平成 30 年度 武庫川女子大学大学院 博士学位論文 ソマティクスとダンス専門教育をつなぐ実践と思想 ダンサーが経験する哲学的動揺 臨床教育学研究科臨床教育学専攻 村越直子

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1 平成 30 年度 武庫川女子大学大学院 博士学位論文 ソマティクスとダンス専門教育をつなぐ実践と思想 ダンサーが経験する哲学的動揺 臨床教育学研究科臨床教育学専攻 村越直子

2 ソマティクスとダンス専門教育をつなぐ実践と思想 ダンサーが経験する哲学的動揺 指導上田孝俊教授 臨床教育学研究科臨床教育学専攻 村越直子

3 2019 Dissertation for P h. D P r a c t i c e a n d P h i l o s o p h y L i n k i n g S o m a t i c s a n d P r o f e s s i o n a l D a n c e E d u c a t i o n A c a d emic Advisor: Professor Koushun Ueda M u kogawa Women s U n i v e rsity Graduat e Scho o l of Clinical Education Doctoral Program for Clinical Education N a o k o M u r a k o s h i

4 目次 序章 1 はじめに 1 第 1 節問題の所在 4 第 2 節研究の目的 10 第 3 節研究の対象と方法 11 第 4 節論文の構成 15 第 5 節臨床教育学との関わりについて 17 第 6 節論文中に使用する用語について 18 第 1 章ソマティクスの系譜と現在 22 第 1 節ソマティクスとは 23 第 2 節 ソマティクス を生みだした思想と実践の源流 教育における身体内部への着目 自己治癒力を取り戻すワーク 27 第 3 節 ソマティクス の誕生と発展 ソマティクス の誕生におけるエサレン研究所の役割 ソマティクス の誕生とトーマス ハナ ソマティクス の学術研究機関の設立 ソマティック エデュケーション とは 33 (1) アレクサンダー テクニックについて 35 (2) フェルデンクライス メソッドについて 37 第 4 節心身のケアと教育の統合 37 第 2 章ソマティクスとダンスをつなぐ実践と理論の構築 39 第 1 節ダンス教育への貢献 マーガレット ドゥブラーとウィスコンシン大学マジソン校 ドゥブラーの実践と思想 ドゥブラーの北米ダンス教育への影響 42 第 2 節ダンスを理論的に探求する試みから ルドルフ ラバンとイルムガート バーティニエフ ラバン / バーティニエフの実践と思想 ラバン / バーティニエフのソマティクスへの影響 46

5 第 3 節ダンサーの表現活動への影響 アンナ ハルプリンとタマルパ研究所 ハルプリンの実践と思想 芸術家たちへのハルプリンによる影響 49 第 4 節ソマティクスとダンスをつなぐ実践と研究の現在 ダンス専門教育 ダンス セラピー ダンス トレーニング ダンス創作 上演活動 ソマティクスとダンスを研究する学会設立の動向 54 第 5 節ダンス専門教育における 他者との対話のためのツール イメジェリー 共通言語 ハンズ オン 支える 委ねる 58 第 3 章アメリア イツクッシュの実践 : ソマティクスとダンスを統合する試み 60 第 1 節ミツヴァ テクニックと M. コーヘン ネヘミア 62 第 2 節アメリア イツクッシュの経歴と実践 イツクッシュの経歴 イツクッシュの実践 66 第 3 節カナダ人ダンサーたちの語りから 緊張と弛緩の往還 : アレン ケイジャとカレン ケイジャ 治療と学習 : アシュリー ジョンソン 79 第 4 節イツクッシュ実践の全体像とダンサーの葛藤 82 第 4 章ソマティクスとダンス専門教育の間でダンサーにおきる困惑 葛藤とその意味 84 第 1 節イツクッシュと国立バレエスタジオ 85 第 2 節指導者の語りから 指導法の追求における葛藤 : 石澤秀子 自己の感覚が拓かれるまでの葛藤 : 指導者 A 師弟関係についての考え方の変化 : 指導者 B 指導者が経験する葛藤 106 第 3 節ダンサーの語りから 習慣をそぎ落とすことへの戸惑い : ダンサー C 技能の研鑽と全体的な身体機能を取り戻すことの矛盾 : ダンサー D 113

6 3. 自己認識 と他者が受けとめる 自己 との ずれ : ダンサー E 内部感覚の吟味と集中力 : ダンサー F ダンサーが経験する葛藤 123 第 4 節ダンサーとダンス指導者の 哲学的動揺 124 終章ソマティクスとダンス専門教育をつなぐ実践と思想 ダンサーが経験する哲学的動揺とそれを支えること 128 (1) ダンサーが経験する 哲学的動揺 128 (2) 関係的過程 130 (3) ダンサーにとっての 哲学的動揺 と 自立 すること 131 (4) 哲学的動揺 を支え 可能性を拓く場の本質的条件 日本におけるダンス専門教育の課題として 134 註 136 引用文献 145

7 序章 はじめに はじめに 筆者の問いがどのように自身の経験の中でめばえ 蓄積さ れ て き た の か を 説 明 し て お き た い そ の 問 い は か ら だ と 表 現 に 関することである 年 カ ナ ダ の バ ン ク ー バ ー で バ レ エ 留 学 中 だ っ た 筆 者 は カ ナ ダ のモダン ダンス界を切り拓いてきた振付家であるデヴィット アール David Earle の 作 品 を 踊 る 機 会 に 恵 ま れ た 当 時 ア ー ル の 下 に は 彼 の教えを請い 彼の作品に出演を切望する若手ダンサーたちが世界の各 地から集まっていた アールによるモダン ダンスのレッスンや 作品 のためのリハーサルを体験する中で 筆者は初めて 小さな仕草や大胆 な動きまで その全てが自分の表現となっていることを実感した そし て 彼 の 作 品 を 解 釈 し 演 じ る こ と を 通 し て ダ ン ス す る こ と の 喜 び を 知 り 自 分 の 表 現 を 意 識 す る よ う に な っ た そ の 後 1988 年 に 彼 が 芸 術 監 督 を 務めていたトロント ダンス シアターの団員になることを目指し ト ロントに移住した トロントに移り住んで一年目に いくつかの新しい発見があった ダ ンサーとしての自分の身体に劣等感を抱いていた筆者には 長 く て 美 し い背骨 という表現が誉め言葉であるとは思えなかった それは 胴体 が長いことを意味する言葉で つまりは脚が短いことを指摘されている のと同じだからだ 先生たちは 筆者の長い胴体をくり返し褒めた そ して良く動く背骨の動きの見本として 他の生徒たちの前でエクササイ ズをさせられた その時に 周囲の身体の捉え方が バレエをする人々 の身体の捉え方とは全く違っていることに気づいた そして それまで 自分自身が 自分の身体を否定的に捉えていたことにも気づかされた 1

8 そ の 舞 踊 学 校 で 学 ん で い た の は グ ラ ハ ム テ ク ニ ッ ク Graham T e c h n i q u e と い う 北 米 の モ ダ ン ダ ン ス を 開 拓 し て き た マ ー サ グ ラ ハ ム Martha Graham, が 考 案 し た 技 法 だ っ た 授 業 の 中 心 課 題 は 動 き は 決 し て 嘘 を つ か な い ( M o v e m e n t n e v e r l i e s ) と い う グ ラ ハムの思想に基づき 自分の動きに向き合い それを洗練し 表現を追 求することだった また 筆者自身が 日本人は というステレオタイプの見方をされて いることにも気づいた その頃 ニューヨークにあるグラハムが率いて いた舞踊団では 木村百合子や浅川高子などの日本人女性ダンサーが活 躍しており トロント ダンス シアターにおいても日系人女性のグレ ース ミヤガワというダンサーが主要な役を任されて踊っていた モダ ン ダンスをしている日本人女性というだけで 筆者もその役割を背負 わ さ れ て い る よ う に 感 じ な が ら 日 本 人 で あ る 自 分 を 客 観 的 に 捉 え て いた 筆 者 の 場 合 ソ マ テ ィ ク ス somatics の 技 法 の ひ と つ で あ る ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク Mitzvah Technique を 学 び 始 め た 時 期 と モ ダ ン ダ ンスを学び始めた時期が重なっていた ミツヴァ テクニックについて は後で説明を加える 本論に直結する問題として その当時から意識し ていたのは ミツヴァ テクニックを学んでいるダンサーたちの身体が 見事に変化していくことだった 具体例として 女性バレエ ダンサー の 胸 郭 は 前 後 に 厚 み が な く 薄 い こ と が 特 徴 的 で あ る そ れ が ミ ツ ヴ ァ テクニックを学び始めることによって膨らみ それまで押しつぶされて いた胸が豊満さを増す このことは ダンサーにとっては非常に不都合 であるように思えた さらに そのようにして変化した身体とともに 気難しかった人が急に明るく社交的になったりする精神的な変化も認識 2

9 していた しかし これらの肉体的 精神的変化にダンサーたちは非常 に悩んでいた このようなダンサーの変容と困惑を目の当たりにしなが ら ミツヴァ テクニックによって 身体が自由に動けるようになった 実感を大事にしながらも そこで目にしたような劇的な身体の変化を望 んではいなかった そのような混乱状態に陥ることを警戒していた そ こで ミツヴァ テクニックには 身体の痛みを解消したり 怪我を予 防できるなどの正の部分と 必ずしも本人が望んではいない肉体や精神 の 変 化 を 起 こ し 得 る と い う 負 の 部 分 が あ る こ と に 気 づ い た そ の た め その後教師資格を取得してミツヴァ テクニックを指導するときに そ のことに関して非常に注意深くなった 当時 同じ舞踊学校で学んでいた日系カナダ人の先輩から借りてきた 本 の 中 に 野 口 三 千 三 の 原 初 生 命 体 と し て の 人 間 野 口 体 操 き ひ ら からだに貞く や 竹 内 敏 晴 の こ と ば が 劈 か れ る と き があった 動きの質について考えるためにも ミツヴァ テクニックを 理解するためにも これらの文献は興味深く 参考書のようにして読み あさった なかでも筆者の心に焼き付いたのは 竹内の著書の冒頭に描かれてい た ちよこちゃんのストーリーだった 姑に気を遣った母親が 夜泣き するちよこちゃんの口を手で覆い塞いでいたことが ちよこちゃんに発 話障害をもたらしたことである それは 筆者にとっては生まれて初め て触れた 心と身体が一体であることに関する衝撃的な事実だった 筆者の からだ と 表現 についての問題関心はこのように モダ ン ダンスを踊りながら ミツヴァ テクニックを学びながら 日本人 によって書かれたこうした書物に触れながら カナダで生活する中で積 み上げられた カナダでのダンス経験を通して 筆者の からだ が感 3

10 じ取ってきた困惑は ダンサーにとって避けられないものなのか それ はどういう意味を持つのか 理論的理解とダンサーたちの個々に生じて いる意味理解の双方の探求が課題ではないかと考えるようになった 第1節 問題の所在 ダンサー ダンス教師 振付家 ダンス批評家など ダンスの専門家 を育成する北米の主要な舞踊学校や大学の舞踊専攻では 自分のからだ を内側から捉える理論と実践法をダンス専門教育のカリキュラムに位置 づ け て い る そ れ は ソ マ テ ィ ク ス あ る い は ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン S o m a t i c E d u c a t i o n と い う 科 目 名 で よ ば れ て き た 今 日 で は ダ ン ス に お け る ソ マ テ ィ ッ ク 実 践 法 S o m a t i c P r a c t i c e s i n D a n c e の よ う に ダ ン ス ま た は ダ ン サ ー に 特 化 し た 形 で 科 目 名 を 表 記 し た り ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク A l e x a n d e r T e c h n i q u e な ど 特 定のソマティック技法名を用いて授業内容を限定して示したり あるい は 身 体 化 さ れ た 思 考 E m b o d i e d T h o u g h t s 動 き の な か の 知 I n t e l l i g e n c e i n M o t i o n な ど 内 容 に ふ さ わ し い 名 称 を つ け る よ う に な っ て い る 1 ソ マ テ ィ ク ス は 内 側 か ら 捉 え る 人 間 個 人 ソ マ 2 を 追 求 す る 学 問 領 域であり ソマティック エデュケーションは ソマティクスの思想に 基づいて自身の感覚を探求することにより 問題を解決に導いたり自己 の可能性を拓いたりする自立の為の教育である 実際には ソマティク スという言葉が生まれる以前から 多くのダンサーやダンス指導者たち が ダ ン ス の 周 辺 領 域 だ っ た 身 体 治 癒 法 や 身 体 教 育 法 に 関 心 を 抱 き 2 0 世 紀においては多種多様な身体技法を生みだしていた それらの身体技法 は現在のダンス教育やダンス トレーニングの改革に貢献することにな 4

11 っ た E d d y, ; M u l l a n, ; 海 野, ソ マ テ ィ ク ス 研 究 者 の バ ト ソ ン B a t s o n, は ダ ン ス 指 導 者 は ダ ンス トレーニングで用いる動きの両義性に悩まされると述べている ダンス界に波及したソマティクスは 何の抵抗もなくダンサーや指導者 たちに受け入れられ ダンスに貢献してきたかのように考えられるかも しれない だが ソマティクスを従来のダンス トレーニングと統合す ることは 頭で身体を操作する心身二元論から からだ全体がひとつの ま と ま り と し て 表 現 を 成 す 心 身 一 元 論 へ と 哲 学 的 移 行 philosophical s h i f t を 引 き 起 こ す の で あ る B a t s o n, 筆者はカナダのダンス コミュニティーに身を置く中で ソマティッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン の 一 つ に 分 類 さ れ る ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク を 学 び それを教えてきた経験がある その中でソマティクスとダンスとの密接 なつながりを実感しながら 困惑や葛藤がダンサーたちの内部に生じて いることを意識させられてきた 一般的にダンス トレーニングは 通常の専門的な身体訓練 基本レ ッ ス ン 作 品 を 創 作 す る 過 程 ク リ エ ー シ ョ ン と そ れ を 踊 り 込 む 練 習 リハーサル の 3 つにより構成されている 動きを洗練させ 技の 展開や役柄に適した立ち居振る舞いを 指導者の助言や観客の反応を参 考に 鏡に映る姿や録画された自身の画像を観察して 技術の上達を目 指す また 作品において共演者とリズムを合わせることや 整列ライ ンなど全体が形づくる構成の美しさ 集団演技としてデザインされてい く腕や脚の置き場を周囲と合わせて訓練することも重要である 一方 ソマティクスにおいては 他者とは簡単には共有できない自分 のからだの内部感覚を研ぎ澄まし 内部で起こる微細な変化を待ち そ こに焦点をあてる 外からの評価だけにとらわれずに自己教育を行う 5

12 いつまでに何かを達成しなければいけないとか いつまでに実感しなけ ればいけないというような 時間的な制限は要求されない 一つの変化 が起きる為の時間的制約を外して からだ全体の内空間についてより意 識 的 に な る し な い こ と に よ る 新 た な 感 覚 の 目 覚 め に 着 目 し で き ない という感覚は重視しない ソマティック エデュケーションでの 学 び は 思 い 切 り 精 一 杯 身 体 を 動 か し 型 を 学 び 取 る と い う ダ ン ス トレーニングとは対照的である ダンサーや音楽家のような からだそのものが特別な技能と直結して いる専門家の場合 自らの習慣を見直すソマティック エデュケーショ ンによってからだに起こる変化は ダンサーの踊り方や音楽家が奏でる 音色などに表れるパフォーマンスの質的転換を引き起こす そこに芸術 活動に問われる表現の個別性と 専門家が向き合う表現の社会性という 問題が孕まれていることにも気づかされる 個別性にはダンサーの内的 表現欲求が昇華されていく過程が絡み 社会性にはダンサーが無視でき な い 文 化 的 歴 史 的 に 構 築 さ れ て き た 型 が 否 応 な く 絡 ん で い る N o v a c k, 立 木 菊 池 訳 イ リ ノ イ 大 学 で ダ ン ス と ソ マ テ ィ ク ス の 研 究 を 続 け る ネ ト ル -フ ィ オ ル (Nettl-Fiol,2008)は ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン を 代 表 す る ア レクサンダー テクニックを学び それをダンス トレーニングに導入 することを試みた そして その当時経験した葛藤をダンス指導者とし て次のように記している ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク を 習 得 し な が ら 私 は 自 分 の 教 え 方 の 全 シ ス テ ム を 問 い な お す こ と と な っ た ダ ン ス の テ ク ニ ッ ク ク ラスで 学生たちに有意義な変化をもたらすことができるだろうか 6

