東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

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1 東北地方太平洋沖地震への 気象庁の対応について ( 報告 ) 気象業務の評価に関する懇談会 平成 23 年 5 月 31 日 気象庁 1

2 東北地方太平洋沖地震の状況 2

3 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 平成 23 年 3 月 11 日 14 時 46 分発生 マグニチュード 9.0( 国内観測史上最大 ) 最大震度 7: 宮城県栗原市 震度分布 観測された津波の高さ 福島県相馬 :9.3m 以上岩手県宮古 :8.5m 以上岩手県大船渡 :8.0m 以上等 震央 マグニチュードの更新状況 発表時刻 規模 3 月 11 日 14 時 49 分 M7.9 3 月 11 日 16 時 00 分 M8.4 3 月 11 日 17 時 30 分 Mw8.8 3 月 13 日 12 時 55 分 Mw9.0 3

4 震度 6 強 6 弱 5 強 5 弱 平成 23 年 (2011 年 ) 東北地方太平洋沖地震 - 震度時系列 - 色 大船渡市大船渡町 震度 6 強震度 6 弱震度 5 強震度 5 弱 震度 4 震度 3 震度 2 震度 1 千代田区大手町 仙台宮城野区五輪 震度 6 強震度 6 弱震度 5 強震度 5 弱 震度 4 震度 3 震度 2 震度 1 震度 6 強震度 6 弱震度 5 強震度 5 弱 震度 4 震度 3 震度 2 震度 1 4

5 活発な余震活動 震央分布図 (3 月 11 日 12 時 ~5 月 27 日 15 時 深さ 90km 以浅 M5.0 以上 ) 丸の大きさはマグニチュードの大きさを表す M7.0 以上の地震に吹き出しをつけている 最大震度別余震回数 (3 月 11 日 14 時 ~5 月 27 日 15 時 ) 震度 4 5 弱 5 強 6 弱 6 強 7 計 回数

6 即時的な気象庁の対応 6

7 緊急地震速報 ( 警報 ) の発表 ( 地震波検知後 8.6 秒で発表 ) 警報発表時の猶予時間と警報発表地域 警報発表時の猶予時間と推計震度分布図 7

8 第一報地震発生後 3 分で発表 (6m を予想 ) 津波警報の発表 第二報地震発生後 28 分に更新 (10m 以上を予想 ) 避難に充てられる時間を最大限確保するため 地震データに基づき迅速に発表 岩手予想 :3m 宮城予想 :6m 福島予想 :3m 青森予想 :3m 岩手予想 :6m 宮城予想 :10m 以上 福島予想 :6m 茨城予想 :4m 千葉予想 :4m GPS 波浪計データに基づきより適切な警報に更新 全国 66 の津波予報区に津波警報 津波注意報を発表 GPS 波浪計 津波警報大津波津波津波注意報 高いところで 3m 程度以上 高いところで 2m 程度 高いところで 0.5m 程度 東北地方太平洋沿岸に 7 箇所設置 ( 国土交通省整備 ) 8

9 津波警報の発表状況 津波予報区 津波警報発表日時 11 日 11 日 11 日 11 日 11 日 11 日 11 日 12 日 12 日 12 日 13 日 13 日 14:49 15:14 15:30 16:08 18:47 21:35 22:53 03:20 13:50 20:20 07:30 17:58 青森県太平洋沿岸 1m 3m 8m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 切下げ 解除 岩手県 3m 6m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 切下げ 解除 宮城県 6m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 切下げ 解除 福島県 3m 6m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 切下げ 解除 茨城県 2m 4m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 切下げ 解除 千葉県九十九里 外房 2m 3m 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 10m 以上 切下げ 解除 北海道太平洋沿岸中部 1m 2m 6m 8m 8m 8m 8m 8m 切下げ 切下げ 解除 北海道太平洋沿岸東部 0.5m 1m 3m 6m 6m 6m 6m 6m 切下げ 切下げ 解除 北海道太平洋沿岸西部 0.5m 1m 4m 6m 6m 6m 6m 6m 切下げ 切下げ 解除 伊豆諸島 1m 2m 4m 6m 6m 6m 6m 6m 切下げ 解除 千葉県内房 0.5m 1m 2m 4m 4m 4m 4m 4m 切下げ 解除 小笠原諸島 0.5m 1m 2m 4m 4m 4m 4m 4m 切下げ 解除 青森県日本海沿岸 0.5m 1m 2m 3m 3m 3m 3m 3m 切下げ 解除 相模湾 三浦半島 0.5m 0.5m 2m 3m 3m 3m 3m 3m 切下げ 解除 静岡県 0.5m 0.5m 2m 3m 3m 3m 3m 3m 切下げ 解除 和歌山県 0.5m 0.5m 2m 3m 3m 3m 3m 3m 切下げ 切下げ 解除 徳島県 0.5m 0.5m 2m 3m 3m 3m 3m 3m 切下げ 解除 高知県 0.5m 0.5m 2m 2m 2m 2m 3m 3m 切下げ 切下げ 解除 津波警報 ( 大津波 ) を発表した津波予報区のみ掲示 11 日 18 時 47 分 21 時 35 分 12 日 03 時 20 分発表の津波警報は 他の津波予報区に関わる更新 津波警報 ( 大津波 ) 津波警報 ( 津波 ) 津波注意報津波なし 解除 9

