( 医 療 の 需 要 予 測 と 対 策 ) ポイント 8. 今 後 の 医 療 需 要 は 74 歳 以 下 が 減 少 傾 向 75 歳 以 上 が 急 増 2010 年 から 2035 年 にかけての 医 療 需 要 を 0-74 歳 と 75 歳 以 上 に 分 けて 同 様 の 計 算

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1 ( 介 護 の 需 要 予 測 と 対 策 ) ポイント 6 介 護 の 需 要 ピークは 2030 年 49.7% 増 ( 医 療 は 2025 年 11.1% 増 ) 表 12 は 我 が 国 の 年 齢 階 級 別 の 人 口 推 移 をもとに 算 出 した 今 後 の 介 護 と 医 療 の 需 要 予 測 を 表 す 表 12 の 上 部 に 示 すように 65 歳 未 満 の 人 口 は 2010 年 から 35 年 にかけて 減 り 始 める 歳 人 口 のピークは 2015 年 である また 75 歳 以 上 人 口 は 2030 年 まで 増 え 続 け その 後 緩 やかに 減 少 する 次 に 介 護 と 医 療 の 需 要 量 の 予 測 を 示 す 介 護 需 要 点 数 と 医 療 需 要 点 数 が 示 されている 歳 一 人 当 たり 介 護 給 付 費 である 5 万 1500 円 を 1.0 とすると 65 歳 未 満 の 一 人 当 たり の 介 護 費 用 が 歳 以 上 が 8.50 になる 各 階 級 の 人 口 に 65 歳 未 満 の 場 合 歳 は 歳 以 上 は 8.50 という1 人 当 たり 介 護 給 付 費 比 率 をかけ 合 計 したものが 介 護 需 要 点 数 であり 2010 年 は 1 億 4025 万 3547 点 (=9777 万 1328 人 0.04 点 / 人 万 5882 人 1.0 点 / 人 万 9235 人 8.50 点 / 人 )になる 医 療 需 要 点 数 は 65 歳 未 満 歳 歳 以 上 5.8 という 比 率 を 用 い 同 様 の 方 法 を 用 い 算 出 した 表 12 の 介 護 需 要 点 数 増 減 率 と 医 療 需 要 点 数 増 減 率 は 上 記 の 方 法 で 求 めた 2015 年 から 2035 年 までの 需 要 点 数 が 2010 年 と 比 較 して 何 パーセント 増 減 しているかを 示 す 図 14 は 表 12 の 内 容 をグラフ 化 したものである 医 療 需 要 のピークは 2025 年 介 護 需 要 のピークは 2030 年 であり 介 護 の 伸 びが 医 療 の 伸 びより 大 きい ( 表 12: 我 が 国 の 今 後 の 介 護 と 医 療 の 需 要 予 測 ) ( 図 14: 我 が 国 の 今 後 の 介 護 と 医 療 の 需 要 予 測 ) 1

2 ( 医 療 の 需 要 予 測 と 対 策 ) ポイント 8. 今 後 の 医 療 需 要 は 74 歳 以 下 が 減 少 傾 向 75 歳 以 上 が 急 増 2010 年 から 2035 年 にかけての 医 療 需 要 を 0-74 歳 と 75 歳 以 上 に 分 けて 同 様 の 計 算 を 行 った その 結 果 を 表 14 と 図 16 に 示 す 表 14 の 下 の 部 分 に 示 すように 0-74 歳 の 医 療 需 要 のピークは 2015 年 で 2010 年 比 0.9% 増 2020 年 まで 微 減 その 後 急 速 な 減 少 傾 向 を 示 し 2035 年 には 現 在 の-16.8%になる 一 方 75 歳 以 上 は 2025 年 にむけて 急 増 2030 年 まで 増 え 続 け 2030 年 のピーク 値 は 2010 年 比 59.3% 増 という 結 果 になった 2015 年 以 降 減 少 する 0-74 歳 からの 医 療 需 要 と 今 後 急 増 する 75 歳 以 上 の 需 要 を 合 算 すると 2025 年 にピークが 来 て トータルで 11.1% 増 という 20 ページの 表 12 や 図 14 に 示 した 結 果 になる 2010 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 総 人 口 127,176, ,430, ,734, ,269, ,223, ,679, 歳 未 満 97,771,328 91,657,070 86,844,991 82,925,184 78,563,742 73,440, 歳 15,185,882 17,324,614 17,157,896 14,682,781 14,006,855 14,892, 歳 以 上 14,219,235 16,448,515 18,732,112 21,661,853 22,653,072 22,346,439 医 療 需 要 点 数 231,971, ,049, ,670, ,787, ,710, ,937,651 医 療 需 要 点 数 増 減 率 6.1% 9.4% 11.1% 10.7% 9.0% 0-74 歳 医 療 需 要 150,921, ,293, ,897, ,314, ,587, ,562,949 点 数 医 療 需 要 点 数 増 減 率 0.9% -2.7% -11.0% -15.5% -16.8% 75 歳 以 上 医 療 需 要 81,049,640 93,756, ,773, ,472, ,122, ,374,702 点 数 医 療 需 要 点 数 増 減 率 15.7% 31.7% 52.3% 59.3% 57.2% ( 表 14:0-74 歳 75 歳 以 上 別 医 療 需 要 推 移 予 測 ) 140,000, ,000, ,000,000 80,000,000 60,000,000 40,000, 歳 以 上 対 2010 年 比 医 療 需 要 増 減 率 全 人 口 2010 年 比 医 療 需 要 増 減 率 60% 50% 40% 30% 20% 全 体 0-74 歳 75 歳 以 上 75 歳 以 上 歳 20,000,000 10% 65 歳 未 満 0-20,000,000-40,000, 年 2015 年 2020 年 2025 年 2030 年 2035 年 0-74 歳 以 上 2010 年 比 医 療 需 要 増 減 率 0% -10% -20% ( 図 16:0-74 歳 75 歳 以 上 別 医 療 需 要 推 移 予 測 ) 2

3 ポイント 9 今 後 重 点 整 備 すべきは 75 歳 以 上 に 対 する 医 療 介 護 の 提 供 体 制 2010 年 時 点 で 約 1400 万 人 である 75 歳 以 上 人 口 が 2025 年 に 向 けて 1.5 倍 の 2100 万 人 まで 急 増 する すでに 0-64 歳 人 口 は 減 少 し 始 め 歳 人 口 も 2015 年 をピークに 減 少 することを 考 えると 0-74 歳 が 主 に 使 う 高 度 急 性 期 病 院 の 需 要 は 今 後 伸 びないと 思 われ る 今 後 需 要 が 伸 びるのは 75 歳 以 上 が 主 に 使 用 する 機 能 レベルの 低 下 した 虚 弱 や 要 介 護 の 高 齢 者 の 生 活 を 支 える 医 療 や 介 護 である 図 17 に 機 能 レベルの 低 下 した 高 齢 者 の 生 活 を 支 える 地 域 密 着 型 病 院 ( 仮 称 ) の 概 要 を 示 す 今 後 医 療 は 急 速 に 高 度 化 が 進 んでいくだろう 高 度 医 療 は 高 額 医 療 であり そ のような 医 療 を 多 くの 医 療 機 関 が 担 うことは 考 えにくく 高 度 医 療 は 今 後 ますますの 集 約 化 が 進 むと 思 われる このような 高 度 医 療 を 担 うのはが 図 17 の 左 上 に 示 す 高 度 急 性 期 病 院 であり 高 度 急 性 期 病 棟 の 在 院 日 数 は 今 後 ますます 短 くなるだろう 一 方 後 期 高 齢 者 が 高 度 急 性 期 病 棟 に 入 院 した 場 合 短 期 間 の 入 院 期 間 で 在 宅 復 帰 は 難 しく 高 度 急 性 期 病 棟 を 退 院 した 患 者 に (1)リハビリや 内 科 的 治 療 を 継 続 して 提 供 して 在 宅 ( 施 設 ) 復 帰 を 目 指 す 医 療 の 需 要 は 高 まる 地 域 密 着 型 病 院 の 第 1 の 役 割 は 高 度 急 性 期 病 院 から 在 宅 へ 復 帰 するときの 中 間 施 設 としての 役 割 である また(2) 機 能 の 低 下 した 高 齢 者 が 高 頻 度 で 罹 患 する 肺 炎 や 脱 水 手 術 を 要 さない 整 形 疾 患 など 高 度 急 性 期 医 療 は 必 要 ないが 急 性 期 の 対 応 を 必 要 とする 患 者 を 受 け 入 れる 一 般 急 性 機 能 の 需 要 は 今 後 急 激 に 上 昇 することが 予 想 される 地 域 密 着 型 病 院 の 第 2の 役 割 は 高 度 医 療 を 必 要 としないが 急 性 期 医 療 を 必 要 とする 地 域 の 患 者 を いわば 駆 け 込 み 寺 的 に 受 け 入 れる 機 能 である ( 図 17: 機 能 レベル 低 下 した 高 齢 者 の 生 活 を 支 える 地 域 密 着 型 病 院 の 概 要 ) 3

