PC 鋼材の特性と種類 PC 鋼材の特性 2 PC 鋼材の種類 PC 鋼材の製造工程... 2 PC 鋼より線の規格および仕様日本工業規格 (JIS G ) 2 フレシネー工法規格 (HTS-27) 3 旧国鉄規格 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P

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さやなちゅうか
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2 P 鋼材の特性と種類... P 鋼材の特性 P 鋼材の種類 P 鋼材の製造工程... P 鋼より線の規格および仕様... 3 日本工業規格 (JIS G ) フレシネー工法規格 (HTS-7) 3 旧国鉄規格 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P 鋼より線 (EF ストランド ) の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E4-8) 5 ポリエチレン被覆内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P 鋼より線 (PE 被覆型 EF ストランド ) の仕様 6 プレグラウト P 鋼より線の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E45-3) 7 アンボンド P 鋼より線の仕様 ( 住友仕様 ) ( 土木学会規準 JSE-E4-8) P 鋼より線の荷姿... 6 P 鋼より線の取り扱いについて... 7 運搬保管配筋前の作業および加工 3 配筋ならびに応力導入 P 鋼より線用部品... 7 繰り返し使用グリップの取扱いについて... 繰り返し使用グリップの取扱い繰り返し使用グリップの手入れ W ストランドシステム... M システムの特長 M システムの特長緊張機器... 3 SM 工法用緊張機器 W 工法用緊張機器

3 P 鋼棒の諸規格... 5 一般 P 鋼棒 ( 丸鋼棒 )JIS 規格 (JIS G 39-8) ディビダーク工法用 P 鋼棒規格 3 総ねじ P 鋼棒 ( ゲビンデスターブ ) 規格 4 P 鋼棒の特性 5 プレグラウト P 鋼棒の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E45-3) P 鋼棒の取扱いについて... 7 運搬保管配筋前の作業および加工 3 配筋ならびに応力導入 P 鋼棒用部品... 8 一般 P 鋼棒用部品ディビダーク鋼棒用部品 3 ゲビンデスターブ用部品資料集 (P 鋼より線 )... 9 リラクセーションに及ぼす温度の影響温度上昇による機械的性質の変化 3 高温下における強度低下例 4 ガス切断による影響範囲 5 曲げ引張りの影響 6 大気中暴露による性能低下 7 φ9.4p 鋼線 : 引張応力作用下におけるせん断強さ例資料集 (P 鋼棒 )... P 鋼棒の応力度伸び曲線図高温における機械的性質の変化 3 ガス切断による影響長さ 4 塑性曲げ加工の影響 5 P 鋼棒ねじ部角度定着引張試験結果の一例 6 P 鋼棒 ( 種 ) ねじ部方向繰返し角度定着試験結果 7 P 鋼棒カップラー嵌合長さと破壊荷重との関係 8 P 鋼棒 φ3 ナット嵌合長さと破壊荷重との関係 9 P 鋼棒 φ3 種 : 引張応力作用下におけるせん断強さアークストライク径と引張強度低下の傾向 (φ6 鋼棒の場合 )

4 世紀の新しい可能性住友電工スチールワイヤーの P 技術力プレストレストコンクリート (P) 技術は 95 年 ( 昭和 6 年 ) に我が国初のP 橋が建設されて以来着実に成長して参りましたこの間 P 技術の適用用途はめざましい広がりを見せ橋梁構造も大きく進化を遂げております住友電工は我が国唯一の総合 P 鋼材メーカーとして半世紀を越えて高度な技術力と実績を培い P 技術の向上と普及に微力ながら努めて参りましたが年 ( 平成 4 年 ) こうしたハイテクノロジーとノウハウを受け継いで住友電工スチールワイヤーが新たに発足しました住友電工スチールワイヤーでは長年培われたP 鋼材製造の基幹技術をベースとして防食 P 鋼材や各種定着システム施工機材も取りそろえ力強い施工サポート体勢を整えていますより高度な技術によって更なる高耐久性とコストダウンを求めて住友電工スチールワイヤーのP 技術が未来の新しいP 構造物の可能性を開いて参ります

5 P 鋼材の特性と種類 P 鋼材の特性 P 鋼より線. 弾性限降伏点強度が高く大きい引張強さを有すること破断時の伸びが大きいこと 3リラクセーションが小さいこと 4 品質が均一なこと 5. 伸直性や可とう性が良いこと 6コンクリートに対する付着性が良いこと P 鋼棒. 弾性限降伏点強度が高く大きい引張強さを有すること破断時の伸びが大きいこと 3リラクセーションが小さいこと 4. 品質が均一なこと 5. ストレッチング方式の為全数の強度保証が行なわれること 6ねじ部の耐荷性能が優れていること P 鋼材の種類種類サイズ形状本より P 鋼より線.9 本より 3 本より P 鋼より線.9 3 本より P 鋼より線 7 本より P 鋼より線本より P 鋼より線本より P 鋼より線 8.6 P 鋼棒丸鋼棒総ねじ P 鋼棒ゲビンデスターブプレグラウト P 鋼棒丸鋼棒 3. 7 本より P 鋼より線.4 5. アンボンド P 鋼より線 9 本より P 鋼より線本より P 鋼より線 8.6 プレグラウト P 鋼より線 9 本より P 鋼より線本より P 鋼より線 8.6, 9. エポキシ P 鋼より線 (EF ストランド ) 7 本より P 鋼より線 9.3,.7, 5., 5.7, 7.8,.8 ポリエチレン被覆エポキシ P 鋼より線 (PE 被覆型 EF ストランド ) 7 本より P 鋼より線.7, 5., 5.7

6 P 鋼材の製造工程鋼片 ( ビレット ) 加熱圧延圧延鋼棒材ピアノ線材熱処理ストレッチングブルーイング定尺切断パテンチング酸洗伸線ねじ転造プレグラウト加工検査検査P 鋼棒より線ホットストレッチング検査P 鋼より線エポキシ加工検査エポキシ P 鋼より線アンボンド加工検査アンボンド P 鋼より線プレグラウト加工検査プレグラウト P 鋼より線総ねじ P 鋼棒ゲビンデスターブプレグラウト P 鋼棒ねじ転造検査