13 これまで年月をかけて積み上げてきた良いとは言えない むしろ害と なる 動きの パターンを どのように組み換えられるだろうか ど の よ う に す れ ば ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク か ら 新 し く 学 ん だ 知 識 を し か も 通 常 は 静 寂 の 中 一 対 一 で 行 わ れ 習 得 す る こ と を 大 学の 授業展開の中で適度なエネルギーレベルを持続しながら教えら れるだろうか 私がアレクサンダーの原理を 授業に取り入れ 支持 すれば 学生を遠ざけることにならないだろうか しかし アレクサ ンダー テクニックで学んだ専門知識を共有しなければ 私は貴重な 情報 学生のダンスの向上や怪我の予防 世界観の更新などに役立つ ツールを抱え込んだままになり 心苦しい 私のダンス教師としての 役割は 私が新しい専門知識を身につけたことで変わってしまったの だろうか 私は かつて自信をもっていた現場にどのように向き合え ば い い の か わ か ら ず 混 乱 し て い た N e t t l - F i o l, , p 拙 訳 こ こ に は ネ ト ル - フ ィ オ ル が 自 ら の 指 導 実 践 を 振 り 返 り つ つ ア レ ク サンダー テクニックを取り入れたダンス指導を展開する場面において 生じた 自身の葛藤が読みとれる ダンスを通じて自己実現を夢見る学 生たちは からだに迸るエネルギーを思う存分発散し 結果的に現れて く る 技 術 の 向 上 に よ っ て 充 足 感 を 感 じ る ネ ト ル - フ ィ オ ル は 学 生 に 起 こ るより良い変化を期待して ダンスの授業にアレクサンダー テクニッ クの導入を試みた しかし 自分自身が目ざそうとする方向性に絶対的 な自信を持てずにいた ネ ト ル - フ ィ オ ル は ダ ン ス へ の 情 熱 を 損 な わ ず 学 生 た ち の 意 識 を そ れぞれの内部感覚に向けさせる指導が可能かどうか 確信を持てない状 態にあった また 学生の身体には 技術を支えるための習慣と その 7

14 逆に技術の向上を妨げている習慣の両方が混在しており この問題に関 する解決策を探り当てようと苦心していた この文章にはそうした自分 の専門性の深まりによって変化した自身の仕事の性質と目的に自覚的で ありながら それに立ち向かおうとする自身の葛藤が表現されている 筆 者 は こ の ネ ト ル - フ ィ オ ル の 文 章 に 共 感 を 覚 え る か つ て 自 信 を も っ て い た 現 場 に ど の よ う に 向 き 合 え ば い い の か わ か ら ず 混 乱 し て い た と述べるように ソマティクスに立脚したダンス トレーニングを試み ようとしたとき 従来のダンス トレーニングとソマティクスの間には 容易には埋められない溝があることを実感せざるを得ないのである 筆者がソマティック エデュケーションの体験から気づかされたこと は それまで継続してきたバレエのトレーニングでは 自分自身の身体 について何も学んでこなかったことであり その衝撃は大きかった ひとつの忘れがたい体験がある その感覚は筆者のからだに記憶され て お り 30 年 経 っ た 現 在 で も 鮮 明 に 思 い 起 こ す こ と が 出 来 る イ ス ラ エ ル 人 の M. コ ー ヘ ン -ネ ヘ ミ ア M. Cohen-Nehemia: 以 下 ネ ヘ ミ ア は カナダに移民した後しばらくは トロントでアレクサンダー テク ニックを教えることによって生計を立てていた のちに自身の研究から 骨盤と背骨の動きの機能的な連動のパターンを発見し それをリプル r i p p l e と 呼 び ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク の 発 展 型 と し て 新 た に ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク を 提 唱 し た C o h e n - N e h e m i a, 筆 者 が 初 め てネヘミア自身からミツヴァ テクニックのハンズ オンを受けたのは 1988 年 の こ と で あ っ た ハンズ オンは日本語では手当てや手技のようにいわれているが そ れぞれの身体技法によってその内容は異なってくる マッサージや指圧 のように 心地よさや圧点を刺激して体調を整えるハンズ オンもある 8

15 が ソマティクスにおけるハンズ オンは ソマティック実践者や教師 が衣服の上から手を当て 体内の動きを活性化させたり 感覚の覚醒を 導くために用いられる ネヘミアは椅子の前に立った筆者の横から胸骨の上と 背中側は左右 の肩甲骨の間に手を軽く当てて構え 筆者はハンズ オンを受けたその 体勢のまま 座る 立つ 歩くという一連のミツヴァ エクササイズを 行った 言語化するのは困難であるが 体内に血が流れていることや それぞれの骨の位置関係とその間にある空間がからだ中に情報として響 いた感覚は衝撃的であった それまで意識を向けてこなかっただけで そうした内側の感覚がそこに在ることを初めて知った ソマティック エデュケーションを学ぶ過程においては このように感覚の覚醒がおこ る それによって からだに有機的で統合的な動きが導かれ 自己の全 体的なつながりのある感覚として実感することが可能になる そして その過程で重要になるのは習慣の見直しである 問題は ソ マティック エデュケーションによって部分的 あるいは全体的な緊張 が解かれるとき それまでダンサーが可能としていた高度な回転技や跳 躍 な ど に 代 表 さ れ る 技 を 遂 行 す る こ と が 困 難 に な る こ と で あ る そ れ は ダンサー個人がからだの不調を取り除くことや動きの改善などを期待し てソマティック エデュケーションに取り組む過程において それ以前 に形成された全体的な動きのシステムが解体されるために起こる これ まで積み上げてきた練習の成果も習慣化された動きの一部であって そ れらの成果はすべてソマティック エデュケーションを学ぶ以前とは違 った形で表面化される からだが楽に動くようになるけれども これま で信じ切っていた身体の中心軸はなくなり 再教育されるからだには新 たな中心軸が生まれてくる 高度な技を成り立たせていた筋肉は 緊張 9

16 を 解 く う ち に 緩 ん で し ま い そ の 技 は 不 可 能 に な っ て し ま う こ と も あ る そういった場面で浮上したのは ダンサー自身の苛立ちであり また ダンス指導者がその事態をどう受けとめているかというダンサーとの関 係性の問題である さらに ダンサーにダンス指導者とは別に ソマテ ィック エデュケーションの指導者がいる場合には 指導方法の食い違 いによって その間で複雑な状況に陥ってしまうこともあった 本論では 現代のダンス教育におけるソマティクスの役割とその重要 性を主張する立場から ダンサーたちが置かれた様々な状況において経 験される困惑や葛藤の意味を追求する 筆者は この追求が 今後のソ マティクス実践とダンス指導を向上させていくために必要不可欠である と考えるのである 第 2 節 研究の目的 バ ト ソ ン 2009 に よ れ ば 心 身 二 元 論 を 克 服 し よ う と す る ソ マ テ ィ ック エデュケーションは ダンス トレーニングに定着している伝統 的な時間 空間 労力の捉え方や精神的なストレスからダンサーたちを 解放し 別の場へと誘い その結果 ダンサーたちに哲学的移行を引き 起こすという ソマティック エデュケーションを学ぶ過程において ダンサーは身体を操作するものという捉え方から からだを全体として 捉えるホリスティックな考えに移行することになる しかし その哲学的移行が矛盾を呈さずにすみやかに行われるとは想 像しがたい ソマティック エデュケーションとダンス トレーニング を統合しようとするときに ダンサーの経験は 直線的 移行的な進展 ではなく 往還的な動き 進展 後退の波ともなる このダンサーの内部で捉えられる運動的な揺れと 予期せずに生じる 10

17 心の揺れを 本論文では 哲学的動揺 とよび その意味内容を考察す ることにより ソマティック エデュケーションがダンス指導に提起す る ダンサー個人の表現世界を支えるための根源的な課題の抽出を試み たい そのためには 論文中最低限の範囲ではあるが 今日までソマティク スとダンスで深められてきた思想と理論の歴史的変遷についての振り返 りが必要であろう 今後のソマティクスとダンスをつなぐ研究の一環と し て そ れ に つ い て の 日 本 語 に よ る 資 料 の 提 供 と そ の 整 理 を 行 う こ と も 本論文の目的の一つであることを付け加えておく 第 3 節 研究の対象と方法 本論文では ソマティクスをダンス専門教育に取り入れることによる 日本人ダンサー 日本人ダンス指導者が経験する困惑や葛藤に着目し その事実に基づいて論考を進める 研 究 対 象 と す る 西 洋 の ダ ン ス は 日 本 に 上 陸 し て か ら 100 年 以 上 の 歴 史があり 文化の中に定着している そして現在では 世界の舞台で活 躍する日本人ダンサーも数多くいる 国内にあるバレエ教室の件数を例 と し て 取 り 上 げ る と 海 野 小 山 2017 が 作 成 し た 全 国 バ レ エ 教 室 デ ー タ ベ ー ス で は 教 室 の 数 は 2011 年 に は 4630 件 そ し て 2016 年 に 件 と 報 告 さ れ て い る ま た 国 内 で 1 年 間 に 開 催 さ れ る バ レ エ コ ン ク ー ル の 数 は 100 を 上 回 る そ の 他 バ レ エ に 限 ら ず モ ダ ン ダ ンスやジャズ ダンス そしてヒップ ホップなどのストリート系ダン スなど 新たに海外からの移入も受けて そのジャンルも多様化してき た ストリート系ダンスのコンクールや学校単位で参加できるコンクー ルも増え続け ダンスは習い事としても ビジネスとしても盛り上がり 11

18 を見せている 一方 ソマティクスは 東洋思想に影響を受けた海外の実践者や研究 者によって形づくられてきた 日本の禅文化 合気道や柔道 野口晴哉 の整体や 野口三千三の野口体操などは 海外の身体論研究者や日本人 実践者によって日本国外に紹介され ソマティクス実践や理論研究をよ り豊かなものにした この文脈において ソマティクスは日本人にはよ り馴染みやすい方法であり その学習には抵抗が少ないと考えられる し か し な が ら 日 本 人 ダ ン サ ー ダ ン ス 指 導 者 に 現 わ れ る 困 惑 や 葛 藤 は 西洋文化圏内で育ったダンサー ダンス指導者のそれと性質を共にする とは考えにくい また 一概に日本のダンス教育といっても学校教育で行われている教 育実践と専門教育におけるそれとでは目的が違っている 学校教育にお けるダンスは 保健体育の授業内で行われている一般の生徒たちを対象 にしたもので 生涯を通じて運動に親しむことや 仲間とコミュニケー ションを取り合いながら運動活動を身につけることが ダンスの授業で は 重 要 視 さ れ て い る 3 一方 専門教育においては 将来専門家を目指す人々が 必要となる 専門技能を身につけ 芸術文化の担い手であるダンス アーティストと して独自の表現を切り拓いていくことが目的となる 本論では ダンサ ーの専門性の追求に視点を当てるため ダンサー育成を目的としている 専門教育を対象とした なお 本論では 西洋からの影響を強く受けたバレエ モダン ダン ス ジ ャ ズ ダ ン ス コ ン テ ン ポ ラ リ ー ダ ン ス の プ ロ フ ェ ッ シ ョ ナ ル ダンサーを目指す人々やダンサーとして活動している人々のダンス ト レーニングと 即興や作品創作上のリハーサルを含めてダンス専門教育 12

19 とした そこには バレエ団や舞踊団 ダンス スタジオ 大学の舞踊 専攻のカリキュラムが含まれる ここに挙げたジャンルは ダンサーの 基本トレーニングとして一般的に活用されており 現代のダンサーたち は これらのジャンルについての一定程度の知識と体験が求められてい る 海外のダンサーやダンス指導者がソマティクスとダンス トレーニン グ の 間 で 経 験 す る 困 惑 や 葛 藤 に つ い て は い く つ か の 文 献 Bales,2008;Batson,2008:Nettle-Fiol&Vanier,2011:Schwartz,2014 に お い て 紹 介 さ れ て い る が 日 本 人 を 対 象 に し た 研 究 は 未 だ 確 認 で き な い 国内の先行研究については ダンスとソマティクスに関心を持つ研究 者たちとの交流から実状と到達点を把握し それら国内の動向を調査し た これまでソマティック エデュケーションのいくつかは 日本の体 育科教育の参考とされ 実践研究も行われてきた 例としては 久保健 の 身 体 性 の 教 育 や 高 橋 和 子 , の か ら だ 気 づ き など からだの全体性とアウェアネスに関連した研究である それらは 保健体育教員養成課程や看護師養成教育の授業に取り込むなど ソマテ ィック エデュケーションを参考とした授業実践研究はいくつか確認で き る し か し ダ ン ス 専 門 教 育 の 中 に ソ マ テ ィ ク ス を 位 置 づ け る 試 み は く に た ち 本論が取り上げる石澤秀子主宰の国立バレエスタジオの実践を始まりと するが その後目立った進展はない とくに ソマティック エデュケーションとダンス トレーニングを 統合する実践的な試みは 国外ではすでに基礎的なトレーニング法とし て定着している現場も多く 海外留学を終えたダンサーや海外を拠点と するダンサーたちによって 日本にも徐々に紹介されて始めている 本論においては カナダ人ダンサー 教師であったアメリア イツク 13

20 ッ シ ュ A m e l i a I t c u s h, の 実 践 を 研 究 対 象 と し て 取 り 上 げ た イツクッシュはカナダと日本の双方でソマティック エデュケーション をダンス教育に統合する試みを行った稀有な人物である カナダでは ヨ ー ク 大 学 Y o r k U n i v e r s i t y の 舞 踊 科 カ ナ ダ 国 立 バ レ エ 学 校 ( C a n a d a s National Ballet School) カ ル ガ リ ー 大 学 (University of Calgary)の 学 生 や プロのダンサーたちへの指導も行っていた そして 日本における く に た ち イツクッシュの実践現場は 石澤秀子が主宰する国立バレエスタジオで あった これらの理由から 本論ではカナダと日本双方の実践の経緯を 追跡した そこで対象とするソマティック エデュケーションは 必然的にミツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク と な っ た そ の 理 由 を 整 理 す る と 1 ミ ツ ヴ ァ テ クニックはカナダのトロントで開発されたが カナダ国内のダンス専門 教 育 現 場 だ け で な く 日 本 で も 実 践 が 展 開 さ れ た こ と 2 ダ ン サ ー 個 人が補完的にソマティクスを学習するのではなく ダンサー育成のカリ く に た ち キ ュ ラ ム に 用 い ら れ た の は 国 立 バ レ エ ス タ ジ オ が 取 り 入 れ た ミ ツ ヴ ァ テクニックの実践の他に該当するものがなかったこと の二つである イ ツ ク ッ シ ュ の カ ナ ダ に お け る 実 践 に つ い て は 年 代 に ト ロ ン ト で 体 験 し た ダ ン サ ー 2 名 と 年 代 に レ ジ ャ イ ナ で 体 験 し た 1 名 に 聴 き取りを行った 日本におけるイツクッシュの実践については 石澤を 含むバレエ指導者 3 名と国立バレエスタジオが主催するイツクッシュの 講習会に定期的に参加し 学んでいたダンサー4 名の合計7名である これらインタビュー対象者のプロフィールは第 3 章において記述する 研究方法としては 文献研究 第1章 第2章 と 研究対象となる 実践を体験した人々の語りに基盤を置くナラティブ ベースド アプロ ーチと そして対象者の動きや声とその場を構成する人間 空間 時間 14

21 と い う 質 的 な 要 素 の 理 解 を 試 み る 自 然 観 察 法 Naturalistic Observation 第3章 第 4 章 を用いた これらの方法は ソマティクスという学 術領域が一人称の科学であるという研究の特性に基づいて これまで意 識 的 に 採 用 Bales.2008 Batson Schwartz,2007 Eddy,2009 Green,2014 村 川,2014 Nettle-Fiol,2008 さ れ て い る イ ン タ ビ ュ ー は 武庫川大学教育研究所倫理委員会の審査を受け 事前に研究協力の 同意を得て実施している 聴き取りの方法としては 半構造化インタビ ューを用いた それらインタビューの録音から逐語録を起こし インタ ビューノートの作成を行い分析した 第4節 論文の構成 本論では 次のような段階を踏み順に論考を行う 第 1 章においては文献研究から ソマティクスと ソマティック エ デュケーションの理論と歴史を整理 説明し 本論におけるソマティク スの位置づけを行う 第 2 章では ソマティクスとダンス専門教育の統合という文脈で研究 を進めたとき 筆者が着目するダンサーや教師たちの実践について 概 要をまとめる そのダンサーや教師たちとは ソマティックな視野を持 ち ダ ン ス 教 育 に と り く ん で い た マ ー ガ レ ッ ト ド ゥ ブ ラ ー (Margaret H Doubler, ) ダ ン ス に 理 論 的 な 枠 組 み を 持 ち 込 ん だ ル ド ル フ ラ バ ン Rudolf Laban, と イ ル ム ガ ー ト バ ー テ ィ ニ エ フ I r m g a r d B a r t e n i e f f, ダ ン ス ア ー テ ィ ス ト だ け で は な く 多 領 域 の 芸 術 家 た ち に 影 響 を 及 ぼ し た ア ン ナ ハ ル プ リ ン (Anna Halprin)で あ る 最後に ダンス教育とソマティクスをつなぐ過程において これまで 15

