農林水産省 平成 30 年度海外農業 貿易投資環境調査分析委託事業 ( 諸外国の制度 投資環境等の専門的調査 ( ベトナム )) 事業成果報告書 平成 31 年 3 月 株式会社国際開発センター

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1 農林水産省 ( 諸外国の制度 投資環境等の専門的調査 ( ベトナム )) 事業成果報告書 平成 3 年 3 月 株式会社国際開発センター

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3 目次 目次... I 図表目次... II 序章 調査の概要... 第1章 ベトナムにおける農産物 食品 食産業に係る生産 流通 投資の概況 農業と農産物... 5 食品と食産業... 6 投資概況と農林水産物貿易... 8 第2章 ベトナムにおける農産物 食品の規格 認証 ベトナムにおける食品安全行政... 8 農業生産工程管理 GAP 有機農産物に関する規格と認証 食品安全マネジメントに関する規格 認証 HACCPなど 第3章 日本における農産物 食品の規格 認証とベトナムへの導入可能性 日本における農産物の規格 認証 日本における食品安全の規格 認証 第4章 ベトナムの農産物 食品における規格 認証の課題と協力の方向性 i

4 図表目次 図 調査対象地域および訪問先... 4 図 2 主要農産物の作付面積の推移... 5 図 3 日本におけるベトナム産野菜の輸入量推移... 図 4 ベトナム産野菜類別輸入量 (28 年 )... 図 5 ベトナムにおける食品安全法の基本構造... 8 図 6 農業農村開発省 (MARD) の組織図... 2 図 7 農業農村開発局 (DARD) の組織図 図 8 ベトナムの食品安全に関係する適合性評価システム 図 9 顧客 ( バイヤー ) 毎に異なる認証システムの組合せ 図 認証手続きのフロー 図 GLOBAL G.A.P. の認証フロー 図 2 生産者価格の比較 : 通常と認証済... 3 図 3 サプライチェーンと認証 : 農業協同組合 Nとスーパー V( 左 ) 農業生産法人 P( 右 )... 3 図 4 PGS 農業協同組合のサプライチェーンと価格 図 5 食品安全マネジメント認証手続 図 6 フードバリューチェーンの各関係者の食品安全マネジメント認証 図 7 サプライチェーンと認証... 4 図 8 第三者認証 GAPの認証プログラム別取得状況 図 9 JGAP/ASIAGAPの認証農場数の推移 図 2 JGAP/ASIAGAP 認証の品目別取得状況比較 図 2 JGAP/ASIAGAPの仕組み 図 22 有機 JAS 圃場面積の推移 図 23 有機 JAS 認証の仕組み... 5 図 24 JFSMの仕組み 図 25 JFS 認証数 / 適合証明数 表 作業委員会の概要... 表 2 現地調査日程... 3 表 3 作業計画... 4 表 4 主要農産物の生産状況 ( 単位 : 千トン )... 5 表 5 工芸作物の生産状況 ( 単位 : 千トン )... 6 表 6 ビジネス環境改善の見られた項目... 6 表 7 ベトナム農産物貿易額 (28 年上半期 )... 9 表 8 ベトナム産の生鮮 加工の野菜 果実の輸出先 ( 上位 か国 28 年 )... 9 表 9 日本におけるベトナム産野菜の輸入量の品目別推移 ( 単位 : トン )... 表 ベトナムから日本に輸入される主な加工農産物 ( 野菜 ) の輸入量の変化 ( 数量 = トン )... 2 表 ベトナムからの主な加工農産物 ( 果実 種子 ) の輸入量の変化 ( 数量 = トン )... 3 表 2 ベトナムから輸入される農産物 食品の食品衛生法違反件数... 4 表 3 ベトナムへの食品輸出における留意事項... 4 表 4 ベトナムに進出している主な日系農業企業の例... 5 表 5 ベトナムに進出した日本の主要食品メーカー... 5 表 6 今後 ~2 年で事業拡大を検討している理由... 6 表 7 ベトナム進出の日系企業の経営上の課題例... 6 表 8 ベトナム進出の日系企業の投資環境上の課題例... 7 表 9 食品安全行政に係る中央政府と地方政府の役割... 2 表 2 MARDとDARDにおける食品安全行政の担当部局 表 2 ベトナムの主な野菜 果樹における認証システム 表 22 ベトナムにおける農産物 食品の主な認証プログラム 表 23 農産物のVIETGAP 認証実績 (28 年 8 月 3 日時点 ) 表 24 ベトナムにおけるGLOBAL G.A.P. 認証取得数 (28 年 2 月現在 ) 表 25 ベトナムにおける有機農産物に関する規格 認証プログラム ii

5 表 26 有機 JAS 研修の概要 表 27 ベトナムにおける食品安全マネジメント認証プログラム 表 28 ベトナムにおける食品安全マネジメント認証スキーム 表 29 EUの食品飼料における迅速警報システム (RASFF) によって発見された違反事例... 4 表 3 日本の厚労省輸入食品食品衛生法違反事例 ( 平成 29 年度 )... 4 表 3 GAP 普及大賞の受賞例 表 32 JASの種類 表 33 有機 JAS 認証事業者の内訳... 5 表 34 平成 28 年度認証事業者にかかる格付け実績 ( 単位 : トン )... 5 表 35 有機農産物の生産行程管理者の認証コストの例... 5 表 36 有機加工食品の生産行程管理者の認証コストの例 表 38 ASIAGAPとVIETGAPとの比較 : しくみ 表 39 ASIAGAPとVIETGAPとの比較 : 管理点と適合基準 表 4 ASIAGAPとVIETGAPとの比較 : メリットデメリット 表 4 ベトナムに有機 JAS 認証機関ができたときのコスト比較試算 表 42 GFSIに承認されている他の認証プログラム 表 43 ベトナムの農産物 食品業者によって日本への輸出が検討されているベトナム農産物食品 の一例... 6 iii

6 iv

7 序章 調査の概要 1 調査の背景と目的 日本の食産業は 急速に拡大する世界の食市場を取り込み 海外展開を図ることが必要である 農林水産省は 海外の成長市場を取り込んでいくことを目指し 日本の食産業の海外展開を促 進するための取組を進めている 同省はグローバル フードバリューチェーン戦略に基づき 生産から製造 加工 流通 消費に至るフードバリューチェーンの構築を各国と協力して進め ていくための指針として取りまとめた ベトナムでは 中間所得者層が拡大傾向にあり 今後の市場拡大が見込まれる中 農林水産省 はベトナムとの農業協力対話を開催し フードバリューチェーン構築のための 日越農業協力 中長期ビジョン を策定し ベトナムにおける農業生産性向上 流通改善 コールドチェーン の整備等に取り組んでいる 他方で 経済発展に伴い 農産物や食品の安全性や品質に対するベトナムの消費者の関心が高 まっているが 農産物 食品の安全性や品質に付加価値及び信頼性を与え 消費者ニーズに目 に見える形で応える規格 認証の整備 活用は進んでいない このことが 現地の日系食関連 企業等にとっても 信頼できる品質の原料等の調達の支障となっている 本調査は 第4回日越農業協力対話において 日越農業協力中長期ビジョン を踏まえて締結 された ベトナムにおける農産物 食品の規格 認証の活用に向けた協力覚書 に基づいて行 う 目的は下記のとおりである 1 ベトナムにおける農産物 食品に関する規格 認証の現状を把握し 課題を分析する 2 日本発の規格 認証の導入及び認知度向上を図るための方策を検討する 2 事業内容 2. 作業委員会 ワーキンググループ の設置及び開催 調査方針 調査等の事項 手法及び計画等 の検討 決定 調査結果等を確認するために 日 ベトナム双方の関係者を委員とする作業委員会を設置 開催した 表 作業委員会 の委員 開催場所 第回 第2回 作業委員会の概要 日本側 農林水産省 GAP, JFS, JAS,日系食品関連事業者 JICA 日本大使館 計5名 ベトナム側 農業農村開発省 国際協力局 作物局 品質管理局 作物保護局 畜産局 家畜衛生局 水産局 農 業科学院 保健省 計名 ベトナム ハノイ 日程 28年9月27日 議題 ベトナムの農産物 食品の安全性 品質に関する規格 認証の紹介 日本の農産物 食品の安全性 品質に関する規格 認証の取組の紹介 ベトナムにおける農産物 食品に関する規格 認証の現状を把握し 課題を分析するための調査方針の確認 成果 日 ベトナム双方の規格認証の制度 仕組みについて理解を深めた 調査方針と具体的な調査対象に合意した 日程 29年3月4日 議題 調査結果及び有機JAS研修結果の報告 成果 上記結果を確認し 今後 双方の規格 認証の共通点に焦点を当てた協力などを検討し 日本側からアクションプ ランを提示することで合意

8 2.2 調査の実施 作業委員会で合意した調査方針に基づき 日 ベトナム共同の調査チームを組んで現地調査を 実施した 調査項目は次の通りである ① 農業生産工程管理 GAP ベトナムのGAP(VietGAP 及びBasicGAP)及び類似の認証についての概要 法的根拠 運 営主体 対象品目 認証スキーム 現在の認証件数 認証件数の推移及び他のGAP と比 較した場合の特徴や考え方 認証機関における認証手続の現状と課題等 GLOBALG.A.P. 等ベトナム国外の組織が運営するGAP についての認証取得状況 現在の 認証件数 認証件数の推移及び対象品目等 ベトナムにおけるフードバリューチェーンの各関係者 生産者 流通事業者 加工業 者 小売事業者等 のGAP に対する認識 取組 活用の状況及び目的 認知度 取組 活用に当たっての課題等 ② 農産物 食品の品質 製法 管理方法等に関する規格 JAS) ベトナムにおける農産物や食品に関する生産 加工 流通 小売 消費の現状と課題 ベトナムにおける農産物や食品の品質 製法 管理方法等に関する規格 認証の現状と 課題 各規格 認証スキームの取組 活用の状況及び目的 認証件数 認知度 取組 活用に当たっての課題等 ③ 食品事業者による食品安全管理及び信頼性確保に関する規格 認証 HACCP JFS 食品安全管理規格 認証に関する国及び民間の制度の実施状況 執行 指導する主体 認証機関における認証手続の現状と課題等 ベトナムにおけるフードバリューチェーンの各関係者 生産者 製造 加工業者 流通 事業者 小売事業者等 の既存の食品安全管理規格 認証に対する認識 取組 活用の 状況及び目的 認知度 取組 活用に当たっての課題等 現地調査日程は下表のとおりである 2

9 表2 日付 月5日 月6日 月7日 月8日 月9日 月2日 月22日 月23日 月24日 月25日 月26日 現地調査日程 日程 Department of Crop Production, MARD NAFIQAD, MARD Department of Processing and Marketing Developent, MARD ICD, VAAS STAMEQ, MOST PGS farmers group (D農協) and supporting NGO Vietnam Oorganic Agriculture Association (VOAA) Supermarket (V社) Hanoi Son La Fruit farmer (N氏) Fruit processing company (N社) Tea company (M社) DARD Son La Son La Hanoi Hanoi Haiphong NAFIQAD Branch Haiphong Quang Ninh Vegetable producing company (S社) Quang Ninh Hanoi Organic agricultural cooperative (T農協) Hanoi - Dalat Vegetable producing and processing company (P社) Coffee company (C社) DARD Lam Dong Dalat HCM Supermarket (A社) JETRO Trading company (D社) Supermarket (S社) NAFIQAD Branch 4 HCM-Hanoi Report to MARD 3

10 図 2.3 調査対象地域および訪問先 作業計画 表 3 5 [] [2] [3] [4] [5] [6] 調査計画案作成 作業委員会 現地調査 現地調査報告の取纏め 作業委員会2 調査報告の取り纏め 6 7 作業計画 注 国内作業 現地調査 D/F ドラフトファイナルレポート FR ファイナルレポート 4

11 第1 章 ベトナムにおける農産物 食品 食産業に係る生産 流通 投資の概況. 農業と農産物.. 農業生産概況 ベトナムにおける農林水産業は 国土面積の36.8% 26年FAO が農用地として利用され 農 村人口は総人口の65.% 27年FAO を占めるほか GDPの5.3% 27年WB を占め 27年 の農業セクターの実質成長率は2.9% 28年ADB で主要産業のひとつである ベトナムは南 北に細長く 国土の約4分の3が山地 丘陵 台地からなり 平地はメコンデルタと紅河デルタ に集中する 気候は 北部は四季のある温暖冬季小雨気候 中部は高原の冷涼気候 南部は熱 帯モンスーン気候と地域によって異なる そのため農業の形態は地域によって多様である 主要農産物の生産状況を下表にまとめる 表4 年 2 コメ 籾 4,5 さとうきび 6,62 その他生鮮野菜 6,98 キャッサバ 8,596 トウモロコシ 4,67 その他生鮮果物 2,8 バナナ,68 出典 FAO STAT 主要農産物の生産状況 単位 千トン ,398 7,54 5,68 9,898 4,836 2,89, ,737 9,5,375 9,736 4,973 2,8, ,39 2,29 2,89 9,758 5,9 2,8, ,974 9,823 3,,2 5,23 2,853, ,9 8,337 3,25,74 5,287 2,92, ,2 6,33 3,85,9 5,244 2,943,942 42,764 8,356 4,236,268 5, 2,967 2,45,ha 全体 コメ その他年生作物 多年生作物 出典 ベトナム統計局より作成 図 2 主要農産物の作付面積の推移 主要農産物の生産量および作付面積は増加傾向にある 中でもコメは作付面積全体の約5割を 占める コメは国民の主食であるとともに重要な輸出産品でもある 農業農村開発省によれば 28年のコメの輸出量は65万トンで 27年にくらべて5.7%増加した ベトナム農業農村開発省 5

12 またベトナムでは 茶 コーヒーなどの工芸作物の生産が輸出向けを中心に増えている 特に コーヒーはブラジルに次ぐ世界第2位の生産量である2 表5 年 2 工芸作物の生産状況 単位 千トン カシューナッツ 32 ゴム コーヒー ,56,58,,277,26 茶 コショウ 出典 ベトナム統計局 メコンデルタと紅河デルタは野菜の最大生産地として 両デルタを併せて全国の野菜栽培面積 の46 総野菜生産量の55 を占める 25年JETRO..2 安全な農産物へのニーズ ベトナム野菜果実研究所の調査結果 23年 3によると ハノイの消費者は約4種の野菜を 消費する 特によく消費する上位はトマト 空心菜 キャベツ コールラビ つるむらさき グリーンピース ニンジン カボチャである ハノイの消費者が購入するときの選択基準は ①産地% ②新鮮さ83% ③安全性 残留農薬がない66% 細菌汚染がない33 安全と認証 されている33%等 であり 農産物の安全性を証明する認証制度への認知が進んでいることが 分かる.2 食品と食産業 ベトナムは世界銀行発表のビジネス環境ランキング Doing business 28 において 前年 度の82位から68位と一気にその順位を上げており その背景には主に以下の項目におけるビジ ネス環境の改善があると報告されている 表6 ビジネス環境改善の見られた項目 項目 具体的改善内容 貿易の事業実務の簡略化 輸出入の必須書類に関して 電子提出が可能になり 流通が後押された 関税規定の運営強化や 情報の透明化が図られた 電力供給がより安定的なものへと改善された インフラの改善 企業実務の簡略化 担保として利用可能な動産の範囲が拡大された 納税に関する電子化が進んだ 労働環境に関する改善 民事訴訟や法的処置に関する劇的な改善がみられた 労働争議における任意調停が導入された 出典 Doing Business 28, 世界銀行.2. 食産業の動向と課題 上記のようなビジネス投資側への利点に加え ベトナムでは今後も都市化による消費者ニーズ の変化などにより 急速な国内販売市場の拡大が見込まれている ベトナムの人あたり名目 GDPは 25年に2,US$を超え 27年は2,389US$となった4 28年上半期では そのうち 4.5 を農林水産セクターが占めており5 全体としては27年の同時期に比べ 7.8 の上 2 国際コーヒー機関統計 29年2月 3 Report for the Project entitled Humid Tropics, A CGIAR Research Program: Scoping stufy on commercial vegetable production in Son La and Dien Bien" (December 23) 4 世界銀行統計 参考 同年(27年)日本 38,449 US$ 5 ベトナム統計局 General Statistics Office of Vietnam, GSO 6