7 P鋼より線P 鋼より線の規格および仕様種日本工業規格 (JIS G ) 類記号本より線異形 3 本より線 SWPRN SWPRL SWP3N SWP3L 径許容差径差引張試験 ( 芯線側線 ).% 永久伸び最大試験力に対する試験力 kn 以上 kn 以上リラクセーション値 (.9 本より ).9 ± ,9.93 本より ,9 伸び % 以上 N % 以下 L 公称断面積単位 kg/km 強度レベル N/ 以上 7 本より {..5 以上 ,7 SWPR7N SWPR7L 7 本より.8 7 本より {. +.4 { ,7,7 7 本より線 7 本より 5. 7 本より {. +.4 { , 43,7,86 SWPR7N SWPR7L 7 本より. 7 本より {. +.4 { ,86,86 7 本より { ,,86 9 本より { ,65,86 9 本より線 SWPR9N SWPR9L 9 本より 9.3 (9 本より.3) 9 本より { { { ,93,49,48,86,8,8 9 本より { ,9,78 注 7 本より線および9 本より線の径はより線の外接円の直径とするリラクセーションの規格値は, 時間経過後の値を示すより線のよりの長さは本より線及び異形 3 本より線では径の4 3 倍 7 本より線及び9 本より線は径の 8 倍 7 本より線種は引張強さ,7N/ 級を種は,86N/ 級を示す ( ) のP 鋼より線はご検討される場合事前にお問い合わせをお願いしますフレシネー工法規格 (HTS-7) 種類.% 永久伸びに対する試験力 kn 以上引張試験最大試験力 kn 以上伸び % 以上時間値 % 以下リラクセーション試験時間値 % 以下時間値 % 以下破断後絞り試験 7 本より絞り % 以上心線のねじり試験回転回以上 7 本より本より本より本より本より注他の試験項目についてはフレシネー工法規格 HTS-7による 3 旧国鉄規格.93 本より P 鋼より線規格機械的性質直径最大試験力 kn 以上.% 永久伸びに対する試験力 kn 以上伸び % 以上.9± インデントの形状ピッチくぼみの深さ線方向径伸び以上 % 以上 5.±.5.3±

4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P 鋼より線 (EF ストランド 7 本より ) の仕様土木学会規準 ( 案 ):JSE-E4 適合 NETIS 登録番号 :TH-9-VR 土木学会技術評価証 ( 第 9 号 ) 取得沿岸技術研究センター評価証 ( 第 66 号 ) 取得クラウン部 9.3.7 5. 5.7 7.8.

5 高強度ストランド 5.7 7,3 335 85 3.5 6.5,38 7.8 7,8,4 387 33 3.5 6.5,57.8 7,8, 573 495 3.5 6.5,334 5 種 : 土木学会規準 ( 案 )JSE-E4に準拠しエポキシ樹脂の確実な内部充てんが可能な7 本よりとしている : 被覆後の参考値 3: 9.

8 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P 鋼より線 (EF ストランド 7 本より ) の仕様土木学会規準 ( 案 ):JSE-E4 適合 NETIS 登録番号 :TH-9-VR 土木学会技術評価証 ( 第 9 号 ) 取得沿岸技術研究センター評価証 ( 第 66 号 ) 取得クラウン部図種別呼び径エポキシ被覆厚 µm 強度レベル N/ 最大試験力 kn.% 永久伸びに対する試験力 kn 伸び % リラクセーション (,hr 後 ) % 参考標準単位 kg/km 9.3 3, 8, JIS 規格強度品.7, ~, , , 高強度ストランド 5.7 7, , ,8, ,57.8 7,8, ,334 5 種 : 土木学会規準 ( 案 )JSE-E4に準拠しエポキシ樹脂の確実な内部充てんが可能な7 本よりとしている : 被覆後の参考値 3: 9.3 EFストランドはプレテンション工法用のみで使用 4: 断面内の各クラウン部 ( 図 ) 5: 断面内の全クラウン部 (6ケ所) の平均 6: 低リラクセーションEFストランドは化学成分がJIS G 3536の規定とは異なるためご採用に当たっては予めその点にご注意ください 7: 高強度 EFストランドは化学成分がJIS G 3536の規定とは異なるためご採用に当たっては予めその点にご注意ください 8: は現在付着型が標準仕様でありその他の仕様をご希望の場合は事前に弊社までお問い合わせくださいポリエチレン被覆内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P 鋼より線 (PE 被覆型 EF ストランド )( 土木学会基準 JSE-E4-8) 基本外径エポキシ被覆厚ポリエチレン参考標準別呼び径標準被覆厚単位 µm kg/km JIS 規格強度品高強度ストランド ~, 4~9, ,37 : 断面内の各クラウン部 : 断面内の全クラウン部 (6 ヶ所 ) の平均 4

6 プレグラウト P 鋼より線の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E45-3) 形状シース径凸部凹部凹凸の差 ( 標準値 ) ( 標準値 ) 以上リブ部以下新技術名称 : 湿気硬化型プレグラウト P 鋼材 NETIS 登録番号 :Q S - 6 -V 設計比較対象技術凸部シースの厚さ以上参考標準単位 kg/km 9 本より7.8 5.±..5 +..5.5 3..,88 9 本より9.

9 6 プレグラウト P 鋼より線の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E45-3) 形状シース径凸部凹部凹凸の差 ( 標準値 ) ( 標準値 ) 以上リブ部以下新技術名称 : 湿気硬化型プレグラウト P 鋼材 NETIS 登録番号 :Q S - 6 -V 設計比較対象技術凸部シースの厚さ以上参考標準単位 kg/km 9 本より7.8 5.± ,88 9 本より9.3 6.± ,8 9 本より.8 9.± ,79 9 本より ± ,5 9 本より最大試験力 39kN. ( タイプ9.) 37.±3. 3.5± ,584 高強度ストランドを使用土木学会規準 JSE-E45-3 に準拠凸部凹部リブ部 9 本より最大試験力 39kN( タイプ 9.) の機械的性質径許容差.% 永久伸びに対する試験力 kn 以上引張試験最大試験力 kn 以上伸び % 以上リラクセーション値 % 以下公称断面積単位 kg/km 強度レベル N/ 以上 9 本より最大試験力 39kN. ( タイプ9.) 9. { ,93 8 プレグラウト P 鋼材用湿気硬化型エポキシ樹脂の特性試験項目試料加温条件頻度品質規定粘度湿気硬化型エポキシ樹脂に重量比で% の水を添加し5 分間撹拌したもの 9 48 時間樹脂製造ロットごとに回 5Pa s 以上 6Pa s 以下デュロメーター硬さ硬化収縮率定められた期間内に製造されたロットから任意に抽出 85 95%RH 8 時間 85 95%RH 8 時間定期試験 ( 年回以上 ) 定期試験 ( 年回以上 ) タイプ 5 以上.% 以下プレグラウト P 鋼材用熱硬化型エポキシ樹脂の特性ポリエチレンシース用樹脂の特性試験項目樹脂タイプ加温条件頻度品質規定試験項目品質規定試験方法常温 8 5 時間密度 94kg/m 3 以上 JIS K7 ちょう度暑中高温 8 3 時間 9 45 時間樹脂製造ロットごとに回 3 以上引張破壊強さ MPa 以上 JIS K69- 引張破壊呼びひずみ 3% 以上 JIS K69- 超高温時間デュロメーター硬さ 6 以上 JIS K75 常温 8 75 時間ビガット軟化点 5 以上 JIS K76 デュロメーター硬さ暑中高温 8 5 時間 9 5 時間定期試験 ( 年回以上 ) タイプ 5 以上耐寒性 6 以下 JIS K76 超高温 95 5 時間硬化収縮率定期試験 ( 年回以上 ).% 以下 5

