第3編地震津波対策編

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1 第 3 編 地 震 津 波 対 策 編 352

2 第 1 章 災 害 予 防 第 1 節 災 害 予 防 の 基 本 方 針 等 第 2 節 災 害 に 強 いまちづくり 第 3 節 災 害 に 強 い 人 づくり 第 4 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 353

3 第 1 節 災 害 予 防 の 基 本 方 針 等 第 1 災 害 予 防 の 基 本 的 な 考 え 方 第 2 災 害 予 防 の 体 系 354

4 第 1 災 害 予 防 の 基 本 的 な 考 え 方 中 津 市 において 地 震 津 波 災 害 から 市 民 の 生 命 及 び 財 産 の 安 全 を 確 保 するための 災 害 予 防 対 策 に ついても 風 水 害 その 他 災 害 対 策 における 災 害 予 防 対 策 と 同 様 に 大 別 すると 災 害 に 強 いまち づくりのための 対 策 災 害 に 強 い 人 づくりのための 対 策 及 び 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 の ための 事 前 措 置 の3つに 区 分 できる このうち 災 害 に 強 いまちづくりのための 対 策 は 災 害 防 止 のための 施 設 整 備 等 のハード 施 策 であり 災 害 に 強 い 人 づくりのための 対 策 及 び 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 は 災 害 の 発 生 に 備 え 被 害 を 最 小 限 とするために 事 前 に 措 置 すべきソフト 施 策 である なお この 章 に 記 す 耐 震 対 策 は 施 設 の 重 要 度 に 応 じて 実 施 するものであり 最 新 の 耐 震 基 準 に 沿 ったものとする 1 災 害 に 強 いまちづくりのための 対 策 ハード 整 備 による 予 防 を 完 璧 に 実 施 することは 物 理 的 にも 予 算 的 にも 限 界 がある そのため 本 項 で 言 う 災 害 に 強 いまちづくり とは 災 害 の 発 生 を 抑 制 したり 発 生 したとしても 被 害 を 最 小 限 に 止 めたりするための 対 策 である (1) 災 害 発 生 拡 大 要 因 の 低 減 ( 耐 震 補 強 等 の 防 災 事 業 による) (2) 防 災 まちづくり( 防 災 施 設 の 予 防 管 理 都 市 地 域 の 防 災 環 境 の 整 備 ) (3) 施 設 設 備 の 安 全 化 ( 建 築 物 及 び 公 共 施 設 等 の 安 全 性 の 確 保 ) (4) 特 殊 災 害 の 予 防 対 策 ( 危 険 物 等 ) (5) 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 の 推 進 (6) 防 災 調 査 研 究 ( 地 震 災 害 危 険 箇 所 等 の 調 査 等 ) (7) 社 会 資 本 の 老 朽 化 対 策 ( 長 寿 命 化 計 画 の 作 成 実 施 等 ) 2 災 害 に 強 い 人 づくりのための 対 策 防 災 訓 練 防 災 知 識 の 普 及 啓 発 活 動 消 防 団 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 事 業 を 通 じて 防 災 機 関 職 員 や 住 民 の 防 災 行 動 力 を 向 上 させ 災 害 に 際 して 適 切 な 行 動 がとれるようにするための 対 策 である (1) 自 主 防 災 組 織 (2) 防 災 訓 練 (3) 防 災 教 育 (4) 消 防 団 ボランティアの 育 成 強 化 (5) 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 ( 旅 行 者 外 国 人 対 策 を 含 む) (6) 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 (7) 市 民 運 動 の 展 開 3 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 迅 速 かつ 円 滑 に 災 害 応 急 対 策 を 実 施 するのに 必 要 な 活 動 体 制 活 動 条 件 の 整 備 や 物 資 等 の 整 備 に 関 する 事 前 対 策 である (1) 初 動 体 制 の 強 化 ( 職 員 配 備 災 害 対 策 本 部 設 置 方 策 情 報 収 集 伝 達 体 制 の 整 備 ) (2) 活 動 体 制 の 確 立 ( 職 員 の 防 災 能 力 向 上 物 資 等 の 調 達 体 制 の 充 実 応 援 体 制 交 通 輸 送 体 制 広 報 広 聴 体 制 防 災 拠 点 の 整 備 等 ) (3) 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 ( 避 難 地 避 難 路 等 の 指 定 整 備 居 住 者 等 の 避 難 対 策 355

5 避 難 場 所 の 維 持 運 営 津 波 避 難 のための 意 識 啓 発 ) (4) 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のための 事 前 措 置 の 充 実 ( 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 事 前 措 置 被 災 者 の 保 護 救 援 のための 事 前 措 置 ) (5) 救 助 物 資 の 備 蓄 356

6 第 2 災 害 予 防 の 体 系 第 2 節 から 第 4 節 に 示 す 災 害 予 防 の 体 系 は 以 下 のとおりである 防 災 まちづくりを 推 進 する 施 設 設 備 の 安 全 性 を 確 保 する 建 築 物 の 予 防 対 策 を 推 進 する 市 民 の 生 命 財 産 の 安 全 を 確 保 す る た め の 災 害 予 防 対 策 の 推 進 災 害 に 強 い まちづくり ( 第 2 節 ) 災 害 に 強 い 人 づ く り ( 第 3 節 ) 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 の ための 事 前 措 置 ( 第 4 節 ) 特 殊 災 害 の 予 防 対 策 を 推 進 する 地 震 防 災 緊 急 事 業 五 箇 年 計 画 の 推 進 に 関 する 計 画 防 災 のための 調 査 研 究 を 推 進 する 社 会 資 本 の 老 朽 化 対 策 自 主 防 災 組 織 防 災 訓 練 防 災 教 育 消 防 団 ボランティアの 育 成 強 化 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 市 民 運 動 の 展 開 初 動 体 制 を 強 化 する 活 動 体 制 を 確 立 する 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のための 事 前 措 置 を 充 実 する 救 助 物 資 の 備 蓄 357

7 第 2 節 災 害 に 強 いまちづくり 第 1 被 害 の 未 然 防 止 第 2 災 害 危 険 区 域 の 対 策 第 3 防 災 施 設 の 災 害 予 防 管 理 第 4 都 市 地 域 の 防 災 環 境 整 備 第 5 建 築 物 等 の 安 全 性 の 確 保 第 6 公 共 施 設 等 の 災 害 予 防 第 7 特 殊 災 害 の 予 防 第 8 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 の 推 進 第 9 防 災 のための 調 査 研 究 の 推 進 第 10 社 会 資 本 の 老 朽 化 対 策 358

8 第 1 被 害 の 未 然 防 止 災 害 から 市 域 を 保 全 し 市 民 の 生 命 身 体 財 産 を 保 護 するための 防 災 施 設 の 新 設 及 び 改 良 等 の 事 業 は この 計 画 の 定 めるところによって 実 施 する 被 害 を 未 然 に 防 止 するための 防 災 事 業 は おおむね 以 下 のように 区 分 される ア 港 湾 事 業 道 路 事 業 農 業 農 村 整 備 事 業 等 の 重 要 構 造 物 の 新 設 の 際 の 地 盤 改 良 など 液 状 化 の 対 策 イ 土 砂 災 害 防 止 としての 治 山 事 業 砂 防 事 業 地 すべり 対 策 事 業 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 の 実 施 ウ 海 岸 港 湾 漁 港 等 の 整 備 エ 老 朽 木 造 住 宅 密 集 市 街 地 等 防 災 上 危 険 な 市 街 地 解 消 としての 防 災 街 区 整 備 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 市 街 地 再 開 発 事 業 等 による 市 街 地 の 面 的 な 整 備 オ 情 報 通 信 網 確 保 としての 電 線 共 同 溝 の 整 備 カ 避 難 地 避 難 路 の 整 備 1 地 盤 災 害 防 止 事 業 ( 建 設 部 都 市 整 備 課 道 路 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 ) (1) 地 盤 災 害 防 止 事 業 の 基 本 方 針 地 震 による 液 状 化 等 の 被 害 は 地 盤 特 性 地 形 及 び 地 質 に 大 きく 左 右 され 平 野 部 干 拓 埋 立 地 等 の 砂 質 地 盤 において 液 状 化 が 懸 念 される 液 状 化 対 策 としては 土 木 施 設 については 地 盤 の 改 良 による 方 法 構 造 物 については 基 礎 支 持 杭 擁 壁 による 対 策 工 法 下 水 道 管 渠 など 地 下 埋 設 物 については 既 存 施 設 の 技 術 的 改 良 新 設 管 の 耐 震 化 管 網 のネットワーク 化 などによる 対 策 方 法 がある 液 状 化 による 被 害 を 最 小 限 にとどめるためには 上 記 構 造 物 の 新 設 時 に 法 令 や 各 構 造 物 の 技 術 基 準 等 を 遵 守 する (2) 地 盤 災 害 防 止 事 業 の 実 施 地 盤 災 害 を 念 頭 にした 都 市 開 発 市 街 地 開 発 産 業 用 地 の 整 備 並 びに 地 域 開 発 に 伴 う 地 盤 改 良 による 液 状 化 対 策 や 宅 地 造 成 重 量 構 造 物 の 規 制 誘 導 等 を 進 め 今 後 の 地 盤 災 害 防 止 事 業 を 推 進 する 必 要 がある ア 市 内 の 防 災 上 重 要 な 基 幹 施 設 や 地 域 の 拠 点 施 設 で 液 状 化 の 予 想 されるところに 所 在 する ものについては 新 設 の 際 に 所 要 の 対 策 を 実 施 し 構 造 物 の 補 強 対 策 を 実 施 する イ 今 後 の 産 業 用 地 等 の 新 規 開 発 については 地 盤 改 良 等 の 徹 底 を 行 う ウ 将 来 発 生 のおそれがある 大 規 模 地 震 時 の 液 状 化 被 害 やそれらへの 技 術 的 対 応 方 法 につい ては 研 究 途 上 の 分 野 でもあるため その 成 果 について 積 極 的 に 市 民 や 関 係 方 面 への 周 知 広 報 に 努 める 359

9 2 土 砂 災 害 防 止 事 業 ( 農 林 水 産 部 耕 地 課 林 政 課 建 設 部 道 路 課 都 市 整 備 課 ) (1) 土 砂 災 害 防 止 事 業 の 基 本 方 針 本 市 は 地 形 地 質 条 件 等 から がけ 崩 れ 地 すべり 土 石 流 等 の 土 砂 災 害 が 発 生 しやすい 特 質 があり 地 震 発 生 を 契 機 とする 斜 面 崩 壊 等 の 直 接 的 な 災 害 流 出 土 砂 による 貯 水 池 の 埋 没 氾 濫 等 の 間 接 的 な 災 害 あるいは 余 震 に 伴 う 二 次 災 害 が 懸 念 される 全 国 的 に 比 べて 崩 壊 土 砂 流 出 危 険 地 区 山 腹 崩 壊 危 険 地 区 土 石 流 危 険 渓 流 地 すべり 危 険 箇 所 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 ともその 総 数 は 多 く 中 でも 本 市 域 は 渓 谷 における 危 険 地 区 が 多 く 存 在 する 土 砂 災 害 危 険 箇 所 や 砂 防 指 定 地 等 を 中 心 に 施 設 整 備 が 進 められているが 引 き 続 き 整 備 を 進 め 地 震 に 伴 う 災 害 防 止 に 努 める さらに 土 砂 災 害 危 険 箇 所 について 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 以 下 土 砂 災 害 防 止 法 と いう )に 基 づく 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 の 指 定 によるソフト 対 策 を 実 施 する (2) 土 砂 災 害 防 止 事 業 の 実 施 ア 避 難 地 避 難 路 都 市 間 を 結 ぶ 重 要 交 通 網 を 考 慮 した 土 砂 災 害 防 止 対 策 を 実 施 する イ 土 石 流 危 険 渓 流 地 すべり 危 険 箇 所 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 については 危 険 性 の 程 度 に 応 じて 砂 防 事 業 地 すべり 対 策 事 業 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 が 計 画 的 に 実 施 されるよう 県 に 要 望 をしていくとともに 市 でも 対 応 を 検 討 する ウ 治 山 事 業 にかかる 崩 壊 土 砂 流 出 危 険 地 区 山 腹 崩 壊 危 険 地 区 等 については 従 来 からの 事 業 を 継 続 し 危 険 性 の 高 いところから 事 業 を 計 画 的 に 実 施 することにより 災 害 に 備 える エ 市 から 住 民 への 危 険 箇 所 の 公 表 周 知 を 徹 底 するとともに 点 検 補 強 及 び 土 砂 災 害 防 止 法 に 基 づく 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 等 を 行 う 3 河 川 災 害 防 止 事 業 ( 農 林 水 産 部 耕 地 課 ) (1) 河 川 災 害 防 止 事 業 の 基 本 方 針 従 来 河 川 法 ( 昭 和 39 年 法 律 第 167 号 ) 適 用 河 川 及 び 準 用 河 川 は 一 定 規 模 の 風 水 害 に 耐 え うるよう 整 備 されているが 通 常 の 水 位 に 比 べて 堤 内 地 盤 が 低 いところでは 地 震 時 の 液 状 化 発 生 による 堤 防 の 被 害 が 生 じた 際 大 きな 浸 水 被 害 をもたらすおそれが 懸 念 される そのため 必 要 に 応 じて 河 川 堤 防 及 び 河 川 構 造 物 の 耐 震 対 策 事 業 を 行 う (2) 河 川 災 害 防 止 事 業 の 実 施 ア 堤 防 の 耐 震 対 策 は 地 盤 沈 下 が 顕 著 な 地 域 など 必 要 区 間 に 対 して 後 背 地 の 資 産 状 況 等 を 勘 案 して 事 業 を 行 うものとする イ 河 川 水 等 を 緊 急 時 の 消 火 生 活 用 水 として 確 保 するため 階 段 護 岸 取 水 用 ピット 等 の 整 備 を 促 進 するものとする 360

10 4 海 岸 保 全 事 業 及 び 港 湾 漁 港 整 備 事 業 ( 農 林 水 産 部 水 産 振 興 課 耕 地 課 建 設 部 都 市 整 備 課 商 工 観 光 部 企 業 誘 致 港 湾 課 ) (1) 海 岸 保 全 及 び 港 湾 漁 港 整 備 事 業 に 関 する 計 画 本 市 の 海 岸 は 港 湾 漁 港 堤 防 防 風 林 と 多 様 であり 内 陸 遠 浅 の 海 ともに 砂 質 地 盤 であ り 干 満 の 差 が 激 しいため 現 状 では 万 が 一 の 地 震 津 波 への 対 応 が 不 十 分 である また 一 部 堤 防 が 未 整 備 であるため 津 波 被 害 が 懸 念 される 従 来 の 台 風 高 潮 等 を 念 頭 にした 海 岸 保 全 事 業 に 加 え 大 規 模 な 地 震 災 害 に 備 え 老 朽 海 岸 施 設 の 耐 震 診 断 老 朽 度 点 検 を 行 い 特 に 重 要 な 施 設 から 耐 震 補 強 老 朽 海 岸 施 設 の 改 修 等 を 計 画 的 に 推 進 する 必 要 がある 今 後 の 津 波 対 策 については 発 生 頻 度 はきわめて 低 いが 発 生 すれば 甚 大 な 被 害 をもたらす 大 規 模 な 津 波 と 大 規 模 な 津 波 に 比 べ 発 生 頻 度 は 高 く 津 波 高 は 低 いものの 大 きな 被 害 をもたら す 津 波 の 二 つのレベルの 津 波 を 想 定 し 前 者 については 市 民 の 生 命 を 守 ることを 最 優 先 とし 市 民 の 避 難 を 軸 に 土 地 利 用 避 難 施 設 防 災 施 設 等 を 組 み 合 わせた 総 合 的 な 津 波 対 策 を 進 める 後 者 については 人 命 保 護 に 加 えて 市 民 財 産 の 保 護 地 域 の 経 済 活 動 の 安 定 効 率 的 な 生 産 拠 点 の 確 保 の 観 点 から 海 岸 保 全 施 設 等 の 整 備 を 推 進 していくものとする なお 海 岸 保 全 施 設 等 については 設 計 対 象 の 津 波 高 を 超 えた 場 合 でも 施 設 の 効 果 が 粘 り 強 く 発 揮 できるような 構 造 物 の 技 術 開 発 を 進 め 整 備 していくものとする ア 津 波 防 災 施 設 の 計 画 的 な 整 備 及 び 点 検 の 実 施 津 波 による 被 害 を 防 止 軽 減 するため 比 較 的 発 生 頻 度 の 高 い 一 定 程 度 の 津 波 高 に 対 し て 防 潮 堤 堤 防 水 門 等 の 津 波 防 災 施 設 の 計 画 的 な 整 備 を 実 施 するものとする また 既 存 の 津 波 防 災 施 設 については 耐 震 点 検 を 実 施 し 重 点 箇 所 を 絞 って 計 画 的 な 補 強 整 備 を 実 施 するものとする イ 水 門 等 の 自 動 化 遠 隔 操 作 化 の 推 進 地 震 津 波 発 生 時 に 多 数 の 水 門 や 陸 閘 の 閉 鎖 を 迅 速 かつ 確 実 に 行 うため 水 門 等 の 自 動 化 遠 隔 操 作 化 を 推 進 するものとする また 水 門 等 の 開 閉 体 制 開 閉 手 順 平 常 時 の 管 理 方 法 等 の 確 立 及 び 定 期 的 な 開 閉 点 検 開 閉 訓 練 等 の 実 施 に 努 めるものとする この 場 合 において 強 い 地 震 ( 震 度 4 程 度 以 上 ) を 感 じた 時 弱 い 地 震 であっても 長 い 時 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じた 時 または 地 震 を 感 じなくとも 津 波 警 報 が 発 表 された 時 は 直 ちに 海 岸 から 離 れ 急 いで 安 全 な 場 所 に 避 難 す ることを 原 則 とし その 後 津 波 に 関 する 情 報 を 把 握 し 津 波 到 達 時 間 までに 時 間 的 余 裕 が あると 認 められる 場 合 には 避 難 に 要 する 時 間 を 十 分 確 保 した 上 で 必 要 な 安 全 確 保 対 策 を 実 施 することを 踏 まえ 水 門 等 の 閉 鎖 に 係 る 操 作 員 の 安 全 確 保 に 配 慮 するものとする 内 水 排 除 施 設 等 については 災 害 発 生 に 備 えて 施 設 の 管 理 上 必 要 な 操 作 の 熟 知 非 常 用 発 電 装 置 の 準 備 定 期 的 な 点 検 等 の 措 置 を 講 ずるものとする 5 港 湾 漁 港 の 整 備 ( 建 設 部 都 市 整 備 課 農 林 水 産 部 水 産 振 興 課 ) 中 津 港 は 県 北 の 物 流 拠 点 として 重 要 港 湾 に 指 定 されている 漁 港 は 小 祝 が 第 2 種 漁 港 今 津 が 第 1 種 漁 港 となっており 順 次 整 備 を 進 めていく 必 要 がある 高 潮 波 浪 に 備 え 港 湾 及 び 漁 港 の 改 修 をその 管 理 区 分 により 国 県 又 は 市 がそれぞれ 行 うも 361

11 のとする 6 道 路 及 び 橋 りょうの 整 備 維 持 管 理 ( 建 設 部 道 路 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 ) 道 路 は 市 民 生 活 と 産 業 の 基 盤 施 設 として 国 土 の 均 衡 ある 発 展 を 図 るうえでも 最 も 重 要 な 社 会 資 本 であるとともに 地 震 津 波 災 害 時 においては 人 員 物 資 の 緊 急 輸 送 その 他 災 害 応 急 対 策 上 の 重 要 な 役 割 を 果 たすものである したがって 骨 格 となる 幹 線 道 路 網 の 整 備 促 進 を 図 るほか 災 害 時 において 安 全 性 信 頼 性 の 高 い 道 路 ネットワークを 確 保 するため 点 検 等 に 基 づき 落 石 防 護 工 事 等 の 法 面 対 策 及 び 迂 回 路 やバイパスの 整 備 を 計 画 的 かつ 総 合 的 に 実 施 する 道 路 管 理 者 は 所 管 の 道 路 橋 りょうの 新 設 改 良 及 び 維 持 補 修 を 行 うものとする なお 早 急 な 修 理 が 不 可 能 な 危 険 箇 所 については 立 札 等 によって 表 示 し 通 行 又 は 重 量 の 制 限 を 行 う (1) 道 路 の 側 溝 整 備 清 掃 (2) 看 板 広 告 物 等 で 交 通 に 支 障 のある 物 件 の 撤 去 等 の 指 導 を 行 う 7 農 地 防 災 対 策 ( 農 林 水 産 部 水 産 振 興 課 ) 洪 水 高 潮 土 砂 崩 壊 湛 水 等 に 対 して 農 地 農 業 用 施 設 等 を 防 護 するため ため 池 堤 防 排 水 路 等 の 施 設 を 整 備 して 災 害 の 発 生 防 止 を 図 るものとする また 地 震 時 の 人 的 被 害 を 最 小 限 にするための 減 災 対 策 として ため 池 ハザードマップ を 作 成 する (1) ため 池 用 排 水 路 排 水 機 場 等 の 施 設 の 整 備 事 業 (2) 湛 水 防 除 事 業 (3) 急 傾 斜 農 地 保 全 事 業 362

12 第 2 災 害 危 険 区 域 等 の 対 策 地 震 に 関 する 災 害 危 険 区 域 及 び 災 害 予 想 危 険 箇 所 等 並 びに 津 波 による 人 的 被 害 を 防 止 するための 津 波 災 害 ( 特 別 ) 警 戒 区 域 ( 以 下 災 害 危 険 区 域 等 という )における 対 策 は ここで 定 めるとこ ろによって 実 施 する 市 は 災 害 危 険 区 域 等 における 対 策 を 効 果 的 系 統 的 に 推 進 するため 法 令 等 に 基 づく 災 害 危 険 区 域 ( 資 料 編 に 示 す 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 地 すべり 危 険 区 域 等 の 災 害 危 険 区 域 と 同 様 であり 地 震 時 においても 地 震 直 後 の 崩 壊 や 二 次 災 害 等 の 危 険 が 予 想 される 区 域 )や 今 後 の 防 災 調 査 研 究 によって 把 握 される 地 盤 振 動 液 状 化 斜 面 崩 壊 その 他 の 災 害 予 想 危 険 箇 所 を 念 頭 に 防 災 工 事 等 の 計 画 的 推 進 関 係 住 民 への 広 報 啓 発 並 びに 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 等 の 事 業 を 推 進 する 第 3 防 災 施 設 の 災 害 予 防 管 理 地 震 津 波 による 被 害 の 拡 大 を 防 止 するための 施 設 を 整 備 するとともに これら 施 設 を 維 持 管 理 するための 災 害 予 防 管 理 事 業 は ここに 定 めるところによって 実 施 する 地 震 災 害 時 の 対 策 は 地 震 動 に 伴 う 施 設 構 造 物 等 への 直 接 的 な 損 傷 等 が 急 激 に 発 生 する 点 にお いて 風 水 害 とは 異 なるため 個 々の 防 災 施 設 の 様 相 に 応 じた 災 害 予 防 計 画 を 定 める 必 要 がある 1 地 震 時 水 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 ( 建 設 部 都 市 整 備 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 ) (1) 地 震 時 水 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 の 基 本 方 針 地 震 災 害 時 の 河 川 堤 防 及 び 海 岸 堤 防 の 決 壊 漏 水 に 備 えた 施 設 の 維 持 管 理 においては 必 要 に 応 じて 耐 震 化 を 図 りつつ 風 水 害 時 に 備 えた 施 設 のものと 同 様 とする (2) 地 震 時 水 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 の 実 施 県 防 災 行 政 無 線 網 等 を 利 用 した 情 報 連 絡 手 段 として 水 防 管 理 団 体 ( 県 市 町 村 ) 相 互 の 情 報 収 集 伝 達 ネットワークの 整 備 を 推 進 するとともに 各 施 設 の 維 持 管 理 に 努 める 2 土 砂 災 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 ( 建 設 部 都 市 整 備 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 林 政 課 ) (1) 土 砂 災 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 の 基 本 方 針 地 震 災 害 時 の 斜 面 崩 壊 や 降 雨 による 土 砂 災 害 等 の 二 次 災 害 を 予 防 するための 諸 施 策 は 危 険 区 域 の 防 災 工 事 や 砂 防 設 備 土 木 構 造 物 等 の 整 備 等 により 災 害 要 因 を 除 去 する (2) 土 砂 災 害 防 止 施 設 の 予 防 管 理 の 実 施 危 険 箇 所 を 多 く 抱 える 本 市 においては 土 砂 災 害 危 険 箇 所 の 事 前 把 握 を 行 うものとし 地 震 時 の 斜 面 崩 壊 や 地 すべり 等 の 前 兆 が 現 れた 場 合 に ただちに 県 の 関 係 機 関 等 に 連 絡 できる 体 制 を 確 立 するとともに 必 要 に 応 じて 警 戒 避 難 体 制 の 確 立 が 図 られるよう 事 前 に 検 討 しておく 363

13 第 4 都 市 地 域 の 防 災 環 境 整 備 市 は 地 震 津 波 に 強 い 防 災 まちづくりを 推 進 するため 関 係 部 局 による 共 同 での 計 画 作 成 ま ちづくりへの 防 災 専 門 家 の 参 画 などにより 地 域 防 災 計 画 都 市 計 画 等 の 計 画 相 互 の 有 機 的 な 連 携 を 図 る また 都 市 地 域 の 基 盤 施 設 の 整 備 を 推 進 し 被 害 の 拡 大 を 防 ぎ 軽 減 させるため これまで 関 係 各 課 や 関 係 機 関 において 個 別 に 実 施 されている 各 種 都 市 地 域 の 防 災 環 境 を 整 備 するための 事 業 を 総 合 調 整 して 実 施 する 1 都 市 の 防 災 構 造 化 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 建 設 部 道 路 課 都 市 整 備 課 建 築 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 上 下 水 道 部 下 水 道 課 ) (1) 都 市 の 防 災 構 造 化 に 関 する 基 本 方 針 市 街 地 においては 都 市 の 防 災 構 造 化 を 進 めるため 建 築 物 の 不 燃 化 耐 震 化 のための 規 制 誘 導 等 により 防 災 空 間 を 確 保 拡 充 する また 都 市 防 災 構 造 化 対 策 を 緊 急 かつ 総 合 的 に 実 施 すべき 地 区 については 道 路 公 園 下 水 道 河 川 港 湾 砂 防 等 の 都 市 基 盤 施 設 や 防 災 拠 点 避 難 地 避 難 路 避 難 誘 導 標 識 等 の 整 備 に 係 る 事 業 の 計 画 を 策 定 し 都 市 の 防 災 化 対 策 を 推 進 する なお その 他 の 地 区 については 必 要 に 応 じて 事 業 計 画 を 定 めるものとする (2) 都 市 の 防 災 構 造 化 に 関 する 事 業 の 実 施 地 震 に 強 い 都 市 構 造 の 形 成 を 図 るための 具 体 的 な 事 業 の 内 容 は 以 下 のとおりである ア 都 市 基 盤 施 設 等 の 整 備 避 難 路 緊 急 輸 送 道 路 及 び 消 防 活 動 困 難 区 域 の 解 消 に 資 する 道 路 整 備 を 実 施 するほか 都 市 内 道 路 については 多 重 性 代 替 性 の 確 保 が 可 能 となるよう 体 系 的 に 整 備 する イ 緑 地 の 整 備 保 全 土 砂 災 害 の 危 険 性 が 高 い 山 間 部 などの 渓 流 斜 面 等 については 砂 防 事 業 地 すべり 対 策 事 業 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 等 との 連 携 緑 地 協 定 等 による 市 街 地 における 緑 地 の 確 保 を 図 り 土 砂 災 害 防 止 延 焼 遮 断 等 の 機 能 を 有 する 緑 地 の 体 系 的 な 整 備 保 全 を 実 施 する ウ 避 難 地 避 難 路 の 確 保 誘 導 標 識 等 の 設 置 都 市 基 幹 公 園 等 の 広 域 避 難 地 一 次 避 難 地 を 計 画 的 に 配 置 整 備 し 必 要 に 応 じ 下 水 処 理 場 等 のオープンスペースを 利 用 した 避 難 地 及 び 避 難 路 を 確 保 するとともに 避 難 誘 導 標 識 等 の 設 置 を 推 進 し 消 防 避 難 活 動 等 の 対 策 を 強 化 するほか 津 波 災 害 に 対 する 復 旧 復 興 支 援 機 能 を 有 する 公 園 等 の 整 備 に 際 しては その 役 割 や 機 能 が 果 たされるように 整 備 する エ 電 線 共 同 溝 等 の 整 備 地 震 の 発 生 により 道 路 敷 を 占 有 している 電 柱 類 が 破 損 し 都 市 地 域 生 活 の 根 幹 をなす 電 線 類 ( 電 力 線 電 話 線 他 )の 機 能 支 障 が 生 じるとともに 道 路 交 通 の 障 害 となることが 懸 念 されるため 被 害 の 生 じにくい 地 中 化 の 推 進 が 重 要 である このため 電 線 管 理 者 と 協 議 のうえ 災 害 時 における 安 全 性 向 上 に 資 する 収 容 施 設 として の 電 線 共 同 溝 を 整 備 し 道 路 の 無 電 柱 化 を 進 める オ 下 水 道 処 理 施 設 等 の 整 備 地 割 れや 地 盤 の 液 状 化 等 に 伴 う 下 水 道 施 設 の 被 害 を 最 小 限 に 止 めるため 下 水 処 理 場 ポ ンプ 場 等 施 設 の 耐 震 化 自 家 発 電 設 備 の 整 備 既 設 下 水 道 管 渠 の 補 強 新 設 時 の 耐 震 型 管 渠 364

14 の 採 用 等 の 整 備 を 推 進 する カ 防 災 拠 点 の 確 保 整 備 災 害 時 における 避 難 場 所 災 害 応 急 対 策 活 動 情 報 収 集 伝 達 ( 通 信 )の 場 として 情 報 の 発 信 基 地 等 の 機 能 も 備 えた 広 域 防 災 拠 点 を 整 備 し この 防 災 拠 点 について 第 二 災 害 対 策 本 部 機 能 を 確 保 し 耐 震 性 貯 水 槽 などの 災 害 応 急 対 策 施 設 を 充 実 させ 通 信 設 備 の 整 備 を 図 る また 都 市 公 園 については 防 災 拠 点 としての 機 能 をより 一 層 効 果 的 に 発 揮 するよう 体 系 的 に 整 備 するとともに 直 轄 河 川 については 災 害 時 の 防 災 活 動 及 び 物 資 の 集 積 備 蓄 等 と しての 機 能 や 平 常 時 の 研 修 や 訓 練 の 場 としての 機 能 をもつ 河 川 防 災 ステーションの 整 備 を 図 る 2 地 震 火 災 の 予 防 ( 建 設 部 道 路 課 都 市 整 備 課 建 築 課 農 林 水 産 部 耕 地 課 消 防 本 部 消 防 課 ) (1) 地 震 火 災 予 防 事 業 の 基 本 方 針 地 震 により 発 生 する 火 災 の 防 止 を 前 提 にした 事 業 として 今 後 予 想 される 大 規 模 地 震 の 発 生 に 際 して 特 に 地 震 火 災 の 防 止 を 図 り 都 市 の 不 燃 化 を 推 進 するための 事 業 の 基 本 方 針 は 以 下 のとおりである ア 建 築 物 や 公 共 施 設 の 不 燃 化 の 推 進 地 震 火 災 防 止 のためには 建 築 物 や 公 共 施 設 の 不 燃 化 が 不 可 欠 なため 防 火 準 防 火 地 域 の 指 定 等 により これらの 不 燃 化 を 推 進 することができる 土 地 利 用 の 変 化 や 建 物 の 更 新 状 況 を 見 ながら 規 制 誘 導 を 検 討 していく イ 消 火 活 動 困 難 地 域 の 解 消 市 街 地 の 不 燃 化 事 業 都 市 構 造 改 善 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 や 市 街 地 再 開 発 事 業 等 の 推 進 により 老 朽 木 造 住 宅 密 集 市 街 地 及 び 消 火 活 動 困 難 地 域 を 解 消 する ウ 延 焼 遮 断 帯 等 の 整 備 広 幅 員 の 道 路 公 園 等 の 延 焼 遮 断 帯 を 整 備 して 都 市 の 不 燃 化 を 図 り 空 地 等 を 確 保 するこ とにより 火 災 の 延 焼 防 止 を 図 り 安 全 な 防 災 都 市 の 創 出 を 図 る エ その 他 の 地 震 火 災 防 止 のための 事 業 耐 震 性 貯 水 槽 等 を 計 画 的 に 整 備 するとともに 都 市 公 園 や 防 災 拠 点 施 設 の 整 備 を 進 め 消 防 避 難 救 護 活 動 の 円 滑 な 実 施 を 図 る (2) 地 震 火 災 予 防 事 業 の 実 施 地 震 により 発 生 する 火 災 の 防 止 を 図 り 都 市 の 不 燃 化 を 推 進 するための 具 体 的 な 事 業 の 内 容 は 以 下 のとおりである ア 防 火 準 防 火 地 域 の 指 定 建 築 物 の 集 積 度 の 高 い 商 業 地 域 及 び 近 隣 商 業 地 域 については 防 火 地 域 又 は 準 防 火 地 域 の 指 定 について 調 査 検 討 する イ 耐 震 性 貯 水 槽 等 の 整 備 消 防 力 の 基 準 等 に 照 らし 消 防 力 施 設 等 の 充 足 状 況 を 勘 案 し 予 想 される 地 震 火 災 に 対 応 できるよう 各 種 事 業 により 市 街 地 における 消 防 水 利 耐 震 性 貯 水 槽 等 の 整 備 を 推 進 する 365

15 第 5 建 築 物 等 の 安 全 性 の 確 保 建 築 物 の 災 害 予 防 施 策 に 関 する 事 業 は ここに 定 めるところによって 実 施 する 特 に 既 存 建 築 物 の 耐 震 性 向 上 を 図 るため 建 築 物 の 耐 震 改 修 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 7 年 法 律 第 123 号 )の 的 確 な 施 行 により 公 共 施 設 及 び 一 般 建 築 物 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 促 進 に 努 めるとともに がけ 地 の 崩 壊 等 による 危 険 から 住 民 の 生 命 の 安 全 を 確 保 するため 建 築 基 準 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 201 号 ) 第 39 条 の 規 定 による 災 害 危 険 区 域 を 指 定 し 住 宅 等 の 建 築 制 限 を 行 う 新 設 の 管 路 施 設 については マンホールと 管 きょとの 接 合 部 における 可 とう 性 継 手 の 設 置 等 を 推 進 し 下 水 の 流 下 機 能 を 確 保 する また 既 設 の 管 路 施 設 については マンホール 蓋 の 浮 上 防 止 工 事 を 実 施 し 交 通 障 害 を 引 き 起 こさない 対 策 を 進 めていく 処 理 場 については 耐 震 化 等 の 機 能 向 上 も 考 慮 した 下 水 道 長 寿 命 化 計 画 を 策 定 し その 計 画 に 基 づき 改 築 を 実 施 していく 1 公 共 施 設 の 耐 震 性 確 保 ( 建 設 部 建 築 課 建 築 指 導 課 教 育 委 員 会 教 育 総 務 課 ) (1) 公 共 施 設 に 関 する 事 業 の 基 本 方 針 市 の 施 設 をはじめ 災 害 拠 点 病 院 等 医 療 機 関 学 校 公 民 館 等 の 救 護 避 難 施 設 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 公 的 建 造 物 の 安 全 性 確 保 に 努 める (2) 公 共 施 設 に 関 する 事 業 の 実 施 市 は 所 管 施 設 について 以 下 の 対 策 を 講 ずるものとする ア 耐 震 性 の 確 保 新 耐 震 基 準 によらない 既 存 建 築 物 については 災 害 応 急 対 策 実 施 上 の 重 要 性 有 効 性 地 域 特 性 等 を 考 慮 し 防 災 上 重 要 な 建 築 物 を 選 定 し 耐 震 診 断 を 実 施 し 耐 震 性 の 劣 るものに ついては 当 該 建 築 物 の 重 要 度 を 考 慮 して 耐 震 改 修 の 推 進 に 努 める イ 非 構 造 部 材 の 脱 落 転 倒 防 止 対 策 天 井 材 等 の 非 構 造 部 材 の 脱 落 防 止 対 策 家 具 等 の 転 倒 防 止 対 策 等 の 推 進 に 努 める ウ 非 常 用 電 源 設 備 等 の 整 備 自 家 発 電 設 備 燃 料 貯 蔵 設 備 等 の 整 備 を 図 り 十 分 な 期 間 の 発 電 が 可 能 となるような 燃 料 の 備 蓄 等 を 行 い 平 常 時 から 点 検 に 努 める エ 津 波 浸 水 対 策 できるだけ 浸 水 の 危 険 性 の 低 い 場 所 に 立 地 するよう 整 備 するものとし やむを 得 ず 浸 水 の 恐 れのある 場 所 に 立 地 する 場 合 には 建 築 物 の 耐 浪 化 の 推 進 に 努 める また 浸 水 のおそれのある 場 所 に 非 常 用 電 源 設 備 がある 場 合 は 高 い 場 所 への 移 設 や 浸 水 防 止 対 策 を 施 す 等 の 工 夫 に 努 める 2 一 般 建 築 物 の 安 全 性 確 保 ( 建 設 部 建 築 指 導 課 ) (1) 一 般 建 築 物 に 関 する 事 業 の 基 本 方 針 ア 住 宅 をはじめ 要 配 慮 者 に 係 る 社 会 福 祉 施 設 医 療 施 設 や 不 特 定 多 数 の 者 が 利 用 する 劇 場 集 会 場 百 貨 店 ホテル 旅 館 等 の 個 々の 一 般 建 築 物 の 安 全 性 を 確 保 する イ 地 震 発 生 時 に 通 行 を 確 保 すべき 道 路 である 緊 急 輸 送 道 路 沿 道 の 建 築 物 の 耐 震 化 を 促 進 す る (2) 一 般 建 築 物 に 関 する 事 業 の 実 施 ア 耐 震 性 の 確 保 366

16 施 設 管 理 者 等 を 対 象 とした 耐 震 診 断 や 耐 震 改 修 に 関 する 相 談 窓 口 の 開 設 や 講 習 会 等 を 実 施 して 知 識 の 啓 発 普 及 を 図 ることにより 診 断 改 修 を 促 進 する 特 に 旧 耐 震 基 準 で 建 てられた 木 造 住 宅 については 耐 震 診 断 や 改 修 を 促 進 するための 助 成 等 を 実 施 する イ 非 構 造 部 材 等 の 脱 落 転 倒 防 止 対 策 天 井 材 等 の 非 構 造 部 材 の 脱 落 防 止 対 策 ブロック 塀 及 び 家 具 等 の 転 倒 防 止 対 策 エレベータ ーにおける 閉 じ 込 め 防 止 等 の 促 進 に 努 める ウ 津 波 に 対 する 安 全 性 の 確 保 津 波 避 難 ビル 等 の 施 設 管 理 者 に 対 して 施 設 の 耐 震 性 確 保 と 併 せて 津 波 避 難 ビル 等 に 係 る ガイドライン の 情 報 提 供 を 行 い 津 波 に 対 する 建 築 物 の 安 全 性 に 関 する 普 及 啓 発 に 努 める 3 文 化 財 構 造 物 及 び 公 開 収 蔵 施 設 の 耐 震 性 確 保 ( 教 育 委 員 会 文 化 財 室 ) (1) 文 化 財 構 造 物 及 び 公 開 収 蔵 施 設 に 関 する 事 業 の 基 本 方 針 不 特 定 多 数 の 者 が 鑑 賞 等 を 目 的 とした 利 用 を 行 う 文 化 財 構 造 物 については 耐 震 診 断 等 によ り これらの 耐 震 化 を 推 進 する (2) 文 化 財 構 造 物 及 び 公 開 収 蔵 施 設 に 関 する 事 業 の 実 施 文 化 財 構 造 物 の 修 理 修 復 事 業 にあたっては 耐 震 診 断 等 を 実 施 し 文 化 財 的 価 値 を 損 なうこ となく 耐 震 措 置 を 講 じることができるよう 事 業 体 系 の 整 備 を 図 る 文 化 財 の 公 開 収 蔵 施 設 の 新 設 改 修 事 業 についても 耐 震 措 置 を 講 じることができるよう 事 業 体 系 の 整 備 を 図 る 367

17 第 6 公 共 施 設 等 の 災 害 予 防 上 下 水 道 電 力 ガス 交 通 通 信 等 のライフライン 施 設 の 災 害 予 防 に 係 る 事 業 は この 計 画 の 定 めるところによって 実 施 する ライフライン 施 設 は 都 市 地 域 生 活 の 基 幹 をなすものであり 地 震 により 被 害 を 受 け 機 能 麻 痺 に 陥 ることによる 影 響 は 極 めて 大 きいため それらの 被 害 を 最 小 限 に 止 める 予 防 施 策 を 講 ずるものとする なお 廃 棄 物 処 理 施 設 においても 同 様 とする 1 上 下 水 道 施 設 の 災 害 予 防 ( 上 下 水 道 部 下 水 道 課 水 道 工 務 課 ) (1) 上 下 水 道 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 上 下 水 道 施 設 は 市 民 の 日 常 生 活 に 不 可 欠 であり これまでも 災 害 に 備 え 機 能 が 保 持 で きるよう 施 設 の 整 備 を 行 っているが 引 き 続 き 地 震 災 害 に 強 い 施 設 の 整 備 に 努 める そのため 老 朽 施 設 配 水 管 管 路 施 設 等 の 点 検 補 修 浄 水 場 処 理 場 等 の 耐 震 化 停 電 対 策 を 図 ると ともに 被 災 時 の 復 旧 用 資 機 材 や 被 災 者 への 応 急 給 水 施 設 等 の 整 備 を 図 る (2) 上 下 水 道 施 設 の 災 害 予 防 事 業 の 実 施 ア 上 水 道 水 道 施 設 の 整 備 については 社 団 法 人 日 本 水 道 協 会 制 定 の 水 道 施 設 設 計 指 針 水 道 施 設 耐 震 工 法 指 針 等 によって 施 設 の 耐 震 化 を 推 進 する 特 に 水 供 給 機 能 が 麻 痺 した 時 の 社 会 的 影 響 の 大 きさにかんがみ 供 給 システム 自 体 の 耐 震 性 の 強 化 に 努 める イ 下 水 道 新 設 の 下 水 道 施 設 については 建 設 当 初 の 段 階 から 耐 震 性 及 び 耐 浪 性 を 確 保 する また 既 設 下 水 道 施 設 については 耐 震 性 及 び 耐 浪 性 の 向 上 を 図 るために 地 震 津 波 時 において 下 水 道 が 有 すべき 機 能 の 必 要 度 や 緊 急 度 に 応 じて 段 階 的 な 整 備 目 標 を 設 定 し 耐 震 化 耐 浪 化 の 促 進 に 努 める ウ 工 業 用 水 道 各 工 業 用 水 道 事 業 者 における 工 業 用 水 道 施 設 の 整 備 については 社 団 法 人 日 本 工 業 用 水 協 会 制 定 の 工 業 用 水 道 施 設 設 計 指 針 解 説 等 によって 施 設 の 耐 震 化 を 推 進 する ま た 供 給 機 能 が 麻 痺 した 時 の 経 済 的 影 響 の 大 きさにかんがみ 給 水 ネットワークの 再 構 築 や 非 常 用 発 電 設 備 の 整 備 等 を 推 進 する 2 電 力 施 設 の 災 害 予 防 ( 九 州 電 力 株 式 会 社 ) (1) 電 力 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 地 震 については 発 生 頻 度 が 低 く 予 測 困 難 であり 突 発 的 に 発 生 することから 近 年 に 発 生 した 地 震 の 課 題 等 を 踏 まえたマニュアルを 備 え 発 生 時 の 復 旧 を 迅 速 安 全 に 対 処 し 二 次 災 害 の 防 止 を 図 る (2) 電 力 施 設 災 害 予 防 事 業 の 実 施 ア 復 旧 体 制 の 整 備 その 他 非 常 災 害 に 比 べ 突 発 的 に 発 生 することに 備 え 自 主 的 に 復 旧 体 制 が 構 築 される 体 制 とする 368

18 イ 二 次 災 害 の 防 止 被 災 家 屋 への 送 電 では 火 災 防 止 への 安 全 確 保 を 図 り 送 電 することを 徹 底 する ウ 防 災 訓 練 の 実 施 災 害 対 策 を 円 滑 に 推 進 するため 年 1 回 以 上 防 災 訓 練 を 実 施 するとともに 国 県 及 び 市 が 実 施 する 防 災 訓 練 には 積 極 的 に 参 加 する エ 電 線 電 柱 の 地 中 化 架 空 線 は 地 震 による 二 次 的 災 害 ( 火 災 )に 比 較 的 弱 く 都 市 地 域 生 活 の 根 幹 をなす 電 力 の 機 能 支 障 が 生 じるとともに 道 路 交 通 の 障 害 となることが 懸 念 されるため 被 害 の 生 じ にくい 地 中 化 の 推 進 が 重 要 である このため 道 路 管 理 者 と 協 議 のうえ 災 害 時 における 安 全 性 向 上 のため 電 線 および 電 柱 の 地 中 化 を 推 進 する 3 ガス 施 設 の 災 害 予 防 ( 株 式 会 社 エコア) (1) ガス 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 ガス 施 設 災 害 予 防 の 基 本 方 針 は 常 日 頃 から 災 害 が 発 生 した 場 合 にも 対 処 できるよう 備 えて おくとともに 災 害 発 生 時 には 迅 速 かつ 的 確 な 措 置 により 二 次 災 害 の 防 止 と 供 給 停 止 地 域 の 極 小 化 を 図 るため これに 必 要 な 体 制 設 備 対 策 計 画 緊 急 対 策 復 旧 対 策 支 援 体 制 の 整 備 等 を 行 うものとする (2) ガス 施 設 災 害 予 防 事 業 の 実 施 ア 体 制 の 整 備 等 (a) 体 制 の 整 備 地 震 発 生 時 においては 二 次 災 害 の 防 止 供 給 停 止 地 域 の 極 小 化 及 び 円 滑 な 復 旧 体 制 の 確 立 の 観 点 から 体 制 を 機 動 的 なものに 整 備 するとともに 地 震 時 措 置 要 領 等 の 整 備 を 行 う (b) 設 備 対 策 計 画 の 作 成 設 備 対 策 に 必 要 な 情 報 の 入 手 等 を 行 い データを 整 備 して 設 備 対 策 を 講 じる (c) 緊 急 対 策 復 旧 対 策 地 震 災 害 の 被 害 情 報 の 収 集 初 動 体 制 ガス 供 給 停 止 及 び 供 給 開 始 等 緊 急 時 対 策 及 び 復 旧 対 策 を 計 画 的 に 講 じるように 努 めるとともに 緊 急 措 置 ブロックの 形 成 を 推 進 する (d) 支 援 体 制 地 震 被 害 の 程 度 によって 復 旧 対 策 のための 応 援 隊 の 派 遣 要 請 需 要 家 庭 に 対 する 代 替 エネルギーの 確 保 等 に 努 める イ ガス 施 設 の 災 害 を 防 止 するための 措 置 の 実 施 (a) ガス 製 造 所 供 給 所 等 の 設 備 の 整 備 及 び 維 持 管 理 ガス 発 生 設 備 原 料 貯 蔵 設 備 ガスホルダー 及 び 防 火 設 備 等 については 耐 震 性 を 考 慮 して 整 備 する また 緊 急 遮 断 設 備 等 の 整 備 を 行 って 地 震 災 害 の 軽 減 を 図 る 各 設 備 の 維 持 管 理 については 保 安 規 程 に 基 づいて 定 期 的 な 保 守 点 検 整 備 等 を 行 う (b) 導 管 関 係 設 備 導 管 及 び 整 圧 器 バルブ 等 の 付 属 設 備 については 保 安 規 程 に 基 づいて 設 置 し 定 期 369

19 的 な 保 守 点 検 を 行 う 導 管 のうち 新 設 導 管 については 耐 震 性 の 高 いガス 導 管 を 採 用 する 既 設 導 管 につ いても 計 画 的 に 耐 震 性 の 高 いガス 導 管 へ 変 更 するように 努 める ウ 需 要 家 庭 への 啓 発 対 策 平 常 時 からマスコミ 等 を 活 用 して 災 害 時 の 注 意 事 項 等 を 広 報 し 需 要 家 庭 の 意 識 の 啓 発 に 努 める 4 通 信 設 備 の 災 害 予 防 (NTT 西 日 本 ) (1) 災 害 等 が 発 生 した 場 合 において 電 気 通 信 サービスを 確 保 するために 次 に 掲 げる 事 項 を 基 本 方 針 として 電 気 通 信 設 備 等 の 防 災 に 関 する 計 画 を 策 定 し 実 施 する ア 電 気 通 信 設 備 等 の 信 頼 性 向 上 耐 水 耐 震 耐 火 構 造 化 等 の 推 進 イ 電 気 通 信 システムの 信 頼 性 向 上 対 策 (a) 主 要 伝 送 路 の 多 ルート 化 ループ 化 (b) 主 要 中 継 交 換 機 の 分 散 設 置 (c) 通 信 ケーブル 地 中 化 の 推 進 (d) 大 都 市 におけるとう 道 ( 共 同 溝 を 含 ) 網 の 構 築 (e) 電 気 通 信 設 備 に 対 する 予 備 電 源 の 確 保 (f) 重 要 加 入 者 の 高 信 頼 化 ( 協 議 による 2 ルート 化 の 推 進 等 ) ウ 重 要 通 信 の 確 保 (a) 重 要 通 信 に 関 するデータベースの 整 備 (b) 災 害 等 時 のトラヒックコントロール 等 (2) 災 害 対 策 用 機 器 及 び 車 両 の 配 備 災 害 発 生 時 において 通 信 を 確 保 し 又 は 災 害 を 迅 速 に 復 旧 するために 必 要 に 応 じて 次 に 掲 げる 機 器 及 び 車 両 等 を 配 備 する ア 非 常 用 衛 星 通 信 装 置 イ 非 常 用 無 線 装 置 ウ 非 常 用 伝 送 装 置 エ 非 常 用 電 源 装 置 オ 応 急 ケーブル カ その 他 の 応 急 復 旧 用 諸 装 置 (3) 災 害 対 策 用 資 材 等 の 確 保 災 害 応 急 対 策 及 び 災 害 復 旧 を 実 施 するため 平 常 時 から 復 旧 用 資 材 器 具 工 具 防 災 用 機 材 消 耗 品 等 の 確 保 に 努 める ア 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 輸 送 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 において 災 害 対 策 用 機 器 資 材 及 び 物 資 等 の 輸 送 を 円 滑 に 行 うため 必 要 に 応 じ あらかじめ 輸 送 ルート 確 保 すべき 車 両 船 舶 ヘリ コプタ 等 の 種 類 及 び 数 量 並 びに 社 外 に 輸 送 を 依 頼 する 場 合 の 連 絡 方 法 等 の 輸 送 計 画 を 定 めて おくとともに 輸 送 力 の 確 保 に 努 める 370

20 イ 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 整 備 点 検 災 害 対 策 用 資 機 材 等 は 常 にその 数 量 を 把 握 しておくとともに 必 要 な 整 備 点 検 を 行 い 非 常 事 態 に 備 える ウ 食 料 医 薬 品 等 生 活 必 需 品 の 備 蓄 非 常 事 態 に 備 え 食 糧 飲 料 水 医 薬 品 被 服 生 活 用 備 品 等 の 保 有 量 を 定 めて 確 保 する エ 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 仮 置 場 災 害 対 策 用 資 機 材 等 の 仮 置 場 について 非 常 事 態 下 の 借 用 交 渉 の 難 航 が 予 想 されるため あら かじめ 公 共 用 地 等 の 候 補 地 について 防 災 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 非 常 事 態 下 の 用 地 確 保 の 円 滑 化 を 図 る (4) 防 災 演 習 防 災 を 円 滑 かつ 迅 速 に 実 施 するため 次 に 掲 げる 内 容 の 訓 練 を 実 施 する なお 県 市 町 村 等 が 実 施 する 総 合 的 な 防 災 訓 練 に 積 極 的 に 参 加 し これに 協 力 する ア 災 害 予 報 及 び 警 報 の 伝 達 イ 非 常 召 集 ウ 災 害 時 における 通 信 そ 通 確 保 エ 各 種 災 害 対 策 用 機 器 の 操 作 オ 電 気 通 信 設 備 等 の 災 害 応 急 復 旧 カ 消 防 及 び 水 防 キ 避 難 及 び 救 護 5 携 帯 通 信 施 設 災 害 予 防 (KDDI 株 式 会 社 株 式 会 社 エヌ ティ ティドコモ 九 州 ソフトバ ンクモバイル 株 式 会 社 ) (1) 通 信 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 通 信 施 設 の 耐 震 性 の 確 保 に 関 する 事 業 を 推 進 することにより 地 震 災 害 等 異 常 時 の 一 般 通 信 サービスの 確 保 を 図 るため 通 信 施 設 について 予 防 措 置 を 講 じ 万 全 を 期 するものとする 6 港 湾 漁 港 施 設 の 災 害 予 防 ( 建 設 部 都 市 整 備 課 農 林 水 産 部 水 産 振 興 課 商 工 観 光 部 企 業 誘 致 港 湾 課 ) (1) 港 湾 漁 港 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 港 湾 漁 港 施 設 は 大 規 模 な 地 震 災 害 発 生 時 の 緊 急 物 資 及 び 避 難 者 負 傷 者 の 海 上 輸 送 にあ てられることから 海 上 輸 送 拠 点 としての 機 能 が 発 揮 できるよう 岸 壁 等 の 耐 震 化 の 推 進 に 努 め る (2) 港 湾 漁 港 施 設 災 害 予 防 事 業 の 実 施 対 象 地 域 の 拠 点 港 湾 漁 港 及 びこれを 補 完 する 港 湾 漁 港 を 位 置 づけ 耐 震 性 を 強 めた 施 設 ( 岸 壁 等 )の 整 備 を 進 めるよう 関 係 機 関 と 調 整 していく なお 施 設 自 体 の 地 震 津 波 液 状 化 等 による 被 害 を 防 止 するための 施 設 整 備 事 業 は 本 編 第 2 章 第 1 節 第 1 被 害 の 未 然 防 止 対 策 による 7 道 路 施 設 の 災 害 予 防 ( 建 設 部 道 路 課 ) (1) 道 路 施 設 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 371

21 道 路 は 災 害 発 生 時 の 消 防 救 出 救 助 避 難 医 療 救 護 救 援 活 動 の 際 重 要 な 交 通 手 段 輸 送 経 路 の 役 割 を 果 たすことになるため 従 来 から 災 害 に 強 い 施 設 構 造 とすべく 整 備 され ているが 地 震 災 害 発 生 時 の 道 路 被 害 は 著 しい 活 動 障 害 となることが 想 定 されるため 道 路 施 設 の 耐 震 性 確 保 を 基 本 とする 対 策 を 推 進 する なお 道 路 擁 壁 周 辺 の 人 工 斜 面 等 の 施 設 ごとに 老 朽 化 したり 耐 震 性 に 問 題 のある 箇 所 の 点 検 補 修 を 行 うことにより 耐 震 性 の 確 保 に 努 める (2) 道 路 施 設 災 害 予 防 事 業 の 実 施 道 路 施 設 の 重 要 度 に 応 じて 既 存 道 路 施 設 の 耐 震 性 の 向 上 のための 補 強 対 策 を 実 施 する ア 道 路 の 整 備 地 震 災 害 発 生 時 における 道 路 機 能 を 確 保 するため 所 管 道 路 について 危 険 箇 所 調 査 を 実 施 し 補 修 等 対 策 工 事 により 道 路 の 整 備 を 推 進 する 道 路 隣 接 法 面 の 路 面 への 崩 落 が 予 想 さ れる 箇 所 及 び 路 体 崩 壊 が 予 想 される 箇 所 等 を 把 握 するため 道 路 法 面 盛 土 について 道 路 防 災 点 検 を 実 施 し この 結 果 に 基 づき 道 路 の 防 災 補 修 工 事 が 必 要 な 箇 所 について 対 策 工 事 を 実 施 する イ 橋 梁 の 整 備 地 震 災 害 発 生 時 における 橋 梁 機 能 の 確 保 のため 所 管 橋 梁 については 点 検 調 査 を 実 施 し 調 査 結 果 に 基 づき 対 策 が 必 要 な 橋 梁 について 架 替 補 強 落 橋 防 止 装 置 の 整 備 を 実 施 する ウ 横 断 歩 道 橋 の 整 備 地 震 災 害 発 生 時 における 歩 道 橋 が 落 下 等 により 交 通 障 害 物 となることを 防 止 するため 所 管 歩 道 橋 の 点 検 調 査 を 実 施 し 補 修 等 の 対 策 を 行 う エ トンネルの 整 備 地 震 災 害 発 生 時 におけるトンネルの 交 通 機 能 の 確 保 のため 所 管 トンネルについて 安 全 点 検 調 査 を 実 施 し 補 強 対 策 工 事 が 必 要 である 箇 所 について トンネルの 補 強 を 実 施 する オ 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 (ア) 西 日 本 高 速 道 路 株 式 会 社 が 管 理 する 道 路 については パトロール 等 により 道 路 状 況 を 点 検 調 査 し 各 部 の 損 傷 に 備 え 必 要 な 予 防 措 置 を 講 ずる (イ) 地 震 災 害 発 生 時 に 備 え 運 転 者 の 減 速 停 止 措 置 等 の 安 全 運 転 の 心 得 を 広 報 しておくと ともに 情 報 板 による 通 行 止 速 度 規 制 走 行 注 意 等 の 表 示 状 況 把 握 応 急 復 旧 等 の 活 動 内 容 方 法 についても 周 知 しておく (ウ) 事 故 車 両 倒 壊 物 落 下 物 等 を 排 除 して 緊 急 輸 送 路 としての 機 能 を 確 保 できるよう レッカー 車 クレーン 車 工 作 車 等 の 道 路 啓 開 用 資 機 材 の 分 散 配 備 増 強 に 努 める 8 緊 急 輸 送 道 路 ネットワーク 計 画 ( 建 設 部 道 路 課 ) 地 震 直 後 から 発 生 する 緊 急 輸 送 を 円 滑 かつ 確 実 に 実 施 するために 緊 急 輸 送 を 確 保 するために 必 要 な 道 路 ( 以 下 緊 急 輸 送 道 路 という)のネットワーク 計 画 ( 以 下 大 分 県 緊 急 輸 送 道 路 ネ ットワーク 計 画 )を 大 分 県 及 び 関 係 機 関 と 協 議 し 策 定 するものとする 緊 急 輸 送 道 路 は 道 路 の 耐 震 性 が 確 保 されているとともに 地 震 時 にネットワークとして 機 能 す ることが 重 要 となる このため ネットワークとしての 機 能 確 保 と 多 重 化 代 替 性 の 確 保 に 留 意 して 策 定 した 大 分 県 緊 急 輸 送 道 路 ネットワーク 計 画 に 基 づき 緊 急 輸 送 道 路 の 整 備 を 計 画 的 に 推 進 する (1) 第 1 次 緊 急 輸 送 道 路 ネットワーク 県 庁 所 在 地 と 地 方 中 心 都 市 相 互 の 連 絡 隣 接 する 地 方 中 心 都 市 相 互 の 連 絡 および 県 庁 所 在 地 地 方 中 心 都 市 と 重 要 港 湾 空 港 等 を 連 絡 する 道 路 372

22 (2) 第 2 次 緊 急 輸 送 道 路 ネットワーク 第 1 次 緊 急 輸 送 道 路 と 市 町 村 役 場 主 要 な 防 災 拠 点 ( 行 政 機 関 公 共 機 関 主 要 駅 港 湾 災 害 医 療 拠 点 ヘリポート 自 衛 隊 等 )を 連 絡 する 道 路 なお 第 2 節 第 6 公 共 施 設 等 の 災 害 予 防 の 7 道 路 施 設 の 災 害 予 防 のうち 橋 梁 等 を 含 む 道 路 施 設 に 係 る 整 備 や 補 強 補 修 については 緊 急 輸 送 道 路 を 優 先 するものとする 9 鉄 道 施 設 の 災 害 予 防 ( 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 ) (1) 鉄 道 施 設 の 災 害 予 防 事 業 の 基 本 方 針 鉄 道 施 設 は 地 震 災 害 に 際 して 乗 客 の 安 全 確 保 を 図 るとともに 被 災 者 や 救 援 物 資 の 輸 送 手 段 の 役 割 を 果 たすことになるため 従 来 から 災 害 に 強 い 施 設 構 造 とすべく 整 備 されている 今 後 地 震 災 害 に 際 して 鉄 道 施 設 に 被 害 が 生 じた 場 合 著 しい 活 動 障 害 となることが 想 定 され るため 施 設 の 耐 震 化 を 進 め 以 下 の 方 法 により 災 害 予 防 の 一 層 の 向 上 に 努 めるものとする (2) 鉄 道 施 設 災 害 予 防 事 業 の 実 施 ア 施 設 設 備 の 耐 震 性 確 保 建 造 物 の 設 計 は 建 造 物 設 計 標 準 (JR 九 州 )により 耐 震 性 を 確 保 する イ 防 災 関 係 資 材 の 点 検 整 備 救 援 車 車 両 台 車 緊 締 用 品 照 明 用 具 ジャッキ 類 等 を 常 に 整 備 し 完 全 な 状 態 にしてお く ウ 避 難 誘 導 体 制 等 の 周 知 (a) 事 故 災 害 発 生 時 駅 においてはコンコース 改 札 口 等 旅 客 の 見 やすい 箇 所 に 旅 客 誘 導 上 必 要 な 情 報 の 内 容 を 掲 示 するとともに 随 時 放 送 を 行 い 情 報 の 周 知 徹 底 を 図 る (b) 列 車 においては 乗 客 にすみやかに 不 通 の 状 況 列 車 の 運 行 状 況 接 続 関 係 等 につい て 詳 しく 案 内 するとともに 状 況 に 応 じて 適 切 な 誘 導 に 努 める エ 防 災 訓 練 事 故 災 害 発 生 時 に 適 切 な 処 置 がとれるよう 防 災 訓 練 を 適 宜 実 施 する 373

