2010年３月期決算説明会

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1 株式会社ニコン 26 年月 5 月 15 日 広報 IR 部 21 年 3 月期決算説明会 21 年 5 月 11 日 株式会社ニコン 本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は 現在における入手可能な情報に基づき当社が判断した内容であり 潜在的リスク及び不確実性が含まれます 従いまして 様々な要因の変化によって 実際の業績は記述されている内容と大きく乖離する結果となる可能性があることをご承知おきください

2 Agenda Ⅰ.21 年 3 月期の概況 Ⅱ.211 年 3 月期の見通し Ⅲ. 参考データ

3 21 年 3 月期連結売上高 損益 売上高 9 年 3 月期実績 8,797 4,871 3,926 前回予想 (2/4) 7,7 3,681 4,19 1 年 3 月期実績 7,855 3,681 4,174 前年実績比 942 前回予想比 +155 営業利益 売上高比 経常利益 売上高比 % % 当期純利益 売上高比 為替 : ドル ( 円 ) ユーロ % 売上高への影響額 ( 億円 ) 52 営業利益への影響額 ( 億円 ) 円高の進行に加え 2Q に精機事業で棚卸評価減の追加があり 通期では赤字だが 下期は 3 半期ぶりに黒字達成 * 前回予想とは 21 年 2 月 4 日発表における予想です 1

4 21 年 3 月期精機カンパニー 9 年 3 月期実績 前回予想 (2/4) 1 年 3 月期実績 売上高 営業利益 売上高比 半導体露光装置新品 / 中古 液晶露光装置 2,199 億円 8 億円 3.6% 61/17 台 65 台 1,172 1, /1 29/ ,4 億円 58 億円 33/11 台 44 台 /4 15/ ,51 億円 586 億円 36/13 台 45 台 /4 18/ 半導体露光装置市場規模 2 台 - 台 112 台 液晶露光装置市場規模 137 台 - 台 74 台 露光装置市場の冷え込みにより 前年比の販売台数は半導体用が4 割減 液晶用が3 割減 棚卸評価減の追加 (2Q) もあり 大幅な営業赤字 2

5 21 年 3 月期精機カンパニー 単位 : 台 7 6 半導体露光装置光源別販売台数 61 1 EUVL 単位 : 台 7 6 液晶露光装置世代別販売台数 ArF 液浸 ArF 世代 ~ 5,6 世代 年 3 月期実績 前回予想 1 年 3 月期実績 KrF i 線 年 3 月期実績 前回予想 1 年 3 月期実績 ~4 世代 3

6 21 年 3 月期映像カンパニー 売上高 9 年 3 月期実績 5,965 億円 3,372 2,593 前回予想 (2/4) 5,6 億円 2,753 2,847 1 年 3 月期実績 5,695 億円 2,753 2,942 営業利益 売上高比 4 億円 6.7% 億円 8.9% 億円 9.1% デジタル一眼レフカメラ 交換レンズ 342 万台 487 万本 万台 515 万本 万台 545 万本 コンパクトデジタルカメラ 1,33 万台 ,15 万台 ,151 万台 デジタル一眼レフデジタル一眼レフカメラ市場規模カメラ市場規模 913 万台 1, 万台 1,88 万台 交換レンズ市場規模交換レンズ市場規模 1,48 万本 1,6 万本 1,772 万本 コンパクトデジタルコンパクトデジタルカメラ市場規模カメラ市場規模 1,369 万台 9,8 万台 1,274 万台 円高の影響で前年比減収だが 逆風のなかでも増益を達成 コンパクトタイプは 市場 ( 出荷ベース ) が前年比微減のなか 1 割を超える販売台数増の実績 4

7 21 年 3 月期映像カンパニー 販売金額の製品別構成比 6, 5, 12% 1% 1% その他 22% 23% 24% 交換レンズ 4, 3, 41% 4% 41% デジタル一眼レフカメラ 2, 1, 25% 27% 25% コンパクトデジタルカメラ 9 年 3 月期実績 前回予想 1 年 3 月期実績 5

