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1 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 豊 能 能 勢 町 三 島 豊 能 町 茨 木 市 高 槻 市 島 本 町 池 田 市 箕 面 市 枚 方 市 北 河 内 大 阪 市 豊 中 市 大 阪 市 吹 田 市 摂 津 市 寝 屋 川 市 交 野 市 守 口 市 門 真 市 四 條 畷 市 大 東 市 東 大 阪 市 中 河 内 八 尾 市 堺 市 松 原 市 柏 原 市 藤 井 寺 市 泉 大 津 市 忠 岡 町 高 石 市 堺 市 大 阪 狭 山 市 羽 曳 野 市 太 子 町 富 田 林 市 河 南 町 泉 州 田 尻 町 岸 和 田 市 貝 塚 市 熊 取 町 和 泉 市 河 内 長 野 市 千 早 赤 阪 村 南 河 内 泉 南 市 泉 佐 野 市 阪 南 市 岬 町 平 成 25 年 4 月 大 阪 府

2 安 心 信 頼 の 医 療 の 確 保 に 向 けて ~ 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 の 改 訂 にあたって~ 大 阪 府 では 住 む 人 が 安 心 できる 大 阪 をめざして 昭 和 63(1988) 年 に 初 めて 保 健 医 療 計 画 を 策 定 して 以 来 数 回 にわたる 改 訂 を 重 ね 地 域 における 保 健 医 療 提 供 体 制 の 確 保 に 努 めてまいりました 一 方 わが 国 の 保 健 医 療 を 取 り 巻 く 環 境 は 高 齢 化 の 進 行 や 慢 性 疾 患 中 心 への 疾 病 構 造 の 変 化 医 療 技 術 の 高 度 化 や 住 民 の 価 値 観 の 多 様 化 など 大 きく 構 造 が 変 化 しています こうした 中 医 療 計 画 においては 平 成 18 年 の 医 療 法 改 正 を ふまえ が ん や 脳 卒 中 などの 生 活 習 慣 病 や 救 急 医 療 や 周 産 期 医 療 小 児 医 療 等 に おいて 医 療 連 携 体 制 を 構 築 し 地 域 における 効 果 的 な 医 療 提 供 体 制 を 確 立 するこ とにより 府 民 の 安 全 安 心 のセーフティネットの 整 備 をめざしているところで す 今 回 の 計 画 改 訂 においては 急 速 な 高 齢 化 や 疾 病 構 造 の 変 化 に 対 応 すべく 精 神 疾 患 及 び 在 宅 医 療 についての 医 療 連 携 体 制 の 構 築 等 についても 示 すとともに PDCAサイクルを 機 能 させ 計 画 の 一 層 の 実 効 性 確 保 をめざしていくこととし ました この 計 画 のもと 府 市 町 村 関 係 団 体 や 医 師 をはじめとする 保 健 医 療 関 係 者 がそれぞれの 役 割 を 果 たし 府 民 のニーズを 満 たす 保 健 医 療 福 祉 の 総 合 的 な サービス 体 制 の 確 立 に 向 けた 取 組 みを 着 実 に 推 進 してまいります 最 後 に 今 回 の 計 画 策 定 にあたりまして 市 町 村 や 医 師 会 等 医 療 関 係 者 などで 構 成 されています 各 二 次 医 療 圏 の 保 健 医 療 協 議 会 をはじめ 大 阪 府 医 療 審 議 会 や 関 係 機 関 団 体 の 皆 様 には 真 摯 にご 議 論 いただき 貴 重 なご 意 見 を 賜 りました ことを 厚 くお 礼 申 し 上 げます また これまでと 同 様 本 計 画 の 推 進 に 向 け ご 理 解 とご 協 力 を 心 からお 願 い 申 し 上 げます 平 成 25 年 4 月 大 阪 府 知 事 松 井 一 郎

3 目 次 1. 医 療 計 画 とは 1 2. 計 画 の 基 本 理 念 1 3. 計 画 の 位 置 付 け 1 4. 計 画 の 性 格 2 5. 本 計 画 の 期 間 3 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 4 1. 地 勢 と 交 通 4 2. 人 口 5 3. 人 口 動 態 8 4. 疾 病 構 造 ( 医 療 需 要 )の 概 況 保 健 医 療 提 供 体 制 18 第 2 節 保 健 医 療 従 事 者 の 確 保 と 資 質 の 向 上 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 看 護 職 員 ( 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 を 含 む ) 診 療 放 射 線 技 師 管 理 栄 養 士 栄 養 士 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 言 語 聴 覚 士 歯 科 衛 生 士 歯 科 技 工 士 社 会 福 祉 士 精 神 保 健 福 祉 士 介 護 サービス 従 事 者 その 他 の 保 健 医 療 従 事 者 44 第 3 節 医 療 圏 および 基 準 病 床 数 医 療 圏 とは 一 次 医 療 圏 二 次 医 療 圏 三 次 医 療 圏 基 準 病 床 数 50 第 1 節 医 療 機 関 情 報 の 提 供 体 制 医 療 機 関 情 報 提 供 制 度 広 告 の 制 度 について 54 第 2 節 医 療 機 関 の 機 能 分 化 と 連 携 特 定 機 能 病 院 地 域 医 療 支 援 病 院 社 会 医 療 法 人 公 立 病 院 改 革 59

4 第 3 節 主 要 な 疾 病 事 業 ごとの 保 健 医 療 体 制 61 1.がん 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 病 精 神 疾 患 救 急 医 療 災 害 医 療 周 産 期 医 療 小 児 救 急 を 含 む 小 児 医 療 在 宅 医 療 の 推 進 その 他 の 対 策 147 (1) 医 療 安 全 対 策 147 (2) 感 染 症 対 策 149 (3) 臓 器 移 植 の 推 進 163 (4) 難 病 対 策 165 (5) 骨 髄 移 植 推 進 対 策 170 (6)アレルギー 対 策 172 (7) 口 腔 保 健 歯 科 医 療 対 策 174 (8) 薬 事 対 策 179 (9) 医 療 に 関 する 情 報 化 185 第 1 節 医 療 計 画 の 周 知 と 情 報 公 開 186 第 2 節 数 値 目 標 の 設 定 と 実 現 に 向 けた 方 策 施 策 の 目 標 等 医 療 計 画 の 推 進 体 制 と 役 割 目 標 の 達 成 に 要 する 期 間 目 標 を 達 成 するための 方 策 評 価 及 び 見 直 し 進 捗 状 況 及 び 評 価 結 果 の 広 報 周 知 方 法 193 第 1 節 総 合 的 な 保 健 医 療 福 祉 施 策 の 推 進 194 第 2 節 大 阪 府 健 康 増 進 計 画 の 推 進 194 第 3 節 高 齢 者 保 健 福 祉 施 策 の 推 進 199 第 4 節 障 がい 保 健 福 祉 施 策 の 推 進 203 第 5 節 子 ども 施 策 の 推 進 208 第 6 節 保 健 福 祉 施 設 210 第 1 節 健 康 危 機 管 理 体 制 215 第 2 節 食 品 の 安 全 衛 生 219 第 3 節 生 活 衛 生 対 策 221

5 第 1 章 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 について 第 1 章 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 について 1. 医 療 計 画 とは 医 療 法 30 条 の4では 国 が 定 める 良 質 かつ 適 切 な 医 療 を 効 率 的 に 提 供 する 体 制 の 確 保 をはかるための 基 本 的 な 方 針 に 即 して かつ 地 域 の 実 情 に 応 じて 都 道 府 県 は 医 療 提 供 体 制 の 確 保 をはかるための 計 画 を 定 めることとしている そして 地 域 における 保 健 医 療 提 供 体 制 の 確 保 にあたっては 医 療 に 対 する 安 心 信 頼 の 確 保 をめざしつつ 疾 病 の 予 防 から 治 療 福 祉 まで 府 民 のニーズをふまえた 切 れ 目 の ないサービスを 提 供 できる 体 制 づくりが 必 要 である とりわけ 医 療 提 供 者 が 専 門 家 として 患 者 とともに 治 療 という 共 同 作 業 を 進 めていく ことが 求 められている 府 民 をはじめ 医 療 提 供 者 市 町 村 大 阪 府 国 がそれぞれの 役 割 を 明 確 にするととも に 各 地 域 における 保 健 医 療 提 供 体 制 の 実 態 や 将 来 像 をわかりやすく 示 すために 今 回 の 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 を 作 成 した 2. 計 画 の 基 本 理 念 本 計 画 は 国 の 医 療 提 供 体 制 の 確 保 に 関 する 基 本 方 針 とあいまって 健 康 な 生 活 を 享 受 することが 府 民 の 基 本 的 な 権 利 であることを 示 すとともに 府 民 一 人 ひとりの 健 康 の 保 持 増 進 から 疾 病 の 予 防 診 断 治 療 およびリハビリテーションまで 切 れ 目 なく 良 質 な 医 療 サービスを 提 供 し 府 民 のニーズをみたすために 必 要 な 保 健 医 療 福 祉 の 総 合 的 なサー ビス 体 制 の 確 立 をめざすことを 基 本 理 念 としている 3. 計 画 の 位 置 付 け 大 阪 府 では 安 心 安 全 で 府 民 の 健 康 を 育 む 都 市 づくりを 進 めるため 地 域 の 保 健 福 祉 の 推 進 と 医 療 の 充 実 に 関 する 施 策 を 実 施 し 各 分 野 で 具 体 的 な 成 果 をあげてきた 一 方 人 口 の 急 速 な 高 齢 化 が 進 む 中 がん 脳 卒 中 急 性 心 筋 梗 塞 糖 尿 病 及 び 精 神 疾 患 については 生 活 の 質 の 向 上 を 実 現 するため 患 者 数 の 増 加 の 状 況 もふまえつつ これ らに 対 応 した 医 療 提 供 体 制 の 構 築 が 求 められている さらには 地 域 医 療 の 確 保 において 重 要 な 課 題 となる 救 急 医 療 災 害 時 における 医 療 周 産 期 医 療 および 小 児 医 療 ( 小 児 救 急 を 含 む ) 並 び に 在 宅 医 療 についても これらに 対 応 した 医 療 提 供 体 制 の 構 築 により 住 民 や 患 者 が 安 心 して 医 療 を 受 けられるようにすること が 求 められている 本 計 画 は 大 阪 府 の 地 域 特 性 をふまえて 府 民 の 生 涯 を 通 じての 健 康 づくりや 適 切 な 地 域 医 療 の 確 保 をはかり 住 む 人 が 安 心 できる 大 阪 をめざして 一 人 ひとりの 府 民 が 自 立 して 生 きていくことのできる 保 健 医 療 福 祉 の 充 実 をめざすものである 府 域 版 1

