SPARC Enterprise SAN Boot環境構築ガイド 第1.7版

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1 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド Oracle Solaris 2014 年 4 月 第 1.7 版 富士通株式会社

2 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド 使用条件 著作権 商標権 その他の知的財産権についてコンテンツ ( 文書 画像 音声等 ) は 著作権 商標権 その他の知的財産権で保護されています 本コンテンツは 個人的に使用する範囲でプリントアウトまたはダウンロードできます ただし これ以外の利用 ( ご自分のページへの再利用や他のサーバへのアップロード等 ) については 当社または権利者の許諾が必要となります 保証の制限本コンテンツについて 当社は その正確性 商品性 ご利用目的への適合性等に関して保証するものではなく そのご利用により生じた損害について 当社は法律上のいかなる責任も負いかねます 本コンテンツは 予告なく変更 廃止されることがあります 商標について UNIX は 米国およびその他の国におけるオープン グループの登録商標です SPARC Enterprise SPARC64 およびすべての SPARC 商標は 米国 SPARC International, Inc. のライセンスを 受けて使用している 同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です Oracle と Java は Oracle Corporation およびその子会社 関連会社の米国およびその他の国における登録商 標です その他各種製品名は 各社の製品名称 商標または登録商標です i Copyright FUJITSU LIMITED

3 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド はじめに 本書の内容 本マニュアルは SPARC Enterprise に 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F11F/SE0X7F12F/SE0X7F11L/SE0X7F12L) を搭載し 外付けディスクアレイ装置 (RAID 装置 ) から OS の起動を行う SAN Boot 環境を構築する手順を示しています PRIMEPOWER を使用した SAN Boot 環境の構築については "PRIMEPOWER SAN Boot 環境構築ガイド " を参照してください 8Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F21F/SE0X7F21L/SE0X7F22F/SE0X7F22L/ SE0X7F31F/SE0X7F31L/SE0X7F32F/SE0X7F32L/SE0X7F31X/SE0XF32X) 4Gbps ファイバチャネルカード (SE1X7F11F/SE1X7F12F/XSEFC401AF/XSEFC402AF) Dual 8Gb FC Dual 1 GbE HBA in Express Module(SE5X7F22G/SE5X7F32G) または Dual 10Gbps FCoE カード (SE0X7EF12F/SE0X7EF12L/SE0X7EC12F/SE0X7EC12L) Dual 10GbE FCoE Express Module(SE5X7FE1G/SE5X7FE2G) デュアルチャネル 16Gbps ファイバチャネル (SP1X7FAA2/SP1X7FBA2) を使用する場合には 本書に記載する構築手順は必要ありません 外付けディスクアレイ装置に OS をインストールする場合には 内蔵ディスクに OS をインストールする手順と同じ手順で環境構築をおこなってください Solaris OS 標準機能マルチパス機能 (MPxIO) ETERNUS マルチパスドライバ 3.1.0(8G FC / 16G FC サポートドライバ ) については "SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド (Leadville ドライバ編 ) " を参照してください 本マニュアルの対象者 本書は SAN Boot 環境の構築者および運用管理者を対象にしています 構成 本マニュアルの構成は以下のとおりです 第 1 章概要 SPARC Enterprise SAN Boot 環境の概要 第 2 章ハードウェア / ソフトウェア構成 SAN Boot 環境の構築に必要な構成 第 3 章注意事項 SAN Boot 環境の構築時および運用時の注意事項 第 4 章構築方法 ii Copyright FUJITSU LIMITED

4 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド SAN Boot 環境の構築手順 留意事項 本マニュアルで使用している表記法は以下のとおりです "Oracle Solaris 10" は "Solaris 10" と記載します 実際のコマンド入力は太字で記述しています # /usr/sbin/fjsvpfca/fc_info -a <RETURN> iii Copyright FUJITSU LIMITED

5 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド 目 次 第 1 章概要 構成パターン 基本構成 PRIMECLUSTER GDS によるディスクアレイ装置間ミラーリング構成 PRIMECLUSTER によるクラスタ構成 ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用する場合の構成...6 第 2 章ハードウェア / ソフトウェア構成 ハード環境 必須ハードウェア ブートディスク構成 ソフトウェア環境 必須ソフトウェア オプションソフトウェア...14 第 3 章注意事項 第 4 章構築方法 ディスクアレイ装置にブートディスクを作成 ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 ネットワークインストールサーバの作成 ネットワークインストールサーバの設定 ディスクラベル付け Custom JumpStart の設定 ファイバチャネルブートコードの設定 ネットワークインストールの実行 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法 ディスクアレイ装置にブートディスクをコピーする準備 ブートディスクの作成 マウントテーブル情報の変更 ファイバチャネルブートコードの設定 サーバのリセット...37 iv Copyright FUJITSU LIMITED

6 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド ディスクアレイ装置からブート ブートディスクへのパスを冗長化 富士通推奨 & セキュリティパッチクラスタ PTF の適用および Enhanced Support Facility のインストール ETERNUS マルチパスドライバの設定 シングルシステム ( 非クラスタシステム ) の場合 クラスタシステムの場合 ブートディスクのミラーリング PRIMECLUSTER GDS によるミラーリング PRIMECLUSTER 使用時の留意事項 クラスタシステムの構築手順 ブートディスク故障時のクラスタ切り替えについて...50 付録 A ファイバチャネルのブートデバイス設定用コマンド A.1 OS 上で実行可能なコマンド...51 A.2 OBP 上で実行可能なコマンド...53 付録 B ファイバチャネルカードブートコード版数確認方法 B.1 OS 上で確認する方法...59 B.2 OBP 上で確認する方法...59 付録 C SAN Boot 設定情報の記録について 付録 D ブート失敗時の設定ファイルの修正手順 D ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 にてインストールした場合...63 D 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法 にてインストールした場合...64 付録 E ファイバチャネルドライバ / ブートコードのオートターゲットバインド機能 65 E.1 ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド機能...65 E.2 ファイバチャネルブートコードのオートターゲットバインド機能...66 付録 F SAN Boot 解除手順 v Copyright FUJITSU LIMITED

7 SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド F.1 ETERNUS マルチパスドライバの場合...67 付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新方法 vi Copyright FUJITSU LIMITED

8 第 1 章概要 SAN Boot とは OS やアプリケーションを サーバに内蔵されたディスクではなく 外部の SAN ストレージに格納し そこから起動 ( ブート :Boot) することをいいます 本書では サーバにファイバチャネルカードを搭載し 外付けディスクアレイ装置 (RAID 装置 ) から OS の起動を行う SAN Boot 環境を構築する手順を示しています OS のブートディスクを外付けディスクアレイ装置に配置することにより以下のメリットが生まれます 1. 可用性の向上 高信頼ディスクアレイ装置 (RAID 装置 ) の使用ブートディスクをディスクアレイ装置 (RAID 装置 ) で管理することで 信頼性が向上します バックアップ リストア作業の効率化ディスクアレイ装置のディスクコピー機能を利用することで システムボリュームのバックアップ リストアの際の業務停止時間を大幅に短縮できます また システムボリュームのバックアップ リストアの際のサーバ CPU 負荷が軽減できます 詳細は "1.1.4 ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用する場合の構成 " を参照してください 注意 )ETERNUS ( ディスクアレイ装置 ) のディスクコピー機能 ( アドバンスト コピー機能 ) を使用するためには ETERNUS SF AdvancedCopy Manager (ACM) または PRIMECLUSTER GDS Snapshot が必要です 2. 運用管理性の向上 システムボリュームの一括管理複数台あるサーバのブートディスクを 1 台のディスクアレイ装置に集約することで ブートディスクの一括管理が可能です 開発環境の世代管理複数の開発環境を 1 台のディスクアレイ装置に用意して 必要に応じて切り替えて利用できます 開発環境ごとにサーバを用意しなくてもよいので サーバ台数や運用管理工数を削減できます 1

9 3. 保守性の向上 ディスク故障時の作業が簡素化ディスク ( システムボリューム ) が故障した場合 システム管理者はサービスエンジニアに連絡すれば 後はサービスエンジニアがディスクを交換して システムは自動的に復旧します そのため システム管理者の作業を軽減できます パッチ適用作業の効率化ディスクアレイ装置のディスクコピー機能を利用することで パッチ適用前のバックアップ作業の際 業務停止時間が削減できます また バックアップボリュームからブートできるように設定しておく (*1) ことにより パッチ適用後に問題が発生した場合 サーバをリブートしてブートボリュームを切り替えるだけで パッチ適用前のシステムに戻すことができます 詳細は "1.1.4 ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用する場合の構成 " を参照してください (*1)PRIMECLUSTER GDS Snapshot を使用すると コマンドで簡単に設定できます 2

10 1.1 構成パターン 次のファイバチャネル接続構成で ファイバチャネルカードを使用し外付けディスクアレイ (RAID) 装置から OS の起動を行ってください また 各構成での注意事項を記載します 基本構成 1. ディスクアレイ装置を一台のサーバから使用する場合 サーバ - ディスクアレイ装置間は 2 経路以上のファイバチャネル接続を行い ETERNUS マルチパスディスクドライバを使用したマルチパス構成としてください ディスクスワップの発生により アプリケーションのディスクアクセス性能が低下する場合があります ディスクスワップが発生する場合には サーバに搭載するメモリを追加するか またはアプリケーションによるメモリ使用量を下げる等により ディスクスワップの発生を回避してください 内蔵ディスクを搭載していないサーバを使用する場合は OS のインストールおよび ブートディスクのリカバリのために 別途インストールサーバが必要です 2. ディスクアレイ装置を複数のサーバから使用する場合 ファブリック接続の場合 3