13 昇を見せた 28年7-9月6 農林水産分野はこの上昇内訳のうち9.7 に貢献した7 ベトナ ムの総人口は現在約9,37万人と世界第4位4につけており その国内販売市場に注目が集まっ ている 特に 食産業は今後の国家発展においても重点分野と認識されている 225年を達成目標とし たゼロハンガーの国家計画が策定され 28年月末にはベトナム農業農村開発省 MARD と 国連食糧農業機関 FAO との間で計画実行に向けた協力宣言がなされた 本計画では 持続 可能な農業と栄養改善のため 5つの目標が掲げられている8 国家計画では 食料の持続的供給の実現のため 生産 流通の両段階での発展に向けた具体的 指針が示されている 生産段階では残留農薬 また流通段階では品質管理や廃棄食品の削減を 重点課題として取組むこととされているが 直近の調べ 28年上半期 では 報告されたも ののみで 半年間に44件の食中毒問題があり これにより,27人が影響を受け 内7件は死亡 事故となったとされる5 世界銀行の調査報告9では これらベトナムにおける食中毒の主な要因は流通段階の細菌感染 であり 化学物質による食中毒とは異なり フードバリューチェーンを通した徹底した食品衛 生の改善により防ぐことができるものとある 一方で 生産段階での小規模農家による農薬等 除草剤 殺虫剤 殺菌剤 抗生物質 化学肥料他 の過剰使用に関しても同報告書は警鐘を ならしている 実態として 農家にとって農薬や抗生物質が不可欠な投入財であるとの認識さ れており 輸入品の不十分な管理体制による交差汚染やトレーサビリティの問題がある点を指 摘している こうした状況を踏まえ 近年では大規模小売業が生産から販売までの一連の流れを一手に担い 管理する動きもみられる 自社農地の直接管理や農家との契約制度により 自社の基準を満た す安全な野菜を栽培 調製 流通し 各チェーン店舗にて販売する形態をとり 品質管理とし てこれら農産物に対する検査ラボを自ら運営している企業もある 下記BOX参照 現地イン タビューより BOX ベトナムの中高所得者層向けの大規模スーパーマーケットV社による安全な野菜の調達 当該スーパーマーケットにて販売される野菜 果物 キノコ類は 自社農場や農家との直接契約にて生産 されたものであり 全てVietGAP認証を取得している 契約農家への研修や特定の種子や農薬の提供も当 該スーパーが行っている 品質保持のため 直営検査ラボ ISO725認定取得 にて徹底した管理が行 われている 自社農場は全土に5存在し 計3,ha野菜 施設での養液栽培面積含む 果物 キノコ類 薬用植物 の合計 スーパーマーケットでの販売量全体のおよそ8 を供給している 残りの2 は契約農家の生 産物から供給されている 契約にあたり 農家の基礎知識や経験年数 栽培面積 6ha以上 等の選定 基準を設けている 契約農家への指導は ベトナム農家の技術水準の向上を目的とした慈善事業も兼ねて いる 当該スーパーはこれらの野菜の自社調製施設も備えており 農場で梱包済の農産物の選別 ラ ベル貼付 2 農場で調製できなかった農産物の調製 梱包 ラベル貼付を行っている また ダラット など 遠方からの野菜/果実類は冷蔵輸送され 当調製施設にて一時冷蔵保管を行う 6 参考 28年上半期日本 農林水産セクターは前年同時期よりも.3 減少 7 上昇内訳は他 産業 建設 48.9 とサービス業 FAO,国家計画に定められた5つの目標 ) 年間をとおして家庭に十分な栄養と食事が確保されること 2) 二 歳未満の栄養失調が削減されること 前述2点の実現に以下3つのターゲットの実現が不可欠になる 3 持続可 能な食料生産システムが開発されること 4) 小規模農家の生産性と収入が上昇すること 5 処分されたり 浪費される食料品がないこと 9 Vietnam food safety risks management: challenges and opportunities, 27 7

14 各農場には責任者が配置され 生産段階 収穫から調製までの品質管理をしている 全国にある33の検査 ラボでは 3ヶ月毎のモニタリングとして 簡易検査が実施される ハノイとホーチミンの各店舗には大 型かつ より精密な化学分析や微生物検査に対応したラボを設置しており 簡易検査で異常が農産物に対 し 検査が行われる 毎月およそ万のサンプルを受け付けている (現地訪問調査より).2.2 食品市場 流通規模 ベトナムにおける食品市場は大きく分けて以下の3つであり 近年の人口分布や消費志向の 影響により その規模が大きく変動している 近代的小売市場 コンビニ スーパーマーケット ウェブサイト販売 伝統的小売市場 生鮮市場 個人経営の雑貨店舗 食料品店 Horeca (ホテル Hotel 外食部門 Restaurant カフェ Cafe) 前述の総人口のうち65 が従来の農村地域に暮らすベトナムでは 小売市場の全体 食品に限 らず の大半 8 は伝統的小売市場に占められている 一方で 農村地域から都市部へ の人口推移は目まぐるしく 2年に比較した27年の人口増加率が 農村ではわずか で あるのに対し 都市部では68%であった2 これに伴い 近代的小売市場やHorecaが近年急速 に増加しており ついに26年に初めて 伝統的市場数に減少がみられた 人口分布の変化に よって 今後もこの傾向が進むことが予測される ベトナム統計局 GSO の発表によると ベトナムの食品消費額は2年から約5年あまりで.5倍にも上昇した 25年52兆ドン3 総人口の増加率は6 に満たないが 最低賃金の 推移も.5倍ほどに増加している4.3 投資概況と農林水産物貿易 ベトナム計画投資省の28年7月の発表によると 28年上半期時点でベトナムは25,953件の 海外直接投資 FDI プロジェクトをかかえ 登記資本金は3,32億US$に及ぶ 全28の投資国 のシェアで一番多いのは大韓民国 約67億US$ 全体の8.6 それに日本が続く 約555 億US$ 全体の6.7 日本からの直接投資内容は 主にスマートシティー建設のためのハ ノイ ドンアン地区の総合インフラ整備事業である 4億US$ 農林水産省発表の 27年度農林水産物 食品の輸出実績 によると 日本からのベトナムへ の農林水産物の輸出総額は395億円に達し そのうち半分以上を農産物が占めており 24億円 54.3 それに水産物 73億円 43.8 林産物 8億円.9 と続いている ベトナムにおける最新の28年上半期の上位5つの輸出入農産物は下表のとおりである JETRO ホーチミン事務所 ベトナムの食品市場 日本食市場 27年月 参考 日本8 世界銀行 27 FAO統計 日本食品消費動向調査 JETROホーチミン27 JETRO ビジネス短信 8

15 表7 ベトナム農産物貿易額 輸 出 規 模,USD 水産物 6,364,94 2 生鮮/加工された野菜 果物 2,976,4 3 コーヒー 2,75,49 4 カシューナッツ 2,536,5 5 コメ 2,46,27 出典 GSO公表資料より作成 輸 (28 年上半期) 入 綿花 カシューナッツ メイズ 生鮮/加工された野菜 果物 水産物 規 模,US$ 2,372,24,958,74,54,48,297,68,26,478 ベトナムでの農産物の関税および貿易に関する協定には近年動きが著しく 日本への経済的影 響も大きいと思われる 東南アジア諸国連合 ASEAN は25年末にアセアン経済共同体 AEC を創設し 28年月に関税撤廃が完了した5 また 28年月にはベトナムは環太平洋パ ートナーシップに関する包括的および先進的な協定 CPTPP 又はTPP の7か国目の批准国 6となった 同協定は先行6カ国での国内手続が完了したため 2月3日の発効が決定した5 ベトナム向け農林水産品の関税のうち 水産物 生鮮魚 冷凍魚 については 即時撤廃が決 まっている その他 日本からの輸出に関連するところでは米 牛肉 果物 醤油 日本 酒 等に係る関税の段階的撤廃が行われるため 日本食の海外展開に追い風となる見込みである また 以前から日本の小売業にとって経済需要テスト 出店審査制度 が課題となっていたが これもCPTTPの発効後 5年の猶予期間を経て撤廃されることが決定している 下表に28年のベトナム産の生鮮または加工された野菜 果物の輸出先上位ヵ国をしめす 中国は2位と2倍ほどの差をつけてベトナムにとり最大の取引先である 表 8 ベトナム産の生鮮 加工の野菜 果実の輸出先 上位 か国 28 年 輸出先 国名 中国 米国 韓国 日本 オランダ マレーシア タイ オーストラリア 台湾 UAE 出典 GSO公表資料より作成 規模, US$ 2,783,769 39,946 3,9 5,36 59,89 45,847 45,78 42,79 4,52 39,42.3. 日本に輸入されるベトナムの農産物 日本におけるベトナム産野菜の輸入量は増加傾向で推移している 生鮮野菜が約3割 冷凍野 菜が4割を占める 5 6 一般財団法人国際貿易投資研究所 (28年3月) CPTPPは メキシコ 日本 シンガポール ニュージーランド カナダ オーストラリアの先行6カ国で手続き が完了 9

16 35, 3, トン 25, 2, 5,, 5, 29年 2年 2年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 出典 (独)農畜産業振興機構野菜情報総合把握システム 原資料 財務省貿易統計 を基に作成 図 3 表9 日本におけるベトナム産野菜の輸入量推移 日本におけるベトナム産野菜の輸入量の品目別推移 単位 トン 29年 2年 2年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 3,3 2,467 3,522 6,356 8,837 22,63 22,982 22,545 24,623 3, ,55 2, 2,23 3,92 8, ,23,672,84 2,785 4,24 キャベツ ,72 ながいも えんどう ねぎ シャロット 輸入野菜 合計 うち 生鮮野菜 小計 にんじん及びかぶ その他の生鮮野菜 冷凍野菜 小計 5,643 5,954 6,246 8,54 9,564 9,232,964,67,78 2,928 塩蔵等野菜 小計 3,76,925,659 2,276,975 2,49 2,782 2,568 2,73 3, その他調製野菜 小計,22,723 2,46 2,289 2,99 2,4 2,6,769,3,365 かんしょ 小計 2,3,235,593 2,679 3,42 4,95 3,44 3,64 5,338 4,483 乾燥野菜 小計 酢調製野菜 小計 出典 (独)農畜産業振興機構野菜情報総合把握システム 原資料 財務省貿易統計 を基に作成

17 その他調製野菜 5% かんしょ 5% 生鮮野菜 26% 酢調製野菜 % 乾燥野菜 % 塩蔵等野菜 % 冷凍野菜 42% 出典 (独)農畜産業振興機構野菜情報総合把握システム 原資料 財務省貿易統計 を基に作成 図 4 ベトナム産野菜 類別輸入量 28 年.3.2 日本に輸入されるベトナムの加工農産物 ベトナム産の野菜 果物の加工品のうち 日本に輸入されている品目の傾向を検討するため 直近5年の輸入量を比較した ① 野菜由来の加工食品7 野菜由来の加工品は 下表に示すとおり5年前に比較し28年には規模が.2倍に上昇している 28年 22,443トン 加工品で圧倒的に多いのは冷凍野菜である 以前は ほうれん草や スウィートコーンが主流であったが それに加えて マメ類の冷凍野菜の輸出が伸びている 混合冷凍野菜 が過去5年の間に7倍にも増えていることから 冷凍野菜の品目も多様化がう かがえる 7 (独)農畜産業振興機構 野菜情報総合把握システム ベジ探

18 表 ベトナムから日本に輸入される主な加工農産物 野菜 の輸入量の変化(数量=トン) 品目* 冷凍野菜 インゲン豆等 えだまめ ほうれんそう スイートコーン 混合冷凍野菜 さといも その他冷凍野菜 冷凍野菜の合計 塩蔵野菜 れんこん しょうが その他塩蔵野菜 塩蔵野菜の合計 乾燥野菜 しいたけ きくらげ たけのこ スウィートコーン(播種用除く) 乾燥野菜の合計 調製野菜 ヤングコーンコブ きのこ いちご 野菜ジュース 調整野菜の合計 加工野菜の合計 23年 28 年 ,94 9, ,958 2, , , , ,365 8,46 22,443 *各種別の主な品目のみ掲載しているため 合計は必ずしも種別合計に満たない (出典 (独)農畜産業振興機構野菜情報総合把握システム 原資料 財務省貿易統計 を基に作成) ② 果実 種子由来の加工食品 次に23年と28年での果実または種子由来の加工農産物の輸入重量 トン の推移を下表に 示す まず輸入総量が 全体として5年の間に約2倍に上昇している 28年,59トン 熱帯果実など日本では栽培可能な地域が限られている または栽培できない産品を中心に 輸 入が拡大している 中でも ナッツ類は日本での消費ニーズの上昇に伴って輸入量が2.4倍に 増加している また 野菜同様に冷凍果実の輸入も多く 特にパパイヤ アボカド等の輸入も 2.3倍に増加した その他冷凍果実 ナッツ として括られた品目が 5年の間に約6倍に増 えており 果物品目の多様化が伺える 2

19 表 ベトナムからの主な加工農産物 果実 種子 の輸入量の変化(数量=トン) 品目* 冷凍果実 パイナップル パパイヤ アボカド等 その他冷凍果実 ナッツ 合計 乾燥果実 バナナ グァバ マンゴー マンゴスチン その他乾燥果実 合計 調製果実 フルーツサラダ フルーツカクテル バナナ アボカド マンゴ グァバ 合計 果汁 柑橘類ジュース パイナップルジュース その他果汁 合計 種子類 ココヤシの実 乾燥 内果付 カシューナッツ アーモンド 煎り 無糖 ココヤシ ブラジルナッツ(調製 無糖) 合計 全体 23年 28 年 , , , , ,47, , ,77 5,952,59 *各種別の主な品目のみ掲載しているため 合計は必ずしも種別合計に満たない 出典 (独)農畜産業振興機構野菜情報総合把握システム 原資料 財務省貿易統計 を基に作成 ③その他 畜産 水産 畜産分野では 鶏肉製品の輸入拡大に向けた動きがあり 例えば あるベトナムの養鶏会社が ベトナムの農業農村開発省の動物衛生局に対して新規製品 加工鶏肉とケーシング ソーセー ジ表皮 の対日輸出の交渉を行うよう要請した これを受けて 日本の農林水産省消費 安全 局動物衛生課は調査を実施し ベトナムから日本向けに輸出される塩蔵天然ケーシングの家 畜衛生条件 をまとめた 28年8月以降適用8 水産物は 表7のとおり 農林水産分野の輸出額2位である生鮮/加工の野菜 果物に2倍の差を つけている主要な輸出品である 対日貿易では 特に近年 養殖生産されているナマズ目パン ガシウスと呼ばれる白身魚 冷凍フィレー の輸出が急増しており 過去5年間で総量が倍 27年に6,72トン となった9 輸入された白身魚は加工 調味され 加熱調理のみが必 要な商品として日本の大手小売業者の店頭にて販売され 消費が拡大している.3.3 日本におけるベトナム産農産物 食品の輸入時の課題 ベトナムから日本に輸入される農産物 食品の食品衛生法違反事例を見ると 残留農薬による みなと新聞 3

20 違反 微生物 カビ毒による汚染が大半を占める ベトナムで生産 製造される農産物 食品 の安全確保が課題である 表 2 26年 27年 28年 ベトナムから輸入される農産物 食品の食品衛生法違反件数 残留農薬 微生物 カビ 添加物 シアン化合物 遺伝子組み換え 重金属 その他 計 出典 厚生労働省輸入食品監視統計をもとに作成.3.4 日本からの食品の輸出時の留意点 ベトナムに展開する企業の中には日本から食品の輸出を手掛けるところも多い ベトナムへの 食品輸出においては 以下に記した留意事項がある 表 3 ベトナムへの食品輸出における留意事項 項 目 輸入許可申請 内 容 外資系企業に限り 特別規制品目を除く 申請が必要とされ 活動許可書 投資ライセンス 計画投資局が 発行 と共に 輸入 流通業務 の追加が必要とされる 輸入検疫 保健省により 輸入検疫が必要な3種の商品群が規定されている 商品群 ①肉 魚の調製品 ②動物性 植物性の油脂 ③ミルク 乳製品 ④砂糖 砂糖菓子 ⑤カカオ カカオ調製品 ⑥穀物 穀粉 でん粉 ミルクからの調製品 ベーカリー製品 ⑦コーヒー 茶 コショウ ⑧野菜 果物の調製品 ⑨調味料 ⑩飲 料 アルコール飲料 食酢 ⑪食品包装材 ⑫機能性食品 健康補助食品⑬食品添加物 製造施設の登録と証 水産物と畜産物 鶏 牛 豚肉 由来の食品をベトナム国内へ輸出するにあたり 輸出者は加工を行った施 明書 設を対ベトナム輸出取扱施設として日本の都道府県知事等に登録申請する その後 厚生労働省医薬食 品局経由で ベトナム政府に通知 登録しなければならない また ベトナムでの輸入通関の際に日本で発 行された衛生証明書が必要とされる 登録完了 証明書受領の上で輸入検疫手続きに従う 自由販売証明書 輸出国発行の自由販売証明書は以下の食品において提出の義務がある 保健省管轄の機能性食品 微 量栄養素補助食品 補助食品 supplementary food 食品添加物 飲用水およびミネラルウォーター 食品ラベル規制 食品ラベルは基本的にベトナム語による項目 原産地 賞味期限等 の表記が義務付けられる 別途で 遺伝子組換食品や機能性食品に関する表示規則がある 容器包装基準 容器素材から食品へ移行する重金属量の許容量 ML値 規定と プラスチック容器基準へ批准しなければ ならない 食品添加物規制/残 保健省の通達に基づき 最大許容量の添加物 ワクチン 化学物質 動物用医薬品 重金属 微生物 残 留農薬規制 留農薬を厳守しなければならない 出典 JETRO 加工食品の現地輸入規則および留意点 ベトナム向け輸出 27.9 より作成.3.5 日系企業の進出 27年2月時点 JETRO ホーチミン調べ で ベトナム進出日系企業数 全分野の総数 は,753社2にのぼる 27年度の日系企業実態調査 652企業回答 に参加した企業のうち7割 近くがベトナムでの今後の事業拡大を検討しており2 日系企業にとって今後の更なる消費拡 大が見込まれる市場となっている 1 農業企業 ベトナムの消費者は 安全安心な農産物への意識が高まりに加え 経済成長に伴い 高付加価 日系企業進出状況 JETRO 内訳はベトナム日本商工会 ハノイ ハイフォン 北部ベトナム 684社 ホー チミン日本商工会 952社 ダナン日本商工会 7社 年度 アジア オセアニア進出日系企業実態調査 2 4