6 第 1 章 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 について このため 大 阪 府 は 本 計 画 について 医 療 関 係 団 体 はじめ 市 町 村 等 広 く 関 係 者 の 意 見 を 聴 き 府 民 の 意 見 を 反 映 する 等 横 断 的 な 内 容 となるよう 留 意 した また 二 次 医 療 圏 ごとに 保 健 医 療 協 議 会 ( 構 成 : 大 阪 府 市 町 村 医 師 会 歯 科 医 師 会 薬 剤 師 会 病 院 等 の 医 療 関 係 団 体 および 福 祉 関 係 団 体 ならびに 保 健 医 療 サービス 受 益 者 等 ) を 設 置 し それぞれの 圏 域 内 で 生 じる 保 健 医 療 福 祉 に 関 する 諸 課 題 に 対 する 解 決 策 について 意 見 を 聴 くことに 加 え 府 全 域 での 医 療 提 供 体 制 に 関 しては 大 阪 府 医 療 審 議 会 において 総 合 的 調 整 をはかるなど 本 計 画 を 円 滑 に 推 進 する 体 制 を 構 築 している (1) 生 涯 にわたるライフステージに 応 じたサービス 体 制 づくりの 推 進 府 民 が 生 涯 にわたって 健 康 な 生 活 を 過 ごせるよう 乳 幼 児 期 から 老 年 期 に 至 る 各 ライフ ステージに 応 じて 健 康 づくり 健 康 教 育 疾 病 予 防 治 療 リハビリテーション 救 急 医 療 精 神 保 健 医 療 や 訪 問 看 護 等 の 総 合 的 なサービス 体 制 づくりを 推 進 する (2) 長 寿 社 会 に 対 応 する 地 域 サービス 体 制 の 整 備 少 子 高 齢 化 が 進 むことによって それぞれの 地 域 において 健 康 教 育 生 涯 学 習 を 基 盤 とした 保 健 医 療 福 祉 の 総 合 的 なサービス 体 制 を 確 立 することを 目 的 とし 地 域 医 療 地 域 ケアサービス 体 制 を 整 備 する (3) 保 健 医 療 福 祉 の 社 会 資 源 の 連 携 による 効 果 的 なサービス 体 制 の 確 立 府 民 のニーズに 的 確 に 対 応 できるよう 保 健 関 係 施 設 医 療 機 関 社 会 福 祉 関 係 施 設 等 社 会 資 源 の 有 機 的 な 連 携 を 推 進 し 効 果 的 なサービス 体 制 の 確 立 をはかる 4. 計 画 の 性 格 本 計 画 は 次 に 示 す 性 格 を 有 する (1) 将 来 的 な 医 療 体 制 の 整 備 を 推 進 するための 基 本 計 画 本 計 画 は 広 域 的 な 都 市 化 の 進 展 や 高 密 度 な 交 通 網 の 発 達 あるいは 豊 富 な 医 療 資 源 の 集 積 といった 大 阪 府 の 地 域 特 性 や 府 民 の 医 療 ニーズの 多 様 化 をふまえていることに 加 え 高 齢 社 会 とそれに 伴 う 疾 病 構 造 の 多 様 化 にも 対 応 した 包 括 的 な 医 療 体 制 の 整 備 を 推 進 する ための 将 来 目 標 と 基 本 的 方 向 を 示 すものである (2) 保 健 医 療 関 係 者 が 一 体 となって 実 現 をめざす 総 合 的 な 計 画 本 計 画 における 記 載 事 項 は 単 に 保 健 医 療 行 政 の 課 題 として 捉 えるだけでなく 関 係 団 体 市 町 村 医 療 提 供 施 設 やその 従 事 者 などの 課 題 として 関 係 者 が 一 体 となって 協 力 体 制 の 確 立 と 相 互 の 連 携 をはかることにより 府 民 が 健 康 に 暮 らせる 生 活 を 保 障 し 人 生 80 年 時 代 にふさわしい 豊 かな 長 寿 社 会 を 形 成 することをめざすものである (3) 関 係 各 機 関 等 がそれぞれ 主 体 的 に 目 標 を 示 す 共 通 の 計 画 本 計 画 は 大 阪 府 が 健 康 増 進 をはじめ 急 性 期 から 回 復 期 在 宅 に 至 る 包 括 的 な 保 健 医 府 域 版 2

7 第 1 章 大 阪 府 保 健 医 療 計 画 について 療 福 祉 施 策 を 推 進 するための 基 本 方 針 である また 保 健 医 療 福 祉 関 係 団 体 にとっては 地 域 社 会 のニーズに 応 じた 自 主 的 な 事 業 活 動 を 促 進 するための 共 通 の 指 針 であり 市 町 村 にとっては 住 民 の 日 常 活 動 に 密 着 した 具 体 的 な 保 健 医 療 福 祉 行 政 を 展 開 するための 目 標 となるものである (4) 他 の 行 政 計 画 との 整 合 性 をはかった 専 門 的 な 計 画 本 計 画 は 平 成 20 年 12 月 に 策 定 された 将 来 ビジョン 大 阪 の 考 えを 反 映 し 第 2 次 大 阪 府 健 康 増 進 計 画 第 二 期 大 阪 府 がん 対 策 推 進 計 画 第 2 期 大 阪 府 医 療 費 適 正 化 計 画 大 阪 府 高 齢 者 計 画 2012 第 4 次 大 阪 府 障 がい 者 計 画 こども 未 来 プラン 後 期 計 画 ( 大 阪 府 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 ) 大 阪 府 地 域 防 災 計 画 など 保 健 医 療 福 祉 の 各 分 野 を 通 じた 総 合 的 なサービス 体 制 の 確 保 をはかるための 専 門 的 かつ 主 要 な 計 画 の1つであ る 5. 本 計 画 の 期 間 この 計 画 は 平 成 25 年 度 から 平 成 29 年 度 までの5 年 間 の 計 画 とする ただし 5 年 未 満 であっても 必 要 があると 認 めるときは 計 画 を 再 検 討 するものとする 表 地 域 保 健 医 療 協 議 会 設 置 状 況 圏 域 協 議 会 名 設 立 年 月 日 二 次 医 療 圏 大 阪 府 豊 能 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 三 島 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 北 河 内 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 中 河 内 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 南 河 内 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 堺 市 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 泉 州 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 大 阪 市 保 健 医 療 連 絡 協 議 会 平 成 2 年 12 月 26 日 平 成 元 年 5 月 20 日 昭 和 63 年 11 月 5 日 平 成 元 年 11 月 11 日 平 成 元 年 11 月 25 日 平 成 2 年 3 月 27 日 平 成 2 年 10 月 25 日 平 成 元 年 12 月 18 日 基 本 保 健 医 療 圏 大 阪 府 大 阪 市 北 部 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 大 阪 市 西 部 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 大 阪 市 東 部 保 健 医 療 協 議 会 大 阪 府 大 阪 市 南 部 保 健 医 療 協 議 会 平 成 元 年 10 月 25 日 平 成 元 年 12 月 15 日 平 成 元 年 10 月 11 日 平 成 元 年 9 月 27 日 府 域 版 3

8 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 1. 地 勢 と 交 通 (1) 大 阪 の 地 形 や 交 通 網 について 大 阪 府 の 地 勢 は 淀 川 大 和 川 により 大 きく3つのエリアに 分 けられ 西 は 大 阪 湾 に 面 し 北 は 北 摂 山 系 東 は 生 駒 山 地 南 は 金 剛 山 地 和 泉 山 脈 によって 囲 まれており 全 国 で2 番 目 に 面 積 が 狭 い 都 道 府 県 である 大 阪 市 を 中 心 に 市 街 地 が 広 がっており 鉄 道 は 概 ね 大 阪 市 を 中 心 に 放 射 状 に 延 びている 道 路 網 は 大 阪 市 を 中 心 とした 放 射 状 道 路 と 環 状 道 路 により 形 成 されている 図 府 内 の 鉄 道 網 図 図 府 内 の 道 路 網 図 府 域 版 4

9 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 2. 人 口 (1) 総 人 口 平 成 22 年 の 国 勢 調 査 によると, 大 阪 府 における 総 人 口 は 886 万 5,245 人 で 東 京 都 神 奈 川 県 に 次 いで 第 3 位 全 国 総 人 口 約 1 億 2,806 万 人 の 約 6.9%を 占 めている これ を 男 女 別 にみると 男 性 428 万 5,566 人 ( 構 成 比 48.3%) 女 性 457 万 9,679 人 ( 構 成 比 51.7%)となっており 女 性 が 約 29 万 人 上 回 っている 過 去 の 人 口 の 推 移 をみると 昭 和 30 年 代 後 半 からほぼ 10 年 間 にわたり 高 度 経 済 成 長 を 背 景 に 毎 年 20 万 人 程 度 の 大 幅 な 増 加 を 続 けてきたが 昭 和 40 年 代 後 半 に 入 ってか らは 増 加 率 が 急 速 に 低 下 してきている 表 大 阪 府 の 人 口 の 推 移 年 次 大 阪 府 人 口 対 5ヵ 年 対 5ヵ 年 府 人 口 の 国 に 全 国 人 口 増 加 率 増 加 率 占 める 割 合 人 % 人 % % 昭 和 30 年 4,618, ,275, 年 5,504, ,418, 年 6,657, ,274, 年 7,620, ,720, 年 8,278, ,939, 年 8,473, ,060, 年 8,668, ,048, 平 成 2 年 8,734, ,611, 年 8,797, ,570, 年 8,805, ,920, 年 8,817, ,767, 年 8,865, ,057, ,000,000 9,000,000 8,000,000 7,000,000 6,000,000 5,000,000 4,000,000 3,000,000 2,000,000 1,000,000 0 大 阪 府 の 人 口 人 口 増 加 率 昭 和 30 年 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 (2) 二 次 医 療 圏 別 人 口 人 口 を 二 次 医 療 圏 別 にみると 次 表 のとおりである 大 阪 市 の 人 口 は 昭 和 40 年 をピー クに 年 々 減 少 してきたが 平 成 17 年 には 約 3 万 人 の 増 加 に 転 じた 構 成 比 で 昭 和 35 年 府 域 版 5