11 FC-AL 直結接続の場合 サーバ - ディスクアレイ装置間は 2 経路以上のファイバチャネル接続を行い ETERNUS マルチパスディスクドライバを使用したマルチパス構成としてください ディスクスワップの発生により アプリケーションのディスクアクセス性能が低下する場合があります ディスクスワップが発生する場合には サーバに搭載するメモリを追加するか またはアプリケーションによるメモリ使用量を下げる等により ディスクスワップの発生を回避してください サーバのパニック発生時に そのサーバと同じ RAID グループ内にブートディスクを配置している他のサーバは ブートディスクへのディスクアクセス性能の低下が数十秒程度発生する場合があります 内蔵ディスクを搭載していないサーバを使用する場合は OS のインストールおよび ブートディスクのリカバリのために 別途インストールサーバが必要です PRIMECLUSTER GDS によるディスクアレイ装置間ミラーリング構成 4

12 ディスクアレイ装置 1 台につき 1 枚のファイバチャネルカードが必要になります 上図の構成では ETERNUS 1 用の FC card と ETERNUS 2 用の FC card の 計 2 枚のファイバチャネルカードが必要です 1Gbps/2Gbps ファイバチャネルカード (PW008FC3) ではパス数分のファイバチャネルカードが必要でしたが シングルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F11F/SE0X7F11L) およびデュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F12F/SE0X7F12L) では ブートディスクとして認識するディスクアレイ装置の設定を複数行うことが可能であるため 2 枚のファイバチャネルカードで PRIMECLUSTER GDS によるディスクアレイ装置間ミラーリング構成を作成することが可能です サーバ - ディスクアレイ装置間は 2 経路以上のファイバチャネル接続を行い ETERNUS マルチパスディスクドライバを使用したマルチパス構成としてください ディスクスワップの発生により アプリケーションのディスクアクセス性能が低下する場合があります ディスクスワップが発生する場合には サーバに搭載するメモリを追加するか またはアプリケーションによるメモリ使用量を下げる等により ディスクスワップの発生を回避してください サーバのパニック発生時に そのサーバと同じ RAID グループ内にブートディスクを配置している他のサーバは ブートディスクへのディスクアクセス性能の低下が数十秒程度発生する場合があります 内蔵ディスクを搭載していないサーバを使用する場合は OS のインストールおよび ブートディスクのリカバリのために 別途インストールサーバが必要です PRIMECLUSTER によるクラスタ構成 SAN Boot 環境を使用したクラスタシステムを構築することもできます 1. 単体のディスクアレイ装置を使用したクラスタ構成 5

13 2. 複数のディスクアレイ装置を使用したクラスタ構成 ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用する場合の構成 内蔵ディスクからブートする従来のシステムでは テープ装置を使用してバックアップ リストアを実行している間 業務を長時間停止する必要があります SAN Boot 環境で ETERNUS のアドバンスト コピー機能 (OPC/EC) を利用してバックアップ リストアを行う場合 ディスク装置でコピー処理を実行している間も業務の運用が可能であるため 業務停止時間が大幅に短縮できます アドバンスト コピー機能を利用したバックアップ リストアには ETERNUS SF AdvancedCopy Manager (ACM) を使う方式と PRIMECLUSTER GDS Snapshot (GDS Snapshot) を使う方式があります 6

14 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager (ACM) を使う方式 ACM を使う方式のメリットは以下のとおりです 業務停止時間短縮 複数サーバのバックアップ効率化 ( 一元管理 ) SAN Boot 環境で ETERNUS SF AdvancedCopy Manager を使用する場合 PRIMECLUSTER GDS Snapshot (GDS Snapshot) を使う方式 GDS Snapshot を使う方式のメリットは以下のとおりです 業務停止時間短縮 PRIMECLUSTER GDS によるソフトミラー構成の場合のリストア操作が簡単 7

15 ACM と GDS Snapshot の特長は次の表のとおりです システムの要件に応じて いずれかの方式を選択してください 注意 ) システムボリュームを PRIMECLUSTER GDS で管理している場合のバックアップ リストアは ACM を使う方式 GDS Snapshot を使う方式のどちらでも可能です ただし システムボリュームがソフトミラー構成の場合は GDS Snapshot を使う方式を推奨します ACM と GDS Snapshot の特徴 : 優位点 操作サーバ バックアップ操作 リストア操作 (PRIMECLUST ER GDS でミラーリングしていない場合 ) リストア操作 (PRIMECLUST ER GDS でミラーリングしている場合 ) ETERNUS SF AdvancedCopy Manager (ACM) - バックアップ リストア対象サーバ以外に バックアップ リストア操作を行うためのサーバが必要 バックアップ対象サーバを一旦シャットダウンし バックアップサーバから OPC を開始する 物理コピーの完了を待たずに バックアップ対象サーバをリブートし 業務を再開できる リストア対象サーバを一旦シャットダウンして OPC を開始し リブートする 物理コピー完了を待たずに業務を再開できる - OPC によるリストアの前後に ミラーの切離しと再組込みが必要 PRIMECLUSTER GDS Snapshot バックアップ リストア対象サーバで バックアップ リストア操作を行うため 別のサーバは不要 - バックアップ対象サーバをシングルユーザモードでリブートし OPC を開始する 物理コピーが完了してからマルチユーザモードでリブートし 業務を再開する リブートしてブートボリュームを切り替えるだけで業務が再開できる - OPC 物理コピーが完了してから元のブートボリュームに戻して業務を再開する 8

16 複数サーバのバックアップ効率化 バックアップボリュームからブートする機能 複数のサーバのバックアップを 一台のバックアップサーバで一元管理可能 - vfstab ファイルを編集してマウントポイントを変更する必要がある - バックアップ リストア操作は 各サーバで実行する コマンドで簡単に設定できる 各方式の詳細については ETERNUS SF AdvancedCopy Manager および PRIMECLUSTER GDS のマニュアルを参照してください また OPC 物理コピーの進行状況を確認する方法については ETERNUS SF AdvancedCopy Manager および PRIMECLUSTER GDS のマニュアルに記載されています 9

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18 第 2 章ハードウェア / ソフトウェア構成 ファイバチャネルカードを使用し外付けディスクアレイ装置から OS の起動を行うためには 本章に記載されたハードウェア構成およびソフトウェア構成が必要です 2.1 ハード環境 必須ハードウェア 本書では 下記のハードウェア構成およびソフトウェア構成をサポートしています 種別装置名備考 本体装置 本体装置に搭載するファイバチャネルカード ディスクアレイ装置 ファイバチャネルスイッチ SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000/ T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 シングルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード SE0X7F11F/SE0X7F11L デュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード SE0X7F12F/SE0X7F12L ETERNUS DX60 S2/DX80 S2/DX90 S2 ETERNUS DX400 S2 series ETERNUS DX8000 S2 series ETERNUS DX60/DX80/DX90 ETERNUS DX400 series ETERNUS DX8000 series ETERNUS2000 モデル 50/100/200 ETERNUS3000 モデル 80/100/300/500/700 ETERNUS4000 モデル 80/100/300/400/500/600 ETERNUS6000 モデル 500/700/900/1100 ETERNUS8000 モデル 700/800/900/1100/1200 ETERNUS SN200 シリーズ 本体内蔵ディスクを搭載していない場合には OS のインストールおよびリカバリのために別途インストールサーバが必要となります ブートディスク構成 SAN Boot では システムディスクは ETERNUS ディスクアレイ装置上に配置されます ディスクアレイ装置上にはそのサーバのシステムディスク以外にもさまざまなディスクボリュームが配置され 配置によっては 他のサーバのシステムディスク データベースなどのユーザデータディスクへのアクセス性能に影響を与えることが考えられます これらの影響を回避するため 以下の条件を満たすディスク構成としてください システムディスク領域と他のサーバからアクセスされる領域 ( システムディスク および データディスク ) は 同じ RAID グループに配置しない 11

19 上記以外の構成では 次の問題が発生する場合があります 複数のシステムディスクを 1 つの RAID グループに配置した場合には ディスクスワップの発生により 同一 RAID グループ内のボリュームに対するディスクアクセス性能が低下する システムディスクと共有データ領域を 1 つの RAID グループに配置した場合には サーバのパニック発生時にメモリダンプ処理により共有データ領域へのアクセス性能の低下が数十秒程度発生する 12

20 2.2 ソフトウェア環境 次のソフトウェアが必要です 必須ソフトウェア 次のソフトウェアは必須です ソフトウェア 版数 備考 Solaris 10 11/06 以降 Oracle Solaris Solaris 10 SPARC Enterprise T5120/T5140/T5220 は Solaris 10 8/07 以降 SPARC Enterprise T5240/T5440 は Solaris 10 5/08 以降 SPARC Enterprise M3000 は Solaris 10 10/08 以降 FUJITSU PCI Fibre Channel ドライバ ETERNUS マルチパスドライバ 4.0 以降 パッチ 以降が必要 以降 パッチ 以降が必要 ETERNUS2000 を使用する場合はパッチ 以降が必要 ETERNUS DX60/DX80 を使用する場合はパッチ 以降が必要 ETERNUS DX90/DX4xx/DX8xxx を使用する場合はパッチ 以降が必要 ETERNUS DX60 S2/DX80 S2/DX90 S2 を使用する場合は 以降 または 以前 + パッチ 以降が必要 SPARC Enterprise T5140/T5240/T5440 は 以降 または 以前 + パッチ 以降が必要 13