7 アンボンド P 鋼より線の仕様 ( 住友仕様 ) 種類 7 本より線 9 本より線径最大試験力 kn 以上.

8 387 33.8.5,797 6 85 9.3 45 387 3.3.5,9 7 9.8 573 495 5.8.5,66 8 8.6 949 87 33.3.5 4,57 49 39 ポリエチレンシースの特性項目試験方法特性値例密度 (kg/m 3 ) JIS K7 944 引張破壊応力 (MPa) JIS K69-3.

項目試験方法特性値例ちょう度 (5, 6 回 ) JIS K 83 滴点 ( ) JIS K 3 銅板腐食 JIS K 合格 P 鋼より線の荷姿本より 3 本より P 鋼より線荷姿あや巻き径標準外径

93 本より,3 735 73 63 kg P 鋼より線 (7 本より ) 荷姿センタープル方式 ( 整列巻き ) 径標準外径標準内径標準幅標準単重 kg 9.3, 74 75,8 t もの.

10 7 アンボンド P 鋼より線の仕様 ( 住友仕様 ) 種類 7 本より線 9 本より線径最大試験力 kn 以上.% 永久伸びに対する試験力 kn 以上基本外径被覆標準厚さアンボンド参考標準グリース単位標準 kg/km kg/km 被覆材標準 kg/km , , , , , ポリエチレンシースの特性項目試験方法特性値例密度 (kg/m 3 ) JIS K7 944 引張破壊応力 (MPa) JIS K 引張破壊呼びひずみ (%) JIS K69-6 デュロメーター硬さ ( ショア) JIS K75 64 ビカット軟化点 ( ) JIS K76 8 耐寒性試験 ( ) JIS K76-7 以下グリースの特性項目試験方法特性値例ちょう度 (5, 6 回 ) JIS K 83 滴点 ( ) JIS K 3 銅板腐食 JIS K 合格 P 鋼より線の荷姿本より 3 本より P 鋼より線荷姿あや巻き径標準外径標準内径標準幅標準単重.9 本より本より, kg P 鋼より線 (7 本より ) 荷姿センタープル方式 ( 整列巻き ) 径標準外径標準内径標準幅標準単重 kg 9.3, 74 75,8 t もの.8, 74 75,.4, 74 75,.7, 74 75, 5., , 3 t もの 9.5, ,9., ,9.7, , 5., , 鋼帯注意事項開梱する前に必ず引き出し方向のマークを確認してください逆方向からの引き出しは引き出し不良の原因となります 6

緊張後の余長を切断する場合はグラインダーカッターをご使用くださいやむなくガス切断される時は定着具より鋼材径の.

11 P 鋼より線の取り扱いについて 3 特にご注意願いたいこと. 適切な定着装置をご使用ください緊張力の管理を十分に行なってください 3P 鋼より線に溶接することおよびアークを飛ばすことは絶対に避けてください運搬保管運搬荷役に際しては投げおろしたり引きずったりしないようご注意願います保管に際しては損傷防止および防食防錆のため地面に直接置かず必ず枕木などの上に置きさらに雨露にさらされないようご配慮ください配筋前の作業および加工緊張後の余長を切断する場合はグラインダーカッターをご使用くださいやむなくガス切断される時は定着具より鋼材径の.5 倍以上離れた箇所で切断してください溶接加熱局部的な折り曲げは絶対に行なわないでください配筋ならびに応力導入 P 鋼より線の種類にあった定着具機器を使用し正しくセットしてください緊張中は危険ですのでジャッキの後に立たないようにご注意ください P 鋼より線用部品繰り返し使用グリップ ( プレテン用 ) メスコーンオスコーン a b kg/ 個 b 繰り返し用 ( プレテン用 ).9 3 本より , a.8, , ()() 本より 3 本よりのオスコーンは枚刃となりますのでご注意願います繰り返し使用フタ付グリップ ( プレテン用 ) ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) kg/ 個フタ付グリップ ( プレテン用 ).9 3 本より , , , ()() 本より 3 本よりのオスコーンは 3 枚刃となりプレテングリップ用のオスコーンとは. 異なりますのでご注意願います ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) 繰り返し使用カップラー ( プレテン用 ) kg/ 個カップラー ( プレテン用 ).9 3 本より , , , ()() 本より 3 本よりのオスコーンは 3 枚刃となりプレテングリップ用のオスコーンとは. 異なりますのでご注意願います ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) 7

埋込用グリップ ( ポステン用 ) メスコーンオスコーン a b kg/ 個.4.7 43 4 4 6..37 b 埋込用 ( ポステン用 ) 5.()() 48 45 45 3.53 7.8 6 5 58 36.79 a 9.3 65 55 65 39.5.5.8 75 65 75 44.5.7 8.

8 7 68.4 9.3 75 7.7 寸法は参考値.8 85 85.9 8.6 5.6 カップラー G-G(Ⅱ)( ポステン用 ) kg/ 個.4.7 3 55.9 5.()() 4 6.

6 カップラー G-G(Ⅲ)( プレグラウトP 鋼より線用 ) ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) kg/ 個.4.7 5.