23 第 7 特 殊 災 害 の 予 防 特 殊 災 害 の 予 防 は 危 険 物 火 薬 類 高 圧 ガス 等 の 種 類 や 属 性 に 応 じて 法 令 を 遵 守 しつつ 基 本 的 な 対 策 を 実 施 することとなる 地 震 災 害 が 発 生 した 場 合 に 危 険 が 増 大 するこれらの 物 品 及 びその 運 搬 移 動 についての 災 害 防 止 対 策 は ここに 定 めるところによって 実 施 するものとする 1 危 険 物 災 害 予 防 対 策 ( 消 防 本 部 消 防 課 ) (1) 最 近 の 産 業 経 済 の 発 展 に 伴 い 危 険 物 ( 消 防 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 186 号 ) 別 表 に 掲 げるもの をいう 以 下 同 じ )の 使 用 量 は 急 速 に 増 加 しているが これらの 危 険 物 を 取 り 扱 う 製 造 所 貯 蔵 所 及 び 取 扱 所 ( 以 下 製 造 所 等 という )の 施 設 数 は 減 少 している しかし 施 設 の 老 朽 化 に 伴 い 危 険 物 流 出 事 故 等 が 増 加 しているため その 維 持 管 理 については 一 層 厳 正 を 期 す 必 要 がある (2) 製 造 所 等 の 維 持 管 理 の 指 導 製 造 所 等 について 随 時 に 行 う 立 入 検 査 のほか 次 の 事 項 を 重 点 的 に 少 なくとも 毎 年 1 回 以 上 定 例 的 な 立 入 検 査 を 行 い 製 造 所 等 における 災 害 の 防 止 について 積 極 的 な 指 導 を 行 うものと する ア 位 置 構 造 及 び 設 備 の 維 持 管 理 状 況 イ 消 火 設 備 警 報 設 備 の 保 守 管 理 状 況 ウ 危 険 物 の 貯 蔵 及 び 取 扱 状 況 エ 危 険 物 取 扱 者 の 立 会 状 況 (3) 危 険 物 の 運 搬 指 導 危 険 物 の 運 搬 上 の 災 害 を 予 防 するため 消 防 機 関 においては 随 時 警 察 官 の 立 会 を 求 めるな どして 運 搬 容 器 積 載 方 法 及 び 運 搬 方 法 等 に 関 する 技 術 上 の 基 準 が 遵 守 されるよう 必 要 な 指 導 を 行 うものとする (4) 危 険 物 の 保 安 管 理 指 導 製 造 所 等 の 設 置 者 又 は 危 険 物 取 扱 者 等 に 対 する 研 修 会 講 習 会 又 は 協 議 会 等 を 通 じて 次 の 事 項 の 遵 守 を 指 導 する なお 大 規 模 な 危 険 物 を 貯 蔵 し 又 は 取 扱 う 事 業 所 については 予 防 規 程 の 作 成 を 通 じて 必 要 な 指 導 を 行 うものとする ア 少 量 危 険 物 準 危 険 物 に 関 する 届 出 等 の 励 行 イ 危 険 物 ( 少 量 準 危 険 物 含 む )の 貯 蔵 及 び 取 扱 基 準 の 遵 守 ウ 休 業 廃 止 の 届 出 の 励 行 エ 製 造 所 保 安 管 理 体 制 の 確 立 オ 危 険 物 取 扱 者 立 会 の 励 行 カ 危 険 物 保 安 管 理 体 制 の 確 立 (5) 危 険 物 製 造 所 等 の 未 改 修 施 設 に 対 する 改 修 指 導 製 造 所 等 で その 施 設 が 政 令 で 定 める 技 術 上 の 基 準 に 適 合 しないものについては 次 の 措 置 により 早 期 の 改 修 整 備 を 指 導 するものとする ア 整 備 計 画 の 提 出 を 求 め 計 画 的 な 改 修 の 促 進 (その 裏 付 として 改 修 期 限 の 誓 約 書 の 提 出 ) 374

24 イ 消 防 機 関 の 立 入 検 査 の 強 化 ウ 現 地 指 導 による 整 備 計 画 の 推 進 エ 誠 意 のない 者 に 対 しては 業 務 の 停 止 命 令 等 の 行 政 処 分 2 火 薬 類 の 保 安 対 策 ( 消 防 本 部 消 防 課 ) (1) 火 薬 類 製 造 所 等 の 維 持 管 理 の 指 導 ア 火 薬 類 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 149 号 )に 基 づく 危 害 予 防 規 程 により 各 火 薬 類 製 造 所 の 製 造 保 安 責 任 者 が 災 害 の 発 生 を 防 止 するため 製 造 施 設 の 構 造 位 置 設 備 及 び 製 造 方 法 が それぞれ 技 術 上 の 基 準 により 適 切 に 維 持 管 理 もしくは 製 造 されているかどうかについて 保 安 検 査 立 入 検 査 等 により 指 導 し その 維 持 管 理 の 徹 底 を 図 る イ 関 係 事 業 者 で 構 成 する 保 安 団 体 を 育 成 指 導 して 講 習 会 の 開 催 及 び 保 安 のための 啓 発 等 を 行 って 各 事 業 者 の 自 主 保 安 活 動 を 促 進 する ウ 火 薬 類 の 製 造 業 者 販 売 業 者 に 対 し 危 害 予 防 規 程 に 定 めた 災 害 等 に 関 する 保 安 教 育 訓 練 等 を 従 業 員 に 行 うよう 指 導 する エ 建 築 基 準 法 に 基 づく 耐 火 構 造 物 等 の 特 殊 建 築 物 は その 維 持 管 理 の 遵 守 を 指 導 する 3 高 圧 ガス 保 安 対 策 ( 消 防 本 部 消 防 課 ) (1) 高 圧 ガスに 係 る 保 安 は 法 による 規 制 に 加 えて 事 業 者 の 自 主 保 安 による 確 保 に 努 める ア 各 事 業 者 は 高 圧 ガス 保 安 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 204 号 ) 及 び 液 化 石 油 ガスの 保 安 の 確 保 及 び 取 引 の 適 正 化 に 関 する 法 律 ( 昭 和 42 年 法 律 第 149 号 )に 基 づいて 高 圧 ガスの 製 造 販 売 移 動 消 費 等 に 関 する 施 設 基 準 運 用 基 準 管 理 者 資 格 保 安 管 理 組 織 等 が 定 められており 災 害 等 における 保 安 の 確 保 は 事 業 者 の 自 己 責 任 のもとに 行 うこととなっているが 立 入 検 査 保 安 検 査 及 び 行 政 指 導 等 により その 促 進 を 図 るものとする イ 各 事 業 者 に 対 して 危 害 予 防 規 程 に 定 めた 災 害 等 に 関 する 保 安 教 育 訓 練 等 を 従 業 員 に 行 うよう 指 導 する ウ 関 係 事 業 者 で 構 成 する 保 安 団 体 を 育 成 指 導 して 業 種 別 講 習 会 の 開 催 を 行 うほか 災 害 等 に 関 する 広 域 的 な 応 援 体 制 の 充 実 強 化 を 図 るため 防 災 指 定 事 業 所 の 拡 充 防 災 資 機 材 の 整 備 また 液 化 石 油 ガス 販 売 事 業 者 間 の 緊 急 時 の 各 地 域 別 出 動 体 制 の 整 備 等 を 指 導 して 各 事 業 者 の 自 主 保 安 の 確 保 を 促 進 する (2) (1)の 対 策 のほか 地 震 災 害 に 関 して 次 の 対 策 を 行 うものとする ア 液 化 石 油 ガス 消 費 者 保 安 対 策 地 震 災 害 を 防 止 し 軽 減 するためには LPガス 設 備 等 の 耐 震 性 強 化 をはじめ 地 震 発 生 時 の 対 応 応 急 復 旧 体 制 を 予 め 整 備 し 災 害 発 生 時 には 有 効 に 機 能 させるため 次 のことに 取 り 組 む (a) 一 般 消 費 者 の 保 安 意 識 の 高 揚 を 図 るため 保 安 講 習 会 の 開 催 パンフレットの 配 布 ラジオ テレビ 等 による 啓 発 等 の 実 施 (b) 一 般 消 費 者 の 消 費 設 備 の 保 安 確 保 を 図 るため 認 定 調 査 機 関 の 育 成 指 導 立 入 検 査 等 の 実 施 (c) 販 売 事 業 者 に 対 し 法 令 に 基 づくLPガス 設 備 等 の 耐 震 性 向 上 のため 必 要 な 設 備 の 375

25 整 備 を 促 進 する (d) 業 界 の 保 安 団 体 による 地 震 防 災 体 制 組 織 の 整 備 を 促 進 し 緊 急 点 検 等 に 必 要 な 資 機 材 の 確 保 防 災 訓 練 の 実 施 応 急 復 旧 体 制 の 整 備 及 び 消 費 者 に 対 する 情 報 提 供 手 段 の 整 備 等 を 行 う イ 高 圧 ガス 移 動 中 の 保 安 対 策 防 災 指 定 事 業 所 等 の 充 実 応 援 隊 員 の 研 修 防 災 資 機 材 の 配 備 移 動 監 視 者 の 保 安 講 習 会 の 開 催 高 圧 ガス 移 動 車 両 防 災 訓 練 の 実 施 及 び 高 圧 ガス 防 災 事 業 所 同 連 絡 所 自 主 門 前 集 合 訓 練 の 実 施 等 を 促 進 する ウ 国 の 定 める 高 圧 ガス 設 備 等 の 耐 震 設 計 基 準 に 基 づいて 各 関 係 事 業 者 に 対 し 必 要 な 耐 震 設 備 等 の 整 備 を 推 進 する エ 船 舶 等 の 海 上 及 び 岸 壁 等 接 岸 時 における 危 険 物 に 関 する 保 安 対 策 ( 大 分 海 上 保 安 部 ) (a) 船 舶 等 の 海 上 及 び 岸 壁 等 接 岸 時 ( 以 下 海 上 等 という )における 危 険 物 に 関 する 保 安 対 策 については 港 則 法 海 洋 汚 染 等 及 び 海 上 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 の 規 定 に 基 づき 船 舶 が 油 危 険 物 等 を 運 搬 荷 役 等 する 場 合 の 保 安 の 確 保 は 事 業 者 等 の 自 己 責 任 のもと 行 うこととなっているが 立 入 検 査 及 び 行 政 指 導 等 によりその 促 進 を 図 るものと する (b) 関 係 機 関 等 で 構 成 する 団 体 等 を 育 成 指 導 し 各 種 講 習 会 訓 練 において 海 上 における 流 出 油 有 害 液 体 物 質 等 の 防 除 等 に 関 し 初 動 体 制 の 確 保 等 必 要 な 措 置 を 指 導 する 376

26 第 8 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 の 推 進 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 地 震 防 災 対 策 特 別 措 置 法 ( 平 成 7 年 法 律 第 111 号 )の 施 行 に 伴 い 社 会 的 条 件 自 然 的 条 件 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 地 震 により 著 しい 被 害 が 生 ずるおそれがあると 認 められる 地 区 について 地 域 防 災 計 画 に 定 められた 事 項 のうち 地 震 防 災 対 策 上 緊 急 に 整 備 すべき 施 設 等 に 関 するものについて 平 成 8 年 度 を 初 年 度 とする 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 を 作 成 することができることとなった このため 県 では 平 成 8 年 度 を 初 年 度 とする 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 更 に 平 成 23 年 を 初 年 度 とする 第 四 次 地 震 防 災 緊 急 事 業 5 箇 年 計 画 を 策 定 し 緊 急 を 要 する 施 設 等 の 整 備 を 重 点 的 計 画 的 に 行 うこととなっている また 地 震 防 災 対 策 特 別 措 置 法 第 3 条 第 3 項 により 市 町 村 が 実 施 する 事 業 については 本 計 画 に 定 めたものでなければならない (1) 対 象 地 区 は 中 津 市 全 域 とする (2) 計 画 対 象 事 業 は 以 下 の 施 設 等 とする ア 避 難 地 イ 避 難 路 ウ 消 防 用 施 設 エ 消 防 活 動 用 道 路 オ 緊 急 輸 送 道 路 ヘリポート 港 湾 漁 港 施 設 電 線 共 同 溝 等 カ 医 療 機 関 社 会 福 祉 施 設 公 立 幼 稚 園 公 立 小 学 校 中 学 校 公 的 建 造 物 等 の 改 築 補 強 キ 津 波 避 難 確 保 のための 海 岸 保 全 施 設 河 川 管 理 施 設 ク 砂 防 設 備 森 林 保 安 施 設 地 すべり 等 防 止 施 設 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 施 設 農 業 用 用 排 水 施 設 であるため 池 のうち 地 震 防 災 上 必 要 なもの ケ 地 域 防 災 拠 点 施 設 コ 防 災 行 政 無 線 施 設 設 備 サ 飲 料 水 確 保 施 設 電 源 確 保 施 設 等 シ 非 常 用 食 糧 救 助 用 資 機 材 等 備 蓄 倉 庫 ス 負 傷 者 の 一 時 収 容 設 備 資 機 材 ( 応 急 救 護 設 備 等 ) セ 老 朽 住 宅 密 集 市 街 地 に 係 る 地 震 防 災 対 策 ソ その 他 377

27 第 9 防 災 のための 調 査 研 究 の 推 進 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 市 が 実 施 しておくべき 防 災 上 の 課 題 に 対 応 した 防 災 調 査 研 究 の 推 進 に 関 する 事 業 は この 計 画 に 定 めるところによって 実 施 する 1 防 災 調 査 研 究 の 目 的 内 容 中 津 市 の 地 震 災 害 危 険 区 域 の 実 態 を 総 合 的 科 学 的 に 把 握 するため 国 等 が 行 う 調 査 研 究 の 成 果 や 既 往 の 被 災 事 例 等 を 参 考 に 地 震 による 地 盤 震 動 液 状 化 斜 面 崩 壊 津 波 等 によって 災 害 の 発 生 が 予 想 される 危 険 箇 所 や 建 物 倒 壊 出 火 延 焼 ライフライン 施 設 被 害 人 的 被 害 等 について 資 料 収 集 被 災 原 因 の 分 析 等 を 行 い 地 域 防 災 計 画 の 見 直 しに 反 映 させる また 災 害 時 の 防 災 関 係 機 関 職 員 の 早 期 招 集 活 動 要 領 自 主 防 災 組 織 や 各 種 のボランティ ア 等 の 育 成 要 領 市 民 生 活 への 支 援 方 策 等 に 関 する 研 究 を 推 進 する 2 防 災 調 査 研 究 の 実 施 体 制 防 災 に 関 する 調 査 研 究 を 企 画 検 討 し その 進 捗 状 況 や 効 果 等 を 総 合 的 に 評 価 検 討 できる ような 体 制 づくりに 努 める 378

28 第 10 社 会 資 本 の 老 朽 化 対 策 中 津 市 県 関 係 機 関 は 老 朽 化 した 社 会 資 本 について 長 寿 命 化 計 画 の 作 成 実 施 等 により その 適 切 な 維 持 管 理 に 努 めるものとする 379

29 第 3 節 災 害 に 強 い 人 づくり 第 1 自 主 防 災 組 織 第 2 防 災 訓 練 第 3 防 災 教 育 第 4 消 防 団 ボランティアの 育 成 強 化 第 5 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 第 6 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 第 7 市 民 運 動 の 展 開 380

30 災 害 に 強 い 人 づくりの 基 本 的 な 考 え 方 災 害 に 強 い 人 づくり は 市 防 災 関 係 機 関 公 共 的 機 関 各 種 団 体 民 間 企 業 等 の 防 災 担 当 職 員 並 びに 市 民 ごとの 防 災 対 策 上 の 役 割 と 責 務 を 周 知 させるとともに 各 々の 防 災 意 識 を 高 め 災 害 時 の 防 災 対 応 力 を 向 上 させることを 目 的 とし 市 消 防 機 関 並 びに 防 災 関 係 職 員 及 び 市 民 が 主 体 となって 取 り 組 むべきものである したがって 災 害 に 強 い 人 づくり を 目 標 に 市 民 の 役 割 と 基 本 的 な 防 災 知 識 を 徹 底 して 身 に つけさせることを 基 本 に 自 主 防 災 組 織 ボランティア 民 間 企 業 報 道 機 関 等 全 ての 組 織 が 関 わ り その 対 応 能 力 を 向 上 させる 必 要 がある 防 災 訓 練 防 災 知 識 の 普 及 啓 発 消 防 団 自 主 防 災 組 織 の 育 成 強 化 要 配 慮 者 対 策 の 推 進 にあ たっては 地 震 災 害 の 種 類 に 応 じて 内 容 や 方 策 を 明 確 にしつつ 実 施 するものとする これらの 体 系 図 を 次 ページに 図 示 する 381

31 自 主 防 災 組 織 の 結 成 及 び 活 性 化 に 向 けて 自 主 防 災 組 織 ( 第 1) 県 内 取 り 組 み 先 進 事 例 地 域 における 津 波 からの 避 難 計 画 づくり について 訓 練 想 定 の 基 本 防 災 訓 練 ( 第 2) 総 合 防 災 訓 練 防 災 訓 練 の 実 施 各 種 防 災 訓 練 事 例 防 災 教 育 ( 第 3) 学 校 における 防 災 教 育 災 害 に 強 い 人 づ く り 消 防 団 ボランティアの 育 成 強 化 ( 第 4) 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 ( 第 5) 地 域 等 における 防 災 教 育 消 防 団 の 育 成 強 化 事 業 所 の 自 主 防 災 体 制 の 充 実 ボランティアの 育 成 強 化 大 分 県 水 難 救 済 会 との 連 携 強 化 地 域 における 要 配 慮 者 対 策 社 会 福 祉 施 設 における 要 配 慮 者 対 策 旅 行 者 や 外 国 人 等 への 対 策 推 進 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 ( 第 6) 宿 泊 場 所 等 の 確 保 市 民 事 業 所 学 校 等 への 啓 発 市 民 運 動 の 展 開 ( 第 7) 自 助 の 推 進 共 助 の 推 進 382

32 第 1 自 主 防 災 組 織 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 1 自 主 防 災 組 織 の 必 要 性 地 震 津 波 に 備 えるには 災 害 対 策 基 本 法 第 5 条 に 規 定 された 隣 保 協 同 の 精 神 に 基 づく 地 域 住 民 よる 自 主 的 な 防 災 活 動 を 行 える 体 制 の 確 立 が 被 害 の 未 然 防 止 軽 減 に 有 効 な 対 策 となる 2 中 津 市 の 現 状 と 課 題 中 津 市 における 自 主 防 災 組 織 の 数 は 平 成 27 年 4 月 1 日 時 点 で202 組 織 組 織 率 は69.8% であるが 防 災 訓 練 の 実 施 では 初 期 消 火 訓 練 が 主 となっており 今 後 は 未 組 織 の 地 域 での 組 織 化 とともに 組 織 活 動 の 活 性 化 が 課 題 である 3 自 主 防 災 組 織 の 結 成 及 び 活 性 化 に 向 けて (1) 東 日 本 大 震 災 の 教 訓 から ( 東 日 本 大 震 災 支 援 活 動 に 関 する 大 分 県 及 び 中 津 市 職 員 等 からの 報 告 より) 日 ごろから 地 域 の 関 わりが 活 発 な 地 域 は 震 災 時 も 協 力 して 避 難 し その 後 の 片 付 けや 生 活 も 協 力 して 行 っていた 地 区 で 助 け 合 うことで 犠 牲 者 を 出 すことなく 安 全 に 避 難 できた 事 例 から 自 主 防 災 組 織 の 重 要 性 を 認 識 した 平 素 から 強 固 なコミュニティを 形 成 し どのような 課 題 に 対 しても 協 力 し 支 え 合 って 行 くこと ができる 地 域 を 目 指 す 必 要 がある 有 事 の 際 は 消 防 団 や 自 主 防 災 組 織 等 が 行 政 と 連 携 し 防 災 活 動 を 展 開 しなければ 被 害 を 最 小 限 に 食 い 止 めることはできない ( 九 州 北 部 豪 雨 等 の 被 災 地 域 の 自 主 防 災 組 織 からの 意 見 より) 支 援 センターや 市 福 祉 部 職 員 との 連 携 で 弱 者 避 難 誘 導 ができたことは 日 常 の 取 組 を 進 めてきた 成 果 と 感 じている 今 回 の 水 害 を 受 けて 自 主 防 災 組 織 の 役 割 が 非 常 に 大 きいと 感 じている 平 日 は 若 い 人 が 仕 事 で 外 出 しており 自 主 防 災 組 織 が 十 分 に 機 能 しないことが 想 定 される 自 主 防 災 組 織 のマニュアルは 公 民 館 に 掲 示 することも 必 要 と 感 じた 防 災 士 に 地 域 ごとで 防 災 についての 研 修 を 行 ってもらうことが 必 要 であると 感 じた (2) 県 内 地 域 防 災 リーダー 等 からの 意 見 提 言 自 治 会 と 消 防 団 と 防 災 会 の 関 係 において 地 域 が 防 災 力 を 高 めていこうという 気 持 ちが 一 つに なることが 大 前 提 である 地 域 一 戸 一 戸 の 協 力 を 積 み 重 ねることが 重 要 である 地 域 住 民 一 人 ひとりの 意 識 の 高 揚 のためには 消 防 団 自 治 会 ( 世 話 役 になる 人 ) 学 校 長 等 の 協 力 と 理 解 が 必 要 である 津 波 を 知 り 伝 達 する 手 段 としてサイレンを 鳴 らしっぱなしにするなど 単 純 明 快 で 危 険 と 危 機 感 をわかりやすく 伝 えることが 有 効 である 4 自 主 防 災 組 織 の 果 たす 役 割 と 活 動 (1) 行 政 と 地 域 住 民 との 架 け 橋 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 津 波 による 避 難 勧 告 ( 中 津 市 は 津 波 予 想 高 が 低 く 及 び 干 潮 時 の 襲 来 であったため 勧 告 は 行 っていない)において 県 内 の 避 難 率 は1.8%であった 今 後 避 難 率 の 向 上 を 図 るには 津 波 に 関 する 情 報 伝 達 手 段 の 拡 充 や 防 災 教 育 啓 発 の 充 実 とともに 行 政 と 住 民 との 信 頼 関 係 の 構 築 が 重 要 であることから 自 主 防 災 組 織 が 仲 立 ちとなり 行 政 と 地 域 住 民 が 平 常 時 からコミュニケーションを 密 にすることで 適 切 な 行 動 がとれるよう 取 り 組 む 必 要 がある (2) 地 域 コミュニティの 活 性 化 と 防 災 体 制 づくり 自 主 防 災 組 織 は 津 波 避 難 ビルや 高 台 などの 避 難 地 や 避 難 経 路 の 見 直 し 海 抜 表 示 板 の 設 置 場 383

33 所 の 検 討 及 び 地 域 の 危 険 箇 所 や 防 災 に 役 立 つ 施 設 などを 確 認 する 防 災 まちあるき を 行 うな ど 地 域 住 民 が 災 害 に 関 する 意 識 を 共 有 し 自 らの 問 題 として 積 極 的 に 防 災 活 動 に 関 わるような 取 組 みを 進 めるとともに 日 ごろから 高 齢 者 の 見 守 りや 自 治 会 の 行 事 などを 通 じて 地 域 住 民 相 互 のコミュニケーションを 高 めることで 地 域 コミュニティの 活 性 化 を 図 り 災 害 時 に 有 効 な 体 制 づくりを 行 う 必 要 がある また 避 難 所 の 運 営 に 自 主 防 災 組 織 があたる 際 着 替 えや 授 乳 のスペースなど 女 性 の 視 点 に 立 った 対 応 が 必 要 となるため 組 織 の 立 ち 上 げ 運 営 に 女 性 の 参 加 を 促 すことも 重 要 である (3) 防 災 訓 練 ~ 学 校 との 連 携 自 主 防 災 組 織 は 防 災 行 動 力 の 強 化 組 織 活 動 の 習 熟 及 び 関 係 機 関 団 体 との 連 携 を 図 るため 組 織 的 な 訓 練 を 実 施 する 必 要 がある 津 波 に 対 しては 避 難 地 避 難 路 の 周 知 を 徹 底 し 地 域 住 民 が 自 主 避 難 行 動 がとれるよう 取 り 組 む 必 要 がある また 地 域 ぐるみで 児 童 生 徒 の 生 命 を 守 るため 地 域 の 関 係 機 関 団 体 である 学 校 とも 協 働 し て 防 災 訓 練 を 行 う 必 要 がある なお 学 校 は 中 津 市 の 指 定 避 難 所 となっていることから 災 害 時 に 地 域 住 民 の 防 災 拠 点 として 学 校 の 防 災 機 能 の 向 上 を 図 ることも 重 要 である (4) 防 災 教 育 自 主 防 災 組 織 は 市 の 防 災 部 局 である 防 災 危 機 管 理 課 や 消 防 署 などと 協 力 しながら 地 域 住 民 への 防 災 に 関 する 意 識 向 上 や 知 識 の 普 及 などの 啓 発 に 努 める 必 要 がある 特 に 津 波 防 災 啓 発 は 地 域 の 中 で 津 波 の 知 識 や 防 災 の 経 験 を 有 した 者 が 行 うことが 大 切 であり そのための 人 材 育 成 が 重 要 である (5) 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 と 支 援 体 制 づくり 自 主 防 災 組 織 の 原 点 は 互 いに 助 け 合 い 支 え 合 う 地 域 づくりである 自 主 防 災 組 織 は 地 域 で 支 援 を 必 要 とする 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 と 支 援 体 制 の 確 立 のため 地 域 住 民 の 理 解 を 得 ると ともに 自 治 会 社 会 福 祉 施 設 保 健 所 福 祉 事 務 所 などと 連 携 を 図 ることが 重 要 である また 民 生 児 童 委 員 は 地 域 における 自 治 会 や 自 主 防 災 組 織 と 避 難 行 動 要 支 援 者 との 架 け 橋 で ある 自 治 会 や 自 主 防 災 組 織 は 地 域 での 防 災 訓 練 に 民 生 委 員 児 童 委 員 にも 参 加 を 依 頼 し 要 配 慮 者 に 配 慮 した 避 難 方 法 や 避 難 所 の 運 営 のあり 方 等 について 助 言 をいただき 要 配 慮 者 を 含 めた 防 災 訓 練 を 図 るとともに 声 をかけ 合 い 助 け 合 う 隣 保 協 同 の 気 運 を 高 めていくことが 重 要 である (6) 率 先 避 難 と 声 かけ 津 波 が 発 生 した 際 まずは 自 主 防 災 組 織 の 役 員 等 が 率 先 して 海 抜 の 高 い 内 陸 部 の 避 難 所 に 避 難 する 姿 を 見 せることが 地 域 住 民 の 避 難 のきっかけになる また 東 日 本 大 震 災 で 自 主 防 災 組 織 の 役 員 が 地 域 住 民 の 避 難 誘 導 に 時 間 をとられ 被 害 にあった 事 例 も 踏 まえ 玄 関 先 での 声 かけや ハンドマイクのサイレンを 鳴 らしたまま 避 難 するなど 自 主 防 災 組 織 の 役 員 等 が 自 らの 安 全 を 確 保 しつつ 地 域 住 民 の 緊 張 感 を 高 め 避 難 行 動 を 連 鎖 的 に 広 げ いち 早 く 避 難 させることがで きるような 工 夫 が 重 要 である 5 市 の 推 進 方 針 自 主 防 災 組 織 の 充 実 活 性 化 の 支 援 として 次 の 取 組 を 推 進 する (1) 自 主 防 災 組 織 の 活 動 の 中 心 となる 防 災 士 ( 防 災 リーダー)の 養 成 防 災 士 養 成 講 座 の 実 施 ( 支 援 ) 防 災 士 ( 地 域 防 災 リーダー)スキルアップ 研 修 の 実 施 (2) 自 主 防 災 組 織 と 連 携 した 防 災 啓 発 の 促 進 と 活 動 のための 情 報 提 供 自 主 防 災 組 織 の 活 動 活 性 化 に 向 けたシンポジウムの 開 催 自 主 防 災 組 織 の 先 進 事 例 などのデータベースの 構 築 と 公 開 (3) 自 主 防 災 組 織 が 防 災 まちあるき 災 害 図 上 訓 練 等 の 活 動 を 行 うための 支 援 防 災 アドバイザー 派 遣 の 実 施 (4) 行 政 と 自 主 防 災 組 織 防 災 リーダー 間 の 情 報 共 有 と 事 例 紹 介 自 主 防 災 組 織 連 絡 協 議 会 の 設 置 384

34 6 市 内 取 組 事 例 (1) 今 津 校 区 自 主 防 災 組 織 住 民 避 難 訓 練 に 併 せて 地 区 独 自 で 防 災 士 を 活 用 して 地 区 の 危 険 箇 所 や 避 難 経 路 避 難 場 所 の 確 認 や 避 難 行 動 要 支 援 者 の 把 握 を 地 図 上 で 災 害 を 想 定 しながら 行 う 災 害 図 上 訓 練 を 取 り 入 れるなど 先 進 的 に 取 り 組 んでいる (2) 本 耶 馬 渓 折 元 地 区 自 主 防 災 組 織 落 合 地 区 自 主 防 災 組 織 住 民 避 難 訓 練 に 併 せて 事 前 に 地 区 の 危 険 箇 所 や 避 難 経 路 避 難 場 所 の 確 認 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 を 把 握 する 災 害 図 上 訓 練 を 行 うとともに 避 難 訓 練 後 には 初 期 消 火 訓 練 などを 実 施 するなど 先 進 的 に 取 り 組 んでいる (3) 本 耶 馬 渓 西 谷 中 地 区 自 主 防 災 組 織 住 民 避 難 訓 練 に 併 せて 防 災 士 を 活 用 するなどして 事 前 に 地 区 の 危 険 箇 所 や 避 難 経 路 避 難 場 所 の 確 認 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 を 把 握 する 災 害 図 上 訓 練 を 行 うとともに 避 難 訓 練 後 には 初 期 消 火 訓 練 や 搬 送 訓 練 などを 実 施 するなど 先 進 的 に 取 り 組 んでいる (4) 本 耶 馬 渓 西 谷 下 地 区 自 主 防 災 組 織 住 民 避 難 訓 練 に 併 せて 事 前 に 地 区 の 危 険 箇 所 や 避 難 経 路 避 難 場 所 の 確 認 及 び 避 難 行 動 要 支 援 者 を 把 握 する 災 害 図 上 訓 練 を 行 うとともに 避 難 訓 練 後 には 東 日 本 大 震 災 に 関 する 報 告 講 話 受 講 や 救 急 救 命 訓 練 を 実 施 するなど 先 進 的 に 取 り 組 んでいる 7 地 域 における 津 波 からの 避 難 計 画 づくりについて 地 域 住 民 が 自 らの 命 を 守 り かつ 地 域 の 要 配 慮 者 を 支 援 するためには 地 域 ごとに 津 波 災 害 に 備 えるための 体 制 や 行 動 をあらかじめ 整 理 した 津 波 からの 避 難 計 画 づくりが 求 められる 計 画 づくり にあたっては 地 域 情 報 に 精 通 した 地 域 住 民 のきめ 細 やかな 意 見 を 活 かして 地 域 の 実 状 にあった 計 画 を 考 えていく 必 要 があるので 住 民 参 加 型 のワークショップ 形 式 の 取 組 が 重 要 である なお ワークショップの 実 施 に 際 して 地 域 住 民 が 自 らの 問 題 として 積 極 的 に 防 災 活 動 に 取 り 組 むよう 運 営 するとともに 市 や 学 校 消 防 団 社 会 福 祉 協 議 会 など 地 域 の 関 係 機 関 団 体 や 民 間 企 業 等 とも 連 携 して 進 める 必 要 がある また 津 波 からの 避 難 計 画 づくりにおいては 徒 歩 による 避 難 が 原 則 であるが 特 に 津 波 到 達 時 間 が 短 い 地 域 での 避 難 方 法 や 避 難 行 動 要 支 援 者 の 支 援 方 法 等 を 検 討 する 場 合 自 動 車 による 避 難 も 考 慮 する 必 要 がある ただし 東 日 本 大 震 災 では 自 動 車 での 避 難 により 都 市 部 で 渋 滞 が 発 生 しただけでなく 過 疎 地 域 であっても 海 岸 沿 いの 幹 線 道 路 で 渋 滞 に 巻 き 込 まれて 津 波 に 飲 まれた 事 例 もあったことから 自 動 車 による 避 難 については 防 災 まちあるき 等 を 通 じて 地 域 の 住 民 があらかじめ 地 域 の 状 況 ( 避 難 経 路 の 状 況 道 路 環 境 昼 夜 の 人 口 密 度 等 )を 把 握 し 災 害 時 を 想 起 して 様 々な 角 度 から 検 討 し 合 意 形 成 した 上 で 進 めて 行 くことが 必 要 である 8 その 他 東 日 本 大 震 災 時 内 陸 部 の 住 民 グループが 津 波 を 受 けた 沿 岸 部 の 避 難 所 を 支 援 した ( 福 島 県 石 川 町 ( 内 陸 部 ) いわき 市 久 之 浜 町 ( 沿 岸 部 )) これは 久 之 浜 町 の 地 域 づくりグループが 同 町 の 港 まつり に 石 川 町 を 招 くなど 日 頃 の 地 域 間 交 流 ( 地 域 外 との 顔 の 見 えるコミュニケーション)が 緊 急 時 の 温 かい 支 援 につながった ものである 385

35 第 2 防 災 訓 練 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 地 域 防 災 計 画 防 災 業 務 計 画 等 の 習 熟 防 災 関 係 機 関 の 応 急 対 応 能 力 の 向 上 住 民 の 防 災 思 想 の 高 揚 等 を 目 的 に 自 主 防 災 組 織 ボランティア 団 体 地 域 住 民 等 とも 連 携 し 地 震 津 波 災 害 に 備 えた 防 災 訓 練 を 実 施 するものとする なお 訓 練 実 施 にあたっては 次 の 点 に 留 意 するものとする 防 災 関 係 機 関 相 互 更 には 市 民 の 代 表 者 等 を 含 め 連 絡 協 調 体 制 を 確 立 しておくことが 肝 要 であるので 訓 練 計 画 策 定 に 向 けた 検 討 会 や 現 地 説 明 会 等 の 調 整 過 程 についても 参 加 者 間 の 人 間 関 係 構 築 に 向 けた 訓 練 の 一 部 という 認 識 のもと 工 夫 を 凝 らした 運 営 を 心 がけること 高 齢 者 障 がい 者 乳 幼 児 妊 産 婦 旅 行 者 外 国 人 等 要 配 慮 者 に 十 分 配 慮 し 避 難 行 動 要 支 援 者 を 支 援 する 体 制 が 整 備 されるよう 努 めるとともに 被 災 時 の 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 に 十 分 配 慮 するよう 努 めること 図 上 訓 練 と 実 働 訓 練 を 交 互 に 取 り 入 れ 図 上 訓 練 で 認 識 を 統 一 した 後 実 働 訓 練 を 実 施 す るなど 訓 練 の 効 率 的 な 実 施 に 努 めること 地 域 の 特 性 に 応 じた 訓 練 項 目 内 容 を 精 選 した 訓 練 実 施 に 努 めること 訓 練 実 施 後 に 結 果 を 検 証 のうえ 防 災 計 画 の 実 効 性 を 確 保 すること 1 訓 練 想 定 の 基 本 各 種 の 防 災 訓 練 における 想 定 地 震 津 波 想 定 津 波 高 等 は 原 則 として 次 のとおりとする (1) 想 定 地 震 津 波 及 び 地 震 動 (2) 想 定 津 波 高 津 波 達 時 間 本 市 の 場 合 南 海 トラフの 巨 大 地 震 では 津 波 到 達 が3 時 間 20 分 と 想 定 されている これに 対 し 周 防 灘 の 地 震 が 発 生 した 場 合 1 時 間 05 分 での 津 波 到 達 が 予 想 される よって これ らを 踏 まえ 避 難 に 要 する 時 間 の 長 短 等 を 考 慮 に 入 れた 避 難 訓 練 の 実 施 が 必 要 である 2 総 合 防 災 訓 練 の 実 施 市 は 県 及 び 防 災 関 係 機 関 との 連 携 のもと 地 震 津 波 災 害 時 の 防 災 体 制 の 万 全 を 期 するため 総 合 防 災 訓 練 を 実 施 するものとする 総 合 防 災 訓 練 では おおむね 次 に 掲 げる 内 容 を 取 り 入 れて 行 うものとする (1) 地 震 防 災 応 急 対 策 の 実 施 に 必 要 な 要 員 の 参 集 に 関 する 訓 練 (2) 地 震 情 報 津 波 警 報 等 の 情 報 の 収 集 伝 達 に 関 する 訓 練 (3) 交 通 規 制 事 前 避 難 等 に 関 する 訓 練 (4) 災 害 対 策 本 部 等 の 運 営 に 関 する 訓 練 (5) 消 火 活 動 避 難 誘 導 救 出 救 助 活 動 救 急 医 療 活 動 道 路 の 啓 開 作 業 給 水 給 食 等 の 応 急 措 置 に 関 する 訓 練 (6)その 他 地 震 防 災 応 急 対 策 の 実 施 に 関 する 訓 練 なお 総 合 防 災 訓 練 には 多 くの 防 災 関 係 機 関 が 参 加 することから その 準 備 段 階 を 活 用 し 関 係 機 関 相 互 の 協 力 体 制 確 立 に 向 け 担 当 者 間 の 人 間 関 係 構 築 に 努 めること 3 防 災 訓 練 の 実 施 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 津 波 による 被 害 を 防 止 するため 自 主 防 災 組 織 等 とともに 津 波 に 対 す る 防 災 訓 練 を 実 施 する 津 波 に 対 しては 自 主 避 難 行 動 が 重 要 であることから 特 にその 啓 発 に 努 めるものとする (1) 住 民 等 の 防 災 訓 練 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 津 波 による 被 害 のおそれのある 地 域 の 住 民 に 対 して 平 時 から 避 難 地 避 難 路 等 を 周 知 するとともに 地 域 住 民 による 自 主 防 災 組 織 等 の 組 織 化 活 性 化 を 図 る (2) 教 育 施 設 での 防 災 訓 練 386

36 市 は 学 校 等 の 教 育 施 設 において 児 童 生 徒 等 に 対 して 津 波 に 対 する 避 難 方 法 等 を 教 える とともに 自 主 的 な 避 難 が 行 えるよう 指 導 する また 野 外 活 動 における 津 波 対 応 について 引 率 者 となる 教 職 員 等 にその 方 法 等 を 周 知 する (3) 要 配 慮 者 及 び 医 療 施 設 での 安 全 確 保 市 は 高 齢 者 障 がい 者 等 の 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 のため 防 災 関 係 機 関 地 域 住 民 及 び 自 主 防 災 組 織 等 の 協 力 を 得 て 避 難 訓 練 を 行 う 医 療 施 設 等 では 関 係 機 関 を 含 めた 防 災 組 織 の 組 織 化 を 図 るとともに 入 院 患 者 等 を 含 めた 避 難 訓 練 を 行 うことが 必 要 である (4) 船 舶 等 の 安 全 確 保 大 分 海 上 保 安 部 県 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 船 舶 海 洋 レジャー 関 係 者 等 の 避 難 活 動 が 迅 速 かつ 適 切 に 行 えるよう 総 合 防 災 訓 練 等 の 実 施 にあわせて あるいは 別 途 防 災 訓 練 を 実 施 し 津 波 来 襲 時 における 船 舶 等 の 避 難 の 時 期 避 難 方 法 等 について 周 知 する 4 各 種 防 災 訓 練 例 (1) 地 震 津 波 共 通 訓 練 訓 練 名 内 容 図 上 訓 練 訓 練 実 施 計 画 の 策 定 訓 練 情 報 収 集 集 約 訓 練 広 域 応 援 に 際 しての 受 入 れ 応 援 派 遣 等 の 訓 練 防 災 担 当 者 に 効 果 的 な 訓 練 実 施 の 基 礎 となる 訓 練 計 画 の 策 定 能 力 を 身 につけさせるため 担 当 者 自 身 に 訓 練 計 画 を 企 画 立 案 させる 訓 練 複 数 の 防 災 関 係 機 関 が 集 まり 担 当 者 が 協 議 検 討 しながら 立 案 すれば 関 係 者 間 の 人 間 関 係 構 築 にも 繋 がり より 効 果 的 である 進 行 管 理 者 (コントローラー)が 断 片 的 な 被 災 情 報 を 訓 練 参 加 者 (プレーヤー)に 付 与 し これを 受 けたプレーヤーが 必 要 な 情 報 をいかに 迅 速 正 確 に 収 集 するか また 他 のプ レーヤーがこれら 情 報 を 集 約 し いかに 対 応 すべきか 参 加 者 がそれぞれの 立 場 に 立 って 行 うロールプレーイング 方 式 での 訓 練 地 区 ごとの 被 災 状 況 の 大 小 緊 急 輸 送 路 その 他 道 路 の 被 災 状 況 等 の 条 件 を 付 与 し どこに どの 経 路 で 応 援 部 隊 を 受 け 入 れるのか また どこから どの 経 路 で 派 遣 するのか 等 を 参 加 者 に 判 断 させるロールプレーイング 方 式 の 訓 練 民 間 企 業 ボランティ ア 等 の 活 用 訓 練 各 種 被 害 の 状 況 民 間 企 業 の 職 種 ボランティアの 経 歴 特 技 等 の 条 件 を 付 与 した 上 で 参 加 者 に 各 現 場 への 的 確 な 人 員 配 置 を 行 わせるロールプレーイング 方 式 の 訓 練 避 難 所 運 営 訓 練 参 加 者 が 避 難 所 運 営 委 員 という 立 場 で 生 活 の 時 間 ( 起 床 消 灯 食 事 清 掃 ) 生 活 の 基 本 ( 貴 重 品 の 管 理 土 足 厳 禁 飲 酒 ) 場 所 の 設 定 ( 喫 煙 携 帯 電 話 使 用 ) 水 物 資 の 管 理 トイレの 管 理 ゴミ 処 理 等 のルール 作 り その 他 必 要 事 項 についての 検 討 を 行 う 図 上 訓 練 なお 実 施 に 当 たり HUG( 避 難 所 運 営 ゲーム( 静 岡 県 総 務 部 防 災 局 西 部 地 域 防 災 局 考 案 ))などの 利 用 も 有 効 387

37 図 上 訓 練 実 働 訓 練 孤 立 可 能 性 地 域 の 想 定 訓 練 通 学 路 実 態 把 握 のた めの 訓 練 ヘリコプター 運 用 に よる 救 出 訓 練 教 育 施 設 における 訓 練 避 難 所 における 避 難 者 名 簿 作 成 訓 練 避 難 所 における 生 活 支 援 訓 練 物 資 集 積 拠 点 における 配 送 訓 練 津 波 や 崖 崩 れなどによって 交 通 通 信 が 寸 断 され 孤 立 す るおそれがある 集 落 等 を 抽 出 した 上 で 地 震 津 波 災 害 発 生 時 の 通 信 手 段 救 命 救 出 方 法 医 療 活 動 水 食 料 医 薬 品 等 の 搬 入 方 法 交 通 経 路 の 復 旧 輸 送 活 動 避 難 の 方 法 等 を 図 上 で 想 定 し 課 題 抽 出 と 解 決 策 予 め 備 えておくべきこ と 等 をシミュレートする 訓 練 ( 図 上 演 習 ) ( 具 体 的 には 地 域 の 人 口 年 齢 構 成 地 形 等 を 確 認 した 上 で 衛 星 携 帯 電 話 の 活 用 DMATへの 連 絡 要 請 ヘリコプ ターの 緊 急 離 着 陸 場 所 物 資 投 下 拠 点 及 び 海 上 からの 輸 送 接 岸 場 所 の 想 定 避 難 方 法 現 物 備 蓄 しておくべき 品 目 量 の 検 討 等 を 行 う シミュレート 後 の 実 地 踏 査 による 検 証 も 重 要 である なお 図 上 想 定 を 行 うにあたっては 地 区 住 民 消 防 自 衛 隊 海 上 保 安 部 医 療 関 係 者 ( 離 島 沿 岸 部 の 場 合 は 港 湾 管 理 者 フェリー 会 社 など) 等 と 協 議 しながら 課 題 の 抽 出 や 事 前 の 取 り 決 め 等 を 検 討 することが 望 ましい ) 児 童 生 徒 が 居 住 区 ごとに 班 を 編 成 ( 同 じ 通 学 路 を 使 う 者 1 班 20 名 程 度 で 編 成 )し それぞれの 班 単 位 で 通 学 路 周 辺 における 地 震 津 波 時 の 危 険 予 想 箇 所 ( 家 屋 塀 倒 壊 がけ 崩 れ 浸 水 ) 及 び 一 時 避 難 場 所 (できる 限 り 複 数 ) 等 につい て 地 図 を 使 って 検 討 する 図 上 訓 練 ( 検 討 後 の 集 団 下 校 実 施 訓 練 及 び 訓 練 後 の 再 検 討 も 重 要 ) 山 間 部 における 地 震 による 道 路 遮 断 沿 岸 地 域 における 津 波 による 道 路 冠 水 等 を 想 定 した ヘリコプターによる 孤 立 住 民 救 出 訓 練 救 援 物 資 搬 送 訓 練 理 科 の 実 験 や 家 庭 科 の 実 習 など 火 を 使 った 授 業 をしてい るときなどに 行 う 抜 き 打 ち 訓 練 事 前 に 避 難 者 名 簿 用 の 必 要 事 項 記 入 メモを 準 備 しておき 避 難 訓 練 等 の 機 会 を 利 用 し 参 加 者 に 実 際 に 記 入 してもらっ たうえで 避 難 所 管 理 の 職 員 等 がその 内 容 をパソコン 入 力 す る 訓 練 段 ボール 等 を 活 用 したプライバシー 確 保 のための 区 分 け や 避 難 者 の 正 確 な 把 握 等 を 行 う 避 難 所 開 設 訓 練 ペットボトル ポリ 袋 段 ボール 新 聞 紙 ブルーシート 等 を 活 用 した 給 食 給 水 入 浴 等 をスムーズに 行 うための 訓 練 避 難 者 のニーズを 把 握 し これによって 得 た 支 援 物 資 を 的 確 に 配 分 搬 送 し 有 効 活 用 するための 訓 練 388

38 (2) 地 震 対 応 訓 練 訓 練 名 内 容 図 市 街 地 ( 家 屋 密 集 地 域 )における 避 難 路 検 討 訓 練 隣 保 班 単 位 で 避 難 場 所 への 経 路 実 態 に 沿 った 道 路 閉 塞 箇 所 ( 火 災 家 屋 倒 壊 液 状 化 等 を 原 因 とする 閉 塞 )を 想 定 し 種 々の 避 難 路 を 検 討 する 訓 練 検 討 後 の 実 働 による 検 証 も 重 要 上 訓 斜 面 崩 壊 危 険 箇 所 隣 接 地 域 における 避 難 路 検 討 訓 練 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 の 崩 壊 及 びそのおそれを 想 定 し 詳 細 地 図 上 で 安 全 な 避 難 路 を 検 討 する 訓 練 検 討 後 の 実 働 による 検 証 も 重 要 練 住 宅 工 場 等 が 混 在 す る 地 域 における 避 難 場 所 等 検 討 訓 練 地 震 後 の 工 場 有 毒 ガス 漏 出 等 を 想 定 し 住 民 事 業 者 が 共 同 で 一 時 集 合 場 所 避 難 場 所 等 を 風 向 きごとに 検 討 する 訓 練 検 討 後 の 実 働 による 避 難 ( 誘 導 ) 訓 練 及 びその 検 証 も 重 要 安 否 確 認 情 報 伝 達 訓 練 地 震 直 後 を 想 定 し 自 治 会 の 班 長 が 各 戸 を 回 り 班 員 の 安 否 確 認 を 実 施 各 戸 では 付 与 された 想 定 ( 負 傷 者 要 救 助 者 の 有 無 状 態 ライフラインの 状 況 等 )を 班 長 に 伝 え 班 長 は 地 区 責 任 者 を 通 じて もしくは 直 接 に 消 防 等 に 必 要 な 情 報 を 伝 達 する 訓 練 負 傷 者 の 救 出 搬 送 訓 練 倒 壊 家 屋 からの 救 出 等 を 想 定 しての 各 種 機 材 ( 自 動 車 用 ジ ャッキ バール ハンマー ロープ チェーンソー ノコギ リ スコップ 消 火 器 等 )の 取 扱 い 訓 練 更 に 竹 竿 毛 布 で 簡 易 担 架 を 作 り 救 出 した 負 傷 者 を 搬 送 する 訓 練 389

39 (3) 津 波 対 応 訓 練 訓 練 名 内 容 図 上 訓 練 実 働 訓 練 地 区 実 態 把 握 のため の 訓 練 海 溝 型 地 震 想 定 避 難 訓 練 ( 地 震 発 生 後 2 0 分 以 内 の 避 難 完 了 を 目 指 した 訓 練 ) 避 難 広 報 情 報 伝 達 訓 練 沿 岸 の 観 光 施 設 にお ける 避 難 誘 導 訓 練 地 区 の 公 民 館 等 に 集 合 の 上 少 人 数 ( 回 覧 板 を 回 す 10~20 戸 程 度 を1 班 とする)の 班 ごとに 地 図 を 活 用 の 上 地 震 直 後 の 集 合 場 所 近 隣 地 区 の 地 震 津 波 災 害 時 の 危 険 予 想 箇 所 避 難 路 避 難 場 所 を 検 討 避 難 行 動 要 支 援 者 の 実 態 確 認 及 び 支 援 方 法 の 検 討 等 を 行 う 図 上 訓 練 上 記 で 確 認 した 集 合 場 所 から 避 難 路 を 経 由 し 避 難 場 所 までの 実 働 避 難 訓 練 自 治 会 もしくは 隣 保 班 単 位 で 全 戸 が 徒 歩 により20 分 以 内 の 避 難 が 可 能 な 津 波 避 難 ビル 等 の 高 所 への 避 難 を 検 討 し ておいた 上 で 行 う 避 難 訓 練 中 津 市 への 津 波 高 津 波 到 達 予 想 時 間 は 南 海 トラフ 小 祝 新 町 2.74m 犬 丸 川 河 口 2.89m 南 海 トラフ 犬 丸 川 河 口 ~3 時 間 20 分 周 防 灘 小 祝 新 町 ~1 時 間 05 分 中 津 市 は 到 達 までの 時 間 が1 時 間 以 上 あるが 安 全 性 を 担 保 するためには できる 限 り 短 い 時 間 での 避 難 が 肝 要 であ ることから 訓 練 では 20 分 以 内 での 避 難 完 了 を 目 指 すも のとする ただし 徒 歩 20 分 以 内 の 距 離 に 津 波 避 難 ビル 等 の 避 難 場 所 がない 所 においては 津 波 到 達 予 想 時 間 内 に 徒 歩 避 難 が 可 能 な 避 難 場 所 を 選 定 し 訓 練 を 実 施 するものとする また 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 支 援 のため 津 波 到 達 予 想 時 間 内 の 避 難 完 了 には 自 動 車 を 使 わざるを 得 ない 場 合 等 自 動 車 使 用 の 必 然 性 も 勘 案 し 避 難 方 法 を 検 討 しておく 必 要 が ある 夜 間 や 停 電 時 を 想 定 した 安 全 かつ 効 率 的 な 経 路 で 避 難 広 報 を 行 うための 広 報 車 の 運 用 訓 練 半 鐘 ( 寺 の 鐘 )の 使 用 や 予 め 伝 達 経 路 を 定 めておいた 上 で の 近 隣 への 相 互 声 かけ 等 による 情 報 伝 達 訓 練 予 め 地 震 津 波 発 生 直 後 に 緊 急 的 な 避 難 を 行 う 一 時 避 難 場 所 及 び 安 全 が 確 保 できる 指 定 避 難 場 所 を 検 討 した 上 で 行 う 観 光 施 設 職 員 を 対 象 とした 避 難 誘 導 訓 練 また 潮 干 狩 りや 釣 りをしている 人 等 への 警 報 避 難 場 所 の 周 知 避 難 誘 導 を 実 施 する 訓 練 教 育 施 設 における 防 災 訓 練 学 校 でのPTA 授 業 参 観 等 の 機 会 を 活 用 した 児 童 生 徒 保 護 者 参 加 による 実 働 避 難 訓 練 ( 保 護 者 に 対 しても 実 際 に 子 どもの 避 難 路 避 難 場 所 を 確 認 しておくことで 安 心 感 を 与 えることができる ) 宿 泊 を 伴 う 避 難 訓 練 ~ 例 えば 夕 食 後 に 学 校 に 参 集 ( 避 難 )し 防 災 教 育 ( 避 難 の 重 要 性 を 学 ばせる 映 像 等 視 聴 地 区 ごとの 避 難 場 所 検 討 確 認 等 )を 受 け 体 育 館 教 室 等 で 宿 泊 後 翌 朝 朝 食 を 取 って 解 散 するなど 印 象 に 残 す 工 夫 を 凝 らした 訓 練 390

40 実 動 訓 練 要 配 慮 者 及 び 医 療 施 設 等 での 安 全 確 保 訓 練 船 舶 等 の 安 全 確 保 訓 練 及 び 船 舶 等 への 避 難 訓 練 昼 休 み 時 間 等 に 行 う 抜 き 打 ち 避 難 訓 練 前 提 として 事 前 に 避 難 場 所 避 難 路 を 周 知 するための 避 難 訓 練 教 師 がいない 場 合 の 自 己 判 断 による 避 難 の 意 識 付 け( 指 導 ) を 行 った 上 で 実 施 する クラス 単 位 での 統 一 行 動 をしていない 時 間 帯 であること から 発 災 の 合 図 とともに 各 人 の 判 断 で 避 難 し 点 呼 は 原 則 として 避 難 先 で 実 施 するものとする なお 交 通 量 の 多 い 市 街 地 の 学 校 では 事 前 に 教 員 を 交 差 点 等 に 配 置 するなどの 配 慮 も 必 要 社 会 福 祉 施 設 や 医 療 施 設 において 施 設 高 層 階 への 移 動 で 対 応 できる 場 合 や 他 所 への 避 難 をせざるを 得 ない 場 合 等 々 を 想 定 し 種 々の 避 難 路 避 難 場 所 避 難 手 段 を 検 討 の 上 行 う 実 働 避 難 訓 練 種 々の 津 波 到 達 予 測 時 間 を 想 定 して 行 う 船 舶 の 港 外 退 避 訓 練 係 留 強 化 訓 練 小 型 船 の 高 所 固 縛 訓 練 また 大 型 フ ェリーボート 等 着 岸 場 所 付 近 においては 大 型 フェリーボー ト 旅 客 船 を 高 所 建 物 又 は 避 難 所 と 想 定 しての 地 域 住 民 等 を 乗 船 させての 緊 急 避 難 訓 練 及 び 避 難 所 運 営 訓 練 実 働 訓 練 訓 練 名 内 容 活 断 層 型 地 震 想 定 避 難 訓 練 ( 地 震 発 生 後 5 分 以 内 での 避 難 完 了 を 目 指 した 訓 練 ) 自 治 会 内 において 話 し 合 い 予 め 各 戸 の 緊 急 避 難 場 所 (そ れぞれが5 分 以 内 ( 概 ね300mの 距 離 )に 徒 歩 避 難 可 能 な ある 程 度 安 全 性 を 担 保 できる 高 度 を 有 する 場 所 )を 設 定 し ておいた 上 で 行 う 避 難 訓 練 緊 急 避 難 場 所 としては 高 台 高 層 ビル 等 が 望 ましいが 5 分 以 内 という 条 件 の 中 では 適 当 な 避 難 場 所 がない 場 合 も 考 えられる このような 場 合 には 次 善 の 避 難 場 所 として 低 層 であっても 鉄 筋 コンクリート 作 りの 家 屋 等 も 考 慮 する なお 緊 急 避 難 場 所 が 低 層 である 場 合 は 更 なる 避 難 が 必 要 となることも 考 えられるので 緊 急 避 難 場 所 は できる 限 り 海 岸 から 離 れる 方 向 での 選 定 が 必 要 である また 現 実 的 には 避 難 開 始 時 点 において 地 震 種 別 ( 活 断 層 型 か 海 溝 型 か)が 判 明 していない 場 合 が 多 いと 考 えられる ので 避 難 に 際 しては 事 後 の 情 報 入 手 のため ラジオ 携 帯 電 話 の 携 行 が 重 要 である 391

41 地 震 対 応 訓 練 モデル 1( 図 上 情 報 収 集 消 火 応 急 救 護 負 傷 者 搬 送 ) 参 加 機 関 自 治 会 ( 自 主 防 災 組 織 ) 自 治 体 消 防 署 ( 消 防 団 ) 社 会 福 祉 協 議 会 訓 練 規 模 住 民 参 加 者 50 人 訓 練 時 間 図 上 訓 練 情 報 収 集 消 火 応 急 救 護 負 傷 者 搬 送 訓 練 ( 計 2 時 間 ) 準 備 過 程 1 訓 練 実 施 の 決 定 ( 自 治 会 ( 自 主 防 災 組 織 ) 内 で いつ 頃 どのような 訓 練 をするかを 話 し 合 い)~ 訓 練 日 の90 日 前 2 自 治 会 から 自 治 体 社 会 福 祉 協 議 会 等 へ 相 談 調 整 訓 練 日 程 内 容 の 決 定 ~6 0 日 前 3 自 治 会 で 訓 練 実 施 要 項 等 作 成 自 治 体 へ 協 力 依 頼 ~50 日 前 4 地 域 住 民 に 対 し 訓 練 参 加 文 書 ( 参 加 申 込 書 )を 通 知 ~40 日 前 5 参 加 申 込 書 等 の 集 約 訓 練 時 必 要 物 品 の 検 討 ~20 日 前 6 訓 練 時 必 要 物 品 の 準 備 ~10 日 前 7 訓 練 時 必 要 物 品 の 点 検 等 最 終 確 認 ~3 日 前 8 訓 練 会 場 ( 消 火 訓 練 ) 設 営 ~1 日 前 図 上 訓 練 実 働 訓 練 訓 練 内 容 隣 保 班 単 位 での 話 し 合 い( 進 行 役 ~ 防 災 士 指 導 助 言 ~ 消 防 団 員 ) 大 判 の 住 宅 地 図 を 使 い 大 地 震 の 発 生 を 想 定 し 地 図 に 危 険 箇 所 避 難 路 等 を 書 き 込 みながら 地 域 を 点 検 する 危 険 箇 所 ~ 崖 危 険 物 取 扱 施 設 看 板 ガラスの 落 下 老 朽 家 屋 ブロック 塀 倒 壊 等 役 立 つ 施 設 ~コンビニ 病 院 公 園 等 役 立 つ 物 ~リヤカー ブルーシート ハシゴ チェーンソー 防 火 用 水 等 のある 所 避 難 路 避 難 場 所 ~ 地 震 後 の 家 屋 ブロック 塀 の 倒 壊 火 災 等 による 道 路 障 害 を 考 慮 し 複 数 検 討 避 難 行 動 要 支 援 者 及 び 支 援 できる 人 の 把 握 一 時 集 合 場 所 ( 近 隣 の 避 難 者 が 一 時 的 に 集 合 し 様 子 を 見 る 場 所 また 避 難 のために 一 時 的 に 集 団 を 形 成 する 場 所 )の 選 定 確 認 非 常 持 ち 出 し 物 品 便 利 な 物 等 の 確 認 自 治 体 指 定 の 避 難 場 所 確 認 実 働 訓 練 に 備 え 話 し 合 いの 中 で 班 長 情 報 班 員 負 傷 者 役 情 報 提 供 者 役 等 を 選 任 しておく 地 震 発 生 の 合 図 (サイレン 等 )を 受 け 班 員 は 一 時 集 合 場 所 へ ~この 時 数 世 帯 は 負 傷 者 役 情 報 提 供 者 役 等 として 自 宅 に 残 っておく ~ 班 長 が 点 呼 実 施 班 長 が 未 参 集 者 の 安 否 確 認 と 情 報 収 集 を 複 数 の 情 報 班 員 に 指 示 情 報 班 員 は 未 参 集 者 宅 を 回 り 情 報 を 収 集 し その 内 容 を 班 長 に 報 告 情 報 内 容 Aからの 情 報 ~ 父 親 がタンスの 下 敷 きになって 動 けない 応 援 2 名 欲 しい Bからの 情 報 ~ 電 気 電 話 が 不 通 Cからの 情 報 ~ アパートの 方 から パチパチ と 物 が 燃 えるような 音 がする Dからの 情 報 ~ 水 道 が 止 まっている Eからの 情 報 ~ 玄 関 ドアが 開 かず 出 られない(ビル3 階 ) 報 告 を 受 けた 班 長 は 応 援 を 指 示 するとともに 必 要 な 情 報 を 消 防 等 に 通 報 消 防 署 員 ( 消 防 団 員 )の 指 導 の 下 バケツリレーまた 消 火 器 使 用 による 初 期 消 火 訓 練 を 行 う 家 具 の 下 敷 きになった 負 傷 者 発 見 を 想 定 し 消 防 署 員 ( 消 防 団 員 )の 指 導 の 下 応 392

42 急 救 護 方 法 ( 心 肺 蘇 生 法 骨 折 に 対 する 応 急 手 当 止 血 等 )についての 実 地 訓 練 簡 易 担 架 による 負 傷 者 搬 送 を 実 施 簡 易 担 架 ~ 物 干 し 竿 2 本 毛 布 1 枚 又 はTシャツ トレーナー 等 3 枚 程 度 を 使 った 簡 易 担 架 の 作 り 方 について 講 習 を 受 けた 後 模 擬 搬 送 実 施 訓 練 終 了 後 情 報 収 集 訓 練 における 情 報 伝 達 の 正 確 性 迅 速 性 その 他 訓 練 全 般 につ いて 結 果 の 検 証 を 実 施 する 393