21 Solaris 10 10/08 以降は 以降 または 2.0.X + パッチ 以降が必要 Solaris 10 9/10 以前にカーネルアップデートパッチ 以降を適用している場合は 以降 または 以前 + パッチ 以降が必要 Solaris 10 8/11 以降は 以降 オプションソフトウェア システムボリュームのディスクアレイ装置間ミラーリングを行う場合には PRIMECLUSTER GDS が必要となります ソフトウェア版数備考 4.2A00 の場合 以下のパッチが必要 - 必須パッチ : 以降 - ETERNUS2000 を使用する場合 : 以降 - ETERNUS DX60/DX80/DX4xx/DX8xxx を使用する場合 : 以降 - ETERNUS DX90 を使用する場合 : 以降 PRIMECLUSTER GDS 4.2 以降 - 代替ブート環境を作成する場合 : 以降 ETERNUS DX60/DX80/DX90/DX4xx/DX8xxx にシステムボリュームを配置し PRIMECLUSTER GDS Snapshot と ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用してシステムボリュームのスナップショットや代替ブート環境を作成する場合 以下のパッチが必要 4.2A00 の場合 : 以降 4.3A10 の場合 : T006619SP-01 以降 クラスタシステムを構築する場合には以下の PRIMECLUSTER 製品のうち一つが必要となります ソフトウェア版数備考 PRIMECLUSTER Enterprise Edition PRIMECLUSTER HA Server PRIMECLUSTER Lite Pack 4.2 以降 本製品には PRIMECLUSTER GDS が同封されています 4.2A00 の場合 以下のパッチが必要 - 必須パッチ : 以降, 以降, 以降, 以降 ETERNUS のアドバンスト コピー機能を使用しバックアップ / リストアする場合には ETERNUS SF AdvancedCopy Manager または PRIMECLUSTER GDS Snapshot が必要となります ソフトウェア版数備考 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager ETERNUS SF AdvancedCopy Manager テープエージェントライセンス 13.0 以降 エージェント マネージャとも Solaris 10 に対応 13.0 以降 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager で Tape バックアップをする場合に必要 テープエージェントの台数分購入 テープエージェントは Solaris 10 に対応 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager テープサーバオプションはテープサーバを使用する場合に必要 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager の詳細につきましては ETERNUS SF AdvancedCopy Manager のマニュアルを参照してください 14

22 ETERNUS のアドバンスト コピー機能 または PRIMECLUSTER GDS のコピー機能を使用し システムボリュームのスナップショットや 代替ブート環境を作成する場合 PRIMECLUSTER GDS Snapshot が必要です ソフトウェア版数備考 本製品を使用する場合は PRIMECLUSTER GDS が同封されている PRIMECLUSTER 製品が必要です 4.2A00 の場合 以下のパッチが必要 - 必須パッチ : 以降 PRIMECLUSTER GDS Snapshot 4.2 以降 - ETERNUS DX60/DX80/DX90/DX4xx/DX8xxx を使用する場合 : 以降 - Solaris 10 10/08 以降の OS を使用する場合 : 以降 - Solaris 10 10/08 以降相当のパッチ ( 以降 ) を使用する場合 : 以降 PRIMECLUSTER GDS Snapshot の詳細については PRIMECLUSTER Global Disk Service 説明書 を参照してください 15

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24 第 3 章注意事項 1. シングルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F11F/SE0X7F11L) およびデュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F12F/SE0X7F12L) にはファイバチャネルカードに接続されたディスクアレイ装置からブートを行うためのブートコードを搭載しています このブートコードは初期設定では無効となっており ファイバチャネルカードを使用してブートを行う際 ブートコードを有効にする必要があります なお デュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F12F/SE0X7F12L) でブート機能の有効 / 無効を設定する場合 片側の port に設定を行うことで もう一方の port へも設定が反映されます 片側の port のみの設定変更はできません 関連事項 A.1 fjpfca-set-bootfunction 2. ブートディスクは 必ず対象のホスト上で OS のインストールにより作成したものを使用してください 他のホストで使用しているブートディスクを dd コマンドや ETERNUS の EC(Equivalent Copy) または OPC(One Point Copy) などによりコピーして使用することはできません また ブートディスクは本書に記載された以外の手順で作成することはできません 3. ファイバチャネルに設定したブート関連の設定情報を記録し 保管しておいてください ブート関連の設定情報はファイバチャネルカードを交換する場合に 新しいカードに同じ値を再設定するために必要となります 保管する情報については " 付録 C.SAN Boot 設定情報の記録について " を参照してください 4. 同一の RAID グループ上に複数の異なるホストのブートディスクを配置しないことを推奨します 詳細は "2.1.2 ブートディスク構成 " を参照してください 5. /tmp (tmpfs) に巨大なファイルや大量のファイルを作成しないでください /tmp (tmpfs) に巨大なファイルや大量のファイルを作成した場合 メモリ不足によるシステムのスローダウンが発生する可能性があります 6. PRIMECLUSTER または PRIMECLUSTER GDS または Systemwalker Resource Coordinator を使用する場合には その他の注意事項について システム構築前に必ず "4.3.2 PRIMECLUSTER 使用時の留意事項 " を参照してください 7. ETERNUS ディスクアレイ装置と ETERNUS SN200 ファイバチャネルスイッチについて以下のような WWN(World Wide Port Name) によるアクセスパス設定を行うことを推奨します 本設定を行うことにより リソース管理ソフトウェア Systemwalker Resource Coordinator を使う場合 下記機器の再設定が不要となり 移行がスムースに行えます ETERNUS ディスクアレイ装置 ETERNUS の FC-CA ポートについてホストテーブル設定 またはホストアフィニティ機能を有効にし ホストワールドワイドネームとして 使用するファイバチャネルカードの WWN を設定します ETERNUS ディスクアレイ装置の設定は 各サーバ接続ガイドを参照してください ETERNUS SN200 ファイバチャネルスイッチファイバチャネルカードの WWN とディスクアレイ装置の WWN を用いて 1 対 1 の WWN ゾーニングを設定します 1 対 1 の WWN ゾーニングとはホスト側の HBA の Port の WWN と FC-CA の Port の WWN の 2 つの WWN を用いてつくられたゾーニング設定です 注 ) 本書で WWN と記載している場合は Port Name のことを指します 8. EFI(Extensible Firmware Interface) ディスクラベルを使用しているディスクは ブートディスクには使用できません EFI ディスクラベルは サイズが Solaris 10 5/09 以前では 1T バイトを超える Solaris 10 10/09 以降では 2T バイトを超える物理ディスクボリュームと仮想ディスクボリュームをサポートするものです しかし EFI ディスクラベルを使用しているディスクからブートは実行できません 9. マルチパス作成時に以下の WARNING メッセージが出力されますが 無視してください マルチパス構築時に発行される SCSI RESET をディスクアレイ装置が受けたという通知 SENSE であり ディスクアレイ装置やサーバの動作には影響はありません 17

25 本メッセージが出力されるのは 新規構築時 あるいはディスクアレイ装置などの増設時のみですので メッセージ監視している場合は一時的に監視を止めるか通報されても無視してください WARNING: (sd805): Error for Command: write(10) Error Level: Retryable Requested Block: Error Block: Vendor: FUJITSU Serial Number: Sense Key: Unit Attention ASC: 0x29 (bus device reset message occurred), ASCQ: 0x3, FRU: 0x1 10. PRIMECLUSTER GDS を使用してシステムディスクをミラーリングすると ブート時に以下のメッセージが出力される場合がありますが 影響はありませんので無視してください NOTICE: "forceload: drv/< ドライバ名 > appears more than once in /etc/system. < ドライバ名 > には mplb, mplbt, sd のいずれかが出力されます このメッセージは /etc/system ファイルの forceload の設定が重複している場合に出力されます このメッセージが出力されないようにするには 重複している forceload の設定のうち 後の方を削除してください forceload: drv/mplb ~ forceload: drv/mplb この行を削除する 11. ファイバチャネルドライバの設定における リンクスピード ( 伝送路の速度 ) 設定には自動選択を設定することが可能ですが これは接続性の容易さを重視した設定です 接続状態によっては 期待するリンクスピードにならないことがあります このため リンクスピード 4Gbps にて FC Switch やディスクアレイ装置と接続する際は ファイバチャネルドライバのリンクスピード設定を 4Gbps に設定してください リンクスピードの設定は /kernel/drv/fjpfca.conf に行います 例 :fjpfca0 のリンクスピードを 4Gbps に設定する場合 Port= "fjpfca0:nport:sp4"; 設定方法については FUJITSU PCI Fibre Channel 説明書 を参照してください 12. ETERNUS ディスクアレイ装置には 必ず Lun0( ホスト側が認識できる論理ユニット番号 0) を作成したうえで SAN Boot 環境を構築してください ETERNUS ディスクアレイ装置に Lun0 がない場合 SAN Boot 環境を構築することが出来ません なお本制限は システムボリューム作成可能な Lun を制限するものではありません Lun0 以外へシステムボリュームを作成することは可能です 本問題は ブートコード V12L50 にて修正されています " 付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新方法 " を参照し ブートコードを更新してください 13. Solaris 10 10/08 以降の OS を使用して ディスクアレイ装置にブートディスクを作成する場合は インストールサーバを Solaris 10 10/08 以降にするか Solaris 10 10/08 以降相当のパッチ ( 以降 ) を適用してください インストールサーバが Solaris10 5/08 以前 Solaris 10 10/08 以降相当のパッチ ( 以降 ) 未適用の場合は root_archive(1m) コマンドが入っていないため Solaris 10 10/08 以降の OS イメージにファイバチャネルドライバをインストールすることができません 14. ファイバチャネルカード (SE0X7F11F,SE0X7F11L,SE0X7F12F,SE0X7F12L) に搭載されたブートコード V12L30 では 以下の条件の場合にブート処理でハングアップが発生することがあります 18