22 蓄積されてきた概念について考察を加える 第 3 章においては ソマティクスとダンスを統合した実践例として 本論の中心的研究対象となったミツヴァ テクニックとその実践者アメ リア イツクッシュについて述べる そしてトロントとレジャイナ カ ナダ におけるイツクッシュ実践について それを体験したダンサー3 名にインタビューを行った その内容から イツクッシュ実践の全貌と ダンサーたちの困惑と葛藤を描写し それぞれの語りを分析した く に た ち 第 4 章では イツクッシュを招き実施された日本の国立バレエスタジ オにおける取組みから 当時その実践を経験した指導者3名 ダンサー 4名からのインタビューをもとに 当時の困惑と葛藤を描写し それぞ れの語りを分析した 終章では 第 3 章 第 4 章に示したダンサーの 哲学的動揺 の意味 を 考 察 す る そ し て 第 1 章 第 2 章 の 研 究 と 実 践 の 歩 み を 参 考 に 哲 学的動揺 を支える場の本質的条件を提示する 日本国内においては 海外のソマティクス研究が取り入れられるよう になってからまだ日が浅く それら海外のソマティクス実践とダンスの つながりについては 現場のダンス指導者が充分な理解に至っていない 状況がある からだ全体で思考 行動 表現を具現化するダンサーたち が 葛藤を抱きながら 表現者として自身のダンスを追求し続けること を支えるのは その本人の意志とそれを支える周囲の理解である 本論 文を 今後のダンス専門教育の改善に役立つものとしたい そのため終 章において 日本のダンス専門教育におけるソマティクスの位置づけに ついて 筆者の考えを簡潔に述べてまとめとしたい 16

23 第 5 節 臨床教育学との関わりについて ソマティクスは 変化し続ける人間個人の内側の経験に着目し その 内側の経験を人間存在のなかに全体として含み捉えることが特徴とされ ている そして ソマティクスの思想の核は 当事者自身の主体的な取 りくみに基づいた全体性の回復である 一方 臨床人類学からも身体への着目がされてきた 医療人類学者 臨 床 人 類 学 者 の ア ー サ ー ク ラ イ ン マ ン A r t h u r K l e i n m a n は 病 い の語り 慢性の病いをめぐる臨床人類学 において 文化的表象 集 合的経験 個人的経験の 3 つの側面から語りを理解する質的研究の基盤 を示した 臨床教育学研究においても 身体や自己へのまなざしは ク ラ イ ン マ ン の い う 身 体 化 s o m a t i z a t i o n さ れ た 経 験 に 向 け ら れ る ク ラ インマンは 身体化とは 個人的問題や対人関係の問題を 苦悩の身体 的慣用表現 イディオム や 医療による援助を強く求める行動様式に よって伝えるコミュニケーションである 身体化は 社会 生理学的な 経 験 の 連 続 し た も の で あ る と 述 べ て い る Kleinman,A.1988 江 口 他 訳 , p p 臨 床 教 育 学 で は 自 己 感 覚 世 界 感 覚 生 活 感 覚 な ど の 言 葉 を 用 い 当 事 者 の 内 的 リ ア リ テ ィ 4 を 理 解 す る こ と を 出 発 点 と し た 研 究 が 行 わ れている その多くは当事者の声を丁寧に聴きとり その蓄積された語 りを思慮深く受けとめることによって 私たちの生きる状況を知り そ の 時 代 に 生 じ て い る 課 題 に 立 ち 向 か お う と す る も の で あ る 田 中, , 当 事 者 の 言 葉 で は 表 現 し つ く せ な い 感 覚 に 研 究 者 が 接 点 を 導 き 出 す に は か ら だ に 着 目 す る 必 然 性 が あ る 臨 床 教 育 学 の研究を進める私たちは か ら だ に 関 わ る 全 体 的 な 把 握 と と も に 当 事者の からだ に内在する生活史や世界観を理解する感性を実践の中 17

24 で磨くことが求められている 臨床教育学もソマティクスも当事者の語りに基づいた研究 調査が行 われており 当事者の内的リアリティが探求されている ソマティクス も 生きている からだ を理解しようとする学問領域であり その研 究では心理 福祉 医療 教育 芸術の分野の専門家たちが 互いの領 域を超えて人間社会の問題に向き合っている ソマティクスを概観すれ ば 教育思想とその実践方法として ケアや治癒をめぐる思想とその実 践方法 または個別の表現とそれを具現化する方法について からだ全 体の動きが中継点となって実践と研究が継続されてきているように思う 心と身体に二分せず からだ を全体としてとらえ その からだ を 前提とした人間発達をとらえることを 臨床教育学においても実践の基 底におくならば ソマティクス研究より導き出される知見から学ぶこと は多い ここで主張するのは ソマティクスと臨床教育学がもつ研究方法など の枠組み設定や類似性だけではない 本論文において ダンサーを対象 として解き明かそうとする 表現 の問題については 人間理解に関す る本質的なテーマとして各方面から議論されていることでもある 本論 は 人間の発達成長過程における個別性と社会性という根源的な問題を 追求する一端にあると考えている 第 6 節 論文中に使用する用語について 1 ソマティクスの用語に関しては 現在進行形の実践と共に議論が継 続 中 で あ る E d d y, 本 論 に お い て 頻 繁 に 使 用 す る 用 語 に つ い て は 次のように定義して使用する ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン 具 体 的 に は ハ ン ズ オ ン 動 18

25 きや呼吸 発声を用いた からだ の教育を指す 例として挙げられる のは アレクサンダー テクニック フェルデンクライス メソッド Feldenkrais Method な ど で あ る そ れ ら は と く に 一 般 人 に と っ て 認識されにくい自己受容感覚と運動感覚にアウェアネスを向けている それによって 自己イメージ 自己認知に変化を与えることになる 外 側の経験と内側の経験をつなぐ全身の情報網を活用し 個人の人生の質 を向上させるために どのようにその現象を解釈するかという学びの過 程全体を意味する 内 部 感 覚 本 論 に お い て は 内 受 容 感 覚 自 己 受 容 感 覚 運 動 感 覚 を含む 個人の内側で認知されている感覚のことをさすことにする こ こに個人の情動も含み論考する 実 践 者 ソ マ テ ィ ク ス に お い て は こ れ ま で 典 型 的 に 捉 え ら れ て い る教師と生徒 カウンセラーとクライアントという枠組みを改め 相互 関係によって導かれる経験全体を重視している この点を充分に理解し た 上 で 本 論 で は 関 係 を わ か り や す く 示 す た め に 拙 訳 に お い て practitioner を 実 践 者 と 訳 す る 場 合 に 使 用 し た 指 導 者 第 3 章 第 4 章 に お い て そ の 関 係 を 明 示 す る た め に 指導者 とその ダンサー と記述した 教 師 技 法 の 有 資 格 者 を 説 明 す る 場 合 に 用 い た 例 と し て ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク 指 導 資 格 保 持 者 ア レ ク サ ン ダ ー 教 師 ミ ツ ヴ ァ テクニック指導資格保持者 ミツヴァ教師 のように記述した また 一般的な学校教師のように通念化している場合はそのまま 教師 を用 いている バ レ エ 指 導 者 上 記 指 導 者 に 倣 っ て バ レ エ 指 導 者 で 統 一 して記述した 19

26 か ら だ と 身 体 全 体 的 存 在 を 意 味 す る 場 合 に は か ら だ と 記 し た 場 合 に よ っ て は self を か ら だ と 表 現 し て い る 5 そ の 際 は 括 弧 書 き で 原 語 を 表 記 し た 身 体 は 機 械 的 に 捉 え ら れ る b o d y と し て 用いられる場合に使用した また ソマティクスで使用されている用語を邦訳することに関して 言語を文化に根づいて生きるソマの一部であると考えていることから その語義の解釈に齟齬が生じる場合には英単語をカタカナで表記し 原 語を生かした ここでは 現時点での一般的な解釈として大枠で次のよ うに解説しておく ア ウ ェ ア ネ ス 感 覚 を 意 識 に と り こ み そ の 特 質 を つ か む こ と そ れによって 導かれるからだ全体の動き 行動 情動 にソマティクス は着目する マインドフルネス 今 こ こ に 在 る 自 分 自 身 に 意 識 的 に な り 経 験 と して丸ごと受けとめること イ メ ジ ェ リ ー 個 人 の 内 部 に 思 い 描 か れ た 画 像 や イ メ ー ジ 2 英文資料 データの使用について 本論で参考とした邦訳されていない英語文献の引用は 筆者による邦 訳したものを 拙訳 として示した 第 3 章に掲載したカナダ人インタ ビューの逐語は全て筆者が訳した 英文引用箇所において 補筆が必要 と思われる箇所には 内に筆者による説明を加えた 英文の解釈については該当専門領域に精通した協力者たちに確認を受 けながら執筆した 20

27 3 語りの表記 録音したインタビューは全てを逐語録として記録した後 インタビュ イ ー の 口 調 を 最 低 限 残 し な が ら 読 み 手 が 理 解 し や す い 文 章 に 加 工 し た 語りの中に使用されているダンス専門用語については 註 で 解 説 を 加 えている また 必要に応じて 内に筆者による説明を加えること にした 21

28 第1章 ソマティクスの系譜と現在 本 章 で は 私 た ち の 人 間 存 在 か ら だ を 理 解 す る と い う 枠 組 み に お いて筆者が追ってきたソマティクスの思想と その研究がダンスとの関 連においてどのように現在に至ったかをまとめておきたい ソマティクスとダンスのつながりという文脈において これまで筆者 が実践の中で学び経験してきたことは 本論を進めていくうえで直接的 な手掛かりになっている 筆者自身の からだ に浸み込んでいる経験 と知見を どのように理論的に説明するかが 本研究の大きな課題とし てあった ソマティクスとダンスのつながりに関する系譜は それぞれ の研究者たちの からだ のなかにも落としこまれ 否定できないもの がそこにあると考えるからだ ソマティクス研究の歩みは この数年で著しいものがあった 筆者は 年 に 本 論 の 構 想 を 立 て 研 究 を 進 め て き た 発 表 さ れ た 論 文 や 関 連 書の数は その間に一機に増加した そんな中 筆者が先行研究者とし て 追 っ て き た ソ マ テ ィ ク ス 研 究 者 で あ り 実 践 者 の マ ー サ エ デ ィ M a r t h a E d d y が そ れ ま で の 研 究 を 一 冊 の 本 に ま と め て 出 版 し た そ の 著 書 Mindful Movement: The Evolution of the Somatic Arts and C o n s c i o u s A c t i o n で は ソ マ テ ィ ク ス の 系 譜 に つ い て の 優 れ た 概観が行われている エディは ソマティクスという言葉が誕生したころから その学問的 な深化を追求してきた とくに ダンス トレーニングとの結びつきが 強いソマティック エデュケーションを中心に概念や用語を整理し 歴 代のソマティクス実践者たちに直接インタビューを行い そこから浮か び上がる各人の思想を描いている 年 代 後 半 か ら 現 在 ま で 世 界 の ダ ン ス コ ミ ュ ニ テ ィ ー の 動 向 を 22

29 肌で感じながら ソマティクス研究に目を向けてきた筆者は ソマティ クスとダンスに関わる全体的な系譜として書かれたこの文献を 本論の 重要な先行研究として位置づけることにした エディがこの著書を通じて明らかにしているのは 今日のダンス教育 と ダ ン ス 技 法 の 開 発 は ソ マ テ ィ ク ス に 大 き く 影 響 さ れ て き た こ と ま た そうしたダンサーたちとダンス指導者たちによる実践が 他領域との関 連をもちながらグローバルに展開していることである 本 章 で は 上 記 エ デ ィ の 文 献 に 加 え ソ マ テ ィ ク ス の 学 術 雑 誌 Somatics: Magazine-Journal of the Bodily Arts and Sciences7を 参 考 に ソマティクスの思想と実践についてまとめた さらに アメリカのダン ス 評 論 家 の ジ ャ ッ ク ア ン ダ ー ソ ン ( J a c k A n d e r s o n ) の B a l l e t a n d M o d e r n D a n c e : A C o n c i s e H i s t o r y 世 紀 ダ ン ス 史 ( レ イ ノ ル ズ マ コ ー ミ ッ ク,2003 松 澤 監 訳 ) モ ダ ン ダ ン ス の 歴 史 海 野, な ど の ダ ン ス 史 関 連 の 文 献 を 基 に し て ダ ン ス と ソ マ テ ィ ク ス の系譜を筆者の視点で再構成した その他関連する国内外の文献を参考 に ヨーロッパから発祥しアメリカでソマティクスとして結実する過程 を概観しておきたい 第 1節 ソ マ テ ィ ク ス と は ソ マ テ ィ ク ス somatics と い う 言 葉 は 哲 学 者 で あ る ト ー マ ス ハ ナ Thomas H anna, の 造 語 8で あ る ハ ナ は そ の も と と な っ た ソ マ soma に つ い て ソ マ は あ ら ゆ る 有 機 体 に 確 認 さ れ る 生 存 の 状 態 で あ り と く に 人 間 に つ い て 用 い る 時 内 側 か ら 経 験 さ れ る 人 間 存 在 で あ る と 説 明 し て い る H a n n a, 人 間 は 命 あ る 限 り そ の 全 存 在 を ソ マ と し て 生 き て い く し か し 命 つ き た 時 私 た ち の 身 体 が 残 さ れ 23

30 そ れ は 屍 ボ デ ィ に な る の で あ る H a n n a, 現 在 日 本 の 先 行 研 究 福 本, ; 原 田, ; 高 松, に お い て は ハナの説明をもとにして 全体的存在 つまり ソマティック分野を形 成すると考えられるアウェアネス 生物的機能 環境という3つの要素 間 の 内 的 な 相 互 関 係 に つ い て の ア ー ト と サ イ エ ン ス H a n n a, , p. 1 であり ソ マ テ ィ ッ ク 現 象 つ ま り 自 身 に よ っ て 内 側 か ら 経 験 さ れ る 人 間 存 在 を 研 究 す る 学 術 領 域 で あ る H a n n a, a, p. 5 と ソ マ テ ィ ク ス を定義づけている ソマティクスの特徴は 変化し続ける人間個人の内 側の経験に着目し その経験を その人の存在に 全体として含みとら えることにある ソマティクスは突然沸き起こった思想や実践を集めたものではない ハ ナ が ソ マ テ ィ ク ス と い う 領 域 を 提 唱 す る 以 前 よ り 心 と 身 体 の 問 題 を 身体理論あるいは実践法として考案した人たちがいる ハナは 自らの 著 書 Bodies in Revolt 1970 に お い て ダ ー ウ ィ ン フ ロ イ ト ロ ー レンツ ピアジェ ライヒの順に 5 名をソマティック科学者として位置 づけ それぞれが打ち出した身体への接近法と 生命の進化についての 発見 それら 2 点について ハナ自身の解釈を展開している ま た カ ン ト キ ル ケ ゴ ー ル マ ル ク ス カ ッ シ ー ラ カ ミ ュ メ ル ロ = ポ ン テ ィ ニ ー チ ェ を ソ マ テ ィ ッ ク 哲 学 者 と し て 位 置 づ け た ハ ナ が これらの人々の思想や理論を ソマティクスを拓く発動源としたことが 読みとれる その後 ソマティクスという名において 北米を中心とした学際的な 研究と実践が行われてきた そこでは 主体的な探求が重視され 人間 の 全 体 性 の 回 復 が 目 指 さ れ て い る そ の 研 究 実 践 を 牽 引 し て き た の が 多くのダンサーやダンス指導者たちであった 24

31 ダンス史からソマティクスに関連して調べると ハナが掘り下げた思 想 的 理 論 的 な 系 譜 に 加 え 実 践 的 な 系 譜 が あ る こ の 動 き は 1900 年 前 後にヨーロッパ 特にドイツ とアメリカで起こった 第 2 節 ソマティクス を生みだした思想と実践の源流 1 教育における身体内部への着目 19 世 紀 の ヨ ー ロ ッ パ に お い て ド イ ツ で は グ ー ツ ム ー ツ (J.C. G u t s M u t h s, ) と ヤ ー ン F. L. J a h n, ス ウ ェ ー デ ン ではリング (Pehr Heinrich Ling, デ ン マ ー ク で は ナ ハ テ ガ ル F r a n z N a c h t e g a l l, ス イ ス イ ギ リ ス フ ラ ン ス で は ク リ ア ス Phokion Heinrich Clias, などに代表される 近 代 体 育 m o d e r n e g y m n a s t i k が 盛 ん に な っ て い た こ の 近 代 体 育 に つ い て は し ば し ば 秩 序 的 集 団 的 形 式 的 な 身 体 訓 練 と 説 明 さ れ て い る こ の 時 期 に お い て 身 体 の 規 格 化 そ し て 標 準 化 が 始 ま っ た と も い え る 多くは近代資本主義 軍国主義という時代を背景として展開し アメリ カ や 日 本 に も 伝 え ら れ た そ の 後 シ ュ ピ ー ス A. Spieß, ら によって学校教育にも取り入れられ実践が定着するようになった 三 浦, ; 海 野, それらを 機械的 形式的 分節的と批判的に見る教育者たちは 身 体の育成は 単なる反復的な体操ではなく 人間の内面や精神を含みこ ん だ も の と す べ き と す る 体 操 改 革 運 動 gymnastik bewegung を 20 世 紀 初 頭 に 興 し た 菅 井, 菅 井 は こ の 体 操 改 革 運 動 を 人 間 の 身 体 機能を理解するための体操 内的リズムを活かした体操 ダンスや身体 表現として芸術的な側面をもつ体操というように その改革を主導した 人の着目点によって整理し その全体像を示した 25

