熊本県北インバウンド推進業務委託基本仕様書 1 業務名 熊本県北インバウンド推進業務 2 業務の目的人口減少 少子高齢化が進展する中 観光 は旺盛なインバウンド需要の取込みによって交流人口を拡大させ 地域を活性化させる原動力となるもので 玉名市 山鹿市 菊池市 和水町 ( 以下 4 市町 という )

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1 熊本県北インバウンド推進業務委託基本仕様書 1 業務名 熊本県北インバウンド推進業務 2 業務の目的人口減少 少子高齢化が進展する中 観光 は旺盛なインバウンド需要の取込みによって交流人口を拡大させ 地域を活性化させる原動力となるもので 玉名市 山鹿市 菊池市 和水町 ( 以下 4 市町 という ) と県は 地方創生の取組みの一環として平成 28に熊本県北観光協議会を設立し 海外からの誘客促進に向けた取組みを積極的に展開している そのような状況下 平成 28 年に発生した熊本地震以降 県内の観光産業に風評被害を含めた甚大な被害が生じ 4 市町においても外国人をはじめとする観光客の減少がみられた 本業務は 4 市町と県が一体となって 海外に向けたプロモーション活動や外国人観光客の受入環境整備等に取り組むことで 震災からの一日も早い復興をはじめ 地方創生の実現に向け 更なる誘客促進を図るものである 3 業務内容 (1) 台湾の旅行業者等を招請するファムトリップの実施及びニーズ把握 台湾の旅行会社やメディア ( ブロガー含む ) 等に4 市町の強みである食や農業体験 歴史 文化を中心とした観光資源を活用した旅行商品を PRするため ファムトリップを実施するとともに 訪日観光客の嗜好 傾向等に関するニーズ調査を行う ファムトリップの内容は以下を基本とし 招請する旅行業者等 ファムトリップの行程等 具体的な実施方法については企画コンペ参加者の提案を受けて決定する 1 日程 :2 泊 3 日以上 2 実施時期 : 平成 29 年 10 月頃 3 行程 :4 市町の 食 や 農業体験 歴史文化 ( 日本遺産構成文化財等 ) を中心とした観光施設等 4 業務内容 : 旅行業者等の選定 調整 ファムトリップの催行等 ファムトリップで紹介した観光素材や宿泊施設等について参加者の意見を聞き 具体的なツアー造成に向けた課題や隘路を解決するため 参加者と 4 市町による意見交換会を設定すること 併せて 課題等を把握するためのアンケート調査を行うこと ファムトリップ実施に係る参加者との連絡 調整費用や 参加者の交通費 食費 宿泊費等一切の経費は受託者の負担とする < 旅行業者を選定するに当たっての目安 > 選定する旅行業者は数多くの訪日観光客の送客実績があり 訪日ツアーの造成に意欲的であって 招請後速やかにツアー造成が可能な旅行業者とすること 企画提案にあたり ツアー造成の可能性が高い旅行業者について 実績等 ( 海外送客数 訪日旅行取扱実績 主要顧客層 販売方法 系列などの会社概要 ) 選定理由をそ