12 埋込用グリップ ( ポステン用 ) メスコーンオスコーン a b kg/ 個 b 埋込用 ( ポステン用 ) 5.()() a オスコーンメスコーンナット式グリップ ( ポステン用 ) kg/ 個 ()() ナット ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン:SM435H) ナット式グリップ ( ポステン用 ) メスコーンオスコーン寸法は参考値カップラー G-G(Ⅱ)( ポステン用 ) kg/ 個 ()() 押さえキャップ ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) カップラー G-G(Ⅱ)( ポステン用 ) カップラー G-G(Ⅲ)( プレグラウトP 鋼より線用 ) ( 材質 : オスコーン :SM45H メスコーン :SM435H) kg/ 個 ()() カップラー G-G(Ⅲ)( プレグラウト P 鋼より線用 ) ゴムスペーサー兼押さえ板オスコーン次施工側メスコーンスリーブオスコーン次施工側メスコーン G-G(Ⅱ) (Ⅲ) 型以外のカップラーもございますので用途をご検討のうえご相談願います ( 材質 : スリーブ :SM435H) 圧着グリップ kg/ 個 ()() 圧着グリップ圧着グリップ P 鋼より線 ( 材質 :S55) 8

13 約 5 SM 工法用キャスティングプレート本より線9 本より線( 注 ).. 掲載サイズ E は各部品装着時の寸法とするその他の仕様については弊社にお問い合わせください SM 工法用固定端キャスティングプレート P 鋼より線 kg/ 個 7 本より φ5. SM KF 本より φ7.8 SM/KF SM 工法用固定端定着具 ( 組立後 ) 7 本より 9 本より P 鋼より線 φ.7 SM F M6 (φ5.) (SM F-5) (8) () (M6) (φ7.8) (SM F-8) (8) (48) (M8) φ9.3 SM F M8 φ.8 SM F- 95 M8 φ8.6 SM F-9 5 M8 SM 工法用リングアンカー 9 本より φ P 鋼より線 φ.4 φ.7 P 鋼より線 7 本より φ5. SM G-G(R) h L d φ kg/ 個 55. E kg/ 個 SM Y φ5.()() SM K φ7.8 SM K φ9.3 SM Y φ.8 SM K SM-K 型 SM-Y 型 h h アンボンド P 鋼より線エンドキャップキャスティングプレートポケットフォーマー型枠支持棒リングアンカーナット支持棒防錆キャップ L L パッキン d E 型枠 E d グリップポケットフォーマーキャスティングプレートアンボンド P ストランドエンドキャップキャスティングプレートエンドキャップアンボンド P 鋼より線アンカープレート圧着グリップ U 字ボルトジャッキグリップ弊社の P 鋼より線のより方向はすべて S よりです Z よりの P 鋼より線と接続して使用すると互いのよりが戻って適切なプレストレスの導入ができなくなりますので絶対にその組合せで使用しないでください尚弊社の P 鋼より線を他社製の定着具や接続具緊張機器との組合せでご使用になる場合は予め弊社にご相談ください場合によっては適合性の検証が必要となります 9

繰り返し使用グリップの取扱いについて繰り返し使用グリップの取扱い. 使用前に鋼材の寸法に適したグリップかどうかサイズを確認してください.

モリコート以外の物は使用しないでください 3. 各オスコーン片がずれないように正確に合わせてください 4.P 鋼材を切断する時はグラインダーカッターを用いオスコーン端部からの余長を以上としてくだ. さい 5.

緊張時には緊張方向の延長線上に立たないようにしグリップ後部に適当な遮蔽板を立てて作業してください正常な装着状況 ( オスコーンのずれ無 ) 正常な装着状況 ( オスコーンのずれ無 ) 不具合のある装着状況 ( オスコーン軸方向のずれ有 ) 不具合のある装着状況 (

オスコーンの変形状況オスコーンのねじ山部の摩耗損傷程度を調べて継続して使用できるものを選別してください継続して使用不可能と判断した場合は無理に使用せず廃棄してください廃棄品と良品とが混同しないように注意してください 3.

14 繰り返し使用グリップの取扱いについて繰り返し使用グリップの取扱い. 使用前に鋼材の寸法に適したグリップかどうかサイズを確認してください. メスコーン内面及びオスコーン外面 ( テーパー面 ) にモリコート ( 二硫化モリブデン ) が塗布されているかどうか確認してください塗布されていませんとオスコーン片がずれて定着され緊張中に鋼材が破断する恐れやメスコーンからオスコーンが取り外せなくなる恐れがありますモリコート以外の物は使用しないでください 3. 各オスコーン片がずれないように正確に合わせてください 4.P 鋼材を切断する時はグラインダーカッターを用いオスコーン端部からの余長を以上としてくだ. さい 5. 緊張作業中および緊張後にグリップや鋼材をハンマーなどで叩いて衝撃を与えないよう注意してください 6. 緊張時には緊張方向の延長線上に立たないようにしグリップ後部に適当な遮蔽板を立てて作業してください正常な装着状況 ( オスコーンのずれ無 ) 正常な装着状況 ( オスコーンのずれ無 ) 不具合のある装着状況 ( オスコーン軸方向のずれ有 ) 不具合のある装着状況 ( オスコーン円周方向のずれ有 ) 繰り返し使用グリップの手入れ. 使用するたびにメスコーンオスコーンともに付着している錆塵埃などを取除いてください特にオスコーンのねじ山部はP 鋼材を把握する重要部分なのでワイヤーブラシなどできれいに掃除してください. オスコーンの変形状況オスコーンのねじ山部の摩耗損傷程度を調べて継続して使用できるものを選別してください継続して使用不可能と判断した場合は無理に使用せず廃棄してください廃棄品と良品とが混同しないように注意してください 3. 掃除後メスコーン内面及びオスコーンの外面 ( テーパー面 ) にモリコートを塗付してください 4. 保管に当たっては塵埃および水滴などが付着しないように専用の保管箱などに入れてください 5. 良好な保管および使用状態のもので社内試験により回の繰り返し使用を確認しておりますが現場での使用状態を勘案し5 回を限度としてください使用に際してはストランドグリップおよびカップラーの繰り返し使用回数を必ず確認し 5 回繰り返し後に廃棄してくださいまた使用状態使用環境および使用期間等によっては損傷が著しい場合があります 5 回の繰り返し以前であっても損傷が生じた部品についてはすみやかに廃棄し Oリングやオスコーンだけでなくメスコーンやカップラー等も同様に新品と交換してくださいオスコンの清掃状況