32 こ の よ う に 身 体 機 能 内 的 リ ズ ム そ し て 表 現 を キ ー ワ ー ドにした改革は 人間個人の内側の経験に着目するソマティクスとの重 なりが読みとれる そうしたヨーロッパで起きたこれらの動きが ソマ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン の 源 流 を 成 し て い る と 解 釈 さ れ る M a n g i o n e, ; M u l l a n, 近代体育がドイツを中心に展開される最中 フランス人音楽教師であ る フ ラ ン ソ ワ デ ル サ ル ト Francois Delsarte, が 試 み た 変 革は それまでの体力の強化や労働に適した身体を育成する目的とは別 に 内にある感情から生じる動きを 調和的で美的に表現することを目 的としていた そこでは 人それぞれが持つ固有の感覚に意識が向けら れ た (Mullan,2017:海 野,1999) もともとデルサルトは声楽家であったが 声帯を痛め 自ら問題の解 決に向かった経験から 歌手や俳優を対象にした身体の使い方のレッス ンを始めた そして 彼は人間の動きや顔の表情の観察から 身振りや 行動は人間の内面を現わすものとする理論 11 を唱えるようになった 発 声や演技力の向上に役立てようとするデルサルトの理論は その弟子の ス テ ィ ー ル マ ッ ケ イ Steele Mackaye, と ジ ェ ネ ヴ ィ エ ー ヴ ス テ ビ ン ズ G e n e v i e v e S t e b b i n s, に よ っ て ア メ リ カ に 伝えられた デルサルト システムは その頃起きていたアメリカの一 般女性たちの健康ブームや女性解放運動を後押しすることにもつながっ た E d d y, ; 海 野, ステビンズは それに呼吸法を加えた ハーモニアス ジムナスティ ッ ク H a r m o n i o u s G y m n a s t i c と 呼 ば れ る 心 身 の 調 和 を 重 視 し た 体 操 を 考 案 し ニ ュ ー ヨ ー ク に 表 現 の 学 校 T h e N e w Y o r k S c h o o l o f Expression を 開 校 し た ギ リ シ ャ 神 話 を 想 起 さ せ る 生 き た 彫 刻 の よ う 26

33 なポーズをとるステビンズの表現スタイルは ダンサーのイサドラ ダ ン カ ン Isadora Duncan, や ル ー ス セ ン ト デ ニ ス Ruth St. Denis, な ど ア メ リ カ 人 ダ ン サ ー や 俳 優 た ち に 広 く 影 響 を 与 え た 海 野, このようにして ヨーロッパとアメリカで身体の内側へ意識を向ける こ と が 一 般 の 人 々 に も ダ ン サ ー た ち に も 共 有 さ れ は じ め 20 世 紀 初 め は 心身の解放が様々な文脈における社会の動きとして現れた時期であ った ウィーンで生まれ スイスで活動した音楽教師エミール ジャック ダ ル ク ロ ー ズ E m i l e J a c q u e s - D a l c r o z e, は 全 身 で 音 楽 を 理 解する教育方法であるリトミック 12 を開発し 当時別々に行われていた 伝 統 的 な 音 楽 教 育 と 舞 踊 教 育 を 統 合 す る こ と を 試 み た ダ ル ク ロ ー ズ は リトミックについて ダンスや音楽の為の基礎訓練となるが表現ではな い と限定しつつ その訓練を受けた身体が生みだす自然発生的な表現 に着目していた からだ内部の緊張と弛緩が生み出すリズムは表現と密 接な関係にあるとダルクローズは確信し 教育の現場で生かそうとして いたのである ソマティクスに至る身体内部へのこうした着眼は デルサルトとダル クローズがそれぞれ展開した教育実践を通して 次世代へと伝承されて いく 2 自己治癒力を取り戻すワーク ド イ ツ 人 教 育 者 エ ル ザ ギ ン ド ラ ー Elsa Gindler, は デ ル サ ル ト の 思 想 に 影 響 を 受 け て い る 音 楽 家 ハ イ ン リ ッ ヒ ヤ コ ビ H e i n r i c h J a c o b y, と の 共 同 研 究 を 行 い 感 覚 を 研 ぎ 澄 ま す 27

34 ことによって精神が解放され そのことによって より良い人間関係の 構築が可能になるとし ベルリンを中心とした実践を続けていた それ は 後 に 弟 子 の シ ャ ー ロ ッ ト セ ル バ ー C h a r l o t t e S e l v e r, によって アメリカでも広められた セルバーは 夫のチャールズ ブ ル ッ ク ス C h a r l e s B r o o k s, と 共 に そ の 普 及 に 取 り 組 ん だ ギ ン ド ラ ー と ヤ コ ビ の 実 践 が セ ン サ リ ー ア ウ ェ ア ネ ス Sensory Awareness と 名 づ け ら れ た の は ア メ リ カ に お い て で あ っ た ギ ン ド ラ ー よ り 20 歳 ほ ど 年 下 で あ る ダ ン ス 音 楽 教 師 の ゲ ル ダ ア レ ク サ ン ダ ー Gerda Alexander, は ダ ル ク ロ ー ズ 教 育 に 幼 少 か ら 親 し ん で い た エ デ ィ に よ れ ば G.ア レ ク サ ン ダ ー は 筋 緊 張 の 変化は芸術創造の基本であり からだ全体で体験しないことは 生活や 精 神 的 な リ ア リ テ ィ を 伴 わ な い 知 的 情 報 に し か な ら な い E d d y, , p.26 拙 訳 と 筋 緊 張 と 芸 術 表 現 に つ い て の 見 解 を 述 べ て い た と い う G. ア レ ク サ ン ダ ー の 開 発 し た 技 法 は ユ ー ト ニ ー E u t o n y と 呼 ば れ ウッパタール ドイツ とコペンハーゲン デンマーク を中心に実践 が 行 わ れ た ユ ー ト ニ ー は 調 和 の と れ た ト ー ヌ ス tonus:筋 緊 張 の 意 味 を 持 つ G.ア レ ク サ ン ダ ー の 造 語 で あ る 当 時 の ダ ン ス 教 育 や 体 操 教 育が画一的に個々の身体を統制していく傾向にあることに気づき それ に 対 し て 疑 問 を も っ た G. ア レ ク サ ン ダ ー は 病 弱 な 自 身 の 体 質 の 改 善 に 取り組むと同時に 人々の健康に役立つ身体技法の開発に取り組んだ 筋緊張と情動の関係に着目したユートニーについては ユングも関心を よ せ て い た と い う B e r s i n, ユ ー ト ニ ー は ヨ ー ロ ッ パ や カ ナ ダ で 広 ま っ た (Eddy, 2017) 感覚の覚醒や 調和のとれた筋緊張という着眼点を実践の中心におき 自 己 治 癒 力 を 取 り 戻 す ギ ン ド ラ ー の ワ ー ク や ユ ー ト ニ ー は 自 分 自 身 で 28

35 あるいは他者からのハンズ オンを通じて自己の内部感覚に気づきを向 けることが 身体的 精神的な治癒につながることを示している こう した先駆者たちの実践が 人間に関する質的な理解を広げ深め 当時の 新教育運動や精神医学の発達と関連し多領域の影響を受けながら ソマ ティクスの思想が形成されてきたことが明らかに読みとれるであろう 第 3 節 ソマティクス の誕生と発展 1 ソ マ テ ィ ク ス の 誕 生 に お け る エ サ レ ン 研 究 所 の 役 割 年 代 に な る と 人 間 の 可 能 性 を 追 求 す る ヒ ュ ー マ ン ポ テ ン シ ャ ル 運 動 が ア メ リ カ で 起 こ っ た 公 民 権 運 動 や ベ ト ナ ム 反 戦 運 動 を 背 景 に ヒッピーと呼ばれた若者たちは 生きることの意味を問いかけ 革新的 な文化を生み出していた これらの創造物として カリフォルニアにエ サレン研究所が生まれ そこには身体技法の実践者や思想家 研究者た ち が 集 う よ う に な っ た フ リ ッ ツ パ ー ル ズ Fritz Perls, に よ る ゲ シ ュ タ ル ト 療 法 や カ ー ル ロ ジ ャ ー ズ C a r l R o g e r s, が提唱したエンカウンター グループ 禅文化を研究していたアラン ワ ッ ツ A l a n W a t t, が も ち こ ん だ 東 洋 思 想 が エ サ レ ン を 特 徴 づけていった エサレン研究所では 現在ボディワークという呼び名で繰り広げられ ている身体技法の実践が行われ 世界中からホリスティックな思想に関 心を持つ人々が集まり交流の場となった エサレン研究所においてワー クショップが開催された身体技法には ヨガ 太極拳 合気道 禅や気 功などの東洋から紹介されたものがあり また ヨーロッパを起源とす るものでは ドイツ人のギンドラーによって考案され その弟子シャー ロット セルバーによってアメリカに紹介されたセンサリー アウェア 29

36 ネスや ポーランド生まれのユダヤ人モーシェ フェルデンクライス Moshe Feldenkrais が 考 案 し た フ ェ ル デ ン ク ラ イ ス メ ソ ッ ド が あ っ た グ ラ バ ア, ; 丸 山, 村 川, ロ ル フ ィ ン グ Rolfing と よ ば れ る ア イ ダ ロ ル フ Ida Rolf, の 実 践 は そ こ に 集 う 人 々 と と も に 深 め ら れ た ロ ル フ は 構 造 的 統 合 Structural Integration) を 唱 え 重 力 に 対 し て 身 体 を 整 え 統 合 す る ため 手技を用いて筋膜に働きかける独自のメソッドを開発した エサレン研究所で行われていたワークショップの参加者には ソマテ ィクスという学問 研究領域を築き上げてきた 3 人の身体教育者 哲学 者たちがいた ソマティクスという用語を作ったトーマス ハナと ハ ナの亡き後にソマティクス研究を牽引したドン ハンロン ジョンソン (Don Hanlon Johnson) そ し て 身 体 教 育 学 者 と し て 体 育 教 育 に 影 響 を 与 え た サ イ モ ア ク ラ イ ン マ ン Seymour Kleinman で あ る 2 ソ マ テ ィ ク ス の 誕 生 と ト ー マ ス ハ ナ トーマス ハナは ヒューマン ポテンシャル運動に触発され メル ロ =ポ ン テ ィ や ピ ア ジ ェ な ど の 学 説 を 含 ん で 自 身 の 身 体 論 を 唱 え る と き に ソ マ テ ィ ク ス と い う 用 語 を 使 用 し た (Brodie Lobel,2012; E d d y, ; M a n g i o n e, 高 松, ハ ナ は 1975 年 に ノ バ ト ソ マ テ ィ ッ ク 研 究 所 Novato Institute for Somatic Research and Training を 開 設 し 1976 年 よ り そ の 研 究 機 関 誌 と し て Somatics Magazine-Journal of the Bodily Arts and Science を 自ら編集し発行した また 自らもハナ ソマティクス またはハナ ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン Hanna Somatic Education と 呼 ば れ る技法を考案した それは 物理学者でもあったフェルデンクライスの 30

37 実践と理論を基本としながら ストレスが病を引き起こすと考えた内分 泌 学 者 の ハ ン ス セ リ エ Hans Selye, の 理 論 を 融 合 さ せ 発 展 さ せ た も の で あ る K n a s t e r, 現在 ノバト ソマティック研究所 ではハナのパートナーであった エ レ ノ ア ク リ ス ウ ェ ル ハ ナ Eleanor Criswell Hanna が 後 継 者 と し て 後 進 の 育 成 と 雑 誌 ソ マ テ ィ ク ス の 編 集 と 出 版 を 継 続 し て 行 っ て いる また マサチューセッツ州のノーサンプトンにもハナの実践を 継 承 し た ソ マ テ ィ ッ ク シ ス テ ム イ ン ス テ ィ テ ュ ー ト Somatic Systems Institute が あ る そ こ で は ハ ナ が 提 唱 し た 臨 床 ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン Clinical Somatic Education と 呼 ば れ る 身 体 の障害に働きかけるハンズ オン技術のトレーニングを含めた指導者 養成も行われている 3 ソ マ テ ィ ク ス の 学 術 研 究 機 関 の 設 立 ハナとともにソマティクスを学術の世界に位置づけた身体教育者たち によって ソマティクス研究を行う 2 つの学術機関が オハイオ州コロ ンバスとカリフォルニア州サンフランシスコに設立された オハイオ州 立 大 学 Ohio State University OSU ソ マ テ ィ ッ ク 研 究 所 Somatic Studies と カ リ フ ォ ル ニ ア 統 合 学 研 究 所 California Institution of Integral Studies CIIS で あ る S.ク ラ イ ン マ ン は オ ハ イ オ 州 立 大 学 に ソ マ テ ィ ッ ク 研 究 の 博 士 課 程 を 設 置 し た 現 在 は 開 講 さ れ て い な い S. ク ラ イ ン マ ン に は 編 書 に Mind and Body: East Meets West が あ る こ れ は 1983 年 に オ ハ イ オ 州 立 大 学 で 行 わ れ た 10 の 身 体 教 育 身 体 知 シ ン ポ ジ ウ ム Big T e n P h y s i c a l E d u c a t i o n B o d y o f K n o w l e d g e S y m p o s i u m の 口 頭 発 表 を 31

38 ま と め た も の で そ の 中 に は ハ ナ (1986b)の 論 文 Physical education as somatic education : a scenario of the future 14 が 収 め ら れ て い る S. ク ラ イ ン マ ン は フ ル ブ ラ イ ト 奨 学 生 と し て ヨ ー ロ ッ パ に 留 学 し た ヨーロッパの身体教育の潮流を研究する過程において ルドルフ ラバ ンの実践と思想 第 2 章で解説を加える がヨーロッパの身体教育 15 に 影響を与えていることを確信するようになった 彼はダンスと現象学に 興味関心を持ち 実践的な研究方法を取り続け いくつかの体育教育と ソマティクスに関する論文を記した それらは ソマティクスが教育に 貢献することの意義 いくつかの専門領域を統合することの意義 ソマ ティクスにおける実践者と研究者が共に集うカンファレンス実施の意義 な ど を 主 張 す る も の で あ っ た E d d y, ; M a n g i o n e, 一 方 ジ ョ ン ソ ン は 年 に カ リ フ ォ ル ニ ア 統 合 学 研 究 所 に ソ マ テ ィック心理学の修士課程を設置した 16 ジ ョ ン ソ ン は ソ マ テ ィ ッ ク プ ラ ト ニ ズ ム S o m a t i c P l a t o n i s m を 批 判 し て い る ソ マ テ ィック プラトニズム とは 全ての人にとってひとつの理想的な身体 や外見的な姿勢があるという考え方である それに基づくと ソマティ ック実践者であっても その人個人の理想的な身体機能の表れとしての からだ ではなく ある一つの理想的な身体の型があり それに見合 う 身 体 を 求 め て い く こ と に な る ジ ョ ン ソ ン は こ の 概 念 を 用 い て アレクサンダー教師やロルフィング実践者であるロルファーなどのソマ ティック実践者にしばしばみられる その技法が導く先に理想的な身体 の在り方 姿勢や容姿 行動を実現させようとする指導や治療 カウン セリングに 警鐘を鳴らした 従来のダンス トレーニングを継承する ダンサーやダンス指導者は ソマティクス学習を行う場合にソマティッ ク プ ラ ト ニ ズ ム に 陥 り や す い E d d y,