2 れぞれ具体的に説明すること 招請する者は ツアーを企画 造成できる責任者とし その要件を満たさない者を選定しないこと <メディアを選定するに当たっての目安 > 誘客ターゲットに関心の高い最新情報等について 掲載記事などでアピールすることとするが 旅行誌のほかファムトリップのテーマに関連した雑誌など誘客ターゲットに訴求力が高いメディアを提案すること 選定にあたり 実績等 ( 当該メディアの購買者層 発行部数及びアクセス数 発効日等 ) 選定理由と各メディアにおける露出ボリュームを併せて示すこと その他 農業体験を組み込んだ行程の場合 その農産物等の台湾における今後の販路拡大につなげることができる農産物取扱事業者又は飲食店 百貨店等の事業者の招請も可能であれば その旨の提案内容も含めること 招請した旅行業者とメディア等によるタイアップが可能であれば その旨の提案内容も含めること 招請実施後の記事掲載 情報発信 誘客状況等のフォローアップを行うこと (2) 宿泊型ツアールートの開発に向けた観光素材の開発 磨き上げ及び受入環境整備等 外国人観光客の滞在時間を延長し宿泊につなげることを目的に 早朝や夜のイベント等を組み込んだ宿泊型ツアールートの開発及び円滑な受入を行うため 既存イベント等観光素材の磨き上げや受入環境の整備等行う 観光素材の磨き上げや受入環境整備等の内容は以下を基本とする 1 早朝や夜のイベントを実施している団体等に対する外国人観光客を呼び込むための勉強会等 ( イベントの魅力向上のためのポイント 接客のノウハウ 国別の特性等 ) の開催 2 地域づくり団体や農家の連携による 食 や 農業体験 を組み込んだプログラムにおける外国人観光客や教育旅行受入のための環境整備等 ( 指さし会話帳や多言語メニューの雛型作成等 ) なお 勉強会等については 4 市町ならではのイベントの魅力や特性等を踏まえた内容とすること 企画コンペ参加者は勉強会等の参加者の募集方法や内容 回数の設定 講師の選定等 具体的な実施方法について提案すること 参加者の募集費用や会場借上料 講師の旅費 報酬等 勉強会等に係る一切の経費は受託者の負担とする (3) 台北国際旅行博への出展等 平成 29 年 10 月 27 日 ~30 日に開催される台北国際旅行博へ協議会で出展 4 市町の観光素材等を PRする 委託には 以下の内容を含む

3 1 出展料 (2ブース分 ) 商談会参加料の支払い及び清算等の手続き 2 日本観光振興協会等関係機関との連絡調整 3ブースのデザイン 装飾及び撤収 4 出展期間中の現地関係者との連絡調整 ( コーディネーターとして 1 名以上が現地に同行すること ) 5 出展期間中の現地での通訳 ( 現地滞在期間を通じ 1 名以上 出展期間中は 4 名以上 (3 名は補助員等でも可 ) の通訳を同行させること ) 6ブース見学者へのアンケート実施 集計 ( アンケートの実施方法については 平成 29 年 11 月下旬に別途協議会で出展する高雄国際旅行博において 協議会スタッフでも実施可能な方法とし また 集計については高雄国際旅行博におけるアンケート結果も含むこととする ) 7 会場で配布するノベルティグッズ等の作成 ( ノベルティグッズ等については 平成 29 年 11 月下旬に別途協議会で出展する高雄国際旅行博の会場で配布する分も含めた個数を作成すること ) 84 市町の観光素材等を組み込んだツアーの造成に向け 現地旅行会社等と4 市町による意見交換会の設定 9その他出展等に係る必要な手続きや調整 企画コンペ参加者は同行するコーディネーター及び通訳の人数 ブースの飾り付けのイメージやアンケートのび実施方法 ノベルティグッズの種類 個数等の具体的な出展内容について提案すること ブース出展料や設営 ( 飾り付け ) 及び撤収に係る費用 ノベルティ製作費 コーディネーター及び通訳の報酬 旅費 現地への荷物 ( パンフレット含む ) の送料等出展に係る一切の経費は受託者の負担とする (4) 多言語広域観光パンフレットの作成 4 市町の観光情報を海外に発信し 誘客に繋げるための多言語広域観光パンフレットを作成 パンフレットは紙版と電子版を作成する パンフレットは 平成 28 年度熊本県北観光協議会で作成した台湾向けパンフレットを基に改訂を行うとともに これをベースにタイ向けパンフレットを新たに作成 改訂の内容は 日本語による概要説明の追加及び掲載施設等の変更事項の反映等とする 改訂及び作成にあたってはそれぞれの地域からの観光客の嗜好や観光を取り巻く各地域の情勢等を踏まえる その他 パンフレットの内容は以下を目安とし 企画コンペ参加者の提案を受けて仕様を決定する 紙版 サイズ等 :A4 16ページ程度