4 今 後 医 療 において 需 要 が 高 まるのは 高 機 能 病 院 ではなく この(1)と(2)の 需 要 に 対 応 する 地 域 密 着 型 病 院 である 更 に 大 都 市 部 及 びその 周 辺 部 では 地 域 密 着 型 病 院 や 老 健 特 養 などの 施 設 に 収 容 しきれない 高 齢 者 も 多 数 発 生 することが 予 想 される これらの 高 齢 者 を 支 えるために やかかりつけ 医 の 往 診 訪 問 看 護 の 整 備 を 進 める 必 要 がある 大 都 市 部 及 びその 周 辺 部 の 地 域 密 着 型 病 院 は 在 宅 への 24 時 間 対 応 の 訪 問 診 療 を 支 える ことが 求 められるだろう これに 対 応 するのが 2008 年 の 診 療 報 酬 改 定 で 認 められ 2010 年 の 改 定 で 200 床 未 満 の 病 院 が 選 択 可 能 になった 在 宅 療 養 支 援 病 院 である 地 域 密 着 型 の 病 院 は 図 17 に 示 した 地 域 密 着 型 病 院 の 機 能 のほかに 図 18 に 示 すような 在 宅 療 養 支 援 病 院 の 機 能 を 併 せ 持 つことが 望 ましい 更 に 図 18 に 示 すように 在 宅 療 養 支 援 病 院 と かかりつけ 医 が 連 携 を 取 り 協 力 して 24 時 間 支 援 体 制 を 取 れることが 可 能 になる 制 度 設 計 が 望 まれる ( 図 18: 在 宅 療 養 支 援 病 院 の 将 来 イメージ) 0-74 歳 人 口 の 減 少 および 平 均 在 院 日 数 の 短 縮 の 傾 向 を 考 えると おそらく 高 度 急 性 期 病 棟 は 全 国 で 20~30 万 床 あれば 十 分 であると 思 われる 一 方 今 後 の 我 が 国 の 人 口 動 態 の 推 移 から 考 えると 図 17 図 18 に 示 した 地 域 密 着 型 病 院 + 在 宅 療 養 支 援 病 院 の 機 能 を 併 せ 持 つ 地 域 密 着 型 の 生 活 支 援 型 病 院 の 整 備 や かかりつけ 医 の 往 診 訪 問 看 護 の 整 備 は 高 度 急 性 期 病 院 の 整 備 以 上 に 優 先 順 位 の 高 い 政 策 目 標 にすべきであると 思 われる 4

5 ポイント 10 医 療 基 盤 整 備 の 最 重 点 領 域 は 関 西 から 東 北 にかけての 都 市 部 の 地 域 密 着 型 病 床 ( 高 機 能 病 院 や 過 疎 地 域 の 整 備 より 緊 急 性 が 高 い) 医 療 は 介 護 と 異 なり 現 状 において 機 能 的 にも 量 的 にも 地 域 格 差 が 大 きい 今 後 の 医 療 提 供 体 制 を 考 える 場 合 この 点 を 踏 まえつつ 今 後 0-74 歳 の 医 療 需 要 は 減 少 傾 向 にあり 75 歳 以 上 は 大 きく 伸 びるという 点 と 高 機 能 病 床 と 非 高 機 能 病 床 ( 地 域 密 着 型 病 床 )を 分 けて 考 えることが 大 切 であろう 本 来 なら 0-74 歳 と 75 歳 以 上 に 分 けた 高 機 能 病 床 と 地 域 密 着 型 病 床 の 利 用 状 況 をもとに 論 じたいが 残 念 ながらそのようなデータは 存 在 しない しかし 今 後 の 病 床 の 整 備 を 考 える 場 合 たとえ 精 度 がかなり 低 くとも 病 床 の 機 能 と 人 口 動 態 を 結 び 付 けたモデルが 必 要 なので 敢 えて DPC 病 床 高 機 能 病 床 0-74 歳 が 主 に 利 用 する 病 床 地 域 密 着 型 病 床 非 DPC 病 床 + 療 養 病 床 75 歳 以 上 が 主 に 利 用 する 病 床 とみなし 将 来 どのような 地 域 にどのようなベッドが 不 足 するかの 予 測 を 試 みた 表 15 は 全 国 レベルのおおまかな 高 度 機 能 病 床 と 地 域 密 着 型 病 床 の 現 状 と 需 要 予 測 を 示 している 第 1 項 目 目 の DPC 比 率 は 2 項 目 目 の DPC 病 床 数 (47 万 4850 床 )と5 項 目 目 の(44 万 246 床 )と 6 項 目 目 の 療 養 病 床 (33 万 3717 床 )の 合 計 である 124 万 8813 床 に 対 する DPC 病 床 数 の 比 率 である 今 回 は DPC 病 床 を 高 機 能 病 床 とみなしているので 2010 年 時 点 の 我 が 国 の 病 床 のうち 高 機 能 病 床 が 38%を 占 めていることになる 3 項 目 目 と 4 項 目 目 の 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 は 主 に 高 機 能 病 床 を 利 用 すると 仮 定 した 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 を 示 す 3 項 目 目 は 現 在 の DPC 病 床 数 に 1000 を 掛 け 表 2 に 示 す 2010 年 の 0-64 歳 と 歳 人 口 の 合 計 値 で 割 った 値 である 第 4 項 目 目 は 同 様 の 方 法 で 2030 年 の 人 口 予 測 値 より 算 出 した 2010 年 では 0-74 歳 1000 人 当 り 4.2 床 の DPC 病 床 が 用 意 されている 今 後 DPC 病 床 数 が 変 化 せず 現 在 の 病 床 数 が 維 持 された 場 合 2030 年 の 0-74 歳 の 人 口 が 減 少 するため 2030 年 の 0-74 歳 1000 人 に 対 して 5.1 床 の 病 床 が 用 意 され 現 在 より 21% 増 (=( )/4.2)になる 現 在 の DPC 病 床 数 が 維 持 されると 0-74 歳 以 下 の 需 要 の 減 少 を 補 うために 高 機 能 病 院 が 75 歳 以 上 の 患 者 を 積 極 的 に 受 け 入 れに 走 ることになることが 懸 念 される その 場 合 患 者 が 必 要 とする 医 療 と 提 供 される 医 療 のミスマッチや 医 療 費 の 高 騰 が 発 生 する 恐 れが 高 い 8 項 目 目 の 2010 年 75 歳 以 上 1000 人 に 対 する 地 域 密 着 型 病 床 数 は 地 域 密 着 型 病 床 数 (77 万 3963 床 )に 1000 をかけ 2010 年 の 75 歳 以 上 人 口 1421 万 9235 人 で 割 った 値 である 2010 年 では 75 歳 以 上 の 高 齢 者 に 対 して 54 床 の 地 域 密 着 型 病 床 が 用 意 されている 計 算 になる 今 後 地 域 密 着 型 病 床 数 が 変 わらない 場 合 後 期 高 齢 者 の 激 増 の 影 響 により 2030 年 には 34 床 まで 減 少 する これは 現 状 と 比 べ 37% 減 (=(54-34)/54)に 相 当 する 2010 年 2030 年 2010 年 2030 年 75 歳 以 上 75 歳 以 上 DPC DPC 0-74 歳 歳 1000 非 DPC 療 養 地 域 密 着 1000 人 に 対 1000 人 に 対 比 率 病 床 数 人 に 対 する 人 に 対 する 病 床 数 病 床 数 型 病 床 数 する 地 域 密 する 地 域 密 DPC 病 床 数 DPC 病 床 数 着 型 病 床 数 着 型 病 床 数 全 国 38% 474, , , , 表 15: 高 度 機 能 病 床 と 地 域 密 着 型 病 床 の 現 状 と 需 要 予 測 5