43 津 波 対 応 訓 練 モデル 1( 図 上 実 働 避 難 ) 参 加 機 関 自 治 会 ( 自 主 防 災 組 織 ) 自 治 体 消 防 団 社 会 福 祉 協 議 会 訓 練 規 模 住 民 参 加 者 150 人 ( 就 学 前 幼 児 ~80 歳 代 高 齢 者 ) 訓 練 時 間 講 話 図 上 訓 練 実 働 避 難 訓 練 ~ 各 1 時 間 ( 炊 出 し 訓 練 は 並 行 実 施 ) 準 備 過 程 1 訓 練 実 施 の 決 定 ( 自 治 会 ( 自 主 防 災 組 織 ) 内 で いつ 頃 どのような 訓 練 をするか を 話 し 合 い)~ 訓 練 日 の90 日 前 2 自 治 会 から 自 治 体 社 会 福 祉 協 議 会 へ 相 談 調 整 訓 練 日 程 内 容 の 決 定 ~60 日 前 3 自 治 会 で 訓 練 実 施 要 項 等 作 成 自 治 体 へ 協 力 依 頼 ~50 日 前 4 地 域 住 民 に 対 し 訓 練 参 加 文 書 ( 参 加 申 込 書 ) 訓 練 時 支 援 希 望 調 査 文 書 ( 要 配 慮 者 が 訓 練 に 参 加 する 場 合 に 手 助 けが 必 要 か 否 かの 希 望 を 確 認 するための 調 査 )を 通 知 ~40 日 前 5 参 加 申 込 書 等 の 集 約 訓 練 時 必 要 物 品 の 検 討 ~20 日 前 6 訓 練 時 必 要 物 品 の 準 備 ~10 日 前 7 訓 練 時 必 要 物 品 の 点 検 等 最 終 確 認 ~3 日 前 講 話 図 上 訓 練 炊 出 し 訓 練 実 働 避 難 訓 練 訓 練 内 容 講 師 ~ 防 災 士 映 像 ~ 被 災 状 況 等 の 視 聴 により 津 波 の 怖 さ 早 期 避 難 の 重 要 性 を 訴 え 知 識 の 啓 発 ~ 発 生 の 仕 組 み 過 去 の 災 害 事 例 県 の 津 波 想 定 訓 練 の 重 要 性 ~ 自 助 共 助 ( 行 動 につなげる 態 度 要 配 慮 者 に 対 する 配 慮 等 )の 意 識 付 け 等 隣 保 班 単 位 での 話 し 合 い( 進 行 役 ~ 防 災 士 指 導 助 言 ~ 消 防 団 員 ) 地 域 を 知 る~ 大 判 の 住 宅 地 図 を 使 い 防 災 の 視 点 で 地 図 に 危 険 箇 所 避 難 路 等 を 書 き 込 みながら 地 域 を 点 検 する 浸 水 予 想 箇 所 ~ハザードマップと 擦 り 合 わせて 確 認 危 険 箇 所 ~ 崖 川 看 板 ガラスの 落 下 ブロック 塀 倒 壊 等 役 立 つ 施 設 ~コンビニ 病 院 公 園 等 役 立 つ 物 ~リヤカー ブルーシート ハシゴ 等 のある 所 避 難 路 避 難 場 所 ~ 危 険 箇 所 避 難 所 要 時 間 等 を 考 慮 し 複 数 検 討 人 を 知 る~ 避 難 行 動 要 配 慮 者 の 把 握 支 援 できる 人 及 びその 在 宅 時 間 帯 支 援 可 能 な 内 容 程 度 等 の 把 握 ( 誰 が 誰 をどのような 方 法 で 支 援 するかも 検 討 ) 一 時 集 合 場 所 ( 近 隣 の 避 難 者 が 一 時 的 に 集 合 し 様 子 を 見 る 場 所 また 避 難 のために 一 時 的 に 集 団 を 形 成 する 場 所 )の 選 定 確 認 非 常 持 ち 出 し 物 品 便 利 な 物 等 の 確 認 自 治 体 指 定 の 避 難 場 所 及 び 避 難 目 標 時 間 確 認 婦 人 会 子 供 等 が 実 施 ( 昼 食 を 兼 ねる) 避 難 所 での 給 食 給 水 活 動 をスムーズに 行 うために 釜 飯 ごう 大 鍋 等 を 使 用 した 炊 出 しの 方 法 を 覚 える 被 災 後 の 衛 生 状 態 の 悪 い 中 で 大 勢 の 人 に 配 給 することを 考 え 手 や 調 理 器 具 の 洗 浄 を 確 実 に 行 う 隣 保 班 単 位 で 自 治 体 指 定 の 避 難 場 所 に 避 難 ( 原 則 徒 歩 リヤカーとするが 避 難 行 動 要 支 援 者 のために 必 要 な 場 合 は 班 長 指 定 のうえ 自 動 車 を 使 用 ) 地 震 発 生 の 合 図 (サイレン 等 )を 受 け 班 員 は 一 時 集 合 場 所 へ 班 長 が 点 呼 実 施 未 参 集 者 の 確 認 及 び 要 配 慮 者 の 支 援 ( 自 動 車 とリヤカー)を 指 示 図 上 訓 練 で 検 討 した 避 難 路 に 従 い 避 難 開 始 途 上 各 人 が 避 難 路 の 適 否 ( 想 定 外 の 危 険 箇 所 はないか より 近 い 道 はないか 坂 がきつくないか 等 )を 確 認 する 自 動 車 使 用 の 場 合 は 必 ず 補 助 員 を 乗 車 させ 補 助 員 は 途 上 の 安 全 確 認 震 災 時 の 障 害 394

44 予 測 ( 倒 壊 家 屋 ブロック 塀 電 柱 )も 行 う 訓 練 終 了 後 避 難 目 標 時 間 と 実 際 の 所 要 時 間 との 擦 り 合 わせを 行 うなど 結 果 を 検 証 する 395

45 津 波 対 応 訓 練 モデル 2( 図 上 実 働 ~ 緊 急 一 時 避 難 二 次 避 難 ) 参 加 機 関 訓 練 規 模 訓 練 時 間 準 備 過 程 ~ 津 波 対 応 訓 練 モデル 1 参 照 訓 練 シ ナ リ オ 概 要 前 提 ~ 実 働 訓 練 の 前 に 図 上 訓 練 を 実 施 し 予 め 参 加 者 各 人 ( 各 戸 )の 緊 急 一 時 避 難 場 所 二 次 避 難 場 所 の 選 定 等 を 行 っておく 1 震 源 不 明 ( 活 断 層 型 か 海 溝 型 か 不 明 ) 体 感 震 度 6~7 程 度 の 地 震 が 発 生 2 発 生 直 後 に 各 人 は 予 め 選 定 しておいた 緊 急 一 時 避 難 場 所 へ 避 難 (このとき 携 帯 電 話 ラジオを 携 行 ) 3 緊 急 避 難 の 後 同 地 震 が 海 溝 型 で 巨 大 津 波 が 地 震 発 生 から20 分 後 に 到 達 する とのラジオ 情 報 入 手 を 想 定 し 更 に 高 い 二 次 避 難 場 所 へ 避 難 講 話 図 上 訓 練 実 働 避 難 訓 練 訓 練 内 容 講 師 ~ 防 災 士 内 容 ~ 津 波 対 応 訓 練 モデル 1 参 照 隣 保 班 単 位 での 話 し 合 い( 進 行 役 ~ 防 災 士 指 導 助 言 ~ 消 防 団 員 ) 内 容 ~ 津 波 対 応 訓 練 モデル 1を 参 照 し 以 下 追 加 項 目 を 記 す 緊 急 一 時 避 難 場 所 の 選 定 ( 緊 急 避 難 の 意 味 合 い 上 各 戸 ができる 限 り 近 い 場 所 に 緊 急 一 時 避 難 場 所 を 選 定 する 必 要 がある このため 1 隣 保 班 内 で 複 数 となる 場 合 もある ) 活 断 層 型 地 震 による 津 波 を 想 定 し 発 生 後 5 分 以 内 に 徒 歩 避 難 可 能 な ある 程 度 安 全 性 を 担 保 できる 高 度 を 有 する 場 所 を 世 帯 ごとに 選 定 する 近 隣 に 高 台 や 避 難 ビ ルがない 場 合 は 原 則 として 海 に 近 づかない 方 向 で 最 も 安 全 と 思 われる 場 所 ( 他 に 適 当 な 場 所 がない 場 合 次 善 の 避 難 場 所 として 低 層 であっても 鉄 筋 コンクリート 造 りの 家 屋 を 選 定 せざるを 得 ないこともある この 場 合 当 該 民 家 との 話 し 合 いも 必 要 となる )を 選 定 する 二 次 避 難 場 所 の 選 定 ( 自 治 会 もしくは 隣 保 班 単 位 で 選 定 ) 緊 急 一 時 避 難 場 所 が 既 定 値 の3 倍 の 高 度 以 上 を 満 たしていない 場 合 海 溝 型 の 地 震 津 波 に 対 応 するため 二 次 避 難 場 所 を 選 定 する 二 次 避 難 場 所 は 概 ね 2 0 分 から 緊 急 一 時 避 難 に 要 した 時 間 を 差 し 引 いた 時 間 内 に 徒 歩 での 避 難 が 可 能 な 場 所 もしくはできる 限 り 近 い 高 所 を 選 定 する 必 要 がある 緊 急 一 時 避 難 場 所 についても 例 えば 巨 大 津 波 の 到 達 により 孤 立 するおそれがあ る 場 合 また 避 難 ビル 等 で 収 容 能 力 を 超 える 避 難 者 が 参 集 するおそれがある 場 合 等 においては 前 記 と 同 様 二 次 避 難 場 所 を 選 定 する 避 難 行 動 要 支 援 者 への 対 応 隣 保 班 内 の 避 難 行 動 要 支 援 者 各 人 に 対 する 介 助 者 を 複 数 指 定 するとともに それ ぞれの 避 難 行 動 要 支 援 者 に 合 わせ 避 難 の 方 法 避 難 先 を 検 討 する 例 えば 緊 急 一 時 避 難 場 所 へは 背 負 って 避 難 し 二 次 避 難 の 場 合 は 自 動 車 を 使 用 す る 等 隣 保 班 周 辺 の 実 情 に 沿 って 検 討 しておく 世 帯 単 位 で 緊 急 一 時 避 難 場 所 に 避 難 後 更 に 二 次 避 難 場 所 へ 避 難 ( 原 則 徒 歩 リヤカーとするが 避 難 行 動 要 支 援 者 のために 必 要 な 場 合 は 班 長 指 定 のうえ 自 動 車 を 使 用 ) 地 震 発 生 の 合 図 (サイレン 等 )を 受 け 班 員 はラジオ 携 帯 電 話 を 携 行 し 徒 歩 で 緊 急 一 時 避 難 場 所 へ 介 助 者 に 指 定 されていた 者 ( 複 数 )は 避 難 行 動 要 支 援 者 を 伴 い 緊 急 一 時 避 難 場 所 へ( 各 人 予 め 検 討 していた 避 難 方 法 ~ 背 負 う リヤカー 使 用 自 動 車 使 用 ~で 避 難 する) 避 難 完 了 直 後 に 各 人 がラジオで 巨 大 津 波 が 地 震 発 生 後 20 分 で 到 達 する と の 情 報 を 入 手 したものと 想 定 し 残 された 時 間 内 ( 概 ね 20 分 から 緊 急 一 時 避 396

46 難 に 要 した 時 間 を 差 し 引 いた 時 間 内 )に 図 上 訓 練 で 検 討 した 避 難 路 に 従 い 更 に 二 次 避 難 場 所 へ 途 上 各 人 が 避 難 路 の 適 否 を 確 認 する 自 動 車 使 用 の 場 合 運 転 に 従 事 しない 介 助 員 は 避 難 行 動 要 支 援 者 の 状 態 観 察 とともに 途 上 の 安 全 確 認 震 災 時 の 障 害 予 測 も 行 う 班 長 は 避 難 者 の 確 認 を 実 施 避 難 所 要 時 間 ( 地 震 発 生 の 合 図 から 緊 急 一 時 避 難 場 所 また 二 次 避 難 場 所 への 避 難 完 了 までの 時 間 )は 各 人 が 記 録 しておく 訓 練 終 了 後 避 難 所 要 時 間 避 難 路 避 難 場 所 の 適 否 等 について 結 果 の 検 証 を 実 施 する 命 は 一 つ 最 悪 を 想 定 して 行 動 することが 必 要 地 震 発 生 の 際 活 断 層 型 と 海 溝 型 のどちらの 地 震 であるのか 即 座 に 判 断 することは 難 しいため 活 断 層 地 震 の 影 響 が 予 想 される 地 域 では 強 い 揺 れを 感 じたら すぐに 高 台 に 逃 げ 地 震 の 情 報 を 確 認 した 後 より 大 きな 津 波 のおそれのある 海 溝 型 地 震 であった 場 合 は 更 に 高 台 に 逃 げるなど 段 階 的 な 避 難 を 考 えることも 必 要 ~ 大 分 県 地 域 防 災 計 画 再 検 討 委 員 会 有 識 者 会 議 委 員 東 京 大 学 地 震 研 究 所 地 震 火 山 情 報 センター 長 佐 竹 健 治 教 授 397

47 第 3 防 災 教 育 1 目 標 東 日 本 大 震 災 では 中 学 生 が 小 学 生 の 避 難 を 助 け また 中 学 生 等 の 避 難 行 動 がきっかけとなり 周 囲 の 住 民 が 避 難 し 被 害 を 最 小 限 に 抑 えるなど 防 災 教 育 の 有 無 が 生 死 を 分 けた 事 例 があった ことから 学 校 における 防 災 教 育 の 重 要 性 が 改 めて 認 識 された また 避 難 に 当 たっては 地 域 においても 防 災 リーダーを 中 心 として 地 域 コミュニティにおける 自 主 防 災 組 織 を 充 実 活 性 化 することが 重 要 になることから 防 災 リーダーの 養 成 自 主 防 災 組 織 等 各 団 体 に 対 する 研 修 会 や 講 習 会 等 を 通 じて 学 校 における 防 災 教 育 と 地 域 における 防 災 教 育 がそれぞれ 相 互 に 補 完 しながら 一 体 的 に 普 及 啓 発 していくこととする 東 日 本 大 震 災 で 津 波 に 遭 われた 方 (いわき 市 久 之 浜 町 )から 次 のお 話 を 伺 った 35 年 前 に 亡 くなり 今 生 きていれば 109 才 となる 母 から 小 さい 頃 ( 小 学 校 低 学 年 頃 ) 紀 伊 半 島 の 地 震 津 波 の 話 を 聞 き 地 震 の 時 海 の 近 くは 津 波 が 来 るから 逃 げるのよ と 言 われ た 覚 えがある それから 60 年 余 り 今 回 3 月 11 日 の 地 震 ( 東 日 本 大 震 災 )の 時 その 覚 えが 意 識 のどこかにあり 津 波 から 避 難 することができた 60 年 余 り 前 の 幼 い 頃 の 母 の 教 えが 私 の 命 を 守 った 教 育 の 原 点 は 家 庭 にあり 親 祖 父 母 兄 弟 等 の 教 えである 防 災 教 育 も 同 様 に 家 庭 での 教 育 が 子 孫 の 命 を 守 っていく そのため 家 庭 学 校 地 域 で 災 害 の 経 験 教 訓 を 伝 えてい くことが 次 の 世 代 を 守 る 要 となる 2 学 校 等 における 防 災 教 育 ( 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 ) (1) 基 本 方 針 ア 今 般 の 東 日 本 大 震 災 のように 想 定 した 被 害 を 超 える 自 然 災 害 等 の 発 生 に 際 しても 自 ら 危 険 を 予 測 し 回 避 するために 災 害 に 関 する 基 本 的 な 知 識 を 身 に 付 けさせるとともに 習 得 し た 知 識 に 基 づいて 的 確 に 判 断 し 迅 速 な 行 動 を 取 ることができる 主 体 的 に 行 動 する 態 度 を 育 成 する 防 災 教 育 を 推 進 する イ ボランティア 活 動 などを 通 して 思 いやりや 生 命 尊 重 などの 心 を 養 い 進 んで 安 全 で 安 心 な 社 会 づくりに 貢 献 できるような 資 質 や 能 力 を 養 うための 防 災 教 育 を 推 進 する ウ 災 害 時 における 児 童 生 徒 等 の 安 全 を 確 保 するため 教 職 員 の 資 質 向 上 や 津 波 に 係 る 対 応 マ ニュアルの 整 備 自 治 体 の 防 災 担 当 部 局 等 との 連 携 体 制 の 構 築 地 域 ぐるみの 避 難 訓 練 など 防 災 管 理 組 織 活 動 を 充 実 していく (2) 各 発 達 段 階 等 における 防 災 教 育 各 学 校 等 で 児 童 生 徒 等 の 発 達 段 階 や 地 域 の 実 情 を 考 慮 して 計 画 を 作 成 し 指 導 にあたる ア 幼 児 日 常 生 活 で 自 らが 安 全 に 対 する 認 識 や 関 心 を 高 めることができるようにする 災 害 時 に は 教 職 員 保 育 士 や 保 護 者 の 指 示 に 従 い 行 動 できるようにする また 危 険 な 状 態 を 発 見 したときには 教 職 員 や 保 育 士 など 近 くの 大 人 に 伝 えることができるようにする イ 小 学 生 (ア) 低 学 年 安 全 に 行 動 することの 大 切 さを 理 解 し 安 全 のためのきまり 約 束 を 守 ることや 身 の 回 りの 危 険 に 気 付 くことができるようにする また 危 険 な 状 態 を 発 見 した 場 合 や 災 害 時 に は 教 職 員 など 近 くの 大 人 に 速 やかに 連 絡 し 指 示 に 従 うなど 適 切 な 行 動 ができるように する (イ) 中 学 年 災 害 安 全 に 関 する 様 々な 危 険 を 理 解 し 危 険 に 気 付 くことができるようにするとともに 自 ら 安 全 な 行 動 をとることができるようにする 398

48 (ウ) 高 学 年 中 学 年 までの 学 習 を 一 層 深 め 様 々な 場 面 で 発 生 する 危 険 を 予 測 し 進 んで 安 全 な 行 動 が できるようにする また 家 族 など 身 近 な 人 々の 安 全 にも 気 配 りができるようにする さ らに 簡 単 な 応 急 手 当 ができるようにする ウ 中 学 生 小 学 校 までの 学 習 をさらに 深 め 災 害 安 全 に 関 して 適 切 な 行 動 をとるとともに 応 急 手 当 の 技 能 を 身 に 付 けたり 防 災 への 日 常 の 備 えや 的 確 な 避 難 行 動 ができるようにする また 他 者 の 安 全 に 配 慮 することはもちろん 自 他 の 安 全 に 対 する 自 己 責 任 感 の 育 成 も 必 要 である さらに 学 校 地 域 の 防 災 や 災 害 時 のボランティア 活 動 ( 例 : 避 難 所 運 営 の 手 伝 い) 等 の 大 切 さについても 理 解 を 深 め 参 加 できるようにする エ 高 校 生 自 らの 安 全 の 確 保 はもとより 友 人 や 家 族 地 域 社 会 の 人 々の 安 全 にも 貢 献 する 大 切 さにつ いて 一 層 理 解 を 深 める また 心 肺 蘇 生 法 などの 応 急 手 当 の 技 能 を 高 め 適 切 な 手 当 が 実 践 できるようにする さらに 安 全 で 安 心 な 社 会 づくりの 理 解 を 深 めるとともに 地 域 の 安 全 に 関 する 活 動 や 災 害 時 のボランティア 活 動 ( 例 : 避 難 所 運 営 ) 等 に 積 極 的 に 参 加 できるよう にする オ 障 がいのある 児 童 生 徒 等 児 童 生 徒 等 の 障 がいの 状 態 発 達 の 段 階 特 性 等 及 び 地 域 の 実 態 等 に 応 じて 自 ら 危 険 な 場 所 や 状 況 を 予 測 回 避 したり 必 要 な 場 合 には 援 助 を 求 めたりすることができるようにする (3) 防 災 教 育 の 内 容 様 々な 災 害 発 生 時 における 危 険 について 理 解 し 正 しい 備 えと 適 切 な 行 動 がとれるようにす る ア 中 津 市 及 び 大 分 県 における 地 震 津 波 の 歴 史 イ 地 震 津 波 発 生 時 における 危 険 の 理 解 と 安 全 な 行 動 の 仕 方 ウ 火 災 発 生 時 における 危 険 の 理 解 と 安 全 な 行 動 の 仕 方 エ 避 難 所 の 役 割 と 避 難 経 路 についての 理 解 避 難 の 仕 方 オ 災 害 に 関 する 情 報 の 活 用 や 災 害 に 対 する 備 えについての 理 解 カ 地 域 の 防 災 活 動 の 理 解 と 積 極 的 な 参 加 協 力 キ 災 害 時 における 心 のケア (4) 教 育 課 程 における 防 災 教 育 学 校 における 防 災 教 育 は 安 全 教 育 の 一 環 として 教 育 課 程 の 各 教 科 科 目 道 徳 特 別 活 動 総 合 的 な 学 習 の 時 間 等 に 位 置 付 け 児 童 生 徒 等 の 発 達 段 階 や 各 教 科 等 それぞれの 特 質 に 応 じ 適 切 に 実 施 する そのためには 各 学 校 において 指 導 内 容 指 導 時 間 数 について 整 理 した 学 校 安 全 計 画 ( 生 活 安 全 交 通 安 全 災 害 安 全 を 盛 り 込 んだもの) を 作 成 し 安 全 学 習 と 安 全 指 導 を 密 接 に 関 連 付 けながら 計 画 的 に 実 施 する また 児 童 生 徒 等 の 学 習 効 果 を 高 めるため 危 険 予 測 の 演 習 視 聴 覚 教 材 や 指 導 資 料 の 活 用 地 域 校 内 の 安 全 マップづくりなど 指 導 方 法 の 多 様 化 を 図 る (5) 地 域 ぐるみの 防 災 教 育 児 童 生 徒 等 は 地 域 住 民 の 一 員 という 側 面 もあり また 登 下 校 時 や 放 課 後 など 学 校 管 理 下 外 で 災 害 に 遭 う 場 合 も 想 定 されることから 保 護 者 等 との 連 携 を 図 りながら 自 主 的 な 判 断 力 を 養 うとともに 地 域 における 避 難 場 所 等 について 理 解 させることが 重 要 である そのため 学 校 として 地 域 の 防 災 訓 練 等 に 参 加 することや 学 校 を 拠 点 とした 防 災 教 育 プロ グラムを 地 域 住 民 と 協 働 して 実 施 するなど 日 ごろから 市 消 防 署 公 民 館 や 自 主 防 災 組 織 などの 関 係 機 関 団 体 との 連 携 を 図 るよう 努 める さらに 学 校 安 全 委 員 会 に 保 護 者 や 地 域 の 防 災 関 係 者 の 参 加 を 得 るとともに 地 域 の 協 育 ネットワークを 積 極 的 に 活 用 し 体 験 学 習 や 過 去 の 体 験 談 を 聞 く 機 会 の 設 定 隣 接 する 学 校 病 院 等 との 合 同 避 難 訓 練 の 実 施 等 学 校 家 庭 地 域 ぐるみの 防 災 教 育 の 推 進 に 努 める (6) 教 職 員 に 対 する 防 災 教 育 399

49 全 ての 教 職 員 は 災 害 発 生 時 に 児 童 生 徒 等 の 安 全 を 確 保 するための 適 切 な 指 示 や 支 援 をする こととともに 児 童 生 徒 等 の 発 達 段 階 や 各 教 科 等 それぞれの 特 質 に 応 じた 防 災 教 育 を 適 切 に 実 施 することが 求 められる 管 理 職 や 学 校 安 全 の 中 核 となる 教 職 員 は そのために 必 要 な 知 識 や 技 能 について 他 の 教 職 員 に 指 導 助 言 し 防 災 管 理 組 織 活 動 の 体 制 の 整 備 を 図 ることが 必 要 である そのため 管 理 職 や 安 全 担 当 教 職 員 に 対 する 専 門 的 知 識 や 資 質 の 向 上 を 図 る 研 修 を 充 実 させ るとともに 各 学 校 等 においては 管 理 職 や 安 全 担 当 教 職 員 を 核 とした 校 内 研 修 の 充 実 避 難 時 における 学 校 での 点 呼 のあり 方 や 児 童 の 引 き 渡 し 方 法 などを 盛 り 込 んだ 地 震 津 波 に 対 応 し たマニュアルの 整 備 等 を 通 じて 教 職 員 の 防 災 対 応 能 力 や 指 導 力 の 向 上 を 図 る 3 地 域 等 における 防 災 教 育 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 生 活 保 健 部 人 権 啓 発 推 進 課 ) (1) 基 本 方 針 ア 災 害 時 に 危 険 を 認 識 し 状 況 に 応 じて 自 らの 安 全 を 確 保 するための 行 動 ができるようにす る なお 防 災 教 育 に 当 たっては 高 齢 者 障 がい 者 外 国 人 乳 幼 児 妊 産 婦 等 要 配 慮 者 や 被 災 時 の 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 に 十 分 配 慮 する イ 地 域 防 災 リーダー( 防 災 士 )を 育 成 し その 者 を 中 心 に 自 主 防 災 組 織 を 充 実 活 性 化 する ことにより 地 域 ぐるみの 防 災 対 策 を 推 進 する ウ 防 災 関 係 機 関 や 団 体 等 への 効 果 的 な 防 災 教 育 により 災 害 発 生 時 の 応 急 対 応 のための 体 制 の 早 急 な 確 立 ができるようにする (2) 一 般 市 民 に 対 する 防 災 教 育 市 は 防 災 関 係 機 関 と 協 力 して 市 民 に 対 する 防 災 教 育 を 実 施 するものとする 防 災 教 育 は 地 域 の 実 態 に 応 じて 次 の 事 項 を 含 むものとする なお 教 育 方 法 として ホームページ 印 刷 物 ビデオ 等 の 映 像 各 種 集 会 の 実 施 など 地 域 の 実 情 に 合 わせた より 具 体 的 な 手 法 により 実 践 的 な 教 育 を 行 うものとする ア 地 震 津 波 に 関 する 知 識 イ 各 地 域 における 避 難 対 象 地 区 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 地 すべり 危 険 箇 所 土 石 流 危 険 渓 流 に 関 する 知 識 ウ 正 確 な 情 報 入 手 の 方 法 エ 警 報 等 発 表 時 や 避 難 指 示 避 難 勧 告 の 発 令 時 にとるべき 行 動 避 難 場 所 での 行 動 オ 家 庭 内 における 津 波 発 生 時 の 連 絡 方 法 や 避 難 ルールの 取 決 め カ 地 震 が 発 生 した 場 合 における 出 火 防 止 近 隣 の 人 々と 協 力 して 行 う 救 助 活 動 自 動 車 運 行 の 自 粛 等 防 災 上 とるべき 行 動 に 関 する 知 識 キ 防 災 関 係 機 関 が 講 ずる 災 害 応 急 対 策 等 の 内 容 ク 平 素 住 民 が 実 施 しうる 応 急 手 当 3 日 分 の 食 料 飲 料 水 携 帯 トイレ トイレットペーパ ー 等 の 備 蓄 非 常 持 出 品 ( 救 急 箱 懐 中 電 灯 ラジオ 乾 電 池 等 )の 準 備 負 傷 の 防 止 や 避 難 路 の 確 保 の 観 点 からの 家 具 ブロック 塀 等 の 転 倒 防 止 対 策 出 火 防 止 等 の 家 庭 での 予 防 安 全 対 策 ケ 住 宅 の 耐 震 診 断 と 必 要 な 耐 震 改 修 の 内 容 (3) 家 庭 における 防 災 教 育 教 育 の 原 点 は 家 庭 にあり 親 祖 父 母 兄 弟 等 の 教 えである 家 庭 での 防 災 教 育 が 子 孫 の 命 を 守 ることにつながるため 災 害 の 経 験 教 訓 を 伝 えていくことが 重 要 となる そのため 地 域 の 防 災 訓 練 に 親 子 で 参 加 し 住 んでいる 地 域 の 特 性 を 学 ぶとともに 避 難 所 の 位 置 や 避 難 経 路 を 確 認 すること 子 が 学 校 教 育 で 学 んだことを 家 庭 で 共 有 すること など 地 域 における 教 育 や 学 校 教 育 と 併 せ あらゆる 機 会 を 利 用 して 家 庭 でのコミュニケ ーションを 通 じて 家 庭 における 防 災 教 育 の 充 実 を 図 るものとする (4) 自 主 防 災 組 織 に 対 する 防 災 教 育 市 は 講 習 会 を 開 催 し 地 域 の 防 災 リーダー( 防 災 士 )を 養 成 するとともに その 者 が 中 心 となり 自 主 防 災 組 織 の 中 で 指 導 啓 発 することにより 地 域 コミュニティにおける 自 主 防 災 組 織 の 充 実 活 性 化 を 図 るものとする 400

50 また 地 域 防 災 リーダーの 資 質 向 上 を 図 るため 先 進 事 例 をホームページで 紹 介 したり 研 修 会 などを 開 催 する (5) 防 災 上 重 要 な 施 設 における 防 災 教 育 市 は 防 災 関 係 機 関 と 連 携 して 危 険 物 を 取 り 扱 う 施 設 不 特 定 多 数 の 者 が 出 入 りする 施 設 その 他 防 災 上 重 要 な 施 設 の 管 理 者 に 対 して 災 害 発 生 時 に 適 切 な 行 動 がとれるよう 研 修 会 や 講 習 会 等 を 通 じて 防 災 教 育 を 行 うものとする (6) 各 種 団 体 等 に 対 する 防 災 教 育 市 は 防 災 関 係 機 関 と 連 携 して 事 業 所 の 自 主 的 な 防 災 組 織 である 自 衛 消 防 組 織 やその 他 の 団 体 等 に 対 して 研 修 会 や 講 演 会 等 を 通 じて 防 災 教 育 を 行 うものとする (7) 防 災 対 策 要 員 ( 市 職 員 等 )に 対 する 防 災 教 育 市 職 員 のうち 災 害 応 急 対 策 業 務 に 従 事 する 職 員 を 中 心 に 地 震 が 発 生 した 場 合 における 災 害 応 急 対 策 の 円 滑 な 実 施 を 図 るため 次 の 事 項 を 含 む 必 要 な 防 災 教 育 を 行 うものとする ア 地 震 津 波 に 関 する 知 識 イ 地 震 が 発 生 した 場 合 に 具 体 的 にとるべき 行 動 に 関 する 知 識 ウ 職 員 等 が 果 たすべき 役 割 エ 地 震 防 災 対 策 として 現 在 講 じられている 対 策 に 関 する 知 識 オ 今 後 地 震 対 策 として 取 り 組 む 必 要 のある 課 題 (8) 災 害 教 訓 の 伝 承 市 は 過 去 に 起 こった 大 災 害 の 教 訓 を 確 実 に 後 世 に 伝 えていくため 大 災 害 に 関 する 各 種 資 料 ( 古 文 書 自 然 記 録 映 像 等 )や 調 査 分 析 結 果 等 をアーカイブとして 広 く 収 集 整 理 し 適 切 に 保 存 するとともに 広 く 一 般 に 閲 覧 できるよう 公 開 に 努 めるものとする なお 公 開 にあたっては 事 前 に 古 文 書 の 信 頼 性 の 検 証 を 行 っておくことや 市 民 にもわか りやすい 自 然 記 録 の 解 説 を 付 記 するなど その 資 料 の 持 つ 意 味 を 正 しく 後 世 に 伝 えていくよう 努 めるものとする 市 は 災 害 教 訓 の 伝 承 の 重 要 性 について 啓 発 を 行 うほか 大 規 模 災 害 に 関 する 調 査 分 析 結 果 や 映 像 を 含 めた 各 種 資 料 の 収 集 保 存 公 開 等 により 住 民 が 災 害 教 訓 を 伝 承 する 取 組 を 支 援 する ものとする 401

51 第 4 消 防 団 ボランティアの 育 成 強 化 消 防 団 ボランティアの 育 成 及 び 強 化 に 関 しては ここに 定 めるところによって 推 進 する 1 消 防 団 の 育 成 強 化 ( 消 防 本 部 総 務 課 ) (1) 消 防 団 の 育 成 強 化 の 必 要 性 消 防 団 は 常 備 消 防 と 並 んで 地 域 社 会 における 消 防 防 災 の 中 核 として 救 出 救 助 消 火 等 をは じめとする 防 災 活 動 において 重 要 な 役 割 を 果 たしている しかしながら 近 年 の 消 防 団 は 団 員 数 の 減 少 高 齢 化 サラリーマン 化 等 の 問 題 を 抱 えて おり 地 域 との 連 携 を 進 めながら その 育 成 強 化 を 図 ることが 必 要 となっている (2) 消 防 団 の 育 成 強 化 策 の 推 進 市 は 以 下 の 観 点 から 消 防 団 の 育 成 強 化 を 図 り 地 域 社 会 の 防 災 体 制 の 確 立 推 進 を 図 る ア 消 防 団 員 の 能 力 活 用 消 防 団 員 の 知 識 技 能 等 は 地 域 社 会 にとって 有 用 なものであることから 自 主 防 災 組 織 や 防 災 士 等 と 連 携 を 図 りながら これらを 地 域 社 会 に 広 め 地 域 住 民 の 消 防 団 活 動 に 対 する 理 解 を 促 進 し ひいては 消 防 団 への 参 加 協 力 する 環 境 づくりを 進 める イ 消 防 団 への 入 団 促 進 消 防 団 への 若 者 の 入 団 者 が 減 少 の 傾 向 にあることから 若 年 層 の 消 防 団 員 確 保 に 向 けたハ イスクール 消 防 クラブの 結 成 活 動 支 援 事 業 所 に 対 する 協 力 要 請 及 び 女 性 消 防 団 員 の 加 入 促 進 等 を 通 じて 消 防 団 への 入 団 を 促 進 する また 消 防 団 員 の 資 質 向 上 を 図 るため 教 育 訓 練 の 充 実 を 図 る ウ 消 防 団 組 織 制 度 の 多 様 化 地 域 住 民 女 性 が 入 団 しやすい 組 織 制 度 として 特 定 の 活 動 にのみ 参 加 する 機 能 別 消 防 団 員 を 推 進 する 2 事 業 所 の 自 主 防 災 体 制 の 充 実 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) (1) 多 数 の 者 が 勤 務 し 又 は 出 入 りする 施 設 については 自 らの 施 設 からの 災 害 の 未 然 防 止 拡 大 防 止 を 図 るため 消 防 法 により 消 防 計 画 を 作 成 し 自 衛 消 防 組 織 を 設 置 することとなっている 今 後 は それら 施 設 に 対 する 消 防 機 関 による 指 導 を 強 化 するとともに 法 令 に 基 づき 段 階 的 に 適 切 な 措 置 を 施 す 等 適 正 な 対 策 を 講 ずることとする また それ 以 外 の 事 業 所 についても 自 主 的 な 防 災 組 織 の 設 置 を 推 進 することとし 関 係 機 関 は 指 導 に 留 意 するものとする なお 自 衛 消 防 組 織 の 行 うべき 事 項 は 次 のとおりとする ア 防 災 訓 練 消 火 設 備 等 の 維 持 管 理 イ 消 火 活 動 通 報 連 絡 及 び 避 難 誘 導 措 置 ウ 防 災 要 員 の 配 備 エ 情 報 収 集 能 力 の 強 化 ( 連 絡 体 制 の 確 立 ) (2) 災 害 時 の 企 業 に 果 たす 役 割 ( 生 命 の 安 全 確 保 地 域 貢 献 等 )を 認 識 させるとともに 業 務 を 402

52 継 続 するための 事 業 継 続 計 画 (BCP)の 策 定 を 促 す 3 ボランティアの 育 成 強 化 大 分 県 水 難 救 済 会 との 連 携 強 化 ( 防 災 危 機 管 理 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 災 害 発 生 時 には 被 災 地 や 被 災 者 個 々の 状 況 に 応 じた 支 援 活 動 が 重 要 であり 市 など 公 的 機 関 の 応 急 復 旧 活 動 や 自 主 防 災 組 織 の 活 動 とともにボランティア NPO 等 の 特 性 を 活 かしたきめ 細 かな 支 援 活 動 が 不 可 欠 である このため 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 災 害 時 におけるボランティア NPO 等 活 動 の 支 援 に 関 する 情 報 提 供 や 必 要 な 知 識 等 について 講 習 及 び 訓 練 を 行 うなどし 平 時 からボランティア NPOと 顔 が 見 える 協 働 関 係 を 構 築 するとともに 防 災 士 や 防 災 コーディネーターなどを 早 期 に 育 成 し 併 せてボランティア NPO 等 が 効 果 的 に 活 動 できる 環 境 整 備 を 行 う また 災 害 時 に 救 援 活 動 に 参 加 する 現 行 ボランティア 登 録 制 度 のほか NPOについても 災 害 レスキューNPO 登 録 制 度 を 創 設 し ボランティアとNPOの 交 流 を 行 いながらネットワー ク 化 を 図 る 4 大 分 県 水 難 救 済 会 との 連 携 強 化 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 大 分 県 水 難 救 済 会 会 員 との 連 携 を 強 化 することで 救 命 防 災 体 制 の 強 化 を 図 る 403

53 第 5 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 要 配 慮 者 とは 高 齢 者 障 がい 者 乳 幼 児 その 他 の 特 に 配 慮 を 要 する 者 をいう また 要 配 慮 者 のうち 災 害 が 発 生 し 又 は 災 害 が 発 生 する 恐 れがある 場 合 に 自 ら 避 難 することが 困 難 な 場 合 であって その 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るため 特 に 支 援 をようするものを 避 難 行 動 要 支 援 者 という 避 難 行 動 に 支 援 を 要 する 人 だけでなく 避 難 所 での 生 活 に 困 難 を 来 す 人 も 要 配 慮 者 に 含 まれ る 1 災 害 発 生 時 の 避 難 行 動 に 支 援 を 要 する 人 例 えば 四 肢 視 覚 聴 覚 等 に 障 がいがある 人 状 況 の 把 握 が 困 難 な 人 ( 知 的 障 がい 者 精 神 障 がい 者 認 知 症 の 人 ) 要 介 護 の 高 齢 者 日 本 語 の 理 解 が 不 十 分 な 外 国 人 など 2 上 記 の 他 自 分 自 身 で 避 難 行 動 はとれるものの 避 難 所 等 での 生 活 が 困 難 な 人 例 えば 人 工 透 析 を 行 っている 人 インスリンの 自 己 注 射 をしている 人 特 殊 な 薬 剤 ( 治 療 )を 必 要 とする 人 ( 精 神 疾 患 患 者 難 病 患 者 等 ) 集 団 生 活 や 環 境 の 変 化 になじみにくい 人 ( 発 達 障 がい 児 者 ) 妊 産 婦 や 乳 幼 児 など 要 配 慮 者 の 安 全 確 保 及 びその 防 災 活 動 の 支 援 を 行 うための 対 策 は この 計 画 に 定 めるところによ って 実 施 する 1 地 域 における 要 配 慮 者 対 策 ( 福 祉 部 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 介 護 長 寿 課 生 活 保 健 部 保 険 404 年 金 課 総 務 部 防 災 危 機 管 理 (1) 避 難 行 動 に 支 援 が 必 要 な 避 難 行 動 要 支 援 者 情 報 の 収 集 及 び 関 係 機 関 による 情 報 の 共 有 福 祉 避 難 所 設 置 運 営 に 関 するガイドライン を 参 考 に 民 生 委 員 児 童 委 員 社 会 福 祉 協 議 会 社 会 福 祉 施 設 ボランティア 団 体 自 治 会 等 多 様 な 主 体 の 協 力 を 得 ながら 平 常 時 か ら 避 難 行 動 に 支 援 を 要 する 避 難 行 動 要 支 援 者 の 情 報 を 収 集 し 一 人 ひとりの 避 難 計 画 である 避 難 支 援 プランを 策 定 するともに 民 生 委 員 児 童 委 員 社 会 福 祉 協 議 会 社 会 福 祉 施 設 自 治 会 消 防 団 等 防 災 関 係 機 関 との 情 報 の 共 有 を 推 進 するものとする 情 報 の 収 集 共 有 にあたっては 個 人 情 報 保 護 条 例 に 規 定 する 個 人 情 報 の 利 用 及 び 提 供 の 制 限 に 係 る 例 外 規 定 の 活 用 を 図 るとともに 避 難 行 動 要 支 援 者 当 事 者 やその 家 族 に 対 する 情 報 収 集 共 有 の 必 要 性 の 啓 発 に 努 めることとする (2) 避 難 誘 導 体 制 の 整 備 要 配 慮 者 の 避 難 誘 導 が 円 滑 に 行 われるよう 平 常 時 において 自 主 防 災 組 織 との 協 働 により 地 域 ごとに 避 難 地 の 確 保 及 び 避 難 路 の 整 備 を 行 うとともに 定 期 的 な 防 災 訓 練 により 検 証 を 進 める また 自 力 での 移 動 が 困 難 な 避 難 行 動 要 支 援 者 の 避 難 に 際 して 各 自 主 防 災 組 織 が 地 域 の 実 情 に 応 じて 個 々の 避 難 支 援 プラン 等 により 自 動 車 の 利 用 など 移 動 手 段 をあらかじめ 定 めておく よう 支 援 する 課 )

54 (3) 要 配 慮 者 に 配 慮 した 福 祉 避 難 所 の 指 定 避 難 所 に 要 配 慮 者 のための 窓 口 やスペースを 確 保 するとともに 一 般 の 避 難 所 では 生 活 が 困 難 な 要 配 慮 者 に 配 慮 した 福 祉 避 難 所 の 指 定 を 推 進 する 指 定 にあたっては 社 会 福 祉 施 設 だけでなく 特 別 支 援 学 校 や 旅 館 ホテル 等 とあらかじ め 協 定 を 締 結 し 避 難 所 での 集 団 生 活 に 支 障 をきたす 要 配 慮 者 とその 家 族 に 対 しては 多 様 な 避 難 場 所 を 提 供 できるよう 努 めるとともに 指 定 した 福 祉 避 難 所 に 関 する 情 報 を 住 民 に 周 知 する また 福 祉 避 難 所 の 設 置 にあたっては 公 共 施 設 や 特 別 支 援 学 校 旅 館 ホテル 等 を 福 祉 避 難 所 として 利 用 する 場 合 においても 介 護 職 員 の 派 遣 等 について 社 会 福 祉 法 人 等 に 協 力 を 要 請 する 福 祉 避 難 所 について 1 福 祉 避 難 所 の 入 所 対 象 者 福 祉 避 難 所 は 避 難 所 生 活 において 何 らかの 特 別 な 配 慮 を 必 要 とする 人 で 平 常 時 は 介 護 保 険 施 設 や 医 療 機 関 等 に 入 所 入 院 するに 至 らない 程 度 の 在 宅 の 要 配 慮 者 を 対 象 とする 2 福 祉 避 難 所 への 入 所 対 象 者 の 把 握 要 配 慮 者 の 情 報 を 基 に 福 祉 避 難 所 の 入 所 対 象 者 概 数 及 び 現 況 を 平 常 時 に 把 握 しておく 3 福 祉 避 難 所 として 利 用 可 能 な 施 設 の 把 握 現 状 において 要 配 慮 者 の 入 所 が 可 能 な 社 会 福 祉 施 設 だけでなく 一 般 の 指 定 避 難 所 のよう に 現 況 では 特 別 の 機 能 を 有 していない 場 合 であっても 災 害 発 生 に 伴 い 設 備 を 整 備 すること によって 福 祉 避 難 所 として 利 用 可 能 となる 施 設 に 対 して 災 害 時 に 緊 急 的 な 受 入 れを 要 請 す る 可 能 性 があることから それらの 施 設 に 関 する 情 報 もデータベースとして 整 備 を 行 う また 災 害 時 にすぐに 福 祉 避 難 所 が 利 用 できない 場 合 は 一 般 の 避 難 所 に 要 配 慮 者 用 の 窓 口 を 設 置 するとともに 介 護 や 医 療 相 談 を 受 けるスペースを 確 保 する 4 福 祉 避 難 所 の 指 定 目 標 福 祉 避 難 所 は 要 配 慮 者 や 同 居 家 族 の 生 活 圏 等 に 配 慮 し 指 定 することとするが 地 域 にお ける 身 近 な 避 難 所 として 小 学 校 区 に1か 所 程 度 の 割 合 を 目 標 とし 指 定 を 推 進 する 5 避 難 行 動 要 支 援 者 の 移 送 市 は 避 難 行 動 要 支 援 者 について 早 期 に 福 祉 避 難 所 に 移 送 するよう 努 める (4) 防 災 設 備 物 資 資 機 材 等 の 整 備 災 害 初 期 の 食 糧 飲 料 水 等 について おおむね3 日 間 を 住 民 自 らの 家 庭 備 蓄 によっても 対 応 できるよう 事 前 の 備 えを 推 進 するための 啓 発 を 行 う また 要 配 慮 者 に 配 慮 した 救 援 活 動 が 行 えるよう 物 資 の 備 蓄 調 達 体 制 の 整 備 を 行 う (5) 在 宅 高 齢 者 障 がい 者 に 対 する 防 災 知 識 家 庭 用 防 災 機 器 の 普 及 啓 発 介 護 職 員 等 や 民 生 委 員 児 童 委 員 等 高 齢 者 障 がい 者 の 居 宅 の 状 況 に 接 することのできる 者 に 対 し 家 庭 における 家 財 点 検 等 の 防 災 知 識 普 及 を 推 進 する また 特 殊 な 薬 剤 や 医 療 が 必 要 な 疾 患 を 持 つ 人 に 対 して お 薬 手 帳 の 常 備 や 病 状 かか りつけ 医 療 機 関 服 用 薬 などを 記 入 できる 難 病 者 緊 急 時 支 援 シート の 携 帯 等 自 らを 守 る 405

55 ための 資 源 の 活 用 について 普 及 啓 発 に 努 めるとともに 緊 急 連 絡 機 器 及 び 家 庭 用 防 災 器 具 の 普 及 啓 発 を 図 る とくに ひとり 暮 らし 老 人 世 帯 等 を 対 象 とした 対 策 を 推 進 する 2 社 会 福 祉 施 設 病 院 等 における 要 配 慮 者 対 策 ( 福 祉 部 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 理 課 ) (1) 組 織 体 制 の 整 備 介 護 長 寿 課 生 活 保 健 部 地 域 医 療 対 策 課 総 務 部 防 災 危 機 管 ア 要 配 慮 者 が 利 用 する 社 会 福 祉 施 設 等 の 安 全 確 保 のための 組 織 体 制 の 整 備 を 促 進 するよ う 施 設 を 管 理 する 社 会 福 祉 法 人 等 を 指 導 支 援 する イ 自 主 防 災 組 織 や 事 業 所 の 防 災 組 織 等 の 整 備 及 び 指 導 を 通 じて それらの 組 織 と 社 会 福 祉 施 設 等 との 連 携 を 図 り 施 設 利 用 者 及 び 入 所 者 の 安 全 確 保 に 関 する 協 力 体 制 を 整 備 する ウ 社 会 福 祉 施 設 等 の 管 理 者 は 災 害 時 に 備 えてあらかじめ 防 災 組 織 を 整 備 し 職 員 の 任 務 分 担 動 員 計 画 及 び 緊 急 連 絡 体 制 等 の 整 備 を 図 るとともに 職 員 等 に 対 する 防 災 教 育 及 び 防 災 訓 練 を 実 施 する 特 に 夜 間 や 荒 天 時 等 における 消 防 機 関 等 への 緊 急 通 報 及 び 入 所 者 の 避 難 誘 導 体 制 に 十 分 配 慮 した 体 制 を 整 備 する また 市 自 主 防 災 組 織 近 隣 住 民 と 連 携 を とり 施 設 利 用 者 及 び 入 所 者 の 安 全 確 保 に 関 する 協 力 体 制 づくりを 行 う エ 福 祉 保 健 医 療 部 各 課 は 市 内 の 社 会 福 祉 施 設 等 が 災 害 時 に 他 の 施 設 からの 職 員 派 遣 や 施 設 利 用 の 協 力 等 が 得 られるよう 応 援 協 定 の 締 結 等 施 設 相 互 の 協 力 体 制 整 備 を 支 援 す る (2) 防 災 設 備 の 設 置 促 進 等 ア 社 会 福 祉 施 設 等 の 管 理 者 に 対 して 施 設 利 用 者 及 び 入 所 者 の 安 全 確 保 及 び 医 療 行 為 の 確 保 のために 防 災 設 備 等 の 整 備 を 促 進 するよう 指 導 する イ 社 会 福 祉 施 設 等 の 管 理 者 は 施 設 自 体 の 災 害 に 対 する 安 全 性 を 高 めるとともに 災 害 発 生 直 後 の 施 設 利 用 者 及 び 入 所 者 の 生 活 を 維 持 するため 物 資 及 び 防 災 資 機 材 等 を 整 備 する また 災 害 発 生 に 備 え 消 防 機 関 等 への 緊 急 通 報 避 難 誘 導 のための 防 災 設 備 及 び 体 制 の 整 備 を 行 う (3) 要 配 慮 者 を 考 慮 した 防 災 基 盤 の 整 備 施 設 利 用 者 及 び 入 所 者 の 災 害 対 応 能 力 及 び 社 会 福 祉 施 設 の 立 地 を 考 慮 し 避 難 地 及 び 避 難 路 等 の 防 災 基 盤 の 整 備 を 図 る 3 傷 病 者 対 策 の 体 制 整 備 ( 生 活 保 健 部 地 域 医 療 対 策 課 市 民 病 院 ) 災 害 発 生 直 後 の 混 乱 した 状 況 の 中 では 特 殊 な 医 療 を 必 要 とする 患 者 を 含 め 傷 病 者 に 対 して も 特 別 な 配 慮 が 必 要 となる 場 合 がある これらの 者 の 安 全 の 確 保 をはじめ 医 療 機 関 の 被 災 状 況 の 把 握 避 難 誘 導 を 行 うための 体 制 を 整 備 する 4 旅 行 者 等 の 安 全 確 保 ( 商 工 観 光 部 観 光 課 ) (1) 基 本 方 針 市 防 災 関 係 機 関 及 び 観 光 施 設 等 の 管 理 者 は 観 光 地 を 多 くかかえる 中 津 市 の 特 性 を 考 慮 し 土 地 勘 のない 観 光 客 旅 行 者 等 が 地 震 災 害 に 遭 遇 した 場 合 を 想 定 した 安 全 確 保 対 策 や 避 難 救 護 輸 送 対 策 の 構 築 に 努 める (2) 実 施 内 容 市 及 び 施 設 管 理 者 等 は 以 下 の 点 に 留 意 した 対 策 を 推 進 する 406

56 ア 市 は 避 難 所 避 難 路 の 標 識 が 観 光 客 旅 行 者 等 にも 容 易 に 判 別 できる 表 示 とし その 安 全 確 保 に 努 める イ 市 及 び 自 主 防 災 組 織 等 は 地 域 全 体 で 地 震 災 害 時 の 観 光 客 旅 行 者 等 への 安 全 確 保 や 救 助 活 動 を 実 施 できる 体 制 を 整 備 する ウ 旅 館 ホテル 等 の 観 光 施 設 管 理 者 は 災 害 時 の 避 難 誘 導 体 制 を 事 前 に 整 備 しておくなどの 宿 泊 客 の 安 全 を 確 保 することにとどまらず 被 災 者 への 救 援 活 動 の 拠 点 となれるよう 平 素 から 食 料 飲 料 水 医 薬 品 等 の 備 蓄 や 被 災 者 の 収 容 受 入 れ 体 制 の 整 備 に 努 めるものとする エ 市 は 観 光 客 旅 行 者 対 策 の 実 施 状 況 を 的 確 に 把 握 しておくとともに 適 宜 その 対 策 を 支 援 する 5 外 国 人 に 対 する 防 災 対 策 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 情 報 管 理 課 ) 外 国 人 の 災 害 時 における 行 動 力 を 高 めるため 標 識 への 外 国 語 併 記 など 整 備 を 進 めるとともに 外 国 人 対 策 のパンフレット 配 布 などを 積 極 的 に 推 進 する 6 旅 行 者 外 国 人 の 安 全 確 保 のための 体 制 整 備 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 情 報 管 理 課 商 工 観 光 部 観 光 課 ) 災 害 発 生 直 後 の 混 乱 した 状 況 の 中 では 旅 行 者 や 外 国 人 に 対 しても 避 難 行 動 要 支 援 者 と 同 様 に 特 別 な 配 慮 が 必 要 な 場 合 がある 市 は それぞれの 地 域 の 実 情 にあった 安 全 確 保 や 適 切 な 避 難 誘 導 を 行 うための 体 制 を 整 備 する 407

57 第 6 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 中 心 部 では 交 通 機 能 停 止 等 により 自 力 で 自 宅 に 帰 ることができ ない 人 々( 以 下 帰 宅 困 難 者 という )が 発 生 することが 予 想 される これらの 帰 宅 困 難 者 の 安 全 確 保 のために 以 下 の 事 前 措 置 を 講 ずる 必 要 がある 1 宿 泊 場 所 の 確 保 市 は 中 心 部 の 公 共 的 施 設 等 を 宿 泊 所 として 提 供 できるよう 施 設 の 管 理 者 等 とあらかじめ 使 用 協 定 を 締 結 するよう 努 める 事 業 所 学 校 等 は 帰 宅 困 難 者 の 宿 泊 に 対 応 できるよう 食 料 水 毛 布 などの 生 活 用 品 の 備 蓄 に 努 める 2 市 民 事 業 所 学 校 等 への 啓 発 (1) 市 民 への 啓 発 市 は 市 民 に 対 して 帰 宅 が 困 難 な 場 合 には 安 全 な 場 所 にとどまること 家 族 間 の 連 絡 手 段 や 徒 歩 帰 宅 の 経 路 を 事 前 確 認 すること 等 平 常 時 からの 備 えの 重 要 性 について 啓 発 を 行 うとともに 災 害 用 伝 言 ダイヤル 等 を 活 用 した 安 否 確 認 等 について 周 知 を 行 う (2) 事 業 所 への 要 請 市 は 事 業 所 学 校 等 に 対 し 災 害 時 の 従 業 員 学 生 等 の 安 全 確 保 を 図 るため 帰 宅 困 難 者 を 想 定 した 食 料 物 資 の 確 保 備 蓄 等 の 検 討 を 要 請 する また 市 は コンビニエンスストア 外 食 店 舗 等 を 徒 歩 帰 宅 者 の 立 ち 寄 り 所 として 利 用 できる ようトイレ 水 情 報 の 提 供 について あらかじめ 協 定 を 締 結 する 408

58 第 7 市 民 運 動 の 展 開 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 自 然 災 害 の 発 生 を 防 ぐことはできないが その 被 害 は 市 民 一 人 ひとりの 日 頃 の 努 力 によって 減 ら すことが 可 能 である 行 政 による 公 助 はもとより 自 分 の 命 は 自 分 で 守 る 自 助 自 分 たちの 地 域 は 自 分 たちで 守 る 共 助 を 実 践 し 地 域 社 会 における 防 災 力 を 向 上 させることによって 被 害 を 最 小 限 に 抑 える 減 災 社 会 を 実 現 しなければならない 1 自 助 の 推 進 (1) 市 民 は 防 災 に 関 する 研 修 会 防 災 訓 練 防 災 ボランティア 活 動 その 他 の 防 災 に 関 する 活 動 に 積 極 的 に 参 加 し 防 災 に 関 する 知 識 及 び 技 能 の 習 得 に 努 めるものとする (2) 市 民 は 自 らが 生 活 する 地 域 において 市 県 その 他 の 関 係 機 関 が 提 供 する 防 災 に 関 する 情 報 を 活 用 して 災 害 が 発 生 するおそれのある 危 険 個 所 避 難 場 所 避 難 経 路 避 難 方 法 その 他 の 安 全 の 確 保 に 必 要 な 事 項 について 確 認 するとともに 安 否 確 認 の 連 絡 方 法 等 をあらかじめ 確 認 しておくよう 努 める (3) 建 築 物 の 所 有 者 は 当 該 建 築 物 について 耐 震 診 断 を 行 うとともに その 結 果 を 踏 まえ 耐 震 改 修 その 他 の 適 切 な 措 置 を 行 うよう 努 める (4) 市 民 は 災 害 の 発 生 に 備 え 少 なくとも3 日 分 の 食 料 飲 料 水 と 医 薬 品 等 の 生 活 物 資 を 備 蓄 す るよう 努 める 2 共 助 の 推 進 (1) 市 民 は 互 いに 助 け 合 って 自 分 たちの 地 域 を 守 る 共 助 の 中 核 をなす 組 織 として 自 主 防 災 組 織 を 結 成 し その 活 動 に 積 極 的 に 参 加 するよう 努 める (2) 自 主 防 災 組 織 は 市 事 業 者 等 と 連 携 しながら 防 災 知 識 の 普 及 地 域 の 安 全 点 検 防 災 訓 練 その 他 の 災 害 予 防 対 策 を 地 域 の 実 情 に 合 わせて 日 常 的 に 行 うよう 努 める (3) 事 業 者 は 災 害 時 において 事 業 を 継 続 し 又 は 早 期 に 復 旧 するための 計 画 を 作 成 するととも に 地 域 社 会 の 一 員 として 地 域 における 防 災 活 動 に 積 極 的 に 協 力 するよう 努 める 409

59 第 4 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 第 1 初 動 体 制 の 強 化 第 2 活 動 体 制 の 確 立 第 3 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 第 4 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のための 事 前 措 置 の 充 実 第 5 救 助 物 資 の 備 蓄 410

60 第 2 編 風 水 害 その 他 の 災 害 対 策 編 第 1 章 第 4 節 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 に 記 載 のとおりである 迅 速 かつ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 のための 事 前 措 置 の 基 本 的 な 考 え 方 迅 速 かつ 円 滑 に 災 害 応 急 対 策 を 遂 行 するために 初 動 体 制 の 強 化 活 動 体 制 の 確 立 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のための 事 前 措 置 の 充 実 を 柱 とする 各 種 の 事 前 措 置 を 市 県 及 び 防 災 機 関 等 において 推 進 する 411

61 これらの 体 系 を 以 下 に 図 示 する 業 務 継 続 計 画 (BCP)の 作 成 職 員 の 動 員 配 備 対 策 の 充 実 初 動 体 制 の 強 化 災 害 対 策 本 部 等 の 円 滑 な 設 置 運 営 のた めの 備 えの 充 実 ( 第 4 節 - 第 1) 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 体 制 の 充 実 津 波 監 視 体 制 の 整 備 迅 速 か つ 円 滑 な 災 害 応 急 対 策 の た め の 事 前 措 置 活 動 体 制 の 確 立 ( 第 4 節 - 第 2) 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 ( 第 4 節 - 第 3) 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のた めの 事 前 措 置 の 充 実 ( 第 4 節 - 第 4) 職 員 の 防 災 能 力 の 向 上 物 資 資 機 材 の 確 保 体 制 の 充 実 連 絡 体 制 の 充 実 応 援 体 制 の 強 化 交 通 確 保 緊 急 輸 送 体 制 の 充 実 広 報 広 聴 体 制 の 充 実 防 災 拠 点 の 整 備 に 関 する 検 討 被 災 住 宅 の 被 害 認 定 調 査 の 迅 速 化 のための 対 策 避 難 地 避 難 路 等 の 指 定 整 備 居 住 者 等 の 避 難 対 策 避 難 場 所 の 維 持 運 営 津 波 避 難 のための 意 識 啓 発 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするため の 事 前 措 置 の 充 実 被 災 者 の 保 護 救 援 のための 事 前 措 置 の 充 実 救 助 物 資 の 備 蓄 ( 第 4 節 - 第 5) 412

62 第 1 初 動 体 制 の 強 化 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 突 然 発 生 する 災 害 に 迅 速 かつ 円 滑 に 対 処 するためには 必 要 とされる 災 害 に 関 する 情 報 ( 被 害 情 報 や 被 災 現 場 における 応 急 対 策 活 動 の 実 施 状 況 等 )を 素 早 く 把 握 し 市 としての 所 要 の 体 制 をでき るだけ 早 く 確 立 する 必 要 がある そこで 以 下 の5つの 点 を 重 点 に 初 動 体 制 の 強 化 を 図 る 業 務 継 続 計 画 (BCP)の 作 成 職 員 の 動 員 配 備 対 策 の 充 実 初 動 体 制 の 強 化 災 害 対 策 本 部 の 円 滑 な 設 置 運 営 のための 備 えの 充 実 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 体 制 の 充 実 津 波 監 視 体 制 の 整 備 1 業 務 継 続 計 画 (BCP(Business Continuity Plan)の 略 )の 作 成 災 害 応 急 対 策 等 の 実 施 や 優 先 度 の 高 い 通 常 業 務 の 継 続 を 見 据 え 災 害 時 に 必 要 となる 人 員 や 資 機 材 等 を 的 確 に 投 入 するための 事 前 の 準 備 体 制 と 事 後 の 対 応 力 の 強 化 を 図 るため 業 務 継 続 計 画 (BCP)を 策 定 する この 業 務 継 続 計 画 は 災 害 時 における 市 役 所 の 機 能 を 維 持 回 復 させるための 方 策 を 明 らか にするものであり 実 効 ある 業 務 継 続 体 制 を 確 保 するため 定 期 的 な 教 育 訓 練 や 点 検 等 の 実 施 により 訓 練 等 を 通 じた 経 験 の 蓄 積 や 状 況 の 変 化 等 に 応 じた 体 制 の 見 直 しを 行 うものとする 2 職 員 の 動 員 配 備 対 策 の 充 実 職 員 ( 要 員 )をできるだけ 早 くかつ 多 く 確 保 することは 初 動 期 の 活 動 のための 絶 対 条 件 のひ とつである そこで 職 員 が 災 害 発 生 後 すみやかに 職 務 に 従 事 専 念 できる 体 制 を 整 えるため 以 下 の 対 策 を 推 進 する (1) 職 員 の 家 庭 における 安 全 確 保 対 策 の 徹 底 災 害 時 に 職 員 が 自 己 の 職 務 に 専 念 できることを 可 能 にするため 職 員 は 家 庭 においても 防 災 対 策 を 徹 底 し 被 害 を 最 小 限 に 止 めることに 努 める なお 発 災 時 に 家 族 と 離 れていた 職 員 は 速 やかに 家 族 の 安 全 を 確 認 し 心 理 的 ストレスを 解 消 することで 冷 静 に 業 務 に 取 り 組 めるよう 平 時 から 家 族 間 での 連 絡 方 法 を 確 認 しておかな ければならない 災 害 時 の 安 全 確 認 方 法 の 例 災 害 用 伝 言 ダイヤル(NTTの 171 など)の 利 用 携 帯 メールによる 連 絡 ( 通 話 よりも 着 信 確 率 が 高 いとされる) 三 角 連 絡 法 ( 被 災 地 へ 向 けての 電 話 がつながりにくい 状 態 でも 被 災 地 から 外 に 向 かっ ての 電 話 は 通 じる 場 合 があるので 隔 地 の 親 類 や 知 人 などの 家 を 連 絡 の 中 継 地 として そこを 伝 言 板 がわりに 利 用 する 方 法 )の 実 施 413

63 また 物 資 の 調 達 体 制 が 確 立 するまでの 間 ( 概 ね3 日 間 )に 備 えて 食 料 水 生 活 必 需 品 の 備 蓄 に 努 める (2) 災 害 対 策 職 員 用 携 帯 電 話 への 同 時 配 信 災 害 発 生 のおそれがある 場 合 また 災 害 が 発 生 した 場 合 いち 早 く 連 絡 体 制 を 確 立 し 災 害 対 策 職 員 の 確 保 を 図 るため 常 に 呼 び 出 しが 可 能 な 体 制 として 防 災 関 係 職 員 などの 携 帯 電 話 等 へ 同 時 配 信 メールを 発 信 するシステムを 整 える (3) 庁 内 執 務 室 等 の 安 全 確 保 の 徹 底 勤 務 時 間 中 の 地 震 発 生 時 に 執 務 室 内 の 備 品 の 倒 壊 等 で 職 員 が 負 傷 することのないよう 備 品 の 固 定 化 危 険 物 品 の 撤 去 等 庁 内 執 務 室 等 の 安 全 確 保 を 徹 底 する 3 災 害 対 策 本 部 等 の 円 滑 な 設 置 運 営 のための 備 えの 充 実 災 害 発 生 が 予 測 されるとき または 災 害 発 生 時 に 円 滑 に 災 害 警 戒 本 部 もしくは 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 運 営 できる 体 制 を 確 保 するため 以 下 の 対 策 を 推 進 する (1) 本 部 設 置 場 所 の 確 保 台 風 豪 雨 等 の 気 象 予 報 において 本 市 での 災 害 発 生 が 予 想 される 事 態 に 至 った 場 合 におい て 災 害 対 策 本 部 等 の 設 置 が 円 滑 かつ 迅 速 にできるよう あらかじめ 定 めた 本 部 設 置 場 所 のス ペース 確 保 電 話 配 線 等 の 準 備 を 行 う (2) 庁 舎 の 耐 震 診 断 災 害 対 策 本 部 地 区 災 害 対 策 本 部 の 設 置 予 定 庁 舎 の 耐 震 診 断 を 順 次 行 う なお 耐 震 診 断 の 結 果 等 をふまえ 本 庁 の 災 害 対 策 本 部 の 中 枢 機 能 が 損 なわれる 事 態 が 想 定 される 場 合 必 要 により 第 二 の 本 部 機 能 を 有 する 防 災 センター( 災 害 時 には 情 報 収 集 分 析 及 び 物 資 の 集 積 備 蓄 機 能 等 の 拠 点 として 機 能 し 平 常 時 には 訓 練 や 研 修 の 場 として 活 用 する ) の 整 備 についても 検 討 する (3) 災 害 対 策 本 部 職 員 用 物 資 の 確 保 災 害 対 策 本 部 の 職 員 がその 能 力 を 最 大 限 に 発 揮 できるよう 少 なくとも3 日 分 の 水 食 糧 下 着 毛 布 等 の 備 蓄 について 検 討 する 4 観 測 予 報 通 信 施 設 及 び 設 備 等 の 整 備 災 害 情 報 の 収 集 伝 達 体 制 の 充 実 (1) 情 報 機 器 の 整 備 と 通 信 手 段 の 多 様 化 災 害 の 発 生 直 後 に 必 要 とされる 災 害 に 関 する 情 報 ( 被 害 情 報 や 被 災 現 場 における 応 急 対 策 活 動 の 実 施 状 況 等 )を 素 早 く 把 握 し 市 民 へ 伝 達 する 能 力 を 高 めるため 以 下 の 対 策 を 推 進 する ア 気 象 観 測 施 設 及 び 設 備 の 整 備 震 度 計 の 設 置 地 震 による 被 害 発 生 の 可 能 性 を 最 初 に 覚 知 する 方 法 は 震 度 の 把 握 である 現 在 市 内 には 気 象 庁 所 管 の 震 度 計 が 設 置 されているが これに 加 え 大 分 県 震 度 情 報 ネットワークシ ステムによる 震 度 計 も 設 置 されており 地 震 発 生 後 速 やかに 震 度 の 把 握 ができるシステ ムの 構 築 がなされている イ 情 報 通 信 機 器 等 の 充 実 災 害 情 報 を 迅 速 に 収 集 伝 達 するためには 通 信 施 設 及 び 設 備 等 の 整 備 を 一 層 進 めてい 414