15 W ストランドシステム M システムの特長定着体がコンパクトで配置が容易定着体の組立が簡単確実 3 信頼性の高いストランド本ずつのくさび定着 4 ジャッキの押込装置によりバラツキの無い安定した定着が可能 5 マルチジャッキを用いた一括緊張が可能 6 ジャッキのウェッジ自動脱着装置により緊張施工が容易 ( 裸線 ) 7 エポキシ鋼材などの防食鋼材の適用が可能詳細につきましてはディビダーク工法設計施工マニュアルをご参照ください M システム裸 P ストランドグラウト注入排出ホース孔グラウトホースグラウトキャップリブキャストアンカースパイラル筋トランペットシース P ストランド E シースジョイントシースウェッジ F アンカーディスク M タイプ定着具の寸法 ( 裸 P ストランド ) 寸法システム S.4 S.7 3S5. 4S5. 5S5. 7S5. 9S5. S5. 5S5. 9S5. 7S5. 37S5. 48S5. 6S5. φ8 φ φ5 φ5 φ8 φ8 φ φ5 φ8 φ E φ7 φ45 φ55 φ55 φ65 φ75 φ8 φ9 φ95 φ5 φ3 φ5 φ75 F (7) (9) :E はシース内径を表す :( ) 寸法は参考単位 : 構成部品 ( 裸 Pストランド ) 構成部品名材質数量備考ウェッジ SM45H または相当品 (5Pb) JIS G 45 IN EN 77 ストランド本数分リブキャストアンカー F45- JIS G 55 アンカーディスク S45 JIS G 45 トランペットシース HPE(SP) JIS K 69 7S5.のみSP グラウトキャップ SP 等 JIS G 34 等グラウト単管 SGP JIS G 345 スパイラル筋 S95 以上 JIS G 3 現場準備品グラウトホース現場準備品シース現場準備品シースジョイント現場準備品構成部品は全サイズ共通グラウトキャップはサイズにより STK4 STKM3 または SS4 を使用することがある

16 M システムの特長重構造のためケーブル切断によりケーブルと主要定着部品の交換が可能ケーブルの一括引き込みによる工期短縮が可能 3 エポキシ鋼材の使用により自由長部のPE 保護管の融着組立設置作業の省略が可能自由長部のグラウト作業を不要とし且つ信頼性の高い防食性能を確保 M システム EF ストランド内トランペットパッキンアンカーディスクグラウトキャップリブキャストアンカースペーサー外トランペットリセスチューブ内トランペット体グラウト注入治具 G H F ウェッジ Ⅰ スパイラル筋境界部テーピング境界部テーピング EF ストランドグラウト止めスペーサー E M タイプ定着具の寸法 (EF ストランド ) ケーブルサイズ E F G H Ⅰ () グラウトホース内径 MS5.EP φ5 φ6.3 3 φ89 φ4 φ φ9 M9S5.EP φ3 φ φ4 φ4 φ φ9 M7S5.EP φ395 φ φ4 φ65 φ φ9 構成部品 (EF ストランド ) 構成部品名材質数量備考ウェッジ SM45H または相当品 (5Pb) JIS G 45 IN EN 77 ストランド本数分リブキャストアンカー F45- JIS G 55 アンカーディスク S45 JIS G 45 外トランペット HPE または F45- JIS K 69 JIS G 55 内トランペット体 HPE JIS K 69 グラウトキャップ SS4 等 JIS G 3 等スペーサー HPE JIS K 69 内トランペットパッキン R グラウト注入治具一般ポリエチレン管種管他 JIS K 676 他グラウト止めスペーサー HPE JIS K 69 スパイラル筋 S95 以上 JIS G 3 現場準備品リセスチューブ現場準備品構成部品は全サイズ共通グラウトキャップはサイズによりSTK4 STKM3またはSS4を使用することがある

緊張機器 SM 工法用緊張機器 SM 工法は当社が開発したポストテンション工法のひとつで昭和 48 年以来橋梁の横締め用 Pタンク P 舗. 装 P 建築にとその応用分野を広げています φ.4 φ5.の7 本より φ7.8 φ9.

EF 5.7EF 7.8 7.8 9.3.8 8.6 8.6 7.8EF.8EF 9. 最大出力 (kn) 5 94 49 735 735 49 95 最大ストローク () 8 8 3 8 5 緊張受圧面積 (cm ) 35.34 44.77 75.4 4.47 4.47 75.4 45.

7 65. 64.3 64.3 65. 65.3 閉じたジャッキの長さ () 56 54 56 49 6 6 788 開いたジャッキの長さ () 65 65 64 67 9 79 38 先端径 () 65 65 85 99 99 85 4 最小つかみ長さ () 35 35 33 335

17 緊張機器 SM 工法用緊張機器 SM 工法は当社が開発したポストテンション工法のひとつで昭和 48 年以来橋梁の横締め用 Pタンク P 舗. 装 P 建築にとその応用分野を広げています φ.4 φ5.の7 本より φ7.8 φ9.の9 本よりのP 鋼より線を SM 工法用ジャッキを用いて本ずつ緊張定着する工法ですこの工法では下表及び写真に示すジャッキ及びポンプを緊張機器として使用していますジャッキ機種 J- J-3 J-5 J-75 J-75L U-5 U-95 適用サイズ EF 5.EF 5.7EF EF.8EF 9. 最大出力 (kn) 最大ストローク () 緊張受圧面積 (cm ) 最高使用圧力 (MPa) 閉じたジャッキの長さ () 開いたジャッキの長さ () 先端径 () 最小つかみ長さ () 最大直径 () (kg) ジャッキ内部摩擦ロス (%) 上記以外の機種もございますのでお問い合わせくださいジャッキ使用前にはジャッキ本体記載の数値をご確認ください SMJ 型ジャッキポンプポンプ型番 SMP-MINI-N SMP-SEMI 最大圧力 (MPa) 電動機.4kW V 3P.kW V 4P 吐出量 (l/min).35. 外形寸法 () 縦 34 横 4 高さ5 縦 8 横 63 高さ総 (kg) 57 標準ホース長は6mとなります SMP-MINI-N SMP-SEMI 3

