PRONETA

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1 PRONETA 操作概要 PROFINET IO デバイスの無償診断ツール シーメンス株式会社デジタルファクトリー事業本部ファクトリーオートメーション部 2015 年 12 月 22 日

2 目次 ここで紹介している操作は PRONETA バージョン 2.2 を基にしています PRONETA 概要 3 動作環境と起動方法 4 ホーム画面 5 ネットワーク解析画面 6 IOチェック画面 9 設定画面 13 Page 2

3 PRONETA 概要 PRONETA は PROFINET IO デバイスの立上げや診断を容易にする無償 PC ソフトウェアです 全ての PROFINET IO デバイス ハイライト ネットワーク解析機能 接続されている全ての PROFINET 機器の読込み I&M (Identification & Maintenance) データ, モジュール, ポートステータス, 診断データの詳細データを含みます トポロジの比較 STEP7 プロジェクトファイルもしくは PRONETA の構成を基に 現在のトポロジと比較します ET 200 モジュール構成もチェック対象です PROFINET IO デバイスのコンフィグレーション IP アドレス デバイス名の設定 メリット 機器装着や配線の品質向上 早い立上げ作業確認 SIMATIC ET 200 IO 信号チェック機能 入力信号状態の読込み 出力信号の強制出力 アラームと診断データの読込み チェック結果の記録と読出し Page 3 特別な専門知識不要

4 動作環境と起動方法 項目 仕様 (PRONETAバージョン2.2の場合) Windows XP (32ビット) 対応 OS Windows 7 (64ビット) Windows 8 (64ビット) トポロジ解析機能 全てのPROFINET IOデバイス IOチェック機能 ET 200S 対応 IOデバイス ET 200SP ET 200MP ET 200eco PN ET 200pro ET 200AL 対応 STEP 7 STEP 7 V5.5 その他 4 線式の工業用 Ethernetケーブル ( ストレート / クロス配線は問いません ) 無償ダウンロードの Siemens サポート Web サイト : ( マニュアルなどもダウンロード頂けます ) ビデオチュートリアル閲覧の Web サイト : PRONETA の起動方法 PRONETA は zip ファイルでダウンロードされます 解凍すると下記ファイルが生成されます このファイルをダブルクリックすれば PRONETA が起動します この際 PC を PROFINET ネットワークに接続してから起動します PC の IP アドレスは ネットワーク上の機器と重複しないよう固定設定にしておきます 注意 ) IO 信号チェック機能を使用する際は 対象の IO モジュールを制御している PLC をネットワーク上から取り外します 1 Page 4

5 ホーム画面 PRONETA を起動すると下図画面が開きます このアイコンは 全ての画面にあります このクリックでホーム画面に戻ります ネットワーク解析画面 IO チェック画面を開くと下図のポップアップが開くことがあります 原因 ) PROFINET ネットワークに接続している PC のネットワークアダプタが選択されていないためです ネットワーク解析画面を開きます IO チェック画面を開きます 設定画面を開きます OK をクリックすると 設定画面のネットワークアダプタ設定画面が開きます PROFINET ネットワークに接続しているアダプタをダブルクリックで選択します Page 5

6 ネットワーク解析画面 online 表示 PROFINET ネットワークに接続されている IO デバイスを自動検出し 画面に表示します オンライン情報をリフレッシュ ( 更新 ) します online オンライン情報を保存します xml ファイル ( トポロジファイル ) もしくは 画像ファイル IO デバイス情報を csv ファイルに格納します トポロジ表示のズーム操作 各機器の IO デバイス情報表示 IO デバイス上で右クリックすると下図メニュー操作も行えます オンライン情報を xml 形式で保存しておけば オンライン取得したトポロジ もしくは他に保存してあるトポロジと別途比較できます Page 6 PRONETA がスキャンしたトポロジ表示

7 ネットワーク解析画面 offline 表示 トポロジファイル ( オンライン情報を保存したファイル ) を開き 画面に表示します offline トポロジファイルを開きます STEP 7 プロジェクトを開きます オフライン表示しているトポロジを保存します ( 画像ファイル ) IO デバイス情報を csv ファイルに格納します 開いたトポロジで使用中の IO デイバス情報表示 右欄に表示されている IO デバイス情報に限らず 全ての情報が保存されます 開いたトポロジファイルのリスト 開いたトポロジの表示 列タイトル上で右クリックすれば表示したい情報を選べます Page 7

8 ネットワーク解析画面 Comparison 表示 選択したトポロジ間の比較をします 通常は オフライン オンライント間のトポロジを比較します トポロジファイルを開きます Comparison 色の意味 左側で選択したトポロジにしかない機器 右側で選択したトポロジにしかない機器 同一 パソコン 一般的な Ethernet スイッチ もしくは銅 - 光変換カプラ 2 種類のトポロジ間でデバイスもしくは設定が変更されている機器にはが付きます トポロジファイルの選択 ( ダブルクリックで選択 ) ( オンライントポロジ選択可 ) トポロジファイルの選択 ( ダブルクリックで選択 ) 線の色リング型のトポロジを形成 Page 8

9 IO チェック画面 Device selection IO チェックを行う IO デバイスをダブルクリックで選択します Device Selection IO デバイスを選択するとエラーが発生することがあります 例 ) デバイス名 IP アドレスが未設定の場合 Yes をクリックすると下図ポップアップが表示されます IO デバイスの デバイス名 IP アドレス サブネットマスクを設定します Page 9

10 IO チェック画面 IO Check IO Check IO 信号毎にチェック未完 / 正常 / 異常を記録できます IO チェックに先立ち モジュールのプロパティを設定しておきます Page 10

11 IO チェック画面 IO Check (1 of 2) IO チェックを開始 IO チェックを終了 をクリックするとポップアップが開きます 入力信号なら入力状態確認 出力信号なら強制 On/Off ( アナログ出力なら電圧 / 電流レベル ) を制御 IO チェックを開始するとエラーが発生することがあります 例 ) ET 200SP の場合 Parameters 欄から ベースユニットの誤りを直します 左側モジュールと電源バス貫通 左側モジュールと電源バス分離 Page 11

12 IO チェック画面 IO Check (2 of 2) スロット番号 5 は アナログ出力モジュールです アナログ出力モジュールであれば アナログ値の制御ができます アナログ出力モジュールの出力タイプを ( チャネル毎に ) 設定できます Page 12

13 設定画面 PC のネットワークアダプタの選択 GSDML ファイルの追加 既登録の IO デバイス以外を認識させるには この画面から GSDML ファイルを追加します 一般設定 Page 13