26 SN200 シリーズの 8G ポートと接続した場合サーバ装置の電源投入から約 25 日以上が経過した後にブートした場合 本問題は ブートコード V12L40 にて修正されています " 付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新方法 " を参照し ブートコードを更新してください ハングアップが発生した場合には サーバ装置の電源オフ / オンを行い 再度ブート処理を行ってください G バイトを超えるシステムボリューム構成は サポートしていません 本問題は ブートコード V12L50 にて修正されています " 付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新方法 " を参照し ブートコードを更新してください 16. ファイバチャネルカードを交換した際は " 付録 G ファイバチャネルカードブートコードの更新方法 " を参照し ブートコードの更新を行ってください 17. ブートデバイスを冗長化している環境では boot-device を複数記述していても 故障検出時の動作によっては 別のパスから起動できない場合があります OS 起動時に boot-device に最初に登録されているデバイスに全くアクセスできなかった場合 次に登録されているブートパスに切り替わって OS 起動処理が行われます ただし いずれかのブートデバイスがアクセスでき OS 起動処理が開始された後で問題が発生した場合は その他のブートデバイスから OS 起動処理は行われません 18. システムボリュームに ZFS ファイルシステムを使用する SAN Boot 構成は未サポートです 19. ETERNUS マルチパスドライバ 以前の版数と Oracle Solaris 10 8/11 またはカーネルアップデートパッチ 以降の組み合わせでパニックが発生することがあります Solaris 10 8/11 以降を使用している または Solaris 10 9/10 以前に カーネルアップデートパッチ 以降を適用している場合は ETERNUS マルチパスドライバ 以降を使用してください Solaris 10 9/10 以前を使用している かつ ETERNUS マルチパスドライバ 以前の版数をインストールしている場合は カーネルアップデートパッチ適用前に 以降を適用してください 20. SPARC Enterprise T5140/T5240/T5440 において ETERNUS マルチパスドライバでマルチパス構築後や減設後にサーバを再起動すると 起動に失敗することがあります SPARC Enterprise T5140/T5240/T5440 を使用している かつ Solaris 10 OS 10/09 以前の場合 かつ マルチパスを構築済みの場合は 以降が適用されていない場合は 以降または該当する PTF/FJ RSPC 適用前に 以降を適用してください ( 以降が既に適用されている場合は 以降または該当する PTF/FJ RSPC を適用しても本現象は発生しません ) SPARC Enterprise T5140/T5240/T5440 を使用している かつ Solaris 10 OS 9/10 以降である または カーネルアップデートパッチ 以降を適用している Solaris 10 OS である場合は 以降を適用し かつ 発生条件のサーバ再起動の前に disks や devfsadm で内蔵ディスクのリンクを正常にしてください 21. SAN Boot 環境において I/O 処理中にブートコードの設定を変更した場合 I/O ハングアップが発生することがあります 本問題は にて修正されています 以降を適用してください 19

27 20

28 第 4 章構築方法 本章では 以下の事項について説明しています ディスクアレイ装置からの OS 起動環境の構築方法 本手順の実施前に FC Switch のゾーニング設定 (Fabric 接続の場合 ) セキュリティ設定を行い ディスクアレイ装置をセットアップし ブートディスク作成先の LUN を使用可能状態にしてください 本体装置に内蔵ディスクを搭載していない場合には "4.1.1 ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 " のみ使用可能です FUJITSU PCI Fibre Channel ドライバが Solaris OS に含まれていないため Solaris OS の CD/DVD を使用して環境を構築することはできません 本書に記載されている手順以外の方法でブート環境を構築することはできません "4.1.1 ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 " では ブートディスク化するディスクアレイ装置の認識方法を自動設定にすることが可能です この方法では ファイバチャネルドライバおよびファイバチャネルブートコードの設定が容易になります 詳細は " ネットワークインストールサーバの設定 " を参照してください なお 自動設定にてディスクアレイ装置を認識する場合は FC Switch のゾーニング設定を行い ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行えない環境としてください ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行える環境では 手動設定によるディスクアレイ装置の認識を行ってください クラスタ環境を構築する場合には "4.3.2 PRIMECLUSTER 使用時の留意事項 " を参照してください 環境の構築は以下の流れで行います 21

29 "4.1 ディスクアレイ装置にブートディスクを作成 " にて OS のインストールを行いディスクアレイ装置上にブートディスクを作成します 次に " ディスクアレイ装置からブート " にて シングルパスで OS をブートします 最後に "4.2 ブートディスクへのパスを冗長化 " にて マルチパス構成の定義を行います 4.1 ディスクアレイ装置にブートディスクを作成 ディスクアレイ装置にブートディスクを作成するには 2 つの方法があります 1. ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 2. 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法 ( 内蔵ディスクを搭載している場合のみ可能 ) ネットワークインストールサーバを用いて作成する方法 ネットワークインストールを行うには ディスクアレイ装置をブートデバイスとして使用するホスト ( インストールマシン ) の他にインストールサーバが必要となります 22

30 Dual GigabitEthernet カード [SE0X7GD1F/X, SE0X7GD2F/X],Quad GigabitEthernet カード [SE0X7GD2F/X] デュアルチャネル Ultra320 SCSI カード [SE0X7SC1F/X, SE0X7SC2F/X] を使用する場合は インストールサーバ構築ガイド I/O デバイスドライバ編 (SPARC Enterprise) に記載されたインストールサーバ設定を行ってください インストールマシンでの作業は インストールマシンのコンソールから行います また インストールサーバでの作業は ターミナルから行い 本書の記載例では (INSTALL SERVER) と記載します ネットワークインストールサーバの作成 ネットワークインストールのためのインストールサーバの設定を行います インストールサーバの作成方法の詳細については Oracle Documentation の Solaris 10 インストールガイドを参照してください なお ディスクアレイ装置をブートデバイスとして使用するホストが複数ある場合には ホスト毎に OS イメージを作成する必要があります ただし以下の場合については 一つのインストールイメージを共有して使用することができます - ファイバチャネル接続構成が AL 直結で使用するターゲット ID および max throttle 値が共通な場合 - FC Switch 接続にてディスクアレイ装置を自動設定で使用する場合 かつ ターゲット ID および max throttle 値が共通な場合 - 共有するホストのアーキテクチャ タイプが同じ場合なお SPARC Enterprise には 以下のアーキテクチャ タイプがあります SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 アーキテクチャ タイプ :sun4v SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 アーキテクチャ タイプ :sun4u 注意 )PRIMEPOWER で使用するインストールイメージとは共有することはできません 以下に Solaris10 OS のイメージを作成する場合の例を記述します ここでは OS イメージを作成するディレクトリ名の例として /export/install/solaris10_hostname を使用しています 1. インストールサーバ上でスーパーユーザになります (INSTALL SERVER) % su - <RETURN> Password: password 2. OS イメージを作成するディレクトリを作成します (INSTALL SERVER) # mkdir /export/install <RETURN> (INSTALL SERVER) # cd /export/install <RETURN> (INSTALL SERVER) # mkdir Solaris10_hostname <RETURN> 作成するディレクトリ名にインストールマシンのホスト名 hostname を含め ホスト毎に管理できるようにします 3. Solaris 10 Operating System の DVD-ROM をセットします 23

31 (INSTALL SERVER)# cd /cdrom/cdrom0/s0/solaris_10/tools <RETURN> (INSTALL SERVER)#./setup_install_server /export/install/solaris10_hostname <RETURN> 4. Solaris 10 Operating System の複写が完了したら DVD-ROM を取り出します (INSTALL SERVER)# cd / <RETURN> (INSTALL SERVER)# eject cdrom <RETURN> ネットワークインストールサーバの設定 1. ネットワークインストールサーバ上に インストール対象マシンの IP アドレスおよび mac アドレスの登録を行います インストール対象マシンの IP アドレスの登録 /etc/hosts をテキストエディタで編集します インストール対象マシンの IP アドレスが の場合は以下となります hostname インストール対象マシンの mac アドレスの登録 /etc/ethers をテキストエディタで編集します インストール対象マシンの mac アドレスが 0:80:17:28:1:f8 の場合は以下となります 0:80:17:28:1:f8 hostname 2. インストール対象のマシンをネットワークからブートするため ネットワークインストールサーバ上で add_install_client コマンドを実行します add_install_client コマンドのパラメータはインストール対象のマシンモデルによって異なります SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/ <RETURN> (INSTALL SERVER) #./add_install_client hostname sun4v <RETURN> SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/ <RETURN> (INSTALL SERVER) #./add_install_client hostname sun4u <RETURN> 3. ネットワークインストールサーバ上の OS インストールイメージに ファイバチャネルドライバをインストールします この手順を行うことで ファイバチャネルカードに接続されたディスクアレイ装置を認識できるようになります ネットワークインストールサーバの CD-ROM ドライブに FUJITSU PCI Fibre Channel 4.0 を挿入し 以下の手順を行ってください ファイバチャネルドライバのインストールはインストール対象のマシンモデルによって手順が異なります Solaris 10 5/08 以前の場合 SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /cdrom/cdrom0 <RETURN> (INSTALL SERVER) # bin/pfcapkgadd.sh -R /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/boot/ -p sun4v <RETURN> SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /cdrom/cdrom0 <RETURN> (INSTALL SERVER) # bin/pfcapkgadd.sh -R /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/boot/ -p sun4u <RETURN> Solaris 10 10/08 以降の場合 (1) ミニルート展開用の作業ディレクトリを作成します (INSTALL SERVER) # mkdir /tmp/work <RETURN> 24

32 (2) root_archive (1M) コマンドを使用して ミニルートを作業ディレクトリに展開します /tmp/work/tmp/addrem.lck がない場合は 無視して次の手順に進んでください (INSTALL SERVER) # /boot/solaris/bin/root_archive unpackmedia /export/install/solaris10_hostname /tmp/work <RETURN> (INSTALL SERVER) # rm /tmp/work/tmp/addrem.lck <RETURN> unpackmedia 実行時にエラーメッセージが表示される場合がありますが 無視して次の手順に進んでください umount: /tmp/mnt29984 使用中です rmdir: ディレクトリ "/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか または使用中です lofiadm: ファイル /export/install/solaris10_hostname/boot/sparc.miniroot をアンマップできません : デバイスは使用中です rmdir: ディレクトリ "/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか または使用中です (3) ミニルートを展開した作業ディレクトリに ファイバチャネルドライバをインストールします SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /cdrom/cdrom0 <RETURN> (INSTALL SERVER) # bin/pfcapkgadd.sh -R /tmp/work/ -p sun4v <RETURN> SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 の場合 (INSTALL SERVER) # cd /cdrom/cdrom0 <RETURN> (INSTALL SERVER) # bin/pfcapkgadd.sh -R /tmp/work/ -p sun4u <RETURN> (4) 展開した作業ディレクトリを圧縮します (INSTALL SERVER) # mkdir -p /tmp/media/solaris_10 <RETURN> (INSTALL SERVER) # /tmp/work/boot/solaris/bin/root_archive packmedia /tmp/media /tmp/work <RETURN> 実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが 無視して次の手順に進んでください (5) /tmp/media 配下のファイルと インストールサーバ上の OS インストールイメージ配下のファイルを置き換えます "umount -f","lofiadm -d" コマンドは "df -k" で表示される適切なデバイスを指定してください /dev/lofi/x が表示されない場合は 次の手順に進んでください (INSTALL SERVER) # cd /tmp/media <RETURN> (INSTALL SERVER) # find boot Solaris_10/Tools/Boot cpio -pdum /export/install/solaris10_hostname <RETURN> (INSTALL SERVER) # umount -f /dev/lofi/1 <RETURN> (INSTALL SERVER) # lofiadm -d /dev/lofi/1 <RETURN> 実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが 無視して次の手順に進んでください 4. ファイバチャネルカードの実装位置とドライバインスタンス番号の対応確認インストール対象のマシンをネットワークからブートします このとき -s オプションを指定し シングルユーザモードにて起動してください ok boot net -s <RETURN> 5. 以下を実行し ファイバチャネルカードのデバイスパスとドライバインスタンスの対応を確認します # grep fjpfca /tmp/root/etc/path_to_inst <RETURN> "/pci@1,700000/fibre-channel@0" 0 "fjpfca" "/pci@2,600000/fibre-channel@0" 1 "fjpfca" このコマンドの出力は デバイスパス インスタンス番号 インスタンス名となっています 上記例では デバイスパス /pci@1,700000/xxxx@0 に搭載されたファイバチャネルカードのドライバインスタンスは fjpfca0 であることを示しています デバイスパスと本体のスロット位置との対応について 各装置の取り扱い説明書に記載されています 上記以外の本体装置を使用する場合 または 取り扱い説明書を参照できない場合には 次の手順で対応を調べます 6. ドライバインスタンスに対応するファイバチャネルカードの LED を点滅させます シングルチャネル 4Gbps 25