6 DPC 病 床 の 分 布 図 19 は 全 国 の 2 次 医 療 圏 の DPC 病 床 比 率 を 示 す 既 存 の 病 床 をもとに 今 後 の 整 備 が 始 まるので 各 2 次 医 療 圏 の DPC 病 床 比 率 は 今 後 の 病 床 整 備 にとって 重 要 な 指 標 になる 黒 色 で 示 す 2 次 医 療 圏 は DPC 病 床 が 無 い または 少 ない 医 療 圏 である 黒 色 で 示 され る 地 域 は ほとんど 全 て 過 疎 地 域 に 属 する 全 国 平 均 でみれば DPC 病 床 ( 高 機 能 病 床 ) が 過 剰 気 味 になるという 予 測 を 述 べたが 図 16 に 示 すように 現 在 全 国 に DPC 病 床 のな い 2 次 医 療 圏 が 54 存 在 する このような 地 域 は 大 都 市 と 別 の 整 備 戦 略 が 必 要 である 一 方 青 色 で 示 された 2 次 医 療 圏 は DPC 病 床 の 比 率 の 高 い 医 療 圏 である DPC 病 床 の 比 率 が 高 い 医 療 圏 には (1) 地 域 の 基 幹 病 院 が DPC 病 院 であり その 影 響 が 大 きい( 飯 山 ( 長 野 ) 大 町 ( 長 野 ) 横 手 ( 秋 田 )など) (2) 大 学 病 院 の 影 響 が 大 きい( 区 中 央 部 ( 東 京 ) 区 西 部 ( 東 京 ) 出 雲 ( 島 根 )など)という2つのタイプがある DPC 病 床 比 率 が 8 割 を 超 える 医 療 圏 が 5 つある DPC 病 床 の 多 い 2 次 医 療 圏 DPC 比 率 飯 山 ( 長 野 ) 98% 大 町 ( 長 野 ) 90% 横 手 ( 秋 田 ) 85% 南 木 曽 町 ( 長 野 ) 81% 区 中 央 部 ( 東 京 ) 80% 西 之 表 ( 鹿 児 島 ) 79% 長 浜 ( 滋 賀 ) 75% 瀬 戸 ( 愛 知 ) 71% 諏 訪 ( 長 野 ) 71% 多 治 見 ( 岐 阜 ) 68% 大 船 渡 ( 岩 手 ) 68% 大 津 ( 滋 賀 ) 67% 久 慈 ( 岩 手 ) 66% 川 崎 北 部 ( 神 奈 川 ) 65% 天 理 ( 奈 良 ) 65% 石 垣 ( 沖 縄 ) 65% 区 西 部 ( 東 京 ) 65% 高 岡 ( 富 山 ) 63% 横 浜 南 部 ( 神 奈 川 ) 60% 横 浜 西 部 ( 神 奈 川 ) 60% DPC 病 床 の 少 ない 2 次 医 療 圏 鳥 栖 ( 佐 賀 ) 12% 萩 ( 山 口 ) 12% 鯖 江 ( 福 井 ) 11% 新 居 浜 ( 愛 媛 ) 10% 日 向 ( 宮 崎 ) 10% 渋 川 ( 群 馬 ) 10% 枕 崎 ( 鹿 児 島 ) 8% 山 梨 ( 山 梨 ) 7% 沼 田 ( 群 馬 ) 7% 下 田 ( 静 岡 ) 7% 霧 島 ( 鹿 児 島 ) 7% 中 之 条 ( 群 馬 ) 5% 青 森 ( 青 森 ) 2% 出 雲 ( 島 根 ) 59% 取 手 ( 茨 城 ) 59% 熱 海 ( 静 岡 ) 59% 栗 東 ( 滋 賀 ) 58% 前 橋 ( 群 馬 ) 58% 松 坂 ( 三 重 ) 57% 出 水 ( 鹿 児 島 ) 57% 福 島 ( 福 島 ) 57% 佐 久 ( 長 野 ) 56% 川 崎 南 部 ( 神 奈 川 ) 56% 橋 本 ( 和 歌 山 ) 55% 木 津 川 ( 京 都 ) 55% 小 山 ( 栃 木 ) 55% つくば( 茨 城 ) 55% 0-12% 未 満 12-52% 52% 以 上 七 尾 ( 石 川 ) 54% 由 利 本 荘 ( 秋 田 ) 54% 長 野 ( 長 野 ) 54% 二 戸 ( 岩 手 ) 54% 市 原 ( 千 葉 ) 54% 米 子 ( 鳥 取 ) 53% 池 田 ( 大 阪 ) 53% 高 山 ( 岐 阜 ) 53% 区 南 部 ( 東 京 ) 53% 鳥 取 ( 鳥 取 ) 53% 岐 阜 ( 岐 阜 ) 53% 仙 台 ( 宮 城 ) 53% 新 庄 ( 山 形 ) 52% 秋 田 ( 秋 田 ) 52% 結 城 ( 茨 城 ) DPC 病 床 の 無 い 医 療 圏 秩 父 ( 埼 玉 ) 深 川 ( 北 海 道 ) 栗 原 ( 宮 城 ) 本 庄 ( 埼 玉 ) 日 高 ( 北 海 道 ) 登 米 ( 宮 城 ) 茂 原 ( 千 葉 ) 富 良 野 ( 北 海 道 ) 気 仙 沼 ( 宮 城 ) 島 しょ( 東 京 ) 稚 内 ( 北 海 道 ) 大 館 ( 秋 田 ) 村 上 ( 新 潟 ) 根 室 ( 北 海 道 ) 北 秋 田 ( 秋 田 ) 佐 渡 ( 新 潟 ) 五 所 川 原 ( 青 森 ) 能 代 ( 秋 田 ) 敦 賀 ( 福 井 ) むつ( 青 森 ) 湯 沢 ( 秋 田 ) 北 名 古 屋 ( 愛 知 ) 西 都 ( 宮 崎 ) 花 巻 ( 岩 手 ) 南 会 津 ( 福 島 ) 新 城 ( 愛 知 ) 曽 於 ( 鹿 児 島 ) 宮 古 ( 岩 手 ) 相 馬 ( 福 島 ) 高 島 ( 滋 賀 ) 奄 美 ( 鹿 児 島 ) ( 図 19 各 2 次 医 療 圏 の 一 般 病 床 における DPC 病 床 比 率 ) 有 田 ( 和 歌 山 ) 雲 南 ( 島 根 ) 大 田 ( 島 根 ) 隠 岐 ( 島 根 ) 吉 野 川 ( 徳 島 ) 三 好 ( 徳 島 ) さぬき( 香 川 ) 小 豆 ( 香 川 ) 八 幡 浜 ( 愛 媛 ) 宇 和 島 ( 愛 媛 ) 室 戸 ( 高 知 ) 朝 倉 ( 福 岡 ) 伊 万 里 ( 佐 賀 ) 平 戸 ( 長 崎 ) 五 島 ( 長 崎 ) 上 五 島 ( 長 崎 ) 壱 岐 ( 長 崎 ) 対 馬 ( 長 崎 ) 阿 蘇 ( 熊 本 ) 御 船 ( 熊 本 ) 竹 田 ( 大 分 ) 小 林 ( 宮 崎 ) 6