4 紙質 : マットコート90K カラー:4 色刷 対応言語: 中国語 ( 繁体字 ) タイ語 冊数 : 中国語 ( 繁体字 )20,000 部 タイ語 10,000 部 ( 中国語版はこのうち台北国際旅行博 (10/27~30)5,000 部 高雄国際旅行博 (11 月下旬 )3,000 部を含む ) 受託者はパンフレット配布を促進するために 各インバウンド観光客向けタッチポイント ( 台北 kumacafe 熊本駅 桜の馬場城彩苑 阿蘇くまもと空港国際線 福岡空港国際線 九州ツーリストインフォメーションセンター福岡等 ) にパンフレットを配置すること 電子版 スマートフォンやタブレットで閲覧可能な電子ブック形式とする 観光素材の名称や種類等による検索機能を付けるなど 利用者の利便性に配慮する 各市町及び熊本県ホームページへ掲載することを前提とし 規格やデータ形式は各担当部署と調整すること 共通 完成までに 委託者による校正の機会を 2 回程度設けること 中国語パンフレットの納期は 台北国際旅行博への発送期限等を考慮のうえ 委託者と受託者が協議し決定する 中国語パンフレット 20,000 部のうち5,000 部は台北国際旅行博で 3,0 00 部は高雄国際旅行博で配布用として納品する 具体的な納品場所については委託者と受託者が協議し決定する パンフレット作成に係る企画 取材 写真撮影 印刷等一切の経費は受託者の負担とする (5) 観光 PR 動画の制作 4 市町の観光情報を海外に発信し 誘客に繋げるための観光 PR 動画を制作 制作にあたっては 4 市町の豊かな自然 食や農業体験 歴史 文化を中心とした観光資源を活用して 4 市町の魅力を表現し ストーリー性をもった展開で外国人の当地域への来訪意欲を喚起させる動画とすること 動画は本編版 (10 分程度 ) 及びダイジェスト版 (3 分程度 ) とし ナレーション ( 日本語 ) 字幕 ( 中国語 : 繁体字 ) 及び音楽等の音響効果を入れること 企画コンペ参加者は 動画の構成やストーリーの概要等の提案を行うこと また 完成までに委託者の同席のもと 1 回以上のプレビューを行い その結果を考慮のうえ具体的内容を決定する 画面縦横比は 16:9 映像の解像度はフルハイビジョン以上とし 各市町及び県のホームページや You Tube 等で再生可能な動画形式 (MPG4 及び WMV) とする 使用する映像 ( 写真を含む ) 及び音声に係る肖像権 著作権等の権利関係の処理 調整を

5 行うこと 制作した動画は 電子媒体で (DVD 等 ) 納品する 納期及び個数等は 台北国際旅行博への発送期限等を考慮のうえ 委託者と受託者が協議し決定する その他 制作に係る企画 取材 撮影等一切の経費は受託者の負担とする 4 委託期間 契約締結の日から平成 30 年 3 月 15 日 ( 木 ) まで 5 著作権等 本業務において作成するすべての資料及び電子データについては 第三者 ( 協議会及び受託業者以外の者 ) が所有する素材を用いる場合には 受託者により著作権処理等を行うこととする 受託者は 成果物が第三者の著作権を侵害しないことを保証し 第三者から成果物に関し著作権侵害を主張された場合の一切の責任は 受託者が負うものとする 委託業務により作成した成果物の著作権及び新たに撮影した映像及び画像の著作権 ( 著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む ) は 協議会に帰属するものとする 使用する映像 ( 写真を含む ) の被写体が人物の場合 肖像権の侵害が生じないような措置をとること また 本業務において使用する映像 ( 写真を含む ) 及び音声に係る肖像権 著作権などの権利関係の処理 調整を行うこと 協議会 各市町及び熊本県による成果物の複製及び二次利用については 無償とする 6 留意事項等 本仕様書は 今後 受託者に対して業務の具体的な実施方法等について提案を求めたうえで その内容を適切に反映した仕様書に変更されることがある 受託者は 業務の全部を一括して第三者に委託し 又は請け負わせてはならない 事業の実施に当たっては 委託者と十分協議のうえ実施すること 事業の実施に当たって 関係する法令を遵守すること また 業務上知り得た秘密を他に漏らしてはならない 委託者は 業務の実施に当たり提供可能な映像 資料等がある場合は 必要に応じて貸与又は提供する 貸与した資料等の複製 複写の可否 返却等については 委託者の指示に従うこと 本仕様書の解釈に疑義が生じた事項及び本仕様書に明記していない事項については 委託者と協議すること