21 値の作物の需要が増えている そのため 日本の品種や栽培方法を導入して生産される高品質 な農産物の商機が高まっている 24年に策定された日越農業協力中長期ビジョンにおける取組とも相俟って 農業における二 国間の投資が活発になってきている ベトナム農業に対する日本の企業の関心は高まっており ベトナム農業ビジネスミッションが開催されるなどベトナムにおいて農業ビジネスを検討する 企業への支援が進んでいる JETRO 28年 によれば日系企業はホーチミン 南部への展開 が主流であるが 農業セクターでは野菜生産に適した北部や中部高原地域を中心に イチゴ メロン レタス等の生産が行われており ホーチミンやハノイなど都市部のスーパーで日本ブ ランドの野菜として販売されている 表 4 日本企業 A社 B社 C社 D社 E社 F社 ベトナムに進出している主な日系農業企業の例 地域 ラムドン省 ダラット ダクラック省 ソンラー 省 モクチャウ 他 フンイエン省 ラムドン省 ダラット ラムドン省 ダラット ソンラー省 G社 ラムドン省 ダラット H社 ハノイ I社 カントー J社 ハノイ K社 ナムディン省 出典 各社ウェブサイト等より調査団調べ 事業開始年 2年 2年 内容 花卉栽培 販売 輸出 野菜栽培 無農薬 無化学肥料 販売 22年 24年 24年 24年 グリーンハウスの製造 販売 日本品種のイチゴ栽培 販売 レタス栽培 契約農家から買い取り 販売 日本品種の茶栽培 煎茶 抹茶製造 販売 輸出 ASIAGAP認証 日本品種のメロン栽培 販売 有機野菜栽培 販売 日本品種のコメ試験栽培 有機バナナ栽培 輸出 有機JAS認証 有機農業資材販売 普及 野菜栽培等 日本品種のコメ栽培 販売 コメ加工食品の製造 販売 25年 25年 26年 26年 27年 2 食品企業 これまでに現地 周辺国での販売を主たる目的として ベトナムに進出した日本の主要食品メ ーカーには以下のような企業がある 表 5 ベトナムに進出した日本の主要食品メーカー 年 代 社 名 主な製造品 進出年度 99s 味の素 調味料製造 993 エースコックベトナム(即席めん製造 995), TANAKA (酒類製造 995), 日本 水産出資のNigico (水産加工品 冷凍食品製造 995 ロッテベトナム 菓子製造 996 大正製薬出資の Taisho Vietnam (ドリンク剤製造 999) 共栄フード出資のVina foods Kyoei パン粉製造 24 日東富士製粉と三菱商事出資のNitto-Fuji Intl プ レミックス粉製造 26 ヤクルト 乳酸菌飲料製造 27 双日出資のInterflour Vietnam (小麦粉製造 27) 2s 出典 各社ウェブサイト等より調査団調べ なお その他の大規模な外資食品メーカーには Royal Friesland Campina オランダ 乳製 品 Mondelez International 米国 菓子 PPB グループ マレーシア 製粉 等がある 22 前述のJETRO調査によると 28年の景況感を示すDI値23はベトナムでは5ポイントを上回る 国際協力銀行 営業利益が前年比で 改善 した企業の割合から 悪化 した企業の割合を引いた数値 5

22 など 景況感の改善が顕著であった 調査対象の計2ヵ国の平均は38.2 この背景には 現地市場での売上増加 が最も多く また 生産効率の改善 輸出拡大による売上増加 にも起因しているとされている このような状況は 企業の今後のベトナムへの高い事業拡大 意欲に顕著に表れている 具体的には 卸売 小売業で拡大を見込んでいる会社は全体の 83. に及んだ 現状維持が5.4 わずか.5 が縮小を検討している すでに進出をして いる企業の大半が ベトナム市場のさらなる発展を見込んでいる 拡大を見込む企業の検討理 由は以下のとおりである 表 6 今後 2 年で事業拡大を検討している理由 項 目 売り上げの増加 成長性 潜在力の高さ 取引先との関係 高付加価値製品への高い受容性 生産販売ネットワークの見直し 規制の緩和 割 合 出典 JETRO 27年度 アジア オセアニア進出日系企業実態調査 より作成 一方で日系企業にとっては依然として初進出や進出後のビジネス展開にあたり 各種の制約に 戸惑っている 以下に 日系企業 特に食品関連企業の進出 ビジネス展開における課題につい て記す.3.6 日系企業進出にあたっての課題 問題点 1 ベトナム進出企業の一般的な経営上の問題点 市場の可能性の高さが魅力的である一方 経営の上では賃金上昇や原材料調達面での課題が存 在する JETRO の海外進出日系企業調査によると ベトナムの日系企業が直面する経営上の課 題として 下表の項目が挙げられている 前出の DoingBusiness 28 では改善がみられる とした通関などの諸手続きについても 日系企業の実情としては 半数近くの企業が問題を抱 えていることが判明した 従業員の賃金上昇は昨年度も課題点として挙げた企業が一番多く 27年度調査では59.5 昨年度よりも課題として認識する企業の割合がさらに増えた 加 工食品業界 製造業 は一般的に農業従事者に比べ月額賃金が低いことから 人材確保の難し さが指摘されている24 原材料 部品の調達の難しさ に関しても昨年度と変わりなく 6割 強が問題視している 表 7 ベトナム進出の日系企業の経営上の課題例 部 門 人材 労働関連 内 容* 従業員の賃金上昇 75.2% 従業員の質 46.7% 原材料 部品の現地調達の難しさ(65.2%) 品質管理の難しさ 57.2% 通関等諸手続が煩雑 47.5% 調 サプライ体制関連 達コストの上昇 32.7% 税務 法人税 移転価格課税 の負担 4.9% マーケット関連 競合相手の台頭 46.% 新規顧客の開拓が進まない 4.% 主要取引先からの値下げ要請 34.6% *括弧内は該当すると回答した企業の割合( ) 出典 JETRO 海外進出日系企業調査 24 ベトナムにおける戦略的加工食品の創出と本オプ食品関連ビジネスの進出促進のため情報収集 確認調査 (JICA, 22) 6

23 2 ベトナムの投資環境上の課題25 同上の調査での日系企業の考える投資環境上のリスクには 下表の内容が挙げられていた 最 も多い回答は法制度の未整備 不透明な運用 63.3 であった 具体例として 現地調査に て訪問した小売の大手企業では 外資企業として直面している以下の課題点を挙げていた 各種通達/法令/規定が頻繁に公布される かつ猶予が短期間であることから 社内 法務部から関連部局への連絡 対応 仕入 売場 品質管理 荷受担当者間 まで の十分な時間を確保することが難しい 一方で政府からの立入検査が早急であるた め 思わぬ罰則が科されることが多い 仕入食品に関しては 全て品質証明書の入手 保管が義務付けられているが 小規 模工場では準備に時間を要すなど書類整理には大変な困難があり この点でも立入 検査によって頻繁に罰則が科されている 表 8 ベトナム進出の日系企業の投資環境上の課題例 領域 分野 項目 割合 備考 26 全般 人材 労働 人件費の高騰 54.6 最低賃金上昇率 平均6.5 人材の確保 離職率の高さ 中間マネジメントの人材層が薄い 許認可制度 法制度の未整備 不透明な運用 63.3 許認可手続き 行政手続きの煩雑さ 6. 法令内容の事前検討の不足 実務とのかい離 省 庁 地方間 担当官での法律の解釈が異なる 非公式手数料の存在 審査機関の不明瞭さ インフラ インフラ(電力 物流 通信)の未 整備 48.3 南北に経済圏が分断しているため 非効率 制度 基礎インフラ 出典 JETRO 海外進出日系企業調査 まとめ 上記の調査などから ベトナムでは 総合的にビジネス環境が改善され 日系企業の更なる進 出が見込まれる また ベトナムや近隣諸国の経済成長に伴う食品需要の高まりに対応すべく 今後も日系企業のアジア進出に向け ベトナムが一拠点となり日本との農産物 食品の貿易等 が拡大する可能性がある 一方で実際にビジネス展開をする企業には 表8に示されるような不明瞭な制度や生産 製 造 流通段階での衛生管理 また南北の経済圏の分断といった物理的課題が存在する これら 課題を国際協働的に解決することにより 日本並びにASEAN諸国において Win-Winの関係が築 かれることが望まれる 人件費の高騰 が最大の投資リスクに 進出日系企業実態調査からみた投資環境 有効回答者数 652 社 内食料品 複数回答 ベトナムホーチミン市近郊ビジネス情報28 JETRO に基づく記述 25 7

24 第2章 ベトナムにおける農産物 食品の規格 認証 2. ベトナムにおける食品安全行政 2.. 農産物の安全確保に関する規制 ベトナムにおける食品安全に関する法律の基本構造は 下図の通り 食品安全法は国会が発行 する基本の法律(Law)であり 政令(Decree)は政府が発行する詳細規程 通達(Circular)は関 係省庁が発行する実務指針 決定(Decision)は 首相又は大臣が発行する通達の更に詳細な規 程もしくは政令や法律に関する特別な取扱いである 食品安全法 (Law) 国会が発行する基本の法律 政令 (Decree) 政府が発行する詳細規程 通達 (Circular) 各省庁が発行する実務指針 決定(Decision) 首相又は大臣が発行するより詳細な 規程又は政令に関する特別な取扱 図 5 ベトナムにおける食品安全法の基本構造 ベトナム農業農村開発省から提供のあった資料に基づいて ベトナムにおける農産物の安全性 に関する法規制 規格 技術基準を以下のように整理する 1 農業生産工程管理(GAP) ) 関係法令 食品安全法第4条第4項において GAPの法律の枠組みを確立し かつ適用されなければならな い道筋を立て実施できるように取りまとめを行う と規定されている 政令7号/26/ND-CPは 規格 技術規則法 26年 ならびに商品 製品品質法 27年 に基づき 科学技術省によって発行された適合性評価に関する政令である 認証機関としての 資格要件や実施組織としての関係省庁や科学技術省の役割が明記されている 決定/22/QD-TTgは VietGAPの適用支援政策 調査分析費用や認証取得のための資金支援 や農家へのトレーニング 生物農薬やIPMなどの新技術支援など が記されている 通達48号/22/TT-BNNPTNTは 食品安全法に準拠して 農畜水産物の生産と加工におけるGAP の適合性評価について定めている 28年に通達6号として改訂された 2) 規格(TCVN) TCVN892-:27 VietGAP(作物) 国家基準TCVN 892-:27は 作物生産におけるVietGAPについて規定したもので VietGAP 8

25 による農業の生産 加工 収穫 保存 輸送を含む における要求事項が記載されている 2 有機(Organic) ) 関係法令 政令9/28/ND-CP 有機農業 は 規格 技術規則法 26年 商品 製品品質法 27 年 ならびに食品安全法 2年 に準拠して 農業農村開発省によって発行された 農林畜 水産分野における有機農業製品の生産 認証 ラベル ロゴ トレーサビリティ 検査につい て規定している 2) 規格(TCVN) 27年に新たな国家有機規格TCVN4:27が CODEX, IFOAM, EU, ASEAN基準と の調和 によ って策定され 有機製品の生産 加工 レベル マーケティングについて規定している TCVN4-:27 有機生産の一般要求事項 TCVN4-2:27 有機農業 TCVN4-3:27 有機畜産 3 食品安全システム 加工食品 ) 関係法令 上述のGAPと同様に 食品安全法第4条 食品安全の国家施策 では 法的枠組みの構築と食品 安全管理システムの強制適用に向けたロードマップの体系化について定められており GMP, GHP, HACCP及びその他の食品安全管理システムがその中に位置づけられている 政令5/28/ND-CPは 製品の自己宣言手順 遺伝子組み換え食品の安全性保証 食品製造施 設の認証 輸出入食品の検査 食品表示 健康補助食品の安全性 食品添加物の安全性 食品 トレーサビリティ 食品安全の国家管理などについて規定されている 政令7号/26/ND-CPは 規格 技術規則法 26年 ならびに商品 製品品質法 27年 に基づき 科学技術省によって発行された適合性評価に関する政令として 認証機関としての 資格要件や実施組織としての関係省庁や科学技術省の役割が明記されている 国家技術規則 2-2:29/BNNPTNTは 水産物の生産と流通について HACCP原則に基づく食品 の品質と安全管理プログラムについて規定している 2) 規格(TCVN) 国家技術規格 TCVN563:28は 食品衛生の一般原則を示したもので Codex CAC/RCP969,23/4改訂版と同等のベトナム語版である TCVN563/28 HACCP TCVNISO22:27 4 製品毎の技術基準(QCVN) QCVN -6:29/BNNPTNT: コーヒー加工 食品安全と衛生 QCVN -7:29/BNNPTNT: 茶加工 食品安全と衛生 9

26 QCVN -8:29/BNNPTNT:カシューナッツ加工 食品安全と衛生 QCVN -9:29/BNNPTNT:野菜果物加工 食品安全と衛生 QCVN -32:23/BNNPTNT:生鮮野菜果実茶 生産と梱包における食品安全確保 QCVN 2-3:28/BNNPTNT:農水産物卸売市場 食品安全保障要求 QCVN 8-:2/BYT: 食品中のマイコトキシン基準 QCVN 8-2:2/BYT: 食品中の重金属基準 QCVN 8-3:2/BYT: 食品中の微生物基準 通達 27/22/TT-BYT: 食品添加物基準 通達 45/24/BNNPTNT: 農業資材及び農水産製造施設の検査と認証 通達 5/26/TT-BYT: 食品中の残留農薬基準 通達 5/24/TT-BNNPTNT: 小規模製造施設の食品安全と管理 TCVN856/27:食品市場 TCVN973:23 (CAC/RCP 69-29):コーヒーにおけるオクラトキシンAの予防と削減対策 出典 農業農村開発省 NAFIQADからの資料 ベトナムにおける技術規則(Technical Regulations)は QCVNと呼ばれ強制的に適用されるも ので 関連する各省が規則を策定し 科学技術省標準 計量 品質総局 Directorate for Standards, Metrology and Quality: STAMEQ の検証後に実務指針としての通達を発行する また 規格(Standards)は TCVNと呼ばれ任意に適用されるもので 政府の各省が規格を策定 し 科学技術省のSTAMEQが規格を検証 発行する 加工や包装業者は規則の適用が要求され 製造 流通業者は規則に適合していることの宣言が 要求される また 規則では 製品や製造プロセスが安全で 環境にも良いことが要求される 2..2 食品安全法における中央政府と地方政府の役割 食品安全法には 食品安全の国家管理における関係省庁の役割が明記されており 以下のよう に整理できる 2

27 表 9 食品安全行政に係る中央政府と地方政府の役割 中央政府 関係省庁の 責務 保健省(MOH) 食品安全の国家戦略や開発計 画の策定や統轄 食品や包装材料の規格基準の 技術規則の公布 食品の製造 流通施設の安全 性確保の要件策定 食品安全の啓蒙や教育の統括 蒙や教育の統轄 食品の加工 輸入 流通におけ る検査の実施 農業農村開発省(MARD) 管轄するセクターにおける戦略 政策 開発計画 法律文書などの 策定と公布 管轄セクターにおける生産 加 工 保管 輸送 輸出入 流通に おける安全管理 管轄セクターの包装及び包装材 料における安全管理 管轄セクターの生産 輸出入 流 通における試験 検査 管轄対象セ クター 食品添加物 加工助剤 ミネラルウォ ーター 機能性食品など加工食品 穀物 肉及び肉製品 水産物及び加工 品 野菜 果物 卵及び加工品 生乳 蜂蜜及び加工品 遺伝子組替え食品 塩など 地方政府 地方政府の 責務 商工省(MOIT) 管轄するセクターにおける戦略 政策 開発計画 法律文書などの 策定と公布 管轄セクターにおける生産 加 工 保管 輸送 輸出入 流通に おける安全管理 管轄セクターの包装及び包装材 料における安全管理 市場やスーパーマーケットにおけ る規定についての政策や開発計 画策定 アルコール ビール 加工乳 植物油 小麦粉など 法律文書や地方の技術規則の関係機関への提出 食品のサプライチェーン全体で安全性を確保するための施設に関する地域開発計画の開発 小規模生産や露天商 ケータリングサービスなどにおける食品安全管理 地方における食品の定期管理報告 地方における食品安全のための人材育成のための研修コースの組織化 食品の安全意識改善のための啓蒙 教育やコミュニケーションの組織化 管轄する地域の食品安全に関する試験 検査や法令違反への対処 農業農村開発省(MARD)は 食品の認証に関連して下に示す組織図のように栽培局 畜産局 品 質管理局がそれぞれ省庁レベルでの政策策定を行っているが 地方レベルにおいては 農業農 村開発局(DARD)が対応する形で同等な組織を持っており それぞれの部局が現地における管理 監督を行っている なお 地方の農業普及センターでは GAPの普及や指導などのコンサルテ ィングを行っている 大臣 副大臣 計画局 経理局 国際協力局 科学技術環境局 農業企業局 法務局 事務局 監査室 専門局 品質管理局 (NAFIQAD) 栽培局 植物保護局 農業農村開発専門学校 畜産局 農村開発政策戦略研究所 動物衛生局 建設管理局 IT統計センター 図 6 農業農村開発省(MARD)の組織図 2 協同組合 農村開発局 農産物加工 市場開発局

28 局長 局長 総務 局長 人事 局長 企画財務 監査 技術局 品質管理 (NAFIQAD) 作物 水利 農業普及センター 畜産獣医 農村環境浄水センター 水産 農村開発 森林管理 研修センター 図 7 農業農村開発局(DARD)の組織図 2..3 農業農村開発省における中央と地方レベルの食品安全行政 ベトナムにおける農畜水産物や食品の管理は 前述したように中央レベルで政策策定を行い 地方レベルでその実施を行う仕組みがある 以下にMARDとDARDにおける食品安全行政の担当部 局を示す 表 2 分野 植物由来の 食品 動物由来の 食品 水産物を 除く 混合食品 2..4 MARD と DARD における食品安全行政の担当部局 農作物 農家の前処理を含む 独立した一次加工及び加工処理 流通 消費 輸出入 畜産物 と殺 一次加工 加工 焼き ハム 缶詰肉など 流通 消費 輸出入 一次加工 加工食品 冷蔵 包装材料 中央レベル(MARD) 作物局 作物保護局 農産物加工市場開発局 品質管理局 作物保護局 品質管理局 畜産生産局 動物衛生局 品質管理局 動物衛生局 品質管理局 動物衛生局 品質管理局 品質管理局 地方レベル(DARD) 作物局 作物保護局 品質管理局 品質管理局 品質管理局 畜産獣医局 畜産獣医局 品質管理局 畜産獣医局 品質管理局 畜産獣医局 品質管理局 ベトナムの食品安全に係る認証 適合性評価(Conformity assessment)は 規格や規則に適合していることを評価するための活 動である 適合性評価の対象は 製品 製品やサービスなど プロセス 特定の加工や処理 など システム 組織の管理システムなど 要員 審査員や検査員など 及び機関 認証 機関や試験所などの適合性評価機関 などである 認証 Certification とは 製品 プロセス サービスが特定の要求事項(基準 標準 規定 に適合していること つまり 適合性 を第三者が文書で保証する手続きである そのため 第三者が認証を行う際に その第三者(認証機関 が行った適合性評価が不適合な ものとならないように 中立な立場で認証機関の能力を審査する必要がある このように認証 22

