PowerPoint プレゼンテーション

Transcription

1 計算機実習 Ⅰ FORTRAN 担当

2 本日の課題 プログラムの基本ルールを理解し 以下が含まれるプログラムを作成する (1) 文法の基礎 ( フローチャートなど ) (2) 変数宣言 (3) 入出力 (4) 四則演算 (5) 組込関数 (6) 判定文 (7) リダイレクション

3 PROGRAM MAIN INTEGER I, J, K REAL A, B, C CHARACTER N*20, G*20 I=1 A=1.0 N= NAGAOKA WRITE(6, (1I10) ) I WRITE(6, (1F10.2) ) A WRITE(6, (1A20) ) N OPEN(10,FILE= datain1.t xt ) READ(10, (1A20) ) N READ(10, (1A20) ) G READ(10, (2I3) ) I, J CLOSE(10) 5 限終了時には このプログラムの意味がわかるようになる I=I+J J=10**2 A=2.0*SQRT(2.0) OPEN(20,FILE= dataout1.txt ) WRITE(20, (2I5) ) I, J WRITE(20, (1F5.1) ) A WRITE(20, (2A10) ) G, N CLOSE(20) STOP END

4 前回の授業の復習

5 前回の復習 自分の目の前の PC でなく, 他の場所にあるサーバに接続してプログラムを作成した. OS:windows OS:UNIX(LINAX) 現在使用している PC TeraTerm( ソフト ) 他の PC を Traterm を用いてコントロールしている 大学内 (1 階にある PC) 事前に全員のディレクトリ ( フォルダ ) が作成してある

6 (2)UNIX パソコンへの接続 TeraTerm の起動 1 ホスト nutech 2 サービス SSH OK

7 (2)UNIX パソコンへの接続 TeraTerm 使用方法 (S+ 学績番号 6 桁 ) 4 ユーザー名パスワード OK

8 TeraTerm の使用方法 接続に成功するとこのようになる

9 作成ファイルを自分で保存したいとき Linux サーバから, 自分の目の前の PC へデータを転送することが可能 OS:windows OS:UNIX(LINAX) ファイルを移動 現在使用している PC 作成したプログラムファイルを印刷 持ち帰ることができる FFFTP 大学内 (1 階にある PC) 作成したプログラムファイルはこの中に保存されている kadai.f WinSCP

10 FFFTP の使用方法

11

12

13

14 ここまで

15 ここから Teraterm を用いて新しい課題 Linux を操作 1UNIX PCの中の中身を確認する ls と入力 先週作成したファイルが表示される

16 本日の課題の準備 UNIX PCの中にフォルダやファイルを作成するフォルダ ( ディレクトリ ) を作成 mkdir kadai3 と入力 UNIX PCの中の中身を確認する ls と入力先週作成したファイル +Kadai3 作成した kadai3 が追加される フォルダの中に移動してみる cd kadai3 と入力

17 UNIX パソコンを操作 6 フォルダ ( ディレクトリ内 ) にファイルを作成する (2 つファイルを作成する ) ファイルを作成 touch datain1.txt と入力ファイルを作成 touch kadai3.f と入力 7 フォルダ ( ディレクトリ内 ) の中身を確認する ls と入力 ファイル名 datain1.txt Kadai3.f 2 つのファイルが表示される 7 ファイルを編集 vi datain1.txt と入力

18 プログラムを作成してみよう 1 ファイルを編集 vi datain1.txt 2 文字 数字を入力する 入力するとき Esc a 削除するとき Esc x

19 datain1.txt 本日作成するデータ 名前を記入学生番号を記入 1マスあける 1マスあける N A G A O K A マス 2 マスあける 6 2 マス マス 行目 2 行目 3 行目 4 行目 5 行目 6 行目 3 ファイルを入力して終了する 保存して終了 Esc :wq! 保存しないで終了 Esc :q!

20 プログラムを作成してみよう 1 ファイルを編集 vi kadai3.f FORTRAN 言語ファイル 2 文字 数字を入力する 入力するとき Esc a 削除するとき Esc x

21 (1) 変数宣言整数 実数の区別 ( 宣言文で区別する ) プログラムでは 整数 1 と 実数 1.0 は違う 宣言文 整数 : INTEGER 実数 : REAL 文字 : CHARACTER フローチャート 開始 整数型宣言 I, J,K 実数型宣言 A, B,C 文字型宣言 N, D プログラム例 PROGRAM MAIN INTEGER I, J, K REAL A, B, C CHARACTER N*20, G*20 STOP END 整数 実数 終了 文字 (10 文字以内 ) *20 は 20 文字以内という意味

22 (3) 入出力 ( 直接入力 ) プログラム中でのデータの入力と出力 (WRITE 文 ) フローチャート 開始 整数型宣言 I, J,K 実数型宣言 A, B,C 文字型宣言 N, D I=1 A=1.0 N=NAKAOKA PROGRAM MAIN INTEGER I, J, K REAL A, B, C CHARACTER N*20, G*10 I=1 A=1.0 N= NAGAOKA I A N に値を入力 I A N の出力 終了 WRITE(6, (1I10) ) I WRITE(6, (1F10.2) ) A WRITE(6, (1A10) ) N I A N を画面に出力 STOP END

23 WRITE 文のルール 整数 WRITE(6, ( 2 I 5 ) ) どこに出力するか 2 つ 5 マス 出力される結果 WRITE(6, ( 2 A 5 ) ) どこに出力するか 2 つ 5 マス 出力される結果 文字 C I V 0 7 E N V つ 2 つ 実数 WRITE(6, ( 2 F 5.2 ) ) どこに出力するか 2 つ 5 マス 出力される結果 つ 2 つ WRITE(6, ( 2 F 5.2 ) ) 6 は画面に出力 1 つ 2 つ