39 ジ ョ ン ソ ン は B o d y P r a c t i c e s a n d H u m a n I n q u i r y : D i s c i p l i n e d Experiencing, Fresh Thinking, Vigorous Language 17 に お い て 過 程 の モ デ ル Model of Processes と い う 概 念 を 提 示 し て い る ジ ョ ン ソ ン は 支援 治癒 教育の対象となっている個人の体験を 部分あるいは 全体として区別せずに包括的な状況 関係 結果として読み解くために は これまで西洋科学が客観的真理を追究するあまり排除してきた研究 する側の主観を含む研究が必要であると主張した ソマティクスでは 実践者 研究者の内側の体験と 対象となるクライアントや生徒たちと の相互関係が含まれてこそ包括的といえるのであり 全体性を追い求め る領域として成り立つ 18 というのである 4 ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン と は ハ ナ は F.M.ア レ ク サ ン ダ ー と フ ェ ル デ ン ク ラ イ ス そ し て ギ ン ド ラ ーをソマティック エデュケーターとして挙げ 彼らが開発した技法と その実践にソマティクス研究に活用できる理論の種があるとした 本 論 序 章 の 第 6 節 に お い て ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン を 筆 者は次のように説明した 具体的には ハンズ オン 動きや呼吸 発声を用いた からだ の 教 育 を 指 す 例 と し て 挙 げ ら れ る の は ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク フェルデンクライス メソッドなどである それらは とくに一般人に とって認識されにくい自己受容感覚と運動感覚にアウェアネスを向けて いる それによって 自己イメージ 自己認知に変化を与えることにな る 外側の経験と内側の経験をつなぐ全身の情報網を活用し 個人の人 生の質を向上させるために どのようにその現象を解釈するかという学 びの過程全体を意味する 33

40 こ こ で 改 め て 検 討 し た い こ と は 内 側 と 外 側 を ど う 定 義 す る かである 第 2 章で紹介するラバンは自身が考案したラバン動作分析法 L a b a n M o v e m e n t A n a l y s i s : L M A で i n n e r 内 側 と o u t e r 外 側 という概念を対にして用いており その意味はソマティクス研究者たち の 間 で 共 通 に 理 解 さ れ 広 ま っ て い る し か し 本 論 が 引 用 し た 実 践 者 研 究 者 た ち が 使 用 す る 内 側 外 側 の 意 味 す る と こ ろ が こ れ に 合 致 し ているかの検証は 今後の課題としたい これらソマティクスで用いら れる 内側 と 外側 については 研究者や実践者による捉え方の相 違を今後丁寧に検討していく必要があると感じている 現 在 soma を 辞 書 で 引 く と 体 腔 と 訳 さ れ る こ と も あ り そ こ で は皮膚の表面とその内側という境界がひかれる ソマティック エデュ ケーションにおける ソマ 内側から経験される人間存在 の 外側 と し て は 行 為 や 表 情 な ど 他 者 の 五 感 視 覚 聴 覚 臭 覚 味 覚 触 覚 で認知される部分を指し 内 側 を 他 者 が 五 感 で は 認 知 で き な い 部 分 を 指すことにして 本論を進めたい ソマティック エデュケーションにおいては 共通して用いられる特 徴 的 な ツ ー ル が あ る そ の 第 一 が ア ウ ェ ア ネ ス で あ る F.M.ア レ ク サンダーは 習慣 に着目し それを見直す過程に アウェアネス を 用 い フ ェ ル デ ン ク ラ イ ス は a w a r e n e s s t h r o u g h m o v e m e n t と 名 付 け た 動きを通じたアウェアネスに着目している ソマティック エデュ ケ ー シ ョ ン に お い て は ア ウ ェ ア ネ ス ( a w a r e n e s s ) と 意 識 c o n s c i o u s n e s s を 区 別 し て 使 用 し て い る 第 二 に ハ ン ズ オ ン ワ ー ク が 利 用 さ れ て い る こ と で あ る 序 章 に お い て ソ マ テ ィ ク ス に お け る ハ ン ズ オ ン を 実践者や教師が直接 皮膚や衣服の上から手を当て 体内の動きを活性化させたり 感覚の覚 34

41 醒を導くために用いられる と説明した とくに ソマティック エデ ュ ケ ー タ ー の 資 格 認 定 に は ハ ン ズ オ ン の 質 が 重 要 視 さ れ て い る ソマティック エデュケーションにおける ハンズ オン は 手を当 てられている人も 手を当てている人も 同時に互いのからだの声を聴 く 傾聴のようなものである それは 姿勢や身体構造の矯正を行った り いわゆるツボを探り当てその効果によって体調を整えるものとは性 質が異なるので 混同すべきではない ここで 代表的な二つの ソマティック エデュケーション につい て 簡略な説明を加えておく 1 アレクサンダー テクニックについて オ ー ス ト ラ リ ア 生 ま れ の F.M. ア レ ク サ ン ダ ー Frederic Matias Alexander, は 自 分 の 声 が 出 な く な っ た 問 題 を 自 身 の 姿 勢 と 行 動 を 注 意 深 く 観 察 す る こ と に よ り そ の 原 因 を 突 き と め 取 り 除 き 問 題 を 解 決 し た F.M.ア レ ク サ ン ダ ー は 習 慣 が 自 己 に 与 え る 影 響 を 問 題視し その解決方法をアレクサンダー テクニックとして伝授して広 めた 自身の著書の題名 19 に用いた からだの使い方 という概念を技 法の柱とした ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク の レ ッ ス ン 内 容 を 具 体 的 に 示 す と 立 つ 座るなどの日常的な動作を見直しながら それに伴う習慣的反応に意識 的になることが学習の中心となっているが 場合によっては 動きを数 分ほど観察して 残りの時間は生徒との対話で終わることもある レッ スンでは 何か行動を起こそうとするときや反射的に反応するときの自 動 的 な 動 き に ス ト ッ プ を か け る 抑 制 i n h i b i t i o n と い う 概 念 が 用 い られる このことによって 新しい選択肢を導き出し からだの可能性 35

42 を拓こうとするのである このように 習慣の見直し 自身によるから だ の 再 教 育 r e - e d u c a t i o n と い う 視 点 を 主 体 的 な 学 び の 過 程 に 組 み 込 ん で 示 し た F.M.ア レ ク サ ン ダ ー を ハ ナ は ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョンのパイオニアとして位置づけた ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク は 2 0 世 紀 前 半 に 医 療 従 事 者 教 育 者 芸術家たちなど 多方面の専門家から関心が寄せられ 支持をうけた 生 理 学 者 で あ り ノ ー ベ ル 賞 を 受 賞 し た チ ャ ー ル ズ シ ェ リ ン ト ン Charles Sherrington, と 人 類 学 者 の レ イ モ ン ド ダ ー ト R a y m o n d D a r t, は ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク が 主 張 し た プ ラ イ マ リ ー コ ン ト ロ ー ル (primary control) と 呼 ば れ る 背 骨 と 頭部の動的な関係に基づいた理論を科学的に証明した 教育学者のジョ ン デ ュ ー イ John Dewey, は ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク がからだに落としこまれた 経験 に着目し からだ全体の再教育が人 間個人の可能性を拓くという主張に賛同していた そして アレクサン ダー テクニックを活かした教育実践を呼びかけていた 1999 風 間 訳 2011 Alexander, F.M.1910 横 江 20 (Alcantara, 訳 2015 A l e x a n d e r, F. M 鍬 田 訳 B a r l o w, 伊 東 訳, G e l b, 片 桐 小 山 訳 1999) アレクサンダーの実践は 個人の問題は習慣的なからだの使い方を見 直すことで解決できるという 自力での身体機能の回復を実証すると同 時に 個人がそれぞれの生き方を選択できることも示した アレクサン ダー テクニックは 俳優や音楽家 そしてダンサーたちにも広まり 芸 術 家 と し て の 寿 命 を 延 ば し パ フ ォ ー マ ン ス を 支 え る こ と に 貢 献 し た 36

43 2 フェルデンクライス メソッドについて フェルデンクライスは パリのソルボンヌ大学で物理学を修めた ま た 柔道家として 嘉納治五郎から黒帯を認定されている フ ェ ル デ ン ク ラ イ ス メ ソ ッ ド で は 機 能 的 統 合 f u n c t i o n a l i n t e g r a t i o n 動 き を 通 じ た ア ウ ェ ア ネ ス a w a r e n e s s through m o v e m e n t と い う 2 つ の 学 び 方 を 用 い る 機 能 的 統 合 と 名 付 け ら れ た個人レッスンでは 教師がハンズ オンを用いてテーブルに横たわっ た 生 徒 の 神 経 シ ス テ ム に 働 き か け る 動 き を 通 し て の ア ウ ェ ア ネ ス は グループ レッスンの形をとる 多種多様に開発されたエクササイズを 通して からだの中で眠っている感覚を目覚めさせ それを基にからだ が よ り 良 い 状 態 へ と 向 か う よ う 変 化 を 促 し て い く Knaster, 1996 Feldenkrais, 1972 安 井 訳, フェルデンクライス メソッドは エサレン研究所でのワークショッ プなどを通じてアメリカで広く実践が行われるようになった その立役 者となっていたのが トーマス ハナだった 第 4 節 心身のケアと教育の融合 ハ ナ は F.M.ア レ ク サ ン ダ ー や フ ェ ル デ ン ク ラ イ ス な ど の 実 践 者 た ち が それまで人々が無意識であった身体機能や身体部位に対して意識を 向けることを学習の中心におき その意識を抽象的なマインドに置き換 えることに留まらず からだをコントロールするための有力な神経生理 学的な機能を持つものとして実践方法を構築したことを評価し それを ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー タ ー の 仕 事 と し て 説 明 し た H a n n a, a こ こ で 筆 者 が 注 目 す る の は ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン と い う分類で ハナが これらの身体技法をエデュケーションとして整理し 37

44 たことである エサレン研究所における実践者や学識者たちの交流にお いて アレクサンダー テクニックやフェルデンクライス メソッド ロ ル フ ィ ン グ や セ ン サ リ ー ア ウ ェ ア ネ ス を ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン つ ま り 教 育 の 一 つ と し て 捉 え た こ と に よ り こ れ ら の 技 法 が これまでの民間療法の一つに封じ込められることを防いでいると考えら れるのではないだろうか このハナが行った分類は 心身のケアと教育 を実践的にも思想的にも統合するための重要な役割を果たしているよう に思う ソマティクス前史に からだを出発点とした教育改革や 身体の不調 を自然治癒力を活かして解決しようとする試みが生まれた からだに蓄 積された経験の意味が問い直されるようになり ソマティック エデュ ケーションを学ぶ過程においては 個人の自己理解を促すことも示され て い る 村 越, そ し て エ サ レ ン 研 究 所 に お い て は 実 践 と 思 想 をつなぐことが促進された それぞれが ソマティクスを通して自己と 向き合うことにより 自分の人生が社会や文化に無縁ではないことを実 感し その在り方を問い 自立へと向かうという方向性が この系譜の 中でも示されている こ の よ う に し て 20 世 紀 半 ば の ヨ ー ロ ッ パ と ア メ リ カ に お い て 心 身 二元論を克服しようと多領域で進められた実践や運動が 心身のケアと 教育の融合としてまとまりをもち始め そこにソマティクスという学問 領 域 が 形 づ く ら れ た そ れ は 医 療 で と り あ つ か う か ら だ 教 育 で と り あ つ か う か ら だ 心 理 や 福 祉 で と り あ つ か う か ら だ 表 現 す る からだ について 既存の実践 学問の領域を超えて研究を重ね 人 が生きることの質について深く追求するものであるといえよう 38

45 第 2 章 ソマティクスとダンスをつなぐ実践と理論の構築 ヨーロッパを起源に 北米にも持ちこまれたこれらの実践と思想は ダ ン ス の 現 場 に お い て も 新 た な 展 開 を 引 き 起 こ し た 2 0 世 紀 初 頭 に 注 目 が 集 ま っ て い た ダ ン カ ン や マ リ ー ウ ィ グ マ ン Mary Wigman, そ し て 世 界 中 を 興 行 し た デ ィ ア ギ レ フ 21 の舞踊団であるバレエ リ ュ ス の 影 響 A n d e r s o n, に よ り ヨ ー ロ ッ パ と 北 米 の ダ ン サ ー や ダンス教師たちは 固有の表現を生かす方法を模索し考え始めるように なったと考えられる ダンカンやウィグマンなどに代表されるような 当時のモダン ダン サーは ダンスを人間の内面を表現するものとして 振付の源泉をから だ の 内 面 に あ る 有 機 的 な 動 き や リ ズ ム に 求 め そ れ を 作 品 化 し て 踊 っ た ダンカンは靴を脱いで裸足になり 胴体を縛り付けていたコルセットを 外して踊った 身体に対する外からの制約を外したのである そして うわべだけの演技や慣習に縛られてしまっていたバレエからの脱却を図 っ た 海 野, ウィグマンの場合は 音楽に拘束されることを不満に感じていた 情 動によって変化する内なるリズムを生かした即興的な作品づくりと ダ ンス教育を試みた ウィグマンの教育実践や創作作品の特徴は ダンス の集団性と共に示された それは 国民性を表現したダンスとして国家 の支援を受けるにふさわしいものと評価され ヒトラーが率いたナチス 政権の為に働くことになった 22 海 野, アメリカ人ダンサーのマーサ グラハムは 古代ギリシャや東洋から 実践的 思想的な影響を受け 人間の欲望を作品の題材に選び創作活動 を行った その為のトレーニング方法として モダン ダンスの代名詞 と も い え る グ ラ ハ ム テ ク ニ ッ ク を 考 案 し た 海 野,

46 グ ラ ハ ム は コ ン ト ラ ク シ ョ ン contraction と リ リ ー ス (release)と いう緊張とそこからの解放状態を用いて 上半身 とくにトルソー 胴 体 の動きに着目した訓練を行い ダンサーの表現力をひきだした 重 力に反発しようとしたバレエ ダンサーとは対照的に モダン ダンサ ーは床や地面に伏せたり 転がったりという それまでの女性たちが舞 台上でみせていたものにはない 自分の体重と引力の関係や多様な背骨 の動きをトレーニングに組み込んでいた 同世代のドリス ハンフリー D o r i s H u m p h r e y ; は フ ォ ー ル ア ン ド リ カ バ リ ー F a l l and Recovery と い う 理 論 で 重 力 と そ れ に 相 反 す る 力 を ダ ン ス 語 彙 に 加 え た (Reynolds & McCormick, 2003 松 澤 監 訳 2013 海 野, 1999) このように ダンカンやウィグマン そしてグラハムらの女性ダンサ ーたちが開拓したのは 精神性の根底に触れる生の表現とそれを生みだ す 身 体 の 機 能 に つ い て で あ り そ れ が 2 0 世 紀 の モ ダ ン ダ ン ス を 特 色 づ けたのである 第 2 章では ソマティクスとダンスをつなぎ発展させるための土壌を 耕した人々の実践について述べる 第 1 節 ダンス教育への貢献 1 マーガレット ドゥブラーとウィスコンシン大学マディソン校 1920 年 代 の ア メ リ カ で は ド イ ツ 人 ダ ン サ ー の ウ ィ グ マ ン と 年 齢 が 近いドゥブラーがダンス教育を改革しようとしていた ドゥブラーは ウィスコンシン大学マディソン校で教える体育教師であった 同大学に 1912 年 新 設 さ れ た 女 性 身 体 教 育 プ ロ グ ラ ム で 働 い て い た 彼 女 は 将 来 ダ ン ス 専 攻 を 設 置 す る 目 的 を う け 1916 年 か ら ニ ュ ー ヨ ー ク の コ ロ ン ビア大学教職大学院においての研修期間中にダンス教育のリサーチを行 40

47 っ た 松 本, a コロンビア大学でドゥブラーは デューイのもとで学んでいる その 期間にニューヨークでみたダンス教育のほとんどが技術の伝達や動きの 模倣に終わっていることに疑問を持ちながら研究をすすめた ニューヨ ー ク 時 代 に 感 銘 を 受 け た の は 音 楽 教 師 ア リ ス ベ ン ト リ ー A l y s B e n t l y の 運 動 を 音 楽 教 育 と 結 び つ け た 方 法 だ っ た そ こ で ド ゥ ブ ラーが着目したのは 生徒たちがそれぞれに自分の動きを生みだしてい る こ と と 床 に 横 た わ り 重 力 か ら 解 放 さ れ た 身 体 だ っ た 木 場, ドゥブラーは ニューヨーク滞在中に身体表現について抱いた問題意 識を整理し それを教育の根本的な目的にダンスを通じて貢献する方法 を生み出すための課題として マディソン校に持ち帰った その整理さ れた課題は ウィスコンシン大学に設置されアメリカ初となったダンス 専 攻 の カ リ キ ュ ラ ム に 示 さ れ た 木 場, 実 際 の ダ ン ス 専 攻 の 設 置 は 1926 年 10 月 で あ っ た ニ ュ ー ヨ ー ク で の 研 修 を 終 え て か ら の 期 間 に ド ゥ ブ ラ ー は マ デ ィ ソ ン 校 の 学 生 た ち と 創 作 活 動 を 行 い オ ー ケ シ ス O r c h e s i s と 呼 ば れ る 舞 踊 団 を 組 織 し て 活 動 し た 松 本, a 2 ドゥブラーの実践と思想 ドゥブラーが考案したダンス専攻のカリキュラムは身体教育学科に設 置 さ れ た が 音 楽 や 美 術 史 を 選 択 科 目 に お き 必 修 科 目 と し て は リ ズ ム 形 態 と 分 析 ダ ン ス 創 作 ダ ン ス 哲 学 が 組 み 込 ま れ て い た ド ゥ ブ ラ ー の 構 築 し た ダ ン ス カ リ キ ュ ラ ム は 運 動 生 理 学 や 解 剖学 などの運動科学的要素と芸術的要素を合わせて ダンスの特性を 生 か し て そ の 学 際 性 を 広 げ る こ と に 成 功 し て い る 木 場, そ の よ うなドゥブラーの教育的視点は 後に領域として形成されるソマティク 41