64 くことが 必 要 であり 以 下 の 対 策 を 推 進 していくこととする 本 庁 へ 情 報 が 伝 達 できる 体 制 を 充 実 するため 支 所 に 対 する 通 信 施 設 の 整 備 や 中 津 市 情 報 化 ネットワーク 事 業 及 び 衛 星 携 帯 電 話 衛 星 通 信 等 の 移 動 通 信 機 器 の 充 実 等 に 努 める 防 災 行 政 無 線 ( 同 報 系 及 び 移 動 系 ) 及 び 衛 星 携 帯 電 話 衛 星 通 信 等 の 移 動 通 信 機 器 の 充 実 ウ 通 信 手 段 の 多 重 化 大 規 模 災 害 による 通 信 手 段 の 停 止 を 想 定 した 防 災 情 報 の 伝 達 手 段 の 多 重 ( 複 数 ) 化 を 平 常 時 から 構 築 する 公 共 情 報 コモンズによる 迅 速 な 災 害 情 報 発 信 体 制 を 確 立 する 市 ホームページによる 迅 速 な 災 害 情 報 発 信 体 制 を 確 立 する 県 民 安 全 安 心 メールの 登 録 を 促 進 する 移 動 通 信 事 業 者 が 提 供 する 緊 急 速 報 メール(エリアメール 等 )の 導 入 を 検 討 する ツイッターの 利 用 を 促 進 する 民 間 通 信 事 業 者 との 災 害 時 の 協 力 体 制 を 構 築 する アマチュア 無 線 局 やタクシー 等 の 業 務 用 無 線 局 の 災 害 時 の 活 用 について 協 力 体 制 を 検 討 する 災 害 情 報 収 集 に 必 要 なパソコンや 臨 時 回 線 等 の 資 機 材 の 調 達 方 法 について 検 討 する とともに 実 際 の 調 達 手 順 について 定 期 的 に 確 認 する ( ) 公 共 情 報 コモンズ 報 道 機 関 やポータルサイト(Yahoo 等 ) 携 帯 事 業 者 ( 緊 急 速 報 メール) 等 のメディアに 一 斉 に 情 報 を 発 信 するシステムであり 住 民 としては 災 害 時 に 安 全 安 心 に 関 わる 情 報 をテレビ ラジオ 携 帯 電 話 など 多 様 なメディアを 通 じて 迅 速 かつ 確 実 に 得 る ことができる (2) 地 震 津 波 に 関 する 情 報 伝 達 体 制 の 整 備 ア 防 災 関 係 機 関 相 互 及 び 機 関 内 部 における 情 報 伝 達 市 県 及 び 防 災 関 係 機 関 は 機 関 相 互 間 及 び 各 機 関 内 部 において 津 波 警 報 等 の 情 報 が 確 実 に 伝 達 され 共 有 化 できるようその 経 路 及 び 方 法 を 確 立 するものとする また 情 報 伝 達 の 経 路 及 び 方 法 を 確 立 するに 当 たっては 通 常 使 用 している 情 報 伝 達 網 が 地 震 津 波 の 影 響 により 寸 断 される 可 能 性 があることを 十 分 考 慮 し 代 替 の 経 路 及 び 方 法 も 確 立 しておくものとする なお 津 波 発 生 時 に 活 用 できるよう 平 常 時 においても 利 用 する イ 居 住 者 等 への 情 報 伝 達 市 は 市 内 の 居 住 者 公 私 の 団 体 ( 以 下 居 住 者 等 という ) 及 び 市 内 に 一 時 滞 在 する 観 光 客 釣 り 客 ドライバー 等 ( 以 下 観 光 客 等 という )に 対 し 津 波 に 関 する 情 報 が 迅 速 正 確 広 範 に 伝 達 されるよう 同 報 無 線 の 整 備 の 推 進 学 校 等 における 情 報 端 末 の 設 置 県 民 安 全 安 心 メール FMなかつ 携 帯 電 話 事 業 者 が 提 供 する 緊 急 速 報 メール(エ リアメール 等 ) インターネット( 市 ホームページや ツイッター)の 活 用 コンビニエン スストア 郵 便 局 等 の 地 域 スポットの 活 用 報 道 機 関 との 連 携 など 様 々な 情 報 伝 達 手 段 の 強 化 を 図 る ウ 船 舶 港 湾 関 係 者 等 への 情 報 伝 達 等 市 は 船 舶 及 び 港 湾 漁 港 等 の 関 係 者 に 対 する 津 波 警 報 等 の 情 報 伝 達 について 全 国 瞬 時 警 報 システム(J-ALERT)を 利 用 したMCA 無 線 での 自 動 一 括 放 送 や 県 の 安 全 安 心 メール への 登 録 促 進 等 により 伝 達 の 経 路 及 び 方 法 を 示 すものとする また 船 舶 等 の 船 主 については 津 波 の 発 生 場 所 や 規 模 により 予 想 される 津 波 の 高 さ 到 達 時 間 等 を 踏 まえ 港 外 退 避 をとるべきか 或 いは 人 命 優 先 で 避 難 すべきか などの 考 え 方 を 整 理 し 周 知 する 415

65 5 津 波 監 視 体 制 の 整 備 (1) 海 面 監 視 体 制 の 確 立 震 度 4 以 上 の 揺 れを 感 じた 場 合 又 は 弱 い 地 震 であっても 長 い 時 間 ゆっくりとした 揺 れ を 感 じた 場 合 は 津 波 警 報 等 が 発 表 されるまでに 津 波 が 来 襲 するおそれがある そのため 市 は 速 やかにテレビ ラジオの 視 聴 等 を 行 うとともに 安 全 な 地 点 で 海 面 の 監 視 を 行 う 体 制 がとれるよう 津 波 の 監 視 場 所 監 視 担 当 者 監 視 情 報 の 伝 達 手 段 をあ らかじめ 定 めておくものとする (2) 監 視 方 法 等 ア 陸 上 からの 監 視 津 波 監 視 場 所 は 監 視 者 の 安 全 を 確 保 のうえ 過 去 の 津 波 記 録 等 を 勘 案 し 津 波 の 早 期 発 見 に 適 した 場 所 に 設 置 するものとする 海 岸 近 くの 低 地 での 監 視 は 行 わないものとする イ 津 波 監 視 担 当 者 の 専 任 地 震 発 生 後 速 やかに 津 波 の 監 視 を 開 始 できる 者 を 津 波 監 視 担 当 者 として 専 任 するもの とする ウ 遠 方 監 視 設 備 等 の 導 入 地 震 発 生 直 後 からの 潮 位 等 の 海 面 変 化 を 監 視 するため 監 視 カメラ 等 の 遠 方 監 視 設 備 等 の 導 入 を 図 るものとする 416

66 第 2 活 動 体 制 の 確 立 多 岐 にわたる 災 害 応 急 対 策 を 迅 速 かつ 円 滑 に 実 施 するためには 対 策 の 前 提 となる 活 動 体 制 を 整 えておく 必 要 がある そこで 以 下 の6つの 点 を 重 点 に 活 動 体 制 の 確 立 を 図 る 市 職 員 の 防 災 能 力 の 向 上 物 資 資 機 材 の 確 保 体 制 の 充 実 活 動 体 制 の 確 立 応 援 体 制 の 強 化 交 通 確 保 緊 急 輸 送 体 制 の 充 実 広 報 体 制 の 充 実 防 災 拠 点 の 整 備 に 関 する 検 討 被 災 住 宅 の 被 害 認 定 調 査 技 術 の 向 上 1 市 職 員 の 防 災 能 力 の 向 上 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 一 般 に 市 職 員 にとって 災 害 応 急 対 策 活 動 は 日 常 的 なものではなく 不 慣 れなものである 不 慣 れな 活 動 を 実 際 の 災 害 時 に 的 確 に 実 施 するためには その 防 災 能 力 を 日 々 向 上 させておく 必 要 が あるため 以 下 の 対 策 を 推 進 する (1) 職 員 を 対 象 とした 防 災 研 修 の 実 施 職 員 を 対 象 とした 防 災 研 修 会 を 定 期 的 に 開 催 し 職 員 の 資 質 の 向 上 を 図 る また 防 災 に 関 する 記 事 レポート 等 を 全 ての 部 課 支 所 に 配 布 し 職 員 の 防 災 への 理 解 を 深 めるとともに 定 期 的 にアンケートを 実 施 し 防 災 意 識 向 上 に 向 けた 普 及 啓 発 に 努 める (2) 職 員 を 対 象 とした 参 集 訓 練 の 実 施 勤 務 時 間 外 に 災 害 が 発 生 した 場 合 であっても 予 め 定 めた 参 集 場 所 まで 職 員 を 迅 速 かつ 確 実 に 到 達 させるため 職 員 を 対 象 とした 参 集 訓 練 を 定 期 的 に 実 施 する なお 訓 練 に 当 たっては 夜 間 の 発 災 や 二 次 災 害 のおそれ 等 も 考 慮 した 様 々な 状 況 を 想 定 する (3) 防 災 連 絡 員 防 災 危 機 管 理 課 の 職 員 の 育 成 防 災 連 絡 員 は 防 災 業 務 の 要 の 職 にある 職 員 であり 災 害 発 生 時 にはリーダーシップを 発 揮 し た 活 動 が 求 められる また 防 災 危 機 管 理 課 の 職 員 には 本 庁 支 所 間 及 び 部 内 の 課 室 間 の 積 極 的 な 調 整 活 動 が 求 められる これらの 職 員 が 災 害 発 生 時 に 的 確 な 活 動 を 行 うためには 平 常 時 から 特 に 重 点 的 な 研 修 が 必 要 であり 以 下 の 施 策 を 推 進 する ア 国 県 等 の 実 施 する 防 災 研 修 会 等 に 積 極 的 に 職 員 を 派 遣 する イ 被 災 した 市 町 村 都 道 府 県 への 視 察 意 見 交 換 会 の 開 催 等 を 行 い 情 報 収 集 を 行 う 417

67 ウ 災 害 派 遣 した 職 員 からの 意 見 集 約 を 行 い 職 員 の 計 画 の 参 考 とする 2 連 携 体 制 の 充 実 及 び 応 援 体 制 の 強 化 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 消 防 本 部 総 務 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 被 害 が 甚 大 で 市 単 独 では 対 応 が 困 難 な 場 合 県 をはじめ 外 部 から 応 援 を 求 める 必 要 がある 市 では 国 土 交 通 省 九 州 地 方 整 備 局 や 市 町 村 相 互 間 の 災 害 時 相 互 応 援 協 定 の 締 結 をはじめ 同 じ 災 害 で 被 災 することのない 遠 隔 地 自 治 体 との 協 定 締 結 や 応 急 物 資 調 達 のための 公 共 的 団 体 と の 協 定 の 締 結 などを 積 極 的 に 進 めているところであるが 今 後 とも 以 下 の 対 策 を 講 じることによ りなお 一 層 応 援 体 制 の 強 化 を 図 ることとする (1) 地 域 における 連 携 体 制 の 充 実 地 域 において 県 地 区 災 害 対 策 本 部 の 関 係 機 関 ( 振 興 局 土 木 事 務 所 保 健 所 等 ) 市 町 村 そ の 他 防 災 機 関 団 体 等 は 平 時 から 緊 密 な 連 携 関 係 を 図 るため 平 成 24 年 度 に 振 興 局 を 中 心 に 防 災 対 策 推 進 ブロック 協 議 会 を 設 置 した 今 後 は 以 下 の 対 策 を 講 じていく ア 市 町 村 災 害 対 策 本 部 と 地 区 災 害 対 策 本 部 との 連 携 イ 防 災 対 策 に 関 する 専 門 研 修 等 の 実 施 ウ 図 上 訓 練 等 の 実 施 により 連 携 体 制 の 強 化 エ その 他 (2) 市 内 関 係 業 界 民 間 団 体 との 連 携 体 制 の 充 実 官 民 一 体 となって 災 害 に 対 処 できる 体 制 を 充 実 するため 以 下 の 対 策 を 講 じていく ア 市 内 関 係 業 界 民 間 団 体 との 応 援 協 力 協 定 の 締 結 災 害 時 の 連 携 が 円 滑 に 行 えるよう 市 内 関 係 業 界 民 間 団 体 との 間 で 応 援 協 力 協 定 を 締 結 し 人 的 物 的 協 力 の 具 体 的 な 手 順 等 を 明 確 化 する イ 災 害 時 における 情 報 共 有 手 段 の 検 討 を 行 い 定 期 的 に 訓 練 を 実 施 する (3) ボランティアとの 連 携 体 制 の 充 実 く 災 害 発 生 時 にボランティアの 活 動 が 迅 速 かつ 円 滑 に 実 施 されるよう 以 下 の 対 策 を 講 じてい ア 医 療 業 務 介 護 業 務 及 び 被 災 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 や 急 傾 斜 地 の 危 険 度 判 定 等 の 資 格 又 は 技 術 を 要 する 専 門 ボランティアやボランティア 団 体 の 事 前 登 録 並 びにボランティアの 活 動 拠 点 等 の 整 備 を 促 進 する イ 日 本 赤 十 字 社 大 分 県 支 部 や 社 会 福 祉 法 人 大 分 県 社 会 福 祉 協 議 会 等 と 連 携 して 災 害 時 のボ ランティアのあり 方 求 められるマンパワーの 要 件 活 動 の 支 援 調 整 等 について 研 修 会 等 を 行 い 災 害 ボランティアセンター 運 営 人 材 の 養 成 に 努 める (4) 応 援 機 関 等 の 活 動 拠 点 候 補 地 のリストアップ 市 外 から 応 援 機 関 が 集 結 し 活 動 する 場 合 活 動 の 拠 点 となる 場 所 を 迅 速 に 確 保 する 必 要 があ る そこで 市 立 施 設 を 中 心 に 活 動 拠 点 の 候 補 地 をリストアップしておき 災 害 時 にできるだ け 迅 速 に 対 処 できるようにする また 緊 急 消 防 援 助 隊 については 受 援 計 画 に 記 載 している 各 消 防 本 部 管 内 毎 の 進 出 拠 点 到 達 ルート 野 営 地 点 等 から 災 害 状 況 に 応 じて 選 択 するものとする さらに 迅 速 な 支 援 体 制 を 確 立 するため インターネット( 市 ホームページや ツイッター 等 )を 活 用 した 問 い 合 わせ 窓 口 や 要 支 援 地 域 の 情 報 提 供 体 制 の 整 備 についても 検 討 する 418

68 4 交 通 確 保 輸 送 体 制 の 充 実 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 建 設 部 道 路 課 ) 大 規 模 な 災 害 時 には 災 害 対 策 要 員 負 傷 者 物 資 資 機 材 等 多 様 かつ 大 量 の 輸 送 需 要 が 生 じる こうした 輸 送 を 円 滑 に 行 うためには 輸 送 用 車 両 等 の 確 保 とあわせて 輸 送 を 円 滑 に 行 うための 事 前 措 置 が 必 要 であり 今 後 以 下 の 対 策 を 推 進 していくこととする (1) 輸 送 拠 点 ( 緊 急 輸 送 基 地 )の 選 定 市 の 輸 送 拠 点 としては 目 的 に 応 じ 大 貞 総 合 運 動 公 園 及 び 道 の 駅 なかつ を 中 心 とし た 活 用 を 行 うこととする なお 地 形 等 の 理 由 から 隣 接 市 町 村 の 輸 送 拠 点 を 使 用 するこ とが 効 率 的 効 果 的 な 場 合 は 当 該 市 町 村 に 要 請 し 連 携 して 行 う (2) 道 路 啓 開 復 旧 についての 関 係 機 関 の 協 力 体 制 の 確 認 ア 国 土 交 通 省 との 協 定 建 設 部 は 国 土 交 通 省 九 州 地 方 整 備 局 と 締 結 している 大 規 模 な 災 害 時 の 応 援 に 関 する 協 定 書 に 基 づき 仮 設 橋 梁 など 資 機 材 の 保 有 数 量 など 防 災 に 関 する 情 報 や 資 料 の 交 換 を 行 い 応 援 の 円 滑 な 実 施 が 図 れるよう 努 める イ 大 分 県 建 設 業 協 会 中 津 支 部 との 協 定 建 設 部 は ( 社 ) 大 分 県 建 設 業 協 会 中 津 支 部 と 締 結 している 災 害 発 生 時 の 応 急 対 策 に 関 す る 協 定 書 について 道 路 啓 開 や 応 急 復 旧 の 作 業 体 制 の 確 保 に 努 める (3) 臨 時 ヘリポート 等 の 確 保 孤 立 化 した 場 合 等 に 備 え 空 からの 輸 送 が 迅 速 になされるよう 各 支 所 の 管 内 に1か 所 以 上 臨 時 ヘリポート 等 を 確 保 する 5 広 報 体 制 の 充 実 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 総 務 部 秘 書 広 報 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 被 災 地 での 流 言 飛 語 や 二 次 災 害 を 防 止 するための 情 報 災 害 応 急 対 策 に 関 する 情 報 ( 対 策 の 進 捗 状 況 救 援 物 資 についてのお 願 い ボランティアの 募 集 等 )を 被 災 地 内 外 に 的 確 に 発 信 するこ とは 災 害 応 急 対 策 を 円 滑 に 進 める 上 で 極 めて 重 要 である そこで 以 下 の 体 制 を 早 急 に 整 える (1) 災 害 時 における 報 道 機 関 との 協 力 体 制 の 構 築 災 害 時 に 市 からの 情 報 が 報 道 機 関 を 通 じて 的 確 に 市 民 に 提 供 できるよう 報 道 機 関 との 協 力 体 制 を 構 築 する (2) インターネットを 活 用 した 情 報 発 信 災 害 等 緊 急 時 に 市 ホームページや ツイッター 等 を 通 じて 情 報 を 発 信 し 情 報 の 早 期 伝 達 内 容 充 実 に 努 める (ア) 市 ホームページによる 迅 速 な 災 害 情 報 発 信 体 制 を 確 立 する (イ) 県 民 安 全 安 心 メールの 登 録 を 促 進 する (ウ) 移 動 通 信 事 業 者 が 提 供 する 緊 急 速 報 メール(エリアメール 等 )の 導 入 を 検 討 する (エ)ツイッターの 利 用 を 促 進 する (オ)FMなかつによる 迅 速 な 災 害 情 報 発 信 体 制 を 確 立 する (3) 手 話 通 訳 者 外 国 語 通 訳 者 の 把 握 聴 覚 障 がい 者 外 国 人 に 対 しても 的 確 に 広 報 を 行 えるよう 市 内 の 手 話 通 訳 者 及 び 外 国 語 通 訳 者 を 把 握 し 災 害 時 の 協 力 について 事 前 に 要 請 する また 平 常 時 より 災 害 時 の 情 報 伝 達 手 段 等 の 周 知 に 努 める 6 防 災 拠 点 の 整 備 に 関 する 検 討 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 建 設 部 都 市 整 備 課 ) 419

69 防 災 拠 点 は 平 常 時 には 防 災 知 識 の 普 及 啓 発 地 域 防 災 リーダー 等 の 教 育 訓 練 の 場 さらに は 防 災 資 機 材 や 物 資 備 蓄 の 場 であり 災 害 時 には 避 難 場 所 や 災 害 応 急 対 策 活 動 及 び 情 報 通 信 等 のベースキャンプともなる このため 自 治 会 町 内 会 の 区 域 にはコミュニティ 防 災 拠 点 を 小 学 校 区 又 は 中 学 校 区 には 地 域 防 災 拠 点 を 確 保 する 必 要 がありこれらの 機 能 を 有 する 都 市 公 園 等 の 整 備 を 推 進 していく なお 市 の 広 域 防 災 拠 点 としては 大 貞 総 合 運 動 公 園 及 び 道 の 駅 なかつ を 位 置 づける 大 貞 運 動 公 園 については 災 害 対 応 関 係 機 関 の 活 動 拠 点 及 びヘリポート 等 への 活 用 を 行 う 道 の 駅 なかつ については 交 通 の 利 便 性 等 から 輸 送 拠 点 及 びボランティア 等 の 活 動 拠 点 を 中 心 と した 活 用 を 行 う また 港 湾 は 災 害 時 の 救 援 物 資 資 機 材 人 員 等 の 海 上 輸 送 拠 点 になるこ とから 中 津 港 の 整 備 を 促 進 する 7 被 災 住 宅 の 被 害 認 定 調 査 の 迅 速 化 のための 対 策 早 期 の 復 旧 復 興 の 観 点 から 迅 速 円 滑 な 被 害 認 定 が 求 められているため 住 宅 被 害 認 定 研 修 会 等 に 積 極 的 に 参 加 し 被 害 認 定 調 査 技 術 の 向 上 を 図 るとともに 被 害 認 定 調 査 に 係 る 市 町 村 間 の 応 援 体 制 の 充 実 を 図 る 420

70 第 3 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 津 波 から 迅 速 に 避 難 するため 以 下 の4つの 点 を 重 点 に 津 波 からの 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 を 進 めていく 避 難 地 避 難 路 等 の 指 定 整 備 津 波 か ら の 避 難 に 関 する 事 前 の 対 策 居 住 者 等 の 避 難 対 策 避 難 場 所 の 維 持 運 営 津 波 避 難 のための 意 識 啓 発 1 避 難 地 避 難 路 等 の 指 定 整 備 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 建 設 部 道 路 課 ) (1) 避 難 地 避 難 路 等 の 指 定 津 波 に 対 する 人 的 被 害 を 防 止 するため あらかじめ 避 難 地 や 避 難 路 が 津 波 に 対 して 危 険 な 区 域 に 位 置 していないかどうかを 調 査 し 津 波 に 対 して 安 全 な 避 難 地 避 難 路 を 指 定 し 積 極 的 に 周 知 広 報 するものとする (2) 避 難 地 等 の 整 備 県 及 び 市 町 村 は 地 震 が 発 生 した 場 合 津 波 により 避 難 が 必 要 となることが 想 定 される 地 域 ( 以 下 避 難 対 象 地 区 という )を 明 示 するとともに 避 難 対 象 地 区 における 避 難 地 の 計 画 的 な 整 備 を 行 うものとする また 当 該 地 域 においては 重 点 的 に 避 難 体 制 の 整 備 を 図 るものと する (3) 津 波 避 難 ビル 等 の 活 用 内 陸 部 までの 避 難 に 相 当 の 時 間 を 要 する 平 野 部 などにおける 避 難 地 については 堅 固 な 高 層 建 物 の 中 高 層 階 を 避 難 場 所 に 利 用 するいわゆる 津 波 避 難 ビル 等 の 活 用 を 推 進 するものとする また 津 波 避 難 ビル 等 の 指 定 については 平 成 17 年 6 月 に 内 閣 府 が 発 表 した 現 行 の 津 波 避 難 ビル 等 ガイドライン に 沿 うものとする なお 民 間 ビルを 津 波 避 難 ビル 等 として 活 用 する 場 合 には あらかじめ 管 理 者 と 協 定 を 結 ぶ など いざという 時 に 確 実 に 避 難 できるよう 体 制 を 構 築 しておくものとする (4) 避 難 路 等 の 整 備 地 震 発 生 に 伴 う 土 砂 災 害 等 のおそれのない 避 難 路 徒 歩 専 用 の 避 難 路 等 安 全 な 避 難 路 の 整 備 確 保 に 努 めるものとする 避 難 路 の 整 備 に 当 たっては 道 を 平 坦 にして 歩 きやすくしてお くなど 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 に 配 慮 したものとする 背 後 地 が 急 峻 で 避 難 が 困 難 な 地 域 高 齢 者 などの 避 難 困 難 者 の 多 い 地 区 における 避 難 路 は 重 点 的 に 整 備 を 行 うことが 必 要 であるため 建 物 の 倒 壊 等 により 避 難 路 が 通 行 困 難 とならない よう 避 難 路 沿 いの 建 物 の 耐 震 化 やブロック 塀 の 補 強 道 路 幅 員 の 確 保 などの 措 置 を 講 ずるも のとする なお 避 難 がスムーズに 行 えるよう 避 難 路 の 整 備 とあわせて 海 抜 表 示 板 や 避 難 所 表 示 板 等 の 整 備 も 図 るものとする (5) 夜 間 や 停 電 時 の 避 難 対 策 夜 間 でも 安 全 に 避 難 できるよう 避 難 地 に 投 光 器 や 発 電 機 等 の 整 備 を 図 るものとする また 避 難 路 の 整 備 に 当 たっては 地 震 による 停 電 時 にも 点 灯 可 能 な 太 陽 蓄 電 式 パネル 等 の 導 入 を 図 るものとする なお 必 要 に 応 じて 海 抜 表 示 板 や 避 難 所 表 示 板 等 に 反 射 材 等 を 活 用 するなど 夜 間 や 停 電 時 でも 住 民 等 に 分 かりやすい 表 示 にすることが 必 要 である 421

71 2 居 住 者 等 の 避 難 対 策 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 介 護 長 寿 課 商 工 観 光 部 観 光 課 商 工 振 興 課 農 林 水 産 部 水 産 振 興 課 ) (1) 市 及 び 自 主 防 災 組 織 等 は 老 人 子 供 病 人 障 がい 者 等 の 要 配 慮 者 の 避 難 について 必 要 な 支 援 を 行 うものとする また 外 国 人 出 張 者 及 び 観 光 客 等 の 避 難 誘 導 等 の 適 切 な 対 応 を 行 う ものとする なお この 場 合 支 援 を 行 う 者 の 避 難 に 要 する 時 間 に 配 慮 するものとする (2) 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 観 光 客 等 に 対 して 津 波 警 報 等 の 情 報 を 迅 速 かつ 確 実 に 伝 達 できるよ う 同 報 無 線 FMなかつ 県 民 安 全 安 心 メール 移 動 通 信 事 業 者 が 提 供 する 緊 急 速 報 メール (エリアメール 等 ) インターネット( 市 ホームページや ツイッター 等 ) 情 報 提 供 装 置 等 を 用 いた 情 報 伝 達 体 制 の 確 立 を 図 るとともに 観 光 客 等 の 避 難 誘 導 計 画 を 策 定 するものとする (3) 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 港 湾 就 労 者 漁 業 従 事 者 等 沿 岸 域 で 作 業 を 行 う 者 の 避 難 誘 導 計 画 を 策 定 するものとする また 海 岸 河 川 港 湾 施 設 漁 業 施 設 の 管 理 者 は 船 舶 漁 船 等 の 避 難 に 関 して 地 震 発 生 後 の 津 波 到 達 時 間 を 勘 案 して 港 外 退 避 などの 措 置 を 円 滑 に 取 れるよ う あらかじめ 対 応 策 を 定 めて 関 係 者 に 周 知 するものとする (4) 東 海 東 南 海 南 海 地 震 等 は 数 時 間 から 数 日 間 の 時 間 差 で 発 生 する 可 能 性 もあることから 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 後 発 地 震 により 大 きな 被 害 を 受 ける 可 能 性 のある 地 域 ( 大 きな 津 波 の 来 襲 が 懸 念 される 地 域 土 砂 災 害 の 発 生 が 懸 念 される 地 域 等 )では 数 日 間 に 限 っての 避 難 の 実 施 を 検 討 し 実 施 するものとする 数 日 間 避 難 した 後 地 震 が 発 生 しない 場 合 には 原 則 とし て 最 大 限 の 警 戒 を 呼 びかけた 上 で 避 難 の 解 除 を 行 う 等 避 難 解 除 時 期 について 具 体 的 な 計 画 を 策 定 するものとする (5) 市 以 外 の 避 難 誘 導 を 実 施 すべき 機 関 にあっては 具 体 的 な 避 難 実 施 の 方 法 市 との 連 携 体 制 等 を 確 立 するものとする なお その 際 地 域 防 災 計 画 に 定 められた 内 容 と 十 分 調 整 の 取 れた ものとするよう 留 意 するものとする 3 消 防 団 員 等 防 災 業 務 従 事 者 の 安 全 確 保 対 策 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 消 防 本 部 ) 住 民 等 の 避 難 誘 導 など 災 害 発 生 時 の 初 動 対 応 に 携 わる 防 災 業 務 従 事 者 であっても 人 命 が 最 優 先 であるため 自 己 の 安 全 が 担 保 できない 場 合 直 ちに 避 難 することが 必 要 である このためには 消 防 団 員 等 防 災 業 務 従 事 者 が 津 波 の 現 況 を 把 握 した 上 で 業 務 に 携 わることが 必 要 であることから 県 は 災 害 時 に 消 防 団 員 相 互 の 有 効 な 情 報 伝 達 手 段 の 一 つであるトラン シーバーなどの 安 全 装 備 品 等 の 整 備 を 市 町 村 に 働 きかけていくとともに 可 能 な 限 り 水 門 等 の 自 動 化 遠 隔 操 作 化 を 進 めていく また 防 災 業 務 従 事 者 のリスクを 減 らすためにも 日 頃 の 自 主 防 災 組 織 での 活 動 や 防 災 訓 練 等 を 通 じて 住 民 自 らが 率 先 して 避 難 する 自 助 の 意 識 を 高 めることが 重 要 である 4 避 難 場 所 の 維 持 運 営 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) (1) 市 は 地 域 防 災 計 画 等 において 避 難 後 の 救 護 の 内 容 を 明 示 するものとする (2) 避 難 場 所 の 運 営 避 難 した 居 住 者 等 は 自 治 会 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 を 中 心 に 互 いに 協 力 しつつ 避 難 場 所 の 運 営 に 協 力 する 県 及 び 市 町 村 は 第 3 編 第 3 節 第 2 防 災 訓 練 に 記 載 する 避 難 所 運 営 訓 練 等 を 参 考 に 日 ごろから 自 主 防 災 組 織 等 を 中 心 に 地 域 内 で 確 認 しておくよう 指 導 に 努 めるとともに 避 難 場 所 への 津 波 警 報 等 の 情 報 の 提 供 について 配 慮 するものとする 5 津 波 避 難 のための 意 識 啓 発 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) (1) 市 は 避 難 対 象 地 区 の 居 住 者 等 が 迅 速 かつ 的 確 な 避 難 を 行 うことができるよう 避 難 所 避 難 路 等 の 街 頭 表 示 の 整 備 防 災 マップ 等 の 配 布 により 当 該 地 区 の 避 難 地 避 難 路 等 につい て 周 知 徹 底 するものとする (2) 市 及 び 防 災 関 係 機 関 は 津 波 災 害 に 関 するワークショップ 避 難 訓 練 防 災 訓 練 等 を 通 じて 津 波 避 難 に 関 する 意 識 啓 発 を 図 るものとする 特 に 東 海 東 南 海 南 海 地 震 等 は 複 数 の 地 震 が 時 間 差 をもって 発 生 する 可 能 性 もあることから あらかじめいくつかの 時 間 差 で 地 震 が 発 生 することを 想 定 した 種 々のシミュレーションの 実 施 などにより 時 間 差 発 生 による 災 害 等 につ いて 居 住 者 等 の 意 識 啓 発 を 図 るものとする 422

72 第 4 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のための 事 前 措 置 の 充 実 多 種 多 様 な 災 害 応 急 対 策 活 動 を 迅 速 かつ 円 滑 に 実 施 するためには 各 々の 活 動 に 対 応 したきめ 細 かな 事 前 措 置 を 施 していく 必 要 がある そこで 各 々について 以 下 の 対 策 を 講 じていくこととする 個 別 応 急 対 策 の 迅 速 かつ 円 滑 な 実 施 のた めの 事 前 措 置 の 充 実 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 事 前 措 置 の 充 実 被 災 者 の 保 護 救 援 のための 事 前 措 置 の 充 実 1 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 事 前 措 置 の 充 実 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 情 報 管 理 課 秘 書 広 報 課 商 工 観 光 部 観 光 課 教 育 委 員 会 教 育 総 務 課 学 校 教 育 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 介 護 長 寿 課 建 設 部 建 築 課 建 築 指 導 課 消 防 本 部 総 務 課 消 防 課 市 民 病 院 総 務 課 生 活 保 健 部 地 域 医 療 対 策 課 保 険 年 金 課 ) 市 民 の 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするためには 情 報 の 伝 達 避 難 誘 導 救 出 救 助 救 急 医 療 消 防 活 動 二 次 災 害 防 止 活 動 の 各 々についてきめ 細 かな 事 前 措 置 を 施 していく 必 要 があるので 以 下 の 対 策 を 積 極 的 に 推 進 する (1) 地 震 津 波 に 関 する 情 報 の 伝 達 対 策 の 充 実 地 震 の 余 震 や 津 波 による 被 害 をより 効 果 的 に 防 止 するためには 余 震 情 報 や 津 波 に 関 する 情 報 を 住 民 に 迅 速 に 知 らせる 必 要 がある そこで 市 は 市 内 の 居 住 者 公 私 の 団 体 ( 以 下 居 住 者 等 という ) 及 び 市 内 に 一 時 滞 在 する 観 光 客 釣 り 客 ドライバー 等 ( 以 下 観 光 客 等 という )に 対 し 津 波 に 関 する 情 報 が 迅 速 正 確 広 範 に 伝 達 されるよう 同 報 無 線 及 び 情 報 化 ネットワークの 整 備 の 推 進 学 校 等 における 情 報 端 末 の 設 置 県 民 安 全 安 心 メール FMなかつ 移 動 通 信 事 業 者 が 提 供 する 緊 急 速 報 メー ル(エリアメール 等 ) インターネット( 市 ホームページや ツイッター)の 活 用 コンビニエン スストア 郵 便 局 等 の 地 域 スポットの 活 用 報 道 機 関 との 連 携 など 様 々な 情 報 伝 達 手 段 の 強 化 を 図 る (2) 避 難 誘 導 対 策 の 充 実 危 険 な 建 物 地 域 から 安 全 な 場 所 に 市 民 や 旅 行 者 等 を 避 難 させるためには 避 難 誘 導 に 関 する 対 策 を 市 社 会 福 祉 施 設 学 校 不 特 定 多 数 の 者 が 出 入 りする 施 設 等 においてそれぞれ 確 立 する 必 要 がある そこで 市 としては 以 下 の 対 策 を 推 進 していくこととする ア 市 立 社 会 福 祉 施 設 市 立 学 校 その 他 市 立 施 設 の 耐 震 補 強 と 避 難 体 制 の 再 点 検 イ 社 会 福 祉 法 人 学 校 法 人 ホテル 旅 館 経 営 者 大 規 模 小 売 店 経 営 者 等 に 対 する 避 難 体 制 の 再 点 検 の 指 導 ウ 避 難 勧 告 等 の 判 断 伝 達 マニュアルの 作 成 エ 耐 震 性 のある 県 立 施 設 の 避 難 所 指 定 に 関 する 県 との 調 整 の 推 進 オ 避 難 経 路 沿 線 施 設 の 耐 震 性 についての 点 検 及 び 防 災 マップの 作 成 (3) 救 出 救 助 対 策 の 充 実 ア 建 物 土 砂 の 中 に 生 き 埋 めとなった 者 危 険 な 地 域 に 孤 立 した 者 を 迅 速 に 救 出 救 助 できる よう 市 消 防 機 関 警 察 自 衛 隊 との 図 上 演 習 を 含 む 合 同 救 出 救 助 訓 練 を 実 施 する( 総 合 423

73 防 災 訓 練 に 含 む ) イ 自 主 防 災 組 織 用 の 救 出 救 助 用 資 機 材 ( 避 難 所 情 報 サインを 含 む )の 整 備 (4) 救 急 医 療 対 策 の 充 実 大 きな 地 震 により 多 数 の 負 傷 者 が 発 生 し 同 時 に 医 療 機 関 もライフライン 機 能 の 停 止 等 で 機 能 麻 痺 に 陥 ることを 想 定 すると 負 傷 者 に 対 して 迅 速 かつ 的 確 に 医 療 処 置 を 施 すためには 災 害 に 強 い 医 療 施 設 設 備 を 整 備 するとともに 限 られた 医 療 資 源 を 有 効 に 活 用 できる 対 策 を 講 じていく 必 要 がある そのために 日 本 赤 十 字 社 大 分 県 支 部 中 津 市 民 病 院 中 津 市 医 師 会 中 津 市 医 師 会 総 合 健 診 センター 等 医 療 関 係 者 との 連 携 のもとに 以 下 の 対 策 を 推 進 していくこ ととする ア 病 院 の 耐 震 化 イ 災 害 拠 点 病 院 の 施 設 設 備 の 整 備 拡 充 ウ 災 害 拠 点 病 院 における 大 規 模 災 害 時 の 医 療 活 動 マニュアルの 策 定 及 び 多 数 傷 病 者 の 受 け 入 れを 想 定 した 実 働 訓 練 の 実 施 エ 災 害 派 遣 医 療 チーム( 大 分 DMAT)の 出 動 要 請 体 制 の 確 立 オ 初 動 期 を 念 頭 においた 緊 急 医 薬 品 等 の 備 蓄 カ 医 療 救 護 班 ( 日 本 赤 十 字 大 分 県 支 部 及 び 市 医 師 会 等 が 編 成 する 救 護 班 をいう ) 及 び 大 分 D MATが 消 防 警 察 自 衛 隊 等 の 関 係 機 関 と 連 携 する 救 急 医 療 活 動 訓 練 の 実 施 ( 総 合 防 災 訓 練 に 含 む ) (5) 消 防 対 策 の 充 実 陸 上 部 の 同 時 多 発 火 災 の 発 生 に 迅 速 に 対 処 できるよう 市 としては 以 下 の 対 策 を 推 進 してい くこととする ア 消 防 本 部 自 衛 隊 との 合 同 消 火 訓 練 の 実 施 ( 総 合 防 災 訓 練 に 含 む) イ 耐 震 性 貯 水 槽 可 搬 式 小 型 動 力 ポンプ 小 型 動 力 ポンプ 付 積 載 車 救 助 工 作 車 等 消 防 用 施 設 設 備 の 整 備 拡 充 (6) 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 体 制 の 整 備 建 築 物 の 余 震 等 による 倒 壊 や 部 材 の 落 下 物 等 による 二 次 災 害 を 防 止 し 市 民 の 安 全 を 確 保 す るため 被 災 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 が 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 できる 体 制 及 びそのための 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める (7) 宅 地 の 危 険 度 判 定 体 制 の 整 備 大 規 模 な 地 震 により 被 災 した 宅 地 等 に 対 して 二 次 災 害 を 防 止 し 住 民 の 安 全 を 確 保 するた め 被 災 宅 地 の 危 険 度 判 定 が 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 できる 体 制 及 びそのための 支 援 体 制 の 整 備 に 努 める (8) 各 種 情 報 システム データの 適 切 な 保 全 市 民 生 活 に 密 接 に 関 連 するものや 各 種 行 政 関 係 事 務 に 係 る 情 報 システム データについ て 被 害 を 最 小 限 に 抑 えるため 情 報 セキュリティ 対 策 基 準 等 に 沿 った 適 切 な 保 全 バッ クアップ 体 制 を 整 備 するとともに その 運 用 を 的 確 かつ 円 滑 に 行 うものとする また 遠 隔 地 における 各 種 データの 保 全 整 備 の 検 討 を 行 うものとする 2 被 災 者 の 保 護 救 援 のための 事 前 措 置 の 充 実 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 商 工 観 光 部 観 光 課 商 工 振 興 課 教 育 委 員 会 教 育 総 務 課 学 校 教 育 課 学 校 給 食 課 文 化 財 室 福 祉 部 社 会 福 祉 課 子 育 て 支 援 課 介 護 長 寿 課 上 下 水 道 部 水 道 庶 務 課 建 設 部 建 築 課 都 市 整 備 課 建 築 指 導 課 市 民 病 院 総 務 課 生 活 保 健 部 地 域 医 療 対 策 課 ) 被 災 者 に 対 してきめ 細 かな 保 護 救 援 を 迅 速 に 行 うため 以 下 の 対 策 を 推 進 する (1) 学 校 の 防 災 拠 点 化 の 推 進 学 校 が 地 域 の 防 災 拠 点 として 機 能 するためには 次 の 点 に 留 意 する 必 要 がある ア 通 信 連 絡 体 制 の 整 備 イ 教 職 員 の 役 割 の 事 前 規 定 424

74 ウ 調 理 場 の 調 理 機 能 の 強 化 エ 保 健 室 の 救 急 医 療 機 能 ( 応 急 処 置 等 )の 強 化 オ シャワー 室 和 室 の 整 備 カ 学 校 プールの 通 年 貯 水 ( 消 火 用 断 水 時 の 生 活 用 水 用 ) 及 び 浄 化 施 設 の 整 備 キ 給 水 用 消 火 用 井 戸 貯 水 槽 備 蓄 倉 庫 の 整 備 及 び 備 蓄 の 推 進 ク トイレの 増 設 及 びトイレットペーパーの 備 蓄 等 非 常 時 のトイレ 対 応 整 備 (2) 広 域 避 難 候 補 施 設 のリストアップ 要 配 慮 者 が 当 該 地 域 で 保 健 福 祉 サービスを 受 けることができない 場 合 に 被 災 地 外 の 社 会 福 祉 施 設 等 で 一 時 的 に 保 健 福 祉 サービスを 受 けるため 受 入 れ 候 補 施 設 を 事 前 にリストアップし ておく また 市 内 の 社 会 福 祉 施 設 等 が 災 害 時 に 他 の 施 設 からの 職 員 派 遣 や 施 設 利 用 等 の 協 力 が 得 られるよう 応 援 協 定 の 締 結 等 施 設 相 互 の 協 力 体 制 整 備 を 支 援 する さらに 介 護 保 険 施 設 障 害 者 支 援 施 設 等 に 対 して 災 害 時 に 派 遣 可 能 な 職 員 数 の 登 録 を 要 請 す ることや 関 係 団 体 と 災 害 時 の 職 員 派 遣 協 力 協 定 の 締 結 等 を 行 うことにより 介 護 職 員 等 の 派 遣 体 制 の 整 備 に 努 めるものとする (3) 市 における 生 活 用 品 の 備 蓄 大 規 模 災 害 に 対 応 できるよう 備 蓄 場 所 の 分 散 化 を 図 る また 備 蓄 物 資 の 品 目 については 男 女 のニーズの 違 い 等 男 女 双 方 の 視 点 等 に 配 慮 する (4) 家 庭 社 会 福 祉 施 設 医 療 機 関 ホテル 旅 館 等 への 備 蓄 の 啓 発 災 害 発 生 初 期 の 段 階 においては 各 々が 備 蓄 する 食 料 水 生 活 用 品 により 生 活 の 確 保 を 図 る 体 制 を 強 化 する 必 要 がある そのため 家 庭 社 会 福 祉 施 設 医 療 機 関 ホテル 旅 館 等 に 対 して 物 資 の 調 達 又 は 供 給 体 制 が 確 立 するまでの 間 ( 概 ね3 日 間 ) 食 料 水 生 活 用 品 に ついて 各 々において 備 蓄 非 常 持 出 品 ( 救 急 箱 懐 中 電 灯 ラジオ 乾 電 池 等 )の 準 備 に 努 め るよう 啓 発 を 行 う (5) 応 急 仮 設 住 宅 の 迅 速 な 建 設 のための 事 前 措 置 災 害 により 住 家 を 失 った 人 に 対 して 迅 速 に 応 急 仮 設 住 宅 を 提 供 できるよう プレハブ 建 築 住 宅 関 係 団 体 と 協 定 の 締 結 を 図 る また 県 との 連 携 を 図 り 災 害 時 に 迅 速 に 供 給 できるよう あらかじめ 体 制 を 整 備 するもの とする (6) 物 価 の 安 定 等 のための 事 前 措 置 災 害 発 生 時 物 価 の 安 定 等 を 図 るため 大 規 模 小 売 店 及 びガソリンスタンド 等 の 営 業 状 況 の 把 握 を 行 うこととしている これらの 活 動 を 迅 速 に 行 うため 以 下 の 事 前 措 置 を 実 施 する ア 災 害 発 生 時 に 価 格 を 監 視 する 物 品 のリスト 化 及 び 監 視 方 法 の 検 討 イ 災 害 発 生 時 に 営 業 状 況 を 把 握 する 大 規 模 小 売 店 及 びガソリンスタンド 等 のリスト 化 (7) 文 教 対 策 に 関 する 事 前 措 置 災 害 発 生 時 に 文 教 対 策 を 円 滑 に 行 うため 以 下 の 事 前 措 置 を 実 施 する ア 学 校 等 の 教 育 施 設 が 避 難 所 として 使 用 される 場 合 の その 使 用 のあり 方 ( 避 難 所 として 開 放 する 場 所 学 校 備 品 の 使 用 方 針 等 ) 及 び 学 校 教 職 員 の 行 動 方 針 等 の 検 討 イ 時 間 外 災 害 発 生 時 の 児 童 生 徒 学 生 の 被 災 状 況 の 把 握 方 法 の 検 討 ウ 時 間 外 災 害 発 生 時 の 教 職 員 の 被 災 状 況 の 把 握 方 法 の 検 討 425

75 エ 文 化 財 の 所 有 者 又 は 管 理 者 に 対 する 防 災 体 制 の 確 立 指 導 並 びに 文 化 財 ( 建 造 物 等 )の 耐 久 性 等 調 査 の 指 導 (8) 被 災 者 等 への 的 確 な 情 報 伝 達 のための 事 前 措 置 要 配 慮 者 災 害 により 孤 立 化 する 危 険 のある 地 域 の 被 災 者 在 宅 での 避 難 者 応 急 仮 設 住 宅 として 供 与 される 賃 貸 住 宅 への 避 難 者 所 在 が 把 握 できる 広 域 避 難 者 帰 宅 困 難 者 等 情 報 が 入 手 困 難 な 被 災 者 等 に 対 しても 確 実 に 情 報 伝 達 できるよう 必 要 な 体 制 を 検 討 する また 居 住 地 以 外 の 市 町 村 に 避 難 する 被 災 者 に 対 して 必 要 な 情 報 や 支 援 サービスを 容 易 かつ 確 実 に 受 け 渡 すことができるよう 被 災 者 の 所 在 地 等 の 情 報 を 避 難 元 と 避 難 先 の 市 町 村 が 共 有 する 仕 組 み( 復 興 庁 が 提 供 する 全 国 避 難 者 情 報 システム 等 )の 円 滑 な 運 用 強 化 を 図 る 426

76 第 5 救 助 物 資 の 備 蓄 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 市 では 東 日 本 大 震 災 後 備 蓄 物 資 の 品 目 量 備 蓄 場 所 を 見 直 し 平 成 24 年 3 月 30 日 現 在 で 下 記 のとおり 備 蓄 を 行 っている なお 食 糧 品 は 流 通 備 蓄 で 対 応 する (1) 品 目 簡 易 トイレや 三 脚 付 投 光 器 非 常 用 電 源 となる 発 電 機 など19 品 目 を 新 たな 備 蓄 物 資 として 追 加 した (2) 備 蓄 場 所 市 内 の 備 蓄 場 所 を 従 来 の2 箇 所 から6 箇 所 に 増 やし 災 害 時 に 広 く 備 蓄 物 資 が 行 き 渡 るよう 備 蓄 物 資 を 再 配 分 しバランスを 取 った 区 分 品 名 単 位 備 蓄 数 量 1 飲 料 水 ペットボトル 500ml 3,000 2 衣 類 肌 着 着 男 性 用 15 着 女 性 用 13 着 3 医 薬 品 等 救 急 箱 式 13 4 日 用 品 懐 中 電 灯 個 51 5 炊 出 袋 枚 LED ライト( 懐 中 電 灯 ) 個 ヘッドライト 個 60 8 ラジオ 個 トラロープ 本 衛 生 用 品 マスク 枚 345, 使 い 捨 て 体 温 計 個 5, ハンドソープ 個 手 指 消 毒 液 l 1, 手 指 消 毒 液 ( 詰 替 ) 10l うがい 薬 個 5 16 化 学 防 護 服 枚 シューズカバー 組 ゴーグル 個 防 護 マスク 個 1, ゴム 手 袋 組 消 毒 用 スプレー 容 器 個 肩 かけ 消 毒 機 台 住 居 寝 具 テント 張 6 類 24 防 水 シート 枚 布 団 組

77 26 タオル バスタオル 枚 毛 布 枚 タオルケット 枚 ブルーシート 枚 コードリール 個 燃 料 携 帯 缶 個 ソフトマット 枚 サバイバルシート 枚 1, 簡 易 トイレ(ホ ックストイレ) 個 簡 易 トイレ( 付 け 替 え 枚 370 袋 ) 36 災 害 用 マンホールトイレ 台 発 電 機 台 トイレ 用 テント 式 三 脚 付 投 光 器 台 メガホン( 拡 声 器 ) 個 発 電 機 付 投 光 器 台 ハイパワーLED 灯 光 器 台 アルミ 組 立 リヤカー 台 屋 外 型 電 工 ドラム 台 構 築 物 防 災 倉 庫 棟 5 428

78 第 2 章 地 震 津 波 災 害 応 急 対 策 第 1 節 災 害 応 急 対 策 の 基 本 方 針 等 第 2 節 活 動 体 制 の 確 立 第 3 節 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 活 動 第 4 節 被 災 者 の 保 護 救 護 のための 活 動 第 5 節 社 会 基 盤 の 応 急 対 策 429

79 第 1 節 災 害 応 急 対 策 の 基 本 方 針 等 第 1 災 害 応 急 対 策 の 基 本 方 針 第 2 市 民 に 期 待 する 行 動 第 3 災 害 応 急 対 策 の 体 系 430

80 第 1 災 害 応 急 対 策 の 基 本 方 針 1 迅 速 的 確 な 災 害 応 急 対 策 の 遂 行 地 震 時 においては 瞬 時 に 広 域 的 な 被 害 が 発 生 する 可 能 性 がある 市 民 の 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 に 止 めるためには 迅 速 かつ 的 確 な 災 害 応 急 対 策 が 遂 行 されなければならない そのた め 市 では 地 震 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 及 び 津 波 襲 来 のおそれがある 場 合 は 速 やかに 災 害 応 急 対 策 の 遂 行 に 必 要 な 情 報 を 収 集 し 県 消 防 本 部 警 察 自 衛 隊 等 の 防 災 関 係 機 関 と 連 携 をとりながら 的 確 な 対 策 を 講 じていくこととする 2 一 次 的 な 災 害 応 急 対 策 の 実 施 と 地 域 の 自 主 防 災 活 動 の 促 進 災 害 応 急 対 策 の 実 施 については 住 民 に 最 も 身 近 な 行 政 主 体 として 第 一 次 的 には 市 があたるも のとする しかしながら 市 の 対 応 能 力 を 超 えるような 災 害 が 発 生 した 場 合 又 は 市 行 政 の 中 枢 が 被 害 を 受 けその 機 能 が 麻 痺 した 場 合 防 災 要 員 の 派 遣 通 信 連 絡 機 器 の 支 援 等 について 県 の 支 援 を 受 けることとする 一 方 市 民 及 び 市 内 の 事 業 所 公 共 的 団 体 等 は 自 らの 安 全 は 自 らが 守 るという 防 災 意 識 と 相 互 扶 助 の 精 神 を 持 って 自 主 防 災 組 織 等 の 活 動 に 当 たるものとし 市 はこれを 促 進 支 援 する 3 要 配 慮 者 に 配 慮 した 災 害 応 急 対 策 の 遂 行 本 市 は 高 齢 化 の 進 展 により 援 護 を 要 する 高 齢 者 の 絶 対 数 が 増 加 しつつあること 特 色 ある 観 光 資 源 に 多 数 の 観 光 客 が 訪 れることに 留 意 した 災 害 応 急 対 策 が 遂 行 されなければならない 高 齢 者 観 光 客 障 がい 者 妊 産 婦 外 国 人 等 の 要 配 慮 者 は 災 害 時 の 行 動 や 生 活 に 大 きな 制 約 があ り これらの 人 々に 最 大 限 に 配 慮 した 災 害 応 急 対 策 を 遂 行 するものとする 4 ニーズに 即 した 情 報 の 多 様 な 方 法 を 用 いての 提 供 災 害 後 の 市 民 の 生 活 安 定 のためには 市 民 のニーズに 対 応 した 情 報 を 避 難 場 所 にいる 被 災 者 を 含 め 市 民 が 容 易 に 知 ることのできる 方 法 で 提 供 することが 不 可 欠 である 市 は 被 災 者 の 情 報 ニーズを 的 確 に 把 握 し 貼 り 紙 チラシ 立 て 看 板 広 報 誌 広 報 車 ラジオ テレビ 新 聞 インターネット( 市 ホームページ ツイッター 等 のソーシャルメディア 等 ) MCA 無 線 FM 告 知 放 送 等 多 様 な 方 法 を 用 いて 広 報 することとする 431

81 第 2 市 民 に 期 待 する 行 動 災 害 から 市 民 の 生 命 及 び 財 産 を 守 るためには 第 一 に 自 らの 生 命 財 産 は 自 らの 手 で 守 る と いう 自 己 責 任 による 自 助 の 考 え 方 第 二 に 市 民 どうしの 助 け 合 いによって 自 分 たちの 地 域 は 自 分 たちの 手 で 守 る という 共 助 の 考 え 方 このふたつの 理 念 にたち 市 民 と 公 助 の 役 割 を 果 たす 行 政 とが それぞれの 責 務 と 役 割 を 明 らかにした 上 で 連 携 を 図 っていくことが 必 要 である このような 自 助 共 助 公 助 の 考 え 方 は 防 災 の 原 点 である 市 及 び 県 その 他 の 防 災 関 係 機 関 においては 各 々の 能 力 を 最 大 限 に 発 揮 して 防 災 対 策 に 取 り 組 むものであるが その 活 動 をより 効 果 的 なものとするため また 地 震 及 び 津 波 による 災 害 による 被 害 を 最 小 限 に 止 めるため 市 民 に 対 して 次 のような 行 動 を 期 待 するものである 1 家 庭 (1) 的 確 な 避 難 家 族 の 安 否 とともに 気 象 に 関 する 情 報 家 屋 の 被 災 状 況 周 囲 の 災 害 の 状 況 ( 火 災 の 延 焼 山 がけ 崩 れのおそれ 等 ) 等 に 注 意 して 安 全 な 場 所 に 迅 速 に 避 難 する また 夜 間 や 停 電 の 場 合 に 備 え 日 頃 から 懐 中 電 灯 や 携 帯 ラジオ 携 帯 電 話 の 充 電 器 等 を 直 ちに 携 行 できるようにしておくとと もに 地 域 での 防 災 訓 練 に 参 加 し 避 難 場 所 避 難 経 路 をあらかじめ 確 認 しておくことが 必 要 であ る (2) 的 確 な 初 期 消 火 自 宅 から 出 火 した 場 合 消 火 器 等 を 用 いて 初 期 段 階 での 消 火 に 努 める (3) 負 傷 者 の 応 急 手 当 医 療 機 関 等 への 搬 送 家 族 に 負 傷 者 が 出 た 場 合 適 切 な 応 急 手 当 を 行 い 最 寄 りの 医 療 機 関 へ 搬 送 する (4) 的 確 な 防 災 関 係 機 関 への 通 報 地 震 により 山 がけ 崩 れ 等 の 災 害 発 生 のおそれがあると 判 断 した 場 合 また 消 防 本 部 ( 分 署 を 含 む ) 警 察 署 ( 交 番 ) 等 に 出 動 を 求 める 場 合 落 ち 着 いて 迅 速 に 通 報 する (5) 的 確 な 情 報 収 集 テレビ ラジオ MCA 無 線 FM 告 知 放 送 等 によって 正 しい 情 報 の 把 握 に 努 める(むやみ に 市 役 所 支 所 消 防 本 部 警 察 署 ( 交 番 ) 等 の 防 災 関 係 機 関 に 問 い 合 わせることは 防 災 関 係 機 関 の 的 確 な 活 動 を 妨 げることがある ) 2 地 域 ( 隣 近 所 町 内 会 自 治 会 自 主 防 災 組 織 ) (1) 的 確 な 避 難 避 難 する 場 合 隣 近 所 で 声 を 掛 け 合 って 安 全 な 場 所 に 迅 速 に 避 難 する また 避 難 所 の 運 営 にあたっては 避 難 施 設 の 管 理 者 職 員 等 に 協 力 する また 夜 間 や 停 電 の 場 合 に 備 え すみや かに 避 難 所 を 開 設 できるように 自 治 会 や 自 主 防 災 組 織 では 防 災 関 係 者 とともに 指 定 避 難 場 432

82 所 の 開 け 方 ( 鍵 の 管 理 )や 非 常 用 電 源 の 位 置 電 話 連 絡 網 等 をあらかじめ 確 認 しておくこと が 必 要 である (2) 的 確 な 初 期 消 火 近 隣 で 出 火 した 場 合 地 域 で 協 力 して 消 火 器 やバケツリレー 等 による 初 期 段 階 での 消 火 に 努 めるとともに 消 防 本 部 ( 分 署 ) 消 防 団 の 出 動 時 には その 指 示 に 従 って 適 切 な 協 力 を 行 う (3) 的 確 な 救 出 地 域 内 で 家 屋 の 倒 壊 等 によりる 被 災 者 の 救 出 が 必 要 となった 場 合 地 域 内 にある 資 機 材 (の こぎり かけや 等 )を 活 用 して 二 次 災 害 に 留 意 しながら 可 能 な 限 りの 救 出 活 動 を 行 うとともに 消 防 本 部 消 防 団 警 察 署 自 衛 隊 等 の 出 動 時 には その 指 示 に 従 って 適 切 な 協 力 を 行 う (4) 負 傷 者 の 応 急 手 当 医 療 機 関 等 への 搬 送 地 域 で 負 傷 者 が 出 た 場 合 適 切 な 応 急 手 当 を 行 い 最 寄 りの 医 療 機 関 へ 搬 送 する (5) 近 所 の 高 齢 者 障 がい 者 等 災 害 に 弱 い 人 達 への 援 助 地 域 内 に 在 住 する 高 齢 者 障 がい 者 乳 幼 児 妊 産 婦 等 要 配 慮 者 の 避 難 初 期 消 火 等 の 援 助 に 努 める (6) 的 確 な 情 報 収 集 と 防 災 関 係 機 関 への 通 報 地 域 内 の 災 害 状 況 を 迅 速 に 把 握 し 市 ( 支 所 ) 消 防 本 部 ( 分 署 ) 警 察 署 ( 交 番 ) 等 にす みやかに 通 報 する 3 企 業 事 業 所 (1) 的 確 な 避 難 地 震 による 災 害 発 生 時 従 業 員 や 顧 客 などを 安 全 な 場 所 へ 避 難 させる (2) 的 確 な 初 期 消 火 企 業 事 業 所 内 で 出 火 した 場 合 消 火 器 等 を 用 いて 初 期 段 階 での 消 火 に 努 める なお 自 衛 消 防 組 織 を 持 つ 事 業 所 にあっては 被 害 を 事 業 所 内 に 食 い 止 めることに 全 力 を 尽 くす 消 防 本 部 ( 分 署 ) 消 防 団 の 出 動 時 には その 指 示 に 従 って 適 切 な 協 力 を 行 う (3) 負 傷 者 の 応 急 手 当 医 療 機 関 等 への 搬 送 事 業 所 内 で 負 傷 者 が 出 た 場 合 適 切 な 応 急 手 当 を 行 い 最 寄 りの 医 療 機 関 へ 搬 送 する (4) 地 域 ( 隣 近 所 町 内 会 自 治 会 )の 活 動 への 協 力 事 業 所 の 所 在 する 地 域 の 防 災 活 動 に 積 極 的 に 協 力 する 433

83 4 災 害 対 応 職 員 の 家 族 の 安 否 確 認 発 災 時 に 家 族 と 離 れていた 職 員 は 速 やかに 家 族 の 安 全 を 確 認 し 心 理 的 ストレスを 解 消 す ることで 冷 静 に 業 務 に 取 り 組 めるよう 平 時 から 家 族 間 での 連 絡 方 法 を 確 認 しておかなければ ならない 災 害 時 の 安 全 確 認 方 法 の 例 災 害 用 伝 言 ダイヤル(NTTの 171 災 害 用 ブロードバンド 伝 言 板 171 など)の 利 用 携 帯 メールによる 連 絡 ( 通 話 よりも 着 信 確 率 が 高 いとされる) 三 角 連 絡 法 ( 被 災 地 へ 向 けての 電 話 がつながりにくい 状 態 でも 被 災 地 から 外 に 向 かって の 電 話 は 通 じる 場 合 があるので 隔 地 の 親 類 や 知 人 などの 家 を 連 絡 の 中 継 地 として そこを 伝 言 板 がわりに 利 用 する 方 法 )の 実 施 434