8 21 年 3 月期インストルメンツカンパニー 9 年 3 月期実績 前回予想 (2/4) 1 年 3 月期実績 売上高 446 億円 億円 億円 営業利益 売上高比 27 億円 億円 億円 % 18% 19% 57% 3% 18% 15% 64% 3% 18% 16% 63% 半導体検査装置測定機工業用顕微鏡生物顕微鏡 景気悪化による産業機器事業の不振に加え Metris 社 ( 現 Nikon Metrology 社 ) 統合に伴う一時費用もあり カンパニー全体で前年比赤字拡大 1 9 年 3 月期実績 前回予想 1 年 3 月期実績 6

9 21 年 3 月期 B/S 内訳 資産 負債 純資産 55% 9, 6, 8,26 9, 8,26 7,498 7,46 7,498 7,46 1,14 1, ,212 1,77 1,138 6, 47.9% 4, % 5.2% 3,77 3,686 5% 45% 2,647 2,652 2,7 3, , 3,931 3,791 3,72 2,245 2,39 2,56 8/3 現預金 その他流動資産 9/3 売上債権 固定資産 1/3 8/3 9/3 1/3 たな卸資産純資産合計負債合計自己資本比率 7

10 21 年 3 月期棚卸資産有利子負債 現預金 3, 2, 棚卸資産 2,647 2, ,542 1,727 2, その他 インストルメンツ 1,2 1, 8 6 有利子負債 現預金 765 1,149 1, ,77 1,14 1, 1,249 精機 映像 /3 9/3 1/3 8/3 9/3 1/3 社債借入金等 ( リース債務含む ) 現預金 8

11 21 年 3 月期キャッシュフロー , , /3 8/3 9/3 1/3 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー 9

12 21 年 3 月期まとめ 下期 営業黒字を確保 通期では市況低迷 円高の影響に加え 精機事業で棚卸評価減の追加 (2Q) もあり 減収 赤字決算 精機 半導体 液晶露光装置とも市場の冷え込みの影響により 売上低迷 事業拠点再編統合 棚卸の見直しなど構造改革を実行 映像 前年比 各製品群の販売台数は増加したが円高の影響で減収 経費の絞込み 調達合理化によるコストダウン 海外調達拡大などにより増益を達成 インストルメンツ Metris 社 ( 現 Nikon Metrology 社 ) を買収 統合し 測定機事業の飛躍に布石 期末配当金は 4 円 年間配当金は 8 円 1

13 Agenda Ⅰ.21 年 3 月期の概況 Ⅱ.211 年 3 月期の見通し Ⅲ. 参考データ

14 211 年 3 月期見通し連結売上高 損益 売上高 営業利益 売上高比 経常利益 売上高比 当期純利益 FCF 売上高比 為替 : ドル ( 円 ) ユーロ 1 1 年 3 月期実績 7, ,681 4, 年 3 月期見通し 8, % % % ,95 4, 前年実績比 FCF 売上高への予想影響額 約 3 億円営業利益への予想影響額約 12 億円 映像事業は引き続き堅調 精機事業の大幅改善により 通期で黒字化の見込み 11

15 211 年 3 月期見通し精機カンパニー 1 1 年 3 月期実績 年 3 月期見通し 売上高 1,51 億円 ,1 億円 8 1,3 営業利益 売上高比 半導体露光装置新品 / 中古 586 億円 36/13 台 /4 18/9 3 億円 48/22 台 1.4% / 9 31/13 液晶露光装置 45 台 台 半導体露光装置市場規模 112 台 2 台程度 液晶露光装置市場規模 74 台 11 台程度 露光装置市場の回復と 構造改革による固定費削減に加え 前年のような棚卸評価減の特殊要因がないことにより 黒字化の見込み 12

16 211 年 3 月期見通し精機カンパニー 単位 : 台 6 半導体露光装置光源別販売台数 単位 : 台 6 液晶露光装置世代別販売台数 ArF 液浸 世代 ~ 年 3 月期実績 年 3 月期見通し ArF KrF i 線 年 3 月期実績 年 3 月期見通し 5,6 世代 ~4 世代 13