10 震災後の気象庁の対応 10

11 被災地向けの情報提供 職員派遣等 余震の活動状況や今後の見通し等に関する情報提供 活発な余震活動やその見通し 余震活動地域の外側での地震活動の高まりなどについて 関係機関への情報提供や報道発表を随時に実施 大雨警報 注意報等の暫定的な発表基準の運用 地震の揺れが大きかった地域では 地震による地盤の緩みを考慮し 土砂災害を対象とする大雨警報 注意報や土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用中 地震や津波による堤防や排水施設等の被害を考慮し 洪水警報 注意報 浸水害を対象とする大雨警報 注意報や指定河川洪水予報の発表基準を引き下げて運用中 高潮注意報 潮位情報の発表 地震により地盤が大きく沈下した沿岸地域では 大潮の満潮を中心に潮位が高くなると 海岸や河口付近の低地で浸水や冠水のおそれがあることから 高潮注意報 潮位情報を発表して注意を呼びかけ 復旧 復興担当者 被災者向け気象情報 道路 航空 海上輸送支援のための気象情報等の提供 東日本大震災関連ポータルサイトの開設 気象庁機動調査班 (JMA-MOT) による現地調査の実施 政府 県の災害対策本部等への職員派遣と地震 気象に関する解説の実施 大雨警報 注意報 ( 土砂災害 ) 土砂災害警戒情報の暫定基準を設定した市町村 (5/10 現在 ) 11

12 観測システムの復旧 気象庁地震観測点 東北地方 の復旧状況 3月12日 07時 19 3月15日 7 3月23日 2 アメダス観測地点 東日本 の復旧箇所数推移 450 4月4日 0 5月20日現在 運用箇所数 3月 18日 気象観測再開 小名浜 3月 23日 株 NTTドコモ社の 気象観測データの 利用開始 3月 29日 津波観測再開 大船渡 3月 31日 津波観測再開 仙台新港 4月 1日 気象観測再開 宮古 山田 4月 5日 臨時震度観測開始 南三陸町志津川 女川町女川浜 4月 6日 臨時震度観測開始 国見町藤田 4月 14日 臨時震度観測開始 山田町八幡町 陸前高田市高田町 4月 15日 臨時震度観測開始 大槌町新町 4月 19日 潮位観測再開 大船渡 仙台新港 4月 22日 気象観測再開 雄勝 4月 28日 気象観測再開 釜石 志津川 5月 13日 臨時気象観測開始 女川