84 災 害 応 急 対 策 の 体 系 は 次 のとおりである 第 3 災 害 応 急 対 策 の 体 系 迅 速 的 確 な 災 害 応 急 対 策 の 実 施 活 動 体 制 の 確 立 ( 第 2 章 第 2 節 ) 組 織 動 員 配 備 通 信 連 絡 手 段 の 確 保 気 象 庁 が 発 表 する 地 震 津 波 情 報 の 収 集 及 び 関 係 機 関 へ の 伝 達 災 害 被 害 情 報 等 の 報 告 収 集 伝 達 災 害 救 助 法 の 適 用 及 び 運 用 広 域 的 な 応 援 要 請 応 援 活 動 防 災 ヘリコプターの 派 遣 要 請 及 び 受 入 れ 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 他 機 関 に 対 する 応 援 要 請 技 術 者 技 能 者 及 び 労 務 者 の 確 保 ボランティアとの 連 携 物 資 の 備 蓄 及 び 資 機 材 調 達 供 給 帰 宅 困 難 者 対 策 交 通 確 保 輸 送 対 策 広 報 活 動 災 害 記 録 活 動 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 活 動 ( 第 2 章 第 3 節 ) 地 震 津 波 情 報 の 住 民 への 伝 達 等 地 震 津 波 に 関 する 避 難 の 勧 告 指 示 及 び 誘 導 津 波 からの 避 難 救 出 救 助 救 急 医 療 活 動 消 防 活 動 二 次 災 害 の 防 止 活 動 被 災 者 の 保 護 救 護 のための 活 動 ( 第 2 章 第 4 節 ) 社 会 基 盤 の 応 急 対 策 ( 第 2 章 第 5 節 ) 避 難 所 運 営 活 動 避 難 所 外 被 災 者 への 支 援 食 糧 供 給 給 水 衣 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 供 給 医 療 活 動 保 健 衛 生 活 動 廃 棄 物 処 理 行 方 不 明 者 の 捜 索 遺 体 の 取 扱 い 及 び 埋 葬 住 宅 の 供 給 確 保 等 文 教 対 策 義 援 物 資 の 取 扱 い 被 災 動 物 対 策 電 気 ガス 上 下 水 道 通 信 の 応 急 対 策 道 路 河 川 都 市 公 園 港 湾 漁 港 鉄 道 の 応 急 対 策 農 林 水 産 業 に 関 する 応 急 対 策 435

85 第 2 節 活 動 体 制 の 確 立 第 1 組 織 第 2 動 員 配 備 第 3 通 信 連 絡 手 段 の 確 保 第 4 気 象 庁 が 発 表 する 地 震 津 波 情 報 の 収 集 及 び 関 係 機 関 への 伝 達 第 5 災 害 被 害 情 報 等 の 報 告 収 集 伝 達 第 6 災 害 救 助 法 の 適 用 及 び 運 用 第 7 広 域 的 な 応 援 要 請 応 援 活 動 第 8 防 災 ヘリコプターの 派 遣 要 請 及 び 受 入 れ 第 9 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 第 10 他 機 関 に 対 する 応 援 要 請 第 11 技 術 者 技 能 者 及 び 労 務 者 の 確 保 第 12 ボランティアとの 連 携 第 13 物 資 の 備 蓄 及 び 資 機 材 調 達 供 給 第 14 帰 宅 困 難 者 対 策 第 15 交 通 確 保 輸 送 対 策 第 16 広 報 災 害 記 録 活 動 436

86 第 1 組 織 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 地 震 が 発 生 したときは ただちに 災 害 対 策 本 部 を 設 置 し 配 備 体 制 をとるとともに 遅 滞 なく 次 の 措 置 を 講 ずるものとする 1 活 動 組 織 の 整 備 確 立 方 針 地 震 又 は 津 波 による 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 に 当 該 災 害 の 発 生 を 防 御 し 又 は 拡 大 を 防 止 するために 必 要 な 処 置 は それぞれの 防 災 事 務 又 は 業 務 を 所 掌 する 防 災 関 係 機 関 が その 機 能 のすべてをあげて 対 処 するものであることに 鑑 み それぞれの 防 災 機 関 において 当 該 事 務 又 は 業 務 を 的 確 かつ 円 滑 に 実 施 するための 防 災 活 動 組 織 を 整 備 する 市 においては ここに 定 めるほか 個 別 具 体 的 な 事 項 は 中 津 市 災 害 対 策 本 部 条 例 ( 昭 和 37 年 中 津 市 条 例 第 37 号 ) 及 び 中 津 市 災 害 対 策 本 部 運 営 規 程 ( 昭 和 37 年 中 津 市 訓 令 第 5 号 ) 等 によ り 確 立 する 2 防 災 組 織 地 震 津 波 災 害 応 急 対 策 に 係 わる 防 災 組 織 は 以 下 のとおりとする 組 織 名 内 容 時 期 設 置 根 拠 備 考 防 災 会 議 基 本 方 針 並 びに 市 の 業 務 を 中 心 とした 市 域 内 の 公 共 的 団 体 その 他 関 係 機 関 の 業 務 を 包 括 する 総 合 的 な 地 域 防 災 計 画 の 作 成 及 びその 実 施 の 推 進 を 図 る 災 害 発 生 時 の 情 報 収 集 各 機 関 の 実 施 する 災 害 応 急 対 策 の 連 絡 調 整 非 常 災 害 時 における 応 急 措 置 に 関 する 計 画 の 作 成 及 び その 実 施 を 図 る 年 1 回 非 常 時 市 長 ( 会 長 ) 災 害 対 策 基 本 法 第 16 条 中 津 市 防 災 会 議 条 例 中 津 市 防 災 会 議 規 程 437

87 災 害 対 策 本 部 災 害 警 戒 本 部 災 害 応 急 対 策 を 強 力 に 推 進 する 災 害 予 防 及 び 災 害 応 急 対 策 上 の 重 要 な 基 本 方 針 を 協 議 する ( 避 難 勧 告 非 常 配 備 体 制 職 員 の 応 援 民 間 の 応 援 災 害 救 助 法 申 請 運 用 など) 災 害 予 防 災 害 応 急 対 策 災 害 対 策 本 部 の 設 置 等 を 協 議 する 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 5 強 以 上 を 観 測 し 発 表 し たとき 上 記 の 発 表 に か か わ ら ず 地 震 又 は 津 波 に よ り 被 害 が 予 想 さ れ る 場 合 等 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 5 弱 以 上 を 観 測 し 発 表 し たとき 市 長 ( 本 部 長 ) 総 務 部 長 災 害 対 策 基 本 法 第 23 条 中 津 市 災 害 対 策 本 部 条 例 中 津 市 災 害 対 策 本 部 運 営 規 程 中 津 市 地 域 防 災 計 画 災 害 準 備 体 制 情 報 の 収 集 連 絡 等 にあた り 必 要 に 応 じ 非 常 配 備 体 制 に 移 行 する 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 4 以 上 を 観 測 し 発 表 し た とき 総 務 部 長 中 津 市 地 域 防 災 計 画 3 初 動 体 制 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 あるいは 災 害 が 発 生 した 場 合 に 災 害 応 急 措 置 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 するため 非 常 配 備 体 制 をすみやかに 確 立 する 必 要 があり 平 常 勤 務 時 または 休 日 若 しくは 勤 務 時 間 外 における 職 員 の 動 員 に 関 する 伝 達 及 び 活 動 等 について 定 めるも のとする (1) 平 常 勤 務 時 の 伝 達 系 統 及 び 方 法 気 象 台 等 から 地 震 又 は 津 波 による 災 害 発 生 のおそれのある 気 象 情 報 を 収 受 した 場 合 あるい は 地 震 又 は 津 波 による 災 害 が 発 生 し ただちに 応 急 措 置 を 実 施 する 必 要 があると 認 められる 場 合 等 における 指 示 伝 達 系 統 及 び 方 法 並 びに 連 絡 責 任 者 を 具 体 的 に 定 めておくものとする 438

88 (2) 休 日 または 勤 務 時 間 外 における 伝 達 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 員 は 携 帯 電 話 等 により 地 震 又 は 津 波 関 する 情 報 又 は 通 報 を 受 けた 場 合 は 必 要 に 応 じて 関 係 課 長 に 連 絡 し 得 るよう 伝 達 系 統 方 法 について 定 めておくものとする (3) 職 員 の 非 常 登 庁 職 員 は 勤 務 時 間 外 または 休 日 等 において 登 庁 の 指 示 を 受 けたとき または 地 震 及 び 津 波 によ る 災 害 の 発 生 あるいは 災 害 発 生 のおそれがある 情 報 をテレビ ラジオ 携 帯 メール 等 により 知 ったときは ただちに 登 庁 するよう 定 めておくものとする 4 災 害 対 策 本 部 災 害 対 策 本 部 は 基 本 法 第 23 条 の 規 定 により 本 市 の 区 域 において 地 震 又 は 津 波 による 災 害 が 発 生 又 は 災 害 が 発 生 するおそれがある 場 合 において 災 害 応 急 対 策 を 強 力 に 推 進 するため 必 要 があると 認 めるとき 市 長 が 設 置 する 組 織 であり その 設 置 組 織 運 営 標 識 等 について 定 める ものとする なお 災 害 対 策 本 部 等 については 中 津 市 役 所 内 に 設 置 することとする ただし 中 津 市 役 所 が 被 災 した 場 合 や 災 害 対 応 を 行 う 上 で 別 の 場 所 が 効 果 的 である 場 合 は 中 津 市 役 所 以 外 に 対 策 本 部 を 設 置 し 災 害 対 応 を 行 うこととする (1) 災 害 対 策 本 部 の 設 置 廃 止 及 び 所 掌 事 務 ア 設 置 基 準 = 災 害 対 策 本 部 等 設 置 基 準 = 災 害 準 備 体 制 1. 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 4 以 上 を 観 測 し 発 表 したとき 2. 福 岡 管 区 気 象 台 が 津 波 予 報 区 の 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 津 波 注 意 報 を 発 表 したとき 3. 上 記 の 発 表 にかかわらず 地 震 又 は 津 波 により 相 当 規 模 の 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 必 要 があるとき 災 害 警 戒 本 部 1. 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 5 弱 以 上 を 観 測 し 発 表 したとき 2. 福 岡 管 区 気 象 台 が 津 波 予 報 区 の 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 津 波 警 報 ( 津 波 ) を 発 表 したとき 3. 上 記 の 発 表 にかかわらず 地 震 又 は 津 波 により 相 当 規 模 の 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 特 に 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 必 要 があるとき 災 害 対 策 本 部 1. 福 岡 管 区 気 象 台 が 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 5 強 以 上 を 観 測 し 発 表 したとき 2. 福 岡 管 区 気 象 台 が 津 波 予 報 区 の 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 津 波 警 報 ( 大 津 波 ) を 発 表 したとき 3. 上 記 の 発 表 にかかわらず 地 震 又 は 津 波 により 大 規 模 の 被 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがあり 特 に 災 害 応 急 対 策 を 実 施 する 必 要 があるとき イ 廃 止 = 災 害 対 策 本 部 等 廃 止 基 準 = 439

89 災 害 準 備 体 制 1. 注 意 報 等 が 解 除 され 準 備 体 制 を 継 続 する 必 要 がないと 認 めるとき 2. 災 害 警 戒 本 部 又 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されたとき 3. 被 害 状 況 等 により 準 備 体 制 を 継 続 する 必 要 がないと 認 めるとき 災 害 警 戒 本 部 1. 警 報 等 が 解 除 され 警 戒 体 制 を 継 続 する 必 要 がないと 認 めるとき 2. 災 害 対 策 本 部 又 は 災 害 準 備 体 制 が 設 置 されたとき 3. 被 害 状 況 等 により 警 戒 体 制 を 継 続 する 必 要 がないと 認 めるとき 災 害 対 策 本 部 1. 被 害 状 況 等 により 本 部 による 災 害 対 応 を 継 続 する 必 要 がないと 災 害 対 策 本 部 長 が 認 めるとき ウ 設 置 及 び 廃 止 の 通 知 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したとき 市 長 は ただちにその 旨 を 次 の 表 の 区 分 により 通 知 する 通 知 先 通 知 の 方 法 市 職 員 一 般 住 民 県 報 道 機 関 防 災 関 係 機 関 口 頭 庁 内 放 送 加 入 電 話 携 帯 メール ファクシミリ 報 道 機 関 MCA 無 線 FM 告 知 放 送 ホームページ 等 を 通 じて 公 表 防 災 無 線 加 入 電 話 ファクシミリ 文 書 加 入 電 話 加 入 電 話 その 他 迅 速 な 方 法 なお 廃 止 した 場 合 の 通 知 は 設 置 したときに 準 じて 行 う (2) 災 害 対 策 本 部 の 組 織 及 び 運 営 災 害 対 策 本 部 の 組 織 運 営 の 方 法 非 常 配 備 体 制 勤 務 時 間 外 等 における 職 員 の 動 員 方 法 等 については 市 の 各 行 政 組 織 における 平 常 時 の 事 務 及 び 業 務 を 基 準 とし 地 震 又 は 津 波 による 災 害 に 即 応 できるよう 定 めるものとする さらに 災 害 対 策 本 部 のもとに 防 災 活 動 の 基 本 方 針 を 協 議 決 定 する 本 部 員 会 議 を 設 置 し 迅 速 かつ 的 確 な 災 害 応 急 諸 対 策 の 実 施 を 期 するとと もに 班 を 設 け 市 本 部 との 緊 密 な 連 携 を 図 り それぞれの 区 域 内 における 災 害 の 実 態 に 即 応 した 応 急 対 策 の 実 施 がなされるよう 考 慮 するものとする 災 害 対 策 本 部 の 組 織 及 び 運 営 は 基 本 法 及 び 中 津 市 災 害 対 策 本 部 条 例 ( 昭 和 37 年 条 例 第 37 号 ) 並 びに 同 運 営 規 程 に 定 めるところにより 次 のとおりとする ア 本 部 長 及 び 副 本 部 長 (a) 本 部 長 は 基 本 法 第 23 条 の 規 定 により 市 長 をもってあて 副 本 部 長 は 副 市 長 をも ってあてる (b) 本 部 長 は 本 部 の 事 務 を 統 括 し 本 部 の 職 員 を 指 揮 監 督 するとともに 応 急 対 策 実 施 上 の 重 要 事 項 について 決 定 する (c) 副 本 部 長 は 本 部 長 を 補 佐 し 本 部 長 に 事 故 あるときは 本 部 長 の 職 務 を 代 理 する イ 本 部 員 本 部 員 は 災 害 対 策 本 部 長 の 命 を 受 け 本 部 長 及 び 副 本 部 長 とともに 本 部 会 議 を 構 成 し 災 害 予 防 及 び 災 害 応 急 対 策 実 施 上 の 重 要 な 事 項 について 協 議 する なお 本 部 員 に 事 故 があ るときは あらかじめ 本 部 員 が 指 名 する 者 が 本 部 員 の 職 務 を 代 理 する 440

90 ウ 本 部 会 議 (a) 本 部 長 は 災 害 対 策 本 部 の 事 務 を 総 合 的 かつ 有 機 的 に 推 進 するため 本 部 会 議 を 置 く (b) 本 部 会 議 は 本 部 長 副 本 部 長 及 び 本 部 員 によって 構 成 し 本 部 長 が 議 長 を 務 める (c) 本 部 会 議 は 地 震 又 は 津 波 による 災 害 予 防 及 び 災 害 応 急 対 策 実 施 上 の 重 要 な 事 項 につ いて 協 議 し その 基 本 方 針 を 決 定 する なお 本 部 会 議 が 協 議 決 定 すべき 事 項 は お おむね 次 の 通 りとする 1 非 常 配 備 体 制 に 関 すること 2 避 難 勧 告 又 は 指 示 に 関 すること 3 職 員 の 応 援 に 関 すること 4 自 衛 隊 の 派 遣 要 請 依 頼 及 び 派 遣 部 隊 の 受 入 れに 関 すること 5 他 の 地 方 公 共 団 体 等 に 対 する 応 援 要 請 及 び 応 援 職 員 の 受 入 れに 関 すること 6 民 間 団 体 等 の 受 入 れに 関 すること 7 緊 急 輸 送 道 路 の 指 定 に 関 すること 8 災 害 救 助 法 の 適 用 申 請 及 び 救 助 業 務 の 運 用 に 関 すること 9 激 甚 災 害 の 指 定 の 要 請 に 関 すること 10 応 急 対 策 に 要 する 予 算 及 び 資 金 に 関 すること 11 応 急 公 用 負 担 に 関 すること 12 義 援 金 品 の 募 集 及 び 配 分 に 関 すること 13 国 会 政 府 関 係 に 対 する 要 望 及 び 陳 情 等 に 関 すること 14 職 員 の 給 食 寝 具 等 の 厚 生 に 関 すること 15 その 他 各 本 部 員 から 特 に 申 し 出 のあった 事 項 (d) 本 部 会 議 は 本 部 長 が 必 要 に 応 じて 招 集 する (e) 招 集 の 通 知 は 庁 内 放 送 又 は 加 入 電 話 等 により 総 務 対 策 班 が 行 う (f) 構 成 本 部 長 副 本 部 長 本 部 員 教 育 長 上 下 水 道 部 長 総 務 部 長 生 活 保 健 部 長 福 祉 部 長 市 長 副 市 長 商 工 観 光 部 長 農 林 水 産 部 長 建 設 部 長 各 支 所 長 消 防 長 市 民 病 院 事 務 部 次 長 議 会 事 務 局 長 防 災 危 機 管 理 課 長 エ 班 (a) 本 部 に 班 を 置 く (b) 班 長 は 部 長 の 命 を 受 けて 班 の 事 務 を 掌 理 し 所 属 職 員 を 指 揮 監 督 する (c) 班 員 は 上 司 の 命 を 受 けて 自 班 の 所 掌 事 務 を 処 理 する オ 地 区 本 部 (a) 支 所 に 地 区 本 部 を 置 く (b) 地 区 本 部 長 は 支 所 長 をもってあてる 441

91 (c) 地 区 本 部 に 班 を 置 く (d) 班 長 は 地 区 本 部 長 の 命 を 受 けて 班 の 事 務 を 掌 理 し 所 属 職 員 を 指 揮 監 督 する (e) 班 員 は 上 司 の 命 を 受 けて 自 班 の 所 掌 事 務 を 処 理 する (f) 本 部 が 設 置 された 場 合 の 動 員 系 統 及 び 方 法 カ 本 部 が 設 置 された 場 合 の 動 員 系 統 及 び 方 法 中 津 市 災 害 対 策 本 部 運 営 規 程 別 表 第 一 による キ 配 置 の 方 法 (a) 職 員 の 配 置 は 本 部 長 の 指 令 により 各 部 長 が 行 う (b) 各 部 長 は 配 備 の 規 模 により 動 員 の 人 員 及 びその 方 法 並 びに 時 間 外 における 連 絡 方 法 をあらかじめ 定 めておき 所 属 職 員 に 周 知 徹 底 する (c) 本 部 長 は 職 員 の 非 常 招 集 が 急 を 要 する 場 合 又 は 多 数 職 員 の 配 備 を 要 するときは 広 報 車 電 話 その 他 の 方 法 により 連 絡 をする (d) 各 部 長 は 職 員 を 配 備 したときは その 状 況 を 本 部 長 に 報 告 する ク 応 援 のための 動 員 災 害 対 策 活 動 を 行 うにあたり 各 班 の 職 員 で 不 足 する 場 合 は 当 該 班 長 は 各 部 長 を 通 じ 本 部 長 に 対 して 応 援 要 請 書 ( 様 式 第 2 号 )により 応 援 のため 動 員 を 求 めるものとする この 場 合 は 余 剰 班 員 及 びその 他 の 職 員 に 応 援 を 命 ずるものとする ケ 動 員 要 領 (a) 総 務 対 策 部 長 及 び 地 区 本 部 長 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されると 同 時 に 本 部 長 の 指 示 を 受 け 配 備 の 規 模 その 他 必 要 な 事 項 を 各 部 長 を 通 じ 各 班 長 に 連 絡 をする (b) 各 班 長 は 災 害 対 策 本 部 が 設 置 されると 同 時 に 本 部 連 絡 員 を 本 部 に 派 遣 し 緊 密 な 連 絡 体 制 を 保 持 するものとする (c) 配 備 要 員 および 本 部 員 は 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 されるとき 又 は 災 害 が 発 生 したときは その 所 在 を 明 らかにし 所 属 班 長 との 連 絡 保 持 につとめ 動 員 に 応 ずる 体 制 を 整 えるものとする コ 消 防 団 員 に 対 する 伝 達 及 び 出 動 ( 消 防 本 部 ) 消 防 長 は 本 部 長 から 消 防 団 の 出 動 要 請 があったときは 次 の 系 統 図 に 従 い もっとも 迅 速 な 方 法 により 伝 達 するものとする 本 部 長 出 動 要 請 消 防 長 連 絡 消 防 団 長 連 絡 方 面 団 長 連 絡 分 団 長 連 絡 消 防 団 員 (3) 本 部 職 員 の 腕 章 等 ア 本 部 職 員 のうち 災 害 応 急 対 策 の 実 施 にあたる 者 は 指 定 された 腕 章 を 着 用 する イ 本 部 で 災 害 応 急 対 策 の 実 施 のために 使 用 する 自 動 車 には 指 定 された 標 旗 を 付 する 442

92 ウ 標 識 災 害 対 策 本 部 の 設 置 を 示 すため 災 害 対 策 本 部 標 識 板 を 庁 舎 玄 関 に 掲 げるものとする 5 指 定 地 方 行 政 機 関 などの 活 動 体 制 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 は 地 震 又 は 津 波 による 災 害 が 発 生 した 場 合 防 災 業 務 計 画 に 基 づき その 所 掌 事 項 に 係 る 応 急 対 策 をすみやかに 実 施 するとともに 市 の 応 急 対 策 が 円 滑 に 行 われるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする 6 災 害 対 策 本 部 設 置 以 前 の 体 制 (1) 災 害 準 備 体 制 災 害 準 備 体 制 は 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 4 以 上 の 地 震 を 観 測 し 気 象 庁 が 発 表 したと き 又 は 気 象 庁 が 津 波 予 報 区 の 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 津 波 注 意 報 を 発 表 した 場 合 等 小 規 模 の 災 害 が 予 想 される 場 合 に 少 数 の 人 員 を 配 備 して 情 報 の 収 集 連 絡 等 に 当 たり 必 要 に 応 じて 地 域 防 災 計 画 に 定 める 非 常 配 備 体 制 に 移 行 し 得 る 体 制 をいう ア 設 置 (a) 勤 務 時 間 中 総 務 部 長 は 支 所 長 産 業 振 興 部 長 建 設 部 長 と 協 議 し 指 令 する また 総 務 部 長 は 災 害 注 意 体 制 を 指 令 したときは 遅 滞 なく 上 司 に 報 告 するとともに 関 係 部 長 に 通 知 するものとする (b) 勤 務 時 間 外 防 災 危 機 管 理 課 員 は 気 象 業 務 法 に 基 づく 通 報 を 受 けた 場 合 は 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 長 に 連 絡 する 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 長 は 総 務 部 長 に 連 絡 の 上 関 係 課 長 に 連 絡 する イ 廃 止 気 象 業 務 法 に 基 づく 注 意 報 が 解 除 されたとき 及 び 情 報 収 集 及 び 連 絡 活 動 を 行 う 必 要 がない と 認 めた 場 合 総 務 部 長 は 災 害 注 意 体 制 の 指 令 を 解 除 する ウ 体 制 (a) 災 害 準 備 体 制 責 任 者 は 担 当 課 長 とする ただし やむを 得 ず 自 らが 配 備 できない 場 合 は 配 備 職 員 の 中 から 担 当 課 長 が 指 名 するものとする (b) 災 害 準 備 体 制 責 任 者 は 配 備 人 員 を 決 定 し 当 該 人 員 数 をすみやかに 総 務 部 長 ( 防 災 危 機 管 理 課 )に 報 告 しなければならない 配 備 人 員 に 変 更 があった 場 合 も 同 様 とする (c) 災 害 準 備 体 制 責 任 者 は 収 集 した 情 報 を 記 録 し 逐 次 防 災 危 機 管 理 課 に 報 告 しなけれ ばならない (2) 災 害 警 戒 本 部 災 害 警 戒 本 部 は 災 害 準 備 体 制 では 対 応 できない 場 合 あるいは 本 市 域 内 及 び 近 傍 の 地 域 で 震 度 5 弱 以 上 の 地 震 を 観 測 し 気 象 庁 が 発 表 したとき 又 は 気 象 庁 が 津 波 予 報 区 の 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 津 波 警 報 を 発 表 した 等 相 当 な 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 設 置 する 組 織 である ア 設 置 総 務 部 長 は 災 害 準 備 体 制 では 対 応 できないと 判 断 したときは 支 所 長 農 林 水 産 部 長 443

93 建 設 部 長 と 協 議 し 災 害 警 戒 本 部 を 設 置 する イ 廃 止 災 害 が 発 生 するおそれが 解 消 したと 認 めた 場 合 又 は 情 報 収 集 及 び 連 絡 活 動 を 行 う 必 要 がな いと 認 めた 場 合 は 災 害 警 戒 本 部 を 廃 止 する ウ 設 置 及 び 廃 止 の 通 知 災 害 警 戒 本 部 を 設 置 したときは ただちにその 旨 を 次 の 表 の 区 分 により 通 知 する 通 知 先 市 職 員 一 般 住 民 県 報 道 機 関 防 災 関 係 機 関 通 知 の 方 法 口 頭 庁 内 放 送 加 入 電 話 携 帯 メール ファクシミリ 報 道 機 関 MCA 無 線 FM 告 知 放 送 ホームページ 等 を 通 じて 公 表 防 災 行 政 無 線 加 入 電 話 ファクシミリ 文 書 加 入 電 話 加 入 電 話 その 他 迅 速 な 方 法 (3) 災 害 警 戒 本 部 の 組 織 及 び 運 営 ア 災 害 警 戒 本 部 長 は 総 務 部 長 をもってあてる イ 災 害 警 戒 本 部 の 場 所 は 特 別 の 指 示 のない 限 り 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 とする ウ 災 害 警 戒 本 部 長 は 随 時 災 害 状 況 等 を 市 長 等 に 報 告 する エ 運 営 等 については 災 害 対 策 本 部 に 準 じる (4) 災 害 対 策 会 議 ア 副 市 長 は 総 務 部 長 の 要 請 により 災 害 予 防 災 害 応 急 対 策 災 害 対 策 本 部 の 設 置 等 につ いて 協 議 するため 災 害 対 策 会 議 を 置 く イ 災 害 対 策 会 議 は 副 市 長 教 育 長 上 下 水 道 部 長 総 務 部 長 生 活 保 健 部 長 福 祉 部 長 商 工 観 光 部 長 農 林 水 産 部 長 建 設 部 長 各 支 所 長 消 防 長 市 民 病 院 事 務 部 次 長 議 会 事 務 局 長 防 災 危 機 管 理 課 長 によって 構 成 し 副 市 長 が 議 長 をつとめる ウ 副 市 長 は 課 長 その 他 必 要 と 認 める 職 員 を 出 席 させることができる エ 災 害 対 策 会 議 の 庶 務 は 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 が 担 当 する 444

94 第 2 動 員 配 備 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 職 員 は 大 地 震 が 発 生 したことを 知 ったときは ただちに 登 庁 し 配 備 につくものとする なお 交 通 網 が 遮 断 され 登 庁 できない 職 員 は 開 設 された 避 難 所 において 施 設 管 理 者 の 下 で 救 護 活 動 を 行 う 1 非 常 配 備 体 制 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 され 又 は 災 害 が 発 生 した 場 合 は 災 害 予 防 対 策 及 び 災 害 応 急 対 策 を 強 力 に 推 進 するため 職 員 の 非 常 配 備 体 制 をとることができるものとする 非 常 配 備 体 制 の 要 員 は 別 に 定 めるものとする ただし 災 害 の 状 況 により 臨 機 応 変 の 措 置 を とることができるものとする 2 職 員 の 動 員 (1) 動 員 の 対 象 各 部 の 非 常 配 備 動 員 計 画 において あらかじめ 定 めた 者 とする (2) 動 員 の 方 法 本 章 第 2 節 第 1 組 織 3 初 動 体 制 に 定 める 伝 達 方 法 及 び 職 員 の 登 庁 によるものと する (3) 動 員 対 象 から 除 外 する 職 員 ア 病 気 負 傷 等 により 応 急 対 策 活 動 に 従 事 することが 無 理 な 者 は 動 員 対 象 から 除 外 する イ その 他 やむを 得 ない 事 情 により 所 属 長 が 除 外 を 相 当 と 認 めた 者 (4) 職 員 参 集 状 況 の 記 録 報 告 ア 各 部 の 長 は 職 員 の 参 集 状 況 を 記 録 し その 累 計 を 内 線 電 話 その 他 可 能 な 方 法 によって 本 部 長 に 報 告 する 報 告 の 時 期 については 本 部 長 が 指 示 する イ 報 告 の 指 示 連 絡 窓 口 は 総 務 部 対 策 班 とする なお 災 害 対 策 本 部 設 置 の 場 合 は 総 務 部 長 は 職 員 の 参 集 状 況 を 取 りまとめ 本 部 会 議 に 提 出 し 本 部 長 に 報 告 する (5) 参 集 時 の 留 意 事 項 ア 参 集 途 上 の 措 置 参 集 途 上 において 浸 水 人 身 事 故 等 に 遭 遇 した 場 合 は 消 防 本 部 又 は 警 察 署 等 に 通 報 連 絡 するとともに 適 切 な 処 置 をとる イ 交 通 規 制 による 検 問 への 対 応 参 集 途 上 において 交 通 規 制 による 検 問 に 際 した 場 合 には 自 己 の 身 分 勤 務 場 所 通 行 の 目 的 等 を 告 げ 通 行 許 可 を 求 める ウ 被 害 状 況 等 の 報 告 参 集 途 上 において 知 り 得 た 被 害 状 況 その 他 の 災 害 情 報 は 参 集 後 ただちに 参 集 場 所 の 班 長 に 報 告 する (6) 各 部 の 非 常 配 備 動 員 計 画 ア 計 画 の 作 成 及 び 職 員 への 周 知 445

95 各 部 長 は 所 管 の 部 の 非 常 配 備 動 員 計 画 を 作 成 し 平 常 時 から 職 員 に 周 知 徹 底 を 図 るよう 努 めなければならない また 人 事 異 動 等 により 計 画 の 内 容 に 変 更 が 生 じた 場 合 には その 都 度 すみやかに 修 正 するとともに 関 係 職 員 に 対 してその 旨 の 周 知 を 図 るものとする イ 報 告 各 部 長 は 所 管 の 部 の 非 常 配 備 動 員 計 画 の 作 成 又 は 見 直 しを 行 った 場 合 総 務 部 に 報 告 しなければならない (7) 職 員 の 応 援 災 害 応 急 対 策 を 総 合 的 に 実 施 するため 本 部 長 は 災 害 時 の 状 況 及 び 応 急 措 置 の 推 移 により 各 部 の 業 務 の 実 態 に 応 じて 人 的 余 裕 のある 各 部 の 所 属 する 職 員 を 応 援 を 必 要 とする 他 の 部 に 応 援 させるものとし 災 害 応 急 対 策 を 総 合 的 に 実 施 するものとする 3 活 動 体 制 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 あるいは 災 害 の 発 生 した 場 合 等 の 非 常 配 備 体 制 下 における 一 般 的 な 活 動 の 要 点 を 定 め 災 害 応 急 対 策 が 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 されるよう 努 める ものとする 446

96 第 3 通 信 連 絡 手 段 の 確 保 ( 総 務 部 情 報 管 理 課 ) 地 震 又 は 津 波 による 災 害 に 対 し 迅 速 かつ 効 果 的 な 応 急 対 策 活 動 を 実 施 するため 市 の 保 有 する 通 信 連 絡 手 段 を 最 大 限 に 活 用 し 早 期 に 市 内 の 被 害 状 況 等 の 各 種 の 情 報 を 収 集 伝 達 するとともに 住 民 の 心 理 的 動 揺 によるパニック 等 の 混 乱 を 防 止 するため 報 道 機 関 に 協 力 を 求 め 積 極 的 な 広 報 活 動 を 展 開 する 災 害 時 における 各 機 関 相 互 の 通 信 連 絡 は 迅 速 かつ 的 確 に 行 う 必 要 があるので 通 信 の 窓 口 及 び 連 絡 系 統 を 明 確 にするとともに 非 常 の 際 の 通 信 連 絡 の 確 保 を 図 る 方 法 等 について 定 めておくもの とする 1 通 信 連 絡 手 段 一 覧 各 種 情 報 の 迅 速 かつ 的 確 な 収 集 及 び 伝 達 を 図 るため 現 有 の 通 信 連 絡 手 段 を 分 類 整 理 し それ ぞれの 手 段 について その 確 保 及 び 活 用 方 法 を 定 める (1) 有 線 電 話 加 入 電 話 FM 告 知 放 送 (2) 無 線 電 話 防 災 行 政 用 無 線 MCA 無 線 消 防 無 線 携 帯 電 話 衛 星 携 帯 電 話 (3) 公 共 放 送 (テレビ ラジオ)の 利 用 (4) 非 常 通 信 の 利 用 (5) 情 報 連 絡 員 (6) その 他 インターネット( 市 ホームページ ツイッター 等 のSNS) SNS:ソーシャル ネットワーク サービス(インターネット 上 の 交 流 を 通 して 社 会 的 ネットワークを 構 築 するサービス) 2 有 線 電 話 途 絶 時 の 連 絡 有 線 電 話 が 途 絶 した 場 合 の 通 信 連 絡 は 防 災 行 政 用 無 線 電 話 又 は 消 防 無 線 電 話 を 活 用 するもの とする 無 線 設 備 及 び 無 線 電 話 機 は 常 に 良 好 な 通 話 状 態 を 保 つとともに 付 属 の 非 常 電 源 設 備 につい ても その 作 動 状 態 を 確 認 し 機 能 維 持 に 努 めるものとする 3 公 共 放 送 (テレビ ラジオ)の 優 先 利 用 本 部 長 は 住 民 事 業 所 市 職 員 及 びその 他 関 係 機 関 に 対 し 災 害 に 関 する 通 知 要 請 指 示 伝 達 警 告 及 び 広 報 等 を 伝 達 するに 際 し 緊 急 を 要 する 場 合 又 は 広 域 的 に 行 う 必 要 がある 場 合 等 447

97 特 別 の 必 要 があるときにおいては 災 害 時 における 放 送 要 請 に 関 する 協 定 に 基 づき 県 知 事 を 通 じて 日 本 放 送 協 会 大 分 放 送 局 及 び 民 間 放 送 機 関 に 対 し 伝 達 すべき 情 報 の 放 送 を 依 頼 する 4 連 絡 員 の 派 遣 有 線 電 話 が 途 絶 し 無 線 電 話 のない 場 合 又 は 無 線 電 話 が 混 乱 して 使 用 できない 場 合 は 適 宜 連 絡 員 を 派 遣 し 情 報 の 空 白 状 態 をなくすよう 努 める 5 その 他 防 災 関 係 機 関 に 対 する 非 常 無 線 通 話 の 依 頼 災 害 の 状 況 により 有 線 通 信 が 途 絶 した 場 合 若 しくは 市 有 の 無 線 電 話 が 使 用 不 能 となり 他 に 有 効 な 手 段 がないときは 県 警 察 本 部 ( 署 ) 陸 上 自 衛 隊 九 州 電 力 無 線 アマチュア 無 線 等 最 寄 りの 無 線 局 に 非 常 無 線 通 信 を 依 頼 し 通 信 することができる 非 常 無 線 通 信 は 無 制 限 無 秩 序 に 運 用 すれば 事 態 を 混 乱 させるおそれがあるので 利 用 上 の 基 本 条 件 である 次 の 事 項 を 認 識 してお くことを 必 要 とする (1) 非 常 無 線 通 信 の 依 頼 を 受 けた 無 線 局 は これを 疎 通 させる 義 務 を 有 するが 災 害 時 におい ては 無 線 局 の 疎 通 能 力 も 相 当 低 下 するうえ 当 該 通 信 系 本 来 の 通 信 がふくそうするため 依 頼 を 受 けた 非 常 通 信 を 取 り 扱 う 余 裕 がない 場 合 もある (2) 非 常 無 線 通 信 を 依 頼 する 者 は 公 衆 電 気 通 信 施 設 (NTT 西 日 本 管 理 のもの)が 利 用 でき ない 条 件 を 確 認 しなければならないが 非 常 通 信 を 実 施 すべきか 否 かの 判 断 は 原 則 として 依 頼 を 受 けた 当 該 無 線 局 の 免 許 人 がなすべきものである (3) 非 常 無 線 通 信 は 本 来 無 料 として 取 り 扱 われるが これが 公 衆 電 気 通 信 施 設 により 電 送 さ れるときは 公 衆 電 報 となり 特 別 の 場 合 を 除 き 有 料 として 取 り 扱 われる (4) 電 送 する 電 文 は 発 着 信 者 名 を 明 確 にし 1 通 の 通 信 文 の 長 さは 200 字 以 内 とするが 急 迫 の 場 合 以 外 は 原 則 として 電 報 形 式 とする 6 通 信 施 設 の 応 急 復 旧 (1) 応 急 措 置 有 線 通 信 及 び 無 線 通 信 施 設 を 有 する 班 は 発 災 後 すみやかに 通 信 施 設 の 機 能 を 点 検 し 障 害 の 生 じた 施 設 については NTT 西 日 本 等 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 並 びに 協 力 を 得 て 応 急 復 旧 措 置 を 講 ずるものとする (2) 要 員 及 び 資 器 材 の 確 保 応 急 措 置 の 実 施 に 必 要 な 要 員 及 び 資 器 材 については 関 係 班 において 体 制 を 整 備 しておく ものとし 場 合 によっては 市 内 関 係 業 者 に 協 力 を 求 め 資 器 材 の 調 達 を 行 うものとする 448

98 第 4 気 象 庁 が 発 表 する 地 震 津 波 情 報 の 収 集 及 び 関 係 機 関 への 伝 達 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 大 地 震 災 害 応 急 対 策 の 中 で 最 も 重 要 なことは 情 報 の 収 集 伝 達 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 する ことである そのため 国 県 防 災 関 係 機 関 との 連 携 の 強 化 による 情 報 の 一 元 化 を 図 ることを 基 本 とし 各 種 情 報 を 防 災 会 議 及 び 災 害 対 策 本 部 に 集 め これを 分 析 して 活 動 方 針 を 確 立 することとする (1) 地 震 津 波 等 の 予 警 報 の 通 報 伝 達 ア 地 震 等 に 関 する 情 報 国 土 交 通 省 国 土 地 理 院 は 地 震 の 将 来 の 推 移 見 通 しなど 地 震 予 知 を 内 容 とする 情 報 を 発 表 し 気 象 庁 ( 大 分 地 方 気 象 台 )は 原 則 として 地 震 観 測 の 成 果 など 主 に 地 震 活 動 の 事 実 に ついての 情 報 を 発 表 する 地 震 情 報 は 震 源 震 度 に 関 する 情 報 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 が 発 表 される イ 津 波 予 報 又 は 警 報 は 福 岡 管 区 気 象 台 が 気 象 業 務 法 の 規 定 に 基 づき 発 表 する 地 震 発 生 後 気 象 庁 ( 各 津 波 予 報 官 署 ( 福 岡 管 区 気 象 台 ))から 発 表 される 津 波 予 報 は 津 波 警 報 及 び 津 波 注 意 報 がある 本 市 は 津 波 予 報 区 の 区 域 区 分 では 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 に 属 する (2) 特 別 警 報 について 津 波 地 震 については 従 来 からの 警 報 のうち 危 険 度 が 非 常 に 高 いレベルのものを 特 別 警 報 に 位 置 づけている 具 体 的 には 津 波 については 大 津 波 警 報 地 震 については 緊 急 地 震 速 報 ( 震 度 6 弱 以 上 を 予 想 したもの)を 特 別 警 報 に 位 置 づけている これらの 特 別 警 報 は 名 称 に 特 別 警 報 は 用 いず 従 来 どおりの 名 称 で 発 表 される 例 え ば 大 津 波 警 報 が 発 表 された 時 は それが 津 波 に 関 する 特 別 警 報 が 発 表 されたということとな る 特 別 警 報 が 発 表 された 場 合 は 住 民 への 周 知 義 務 が 生 じることから 情 報 伝 達 手 段 を 使 用 し 充 分 な 周 知 を 行 うこととする 449

99 (2) 地 震 及 び 津 波 予 報 又 は 警 報 の 系 統 方 法 基 準 通 報 系 統 図 気 象 庁 報 道 関 係 機 関 予 警 報 報 道 テレビ ラジオ 福 岡 管 区 気 象 台 大 分 地 方 気 象 台 専 用 電 話 大 分 県 防 災 対 策 室 県 警 本 部 中 防 災 行 政 無 線 津 警 察 署 防 災 行 政 無 線 防 災 行 政 無 線 地 方 振 興 局 専 用 電 話 又 は 加 入 電 話 中 津 市 消 防 本 部 防 災 行 政 無 線 中 津 市 加 入 電 話 各 関 係 機 関 市 民 NTT 西 日 本 大 分 支 店 その 他 の 関 係 機 関 勤 務 時 間 中 は 防 災 危 機 管 理 課 勤 務 時 間 外 は 警 備 員 室 災 害 対 策 本 部 設 置 時 は 本 部 室 2 基 本 方 針 ( 地 震 ) そのため 国 県 市 及 び 防 災 関 係 機 関 との 連 携 の 強 化 による 情 報 の 一 元 化 を 図 ることを 基 本 とし 各 種 情 報 を 防 災 会 議 及 び 災 害 対 策 本 部 に 集 め これを 分 析 して 活 動 方 針 を 確 立 するこ ととする 具 体 的 な 情 報 の 収 集 対 応 方 針 は 次 のとおりである 450

100 地 震 発 生 後 気 象 庁 から 発 表 される 震 度 速 報 については 各 防 災 関 係 機 関 において 直 接 テレ ビ ラジオ 等 を 通 じて 入 手 するものとする また 地 震 情 報 については 気 象 庁 が 発 表 する 情 報 を 防 災 情 報 提 供 システム( 専 用 線 ) 又 は(イ ンターネット 回 線 )により 入 手 し これらの 伝 達 ルートを 持 たない 職 員 等 は 直 接 テレビ ラ ジオ インターネット 等 を 通 じて 入 手 するものとする 揺 れの 大 きさは 地 盤 条 件 等 市 内 の 各 場 所 での 感 じ 方 と 観 測 地 点 の 情 報 と 異 なることもある ので 市 民 の 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とする 体 制 を 整 えるため 揺 れの 大 小 に 関 わらずた だちに 気 象 庁 からの 情 報 伝 達 及 びテレビ ラジオ 等 からの 情 報 に 留 意 する 451

101 (1) 地 震 津 波 に 関 する 情 報 の 概 要 気 象 庁 は 全 国 の 地 震 活 動 を24 時 間 監 視 しており 日 本 およびその 周 辺 で 地 震 が 発 生 すると 各 地 の 地 震 計 のデータを 直 ちに 解 析 し 震 源 と 地 震 の 規 模 (マグニチュード)を 決 め 防 災 関 係 機 関 が 速 やかに 必 要 な 初 動 対 応 をとることができるように 地 震 や 津 波 に 関 する 情 報 を 発 表 する また 地 震 による 強 い 揺 れのおそれがあると 推 定 した 場 合 揺 れが 伝 わる 前 に 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 )を 発 表 する 1 情 報 発 表 の 流 れ 地 震 発 生 発 表 する 情 報 の 種 類 数 秒 1.5 分 3 分 緊 急 地 震 速 報 震 度 速 報 津 波 警 報 津 波 注 意 報 津 波 情 報 津 波 到 達 予 想 時 刻 予 想 される 津 波 の 高 さに 関 する 情 報 各 地 の 満 潮 時 刻 津 波 到 達 予 想 時 刻 に 関 する 情 報 地 震 情 報 ( 震 源 に 関 する 情 報 ) 震 度 5 弱 以 上 を 推 定 したとき 震 度 3 以 上 を 観 測 したとき 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 されるとき 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 されるとき 震 度 3 以 上 を 観 測 し 震 源 が 陸 地 であるか 又 は 海 底 であっても 津 波 による 災 害 の 心 配 がない 場 合 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 5 分 地 震 情 報 ( 震 源 震 度 に 関 する 情 報 ) 津 波 情 報 ( 津 波 観 測 に 関 する 情 報 ) 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 津 波 情 報 ( 津 波 に 関 するその 他 の 情 報 ) 地 震 情 報 ( 地 震 の 活 動 状 況 に 関 する 情 報 ) 震 度 3 以 上 を 観 測 したとき 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 津 波 を 観 測 したとき 震 度 1 以 上 を 観 測 したとき 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 海 面 変 動 が 予 想 される 津 波 予 報 区 とその 継 続 時 間 を 津 波 予 報 で 発 表 報 道 発 表 資 料 の 内 容 452

102 2 用 語 解 説 情 報 の 種 類 解 説 震 源 に 近 い 観 測 点 で 捉 えた 地 震 波 を 解 析 し その 地 震 により 震 度 5 弱 以 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 ) 上 が 推 定 された 場 合 その 地 域 及 び 震 度 4が 推 定 された 地 域 を 強 い 揺 れが 到 達 する 前 に 発 表 なお 地 震 の 震 源 が 近 い 時 は 情 報 が 間 に 合 わない 場 合 もある 震 度 3 以 上 の 大 きい 揺 れを 伴 う 地 震 の 発 生 を 知 らせる 情 報 震 度 3 以 上 震 度 速 報 を 観 測 した 地 域 名 ( 九 州 山 口 県 は36 地 域 に 分 割 )とその 震 度 を 発 表 この 情 報 は 防 災 の 初 動 対 応 をとるための 情 報 で 地 震 発 生 後 約 1.5 分 で 発 表 する テレビ ラジオ 等 でも 速 報 される 津 波 により 災 害 が 発 生 するおそれがある 地 域 ( 九 州 山 口 県 では16に 区 分 した 津 波 予 報 区 )に 対 し 予 想 される 津 波 の 高 さに 応 じて 大 津 波 津 波 の 津 波 警 報 又 は 津 波 注 意 報 を 発 表 津 波 警 報 津 波 注 意 報 日 本 近 海 で 発 生 する 津 波 については 地 震 発 生 後 約 3 分 ( 一 部 の 地 震 については 最 速 2 分 以 内 )を 目 標 に 発 表 日 本 近 海 で 発 生 し 緊 急 地 震 速 報 の 技 術 によって 精 度 の 良 い 震 源 位 置 やマグニチュードが 迅 速 に 求 められる 地 震 津 波 警 報 津 波 注 意 報 に 引 き 続 き 地 震 発 生 後 5 分 程 度 を 目 標 に 各 津 波 津 波 到 達 予 想 時 刻 予 報 区 の 津 波 の 到 達 予 想 時 刻 (10 分 単 位 ( 遠 地 地 震 については30 分 単 予 想 される 津 波 の 位 ))や 予 想 される 津 波 の 高 さ(8 段 階 メートル 単 位 ) 地 震 の 震 源 要 津 高 さに 関 する 情 報 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 を 発 表 波 情 報 地 震 情 報 各 地 の 満 潮 時 刻 津 波 到 達 予 想 時 刻 に 関 する 情 報 津 波 観 測 に 関 する 情 報 津 波 に 関 するその 他 の 情 報 震 源 に 関 する 情 報 震 源 震 度 に 関 する 情 報 津 波 警 報 津 波 注 意 報 を 発 表 している 津 波 予 報 区 にある 津 波 観 測 点 の 満 潮 時 刻 (1 分 単 位 )と 津 波 到 達 予 想 時 刻 (10 分 単 位 遠 地 地 震 について は30 分 単 位 ) 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 を 発 表 津 波 観 測 点 における 津 波 の 観 測 状 況 ( 各 津 波 観 測 点 における 第 一 波 の 到 達 時 刻 初 動 方 向 および 振 幅 並 びに 最 大 の 高 さとその 出 現 時 刻 )を 適 宜 と りまとめて 発 表 津 波 による 被 害 の 心 配 はないが 若 干 の 海 面 変 動 が 予 想 される 場 合 に 津 波 予 報 区 とその 継 続 時 間 を 津 波 予 報 として 発 表 震 度 速 報 が 発 表 された 後 津 波 による 被 害 の 心 配 のないことが 速 やかに 判 明 したとき 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 及 び 津 波 の 心 配 なし 又 は 若 干 の 海 面 変 動 があるかもしれないが 被 害 の 心 配 なし を 付 加 して 地 震 発 生 から2~5 分 程 度 で 発 表 この 情 報 は 大 きな 揺 れ( 震 度 3 以 上 )があるが 津 波 による 被 害 の 心 配 はない 時 に 防 災 関 係 機 関 の 防 災 対 応 ( 即 時 対 応 )に 資 するために 提 供 するもの 津 波 警 報 津 波 注 意 報 を 発 表 したときには この 情 報 は 発 表 し ない 最 大 震 度 3 以 上 が 観 測 されたときに 発 表 する 情 報 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 震 度 3 以 上 が 観 測 された 地 域 名 と 大 きな 揺 れが 観 測 された 市 町 村 名 を 地 震 発 生 から5~10 分 程 度 で 発 表 震 度 5 弱 以 上 になった 可 能 性 がある 市 町 村 の 震 度 データが 得 られていないとき その 事 実 も 含 めて 発 表 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 した 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 最 大 震 度 1 以 上 が 観 測 されたときに 発 表 する 情 報 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 観 測 点 ごとの 震 度 からなる 情 報 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 震 度 5 弱 以 上 になった 可 能 性 がある 震 度 観 測 点 の 震 度 データが 得 られて いないとき その 事 実 も 含 めて 発 表 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 した 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 地 震 回 数 に 関 する 情 報 地 震 が 多 発 した 場 合 震 度 1 以 上 を 観 測 した 地 震 回 数 を 発 表 地 震 の 活 動 状 況 に 関 する 情 報 気 象 庁 が 報 道 発 表 を 行 ったとき その 内 容 を 発 表 453

103 緊 急 地 震 速 報 のしくみ 緊 急 地 震 速 報 は 最 大 震 度 5 弱 以 上 と 推 定 した 地 震 の 際 に 強 い 揺 れ( 震 度 4 以 上 )の 地 域 名 を 揺 れが 来 る 前 に 発 表 するもの 緊 急 地 震 速 報 は 震 源 近 くで 地 震 (P 波 初 期 微 動 )をキャッチし 位 置 規 模 想 定 され る 揺 れの 強 さを 自 動 計 算 し 地 震 による 強 い 揺 れ(S 波 主 要 動 )が 始 まる 数 秒 ~ 数 十 秒 前 に 素 早 く 知 らせるもの ただし 震 源 に 近 い 地 域 では 緊 急 地 震 速 報 が 強 い 揺 れに 間 に 合 わないことがある また ごく 短 時 間 のデータだけを 使 った 速 報 であることから 予 測 された 震 度 に 誤 差 を 伴 うこと がある 454

104 (2) 気 象 庁 震 度 階 級 関 連 解 説 表 1 人 の 体 感 行 動 屋 内 の 状 況 屋 外 の 状 況 震 度 階 級 弱 5 強 6 弱 6 強 7 人 の 体 感 行 動 屋 内 の 状 況 屋 外 の 状 況 人 は 揺 れを 感 じないが 地 震 計 には 記 録 される 屋 内 で 静 かにしている 人 の 中 には 揺 れをわずかに 感 じる 人 がいる 屋 内 で 静 かにしている 人 の 大 半 が 揺 れを 感 じる 眠 ってい る 人 の 中 には 目 を 覚 ます 人 も いる 屋 内 にいる 人 のほとんどが 揺 れを 感 じる 歩 いている 人 の 中 には 揺 れを 感 じる 人 もいる 眠 っている 人 の 大 半 が 目 を 覚 ます ほとんどの 人 が 驚 く 歩 いてい る 人 のほとんどが 揺 れを 感 じる 眠 っている 人 のほとん どが 目 を 覚 ます 大 半 の 人 が 恐 怖 を 覚 え 物 に つかまりたいと 感 じる 大 半 の 人 が 物 につかまらない と 歩 くことが 難 しいなど 行 動 に 支 障 を 感 じる - - 電 灯 などのつり 下 げ 物 が わず かに 揺 れる 棚 にある 食 器 類 が 音 を 立 てる ことがある 電 灯 などのつり 下 げ 物 は 大 き く 揺 れ 棚 にある 食 器 類 は 音 を 立 てる 座 りの 悪 い 置 物 が 倒 れることがある 電 灯 などのつり 下 げ 物 は 激 し く 揺 れ 棚 にある 食 器 類 書 棚 の 本 が 落 ちることがある 座 り の 悪 い 置 物 の 大 半 が 倒 れる 固 定 していない 家 具 が 移 動 する ことがあり 不 安 定 なものは 倒 れることがある 棚 にある 食 器 類 や 書 棚 の 本 で 落 ちるものが 多 くなる テレ ビ が 台 か ら 落 ち る こ と が あ る 固 定 していない 家 具 が 倒 れることがある 立 っていることが 困 難 になる 固 定 していない 家 具 の 大 半 が 移 動 し 倒 れるものもある ド アが 開 かなくなることがある 立 っていることができず はわ ないと 動 くことができない 揺 れにほんろうされ 動 くこと もできず 飛 ばされることも ある 固 定 していない 家 具 のほとん どが 移 動 し 倒 れるものが 多 くなる 固 定 していない 家 具 のほとん どが 移 動 したり 倒 れたりし 飛 ぶこともある 電 線 が 少 し 揺 れる 電 線 が 大 きく 揺 れる 自 動 車 を 運 転 していて 揺 れに 気 付 く 人 がいる まれに 窓 ガラスが 割 れて 落 ち ることがある 電 柱 が 揺 れる のがわかる 道 路 に 被 害 が 生 じることがある 窓 ガラスが 割 れて 落 ちること がある 補 強 されていないブロ ック 塀 が 崩 れることがある 据 付 けが 不 十 分 な 自 動 販 売 機 が 倒 れることがある 自 動 車 の 運 転 が 困 難 となり 停 止 する 車 も ある 壁 のタイルや 窓 ガラスが 破 損 落 下 することがある 壁 のタイルや 窓 ガラスが 破 損 落 下 する 建 物 が 多 くなる 補 強 されていないブロック 塀 のほ とんどが 崩 れる 壁 のタイルや 窓 ガラスが 破 損 落 下 する 建 物 がさらに 多 くな る 補 強 されているブロック 塀 も 破 損 するものがある 455

105 2 木 造 建 物 ( 住 宅 )の 状 況 震 度 階 級 耐 震 性 が 高 い 木 造 建 物 ( 住 宅 ) 耐 震 性 が 低 い 壁 などに 軽 微 なひび 割 れ 亀 裂 がみられることが ある 5 弱 - 壁 などにひび 割 れ 亀 裂 がみられることがある 5 強 - 6 弱 壁 などに 軽 微 なひび 割 れ 亀 裂 がみられる ことがある 壁 などにひび 割 れ 亀 裂 が 多 くなる 壁 などに 大 きなひび 割 れ 亀 裂 が 入 ることがある 瓦 が 落 下 したり 建 物 が 傾 いたりすることがある 倒 れるものもある 6 強 壁 などにひび 割 れ 亀 裂 がみられることが ある 壁 などに 大 きなひび 割 れ 亀 裂 が 入 るものが 多 く なる 傾 くものや 倒 れるものが 多 くなる 壁 などのひび 割 れ 亀 裂 が 多 くなる まれに 傾 くことがある 傾 くものや 倒 れるものがさらに 多 くなる 7 注 1 木 造 建 物 ( 住 宅 )の 耐 震 性 により2つに 区 分 けした 耐 震 性 は 建 築 年 代 の 新 しいものほど 高 い 傾 向 があり 概 ね 昭 和 56 年 (1981 年 ) 以 前 は 耐 震 性 が 低 く 昭 和 57 年 (1982 年 ) 以 降 には 耐 震 性 が 高 い 傾 向 がある しかし 構 法 の 違 いや 壁 の 配 置 などにより 耐 震 性 に 幅 があるた め 必 ずしも 建 築 年 代 が 古 いというだけで 耐 震 性 の 高 低 が 決 まるものではない 既 存 建 築 物 の 耐 震 性 は 耐 震 診 断 により 把 握 することができる 注 2 この 表 における 木 造 の 壁 のひび 割 れ 亀 裂 損 壊 は 土 壁 ( 割 り 竹 下 地 ) モルタル 仕 上 壁 (ラス 金 網 下 地 を 含 む)を 想 定 している 下 地 の 弱 い 壁 は 建 物 の 変 形 が 少 ない 状 況 でも モルタル 等 が 剥 離 し 落 下 しやすくなる 注 3 木 造 建 物 の 被 害 は 地 震 の 際 の 地 震 動 の 周 期 や 継 続 時 間 によって 異 なる 平 成 20 年 (2008 年 ) 岩 手 宮 城 内 陸 地 震 のように 震 度 に 比 べ 建 物 被 害 が 少 ない 事 例 もある 456

106 3 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 の 状 況 震 度 階 級 耐 震 性 が 高 い 5 強 - 6 弱 6 強 7 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に ひび 割 れ 亀 裂 が 入 ることがある 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に ひび 割 れ 亀 裂 が 多 くなる 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に ひび 割 れ 亀 裂 がさらに 多 くなる 1 階 あるいは 中 間 階 が 変 形 し まれに 傾 くものがある 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 耐 震 性 が 低 い 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に ひび 割 れ 亀 裂 が 入 ることがある 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に ひび 割 れ 亀 裂 が 多 くなる 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に 斜 めや X 状 のひび 割 れ 亀 裂 がみられることがある 1 階 あるいは 中 間 階 の 柱 が 崩 れ 倒 れるものが ある 壁 梁 (はり) 柱 などの 部 材 に 斜 めや X 状 のひび 割 れ 亀 裂 が 多 くなる 1 階 あるいは 中 間 階 の 柱 が 崩 れ 倒 れるものが 多 くなる 注 1 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 では 建 築 年 代 の 新 しいものほど 耐 震 性 が 高 い 傾 向 があり 概 ね 昭 和 56 年 (1981 年 ) 以 前 は 耐 震 性 が 低 く 昭 和 57 年 (1982 年 ) 以 降 は 耐 震 性 が 高 い 傾 向 があ る しかし 構 造 形 式 や 平 面 的 立 面 的 な 耐 震 壁 の 配 置 により 耐 震 性 に 幅 があるため 必 ずしも 建 築 年 代 が 古 いというだけで 耐 震 性 の 高 低 が 決 まるものではない 既 存 建 築 物 の 耐 震 性 は 耐 震 診 断 により 把 握 することができる 注 2 鉄 筋 コンクリート 造 建 物 は 建 物 の 主 体 構 造 に 影 響 を 受 けていない 場 合 でも 軽 微 なひび 割 れがみられることがある 4 地 盤 斜 面 等 の 状 況 震 度 階 級 5 弱 5 強 地 盤 の 状 況 亀 裂 や 液 状 化 が 生 じることがある 斜 面 等 の 状 況 落 石 やがけ 崩 れが 発 生 することがある 6 弱 地 割 れが 生 じることがある がけ 崩 れや 地 すべりが 発 生 することがある 6 強 7 大 きな 地 割 れが 生 じることがある がけ 崩 れが 多 発 し 大 規 模 な 地 すべりや 山 体 の 崩 壊 が 発 生 することがある 注 1 亀 裂 は 地 割 れと 同 じ 現 象 であるが ここでは 規 模 の 小 さい 地 割 れを 亀 裂 として 表 記 してい る 注 2 地 下 水 位 が 高 い ゆるい 砂 地 盤 では 液 状 化 が 発 生 することがある 液 状 化 が 進 行 すると 地 面 からの 泥 水 の 噴 出 や 地 盤 沈 下 が 起 こり 堤 防 や 岸 壁 が 壊 れる 下 水 管 やマンホールが 浮 き 上 がる 建 物 の 土 台 が 傾 いたり 壊 れたりするなどの 被 害 が 発 生 することがある 注 3 大 規 模 な 地 すべりや 山 体 の 崩 壊 等 が 発 生 した 場 合 地 形 等 によっては 天 然 ダムが 形 成 される ことがある また 大 量 の 崩 壊 土 砂 が 土 石 流 化 することもある 457

107 5 ライフライン インフラ 等 への 影 響 ガス 供 給 の 停 止 断 水 停 電 の 発 生 鉄 道 の 停 止 高 速 道 路 の 規 制 等 電 話 等 通 信 の 障 害 エレベーターの 停 止 安 全 装 置 のあるガスメーター(マイコンメーター)では 震 度 5 弱 程 度 以 上 の 揺 れで 遮 断 装 置 が 作 動 し ガスの 供 給 を 停 止 する さらに 揺 れが 強 い 場 合 には 安 全 のため 地 域 ブロック 単 位 でガス 供 給 が 止 まることがある 震 度 5 弱 程 度 以 上 の 揺 れがあった 地 域 では 断 水 停 電 が 発 生 することが ある 震 度 4 程 度 以 上 の 揺 れがあった 場 合 には 鉄 道 高 速 道 路 などで 安 全 確 認 のため 運 転 見 合 わせ 速 度 規 制 通 行 規 制 が 各 事 業 者 の 判 断 によって 行 われる ( 安 全 確 認 のための 基 準 は 事 業 者 や 地 域 によって 異 なる ) 地 震 災 害 の 発 生 時 揺 れの 強 い 地 域 やその 周 辺 の 地 域 において 電 話 イ ンターネット 等 による 安 否 確 認 見 舞 い 問 合 せが 増 加 し 電 話 等 がつなが りにくい 状 況 (ふくそう)が 起 こることがある そのための 対 策 として 震 度 6 弱 程 度 以 上 の 揺 れがあった 地 震 などの 災 害 の 発 生 時 に 通 信 事 業 者 により 災 害 用 伝 言 ダイヤルや 災 害 用 伝 言 板 などの 提 供 が 行 われる 地 震 管 制 装 置 付 きのエレベーターは 震 度 5 弱 程 度 以 上 の 揺 れがあった 場 合 安 全 のため 自 動 停 止 する 運 転 再 開 には 安 全 確 認 などのため 時 間 が かかることがある 震 度 6 強 程 度 以 上 の 揺 れとなる 地 震 があった 場 合 には 広 い 地 域 で ガス 水 道 電 気 の 供 給 が 停 止 することがある 6 大 規 模 構 造 物 への 影 響 長 周 期 地 震 動 による 超 高 層 ビルは 固 有 周 期 が 長 いため 固 有 周 期 が 短 い 一 般 の 鉄 筋 コンクリー 超 高 層 ビルの 揺 れ ト 造 建 物 に 比 べて 地 震 時 に 作 用 する 力 が 相 対 的 に 小 さくなる 性 質 を 持 ってい る しかし 長 周 期 地 震 動 に 対 しては ゆっくりとした 揺 れが 長 く 続 き 揺 れが 大 きい 場 合 には 固 定 の 弱 いOA 機 器 などが 大 きく 移 動 し 人 も 固 定 し ているものにつかまらないと 同 じ 場 所 にいられない 状 況 となる 可 能 性 があ る 石 油 タンクのスロッ 長 周 期 地 震 動 により 石 油 タンクのスロッシング(タンク 内 溶 液 の 液 面 が 大 シング きく 揺 れる 現 象 )が 発 生 し 石 油 がタンクから 溢 れ 出 たり 火 災 などが 発 生 したりすることがある 大 規 模 空 間 を 有 する 体 育 館 屋 内 プールなど 大 規 模 空 間 を 有 する 施 設 では 建 物 の 柱 壁 など 施 設 の 天 井 等 の 破 構 造 自 体 に 大 きな 被 害 を 生 じない 程 度 の 地 震 動 でも 天 井 等 が 大 きく 揺 れた 損 脱 落 りして 破 損 脱 落 することがある 規 模 の 大 きな 地 震 が 発 生 した 場 合 長 周 期 の 地 震 波 が 発 生 し 震 源 から 離 れた 遠 方 まで 到 達 し て 平 野 部 では 地 盤 の 固 有 周 期 に 応 じて 長 周 期 の 地 震 波 が 増 幅 され 継 続 時 間 も 長 くなることが ある 458