29 機関の能力を審査することを認定 Accreditation)と言う27 適合性評価は その社会的役割を果たすために次の3つが必要である ① 適合性評価の力量をもつ実施者が 公開された客観的な方法で評価を行い その結果を証 明として関係者に提供する ② 証明の責任の所在を明確にして その根拠を追跡できるようにしておくこと 第三者が適 合性評価を行う場合 その力量の実証を別の第三者が行う仕組み 認定システム が構築 されていること ③ 適合性評価を国際的に また分野間で調査した仕組みと手順で行い 有効な証明を相互に 利用すること 適合性評価の主な活動には 適合の事実確定を重点とする活動 試料のサンプリングと分析 プロセス審査 マネジメントシステムに関する監査など と信頼性の保証を重点とする活動 製品やマネジメント認証 要員や適合性評価機関の力量認定など がある 政令7によれば ベトナムで認証業務を行う全ての認証機関は その認証する規格がTCVNの 場合 営業許可を取得後 その認証する規格を管轄する省庁に 規格毎に登録される必要があ る 認証する規格がTCVNになっていない場合 その認証する規格を管轄する省庁から登録だけ でなく指定される必要がある 認証機関による管轄省庁または科学技術省への登録/指定は必 須であり 登録した管轄省庁などに対して認証の実施結果を年一回又は必要に応じて報告する また 認証機関は 審査員のトレーニングを科学技術省から受けることになっている ベトナム国内の認定機関は科学技術省(MOST)に登録が義務付けられるが 海外の認定機関がベ トナムで営業する場合は 操業ヶ月前にMOSTに届出をする必要があり 毎年モニタリングさ れ 3年で更新される ベトナムの食品安全に関係する適合性評価システムとして 図8の左側は政府による認証機関 に対する行政指導 監督のために登録/指定を強制していることを示す一方 同図の右側は国 際認定機関フォーラム(IAF)により承認された認定機関 国内外を問わない が認証機関を認 定し その認証機関が農家や企業を認証する通常の認証システムも存在することを示している 図 8 27 ベトナムの食品安全に関係する適合性評価システム 引用 JAB HPより 23

30 適合性評価システムにおける課題 BOA(ベトナム認定局 科学技術省傘下の認定機関で国際認定フォーラムのメンバー)によると 認証機関が行政機関に登録する際にISO765やISO72が資格要件になってはいるものの 実 際の審査は認定機関が行うものほど厳密ではない 行政機関に登録された認証機関及び認定機 関に認定された認証機関ともに事業者に認証証明書を発行するが 認定機関に認定された認証 機関が発行する認証証明書については 認定機関のマークが付けられる 認定された認証機関 の割合は9%くらいを占めるとの説明があった 適合性評価システムにおいて認証機関が登録と認定の枠組みを持つことが 農家や企業などの 事業者に対して 認証システムを分かりにくいものにしていると思われる 2.2 ベトナムにおける農産物認証の種類 ベトナムの野菜 果樹農家が取り組んでいる主な認証と要求事項は以下の通りである 表 2 ベトナムの主な野菜 果樹における認証システム 認証システム 安全野菜 要求事項 栽培環境 立地条件 土壌と水源の検査 PGS 栽培環境 使用農薬指導 VietGAP 土壌 水質 プロセス評価 農薬使用と残留農薬分析 GLOBALG.A.P. 有機農産物 農家の理解度や記録 水質 土壌 環境 肥料や農 薬使用管理と残留農薬分析 持続的農業 トレーサ ビリティなど 生産方法 圃場 肥培管理 栽培管理 防除 育苗管 理 収穫後処理 使用農薬など 認証機関 人民委員会 メンバーによるクロ スチェック 認証機関 政府系と 民間 備考 安全野菜専門店での販売あり VOAA, NGOなどの支援 特定市 場への販売 大手スーパーの調達条件DARD 普及センターなど からの指導 認証機関 民間 EUなどへの輸出に必要 認証機関 民間 有機専門店での販売あり 安全野菜とは DARD品質管理局 地方レベル により QCVN -32 通達45号および通達5 号の基準を満たしていることが検査され 食品安全基準満足証明書 の発行を受け 人民委員 会により 安全野菜商標 の認可を受けた野菜のことである 現地インタビューより 農業生産者は顧客が要求する認証を取得しており 複数の顧客が要求する異なる認証を複数取 得している場合もある 図 9 顧客 バイヤー 毎に異なる認証システムの組合せ 24

31 2.2 農業生産工程管理 GAP 2.2. ベトナムのGAPについての概要 1 VietGAP策定の歴史 28年8月6日以前は 農業農村開発省がVietGAPについて以下の決定を発行していた 決定 379/QD-BNN-KHCN 安全野菜及び果物の農業生産工程管理(VietGAP)28//28 決定 2/QD-BNN-KHCN 安全生鮮茶農業生産工程管理(VietGAP) 28/4/4 決定 2998/QD-BNN-TT 米の農業生産工程管理(VietGAP) 2//9 決定 2999/QD-BNN-TT コーヒーの農業生産工程管理(VietGAP) 2//9 規格 規則以外のVietGAP手引書 通達 48/22/TT-BNNPTNT 農業生産 生鮮野菜 茶 米 コーヒー のVietGAP認証 28年8月6日 規格と技術規則法により 科学技術省の下で国家規格としてTCVN VietGAPが発 行された VietGAPの認証プログラムオーナーは農業農村開発省である 併せて 過去に発行 された省庁規格のVietGAP 上記4決定 およびその手順書を廃止する通達6/28/TT-BNNPTNT も発行された したがって28年8月6日以降に有効なVietGAPの規格は下記に一元化された TCVN 892-:27 VietGAP-Part: 栽培 決定 282/QD-BKHCN 2 ベトナムにおける農畜水産物の製品認証プログラム ベトナム認定協会 Bureau of Accreditation: BOA のベトナム認証認定スキーム Vietnam Certification Accreditation Scheme:VICAS において VietGAP及びそれに類似する製品認 証(Product Certification) プログラムは以下の通りである 表 22 ベトナムにおける農産物 食品の主な認証プログラム 認証プログラム VietGAP Part オーナー MARD VietGAHP VietGAP UTZ Code of conduct Chain of Custody GlobalG.A.P. MARD MARD UTZ オランダ フードプラス ド イツ 対象品目 農産物 米 野菜 果樹, コーヒー 茶など 畜産物 牛 豚 鳥 蜜蜂など 水産物 エビ 魚など コーヒー栽培と加工 カカオ栽培と加工 茶の栽培と加工 主な認証機関 NAFIQAD, NAFIQAD6, Center for Analysis and Quality Certification of Lam Dong, FCC Control and Fumigation Joint Stock Company Cafecontrol, VSCB Vietnam Limited Company, VCC&C 野菜 果樹 畜産 水産 飼料など Bureau Veritas Certification,IQC Certification and Inspection Joint Stock Company, SGS Vietnam Limited 出典 Search certification body of BOA website 3 現在のVietGAP認証実績 本調査の第回作業委員会 28年9月27日 で農業農村開発省作物局からの配布資料を基にベ トナムにおける現在のVietGAP認証取得実績を以下に示す VietGAPの対象作物と面積は 米 (3,69.4ha) 野菜(4,34ha) 果樹(2,992.6ha) 茶(4,44.5ha) コーヒー(2ha)で 合計 33,267.5haである 25

32 表 23 農産物の VietGAP 認証実績 28 年 8 月 3 日時点 省 コメ (ha) 野菜 (ha) 果樹 (ha) 茶 (ha) コーヒー (ha) 認証機関数 政府系 紅河 デルタ 北部 内陸 山間 地域 北中部 沿岸 地域 中部 高原 南東部 メコン デルタ Bắc Ninh Hà Nam Hà Nội Hải Dương Hải Phòng Hưng Yên Nam Định Ninh Bình Quảng Ninh Thái Bình Vĩnh Phúc 小計 Bắc Giang Bắc Cạn Cao Bằng Điện Biên Hậu Giang Hòa Bình Lai Châu Lạng Sơn Lào Cai Phú Thọ Sơn La Thái Nguyên Tuyên Quang Yên Bái 小計 Bình Định Bình Thuận Đà Nẵng Hà Tĩnh Khánh Hòa Nghệ An Ninh Thuận Phú Yên Quảng Bình Quảng Nam Quảng Ngãi Quảng Trị Thanh Hóa Thừa Thiên - Huế 小計 Đăk Lăk Đăk Nông Gia Lai Kon Tum Lâm Đồng 小計 Bà Rịa VT Bình Dương Bình Phước Đồng Nai Tây Ninh Ho Chi Minh 小計 An Giang Bến Tre Cà Mau Cần Thơ Đồng Tháp Hậu Giang Kiên Giang Long An Sóc Trăng Tiền Giang Trà Vinh Vĩnh Long 小計 合計 , 民間 , , , , , , , , , , , 出典 第回作業委員会配布資料 原資料 をもとに作成

33 4 認証機関におけるVietGAP認証手続 VietGAPの認証手続きは以下の通りである ) 生産者が VietGAP 認証機関に認証申請をする際に 認証機関との契約後に初期審査が行われる 2) VietGAP の要求事項を満たしているかどうかの審 査の手順は以下のように行われる 生産と加工プロセスの評価 サンプル検査 サンプルは生産現場又は集荷 場で収集される (注 TCVN892-:27 の Appendix C に記載の分析項目は以下の通り a. 土壌中の重金属 b. 灌漑用水や収穫後処理用水などにおける重金 属 微生物 c. 製品中の重金属 残留農薬 微生物 毒性物 質) 3) 審査は 品目毎の VietGAP によるチェックリスト に基づいて行われる 4) 認証取得後のモニタリング審査は 定期的又は非 定期に 事前通告無しで 行われるが その時期 は認証機関が決める 5) 生産者グループの場合は 内部監査における書類 審査をする 6) VietGAP 認証の有効期間は 発行から最大 2 年間 で 認証終了後に生産者が認証された場合には最 大 3 ヶ月期間延長が可能である 認証申請 検査 契約書 評価準備 評価 検討 認証 定期的モニタリング 再認証 図 認証手続きのフロー 5 VietGAP認証実施における課題 ベトナムにおける全農地面積96,92 の内 28年現在VietGAP認証取得農家は33,267.5ha 332 で.35%に過ぎない MARDは VietGAP取得の補助金を出すなどして 国内での VietGAPの導入促進を図っている 大手スーパーなど大きな市場需要がある都市周辺部での導 入は活発であるが 地方においては国の補助金で導入されても継続が困難になっているとみら れる 農家が従来の農業習慣を変えないなどがその理由である 認証面積増加の制約要因としては 現在農家がVietGAPを実践するためのガイドラインやチェ ックリストがないことや普及員の能力向上のための仕組みが整備されていないこと 認証機関 が都市部に集中しており 地方からのアクセスが困難なこと などが挙げられる 6 Basic GAP Basic GAPは 国際協力機構 JICA による技術協力プロジェクト 農産物の生産体制及び制 度運営能力向上プロジェクト 2年7月 23年2月 で提唱された VietGAPの65項目の 管理点の中から主要な26項目を抽出した 小規模農家が適用可能な安全農産物栽培技術規範で ある Basic GAPの実践は農家個人の自己点検と農協や生産農家グループでの内部監査によっ て確認する仕組みである28 Basic GAPの実践を通じて安全な農産物を生産できるようになり 第三者認証プログラムGAPへとステップアップしていくことを目的としている 28 Basic GAP Manual (JICA-MARD DCP生産局 農産物の生産体制及び制度運営能力向上プロジェクト ) 27

34 2.2.2 ベトナムにおけるGLOBALG.A.P. についての認証取得状況 1 ベトナムにおける現在の認証件数と対象品目 EU諸国に農産物を輸出する際に 大手小売業者から輸出業者や生産者がGLOBALG.A.P.認証を要 求されることが多くなっている GLOBALG.A.P.は ドイツのNPOであるFoodPLUSが認証プログ ラムオーナーである 農畜水産物の生産段階における安全性や環境管理に関する認証プログラ ムとして Global Food Safety Initiative (GFSI)にも承認されており 国際的に認知された 認証プログラムである ベトナムにおけるGLOBALG.A.P.認証の農産物別の取得数 28年2月時点 と主な認証機関を 下表に示すが 輸出だけでなく国内向けにも供給している 表 24 ベトナムにおける GLOBAL G.A.P. 認証取得数 28 年 2 月現在 主な認証機関 CU SGS Other Total 輸出 供給 相手先 EU, 日本, ベトナム 2 3 カナダ, 中国, EU, 日本, ベトナム, 韓国 2 ベトナム, EU ポルトガル 2 2 ベトナム ベトナム 4 5 ベトナム, EU ポルトガル ベトナム ベトナム ベトナム ベトナム ベトナム 5 6 オーストラリア カナダ EU ロシア シンガポール 米 ベトナム ベトナム ベトナム オーストラリア カナダ EU ロシア シンガポール 米国 ベトナム サウジアラビア ドラゴンフルーツ 8 中国 インド 日本 韓国 アルジェリア インドネシア タイ 枝豆 EU 日本 ベトナム 生姜 カナダ 中国 EU ロシア シンガポール 米国 ベトナム グアバ カナダ 中国 EU ロシア シンガポール ベトナム ケール ベトナム コールラビ ベトナム レタス ベトナム 香港 日本 シンガポール ライム 3 3 カナダ 中国 EU ロシア シンガポール ベトナム ロンガン ベトナム ツルムラサキ 3 5 ポルトガル ベトナム EU マンゴー 2 2 EU ロシア シンガポール ベトナム マンゴスチン カナダ 中国 EU ロシア シンガポール ベトナム パッションフルーツ カナダ 中国 EU ロシア シンガポール ベトナム 牛乳 3 3 ベトナム タマネギ ベトナム オレンジ 3 3 ベトナム EU パクチョイ 4 4 ベトナム EU 日本 シンガポール ナス ベトナム EU 胡椒 ベトナム ポメロ 2 2 ベトナム EU ジャガイモ ベトナム ランプータン 4 5 中国 ロシア シンガポール ベトナム EU ほうれん草 2 ベトナム EU ポルトガル サツマイモ 2 ベトナム EU ポルトガル トマト 空芯菜 4 5 ベトナム EU,日本 シンガポール 合計 6 注) BV: Bureau Veritas, CU: Control Union, GLOBALG.A.P ウェブサイトデータベースより 農産物 ベビーコーン バナナ バジル 豆 キャベツ カラシナ ニンジン カリフラワー セロリ ビーツ 白菜 ココナッツ ズッキーニ キュウリ BV 2 GLOBALG.A.P.認証手続き GLOBALG.A.P.には 個人認証とグループ認証があり グループ認証の場合には事務局を設置し てQMS 品質マネジメントシステム の構築が必要となる 例として グループ認証における 会員の認証フローを以下に示す 28

35 GAPトレーニング チェックリスト及び適合管理基準の理解 記録保持/圃場履歴記録 農薬や化学肥料の使用履歴の記録 農業生産活動の記録 農業 器具の点検記録 QMSの導入 チェックリストによる圃場の点検 適合管理基準との照合 圃場におけるQMS の反映 内部検査及び事故評価の実施 内部検査員による圃場検査 自己評価の実施 改善措置の 実施 最終確認 是正報告書の点検 適合管理基準の最終確認 個人認証 グループ認証 個人生産者 事務局 会員. GAPトレーニング. QMSトレーニング. GAPトレーニング 2. 記録保持/ 圃場 履歴記録 2. QMS策定 2. 記録保持/ 圃場 履歴記録 3. 管理基準の導入 3. QMS導入 3. QMSの導入 4. 自己評価の実施 4. 内部監査の実施 4. 内部検査及び 自己評価の実施 5. 最終確認 5. 最終確認 5. 最終確認 認証機関による審査/認証取得 認証の更新 2ヵ月後 図 GLOBAL G.A.P.の認証フロー 認証機関への申請により 適合管理基準のチェックリストを基に審査が行われ 未達成の場合 には審査日から28日以内に改善処置が実施され それを基に認証が取得される なお 認証は 年毎に更新が必要となる ベトナムにおけるフードバリューチェーンの各関係者のGAP の取組と活用の状況 農産物の認証におけるフードバリューチェーン関係者の取組み事例 ベトナムの生産から流通 販売までのフードバリューチェーン関係者からのヒアリングから 認証への取組みについて代表的な例を示す ① 農業生産者 農家グループ代表 N氏 柑橘類の栽培をしているある農民グループは ハノイの顧客 大手スーパーと安全野菜取扱い 店 からの要請でVietGAPを取得しており 現在認証農場は6.5haで今後対象作物を拡大して いく予定 VietGAP認証取得にあたり DARD品質管理局とDARD作物局から栽培と農薬指導を受 けている VietGAP買取価格は 慣行栽培と比較して.7.8倍であるが 有機栽培は2倍での 29