10 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) には 大 阪 府 全 人 口 の 54.7%を 占 めていたが 昭 和 50 年 以 降 は 約 30%となっている これに 対 して 大 阪 市 以 外 の 地 域 は 昭 和 35 年 から 概 ね 増 加 してきたが 近 年 では 泉 州 地 域 を 除 いてほぼ 横 ばいか 減 少 してきている 表 二 次 医 療 圏 域 別 人 口 の 推 移 ( 単 位 : 千 人 ) 医 療 圏 豊 能 三 島 北 河 内 中 河 内 南 河 内 堺 市 泉 州 大 阪 市 計 昭 和 35 年 ,012 5, 年 ,156 6, 年 ,980 7, 年 , ,779 8, 年 , ,648 8, 年 1, , ,636 8,668 平 成 2 年 1, , ,624 8,735 7 年 1, , ,602 8, 年 1, , ,599 8, 年 1, , ,629 8, 年 1, , ,665 8, % 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 昭 和 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 大 阪 市 泉 州 堺 市 南 河 内 中 河 内 北 河 内 三 島 豊 能 総 務 省 統 計 局 国 勢 調 査 大 阪 府 総 務 部 統 計 課 大 阪 府 の 人 口 (3) 人 口 構 成 大 阪 府 における 人 口 を 年 齢 (3 区 分 ) 別 にみると 平 成 22 年 10 月 1 日 現 在 で 0~ 14 歳 の 年 少 人 口 は 116 万 5 千 人 ( 総 人 口 の 13.3%) 15 歳 ~64 歳 の 生 産 年 齢 人 口 は 564 万 8 千 人 ( 同 64.4%) 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 は 196 万 3 千 人 ( 同 22.4%)で 老 年 人 口 の 割 合 が 全 国 で 11 番 目 に 低 く 現 在 の 大 阪 府 における 人 口 構 成 は 全 都 道 府 県 の 中 では 比 較 的 若 いものとなっている また 人 口 構 成 の 割 合 については 年 少 人 口 は 昭 和 30 年 の 約 30%から 40 年 に 22.9% と 低 下 し その 後 一 時 期 横 ばいの 状 態 となっていたが 少 子 化 の 進 行 により 減 少 傾 向 にある 生 産 年 齢 人 口 の 割 合 は 昭 和 25 年 以 降 上 昇 を 続 け 40 年 をピークに 低 下 に 転 じたもの 府 域 版 6

11 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) の 年 少 人 口 の 減 少 等 により 60 年 頃 から 再 度 上 昇 傾 向 にあったが 平 成 12 年 以 降 減 少 に 転 じた 一 方 老 年 人 口 の 割 合 は 昭 和 25 年 には 3.7%に 過 ぎなかったが その 後 急 速 に 増 加 を 続 け 55 年 には 7.2%と 高 齢 化 社 会 となり 平 成 22 年 には 22.1%と 超 高 齢 社 会 となった 図 大 阪 府 の 人 口 構 成 率 の 年 次 推 移 昭 和 30 年 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 65 歳 以 上 ~64 歳 ~14 歳 % 90% 80% 70% 60% 50% 40% 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 30% 20% 10% 0% 昭 和 30 年 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 総 務 庁 統 計 局 国 勢 調 査 大 阪 府 総 務 部 統 計 課 大 阪 府 の 人 口 (4) 将 来 推 計 人 口 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 の 推 計 によれば わが 国 の 総 人 口 は 平 成 18 年 (2006 年 )に 1 億 2,774 万 人 でピークに 達 した 後 以 後 長 期 の 減 少 に 転 じるものと 予 想 されて いたが 実 際 は 少 子 高 齢 化 が 進 んだため 平 成 17 年 (2005 年 )に 人 口 減 少 に 転 じた また 大 阪 府 の 将 来 推 計 人 口 は 次 表 のとおり 減 少 を 続 け 平 成 32 年 (2020 年 )に は 東 京 都 神 奈 川 県 埼 玉 県 に 次 いで 全 国 第 4 位 になることが 予 想 されている 表 将 来 推 計 人 口 下 段 は 構 成 比 ( 単 位 : 千 人 ) 年 次 大 阪 府 全 国 総 数 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 総 数 0~14 歳 15~64 歳 65 歳 以 上 2010 年 8,736 1,148 5,601 1, ,176 16,479 81,285 29,412 平 成 22 年 100.0% 13.1% 64.1% 22.8% 100.0% 13.0% 63.9% 23.1% 2015 年 8,582 1,013 5,249 2, ,430 14,841 76,807 33,781 平 成 27 年 100.0% 11.8% 61.2% 27.0% 100.0% 11.8% 61.2% 26.9% 2020 年 8, ,050 2, ,735 13,201 73,635 35,899 平 成 32 年 100.0% 10.6% 60.4% 29.0% 100.0% 10.8% 60.0% 29.2% 2025 年 8, ,881 2, ,270 11,956 70,960 36,354 平 成 37 年 100.0% 9.8% 60.5% 29.7% 100.0% 10.0% 59.5% 30.5% 2030 年 7, ,652 2, ,224 11,150 67,404 36,670 平 成 42 年 100.0% 9.6% 60.1% 31.0% 100.0% 9.7% 58.5% 31.8% 2035 年 7, ,221 2, ,679 10,512 62,919 37,249 平 成 47 年 100.0% 9.5% 57.2% 33.3% 100.0% 9.5% 56.8% 33.7% 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 日 本 の 将 来 推 計 人 口 ( 平 成 18 年 12 月 推 計 ) 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 都 道 府 県 の 将 来 推 計 人 口 ( 平 成 19 年 5 月 推 計 ) 府 域 版 7

12 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 3. 人 口 動 態 (1) 出 生 大 阪 府 における 出 生 率 の 年 次 推 移 をみると 第 2 次 世 界 大 戦 後 の 昭 和 22 年 から 23 年 にかけて 人 口 千 人 に 対 し 30 以 上 の 高 率 を 示 していたが その 後 低 下 を 続 け 32 年 に は 15.2 とそれまでの 最 低 を 記 録 した し か し 翌 33 年 から 上 昇 に 向 い 35 年 には 全 国 平 均 を 上 回 り 42 年 には 23.2 となり 以 降 数 年 間 は 横 ばいの 状 態 が 続 いたが 47 年 か ら 再 び 低 下 傾 向 を 示 し 平 成 元 年 頃 から 平 成 12 年 頃 までは 10 前 後 で 横 ばいであった が 平 成 22 年 には 8.6 にまで 減 少 した また 53 年 頃 から 全 国 平 均 とほぼ 同 様 の 推 移 を 示 している 図 出 生 率 の 推 移 全 国 大 阪 府 人 15 口 千 対 昭 和 30 年 平 成 2 年 表 出 生 数 出 生 率 ( 平 成 22 年 ) 二 次 医 療 圏 出 生 数 人 口 千 対 出 生 率 二 次 医 療 圏 出 生 数 人 口 千 対 出 生 率 総 数 75, 豊 能 8, 南 河 内 4, 三 島 6, 堺 市 7, 北 河 内 9, 泉 州 8, 中 河 内 6, 大 阪 市 23, 諸 率 算 出 に 用 いた 人 口 は 大 阪 府 については 日 本 人 人 口 (8,697,550 人 総 務 省 統 計 局 推 計 ) 市 町 村 については 総 人 口 平 成 22 年 国 勢 調 査 第 一 次 基 本 集 計 結 果 ( 大 阪 府 総 務 部 統 計 課 推 計 ) によるものである 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 (2) 死 亡 大 阪 府 の 死 亡 率 の 推 移 をみると 戦 後 の 目 覚 ましい 医 学 の 進 歩 生 活 環 境 の 改 善 等 によ り 人 口 千 人 に 対 し 昭 和 22 年 の 14.5 から 46 年 には 5.1 までに 低 下 したが ここ 数 年 は 微 増 の 傾 向 にある これは 出 生 の 減 少 や 平 均 寿 命 の 伸 長 による 人 口 の 高 齢 化 が 進 み 老 年 人 口 の 割 合 が 高 くなっているからである なお 大 阪 府 の 死 亡 率 の 推 移 は 各 年 とも 全 国 平 均 を 下 回 りながら その 推 移 については 府 域 版 8

13 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 全 国 とほぼ 同 じ 傾 向 を 示 している 平 成 22 年 の 大 阪 府 における 死 亡 数 は 76,556 人 で 死 亡 率 は 人 口 千 に 対 し 8.8 となっている 図 死 亡 率 の 推 移 人 口 千 対 昭 和 30 年 平 成 2 年 全 国 大 阪 府 表 死 亡 数 死 亡 率 ( 平 成 22 年 ) 二 次 医 療 圏 死 亡 数 人 口 千 対 死 亡 率 二 次 医 療 圏 死 亡 数 人 口 千 対 死 亡 率 総 数 76, 豊 能 7, 南 河 内 5, 三 島 5, 堺 市 7, 北 河 内 9, 泉 州 7, 中 河 内 7, 大 阪 市 25, 諸 率 算 出 に 用 いた 人 口 は 大 阪 府 については 日 本 人 人 口 (8,697,550 人 総 務 省 統 計 局 推 計 ) 市 町 村 については 総 人 口 平 成 22 年 国 勢 調 査 第 一 次 基 本 集 計 結 果 ( 大 阪 府 総 務 部 統 計 課 推 計 ) によるものである 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 ( 死 亡 原 因 ) 戦 後 保 健 衛 生 の 水 準 は 著 しく 向 上 しているが 悪 性 新 生 物 心 疾 患 脳 血 管 疾 患 等 の 生 活 習 慣 病 による 死 亡 率 は 高 い 傾 向 を 示 している 大 阪 府 における 全 死 亡 中 に 占 めるこれ ら3 疾 患 の 割 合 は 昭 和 30 年 には 34.9% 40 年 には 47.5% 50 年 には 56.7%と 急 増 してきた 平 成 22 年 においても 56.3%と 全 死 亡 原 因 の 約 6 割 を 占 めている 図 死 亡 率 ( 人 口 1 0 万 対 ) 主 要 死 因 別 死 亡 率 の 年 次 推 移 悪 性 新 生 物 脳 血 管 疾 患 心 疾 患 肺 炎 自 殺 不 慮 の 事 故 0.0 昭 和 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 平 成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 府 域 版 9

