Introduction to System Identification

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1 y(t) モデルベースデザイン 制御系設計のためのシステム同定入門 s 2 Teja Muppirala t s 2 3s The MathWorks, Inc. 1

2 モデルベースデザイン 正確なモデルがあることが大前提 実行可能な仕様書 シミュレーションによる設計 モデル 連続したテスト 検証 コード生成による実装 2

3 動的システムのモデリング モデリング手法 第一原理モデリング データドリブンモデリング Simulink Simscape SimMechanics SimHydraulics SimPowerSystems SimDriveline SimElectronics Simulink Design Optimization System Identification Toolbox Neural Network Toolbox 3

4 実際のシステム 入力 システム 出力 補助翼 推力 速度 ピッチ 4

5 モデル u 入力 補助翼 推力 モデル x t + 1 = Ax t + Bu(t) y t = Cx t y 出力 速度 ピッチ u, y: 計測された信号 ( 時間領域もしくは周波数領域 ) 5

6 システムとモデル 入力値 システム + 誤差 モデル - 最小化 6

7 モデルの推定と比較 モデルのパラメータを調節することにより モデルの誤差を最小化する DEMO: 電気モーター入力信号 : 印加電圧出力信号 : 速度 ( 回転数 ) 7

8 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 8

9 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 9

10 誤差 推定と評価の重要性 どんなデータでも パラメータを増やせば モデルの誤差がゼロに収束する だから 同じシステムの 他のデータを利用して モデルを評価する必要がある DEMO: 新しいデータを利用して 電気モーターのモデルを評価する 評価データ 学習データ モデルのパラメータ数 10

11 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 11

12 システム同定のプロセス Gather Sets of Experimental Data システム 実験データを収集 データからモデルを推定 モデルの構造を選択 その構造のパラメータを推定 Input data Real System Output data Estimate Mathematical Model of System Input data System Identification Toolbox Estimated System Outut data 別のデータセットを利用したモデルの性能評価 Input data Validate Mathematical Model of System モデル x t + 1 = Ax t + Bu(t) Estimated System y t = Cx t Compare Real and Estimated Outputs Real System 12

13 入出力データを収集 さまざまの形のデータ サンプルされた時系列 IDDATA 周波数領域で得られたデータ IDFRD いい 入力信号が必要 サンプリング周波数がシステムに合っているか? 入力は システムを十分に励起しているか? 入力信号を自動的に生成する IDINPUT データのプリプロセシング トレンドや DC オフセットを除去 DETREND 異常値を除去 MISDATA ノイズを除去 IDFILT 入出力データの収集 モデルの構造を選択 その構造の最適なモデルを求める モデルを評価する 13

14 モデルの構造を選択 入出力データの収集 モデルの構造を選択 その構造の最適なモデルを求める 一番難しい問題 モデル構造によって モデリングの結果が大きく変わる モデルを評価する 構造が多数ある 伝達関数, 状態空間, ARX, 非線形ネットワーク, IDTF, IDSS, IDROC, IDNLARX, IDNLHW, IDPOLY, IDGREY, どれを使うか? 過去の経験 何より試行錯誤! 14

15 その構造の最適なモデルを求める モデルのパラメータを決定する 入出力データの収集 モデルの構造を選択 その構造の最適なモデルを求める モデルを評価する これこそ System Identification Toolbox の役目! TFEST, SSEST, ARX, ARMAX, OE, PEM, NLARX, 15

16 モデルを評価する 入出力データの収集 モデルの構造を選択 その構造の最適なモデルを求める いろいろ試したあと モデルを選択する モデルの構造 サイズ 遅れ モデルを評価する システム同定で得られたモデルに納得できるか? シミュレーションでモデルの出力を確認 SIM, COMPARE 残差 不確かさの解析 RESID, SIMSD, BODE, STEP, PZMAP, 16

17 システム同定のプロセス データ収集 モデル構造の選択最適モデルの計算 評価 17

18 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 18

19 System Identification Toolbox で利用可能なモデル構造 線形パラメトリック 伝達関数 状態空間 プロセスモデル 線形ノンパラメトリック インパルス応答モデル IMPULSE, STEP 周波数応答モデル SPA, SPAFDR, ETFE 非線形 NLARX, NLHW 19

20 伝達関数 (TF) と状態空間 (SS) モデル 線形モデルは 伝達関数か状態空間としてモデル化することが多い 伝達関数 Y z = B(z) F(z) U(z) B-order: n b (zeros) F-order: n f (poles) 状態空間 x t + 1 = Ax t + Bu(t) y t = Cx t Number of states: n 両方とも 入力 (u) と出力 (y) の間の線形微分方程式を書く手法である 20

21 TF/SS モデルの遅れ 入力に対して出力が反応するまでの時間 n k サンプルの遅れ y x t + 1 = Ax t + Bu t n k y t = Cx t 状態空間 u n k Y z = B(z) F(z) z n ku(z) 伝達関数 時間 線形パラメトリックモデルの構造は ポールの数 n p ゼロの数 n z 遅れ n k で定義される デモ : 遅れを含めた伝達関数を見てみよう 21

22 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 22

23 e(t) 残差の解析 残差シミュレーションの誤差 input System Model + - 残差 t いいモデルは残差に相関がない いいのか 入力と残差の相互相関 残差の自己相関 DEMO: 残差解析 23

24 System Identification Toolbox で利用可能なモデル構造 線形パラメトリック 伝達関数 状態空間 プロセスモデル 線形ノンパラメトリック インパルス応答モデル IMPULSE, STEP 周波数応答モデル SPA, SPAFDR, ETFE 非線形 NLARX, NLHW 24

25 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 25

26 ノンパラメトリックモデル 線形システムの特性を 曲線で完全に説明することができる : 過渡応答 ( インパルス応答 ステップ応答 ) 周波数応答 データから簡単に直接推定することができる モデルを作成する前に システムの基本的な特性が分かる 26

27 過渡応答 インパルスやステップ入力に対する 時間応答 u システム y 27

28 周波数応答 線形システムは 正弦波を入力すれば 同じ周波数の正弦波が出力される ボード線図で表現できる u システム y DEMO: 電気モーターのノンパラメトリックシステム同定 28

29 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 29

30 モデルの不確かさ 推定されたモデルは 外乱の影響で不確かさがある 他のデータセットを利用すれば 推定の結果が違う モデルの不確かさを定量的に信頼区間として表示することができる DEMO: 作成されたモデルの信頼区間を表示 30

31 アジェンダ 1. Introduction 2. モデル推定 3. モデル評価 4. システム同定のワークフロー 5. 線形パラメトリックモデル 6. 残差解析 7. ノンパラメトリック法 8. 不確かさ解析 9. 次のステップ 31

32 モデルを推定した後 システムの挙動を理解し さまざまな入力に対しての応答のシミュレーションを行う Simulink にブロックとしてインポートできる 制御系設計 :Simulink Design Optimization, SISOTOOL や MPC Toolbox など 32

33 制御系設計 電流 位置 位置決め制御 システムモデル コントローラ Control System Toolbox Simulink Control Design Robust Control Toolbox Model Predictive Control Toolbox 33

34 複雑なシステムをより簡単にモデル化する データ モデル Simulink のデータを利用して システム同定を行う 34

35 動的システムのモデリング モデリング手法 第一原理モデリング データドリブンモデリング Simulink Simscape SimMechanics SimHydraulics SimPowerSystems SimDriveline SimElectronics Simulink Design Optimization System Identification Toolbox Neural Network Toolbox ご清聴ありがとうございました 35

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