36 取引が見込まれることとニーズが高いことから将来有機農業への拡大を計画している ② 農業協同組合D 稲作と野菜農家の4名の組合員からなる農協で 政府からの支援により調製施設が建設され た ベルギーのNGOの支援によりPGSによる安全野菜の生産をしている 導入時は顧客の農業技 術者から栽培指導を受け その後PGSによりメンバーによるクロスチェックでモニタリングを している 農薬の管理は IPMによる取組みを実践しており 人民委員会から生物農薬が無料 支給されるなど行政からの支援がある VietGAPに関しては DARDの支援によりキャベツで認 証取得を行っており 農産物品質分析認証センターで更新審査を受け 土壌 水質 プロセス 評価に適合した 価格は安全野菜が通常の市場価格の.5倍 独自の安全野菜基準によるスーパーの小売価格は4 倍であった 図 2 生産者価格の比較 通常と認証済 ③ 農業法人P社 野菜の生産と一次加工を行う会社 今後乾燥野菜やソース用などの加工も行うことを検討して いる 23年安全野菜認証取得 25年ASEAN GAP研修受講 28年VietGAP認証取得 自社農 場6haは全てVietGAP認証 契約農家7haのうち2haは自社でVietGAP認証 残りは農家個人で VietGAP認証を取得している 顧客は7%がホーチミンの大手スーパーやレストランなどで 価 格も慣行栽培より約2%高い VietGAP認証取得のメリットは価格に加えて販路の安定が大きい は輸出用で加工業者へ販売する 冷凍野菜など 残りの2 は国内市場に流通している スーパーや加工業者からはGAP実践が調達の最低基準として求められるほか 輸出する加工業 者からは輸出先の残留農薬基準を守るよう求められる 有機農産物については後述 ④ スーパーマーケットV社 V社は 調達先を全てVietGAP認証取得農家としている 8 は全国の自社農場から 2%は契 約農家から野菜を調達しているが 農場のワーカーへのVietGAP研修を行い 種子や農薬は直 接供給しており 各農場ではスーパーバイザーが収穫から調製までの品質管理や3ヵ月毎にラ ボの検査 残留農薬や抗生物質など によるモニタリングを行っている また 全国から集荷 される野菜などの調製を行う調製センターで 梱包やラベル貼りをしている 3

37 図 3 サプライチェーンと認証 農業協同組合 N とスーパーV 左 農業生産法人 P 右 ④ スーパーマーケットA社 A社は 消費者に安心安全な食品を提供するため 調達基準としてVietGAPの実践を求める自社 基準を設けている 農家から調達する際は 農産部門担当者が農場を訪問して生産プロセスを 確認し QC部門担当者が使用農薬等を確認し 基準を満たしているか確認が取れてから契約す る 写真 スーパーで販売のVietGAP認証野菜 写真2 スーパーで販売のVietGAP認証果物 写真3 VietGAP認証圃場 P社 写真4 VietGAP認証圃場の調製施設 P社 3

38 写真5 VietGAP認証書 2.3 写真6 P社独自のVietGAPロゴ 有機農産物に関する規格と認証 2.3. ベトナムにおける有機農業 ベトナムの有機農業は 現在96,92 の農地の内の77,ha 77 で.8%を占めている ベトナム農業科学アカデミー(VAAS)第1回作業委員会資料 27年に有機農業の国家規格 TCVN4:27が発行され Codex, IFOAM, EUやASEANの規格との調和がなされた 有機農産 物の生産 加工 表示などが記載され グループによる参加型保証システム Participatory Guarantee System: PGS や第三者による認証など多様な仕組みがある 1 ベトナムの有機国家規格 認証の仕組み 28年 有機農業開発のための政令 Decree 9/28/ND-CP が発行された その内容と優 先事項は 以下の通り 有機的な農産物 畜産物 水産物の生産方法 認証 表示 トレーサビリティや検査の規 制 昆虫耐性種や有機肥料 生物農薬などの科学的研究や普及基金などの重視 有機農産物の評価方法や認証機関による認証 そのための研修や実践への促進 有機農産物生産のために農家や企業などへの投資促進のための優先的な政策策定 有機農業については現在 以下の規格が策定されている TCVN4-: 有機生産の一般要求事項 TCVN4-2: 有機農業 TCVN4-3: 有機畜産 TCVN4-4: 有機農産物及び加工プロセスの認証組織の要求事項 政令9によれば 農業農村開発省は 有機農業に関する国家管理の責任を負う 一方 科学 技術省は 農業農村開発省 保健省 産業貿易省と調整し 有機国家規格 TCVN の改正及び 公布を行うとされている 政令9では有機農業の適合性評価に用いられる基準は 国家規格 TCVN 国際規格 地域 規格 または外国の規格と定義されている 国家規格 TCVN4- では 上記の規格に基づき有機認証された農産物のみが 有機 と 表示することを許される 加工食品の場合は 有機原料の割合が95 以上 固形物の場合は重 量 液体の場合は容量 且つ非有機の原材料は遺伝子組み換えでない場合に 有機 と表示で 32

39 きる また 有機原料を7 以上含む場合は 有機原料で製造された と表示できる と規定 されている なお ベトナムにおいては本規格による認証制度が確立されていないため 現時点では以下の システムによるものが主流となっている (2) 参加型保証システム(PGS) IFOAMの定義によれば PGSは地域に焦点を当てた有機農産物の品質保証システムで 信頼 社 会的ネットワーク 知識の交換並びに生産者と消費者の交流を基盤に 消費者の積極的な参加 活動に基づいて生産者を認定するものである また PGSは第二者認証であり 第三者認証と の違いは以下の通りである PGS システムは参加型で作る 保証効力は二者間のみ 流通範囲に限度 必要最小限の書類提出 バイヤーによる評価 訪問時 技術的アドバイス可能 第三者認証 国家規格または民間規格 評価結果はあらゆる人に有効 流通に制限なし 輸出も可 規格が求める書類の作成 外部の検査員による実地検査 検査時技術的アドバイス コンサル 不可 IFOAMがあげているPGSのメリットは 小規模農家の市場参入の改善 消費者への教育効 果 意識向上効果 直接販売等ローカル流通の発展 エンパワーメント 地域の結びつき の強化 であり 世界中に拡大しており アジアではベトナムやインド フィリピン イン ドネシアなどがある29 ベトナムでは デンマーク支援の ADDA-VNFU Agricultural Development Denmark Asia^ Vietnam Farmers Union 有機農業プロジェクト(25年 22年)を通じて導入された 現在 は ベトナム有機農業協会 VOAA やNGO 3がPGSの導入 支援を行なっている (3) 第三者による有機認証 主に海外の認証機関が認証している規格 ベトナムで行われている第三者による有機認証は次表の通りである 表 25 ベトナムにおける有機農産物に関する規格 認証プログラム 政府系認証プログラム Organic JAS EU Regulation Canadian Organic Regime USDA National Organic Program Swiss Regulation Organic Agriculture Certification Thailand 民間認証プログラム IFOAM Accreditation Programme Naturland (German) Biosuisse (Swisss) Soil Association (UK) 出典 MEKONGCERT VOAAからの説明資料 29 参照 3 参照 33

40 2.3.2 ベトナムにおける有機農産物の生産 加工 流通 小売 消費の現状 有機農産物の認証におけるフードバリューチェーン関係者の取組み事例 ベトナムの生産から流通 販売までのフードバリューチェーン関係者からのヒアリングから 認証への取組みについて代表的な例を説明する ① 農業協同組合T デンマークのADDA-VNFUプロジェクトを通じてIFOAMに準拠した有機農業の研修を受け PGSに よる有機農業を行っている 人民委員会が有機農業推進のための土地利用計画を立て 有機農 業に移行するために必要な土壌分析と水質検査費用などの補助をする 有機農業への移行期間 は 一年生作物の場合 安全野菜認証またはVietGAP認証を受けている農場では6か月間 認証 を受けていない農場では2か月間である3 顧客はハノイの有機食品を取扱うスーパー2店舗 であり 組合の調製施設からPGSパッケージで出荷する 有機野菜は慣行野菜に比べて約3倍高 く販売される 有機野菜のニーズは高く 年3 で増えることが見込まれるが 供給が追いつ かないのが現状である 有機農業をPGSからMARDが進めているTCVNに切り替えることは現時点 では想定していないが 将来顧客からの要求や行政指導があればTCVNに沿うことを検討する 図 4 ② PGS 農業協同組合のサプライチェーンと価格 有機専門店B社 B社では 従来から有機食品に高い関心を持っているベトナム在住の外国人を主たる顧客層と しているが 近年ベトナム人も教育レベルが高まるにつれて有機食品にも関心を持つようにな っているとみている B社で取り扱っているのは 有機米 Euroleaf, USDA, JAS有機認証をコ ントロールユニオンから取得 有機野菜 ダラットの自社農場で生産 タイなど海外の有 機認証食品 有機醤油 有機スパイス 有機ドライフルーツ 有機茶など ③ スーパーマーケットS社 27年より有機農産物の取り扱いを始め 現在はホーチミン市内の4店舗に有機コーナーを展 開している USDAまたはEUの有機認証を取得した農家と契約して買い付ける 有機コーナーで 取り扱うのはコメ2品種 ジャスミン ジャポニカ 野菜2品目 果物6品目 水産6品目で ある 価格は一般農産物の.5 3倍に設定して販売しているが 売れ行きはとても良い 有機 の野菜 果物 豚肉の需要が高い傾向にある 今後は 有機JAS認証を取得した商品の取り扱 いにも関心がある 3 PGS Organic Standards issued by MARD on 3 December 26 34

41 ④ 農業法人P社 野菜の生産と一次加工をおこなう会社で自社農場6haと契約農家7haでVietGAP認証取得 前 述 有機野菜の需要もあるため 28年日本人技術者から有機栽培指導を受け 有機認証申 請に向けhaを有機栽培に移行中 タイの認証機関から審査を受ける予定である 有機野菜は ベトナム在住日本人向け市場を狙っており 今後有機JAS認証取得も検討している 写真7 スーパーで販売の有機野菜 写真8 PGSの有機認証野菜 農協T 写真9 PGSの有機認証圃場 写真 生産農家(中央左)と農協リーダー(中央右) ベトナムの関係者に対する有機JAS研修の実施 本調査の一環として 有機JAS制度に関する研修を ベトナムの有機認証制度関係者を対象に 実施した 上述したように ベトナムでは第三者認証による有機認証制度はその仕組みづくり が始まったばかりである 本研修は 有機JAS認証制度のベトナムでの認知度向上 ひいては ベトナムの有機認証制度に資することを目的とする 35

42 表 26 実施日 場所 講師 参加者 カリキュラム 有機 JAS 研修の概要 28年2月5 6日 Lake side hotel ハノイ FAMIC専門家2名 計37名 有機認証制度に関わる中央省庁 地方自治体 研究機関 認証機関 有機農業団体等の職員 うち日間出席した参加者28名には 農林水産省より研修参加証明書を発行 JAS制度 有機JASの検査認証システム 有機JAS登録認定機関の要件 有機JASの要求事項の概要 有機農産物のJAS規格 認証の技術的の基準 表示方法 研修結果 有機JASの活用を想定した具体的な質問が挙げられ 活発に議論した 複数の機関から 有機JASの登録認証機関になることに関心が示された 審査員を対象とした より詳細 実践的な研修提供の希望があった 2.4 食品安全マネジメントに関する規格 認証 HACCPなど 2.4. 食品安全マネジメントに関する認証システム () ベトナムにおける食品安全マネジメントシステムに関する認証機関 ベトナム認定協会 Bureau of Accreditation: BOA から認定されている食品安全マネジメン トの認証機関は以下の通りである 農業農村開発省など他の省庁に登録している認証機関は公 開されていないため不明である 表 27 ベトナムにおける食品安全マネジメント認証プログラム 認証プログラム ISO22 認証機関 ICA Vietnam Tuv NORD Vietnam, NAFIQAD2, VINACONTROL, GLOBALCERT, Kencert, NAFIQAD, IQC Certification and Inspection, NAFIQAD5, VSCB, ABC Certification, SGS Vietnam, NAFIQAD6 HACCP ICA Vietnam Tuv NORD Vietnam, NAFIQAD2, VINACONTROL, GLOBALCERT, NAFIQAD, IQC Certification and Inspection, NAFIQAD5, VSCB, ABC Certification, SGS Vietnam, NAFIQAD6 出典 Search certification body of BOA website (2) ベトナムにおける食品安全マネジメントの認証プログラム ベトナム認定協会 Bureau of Accreditation: BOA のベトナム認証認定スキーム Vietnam Certification Accreditation Scheme:VICAS において HACCP及びそれに類似する食品安全 マネジメント認証(Food Safety Management Certification)スキームは TCVN ISO22:27 とTCVN 563:28 (HACCP)に基づいて認証されるが その主な認証機関の認証スキームカテゴ リーは以下の通りである 36

43 表 28 カテゴリー 畜産 水産 動物生産 農業 植物生産 食品製造 ベトナムにおける食品安全マネジメント認証スキーム サブカテゴリー 認証機関 政府系 肉/乳/卵蜂蜜のための畜産 魚及び海産物 の生産 農業 穀類及び豆類を除く 穀類及び豆類の農業 動物性製品の加工 植物性製品の加工 複 合製品 常温保存製品加工 飼料の製造/ペットフード ケータリング 小売/卸売り 食品の仲買/取引 腐敗しやすい/常温保存の食品及び飼料の 輸送及び保管サービスの提供 サービス 食品包装及び包装資材の製造 動物の飼料製造 ケータリング 流通 輸送及び保管サービスの 提供 サービス 食品包装及び包装資材 の製造 装置の製造 装置の製造 生化学 化学製品の製 生化学 化学製品の製造 造 出典 Search certification body of BOA website 民間 国内 海外中堅 海外大手 認証機関における食品安全マネジメント認証手続 HACCPを含む食品安全マネジメント認証は VietGAP認証と同様に顧客からの申請に基づいて 認証機関が書類審査を行い 食品企業などと契約をする 認証機関は 審査計画を策定後 2回の工場審査を行い 是正措置を要求し その結果を基に 認証の判定をする その後 登録証を発行し 定期審査と拡大審査を行い 3年後に更新審査 を行う 審査に当たっては QCVN2-2:29によるチェックシートに基づいて 確認を行う 製造施設 のGMP,HACCP計画とその実施状況 記録などを中心に審査が実施される 37

44 役割分担 ステップ 顧客 申請 品質部/総務部 所長/顧客 契約 品質部 審査計画 審査チーム 第一段階審査 審査チーム 第二段階審査 審査チームリーダー 是正措置の検討 判定会 判定 所長/品質部 登録証発行 品質部/総務部 審査チーム 終了 検討 定期審査 拡大審査 更新審査 3年 図 5 食品安全マネジメント認証手続 フードバリューチェーンの各関係者の食品安全マネジメント規格 認証 加工業者に原料を供給する生産者には VietGAP認証やそれと同等の安全性が確保されている ことが要求される場合もある 国内市場のスーパーマーケットやコンビニエンスストアに加工 品を供給するときには 製品の適合証明書 国家規格などに適合していることを示す証書 が 要求される また 輸出相手国向け最終製品を製造する企業に一次加工した製品 カット野菜 や乾燥野菜など を供給する場合にも対象国の規制に基づいた安全性確保が要求される ベトナムのフードバリューチェーンにおける加工食品の食品安全マネジメント認証を考えた場 合 顧客の要求に応じて国内向けにはHACCP 輸出向けにはISO22やFSSC22, BRCなどの 認証取得が必要である 38

45 生産者 農産物 穀物 野菜 果物など 畜産物 肉製品 乳製品など 水産物 魚介類 原料調達 加工業者 海外 国 内 流 通 海外の輸出業者 GAP, HACCP ISO22 UTZなど HACCP ISO22 UTZなど 製品としての輸出 一次加工品としての輸出 国内流通 国内市場 海外市場 輸入 生鮮市場 図 6 小売店 スーパー 又はコンビニ 最終加工 小売店 スーパー 又はコンビニ フードバリューチェーンの各関係者の食品安全マネジメント認証 1 加工食品の認証におけるフードバリューチェーン関係者の取組み事例 ベトナムの生産から流通 販売までのフードバリューチェーン関係者からのヒアリングから 認証への取組みについて代表的な例を説明する ① 加工業者 コーヒー C社 コーヒーの買い付けと加工 輸出を行っている 契約農家5軒からコーヒー豆を調達してい る 輸出は乾燥豆で出荷するが 国内では乾燥豆でコーヒー業者又は焙煎豆で卸売業者に出荷 米国 ドイツ オランダの顧客の要望により 輸出向けに4C UTZ フェアトレード認証を取 得している 認証機関 オランダの認証機関のベトナム支店 認証範囲は 圃場 加工工場 製品 管理ルール 水質 未成年及び女性労働者の規程などである 日本向けには認証取得の 条件はない 後述3.2.5項 また 国内向けには加工工場にTCVN:ISO22認証を取得してい る ② スーパーマーケットA社 A社は HACCPやISO22の認証取得を義務付けていないが 製品の品質検査と工場の衛生検査 を行い 調達の可否を決定している 小売業者として調達する食品は全て品質証明書を保管す る必要がある 加工食品において カット野菜や味付け肉 魚は スーパーのバックヤードで できる加工であるが 政府の規制官庁 保健省 農業農村開発省 商工省など から厳しく監 視されている ③ 生産加工業者 茶 M社 茶の生産 加工 輸出を行っている 契約農家2,2軒 合計6haから茶葉を調達している VietGAP認証を取得 27年より2haでRainforest Alliance認証を取得 さらに原産地認定 39