33 ファイバチャネルカード (SE0X7F11F/SE0X7F11L) ではファイバチャネルカードの実装位置を確認することができ デュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F12F/SE0X7F12L) ではファイバチャネルカードの実装位置 およびドライバインスタンスに対応する Port 位置を確認することができます fjpfca0 の LED を点滅させるには 以下のとおり実行します LINK の LED が 3 分間点滅します # /usr/sbin/fjsvpfca/fc_adm -l fjpfca0 <RETURN> LED の点滅を中断するには Ctrl-c(Ctrl キーを押しながら c キーを押す ) を入力してください fc_adm の使用方法については FUJITSU PCI Fibre Channel 説明書 を参照してください 7. システムを OBP 環境に移行します # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> 8. ネットワークインストール時のブートで使用される定義ファイルに対して あらかじめ設定を行います Solaris 10 10/08 以降の OS をインストールする場合は 以下の手順を事前に実行してください Solaris 10 10/08 以降の場合 root_archive (1M) コマンドを使用して ミニルートを作業ディレクトリに展開します (INSTALL SERVER) # /boot/solaris/bin/root_archive unpackmedia /export/install/solaris10_hostname /tmp/work <RETURN> unpackmedia 実行時にエラーメッセージが表示される場合がありますが 無視して次の手順に進んでください umount: /tmp/mnt29984 使用中です rmdir: ディレクトリ "/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか または使用中です lofiadm: ファイル /export/install/solaris10_hostname/boot/sparc.miniroot をアンマップできません : デバイスは使用中です rmdir: ディレクトリ "/tmp/mnt29984": ディレクトリがマウントポイントであるか または使用中です ネットワークインストールサーバ上で次の設定が必要です ファイバチャネルドライバの設定ファイル Solaris 10 5/08 以前の場合 { インストールサーバ上の OS インストールパス }/Tools/Boot/kernel/drv/fjpfca.conf Solaris 10 10/08 以降の場合 /tmp/work/kernel/drv/fjpfca.conf ファイバチャネルドライバの設定ファイル (fjpfca.conf) では ブートディスクを作成したいディスクアレイ装置をファイバチャネルドライバが認識できるよう設定を行います 直結 (FC-AL) の場合には port fcp-auto-bind-function および fcp-bind-target の指定は必須ではありません fjpfca.conf の設定については FUJITSU PCI Fibre Channel 説明書 を参照してください ファブリック接続 (FC Switch 使用 ) にてディスクアレイ装置を認識する方法は 自動設定と手動設定があります ディスクアレイ装置を認識する方法を自動設定とした場合 以下のメリットがあります - ディスクアレイ装置をブートデバイスとして使用するホストが複数ある場合でもインストールサーバの Solaris OS インストールイメージを共有して使用することができる - ファイバチャネルドライバの設定が容易となる 以下にディスクアレイ装置の認識方法を記述します a. [ 自動設定の場合 ] 例 :fjpfca0 に対して トポロジをファブリック接続 リンクスピードを 4Gbps ディスクアレイ装置の認識方法を自動設定にする場合 port= "fjpfca0:nport:sp4"; fcp-auto-bind-function=1; port 接続するトポロジ種別 リンクスピードを定義します fcp-auto-bind-function ディスクアレイ装置の自動認識設定を行います 自動認識機能については 付録 E ファイバチャネルドライバ / ブートコードのオートターゲットバインド機能を参照してください 26

34 自動設定にてディスクアレイ装置を認識する場合は FC Switch のゾーニング設定を行い ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行えない環境としてください ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行える環境では 手動設定によるディスクアレイ装置の認識を行ってください FC Switch のゾーニング設定方法については装置のマニュアルを参照してください b. [ 手動設定の場合 ] 例 :fjpfca0 に対して トポロジをファブリック接続 リンクスピードを 4Gbps ディスクアレイ装置をターゲット ID16 にバインドする場合 Port= "fjpfca0:nport:sp4"; fcp-bind-target= fjpfca0t16:0x210000c d9 ; port 接続するトポロジ種別 リンクスピードを定義します fcp-bind-target ターゲットの WWN を指定します ターゲットドライバの設定ファイル Solaris 10 5/08 以前の場合 { インストールサーバ上の OS インストールパス }/Tools/Boot/kernel/drv/sd.conf Solaris 10 10/08 以降の場合 /tmp/work/kernel/drv/sd.conf ターゲットドライバの設定ファイル (sd.conf) では ブートディスクを作成したいディスクアレイ装置のロジカルユニット (LUN) を認識できるよう設定を行います ディスクアレイ装置のブートディスクのみ定義してください 認識するディスクアレイ装置のロジカルユニットの定義がすでにある場合 設定を記載する必要はありません 例 : ターゲット ID16 ロジカルユニット 0 を認識する場合 name="sd" class="scsi" target=16 lun=0; Solaris 10 10/08 以降の OS をインストールする場合は 以下の手順も続けて実行します (1) 展開した作業ディレクトリを圧縮します (INSTALL SERVER) # mkdir -p /tmp/media/solaris_10 <RETURN> (INSTALL SERVER) # /tmp/work/boot/solaris/bin/root_archive packmedia /tmp/media /tmp/work <RETURN> 実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが 無視して次の手順に進んでください (2) /tmp/media 配下のファイルと インストールサーバ上の OS インストールイメージ配下のファイルを置き換えます "umount -f","lofiadm -d" コマンドは "df -k" で表示される適切なデバイスを指定してください /dev/lofi/x が表示されない場合は 次の手順に進んでください (INSTALL SERVER) # cd /tmp/media <RETURN> (INSTALL SERVER) # find boot Solaris_10/Tools/Boot cpio -pdum /export/install/solaris10_hostname <RETURN> (INSTALL SERVER) # umount -f /dev/lofi/1 <RETURN> (INSTALL SERVER) # lofiadm -d /dev/lofi/1 <RETURN> 実行時にエラーメッセージが表示されることがありますが 無視して次の手順に進んでください ディスクラベル付け 1. インストール対象のマシンをネットワークからブートします シングルユーザモードにて起動してください ok boot net -s <RETURN> 2. ブートディスクとして使用する LUN に format(1m) コマンドを使用してディスクラベルを作成し LUN の容量を確認します # format <RETURN> Searching for disks...done AVAILABLE DISK SELECTIONS: 27

35 0. c7t16d0 <FUJITSU-ETERNUS-4000 cyl 1038 alt 2 hd 64 sec 256> /pci@1,700000/fibre-channel@0/sd@10,0 Specify disk (enter its number): 0<RETURN> selecting c7t16d0 [disk formatted] Disk not labeled. Label it now? y <RETURN> FORMAT MENU: disk - select a disk type - select (define) a disk type partition - select (define) a partition table current - describe the current disk format - format and analyze the disk repair - repair a defective sector label - write label to the disk analyze - surface analysis defect - defect list management backup - search for backup labels verify - read and display labels save - save new disk/partition definitions inquiry - show vendor, product and revision volname - set 8-character volume name!<cmd> - execute <cmd>, then return quit format> partition <RETURN> PARTITION MENU: 0 - change `0' partition 1 - change `1' partition 2 - change `2' partition 3 - change `3' partition 4 - change `4' partition 5 - change `5' partition 6 - change `6' partition 7 - change `7' partition select - select a predefined table modify - modify a predefined partition table name - name the current table print - display the current table label - write partition map and label to the disk!<cmd> - execute <cmd>, then return quit partition> print <RETURN> Current partition table (original): Total disk cylinders available: (reserved cylinders) Part Tag Flag Cylinders Size Blocks 0 root wm MB (16/0/0) swap wu MB (16/0/0) backup wu GB (4254/0/0) unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 4 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 5 unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 6 usr wm GB (4222/0/0) unassigned wm 0 0 (0/0/0) 0 format> quit <RETURN> 3. システムを OBP 環境に移行します # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> 28