48 ス と 重 な っ て い く E d d y, ドゥブラーの授業は骨格モデルを用いながら それぞれが経験的に自 身の身体構造と機能を学び取ることや 自然でリズミカルな運動経験か ら生まれる思考や感情表現を音楽と共にダンス作品に昇華させることな ど 経 験 的 な ダ ン ス 教 育 を 試 み た ド ゥ ブ ラ ー の 著 書 Dance: A Creative A r t E x p e r i e n c e に は 科 学 的 視 点 と 芸 術 的 視 点 と の 融 合 と し て のドゥブラーの教育論が記されており 学生がダンスの恩恵を享受して いくために 何が理解されるべきかという理念が表れている そして その背景に デューイの経験概念が少なからず影響しているといってよ い 24 ド ゥ ブ ラ ー (1940)は そ の 著 書 に お い て ダ ン ス の 社 会 的 文 化 的 位 置 づけを歴史的にたどることから始まり ダンス教育論を運動経験と意識 的な表現の経験という枠組みで論考している そしてその二つの経験を 融合する過程での審美的経験の重要性を説き ダンス芸術の全体構造と して描きまとめている このドゥブラーの示した運動経験と意識的な表 現の経験は ソマティック エデュケーションにおいては 具体的な探 求の方法となっているのである 3 ドゥブラーの北米ダンス教育への影響 日常生活における無意識な所作や運動に生じている感覚を覚醒させて 感受性を高め そこからダンスを創造していく過程が 全人格的な表現 を育むというドゥブラーの思想は その後のアメリカのダンス教育に大 き く 貢 献 す る こ と と な っ た 木 場, ドゥブラーに学んだマディソン校の卒業生たちは 全米の初等中等教 育や 高等教育 またオハイオ州立大学をはじめとする大学のダンス科 42

49 において ダンス教育にたずさわるようになった 運動科学が芸術や哲 学にも役立つと考えるドゥブラーの教育を受け ドゥブラーの思想を学 校現場で実践していく教師たちが ソマティクスをダンス教育に招き入 れるのは当然のことのように思える 言い換えれば ソマティクス前史 のアメリカでは ドゥブラーの指導を受けた教師たちが ソマティクス とよく似た思想を学校教育において実践しようと試みていたのである ソマティック エデュケーションに着目し そのダンス教育における効 果を思い浮かべる教師たちがある一定数 全国各地に存在していたこと が推しはかれる ま た ド ゥ ブ ラ ー は ア ン ナ ハ ル プ リ ン の よ う な 2 0 世 紀 の ダ ン ス 界 を 特色づけたダンス アーティストにも影響を与えた ハルプリンは マ ディソン校においてドゥブラーに学び 建築家の夫と共にエサレン研究 所 の 実 践 に 関 わ っ た E d d y, ハ ル プ リ ン と そ の 実 践 に つ い て は 本 章第 3 節において述べる ダ ン ス セ ラ ピ ー の 発 展 に 貢 献 し た ナ ン シ ー ト ー プ Nancy Topf, も ド ゥ ブ ラ ー の 生 徒 の ひ と り で あ る Eddy, 2017 こ こに示されるように ドゥブラーのダンスを通じた教育は 治癒や芸術 に貢献する人物たちを育てあげた 第 2 節 ダンスを理論的に追求する試みから 1 ルドルフ ラバンとイルムガート バーティニエフ ダンサーのラバンは ハンガリー生まれだが 幼少期から親の移動と 共にヨーロッパ各地に移り住んだ 既にドイツで広まっていた学習方法 であるデルサルト システムやダルクローズのリトミックを学び さら に バレエやフォークダンスといったダンス トレーニングも受けた 43

50 それまでに建築デザインを学んだこともあり ラバンは自身のダンス創 作活動に幾何学 解剖学なども取り込み 独創的な表現を目指した そ れは 人間をとりまく空間を意識した統合的な人間理解へと発展してい った ラバンは 自然世界と人間社会の中に晒されている 外側 の身 体と 内 側 の 身 体 を つ な げ 理 解 し よ う と し た の で あ る 海 野, 第一次世界大戦中のラバンはスイスのアスコナ 25 で過ごし そこで 当時ロマン主義的な思想に基づく生き方を求めていた芸術家や 哲学者 たちとの交流があった ラバンは弟子たちと共に 自給自足の生活と創 作活動を行い さらに運動についての理論を研究した ドイツを代表す るダンサーとなったウィグマンは この頃にラバンのもとで学んでいた 生 徒 で あ る (Reynolds,2003 松 澤 監 訳 2013;海 野,1999) ラ バ ン は ベ ル リ ン オ リ ン ピ ッ ク の 式 典 舞 踊 を 依 頼 さ れ 1936 年 に Vom Tauwind und der Neuen Freude 春 の 風 と 新 た な 喜 び か ら 26 を 試演したが ナチス政府はこれを受けいれず 逆にユダヤ人擁護者とし て ラ バ ン を ナ チ ス 監 視 下 に お い た そ の 後 ラ バ ン は 1938 年 に イ ギ リ スに亡命した それまでにラバンの実践的研究はヨーロッパの各地で積 み 上 げ ら れ て き た が ラ バ ン 動 作 分 析 法 Laban Movement Analysis: LMA や ラ バ ノ テ ー シ ョ ン Labanotation:ラ バ ン 式 記 譜 法 が 定 型 化 さ れ た の は 晩 年 を 過 ご し た イ ギ リ ス に お い て で あ っ た ( R e y n o l d s, 松 澤監訳 2013; 海 野,1999) ラバンにダンスを学んだバーティニエフは ロシア系ユダヤ人の夫と ともにナチスの圧政から逃れてアメリカに移民した アメリカでは理学 療法士として働いており ラバンの分析理論をリハビリテーション医療 に活かして ポリオ患者の身体機能の回復に努めた バーティニエフが ラバンの理論を研究する本拠地としていた場所が 現在ニューヨークに 44

51 あ る ラ バ ン バ ー テ ィ ニ エ フ 動 作 研 究 所 Laban/Bartenieff Institute of Movement Studies LIMS と な っ て い る (Eddy, 2017) 2 ラ バ ン /バ ー テ ィ ニ エ フ の 実 践 と 思 想 ラ バ ン は 人 間 の 動 き と そ の 意 味 を 言 語 で 明 確 に 表 現 す る こ と を 試 み ラ バ ン 動 作 分 析 法 LMA を 開 発 し 人 間 の 内 的 な 動 き と 外 的 な 動 き を 関連付けて理論化した L M A は 理 論 と 実 践 が 統 合 さ れ た 上 で ひ と つ の シ ス テ ム と し て 成 り 立 っ て い る そ れ は C M A 認 定 動 作 分 析 者 C e r t i f i e d M o v e m e n t A n a l y s t の略 によって 人間の動きを観察し解釈するために治療や教育の現場 で 活 用 さ れ て き た ラ バ ン は 分 析 の 視 点 を 大 き く 4 つ に 分 け て 説 明 し た ダ イ ナ ミ ク ス /エ フ ォ ー ト Dynamics/Effort と し て 動 き に か か る エ ネ ル ギ ー の 質 感 シ ェ イ プ S h a p e と し て 人 間 の 動 き が 空 間 に 描 き 出 す 形 の 質 感 と そ の 本 人 と 空 間 と の 関 係 ボ デ ィ B o d y は 身 体 の 変 化 の 過 程 と 身 体 部 位 同 士 の 関 係 ス ペ ー ス Space は 動 き が 引 き 出 さ れ る 方 向 や次元という 4 つの視点で 人間の動きを解釈した 27 ラバンの研究実践を学び 仕事を支えたバーティニエフは 理学療法 士としても活動を行っていたが ラバンが動作分析に用いた4つの視点 を実践的に活用することを試み その結果に基づいて身体の機能調整に 役立つエクササイズを生みだした 具体的には 呼吸や体幹と四肢の状 態を意識させ 関節の動きや 体重移動など 日常的な動きを見なおす ものである それによって各部位がどのように連携して運動を引き起こ しているのかに気づき 運動と共に起こる神経システムの再学習が身体 の機能を調整していく それは とくにラバンの 4 つの視点から ボデ ィ に つ い て さ ら に 詳 細 に 分 析 す る こ と と な り LMA を よ り 具 体 的 な 45

52 実践法として発展させた 28 これらのエクササイズは 今日多くのダン サーによって ウォームアップに活用されている バーティニエフの実 践 は バ ー テ ィ ニ エ フ フ ァ ン ダ メ ン タ ル ズ B a r t e n i e f f F u n d a m e n t a l s B F と も 呼 ば れ て お り 現 在 で は ラ バ ン の 実 践 と 統 合 さ れ た L M A / B F と して一般的に広まり理解されている 3 ラ バ ン /バ ー テ ィ ニ エ フ の ソ マ テ ィ ク ス へ の 影 響 ラバンとバーティニエフは 動きを捉え言語化したことで ソマティ ク ス に 限 ら ず ダ ン ス 教 育 に 貢 献 し た ラ バ ン は 人 間 を 理 解 す る た め に 動きと空間の関係 その動きの変化とその過程に着目した 動きを注意 深く読み解くためには 様々な視点から動きの要素を言語化することが 必要であると考え 動きの表記法であるラバノテーションと 動きを分 析 し 言 語 化 し て 共 有 で き る シ ス テ ム で あ る LMA を 考 案 し た の で あ る 今 日 ソ マ テ ィ ク ス の 研 究 者 や ダ ン ス 指 導 者 た ち に L M A を 学 ん だ C M A 資格取得者が多いことは ラバンの示した分析法が ソマティクス研究 やダンス教育に活用されていることを証明している 動きが発生しているその瞬間とその変化を人間の内的表現として解釈 するラバンの試みは 動 き を 捉 え 言 語 化 す る と い う 概 念 を 生 み だ し た そ し て L M A で 使 用 さ れ て い る 用 語 が 現 代 の ダ ン ス 教 育 で も 共 有 さ れ それらの用語がソマティクスとダンスをつないでいることが ダンスの 教本やソマティクス関連本の数々に示されている 第 3 節 29 ダンサーの表現活動への影響 ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン に お け る 今 こ こ で 実 感 す る 感 覚とそれによって導き出されていく新たな動きの体験は 表現の選択肢 46

53 を広げるとともに からだの精神性を敏感にしていく ソマティック エデュケーションを通じたダンサーの情動体験は ダンスへの情熱と共 に表現活動へのエネルギーとして昇華される つまり 自身の表現の中 に からだに記憶された情動体験が含まれていることを ダンサー本人 は気づかされることになる エサレン研究所がソマティクスに大きな意味をもったように ソマテ ィ ク ス と ダ ン ス を つ な ぐ 系 譜 に お い て ア ン ナ ハ ル プ リ ン Anna Halprin が サ ン フ ラ ン シ ス コ を 中 心 に 1950 年 代 半 ば 頃 か ら 行 っ た 創 作 活 動 は 重 要 で あ る ハ ル プ リ ン の 下 に は 後 に 2 0 世 紀 の ダ ン ス 史 に 名 を 残 す ダ ン サ ー た ち が 集 ま っ て い た 海 野, 1 アンナ ハルプリンとタマルパ研究所 30 ウィスコンシン大学でドゥブラーに学んだハルプリンは 長い間多く のダンサーと共に人間の 表現とは何か を問い続けた 既存の舞台芸 術としてのダンスに関心がもてず 自己の感覚と表現 身体機能とその 状 態 を 関 連 づ け な が ら 自 分 の 方 法 を 模 索 し 続 け た Eddy, 2017 ハルプリンは自身が行ってきた創作活動を ライフ アート プロセ ス Life/Art Process と い う 学 習 シ ス テ ム に 結 晶 化 し た 現 在 娘 の ダ リ ア ハ ル プ リ ン Daria Halprin が 主 宰 す る タ マ ル パ 研 究 所 の ラ イ フ アート プロセスでは ハルプリンの 芸術的表現の源泉として人々 の人生経験があるという思想を継ぎ 参加者たちはからだと動きを探求 し そこから作品を構築する活動を行っている 2 ハルプリンの実践と思想 ハルプリンは 即興を通じて自己の内部を掘り下げる過程を ワーク 47

54 の中心に据えた それは身体運動によって からだが意識を超えて開示 させられ そこで生まれ出た固有の表現を尊重し極めていく 新しい表 現方法の開拓を意味した それは 当時のダンサーたちを誘い刺激する こととなった ハルプリンは 活動拠点であったアメリカ西海岸におい て サ ン フ ラ ン シ ス コ ダ ン サ ー ズ ワ ー ク シ ョ ッ プ に 代 表 さ れ る よ う な 実 験 的 な ワ ー ク シ ョ ッ プ を 開 催 し た 海 野, ハルプリンはそれまでダンスが無意識的に構築していた境界を越え ダンサーと観客 ダンスと他領域 さらに科学 芸術 哲学をつないで いった それは ダンス作品を発表する場を劇場内に限定しないだけで なく 既存のダンス パフォーマンスに方法的にも構造的にも変化をも たらすことになった このような変化は ビート ジェネレーション 31 と呼ばれた人々が 芸術においても革新的思想を発信していた当時のア メリカの状況と共にあった ソマティック エデュケーションの考案者たちの経験にもみられたよ うに ハルプリン自身も異なる土地と文化にからだを任せ そこで生き ることを通じて新しい環境に適応することを学んだ 境界を意識しそれ を超越しようとした実践は 異なるもの同士が対話するために 動きを 通じて共通言語を見出そうとする ソマティックな探求である その探 求 は ハ ル プ リ ン の 地 球 規 模 の 運 動 へ と 拡 大 し て い っ た そ れ が E a r t h Run 1985 や Planetary Dance 1987 な ど の 地 球 規 模 の ヒ ー リ ン グ イ ベ ン ト の 開 催 で あ る こ れ ら は ダ ン ス を 癒 し の 芸 術 h e a l i n g a r t として 人々に意識される機会となった それは当時 ニューエイジと 呼 ば れ る 社 会 的 風 潮 を 促 進 す る も の で あ っ た (海 野,1999) 48

55 3 芸術家たちへのハルプリンによる影響 このようなハルプリンの思想の 後に続く次世代ダンス アーティス トに対する影響は大きかった エサレン研究所に集う哲学者たちやソマ ティクスに刺激を受けたハルプリンは 従来の型に囚われない表現活動 を 展 開 し 始 め た そ の ハ ル プ リ ン か ら 1960 年 代 の は じ め に 影 響 を う け た多くのダンサーたちは ニューヨークのジャドソン教会に集まるよう になった そのグループでは それまで基本とされてきたバレエやモダ ン ダンスの技法など伝統的なトレーニング方法をとらずに 自分たち に 相 応 し い 新 た な 方 法 を 模 索 し そ の 中 か ら い く つ か の 技 法 が 生 ま れ た その中でも 現代のダンス トレーニングや創作過程に大きな影響を 与 え て い る の が コ ン タ ク ト イ ン プ ロ ヴ ィ ゼ ー シ ョ ン Contact I m p r o v i s a t i o n C I と 呼 ば れ る 他 者 と の 接 触 に よ っ て 導 き 出 さ れ る 動 き を 用 い た 即 興 で あ る (海 野,1999) ス テ ィ ー ブ パ ク ス ト ン Steve Paxton に よ っ て 始 め ら れ た CI が ダ ン ス 界 へ 与 え た 影 響 は 大 き い C I に よ っ て ダ ン ス 作 品 に 現 れ る 動 き の語彙は著しく多様化した これまでダンサーが動物的なしなやかさを 取り戻す為にハンズ オンを用いたトレーニング法 32 は生みだされてい た が CI で は あ ら ゆ る 身 体 部 位 ま た は 全 身 で ダ ン サ ー が 接 触 し な が ら動きが生成された それによって からだの重みを互いに支え合うカ ウンター バランスという概念がトレーニングの中に含まれるようにな った そのことによって ダンサーは オフ バランスを振付の中にふ んだんに取り入れ 委ねる 支える 崩れる 崩すといった動きを作品 上で展開しはじめた ダンサーが舞台上で繰り広げる動きは もはや上 下左右や 前後というこれまでの空間の概念を崩し ダンサー個人や振 付家がもつ固有の位置感覚によって作品が創作されるようになった 49