13 課題と今後の対応 13

14 避難に充てられる時間を最大限確保するため 地震データに基づき迅速に発表 ( 最大 6m と予想 ) 津波警報大津波 津波注意報 津波 津波警報 注意報の改善 東北地方太平洋沖地震発生直後における津波警報等の発表状況 第 1 報 : 地震発生後 3 分で発表 速やかに津波監視を開始 潮位計 (172) 沖合津波計 GPS 波浪計 ( 港湾局 )(12) 海底水圧計 (12) GPS 波浪計データに基づきより適切な警報に更新 ( 最大 10m 以上と予想 ) GPS 波浪計 警報の更新 : 地震発生後 28 分 1 津波警報第 1 報では 技術的な限界からマグニチュードを 7.9 と過小評価したため 津波の高さを最大 6m と予想した 1 マグニチュード推定手法の改善できるだけ早期に正確なマグニチュード推定を可能とするため 地震観測網の強化 地震データ処理手法の開発 課題 2 沖合津波計のデータに基づき津波警報を切り上げたが 地震発生から 28 分後と時間を要した 対処案 2 津波警報切り替え手法の改善できるだけ早期に適切な警報に切り替え可能とするため 沖合津波観測施設の強化につき 関係機関と連携して検討 沖合津波計データに基づく津波警報切り替え手法の高度化 14

15 東北地方太平洋沖地震発生後の状況 東北地方太平洋沖地震発生後 広域にわたって地震が多発している 課題 緊急地震速報の改善 1 現行の緊急地震速報の処理手法では 別の場所でほぼ同時に発生した複数の地震データを ひとつの地震と認識して処理することがあるため 震度の推定に大きな誤差を生じ 的確な緊急地震速報の発表が出来ない事例が発生した 2 停電や通信回線の途絶のため 緊急地震速報のデータ処理に使用できる地震計の数が減少したことにより 情報の精度が低下した 警報発表領域 震源 3 月 12 日 4 時 32 分広範囲に警報を発表 ( 数秒差で発生した 2 つの地震を同一として処理したため誤って過大に推定 ) 対処案 1 複数の地震のデータを正しく分離できるよう 処理手法の見直し 見直した処理手法の有効性を検証 プログラム改修の実施 2 大地震発生後も適切な情報が発表できるよう 緊急地震速報に使用できる地震計を増設し ネットワークの緊急強化を実施 2 つの地震として正しく分離して処理 15

16 東日本大震災への対応 ~ 平成 23 年度気象庁関係補正予算の概要 ~ 観測ネットワークの復旧等 1 津波 地震 アメダス観測ネットワークの復旧等 地震観測点の緊急整備 地震 津波観測施設の非常電源 非常通信機能強化 緊急地震速報用ソフトウェア改修等 2 気象官署災害対応体制の復旧 気象官署の非常電源設備の復旧等 7,702 百万円 16

17 東北地方太平洋沖地震による津波被害を踏まえた津波警報改善に向けた勉強会 気象庁が発表した津波警報の内容 タイミング等を検証し 人命を守る情報としての津波警報を今後どのように改善すべきか等について 有識者 関係防災機関等からご意見をいただく 勉強会でいただいたご意見を踏まえ 気象庁では今年秋頃までを目途に今後の改善の方向性についてとりまとめる 座長 : 阿部勝征東京大学名誉教授 第一回開催予定日時 : 平成 23 年 6 月 8 日 ( 水 ) 13 時 30 分 ~ 場所 : 気象庁議事 ( 予定 ): 地震 津波の観測体制 津波予測技術の改善 津波警報等 津波防災情報の改善 17

津波情報に活用する観測地点の追加について 別紙 津波情報への活用を開始する海底津波計の分布図 活用を開始する海底津波計沿岸の津波観測点 GPS 波浪計海底津波計 活用を開始する海底津波計の地点名称は 沖 を省略して記載しています ( 宮城牡鹿沖 及び 茨城神栖沖 を除く)

津波情報に活用する観測地点の追加について 別紙 津波情報への活用を開始する海底津波計の分布図 活用を開始する海底津波計沿岸の津波観測点 GPS 波浪計海底津波計 活用を開始する海底津波計の地点名称は 沖 を省略して記載しています ( 宮城牡鹿沖 及び 茨城神栖沖 を除く) 報道発表資料平成 28 年 7 月 21 日気象庁国立研究開発法人防災科学技術研究所 津波情報に活用する観測地点の追加について より迅速かつ より精度の高い津波情報に向けて 気象庁は 関係機関の協力も得て 沿岸の津波観測点及び沖合津波計の潮位データをリアルタイムで監視し 津波警報等の発表時には速やかに津波の実況を津波情報としてお知らせするとともに 実況に基づき津波警報の切替え 解除等の判断を行っています

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