108 3 大 分 地 方 気 象 台 の 措 置 ( 地 震 ) 大 分 地 方 気 象 台 は 気 象 庁 発 表 の 地 震 情 報 を 関 係 機 関 に 伝 達 する 気 象 庁 福 岡 航 空 測 候 所 大 分 空 港 出 張 所 NTT 西 日 本 ( 警 報 のみ) 福 岡 管 区 気 象 台 九 州 旅 客 鉄 道 運 行 管 理 部 大 分 支 社 大 分 県 勤 務 時 間 中 は 防 災 危 機 管 理 課 勤 務 時 間 外 は 日 宿 直 室 災 対 本 部 設 置 時 は 総 合 調 整 室 大 分 地 方 気 象 台 NHK 大 分 放 送 局 大 分 海 上 保 安 部 ( 警 備 救 難 課 ) 大 分 県 警 察 本 部 ( 警 備 第 二 課 又 は 通 信 司 令 室 ) 九 州 地 方 整 備 局 大 分 河 川 国 道 事 務 所 ( 調 査 第 一 課 ) 九 州 地 方 整 備 局 大 分 川 ダム 工 事 事 務 所 陸 上 自 衛 隊 別 府 駐 屯 地 第 41 普 通 科 連 隊 九 州 電 力 ( 株 ) 大 分 電 力 センター 総 合 制 御 所 インターネット 等 ( 防 災 関 係 機 関 等 ) ( 注 ) 法 定 機 関 準 ずる 機 関 459

109 4 県 ( 警 察 本 部 を 除 く)の 措 置 ( 地 震 ) 県 は 大 分 地 方 気 象 台 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 合 本 部 が 設 置 されて いないときは 生 活 環 境 部 防 災 対 策 室 が 本 部 が 設 置 されているときは 総 合 調 整 室 がその 情 報 を 関 係 先 に 伝 達 する 大 分 地 方 気 象 台 各 部 局 各 課 防 災 対 策 室 ( 総 合 調 整 室 ) ( 庁 内 放 送 ) ( 庁 内 電 話 ) 県 水 防 本 部 ( 河 川 課 ) ( 庁 内 電 話 ) 企 業 局 事 業 所 ( 防 災 行 政 無 線 ) 振 興 局 ( 口 頭 電 話 ) 関 係 地 方 機 関 市 町 村 県 水 防 支 部 ( 土 木 事 務 所 ) 消 防 本 部 5 警 察 本 部 の 措 置 ( 地 震 ) 警 察 本 部 は 大 分 地 方 気 象 台 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 合 通 信 司 令 室 がその 情 報 を 関 係 先 に 伝 達 する 大 分 地 方 気 象 台 大 分 県 警 察 本 部 ( 通 信 指 令 室 ) ( 無 線 ) ( 有 線 ) 警 察 署 ( 無 線 ) ( 有 線 ) 交 番 駐 在 所 ( 加 入 電 話 特 使 ) 市 町 村 等 関 係 機 関 ( 注 ) 市 町 村 への 通 報 は 勤 務 時 間 内 及 び 県 が 災 害 対 策 本 部 を 設 置 したときは4による 460

110 6 大 分 海 上 保 安 部 の 措 置 ( 地 震 ) 大 分 海 上 保 安 部 は 大 分 地 方 気 象 台 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 合 その 情 報 を 関 係 先 に 伝 達 する 大 分 地 方 気 象 台 佐 伯 海 上 保 安 署 巡 視 船 艇 等 海 事 関 係 者 大 分 海 上 保 安 部 ( 専 用 電 話 ) 津 久 見 分 室 巡 視 船 艇 等 海 事 関 係 者 ( 無 線 ) 巡 視 船 艇 等 ( 無 線 ) 一 般 船 舶 漁 船 等 ( 加 入 電 話 ) 海 事 関 係 者 ( 拡 声 器 ) 7 市 の 措 置 ( 地 震 ) 市 は 関 係 機 関 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 合 その 情 報 を 関 係 機 関 及 び 住 民 に 伝 達 する < 例 示 > 広 報 担 当 課 市 ( 防 災 危 機 管 理 課 ) 各 課 支 所 消 防 機 関 公 共 的 団 体 事 務 所 等 自 治 会 町 内 会 事 務 所 等 一 般 住 民 各 種 防 災 関 係 機 関 ( 注 ) 具 体 的 な 連 絡 先 手 段 は 地 域 防 災 計 画 に 定 めるところによる tyuui 8 NHK 大 分 放 送 局 大 分 放 送 テレビ 大 分 大 分 朝 日 放 送 エフエム 大 分 (テレビ ラジオ 局 )の 措 置 ( 地 震 ) テレビ ラジオ 局 は 大 分 地 方 気 象 台 等 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 合 その 情 報 を 迅 速 に 放 送 する また 大 分 県 との 間 に 締 結 している 災 害 時 における 放 送 要 請 に 関 する 協 定 に 基 づき 緊 急 放 送 を 行 う 9 その 他 の 防 災 関 係 機 関 の 措 置 ( 地 震 ) その 他 の 防 災 関 係 機 関 は 大 分 地 方 気 象 台 等 から 地 震 情 報 等 を 入 手 し 防 災 上 必 要 と 認 める 場 461

111 合 その 情 報 を 当 該 機 関 の 関 係 出 先 機 関 現 場 事 業 所 等 へ 伝 達 する 10 基 本 方 針 ( 津 波 ) 地 震 発 生 後 に 気 象 庁 から 発 表 される 津 波 警 報 津 波 注 意 報 津 波 情 報 及 び 津 波 予 報 については 防 災 情 報 提 供 システムによるほか 携 帯 メール テレビ ラジオ 等 を 通 じて 入 手 することが 可 能 である これらは 地 震 による 揺 れが 小 さい 場 合 にも 発 表 されることがあるので 初 期 の 段 階 か ら 防 災 関 係 機 関 が 一 丸 となって 被 害 を 最 小 限 とする 体 制 を 整 えるため 各 防 災 関 係 機 関 は 揺 れ の 大 小 に 関 わらず 直 ちにテレビ ラジオ 等 からの 情 報 に 留 意 する 11 津 波 警 報 津 波 注 意 報 の 発 表 基 準 及 び 種 類 等 (1) 発 表 基 準 地 震 発 生 後 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 及 び 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 において 津 波 による 災 害 が 予 想 される 場 合 に 津 波 警 報 ( 大 津 波 津 波 ) 又 は 津 波 注 意 報 が 発 表 される 津 波 予 報 区 九 州 山 口 県 については16の 津 波 予 報 区 に 分 けられ 大 分 県 の 沿 岸 は 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 及 び 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 分 けられている 津 波 予 報 区 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 区 域 大 分 県 ( 関 崎 東 端 以 南 を 除 く) 大 分 県 ( 関 崎 東 端 以 南 に 限 る) 大 分 県 沿 岸 市 町 村 名 中 津 市 宇 佐 市 豊 後 高 田 市 姫 島 村 国 東 市 杵 築 市 日 出 町 別 府 市 大 分 市 大 分 市 臼 杵 市 津 久 見 市 佐 伯 市 462

112 津 波 予 報 区 分 図 463

113 (2) 情 報 発 表 の 流 れ 地 震 発 生 発 表 する 情 報 の 種 類 数 秒 2 分 緊 急 地 震 速 報 震 度 速 報 震 度 5 弱 以 上 を 推 定 したとき 震 度 3 以 上 を 観 測 したとき 3 分 津 波 警 報 津 波 注 意 報 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 されるとき 津 波 情 報 津 波 到 達 予 想 時 刻 予 想 される 津 波 の 高 さに 関 する 情 報 各 地 の 満 潮 時 刻 津 波 到 達 予 想 時 刻 に 関 する 情 報 地 震 情 報 ( 震 源 に 関 する 情 報 ) 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 されるとき 震 度 3 以 上 を 観 測 し 震 源 が 陸 地 であるか 又 は 海 底 であっても 津 波 による 災 害 の 心 配 がない 場 合 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 5 分 地 震 情 報 ( 震 源 震 度 に 関 する 情 報 ) 津 波 情 報 ( 津 波 観 測 に 関 する 情 報 ) 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 津 波 情 報 ( 津 波 に 関 するその 他 の 情 報 ) 震 度 3 以 上 を 観 測 したとき 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 津 波 を 観 測 したとき 震 度 1 以 上 を 観 測 したとき 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 し 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 海 面 変 動 が 予 想 される 津 波 予 報 区 とその 継 続 時 間 を 津 波 予 報 で 発 表 地 震 情 報 ( 地 震 の 活 動 状 況 に 関 する 情 報 ) 報 道 発 表 資 料 の 内 容 464

114 (3) 用 語 解 説 情 報 の 種 類 解 説 緊 急 地 震 速 報 ( 警 報 ) 震 度 速 報 津 波 警 報 津 波 注 意 報 津 波 到 達 予 想 時 刻 予 想 される 津 波 の 高 さに 関 する 情 報 津 波 各 地 の 満 潮 時 刻 津 波 到 達 予 想 時 刻 に 情 関 する 情 報 報 津 波 観 測 に 関 する 情 報 津 波 に 関 するその 他 の 情 報 地 震 震 源 に 関 する 情 報 情 報 震 源 に 近 い 観 測 点 で 捉 えた 地 震 波 を 解 析 し その 地 震 により 震 度 5 弱 以 上 が 推 定 された 場 合 その 地 域 及 び 震 度 4が 推 定 された 地 域 を 強 い 揺 れが 到 達 する 前 に 発 表 なお 地 震 の 震 源 が 近 い 時 は 情 報 が 間 に 合 わない 場 合 もある 震 度 3 以 上 の 大 きい 揺 れを 伴 う 地 震 の 発 生 を 知 らせる 情 報 震 度 3 以 上 を 観 測 した 地 域 名 ( 九 州 山 口 県 は36 地 域 に 分 割 )とその 震 度 を 知 らせ る この 情 報 は 防 災 の 初 動 対 応 をとるための 情 報 で 地 震 発 生 後 約 2 分 で 発 表 する テレビ ラジオ 等 でも 速 報 される 津 波 により 災 害 が 発 生 するおそれがある 地 域 ( 九 州 山 口 県 では16に 区 分 した 津 波 予 報 区 )に 対 し 予 想 される 津 波 の 高 さに 応 じて 大 津 波 津 波 の 津 波 警 報 又 は 津 波 注 意 報 を 発 表 日 本 近 海 で 発 生 する 津 波 については 地 震 発 生 後 約 3 分 ( 一 部 の 地 震 については 最 速 2 分 以 内 )を 目 標 に 発 表 日 本 近 海 で 発 生 し 緊 急 地 震 速 報 の 技 術 によって 精 度 の 良 い 震 源 位 置 やマグニチュードが 迅 速 に 求 められる 地 震 津 波 警 報 津 波 注 意 報 に 引 き 続 き 地 震 発 生 後 5 分 程 度 を 目 標 に 各 津 波 予 報 区 の 津 波 の 到 達 予 想 時 刻 (10 分 単 位 ( 遠 地 地 震 については30 分 単 位 ))や 予 想 される 津 波 の 高 さ(8 段 階 メートル 単 位 ) 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 を 発 表 津 波 警 報 津 波 注 意 報 を 発 表 している 津 波 予 報 区 にある 津 波 観 測 点 の 満 潮 時 刻 (1 分 単 位 )と 津 波 到 達 予 想 時 刻 (10 分 単 位 遠 地 地 震 について は30 分 単 位 ) 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 を 発 表 津 波 観 測 点 における 津 波 の 観 測 状 況 ( 各 津 波 観 測 点 における 第 一 波 の 到 達 時 刻 初 動 方 向 および 振 幅 並 びに 最 大 の 高 さとその 出 現 時 刻 )を 適 宜 と りまとめて 発 表 津 波 による 被 害 の 心 配 はないが 若 干 の 海 面 変 動 が 予 想 される 場 合 に 津 波 予 報 区 とその 継 続 時 間 を 津 波 予 報 として 発 表 震 度 速 報 が 発 表 された 後 津 波 による 被 害 の 心 配 のないことが 速 やかに 判 明 したとき 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 及 び 津 波 の 心 配 なし 又 は 若 干 の 海 面 変 動 があるかもしれないが 被 害 の 心 配 なし を 付 加 して 地 震 発 生 から2~5 分 程 度 で 発 表 この 情 報 は 大 きな 揺 れ( 震 度 3 以 上 )があるが 津 波 による 被 害 の 心 配 はない 時 に 防 災 関 係 機 関 の 防 災 対 応 ( 即 時 対 応 )に 資 するために 提 供 するもの 津 波 警 報 津 波 注 意 報 を 発 表 したときには この 情 報 は 発 表 し 465

115 ない 最 大 震 度 3 以 上 が 観 測 されたときに 発 表 する 情 報 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 震 源 震 度 に 関 する 震 度 3 以 上 が 観 測 された 地 域 名 と 大 きな 揺 れが 観 測 された 市 町 村 名 を 地 震 情 報 発 生 から5~10 分 程 度 で 発 表 震 度 5 弱 以 上 になった 可 能 性 がある 市 町 村 の 震 度 データが 得 られていないとき その 事 実 も 含 めて 発 表 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 した 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 最 大 震 度 1 以 上 が 観 測 されたときに 発 表 する 情 報 地 震 の 震 源 要 素 ( 発 生 時 刻 緯 度 経 度 深 さ 地 震 の 規 模 (マグニチュード)) 震 央 地 名 観 測 点 ごとの 震 度 からなる 情 報 各 地 の 震 度 に 関 する 情 報 震 度 5 弱 以 上 になった 可 能 性 がある 震 度 観 測 点 の 震 度 データが 得 られて いないとき その 事 実 も 含 めて 発 表 津 波 なし の 場 合 はその 旨 を 付 加 した 津 波 予 報 を 含 めて 発 表 地 震 回 数 に 関 する 情 報 地 震 が 多 発 した 場 合 震 度 1 以 上 を 観 測 した 地 震 回 数 を 発 表 地 震 の 活 動 状 況 に 関 する 気 象 庁 が 報 道 発 表 を 行 ったとき その 内 容 を 発 表 情 報 466

116 (4) 大 津 波 警 報 ( 特 別 警 報 ) 津 波 警 報 津 波 注 意 報 ア 大 津 波 警 報 ( 特 別 警 報 ) 津 波 警 報 津 波 注 意 報 の 発 表 等 気 象 庁 は 地 震 が 発 生 した 時 は 地 震 の 規 模 や 位 置 を 即 時 に 推 定 し これらをもとに 沿 岸 で 予 想 される 津 波 の 高 さを 求 め 津 波 による 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 には 地 震 が 発 生 し てから 約 3 分 を 目 標 に 大 津 波 警 報 ( 特 別 警 報 ) 津 波 警 報 または 津 波 注 意 報 ( 以 下 これらを 津 波 警 報 等 という)を 発 表 する 津 波 警 報 等 とともに 発 表 する 予 想 される 津 波 の 高 さは 通 常 は 数 値 で 発 表 する ただし 地 震 の 規 模 (マグニチュード)が8を 超 えるような 巨 大 地 震 は 地 震 の 規 模 を 数 分 内 に 精 度 よ く 推 定 することが 困 難 であることから 推 定 した 地 震 の 規 模 が 過 小 に 見 積 もられているおそ れがある 場 合 は 予 想 される 津 波 の 高 さを 定 性 的 表 現 で 発 表 する 予 想 される 津 波 の 高 さを 定 性 的 表 現 で 発 表 した 場 合 は 地 震 発 生 からおよそ 15 分 程 度 で 正 確 な 地 震 規 模 を 確 定 し その 地 震 規 模 から 予 想 される 津 波 の 高 さを 数 値 で 示 した 更 新 報 を 発 表 する 津 波 警 報 等 の 種 類 大 津 波 警 報 ( 特 別 警 報 ) 津 波 警 報 津 波 注 意 報 津 波 警 報 等 の 種 類 と 発 表 される 津 波 の 高 さ 等 発 表 基 準 予 想 される 津 波 の 高 さが 高 いと ころで3mを 超 える 場 合 予 想 される 津 波 の 高 さが 高 いと ころで1mを 超 え 3m 以 下 の 場 合 予 想 される 津 波 の 高 さが 高 いと ころで 0.2m 以 上 1m 以 下 の 場 合 であって 津 波 による 災 害 のおそれがある 場 合 津 波 の 高 さ 予 想 の 区 分 10m< 高 さ 5m< 高 さ 10m 3m< 高 さ 5m 発 表 される 津 波 の 高 さ 数 値 での 発 表 10m 超 10m 5m 定 性 的 表 現 での 発 表 巨 大 1m< 高 さ 3m 3m 高 い 0.2m 高 さ 1m 1m ( 表 記 な し) 津 波 警 報 等 を 見 聞 きした 場 合 にとるべき 行 動 陸 域 に 津 波 が 及 び 浸 水 するおそれがある ため 沿 岸 部 や 川 沿 い にいる 人 は ただちに 高 台 や 避 難 ビルなど 安 全 な 場 所 へ 避 難 す る 警 報 が 解 除 されるま で 安 全 な 場 所 から 離 れない 陸 域 では 避 難 の 必 要 はない 海 の 中 にいる 人 はただちに 海 から 上 がって 海 岸 から 離 れる 海 水 浴 や 磯 釣 り は 危 険 なので 行 わな い 注 意 報 が 解 除 される まで 海 に 入 ったり 海 岸 に 近 付 いたりしな い 注 ) 津 波 の 高 さ とは 津 波 によって 潮 位 が 高 くなった 時 点 における 潮 位 と その 時 点 に 津 波 が なかったとした 場 合 の 潮 位 との 差 であって 津 波 によって 潮 位 が 上 昇 した 高 さをいう イ 津 波 警 報 等 の 留 意 事 項 等 沿 岸 に 近 い 海 域 で 大 きな 地 震 が 発 生 した 場 合 津 波 警 報 等 の 発 表 が 津 波 の 襲 来 に 間 に 合 わ 467

117 ない 場 合 がある 津 波 警 報 等 は 最 新 の 地 震 津 波 データの 解 析 結 果 に 基 づき 内 容 を 更 新 する 場 合 がある 津 波 による 災 害 のおそれがなくなったと 認 められる 場 合 津 波 警 報 等 の 解 除 を 行 う この うち 津 波 の 観 測 状 況 等 により 津 波 がさらに 高 くなる 可 能 性 は 小 さいと 判 断 した 場 合 に は 津 波 の 高 さが 津 波 注 意 報 の 発 表 基 準 未 満 となる 前 に 海 面 変 動 が 継 続 することや 留 意 事 項 を 付 して 解 除 を 行 う 場 合 がある (5) 津 波 の 高 さと 予 想 される 被 害 の 関 係 津 波 の 高 さ(m) 津 波 の 形 態 緩 斜 面 岸 で 盛 り 上 がる 第 一 波 が 巻 き 波 砕 波 急 斜 面 速 い 潮 汐 沖 でも 水 の 壁 第 二 波 が 砕 波 急 斜 面 では 速 い 潮 汐 先 端 の 砕 波 が 増 える 木 造 家 屋 部 分 的 破 壊 全 面 破 壊 石 造 家 屋 持 ちこたえる 全 面 破 壊 鉄 筋 コンクリート 持 ちこたえる 全 面 破 壊 漁 船 被 害 発 生 被 害 率 50% 被 害 率 100% 防 潮 林 ( 幅 20m) 養 殖 いかだ 被 害 軽 減 漂 流 物 阻 止 津 波 軽 減 被 害 発 生 部 分 的 被 害 漂 流 物 阻 止 全 面 的 被 害 無 効 果 468

118 6 津波警報 注意報及び津波予報発表のタイミング 1 5分 469

119 470 ( 津 波 警 報 の み ) 福 岡 管 区 気 象 台 九 州 旅 客 鉄 道 大 分 支 社 九 州 旅 客 鉄 道 運 行 管 理 部 N H K 福 岡 放 送 局 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 九 州 管 区 警 察 局 大 分 海 上 保 安 部 大 分 県 警 察 本 部 大 分 地 方 気 象 台 大 分 県 防 災 対 策 室 大 分 河 川 国 道 事 務 所 九 州 電 力 ( 株 ) 大 分 電 力 セ ン タ ー 総 合 制 御 所 警 察 署 出 張 所 福 岡 航 空 測 候 所 大 分 空 港 出 張 所 県 水 防 本 部 ( 河 川 課 ) 県 振 興 局 消 防 本 部 市 町 村 NHK 大 分 放 送 局 大 分 県 警 察 本 部 大 分 海 上 保 安 部 NHK 大 分 放 送 局 ( 再 掲 載 ) 地 域 住 民 船 舶 等 大 分 市 臼 杵 市 津 久 見 市 別 府 市 日 出 町 中 津 市 豊 後 高 田 市 宇 佐 市 佐 伯 市 杵 築 市 国 東 市 姫 島 村 気 象 庁 東 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 又 は 西 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 佐 伯 海 上 保 安 署 津 久 見 分 室 N H K 大 分 放 送 局 交 番 駐 在 所 大 分 空 港 事 務 所 大 分 川 ダ ム 工 事 事 務 所 陸 上 自 衛 隊 別 府 駐 屯 地 第 4 1 普 通 科 連 隊 県 水 防 支 部 ( 土 木 事 務 所 ) 12 津 波 警 報 注 意 報 等 の 伝 達 系 統 及 び 各 機 関 の 措 置 (1) 津 波 警 報 注 意 報 の 伝 達 系 統 津 波 警 報 注 意 報 の 伝 達 系 統 は 図 に 示 すとおりであり 各 防 災 関 係 機 関 においては 迅 速 かつ 的 確 に 受 信 及 び 伝 達 を 行 うものとする

120 (2) 各 機 関 の 措 置 ア 福 岡 管 区 気 象 台 福 岡 管 区 気 象 台 は 津 波 予 報 区 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 及 び 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 に 係 る 津 波 を 発 表 解 除 した 場 合 は 次 の 各 防 災 関 係 機 関 に 直 ちに 通 知 する (ア) 西 日 本 電 信 電 話 株 式 会 社 (イ) 九 州 管 区 警 察 局 (ウ) 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 (エ)NHK 福 岡 放 送 局 (オ) 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 イ 大 分 地 方 気 象 台 大 分 地 方 気 象 台 は 気 象 庁 が 津 波 警 報 注 意 報 等 を 発 表 解 除 した 場 合 は 直 ちに 大 分 県 及 び 防 災 関 係 機 関 に 通 知 する ウ 大 分 県 ( 警 察 本 部 を 除 く )の 措 置 県 ( 防 災 危 機 管 理 課 又 は 災 害 対 策 本 部 )は 大 分 地 方 気 象 台 から 津 波 警 報 注 意 報 等 の 発 表 解 除 ( 以 下 津 波 に 関 する 情 報 という )の 通 知 を 受 けた 場 合 は 直 ちに 沿 岸 の 市 町 村 消 防 本 部 及 び 関 係 する 振 興 局 へ 通 知 する エ 大 分 県 警 察 本 部 の 措 置 大 分 県 警 察 本 部 は 大 分 地 方 気 象 台 又 は 九 州 管 区 警 察 局 から 津 波 に 関 する 情 報 の 通 知 を 受 け た 場 合 沿 岸 区 域 を 管 轄 する 警 察 署 へ また 警 察 署 はそれぞれの 定 めるルートにしたがって 駐 在 所 及 び 交 番 並 びに 沿 岸 市 町 村 へ 直 ちに 通 知 する オ 大 分 海 上 保 安 部 の 措 置 大 分 海 上 保 安 部 は 大 分 地 方 気 象 台 又 は 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 から 津 波 に 関 する 情 報 の 通 知 を 受 けた 場 合 佐 伯 海 上 保 安 署 津 久 見 分 室 へ 直 ちに 通 知 する 大 分 海 上 保 安 部 及 び 佐 伯 海 上 保 安 署 津 久 見 分 室 は 直 ちに 入 港 中 の 船 舶 及 び 海 事 関 係 者 等 に 周 知 する 13 海 面 状 態 の 監 視 等 (1) 海 面 状 態 の 監 視 市 は 津 波 警 報 注 意 報 等 が 発 表 された 場 合 又 は 震 度 4 以 上 の 揺 れを 感 じた 場 合 あるいは 弱 い 地 震 であっても 長 い 時 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じた 場 合 は 高 台 等 津 波 の 危 険 性 のない 場 所 において 直 ちに 潮 位 等 の 海 面 状 態 を 監 視 する (2) 異 常 現 象 を 発 見 した 者 の 措 置 等 海 面 の 異 常 現 象 を 発 見 した 者 は 市 長 警 察 官 海 上 保 安 官 のうち 通 報 に 最 も 便 利 な 者 に 速 やかに 通 報 するものとする この 場 合 において 市 長 が 通 報 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 知 事 及 び 大 分 地 方 気 象 台 に 通 報 する ものとする また 警 察 官 海 上 保 安 官 が 通 報 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 市 長 警 察 本 部 長 大 分 海 上 保 安 部 長 に 通 報 するものとし 通 報 を 受 けた 市 長 警 察 本 部 長 大 分 海 上 保 安 部 長 は 速 やかに 知 事 に 通 報 するものとする 知 事 は 速 やかに 大 分 地 方 気 象 台 に 通 報 し 地 震 津 波 に 関 する 情 報 伝 達 に 準 じた 伝 達 を 行 うよう 依 頼 するものとする 471

121 第 5 災 害 被 害 情 報 等 の 報 告 収 集 伝 達 ( 全 課 ) 地 震 津 波 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 における 災 害 に 関 する 情 報 ( 避 難 交 通 規 制 等 応 急 措 置 の 実 施 状 況 等 )( 以 下 災 害 情 報 という ) 及 び 被 害 に 関 する 情 報 は ここに 定 めるところにより 実 施 する 1 情 報 収 集 伝 達 責 任 体 制 地 震 津 波 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれがある 場 合 災 害 に 関 する 情 報 ( 避 難 交 通 規 制 等 応 急 措 置 の 実 施 状 況 等 )( 以 下 災 害 情 報 という ) 及 び 被 害 に 関 する 情 報 ( 以 下 被 害 情 報 という )は 市 町 村 が 当 該 区 域 内 に 所 在 する 防 災 関 係 機 関 等 に 協 力 を 求 めて 調 査 収 集 する (1) 気 象 台 防 災 関 係 機 関 自 衛 隊 テレビ ラジオ インターネットなどから 情 報 収 集 を 行 う 2 情 報 伝 達 措 置 災 害 情 報 被 害 情 報 については 迅 速 的 確 に 県 へ 伝 達 する 県 への 報 告 手 段 が 途 絶 した 場 合 には 国 ( 総 務 省 消 防 庁 )へ 伝 達 する 3 被 害 情 報 の 収 集 及 び 処 理 内 容 (1) 伝 達 報 告 方 法 災 害 対 策 本 部 が 設 置 された 場 合 又 は 災 害 の 状 況 及 びそれが 及 ぼす 社 会 的 影 響 等 からみて 特 に 必 要 があると 認 められる 場 合 は 被 害 規 模 を 早 期 に 把 握 するため 以 下 に 掲 げる 事 項 に 関 する 概 括 的 な 災 害 情 報 被 害 情 報 を 災 害 発 生 から 市 長 の 指 示 があるまでの 間 防 災 危 機 管 理 課 が 収 集 伝 達 するものとする これらの 情 報 は 市 長 が 市 民 への 呼 びかけ 及 び 周 知 を 行 う 上 で 不 可 欠 な 情 報 であるとともに 各 部 及 び 防 災 関 係 機 関 が 対 策 を 講 じるにあたって 共 有 すべき 情 報 であり 一 元 的 に 把 握 すべきものである 各 部 は 必 要 な 情 報 を 防 災 危 機 管 理 課 を 通 じて 収 集 す るものとする 人 的 被 害 住 家 被 害 火 災 がけ 崩 れ 等 に 関 する 情 報 避 難 者 数 避 難 所 の 場 所 等 に 関 する 情 報 の 収 集 医 療 機 関 の 被 災 状 況 稼 働 状 況 に 関 する 情 報 の 収 集 道 路 の 被 害 応 急 対 策 の 状 況 及 び 交 通 状 況 に 関 する 情 報 港 湾 漁 港 の 被 害 応 急 対 策 の 状 況 及 び 海 上 交 通 状 況 に 関 する 情 報 ヘリポート 鉄 道 の 被 害 及 び 応 急 対 策 の 状 況 に 関 する 情 報 電 気 上 下 水 道 電 話 の 被 害 及 び 応 急 対 策 の 状 況 に 関 する 情 報 なお 情 報 の 重 複 ふくそうを 可 能 な 限 り 抑 制 するため 以 下 の 点 に 留 意 する 情 報 源 ( 現 場 で 確 認 したものか 報 告 等 間 接 的 なものか) 現 場 の 位 置 発 信 する 情 報 を 入 手 した 時 刻 472

122 (2) 処 理 内 容 ア 地 域 名 イ 人 命 危 険 の 有 無 及 び 人 的 被 害 の 発 生 状 況 ウ 被 害 者 の 状 況 エ 住 民 の 動 向 オ 避 難 の 必 要 の 有 無 及 び 避 難 の 状 況 カ 火 災 の 発 生 状 況 及 び 延 焼 状 況 キ 道 路 交 通 障 害 の 発 生 状 況 ク ガス 水 道 の 災 害 状 況 ケ 建 物 の 倒 壊 状 況 コ 津 波 発 生 有 無 サ その 他 災 害 対 策 上 必 要 な 事 項 4 被 害 状 況 の 調 査 分 担 及 び 調 査 要 領 被 害 調 査 に 当 たっては 調 査 担 当 員 にあらかじめ 報 告 用 紙 等 を 配 付 しておくとともに 調 査 及 び 連 絡 方 法 について 事 前 に 協 議 し 統 一 しておくものとする 種 別 調 査 分 担 及 び 調 査 要 領 人 住 家 等 被 害 人 住 家 等 及 び 民 生 物 資 の 被 害 は 救 助 対 策 班 が 各 区 を 巡 回 し 自 治 委 員 民 生 委 員 等 の 協 力 を 得 て 調 査 する 衛 生 関 係 被 害 衛 生 関 係 被 害 は 衛 生 対 策 班 が 施 設 の 管 理 者 等 の 協 力 を 得 て 調 査 する 農 業 関 係 被 害 農 業 関 係 被 害 は 農 林 水 産 対 策 班 が 農 業 協 同 組 合 及 び 農 業 団 体 等 の 協 力 を 得 て 調 査 する 水 産 業 関 係 被 害 水 産 関 係 被 害 は 農 林 水 産 対 策 班 が 漁 業 協 同 組 合 等 の 協 力 を 得 て 調 査 する 林 業 関 係 被 害 林 業 関 係 被 害 は 農 林 水 産 対 策 班 が 森 林 組 合 等 の 協 力 を 得 て 調 査 する 商 工 鉱 業 関 係 被 害 商 工 鉱 業 関 係 被 害 は 経 済 対 策 班 が 商 工 会 議 所 等 の 協 力 を 得 て 調 査 す る 土 木 関 係 被 害 土 木 関 係 被 害 は 土 木 対 策 班 が 被 害 地 域 におもむき 調 査 する 教 育 関 係 施 設 被 害 教 育 関 係 施 設 被 害 は 文 教 対 策 班 が 学 校 長 及 び 施 設 の 管 理 者 の 協 力 を 得 て 調 査 する 私 立 学 校 施 設 電 気 通 信 電 力 施 設 ガス 施 設 危 険 物 施 設 鉄 道 施 そ の 他 の 被 害 設 及 び 私 有 財 産 の 被 害 については 総 務 対 策 班 が 施 設 の 管 理 者 の 協 力 を 得 て 調 査 する 5 被 害 情 報 の 収 集 及 び 報 告 の 方 法 (1) 被 害 情 報 の 収 集 及 び 報 告 内 容 は 災 害 発 生 後 の 時 間 的 経 過 に 比 例 し 徐 々に 変 容 し 段 階 に 質 的 量 的 正 確 性 が 増 大 するものと 想 定 される このため 被 害 情 報 の 収 集 及 び 報 告 は 災 害 473

123 発 生 後 の 時 間 的 経 過 に 応 じ 次 のように 行 うものとする 第 1 段 階 : 第 1 報 ( 被 害 の 概 要 ) 第 2 段 階 : 被 害 速 報 第 3 段 階 : 確 定 報 告 (2) 収 集 の 方 法 ア 第 1 報 ( 被 害 の 概 要 ) 災 害 発 生 後 おおむね 60~120 分 以 内 に 市 内 の 被 害 状 況 の 概 要 を 全 般 的 に 把 握 することを 目 的 として 迅 速 性 を 第 一 に 収 集 する (a) 収 集 する 事 項 各 対 策 部 は 災 害 発 生 直 後 においては あらかじめ 定 めた 被 害 情 報 の 収 集 担 当 にかかわ らず 現 に 知 りうる 範 囲 で 次 の 事 項 について 情 報 収 集 する 死 者 負 傷 者 等 の 人 的 被 害 の 発 生 状 況 主 要 道 路 橋 梁 の 被 害 状 況 建 物 の 倒 壊 状 況 電 気 ガス 水 道 の 状 況 住 民 の 動 向 火 災 の 発 生 及 び 延 焼 の 状 況 その 他 特 に 必 要 な 事 項 (b) 収 集 の 要 領 庁 舎 等 の 周 辺 の 状 況 を 確 認 する 参 集 職 員 より 参 集 途 上 の 状 況 を 聴 取 する ( 時 間 外 の 場 合 ) 警 察 署 等 の 防 災 関 係 機 関 と 情 報 交 換 する 住 民 からの 通 報 を 受 ける イ 被 害 速 報 第 1 報 ( 被 害 の 概 要 )の 後 確 定 報 告 までの 被 害 情 報 の 収 集 は あらかじめ 定 めた 分 担 に より 各 課 ( 各 対 策 班 )が 行 う 収 集 に 当 たっては 次 の 要 領 による (a) 現 地 調 査 を 行 い 各 地 域 の 自 治 委 員 及 び 消 防 団 員 等 の 協 力 を 得 て 正 確 な 数 量 的 把 握 に 努 める ウ 確 定 報 告 応 急 対 策 活 動 が 終 了 し 本 部 が 廃 止 された 場 合 復 旧 計 画 策 定 の 参 考 に 資 するため 被 害 状 況 を 最 終 的 に 把 握 取 りまとめ 確 定 報 告 を 本 部 長 ( 市 長 )に 提 出 する (3) 報 告 の 方 法 ア 報 告 窓 口 報 告 窓 口 は 総 務 対 策 班 とする イ 報 告 の 様 式 (a) 被 害 報 告 確 定 報 告 様 式 による (4) 総 務 対 策 班 は 前 記 の 報 告 を 取 りまとめ すみやかに 市 長 県 及 び 関 係 機 関 に 報 告 する 474

124 本 部 設 置 後 における 被 害 情 報 の 収 集 及 び 報 告 系 統 は 次 図 による 中 津 警 察 署 NTT 西 日 本 九 州 電 力 中 津 営 業 所 JR 九 州 旅 客 鉄 道 中 津 駅 県 災 害 対 策 本 部 電 話 防 災 無 線 ファクシミリ 市 災 害 対 策 本 部 総 務 対 策 班 本 部 会 議 その 他 の 関 係 機 関 住 民 事 業 所 等 * 有 線 電 話 途 絶 の 場 合 は 無 線 電 話 を 代 替 手 段 とする * は 住 民 等 からの 通 報 を 示 す (5) 被 害 写 真 の 撮 影 各 対 策 班 において 災 害 の 記 録 写 真 を 撮 影 する 被 害 状 況 の 写 真 は 記 録 保 存 のためにも 極 めて 重 要 であり 被 害 状 況 確 認 の 資 料 として 災 害 応 急 対 策 等 に 活 用 する また 必 要 に 応 じ 記 録 映 画 を 製 作 し 災 害 状 況 の 資 料 として 保 存 する 従 って 被 害 調 査 員 は 適 宜 被 害 箇 所 を 選 定 し 被 害 の 程 度 及 び 状 況 が 明 瞭 にわかるよう かつ 被 害 の 報 告 用 としても 十 分 役 立 つよう 撮 影 するものとする その 他 報 道 機 関 及 び 一 般 市 民 の 撮 影 分 についても 必 要 に 応 じて 提 供 を 依 頼 するものとする 6 災 害 情 報 等 の 調 査 集 計 被 害 状 況 の 把 握 及 び 応 急 対 策 の 実 施 状 況 の 調 査 収 集 に 当 たっては 各 班 が 原 則 として 収 集 す るものであるが 集 計 等 は 総 務 対 策 班 が 取 りまとめ 常 に 災 害 状 況 被 害 状 況 を 把 握 できる 体 制 を 整 備 するものとする (1) 災 害 情 報 及 び 被 害 の 報 告 県 をはじめ 各 関 係 機 関 に 対 する 市 域 内 の 災 害 情 報 及 び 被 害 状 況 の 報 告 等 については 連 絡 責 任 者 を 定 め 適 宜 的 確 な 報 告 及 び 情 報 交 換 を 行 い 災 害 応 急 対 策 に 資 するものとする (2) 被 害 状 況 等 の 調 査 市 域 内 における 被 害 状 況 の 調 査 に 当 たっては 次 の 要 領 による ただし 支 所 管 内 において は 別 途 編 成 する 調 査 班 にて 行 う ア 調 査 の 要 領 (a) 人 住 家 等 被 害 人 住 家 等 の 被 害 については 救 助 活 動 及 び 応 急 対 策 活 動 を 早 急 に 実 施 する 必 要 があ るので 各 関 係 機 関 と 連 絡 をとり 総 務 対 策 班 員 を 各 地 域 に 派 遣 し 調 査 を 実 施 する 475

125 (b) 農 林 水 産 関 係 被 害 農 林 水 産 対 策 班 が 農 地 農 業 用 施 設 農 作 物 畜 産 物 農 道 林 道 及 び 水 産 施 設 等 の 各 被 害 について 農 業 協 同 組 合 漁 業 協 同 組 合 等 の 協 力 を 得 て 調 査 を 実 施 する (c) 商 工 業 関 係 被 害 中 小 企 業 等 商 工 業 関 係 被 害 については 商 工 観 光 対 策 班 が 中 津 商 工 会 議 所 等 の 協 力 を 得 て 調 査 を 実 施 する (d) 土 木 関 係 被 害 土 木 及 び 公 園 関 係 施 設 の 被 害 については 土 木 対 策 班 が 被 害 地 域 におもむき 調 査 を 実 施 する (e) 教 育 関 係 施 設 被 害 教 育 関 係 施 設 の 被 害 については 文 教 対 策 班 において 施 設 管 理 責 任 者 ( 学 校 長 等 )に 被 害 を 調 査 させ 収 集 する (f) その 他 の 被 害 市 有 財 産 の 被 害 については 各 施 設 を 所 管 する 部 において 調 査 を 実 施 する イ 調 査 報 告 の 取 りまとめ 上 記 の 各 被 害 調 査 の 取 りまとめは 総 務 対 策 班 において 行 い 調 査 結 果 を 本 部 長 並 びに 各 関 係 機 関 へ 報 告 するものとする ウ 被 害 状 況 等 の 県 本 部 ( 県 知 事 )への 報 告 市 域 内 において 災 害 が 発 生 したとき 又 は 災 害 の 発 生 のおそれがあるときは ただちに 市 域 内 の 被 害 状 況 災 害 速 報 あるいは 応 急 対 策 等 を 県 に 報 告 する ( 報 告 又 は 伝 達 を 要 する 場 合 ) 次 に 掲 げる 事 項 の 一 に 該 当 したときは 被 害 の 発 生 及 び 被 害 状 況 を 報 告 する 市 本 部 が 設 置 されたとき 災 害 救 助 法 適 用 基 準 に 該 当 する 程 度 の 災 害 が 発 生 したとき 災 害 の 状 況 及 びそれが 及 ぼす 社 会 的 影 響 等 からみて 報 告 の 必 要 があると 認 められるとき 7 他 の 防 災 機 関 の 災 害 情 報 被 害 情 報 収 集 伝 達 措 置 (1) 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 及 び 公 共 的 団 体 等 は 県 及 び 市 町 村 が 実 施 する 災 害 情 報 被 害 情 報 等 の 収 集 伝 達 について 積 極 的 に 協 力 するとともに 当 該 機 関 が 調 査 収 集 した 災 害 情 報 等 について 努 めて 県 及 び 市 に 通 報 又 は 連 絡 を 行 うものとする (2) 市 が 災 害 情 報 被 害 情 報 の 収 集 伝 達 を 行 う 場 合 には 県 内 に 所 在 する 指 定 地 方 行 政 機 関 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 等 の 出 先 事 務 所 又 は 事 業 所 等 は 積 極 的 にこれに 協 力 するも のとする 476

126 第 6 災 害 救 助 法 の 適 用 及 び 運 用 ( 防 災 危 機 管 理 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 災 害 の 規 模 に 応 じ 災 害 救 助 法 ( 昭 和 22 年 法 律 第 118 号 )が 適 用 される 災 害 は 同 法 の 基 準 によ り 次 のとおり 応 急 救 助 を 実 施 する また 同 法 が 適 用 されない 小 災 害 は 市 長 の 責 任 において 応 急 救 助 を 実 施 するものとする 1 災 害 救 助 法 による 応 急 救 助 災 害 救 助 法 による 応 急 救 助 は 災 害 にかかった 者 の 保 護 と 社 会 の 秩 序 の 保 全 を 図 るため 応 急 的 に 必 要 な 救 助 を 行 うものである 適 用 基 準 災 害 救 助 法 は 市 の 人 口 に 応 じ 住 家 の 滅 失 ( 被 害 世 帯 )が 一 定 規 模 以 上 に 達 するか 多 数 の 者 が 生 命 身 体 に 危 害 を 受 け 又 は 受 けるおそれが 生 じた 場 合 で 被 災 者 が 現 に 救 助 を 要 する 状 態 にある 場 合 等 に 適 用 される (1) 本 市 における 適 用 基 準 世 帯 数 一 覧 表 次 の1~3のいずれかに 該 当 する 場 合 適 用 中 津 市 域 内 ( 世 帯 ) 1 号 80 2 号 40 小 災 害 適 用 26 ( 注 ) 1 災 害 救 助 法 施 行 令 第 1 条 第 1 項 第 1 号 ~ 第 4 号 2 小 災 害 適 用 とは 県 の 制 度 ( 小 災 害 に 対 する 救 助 内 規 )である 477

127 (2) 被 害 認 定 基 準 表 区 分 種 類 基 準 備 考 人 住 家 死 者 行 方 不 明 者 負 傷 重 傷 者 者 軽 傷 者 全 壊 全 焼 全 流 失 半 壊 半 焼 床 上 浸 水 床 下 浸 水 一 部 破 損 遺 体 を 確 認 したもの 死 亡 したことが 確 実 なもの( 未 確 認 ) 所 在 不 明 で 死 亡 の 疑 いのあるもの 要 治 療 1か 月 以 上 の 見 込 みのもの 要 治 療 1か 月 未 満 の 見 込 みのもの 滅 失 したもの 延 床 面 積 の 70% 以 上 の 損 壊 主 要 構 造 部 の 被 害 額 50% 以 上 損 壊 が 甚 だしいが 補 修 すれば 元 通 り 再 使 用 可 能 なもの 延 床 面 積 の 20% 以 上 70% 未 満 の 損 壊 主 要 構 造 部 の 被 害 額 20% 以 上 50% 未 満 浸 水 水 位 が 床 板 以 上 に 達 したもの 土 砂 竹 木 のたい 積 により 一 時 的 に 居 住 不 能 状 態 となったもの 浸 水 水 位 が 床 板 に 達 しないもの 損 壊 程 度 が 半 壊 に 達 しないもの 主 要 構 造 部 : 壁 柱 はり 屋 根 階 段 居 室 以 外 ( 作 業 場 廊 下 炊 事 場 風 呂 場 等 ) のみの 浸 水 は 対 象 外 ( 注 ) 被 害 程 度 の 認 定 基 準 ア 住 家 が 滅 失 した 世 帯 の 数 が 当 該 市 の 人 口 に 応 じた 次 の 世 帯 以 上 であるとき 官 報 に 公 示 された 最 近 の 国 勢 調 査 人 口 区 分 滅 失 した 世 帯 ( 生 活 を1にした 実 際 の 生 活 の 単 位 の 数 ) 5,000 人 未 満 5,000 人 以 上 15, 000 人 未 満 15,000 人 以 上 30,000 人 未 満 ,000 人 以 上 50,000 人 未 満 50,000 人 以 上 100,000 人 未 満 100,000 人 以 上 300,000 人 未 満 300,000 人 以 上 備 考 (A) 被 害 程 度 の 認 定 は 災 害 救 助 法 適 用 の 判 断 のみならず 救 助 の 実 施 に 当 たり その 種 類 程 度 及 び 期 間 の 決 定 にも 重 大 な 影 響 を 及 ぼすものであるから 適 正 に 行 わなければならない (B) 住 家 とは 現 実 にその 建 物 を 居 住 のために 使 用 しているものをいい 必 ずしも1 棟 の 建 物 に 限 らない 例 えば 炊 事 場 浴 場 又 は 便 所 が 別 棟 であったり 離 座 敷 が 別 棟 であるよ うな 場 合 にはこれら 生 活 に 必 要 な 部 分 の 棟 数 は 合 して1 戸 とする なお 社 会 通 念 上 住 家 と 称 せられる 程 度 のものであることを 要 しない 例 えば 一 般 に 非 住 家 として 取 扱 われ る 土 蔵 小 屋 等 であっても 現 実 に 住 家 として 人 が 居 住 しているときは 住 家 に 入 れるべ きである (C) 世 帯 とは 生 計 を 一 つにしている 実 際 の 生 活 単 位 をいう 従 って 同 一 家 屋 の 親 子 夫 婦 であっても 生 活 の 実 態 が 別 々であれば 当 然 2 世 帯 となるわけである また 主 として

128 学 生 等 を 宿 泊 させている 寄 宿 舎 下 宿 その 他 これらに 類 する 施 設 に 宿 泊 するもので 共 同 生 活 を 営 んでいるものについては 原 則 としてその 寄 宿 舎 等 を1 世 帯 として 取 り 扱 う (D) 全 壊 ( 焼 ) 流 失 とは 住 家 がその 居 住 のための 基 本 的 機 能 を 喪 失 したもの すな わち 住 家 全 体 が 倒 壊 流 失 埋 没 焼 失 滅 失 したもの 又 は 住 家 の 損 壊 が 甚 だしく 補 修 により 元 通 りに 再 使 用 することが 困 難 なもので 具 体 的 には 住 家 の 損 壊 焼 失 若 しくは 流 失 した 部 分 の 床 面 積 がその 延 面 積 の 70% 以 上 に 達 した 程 度 のもの 又 は 住 家 の 主 要 構 造 部 ( 壁 柱 はり 屋 根 又 は 階 段 をいう 半 壊 ( 焼 )の 場 合 も 同 様 )の 被 害 額 がその 住 家 の 時 価 の 50% 以 上 に 達 した 程 度 のものをいう (E) 半 壊 ( 焼 ) とは 住 家 の 損 壊 が 甚 しいが 補 修 すれば 元 通 りに 再 使 用 できる 程 度 のもの で 具 体 的 には 住 家 の 損 壊 又 は 焼 失 した 部 分 がその 住 家 の 延 床 面 積 の 20% 以 上 70% 未 満 のも の 又 は 住 家 の 主 要 構 造 部 の 被 害 額 がその 住 家 の 時 価 の 20% 以 上 50% 未 満 のものをいう (F) 床 上 浸 水 とは (D) 及 び(E)に 該 当 しない 場 合 であって 浸 水 がその 住 家 の 床 上 以 上 に 達 した 程 度 のもの 又 は 土 砂 竹 木 等 のたい 積 等 により 一 時 的 に 居 住 することができ ない 状 態 となったものをいう (G) 床 下 浸 水 とは 浸 水 がその 住 家 の 床 上 以 上 に 達 しない 程 度 のものをいう (H) 一 部 破 損 とは 住 家 の 損 壊 程 度 が 半 壊 に 達 しない 程 度 のものをいう (I) 死 者 とは 当 該 災 害 が 原 因 で 死 亡 し 遺 体 を 確 認 したもの 又 は 死 遺 体 を 確 認 するこ とができないが 死 亡 したことが 確 実 なものをいう (J) 行 方 不 明 とは 当 該 災 害 が 原 因 で 所 在 不 明 となり かつ 死 亡 の 疑 いのあるものをい う (K) 負 傷 とは 災 害 のため 負 傷 して 医 師 の 治 療 を 受 ける 必 要 のあるものをいう 負 傷 のうち 重 傷 とは 1カ 月 以 上 の 治 療 を 要 する 見 込 のものをいい 軽 傷 とは 1カ 月 未 満 で 治 療 できる 見 込 のものをいう イ 県 内 の 市 町 村 ごとの 滅 失 被 害 世 帯 の 合 計 が 1,500 世 帯 以 上 となり かつ 市 の 人 口 に 応 じ た 住 家 の 滅 失 した 世 帯 の 数 が 次 の 世 帯 以 上 であるとき 官 報 に 公 示 された 最 近 の 国 勢 調 査 人 口 区 分 滅 失 した 世 帯 ( 生 活 を1にした 実 際 の 生 活 の 単 位 の 数 ) 5,000 人 未 満 5,000 人 以 上 15,000 人 未 満 15,000 人 以 上 30,000 人 未 満 30,000 人 以 上 50,000 人 未 満 50,000 人 以 上 100,000 人 未 満 100,000 人 以 上 300,000 人 未 満 300,000 人 以 上 備 考 ウ 県 下 の 滅 失 被 害 世 帯 数 の 合 計 が 7,000 世 帯 以 上 であって 当 該 市 町 村 の 区 域 内 の 被 害 世 帯 数 が 多 数 であるとき エ 当 該 災 害 が 隔 絶 した 地 域 に 発 生 したものである 等 災 害 にかかった 者 の 救 護 を 著 しく 困 難 と する 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 特 別 の 事 情 がある 場 合 であって 多 数 の 世 帯 の 住 家 が 滅 失 したと き ( 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 特 別 の 事 情 ) 災 害 にかかった 者 に 対 する 食 品 若 しくは 生 活 必 需 品 の 給 与 等 について 特 殊 の 補 給 方 法 を 必 要 とし 又 は 災 害 にかかった 者 の 救 出 について 特 殊 の 技 術 を 必 要 とするとき ( 例 ) (ア) 被 災 世 帯 を 含 む 被 害 地 域 が 他 の 集 落 から 隔 離 又 は 孤 立 している 等 のため 生 活 必 需 品 等 の 補 給 が 極 めて 困 難 な 場 合 で 被 災 者 の 救 助 に 特 殊 の 補 給 方 法 を 必 要 とするとき 479

129 (イ) 有 毒 ガスの 発 生 又 は 放 射 性 物 質 の 放 出 等 のため 被 災 者 の 救 出 が 極 めて 困 難 であり そのため 特 殊 の 技 術 を 必 要 とするとき (3) 次 のように 住 家 の 被 害 には 関 係 ないが 多 数 の 者 が 生 命 又 は 身 体 に 危 害 を 受 け 又 は 受 ける おそれが 生 じた 場 合 で 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 該 当 するときに 救 助 を 行 う ( 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 ) 1 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 するおそれのある 地 域 に 所 在 する 多 数 の 者 が 避 難 して 継 続 的 に 救 助 を 必 要 とすること 2 災 害 にかかった 者 に 対 する 食 品 若 しくは 生 活 必 需 品 の 給 与 等 について 特 殊 な 補 給 方 法 を 必 要 とし 又 は 災 害 にかかった 者 の 救 出 について 特 殊 な 技 術 を 必 要 とすること ( 例 ) ア 船 舶 の 沈 没 あるいは 交 通 事 故 により 多 数 の 者 が 死 傷 した 場 合 イ 交 通 路 の 途 絶 のため 多 数 の 登 山 者 が 放 置 すれば 飢 餓 状 態 に 陥 る 場 合 ウ 火 山 爆 発 又 は 有 毒 ガスの 発 生 等 のため 多 数 の 者 が 危 険 にさらされている 場 合 エ 群 衆 の 雑 踏 により 多 数 の 者 が 死 傷 した 場 合 オ 炭 鉱 爆 発 事 故 のため 多 数 の 者 が 死 傷 した 場 合 カ 豪 雪 により 多 数 の 者 が 危 険 状 態 となる 場 合 キ 離 島 であって 長 期 の 干 害 により 海 上 輸 送 以 外 の 方 法 で 飲 料 水 を 確 保 することができない 場 合 ク 山 崩 れ がけ 崩 れにより 多 数 の 住 家 に 被 害 が 生 じ かつ 多 数 の 者 が 死 傷 した 場 合 480

130 2 災 害 救 助 法 による 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 災 害 救 助 法 による 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 については 次 のとおりである 救 助 の 種 類 対 策 費 用 の 限 度 額 期 間 備 考 避 難 所 の 災 害 により 現 に 被 ( 基 本 額 ) 災 害 発 生 1 費 用 は 避 難 所 の 設 設 置 害 を 受 け 又 は 受 け るおそれのある 者 避 難 所 設 置 費 100 人 1 日 当 り 30,000 円 以 内 ( 加 算 額 ) 冬 季 別 に 定 める 額 を 加 算 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 等 を 収 容 する 福 祉 避 難 所 を 設 置 した 場 合 当 該 地 の 日 から 7 日 以 内 置 維 持 及 び 管 理 のた めの 賃 金 職 員 等 雇 用 費 消 耗 器 材 費 建 物 等 の 使 用 謝 金 借 上 費 又 は 購 入 費 光 熱 水 費 並 びに 仮 設 便 所 等 の 設 置 費 を 含 む 2 避 難 にあたっての 輸 送 費 は 別 途 計 上 域 における 通 常 の 実 費 を 支 出 でき 上 記 を 超 える 額 を 加 算 できる 応 急 仮 設 住 宅 の 供 与 住 家 が 全 壊 全 焼 又 は 流 失 し 居 住 する 住 家 がない 者 であ って 自 らの 資 力 で は 住 宅 を 得 ること ができない 者 1 規 格 1 戸 当 たり 平 均 29.7 m 2 (9 坪 )を 基 準 と する 2 限 度 額 1 戸 当 たり 2,385,000 円 以 内 3 同 一 敷 地 内 等 におお むね 50 戸 以 上 設 置 し た 場 合 は 集 会 等 に 利 用 するための 施 設 を 設 置 できる ( 規 模 費 用 は 別 に 定 めるところに 災 害 発 生 の 日 から 20 日 以 内 に 着 工 1 平 均 1 戸 当 たり 29.7 m 2 2,385,000 円 以 内 であればよい 2 高 齢 者 等 の 要 配 慮 者 等 を 数 人 以 上 収 容 する 福 祉 仮 設 住 宅 を 設 置 できる 3 供 与 期 間 最 高 2 年 以 内 4 民 間 賃 貸 住 宅 の 借 り 上 げによる 設 置 も 対 象 とする よる) 炊 き 出 し その 他 に よる 食 品 の 給 与 1 避 難 所 に 収 容 さ れた 者 2 全 半 壊 ( 焼 ) 流 失 床 上 浸 水 で 炊 事 ができない 者 1 人 1 日 当 り 1,010 円 以 内 災 害 発 生 の 日 から 7 日 以 内 食 品 供 給 のための 総 経 費 を 延 給 食 日 数 で 除 した 金 額 が 限 度 額 以 内 であれば よい (1 食 は 1/3 日 ) 481

131 救 助 の 種 類 対 象 費 用 の 限 度 額 期 間 備 考 飲 料 水 の 供 給 被 服 寝 具 そ の 他 生 活 必 需 品 の 給 与 又 は 貸 与 現 に 飲 料 水 を 得 る ことができない 者 ( 飲 料 及 び 炊 事 のた め の 水 で あ る こ と ) 全 半 壊 ( 焼 ) 流 失 床 上 浸 水 等 により 生 活 上 必 要 な 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 を 喪 失 又 は 毀 損 し ただちに 日 常 生 活 を 営 むことが 困 難 な 者 当 該 地 域 における 通 常 の 実 費 1 夏 季 (4 月 ~9 月 ) 冬 季 (10 月 ~3 月 )の 季 別 は 災 害 発 生 の 日 をも って 決 定 する 2 下 表 金 額 の 範 囲 内 区 分 全 壊 全 焼 流 出 半 壊 半 焼 床 上 浸 水 1 人 世 帯 夏 17,300 円 2 人 世 帯 災 害 発 生 の 日 から 7 日 以 内 災 害 発 生 の 日 から 10 日 以 内 22,200 円 3 人 世 帯 32,700 円 1 輸 送 費 人 件 費 は 別 途 計 上 1 備 蓄 物 資 の 価 格 は 年 度 当 初 の 評 価 額 2 現 物 給 付 に 限 ること 4 人 世 帯 39,100 円 5 人 世 帯 49,600 円 6 人 以 上 1 人 増 す ごとに 加 算 7,200 冬 28,500 36,800 51,400 60,300 75,600 10,300 夏 5,600 7,500 11,300 13,700 17,500 2,400 冬 9,000 11,900 16,900 20,000 25,300 3,300 円 医 療 医 療 の 途 を 失 った 者 ( 応 急 的 処 置 ) 助 産 災 害 発 生 の 日 以 前 又 は 以 後 7 日 以 内 に 分 べんした 者 で あって 災 害 のため 助 産 の 途 を 失 った 者 ( 出 産 のみならず 死 産 及 び 流 産 を 含 1 救 護 班 使 用 した 薬 剤 治 療 材 料 医 療 器 具 破 損 等 の 実 費 2 病 院 又 は 診 療 所 国 民 健 康 保 険 診 療 報 酬 の 額 以 内 3 施 術 者 協 定 料 金 の 額 以 内 1 救 護 班 等 による 場 合 は 使 用 した 衛 生 材 料 等 の 実 費 2 助 産 師 による 場 合 は 慣 行 料 金 の2 割 引 以 内 の 額 482 災 害 発 生 の 日 から 14 日 以 内 分 べんし た 日 から 7 日 以 内 患 者 等 の 移 送 費 は 別 途 計 上 妊 婦 等 の 移 送 費 は 別 途 計 上

132 み 現 に 助 産 を 要 す る 状 態 にある 者 ) 災 害 に か か 1 現 に 生 命 身 当 該 地 域 における 通 常 の 災 害 発 生 1 期 間 内 に 生 死 が 明 らかに った 者 体 が 危 険 な 状 態 実 費 の 日 から ならない 場 合 は 以 後 死 の 救 出 にある 者 3 日 以 内 体 の 捜 索 として 取 り 扱 う 2 生 死 不 明 な 状 2 輸 送 費 人 件 費 は 別 途 計 態 にある 者 上 災 害 に か か 住 家 が 半 壊 ( 焼 )し 居 室 炊 事 場 及 び 便 所 等 災 害 発 生 1 期 間 内 に 生 死 が 明 らかに っ た 住 宅 の 自 らの 資 力 により 日 常 生 活 に 必 要 最 小 限 度 の 日 から ならない 場 合 は 以 後 遺 応 急 修 理 応 急 修 理 をするこ の 部 分 1ヶ 月 以 体 の 捜 索 として 取 り 扱 う とができない 者 1 世 帯 当 たり 内 2 輸 送 費 人 件 費 は 別 途 計 51,000 円 以 内 上 学 用 品 の 住 家 の 全 壊 ( 焼 ) 流 1 教 科 書 及 び 教 科 書 災 害 発 生 給 与 失 半 壊 ( 焼 ) 又 は 床 以 外 の 教 材 で 教 育 委 の 日 から 上 浸 水 により 学 用 員 会 に 届 出 又 はその ( 教 科 書 ) 品 を 喪 失 又 は 毀 損 承 認 を 受 けて 使 用 し 1ヶ 月 以 し 就 学 上 支 障 のあ ている 教 材 実 費 又 は 内 る 小 学 校 児 童 中 学 正 規 の 授 業 で 使 用 し ( 文 房 具 及 1 備 蓄 物 資 は 評 価 額 校 生 徒 及 び 高 等 学 ている 教 材 実 費 び 通 学 用 2 入 進 学 時 の 場 合 は 個 々の 校 生 徒 2 文 房 具 及 び 通 学 用 品 品 )15 日 以 実 情 に 応 じ 支 給 する は 次 の 金 額 以 内 内 小 学 校 児 童 1 人 当 り 4,100 円 中 学 校 生 徒 1 人 当 り 4,400 円 埋 葬 災 害 の 際 死 亡 1 体 当 り 災 害 発 生 災 害 発 生 の 日 以 前 に 死 亡 した した 者 を 対 象 に 大 人 (12 歳 以 上 ) の 日 から 者 であっても 対 象 となる して 実 際 に 埋 葬 193,000 円 以 内 10 日 以 内 を 実 施 する 者 小 人 (12 歳 未 満 ) 154,400 円 以 内 遺 体 の 捜 索 行 方 不 明 の 状 態 に 災 害 発 生 1 輸 送 費 人 件 費 は 別 途 計 上 あり かつ 四 囲 の 事 情 によりすでに 死 亡 していると 推 当 該 地 域 における 通 常 の 実 費 の 日 から 10 日 以 内 2 災 害 発 生 後 3 日 を 経 過 し たものは 一 応 死 亡 した 者 と 推 定 している 定 される 者 遺 体 の 取 扱 い 災 害 の 際 死 亡 した 者 ( 埋 葬 を 除 く ) ( 洗 浄 消 毒 等 ) 1 体 当 り 3,300 円 以 内 一 時 保 存 既 存 建 物 借 上 費 災 害 発 生 の 日 から 10 日 以 内 1 検 案 は 原 則 として 救 護 班 2 輸 送 費 人 件 費 は 別 途 計 上 3 死 体 の 一 時 保 存 にドライ 483

133 通 常 の 実 費 アイスの 購 入 費 等 が 必 要 な 既 存 建 物 以 外 場 合 は 当 該 地 域 における 通 1 体 当 たり 常 の 実 費 を 加 算 できる 5,000 円 以 内 検 案 救 護 班 以 外 は 慣 行 料 金 障 害 物 の 除 居 室 炊 事 場 玄 関 等 去 に 障 害 物 が 運 びこ まれているため 生 活 上 支 障 をきたし ている 場 合 で 自 力 1 世 帯 当 り 137,000 円 以 内 災 害 発 生 の 日 から 10 日 以 内 では 除 去 すること ができない 者 輸 送 費 及 び 1 被 災 者 の 避 難 救 助 の 実 賃 金 職 員 等 2 医 療 及 び 助 産 施 が 認 め 雇 上 費 3 被 災 者 の 救 出 られる 期 4 飲 料 水 の 供 給 当 該 地 域 における 通 常 の 間 以 内 5 遺 体 の 捜 索 実 費 6 遺 体 の 取 扱 い 7 救 済 用 物 資 の 整 理 配 分 実 費 弁 償 災 害 救 助 法 施 行 1 人 1 日 当 り 救 助 の 実 時 間 外 勤 務 手 当 及 び 旅 費 は 別 令 第 10 条 第 1 号 か 医 師 歯 科 医 師 施 が 認 め 途 に 定 める 額 ら 第 4 号 までに 規 17,400 円 以 内 られる 期 定 する 者 薬 剤 師 間 以 内 11,900 円 以 内 保 健 師 助 産 師 看 護 師 11,400 円 以 内 土 木 技 術 建 築 技 術 者 17,200 円 以 内 大 工 左 官 とび 職 20,700 円 以 内 この 基 準 によっては 救 助 の 適 切 な 実 施 が 困 難 な 場 合 には 都 道 府 県 知 事 は 厚 生 労 働 大 臣 に 協 議 し その 同 意 を 得 た 上 で 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 を 定 めることができる 484