56 1972 年 に パ ク ス ト ン に よ っ て 命 名 さ れ 概 念 化 さ れ た CI は 身 体 を 物 理的に支え 支えられるという協働を通じて 思想的な共同体が構築さ れ る 側 面 を 映 し 出 し て い た 元 ダ ン サ ー で 人 類 文 化 学 者 の ノ ヴ ァ ッ ク は そ の こ と に つ い て の 社 会 的 な 意 味 の 検 討 を 行 っ て い る Novack,1990 立 木 菊 池 訳, パ ク ス ト ン は と く に 合 気 道 か ら の 影 響 を 受 け CI を 構 築 し た と い わ れている パクストンはハルプリンの実践に参加することやジャドソン 教会での活動において ソマティックな探求姿勢と自己と他者の受容と 関係性に関心を持ち続け そこから独自のトレーニング方法と表現語彙 を切り拓いてきた その過程でパクストンは ダンサーのアウェアネス を それまであまり注視されないままであった重力との関わりに向けは じめたのである そのことによって 舞台上のダンサーの身体 そして 作品が提示する空間が大きく変容を遂げることになった C I は 姿 態 の 多 様 性 と 個 人 の 特 徴 に 注 目 し て お り 今 や 全 世 界 に 広 ま り ソマティクスとしてではなく むしろ独立した技法としてダンス教 育に組み込まれている ジャドソン教会でパクストンと活動を共にしたイボンヌ レイナー Y v o n n e R a i n e r や ト リ ッ シ ャ ブ ラ ウ ン T r i s h a B r o w n : などのダンサーたちは 互いのワークを経験し共有しながら それぞれ がトレーニング法や創作法を生み出していった そして この時期のダ ンス作品に特徴的なことはハルプリンがそうであったように 多分野の アーティストたちとの共同制作が活性化されたことである 既存のもの をなぞっていく創作活動ではなく 現代社会に生きる自分たちの内的リ アリティを個人の文脈における独自の表現として切り拓くことを推し進 め て い た Novack,1990 立 木 菊 池 訳,

57 第 4 節 ソマティクスとダンスをつなぐ実践と研究の現在 ソマティクス前史として ドゥブラーはダンス教育のカリキュラムに おいて経験的な解剖学や 鑑賞することなどの美的経験や 実際に動き を生みだし踊る運動経験というように 経験を通じた主体的な学習を重 視していた ドゥブラーの思想が全米のダンス教育に浸透していたこと が ソマティクスが学術領域として発展していく肥えた土壌となった ラバンは 人間の動きを捉え言語化し共有するという概念を生みだし た その用意された共通言語を用いて 研究者やダンサーたちは ソマ ティクスとダンスを科学的で理論的なアプローチを持つ学術研究の一つ として成立させることを可能にした ダンサーのハルプリンが固有の表現を生みだすために からだに接近 し続けた芸術的追究は 結果として境界を超える活動へ発展し 核を持 つ集団が形成された その核とは その時代に蔓延し身体を脅かすもの への対向する意識であり 集団的な葛藤であったに違いない とくにハ ルプリンの活動は ソマティクスが個人と社会をつなぐ働きをもつこと を 今日のソマティクス研究者に確信させるものであり ダンスのもつ 特徴を現代社会に引きだした出来事だったと考えられる 第 4 節では ドゥブラー ラバン ハルプリンによって用意されたソ マ テ ィ ク ス と ダ ン ス が ど の よ う な 発 展 を 遂 げ た の か を ダ ン ス 専 門 教 育 ダンス セラピー ダンス トレーニング ダンス創作活動 ソマティ クスとダンスの研究に分けて整理する 1 ダンス専門教育 ソマティクスとダンスの統合によるダンス教育への影響として第一に 挙げられるのは ダンス教育にカリキュラムやペダゴジーの再検討を促 51

58 したことである 経験的解剖学 運動科学 表現の源泉を探ること 動 きの質的な変化に敏感になることなどのソマティックな要素が意識され ダンス教育のカリキュラム内容を吟味する重要性が再確認された それ は ダンス教育における科学と芸術の統合でもあった ひとつの例として ダンス高等教育に貢献してきた 元ニューヨーク 州 立 大 学 ブ ロ ッ ク ポ ー ト 校 教 授 の ソ ン ド ラ フ ラ リ ー S o n d r a F r a l e i g h の指導法をあげたい 彼女は ダンス指導者やソマティクス指導者たち が そ れ ぞ れ の 指 導 言 語 を 自 身 の な か に 育 て て い く こ と 33 を 強 調 し た F r a l e i g h, フラリーは東洋と西洋の様々な身体技法を学び 自身の実践でその統 合をめざした とくに ヨガと土方巽が創始した舞踏について造詣が深 い そ う し た 経 験 か ら フ ラ リ ー は エ デ ィ が 2001 年 に 行 っ た イ ン タ ビ ュ ー に お い て 東 洋 に お け る 内 面 を 見 つ め 静 寂 と 忍 耐 が 生 み 出 す 感 性 と 西 洋 に お け る 公 平 な 競 争 や 生 産 的 二 元 論 p r o d u c t i v e d u a l i s m が 生 み 出 した開発的姿勢とその感性は 人間の両面性であると考え ソマティク スを単なる二元論批判とせずにその統合を目指すことが重要であること を 述 べ て い る E d d y, , p このように ソマティクスに触れ その実践や思想をダンス教育に活 かそうとする指導者たちは 自身の教授法を振り返り それぞれに思案 を重ねてきた ソマティクスとダンス そして実践と思想をつなぐダン サ ー た ち の 試 み は 北 米 の ダ ン ス 教 育 に 影 響 し こ の 3 0 年 に 起 き た ダ ン ス専門教育の変化となって現れている 2 ダンス セラピー アレクサンダー テクニックやフェルデンクライス メソッドに代表 52

59 されるように ソマティック エデュケーションは 考案者が 自身の 身体の不調を和らげる為や 怪我や故障から回復に向う為や 体調を整 えるなどの目的をもって身体技法として考案されたものである そうした背景により ソマティクスとダンスを統合する試みは ダン ス セラピーという領域を生みだした ダンサーの経験があるバーティ ニエフは理学療法士として 動きによる患者のリハビリテーションに L M A / B F を 活 用 し 医 療 の 分 野 で 実 践 を 続 け た メ イ ベ ル ト ッ ド M a b e l T o d d, が 考 案 し た ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン の ひ と つ イ デ オ キ ネ シ ス (Ideokinesis34)は 看 護 師 が 学 び 入 院 患 者 の ケ ア に 役 立 て た イ デ オ キ ネ シ ス で は イ メ ジ ェ リ ー 思 い 描 く こ と が 用 い ら れ 想像することの効果はその後メンタル プラクティスとして科学的に証 明 さ れ る よ う に な っ た ダ ン ス セ ラ ピ ー の パ イ オ ニ ア と さ れ る マ リ ー ホ ワ イ ト ハ ウ ス M a r y W h i t e h o u s e, は グ ラ ハ ム や ウ ィ グ マ ン に 学 び ダ ン サ ー と し て 活 躍 し た 後 ユ ン グ の 能 動 的 想 像 active imagination と い う 概 念 を 用 い て オ ー セ ン テ ィ ッ ク ム ー ブ メ ン ト Authentic Movement と い う ム ー ブ メ ン ト 療 法 を 開 発 し た Eddy, , K n a s t e r, ダ ン ス と ソ マ テ ィ ク ス の 統 合 は ダ ン ス セ ラ ピ ーという ダンスによるケアという実践方法を生みだし 疾病を持つ患 者やけが人 からだの不調に悩む人々のために役立つことになった 3 ダンス トレーニング ソマティクスとダンスを統合する試みにより 運動科学との共同研究 によるダンス サイエンスがダンスの学問分野として誕生した 既存の 教授法を実行する指導ではなく ダンサー個人の身体機能やその状態に 着目するようになった 53

60 そ こ で は LMA/BF の 実 践 や 動 き の 分 析 方 法 と イ デ オ キ ネ シ ス が 開 拓して使用していたイメジェリー そしてハンズ オンの技術が充分に 生かされた それらを用いてダンサーのトレーニングは進化し それに よってダンサーの怪我や故障を防ぐことになり ダンサーは舞台活動を 長く継続することが可能となった 同時にダンサーを育成していく指導 者側にも 身体機能の理解が重要であることが意識づけられた 4 ダンス創作 上演活動 ハルプリンの実践にみられるように ダンスとソマティクスの融合は 個人の表現世界と社会的な問題とを結びつける それが人間の底力が生 む芸術作品であり 時代を映し出す社会的テーマである それは 最終 的に私たちの住む世界やひとりひとりの命の尊厳に関わるような 人間 の生き方を問うことになる ソマティクスはダンスを単なる身体技術の 催事ではなく いつしか失われかけていた ダンスすること の本質的 な意味を取り戻させたのではないだろうか ダンスの両義性からくる拮 抗と矛盾が ソマティクスによってダンサーに意識され その葛藤が変 革や創造のエネルギーを生みだしてきたことが 系譜の中に生きるダン サーたちの実践から読み取れたように思う 5 ソマティクスとダンスを研究する学会設立の動向 ダ ン ス 教 育 ダ ン ス セ ラ ピ ー ダ ン ス ト レ ー ニ ン グ ダ ン ス 創 作 上演活動など各分野において学術的な深まりを持ちはじめると 専門家 が輩出され その研究を共有する場が生まれた ま ず 1980 年 代 後 半 か ら ア メ リ カ ン ダ ン ス フ ェ ス テ ィ バ ル A m e r i c a n D a n c e F e s t i v a l 3 5 : A D F が マ ー サ メ イ ヤ ー ズ M a r t h a M y e r s 54

61 によって指揮されるようになると 積極的にソマティック エデュケー ターによる ダンサーたちのためのワークショップが開かれるようにな っ た E d d y, そ の こ と が ソ マ テ ィ ッ ク エ デ ュ ケ ー シ ョ ン と ダ ン ス の つ な が り を 明 確 に し た と 考 え ら れ る そ し て ADF に 集 う 人 々 を 中 心 に 国 際 ダ ン ス 医 科 学 学 会 International Association for Dance Medicine Science36 : IADMS が 1990 年 に 設 立 さ れ 科 学 的 な 検 証 を 基 に し た 国 際 的 な ダ ン ス 研 究 が 展 開 さ れ る よ う に な っ た I A D M S が 発 行 す る ジ ャ ー ナ ル や 学 会 抄 録 に 目 を 通 せ ば LMA/BF で 使 用 さ れ る 用 語 が CMA に よ っ て 活 用 さ れ 専 門 用 語 と し て 定 着 し て い る の が わ か る ま た ADF を 創 設 し た メ イ ヤ ー ズ や バ ト ソ ン な ど の 研 究 者 た ち は 運 動科学や医療分野の研究者たちとの共同研究を行い ダンス教育とダン サーのコンディションを改善することに貢献してきた 北米を代表するダンス教育についての研究学会である全米ダンス教育 機 構 National Dance Education Organization 37 NDEO は 1998 年 の発足である ソマティクスは この年次研究大会の発表領域として区 分されており 年々その発表件数が増えてきている ソマティック エデュケーターの協会としては 国際ソマティック ム ー ブ メ ン ト 教 育 療 法 協 会 International Somatic Movement Education and Therapy Association38 ISMETA)が あ る 2 0 世 紀 末 に こ の よ う な ソ マ テ ィ ク ス と ダ ン ス 研 究 者 た ち の 交 流 の 場 が拓かれることによって ダンスに関連した医療 心理 教育 芸術と の共同研究が推し進められるようになった 55

62 第 5 節 ダンス専門教育における 他者との対話のためのツール ダンサーたちは ダンス トレーニングから生じた痛みや 先天性の 身体の問題をソマティック エデュケーションによって克服してきた そして 自身の生活と実践にソマティクスが定着すると 各自のライフ ワークに方向性が示されるようになる それが ダンス教育についての 思想的な追求や 科学的な視点からダンス トレーニングの改善を実践 的に試みること 創作活動を通じた社会への問題提起する活動へと発展 し 展開された 第 2 章では ソマティクスとダンス実践の統合という文脈において個 人的探究をし続けるダンサー ダンス指導者のごく一部を取り上げた これまで行われてきた多様な試みは本論で網羅することは出来ない そ して 筆者が本論で紹介する研究や実践もそれを代表するものであると は言い切れない なぜなら ひとりひとりの個人が行うソマティック探 求には固有の価値があるからである しかしながら 本章でその思想と 実践を記した実践者たちは 多くの継承者によってダンスに影響を及ぼ し続けていることから これまでの系譜上において重要な役割をもつ 今後その特徴を際立たせながら ダンス史にひとつの潮流として軌跡を 残していくと考えられる しかし その軌跡がどのように解釈されてい くかは 時代の流れとともに変化することもまた 留意する必要がある だろう 最後に ここまでに示したソマティクスとダンスの実践と思想の系譜 から 新たに掘りおこされた他者との対話に用いられるツールを整理し ておきたい ダンス専門教育にソマティクスから新たに持ち込まれたツールを イ メ ジ ェ リ ー と 共 通 言 語 ハ ン ズ オ ン と 支 え る 委 ね る と 56

63 して整理できると考える これらは 他者との対話のためにダンス ト レーニングで使用され そしてダンスの専門性を高めるための重要なツ ールとなっている 1 イ メ ジ ェ リ ー 従来のダンスの指導の多くは手本が与えられ その視覚的なイメージ に自分のからだや動きを合わせていくことが重視されており 個人が内 側に描くイメージに対して 指導者側から意識を向けられることは少な かった イデオキネシスはイメジェリーを活用してからだの機能を改善 することになったが その後ダンサーたちがダンス教育の中で解剖学と 共にイデオキネシスを学習することによって 経験的解剖学という概念 が 生 ま れ た イ メ ジ ェ リ ー は ダ ン サ ー の 創 造 性 を 生 か す だ け で は な く 脳 と 神 経 の 働 き を 利 用 し て 自 分 た ち が 持 つ 身 体 機 能 の 働 き を 向 上 さ せ それによってダンサーの動きの質感に多様性をもたらすことになった 2 共通言語 ラ バ ン は 動 き を 捉 え 言 語 化 す る 試 み と し て LMA を 考 案 し た こ の 言 語は 実践と共に解釈し身体化されるものである そうした意味におい て ここでいう共通言語は 実践を通してからだで理解しあう言語であ る ダンスの現場では 指導者と生徒の関係において または振付師と ダンサーの間において 共通言語を導きだすことがひとつの重要な作業 である 共通言語は イメジェリーを共有することや ハンズ オンや 他者と非言語の対話を利用しながら関係性の中で紡いでいくものである ことが ソマティック エデュケーションを通じて明確になる 57 39

64 3 ハ ン ズ オ ン ハンズ オンは 触れる 触れられることによって ひとりでは実感 することができない自身の感覚を覚醒させる 不必要な緊張は 他者と の接触でより鮮明になる 互いの感覚に敏感になることで 他者の受け とめや外界に反応する動きに変化が生まれる またハンズ オンは個人 の動きに明解な方向性を持たせることに役立つ ダンスでは その感覚の覚醒を活用して自身の動きの質を変化させる ことができるし ダンス指導者はハンズ オンを用いて ダンサーに動 きの質を伝えることがより可能になる 4 支える 委ねる パ ク ス ト ン は CI を 通 じ て 他 者 と の 支 え 合 い か ら 生 ま れ る 動 き を 従 来のダンス トレーニングにも加えることに貢献した そのことは ダ ンスに用いられる動きの語彙を広げ 重力と動きの関係を活かし 作品 創 作 の 次 元 に 変 化 を も た ら し た そ し て CI は 自 身 の か ら だ の 重 み と 他者の重みを受け渡ししながら その微妙な駆け引きにおいてダンスの 表 現 世 界 に 広 が り を も た せ た 一 見 組 体 操 の よ う に み え る CI で あ る が この振付のない 予測不可能な即興では 瞬時に体重を支え委ね合 う関係を不特定多数の人間と保ち その交わりを継続的に行い 動きを 連鎖させていく C I に よ っ て 導 か れ た 体 重 を 支 え る 委 ね る と い う 概 念 は ダ ン サ ー の 活動の中から起こり 加えられたものである ソマティクスに導かれて ダンスはこれらのツールを見出したが 実際にはソマティクスはダンス 的要素を欠くことはできないと筆者は考えている ソマティクスが自己 の経験に集中するとき ダンスは他者の内側の経験との関わりを 自身 58