46 Geographical Indentification: GI を受けている Rainforest Alliance認証取得前は 主な輸出先は中東だったが 認証取得後はより要求の厳しいアジアへの輸出が伸びている ④ 加工業者 果物 N社 パッションフルーツの加工 冷凍 濃縮液の製造 を行う 加工場は建設中だが HACCP認証 を取得予定 原料のパッションフルーツは協同組合の農家合計,6haに栽培委託契約 EUへ の輸出に向けて自社農場8haでGLOBALG.A.P.認証を取得できたため 今後拡大の予定 図 7 サプライチェーンと認証 2 加工食品流通における課題 加工食品の輸出においては 輸出先の要求に基づいてISO22やFSSC22などの認証を取得 した工場からの製品が輸出されるが 過去年間のEU及び日本への輸出食品の違反が公表され ている 監督官庁毎に分類された食品の違反事例を示す これらの情報を踏まえて バリューチェーン における認証システムの強化を図る必要がある 表 29 監督省庁 保健省 農業農村開 発省 EU の食品飼料における迅速警報システム RASFF によって発見された違反事例 分類 栄養補助食品 穀物 穀物加工品 肉および肉製品 水産物および水産食品 両生動物を含む 主な製品名と違反項目 乳児用ミルク クロノバクタ 米粉 グルテンと亜硫酸 冷凍馬肉 カドミウム 冷凍エビ 動物医薬品 サルモネラ ビブリオ 冷凍マグロ 一酸化炭素処理 ヒスタミン 冷凍蛙足 放射線 カドミウム サルモネラ 野菜 球根 果実 空心菜 サルモネラ トウガラシ 残留農薬 コショウ サルモネ ラ ドラゴンフルーツ 残留農薬 茶 黒茶 残留農薬 コーヒー コーヒー豆 オクラトキシン ナッツ アーモンド オクラトキシン 商工省 ビール ビール ガラス片 飲料 飲料 食品添加物 色素 加工乳 チーズ リステリアモノサイトゲネス 金属片など 小麦粉 でんぷん 生地製品 ライスヌードル 大豆 未登録 ケーキ ジャム キャンディ フルーツゼリー 食品添加物 色素 出典 RASFF websiteから調査団作成 データ 28年月 2月 4

47 表 3 日本の厚労省輸入食品食品衛生法違反事例 平成 29 年度 監督官庁 分類 主な製品名と違反項目 主な原因 農業農村 開発省 肉及び肉製品 餃子 大腸菌群 作業員の衛生管理不徹底 水産物及び水産食品 冷凍なまず E.coli) 冷凍エビ 動物用医薬 品 冷凍サーモン切り身 大腸菌群 冷凍 バサフライ E.coli陽性 汚染された原料の混入 作業員の衛生管 理不徹底 現地向け製品の誤出荷 殺菌不 十分 付近の養殖場で使用した抗生物質の 残留 野菜 球根 果実 冷凍ドラゴンフルーツ 大腸菌群陽性 冷 凍キャッサバの葉 シアン化合物 冷凍さ つまいも乱切り 細菌数 大腸菌群陽性 冷凍赤唐辛子 残留農薬 原料の殺菌不足 シアンの除去不十分 日 本基準の認識不足 隣接農場からの農薬 のドリフトによる汚染と推定 茶 不発酵茶 残留農薬 日本基準の認識不足 商工省 飲料 粉末清涼飲料 大腸菌群陽性 固形の異 機械の洗浄不十分と推定 物 小麦粉 デンプン 即席めん 食品添加物 ポリソルベートなど 配合量の誤計算 出典 厚生労働省 輸入食品等の食品衛生違反事例 平成29年ベトナム 4

48 第3章 日本における農産物 食品の規格 認証とベトナムへの導入 可能性 3. 日本における農産物の規格 認証 3.. 農業生産と農産物の規格 認証の全体像 近年のグローバル化に伴い 消費者に届くまでの食料供給の流れが複雑化してきている また 国内の農産物等の市場が海外に拡大している 国際市場においては各国での安全管理規制に違 いがあるため 規格 認証の重要性が増大している 日本では 食料 農業 農村基本法 平成年法律第6号 食品安全基本法 平成5年法 律第48号 環境基本法 平成5年法律第9号 等において 食料の安定供給の確保 農業の 持続的な発展 食品の安全性の確保 環境保全型農業の推進 農作業安全対策の徹底などの基 本理念が定められている この理念の実現のため様々な規格 認証制度が設けられてきた 年 平成4年 制度 有機農産物および特別 栽培農産物にかかる表 示ガイドライン 平成年 エコファーマー 平成2年 改正JAS法 有機農産物の日本農林 規格 農業生産工程管理 (GAP)共通基盤ガイドラ イン 平成22年 内容 有機農産物とは 科学的に合成された肥料および農薬を避けることを基本として 播 種または植え付け前2年以上の間堆肥等による土づくりを行った圃場において生産さ れた農産物のこと と定義 法的拘束力はなかった 特別栽培農産物とは 生産された地域の慣行レベル 各地域の慣行的に行われてい る節減対象農薬と化学肥料の使用状況 に比べて 節減対象農薬の使用回数が5 以下 化学肥料の窒素成分が5 以下で栽培された農産物のこと 農薬と化学肥料 双方の節減が必要 各都道府県が認証する 持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律 平成年法律第号 に 基づき 堆肥等による土づくり 化学合成肥料及び化学合成農薬の使用低減に取り 組むことを内容とする 持続性の高い農業生産方式の導入に関する計画 を都道府県 知事に提出して当該導入計画が適当である旨の認定を受けた農業者のこと 慣行レ ベルに比べて3割程度の減少を目標とする 認定期間は5年間 エコファーマーマーク の使用可 平成3年3月末時点のエコファーマー認定件数は,864件 農林水産 省 有機農産物と表示するためには 農林水産省の登録を受けた第三者機関による審査 に合格することが必要 違反した場合は罰則を受ける 農業生産活動に関わる法体系や諸制度を取りまとめ GAPの取組内容の共通基盤を 整理した文書 さらに 食品の安全性を求める消費者の要望に応えるために 地域独自の農産物認証制度を制 定する都道府県 市町村がある 農林水産省の定める特別栽培農産物にかかるガイドラインと の関係から それぞれの地域性に応じた環境保全型農業への取り組み基準を設けたり 地域ブ ランドを確立するために認証制度を定めたりしている 下に一例を示す 県 岡山県 認証制度 おかやま有機無農薬農産物 滋賀県 環境こだわり農産物 兵庫県 ひょうご安心ブランド認定制 度 内容 有機JAS規格を満たした上でさらに厳しい 化学肥料や農薬を一切使用しない独自 の規格を設け 登録認証機関が審査 認証する第三者認証制度 特別栽培農産物の生産方法に加え 濁水の流出防止など琵琶湖への負荷を削減 する技術で生産された農産物を滋賀県が認証する制度 特別栽培農産物の生産方法に加え 残留農薬を国の基準の/以下とする厳しい 基準を設け 兵庫県が認証する制度 42

49 3..2 農業生産工程管理(Good Agriculture Practice: GAP) 1 GAPの取組 認証取得の拡大に向けて 我が国において GAPの実践及び認証取得は 輸出拡大など我が国の農業競争力の強化を図る 観点から 極めて重要であり 農林水産省は以下の取組などを推進している 研修支援を通じた指導員の育成 各種研修会の開催を通じた農業者の理解増進 オンライン研修 無料 の策定を通じた農業者の理解増進 審査費用の補助を通じた認証取得拡大の推進 GAPの価値を共有するフードチェーン連携パートナー会 の開催を通じた実需者の理解 増進 ガイドラインの策定を通じたGAPの実践レベルの向上 2 日本におけるGAP認証の現状 日本におけるGAP認証の取得状況は日本発のGAPであるJGAP及びASIAGAPで約9割を占める GLOBALG.A.P, 632, 3% JGAP, 2785, 58% ASIAGAP, 45, 29% 出典 GAP普及推進機構 一財 日本GAP協会の統計情報を基に作成 GLOBALG.A.P 28年6月末時点 JGAP/ASIAGAP 28年3月末時点のデータ 図 8 第三者認証 GAP の認証プログラム別取得状況 JGAP/ASIAGAP認証農場は 27年月にJGAPの第三者認証が始まって以来増加傾向にあり 28年3月末で4,23農場である 韓国農場 台湾農場 ベトナム農場を含む ベトナム の農場はASIAGAP 茶 の認証を取得している 43

50 認証数 認証農 場数 認証数 認証農場数 35 5 出典 一財 日本GAP協会を基に作成 データは各年3月末 図 9 JGAP/ASIAGAP の認証農場数の推移 JGAP/ASIAGAP認証農場の品目別取得状況は ASIAGAPは茶が9 JGAPは茶が6 を占める ASIAGAP認証農場 畜産 畜 産物 % 青果物 6% JGAP認証農場 青果物 33% 穀物 3% 茶 9% 茶 6% 穀物 6% 出典 一財 日本GAP協会を基に作成 データは28年3月末 図 2 JGAP/ASIAGAP 認証の品目別取得状況比較 3 JGAP/ASIAGAP認証システム JGAPの認証取得方法は①個別認証 ②団体認証の2通りある 個別認証は 一つの農業経営体 個人農家や農業生産法人など でJGAPに取り組み農場管理をする 団体認証は JGAPに定め られた農場管理の仕事をJA JA部会 またはその他の生産者団体など複数の農業経営体が集ま った団体の事務局と各農場が分担して管理する 団体認証では各農業経営体の負担が軽減され る 44

51 JGAPの主要基準文書には JGAP 総合規則がある JGAPの理念 適用範囲 審査認証制度 指導員 内部監査員 審査員の資格要件 JGAPの理念マークの表示 JGAPと他のGAPとの同等性認証の仕組みなどが記されている 同文書を最上位に位置づけ 次に要求事項をまとめたJGAP 農場用管理点と適合基準 ( 青果物 穀物 茶 ) およびJGAP 団体事務局用管理点と適合基準がある JGAP 農場用管理点と適合基準 の管理点には 必須項目 2 重要項目 3 努力項目の3レベルがある 必須項目 : 法令順守などの面から最も重要で 欠かすことのできない管理点 重要項目 : 適合することが強く求められる管理点 努力項目 : 審査結果には影響しないが より理想的な農場管理のための項目であり 積極的に取り組むことが望まれる管理点 認証の対象となるのは生産工程 収穫工程および農産物取り扱い工程である 収穫工程には圃場での調製を含む 農産物取り扱い工程は 作業所等の農産物の取り扱い施設での受け入れから出荷先に届けるまでが含まれる 審査の種類には 初回審査 2 維持審査 3 更新審査がある 認証の有効期限は2 年間であり 途中で維持審査が入る 初回審査には3か月の運用実績が必要 維持審査では農産物取り扱い工程をはじめ 最も重要と思われる生産工程の現場を確認することが原則 更新審査では 初回審査からこれまでの間で確認できていない品目 工程 圃場等を優先して確認し 2 年間全体で認証の信頼性を確保する JGAP/ASIAGAP( 農産物 ) の審査認証機関は4 社 JGAP 畜産物の審査認証機関は2 社である 審査 認証を行うのはJGAP 審査員である JGAP 審査員には力量に応じて以下の種類がある 区分 役割 資格要件 登録 審査員 審査員又は上級審査員の立会いの下 JGAP 指導員基礎研修合格 補 で個別審査及び団体審査における農 農業 営農指導員経験 3 年以上 JGAP 指導経験 3 認証農場 審査員 上級審査員 場の審査を担当する 個別審査及び団体審査における農場の審査を担当する 個別審査及び団体審査における団体事務局の審査と農場の審査を担当する 審査 認証にかかるコストには 以下の費目がある 農場規模や作物数により審査費用は異な るため 複数の審査認証機関に見積もりを依頼し 審査機関を選定することが推奨されている 審査 認証料金 : 個別認証で審査時間 4 時間の場合 5~6 万円が目安となる 2 交通費 宿泊費 : 審査員の所在地より計算される 実費請求 3 移動拘束費 : 請求の有無は審査 認証機関による 4 登録費 : 審査 認証機関を通じて日本 GAP 協会へ支払う 個別審査の場合 万円 ( 年間 5 千円 2 年 ) 審査 認証の流れは以下の通り 審査員が農場を訪問し 審査を実施 審査員は通常 名 以上を経て JGAP 審査員研修合格 JGAP 内部監査員研修合格 審査員又は上級審査員立会いにより相応の力量を確認された農場審査 3 件以上 IRCA/JRCA/RAB 承認または日本 GAP 協会の認めるマネジメントシステム審査員研修コース合格 農場の審査 5 件以上 上級審査員立会いにより相応の力量を確認された団体事務局審査 2 件以上 JGAP 審査認証機関と契約し 日本 GAP 協会に登録申請 45

52 審査内容は聞き取り 書類確認 現場確認 標準の審査時間目安は 青果物 穀物の場合 栽培 収穫工程で2 4時間 栽培 収穫 農産物取り扱い工程で4 6時間程度 審査の終わりに 審査報告書 不適合項目一覧が作成され 終了会議で所見が伝えられる 不適合があった場合は是正を行う 是正は審査から4週間以内に現場写真や帳票のコピー を審査機関に提出 該当する必須項目% 該当する重要項目95%以上を満たせば認証取得 認証書の発行 JGAP/ASIAGAP認証を取得した農場は JGAP認証農場マーク 下図 を使用できる 同マークの 使用には日本GAP協会に許諾申請が必要となっており JGAPマーク使用細則に則って活用する 出典 一財 日本GAP協会 認証後に 品目追加 農産物取り扱い施設の追加を行いたい場合は審査認証機関に申請しなけ ればならない 現地審査を伴う場合もある 4 JGAP指導 普及の体制と仕組み 上述したように 認証プログラムオーナーの日本GAP協会は基準書開発に加え 指導と審査の 体制を着実に整備している 現在5社が日本GAP協会の公認を受け JGAP研修を実施している 研修の種類は 指導員基礎研修 農産物 家畜 畜産物 指導員現地研修 農産物 指導 員特別研修 農産物 内部監査員研修 農産物 審査員研修 農産物 家畜 畜産物 が ある 契約 認証プログラムオーナー 認定機関 日本適合性認定協会 一般財団法人日本GAP協会 公認 契約 認定 JGAP研修機関 5社 指導員研修 内部監査員研修 審査員研修 ASIAGAP/JGAP審査認証機関 6社 農産物4社 畜産 畜産物2社 JGAP審査員57名 28年3月 養成 JGAP指導員 7,62名 28年3月 審査 ASIAGAP認証農場 指導,46農場 28年3月 JGAP認証農場 2,797農場 28年3月 出典 一財 日本GAP協会をもとに作成 図 2 JGAP/ASIAGAP の仕組み 46 認証

53 指導員基礎研修を受講後 試験に合格すると指導員資格が取得できる 指導員の資格有効期間 は2年間で資格更新のためには研修参加が必要とされる 同研修には 主にJGAPを導入したい 農家 農業法人 農家に普及指導する立場の都道府県職員 JA職員などが参加する他 コンサ ルタントや行政書士など多方面の関係者も参加する JGAP指導員資格を持つと JGAPに取組んだり指導しているときに出てくる疑問点を 日本GAP 協会ヘルプデスクに質問できる さらに日本GAP協会は JGAPの基準の解釈について共有認識 を持ってもらうため また 基準の最新情報を周知するため 技術レターを年2 3回発行して いる 同レターは日本GAP協会ウェブサイトから入手可能である また 優良事例の共有のため 一年間で最もGAPの普及に貢献した取り組み事例を GAP普及大 賞 として表彰する GAP Japanシンポジウムで表彰式と 受賞者による記念講演が行われる 表 3 年 受賞者 ハラダ製茶農園屋久島農場とハラダ製 茶グループ 北海道上川農業改良普及センターと担 当普及指導員 伊與田竜氏 株式会社イトーヨーカ堂と株式会社セブ ンファーム 株式会社日の丸産業社とJGAP指導員 宮崎大学農学部 かさい農産 JA東予園芸とゼスプリゴールド部会 山形県立神山明新館高等学校 JA北魚沼GAP部会 三種町森岳じゅんさいの里活性化協議 会 日本コカ コーラ株式会社 営農組合法人ノルメインサム パクポム ジン氏 まるせい果樹園 株式会社ローソンとローソンファーム社 長会 JAおおいたGAP研究会 GAP 普及大賞の受賞例 取り組み事例 日本緑茶の生産において初めて直営農場でGAP認証を取得 取引生産者への普及と消費者への認知度向上に貢献 農業改良普及センターが中心となった北海道上川管内のGAP普 及の取り組み セブンファームと 顔が見える野菜 果物 のGAP普及の取り組 み 創業3年肥料商 日の丸産業社 による北海道のJGAP普及 GAP普及に向けた教育プログラムの開発 GAP実践の深化と新規就農支援 産地形成におけるGAP利用のさきがけ 高校生による生産 加工 販売を通じた幅広い活動を後押しする 高度なGAPへの取り組み 魚沼コシヒカリの産地におけるJAと行政が連携したGAP普及の 取り組み 国内随一のじゅんさい産地においてGAPによる高品質化を目指 す取り組み 食品メーカーによる農業の持続性を高めるGAPの取り組み 韓国における国際的な視点を持ったGAP普及取り組み GAPを活用した東日本大震災に伴う風評被害への対策 流通企業と全国の若手農業経営者のGAP普及に向けた取り組 み JA鹿児島県経済連 京丸園株式会社 豊田肥料株式会社 農業者とJAの両方の負担を軽減したGAP団体導入の取り組み JAグループの圧倒的なスケールでのGAP普及 GAPを活用して障害者 高齢者とともに成長するイノベーションの 取り組み 地域に根ざし培ってきた技術力を活かして勧めるGAP普及の取 り組み 県を挙げたGAPへのチャレンジによる復興への取り組み 福島県農業協同組合中央会 出典 一財 日本GAP協会 5 国際規格としてのASIAGAP ASIAGAPは28年月3日 Global Food Safety Initiative (GFSI)のベンチマーク要求事項 を満たした規格として承認された このGFSI承認により ASIAGAPは国際的なGAP認証と認めら れた アジア唯一のGFSI承認を受けた認証プログラムとして優位性を発揮し 日本GAP協会は ASIAGAPをアジア共通のプラットフォームとすることを目指して取り組むこととなる 47