36 Custom JumpStart の設定 Solaris custom jump start を使用してドライバパッケージのインストールを行うための設定を行います Custom JumpStart を使用すると Solaris のインストールと同時にドライバパッケージのインストールと設定が自動的に行われます この手順はインストールサーバ側で行います 1. Custom JumpStart 用のディレクトリの作成 インストールサーバに jumpstart ディレクトリを作成し 共有します (INSTALL SERVER)# mkdir /jumpstart <RETURN> (INSTALL SERVER)# share -F nfs -o ro,anon=0 /jumpstart <RETURN> 2. ドライバパッケージ パッチ およびインストールファイルのコピー インストールサーバ上の jumpstart ディレクトリ配下に ドライバのパッケージ パッチ およびインストールファイルをコピーします インストールサーバの jumpstart ディレクトリ配下に FUJITSU PCI Fibre Channel の CD イメージをコピーします (INSTALL SERVER)# mkdir /jumpstart/fjpfca <RETURN> (INSTALL SERVER)# cd /cdrom/cdrom0 <RETURN> (INSTALL SERVER)# find. cpio -pumd /jumpstart/fjpfca <RETURN> FUJITSU PCI GigabitEthernet/FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver をインストールする場合は 以下を実行してください FUJITSU PCI GigabitEthernet 3.0 Update1 以降の場合 インストールサーバの jumpstart ディレクトリ配下に FUJITSU PCI GigabitEthernet 3.0 Update1 以降の CD イメージをコピーします (INSTALL SERVER)# mkdir /jumpstart/fjgi <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/install /jumpstart/fjgi/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/admin /jumpstart/fjgi/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -pr /cdrom/cdrom0/fjsvgid_3.0/10/* /jumpstart/fjgi/. <RETURN> FUJITSU PCI GigabitEthernet 4.0 以降の場合 インストールサーバの jumpstart ディレクトリ配下に FUJITSU PCI GigabitEthernet 4.0 以降の CD イメージをコピーします (INSTALL SERVER)# mkdir /jumpstart/fjgi <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/install_v4 /jumpstart/fjgi/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/admin /jumpstart/fjgi/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -pr /cdrom/cdrom0/fjsvgid_4.0/10/* /jumpstart/fjgi/. <RETURN> FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver の場合 インストールサーバの jumpstart ディレクトリ配下に FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver の CD イメージをコピーします (INSTALL SERVER)# mkdir /jumpstart/fjulsa <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/install /jumpstart/fjulsa/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -p /cdrom/cdrom0/admin /jumpstart/fjulsa/. <RETURN> (INSTALL SERVER)# cp -pr /cdrom/cdrom0/ultra_lvd_driver/10/* /jumpstart/fjulsa/. <RETURN> 3. JumpStart sample のコピー OS インストールイメージから JumpStart sample ファイルをコピーします (INSTALL SERVER)# cp -r /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/misc/jumpstart_sample/* /jumpstart 29

37 <RETURN> 4. profile の編集 テキストエディタで /jumpstart/profile ファイルを編集します なお profile はインストール対象のマシン構成にあわせて作成します Solaris Installation Guide: Custom JumpStart and Advanced Installations を参照し作成してください profile 設定例 : install_type initial_install system_type server partitioning explicit cluster SUNWCXall Support) を指定しています filesys c7t16d0s swap filesys c7t16d0s0 free / # install_type パラメータは必須です initial_install を指定してください # system_type は server に指定します # partitioning は explicit に指定します # インストールする OS の cluster は SUNWCXall(Entire Software Group Plus OEM # swap ファイルシステムを c7t16d0s1 に 4096MB 割り当てています # c7t16d0s0 に残りのディスク領域を割り当てています 5. finish スクリプトサンプルのコピー FJPFCA ディレクトリから finish スクリプトのサンプルを finish として /jumpstart ディレクトリにコピーします (INSTALL SERVER)# cp /jumpstart/fjpfca/fjpfca4.0/tool/fjpfca_jumpstart_finish.sample /jumpstart/finish <RETURN> 6. finish スクリプトの編集 テキストエディタで /jumpstart/finish を編集します 以下のパラメータを編集してください JUMPSTART_HOST インストールサーバのホスト名 または IP アドレスを記載します JUMPSTART_DIR JumpStart 設定ファイルの配置ディレクトリを指定します /jumpstart 以外を使用する場合のみ変更します FUJITSU PCI GigabitEthernet/FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver をインストールする場合は 以下の内容を追記します 例では PF_ARCH=`uname -m` の下に追記しています FUJITSU PCI GigabitEthernet 3.0 Update1 以降の場合 ${MNT}/fjgi/install -R /a -d ${MNT}/fjgi -p "$PF_ARCH" FUJITSU PCI GigabitEthernet 4.0 以降の場合 ${MNT}/fjgi/install_v4 -R /a -d ${MNT}/fjgi -p "$PF_ARCH" FUJITSU ULTRA LVD SCSI Host Bus Adapter Driver の場合 ${MNT}/fjulsa/install -R /a -d ${MNT}/fjulsa -p "$PF_ARCH" finishスクリプト設定例 : #!/bin/sh ### Edit here ### JUMPSTART_HOST= 30

38 JUMPSTART_DIR=/jumpstart ### End of edit ### ### MAIN ### MNT=/a/mnt mount -F nfs ${JUMPSTART_HOST}:${JUMPSTART_DIR} ${MNT} PF_ARCH=`uname -m` ${MNT}/fjgi/install -R /a -d ${MNT}/fjgi -p "$PF_ARCH" ${MNT}/fjulsa/install -R /a -d ${MNT}/fjulsa -p "$PF_ARCH" ${MNT}/FJPFCA/bin/pfcapkgadd.sh -R /a -p "$PF_ARCH" # Copy fjpfca.conf if [ -f /kernel/drv/fjpfca.conf ] then echo "copying fjpfca.conf " cp /kernel/drv/fjpfca.conf /a/kernel/drv/fjpfca.conf COPY_STATUS="$?" if [ "$?"!= "0" ] then echo "ERROR: fjpfca.conf copy failed." fi else echo "NOTICE: /kernel/drv/fjpfca.conf does not exists." fi ## Copy sd.conf if [ -f /kernel/drv/sd.conf ] then echo "copying sd.conf " cp /kernel/drv/sd.conf /a/kernel/drv/sd.conf COPY_STATUS="$?" if [ "$?"!= "0" ] then echo "ERROR: sd.conf copy failed." fi else echo "NOTICE: /kernel/drv/sd.conf does not exists." fi umount ${MNT} 31

39 7. rules ファイルの編集 テキストエディタで /jumpstart/rules ファイルを編集します rules ファイルでは ホスト毎に使用する profile および finish スクリプトを指定します なお rules ファイルの初期状態には設定例が複数記載してありますが これらは不要ですのでコメントアウトしてください rules ファイルの末尾に以下を記入します hostname < インストールマシンのホスト名 > - profile finish 8. rules ファイルのチェックと有効化 check コマンドを実行し rules ファイルを有効にします Solaris 10 5/08 以前の場合 (INSTALL SERVER)# cd /jumpstart <RETURN> (INSTALL SERVER)# /jumpstart/check -p /export/install/solaris10_hostname -r rules <RETURN> Solaris 10 10/08 以降の場合 (INSTALL SERVER)# cd /jumpstart <RETURN> (INSTALL SERVER)# /jumpstart/check -p /tmp/media -r rules <RETURN> check コマンド実行時に以下のようなエラーメッセージが表示された場合は 以下の手順で check コマンドを再実行してください エラーメッセージ ERROR: /tmp/media is not a valid Solaris 2.x CD image (INSTALL SERVER)# cd /tmp/media/solaris_10/tools/boot <RETURN> (INSTALL SERVER)# bzcat lu.cpio.bz2 cpio -idum <RETURN> (INSTALL SERVER)# ls usr/sbin/install.d/chkprobe <RETURN> usr/sbin/install.d/chkprobe (INSTALL SERVER)# cd /jumpstart <RETURN> (INSTALL SERVER)# /jumpstart/check -p /tmp/media -r rules <RETURN> 9. ネットワークブートのための設定を行いますインストール対象のマシンモデルによって設定が異なります SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 の場合 (INSTALL SERVER)# /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/add_install_client -i インストールマシンの IP アドレス -e インストールマシンの mac アドレス -s インストールサーバのホスト名 :/export/install/solaris10_hostname -c インストールサーバのホスト名 :/jumpstart インストールマシンのホスト名 sun4v <RETURN> SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 の場合 (INSTALL SERVER)# /export/install/solaris10_hostname/solaris_10/tools/add_install_client -i インストールマシンの IP アドレス -e インストールマシンの mac アドレス -s インストールサーバのホスト名 :/export/install/solaris10_hostname -c インストールサーバのホスト名 :/jumpstart インストールマシンのホスト名 sun4u <RETURN> 32

40 ファイバチャネルブートコードの設定 ブートのために必要なファイバチャネルブートコードの設定を行います 本手順は インストールマシン側で行います 1. 本体装置をサービスモードに変更します SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 を使用している場合は 以下のコマンドを実行します ok setenv auto-boot? false <RETURN> ok reset-all <RETURN> SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 を使用している場合は サーバ本体のモードスイッチをサービスモードにし 以下のコマンドを実行します ok reset-all <RETURN> 2. ファイバチャネルカードが OBP 上で認識されている事を確認してください また ファイバチャネルカードが搭載されたスロットの物理パス名を確認してください シングルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F11F/SE0X7F11L) およびデュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード (SE0X7F12F/SE0X7F12L) をサーバに搭載した場合の例 ok show-devs <RETURN> ** /openprom /chosen /packages * シングルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカードの物理パス名 * デュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード port0 の物理パス名 * デュアルチャネル 4Gbps ファイバチャネルカード port1 の物理パス名 /mc@0,0/bank@0, ブートに使用するファイバチャネルカードのブートコードを有効にし サーバを再起動します 設定コマンドの実行前に 手順 2 で確認したファイバチャネルカード物理パス (/pci@1,700000/fibre-channel@0) への移動が必要になります ブート機能を使用しないファイバチャネルカードに関しては 有効にする必要はありません ok cd /pci@1,700000/fibre-channel@0 <RETURN> ファイバチャネルカードの物理パスに移動 ok ENABLE fjpfca-set-bootfunction <RETURN> ブート機能を有効にする ok reset-all <RETURN> サーバの初期化 この手順を ブートに使用するすべてのカードについて行います 4. サーバの再起動後 接続されているディスクアレイ装置の情報を表示させます 例 : ファブリック接続の場合 ok cd /pci@1,700000/fibre-channel@0 <RETURN> ok PROBE fjpfca-info <RETURN> Target DID e d9 FUJITSU-E Target DID e da FUJITSU-E ファブリック接続の場合に Target が -- と表示される場合がありますが 問題ありません 5. ファイバチャネルブートコードで認識するディスクアレイ装置の設定を行います ファブリック接続 (FC Switch 使用 ) にてディスクアレイ装置を認識する方法は 自動設定と手動設定があります ディスクアレイ装置を認識する方法を自動設定とした場合 以下のメリットがあります - ディスクアレイ装置をブートデバイスとして使用するホストが複数ある場合でもインストールサーバの Solaris OS インストールイメージを共有して使用することができる - ファイバチャネルブートコードの設定が容易となる 以下にディスクアレイ装置の認識方法を記述します a. [ 自動設定の場合 ] 33