7 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 の 2010 年 と 2030 年 の 比 較 ポイント 3 で 示 したように 介 護 の 施 設 整 備 は 介 護 保 険 開 始 前 に 全 国 共 通 の 参 酌 標 準 を 示 し 市 町 村 がその 数 値 を 目 標 に 施 設 整 備 を 進 めた 結 果 地 域 ごとの 格 差 が 少 ない 形 で 施 設 整 備 を 進 めることに 成 功 した このように 考 えると 今 後 の 2 次 医 療 圏 ごとの 病 床 整 備 を 考 える 上 で 最 も 大 切 なことは 今 後 の 人 口 動 態 を 踏 まえた 全 国 共 通 の 目 標 値 を 設 定 し 地 域 はその 目 標 値 を 参 照 しながら 不 足 する 場 合 は 整 備 を 急 ぐ 過 剰 な 場 合 は 不 足 する 物 への 転 換 を 図 る あるいは 削 減 するという 方 向 性 を 打 ち 出 すことであろう まず 高 機 能 病 床 の 地 域 ごとの 整 備 の 方 向 性 を 考 えてみよう 図 20-1 と 図 20-2 は 各 2 次 医 療 圏 の 2010 年 と 2030 年 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 を 示 す 全 国 348 個 の 2 次 医 療 圏 の 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 平 均 が 3.8 床 標 準 偏 差 が 2.6 床 である ので 偏 差 値 40 以 下 ( 無 い 少 ない)に 相 当 する 1.2 床 以 下 の 場 合 は 黒 色 で 塗 りつぶして ある 偏 差 値 60 を 超 える( 多 い 過 剰 )6.4 床 以 上 の 場 合 は 青 色 で 塗 りつぶしてある 黒 色 で 示 される DPC 病 床 が 無 い または 少 ない 地 域 は 過 疎 地 域 特 に 北 海 道 と 東 北 地 方 に 多 いことがわかるだろう これらの 2 次 医 療 圏 は 脳 卒 中 や 虚 血 性 心 疾 患 などの 必 要 最 小 限 の 高 機 能 医 療 の 整 備 を 検 討 すべき 候 補 である 一 方 青 色 で 示 された 0-74 歳 人 口 に 対 す る DPC 病 床 が 多 い 地 域 の 数 が 2010 年 と 比 べ 2030 年 において 増 加 していることが 分 かる だろう これは 多 くの 地 域 で 0-74 歳 人 口 が 減 少 するため 2010 年 では 6.4 床 以 下 であった が 2030 年 には 6.4 床 を 超 える( 多 い 過 剰 になる)ことを 意 味 する 2010 年 時 点 ですで に 青 色 の 地 域 および 2010 年 から 2030 年 にかえて 白 青 色 となった 地 域 では 高 機 能 病 床 の 削 減 地 域 密 着 型 病 床 への 転 換 を 積 極 的 に 進 める 必 要 性 が 高 いことが 予 測 される 0-74 歳 1000 人 対 1.2 床 未 満 床 6.4 床 以 上 0-74 歳 1000 人 対 1.2 床 未 満 床 6.4 床 以 上 ( 図 20-1) 2010 年 0-74 歳 対 1000 人 に ( 図 20-2) 2030 年 0-74 歳 1000 人 に 対 する DPC 病 床 数 対 する DPC 病 床 数 7

8 75 歳 以 上 1000 人 に 対 する 地 域 密 着 型 病 床 数 の 2010 年 と 2030 年 の 比 較 次 に 75 歳 以 上 の 高 齢 者 に 対 する 医 療 提 供 体 制 の 整 備 を 考 えよう 今 回 は 地 域 密 着 型 病 床 非 DPC 病 床 + 療 養 病 床 と 仮 定 したが 現 在 これから 病 床 には 入 院 期 間 が 1 年 を 超 える 収 容 型 入 院 患 者 とでも 呼 ぶべき 患 者 が 数 多 く 入 院 している 今 後 必 要 となる 地 域 密 着 型 病 床 とは (1) 高 機 能 病 床 から 患 者 を 受 け 入 れ 地 域 に 帰 す (2) 高 機 能 医 療 は 必 要 ないが 急 性 期 医 療 を 必 要 とする 地 域 の 患 者 を 受 け 入 れる 病 床 である よってこの 後 の 議 論 は 多 くの 収 容 型 入 院 患 者 で 占 められた 病 床 が 地 域 密 着 型 病 床 の 役 割 を 果 たせるよ うに 変 わることを 前 提 としている 図 21-1 と 図 21-2 に 示 す 75 歳 以 上 1000 人 に 対 する 地 域 密 着 型 病 床 数 は 2010 年 の 各 医 療 圏 の 平 均 が 54.9 床 標 準 偏 差 が 20.6 床 である 偏 差 値 40 以 下 に 相 当 する 34.3 床 以 下 の 場 合 は 黒 色 偏 差 値 60 を 超 える 85.5 床 以 上 の 場 合 は 青 色 で 塗 りつぶしてある 図 21-1 に 示 すように 2010 年 時 点 で 既 に 黒 色 ( 不 足 気 味 )で 示 される 地 域 密 着 型 病 床 の 少 ない 地 域 は 東 北 首 都 圏 の 一 部 山 梨 長 野 岐 阜 静 岡 に 集 中 しており 西 日 本 に は 不 足 地 域 が 少 ない 一 方 青 色 で 示 された 地 域 密 着 型 病 床 に 余 裕 がありそうな 地 域 は 2010 年 時 点 で 北 海 道 四 国 九 州 に 多 い 図 21-2 に 示 すように 今 後 急 増 する 後 期 高 齢 者 の 影 響 で 2030 年 には 黒 色 ( 不 足 気 味 ) で 示 された 地 域 が 急 拡 大 する 2010 年 時 点 で 既 に 黒 色 の 地 域 に 加 え 関 東 全 域 静 岡 愛 知 関 西 の 大 都 市 圏 などが 加 わる これらの 地 域 では 地 域 密 着 型 の 病 床 の 整 備 に 力 を 入 れるべきであろう 一 方 2030 年 になっても 北 海 道 北 陸 中 国 四 国 九 州 地 域 では 黒 色 の 地 域 が 少 なく 多 くが 白 色 なので 後 期 高 齢 者 の 受 け 入 れの 余 裕 がありそうである 75 歳 以 上 1000 人 対 34.3 床 未 満 床 75.5 床 以 上 75 歳 以 上 1000 人 対 34.3 床 未 満 床 75.5 床 以 上 ( 図 21-1) 2010 年 75 歳 以 上 対 1000 人 ( 図 21-2) 2030 年 75 歳 以 上 対 1000 人 地 域 密 着 型 病 床 数 地 域 密 着 型 病 床 数 8

9 (まとめ) これまで 後 期 高 齢 者 向 けの 介 護 と 医 療 の 需 要 は 急 増 するが 0-74 歳 の 医 療 の 需 要 は 減 少 に 向 かうことを 述 べてきた その 結 果 全 国 的 に 見 れば 高 度 急 性 期 医 療 の 需 要 は 頭 打 ちに なるが 地 域 密 着 型 医 療 と 介 護 の 需 要 は 今 後 急 速 に 伸 びることが 予 想 される まとめとして どの 地 域 にどのような 施 設 やサービスを どの 程 度 用 意 すべきかについ ての 基 本 方 針 を 考 える 基 本 方 針 1 施 設 整 備 は 不 足 している 今 後 不 足 するサービスと 地 域 を 優 先 現 在 施 設 やサービスが 十 分 ある 場 合 将 来 需 要 がある 程 度 伸 びても 対 処 可 能 であろう 一 方 現 在 施 設 やサービスが 不 足 気 味 の 地 域 においては 上 記 の 地 域 と 同 程 度 の 需 要 の 伸 びであっても 対 処 が 困 難 になる よって 今 後 の 施 設 やサービスの 必 要 整 備 量 を 考 える 場 合 現 在 の 状 況 と 今 後 の 需 要 の 伸 び を 考 える 必 要 がある 施 設 やサービスの 整 備 の 基 本 は 現 在 不 足 している 地 域 今 後 急 速 に 不 足 が 進 むと 予 想 される 地 域 に 重 点 的 に 施 設 やサービスを 提 供 するためのインフラ 整 備 をすすめることであろう 以 上 より 施 設 や サービスの 整 備 の 基 本 は 表 17 のようにまとめることができる 現 在 の 施 設 のベッド 数 や サービスの 提 供 量 豊 富 普 通 不 足 減 少 する 積 極 的 な 削 減 が 必 要 な 地 域 削 減 が 望 ましい バランスを 見 なが らの 整 備 が 必 要 将 来 の 需 要 横 ばい 現 在 過 剰 の 場 合 削 減 が 望 ましい 現 状 維 持 重 点 整 備 地 域 増 加 する バランスを 見 なが らの 整 備 が 必 要 重 点 整 備 地 域 危 機 的 状 況 最 重 点 整 備 地 域 ( 表 17 施 設 のベッドやサービスの 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 ) 基 本 方 針 2 大 都 市 部 地 方 都 市 部 過 疎 地 域 という 地 域 特 性 に 応 じた 整 備 次 に 大 都 市 部 地 方 都 市 部 過 疎 地 域 と 言 う3つのグループを 意 識 しながら 地 域 の 特 性 に 応 じた 医 療 や 介 護 の 整 備 の 基 本 方 針 を 考 えよう 大 都 市 部 に 属 する 2 次 医 療 圏 は 人 口 が 多 く 人 口 密 度 が 高 く 今 後 の 人 口 の 増 減 は 少 ないが 後 期 高 齢 者 は 大 きく 増 えるという 特 徴 を 持 っている 施 設 やサービスの 整 備 の 観 点 から 見 れば 大 都 市 部 は 地 価 が 高 く 新 たな 施 設 の 建 設 は 難 しい 一 方 人 口 密 度 が 高 いため 訪 問 型 のサービスの 効 率 は 高 い 過 疎 地 域 の 2 次 医 療 圏 は 人 口 が 少 なく 人 口 密 度 が 低 く 今 後 人 口 は 10-30% 程 度 減 少 するが 医 療 や 介 護 をより 多 く 必 要 とする 後 期 高 齢 者 は 大 都 市 部 ほど 増 加 しない 地 価 は 安 いので 大 都 市 部 に 比 べ 新 たな 施 設 建 設 は 容 易 だが 人 口 密 度 が 低 いため 訪 問 型 サ 9