54 3..3 日本農林規格(Japan Agricultural Standard JAS) 1 JASとは JAS Japan Agricultural Standard 日本農林規格 は 農林水産大臣が定める食品 農林水 産分野の国家規格である 従来のJAS制度は JASを満たしていることを確認 格付 した製品 にJASマークを付けることができる制度で 国内市場に出回る食品 農林水産品の品質や仕様 を一定の範囲 水準にそろえる 平準化 を目的とする制度であったが 27年6月に日本農 林規格等に関する法律 JAS法 が改正された 改正JAS法では 従来の品質平準化に加え 事業者の技術 取組みも対象となり 差別化 を見える化するツールとしても戦略的に活用できるようになった 表 32 JAS の種類 マーク 品位 成分 性能等の品質についてのJASを満たす食品や林産物などに付される 有機JASを満たす農産物などに付される 有機JASマークが付されていない農産物は 有機 の表示不可 特別な生産や製造方法についてのJASや 同種の標準的な製品に比べ品質等に特色があるこ とを内容としたJAS 生産情報公表JASを満たす食品等に付される 出典 農林水産省 2 有機JASについて 有機 オーガニック に対するニーズの高まりから 有機 無農薬 等の表示が氾濫して いたため 農林水産省は平成4年に表示ガイドラインを制定し 表示の適正を図った しかし ガイドラインに強制力はなく 有機農産物についての不適切な表示が行われ 生産基準の不統 一がみられる等 統一基準を設けることが必要な状況にあった 平成年コーデックス総会で 有機的に生産される食品の生産 加工 表示及び販売に係るガイドライン が採択されたこ とを踏まえ 同年JAS法を改正し 有機農産物やその加工食品に関する日本農林規格 有機JAS を制定した 有機JASはコーデックスガイドラインに準拠して定められた 法改正により 有機JASを満たすものとして認証事業者により格付の表示 有機JASマーク が 付されたものだけが 有機 オーガニック と表示できるようになり 紛らわしい表示は 一切禁止されることとなった 農産物及び農産物加工食品に限る 有機農産物の生産方法の基準 ポイント 堆肥等による土づくりをおこなうこと 播種 植え付け前2年以上および栽培中に 多年生作物の場合は収穫前3年以上 禁止 された農薬および化学肥料を使用しないこと 遺伝子組み換え種苗を使用しないこと 収穫後 有機以外の農産物と混ざったり 薬品などに汚染されたりしないように管理す ること 有機加工食品の製造方法の基準 ポイント 原材料は水と食塩を除いて 95 以上が有機農産物 有機畜産物または有機加工食品で あること 化学的に合成された添加物や薬剤の使用は極力避けること 48

55 薬剤により汚染されないよう管理された工場で製造を行うこと 製造過程や保管段階で 有機以外の製品と混ざったり 薬品などに汚染されたりしない ように管理すること 有機食品の輸出 輸入 海外の有機農産物 食品を輸入し 日本国内において 有機 と称して販売する場合 事業者 はまず 認証を取得する必要があるかどうかを確認する 外国の事業者が有機JAS認証を取得 し 有機JASマークを貼付された製品を輸入し 再包装することなく流通させる場合 輸入業 者が認証を取得する必要はない 以下の場合は 認証が必要になる 輸入した有機農産物または有機加工食品を小分けする場合 小分け業者の認証が必要 輸入した有機農産物または有機加工食品をブレンドしたり加工したりする場合 加工食 品の生産行程管理者の認証が必要 有機JASと同等の有機認証制度を持つ国の制度により認証された有機農産物または有機 農産物加工食品を輸入する場合 輸入事業者の認証が必要 日本が有機同等性を承認した国は EU加盟国 アメリカ スイス アルゼンチン カナダ オ ーストラリア ニュージーランド32である 輸出する場合は 輸出先が日本と有機同等性を承認している国の場合 有機JAS認証のみで有 機農産物 有機農産物加工食品として輸出可能である それ以外は 輸出先国の有機認証を受 けることが必要である 3 有機JAS認証の現状 平成26年策定 有機農業の推進に関する基本的な方針 では 平成3年度に耕地面積に占める 有機農業の取り組み面積の割合を にする目標が定められている 平成29年の有機JAS圃場面 積は,366 haであり 耕作面積の.5%を占める この年では緩やかな増加傾向にある Ha H2 H22 H23 H24 田 H25 畑 H26 合計 出典 農林水産省 各年の数値は4月日現在の認証面積 をもとに作成 図 有機 JAS 圃場面積の推移 農林水産省平成3年3月 49 H27 H28 H29

56 下表に有機JAS認証事業者 日本国内については公表されているもののみ を示す ベトナム では6社が有機農産物と有機加工食品の生産行程管理と小分けの認証を受けている 表 33 有機 JAS 認証事業者の内訳 生産工程 小分け 国内,372件 国内255件 有機農産物 海外,35件 海外2件 国内 77件 国内229件 有機加工食品 海外,59件 海外22件 出典 農林水産省 国内有機農産物29年3月4日時点 国内有機加工食品29年月末時点 海外29年2月末 時点 有機農産物の平成28年度格付実績 農林水産省 によると 日本国内で格付された有機農産物 の数量は59,955トンで その65 を野菜が占めている 一方 外国で格付された農産物は約 227万トンで そのうち日本向け出荷数は約3万トンである 外国で格付され日本向けに出荷さ れる品目上位は果実 ダイズ ソバ 麦 コーヒー生豆である 表 34 平成 28 年度認証事業者にかかる格付け実績 単位 トン 区分 果実 大豆 そば 麦 コーヒー生豆 野菜 コメ こんにゃく芋 その他茶葉 その他農産物 ごま 雑穀類 ナッツ類 その他豆類 植物種子 緑茶 荒茶 香辛野菜 香辛料原料品 さとうきび スプラウト類 パームフルーツ きのこ類 桑葉 カエデの樹液 合計 日本国内で格 付されたもの 2, ,29 9, , , ,955 日本国外で格付されたもの うち日本向け出荷数 942,58,669 26,934 8,98 4,57 3,78 3,5,79 4,26,695 7,4,448,77,358, ,827 73, , , , ,79 243, , , , ,267,2 32,858 出典 農林水産省 28年7月2日修正 をもとに作成 4 有機JASの認証システム 生産した農産物等に有機JASマークを表示するためには 農林水産大臣が登録した登録認証機 関から 認証事業者として認証を受ける必要がある その前に 生産行程管理責任者 格付責 任者 格付担当者 小分け責任者 格付表示担当者となる者は有機JAS講習会を受講する必要 がある 講習会は 主に審査を受ける登録認証機関から受講する 登録認証機関は日本国内56社 海外2社 農林水産省平成3年8月 である 認証審査は 以 5

57 下の手順で行われる 申請書類の作成 提出 書類審査 実地検査 判定 認証証の交付 認証後 すべての認証事業者は 登録認証機関に格付実績報告書を毎年提出することになって いる 登録認証機関は 前年の4月日 3月3日までの格付数量を集計し 毎年6月末までに農 林水産省へ提出する さらに 有機農産物生産行程管理者として認証された事業者は 登録認 証機関へ認証に係る面積報告書を併せて報告する 認証日からおおむね年以内に年次調査が実施される 調査の過程等でJAS不適合や違反事項な どが確認された場合は是正が求められ 状況に応じて格付業務の停止や認証取消などの措置が 取られることもある 出典 農林水産消費安全技術センター 図 23 有機 JAS 認証の仕組み 有機JAS認証にかかるコストは 申請料 審査 調査 料 講習会費等である 申請する事業 者が扱う品目や規模によって異なるため 申請書を登録認証機関に提出し 概算見積もりを取 り寄せる必要がある 下表に一例を示す 表 35 申請者 個人 有機農産物の生産行程管理者の認証コストの例 手数料名 申請料 内訳 圃場面積.5ha以下.5haを超えha以下 以降面積が.5ha増加するごとに加算 検査 調査料 調査時間が3時間以内 3時間を超える場合は分単位で加算 検査員交通費 法人 申請料 圃場面積2ha以下 2haを超え.5ha以下 以降面積が.5ha増加するごとに加算 検査 調査料 調査時間が3時間以内 3時間を超える場合は分単位で加算 検査員交通費 出典 手数料一覧 27年6月 一般社団法人オーガニック認証センター 5 金額 32,円 税 37,円 税 5,円 税 8,円 税 4円/分 税 実費 移動時間5円/時 65,円 税 7,円 税 5,円 税 23,円 税 4円/分 税 実費 移動時間5円/時

58 申請者 個人農家 手数料名 認証 初年度 申請手数料 2,円 書類審査手数料 3,円 実地審査手数料 52,円 日 出張手数料* 実費 移動費 合計 2,円 グループ 法人 申請手数料 2,円 書類審査手数料 34,円 実地審査手数料 52,円 日 出張手数料* 実費 移動費 合計 26,円 *移動費 国内 外国 4時間未満 2,円 7.5時間未満 25,円 出典 有機JAS手数料 別紙2 ビューローベリタスジャパン株式会社 表 36 申請者 個人 手数料名 申請料 検査 調査料 2,円 52,円 日 実費 移動費 72,円 97,5円 52,円 日 実費 移動費 49,5円 7.5時間以上 5,円 有機加工食品の生産行程管理者の認証コストの例 内訳 調査時間が3時間以内 3時間を超える場合は分単位で加算 検査員交通費 法人 申請料 圃場面積2ha以下 検査 調査料 調査時間が3時間以内 3時間を超える場合は分単位で加算 検査員交通費 出典 手数料一覧 27年6月 一般社団法人オーガニック認証センター 3..4 調査 年次 金額 55,円 税 24,円 税 6円/分 税 実費 移動時間5円/時 85,円 税 29,円 税 6円/分 税 実費 移動時間5円/時 日本企業のベトナムでの展開と規格 認証 ベトナムで農業生産を行っている日系企業 第章表4参照 のうち ASIAGAP認証を取得して いるのは社で 品目は緑茶 生葉 荒茶 生産工程カテゴリーは栽培 収穫工程と取り扱 い工程である また有機JAS認証を取得しているのは社で 品目はバナナ 転換期間中である 認証を取得していない日系企業は多いが いずれも有機農法や無農薬 無化学肥料栽培に取り 組み または安全安心な野菜作りのための独自の設備などを整備して生産している 今後ベト ナムにて有機認証制度が整備されれば これらの企業も認証取得に関心を示す可能性はある 3..5 日本発の規格の展開動向と意向 1 GAP ASIAGAPは28年月3日 Global Food Safety Initiative (GFSI)のベンチマーク要求事項 を満たした規格として承認され 国際的なGAP認証と認められた アジア唯一のGFSI承認を受 けた認証プログラムとして優位性を発揮し ベトナムへの普及を進めていく展開が考えられる GAP認証を取得する場合は 取引先が求める種類のGAP認証を取得することが基本である Viet GAPはベトナム国内の流通で通用する認証システムである 一方でベトナムの農家または農業 法人が海外への輸出を考える際は 国際水準のGAP認証の取得が求められる ベトナムでの国 際水準のGAP認証はこれまでGLOBALG.A.P.のみであったが これからはASIAGAPが選択肢として 含まれるようになる ASIAGAPは青果物 穀物 茶についてGFSI承認を受けている ベトナム はコメの輸出が伸びていることから 特にコメで国際水準のGAP認証をとりたい農場には ASIAGAP取得のメリットがある このようにASIAGAPの優位性をアピールすることで 今後ベト ナムに普及を進める可能性があると考えられる 52

59 表 37 ASIAGAP 24年生産者が中心となり策定されたGAPを 土台とし 25年生産者を中心として設立され たJGAI Japan Good Agricultural Initiative 協 会 現 日本GAP協会 がJGAP第版を発行 一般財団法人日本GAP協会 日本語 英語 農産物 青果物 穀物 茶 設立の経緯 運営主体 策定言語 対象品目 認証の仕組み 有効期間 審査手続き 検査 年間認証費用 目安 認証機関数 審 査員数 普及状況 ISO認証制度に則った認証を実施 認証日から2年間 複数の認証機関から合見積で比較して認証機 関を選ぶ 管理点の中に含まれ 農家が検査機関に持ち 込んで検査する 土壌分析 水質 残留農薬検査 ASIAGAP個別認証 約2万円 農場 ベトナムで取得する場合は渡航費や宿泊費の 実費が追加 6機関 農産物4 家畜 畜産物2 57名 28年3月時点,46件 28年3月末時点 表 38 管理点 A. 経営の 基本 ASIAGAP と VietGAP との比較 しくみ VietGAP 2年に省庁規格として制定されたが廃止 27年 に国家規格TCVN892として交付 Ministry of Agriculture and Rural Development ベトナム語 英語 農作物 野菜 果樹 コメ 茶 コーヒー 畜産物 水 産物 ISO認証制度に則った認証を実施 初回審査から再審査まで2年間 2か月毎中間審査 認証機関に登録 契約後に審査を受ける 認証機関が審査時にサンプルを収集し検査する 土壌中の重金属 灌漑用水や収穫後処理用水の重金属 微生物 製品中の重金属 残留農薬 微生物 毒性物質 3ha以下,5万ドン 約7万円 農場 6haの場合 5万ドン 約24万円 農場 24機関 BOAまたはMARDに登録,92件 28年8月末時点 ASIAGAP と VietGAP との比較 管理点と適合基準 ASIAGAP 食品安全マネジメントシス テム 食品安全方針含む HACCPベースのシステム.農場管理の見える化 2.経営者の責任 3.計画及び実績評価 4. 食品安全における前提条件プログラム 5.生産工程における食品安全に関するリスク管理 6.食品防御及び食品偽装の防止 7.供給者の管理 8.検査 選別 9.苦情 異常 ルール違反への対応.トレーサビリティ B. 経営資.責任者及び教育訓練 源の管理 2.人権 福祉と労務管理 3.作業者及び入場者の衛生管理 4.労働安全管理及び事故発生時の対応 5.土の管理 6.水の利用と廃水管理 7.圃場及び施設の交差汚染防止 8.機械 設備 運搬車両 収穫関連の容器 包装 資材 掃除道具等の管理 9.エネルギー管理 地球温暖化防止 2.廃棄物の管理及び資源の有効活用 2.周辺環境への配慮及び地域社会との共生 22.生物多様性への配慮 C. 栽培工 23.種苗の管理 程の共通 24.農薬の管理 管理 25.肥料等の管理 出典 ASIAGAP農場用管理点と適合基準ver.2. TCVN892-:27 53 VietGAP

60 表 39 メリット デメリット ASIAGAP と VietGAP との比較 メリットデメリット ASIAGAP ASIAGAPは青果物 穀物 茶についてGFSIベンチマーク 要求事項を満たした国際規格として承認された 指導員および農家向けガイドラインやチェックリストが充 実しており 普及しやすい ベトナム国内で認知度が低い VietGAP ベトナム語で審査 認証できる ベトナム国内の都市部大手スーパーでは 認証農産 物の需要が増えている 輸出したい農家は国際的な規格認証へ移行が必要 新規格の農家向けガイドラインやチェックリストの整備 が不十分である 注 GFSIに承認された認証プログラムは 世界の食品小売 製造事業者において 国際的に信用に足る食品安全 認証プログラムとして認識される 2 有機JAS 現在ベトナムの企業では6社が有機JAS認証を取得している 有機農産物及び有機加工食品の生 産行程管理者又は小分け業者に認証されている 今後 ベトナムでの有機JASの活用可能性について 第2章2.3.2項でまとめたフードバリュー チェーン関係者の取り組み事例によれば 生産者および小売業者から有機認証のニーズは高い と考えられる 生産者の事例では すでにVietGAP認証を取得している農場が さらなる市場 ニーズに応えるため有機認証に取り組むケースがあった 小売業者の事例では アメリカやEU など海外の有機認証プログラムの認証を取得した農産物や加工食品を取り扱っており 日本の 有機認証プログラムにも関心を示す者があった 一方 下記のとおり 日本において行った有機JAS認証輸入業者への聞き取り調査によると ①有機JAS認証輸入業者A 現在 ベトナムから一般の加工食品 ライスペーパー フォー ニョクマムなど を輸入して いる ベトナムから有機食品の輸入に関心はあるものの 自社で有機食品を製造し認証を取得 するにはコストがかかるため 現地で有機JAS認証を取得できるようになることに期待したい ②有機JAS認証輸入業者B 現在 ベトナムからはチョコレートを輸入している 有機チョコレートは日本の消費者に需要 があるため ベトナムで有機チョコレートが製造されれば輸入したい その他には冷凍ライム の需要がある ③有機JAS認証輸入業者C アジアから食品を輸入していない 一般論として有機JAS認証をベトナムで取得できるのであ れば輸入業者としては手間をかけず輸入できるメリットがある 上述のように 有機食品の輸入先は欧米であり ベトナムまたは東南アジアの国々からは有機 農産物や有機加工食品の輸入をしていない者もいるが 日本にもベトナム産の有機農産物 食 品に関心を持つ業者は潜在的に存在する しかしながら 最大のネックは認証取得コストであ る 現在は ベトナムで有機JAS認証をとりたい事業者は ベトナム国外の登録認証機関にベ トナムまで出張して来てもらい実地検査を受けなければならない そのため 通常の審査料に 加え ベトナムまでの航空賃やベトナムでの宿泊費などが追加でかかることとなり 認証取得 コストを大幅に上げる要因となっている 下表参照 今後ベトナム国内に有機JASの登録認 証機関が創設されれば その追加コストがかからなくなるため ベトナムで有機JAS認証を希 望する農家を後押しすることになると考えられる 本調査の一環として実施した有機JAS研修 54

61 にはベトナム国内の多くの認証機関関係者が参加し 登録認証機関となることに大きな関心を 示した 表 4 ベトナムに有機 JAS 認証機関ができたときのコスト比較試算 注 審査日数は農場の規模により増えるため 費用合計金額は変動する 出典 調査団調べ 3..6 まとめ 農産物に関しては 日本発の規格であるASIAGAP並びに有機JASは 以下の理由からベトナムで の活用可能性が高いと考えられる ASIAGAPは GFSI承認された国際規格としての強みを活かし 信用性の高さを消費者にア ピールできる 有機JASについては ベトナムでは有機農産物需要が高いため ベトナムで有機農産物を 生産する農家にとっては 有機JAS認証を取得することによって差別化や高付加価値化を 図ることができる ベトナムでは 有機農産物の国家規格としての第三者認証システムはまだ整備中であるこ とから 有機農産物の認証はこれまで海外の規格が活用されている こうした中 ベトナ ムの認証機関が有機JASの登録認証機関になることができれば さらなるメリットがある と考えられる 日本から審査員を呼ぶのに比べ 認証費用が安くなる 審査をベトナム語で実施でき る ベトナムでの有機JASへの認知度が高まり ベトナム消費者にとっても選択の幅が広が る 55

