーズに対応したインフラができます F5 を活用することで ネットワーク仮想化のメリットと合わせて アプリケーション デリバリ ネットワーキング機能を活用できます F5 はお客様が既存の IT インフラからマイクロソフトの描く次世代クラウドインフラへの移行を支援するテクノロジーとして有効です

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