14 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 死 因 別 死 亡 数 死 亡 率 ( 平 成 22 年 ) 大 阪 府 全 国 死 因 人 口 10 万 対 全 死 亡 中 に 死 因 人 口 10 万 対 全 死 亡 中 に 死 亡 数 死 亡 数 死 亡 率 占 める 割 合 死 亡 率 占 める 割 合 総 数 76, 総 数 1,197, 悪 性 新 生 物 24, 悪 性 新 生 物 353, 心 疾 患 12, 心 疾 患 189, 肺 炎 8, 脳 血 管 疾 患 123, 脳 血 管 疾 患 6, 肺 炎 118, 不 慮 の 事 故 2, 老 衰 45, 自 殺 2, 不 慮 の 事 故 40, 老 衰 1, 自 殺 29, 腎 不 全 1, 腎 不 全 23, 肝 疾 患 1, 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 16, 慢 性 閉 塞 性 肺 疾 患 1, 肝 疾 患 16, 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 (3) 乳 児 死 亡 大 阪 府 の 乳 児 死 亡 率 ( 出 生 千 対 )の 年 次 推 移 をみると 戦 後 の 昭 和 22 年 には 79.9 を 示 していたが その 後 医 学 の 進 歩 母 子 衛 生 の 改 善 等 によって 30 年 には 34.4 と 半 減 し その 後 も 改 善 の 度 合 は 著 しく 平 成 22 年 には 2.1( 死 亡 数 161 人 )となっている( 全 国 乳 児 死 亡 率 2.6) 図 乳 児 死 亡 率 の 推 移 45 全 国 40 大 阪 府 出 25 生 千 20 対 昭 和 30 年 平 成 2 年 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 また 大 阪 府 の 平 成 22 年 の 乳 児 死 亡 の 主 な 原 因 については 次 表 のとおりで 先 天 奇 形 変 形 及 び 染 色 体 異 常 が 37.9%を 占 め 以 下 特 異 的 な 呼 吸 障 がい が 13.7% 不 慮 の 事 故 が 5.0% 周 産 期 に 特 異 的 な 感 染 症 が 4.3%となっており この4つの 主 な 死 因 で 全 体 の 約 6 割 を 占 めている 府 域 版 10

15 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 乳 児 死 亡 の 主 な 原 因 死 亡 数 構 成 割 合 ( 平 成 22 年 ) 死 因 死 亡 数 乳 児 死 亡 に 占 める 割 合 総 数 161 人 100 % 先 天 奇 形 変 形 及 び 染 色 体 異 常 特 異 的 な 呼 吸 障 がい 不 慮 の 事 故 周 産 期 に 特 異 的 な 感 染 症 敗 血 症 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 次 に 乳 児 死 亡 のうち 新 生 児 死 亡 の 割 合 を 全 国 と 比 較 して 年 次 推 移 で 示 すと 次 表 のとお りである これによれば 新 生 児 死 亡 割 合 は 昭 和 60 年 まで 60%を 超 えているが 昭 和 50 年 をピークに 減 少 しており 平 成 22 年 には 47.8%となっている 表 新 生 児 死 亡 数 および 新 生 児 死 亡 割 合 年 次 乳 児 死 亡 大 阪 府 全 国 新 生 児 死 亡 乳 児 死 亡 者 中 に 占 める 新 生 児 死 亡 の 割 合 乳 児 死 亡 新 生 児 死 亡 乳 児 死 亡 者 中 に 占 める 新 生 児 死 亡 の 割 合 昭 和 45 年 1,932 1, ,412 16, 年 1, ,103 12, 年 ,841 7, 年 ,899 4, 平 成 2 年 ,616 3, 年 ,054 2, 年 ,830 2, 年 ,958 1, 年 ,450 1, 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 (4) 死 産 大 阪 府 における 死 産 率 ( 出 産 千 対 )を 自 然 人 工 別 に 分 け その 年 次 推 移 を 示 すと 次 表 のとおりである 自 然 死 産 率 は 昭 和 36 年 の 72.3 をピークに 低 下 し 40 年 には 年 には 38.5 と 推 移 し 平 成 22 年 には 24.1( 自 然 死 産 数 824 人 )と 戦 後 最 低 になっている 一 方 人 工 死 産 率 は 昭 和 30 年 の 64.2 から 40 年 は 年 には 19.9 と 低 下 し 最 近 は 増 減 を 繰 り 返 している 府 域 版 11

16 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) な お 平 成 22 年 は 14.1( 人 工 死 産 数 1,083 人 )となっている 図 死 産 率 自 然 / 人 工 死 産 率 の 年 次 推 移 出 80 産 千 60 対 40 死 産 率 人 工 死 産 自 然 死 産 20 0 昭 和 30 年 平 成 2 年 表 死 産 数 死 産 率 ( 平 成 22 年 ) 二 次 医 療 圏 死 産 数 出 産 千 対 死 産 率 総 数 1, 二 次 医 療 圏 死 産 数 出 産 千 対 死 産 率 豊 能 南 河 内 三 島 堺 市 北 河 内 泉 州 中 河 内 大 阪 市 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 (5) 周 産 期 死 亡 周 産 期 死 亡 とは 平 成 6 年 までは 妊 娠 満 28 週 以 後 の 死 産 と 生 後 1 週 未 満 の 早 期 新 生 児 死 亡 を 合 わせたものをいい 共 に 母 体 の 健 康 状 態 に 強 く 作 用 される 共 通 性 が 認 められるということと 乳 児 死 亡 率 の 比 較 を 統 一 的 に 行 うために 両 者 を 総 合 的 に 観 察 し 母 子 衛 生 上 の 指 標 としてきたものである 平 成 7 年 から 平 成 2 年 (1990 年 )に WHO 総 会 において 採 択 された 妊 娠 満 22 週 以 後 の 死 産 と 生 後 1 週 未 満 の 早 期 新 生 児 死 亡 を 合 わせたものをいうこととなった 大 阪 府 における 周 産 期 死 亡 率 ( 出 産 千 対 )の 年 次 推 移 をみると 次 表 のようになる 早 期 新 生 児 死 亡 率 および 妊 娠 満 28 週 以 後 の 死 産 比 は 低 下 しつづけてきた 妊 娠 満 22 週 以 後 の 死 産 率 も 低 下 し 平 成 22 年 では 3.3 となっている このように 大 阪 府 の 周 産 期 死 亡 率 の 改 善 は 著 しく 平 成 22 年 の 大 阪 府 における 周 産 期 死 亡 率 は 4.0( 全 国 4.2)となっている 府 域 版 12

17 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 図 周 産 期 死 亡 率 の 年 次 推 移 出 25 産 20 千 対 15 周 産 期 死 亡 率 妊 娠 22/28 週 以 後 の 死 産 比 早 期 新 生 児 死 亡 率 昭 和 40 年 平 成 2 年 表 周 産 期 死 亡 数 周 産 期 死 亡 率 ( 平 成 22 年 ) 二 次 医 療 圏 死 亡 数 出 産 千 対 死 亡 率 二 次 医 療 圏 死 亡 数 出 産 千 対 死 亡 率 総 数 豊 能 南 河 内 三 島 堺 市 北 河 内 泉 州 中 河 内 大 阪 市 周 産 期 死 亡 率 については 平 成 6 年 までは 出 生 千 対 平 成 7 年 からは 出 産 千 対 死 産 比 については 平 成 6 年 までは 妊 娠 28 週 以 後 の 出 生 千 対 平 成 7 年 からは 妊 娠 22 週 以 後 の 出 産 千 対 厚 生 労 働 省 人 口 動 態 統 計 (6) 平 均 寿 命 平 成 22 年 簡 易 生 命 表 では 全 国 平 均 男 歳 女 歳 となっており 大 阪 府 では 平 成 17 年 現 在 で 男 歳 女 歳 である 表 平 均 寿 命 年 次 大 阪 府 全 国 男 女 男 女 昭 和 40 年 年 年 年 年 平 成 2 年 年 年 年 年 厚 生 労 働 省 平 成 22 年 簡 易 生 命 表 ( 昭 和 60 年 までは 地 域 別 生 命 表 平 成 2 年 から 平 成 12 年 は 都 道 府 県 別 生 命 表 平 成 17 年 は 完 全 生 命 表 による) 府 域 版 13

18 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 4. 疾 病 構 造 ( 医 療 需 要 )の 概 況 (1) 患 者 数 平 成 20 年 10 月 実 施 の 患 者 調 査 によれば 調 査 日 において 大 阪 府 内 の 医 療 機 関 で 受 診 した 推 計 患 者 総 数 は 入 院 約 93,000 人 (うち 府 内 に 住 所 を 有 する 患 者 数 : 約 84,100 人 ) 外 来 約 502,800 人 ( 同 : 約 476,200 人 )であった (2) 性 年 齢 階 級 別 受 療 率 患 者 構 成 割 合 患 者 の 年 齢 構 成 割 合 について 示 すと 次 表 のとおりである 最 も 大 きな 割 合 を 占 める 65 歳 以 上 の 受 療 患 者 については 平 成 20 年 患 者 調 査 では 入 院 外 来 ともに 増 加 し それ ぞれ 67.5% 48.8%と 人 口 の 高 齢 化 を 示 している 表 施 設 の 種 類 入 院 外 来 性 年 齢 階 級 別 推 計 患 者 数 ( 千 人 ) 入 院 外 来 総 数 病 院 一 般 診 療 所 総 数 病 院 一 般 診 療 所 歯 科 診 療 所 総 数 男 性 女 性 ~4 歳 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 歳 以 上 不 詳 ( 再 掲 ) 65 歳 以 上 歳 以 上 歳 以 上 厚 生 労 働 省 平 成 20 年 患 者 調 査 ( 大 阪 府 に 住 所 のある 患 者 ) また 大 阪 府 に 住 所 を 有 する 患 者 の 年 齢 階 級 ごとの 受 療 率 をみると 全 国 の 受 療 率 との 比 較 では 入 院 受 療 率 ( 人 口 10 万 対 )は 大 阪 府 が 1,000 に 対 して 全 国 が 1,090 と 全 国 を 下 回 っているが 外 来 受 療 率 ( 同 )は 大 阪 府 が 5,493 に 対 して 全 国 が 5,376 と 全 国 を 上 回 っている なお 性 別 の 受 療 率 では 男 性 5,639( 入 院 942 外 来 4,697) 女 性 7,294( 入 院 1,054 外 来 6,240)となっており 入 院 患 者 外 来 患 者 ともに 女 性 の 方 が 受 療 率 は 高 くなっている 府 域 版 14