65 の躍動をもって共感する働きがあると考えるからだ ここに他者との対話を可能にするツールを整理した これらは 作品 の創造過程においても 舞台で表現する場合においても ダンサーが自 己を取り巻く他者との交感を求めた結果であったと解釈できよう ソマティクスとダンスをつなぐ系譜をこれまで積み重ねてきたダンサ ーやダンス指導者たちは 個人の内的リアリティが阻害されていたこと に葛藤を覚え その葛藤を克服しようとした そしてそれを克服する表 現活動や教育活動の中で それぞれの固有感覚が他者との交感を求めて いることを実感するのではないか それは表現世界における 極めて特 徴的な個別性と社会性の表れであると解釈できる そして イメジェリー と 共通言語 は 想像世界において他者と 共 有 さ れ る も の と 解 釈 し ハ ン ズ オ ン は 触 れ あ い 支 え る 委 ね る は他者との協働と解釈すれば これらのツール 想像世界の他者と の共有 触れあい 他者との協働 を用いた自己学習は 個人の生きる 意味を問うことにつながる ソマティクスとダンスをつなぐということは その学びの段階に応じ た葛藤と共にあり その葛藤は哲学的なものである 59

66 第 3 章 アメリア イツクッシュの実践 ソマティクスとダンスを統合 する試み 身体内部や自然治癒力に着目した教育や人間相互間のケアの実践は 北米においてソマティクスという名称で学際的な研究へと展開した ソ マティクスに刺激を受けたダンサーたちは 自分たちの文脈において他 分野と関わりをもちながら ダンス教育を見直し ダンス セラピーと いう領域が生まれ ダンス創作活動や上演活動に変化を起こした この章では そういった動きの中から 後に日本のダンス界に影響を 及ぼしたカナダ人ダンサーであるイツクッシュの実践と思想の全体像を 記す イ ツ ク ッ シ ュ は 1945 年 に 生 ま れ 2011 年 に 癌 の 為 に 亡 く な っ た そ の 後 イ ツ ク ッ シ ュ に 深 い 関 わ り を 持 つ 人 々 に よ っ て ア メ リ ア を 偲 ん で Remembering Amelia 拙 訳 ) と い う 追 悼 行 事 と 彼 女 の 業 績 を 讃 え て記録し 後世に伝えるプロジェクトが企画された このプロジェクト の た め ニ ュ ー ダ ン ス ホ ラ イ ゾ ン ズ New Dance Horizons40 に 集 まったメンバーには カナダ西部のダンス活動を生き牽引してきた イ ツ ク ッ シ ュ と 同 世 代 の ジ ェ ニ フ ァ ー マ ス ク ァ ル J e n n i f e r M a s c a l l ダ ン サ ー で あ り 振 付 家 で あ る ス ー ザ ン マ ッ ケ ン ジ ー Susan McKenzie や べ ノ ア ラ シ ャ ン ブ レ Benoit Lachambre な ど が 名 を 連 ねていた そこにイツクッシュが日本で実践していた当時はまだ中高生 だ っ た 日 本 人 女 性 2 名 も 加 わ り ダ ン ス サ ス カ チ ュ ワ ン Dance S a s k a t c h e w a n I n c. カ ナ ダ 政 府 サ ス カ チ ュ ワ ン 州 か ら の 助 成 を 得 て ビクトリア バンクーバー カルガリー サスカトゥーン レジャイナ などで開催された 60

67 イツクッシュが行った初期のソマティクスとダンスを統合する実践は カナダ東部の カナダ国立バレエ学校とヨーク大学芸術学部ダンス学科 において主に試行された イツクッシュはグラハム テクニックを基本 と す る モ ダ ン ダ ン ス の 舞 踊 団 で ダ ン サ ー と し て 活 動 し て い た こ と か ら ミツヴァ テクニックとグラハム テクニックの統合を試みた このイ ツ ク ッ シ ュ の 実 践 は 1982 年 に カ ナ ダ 協 議 会 Canada Council か ら ジ ャ ッ ク リ ー ン レ ミ ュ 賞 Jacqueline Lemieux Prize を 授 与 さ れ て い る F l a m a n, 同じころ アメリカン バレエ シアターとカナダ国立バレエ団の首 席ダンサーとなった日系アメリカ人のヨーコ イチノも ミツヴァ テ クニックをバレエ トレーニングに役立てる試みを行っていた 日本に 初めてミツヴァ テクニックが紹介されたのは イチノが東京バレエ団 のゲスト講師として招かれたときのことである イチノは 夫でやはり ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク 経 験 者 の デ ヴ ィ ッ ト ニ ク ソ ン David Nixon と 共 に オ ハ イ オ 州 コ ロ ン バ ス の バ レ エ 団 バ レ エ メ ッ ト BalletMet に 招 聘され そこでミツヴァ テクニックをバレエ トレーニングに組み込 み 展 開 し た 現 在 は イ ギ リ ス の リ ー ド Leed に 本 拠 地 を 置 く ノ ー ザ ン バ レ エ Northern Ballet に 移 籍 し イ チ ノ の 実 践 は イ チ ノ テ ク ニックとしてダンサー育成のために活用されている ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク は ア レ ク サ ン ダ ー 教 師 で あ っ た M コ ー ヘ ン - ネ ヘ ミ ア に よ っ て カ ナ ダ 経 済 文 化 の 中 心 地 で あ る ト ロ ン ト で 開 発 さ れ た コ ー ヘ ン が カ ナ ダ に お け る 最 初 の ア レ ク サ ン ダ ー 教 師 で あ っ た こ と そしてダンサーであったことなどが関係して トロントのダンサーたち はアレクサンダー テクニックよりも先にミツヴァ テクニックに触れ る機会のほうが多かったようである 61

68 本章の第 1 節では ミツヴァ テクニックについての説明を行い 第 2 節ではそれを用いたイツクッシュ個人の実践内容に触れる 第 3 節に おいては カナダにおけるイツクッシュの実践をよく知る人々の語りか ら 当 時 の イ ツ ク ッ シ ュ の 実 践 の 内 容 と そ の 受 け と め に つ い て ま と め る それらの語りや記録をもとにして 第 4 節では イツクッシュの実践を 全体像として整理する 第 1 節 ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク と M.コ ー ヘ ン -ネ ヘ ミ ア ネヘミアはイスラエルのエルサレムに生まれ育った 幼少よりダンス を 学 び イ ン バ ル ダ ン ス シ ア タ ー Inbal Dance Theatre で ダ ン サ ーとして活躍した しかし キャリアの途中で腰を痛め引退を余儀なく された 医者には腰椎の手術を勧められた しかし 健康維持と身体の 動きの関係に興味を持っていたネヘミアは 日常的に周囲のダンサーを ケアしていた為 その経験を活かして 自分のからだを観察し 自らの 動きを利用して腰痛を克服することに成功した 自己の観察から自らの 問題を克服している点では ソマティクスのパイオニアたちが辿った道 筋と共通している それまで多くのダンサーや一般人に対して行ってき た施術が評判となり 良い評価を得ていたネヘミアは テル ハシュモ ア病院 41 において 負傷したイスラエル国防省兵士や障がいをもつ患者 のリハビリテーションを行うよう依頼された そ の 後 ネ ヘ ミ ア は 1962 年 に ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク を 習 得 す るためにロンドンに渡り 5 年後にアレクサンダー教師の認定資格を取 得した その後イスラエルに帰国したネヘミアは 2 年間ほど フェルデ ンクライスの助手をつとめており 共同研究するなかで互いの仕事に影 響 を 与 え 合 っ た ネ ヘ ミ ア は 1969 年 に カ ナ ダ に 移 住 し ア レ ク サ ン ダ 62

69 ー テクニックのスタジオをトロントに開設した それは カナダでア レクサンダー テクニックを学ぶことができる 最初の場であった その後もネヘミアはカナダとイスラエルを行き来しながら からだの 使い方について様々なメソッドやシステムを研究した 特に身体の機能 が生来の状態に保たれている動物 子どもたち そしてシナイ砂漠を移 住するベトウィン族の動きを研究の対象として観察した その結果 骨 盤と脊柱の間におこる動的な力の相互作用を発見し それをミツヴァの 原 理 Mitzvah Principle と 名 付 け た こ の 原 理 に 基 づ い た ネ ヘ ミ ア の 実践は トロントのヨーク大学 カナダ国立バレエ学校 トロント大学 ロイヤル音楽院 聖ヨセフ修道女会などにおいて 高度な専門性をから だ 全 体 で 学 び と る 試 み と し て 展 開 さ れ た 1984 年 に ネ ヘ ミ ア は ミ ツ ヴ ァ テクニック指導者養成コースを自身のスタジオで開講し そのディ レクター兼講師として後継者の指導を始めた ネヘミアは からだにミツヴァの原理が働いているとき 人間は生来 備えもった身体機能を充分に利用して 身体と心が協調し合う良い状態 を保つことができるとした その上で 現代人の問題はミツヴァの原理 がうまく機能していない点にあると指摘した ネヘミアはその原理を呼 び覚まし 再学習するための一連の動きを開発した それはミツヴァ エ ク サ サ イ ズ M i t z v a h E x e r c i s e 図 1 と 呼 ば れ ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク の 基 本 と な っ て い る こ の エ ク サ サ イ ズ は 年 に カ ナ ダ の ダ ル ハ ウ ジ ィ 大 学 Dalhousie University の 医 学 部 生 理 学 生 物 理 学 科 に よ っ て 初 期 的 な 実 験 が な さ れ そ の 効 果 は ク リ ン チ N.F.Clinch 博 士 と ネ ヘ ミ ア の 研 究 に よ っ て 1982 年 ア メ リ カ ン サ イ エ ン ス ジ ャ ー ナ ル に お い て 発 表 さ れ た C o h e n - N e h e m i a,

70 図 1 ミ ツ ヴ ァ エ ク サ サ イ ズ step a か ら k の 順 に 行 う The Society of Mitzvah Technique Teachers of Canada よ り デ ー タ の 提 供 を 受 け 使 用 許 可 を 得 て い る (2012 年 12 月 ) ミツヴァ テクニックの学習方法は 3 つある プライベート レッス ン グ ル ー プ レ ッ ス ン そ れ と 各 自 で 行 う 自 習 で あ る プ ラ イ ベ ー ト レッスンでは 教師がハンズ オンを用いた指導を行う ミツヴァ エ 64

71 クササイズ 立つ 座る 歩く を行うときや マッサージ用テーブル の上に横たわった状態の生徒にハンズ オンをし 適切な言葉がけと共 に 教師は生徒の動きに連動してからだの調子を整えるようにサポート する 教師が生徒のからだの動きに方向性を与え 骨盤と背骨が重力に 対して自然な連動を取り戻すようにサポートする グループ レッスンでは 生徒はミツヴァ エクササイズを中心とし たチェア ワークと 床に横たわった状態で行う複数のフロア エクサ サイズも組み合わせながら ミツヴァの原理が再起動するように少人数 で学び合う この時 ハンズ オンを教師と共に生徒同士も交わりなが ら練習しあう 自習は 生徒がひとりでミツヴァ エクササイズを生活の中に取り入 れ練習することと 日常生活における習慣を見つめ直し 自動的な反応 を一旦 しない ようにからだを制御する練習をする これは アレク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク の 抑 制 i n h i b i t i o n と 呼 ば れ る 概 念 と 重 な る アレクサンダー テクニックを出発点として開発されたミツヴァ テ クニックは 自習のためのガイドラインを からだにミツヴァの原理を 誘発するミツヴァ エクササイズという練習法を用いて明確にした ク リ ン チ ら Cohen- Nehemia Clinch, 1982 の 報 告 で は ア レ ク サ ン ダ ー 教師のハンズ オンによる指導と生徒の抑制によるプライマリー コン トロールの起動は ミツヴァ エクササイズの練習で代用可能であると し た ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク は こ の 練 習 方 法 を も っ て ア レ ク サ ン ダ ー テ ク ニ ッ ク の 系 譜 の 中 に あ り な が ら 独 立 し た 技 法 と し て の 性 格 を 持 つ 65

72 第 2 節 アメリア イツクッシュの経歴と実践 1 イツクッシュの経歴 イツクッシュはトロント ダンス シアター所属のダンサーとして 1966 年 か ら 1973 年 の 7 年 間 公 演 活 動 を 行 っ た 舞 踊 団 の 中 心 ダ ン サ ーとして活動を続けたが 坐骨神経痛と股関節の痛みに悩んでいた 年 か ら ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク を ネ ヘ ミ ア よ り 直 接 学 ぶ よ う に な る と そ れ ら の 問 題 を 克 服 す る こ と が で き た 年 に ヨ ー ク 大 学 ダ ン ス 学 科 のグラハム テクニック担当教員として迎えられた そこで イツクッ シュはミツヴァ テクニックを取り入れた独自のダンス教授法を ネヘ ミ ア の 助 言 を 受 け な が ら 構 築 し て い っ た 年 に は ネ ヘ ミ ア か ら 教 師 認 定 を 受 け ミ ツ ヴ ァ テ ク ニ ッ ク の 教 師 と な る F l a m a n, イ ツ クッシュはミツヴァ テクニックを ダンス トレーニングに統合させ ることで トロントのダンス教育に影響を及ぼした その試みは一時的 ではあったが カナダ国立バレエ学校 トロント ダンス シアター附 属 学 校 T h e S c h o o l o f T o r o n t o D a n c e T h e a t r e ヨ ー ク 大 学 な ど で 実 践 された その後 イツクッシュは実践を故郷のサスカチュワン州レジャ イ ナ 北 部 の デ ヴ ィ ッ ト ソ ン Davidson に 移 し た そ こ に 自 身 の ス タ ジ オを設け ソマティック探求を継続するとともに教師養成を始めた 2 イツクッシュの実践 イツクッシュは ダンサーの怪我の予防や パフォーマンスの質を改 善するためにミツヴァ テクニックが有効であると考え ダンス トレ ーニングに積極的に取り入れた 集中講義のようなワークショップを 度々開講し 多くのダンス指導者に受講を呼びかけた 加えて 他のソ マ テ ィ ッ ク 技 法 か ら 学 び と っ た 数 多 く の エ ク サ サ イ ズ を 試 し 取 り 入 れ 66

73 それを独自に進化させて新しいエクササイズを開発した イツクッシュはダンサーの為に 背もたれなしの椅子 スツール を 使ったスモールチェア エクササイズを考案した その動きは イツク ッシュが修業を積んだグラハム テクニックのエクササイズにミツヴァ の原理を融合させている イツクッシュは 椅子での座位姿勢は床での 座位姿勢に比べ 股関節と腰部への圧迫は軽減され 股関節の可動域を 充分に利用して下半身を動かすができると考えた その結果 ダンサー の脊柱の動きにも自由度が増した イツクッシュは 直立姿勢における 重 力 と そ れ に 反 発 す る 力 す な わ ち 身 体 に 働 く 上 下 の バ ラ ン ス を 説 明 し バ ラ ン シ ン グ フ ォ ー ス B a l a n c i n g F o r c e s 図 2 と 名 付 け た 図 2 Balancing Force:か ら だ に 働 く つ り あ う 力 ス ト レ ス に 対 す る 伸 展 (図 左 )と 圧 縮 (図 右 ) Kathy Morgan Bodywork よ り デ ー タ の 提 供 を 受 け 使 用 許 可 を 得 た (2012 年 12 月 ) 67

74 イ ツ ク ッ シ ュ は ト ゥ ー チ ェ ア ミ ツ ヴ ァ (Two Chair Mitzvah:図 3) というエクササイズを独自に考案したが これはネヘミアには評価され な か っ た F l a m a n, ネ ヘ ミ ア は 腕 肩 へ の 負 担 が か か る た め 一般人に機能調整の効果があるとは言い切れないと指摘した それ に対し イツクッシュは 動きが生み出す身体への圧力を腰に負担をう けてしまいがちなダンサーにとって トゥー チェア ミツヴァは筋肉 のバランスを瞬時に整え からだが自動的にミツヴァの原理を起動でき ると主張した 図 3 ト ゥ ー チ ェ ア ミ ツ ヴ ァ (Two Chair Mitzvah) Ashley Johnson: Remembering Amelia Project よ り デ ー タ の 提 供 を 受 け 使 用 許 可 を 得 て い る (2018 年 9 月 ) イツクッシュがスタジオと実践をトロントからレジャイナに移してか らは ミツヴァ テクニックにも二つの流派が存在するようになった ネヘミアの実践は 基本のミツヴァ エクササイズの練習とテーブルワ ークやハンズ オンの追求に的が絞られ 一方 イツクッシュの実践は 動的なエクササイズが多様に加えられた イツクッシュの実践は後継者 たちによって ミツヴァ テクニックを基本としたイツクッシュ メソ ッ ド Itcush Method と し て 現 在 継 承 さ れ て い る 68

イ ン チ ー ザ ヴ ィ チ ェ ン ツ ァ ヴ ィ ッ ロ ル バ ( ト レ ビ ゾ 近 郊 ) ヴ ィ ン チ ヴ ェ ル バ ニ ア ヴ ェ ロ ー ナ エ リ チ ェ カ タ ー ニ ャ ( 3 月 ~ 1 0 月 ) ( 1 1 月 ~ 2 月 ) 5 0 ユ ー ロ 以 上 介 護

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