10 ービスの 効 率 は 低 い 地 方 都 市 部 は 大 都 市 部 と 過 疎 地 域 の 中 間 的 な 特 性 である 以 上 より 図 22 に 示 すように 過 疎 地 域 型 になればなるほど( 人 口 密 度 が 低 くなれば なるほど) 人 口 が 減 少 するので 量 的 な 対 応 は 少 なくなる ただし 現 在 過 度 に 医 療 提 供 が 不 足 している 地 域 に 対 しては なんらかの 提 供 体 制 の 強 化 が 必 要 だろう また 訪 問 型 サービスの 提 供 が 難 しく 従 来 型 施 設 対 応 にならざるを 得 ないだろう 逆 に 大 都 市 やその 周 辺 部 は 今 後 にむけて 用 意 すべき 施 設 やサービス 量 が 多 くなる また 十 分 な 施 設 整 備 は 難 しいので 自 宅 訪 問 型 サービスやケア 付 き 住 宅 の 比 重 が 高 くなら ざるを 得 ない 大 都 市 部 は 地 方 よりも 所 得 水 準 が 高 い 人 が 多 いので 老 健 や 特 養 などに 頼 らず ケア 付 き 住 宅 をという 選 択 する 人 も 少 なくない 住 環 境 がよく 医 療 や 介 護 サー ビスの 充 実 した 地 域 へ 移 住 するという 選 択 をする 場 合 もあるだろう 東 京 及 びその 周 辺 部 の 今 後 の 後 期 高 齢 者 の 増 え 方 は 凄 まじく 従 来 の 施 設 型 対 応 ではと ても 対 応 できない それを 補 うために 自 宅 への 訪 問 サービスの 強 化 ケア 付 き 住 宅 の 推 進 地 域 の 負 担 を 減 らすうえに 有 用 な 高 齢 者 の 他 地 域 への 転 出 などの 促 進 などが 望 まれる また これらを 実 現 すには 以 下 の1)~3)のような 政 策 の 実 施 が 重 要 であろう 1)まず 地 域 密 着 型 病 院 + 在 宅 療 養 支 援 病 院 の 機 能 を 持 つ 病 院 の 整 備 や 地 域 密 着 型 の 医 療 を 行 っている 病 院 がつぶれないようにすること かかりつけ 医 の 往 診 訪 問 看 護 の 推 進 を 今 後 の 政 策 の 重 点 目 標 とする また 人 口 推 計 データなどから 医 療 と 介 護 の 重 点 整 備 地 域 を 指 定 し 医 療 保 険 や 介 護 保 険 の 地 域 加 算 点 数 を 上 げるなど サービス 拡 大 が 図 られる 誘 導 策 を 実 施 する 2) 大 都 市 および 大 都 市 近 郊 は 人 口 密 度 が 高 いため 巡 回 が 容 易 である センサーやリ モートからの 監 視 などの 技 術 を 用 い 在 宅 やケア 付 き 住 宅 における 出 前 型 医 療 介 護 を 今 以 上 に 推 進 する 3) 定 年 直 後 などの 比 較 的 元 気 なうちの U ターンや I ターンなどを 希 望 する 人 を 優 遇 する 政 策 を 実 施 する ( 図 22: 大 都 市 型 地 方 都 市 型 過 疎 型 と 整 備 すべき 施 設 やサービス 量 や 比 率 のイメージ) 10

11 地 域 別 医 療 需 要 と 0-74 歳 人 口 の 年 の 増 減 率 と 現 在 の 人 口 当 たり 勤 務 医 数 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 地 域 区 勤 務 医 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 分 数 偏 差 値 レベル 0-14% 8.9% -23% 南 渡 島 ( 北 海 ) 2-29% -10% % 南 檜 山 ( 北 海 ) 3-38% -21% % 北 渡 島 ( 北 海 ) 3-40% -22% % 札 幌 ( 北 海 道 ) 1-9% 23% % 後 志 ( 北 海 道 ) 3-34% -18% % 南 空 知 ( 北 海 ) 3-31% -13% % 中 空 知 ( 北 海 ) 3-35% -18% % 北 空 知 ( 北 海 ) 3-36% -19% % 西 胆 振 ( 北 海 ) 3-31% -13% % 東 胆 振 ( 北 海 ) 3-21% 7% % 日 高 ( 北 海 道 ) 3-30% -12% % 上 川 中 ( 北 海 ) 2-23% 2% % 上 川 北 ( 北 海 ) 3-36% -20% % 富 良 野 ( 北 海 ) 3-26% -9% % 留 萌 ( 北 海 道 ) 3-36% -18% % 宗 谷 ( 北 海 道 ) 3-36% -19% % 北 網 ( 北 海 道 ) 3-27% -3% % 遠 紋 ( 北 海 道 ) 3-33% -18% % 十 勝 ( 北 海 道 ) 2-20% 6% % 釧 路 ( 北 海 道 ) 3-33% -10% % 根 室 ( 北 海 道 ) 3-24% -1% % 津 軽 ( 青 森 ) 2-24% -5% % 八 戸 ( 青 森 ) 2-21% 4% % 青 森 ( 青 森 ) 2-24% -2% % 西 北 五 ( 青 森 ) 3-26% -7% % 上 十 三 ( 青 森 ) 3-22% 1% % 下 北 ( 青 森 ) 3-28% -5% % 盛 岡 ( 岩 手 ) 2-15% 10% % 岩 手 中 ( 岩 手 ) 3-17% -2% % 胆 江 ( 岩 手 ) 3-22% -7% % 両 磐 ( 岩 手 ) 3-26% -11% % 気 仙 ( 岩 手 ) 3-30% -13% % 釜 石 ( 岩 手 ) 3-40% -27% % 宮 古 ( 岩 手 ) 3-34% -19% % 久 慈 ( 岩 手 ) 3-24% -4% % 二 戸 ( 岩 手 ) 3-36% -20% % 仙 南 ( 宮 城 ) 3-19% 2% % 仙 台 ( 宮 城 ) 1-10% 19% % 大 崎 ( 宮 城 ) 3-22% -4% % 栗 原 ( 宮 城 ) 3-34% -19% % 登 米 ( 宮 城 ) 3-30% -15% % 石 巻 ( 宮 城 ) 2-28% -10% % 気 仙 沼 ( 宮 城 ) 3-36% -16% % 大 館 ( 秋 田 ) 3-34% -20% % 北 秋 田 ( 秋 田 ) 3-34% -20% % 能 代 ( 秋 田 ) 3-34% -19% % 秋 田 ( 秋 田 ) 2-20% 3% % 由 利 本 ( 秋 田 ) 3-28% -10% % 大 仙 ( 秋 田 ) 3-34% -18% % 横 手 ( 秋 田 ) 3-33% -16% % 湯 沢 ( 秋 田 ) 3-34% -18% % 村 山 ( 山 形 ) 2-15% 1% % 最 上 ( 山 形 ) 3-29% -13% %