19 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 大 阪 府 の 年 齢 階 級 別 受 療 率 ( 人 口 10 万 対 ) 入 院 外 来 総 数 男 性 女 性 総 数 男 性 女 性 総 数 1, ,054 5,493 4,697 6,240 0~4 歳 ,312 4,944 5,669 5~ ,365 2,548 2,179 15~ ,191 1,672 2,726 25~ ,354 1,581 3,109 35~ ,076 2,605 3,538 45~ ,892 3,630 4,148 55~ , ,063 5,667 6,434 65~74 1,802 2,103 1,530 10,613 9,388 11, 歳 以 上 5,167 4,539 5,531 15,564 14,540 16,126 ( 再 掲 ) 65 歳 以 上 3,181 2,976 3,337 12,638 11,234 13, 歳 以 上 4,008 3,650 4,252 14,374 12,956 15,344 厚 生 労 働 省 平 成 20 年 患 者 調 査 (3) 傷 病 分 類 別 受 療 率 傷 病 分 類 別 受 療 率 については 入 院 に 関 しては 男 女 ともに 循 環 器 系 の 疾 患 精 神 障 が いによる 受 療 率 が 高 い 外 来 に 関 しては 男 性 は 消 化 器 系 の 疾 患 循 環 系 の 疾 患 による 受 療 率 が 高 く 女 性 は 消 化 器 系 の 疾 患 筋 骨 格 系 の 疾 患 による 受 療 率 が 高 い 表 入 院 外 来 性 傷 病 分 類 別 受 療 率 ( 大 阪 府 平 成 20 年 10 月 ) ( 人 口 10 万 対 ) 傷 病 分 類 入 院 外 来 総 数 男 性 女 性 総 数 男 性 女 性 総 数 Ⅰ 感 染 症 及 び 寄 生 虫 症 結 核 Ⅱ 新 生 物 胃 の 悪 性 新 生 物 結 腸 及 び 直 腸 の 悪 性 新 生 物 気 管, 気 管 支 及 び 肺 の 悪 性 新 生 物 Ⅲ 血 液 及 び 造 血 器 の 疾 患 並 びに 免 疫 機 構 の 障 がい Ⅳ 内 分 泌, 栄 養 及 び 代 謝 疾 患 糖 尿 病 Ⅴ 精 神 及 び 行 動 の 障 がい 統 合 失 調 症, 統 合 失 調 症 型 障 がい 及 び 妄 想 性 障 がい 気 分 [ 感 情 ] 障 がい( 躁 うつ 病 を 含 む) Ⅵ 神 経 系 の 疾 患 Ⅶ 眼 及 び 付 属 器 の 疾 患 Ⅷ 耳 及 び 乳 様 突 起 の 疾 患 Ⅸ 循 環 器 系 の 疾 患 高 血 圧 性 疾 患 心 疾 患 ( 高 血 圧 性 のものを 除 く) 脳 血 管 疾 患 Ⅹ 呼 吸 器 系 の 疾 患 肺 炎 喘 息 府 域 版 15

20 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) ⅩⅠ 消 化 器 系 の 疾 患 う 蝕 胃 潰 瘍 及 び 十 二 指 腸 潰 瘍 肝 疾 患 ⅩⅡ 皮 膚 及 び 皮 下 組 織 の 疾 患 ⅩⅢ 筋 骨 格 系 及 び 結 合 組 織 の 疾 患 ⅩⅣ 腎 尿 路 生 殖 器 系 の 疾 患 ⅩⅤ 妊 娠, 分 娩 及 び 産 じょく ⅩⅥ 周 産 期 に 発 生 した 病 態 ⅩⅦ 先 天 奇 形, 変 形 及 び 染 色 体 異 常 ⅩⅧ 症 状, 徴 候 及 び 異 常 臨 床 所 見 異 常 検 査 所 見 で 他 に 分 類 されないもの ⅩⅨ 損 傷, 中 毒 及 びその 他 の 外 因 の 影 響 ⅩⅩⅠ 健 康 状 態 に 影 響 を 及 ぼす 要 因 及 び 保 健 サービスの 利 用 正 常 妊 娠 産 じょくの 管 理 歯 の 補 てつ 厚 生 労 働 省 患 者 調 査 (4) 平 均 在 院 日 数 病 院 報 告 によれば 大 阪 府 における 平 均 在 院 日 数 は 総 数 では 全 国 よりも 短 くなってお り 平 成 22 年 の 一 般 病 床 の 平 均 在 院 日 数 (18.2 日 )は 全 国 値 (18.2 日 ) 並 みである が 療 養 病 床 の 平 均 在 院 日 数 (194.1 日 )は 全 国 値 (176.4 日 )と 比 較 して 約 18 日 長 くなっている 表 病 床 の 種 類 別 にみた 平 均 在 院 日 数 大 阪 全 国 全 病 床 精 神 感 染 症 結 核 療 養 一 般 全 病 床 精 神 感 染 症 結 核 療 養 一 般 平 成 18 年 平 成 19 年 平 成 20 年 平 成 21 年 平 成 22 年 厚 生 労 働 省 病 院 報 告 (5) 歯 科 疾 患 患 者 の 動 向 80 歳 において 20 本 以 上 の 歯 を 保 つことを 目 標 に 生 涯 を 通 じた 歯 や 歯 ぐきの 健 康 づ くりを 進 めようという 8020(ハチマルニイマル) 運 動 が 推 進 されているが 平 均 的 な 日 本 人 は 80 歳 台 で 約 10 本 の 歯 しか 保 てない 現 状 にある( 歯 科 疾 患 実 態 調 査 平 成 23 年 厚 生 労 働 省 ) 歯 の 喪 失 の 主 要 な 原 因 疾 患 はう 蝕 (むし 歯 )と 歯 周 病 である う 蝕 は 乳 幼 児 期 から 発 症 し 歯 周 病 は 学 童 思 春 期 から 発 症 する 府 内 市 町 村 が 実 施 した3 歳 6か 月 児 健 康 診 査 ( 歯 科 )の 結 果 によると う 蝕 有 病 児 率 は 年 々 低 下 傾 向 にあり 平 成 21 年 度 には 23.2%と 23% 台 となった また 受 診 児 一 人 平 府 域 版 16

21 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 均 う 歯 本 数 も 年 々 低 下 傾 向 にあり 平 成 21 年 度 は 0.82 本 となっている( 表 ) 全 国 の3 歳 児 のう 蝕 有 病 児 率 一 人 平 均 う 歯 数 についても 大 阪 府 の 結 果 と 同 じく 低 下 傾 向 にあり 平 成 18 年 度 26.6% 1.06 本 19 年 度 25.9% 1.01 本 20 年 度 24.6% 0.94 本 21 年 度 23.0% 0.87 本 となっている 表 歳 6か 月 児 健 康 診 査 ( 歯 科 ) 実 施 成 績 の 年 次 推 移 ( 大 阪 府 ) 年 度 対 象 者 数 受 診 者 数 受 診 率 う 歯 不 正 咬 合 その 他 の 口 腔 軟 組 織 一 人 平 均 有 所 見 異 常 あり 有 病 児 有 病 児 率 有 所 見 児 疾 患 あり う 歯 本 数 児 率 平 成 人 人 % 人 % 本 人 % 人 人 18 80,753 66, , , ,326 3, ,033 66, , , ,202 3, ,886 64, , , ,261 2, ,646 65, , , ,206 3,012 厚 生 労 働 省 調 べ 一 方 歯 周 病 の 罹 患 状 況 を 平 成 23 年 歯 科 疾 患 実 態 調 査 の 結 果 よりみると 4mm 以 上 の 歯 周 ポケット( 重 度 の 歯 周 病 )を 持 つ 者 の 割 合 は 年 齢 階 級 が 高 くなるごとに 高 くなり 6 5~69 歳 で 最 も 高 い 率 を 示 している それ 以 降 の 年 齢 群 では 被 験 歯 が 喪 失 している 者 の 率 が 高 くなるため 4mm 以 上 の 歯 周 ポケットを 持 つ 者 の 割 合 が 低 くなっていく( 表 ) 図 mm 以 上 の 歯 周 ポケットを 持 つ 者 の 割 合 年 齢 階 級 ( 歳 ) 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~44 45~49 50~54 平 成 17 年 5.1% 9.5% 18.4% 23.9% 23.7% 28.9% 42.8% 41.8% 平 成 23 年 4.5% 13.5% 13.9% 20.3% 23.3% 25.6% 30.5% 35.4% 年 齢 階 級 ( 歳 ) 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85~ 平 成 17 年 48.3% 51.2% 49.3% 48.4% 41.5% 33.3% 22.2% 平 成 23 年 46.2% 47.5% 50.8% 42.8% 49.0% 42.6% 36.8% 厚 生 労 働 省 医 政 局 歯 科 疾 患 実 態 調 査 府 域 版 17

22 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 5. 保 健 医 療 提 供 体 制 (1) 病 院 数 病 床 数 平 成 22 年 10 月 1 日 現 在 の 大 阪 府 における 病 院 (20 床 以 上 ) 数 は 540 施 設 病 床 数 は 109,490 床 となっている これを 人 口 10 万 対 で 全 国 と 比 較 すると 病 院 数 6.1 病 床 数 1,235 で 病 院 数 や 病 床 数 とも 全 国 値 を 下 回 っている 表 病 院 数 病 床 数 ( 年 次 別 ) 病 院 数 病 床 数 年 次 人 口 10 万 対 人 口 10 万 対 実 数 実 数 大 阪 府 全 国 大 阪 府 全 国 昭 和 45 年 , , 年 , , 年 ,844 1, , 年 ,331 1, , 平 成 2 年 ,948 1, , 年 ,458 1, , 年 ,555 1, , 年 ,676 1, , 年 ,490 1, , 昭 和 55 年 までは 各 年 末 昭 和 60 年 以 後 は10 月 1 日 現 在 資 料 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 静 態 動 態 調 査 病 院 数 病 床 数 を 種 類 ごと 二 次 医 療 圏 ごとにみると 次 表 のとおりである まず 種 類 別 にみると 一 般 病 院 は 501 施 設 で 病 院 数 の 92.8%を 占 め 一 般 病 床 と 療 養 病 床 の 合 計 は 人 口 10 万 対 床 で 全 国 平 均 の 床 を 上 回 っている また 精 神 科 病 院 は 39 施 設 で 全 病 院 数 の 7.2%を 占 めている なお 精 神 科 病 院 精 神 病 床 の 府 全 域 に 占 める 割 合 は 南 部 地 域 で 高 い 表 病 院 数 病 床 数 ( 平 成 22 年 10 月 ) 二 次 病 院 数 病 床 数 医 療 圏 総 数 一 般 病 院 精 神 科 病 院 総 数 一 般 療 養 精 神 結 核 感 染 症 総 数 ,490 65,413 23,697 19, 豊 能 ,963 6,860 1,854 2, 三 島 ,108 5,181 1,301 2, 北 河 内 ,442 8,007 2,149 1, 中 河 内 ,721 4,505 1,353 1, 南 河 内 ,656 4,960 1,884 1, 堺 市 ,479 5,403 4,051 2, 泉 州 ,061 4,688 4,198 6, 大 阪 市 ,060 25,809 6, 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 ( 動 態 ) 調 査 府 域 版 18