18 W 工法用緊張機器ジャッキ G E F ( 裸鋼材用開楔装置 ) WJ-6 マルチストランド用ジャッキの形状 WJ- WJ-8 WJ-6 WJ-6 WJ-3 WJ-43 WJ-43 WJ-5 WJ-68 WJ-86 WJ-3 SMP-SEMI WP-3.7 WP-7.5 適用ポンプ WP-3.7 WP- WP- WP- WP-3.7 WP-7.5 WP- kn 最大出力 (tf) 79 () (8) (6) (3) (43) (5) (68) (86) (3) kg 緊張ラム受圧面積 cm ストローク E F G 内部摩擦 % 4 適用ケーブル S.4 3S5. S5. S.7 5S5. 37S5. 48S5. 4S5. S5. S5.7 9S5.7 7S5. 7S5. 9S5. 48S5. 6S5. 5S5. 37S5. 9S5. WJ-43は緊張力を問わず7S5.の緊張には適用できないポンプ機種 SEMIP-. WP-3.7 WP-7.5 WP7.5 WP- WP- 最大圧力 (MPa) 電動機.KW 3.7KW 7.5KW 7.5KW KW KW 吐出量 (L/min) 外形寸法 () ( 縦横高さ ) (kg) 標準ホース長 m WP-3.7KW ポンプ 4

19 P 鋼棒の諸規格一般 P 鋼棒 ( 丸鋼棒 )JIS 規格 (JIS G 39-8) 鋼棒の種類記号および機械的性質種類記号耐力 N/ 以上引張強さ N/ 以上伸び % 以上リラクセーション値 % 以下種号 SPR 785/3 785, 号 SPR 93/8 93, 種号 SPR 93/8 93, 種号 SPR 8/3,8, 注 ). 耐力とは.% 永久伸びに対する応力をいう鋼棒の寸法およびねじ形状種類丸棒径 3 3. 径の許容差平行部公称断面積単位 kg/m ねじの呼び外径ねじ部有効径谷径ピッチ M M プラス側は 3 3. 規定しない M , M 注 ) 鋼棒長さはユーザーの指定によるものとしその寸法公差は +とする ) ねじ部長さはユーザーの指定によるものとしその寸法差は +とする 3) 長さ以外のねじ部寸法許容差はJIS 9 3 級以上とする 4) 36の鋼棒は事前にお問い合わせください化学成分 (%) P S u.3 以下.35 以下.3 以下注 ) 表記不純物の値はとりべ分析の値とするディビダーク工法用 P 鋼棒規格機械的性質..JIS 規格の種号種号のみとし伸びについては種 7.% 以上種 6.% 以上とするねじは3.ピッチの非対称ねじを使用する 3 サイズは6 3のみとするおよび機械的性質公称断面積種類記号引張荷重 kn 以上降伏点荷重 kn 以上伸び % 以上ねじ部種類ピッチ有効径種号種号 SPR 785/3 SPR 93/ 非対称非対称種号種号 SPR 785/3 SPR 93/ 非対称非対称注 ) 鋼棒長さはユーザーの指定によるものとしその寸法公差はとする ) ねじ部長さはユーザーの指定によるものとしその寸法差は + とする 3) 長さ以外のねじ部寸法許容差は JIS 9 3 級以上とする 5

3 総ねじ P 鋼棒 ( ゲビンデスターブ ) 規格および機械的性質母材部公称径断面積耐力降伏点荷重 N/ 以上 kn 以上引張試験引張強さ N/ 以上引張荷重 kn 以上伸び % 以上リラクセーション試験リラクセーション値 % 以下 3 3. 45.5 93 386,8 449 6. 4. 6 6. 53.9 93 494,8 573 6. 4. 3 3. 84.

20 3 総ねじ P 鋼棒 ( ゲビンデスターブ ) 規格および機械的性質母材部公称径断面積耐力降伏点荷重 N/ 以上 kn 以上引張試験引張強さ N/ 以上引張荷重 kn 以上伸び % 以上リラクセーション試験リラクセーション値 % 以下 , , , , ,8, b a 断面 ~ a 9 dv dh α r. b a リブ断面参考標準単位母材部基本径ねじ状節寸法 G kg/m dh 注 ) dh= ねじ状節に対し垂直方向の直径 dv= ねじ状節に対し直角方向の直径 dv 高さ a 幅 b ピッチ c リード角 α 度化学成分 (%) P S u.3 以下.35 以下.3 以下 4 P 鋼棒の特性メートルねじ ( 転造ねじ ) 一般 P 鋼棒およびディビダーク工法用 P 鋼棒 ( ゲビンデは含まない ) のねじは転造方式によって作られますねじ転造によって谷部は窪み山部が盛り上り下図のような硬度分布になっています組織が切断されることなく谷底まで加工硬化されることによりねじ部の強度が向上していますねじ転造部の硬度分布ねじ部有効径のとり方ねじに対する角度定着の影響 >44 >4 >4 ピッチ -p ピッチ -p a a 6 オネジ ( 鋼棒 ) a r ねじ山の高さ h 破断強度低下率 (%) 3 4 メートル細目ねじ ( 転造 ) 非対称ねじゲビンデスターブ ( 転造 ) >38 5 >36 外径 d 有効径 d 谷の径 d 有効径 : ねじみぞの幅がねじ山の幅に等しくなるような仮想的な円筒の直径曲げ角度 ( 度 ) 5 凸部 ( 標準値 ) シース径凹部 ( 標準値 ) リブ部以下凸部シース厚さ以上プレグラウト P 鋼棒の仕様 ( 土木学会規準 JSE-E 45-3) φ3 39.± 凸凹新技術名称 : 湿気硬化型プレグラウト P 鋼材 NETIS 登録番号 :Q S - 6 -V 設計比較対象技術 6

21 P 鋼棒の取扱いについて特にご注意願いたいこと. アンカープレートは鋼棒に対し正しく直角になるように配置してくださいナットやカップラー類は所定の長さに確実にねじ込んでください 3 鋼棒にアークを絶対に飛ばさないでください運搬保管ねじ部は傷をつけたり錆びさせないよう特に注意願いますまたねじ部の保護キャップは緊張時まではずさないことが望まれます防錆防食のため P 鋼棒は地面に直接置かず枕木などの上に置きさらに雨露にさらされないようご配慮ください配筋前の作業および加工.. 事前に塑性曲げ加工する場合は適当な ar-ender を使用し均一な曲率が得られるようにしてください.. 転造ねじ長さを変更することはできませんので充分検討のうえご発注願います.. ねじ山が損傷した場合現場で手直しすることは非常に危険ですから行なわないようにしてくださいスパークを飛ばしたり局部的な高熱を受けたりすると材質が変化し事故の原因となりますので電気溶接や通電中の電線などからは離して保管してください長尺の鋼棒を運搬される場合は箇所以上で吊り上げるようにしてください.. 鋼棒を接続する場合は必ず専用のカップラーをご使用くださいまた中央のピンにあたるまで完全にねじ込んでください.. 緊張後の余尺長を切断する場合はグラインダーカッターにより冷間切断してください 3 配筋ならびに応力導入.. 弾性曲げ配置は曲げ半径を棒径の 7 倍以上とり局部的に曲がらぬように適当な指示方法をとってください.. アンカープレートは鋼棒に対し正しく直角になるように配置してください.. ナットはナット端面より鋼棒が突出するまで完全にねじ込んでください.. プルロッドまたはジャッキ用カップラーを鋼棒に取り付けるときは棒径の.5 倍以上完全にねじ込むようにしてください 7