134 3 り 災 届 り 災 者 台 帳 及 びり 災 証 明 書 の 取 り 扱 い (1) り 災 届 の 提 出 応 急 救 助 を 必 要 と 認 める 災 害 により 被 災 し 応 急 救 助 ( 炊 き 出 しを 除 く )を 受 けようとする 者 に 対 して り 災 届 を1 通 提 出 させるものとする ただし そのいとまがない 場 合 は ただちに 応 急 救 助 を 実 施 し すみやかにり 災 届 の 提 出 の 手 続 きをとる (2) り 災 者 台 帳 の 作 成 総 務 対 策 部 は 応 急 救 助 を 必 要 と 認 める 災 害 により 被 災 した 者 があるときは その 被 害 状 況 を 調 査 のうえ り 災 者 台 帳 を 整 備 しこれに 登 録 する (3) り 災 証 明 書 の 発 行 被 災 者 に 対 し 必 要 があると 認 めたときは り 災 者 台 帳 に 基 づき り 災 証 明 書 を 発 行 する 4 応 急 救 助 の 実 施 及 び 費 用 災 害 救 助 法 を 適 用 した 場 合 の 応 急 救 助 の 実 施 及 び 救 助 に 要 する 費 用 については 適 正 な 救 助 の 実 施 を 図 るため 次 の 手 続 きにより 行 うものとする (1) 救 助 を 実 施 するときの 協 議 災 害 対 策 本 部 は 災 害 救 助 法 に 基 づく 救 助 を 実 施 しようとするときは 救 助 の 内 容 等 につい て 本 部 会 議 で 福 祉 保 健 対 策 部 と 協 議 するとともに 密 接 な 連 携 をもって 円 滑 な 実 施 に 努 めるも のとする (2) 救 助 の 実 施 状 況 及 び 費 用 の 報 告 災 害 対 策 本 部 は 災 害 救 助 法 が 適 用 された 日 から 完 了 するまでの 間 救 助 の 実 施 状 況 につい ては 毎 日 救 助 に 要 した 費 用 について 必 要 なつど 本 部 会 議 で 総 務 対 策 部 へ 報 告 するものとする なお 総 務 対 策 部 は 実 施 状 況 の 報 告 を 取 りまとめ 市 域 全 般 の 救 助 の 実 施 状 況 を 掌 握 する とともに その 結 果 を 県 に 報 告 する (3) 費 用 の 精 算 事 務 救 助 に 要 した 費 用 の 精 算 事 務 は 総 務 対 策 部 において 行 うが 各 対 策 部 は 実 施 した 各 救 助 の 費 用 精 算 のため 必 要 な 書 類 を 整 備 保 存 しておくものとする 5 救 助 の 実 施 災 害 救 助 法 による 救 助 は 国 の 責 任 で 行 われるものであるが その 実 施 については 都 道 府 県 知 事 の 法 定 受 託 事 務 とされている なお 救 助 を 迅 速 に 行 うため 県 知 事 は 必 要 と 認 めるときは その 権 限 に 属 する 救 助 の 実 施 に 関 する 事 務 の 一 部 を 市 長 が 行 うこととすることができる 485

135 ( 救 助 の 種 類 ) ( 情 報 提 供 事 項 ) 避 難 所 の 設 置 箇 所 数 避 難 人 員 応 急 仮 設 住 宅 の 設 置 設 置 ( 希 望 ) 戸 数 炊 出 しその 他 による 食 品 の 供 与 箇 所 数 給 食 数 給 食 人 員 飲 料 水 の 供 給 対 象 人 員 被 服 寝 具 その 他 生 活 必 需 品 の 給 与 主 なる 品 目 別 給 与 点 数 及 び 給 与 世 帯 数 医 療 及 び 助 産 班 数 医 療 機 関 数 患 者 数 分 娩 者 数 災 害 にかかった 者 の 救 出 救 出 人 員 行 方 不 明 者 数 災 害 にかかった 住 宅 の 応 急 修 理 対 象 世 帯 数 学 用 品 の 給 与 小 中 学 高 等 学 校 等 別 対 象 者 数 及 び 給 与 点 数 埋 葬 埋 葬 数 遺 体 の 捜 索 遺 体 の 取 扱 い 数 障 害 物 の 除 去 対 象 世 帯 数 また 災 害 発 生 から 救 助 の 実 施 にいたるまでの 事 務 処 理 は 1 被 害 状 況 の 把 握 ( 適 用 基 準 該 当 の 確 認 ) 2 適 用 要 請 市 長 から 大 分 県 知 事 へ 3 救 助 の 委 任 通 知 ( 災 害 救 助 法 適 用 による 救 助 の 実 施 一 部 を 市 長 へ 委 任 ) 大 分 県 知 事 から 市 長 へ 4 災 害 救 助 法 による 救 助 の 実 施 指 示 市 長 ( 本 部 長 )から 関 係 各 部 へ となる 486

136 第 7 広 域 的 な 応 援 要 請 応 援 活 動 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 消 防 本 部 ) 市 内 において 地 震 津 波 の 大 規 模 災 害 が 発 生 した 場 合 において 市 の 災 害 対 策 能 力 をもってして も 対 処 し 得 ない 場 合 他 の 公 共 団 体 等 への 応 援 要 請 について 確 立 する 1 他 の 地 方 公 共 団 体 等 との 相 互 応 援 協 力 (1) 職 員 の 派 遣 要 請 及 びあっ 旋 依 頼 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 があるときは 市 長 ( 本 部 長 )は 基 本 法 などの 関 係 法 令 及 び 相 互 応 援 協 定 により 指 定 地 方 行 政 機 関 又 は 指 定 公 共 機 関 若 しくは 指 定 地 方 公 共 機 関 の 長 に 対 し 職 員 の 派 遣 を 要 請 し また 県 知 事 に 対 し 指 定 地 方 行 政 機 関 又 は 指 定 公 共 機 関 若 し くは 他 の 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 についてあっ 旋 を 求 めるものとし 必 要 な 手 続 き 等 を 定 め 関 係 職 員 に 周 知 しておくものとする (2) 応 援 要 請 の 種 類 要 請 先 根 拠 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 知 事 他 の 公 共 団 体 の 長 職 員 の 派 遣 要 請 指 定 行 政 機 関 及 び 指 応 援 の 要 求 (67 条 ) 災 害 対 策 (29 条 ) 定 地 方 行 政 機 関 の 職 基 本 法 員 の 派 遣 のあっ 旋 要 請 (30 条 1 項 ) 他 の 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 のあっ 旋 要 請 (30 条 2 項 ) 応 援 の 要 求 及 び 応 急 措 置 の 実 施 要 請 (68 条 ) 地 方 自 治 法 職 員 の 派 遣 要 請 (252 条 の 17) 水 防 法 応 援 の 要 求 (23 条 ) 2 応 援 要 求 (1) 他 の 市 町 村 長 等 に 対 する 応 援 の 要 求 ( 災 対 法 第 67 条 ) 市 長 ( 本 部 長 )は 次 に 該 当 すると 認 められるときは 平 成 10 年 に 締 結 した 大 分 県 及 び 市 町 村 相 互 間 の 災 害 時 応 援 協 定 書 に 基 づき 他 の 地 方 公 共 団 体 等 の 長 に 対 して 応 援 を 要 請 す るものとする ア 各 部 の 相 互 応 援 をもってしても 応 急 対 策 の 実 施 が 困 難 であり 他 の 地 方 公 共 団 体 等 の 応 援 が 必 要 と 認 められる 場 合 イ 特 別 な 技 術 知 識 経 験 等 を 要 する 職 員 が 不 足 し 他 の 地 方 公 共 団 体 等 の 職 員 の 応 援 を 必 要 とする 場 合 487

137 (2) 県 知 事 等 に 対 する 応 援 の 要 求 等 ( 災 対 法 第 68 条 ) 市 長 ( 本 部 長 )は 応 急 処 置 を 実 施 するため 必 要 があるときは 県 知 事 等 に 対 し 応 援 を 求 め 又 は 応 急 処 置 の 実 施 を 要 請 する (3) 水 防 管 理 者 の 応 援 要 求 ( 水 防 法 第 23 条 ) 水 防 管 理 者 は 水 防 のため 緊 急 の 必 要 があるときは 他 の 水 防 管 理 者 又 は 市 長 もしくは 消 防 長 に 対 して 応 援 を 求 めることができる (4) 応 援 要 請 の 手 続 き 災 害 が 発 生 した 場 合 隣 接 する 市 町 村 は 応 急 措 置 の 実 施 について 相 互 に 応 援 協 力 を 行 うも のとする 災 害 が 更 に 拡 大 した 場 合 は 地 方 振 興 局 の 所 管 区 域 内 の 市 町 に 要 請 を 行 う ア 市 長 ( 本 部 長 )は 本 部 会 議 の 協 議 に 基 づき 応 援 要 請 を 決 定 し その 実 施 を 総 務 対 策 班 に 指 示 する イ 総 務 対 策 班 は 応 援 職 員 の 宿 泊 施 設 の 確 保 等 受 け 入 れ 準 備 を 関 係 対 策 班 に 指 示 する ウ 応 援 の 要 請 市 長 ( 本 部 長 )は 他 の 市 町 村 長 等 の 応 援 を 必 要 とするときは 次 の 事 項 を 記 載 した 文 書 をもって 要 請 し 協 議 の 上 行 うものとする ただし 緊 急 やむを 得 ない 場 合 には 口 頭 電 話 又 は 無 線 等 によるものとし 事 後 において 文 書 により 処 理 する (a) 被 害 状 況 (b) 応 援 を 要 する 救 助 の 種 類 (c) 応 援 を 要 請 する 職 種 別 人 員 数 (d) 応 援 を 必 要 とする 期 間 (e) 応 援 の 場 所 (f) 応 援 を 要 する 機 械 器 具 及 び 資 材 の 品 名 並 びに 数 量 等 (g) その 他 応 援 に 関 する 必 要 な 事 項 (5) 応 援 隊 が 到 着 した 場 合 の 措 置 市 長 は 他 の 市 町 村 からの 応 援 隊 が 到 着 した 場 合 その 長 に 対 し ただちに 災 害 の 概 況 を 説 明 し 応 援 を 受 ける 救 助 の 程 度 方 法 及 び 期 間 等 を 協 議 し 職 務 の 分 担 を 明 確 にする (6) 応 援 職 員 の 活 動 応 援 職 員 は 応 援 を 受 けた 班 長 の 指 揮 を 受 けて 活 動 するものとする (7) 費 用 の 負 担 区 分 応 援 に 要 する 経 費 は 関 係 法 令 及 び 相 互 応 援 協 定 に 定 めるところによる (8) 他 の 市 町 村 への 応 援 隊 の 派 遣 処 置 市 長 が 他 の 市 町 村 長 から 応 援 の 要 請 を 受 けたときは 正 当 な 理 由 がない 限 り ただちに 応 援 隊 の 編 成 を 行 うとともに 人 員 及 び 物 件 を 整 備 し 指 揮 者 を 定 めたうえ 応 援 を 求 めた 市 町 村 へ 連 絡 して 出 発 させるものとする 3 職 員 の 派 遣 要 請 市 において 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 専 門 の 職 員 の 確 保 上 必 要 があるときは 市 長 市 の 委 員 会 又 は 委 員 は 職 員 の 派 遣 要 請 を 行 うことができる (1) 要 請 措 置 488

138 ア 国 の 職 員 の 派 遣 要 請 ( 災 対 法 第 29 条 第 2 項 ) 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 して 当 該 機 関 の 職 員 の 派 遣 を 要 請 することができる イ 他 の 普 通 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 要 請 ( 地 方 自 治 法 第 252 条 の 17) 他 の 普 通 地 方 公 共 団 体 の 長 又 は 委 員 会 もしくは 委 員 に 対 して 当 該 の 普 通 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 を 要 請 することができる ウ 職 員 のあっ 旋 要 請 ( 災 対 法 第 30 条 ) 知 事 に 対 して 指 定 公 共 機 関 又 は 他 の 普 通 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 についてあっ 旋 を 求 める ことができる (2) 要 請 の 手 続 き ア 職 員 の 派 遣 要 請 手 続 き( 災 対 法 施 行 令 第 15 条 ) 市 長 ( 本 部 長 )は 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 なときは 次 の 事 項 を 記 載 した 文 書 をもって 関 係 指 定 地 方 行 政 機 関 の 長 に 対 し 職 員 の 派 遣 要 請 を 行 うものとする (a) 派 遣 を 要 請 する 理 由 (b) 派 遣 を 要 請 する 職 員 の 職 種 別 人 員 (c) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (d) 派 遣 される 職 員 の 給 与 その 他 の 勤 務 条 件 (e) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 職 員 の 派 遣 要 請 について 必 要 な 事 項 イ 派 遣 のあっ 旋 要 請 手 続 き( 災 対 法 施 行 令 第 16 条 ) 市 長 ( 本 部 長 )は 災 害 応 急 対 策 又 は 災 害 復 旧 のため 必 要 なときは 次 の 事 項 を 記 載 した 文 書 をもって 知 事 に 対 し 指 定 行 政 機 関 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 若 しくは 他 の 地 方 公 共 団 体 の 職 員 の 派 遣 についてあっ 旋 を 求 めるものとする (a) 派 遣 のあっ 旋 を 求 める 理 由 (b) 派 遣 のあっ 旋 を 求 める 職 員 の 職 種 別 人 員 (c) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (d) 派 遣 された 職 員 の 給 与 その 他 の 勤 務 条 件 (e) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 職 員 の 派 遣 のあっ 旋 について 必 要 な 事 項 4 国 土 交 通 省 九 州 地 方 整 備 局 への 応 援 要 請 大 規 模 な 災 害 が 発 生 又 は 発 生 のおそれがあり 九 州 地 方 整 備 局 に 応 援 を 必 要 とする 場 合 中 津 市 における 大 規 模 な 災 害 時 の 応 援 に 関 する 協 定 書 (H 協 定 締 結 )に 基 づき 山 国 川 河 川 事 務 所 長 に 対 して 応 援 要 請 を 行 うことができる 489

139 第 8 防 災 ヘリコプターの 派 遣 要 請 及 び 受 入 れ ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 1 防 災 ヘリコプターの 派 遣 要 請 大 分 県 が 保 有 する 防 災 ヘリコプター とよかぜ の 緊 急 運 航 に 係 る 要 請 先 及 び 手 順 は 次 の 通 り である 緊 急 運 航 の 要 請 は 市 長 消 防 本 部 長 が 運 航 管 理 責 任 者 ( 生 活 環 境 部 防 災 危 機 管 理 課 長 )に 行 うものとされている 要 請 連 絡 先 及 び 連 絡 方 法 防 災 航 空 隊 : 豊 後 大 野 市 大 野 町 大 字 田 代 電 話 FAX 緊 急 運 搬 要 請 専 用 電 話 自 衛 隊 へのヘリコプター 派 遣 要 請 は 次 項 に 示 す 2 活 動 内 容 災 害 応 急 対 策 活 動 地 震 津 波 台 風 等 の 災 害 状 況 の 把 握 や 住 民 への 避 難 誘 導 警 報 等 への 伝 達 及 び 被 災 地 への 緊 急 物 資 等 の 搬 送 災 害 予 防 対 策 活 動 住 民 への 災 害 予 防 の 広 報 災 害 危 険 箇 所 の 調 査 等 救 急 活 動 山 村 離 島 などからの 救 急 患 者 の 搬 送 高 度 医 療 機 関 への 傷 病 者 の 緊 急 転 院 搬 送 救 助 活 動 海 河 川 等 の 水 難 事 故 及 び 山 岳 事 故 等 における 捜 索 救 助 火 災 防 御 活 動 林 野 火 災 等 における 空 中 からの 消 火 活 動 情 報 収 集 ヘリTV 活 動 地 震 風 水 害 等 の 災 害 発 生 時 ヘリコプターTV 装 置 を 装 着 して 災 害 現 場 の 情 報 を 映 像 と 音 声 により 送 信 防 災 ヘリコプター とよかぜ は 機 種 の 能 力 特 性 により ヘリTV 活 動 中 の 救 助 活 動 は できないなど 通 常 は 単 一 活 動 を 原 則 としており 異 なる 活 動 を 行 う 場 合 には 装 備 替 えを 必 要 とする 3 基 地 及 び 場 外 離 着 陸 場 基 地 は 大 分 県 央 飛 行 場 ( 豊 後 大 野 市 大 野 町 ) 場 外 離 着 陸 場 設 置 場 所 中 津 小 祝 漁 港 中 津 総 合 運 動 ( 永 添 ) 大 貞 総 合 運 動 公 園 三 光 総 合 運 動 公 園 禅 海 ふれあい 広 場 ( 駐 車 場 ) 柿 坂 河 川 敷 耶 馬 溪 ダムスポーツ 公 園 ( 竹 ノ 弦 ) 山 国 コロナ 運 動 場 4 運 航 体 制 及 び 時 間 365 日 体 制 とする ただし 運 航 不 能 時 は4 県 ( 大 分 熊 本 宮 﨑 鹿 児 島 ) 応 援 協 定 によ り 対 応 する 運 航 時 間 は 気 象 条 件 及 び 点 検 整 備 等 により 運 航 できない 場 合 を 除 き 8 時 30 分 ~17 時 15 分 までとする ただし 必 要 がある 場 合 は 日 の 出 から 日 没 まで とする 490

140 5 緊 急 運 航 の 要 件 防 災 ヘリコプター 緊 急 運 航 の 要 請 は 原 則 として 次 の(1)~(3)の 条 件 をすべて 満 たし かつ 大 分 県 防 災 ヘリコプター 緊 急 運 航 要 請 基 準 に 該 当 する 場 合 にできるものとする (1) 公 共 性 地 域 並 びに 地 域 住 民 の 生 命 身 体 及 び 財 産 を 保 護 する 目 的 であること (2) 緊 急 性 差 し 迫 った 必 要 性 があること (3) 非 代 替 性 防 災 ヘリコプター 以 外 に 適 切 な 手 段 がないこと 6 緊 急 運 航 要 請 に 係 る 手 続 防 災 ヘリコプターの 緊 急 運 航 に 係 る 要 請 先 及 び 手 順 は 次 のとおりである 市 1 出 動 要 請 2 出 動 の 可 否 回 答 防 災 航 空 管 理 者 ( 防 災 航 空 隊 ) 6 災 害 状 況 報 告 3 出 動 4 出 動 報 告 5 出 動 終 了 報 告 運 航 管 理 責 任 者 ( 消 防 保 安 室 長 ) 重 大 事 項 報 告 統 括 管 理 者 ( 生 活 環 境 部 長 ) 緊 急 運 航 の 要 請 は 災 害 等 が 発 生 した 市 長 消 防 一 部 事 務 組 合 の 長 が 防 災 航 空 管 理 者 に 対 し 行 うものとする 7 ヘリコプターの 受 け 入 れ 体 制 防 災 ヘリコプター とよかぜ 自 衛 隊 の 派 遣 によるヘリコプター その 他 民 間 ヘリコプターを 受 け 入 れられるよう 離 着 陸 場 をあらかじめ 指 定 しておき 土 地 の 管 理 者 に 協 力 を 要 請 するもの とする (1) 離 着 陸 場 ヘリコプター 離 着 陸 場 は 本 庁 各 支 所 の 区 域 内 に1 箇 所 以 上 配 置 する (2) ヘリコプターによる 災 害 派 遣 の 受 入 れ 準 備 ア 下 記 基 準 をみたす 地 積 (ヘリポート)を 確 保 する この 場 合 土 地 の 所 有 者 又 は 管 理 者 と 調 整 を 確 実 に 実 施 する 抑 度 9 度 の 線 上 400m 幅 50m にわたって 障 害 物 がないこと( 中 型 機 の 場 合 ) 地 面 は 堅 固 で 傾 斜 度 6 度 以 内 であること 491

141 50m 400m 50m 400m 50m 高 さ 8m m 50m 50m イ 離 着 陸 時 の 風 圧 により 巻 きあげられる 危 険 性 のあるものは 撤 去 し 砂 塵 のまいあがるおそれ がある 場 合 は 十 分 に 散 水 しておくこと また 積 雪 時 の 場 合 は 除 雪 あるいはてん 圧 を 行 って おくこと ウ 離 着 陸 時 は 風 圧 等 により 危 険 がともなうので 関 係 者 以 外 の 人 を 接 近 させないようにする こと エ ヘリポートにおける 指 揮 所 駐 車 場 物 資 集 積 場 の 配 置 については 地 理 的 条 件 に 応 じた 機 能 的 配 置 を 考 慮 しておくこと オ ヘリポート 近 くに 上 空 から 風 向 風 速 の 判 定 確 認 ができるよう 吹 き 流 し 又 は 旗 をたてる こと これがないときは 発 煙 筒 を 焚 き 安 全 進 入 方 向 を 示 すこと カ 着 陸 地 には 次 図 のとおり 標 示 して 着 陸 中 心 を 示 すこと 0.3m 以 上 進 入 方 向 0.45m 以 上 4m 以 上 3m 以 上 斜 線 内 は 通 常 白 色 ( 石 灰 ) 積 雪 時 は 赤 色 とする 2m 以 上 進 入 方 向 キ 物 資 を 輸 送 する 場 合 は 搭 載 量 の 超 過 をさけるため 計 量 器 を 準 備 すること ク ヘリポート 使 用 に 当 たっては 総 務 対 策 班 及 び 施 設 等 管 理 者 へ 連 絡 を 行 うこと 492

142 第 9 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 自 衛 隊 に 対 する 部 隊 等 の 派 遣 要 請 は 自 衛 隊 法 第 83 条 第 1 項 に 基 づき 県 知 事 が 行 うこととなって いるが 県 知 事 に 対 する 派 遣 要 求 等 災 害 派 遣 について 必 要 な 事 項 は ここに 定 めるものとする 1 災 害 派 遣 要 請 基 準 応 急 対 策 を 実 施 するうえで 自 衛 隊 の 救 援 を 必 要 とするときは 市 長 ( 本 部 長 )は 基 本 法 第 68 条 の 2 の 規 定 により 部 隊 の 派 遣 要 請 を 県 知 事 に 依 頼 する ただし 事 態 が 急 迫 し すみやかに 自 衛 隊 の 救 援 を 要 すると 認 めたときは 最 寄 りの 駐 屯 地 ( 別 府 駐 屯 地 ) 部 隊 の 長 に その 内 容 を 通 報 するとともに 知 事 に 対 し 災 害 派 遣 を 申 請 するものとする 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 は 人 命 救 助 及 び 財 産 の 保 護 のため 緊 急 の 措 置 を 必 要 とする 場 合 に 行 うものとし おおむね 次 の 基 準 によるものとする (1) 人 命 の 救 助 (2) 消 防 (3) 水 防 (4) 救 助 物 資 の 輸 送 (5) 道 路 の 応 急 啓 開 (6) 応 急 の 医 療 防 疫 (7) 給 水 入 浴 支 援 (8) 通 信 支 援 2 災 害 派 遣 要 請 手 続 市 長 が 県 知 事 に 対 し 災 害 派 遣 の 申 請 をしようとするときは 次 の 派 遣 要 請 事 項 を 明 示 した 派 遣 申 請 書 を 県 知 事 あてに 提 出 する (1) 災 害 の 状 況 及 び 派 遣 を 要 請 する 理 由 (2) 派 遣 を 必 要 とする 期 間 (3) 派 遣 を 希 望 する 人 員 船 舶 車 両 航 空 機 等 の 概 数 携 行 資 材 等 (4) 派 遣 を 希 望 する 区 域 及 び 活 動 内 容 (5) その 他 参 考 となるべき 事 項 ( 宿 泊 施 設 の 有 無 道 路 橋 梁 の 決 壊 に 伴 う 迂 回 路 の 有 無 駐 車 適 地 ヘリポート 適 地 の 有 無 等 ) 3 災 害 派 遣 要 請 の 要 領 (1) 各 部 長 は 自 衛 隊 の 派 遣 を 必 要 とする 場 合 は 災 害 派 遣 要 請 依 頼 書 により 総 務 対 策 班 長 に 派 遣 要 請 依 頼 を 行 う ただし 緊 急 を 要 するときは 口 頭 又 は 電 話 等 により 依 頼 し 書 類 は 事 後 提 出 するものとする (2) 総 務 対 策 班 長 は 非 常 配 備 動 員 状 況 を 勘 案 のうえ 自 衛 隊 派 遣 要 請 依 頼 についての 必 要 な 進 言 を 市 長 ( 本 部 長 )にするものとする (3) 本 部 長 は 本 部 会 議 の 協 議 に 基 づき 派 遣 要 請 を 決 定 する 493

143 (4) 本 部 会 議 は 総 務 対 策 班 に 必 要 な 手 続 きをとるよう 指 示 するとともに 派 遣 要 請 を 依 頼 し た 班 に 受 入 れ 体 制 の 万 全 を 期 するよう 指 示 する (5) 総 務 対 策 班 は ただちに 災 害 派 遣 要 請 依 頼 書 を 県 へ 提 出 するものとする なお 緊 急 を 要 するときは 口 頭 又 は 電 話 等 により 連 絡 し 事 後 派 遣 要 請 依 頼 書 を 提 出 するものとする (6) 総 務 対 策 班 は 県 知 事 から 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 の 決 定 通 知 を 受 けたとき 派 遣 要 請 を 依 頼 し た 班 に 対 して 災 害 派 遣 の 有 無 派 遣 の 規 模 その 他 派 遣 に 関 する 必 要 な 事 項 を 伝 達 指 示 する 3 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 系 統 及 び 派 遣 要 請 先 等 本 市 に 係 る 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 系 統 及 び 派 遣 要 請 先 要 請 連 絡 先 等 は 次 のとおりである (1) 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 系 統 図 知 事 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 長 大 阪 航 空 局 大 分 空 港 事 務 所 長 知 事 に 派 遣 申 請 派 遣 要 請 ( 後 日 文 書 ) 電 話 又 は 無 線 自 衛 隊 指 定 部 隊 の 長 市 長 知 事 に 要 請 できない 場 合 直 接 通 知 ができる (2) 要 請 先 等 要 請 先 等 連 絡 方 法 等 指 定 部 隊 等 の 長 備 考 第 41 普 通 科 連 隊 連 隊 長 第 3 科 陸 ( 別 府 駐 屯 地 ) 上 自 衛 隊 西 部 方 面 特 科 隊 第 3 科 ( 湯 布 院 駐 屯 地 ) 第 4 戦 車 大 隊 第 3 係 ( 玖 珠 駐 屯 地 ) 第 4 師 団 第 3 部 防 衛 班 ( 福 岡 駐 屯 地 ) 別 府 市 大 鶴 見 TEL 内 線 234,302 FAX 防 由 布 市 川 上 TEL 内 線 235,302 FAX 玖 珠 郡 玖 珠 町 帆 足 2494 TEL 内 線 235,302 FAX 福 岡 県 春 日 市 大 和 町 5-12 TEL 内 線 5233 隊 長 大 隊 長 大 分 県 の 北 部 東 部 ( 大 分 別 府 宇 佐 中 津 豊 後 高 田 杵 築 臼 杵 津 久 見 国 東 の 各 市 及 び 姫 島 村 )を 管 轄 大 分 県 の 南 部 ( 佐 伯 竹 田 豊 後 大 野 由 布 の 各 市 )を 管 轄 大 分 県 の 西 部 ( 日 田 市 及 び 玖 珠 郡 )を 管 轄 師 団 長 九 州 北 部 4 県 ( 大 分 県 含 む) 全 域 西 部 方 面 総 監 部 防 衛 部 防 衛 課 運 用 班 ( 陸 軍 駐 屯 地 ) 熊 本 県 熊 本 市 東 町 TEL 内 線 2256,2257 総 監 九 州 沖 縄 ( 大 分 県 含 む) 全 域 494

144 海 上 自 衛 隊 航 空 自 衛 隊 地 本 等 呉 地 方 総 監 部 防 衛 部 第 3 幕 僚 室 西 部 航 空 方 面 隊 司 令 部 防 衛 部 運 用 課 自 衛 隊 大 分 地 方 協 力 本 部 総 務 課 海 上 自 衛 隊 佐 伯 基 地 分 遣 隊 警 備 科 広 島 県 呉 市 幸 町 8-1 TEL 内 線 ( 直 通 ) ( 直 通 ) (FAXは 電 話 連 絡 時 に 指 定 する 番 号 ) 福 岡 県 春 日 市 原 町 TEL 内 線 2333~4 FAX 内 線 6923 大 分 市 新 川 町 TEL 佐 伯 市 鶴 谷 区 TEL 総 監 司 令 官 本 部 長 隊 長 大 分 県 沿 岸 部 全 域 を 管 轄 大 分 県 全 域 を 管 轄 緊 急 の 場 合 等 における 連 絡 先 呉 地 方 総 監 部 との 連 絡 調 整 (3) 要 請 連 絡 先 及 び 連 絡 方 法 ア 生 活 環 境 部 防 災 対 策 室 : 大 分 市 大 手 町 電 話 内 線 3152~3154 FAX ,3152(ダイヤルイン) ( 直 通 ) 防 災 行 政 無 線 ,204 FAX イ 第 七 管 区 海 上 保 安 本 部 : 福 岡 県 北 九 州 市 門 司 区 西 海 岸 電 話 ウ 大 阪 航 空 局 大 分 空 港 事 務 所 : 国 東 市 武 蔵 町 糸 原 字 大 海 田 電 話 FAX 自 衛 隊 の 活 動 基 準 人 命 救 助 を 最 優 先 とし 状 況 に 応 じて 次 表 の 基 準 により 救 援 活 動 を 実 施 する 495

145 (1) 情 報 収 集 自 衛 隊 法 第 83 条 第 1 項 の 規 定 により 知 事 等 から 要 請 があったとき 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 により 防 衛 大 臣 が 指 定 した 災 害 派 遣 を 命 ずることができる 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める ときは 車 両 航 空 機 等 状 況 に 適 した 手 段 によって 偵 察 を 行 い 被 害 状 況 を 調 査 する (2) 負 傷 者 の 救 出 救 護 支 援 死 者 行 方 不 明 者 負 傷 者 等 が 生 じた 場 合 は 通 常 他 の 救 援 作 業 等 に 優 先 して 捜 索 救 助 を 行 う (3) 防 疫 支 援 特 に 要 請 があった 場 合 には 被 災 者 の 応 急 診 療 防 疫 病 虫 害 防 除 等 の 支 援 を 行 う 薬 剤 等 は 通 常 地 方 公 共 団 体 の 提 供 するものを 使 用 する (4) 避 難 の 援 助 避 難 命 令 等 が 発 令 され 避 難 立 ち 退 き 等 が 行 われる 場 合 で 必 要 があるときは 避 難 者 の 誘 導 輸 送 等 を 行 い 避 難 を 援 助 する (5) 道 路 又 は 水 路 の 啓 開 道 路 又 は 水 路 が 損 壊 若 しくは 障 害 物 がある 場 合 は それらの 啓 開 除 去 にあたる (6) 給 食 及 び 給 水 の 支 援 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 給 食 及 び 給 水 の 支 援 を 行 う (7) 人 員 及 び 物 資 の 緊 急 輸 送 特 に 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 救 急 患 者 医 師 その 他 救 援 活 動 に 必 要 な 人 員 及 び 救 援 物 資 の 緊 急 輸 送 を 実 施 する この 場 合 航 空 機 による 輸 送 は 特 に 緊 急 を 要 すると 認 められるものについて 行 う (8) 水 防 活 動 堤 防 護 岸 等 の 決 壊 に 対 して 土 のうの 作 製 運 搬 積 み 込 み 等 の 水 防 活 動 を 行 う (9) 消 防 活 動 火 災 に 対 しては 利 用 可 能 な 消 防 車 その 他 消 防 活 動 に 必 要 な 器 具 をもって 消 防 機 関 に 協 力 して 人 命 救 助 及 び 消 火 にあたる (10) 通 信 支 援 特 に 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 災 害 派 遣 任 務 の 達 成 に 支 障 をきたさない 限 度 において 部 外 通 信 を 支 援 する (11) 救 援 物 資 の 無 償 貸 付 又 は 譲 与 特 に 要 請 があった 場 合 又 は 指 定 部 隊 等 の 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 防 衛 庁 の 管 理 に 属 す る 物 品 の 無 償 貸 与 及 び 譲 渡 等 に 関 する 総 理 府 令 ( 昭 和 33 年 総 理 府 令 第 1 号 ) に 基 づき 救 援 物 資 を 無 償 貸 付 し 又 は 譲 与 する (12) 交 通 規 制 の 支 援 主 として 自 衛 隊 車 両 の 交 通 がふくそうする 地 点 において 自 衛 隊 車 両 を 対 象 として 交 通 規 制 の 支 援 を 行 う 496

146 5 派 遣 部 隊 の 受 入 れに 関 し 留 意 すべき 事 項 県 知 事 から 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 が 決 定 した 旨 の 通 知 を 受 けた 場 合 次 の 点 に 留 意 して 派 遣 部 隊 の 活 動 が 十 分 に 達 成 できるよう 受 入 れに 万 全 を 期 するよう 努 めるものとする (1) 総 務 対 策 班 ア 連 絡 員 を 自 衛 隊 の 救 援 活 動 現 地 へ 派 遣 する イ ヘリコプターによる 災 害 派 遣 を 受 入 れる 場 合 は 関 係 部 に 対 し ヘリポート 設 置 可 能 箇 所 の 使 用 に 関 する 指 示 調 整 を 行 う ウ 派 遣 部 隊 が 到 着 した 場 合 は 目 的 地 に 誘 導 するとともに 派 遣 部 隊 の 責 任 者 と 応 援 作 業 計 画 等 について 協 議 し 調 整 のうえ 必 要 な 措 置 をとるとともに 到 着 後 及 び 必 要 に 応 じて 次 の 事 項 を 県 に 報 告 する (a) 派 遣 部 隊 の 長 の 官 職 氏 名 (b) 隊 員 数 (c) 到 着 日 時 (d) 従 事 している 作 業 内 容 及 び 進 捗 状 況 (2) 派 遣 要 請 を 依 頼 した 班 ア 派 遣 部 隊 を 災 害 現 地 へ 誘 導 する イ 応 援 を 求 める 内 容 所 要 人 員 及 び 資 機 材 等 の 確 保 について 計 画 をたて 応 急 復 旧 に 必 要 な 資 機 材 等 については 市 で 準 備 し 到 着 後 自 衛 隊 の 活 動 がすみやかに 開 始 されるようあらか じめ 準 備 に 留 意 すること ウ 自 衛 隊 の 宿 泊 施 設 及 び 野 営 施 設 並 びに 車 両 の 保 管 場 所 の 準 備 をしておくこと エ 派 遣 要 請 した 現 地 には 必 ず 連 絡 責 任 者 ( 工 事 責 任 者 )を 派 遣 し 作 業 に 支 障 をきたさな いよう 自 衛 隊 現 地 指 揮 官 と 協 議 決 定 にあたらせること オ 自 衛 隊 の 活 動 に 対 しては 付 近 住 民 の 積 極 的 な 協 力 を 求 めること カ その 他 総 務 対 策 班 から 指 示 のあった 事 項 6 費 用 の 負 担 区 分 派 遣 部 隊 が 活 動 に 要 した 経 費 のうち 次 の 事 項 については 派 遣 を 受 けた 市 が 負 担 とする 細 部 については その 都 度 派 遣 部 隊 と 市 長 が 協 議 して 定 めるものとする (1) 派 遣 部 隊 の 宿 泊 に 必 要 な 土 地 建 物 等 の 借 上 料 (2) 派 遣 部 隊 の 宿 営 及 び 救 援 活 動 に 伴 う 光 熱 水 道 汲 取 料 電 話 及 び 入 浴 料 等 (3) 派 遣 部 隊 の 救 援 活 動 に 提 供 する 資 材 器 材 等 の 購 入 借 上 または 修 理 費 (4) 無 作 為 による 損 害 の 補 償 (5) その 他 協 議 により 決 定 したもの 7 派 遣 部 隊 の 撤 収 要 請 市 長 は 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 の 目 的 を 達 したとき 又 はその 必 要 がなくなった 場 合 撤 収 要 請 依 頼 書 を 知 事 に 提 出 するものとする なお 撤 収 要 請 依 頼 の 手 続 きは 派 遣 要 請 依 頼 に 準 じて 行 う ものとする 497

147 第 10 他 機 関 に 対 する 応 援 要 請 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 1 災 害 応 急 対 策 の 実 施 のため 他 関 係 機 関 等 に 対 し 必 要 な 協 力 を 得 るため 市 が 締 結 している 応 援 協 定 は 以 下 のとおりである 市 は 必 要 があると 認 めるときは これらの 応 援 協 定 に 従 い 応 援 を 要 請 するものとする (1) 災 害 時 における 応 急 必 需 食 糧 の 調 達 に 関 する 協 定 書 (2) 災 害 発 生 時 の 応 急 対 策 に 関 する 協 定 書 (3) 中 津 市 地 区 災 害 復 旧 に 関 する 覚 書 (4) 災 害 時 における 中 津 市 内 郵 便 局 と 中 津 市 間 の 相 互 協 力 に 関 する 覚 書 (5) 災 害 時 における 被 災 者 に 対 する 防 災 活 動 協 力 に 関 する 協 定 書 (6) 災 害 情 報 等 の 伝 達 に 関 する 協 定 について (7) 災 害 時 における 救 援 物 資 提 供 に 関 する 協 定 書 (8) 災 害 時 における 飲 料 供 給 に 関 する 協 定 書 (9) 災 害 発 生 時 の 応 急 対 策 に 関 する 協 定 書 (10) 災 害 発 生 時 の 物 資 供 給 に 関 する 協 定 書 (11) 災 害 発 生 時 の 応 援 に 関 する 協 定 書 (12) 津 波 発 生 時 の 避 難 ビルに 関 する 協 定 書 (13) 災 害 発 生 時 の 緊 急 放 送 に 関 する 協 定 書 (14) 災 害 発 生 時 の 燃 料 供 給 に 関 する 協 定 書 (15) 災 害 時 におけるバス 輸 送 の 協 力 に 関 する 協 定 (16) 災 害 時 における 要 配 慮 者 の 避 難 輸 送 協 力 に 関 する 協 定 (17) 災 害 時 における 機 材 及 び 資 材 の 供 給 支 援 等 に 関 する 協 定 (18) 災 害 時 におけるLPガス 等 の 供 給 支 援 に 関 する 協 定 2 広 域 応 援 要 請 に 関 する 事 項 は 第 3 編 地 震 津 波 編 第 2 章 第 2 節 第 7 応 援 要 請 協 力 体 制 の 確 立 に 記 載 のとおりである 3 (1) 市 長 は 応 急 措 置 を 実 施 するため 必 要 があると 認 めるときは 知 事 に 対 して 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 を 要 請 するよう 求 めることができる この 場 合 において 市 町 村 長 は その 旨 及 び 当 該 市 町 村 の 地 域 に 係 る 災 害 の 状 況 を 防 衛 大 臣 又 は 最 寄 りの 駐 屯 地 司 令 の 職 にある 部 隊 等 の 長 へ 通 知 することができる (2) 知 事 に 対 して 災 害 派 遣 の 要 請 を 求 めることができない 場 合 は 防 衛 大 臣 又 は 最 寄 り の 駐 屯 地 司 令 の 職 にある 部 隊 等 の 長 に 通 知 するものとする (3) 市 長 は (1) (2)の 通 知 をしたときは 速 やかに その 旨 を 知 事 に 通 知 しなけれ ばならない 4 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 に 関 する 事 項 は 第 3 編 地 震 津 波 編 第 2 章 第 2 節 第 9 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 に 記 載 のとおりである 5 市 長 は 災 害 が 発 生 し 他 の 都 道 府 県 からの 緊 急 消 防 援 助 隊 警 察 の 広 域 緊 急 援 助 隊 を 受 け 入 れることとなった 場 合 に 備 え 消 防 庁 代 表 消 防 機 関 及 び 警 察 庁 との 連 絡 体 制 を 確 保 し 活 動 拠 点 の 確 保 等 受 け 入 れ 体 制 を 確 保 するように 努 めるものとする 498

148 第 11 技 術 者 技 能 者 及 び 労 務 者 の 確 保 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 災 害 応 急 対 策 の 実 施 等 のため 必 要 な 技 術 者 技 能 者 及 び 労 務 者 等 の 確 保 は ここに 定 めるところ によって 実 施 する 1 特 殊 技 術 者 等 の 確 保 応 急 対 策 の 実 施 についてその 所 属 職 員 を 動 員 してもなおかつ 不 足 する 技 術 者 は その 防 災 機 関 の 応 援 を 求 めるか 民 間 の 技 術 者 又 は 技 能 者 に 協 力 を 求 め 確 保 を 図 る 2 労 務 者 等 の 雇 い 上 げ 災 害 応 急 対 策 を 実 施 するための 活 動 要 員 及 び 奉 仕 団 の 人 員 が 不 足 し 又 は 特 殊 作 業 のため 労 働 力 が 必 要 なときは 雇 用 するものとする 災 害 応 急 処 置 を 実 施 するために 必 要 な 労 務 者 等 の 雇 い 上 げは 主 にハローワークを 通 じて 各 対 策 部 長 が 本 部 長 の 承 認 を 得 て 行 う 一 般 求 職 者 についても ハローワークを 通 じて 必 要 人 員 の 雇 い 上 げに 努 力 する 3 労 務 者 の 確 保 対 策 災 害 対 策 本 部 長 ( 市 長 )は 災 害 応 急 対 策 及 び 災 害 救 助 を 実 施 するにあたり 人 員 が 不 足 し また 奉 仕 団 の 動 員 並 びに 労 務 者 の 雇 い 上 げが 不 可 能 なときは 県 知 事 又 は 最 寄 りのハローワー クに 対 し 次 の 事 項 を 付 して 要 請 し その 確 保 を 図 るものとする ア 労 務 者 の 雇 用 を 要 する 目 的 又 は 作 業 種 目 イ 労 務 者 の 所 要 人 数 ウ 雇 用 を 要 する 期 間 エ 労 働 条 件 オ 労 務 者 が 従 事 する 地 域 カ その 他 必 要 事 項 4 災 害 救 助 法 に 基 づく 労 務 者 の 雇 い 上 げ 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 り 災 者 の 救 助 を 実 施 するため 必 要 な 労 務 者 は 県 ( 知 事 )が 次 の 要 領 でこれを 確 保 するものとする ただし 市 長 に 業 務 が 委 任 された 場 合 は 市 長 がこれを 行 う 499

149 労 務 者 雇 用 の 範 囲 種 別 内 容 被 災 者 の 避 難 災 害 のため 現 に 被 害 を 受 け 又 は 受 けるおそれのある 者 を 安 全 地 帯 に 避 難 させるため 雇 い 上 げるもの 医 療 助 産 のための 移 送 救 護 班 では 処 理 できない 重 症 患 者 又 は 救 護 班 が 到 着 するまでの 間 医 療 措 置 を 講 じなければならない 患 者 を 病 院 診 療 所 へ 運 ぶ ためのもの 救 護 班 によって 医 療 助 産 が 行 われる 際 の 医 師 助 産 師 看 護 師 等 の 移 動 に 伴 い 必 要 なもの 重 傷 であるが 今 後 は 自 宅 療 養 によることとなった 患 者 の 輸 送 のため 必 要 なもの 被 災 者 の 救 出 被 災 者 の 救 出 行 為 に 必 要 なもの 救 出 に 要 する 機 械 器 具 その 他 の 資 料 を 操 作 し 又 は 後 始 末 をするためのもの 飲 料 水 の 供 給 飲 料 水 を 供 給 するためのもの 飲 料 水 を 供 給 するための 機 械 器 具 の 運 搬 操 作 を 行 うための もの 飲 料 水 を 浄 化 するための 医 薬 品 の 配 布 を 行 うためのもの 救 助 物 資 の 整 理 輸 送 及 び 救 済 用 物 資 の 種 別 地 区 別 区 分 整 理 保 管 の 一 切 に 要 するも 配 分 の 救 済 用 物 資 を 送 達 するための 荷 物 の 積 卸 上 乗 り 及 び 運 搬 に 要 するもの 救 済 用 物 資 の 被 災 者 への 配 布 に 要 するもの ( 注 ) 他 の 法 令 等 によりその 費 用 が 措 置 される 物 資 又 は 各 救 助 を 実 施 するため 支 出 できる 費 用 に 含 まれる 資 材 等 はここの 賃 金 職 員 等 雇 上 費 としては 認 められない 行 方 不 明 者 の 捜 索 行 方 不 明 者 の 捜 索 行 為 に 必 要 なもの 行 方 不 明 者 の 捜 索 に 要 する 機 械 器 具 その 他 の 資 材 の 操 作 又 は 後 始 末 を 行 うためのもの 遺 体 の 処 理 ( 埋 火 葬 を 除 遺 体 の 洗 浄 消 毒 等 の 処 理 をするためのもの く) 遺 体 を 仮 安 置 所 等 まで 輸 送 するためのもの ( 注 ) 上 記 のほか 激 甚 災 害 等 特 殊 な 場 合 には 厚 生 労 働 大 臣 の 承 認 を 得 てこれらの 例 外 として 次 に 掲 げる 労 務 者 の 雇 い 上 げを 実 施 する (a) 遺 体 埋 火 葬 のための 労 務 者 (b) 炊 出 しのための 労 務 者 (c) 避 難 所 開 設 応 急 仮 設 住 宅 の 設 置 住 宅 の 応 急 修 理 等 の 資 材 を 輸 送 するための 労 務 者 500

150 5 労 務 者 の 雇 い 上 げの 方 法 災 害 応 急 対 策 並 びに 救 助 の 実 施 に 必 要 な 労 務 者 の 雇 い 上 げを 必 要 とする 場 合 は その 目 的 及 び 種 目 ごとに 計 画 をたて 必 要 最 小 限 度 の 労 務 者 を 雇 上 げる (1) 労 務 者 の 雇 い 上 げは 本 部 長 の 承 認 を 得 て 各 対 策 部 長 が 現 地 において 直 接 雇 い 上 げるか ハローワークを 通 じて 行 う (2) 前 記 により 労 務 者 が 確 保 できないときは 本 部 長 に 人 夫 雇 い 上 げ 条 件 を 示 して 県 知 事 に 要 請 する 6 労 務 者 雇 い 上 げの 期 間 労 務 者 雇 い 上 げの 期 間 は 災 害 応 急 対 策 の 開 始 から 終 了 までの 必 要 な 期 間 とするが 災 害 救 助 法 に 基 づく 労 務 者 の 雇 い 上 げの 期 間 は 本 編 第 2 章 第 2 節 第 6 災 害 救 助 法 の 適 用 及 び 運 用 に 示 すそれぞれ 救 助 の 実 施 が 認 められている 期 間 内 である ただし 災 害 救 助 法 による 救 助 の 実 施 の 期 間 が 延 長 された 場 合 は 延 長 された 救 助 の 実 施 に 係 る 労 務 者 雇 い 上 げ 期 間 についても 自 動 的 に 延 長 される (1) 労 務 者 雇 い 上 げの 期 間 の 延 長 の 承 認 申 請 事 項 ア 延 長 する 期 間 イ 労 務 者 雇 い 上 げの 目 的 又 は 救 助 の 種 目 ウ 雇 い 上 げの 人 員 エ 使 用 場 所 オ 延 長 の 理 由 7 労 務 者 の 賃 金 雇 い 上 げ 労 務 者 に 対 する 賃 金 は 法 令 その 他 に 規 定 されているものを 除 き 労 務 者 を 使 用 した 地 域 における 通 常 の 実 費 程 度 を 支 給 する 8 費 用 の 負 担 区 分 (1) 災 害 救 助 法 の 適 用 を 受 けた 場 合 ( 限 度 額 内 ) 県 負 担 (2) その 他 の 場 合 市 負 担 9 整 理 保 存 すべき 帳 簿 整 理 保 存 すべき 帳 簿 は 次 のとおりである (1) 臨 時 雇 用 人 夫 台 帳 (2) 人 夫 賃 支 払 い 関 係 証 拠 書 類 501

151 第 12 ボランティアとの 連 携 ( 福 祉 部 社 会 福 祉 課 ) 被 災 者 被 災 地 のニーズに 最 大 限 に 応 えられるよう ボランティアと 積 極 的 な 連 携 を 図 るための 体 制 等 について 定 める 1 基 本 方 針 大 規 模 災 害 発 生 時 には 各 種 の 援 護 を 必 要 とする 被 災 者 が 増 大 することが 想 定 され 市 の 内 外 から 参 加 するボランティア NPO 等 による 被 災 者 への 積 極 的 な 支 援 活 動 が 求 められる このため 市 においてはボランティアの 善 意 を 効 果 的 に 活 かせるよう ボランティア 活 動 が 持 つ 独 自 の 領 域 と 役 割 に 留 意 しながら 受 入 体 制 及 び 活 動 環 境 を 整 備 し 相 互 の 信 頼 と 協 力 体 制 を 構 築 する 2 市 の 組 織 体 制 災 害 発 生 時 から 復 旧 期 までボランテイア 活 動 を 円 滑 かつ 効 果 的 に 支 援 するための 総 合 調 整 窓 口 は 市 災 害 対 策 本 部 福 祉 保 健 対 策 部 社 会 福 祉 対 策 班 とする 3 ボランティアの 受 け 入 れ 市 は 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 その 他 必 要 と 認 めたときは ボランティアセンター 機 能 を 持 つ 市 社 会 福 祉 協 議 会 と 協 議 連 携 し 災 害 ボランティアセンターを 設 置 し ボランティア 受 入 態 勢 を 確 立 する 災 害 ボランティアセンター 設 置 時 の 協 議 内 容 1 災 害 ボランティアセンターの 設 置 場 所 2 災 害 ボランティアセンターの 組 織 形 態 3 災 害 ボランティアセンターの 運 営 4その 他 災 害 ボランティアセンターの 運 営 に 関 しては スペースの 確 保 活 動 に 必 要 な 資 材 や 設 備 の 整 備 その 他 宿 泊 施 設 の 確 保 等 について 各 対 策 部 と 調 整 しながら 努 める 等 ボランティア 活 動 が 円 滑 に 行 われるために 最 大 限 努 力 するものとする 4 ボランティア 活 動 の 支 援 災 害 の 規 模 によっては 市 内 外 を 問 わず 多 くの 善 意 の 支 援 が 寄 せられることが 予 想 されるため 災 害 ボランティアセンターの 業 務 である 総 合 調 整 活 動 の 支 援 を 行 い ボランティアの 活 動 の 円 滑 な 実 施 が 図 られるよう 努 めるものとする 災 害 ボランティアセンターが 行 うボランティアの 活 動 支 援 としては 被 災 者 からの 要 望 とボラ ンティアの 活 動 の 調 整 (マッチング) ボランティアに 対 するオリエンテーション 等 があり それ らが 十 分 に 機 能 するよう 活 動 拠 点 の 整 備 や ボランティアに 対 する 被 災 状 況 避 難 場 所 必 要 な 救 援 活 動 などの 情 報 提 供 に 努 める 502

152 また ボランティアの 活 動 中 のケガや 病 気 などに 対 応 するため 医 療 機 関 等 との 連 携 を 図 ると ともに 活 動 中 の 傷 害 賠 償 事 故 補 償 のためのボランティア 活 動 保 険 加 入 を 支 援 し 安 心 してボ ランティア 活 動 ができるよう 配 慮 する なお これらの 支 援 形 態 は 時 間 的 な 経 過 によって 変 化 していくものであるため 常 に 現 状 を 適 切 に 伝 える 情 報 の 発 信 体 制 も 整 備 する その 他 必 要 に 応 じて 臨 機 応 変 の 対 応 を 図 る 5 ボランティア NPO 等 の 受 入 及 び 配 置 ア ボランティア NPO 等 の 受 入 及 び 配 置 については 現 地 災 害 ボランティアセンターが 班 及 び 県 社 協 災 害 ボランティアセンターと 情 報 を 共 有 し 連 携 を 図 りながら 適 切 に 行 う イ ボランティア NPO 等 の 受 入 及 び 配 置 にあたっては 被 災 地 や 被 災 者 のニーズとミスマ ッチが 起 きないよう 留 意 するとともに ボランティアの 善 意 を 効 果 的 に 活 かせるよう そ の 専 門 性 や 特 性 等 に 配 慮 して 適 切 に 行 う 専 門 ボランティア NPO 活 動 例 医 師 看 護 師 等 の 医 療 行 為 重 度 要 介 護 者 等 への 救 護 被 災 者 の 健 康 管 理 やカウンセリング 災 害 応 急 対 策 物 資 など 資 財 の 輸 送 被 災 建 築 物 の 応 急 危 険 度 判 定 や 急 傾 斜 地 の 危 険 度 判 定 外 国 人 に 対 する 通 訳 歴 史 資 料 の 救 出 や 修 復 その 他 災 害 救 助 活 動 等 に 関 して 専 門 的 な 資 格 や 技 術 などを 要 する 活 動 一 般 ボランティア NPO 活 動 炊 き 出 し 等 食 事 の 提 供 救 援 物 資 の 搬 入 仕 分 及 び 配 布 避 難 生 活 者 へ の 支 援 ( 高 齢 者 障 が い 者 等 の 安 否 確 認 や 食 料 飲 料 水 な ど 生 活 必 需 品 の 提 供 ) 在 宅 避 難 者 への 支 援 ( 高 齢 者 障 がい 者 等 の 安 否 確 認 や 食 料 飲 料 水 など 生 活 必 需 品 の 提 供 ) 清 掃 作 業 及 び 簡 易 な 防 疫 作 業 危 険 を 伴 わない 範 囲 での 片 付 け 作 業 その 他 被 災 者 の 生 活 支 援 に 関 する 活 動 6 ボランティア NPO 等 の 安 全 確 保 等 現 地 災 害 ボランティアセンターは 班 及 び 県 社 協 災 害 ボランティアセンターと 連 携 してボ ランティア 活 動 の 安 全 確 保 に 努 めるとともに ボランティアの 健 康 管 理 に 十 分 配 慮 する また ボランティアへボランティア 保 険 への 加 入 を 推 奨 することとする 7 災 害 ボランティアネットワークの 確 立 市 は 予 測 できない 災 害 に 対 し 市 社 会 福 祉 協 議 会 や 市 民 市 民 団 体 等 と 連 携 を 図 り ネット ワーク 体 制 を 確 立 することに 努 める ( 研 修 会 の 開 催 等 ) 503

153 第 13 物 資 の 備 蓄 及 び 資 機 材 調 達 供 給 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 地 震 又 は 津 波 による 災 害 に 際 し 必 要 とする 救 済 用 物 資 及 び 応 急 対 策 用 資 機 材 の 備 蓄 及 び 調 達 供 給 は ここに 定 めるところにより 実 施 する 1 物 資 等 の 備 蓄 及 び 調 達 供 給 の 基 本 方 針 (1) 市 等 の 措 置 地 震 又 は 津 波 による 災 害 時 において 必 要 な 救 済 用 物 資 及 び 応 急 対 策 用 資 機 材 は 市 及 び 消 防 本 部 をはじめ それぞれの 防 災 関 係 機 関 において あらかじめ 備 蓄 整 備 充 実 を 図 るものとし また 応 急 時 における 調 達 供 給 を 実 施 する (2) 調 達 先 の 確 保 災 害 時 における 調 達 供 給 は あらかじめ 流 通 業 者 と 締 結 した 協 定 等 に 基 づき 当 該 物 資 の 生 産 販 売 集 荷 等 を 行 う 業 者 に 協 力 を 求 めて 実 施 するものとする その 確 保 が 困 難 な 場 合 には 県 又 は 指 定 地 方 行 政 機 関 に 要 請 を 行 うものとする (3) 家 庭 内 備 蓄 の 推 進 市 民 に 対 しては 生 活 必 需 品 のほか 食 料 飲 料 水 携 帯 ラジオなど 災 害 時 に 必 要 な 物 品 を 持 ち 出 せるよう 非 常 持 ち 出 し 袋 等 の 準 備 について 広 報 や 防 災 訓 練 等 の 機 会 を 利 用 し 推 進 を 図 る 2 救 済 用 物 資 及 び 資 機 材 調 達 確 保 対 策 (1) 物 資 資 機 材 の 備 蓄 整 備 充 実 応 急 対 策 を 円 滑 に 実 施 するため 各 対 策 部 は 災 害 に 際 して 必 要 となる 物 資 及 び 資 機 材 につ いて その 現 況 把 握 整 備 点 検 を 行 うとともに 緊 急 使 用 調 達 方 法 等 について 十 分 な 体 制 を 整 えておくものとする (2) 医 薬 品 等 防 疫 及 び 医 療 等 に 必 要 な 薬 剤 及 び 資 機 材 については 消 防 本 部 市 民 病 院 に 整 備 するととも に 県 知 事 指 定 の 医 薬 品 備 蓄 者 及 び 市 内 医 薬 品 等 販 売 業 者 の 在 庫 品 より 調 達 する (3) 食 糧 生 活 必 需 品 等 主 食 については 九 州 農 政 局 と 緊 密 な 連 絡 を 取 り 県 を 通 じて 政 府 米 の 払 下 げを 申 請 すると ともに 農 業 業 同 組 合 へ 放 出 を 要 請 し 副 食 その 他 非 常 食 糧 各 種 生 活 必 需 品 等 の 緊 急 調 達 に ついては 商 工 会 議 所 販 売 業 者 から 物 資 調 達 に 関 する 協 定 に 基 づき 実 施 する (4) 応 急 対 策 資 材 建 設 機 械 等 材 木 セメント 水 道 管 等 の 災 害 応 急 対 策 に 必 要 な 資 材 等 の 備 蓄 調 達 については 市 にお いて 一 定 数 量 を 備 蓄 するとともに 災 害 時 において 物 資 調 達 に 関 する 協 定 に 基 づき 実 施 す る 建 設 機 械 等 は 原 則 として 市 保 有 のものを 利 用 するが 機 械 力 が 不 足 することが 予 想 される 場 合 は 建 設 業 者 が 保 有 する 建 設 機 械 等 の 借 り 上 げを 行 う このため あらかじめ 借 り 上 げ 順 位 手 段 費 用 負 担 等 について 建 設 業 組 合 と 協 定 を 締 結 しておくものとする 504

154 第 14 帰 宅 困 難 者 対 策 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 商 工 観 光 部 観 光 課 商 工 振 興 課 福 祉 部 社 会 福 祉 課 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 ) 市 街 地 や 観 光 地 には 通 勤 通 学 買 い 物 旅 行 者 等 の 多 くの 人 が 流 入 滞 在 しているが 大 規 模 な 地 震 が 発 生 した 場 合 交 通 機 能 停 止 等 により 自 力 で 自 宅 に 帰 ることができない 人 々( 以 下 帰 宅 困 難 者 という )が 多 数 発 生 することが 予 想 される ここでは このような 帰 宅 困 難 者 への 対 応 等 について 定 める 1 基 本 方 針 帰 宅 困 難 者 への 対 応 は 安 否 確 認 の 支 援 被 害 情 報 の 伝 達 避 難 場 所 の 提 供 帰 宅 のための 支 援 等 多 岐 にわたる このため 事 業 所 や 学 校 などの 組 織 では 災 害 発 生 時 には 組 織 の 責 任 において 安 否 確 認 や 交 通 情 報 等 の 収 集 を 行 い 災 害 状 況 を 十 分 に 見 極 めたうえで 従 業 員 学 生 顧 客 等 の 扱 いを 検 討 する 帰 宅 困 難 者 対 策 は 行 政 のエリアを 越 え かつ 多 岐 にわたる 分 野 に 課 題 が 及 んでいることから 県 や 事 業 所 防 災 関 係 機 関 等 と 相 互 に 連 携 協 力 し 災 害 発 生 時 における 交 通 情 報 や 食 料 飲 料 水 の 提 供 従 業 員 や 学 生 等 の 保 護 などについて 支 援 体 制 の 構 築 を 図 っていくものとする 2 対 策 の 実 施 (1) 市 民 事 業 所 等 への 情 報 提 供 市 民 事 業 所 等 に 対 して 各 種 の 手 段 により 鉄 道 運 行 状 況 道 路 交 通 情 報 徒 歩 帰 宅 に 必 要 な 装 備 家 族 との 連 絡 手 段 徒 歩 帰 宅 経 路 等 について 必 要 な 情 報 を 提 供 するものとする (2) 代 替 交 通 手 段 の 確 保 市 は 帰 宅 のための 支 援 方 針 を 決 定 するとともに 鉄 道 途 絶 等 の 際 バス 輸 送 など 代 替 交 通 手 段 の 運 行 方 法 を 検 討 するものとする 505

155 第 15 交 通 確 保 輸 送 対 策 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 建 設 部 道 路 課 商 工 観 光 部 企 業 誘 致 港 湾 課 ) 1 交 通 確 保 ( 道 路 橋 梁 の 応 急 対 策 ) 地 震 又 は 津 波 による 災 害 が 発 生 した 場 合 は 道 路 の 破 損 決 壊 橋 梁 流 失 その 他 交 通 に 支 障 をおよぼすおそれのある 箇 所 を 早 急 に 把 握 し 災 害 応 急 対 策 及 び 資 機 材 の 輸 送 を 円 滑 に 行 うため 緊 急 に 復 旧 を 要 する 道 路 から 順 次 応 急 復 旧 を 行 っていくものとする (1) 車 両 の 運 転 者 の 責 務 の 周 知 徹 底 市 は 警 察 県 等 と 連 携 して 災 害 発 生 時 に 運 転 者 がとるべき 措 置 について 以 下 の 事 項 を 周 知 徹 底 するものとする ア 走 行 中 の 車 両 の 運 転 者 は 次 の 要 領 により 行 動 すること できる 限 り 安 全 な 方 法 により 車 両 を 道 路 の 左 側 に 停 止 させること 停 止 後 は カーラジオ 等 により 災 害 情 報 及 び 交 通 情 報 を 聴 取 し その 情 報 及 び 周 囲 の 状 況 に 応 じて 行 動 すること 車 両 を 置 いて 避 難 するときは できるだけ 道 路 外 の 場 所 に 移 動 しておくこと やむを 得 ず 道 路 上 に 置 いて 避 難 するときは 道 路 の 左 側 に 寄 せて 駐 車 し エンジンを 切 り エンジンキーは 付 けたままとし 窓 を 閉 め ドアはロックしないこと 駐 車 すると きは 避 難 する 人 の 通 行 や 災 害 応 急 対 策 の 実 施 の 妨 げとなるような 場 所 には 駐 車 しない こと イ 避 難 のために 車 両 を 使 用 しないこと ウ 災 害 対 策 基 本 法 に 基 づく 交 通 規 制 が 行 われたときには 通 行 禁 止 区 域 等 における 一 般 車 両 の 通 行 は 禁 止 又 は 制 限 されることから 同 区 域 内 に 至 る 運 転 者 は 次 の 措 置 をとること すみやかに 車 両 を 次 の 場 所 に 移 動 させること 道 路 の 区 間 を 指 定 して 交 通 規 制 が 行 われたときは 規 制 が 行 われている 道 路 の 区 間 以 外 の 場 所 区 域 を 指 定 して 交 通 の 規 制 が 行 われたときは 道 路 外 の 場 所 すみやかな 移 動 が 困 難 なときは 車 両 をできる 限 り 道 路 の 左 側 に 沿 って 駐 車 するなど 緊 急 通 行 車 両 の 通 行 の 妨 害 とならない 方 法 により 駐 車 すること 通 行 禁 止 区 域 等 内 において 警 察 官 等 の 指 示 を 受 けたときは その 指 示 に 従 って 車 両 を 移 動 又 は 駐 車 すること その 際 警 察 官 の 指 示 に 従 わないときや 運 転 者 が 現 場 にいな いために 措 置 をとることができないときは 警 察 官 が 自 らその 措 置 をとることがあり この 場 合 やむを 得 ない 限 度 において 車 両 等 を 破 損 することがあること (2) 応 急 復 旧 目 標 道 路 橋 梁 等 の 被 害 に 応 じて 盛 土 作 業 仮 橋 の 設 置 など 応 急 工 事 を 施 工 し 交 通 の 確 保 を 図 る (3) 応 急 復 旧 方 法 ア 路 面 の 亀 裂 や 沈 下 に 対 しては その 原 因 を 確 認 し 他 に 支 障 がないと 判 断 した 場 合 には 土 砂 等 により 盛 土 作 業 を 行 う なお 状 況 によっては 仮 舗 装 を 実 施 する イ 法 面 崩 壊 については 土 俵 羽 口 工 積 土 俵 工 などを 実 施 する 506