23 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) また 平 成 22 年 10 月 の 医 療 施 設 動 態 調 査 による1 病 院 当 たりの 平 均 病 床 数 は 床 であるが 病 床 規 模 別 にみると 次 表 のとおり 50~99 床 のものが 150 施 設 で 全 病 院 数 の 27.8%を 占 めている なお 病 院 の 種 類 別 割 合 でみると 一 般 病 院 の 80.2%が 300 床 未 満 の 施 設 である のに 対 し 精 神 科 病 院 は 56.4%が 300 床 以 上 の 施 設 であり 精 神 科 病 院 は 比 較 的 規 模 の 大 きい 施 設 が 多 いといえる 表 規 模 別 の 病 院 数 構 成 比 ( 平 成 22 年 10 月 ) 区 分 総 数 総 数 一 般 病 院 精 神 科 病 院 20~ 29 床 30~ 39 床 40~ 49 床 50~ 99 床 100 ~ 149 床 150 ~ 199 床 200 ~ 299 床 300 ~ 399 床 400 ~ 499 床 500 ~ 699 床 700 ~ 899 床 900 床 以 上 上 段 : 実 数 下 段 : 構 成 割 合 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 ( 動 態 ) 調 査 平 成 22 年 の 医 療 施 設 動 態 調 査 の 結 果 から 府 内 の 一 般 病 院 の 診 療 科 目 をみると 内 科 が 最 も 多 く 459 施 設 で 病 院 の 91.6%において 設 置 され 次 いで 整 形 外 科 367 施 設 (73.3%) リハビリテーション 科 363 施 設 (72.5%)の 順 となっている 表 一 般 病 院 の 診 療 科 別 にみた 施 設 数 ( 平 成 22 年 10 月 ) 診 療 科 名 施 設 数 診 療 科 名 施 設 数 内 科 459 肛 門 外 科 73 呼 吸 器 内 科 128 脳 神 経 外 科 184 循 環 器 内 科 220 整 形 外 科 367 消 化 器 内 科 ( 胃 腸 内 科 ) 230 形 成 外 科 100 腎 臓 内 科 23 美 容 外 科 6 神 経 内 科 128 眼 科 154 糖 尿 病 内 科 ( 代 謝 内 科 ) 24 耳 鼻 いんこう 科 121 血 液 内 科 16 小 児 外 科 20 皮 膚 科 217 産 婦 人 科 70 アレルギー 科 27 産 科 12 リウマチ 科 69 婦 人 科 43 感 染 症 内 科 3 リハビリテーション 科 363 小 児 科 149 放 射 線 科 322 精 神 科 77 麻 酔 科 178 心 療 内 科 41 病 理 診 断 科 19 外 科 351 臨 床 検 査 科 12 呼 吸 器 外 科 39 救 急 科 28 心 臓 血 管 外 科 69 歯 科 66 乳 腺 外 科 28 矯 正 歯 科 9 気 管 食 道 外 科 4 小 児 歯 科 6 消 化 器 外 科 ( 胃 腸 外 科 ) 69 歯 科 口 腔 外 科 45 泌 尿 器 科 192 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 ( 動 態 ) 調 査 府 域 版 19

24 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) ( 2) 診 療 所 数 薬 局 数 大 阪 府 における 一 般 診 療 所 数 は 平 成 22 年 10 月 1 日 現 在 8,238 施 設 であり 全 国 で 第 2 位 であるが 人 口 10 万 対 では 92.9 であり 全 国 第 7 位 ( 全 国 78.0)となって いる このうち 有 床 診 療 所 は 354 で 全 体 の 4.3%で 総 病 床 数 は 3,168 床 となっている 無 床 診 療 所 は 7,884 で 全 体 の 95.7%を 占 めている 診 療 所 数 について 年 次 推 移 を 全 国 と 比 較 してみると 次 表 のとおりである 大 阪 府 におけ る 診 療 所 の 総 数 は 増 えてきているが 平 成 17 年 から 22 年 までの 増 加 数 は 昭 和 50 年 以 降 では 最 も 少 ない 表 一 般 診 療 所 歯 科 診 療 所 薬 局 数 ( 年 次 別 ) 年 次 大 阪 府 一 般 診 療 所 歯 科 診 療 所 薬 局 一 般 診 療 所 数 歯 科 診 療 所 数 総 数 人 口 10 万 対 有 床 診 療 所 病 床 数 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 人 口 10 万 対 昭 和 50 年 6, ,307 8,488 2, , 年 6, ,320 8,937 3, , 年 6, ,132 8,126 3, , 平 成 2 年 6, ,036 7,614 4, , 年 7, ,249 4, , 年 7, ,012 5, , 年 8, ,928 5, , 年 8, ,168 5, , 資 料 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 調 査 昭 和 55 年 までは 各 年 末 昭 和 60 年 以 降 は10 月 1 日 現 在 薬 局 数 は 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 ( 各 年 度 末 ) 全 国 診 療 所 の 設 置 状 況 を 二 次 医 療 圏 ごとにみると 次 表 のとおりである 人 口 10 万 対 一 般 診 療 所 数 では 大 阪 市 医 療 圏 は 全 国 平 均 78.0 を 大 きく 上 回 っており 豊 能 堺 市 医 療 圏 も 全 国 平 均 を 上 回 っているが その 他 の 地 域 については 全 国 平 均 をやや 下 回 っている また 歯 科 診 療 所 数 は 平 成 22 年 10 月 1 日 現 在 5,458 であり 人 口 10 万 対 では 61.6 となっている 施 設 数 は 実 数 人 口 比 ともに 全 都 道 府 県 中 第 2 位 となっている 歯 科 診 療 所 の 人 口 10 万 対 では 大 阪 市 において 全 国 平 均 の 1.6 倍 近 い 集 積 がある 以 外 は 48.0 から 56.2 となっている 薬 局 数 は 平 成 23 年 3 月 31 日 現 在 で 3,598 であり 人 口 10 万 対 では 40.6 となっ ている 大 阪 市 の 人 口 10 万 対 は 53.0 と 平 均 を 大 きく 上 回 っている 府 域 版 20

25 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 診 療 所 数 薬 局 数 ( 平 成 22 年 10 月 ) 二 次 医 療 圏 一 般 診 療 所 歯 科 診 療 所 薬 局 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 総 数 8, , , 豊 能 三 島 北 河 内 中 河 内 南 河 内 堺 市 泉 州 大 阪 市 3, , , 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 動 態 調 査 薬 局 の 総 数 は 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 ( 平 成 22 年 度 末 ) 人 口 10 万 対 の 人 口 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 を 使 用 した また 医 療 施 設 ( 静 態 動 態 ) 調 査 の 結 果 から 一 般 診 療 所 数 を 延 べ 診 療 科 目 別 にみると 内 科 が 5,034 施 設 で 設 置 されており 最 も 多 く 61.1%にのぼり 次 いで 小 児 科 が 1,692 施 設 (20.5%) リハビリテーション 科 1,410 施 設 (17.1%)の 順 となっている 表 一 般 診 療 所 の 診 療 科 別 にみた 施 設 数 ( 重 複 計 上 ) 診 療 科 名 施 設 数 施 設 数 診 療 科 名 平 成 20 年 平 成 20 年 内 科 5,034 肛 門 外 科 251 呼 吸 器 内 科 381 脳 神 経 外 科 112 循 環 器 内 科 887 整 形 外 科 1,188 消 化 器 内 科 ( 胃 腸 内 科 ) 1,319 形 成 外 科 191 腎 臓 内 科 72 美 容 外 科 92 神 経 内 科 281 眼 科 757 糖 尿 病 内 科 ( 代 謝 内 科 ) 113 耳 鼻 いんこう 科 561 血 液 内 科 23 小 児 外 科 24 皮 膚 科 1,028 産 婦 人 科 245 アレルギー 科 410 産 科 30 リウマチ 科 334 婦 人 科 212 感 染 症 内 科 37 リハビリテーション 科 1,410 小 児 科 1,692 放 射 線 科 667 精 神 科 461 麻 酔 科 203 心 療 内 科 332 病 理 診 断 科 3 外 科 1,255 臨 床 検 査 科 4 呼 吸 器 外 科 8 救 急 科 3 心 臓 血 管 外 科 17 歯 科 94 乳 腺 外 科 25 矯 正 歯 科 7 気 管 食 道 外 科 38 小 児 歯 科 7 消 化 器 外 科 ( 胃 腸 外 科 ) 56 歯 科 口 腔 外 科 9 泌 尿 器 科 336 厚 生 労 働 省 医 療 施 設 ( 静 態 動 態 ) 調 査 府 域 版 21

26 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) ( 3) 保 健 関 係 施 設 地 域 保 健 関 連 諸 法 の 改 正 により 市 町 村 は 平 成 9 年 4 月 から 老 人 保 健 サービスに 加 え て 住 民 に 身 近 で 頻 度 の 高 い 母 子 保 健 サービスを 行 うことになり 保 健 所 においては 市 町 村 を 支 援 するとともに 専 門 的 広 域 的 拠 点 として その 機 能 を 強 化 していくこととな った 大 阪 府 では 現 在 13 の 保 健 所 において 市 町 村 との 役 割 を 分 担 し 連 携 のもと 保 健 サービ スを 提 供 している なお 大 阪 市 堺 市 東 大 阪 市 高 槻 市 豊 中 市 の 5 市 が 地 域 保 健 法 に 基 づき 保 健 所 を 設 置 している また 市 町 村 の 保 健 衛 生 の 第 一 線 機 関 として 保 健 センターが 運 営 されている さらに 大 阪 府 では 衛 生 行 政 推 進 のよりどころとなる 総 合 的 な 試 験 研 究 機 関 として 大 阪 府 立 公 衆 衛 生 研 究 所 を 設 置 し 公 衆 衛 生 に 関 する 試 験 検 査 調 査 研 究 研 修 指 導 等 多 岐 にわたる 活 動 を 実 施 している (4) 福 祉 関 係 施 設 大 阪 府 では 大 阪 府 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 と 介 護 保 険 事 業 支 援 計 画 を 一 体 として 策 定 した 大 阪 府 高 齢 者 計 画 2012 において 目 標 を 定 め 介 護 サービスの 基 盤 整 備 に 努 め ている 表 主 な 福 祉 関 係 施 設 の 平 成 26 年 度 目 標 値 と 平 成 22 年 度 実 績 高 齢 者 保 健 福 祉 圏 指 定 介 護 老 人 福 祉 施 設 介 護 老 人 保 健 施 設 指 定 介 護 療 養 型 医 療 施 設 ( 特 別 養 護 老 人 ホーム) 実 績 目 標 実 績 目 標 実 績 目 標 豊 能 3,410 3,342 1,805 2, 三 島 2,145 2,245 1,498 1, 北 河 内 3,268 3,596 2,408 2, 中 河 内 2,635 2,955 1,664 1, 南 河 内 2,242 2,242 1,278 1, 堺 市 2,181 2,785 1,664 1, 泉 州 2,268 2,367 1,765 1, 大 阪 市 8,777 11,245 5,943 7,450 1, 合 計 26,926 30,777 18,025 20,717 3,462 3,256 大 阪 府 福 祉 部 高 齢 介 護 室 調 べ 府 域 版 22