62 3.2 日本における食品安全の規格 認証 3.2. JFSとは 日本発食品安全管理規格 Japan Food Safety Standards (JFS) は国際的に通用する食品安 全管理規格として初めて策定されたものである 日本の食品安全管理における統一的認証シス テムの確立により 以下のような改善がみられることを目的としている 段階的な仕組 詳細は後述 により中小事業者にも導入しやすいため HACCP33がより効 率的に普及 実施される 認証取引先毎に行われていた監査の重複及び食品事業者の負担が軽減される 日本の食品安全管理規格を持つことで 日本の食品産業の食品安全に関する国際的なルー ルの構築への参画が可能となる JFSの策定 認証 適合証明認証プログラムの管理は一般財団法人 食品安全マネジメント協 会 JFSM により行われている 同協会は26年月に設立され 食品安全と信頼確保に貢献 し 規格認証 標準化 によるコストの最適化を目的としている 主な活動内容は )規格 ガイドライン等の作成と認証の運営 2)食品業界内の人材育成 3)情報収集と発信である34 JFSは28年6月に公布された法律 食品衛生法等の一部を改正 が目的とする 食品の安全性 の強化 に貢献するものと考えられている そこには原則として 今後すべての食品等事業者 に対してHACCPに沿った衛生管理を制度化する旨が示されている35 JFSは 国際的に整理された考え方に基づいて以下の3つの規格から構成されている JFS-A ISO/TS22(旧PAS22)を基にGMP 適正製造規範 に相当 一般的衛生管理を中心 JFS-B Codex HACCPを基に厚生労働省 HACCPに相当 HACCPの実施を含む JFS-C: JFS-A及びBを包含し 食品安全マネジメントシステム(FSM)を構築 国際取引に使われる 前述の食品衛生法の改正に伴い これまで衛生管理のレベルを示す基準として使われてきたA 基準は HACCPに基づく衛生管理 B基準は HACCP の考え方を取り入れた衛生管理 という 呼称に変更された 小規模製造 加工事業者36は後者を満たす必要があり その他の事業者に は HACCPに基づく衛生管理 が求められる 今後2年間の食品衛生法施行期間と 年間の猶 予期間を経て 22年度中には義務化される JFS-Aは 厚生労働省の HACCPの考え方を取り 入れた衛生管理 との整合性が JFS-BとJFS-Cに関しては厚生労働省の HACCPに基づく衛生 管理 との整合性が既に認められているため JFS認証は食品事業者にとって 今後の指針と なっていく JFS-AとJFS-Bは 規格の要求事項を満たした食品安全管理が行われていることを第三者が監査 し 適合を証明する 一方でJFS-Cでは 第三者審査が行われる Hazard analysis and critical control points 日本発食品安全管理規格 認証スキーム JFS 28 6 農林水産省食料産業局 35 厚生労働省 HACCPに沿った衛生管理の制度化 36 食品衛生管理に関する技術検討会 においてその規模要件を定めるため検討を進めている )小規模な製 造 加工事業者 2)併設された店舗で小売販売のみを目的とした菓子や豆腐などを製造 加工する事業者 3) 提供する食品の種類が多く 変更が頻繁な飲食店等の業種 4)低温保存が必要な包装食品の販売等一般衛生管 理のみの対応で管理が可能な業種とされる 厚生労働省

63 BOX JFS-C規格の国際的承認までの経緯と規格認証範囲について JFS-C規格 認証プログラムは 27年7月に運用を開始し 同年9月に第1号の認証が登録された 実績がGFSI Global Food Safety Initiative の条件を満たした段階で 承認申請がなされた その 後 段階的審査を経て JFS-C 認証プログラム及びその規格 セクター EⅣ37 について GFSIの ベンチマーク要求事項を満たしたため 28年月3日付でGFSI により承認された 現時点でのJFS-Cの認証範囲は 食品加工 (青果物 畜水産物) 及び 食品に係る化学製品 食添 ビ タミン ミネラル 香料 培養物 酵素 加工助剤 添加物等や生化学製品 の製造である JFSMの認証制度38 JFSの認証等の仕組みについては下図のとおり JFS-Cは現時点では唯一の認定機関 CB であ る日本適合性認定協会 JAB に委託して認証機関を認定している 認証機関の評価には ISO/IEC 72 認証機関への要求事項 ISO/TS 223 ISO22審査 認証に関する要求 事項 及びGFSIの要求事項が使用されている 認定された認証機関は現在 合計で機関存在 する JFS-A/Bの認証については JFSMから評価 登録されている監査会社が 食品事業者に 対し監査を行い 適合証明をする 図 24 JFSM の仕組み 出典 JFSM協会 JFSMの現状 1 認証件数の比較 JFSの認証/適合証明数は26年の開始時から近年大きく伸びてきている これに対し 食品安 全マネジメントシステムISO22は 現時点で全国に3組織である JAB39) 37 カテゴリEIV: 常温保存製品の加工 その他のカテゴリ EⅠ EⅡ EⅢ L については 認証実績がGFSI承 認申請条件に達していない 条件を満たしたものから随時申請を行う 38 JFSM協会ホームページ 39 公益財団法人日本適合性認定協会ホームページ 57

64 図 25 JFS 認証数 適合証明数 出典 農林水産省 29年2月9日現在 2 国内での普及への取り組み JFSMは 審査員 監査員を育成するため 農林水産省と協同で 規格説明会や研修会を実施し ている モデル認証事業 教訓や課題発掘を目的としたヒアリングと 報告書の作成を条件と した補助金 を展開し その成果を発表するシンポジウムの開催を予定している また 産学 官連携で食品安全の専門人材を育成すべく 食品安全に係る標準的な大学でのカリキュラム作 成に参画している 3 海外での普及への取り組み 今後も食品分野の貿易規模の拡大が見込まれる東南アジアにおいて JFS認証を普及するため 農林水産省は 日 アセアン連携による新産業人材育成支援事業4 に取り組んでいる これ らの国々に対し 学習 研究分野の支援のほか ) 22年までに3か国以上の国で合計3名以 上の学生を養成すること 2)少なくとも4か国にて現地の食品事業における日本の標準 規 格の理解 活用を促すこと を目標とし 各国の大学内に 専用のゼミを設置している これ ら一連の活動は 国際規格の共同提案などに向けた各国との関係強化につなげることを最終目 的としている 4 GFSI承認された他の食品認証プログラム 以下の認証プログラムが 現時点でGFSIに承認されている また 政府認証技術的同等性が 認められているのは ①China HACCP, ②USDA AMS GAP ③CGC HACCP and CIRRS+HACCPの3つ である これらは顧客の要求により取得するものである 4 平成3年度 日 アセアン連携による新産業人材育成支援事業 58

65 表 4 GFSI に承認されている他の認証プログラム 認証プログラム FSSC22 ISO22 Food Safty System Certification SQF / 2, Safe Quality Food 和名 食品安全システム認証 策定国 オランダ 主に普及している国々 全世界 安全で高品質な食品 オーストラリア BRC, British Retail Consortium IFS, International Feasured Standard Primus GFS, global food safety GRMS Global Red Meat Standard Global Aquaculture Alliance GLOBALG.A.P CanadaGAP ASIAGAP JFS Japan Food Safety Standard 英国小売協会 独小売協会 HDE イギリス ドイツ アメリカ デンマーク アジア太平洋 ヨーロッパ 中東 南 米 北米諸国 欧州 英語圏 アジア アメリカ 欧州 北米 欧州 ドイツ カナダ 日本 日本 全世界 北米 アジア アジア 世界肉規格 世界水産連盟 グローバルGAP カナダGAP アジアGAP 日本発食品安全管理 規格 日本企業のベトナムでの展開と食品安全規格認証 第章に示したとおり ベトナムにおける食品分野への日系企業の進出は盛んである これら の企業の中には規格認証取得に率先して取り組み 安全食品を売りとしたビジネス展開をして いる業者が多い この背景には ベトナム国民の食品安全に関する認識を高める動きがあるた めである 例えば 26年4月からは国営テレビにて Say no to contaminated food 汚染 された食事にノーと言おう というテレビ番組が開始された また 近年は メディアが著 名な若年層の訃報やがん発症率の上昇傾向を報道する度に ベトナム国内の食品安全と関連付 けて報じることが多い4 このようなベトナム国内での安全な食品への関心の高まりを踏まえ ベトナムに進出している 日系企業は食品衛生と安全に取り組んでいる 以下に一例を示す 1 国際基準に則った衛生安全管理 A社 早期に進出を果たし ベトナムでの即席めん生産と販売が24年目になるA社では IFS Food HACCP およびISO 9を柱として 国家の衛生安全基準およびBRC基準を満たした品質管理を 行っている その取り組みがベトナム科学技術連盟 (VUSTA) 傘下のベトナム食品安全科学技 術 協 会 か ら 評 価 さ れ 26 年 に は 安 全 食 品 ブ ラ ン ド 賞 ベ ト ナ ム グ ッ ド フ ー ド 26(Vietnam Good Food 26) を受賞した 2 品質保証に関する教育制度の立上げ B社 B社は独自の品質保証システを全ての製品とサービスに導入しており 原材料調達から製品加 工までの厳格な管理を行っている また ベトナム国内にてアスカスクールと題してASQUAや 品質管理教育を目的とした研修を行い 各グループ会社から推薦された従業員はトレーニング コースにも招待されている また 第三者認証としてISO9の他 GFSI認定のFSSC22を取 得しており イスラム教のHALALやユダヤ教のKosherなどの認証も取得している 3 同時の品質管理基準と環境問題へも取組む C社 日系コンビニエンスストアとして29年2月に初のベトナム進出を果たし 26年6月時点で ホーチミン市を拠点に3店舗を展開 28年には6店舗に到達した 現在はVietnam Investment Development Group 本社 ベトナムハノイ市 以下VIDグループ として活動 4 Nguyen-Viet et al. Infectious Diseases of Poverty (27) 6:39 59 DOI.86/s

66 している 独自の品質管理基準を設定し 約の製造委託中食工場の管理 HACCPをベースと して に努めている 原料調達は日本はじめ海外からも仕入れを行っている またISO4を 認証取得している 省エネシステムの試験的導入など 環境問題にも取り組んでいる 日本に輸出されるベトナム産食品の規格認証の現状と認識 日本に輸出されるベトナム産食品には どのような品質 食品衛生管理が行われているか ま た今後JFSの導入可能性がある食品にはどのようなものがあるのかを以下に示す 1 現地調査より ① 日系総合商社 D社 日系商社として多くのベトナム産農産物を扱っており 同社では取引をしている水産加工品に ついてはHACCP ISO22, BRC 認証機関はIntertekとSGS を取得済である また 養鶏用 資料の購入販売も展開しており 当該生産業者はGLOBAL G.A.Pを取得している 認証機関は Bureau Veritas ベトナム国内向けであるが コンビニエンスストアの弁当の製造と卸売も 請負っており 同食品加工工場はHACCPの認証を申請中である 規格認証ビジネスの参入には このほかに 取引条件として 農産物であれば まず農家への販売先確保/補償を明確にし 買取価格も保証するという対応が重要であると考えている ③ ベトナム企業 C社 2.4.3項参照 コーヒー買付 加工販売 輸出 同社で扱う輸出用の半数は日本向けであり 年間に4,5千トンを取扱っている 日本以外の輸 出先 米 独 オランダ等 に関しては 4C UTZ フェアトレード認証の取得が顧客からの 条件となっている 日本向け製品にはこのような認証取得の条件がない一方で 頻度や項目の 観点から 検査がより厳しいと認識されている 日本へは残留農薬と品質が A基準 を満た すもののみが輸出されており サンプリング及び分析を )契約締結 2)出荷時 3)船積時と 計3回も行うことが義務付けられている 2 JFS認証導入の可能性のあるベトナムの農産物 食品業者の一例 JFS認証導入と日本への輸出の可能性があるベトナムの農産物 食品について 日本の貿易パ ートナーを模索する事業者42からヒアリングした一例を以下にまとめる 表 42 ベトナムの農産物 食品業者によって日本への輸出が検討されているベトナム農産物食品の一例 分類 野菜の加工品 商品 さつまいものフライ 揚げ カット ダイス ざく切り スライ ス の上 冷凍 穀物 穀粉 ビーフン ライスヌードル ライスペーパー タピオカ粉 果実の加工品 ライチのシロップ漬け缶詰 ナッツ類他加工 コショウ 黒/白 のピンヘッド/パウダー 品 カシューナッツ 飲料 アラビカ/ロブスタ種の豆 挽き豆 ココナッツウォーター ココナッツミルク UHT殺菌 ココアパウダー 魚介類 エビ加工品 出典 JETRO:TTPPデータベースより作成 取得済認証 備考 ISO22 HACCP HALAL ISO22 HACCP Non-GMOライスを使用 HACCP 洗浄はASTA 英国 基準 AFI 米国 フェアトレード認証 HACCP Kosher HALAL ISO22等 企業独自の規格所有 HACCP HALAL 上記以外にも 独自の食品安全管理を行っているが 認証を持たずに製造を行っている事業者 42 JETRO 国際ビジネスマッチングプログラム TTPP Trade Tie-Up Promotion Program 6

67 で 日本への製造品輸出を検討しているものには以下がある 分類 野菜の加工品 果物の加工品 ナッツ類他加工品 飲料 出所 同上 商品 ピクルス 塩漬け野菜 スイートコーン 乾燥スイカ 湯葉 湯葉スティック 乾燥野菜 ニンジン 玉ねぎ キャベツ キクラゲ パイナップルの缶詰 瓶詰 ピューレ 冷凍フルーツ パッションフルーツ リア地 ドラゴンフルーツ マン ゴー パイナップル バナナ コショウ ハスの種 レッドチリ ターメリックパウダー コーヒー ココアパウダー まとめ 以上のとおり ベトナム進出日本企業では現在JFS規格の認証を取得している企業はないもの の 本社が主導して 海外支店での商業活動には ベトナムでの国家規格 基準よりも厳しい 品質管理システムで取り組んでいるようである ベトナム国内市場でも食品安全への関心が高まっていることは事実であり 小売業者にとって 安全性へのニーズは今後も上昇することが見込まれる そのため今後 段階を経てJFSの認証 機関がベトナムに開設されれば 日越両国語での認証活動が盛んになり 両国において食品安 全への信頼性が高まると予想される 日本の食品事業者はもちろん ベトナムの食品事業者にとっても認証取得が比較的容易である 規格AやBの取得から開始し 段階的に管理能力を高めることで 食品安全への取組が広がって 行くと思われる 今後の日本の取組がベトナムにおける食品安全マネジメント構築の指針とな ることが期待される 6

68 第4章 ベトナムの農産物 食品における規格 認証の課題と協力の 方向性 本事業で実施された調査及び研修を踏まえて 29年3月4日にベトナムのハノイで実施された 作業委員会において 次のように調査の結果 研修の結果が報告され それに基づく協力の方 向性が提案された 調査結果の報告 結論部分 ベトナムの農産物 食品の規格及び認証の課題 1 VietGAP a. 新規格の農業者向けガイドラインやチェックリストが未整備 b. 更新審査への継続が困難な農家がいる c. VietGAP は国内向け 輸出に向けた国際的 GAP 認証へのニーズ 2 有機農業 a. PGS が実施されているが 第二者認証のため市場が限定 b. 第三者認証の国家規格としての有機認証は その制度が未整備 3 食品安全システム 加工食品 a. HACCP や ISO22 は輸出する企業を中心に導入中 小企業への普及はこれから b. 輸出先での食品衛生上の違反事例があり 認証システム強化が必要 有機JAS研修報告 有機JAS認証研修実施結果 有機JASの活用を想定した具体的な質問が挙げられ 活発に議論 複数の機関から 有機JASの登録認証機関になることに関心が示された 審査員を対象としたより詳細 実践的な研修提供の希望があった 62

69 協力の方向性の提案 29年度の取組例として日本側から示した協力の方向性の提案に対し ベトナム側から次のよ うな意見が出された ベトナム側意見 ベトナムにおいてJGAP ASIAGAP 有機JAS JFSといった日本発の規格認証の普及を進め ていくための人材育成は歓迎 他方で ベトナムの規格認証制度は未整備 ベトナムの規格認証制度の整備ができていな い所に対しても協力を受けて整備したい その整備のプロセスにおいて日本側の技術的指 導を要望 例えば つのセミナーの中で日本とベトナムの双方の認証について取り扱う など ベトナム独自の規格認証の整備 普及も同時に進めていくための協力にも期待 GAP: ベトナムのGAPのTCVNによって規格が設定されているのは 農作物のみであり 畜産 物 水産物ではまだ設定されていない 認証制度の整備もまだ行われていない VietGAPを農家に普及するためのガイドラインやチェックリストに関する協力を要望 法の整備が必要 日本では JGAPは国内向け ASIAGAPは海外向けとはっきりした戦 略がある一方で ベトナムも方針を考えるべき ベトナムのGAP認証の体制整備に向 けても日本の協力を要望 63

42

42 海外展開に関する特別調査 海外展開に関する特別調査 結果概要... 43 1. 県内企業の海外展開の内容... 44 2. 現在行っている海外展開の相手国 地域... 46 3. 海外展開にあたっての課題... 47 4. 海外展開後に新たに発生した課題... 49 5. 今後の新たな海外展開の関心の高い相手国 地域... 50 6. 今後の新たな海外展開の内容... 51 7. 調査要領... 52

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