22 P 鋼棒用部品一般 P 鋼棒用部品繰返し使用には熱処理ナット熱処理カップラーをご使用ください鋼棒径ネジの呼び H ナットカップラーワッシャー kg/ 個 L F E G kg/ 個 d t 3 M M M M kg/ 個図面 E H F L G F d t ディビダーク鋼棒用部品定着具の形状と寸法 φ6 用カラーナット付 b プレート () φ3 用アンカーグロッケ ( フェールセーフ機構付 ) カップラー () () () ( 材質 : アンカーグロッケ :F45 テーパーナット :S45) E () ( 材質 : ナット :S45 カップラー :S45 ワッシャー :SS4) (kg/ 個 ) 種類 () () () () E () RS 型 ( 緊張側 ) F () ( 材質 :S45) (kg/ 個 ) RF 型 ( 固定側 ) L() 3 ネジ部 E() ピン径外径 F() G() () (kg/ 個 ) ( 材質 :S45) E F M8-5 G E F E F 3 ゲビンデスターブ用部品繰返し使用には熱処理ナット熱処理カップラーをご使用ください鋼棒径ナットカップラー溝付ナット溝付ナット用アンカープレート H (kg/ 個 ) φ L E F (kg/ 個 ) H φ (kg/ 個 ) S t φ φ' (kg/ 個 ) 図面 φ E φ φ φ' S H F L F H t S ( 材質 : ナット :S45 カップラー :S45 溝付ナット :S45 溝付ナット用アンカープレート :SS4) 8

23 資料集 (P 鋼より線 ) リラクセーションに及ぼす温度の影響温度が高くなるとリラクセーションは促進されます火災などに遭遇した場合にはリラクセーションが大幅に進行することが予想されますまた夏期に露天のプレテンションベッドに鋼線を張り渡したまま直射日光にさらす場合も鋼線の温度はかなり上昇ししたがってリラクセーションも増加することになります温度上昇による機械的性質の変化 P 構造物の施工時の温度変化によって P 鋼より線の機械的性質が著しく変化するのは好ましくありません図にみられるように施工時の温度変化あるいは構造物が受ける温度変化の範囲内では作業の障害や構造物の機能を損なうようなことはまずないことがわかりますリラクセーション値 (%) 5 温度応力 (N/ ) ヤング率 ( k N /m m ) 引張り強さ.% 降伏点.% 耐力 (.9φ) (.9φ ブルーイング線 ) H H 時間 ( 分 ).% 弾性限温度 ( ) 3 高温下における強度低下例図は火災などの高温を受けた場合の強度低下を調べたものです 3 以上の高温を受けると強度は急激に低下します応力 (N/ ) 8 6 引張り強さ 4 降伏点ブルーイング線温度 ( ) 4 ガス切断による影響範囲緊張後の鋼線の端末をガス切断する場合の影響を調べたものです切断面より5 位の範囲内は熱影響を受けて強度低下をきたしますのでプレテンション方式の場合はともかくポストテンション方式の場合は鋼材径の.5 倍以上離れた箇所で切断することが肝要ですビッカース硬度秒 4 4 秒切断時間秒切断箇所からの距離 () 7 本より線のガス切断による影響範囲 9

24 抗張力降伏点5 P 曲げ引張りの影響鋼線および鋼より線を局部曲げの状態で緊張する場合の強度低下の程度を調べたものです φ5 φ7p 鋼線やP 鋼より線では d が. 5 以上であればほとんど規格値を満足するのが実体のようです 6 P 大気中曝露による性能低下鋼線およびP 鋼より線を長期にわたって屋外放置した場合腐食によってどの程度性能劣化をきたすかを調査した結果です腐食雰囲気の著しい臨海工業地帯などにおいてはヵ月以上放置することは好ましくありません曲げ直径鋼線 ( 鋼より線 ) の径比 ( d ) 比 (%) 曲げ引張破断荷重実引張破断荷重 P 鋼線本より P 鋼より線注 ) それぞれの点は3~5 個の測定値の平均を示す θ 局部曲げ部の引張強さの変化 θ d () d () 応力 (N/ ) 抗抗張力抗張力降5φ 線 5φ 亜鉛メッキ鋼線 /"7 本より線応力あり応力なし規格引張荷重に対する破断荷重低下率 (%) P 鋼より線 6 局部曲げ部強度規格引張強さに対する低下率 5 5 φ5 φ7p 鋼線 φ9 P 鋼線 (/d) 5 屈曲数 (%) 絞り伸び曲げ降曝露月数大気中曝露による性能変化 ( 臨海工業地区 ) 7 φ9.4p 鋼線 : 引張応力作用下におけるせん断強さ例 6. せん断強さ (N/ ) 4 せん断破面斜せん断破面斜せん断引張複合破面引張破面定着時許容応力度.5.4. %耐力引張応力度 (N/ ). 破断時せん断応力度の純せん断強さ (985N/ ) に対する比率作用引張り強さの引張り強さ (66N/ ) に対する比率

25 資料集 (P 鋼棒 ) P 鋼棒の応力度伸び曲線図 φ3 種鋼棒 ( 圧延ストレッチ鋼棒 ) および φ3 種鋼棒 ( 熱処理鋼棒 ) について測定した破断までの応力度伸び曲線図の一例です圧延ストレッチ鋼棒には明瞭な起伏点があらわれるのが特徴です引張り応力度 (N/ ) 降伏点強度 σy=86n/ 引張り強さ σu=64n/ 伸び (8 d)9.5% 伸び ( % ) 引張り応力度 (N/ ) 降伏点強度 6N/ 引張り強さ 4N/ 伸び (8 =64)8.7%.%( チャック間 =876) 伸び (%) 7.% P 高温における機械的性質の変化構造物が火災を受けたときのP 鋼棒の機械的性質の変化を判定するために行なった試験結果ですまた高温にさらした後常温にもどしたときの強度は表示のように4 以下であればほとんど不変でほぼオリジナルの値に戻ることがわかります低下率 (%) 上昇率種熱処理種圧延高温加熱した後常温に下げたときの鋼棒強度 (φ3 種鋼棒 ) 熱処理 4 加熱 6 加熱のまま.5 分 5 分 4 分分 4 分引張強さ,383,388,393,393,6,98 N/ 降伏点,87,47,57, N/ 常温引張り試験温度 ( ) 高温時の7φP 鋼棒の引張り強さの変化