17 211 年 3 月期見通し映像カンパニー 売上高 1 1 年 3 月期実績 5,695 億円 2,753 2, 年 3 月期見通し 5,9 億円 2,8 3,1 営業利益 デジタル一眼レフカメラ 交換レンズ 売上高比 521 億円 9.1% 367 万台 545 万本 億円 8.8% 42 万台 615 万本 コンパクトデジタルカメラ 1,151 万台 ,25 万台 デジタル一眼レフデジタル一眼レフカメラ市場規模カメラ市場規模 交換レンズ市場規模交換レンズ市場規模 1,88 万台 1,772 万本 1,2 万台 2, 万本 コンパクトデジタルコンパクトデジタルカメラ市場規模カメラ市場規模 1,274 万台 1,5 万台 一眼レフと交換レンズは 市場 販売台数ともに順調に拡大する見通し 一層の円高が進行するなか 前年並みの利益を維持する計画 14

18 211 年 3 月期見通し映像カンパニー 販売金額の製品別構成比 6, 1% 8% その他 5, 24% 27% 交換レンズ 4, 3, 41% 4% デジタル一眼レフカメラ 2, 1, 25% 25% コンパクトデジタルカメラ 1 年 3 月期実績 11 年 3 月期見通し 15

19 211 年 3 月期見通しインストルメンツカンパニー 1 1 年 3 月期実績 年 3 月期見通し 売上高 451 億円 億円 営業利益 売上高比 93 億円 億円 % 半導体検査装置 4 3% 18% 16% 26% 14% 測定機 工業用顕微鏡 前年比増収 かつ前年のような統合関連の一時費用がないことから 赤字幅縮小 下期には産業機器事業の回復が進み 営業赤字はゼロに近づく 2 55% 63% 生物顕微鏡 1 年 3 月期実績 11 年 3 月期見通し 16

20 211 年 3 月期見通し設備投資 減価償却費研究開発費 設備投資 減価償却費 設備投資減価償却費 研究開発費 研究開発費売上高研究開発比率 % 9% 8% % % 5% 7/3 8/3 9/3 1/3 11/3 7/3 8/3 9/3 1/3 見通し 11/3 見通し 注 )9/3 以降には リース会計基準の変更に伴うリース資産の取得額を含む 17

21 211 年 3 月期見通しまとめ 世界的な景気後退から回復基調にあるが 産業 地域によって温度差あり 為替は円高基調を想定 主力事業の競争力を一段と強化 収益力を高めて成長軌道への回帰を確実なものとする 精機 液浸スキャナー NSR-S62D は 計画通り完成度を向上させ受注を確保 液晶露光装置は 活発化する中国にも積極的に対応 映像 円高対応力 ものづくり力を強化し 一層強固な体質へ改善 新世代デジタルカメラの開発推進 成長著しい新興市場での販売 サービス ブランド力を強化 インストルメンツ バイオサイエンス事業 産業機器事業の強化拡大 下記の株主還元方針に基づき 年間配当金 19 円 ( 中間配当金 5 円 ) を予定 将来の成長に向けた事業 技術開発への投資を拡大し 競争力強化に努めるとともに 株主重視の観点から安定的に配当を行うことを基本としながらも 業績の反映度を高めていく方針の下 総還元性向 25% 以上を目標とする 18

22 Agenda Ⅰ.21 年 3 月期の概況 Ⅱ.211 年 3 月期の見通し Ⅲ. 参考データ

23 参考データ為替の影響 211 年 3 月期見通し 為替レート 1 円の変動による影響額 11 年 3 月期前提 売上高 営業利益 US ドル 9 円 約 49 億円 約 7 億円 ユーロ 12 円 約 14 億円 約 9 億円 19

24 参考データ 211 年 3 月期業績見通し 営業利益 営業外損益 経常利益 特別損益 法人税等 当期純利益 1 年 3 月期実績 上期 下期 年 3 月期見通し 2 上期 下期 上期 下期

25 参考データ四半期セグメント別売上高推移 3, 2, , 1,649 1,723 1,569 1,24 1,354 1,399 1,748 1,194 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 29 年 3 月期 21 年 3 月期 映像カンパニー精機カンパニーインストルメンツカンパニーその他の事業 21

26 参考データ四半期セグメント別営業利益推移 Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 年 3 月期 21 年 3 月期 映像カンパニー精機カンパニーインストルメンツカンパニーその他の事業 22