12 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 地 域 区 勤 務 医 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 分 数 偏 差 値 レベル 54 置 賜 ( 山 形 ) 3-24% -10% % 庄 内 ( 山 形 ) 3-27% -12% % 県 北 ( 福 島 ) 2-18% 2% % 県 中 ( 福 島 ) 2-13% 9% % 県 南 ( 福 島 ) 3-18% 4% % 会 津 ( 福 島 ) 3-26% -11% % 南 会 津 ( 福 島 ) 3-32% -18% % 相 双 ( 福 島 ) 3-24% -4% % いわき( 福 島 ) 2-20% 0% % 水 戸 ( 茨 城 ) 2-17% 10% % 日 立 ( 茨 城 ) 2-26% -2% % 常 陸 太 ( 茨 城 ) 2-19% 5% % 鹿 行 ( 茨 城 ) 2-14% 12% % 土 浦 ( 茨 城 ) 2-18% 7% % つくば( 茨 城 ) 2-8% 19% % 取 手 ( 茨 城 ) 2-17% 15% % 筑 西 ( 茨 城 ) 2-22% 1% % 古 河 ( 茨 城 ) 2-20% 6% % 県 北 ( 栃 木 ) 2-13% 12% % 県 西 ( 栃 木 ) 3-21% 2% % 県 東 央 ( 栃 木 ) 2-8% 20% % 県 南 ( 栃 木 ) 2-12% 14% % 両 毛 ( 栃 木 ) 2-21% -3% % 前 橋 ( 群 馬 ) 1-16% 7% % 高 崎 ( 群 馬 ) 2-13% 2% % 渋 川 ( 群 馬 ) 2-16% 8% % 藤 岡 ( 群 馬 ) 3-20% 19% % 富 岡 ( 群 馬 ) 3-23% -1% % 吾 妻 ( 群 馬 ) 3-25% -6% % 沼 田 ( 群 馬 ) 3-29% -8% % 伊 勢 崎 ( 群 馬 ) 1-2% 19% % 桐 生 ( 群 馬 ) 2-25% -8% % 太 田 ( 群 馬 ) 1-14% 9% % 南 部 ( 埼 玉 ) 1-6% 20% % 南 西 部 ( 埼 玉 ) 1-8% 22% % 東 部 ( 埼 玉 ) 1-14% 18% % さいた( 埼 玉 ) 1-7% 24% % 県 央 ( 埼 玉 ) 1-12% 19% % 川 越 ( 埼 玉 ) 1-18% 14% % 西 部 ( 埼 玉 ) 1-16% 22% % 利 根 ( 埼 玉 ) 1-22% 9% % 北 部 ( 埼 玉 ) 2-18% 8% % 秩 父 ( 埼 玉 ) 3-28% -9% % 千 葉 ( 千 葉 ) 1-5% 26% % 東 葛 南 ( 千 葉 ) 1-6% 24% % 東 葛 北 ( 千 葉 ) 1-14% 17% % 印 旛 ( 千 葉 ) 1-12% 23% % 香 取 ( 千 葉 ) 2-25% -6% % 山 武 ( 千 葉 ) 2-18% 9% % 安 房 ( 千 葉 ) 2-28% -9% % 君 津 ( 千 葉 ) 2-22% 6% % 市 原 ( 千 葉 ) 2-14% 19% % 区 中 央 ( 東 京 ) 1-1% 21% % 区 南 ( 東 京 ) 1-9% 11% %

13 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 地 域 区 勤 務 医 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 分 数 偏 差 値 レベル 108 区 西 南 ( 東 京 ) 1 1% 26% % 区 西 ( 東 京 ) 1-6% 18% % 区 西 北 ( 東 京 ) 1-6% 27% % 区 東 北 ( 東 京 ) 1-16% 0% % 区 東 ( 東 京 ) 1-1% 17% % 西 多 摩 ( 東 京 ) 2-8% 17% % 南 多 摩 ( 東 京 ) 1 4% 31% % 北 多 西 ( 東 京 ) 1-2% 25% % 北 多 南 ( 東 京 ) 1 4% 30% % 北 多 北 ( 東 京 ) 1-1% 24% % 島 しょ( 東 京 ) 3-31% -16% % 横 浜 北 ( 神 奈 ) 1-4% 20% % 横 浜 西 ( 神 奈 ) 1-2% 26% % 横 浜 南 ( 神 奈 ) 1 0% 30% % 川 崎 北 ( 神 奈 ) 1-3% 20% % 川 崎 南 ( 神 奈 ) 1-5% 27% % 横 須 賀 ( 神 奈 ) 1-17% 2% % 湘 南 東 ( 神 奈 ) 1-4% 24% % 湘 南 西 ( 神 奈 ) 1-12% 18% % 県 央 ( 神 奈 ) 1-7% 27% % 相 模 原 ( 神 奈 ) 1-5% 28% % 県 西 ( 神 奈 ) 2-19% 3% % 下 越 ( 新 潟 ) 3-25% -9% % 新 潟 ( 新 潟 ) 2-15% 6% % 県 央 ( 新 潟 ) 2-24% -6% % 中 越 ( 新 潟 ) 2-22% -4% % 魚 沼 ( 新 潟 ) 3-26% -6% % 上 越 ( 新 潟 ) 3-26% -9% % 佐 渡 ( 新 潟 ) 3-37% -29% % 新 川 ( 新 潟 ) 3-24% -5% % 富 山 ( 富 山 ) 2-16% 3% % 高 岡 ( 富 山 ) 2-23% -4% % 砺 波 ( 富 山 ) 3-20% -2% % 南 加 賀 ( 石 川 ) 2-17% 3% % 石 川 中 ( 石 川 ) 2-14% 12% % 能 登 中 ( 石 川 ) 3-29% -10% % 能 登 北 ( 石 川 ) 3-41% -29% % 福 井 ( 福 井 ) 2-14% 4% % 奥 越 ( 福 井 ) 3-28% -12% % 丹 南 ( 福 井 ) 3-12% 4% % 嶺 南 ( 福 井 ) 3-22% -4% % 中 北 ( 山 梨 ) 2-11% 12% % 峡 東 ( 山 梨 ) 3-16% 4% % 峡 南 ( 山 梨 ) 3-29% -14% % 富 士 ( 山 梨 ) 3-18% 2% % 佐 久 ( 長 野 ) 3-17% 3% % 上 小 ( 長 野 ) 2-19% -2% % 諏 訪 ( 長 野 ) 2-17% -2% % 上 伊 那 ( 長 野 ) 3-15% 1% % 飯 伊 ( 長 野 ) 3-20% -6% % 木 曽 ( 長 野 ) 3-38% -26% % 松 本 ( 長 野 ) 2-13% 2% % 大 北 ( 長 野 ) 3-23% -5% % 長 野 ( 長 野 ) 2-18% 1% %

14 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 地 域 区 勤 務 医 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 分 数 偏 差 値 レベル 162 北 信 ( 長 野 ) 3-29% -14% % 岐 阜 ( 岐 阜 ) 2-13% 6% % 西 濃 ( 岐 阜 ) 2-16% 4% % 中 濃 ( 岐 阜 ) 2-13% 9% % 東 濃 ( 岐 阜 ) 2-19% 2% % 飛 騨 ( 岐 阜 ) 3-22% -7% % 賀 茂 ( 静 岡 ) 3-35% -16% % 熱 海 ( 静 岡 ) 2-26% -8% % 駿 東 ( 静 岡 ) 2-16% 7% % 富 士 ( 静 岡 ) 2-16% 8% % 静 岡 ( 静 岡 ) 2-20% 2% % 志 太 ( 静 岡 ) 2-16% 7% % 中 東 遠 ( 静 岡 ) 2-5% 20% % 西 部 ( 静 岡 ) 2-7% 17% % 名 古 屋 ( 愛 知 ) 1-9% 13% % 海 部 ( 愛 知 ) 1-11% 10% % 尾 張 中 ( 愛 知 ) 1-10% 10% % 尾 張 東 ( 愛 知 ) 1-2% 25% % 尾 張 西 ( 愛 知 ) 1-10% 10% % 尾 張 北 ( 愛 知 ) 1-7% 18% % 知 多 半 ( 愛 知 ) 1-6% 16% % 西 三 北 ( 愛 知 ) 2 5% 36% % 西 三 南 ( 愛 知 ) 1 3% 28% % 東 三 北 ( 愛 知 ) 3-25% -8% % 東 三 南 ( 愛 知 ) 1-7% 16% % 北 勢 ( 三 重 ) 2-9% 13% % 中 勢 ( 三 重 ) 2-14% 6% % 南 勢 ( 三 重 ) 2-18% -2% % 東 紀 州 ( 三 重 ) 3-33% -18% % 大 津 ( 滋 賀 ) 2-3% 25% % 湖 南 ( 滋 賀 ) 1 3% 29% % 甲 賀 ( 滋 賀 ) 2-5% 20% % 東 近 江 ( 滋 賀 ) 2-9% 11% % 湖 東 ( 滋 賀 ) 2-7% 10% % 湖 北 ( 滋 賀 ) 3-10% 4% % 湖 西 ( 滋 賀 ) 3-23% -2% % 丹 後 ( 京 都 ) 3-31% -14% % 中 丹 ( 京 都 ) 3-22% -8% % 南 丹 ( 京 都 ) 3-19% 6% % 京 都 ( 京 都 ) 1-12% 7% % 山 城 北 ( 京 都 ) 1-14% 12% % 山 城 南 ( 京 都 ) 2 5% 35% % 豊 能 ( 大 阪 ) 1-17% 10% % 三 島 ( 大 阪 ) 1-16% 11% % 北 河 内 ( 大 阪 ) 1-21% 5% % 中 河 内 ( 大 阪 ) 1-18% 4% % 南 河 内 ( 大 阪 ) 1-21% 6% % 堺 市 ( 大 阪 ) 1-17% 8% % 泉 州 ( 大 阪 ) 1-11% 12% % 大 阪 市 ( 大 阪 ) 1-15% 4% % 神 戸 ( 兵 庫 ) 1-11% 14% % 阪 神 南 ( 兵 庫 ) 1-7% 15% % 阪 神 北 ( 兵 庫 ) 1-10% 20% % 東 播 磨 ( 兵 庫 ) 1-18% 9% %