26 3 ガス切断による影響長さ緊張後定着具より突出した余尺長を切断するのにガス切断を使用すると切断部よりある範囲内は焼きが入って脆い材質になります φ6 鋼棒について実験した結果では切断に要する時間を大幅に変化させてありますが焼きが入る範囲は切断面から7 8 位です切断工の技術によってもこの値は変わりますのでガス切断は行なわないでくださいビッカース硬度 (Hv) 9 ガス切断による硬度変化 (6φ) 8 7 ガス切断時間 6 5 秒 5 46 秒種鋼棒 4 種鋼棒 3 39 秒 6 秒ガス切断面からの距離 () 4 塑性曲げ加工の影響引張り荷重 (kn) R=4,m R=5,95m R=8,5m R=8,m R= 引張り荷重 (kn) R=5,5m R=6,5m R=8,5m R=,5m R=6,m R= 引張り荷重 (kn) R=3,75m R=6,m R=,9m R=4,m R=6,5m R= 塑性曲げ加工が荷重 - 伸び曲線に及ぼす影響 ( 種鋼棒 6 m mφ) 伸び (%) 塑性曲げ加工が荷重 - 伸び曲線に及ぼす影響 (d 種鋼棒 6φ) 伸び (%) 塑性曲げ加工が荷重 - 伸び曲線に及ぼす影響 ( 種鋼棒 6 m mφ) 伸び (%) P 鋼棒の塑性曲げ加工はar-enderを使用して行なう必要がありますこの場合でも曲げ半径が小さいと弾性限弾性係数などが低下しますのでφ6 種鋼棒ではR=5m 種鋼棒ではR=6 7m 種鋼棒ではR=8 m 程度が限界と考えられます P 鋼棒が全長にわたって曲線配置されている場合には伸びの検定はその曲げ半径に合った弾性係数を用いて算用する必要があります 5 P 鋼棒ねじ部角度定着引張試験結果の一例破断荷重低下率 (%) 曲げ角度 ( 度 ) φ6 種 SPR93/8 ( 非対称ねじ M7 3) φ3 種 SPR785/93 ( メートル細目ねじ M4 ) 6 P 鋼棒 ( 種 ) ねじ部方向繰返し角度定着試験結果曲げ定着角度 ( 度 ) 3 φ6 種 SPR785/93 非対称ねじ P=4t.3Pu. spec. (.697Pu. act ) φ3 種 SPR785/93 4 メートル細目ねじ 3 P=9t.754Pu. spec. (.695Pu. act ) 繰返し曲げ回数 ( 回 ) 曲げ角度が 5 をこえると強度が低下します角度がついたまま保持するとクリープ破断を起こす危険性があります角度がついた場合は必ずテーパーワッシャーで補正する必要があります P 鋼棒のねじ部を方向に一定荷重で角度定着をすると少ない繰返し回数で破断します特にP 鋼棒を使って構造物を吊り上げる場合に注意する必要があります

27 7 P 鋼棒カップラー嵌合長さと破壊荷重との関係カップラーねじ部破壊荷重 (kn) max, Pa=66kN φ6 種 () 規格 Pu max, Pa=435kN 鋼棒破断 :6kN φ6 種 () 鋼棒破断 :3kN φ3 種 () 規格 Pu φ3 種 () φ6, カップラー嵌合長 4 φ3, カップラー嵌合長鋼棒とカップラーとの嵌合長 () 8 P 鋼棒 φ3 ナット嵌合長さと破壊荷重との関係ナットねじ部破壊荷重 (kn) φ3 種規格 Pu φ3 種規格 Pu max, Pa=339kN max, Pa=86kN 3 4 鋼棒とナットとの嵌合長 () 鋼棒破断 483kN φ3 種用ナット φ3 種用ナットナット高さ 36 鋼棒破断 9 P 鋼棒 φ3 種 : 引張応力作用下におけるせん断強さ引張力とせん断力を同時に受けたときの破断の状況を示したものですせん断強さ (N/ ) 斜せん断斜せん断引張定斜せん断斜せん断引張破断時せん断応力のせん断強さに対する比率..9 複合破面引張破面引張破面定着.4 時許容.3 応力. 度降伏点せん断破面引張応力度 (kgf/ ) 作用引張応力度の引張強さに対する比率 5 アークストライク平均径 () φ6, 種アークストライクを受けたときは静的引張試験において引張強さの低下率が少ないときも経時的に破断することがあるのでたとえ小さなアークストライクであっても避けなければなりませんアークストライク径と引張強度低下の傾向 (φ6 鋼棒の場合 ) 引張強さ低下率 (%) φ6, 種溶着金属マルテンサイト変態部 (P 鋼棒断面 )

住友電工のPC鋼材

住友電工のPC鋼材 PC 鋼材の特性と種類... 1 1 PC 鋼材の特性 2 PC 鋼材の種類 PC 鋼材の製造工程... 2 PC 鋼より線の諸規格... 3 1 日本工業規格 (JIS G 3536-214) 2 フレシネー工法規格 (HTS-27) 3 アンボンド PC 鋼より線の仕様 ( 住友仕様 ) 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 PC 鋼より線 (ECF ストランド ) の仕様 ( 土木学会規準 JSCE-E

PC 鋼材の特性と種類 PC 鋼材の特性 2 PC 鋼材の種類 PC 鋼材の製造工程... 2 PC 鋼より線の規格および仕様 日本工業規格 (JIS G ) 2 フレシネー工法規格 (HTS-27) 3 旧国鉄規格 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P

PC 鋼材の特性と種類 PC 鋼材の特性 2 PC 鋼材の種類 PC 鋼材の製造工程... 2 PC 鋼より線の規格および仕様日本工業規格 (JIS G ) 2 フレシネー工法規格 (HTS-27) 3 旧国鉄規格 4 内部充てん型エポキシ樹脂被覆 P