24 プログラムを実行してみよう プログラムをコンパイル f95 kadai3.f を入力 プログラムを実行./a.out を入力すると実行 正しく実行されると 結果が表示される NAGAOKA このように表示されていれば良い

25 (3) 入出力 ( ファイルから入力 出力 ) データの読み込み データの出力 datain1.txt プログラム (FORTRAN 言語 ) 計算など datain2.txt

26 (3) 入出力 ( ファイルから入力 ) プログラムでは OPEN 文 と REDA 文 を使用する プログラム例 ファイル名 OPEN(10,FILE= datain1.txt ) READ(10, (1A20) ) N READ(10, (1A20) ) G READ(10, (2I3) ) I, J CLOSE(10) datain1.txt というファイルを開く ファイルの文字を N G に入力 ファイルから I J に入力 5 6 番号を合わせる I datain1.txt というファイルを閉じる J

27 PROGRAM MAIN INTEGER I, J, K REAL A, B, C CHARACTER N*20, G*20 I=1 A=1.0 N= NAGAOKA WRITE(6, (1I10) ) I WRITE(6, (1F10.2) ) A WRITE(6, (1A10) ) N OPEN(10,FILE= datain1.txt ) READ(10, (1A20) ) N READ(10, (1A20) ) G READ(10, (2I3) ) I, J CLOSE(10) OPEN(20,FILE= dataout1.txt ) WRITE(20, (2I5) ) I, J WRITE(20, (2A20) ) G, N CLOSE(20) STOP END Kadai3.f (3) 入出力 ( ファイルから入力 ) プログラム例 OPEN(10,FILE= datain1.txt ) READ(10, (1A20) ) N READ(10, (1A20) ) G READ(10, (2I3) ) I, J CLOSE(10) OPEN(20,FILE= dataout1.txt ) WRITE(20, (2I5) ) I, J WRITE(20, (1F5.1) ) A WRITE(20, (2A20) ) G, N CLOSE(20)

28 ファイルを編集 vi dataout1.txt 結果が出力されている

29 プログラム中での四則演算エクセルなどと同様である * / 2 乗 **2 (4) 四則演算 (5) 組み込み関数 組み込み関数 (sin log など ) エクセルなどと同様である SQRT( ) sin SIN( ) cos COS( ) e EXP( ) I=1+10 J=10 2 A= B=1.0/2.0 プログラム例 I=1+10 J=10**2 A=1.0*2.0 B=1.0/2.0 A 2 プログラム例 A=SQRT(2.0) B sin( 45 /180) B=SIN(45.0 * 3.14 / 180.0)

30 (4) 四則演算 (5) 組み込み関数 開始 整数型宣言 I, J 実数型宣言 A, B 文字型宣言 C, D I=1 A=1.0 C=NAKAOKA I A C の出力 I, J, A, B, C, D を読み込む I, J, A, B, C, D の出力 I=1+10 J=10 2 A= B=1.0/2.0 I, J, A, B の出力 A 2 B=( /180 ) A, B の出力 終了 PROGRAM MAIN INTEGER I, J, K REAL A, B, C CHARACTER N*20, G*20 I=1 A=1.0 N= NAGAOKA WRITE(6, (1I10) ) I WRITE(6, (1F10.2) ) A WRITE(6, (1A20) ) N OPEN(10,FILE= datain1.txt ) READ(10, (1A20) ) N READ(10, (1A20) ) G READ(10, (2I3) ) I, J CLOSE(10) OPEN(20,FILE= dataout1.txt ) WRITE(20, (2I5) ) I, J WRITE(20, (1F5.1) ) A WRITE(20, (2A10) ) G, N CLOSE(20) STOP END プログラム例 I = I + J J = 10**2 A = 2.0*SQRT(2.0)

31 (6) 判定文 (IF 文 ) プログラム中で判定 選択を行うもの機能はエクセルの IF 文 と同様である プログラムでの書き方 IF(. 判定記号. ) THEN ( 判定が正しい場合 ) ELSE ( 判定が正しくない場合 ) ENDIF プログラム例 判定記号 = EQ < LT > GT I=10 のとき LE GE NE IF(I.EQ. 10) THEN J=1 ELSE J=0 ENDIF I=10 のときは J=1 I=10 以外のときは J=0

32 本日の課題 ( プログラムを作成しなさい ) PROGRAM MAIN INTEGER I, J, T REAL A, B, C, D REAL E, F, R, Y CHARACTER N*20, G*20 OPEN(20,FILE= datain1.txt ) READ(20, (1A20) ) N READ(20, (1A20) ) G READ(20, (2I3) ) I, J READ(20, (2F5.2) ) A, B READ(20, (2F5.1) ) C, D READ(20, (2F5.1) ) E, F CLOSE(20) STOP END ファイル名 : kadai4.f ここを作成 以下を計算するプログラムを作成し N, G, T, R,Y を画面に出力しなさい T= I + J *20 R= A / B + C + 1.0/2.0 Y= R + E + F**0.5 プログラムが完成したら TA の前で実行してみせる TA から OK をもらったら名簿にチェックを入れる プログラムを FFTP へ自分の PC へ転送 WordPad にプログラムをコピーしてファイル作成 作成したファイルを犬飼へメール送信して提出メール アドレスは inu@nagaokaut.ac.jp であるメールは学生 Webmail を使用して送信すること.