27 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) ( 5) 保 健 医 療 従 事 者 ア. 医 師 国 の 調 査 によると 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 届 出 医 師 数 ( 従 業 地 )は 23,114 人 で 平 成 16 年 に 比 べ 1,551 人 (7.2%)の 増 となっている 医 師 総 数 を 人 口 10 万 対 でみる と 260.7( 全 国 230.4)で 全 国 14 位 となっている 表 医 師 数 の 年 次 推 移 年 次 大 阪 府 全 国 実 数 人 口 10 万 対 実 数 人 口 10 万 対 昭 和 55 年 13, , 年 15, , 年 16, , 平 成 4 年 17, , 年 19, , 年 20, , 年 21, , 年 22, , 年 23, , 表 医 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 総 数 23, 豊 能 3, 南 河 内 1, 三 島 1, 堺 市 1, 北 河 内 2, 泉 州 1, 中 河 内 1, 大 阪 市 8, 人 口 は 総 務 省 統 計 局 発 表 平 成 22 年 国 勢 調 査 を 使 用 した 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 また 医 師 数 を 業 務 の 種 類 別 にみると 医 療 施 設 の 従 事 者 が 21,994 人 で 総 数 の 95.2%を 占 め このうち 多 いものを 掲 げると 病 院 の 勤 務 者 が 10,446 人 診 療 所 の 開 設 者 が 5,922 人 で この 両 者 で 74.4%を 占 めている 一 方 医 療 施 設 介 護 老 人 保 健 施 設 以 外 の 従 事 者 ( 臨 床 以 外 の 医 学 の 教 育 研 究 機 関 の 勤 務 者 等 ) は 652 人 (2.8%) となっている 医 師 の 主 たる 診 療 科 目 についてみると 内 科 が 最 も 多 く 医 療 施 設 従 事 者 のうち 22.9% となっており 次 いで 整 形 外 科 ( 同 7.1%) 外 科 ( 同 5.4%) 小 児 科 ( 同 5.2%) 眼 科 ( 同 5.1%)などと 続 いている 府 域 版 23

28 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 業 務 の 種 類 別 医 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 区 分 大 阪 府 全 国 実 数 構 成 割 合 実 数 構 成 割 合 総 数 23, % 295, % 医 療 施 設 の 従 事 者 21, % 280, % 病 院 ( 医 育 機 関 附 属 の 病 院 を 除 く)の 開 設 者 又 は 法 人 の 代 表 者 % 5, % 病 院 ( 医 育 機 関 附 属 の 病 院 を 除 く)の 勤 務 者 10, % 126, % 医 育 機 関 附 属 の 病 院 の 勤 務 者 3, % 48, % 臨 床 系 の 教 官 又 は 教 員 1, % 25, % 臨 床 系 の 教 官 又 は 教 員 以 外 の 従 事 者 1, % 22, % 診 療 所 の 開 設 者 又 は 法 人 の 代 表 者 5, % 72, % 診 療 所 の 勤 務 者 2, % 26, % 介 護 老 人 保 健 施 設 の 従 事 者 % 3, % 介 護 老 人 保 健 施 設 の 開 設 者 又 は 法 人 の 代 表 者 % % 介 護 老 人 保 健 施 設 の 勤 務 者 % 2, % 医 療 施 設 介 護 老 人 保 健 施 設 以 外 の 従 事 者 % 8, % 医 育 機 関 の 臨 床 系 以 外 の 勤 務 者 又 は 大 学 院 生 % 3, % 医 育 機 関 以 外 の 教 育 機 関 又 は 研 究 機 関 の 勤 務 者 % 1, % 行 政 機 関 保 健 衛 生 業 務 の 従 事 者 % 3, % 行 政 機 関 の 従 事 者 % 1, % 産 業 医 % % 保 健 衛 生 業 務 % % その 他 の 業 務 の 従 事 者 % % 無 職 の 者 % 2, % 不 詳 1 0.0% 4 0.0% 構 成 割 合 は 項 目 ごとに 少 数 点 第 2 位 を 四 捨 五 入 しており 合 計 は 一 致 しない 場 合 がある 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 表 診 療 科 目 別 医 療 施 設 従 事 医 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 大 阪 府 全 国 大 阪 府 実 数 構 成 割 合 実 数 構 成 割 合 実 数 構 成 割 合 実 数 構 成 割 合 医 療 施 設 従 事 医 師 数 21, , 心 臓 血 管 外 科 , 内 科 5, , 脳 神 経 外 科 , 腎 臓 内 科 , 小 児 外 科 糖 尿 病 内 科 ( 代 謝 内 科 ) , 整 形 外 科 1, , 血 液 内 科 , 形 成 外 科 , 呼 吸 器 内 科 , 美 容 外 科 循 環 器 内 科 , 眼 科 1, , 消 化 器 内 科 ( 胃 腸 内 科 ) , 耳 鼻 いんこう 科 , 神 経 内 科 , 泌 尿 器 科 , 皮 膚 科 , 産 婦 人 科 , アレルギー 科 産 科 リウマチ 科 , 婦 人 科 , 感 染 症 内 科 リハビリテーション 科 ( 理 学 診 療 科 ) , 小 児 科 1, , 放 射 線 科 , 精 神 科 , 麻 酔 科 , 心 療 内 科 病 理 診 断 科 , 外 科 1, , 臨 床 検 査 科 乳 腺 外 科 , 救 急 科 , 消 化 器 外 科 ( 胃 腸 外 科 ) , 臨 床 研 修 医 1, , 肛 門 外 科 全 科 気 管 食 道 外 科 その 他 , 呼 吸 器 外 科 , 不 詳 , ) 複 数 の 診 療 科 に 従 事 している 場 合 の 主 として 従 事 する 診 療 科 と 1 診 療 科 のみに 従 事 している 場 合 の 診 療 科 である 2) 心 臓 血 管 外 科 には 循 環 器 外 科 を 含 む 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 全 国 府 域 版 24

29 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) イ. 歯 科 医 師 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 歯 科 医 師 の 届 出 数 は 7,863 人 で 平 成 16 年 (7,283 人 )に 比 べ 580 人 (8.0%)の 増 となっており 人 口 10 万 対 でみると 88.7 で 都 道 府 県 別 にみると 全 国 (79.3)で5 位 となっている 歯 科 医 師 数 を 業 務 の 種 類 別 にみると 医 療 施 設 の 従 事 者 が 7,644 人 で 97.2%を 占 め ている このうち 大 部 分 が 診 療 所 の 開 設 者 法 人 の 代 表 者 4,578 人 ( 従 事 者 総 数 の 59.9%)で 次 いで 診 療 所 の 勤 務 者 2,106 人 ( 同 27.6%)となっている 表 歯 科 医 師 数 の 年 次 推 移 年 次 大 阪 府 全 国 実 数 人 口 10 万 対 実 数 人 口 10 万 対 昭 和 55 年 4, , 年 5, , 年 5, , 平 成 4 年 5, , 年 6, , 年 6, , 年 7, , 年 7, , 年 7, , 表 歯 科 医 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 総 数 7, 豊 能 1, 南 河 内 三 島 堺 市 北 河 内 泉 州 中 河 内 大 阪 市 3, 人 口 は 総 務 省 統 計 局 発 表 平 成 22 年 国 勢 調 査 を 使 用 した 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 ウ. 薬 剤 師 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 薬 剤 師 の 届 出 数 は 23,824 人 で 平 成 16 年 に 比 べ 2,498 人 (11.7%)の 増 加 となっており 人 口 10 万 対 でみると で 全 国 (215.9) では 第 4 位 となっている 薬 剤 師 数 を 業 務 の 種 類 別 にみると 薬 局 の 勤 務 者 が 9,488 人 ( 届 出 総 数 の 39.8%) で 最 も 多 く 医 薬 品 製 造 販 売 業 製 造 業 ( 研 究 開 発 営 業 その 他 ) が 5,348 人 ( 同 22.4%) 病 院 診 療 所 の 調 剤 業 務 に 従 事 する 者 3,892 人 ( 同 16.3%) 薬 局 の 開 設 者 法 人 の 代 表 者 1,317 人 ( 同 5.5%)と 続 いている 府 域 版 25

30 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 薬 剤 師 の 年 次 推 移 年 次 大 阪 府 全 国 実 数 人 口 10 万 対 実 数 人 口 10 万 対 昭 和 55 年 11, , 年 12, , 年 14, , 平 成 4 年 15, , 年 18, , 年 18, , 年 21, , 年 23, , 年 23, , 表 薬 剤 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 二 次 医 療 圏 実 数 人 口 10 万 対 総 数 23, 豊 能 2, 南 河 内 1, 三 島 2, 堺 市 1, 北 河 内 2, 泉 州 1, 中 河 内 1, 大 阪 市 10, 人 口 10 万 対 比 算 出 に 用 いた 人 口 は 平 成 22 年 国 勢 調 査 の 人 口 等 基 本 集 計 を 使 用 した 表 業 務 の 種 類 別 薬 剤 師 数 ( 平 成 22 年 末 ) 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 区 分 大 阪 府 全 国 実 数 構 成 割 合 実 数 構 成 割 合 総 数 23, % 276, % 薬 局 の 従 事 者 の 総 数 10, % 145, % 薬 局 開 設 者 又 は 法 人 の 代 表 者 (1,317) (5.5%) (18,884) (6.8%) 薬 局 の 勤 務 者 (9,488) (39.8%) (126,719) (45.8%) 病 院 診 療 所 の 従 事 者 の 総 数 4, % 52, % 調 剤 (3,892) (16.3%) (49,211) (17.8%) 検 査 (35) (0.1%) (159) (0.1%) その 他 (198) (0.8%) (2,643) (1.0%) 大 学 の 従 事 者 の 総 数 % 7, % 勤 務 者 (305) (1.3%) (4,580) (1.7%) 大 学 院 又 は 研 究 生 (152) (0.6%) (2,958) (1.1%) 医 薬 品 関 係 企 業 の 従 事 者 の 総 数 6, % 47, % 医 薬 品 製 造 販 売 業 及 び 製 造 業 ( 研 究 開 発 営 業 他 ) (5,348) (22.4%) (31,916) (11.5%) 医 薬 品 販 売 業 (932) (3.9%) (15,340) (5.5%) 衛 生 行 政 機 関 又 は 保 健 衛 生 施 設 の 従 事 者 % 6, % その 他 の 業 務 の 従 事 者 % 6, % 無 職 の 者 1, % 11, % 不 詳 4 0.0% % 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 府 域 版 26