41 ファイバチャネルブートコードに設定されているディスクアレイ装置の設定を削除します 以下のコマンドを実行してください ok cd <RETURN> ファイバチャネルカードの物理パスに移動 ok ENABLE fjpfca-all-target-cancel <RETURN> fjpfca-all-target-cancel: Delete bind target parameter... 自動設定にてディスクアレイ装置を認識する場合は FC Switch のゾーニング設定を行い ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行えない環境としてください ファイバチャネルカードから複数のディスクアレイ装置に接続を行える環境では 手動設定によるディスクアレイ装置の認識を行ってください b. [ 手動設定の場合 ] ファイバチャネルスイッチ ( ファブリック ) 環境の場合は fjpfca-bind-target コマンドにて ファイバチャネルブートコードが認識するディスクアレイ装置の定義を行います このとき 4. で表示される WWPN 値 または DID 値が必要となります FC-AL 環境では 自動で設定されるため fjpfca-bind-target コマンド実行する必要はありません また 設定コマンドの実行前に 手順 2 で確認したファイバチャネルカード物理パス (/pci@1,700000/fibre-channel@0) への移動が必要になります fjpfca.conf で targetid 16 で指定していた場合 16 進数で該当する 10 を指定します 例 :WWPN で定義する場合 ok cd /pci@1,700000/fibre-channel@0 <RETURN> ファイバチャネルカードの物理パスに移動 ok 10 target-wwpn e d9 fjpfca-bind-target <RETURN> fjpfca-bind-target: Change bind target parameter 例 :DID で定義する場合 ok cd /pci@1,700000/fibre-channel@0 <RETURN> ファイバチャネルカードの物理パスに移動 ok 10 target-did fjpfca-bind-target <RETURN> fjpfca-bind-target: Change bind target parameter. * FC-AL(Private loop) の環境では設定する必要はありません 6. その他の設定接続トポロジ リンクスピード およびサーバとディスクアレイ装置の電源連動設定時の待ち時間を変更することが可能です 初期設定では 接続トポロジおよびリンクスピードは "auto( 自動設定 )" となっています 必要に応じて変更してください 詳細は 付録 A ファイバチャネルのブートデバイス設定用コマンドを参照してください 例えば 2Gbps に対応したファイバチャネルスイッチとの接続で自動設定を使用しない場合には 以下のように設定してください ok 2g fjpfca-set-linkspeed <RETURN> ok nport fjpfca-set-topology <RETURN> 設定した内容を確認します ok fjpfca-output-prop <RETURN> boot function: ENABLE topology : N_Port link-speed : 2G boot wait time: DISABLE (interval time: DISABLE/ boot wait msg: DISABLE) bind-target: Target_ID=16,WWN=0x210000c d9 例えば 2Gbps に対応したディスクアレイ装置と直接接続し 電源連動によるブート待ち時間を 1200 秒 (20 分 ) に設定する場合には 以下のように設定してください ok 2g fjpfca-set-linkspeed <RETURN> ok al fjpfca-set-topology <RETURN> ok d# 1200 fjpfca-set-boot-wait-time <RETURN> 設定した内容を確認します ok fjpfca-output-prop <RETURN> boot function: ENABLE topology : AL link-speed : 2G boot wait time: 1200 sec (interval time: DISABLE/ boot wait msg: DISABLE 34

42 bind-target: Target_ID=16,WWN=0x210000c d9 7. 以下のコマンドを実行し reset を行います ok reset-all <RETURN> ネットワークインストールの実行 インストール対象のホストの OBP 上で以下のコマンドを実行します ok boot net - install <RETURN> その後は 画面の指示に従いインストールを進めてください OS のインストールが終了し プロンプトが表示されたらシステムを OBP 環境に移行した後 "4.2 ブートディスクへのパスを冗長化 " の手順に進んでください グラフィックスカードを搭載しビットマップ ディスプレイを使用しているサーバに Solaris 10 をインストールしている場合には 画面上で右クリックをして表示されるメニューからターミナルを開いてシステムを OBP 環境に移行した後 "4.2 ブートディスクへのパスを冗長化 " の手順に進んでください 継続するにはリブートするを押してください と表示されますが ここでは無視します 内蔵ディスクのブートディスクをコピーする方法 ここでは すでに内蔵ディスクなどに作成されているブートディスクをコピーして ディスクアレイ装置にブートディスクを作成する方法について記載します 作業を開始する前に 内蔵ディスクに格納された OS で起動し ファイバチャネルカード経由で接続されたディスクアレイ装置との接続設定を行っていることが必要になります この時点ではディスクアレイ装置への接続がマルチパスとなるように設定を行わないでください "4.2 ブートディスクへのパスを冗長化 " にて マルチパス化を行います 本手順の作業は全てインストールマシンのコンソールにて行います なお本手順は ファイバチャネルドライバのオートターゲットバインド機能にてターゲット装置を接続している場合 ブートディスクを作成することはできません 必ず fcp-bind-target によるターゲット装置の設定を行った状態で ブートディスクを作成してください fcp-bind-target の設定については FUJITSU PCI Fibre Channel 説明書 を参照してください ディスクアレイ装置にブートディスクをコピーする準備 1. ブートディスクを作成するディスクアレイ装置を format コマンド等で確認します # format <RETURN> Searching for disks...done AVAILABLE DISK SELECTIONS 0. c7t16d0 <FUJITSU-ETERNUS-4000 cyl 1038 alt 2 hd 64 sec 256> 35

43 ブートディスクの作成先のディスク容量 および 対応するパーティション容量がコピー元と比較して十分確保されていること確認してください ブートディスク作成先の LUN にスライスが作成されていなければ format コマンドを使用し作成してください ブートディスクの作成 以下の手順でブートディスクの作成を行います - 内蔵ディスク (UFS ファイルシステム ) をディスクアレイ装置 (UFS ファイルシステム ) にコピーする手順 1. システムを OBP 環境に変更します # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> システムをシングルユーザモードにて起動します ok boot -s <RETURN> 2. ブートブロックの書き込みシステムブロックにブートブロックを書き込みます (format コマンド等で確認したパスを使用して行う ) # installboot /usr/platform/`uname -m`/lib/fs/ufs/bootblk /dev/rdsk/c7t16d0s0 <RETURN> 3. ファイルシステムの作成 # newfs -v /dev/rdsk/c7t16d0s0 <RETURN> 4. マウントコマンドの実行 ( 認識しているディスクアレイ装置上のブートディスク用の LUN を mount する ) # mount -F ufs /dev/dsk/c7t16d0s0 /mnt <RETURN> 上記コマンドは /mnt 以外の / 配下のデータを RAID にコピーします 5. ディスクアレイ装置にブートディスクをコピーします # ufsdump 0f - /dev/rdsk/c0t0d0s0 ( cd /mnt; ufsrestore rf -) <RETURN> 6. 他のパーティションの内容についてコピーをします /var, /opt を別パーティションとして定義している場合には それぞれのパーティションに対して 上記 3-5 のコピーする作業を繰り返してください マウントテーブル情報の変更 ブートディスクを作成したディスクアレイ装置へのアクセスパスの設定を /mnt/etc/vfstab に記載します /mnt にブートディスク用の LUN をマウントした状態で行ってください ブートディスクを作成した LUN へのアクセスパスの設定を全て記載し 内蔵ディスクやブートディスク以外の LUN へのアクセスパスはコメントアウトしてください #device device mount FS fsck mount mount #to mount to fsck point type pass at boot options # #/dev/dsk/c0t0d0s3 - - swap - no - #/dev/dsk/c0t0d0s0 /dev/rdsk/c0t0d0s0 / ufs 1 no - #/dev/dsk/c0t0d0s1 /dev/rdsk/c0t0d0s1 /var ufs 1 no - fd - /dev/fd fd - no - /proc - /proc proc - no - /dev/dsk/c7t16d0s3 - - swap - no - /dev/dsk/c7t16d0s0 /dev/rdsk/c7t16d0s0 / ufs 1 no - /dev/dsk/c7t16d0s1 /dev/rdsk/c7t16d0s1 /var ufs 1 no -.. ディスクアレイ装置でブートディスク以外の LUN を sd.conf に定義している場合は /mnt/kernel/drv/sd.conf からその定義を削除してください 36