15 地 域 区 分 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 勤 務 医 数 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 偏 差 値 レベル 216 北 播 磨 ( 兵 庫 ) 2-22% 0% % 中 播 磨 ( 兵 庫 ) 2-16% 5% % 西 播 磨 ( 兵 庫 ) 3-24% -4% % 但 馬 ( 兵 庫 ) 3-29% -11% % 丹 波 ( 兵 庫 ) 3-22% -5% % 淡 路 ( 兵 庫 ) 2-30% -13% % 奈 良 ( 奈 良 ) 1-22% 7% % 東 和 ( 奈 良 ) 2-24% -2% % 西 和 ( 奈 良 ) 1-22% 5% % 中 和 ( 奈 良 ) 1-14% 10% % 南 和 ( 奈 良 ) 3-36% -20% % 和 歌 山 ( 和 歌 ) 2-28% -9% % 那 賀 ( 和 歌 山 ) 2-15% 11% % 橋 本 ( 和 歌 山 ) 2-28% -6% % 有 田 ( 和 歌 山 ) 3-25% -7% % 御 坊 ( 和 歌 山 ) 3-25% -10% % 田 辺 ( 和 歌 山 ) 3-27% -8% % 新 宮 ( 和 歌 山 ) 3-34% -19% % 東 部 ( 鳥 取 ) 3-13% 4% % 中 部 ( 鳥 取 ) 3-24% -8% % 西 部 ( 鳥 取 ) 3-15% 0% % 松 江 ( 島 根 ) 2-18% 1% % 雲 南 ( 島 根 ) 3-29% -17% % 出 雲 ( 島 根 ) 2-15% 0% % 大 田 ( 島 根 ) 3-33% -23% % 浜 田 ( 島 根 ) 3-30% -19% % 益 田 ( 島 根 ) 3-34% -20% % 隠 岐 ( 島 根 ) 3-34% -18% % 県 南 東 ( 岡 山 ) 2-10% 10% % 県 南 西 ( 岡 山 ) 2-14% 6% % 高 梁 ( 岡 山 ) 3-32% -24% % 真 庭 ( 岡 山 ) 3-33% -19% % 津 山 ( 岡 山 ) 3-23% -12% % 広 島 ( 広 島 ) 1-13% 14% % 広 島 西 ( 広 島 ) 2-16% 13% % 呉 ( 広 島 ) 2-27% -15% % 広 島 中 ( 広 島 ) 2-6% 13% % 尾 三 ( 広 島 ) 2-26% -9% % 福 山 ( 広 島 ) 2-18% 6% % 備 北 ( 広 島 ) 3-28% -15% % 岩 国 ( 山 口 ) 3-26% -9% % 柳 井 ( 山 口 ) 2-30% -18% % 周 南 ( 山 口 ) 2-26% -7% % 山 口 ( 山 口 ) 2-13% 6% % 宇 部 ( 山 口 ) 2-23% -4% % 下 関 ( 山 口 ) 2-28% -12% % 長 門 ( 山 口 ) 3-35% -19% % 萩 ( 山 口 ) 3-38% -25% % 東 部 Ⅰ( 徳 島 ) 2-15% 6% % 東 部 Ⅱ( 徳 島 ) 2-26% -7% % 南 部 Ⅰ( 徳 島 ) 3-24% -8% % 南 部 Ⅱ( 徳 島 ) 3-35% -20% % 西 部 Ⅰ( 徳 島 ) 3-36% -24% %

16 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 地 域 区 勤 務 医 増 減 率 増 減 率 偏 差 値 レベル 増 減 率 レベル 分 数 偏 差 値 レベル 269 西 部 Ⅱ( 徳 島 ) 3-36% -22% % 大 川 ( 香 川 ) 2-27% -8% % 小 豆 ( 香 川 ) 3-37% -18% % 高 松 ( 香 川 ) 2-16% 6% % 中 讃 ( 香 川 ) 2-18% 0% % 三 豊 ( 香 川 ) 2-24% -7% % 宇 摩 ( 愛 媛 ) 2-21% -2% % 新 居 浜 ( 愛 媛 ) 2-22% -4% % 今 治 ( 愛 媛 ) 2-29% -12% % 松 山 ( 愛 媛 ) 2-13% 10% % 八 幡 浜 ( 愛 媛 ) 3-32% -18% % 宇 和 島 ( 愛 媛 ) 3-39% -21% % 安 芸 ( 高 知 ) 3-39% -27% % 中 央 ( 高 知 ) 2-17% -1% % 高 幡 ( 高 知 ) 3-33% -20% % 幡 多 ( 高 知 ) 3-31% -15% % 福 岡 ( 福 岡 ) 1-1% 27% % 粕 屋 ( 福 岡 ) 1-5% 24% % 宗 像 ( 福 岡 ) 2-14% 14% % 筑 紫 ( 福 岡 ) 1-3% 29% % 朝 倉 ( 福 岡 ) 2-20% 2% % 久 留 米 ( 福 岡 ) 2-12% 10% % 八 女 ( 福 岡 ) 2-18% 0% % 有 明 ( 福 岡 ) 2-30% -13% % 飯 塚 ( 福 岡 ) 2-24% -6% % 直 方 ( 福 岡 ) 2-28% -9% % 田 川 ( 福 岡 ) 2-28% -12% % 北 九 州 ( 福 岡 ) 1-22% -3% % 京 築 ( 福 岡 ) 2-23% -2% % 中 部 ( 佐 賀 ) 2-14% 5% % 東 部 ( 佐 賀 ) 2-6% 17% % 北 部 ( 佐 賀 ) 2-20% -2% % 西 部 ( 佐 賀 ) 2-22% -4% % 南 部 ( 佐 賀 ) 2-23% -5% % 長 崎 ( 長 崎 ) 2-22% 1% % 佐 世 保 ( 長 崎 ) 2-23% -6% % 県 央 ( 長 崎 ) 2-10% 14% % 県 南 ( 長 崎 ) 2-27% -7% % 県 北 ( 長 崎 ) 3-18% 0% % 五 島 ( 長 崎 ) 3-38% -18% % 上 五 島 ( 長 崎 ) 3-43% -25% % 壱 岐 ( 長 崎 ) 2-34% -22% % 対 馬 ( 長 崎 ) 3-34% -19% % 熊 本 ( 熊 本 ) 1-13% 6% % 宇 城 ( 熊 本 ) 2-17% 19% % 有 明 ( 熊 本 ) 2-22% -5% % 鹿 本 ( 熊 本 ) 3-22% -6% % 菊 池 ( 熊 本 ) 2-7% 17% % 阿 蘇 ( 熊 本 ) 3-19% -1% % 上 益 城 ( 熊 本 ) 3-19% -1% % 八 代 ( 熊 本 ) 2-26% -10% % 芦 北 ( 熊 本 ) 3-36% -19% % 球 磨 ( 熊 本 ) 3-27% -12% % 天 草 ( 熊 本 ) 3-35% -19% %