31 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) エ. 就 業 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 就 業 保 健 師 数 は 1,866 人 で 人 口 10 万 対 では 21.0( 全 国 35.2)となっている 平 成 22 年 度 の 保 健 師 の 就 業 先 をみると 大 阪 府 においては 保 健 所 が 311 人 で 全 体 の 16.7%( 全 国 15.8%)を 占 めており 市 町 村 の 就 業 者 数 は 1,179 人 (63.2%)で 全 国 の 構 成 割 合 56.6%と 比 べ 多 い 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 就 業 助 産 師 数 は 2,189 人 で 人 口 10 万 対 では 24.7( 全 国 23.2)となっている 平 成 22 年 度 の 助 産 師 の 就 業 先 をみると 病 院 診 療 所 が 1,953 人 ( 全 体 の 89.2%) 次 いで 助 産 所 の 開 設 者 および 従 業 者 が 102 人 ( 同 4.7%)となっ ており 医 療 施 設 内 分 娩 の 増 加 に 伴 い 病 院 への 就 業 割 合 が 高 くなっている 平 成 22 年 末 の 大 阪 府 における 就 業 看 護 師 数 は 62,720 人 で 人 口 10 万 対 では ( 全 国 744.9) 就 業 准 看 護 師 数 は 21,464 人 で 人 口 10 万 対 で 242.1( 全 国 286.3) となっている 平 成 22 年 度 の 看 護 師 准 看 護 師 の 就 業 先 をみると 病 院 診 療 所 が 圧 倒 的 に 多 く 75,726 人 となっており 全 体 の 90.0%を 占 めている 表 就 業 看 護 関 係 従 事 者 の 年 次 推 移 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 年 次 人 口 10 万 対 人 口 10 万 対 人 口 10 万 対 人 口 10 万 対 府 実 数 府 実 数 府 実 数 府 実 数 府 国 府 国 府 国 府 国 昭 和 40 年 , , , 年 , , , 年 , , , 年 , , , 年 , , , 年 1, , , , 平 成 4 年 1, , , , 年 1, , , , 年 1, , , , 年 1, , , , 年 1, , , , 年 1, , , , 年 1, , , , 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 表 看 護 関 係 従 事 者 数 ( 平 成 22 年 末 ) 総 数 保 健 師 助 産 師 看 護 師 学 校 及 び 養 成 所 保 健 所 市 町 村 病 院 診 療 所 訪 問 看 護 ス テーション 介 護 老 人 保 健 施 設 社 会 福 祉 施 設 居 宅 サービス 事 業 所 助 産 所 ( 出 張 によ る 者 を 含 む) 民 間 企 業 そ の 他 保 健 師 1, , 助 産 師 2, , 看 護 師 62, ,802 1,554 2, 准 看 護 師 21, , , 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 府 域 版 27

32 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 看 護 関 係 従 事 者 数 ( 平 成 22 年 末 ) 二 次 保 健 師 助 産 師 看 護 師 准 看 護 師 医 療 圏 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 総 数 人 口 10 万 対 総 数 1, , , , 豊 能 , , 三 島 , , 北 河 内 , , 中 河 内 , , 南 河 内 , , 堺 市 , , 泉 州 , , 大 阪 市 , , 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 表 看 護 関 係 従 事 者 の 養 成 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 時 点 ) 保 健 師 助 産 師 看 護 師 区 分 大 阪 府 全 国 施 設 数 入 学 定 員 施 設 数 入 学 定 員 , ,649 3 年 課 程 36 2, ,364 2 年 課 程 ,669 准 看 護 師 ,690 高 等 学 校 専 攻 科 一 貫 教 育 校 ,845 大 学 ,059 短 期 大 学 3 年 課 程 ,130 2 年 課 程 全 国 の 数 値 : 看 護 関 係 統 計 資 料 集 看 護 師 等 学 校 養 成 所 入 学 状 況 並 びに 卒 業 生 就 業 状 況 調 査 結 果 ( 厚 生 労 働 省 医 政 局 調 べ) オ. そ の 他 の 保 健 医 療 従 事 者 表 就 業 先 別 歯 科 衛 生 士 歯 科 技 工 士 数 ( 平 成 22 年 末 ) 歯 科 衛 生 士 大 阪 府 全 国 大 阪 府 全 国 歯 科 技 工 士 実 数 構 成 割 合 (%) 実 数 構 成 割 合 (%) 実 数 構 成 割 合 (%) 実 数 構 成 割 合 (%) 総 数 7, , 総 数 2, , 保 健 所 技 工 所 1, , 市 町 村 , 病 院 診 療 所 , 病 院 , その 他 診 療 所 6, , 介 護 老 人 保 健 施 設 事 業 所 歯 科 衛 生 士 学 校 又 は 養 成 所 その 他 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 府 域 版 28

33 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 1 節 保 健 医 療 提 供 体 制 の 状 況 ) 表 歯 科 衛 生 士 歯 科 技 工 士 養 成 施 設 数 定 員 数 ( 平 成 23 年 4 月 ) 職 種 大 阪 府 全 国 養 成 施 設 数 入 学 定 員 養 成 施 設 数 入 学 定 員 歯 科 衛 生 士 ,994 歯 科 技 工 士 ,998 厚 生 労 働 省 医 政 局 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 健 康 づくり 課 調 べ 表 そ の 他 の 就 業 者 数 ( 常 勤 換 算 )( 平 成 22 年 10 月 ) 職 種 大 阪 府 病 院 従 事 者 数 全 国 診 療 放 射 線 技 師 2,974 38,907 診 療 エックス 線 技 師 理 学 療 法 士 3,675 47,541 作 業 療 法 士 1,794 3,080 視 能 訓 練 士 282 3,340 厚 生 労 働 省 病 院 報 告 大 阪 府 健 康 医 療 部 保 健 医 療 室 医 事 看 護 課 調 べ 表 その 他 の 就 業 者 数 ( 平 成 22 年 末 ) 職 種 大 阪 府 全 国 実 数 人 口 10 万 対 実 数 人 口 10 万 対 あんまマッサージ 指 圧 師 9, , はり 師 11, , きゅう 師 11, , 柔 道 整 復 師 7, , 厚 生 労 働 省 衛 生 行 政 報 告 例 表 消 防 機 関 における 救 急 救 命 士 数 二 次 医 療 圏 救 急 救 命 士 二 次 医 療 圏 救 急 救 命 士 総 数 1,655 豊 能 219 南 河 内 104 三 島 176 堺 市 97 北 河 内 206 泉 州 185 中 河 内 166 大 阪 市 502 柏 原 羽 曳 野 藤 井 寺 消 防 組 合 は 中 河 内 として 算 定 堺 市 は 堺 市 消 防 局 管 轄 の 高 石 市 域 を 含 む 消 防 庁 救 急 年 報 報 告 ( 平 成 22 年 ) 府 域 版 29

34 第 2 章 保 健 医 療 提 供 体 制 の 基 本 的 な 状 況 ( 第 2 節 保 健 医 療 従 事 者 の 確 保 と 資 質 の 向 上 ) 第 2 節 保 健 医 療 従 事 者 の 確 保 と 資 質 の 向 上 少 子 化 や 高 齢 化 の 進 展 とそれに 伴 う 疾 病 構 造 の 変 化 医 療 機 能 の 分 化 多 様 化 高 度 情 報 化 社 会 の 進 展 などに 伴 い 医 療 に 関 するニーズが 拡 大 していくことが 考 えられる その ため これを 支 える 保 健 医 療 従 事 者 の 確 保 資 質 向 上 は 医 療 連 携 体 制 の 構 築 や 施 設 設 備 の 整 備 等 と 並 んで 最 も 重 要 な 課 題 である 1. 医 師 (1) 現 状 と 課 題 医 師 の 需 給 に 関 する 検 討 会 報 告 書 ( 平 成 18 年 策 定 )によると 我 が 国 の 医 師 数 が 総 数 として 毎 年 3,500~4,000 人 程 度 増 加 しているにも 関 わらず 地 域 別 診 療 科 別 の 偏 在 は 是 正 の 方 向 にあるとは 言 えない ことが 示 されている さらに 平 成 20 年 には 医 師 は 総 数 としても 充 足 している 状 況 にはない との 国 の 認 識 が 示 されている 国 は 平 成 19 年 度 以 降 医 師 養 成 数 の 増 加 に 向 けて 地 域 の 医 師 確 保 のため など 一 定 の 条 件 に 基 づく 医 学 部 入 学 定 員 の 増 員 を 行 ってきた その 結 果 医 学 部 入 学 定 員 数 は 平 成 24 年 度 時 点 で 過 去 最 大 となっている ただし この 取 り 組 みは 平 成 31 年 度 までの 期 間 限 定 の 取 扱 いであり 以 降 は その 時 点 の 医 師 養 成 数 の 将 来 見 通 しや 定 着 状 況 をふまえ て 判 断 するとされている なお 府 内 には 大 阪 大 学 大 阪 市 立 大 学 大 阪 医 科 大 学 関 西 医 科 大 学 近 畿 大 学 の 5つの 医 学 部 設 置 大 学 が 立 地 し 東 京 都 の 13 大 学 に 続 き 全 国 で 2 番 目 に 多 い 状 況 である ( 地 域 別 の 偏 在 ) 大 阪 府 は 平 成 22 年 末 の 府 域 全 体 の 人 口 10 万 対 医 師 数 が 人 で 全 国 平 均 値 の 人 を 上 回 っている また 府 内 には いわゆる へき 地 や 無 医 地 区 は 無 く 全 国 レベルでみると 比 較 的 医 師 が 確 保 されている 状 況 である しかし 二 次 医 療 圏 別 の 人 口 10 万 対 医 師 数 をみると 豊 能 医 療 圏 の 人 や 大 阪 市 医 療 圏 の 人 に 対 し 中 河 内 医 療 圏 の 人 や 泉 州 医 療 圏 の 人 と 地 域 による 偏 在 が 生 じている 表 従 業 地 による 二 次 医 療 圏 別 の 医 師 数 の 状 況 ( 平 成 22 年 末 ) 医 療 圏 豊 能 三 島 北 河 内 中 河 内 南 河 内 堺 市 泉 州 大 阪 市 総 医 師 数 3,411 1,814 2,499 1,478 1,600 1,789 1,816 8,707 人 口 10 万 対 厚 生 労 働 省 医 師 歯 科 医 師 薬 剤 師 調 査 ( 診 療 科 別 の 偏 在 ) 府 内 における 主 たる 診 療 科 別 の 医 師 数 の 推 移 をみると 医 療 施 設 従 事 医 師 の 総 数 は 増 加 しているにも 関 わらず 特 定 の 診 療 科 ( 外 科 産 婦 人 ( 産 ) 科 内 科 小 児 科 等 )で 横 ば 府 域 版 30