44 ファイバチャネルブートコードの設定 ディスクアレイ装置からブートする際の設定をファイバチャネルブートコードに対して行います 例 :fjpfca0 へ設定する場合 # /usr/sbin/fjsvpfca/fc_hbaprp -i fjpfca0 -b ENABLE <RETURN> # /usr/sbin/fjsvpfca/fc_hbaprp -i fjpfca0 -c /kernel/drv/fjpfca.conf <RETURN> # /usr/sbin/fjsvpfca/fc_hbaprp -i fjpfca0 -v <RETURN> boot_function : ENABLE topology link-speed : N_Port : 4G boot wait time : DISABLE ( interval time : DISABLE, boot wait msg : DISABLE ) bind-target: Target_ID=16,WWN=0x210000c d サーバのリセット 操作を行う前に サーバ本体装置をサービスモードに変更し サーバの再起動を行ってください サーバ本体装置のサービスモードに変更する方法は SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 と SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 を使用している場合で異なります SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 の場合は以下を実行してください OS 起動中の場合次のコマンドを実行します # /usr/sbin/eeprom auto-boot?=false <RETURN> # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> OBP 環境に移行後 以下のコマンドを実行します ok reset-all <RETURN> OBP 環境の場合以下のコマンドを実行します ok setenv auto-boot? false <RETURN> ok reset-all <RETURN> 電源が入っていない場合電源を投入し サーバ本体装置の状態により OS 起動中の場合 または OBP 環境の場合 を実行してください SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 を使用している場合は以下を実行してください OS 起動中の場合サーバのモードスイッチをサービスモードにし 以下のコマンドを実行します # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> OBP 環境に移行後 以下のコマンドを実行します ok reset-all <RETURN> OBP 環境の場合サーバのモードスイッチをサービスモードにし 以下のコマンドを実行します ok reset-all <RETURN> 電源が入っていない場合サーバのモードスイッチをサービスモードにし 電源を投入しください ディスクアレイ装置からブート ディスクアレイ装置を指定して ブートします ok boot /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 <RETURN> (*1) Boot device: /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 File and args: kernel/sparcv9/unix 37

45 (*1) boot で指定した disk 以下の数値 ( 上記では 10,0) は target_id/lun を示し OS の起動後 ファイバチャネルドライバが認識するディスクアレイ装置の target_id/lun と同じ値であることが必要となります FC-AL の環境では fjpfca-info 実行時に表示された target_id を指定してください なお boot 時は target_id および LUN を 16 進数で指定する必要があります 4.2 ブートディスクへのパスを冗長化 ここでは ETERNUS マルチパスドライバを使用したブートデバイスへのパスの冗長化手順を示します 富士通推奨 & セキュリティパッチクラスタ PTF の適用および Enhanced Suppor t Facility のインストール 富士通推奨 & セキュリティパッチクラスタ PTF が適用されていない場合は適用します また Enhanced Support Facility がインストールされていない場合はインストールします 適用およびインストールされている場合には次の手順に進んでください 1. ディスクアレイ装置を指定して シングルユーザモードでブートします ok boot /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 -s <RETURN> Boot device: /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 File and args: kernel/sparcv9/unix 2. CLUSTER_README.ja を参照して富士通推奨 & セキュリティパッチクラスタを Enhanced Support Facility インストールガイド を参照して Enhanced Support Facility を 一括修正説明書 を参照して PTF を適用またはインストールしてください 3. ホストの再起動は以下の方法を使用してください # /usr/sbin/shutdown -i0 -g0 -y <RETURN> 4. OBP 環境に移行後 以下のコマンドを実行します ok reset-all <RETURN> 5. ディスクアレイ装置を指定して ブートします ok boot /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 <RETURN> Boot device: /pci@1,700000/fibre-channel@0/disk@10,0 File and args: kernel/sparcv9/unix ETERNUS マルチパスドライバの設定 ETERNUS マルチパスドライバを使用し ブートデバイスへのパスの冗長化する手順を示します なお ブートデバイスとして使用する装置のターゲット ID については マルチパスを構成する 2 つのファイバチャネルカードで同じ値に設定することを推奨します シングルシステム ( 非クラスタシステム ) の場合 1. ディスクアレイ装置を指定してブートし ETERNUS マルチパスドライバのインストールを行います ディスクアレイ装置上のブートディスクからホストを起動し ETERNUS マルチパスドライバインストールガイド を参照して ETERNUS マルチパスドライバのインストールを行ってください また インストール完了後の以下の問い合わせに対して "y" を入力してください 自動的に grmpdautoconf コマンドが実行され 2. のマルチパス構築処理に進みます Do you want to make a multipath configuration now? すでに ETERNUS マルチパスドライバのパッケージがインストールされている場合は grmpdautoconf を実行して 2. のマルチパス構築処理に進みます 38

46 # /usr/sbin/grmpdautoconf <RETURN> 2. grmpdautoconf によるマルチパスの構築を行います grmpdautoconf では対話形式で処理を行います 詳細は ETERNUS マルチパスドライバを参照して下さい 対話処理では 以下の選択を行ってください パスの自動選択 / 手動選択の問い合わせに対しては " 手動選択 " m を選びます ユーザーズガイド アクセスパスを自動選択しますか 手動選択しますか? ** 自動選択とした場合 "New" と表示されたすべてのアクセスパスがシステムに登録されます ** ETERNUS, Switch の設定で適切にアクセスパスが選択されている場合は 自動選択を選んでください ** "Exist" と表示されたすべてのパスは LUN 増設処理の対象になります ** AL 接続のすべての装置は LUN 増設および装置増設の対象になります 手動選択 ---> 'm' 自動選択 ---> 'a' 中止 ---> 'q' キーを入力してください [m,a,q] m <RETURN> 手動パス選択画面では ファイバチャネルドライバのディスクアレイ装置認識方法を自動設定の場合と手動設定の場合で 選択画面が異なります a. [ 自動設定の場合 ] 手動パス選択画面において 起動パスを選択します Adapter Switch ETERNUS Status instance WWN WWN product [ ] 1 fjpfca e24ac e d9 E4000 CM1CA0P0 New [ ] 2 fjpfca e e da E4000 CM0CA0P0 New "New" と表示されたパスのうち システムに登録したいアクセスパスの番号を入力してください ** 入力後は再度アクセスパス一覧を表示します ** 選択したパスには '*' が表示されます ** 誤った番号を入力した場合は その番号を再度入力することで選択対象から外れます ** "Exist" と表示されたパスは 必ず LUN 増設処理の対象になります ** AL 接続のすべての装置は LUN 増設および装置増設の対象になります パス番号入力 ---> 数字を入力してください ( 空白で区切って複数入力できます ) 入力完了 ---> 'x' 処理中止 ---> 'q' キーを入力してください [ パス番号,x,q] 1 2 <RETURN> Adapter Switch ETERNUS Status instance WWN WWN product [*] 1 fjpfca e24ac e d9 E4000 CM1CA0P0 New [*] 2 fjpfca e e da E4000 CM0CA0P0 New "New" と表示されたパスのうち システムに登録したいアクセスパスの番号を入力してください ** 入力後は再度アクセスパス一覧を表示します ** 選択したパスには '*' が表示されます ** 誤った番号を入力した場合は その番号を再度入力することで選択対象から外れます ** "Exist" と表示されたパスは 必ず LUN 増設処理の対象になります ** AL 接続のすべての装置は LUN 増設および装置増設の対象になります パス番号入力 ---> 数字を入力してください ( 空白で区切って複数入力できます ) 入力完了 ---> 'x' 処理中止 ---> 'q' キーを入力してください [ パス番号,x,q] x <RETURN> 上記で選択したパス ( ディスクアレイ装置 ) についての設定がファイバチャネルドライバの設定ファイル (/kernel/drv/fjpfca.conf) へ反映されます 本手順以降は ファイバチャネルドライバが認識す 39

47 るディスクアレイ装置を固定設定とするため ファイバチャネルドライバの設定ファイルに記述されている以下の設定を削除してください fcp-auto-bind-function=1; b. [ 手動設定の場合 ] fjpfca.conf に記述した wwn が "Exist" or "AL" と表示されます それ以外のパスは選択しないで " 確定 (x)" を選択します Adapter Switch ETERNUS Status instance WWN WWN product fjpfca e24ac e d9 E4000 CM1CA0P0 Exist [ ] 1 fjpfca e e da E4000 CM0CA0P0 New "New" と表示されたパスのうち システムに登録したいアクセスパスの番号を入力してください ** 入力後は再度アクセスパス一覧を表示します ** 選択したパスには '*' が表示されます ** 誤った番号を入力した場合は その番号を再度入力することで選択対象から外れます ** "Exist" と表示されたパスは 必ず LUN 増設処理の対象になります ** AL 接続のすべての装置は LUN 増設および装置増設の対象になります パス番号入力 ---> 数字を入力してください ( 空白で区切って複数入力できます ) 入力完了 ---> 'x' 処理中止 ---> 'q' キーを入力してください [ パス番号,x,q] 1 <RETURN> Adapter Switch ETERNUS Status instance WWN WWN product fjpfca e24ac e d9 E4000 CM1CA0P0 Exist [*] 1 fjpfca e e da E4000 CM0CA0P0 New "New" と表示されたパスのうち システムに登録したいアクセスパスの番号を入力してください ** 入力後は再度アクセスパス一覧を表示します ** 選択したパスには '*' が表示されます ** 誤った番号を入力した場合は その番号を再度入力することで選択対象から外れます ** "Exist" と表示されたパスは 必ず LUN 増設処理の対象になります ** AL 接続のすべての装置は LUN 増設および装置増設の対象になります パス番号入力 ---> 数字を入力してください ( 空白で区切って複数入力できます ) 入力完了 ---> 'x' 処理中止 ---> 'q' キーを入力してください [ パス番号,x,q] x <RETURN> SPARC Enterprise T1000/T2000/T5120/T5140/T5220/T5240/T5440 を使用している場合 アクセスパスのモードを選択する必要があります アクセスパスのモード選択の問合わせに対し mplb モードを選択します ETERNUS マルチパスドライバでは マルチパスへのアクセスを Solaris 標準特殊ファイルから行うモード ( 以下 Solaris 標準モード ) と 従来の mplb 特殊ファイルから行うモード ( 以下 mplb モード ) があります Solaris10 環境の場合 アクセスパスモードは mplb モードを選択してください Solaris 標準モードは SAN Boot 環境では使用できません なお SPARC Enterprise M3000/M4000/M5000/M8000/M9000 を使用している場合 アクセスパスモードを選択する必要はありません アクセス特殊ファイルとして次のどちらを使うか選択してください Solaris 標準特殊ファイル (/dev/[r]dsk/c*t*d*s*) mplb 特殊ファイル (/dev/fjsvmplb/[r]dsk/mplb*s*) /dev/[r]dsk/c*t*d*s* /dev/fjsvmplb/[r]dsk/mplb*s* ---> 's' ---> 'm' 40

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