17 年 総 人 口 総 医 療 点 数 増 減 率 ( 医 療 全 体 ) 年 0-74 歳 人 口 増 減 率 ( 急 性 期 医 療 ) 人 口 10 万 当 り 病 院 勤 務 医 数 323 東 部 ( 大 分 ) 2-14% -4% % 中 部 ( 大 分 ) 2-14% 11% % 南 部 ( 大 分 ) 3-34% -19% % 豊 肥 ( 大 分 ) 3-34% -22% % 西 部 ( 大 分 ) 3-28% -13% % 北 部 ( 大 分 ) 3-24% -11% % 宮 崎 ( 宮 崎 ) 2-13% 15% % 都 城 ( 宮 崎 ) 2-17% 1% % 県 北 ( 宮 崎 ) 3-27% -10% % 日 南 ( 宮 崎 ) 3-30% -13% % 西 諸 ( 宮 崎 ) 3-32% -14% % 西 都 ( 宮 崎 ) 3-22% -4% % 日 向 ( 宮 崎 ) 3-23% -2% % 鹿 児 島 ( 鹿 児 ) 2-13% 9% % 南 薩 ( 鹿 児 島 ) 3-28% -16% % 川 薩 ( 鹿 児 島 ) 3-24% -10% % 出 水 ( 鹿 児 島 ) 3-20% -7% % 姶 良 ( 鹿 児 島 ) 3-14% 3% % 曽 於 ( 鹿 児 島 ) 3-30% -15% % 肝 属 ( 鹿 児 島 ) 3-22% -8% % 熊 毛 ( 鹿 児 島 ) 3-28% -10% % 奄 美 ( 鹿 児 島 ) 3-25% -6% % 北 部 ( 沖 縄 ) 3 5% 28% % 中 部 ( 沖 縄 ) 1 7% 33% % 南 部 ( 沖 縄 ) 1 0% 28% % 宮 古 ( 沖 縄 ) 2-13% 13% % 八 重 山 ( 沖 縄 ) 3 0% 31% %

18 医 療 重 要 増 減 と 勤 務 医 数 ( 少 ない 地 域 ) 医 師 を 増 やすべき 候 補 地 域 医 療 需 要 増 減 率 レベル1 レベル2 レベル3 レベル4 レベル5 レベル6 人 口 10 万 人 当 り 病 院 勤 務 医 数 レベル5 レベル6 レベル7 偏 差 値 人 偏 差 値 人 偏 差 値 35 以 下 44 人 以 下 偏 差 値 65 以 上 南 多 摩 ( 東 京 ) 山 城 南 ( 京 都 ) 30.5% 以 上 西 三 北 ( 愛 知 ) 偏 差 値 県 東 央 ( 栃 木 ) 横 浜 北 ( 神 奈 ) 南 西 部 ( 埼 玉 ) 16.1%-30.4% 伊 勢 崎 ( 群 馬 ) 湘 南 東 ( 神 奈 ) 県 央 ( 神 奈 ) 南 部 ( 埼 玉 ) 尾 張 北 ( 愛 知 ) 中 東 遠 ( 静 岡 ) 東 部 ( 埼 玉 ) 西 三 南 ( 愛 知 ) 甲 賀 ( 滋 賀 ) さいた( 埼 玉 ) 東 三 南 ( 愛 知 ) 県 央 ( 埼 玉 ) 阪 神 北 ( 兵 庫 ) 東 葛 南 ( 千 葉 ) 粕 屋 ( 福 岡 ) 東 葛 北 ( 千 葉 ) 筑 紫 ( 福 岡 ) 印 旛 ( 千 葉 ) 東 部 ( 佐 賀 ) 区 東 ( 東 京 ) 宇 城 ( 熊 本 ) 北 多 西 ( 東 京 ) 菊 池 ( 熊 本 ) 北 多 北 ( 東 京 ) 偏 差 値 県 北 ( 栃 木 ) 東 近 江 ( 滋 賀 ) 鹿 行 ( 茨 城 ) 尾 張 中 ( 愛 知 ) 8.9%-16% 太 田 ( 群 馬 ) 湖 東 ( 滋 賀 ) 知 多 半 ( 愛 知 ) 中 濃 ( 岐 阜 ) 山 城 北 ( 京 都 ) 那 賀 ( 和 歌 山 ) 海 部 ( 愛 知 ) 広 島 中 ( 広 島 ) 利 根 ( 埼 玉 ) 偏 差 値 尾 張 西 ( 愛 知 ) 宗 像 ( 福 岡 ) 北 部 ( 埼 玉 ) 常 陸 太 ( 茨 城 ) 1.7%-8.8% 北 勢 ( 三 重 ) 丹 南 ( 福 井 ) 山 武 ( 千 葉 ) 富 士 ( 山 梨 ) 富 士 ( 静 岡 ) 偏 差 値 日 高 ( 北 海 道 ) 奥 越 ( 福 井 ) 東 三 北 ( 愛 知 ) % 根 室 ( 北 海 道 ) 上 伊 那 ( 長 野 ) 西 北 五 ( 青 森 ) 湖 西 ( 滋 賀 ) 上 十 三 ( 青 森 ) 有 田 ( 和 歌 山 ) 相 双 ( 福 島 ) 京 築 ( 福 岡 ) 筑 西 ( 茨 城 ) 阿 蘇 ( 熊 本 ) 秩 父 ( 埼 玉 ) 上 益 城 ( 熊 本 ) 県 央 ( 新 潟 ) 西 都 ( 宮 崎 ) 偏 差 値 35 以 下 宮 古 ( 岩 手 ) 東 紀 州 ( 三 重 ) 登 米 ( 宮 城 ) -12.7% 以 下 北 秋 田 ( 秋 田 ) 雲 南 ( 島 根 ) 南 会 津 ( 福 島 ) 佐 渡 ( 新 潟 ) 大 田 ( 島 根 ) 島 しょ( 東 京 ) 峡 南 ( 山 梨 ) 豊 肥 ( 大 分 ) 木 曽 ( 長 野 ) 曽 於 ( 鹿 児 島 ) 賀 茂 ( 静 岡 ) 18

19 年 0-74 歳 人 口 の 減 少 率 と 病 院 勤 務 医 数 高 機 能 病 病 床 削 減 や 医 学 部 転 院 減 の 候 補 の 探 索 人 口 1000 人 あたり 病 院 勤 務 医 数 ( 高 機 能 病 床 の 目 安 ) 0~-10% 偏 差 値 65 以 上 区 中 央 ( 東 京 ) 歳 増 減 率 -10%-20% % % -40%~ つくば( 茨 城 ) 区 西 ( 東 京 ) 松 本 ( 長 野 ) 尾 張 東 ( 愛 知 ) 県 南 ( 栃 木 ) 盛 岡 ( 岩 手 ) 中 和 ( 奈 良 ) 前 橋 ( 群 馬 ) 村 山 ( 山 形 ) 県 南 西 ( 岡 山 ) 西 部 ( 鳥 取 ) 湘 南 西 ( 神 奈 ) 東 部 Ⅰ( 徳 島 ) 出 雲 ( 島 根 ) 富 山 ( 富 山 ) 高 松 ( 香 川 ) 中 央 ( 高 知 ) 石 川 中 ( 石 川 ) 松 山 ( 愛 媛 ) 熊 本 ( 熊 本 ) 福 井 ( 福 井 ) 久 留 米 ( 福 岡 ) 佐 久 ( 長 野 ) 中 部 ( 佐 賀 ) 京 都 ( 京 都 ) 宮 崎 ( 宮 崎 ) 大 阪 市 ( 大 阪 ) 鹿 児 島 ( 鹿 児 ) 長 崎 ( 長 崎 ) 上 川 中 ( 北 海 ) 呉 ( 広 島 ) 南 渡 島 ( 北 海 ) 備 北 ( 広 島 ) 津 軽 ( 青 森 ) 宇 部 ( 山 口 ) 富 岡 ( 群 馬 ) 有 明 ( 福 岡 ) 秋 田 ( 秋 田 ) 南 部 Ⅰ( 徳 島 ) 富 岡 ( 群 馬 ) 南 部 ( 佐 賀 ) 南 河 内 ( 大 阪 ) 飯 塚 ( 福 岡 ) 田 辺 ( 和 歌 山 ) 佐 世 保 ( 長 崎 ) 東 和 ( 奈 良 ) 北 九 州 ( 福 岡 ) 和 歌 山 ( 和 歌 ) 安 房 ( 千 葉 ) 中 空 知 ( 北 海 ) 北 空 知 ( 北 海 ) 宇 和 島 ( 愛 媛 ) 芦 北 ( 熊 本 ) 西 胆 振 ( 北 海 ) 日 南 ( 宮 崎 ) 上 川 北 ( 北 海 ) 19

20 将 来 の 人 口 推 移 を 考 えると 日 本 には 医 師 を 増 やすべき 地 域 と 減 らすべき 地 域 がある (1) 医 師 を 増 やすべき 地 域 20

21 (2) 医 師 の 増 加 を 抑 えるべき 地 域 (3) 地 域 別 の 対 策 21

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24 ( 意 外 な 感 じがするが) 名 古 屋 圏 は 東 京 圏 についで 高 齢 化 対 策 がたいへんな 地 域 である 24

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