156 ウ がけ 崩 れによって 通 行 が 不 能 となった 道 路 については 二 次 災 害 への 対 応 を 考 慮 のうえ 重 機 械 (ブルドーザー ショベル 等 )により 崩 壊 土 の 除 去 を 行 う エ 橋 梁 が 流 失 落 橋 した 場 合 は 緊 急 措 置 として 木 角 材 H 形 鋼 を 架 け 渡 し 敷 板 を 並 べて 応 急 復 旧 を 行 う なお 代 替 橋 (ペリー 橋 )を 設 置 する 場 合 は 代 替 橋 を 所 有 する 自 衛 隊 に 対 して 設 置 を 要 請 するものとする 2 交 通 規 制 災 害 時 において 道 路 の 欠 損 決 壊 その 他 の 事 由 により 通 行 が 危 険 であると 認 められる 場 合 若 しくは 復 旧 工 事 のためやむを 得 ないと 認 められる 場 合 又 は 他 の 河 川 管 理 者 道 路 管 理 者 等 から 通 報 等 により 了 知 したときは 市 長 ( 道 路 管 理 者 河 川 管 理 者 )は 次 の 各 号 により 交 通 規 制 を 行 うものとする (1) 道 路 巡 視 等 土 木 対 策 班 は 被 災 道 路 及 びその 付 近 の 状 況 を 調 査 するとともに 迂 回 道 として 指 定 する 道 路 の 調 査 を 行 い 必 要 な 措 置 を 講 ずる (2) 交 通 規 制 の 決 定 ( 公 安 委 員 会 の 意 見 聴 取 ) 土 木 対 策 部 長 は 中 津 警 察 署 長 の 意 見 を 聞 いて 交 通 の 規 制 を 決 定 する ただし 中 津 警 察 署 長 の 意 見 を 聞 くいとまがない 場 合 には 土 木 対 策 部 長 の 判 断 で 規 制 を 実 施 し すみやかに 中 津 警 察 署 長 に 通 知 するものとする (3) 交 通 規 制 の 実 施 交 通 規 制 は 土 木 対 策 班 が 道 路 標 識 等 を 必 要 な 場 所 に 設 置 して 行 うものとする なお 迂 回 道 を 指 定 する 場 合 には 迂 回 道 路 の 危 険 を 防 止 し その 他 交 通 の 安 全 と 円 滑 を 図 るものとする 土 木 対 策 部 長 は 交 通 規 制 実 施 後 災 害 対 策 本 部 へ 通 報 するものとする (4) 交 通 規 制 の 広 報 等 交 通 規 制 を 実 施 したときは 関 係 する 他 の 道 路 管 理 者 に 通 知 する また 広 報 車 等 による 広 報 活 動 及 び 報 道 機 関 を 通 じて 市 民 に 周 知 徹 底 を 図 るものとする (5) 交 通 規 制 の 解 除 交 通 規 制 の 解 除 は 土 木 対 策 部 長 が 当 該 道 路 の 障 害 物 の 撤 去 欠 損 箇 所 の 復 旧 などの 安 全 通 行 の 確 保 を 確 認 してから 行 うものとする なお 規 制 解 除 については すみやかに 関 係 機 関 に 通 報 するものとする 3 要 員 及 び 建 設 機 械 等 の 確 保 (1) 要 員 の 確 保 応 急 復 旧 を 実 施 するために 必 要 な 要 員 の 確 保 については 基 本 的 には 本 章 第 2 節 第 2 動 員 配 備 によるほか 市 内 の 建 設 業 従 事 者 の 実 態 を 随 時 把 握 して 非 常 災 害 時 にはただちに 動 員 できる 体 制 がとれるよう あらかじめ 建 設 業 者 に 対 して 協 力 要 請 をしておくものとする なお 人 員 が 不 足 する 場 合 には 迅 速 かつ 効 率 的 な 応 急 対 策 を 実 施 するため 他 の 地 方 公 共 団 体 等 へ 応 援 を 要 請 するものとする (2) 建 設 機 械 等 の 確 保 応 急 復 旧 を 実 施 するために 必 要 な 建 設 機 械 の 確 保 については 建 設 業 者 が 保 有 しているブル 507

157 ドーザー 等 のほか 主 要 な 建 設 機 械 器 具 等 の 種 類 別 能 力 数 量 所 有 者 所 在 等 の 実 態 を 随 時 把 握 して 非 常 災 害 時 にはただちに 調 達 できる 体 制 がとれるよう あらかじめ 各 事 業 所 に 対 し て 協 力 要 請 をしておくものとする また 資 機 材 については 一 定 の 数 量 を 市 においてあらかじめ 確 保 しておくとともに 取 扱 業 者 名 簿 等 により 民 間 在 庫 量 を 地 域 別 に 把 握 し 緊 急 時 における 復 旧 用 資 機 材 の 調 達 に 万 全 の 態 勢 を 整 えておくものとする 4 相 互 協 力 (1) 道 路 占 用 者 との 相 互 協 力 ア 地 震 又 は 津 波 により 道 路 施 設 及 び 占 用 物 件 が 損 壊 した 場 合 は 復 旧 方 法 等 について 情 報 の 交 換 を 行 うものとする イ 電 気 ガス 上 下 水 道 電 話 等 の 道 路 占 用 者 は 自 己 所 管 以 外 の 施 設 の 被 害 を 発 見 した 場 合 は その 管 理 責 任 者 に 通 報 し ただちに 応 急 措 置 をとるよう 協 力 するものとする ウ 道 路 占 用 者 は 占 用 物 件 の 損 壊 により 交 通 規 制 を 行 う 必 要 がある 場 合 は すみやかに 土 木 対 策 部 長 及 び 中 津 警 察 署 長 に 規 制 の 依 頼 を 行 うものとする (2) 他 の 道 路 管 理 者 等 との 相 互 協 力 地 震 又 は 津 波 により 道 路 施 設 が 損 壊 若 しくは 交 通 に 危 険 を 生 じた 場 合 は 必 要 な 交 通 の 確 保 のため 相 互 協 力 に 努 めるものとする ア 大 分 県 及 び 九 州 地 方 整 備 局 と 道 路 施 設 の 応 急 対 策 についての 情 報 交 換 及 び 必 要 な 資 機 材 の 確 保 等 で 協 力 し 合 う イ 周 辺 市 町 村 と 道 路 施 設 の 応 急 対 策 についての 情 報 交 換 等 を 行 う 5 道 路 上 の 障 害 物 の 除 去 地 震 又 は 津 波 による 災 害 時 においては 被 災 者 の 救 援 災 害 救 助 物 資 の 輸 送 災 害 復 旧 工 事 等 への 対 応 などを 円 滑 に 実 施 するため 道 路 機 能 の 維 持 回 復 に 努 めるものとする (1) 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 災 害 対 策 本 部 は 緊 急 輸 送 などに 必 要 な 道 路 の 確 保 のため 必 要 な 情 報 を 収 集 し 関 係 機 関 と 調 整 を 図 り 復 旧 路 線 を 決 定 する なお 決 定 後 は すみやかに 関 係 機 関 に 通 知 するものと する (2) 緊 急 用 道 路 の 確 保 道 路 上 の 障 害 物 の 除 去 は 道 路 交 通 を 緊 急 に 確 保 する 必 要 のある 路 線 から 順 次 実 施 するも のとする (3) 道 路 冠 水 の 対 策 道 路 の 冠 水 は 交 通 障 害 並 びに 通 行 する 車 両 による 家 屋 浸 水 の 被 害 をもたらすおそれもあり 早 急 に 排 水 処 理 を 実 施 するものとする ア 街 きょ 桝 側 溝 桝 など 排 水 口 の 目 詰 まりを 防 止 するために 点 検 清 掃 を 行 う イ 排 水 溝 の 流 水 を 良 くするため スクリーンなどの 点 検 清 掃 を 行 う ウ 道 路 上 へ 流 出 した 塵 芥 などの 流 出 物 は 排 水 機 能 を 阻 害 するばかりでなく 交 通 の 障 害 と もなり 危 険 となるので 早 急 に 排 除 する 508

158 (4) 街 路 樹 の 対 策 強 風 等 による 街 路 樹 の 倒 木 は 交 通 障 害 架 線 の 切 断 等 をもたらし 緊 急 の 処 理 を 要 するの で 次 の 方 法 により 処 理 するものとする ア 交 通 障 害 となる 倒 木 は 応 急 措 置 として 道 路 と 平 行 に 整 理 するとともに 復 旧 の 見 込 みの ない 樹 木 は 道 路 上 より 取 り 除 き 最 寄 りの 公 園 等 に 集 積 する イ 復 旧 可 能 な 樹 木 は 側 枝 を 切 り 払 い 支 柱 及 び 結 束 材 料 で 傾 斜 を 直 す (5) 街 路 灯 等 の 対 策 街 路 灯 等 の 倒 壊 は 交 通 の 障 害 ばかりでなく 架 線 の 切 断 による 感 電 事 故 の 危 険 もあるので 次 の 方 法 により 処 理 するものとする ア 交 通 障 害 となる 倒 柱 は 応 急 措 置 として 道 路 と 平 行 に 整 理 するとともに 破 損 した 灯 具 等 は 早 急 に 道 路 上 より 除 去 する イ 切 断 された 架 線 は 人 が 触 れることのないように 応 急 措 置 をし 九 州 電 力 等 へ 通 報 する (6) 占 用 物 件 等 の 対 策 道 路 巡 視 又 は 市 民 等 からの 通 報 で 占 用 物 件 の 損 傷 等 を 承 知 した 時 は ただちに 管 理 責 任 者 に 通 報 するものとする また 占 用 物 件 の 損 傷 等 は それぞれの 管 理 責 任 者 において 処 理 するものとするが 作 業 に ついては 相 互 に 協 力 し 早 急 に 道 路 機 能 の 回 復 に 努 めるものとする 6 緊 急 輸 送 の 基 準 緊 急 輸 送 は おおむね 次 の 基 準 により 他 の 輸 送 に 優 先 して 実 施 するものとする (1) 第 一 段 階 ア 救 助 救 急 活 動 医 療 活 動 の 従 事 者 医 薬 品 等 人 命 救 助 に 要 する 人 員 物 資 イ 消 防 水 防 活 動 等 災 害 の 拡 大 防 止 のための 人 員 物 資 ウ 災 害 対 策 要 員 情 報 通 信 電 力 ガス 水 道 施 設 保 安 要 員 等 初 動 の 応 急 対 策 に 必 要 な 要 員 物 資 等 エ 後 方 医 療 機 関 へ 搬 送 する 負 傷 者 等 オ 輸 送 に 必 要 な 道 路 や 防 災 上 の 拠 点 となる 施 設 の 応 急 復 旧 交 通 規 制 等 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 (2) 第 二 段 階 ア 上 記 (1)の 続 行 イ 食 料 水 等 生 命 の 維 持 に 必 要 な 物 資 ウ 被 災 地 外 へ 搬 送 する 傷 病 者 及 び 被 災 者 エ 輪 送 施 設 ( 道 路 港 湾 漁 港 ヘリポート 等 )の 応 急 復 旧 等 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 (3) 第 三 段 階 ア 上 記 (2)の 続 行 イ 災 害 復 旧 に 必 要 な 人 員 及 び 物 資 ウ 生 活 必 需 品 509

159 7 車 両 等 の 調 達 (1) 本 部 会 議 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 状 況 に 応 じ 必 要 な 車 両 等 を 確 保 するため 総 務 対 策 班 に 指 示 し あらかじめ 一 定 数 の 車 両 等 を 待 機 させるものとする (2) 各 対 策 班 ア 輸 送 手 段 として 必 要 な 車 両 等 は 原 則 としてあらかじめ 指 定 された 各 部 保 有 のものを 第 一 次 的 に 使 用 する イ 不 足 を 生 じる 場 合 は 総 務 対 策 班 に 対 し 用 途 車 種 台 数 使 用 期 間 引 渡 場 所 及 び 日 時 等 を 明 示 のうえ 調 達 を 依 頼 する ただし 特 殊 車 両 については 各 対 策 班 で 調 達 する (3) 市 有 車 両 以 外 の 車 両 を 必 要 とするときは 他 の 公 共 団 体 及 び 民 間 の 車 両 を 確 保 し 配 車 す るものとする (4) 船 舶 による 輸 送 災 害 により 陸 上 輸 送 が 不 可 能 な 場 合 又 は 海 上 による 船 舶 輸 送 の 方 が 効 率 的 な 場 合 において 船 舶 により 必 要 物 資 人 員 等 輸 送 を 実 施 するものとする (5) 人 力 による 輸 送 地 震 又 は 津 波 による 災 害 の 状 況 により 車 両 等 による 輸 送 が 不 可 能 な 場 合 は 人 力 の 輸 送 を 行 うものとする (6) 航 空 機 による 輸 送 地 上 輸 送 が 全 て 不 可 能 で 緊 急 に 航 空 機 による 輸 送 の 必 要 が 生 じた 場 合 は 県 を 通 じて 自 衛 隊 の 派 遣 を 要 請 するものとする 8 緊 急 輸 送 基 地 の 設 定 大 規 模 な 災 害 時 における 緊 急 輸 送 業 務 の 円 滑 を 期 するため 物 資 資 器 材 の 集 積 所 及 び 輸 送 連 絡 所 として 市 又 は 県 が 輸 送 関 係 機 関 等 の 要 請 に 基 づき 又 は 特 に 必 要 があると 認 める 場 合 に 設 置 するものとする 設 置 場 所 担 当 及 び 協 力 城 北 中 学 校 ヘリポート 中 津 総 合 運 動 場 ヘリポート 中 津 港 中 津 駅 大 貞 総 合 運 動 公 園 道 の 駅 なかつ 山 国 コロナ 運 動 場 三 光 総 合 運 動 公 園 禅 海 ふれあい 広 場 耶 馬 溪 ダムスポーツ 公 園 中 津 市 大 分 県 ( 地 方 振 興 局 ) 地 震 災 害 時 における 緊 急 輸 送 業 務 の 円 滑 を 期 するため 物 資 資 機 材 の 集 積 所 及 び 輸 送 ルート 等 を 次 のとおり 設 置 するものとする (1) 主 要 輸 送 ルート 国 道 10 号 国 道 212 号 国 道 213 号 国 道 496 号 国 道 500 号 主 要 地 方 道 宇 佐 本 耶 馬 渓 線 主 要 地 方 道 耶 馬 溪 院 内 線 主 要 地 方 道 森 耶 馬 溪 線 主 要 地 方 道 玖 珠 山 国 線 県 道 万 田 四 日 市 線 県 道 中 津 高 田 線 県 道 渋 見 成 恒 中 津 線 県 道 臼 木 沖 代 線 510

160 県 道 円 座 中 津 線 県 道 東 上 戸 原 線 広 域 農 道 宇 佐 地 区 中 津 港 中 津 駅 幹 線 を 結 ぶ 広 域 農 免 農 道 ヘリポート8 箇 所 上 記 については 警 察 署 など 関 係 機 関 の 応 援 により 交 通 規 制 を 実 施 する (2) 主 要 集 積 所 主 要 集 積 所 は 次 のとおりとする 場 所 住 所 大 貞 総 合 運 動 公 園 中 津 市 大 字 加 来 道 の 駅 なかつ 中 津 市 大 字 加 来 中 津 総 合 運 動 場 中 津 市 大 字 永 添 流 通 基 地 センター 中 津 市 大 字 田 尻 中 津 市 役 所 中 津 市 豊 田 町 三 光 支 所 中 津 市 三 光 原 口 三 光 総 合 運 動 公 園 中 津 市 三 光 成 恒 本 耶 馬 渓 支 所 中 津 市 本 耶 馬 渓 町 曽 木 禅 海 ふれあい 広 場 中 津 市 本 耶 馬 渓 町 曽 木 耶 馬 溪 支 所 中 津 市 耶 馬 溪 町 大 字 柿 坂 耶 馬 溪 ダムスポーツ 公 園 中 津 市 耶 馬 溪 町 大 字 山 移 山 国 支 所 中 津 市 山 国 町 守 実 コロナ 運 動 場 中 津 市 山 国 町 平 小 野 9 災 害 救 助 法 の 規 定 による 緊 急 輸 送 災 害 救 助 法 が 適 用 された 場 合 の 輸 送 は 県 が 他 の 機 関 の 協 力 を 求 めてこれを 実 施 する ただし 事 態 が 急 迫 したため 知 事 の 輸 送 措 置 を 待 ついとまがないとき 又 は 特 別 な 事 情 があるときは 次 の 基 準 により 市 長 が 知 事 の 委 任 を 受 けて これを 実 施 する (1) 輸 送 の 範 囲 とその 期 間 輸 送 の 範 囲 被 災 者 の 避 難 に 関 する 輸 送 ( 資 機 材 人 員 輸 送 ) 医 療 に 関 する 輸 送 ( 人 員 輸 送 ) 輸 送 実 施 の 認 められる 期 間 災 害 が 発 生 し 又 は 災 害 が 発 生 しよ うとする1 両 日 発 生 の 日 から 14 日 以 内 助 産 に 関 する 輸 送 ( ) 13 日 以 内 被 災 者 の 救 出 に 関 する 輸 送 ( 人 員 資 機 材 輸 送 ) 3 日 以 内 救 授 用 物 資 輸 送 飲 料 水 の 供 給 に 関 する 輸 送 ( 飲 料 水 ろ 水 機 等 資 機 材 輸 送 ) 7 日 以 内 炊 出 し 用 食 糧 調 味 料 及 び 燃 料 等 の 輸 送 7 日 以 内 医 薬 品 及 び 衛 生 材 料 の 輸 送 14 日 以 内 被 服 寝 具 その 他 の 生 活 必 需 品 の 輸 送 10 日 以 内 学 用 品 の 輸 送 教 科 書 については 災 害 発 生 の 日 か 511

161 ら1ヶ 月 以 内 その 他 は 15 日 以 内 遺 体 の 捜 索 に 関 する 輸 送 ( 捜 索 に 必 要 な 人 員 資 機 材 輸 発 生 の 日 から 10 日 以 内 送 ) 遺 体 の 処 理 に 関 する 輸 送 ( 埋 火 葬 を 除 く) 10 日 以 内 (2) 輸 送 に 要 する 経 費 の 基 準 当 該 地 域 における 通 常 の 実 費 とし おおむね 次 の 経 費 とする ア 輸 送 費 ( 運 賃 ) イ 借 上 料 ウ 燃 料 費 エ 消 耗 品 器 材 オ 修 繕 料 (3) 輸 送 実 施 についての 市 長 の 措 置 災 害 救 助 法 に 基 づく 輸 送 の 実 施 についての 必 要 な 帳 簿 証 拠 書 類 を 整 理 保 存 する 10 陸 上 輸 送 体 制 (1) 道 路 交 通 規 制 の 実 施 及 び 緊 急 交 通 路 の 確 保 ア 交 通 状 況 の 収 集 把 握 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 常 に 市 内 の 交 通 事 情 を 収 集 把 握 して 県 等 に 報 告 する イ 交 通 規 制 の 実 施 (ア) 交 通 規 制 の 法 的 根 拠 等 災 害 時 の 交 通 規 制 は 次 の 法 令 に 基 づき 実 施 する 規 制 を 実 施 す る も の 規 制 の 内 容 規 制 の 理 由 等 規 制 対 象 根 拠 法 令 通 行 の 禁 止 又 は 制 限 道 路 における 危 険 を 防 止 し その 他 交 通 の 安 全 と 円 滑 を 図 り 又 は 交 通 公 害 その 他 の 道 路 交 通 に 起 因 する 障 害 を 防 止 するため 必 要 があると 認 めるとき 歩 行 者 車 両 等 道 路 交 通 法 第 4 条 第 1 項 公 安 委 員 会 同 上 県 内 又 は 隣 接 若 しくは 近 接 する 県 の 地 域 に 係 る 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 において 災 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 災 害 対 策 基 本 法 第 76 条 第 1 項 害 応 急 対 策 が 的 確 かつ 円 滑 に 行 われる ようにするため 緊 急 の 必 要 があると 認 めるとき 512

162 警 察 署 長 通 行 の 禁 止 又 は 制 限 所 轄 区 域 内 の 道 路 に 災 害 による 損 壊 等 危 険 な 状 態 が 発 生 した 場 合 において その 危 険 を 防 止 し その 他 交 通 の 安 全 と 円 滑 を 図 るため 必 要 があるとき 歩 行 者 車 両 等 道 路 交 通 法 第 5 条 第 1 項 警 察 官 同 上 災 害 発 生 時 において 道 路 の 損 壊 その 他 の 事 情 により 緊 急 措 置 を 行 う 必 要 があ るとき 歩 行 者 車 両 等 道 路 交 通 法 第 6 条 第 4 項 道 路 管 理 者 同 上 道 路 の 破 損 決 壊 その 他 の 事 由 により 交 通 が 危 険 であるとき 同 上 道 路 法 第 46 条 第 1 項 (イ) 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 交 通 規 制 公 安 委 員 会 は 大 分 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 県 の 地 域 に 係 る 災 害 が 発 生 し 又 は 発 生 しようとしている 場 合 において 災 害 応 急 対 策 が 的 確 かつ 円 滑 に 行 われるようにす るため 緊 急 の 必 要 があると 認 めるときは 災 害 対 策 基 本 法 第 76 条 第 1 項 の 規 定 により 緊 急 輸 送 道 路 等 を 緊 急 交 通 路 に 指 定 して 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 を 禁 止 又 は 制 限 する ものとする 主 要 な 路 線 主 要 な 交 差 点 等 警 察 署 等 規 制 内 容 大 分 自 動 車 道 東 九 州 自 動 車 道 大 分 空 港 道 路 各 IC 各 IC 各 IC 高 速 道 路 交 通 警 察 隊 中 九 州 横 断 道 路 各 IC 豊 後 大 野 * 新 山 国 大 橋 中 津 佐 野 山 下 岩 崎 宇 佐 中 入 口 宇 佐 堀 日 出 国 道 10 号 九 州 横 断 道 路 入 口 富 士 見 通 り 別 府 西 生 石 大 道 入 口 顕 徳 町 大 分 中 央 宮 崎 米 良 入 口 大 分 南 久 原 豊 後 大 野 番 匠 * 大 原 佐 伯 513 緊 急 通 行 車 両 以 外 の 車 両 の 通 行 禁 止 制 限

163 国 道 57 号 * 下 菅 生 天 神 竹 田 一 般 車 両 の 迂 回 誘 導 * 高 井 町 小 ケ 瀬 日 田 国 道 210 号 新 長 野 玖 珠 水 分 峠 医 大 挾 間 入 口 大 分 南 羽 屋 大 分 中 央 国 道 211 号 * 夜 明 三 叉 路 日 田 国 道 212 号 * 松 原 ダム 入 口 日 田 国 道 213 号 * 山 国 大 橋 豊 陽 中 津 国 道 326 号 * 上 小 野 市 佐 伯 国 道 386 号 * 夜 明 大 橋 北 日 田 国 道 387 号 * 栃 野 日 田 国 道 496 号 * 山 国 バイパス 中 津 県 道 別 府 一 宮 線 * 長 者 原 玖 珠 * 印 のある 交 差 点 は 県 境 規 制 と 兼 ねる ウ 緊 急 交 通 路 確 保 のための 措 置 (ア) 交 通 規 制 の 方 法 緊 急 交 通 路 における 交 通 規 制 は 災 害 対 策 基 本 法 施 行 令 に 基 づく 標 示 の 設 置 又 は 警 察 官 の 指 示 により 行 う a 標 示 を 設 置 して 行 う 場 合 標 示 の 設 置 位 置 は 交 通 規 制 の 区 域 または 区 間 の 道 路 の 入 口 やこれらと 交 差 する 道 路 と の 交 差 点 付 近 とし 運 転 者 に 対 し 緊 急 交 通 路 における 交 通 規 制 の 内 容 を 通 知 する b 現 場 警 察 官 の 指 示 により 行 う 場 合 緊 急 を 要 するため 上 記 の 標 示 を 設 置 するいとまがないとき 又 は 標 示 を 設 置 することが 困 難 と 認 めるときは 現 場 の 警 察 官 の 指 示 により 規 制 を 行 う (イ) 迂 回 路 の 指 定 緊 急 通 行 路 が 指 定 された 際 は 必 要 に 応 じて 迂 回 路 を 設 定 する (ウ) 警 察 官 の 配 置 緊 急 交 通 路 を 確 保 するための 警 察 官 の 配 置 は 主 要 交 差 点 への 重 点 配 置 など 弾 力 的 に 運 用 する (エ) 交 通 検 問 所 の 設 置 緊 急 交 通 路 が 指 定 された 際 は 必 要 と 認 められる 場 所 に 交 通 検 問 所 を 設 置 し 緊 急 通 行 車 514

164 両 の 確 認 事 務 等 を 行 うこととする (オ) 警 察 官 等 の 措 置 命 令 等 警 察 官 ( 警 察 官 がその 場 にいない 場 合 に 限 り 自 衛 官 及 び 消 防 吏 員 以 下 警 察 官 等 とい う )は 通 行 禁 止 等 に 係 る 区 域 又 は 道 路 の 区 間 ( 以 下 通 行 禁 止 区 域 等 という )におい て 車 両 その 他 の 物 件 が 緊 急 通 行 車 両 の 通 行 の 妨 害 となることにより 災 害 応 急 対 策 の 実 施 に 著 しい 支 障 が 生 じるおそれがあると 認 めるときは 災 害 対 策 基 本 法 第 76 条 の3 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 により 次 の 措 置 をとるものとする a 当 該 車 両 その 他 の 物 件 の 占 有 者 所 有 者 又 は 管 理 者 に 対 し 当 該 車 両 その 他 の 物 件 を 付 近 の 道 路 外 の 場 所 へ 移 動 し 又 は 必 要 な 措 置 を 命 ずること b 上 記 の 措 置 をとることを 命 ぜられた 者 が 当 該 措 置 をとらないとき 又 はその 命 令 の 相 手 方 が 現 場 にいないために 当 該 措 置 をとることができないときは 自 ら 当 該 措 置 をとるこ と c 上 記 の 措 置 をとる 場 合 において 当 該 措 置 をとるためやむを 得 ない 限 度 において 車 両 その 他 の 物 件 を 破 損 すること エ 市 民 への 交 通 規 制 情 報 の 提 供 交 通 規 制 を 実 施 した 場 合 は 交 通 規 制 箇 所 について 交 通 情 報 板 等 を 活 用 し また 報 道 機 関 に 協 力 を 求 めるなど 積 極 的 に 市 民 に 対 し 情 報 を 提 供 する オ 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 と 標 章 及 び 証 明 書 の 交 付 (ア) 知 事 又 は 公 安 委 員 会 は 交 通 規 制 が 実 施 された 場 合 に 災 害 対 策 基 本 法 施 行 令 ( 昭 和 37 年 政 令 第 288 号 ) 第 33 条 に 基 づく 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 を 次 の 部 局 において 実 施 する a 知 事 部 局 総 合 調 整 室 総 務 班 地 区 災 害 対 策 本 部 総 務 班 b 公 安 委 員 会 治 安 対 策 部 交 通 班 警 察 署 交 通 検 問 所 (イ) 緊 急 通 行 車 両 の 確 認 を 実 施 する 場 合 届 出 済 証 の 交 付 を 受 けている 車 両 については 他 に 優 先 して 行 い 確 認 のために 必 要 な 審 査 は 省 略 する (ウ) 緊 急 通 行 車 両 であることの 確 認 を 行 った 場 合 は 災 害 対 策 基 本 法 施 行 規 則 ( 昭 和 37 年 総 理 府 令 第 52 号 ) 別 記 様 式 第 3の 標 章 及 び 第 4の 緊 急 通 行 車 両 確 認 証 明 書 を 交 付 する (エ) 確 認 を 行 う 車 両 は 国 県 市 町 村 指 定 公 共 機 関 指 定 地 方 公 共 機 関 が 災 害 応 急 対 策 を 実 施 するために 必 要 な 車 両 とする( 自 己 保 有 他 者 保 有 を 問 わない ) (2) 道 路 ( 緊 急 輸 送 道 路 )の 応 急 復 旧 ア 交 通 施 設 の 被 害 状 況 の 把 握 (ア) 市 町 村 における 措 置 a 災 害 が 発 生 した 場 合 は 速 やかに 区 域 内 の 緊 急 輸 送 道 路 及 びその 他 の 主 要 道 路 の 被 災 状 況 ( 破 損 決 壊 流 出 等 )を 把 握 する b 区 域 内 の 道 路 の 被 災 箇 所 を 発 見 した 場 合 は その 状 況 を 速 やかに 地 区 災 害 対 策 本 部 情 報 処 理 班 及 び 警 察 署 に 通 報 する この 場 合 所 管 する 道 路 において 旅 客 運 送 を 営 む 機 関 がある 場 合 においては その 状 況 を 当 該 機 関 に 通 報 するように 努 めるものとする 応 急 措 置 が 完 了 し 交 通 上 支 障 がなくなった 場 合 もまた 同 様 とする 515

165 第 16 広 報 災 害 記 録 活 動 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 秘 書 広 報 課 ) 災 害 時 における 広 報 は 人 心 の 安 定 パニック 等 の 混 乱 の 防 止 及 び 社 会 秩 序 の 維 持 を 目 的 として 市 民 及 び 報 道 機 関 に 対 し 被 害 状 況 応 急 措 置 の 実 施 状 況 等 を 迅 速 かつ 的 確 に 周 知 するものであり このための 効 果 的 事 項 を 定 めるものとする 1 広 報 災 害 記 録 活 動 の 基 本 方 針 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 市 民 生 活 の 安 定 のためには 市 民 のニーズに 対 応 した 情 報 を 市 民 が 容 易 に 知 ることのできる 方 法 で 提 供 することが 不 可 欠 である 市 では 被 災 者 の 情 報 ニー ズを 的 確 に 把 握 し 要 配 慮 者 へも 確 実 に 広 報 が 行 われるボランティア 団 体 等 とも 連 携 を 図 りなが ら 貼 り 紙 チラシ 立 て 看 板 広 報 誌 広 報 車 ラジオ テレビ 新 聞 インターネット( 市 ホームページや ツイッター 等 のソーシャルメディア) MCA 無 線 FM 告 知 放 送 等 多 様 な 方 法 を 用 いて 積 極 的 に 広 報 活 動 を 展 開 することとする 特 に 避 難 場 所 にいる 被 災 者 は 情 報 を 得 る 手 段 が 限 られていることから 被 災 者 生 活 支 援 に 関 する 情 報 については 口 頭 紙 媒 体 の 併 用 など 適 切 に 情 報 提 供 がなされるよう 努 めるものとする また 市 民 からの 通 報 や 問 い 合 わせに 対 応 することは 被 災 者 のニーズの 的 確 な 把 握 に 結 びつ くものであり 的 確 に 処 理 のできる 体 制 を 確 立 する さらに 災 害 の 記 録 は 応 急 対 策 の 教 訓 を 見 いだしそれを 将 来 への 財 産 とするために 極 めて 重 要 であり きめ 細 かく 記 録 するものとする 2 広 報 活 動 (1) 広 報 活 動 及 び 広 報 事 項 等 ア 広 報 資 料 の 作 成 (a) 資 料 の 作 成 総 務 対 策 班 ( 広 報 担 当 )は 関 係 各 班 関 係 機 関 と 緊 密 な 連 絡 をとり 災 害 状 況 等 の 資 料 を 収 集 するほか 必 要 に 応 じて 関 係 機 関 その 他 各 種 団 体 施 設 などに 対 し 情 報 の 提 供 を 求 め 広 報 資 料 を 作 成 し 広 報 活 動 を 行 うものとする なお 広 報 は あらかじめ 災 害 対 策 本 部 長 の 承 認 を 得 て 行 うものとする (b) 広 報 事 項 1 災 害 の 発 生 状 況 2 津 波 洪 水 等 に 関 する 情 報 3 災 害 応 急 措 置 の 実 施 状 況 4 避 難 の 準 備 勧 告 指 示 5 家 庭 において 実 施 すべき 防 災 対 策 と 心 得 6 市 内 の 被 害 状 況 の 概 要 ( 人 身 被 害 建 物 損 壊 等 ) 7 生 活 関 連 情 報 電 気 ガス 水 道 の 状 況 食 糧 生 活 必 需 品 等 の 供 給 状 況 8 交 通 状 況 9 医 療 機 関 の 活 動 状 況 10 通 信 施 設 の 復 旧 状 況 516

166 11 その 他 必 要 な 事 項 イ 広 報 事 項 の 伝 達 系 統 中 津 警 察 署 NTT 西 日 本 中 津 市 災 害 対 策 本 部 九 州 電 力 中 津 営 業 所 JR 九 州 旅 客 鉄 道 中 津 駅 その 他 防 災 関 係 機 関 依 頼 電 話 無 線 職 員 広 報 車 報 道 機 関 避 難 所 住 民 事 業 所 等 ウ 写 真 の 収 集 報 告 記 録 等 に 使 用 する 写 真 は 被 害 調 査 の 際 に 撮 影 した 写 真 を 収 集 し 使 用 する エ 広 報 手 段 等 主 たる 広 報 手 段 及 び 広 報 先 は 次 によるものとし 多 様 な 手 段 を 活 用 する なお 平 常 時 から 活 用 することにより 災 害 時 においても 円 滑 に 利 用 できるよう 努 めること 広 報 手 段 広 報 先 口 頭 文 書 電 話 メール インターネット( 市 ホームページや ツイッター 報 道 機 関 等 のソーシャルメディア 等 ) 電 話 庁 内 放 送 各 種 広 報 紙 ビデオ 文 書 メール インターネット( 市 ホ 庁 内 連 絡 ームページや ツイッター 等 のソーシャルメディア 等 ) 広 報 車 MCA 無 線 FM 告 知 放 送 ラジオ テレビ 各 種 広 報 紙 ビデオ 一 般 住 民 被 災 者 インターネット( 市 ホームページや ツイッター 等 のソーシャルメディア 等 ) 広 報 車 電 話 ラジオ テレビ 各 種 広 報 紙 ( 誌 ) ビデオ 文 書 メール 公 共 的 団 体 等 インターネット( 市 ホームページや ツイッタ- 等 のソーシャルメディア 等 ) 口 頭 文 書 電 話 広 報 紙 ( 誌 ) ビデオ スライド 新 聞 スクラップ メ 中 央 関 係 機 関 ール インターネット( 市 ホームページや ツイッター フェイスブック 等 の ソーシャルメディア 等 ) オ 報 道 機 関 に 対 する 発 表 及 び 一 般 市 民 に 対 する 広 報 (a) 報 道 機 関 に 対 する 発 表 災 害 の 種 別 発 生 の 場 所 及 び 日 時 被 害 状 況 応 急 対 策 の 状 況 住 民 に 対 する 避 難 の 勧 告 又 は 指 示 の 状 況 一 般 市 民 並 びに 被 災 者 に 対 する 協 力 及 び 注 意 事 項 等 の 広 報 資 料 を 取 り まとめ 適 宜 報 道 機 関 に 発 表 するものとし その 内 容 は おおむね 次 のとおりとする 1 河 川 橋 梁 等 土 木 施 設 状 況 ( 被 害 状 況 復 旧 状 況 等 ) 公 園 等 被 害 状 況 517

167 2 火 災 状 況 ( 発 生 箇 所 被 害 状 況 等 ) 3 交 通 状 況 ( 交 通 機 関 の 運 行 状 況 不 通 箇 所 開 通 見 込 日 時 道 路 交 通 状 況 等 ) 4 電 気 水 道 ガス 等 公 益 事 業 施 設 の 状 況 ( 被 害 状 況 復 旧 状 況 営 業 状 況 注 意 事 項 等 ) 5 給 食 給 水 実 施 状 況 ( 供 給 日 時 場 所 量 対 象 者 等 ) 6 衣 料 生 活 必 需 品 等 供 給 状 況 ( 供 給 日 時 場 所 種 類 量 対 象 者 等 ) 7 避 難 場 所 及 び 開 設 状 況 ( 避 難 所 の 位 置 等 ) 8 家 庭 でとるべき 防 災 対 策 と 心 得 (b) 住 民 に 対 する 広 報 住 民 に 対 する 広 報 は 災 害 情 報 及 び 応 急 措 置 の 実 施 状 況 をまとめて 広 報 するものとし 災 害 発 生 前 の 広 報 としては 予 想 される 災 害 の 規 模 動 向 等 を 検 討 し 被 害 の 防 止 等 に 必 要 な 注 意 事 項 を 取 りまとめ 報 道 機 関 に 依 頼 し 広 報 を 行 うほか 広 報 車 等 を 利 用 して 広 報 活 動 を 行 うものとする また 被 害 発 生 後 の 広 報 としては 被 害 の 程 度 及 び 推 移 避 難 準 備 及 び 避 難 の 指 示 応 急 措 置 の 状 況 等 が 確 実 に 行 渡 るよう 広 報 するものとし 人 心 の 安 定 と 激 励 を 含 め 沈 着 な 行 動 を 要 請 するなど 広 報 活 動 を 迅 速 かつ 的 確 に 実 施 するものとする なお 広 報 内 容 は 前 記 の 報 道 機 関 に 対 する 発 表 内 容 に 準 じて 行 うものとする カ 報 道 機 関 との 協 力 関 係 災 害 対 策 本 部 は 報 道 機 関 から 災 害 報 道 のため 資 料 提 供 放 送 出 演 等 の 依 頼 を 受 けた 場 合 は 積 極 的 に 協 力 するものとする また 報 道 機 関 は 災 害 対 策 本 部 から 災 害 広 報 を 実 施 する よう 依 頼 があった 場 合 は 積 極 的 に 協 力 するものとする (2) 広 報 の 方 法 ア テレビ ラジオの 利 用 (a) 県 放 送 協 定 に 基 づく 放 送 依 頼 緊 急 を 要 する 場 合 及 び 広 域 的 に 広 報 を 行 う 必 要 がある 場 合 で かつ 特 別 の 必 要 があると きは 災 害 時 における 放 送 要 請 に 関 する 協 定 に 基 づき あらかじめ 定 めた 手 続 きにより 県 知 事 を 通 じて 日 本 放 送 協 会 大 分 放 送 局 及 び 民 間 放 送 機 関 に 対 し 広 報 事 項 の 放 送 ( 緊 急 警 報 放 送 を 含 む )を 依 頼 する (b) FMなかつの 活 用 災 害 時 緊 急 放 送 に 関 する 協 定 に 基 づきあらかじめ 定 めた 手 続 きにより FMなかつへ 広 報 事 項 の 放 送 を 依 頼 する イ 広 報 車 の 利 用 (a) 広 報 車 を 保 有 する 部 は 災 害 の 状 況 に 応 じて 必 要 地 域 へ 広 報 車 を 出 動 させ 広 報 を 実 施 する (b) 広 報 車 による 広 報 は 音 声 のみによらず 印 刷 物 の 配 付 にも 努 めるものとする ウ 職 員 による 広 報 広 報 車 の 活 動 不 能 な 地 域 若 しくは 特 に 必 要 と 認 められる 地 域 に 対 しては 支 所 において 職 員 を 派 遣 し 広 報 を 行 う エ 要 配 慮 者 への 広 報 518

168 災 害 発 生 時 における 高 齢 者 障 がい 者 など 要 配 慮 者 に 対 する 広 報 は おおむね 次 により 実 施 する (a) 在 宅 高 齢 者 障 がい 者 については 介 護 職 員 等 や 民 生 委 員 等 の 高 齢 者 障 がい 者 の 居 宅 に 接 することのできる 者 を 通 じて 行 う (b) 旅 行 者 外 国 人 については その 滞 在 先 の 施 設 管 理 者 等 を 通 じて 行 う 519

169 第 3 節 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 とするための 活 動 第 1 地 震 津 波 に 関 する 情 報 の 収 集 住 民 への 伝 達 等 第 2 地 震 津 波 に 関 する 避 難 の 勧 告 指 示 及 び 誘 導 第 3 津 波 からの 避 難 第 4 救 出 救 助 第 5 救 急 医 療 活 動 第 6 消 防 活 動 第 7 二 次 災 害 の 防 止 活 動 520

170 第 1 地 震 津 波 に 関 する 情 報 の 収 集 住 民 への 伝 達 等 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 秘 書 広 報 課 消 防 本 部 ) ここでは 地 震 津 波 による 生 命 財 産 への 被 害 を 最 小 限 に 止 めるため 被 害 の 未 然 防 止 拡 大 防 止 を 住 民 に 呼 びかけるための 情 報 の 収 集 伝 達 及 び 災 害 が 発 生 するおそれがある 異 常 な 現 象 の 通 報 に 関 する 要 領 等 を 定 めるものである 1 被 害 の 未 然 防 止 拡 大 防 止 の 住 民 への 呼 びかけ( 地 震 ) (1) 基 本 方 針 本 市 において 震 度 5 強 以 上 の 地 震 が 発 生 した 場 合 市 は 住 民 に 対 して 出 火 防 止 山 がけ 崩 れ 等 危 険 箇 所 からの 避 難 など 被 害 の 未 然 防 止 拡 大 防 止 を 促 す 呼 びかけを 行 い 住 民 に 注 意 を 喚 起 する (2) 呼 びかけの 実 施 震 度 5 強 以 上 の 地 震 が 発 生 した 場 合 報 道 機 関 (FMなかつ 等 ) MCA 無 線 FM 告 知 放 送 インターネット(ホームページや ツイッター 等 のソーシャルメディア) 広 報 車 等 を 用 いて 市 民 に 注 意 を 呼 びかけ 被 害 の 未 然 防 止 拡 大 防 止 を 図 る その 際 要 配 慮 者 帰 宅 困 難 者 等 にも 的 確 に 呼 びかけができるよう 配 慮 する 呼 びかけの 例 こちらは 中 津 市 です ただいま 大 分 県 県 北 地 方 に 大 きな 地 震 がありました 皆 さん 落 ち 着 いてまわりを 見 てください 煙 が 出 ているところはありませんか けがをしている 方 はいませんか 落 ち 着 いて 点 検 してください また ガスボンベは 倒 れていませんか 割 れたガラスが 落 ちていませんか 部 屋 の 中 を 点 検 するときは 必 ず 靴 を 履 きましょう 津 波 やがけ 崩 れの 危 険 のある 区 域 の 方 は すみやかに 避 難 してください その 際 自 動 車 による 避 難 はやめてください 今 後 余 震 が 続 くと 思 われます 余 震 は 本 震 ほど 大 きくなることはありません しか し ちょっとした 衝 撃 で 割 れかけたガラスや 看 板 などが 落 ちてくる 場 合 があります 十 分 注 意 してください 中 津 市 では 総 力 をあげて 被 害 の 拡 大 防 止 に 努 めております 市 民 の 皆 さんは 落 ち 着 いて 行 動 してください 2 災 害 が 発 生 するおそれがある 異 常 な 現 象 の 通 報 ( 地 震 ) (1) 基 本 方 針 決 壊 のおそれのある 堤 防 の 漏 水 地 割 れなど 災 害 が 発 生 するおそれがある 異 常 な 現 象 を 発 見 した 者 は すみやかに 市 長 警 察 官 海 上 保 安 官 に 通 報 しなければならない 通 報 を 受 けた 警 521

171 察 官 海 上 保 安 官 は その 旨 をすみやかに 市 長 に 報 告 する( 災 害 対 策 基 本 法 第 54 条 ) (2) 市 の 措 置 発 見 者 警 察 官 海 上 保 安 官 から 通 報 を 受 けた 市 長 は すみやかにその 概 況 を 把 握 確 認 のう え 被 害 を 受 けるおそれのある 地 域 の 住 民 に 周 知 するとともに 関 係 機 関 に 通 報 し 必 要 な 措 置 を 求 める 3 津 波 に 関 する 情 報 の 住 民 への 伝 達 等 (1) 海 面 状 態 の 監 視 等 ア 海 面 状 態 の 監 視 市 は 津 波 警 報 注 意 報 等 が 発 表 された 場 合 又 は 震 度 4 以 上 の 揺 れを 感 じた 場 合 あるいは 弱 い 地 震 であっても 長 い 時 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じた 場 合 は 津 波 の 危 険 性 のない 高 台 等 に おいて 直 ちに 潮 位 等 の 海 面 状 態 を 監 視 する イ 異 常 現 象 を 発 見 した 者 の 措 置 等 海 面 の 異 常 現 象 を 発 見 した 者 は 市 長 警 察 官 海 上 保 安 官 のうち 通 報 に 最 も 便 利 な 者 に 速 やかに 通 報 するものとする この 場 合 において 市 長 が 通 報 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 知 事 及 び 大 分 地 方 気 象 台 に 通 報 す るものとする また 警 察 官 海 上 保 安 官 が 通 報 を 受 けた 場 合 は 速 やかに 市 長 警 察 本 部 長 大 分 海 上 保 安 部 長 に 通 報 するものとし 通 報 を 受 けた 市 長 警 察 本 部 長 大 分 海 上 保 安 部 長 は 速 やかに 知 事 に 通 報 するものとする 知 事 は 速 やかに 大 分 地 方 気 象 台 に 通 報 し 地 震 津 波 に 関 する 情 報 伝 達 に 準 じた 伝 達 を 行 うよう 依 頼 するものとする 4 津 波 避 難 対 象 地 区 住 民 等 への 情 報 の 伝 達 (1) 海 岸 付 近 の 消 防 分 団 の 措 置 気 象 台 テレビ ラジオ 等 から 津 波 情 報 を 収 集 し ただちに 次 の 地 区 の 分 団 は 海 面 及 び 河 川 状 態 を 監 視 する 危 険 性 がある 場 合 は MCA 無 線 広 報 車 消 防 車 などで 地 区 住 民 に 伝 達 するとともに 避 難 場 所 に 誘 導 すること 第 1 方 面 団 2 分 団 ( 北 部 ) 4 分 団 ( 小 楠 ) 8 分 団 ( 小 祝 ) 11 分 団 ( 和 田 ) 12 分 団 ( 今 津 ) (2) 津 波 避 難 対 象 地 区 の 住 民 等 の 措 置 海 岸 付 近 の 住 民 海 浜 にいる 者 等 は 強 い 地 震 ( 震 度 4 以 上 )を 感 じたとき 又 は 弱 い 地 震 であっても 長 い 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じたときは ただちに 海 浜 から 退 避 し 高 台 等 の 安 全 な 場 所 へ 避 難 するとともに 可 能 な 限 りラジオ テレビ 等 の 放 送 を 聴 取 する また 報 道 機 関 から 津 波 警 報 注 意 報 等 が 放 送 されたときも 同 様 の 措 置 をとる なお 異 常 現 象 を 発 見 した 者 は ただちに 防 災 関 係 機 関 等 へ 通 報 するものとする ( 津 波 避 難 対 象 地 区 ) (1) 小 祝 新 町 地 区 約 600 世 帯 (2) 角 木 地 区 約 20 世 帯 (3) 東 浜 地 区 約 10 世 帯 (4) 大 新 田 地 区 約 10 世 帯 (5) 田 尻 崎 地 区 約 10 世 帯 522

172 4 津 波 災 害 に 備 えた 住 民 等 への 呼 びかけ - 津 波 に 対 する 自 衛 措 置 - (1) 市 の 措 置 ア 津 波 は 場 合 によっては 津 波 予 報 が 伝 達 されるよりも 早 く 到 達 することがあるので 市 は 強 い 地 震 ( 震 度 4 以 上 )を 感 じたとき 又 は 弱 い 地 震 であっても 長 い 間 ゆっくりとした 揺 れ を 感 じたときは 次 の 措 置 を 行 う (a) 市 長 は 自 らの 判 断 で 海 岸 付 近 の 住 民 はもとより 観 光 客 釣 り 客 ドライバー 漁 業 従 事 者 港 湾 労 働 者 等 の 海 浜 にいる 者 に 対 して ただちに 海 浜 から 退 避 し 高 台 等 の 安 全 な 場 所 へ 避 難 するよう 勧 告 又 は 指 示 する (b) 市 は テレビ ラジオ 放 送 を 聴 取 するよう 努 める イ 市 は 県 内 沿 岸 部 ( 津 波 予 報 区 ( 大 分 県 瀬 戸 内 海 沿 岸 大 分 県 豊 後 水 道 沿 岸 ))に 津 波 予 報 が 発 表 された 場 合 または 海 面 監 視 で 異 常 を 覚 知 した 場 合 沿 岸 部 を 所 管 する 各 防 災 関 係 機 関 の 協 力 を 得 ながら 次 の 措 置 を 行 う (a) 市 長 は 海 岸 付 近 の 住 民 海 浜 にいる 者 等 に 対 して ただちに 海 浜 から 退 避 し 高 台 等 の 安 全 な 場 所 へ 避 難 するよう 指 示 する その 際 要 配 慮 者 にも 的 確 に 呼 びかけができ るよう 配 慮 する (2) 住 民 への 呼 びかけ 手 段 住 民 への 呼 びかけは MCA 無 線 広 報 車 サイレン 半 鐘 等 可 能 な 限 り 多 数 の 手 段 を 用 いてただちに 行 う 津 波 予 報 をサイレン 又 は 半 鐘 によって 周 知 させる 場 合 の 標 識 は 次 の 通 りで ある (サイレン 音 は J-ALERTによる 標 準 音 を 使 用 する ) なお 津 波 警 報 等 の 呼 びかけの 例 を 下 に 示 す 標 識 の 種 類 津 波 警 報 等 の 標 識 標 識 鐘 音 サイレン 音 津 波 注 意 報 標 識 津 波 注 意 報 及 び 津 波 警 報 解 除 標 識 (3 点 と2 点 との 斑 打 ) (1 点 2 個 と2 点 との 斑 打 ) ( 約 10 秒 ) ( 約 2 秒 ) ( 約 10 秒 ) ( 約 1 分 ) ( 約 3 秒 ) 津 波 警 報 (2 点 ) ( 約 5 秒 ) 標 識 ( 約 6 秒 ) 523

173 大 津 波 警 報 ( 連 打 ) 標 識 ( 注 )1 鳴 鐘 または 吹 鐘 の 反 復 は 適 宜 とする ( 約 3 秒 ) ( 約 2 秒 ) ( 短 声 連 点 ) 津 波 予 報 の 標 識 呼 びかけの 例 こちらは 中 津 市 です ただいま 大 津 波 警 報 が 発 表 されました ただいま 大 津 波 警 報 が 発 表 されました 大 津 波 が 予 想 されますから 沿 岸 部 にいる 方 々は ただちに 高 台 などの 安 全 なとこ ろに 避 難 して 下 さい なお 避 難 の 際 には 車 を 使 用 しないでください ( 繰 り 返 し) 呼 びかけの 例 2 こちらは 中 津 市 です 津 波 情 報 をお 知 らせします 津 波 情 報 をお 知 らせします ただいま 港 で 津 波 の 第 1 波 を 観 測 しました 波 の 高 さは 約 メートルです 津 波 は 何 回 も 押 し 寄 せてきますから 引 続 き 注 意 してください ( 繰 り 返 し) 呼 びかけの 例 3 有 線 放 送 無 線 放 送 広 報 車 等 による 呼 びかけ 例 こちらは 中 津 市 です 時 分 に 沿 岸 に 津 波 警 報 ( 津 波 注 意 報 )が 発 表 されました 津 波 の 高 さは 沿 岸 では 高 いところで3m 以 上 の 大 津 波 が 予 想 されますので 厳 重 に 警 戒 してく ださい ( 津 波 の 高 さは 沿 岸 では 高 いところで2m 程 度 の 津 波 が 予 想 されますので 厳 重 に 警 戒 してください ) 海 岸 にいる 方 は 直 ちに 海 岸 から 離 れて 高 台 などの 安 全 なところへ 避 難 して 下 さい 地 区 の 住 民 の 皆 さんは 直 ちに へ( 高 台 などの 安 全 な 場 所 へ) 避 難 してくだ さい 避 難 する 時 には 車 を 使 わないでください 津 波 は 繰 り 返 し 襲 ってきます 津 波 警 報 ( 津 波 注 意 報 )が 解 除 されるまでは そのまま 避 難 を 続 け てください ( 繰 り 返 し) 524

174 東 日 本 大 震 災 で1 人 の 死 者 も 出 さなかった 茨 城 県 大 洗 町 の 防 災 行 政 無 線 の 事 例 では 1 普 段 は 使 用 しない 命 令 調 の 表 現 を 用 いたことや2 同 じ 内 容 の 繰 り 返 しではなく 具 体 的 指 示 や 津 波 の 現 況 情 報 等 放 送 内 容 を 刻 々と 変 化 させたことにより 緊 急 事 態 の 雰 囲 気 が 伝 わり 避 難 行 動 を 促 進 したと されているため 地 域 の 実 情 に 応 じた 効 果 的 な 伝 え 方 を 検 討 しておく 必 要 がある 525

175 第 2 地 震 津 波 に 関 する 避 難 の 勧 告 指 示 及 び 誘 導 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 地 震 災 害 が 発 生 した 場 合 において さし 迫 った 危 険 から 住 民 の 生 命 を 守 るとともに 倒 壊 焼 失 等 により 住 家 を 失 った 被 災 者 を 一 時 収 容 するため 避 難 勧 告 指 示 避 難 誘 導 等 について 定 める 1 避 難 勧 告 指 示 の 発 令 者 災 害 が 発 生 した 場 合 又 は 災 害 の 発 生 が 予 想 される 場 合 に さし 迫 った 危 険 から 居 住 者 滞 在 者 等 の 生 命 を 守 るとともに 倒 壊 流 失 等 により 住 家 を 失 った 被 災 者 を 一 時 収 容 するための 避 難 勧 告 指 示 避 難 誘 導 及 び 避 難 所 の 開 設 等 について 定 めるものとする 実 施 者 勧 告 指 示 の 区 分 災 害 の 種 類 根 拠 法 市 長 勧 告 指 示 災 害 全 般 急 傾 斜 地 の 崩 壊 災 害 対 策 基 本 法 第 60 条 急 傾 斜 地 の 崩 壊 による 災 害 の 防 止 に 関 する 法 律 第 20 条 警 察 官 指 示 災 害 全 般 災 害 対 策 基 本 法 第 61 条 警 察 官 職 務 執 行 法 第 4 条 海 上 保 安 官 指 示 災 害 全 般 災 害 対 策 基 本 法 第 61 条 知 事 知 事 の 命 を 受 けた 吏 員 指 示 洪 水 高 潮 地 すべり 水 防 法 第 22 条 地 すべり 等 防 止 法 第 25 条 水 防 管 理 者 指 示 洪 水 高 潮 水 防 法 第 22 条 ( 市 長 ) 自 衛 隊 指 示 災 害 全 般 自 衛 隊 法 第 94 条 2 避 難 勧 告 指 示 等 の 基 準 避 難 措 置 は おおむね 次 の 方 法 に 基 づき 当 面 する 責 任 者 が 関 係 機 関 の 協 力 を 得 て 実 施 するも のとする (1) 避 難 措 置 の 区 分 ア 事 前 避 難 ( 勧 告 ) 余 震 で 倒 壊 する 危 険 のある 建 物 からの 避 難 山 がけ 崩 れ 津 波 等 の 予 想 される 地 域 から の 避 難 火 災 の 延 焼 危 険 地 域 からの 避 難 などの 危 険 が 予 想 され 避 難 が 適 当 と 判 断 される 場 合 は 事 前 に 避 難 させる イ 緊 急 避 難 ( 指 示 ) 火 災 の 延 焼 が 間 近 に 迫 ったり 有 毒 ガス 事 故 が 発 生 するなど 著 しく 危 険 が 切 迫 している と 認 められるときは 速 やかに 近 くの 安 全 な 場 所 に 避 難 させる ウ 警 戒 区 域 の 設 定 災 害 が 発 生 し 又 はまさに 発 生 しようとしている 場 合 において 人 の 生 命 又 は 身 体 に 対 す る 危 険 を 防 止 するために 特 に 必 要 があると 認 めるときは 警 戒 区 域 を 設 定 し 災 害 応 急 対 策 に 従 事 する 者 以 外 の 者 に 対 して 当 該 区 域 への 立 ち 入 りを 制 限 し 若 しくは 禁 止 し 又 は 当 該 区 域 からの 退 去 を 命 ずる エ その 他 災 害 の 状 況 により 市 長 ( 本 部 長 )が 必 要 と 認 めるとき 3 避 難 勧 告 指 示 の 実 施 要 領 (1) 発 令 要 請 及 び 決 定 526

176 ア 地 域 住 民 は 当 該 地 域 から 避 難 する 必 要 を 認 めたときは その 必 要 性 を 災 害 対 策 本 部 へ 連 絡 する イ 市 長 は 避 難 勧 告 指 示 の 必 要 があると 認 められるときは 総 務 対 策 班 へその 発 令 を 要 請 する ウ 各 部 長 は 被 災 地 区 からの 要 請 その 他 により 避 難 勧 告 指 示 の 必 要 があると 認 めるとき は ただちに 市 長 に 対 し その 発 令 を 要 請 する ただし 市 長 に 要 請 するいとまのないと すみやかに 市 長 に 報 告 するものとする 工 市 長 は 避 難 勧 告 指 示 の 可 否 を 決 定 し 本 部 会 議 に 必 要 な 措 置 を 指 示 する 本 部 会 議 は 関 係 各 部 長 に 市 長 の 決 定 を 連 絡 し 併 せて 必 要 な 措 置 を 指 示 す 協 力 を 依 頼 する (2) 避 難 勧 告 指 示 の 実 施 ア 市 長 は 警 察 署 消 防 団 その 他 に 対 し 避 難 勧 告 指 示 の 実 施 に 関 し 協 力 を 依 頼 する イ 総 務 対 策 班 は 広 報 車 その 他 の 可 能 な 方 法 により 避 難 勧 告 指 示 を 行 う 消 防 本 部 消 防 団 等 は 各 家 庭 への 個 別 訪 問 等 により 避 難 勧 告 指 示 の 徹 底 を 図 る ウ 総 務 対 策 班 は MCA 無 線 FM 告 知 放 送 をはじめ 公 共 コモンズを 活 用 し 報 道 機 関 や ポータルサイト 携 帯 電 話 事 業 者 などのメディアに 一 斉 に 伝 達 を 行 う 対 し 協 力 を 依 頼 する (3) 報 告 公 示 ア 市 長 は 避 難 勧 告 指 示 を 発 令 したとき 及 び 警 察 官 海 上 保 安 官 自 衛 隊 等 すみやかに 県 知 事 に 報 告 する ( 担 当 は 総 務 対 策 班 ) (a) 避 難 勧 告 指 示 の 発 令 者 名 (b) 発 令 の 日 時 (c) 発 令 の 理 由 (d) 避 難 対 象 者 ( 学 区 名 町 名 ) (e) 避 難 先 イ 市 長 は 避 難 の 必 要 がなくなったときは ただちに その 旨 を 公 示 する ( 担 当 は 総 務 対 策 班 ) ウ 各 部 長 は 避 難 勧 告 指 示 の 実 施 状 況 について 総 括 的 に 報 告 する 4 避 難 誘 導 及 び 移 送 (1) 避 難 の 誘 導 ア 避 難 誘 導 は 警 察 官 消 防 職 員 消 防 団 等 が 連 帯 し 実 施 するものとする イ 学 校 社 会 教 育 施 設 及 び 社 会 福 祉 施 設 等 においては 各 施 設 の 管 理 者 が 児 童 生 徒 施 設 利 用 者 等 を 安 全 に 避 難 誘 導 する ウ 避 難 先 は 下 表 を 基 準 とし 安 全 を 確 認 して 決 定 する 避 難 の 理 由 避 難 先 地 震 火 災 の 拡 大 により 避 難 をするとき 広 域 避 難 場 所 津 波 警 報 の 発 表 により 避 難 をするとき 広 域 避 難 場 所 がけくずれ 等 の 地 変 により 避 難 をするとき 一 時 避 難 所 有 毒 ガス 等 の 危 険 物 質 の 流 出 により 避 難 をするとき 527

177 住 家 の 倒 壊 等 により 生 活 本 拠 地 を 失 ったとき 収 容 避 難 所 広 域 避 難 場 所 又 は 一 時 避 難 所 における 避 難 が 長 時 間 に 及 び 宿 縁 故 先 泊 を 要 するとき エ 誘 導 経 路 については 安 全 を 確 認 し 危 険 箇 所 をさける また 誘 導 経 路 に 危 険 箇 所 が ある 場 合 は 標 示 なわ 張 り 等 を 行 うほか 要 所 に 誘 導 員 を 配 置 し 事 故 防 止 に 努 める オ 避 難 の 方 法 については 次 のように 指 導 する (a) 避 難 に 際 しては 自 主 防 災 組 織 又 は 隣 近 所 等 で 互 いに 助 けあい 集 団 行 動 をとる (b) 避 難 の 順 序 は 妊 産 婦 傷 病 人 身 体 障 がい 者 老 幼 者 を 優 先 し 一 般 を 次 順 位 とす る 特 に 避 難 行 動 要 支 援 者 への 連 絡 については 社 会 福 祉 協 議 会 の 協 力 の 下 で 民 生 児 童 委 員 自 治 委 員 などを 通 じ 緊 急 通 報 電 話 を 活 用 するなど 配 慮 を 図 る (c) 服 装 携 行 品 等 (ア) 服 装 は 軽 装 とするが くつをはき 帽 子 (できればヘルメット)をかぶる (イ) 非 常 袋 ( 食 糧 タオル チリ 紙 懐 中 電 灯 救 急 薬 品 雨 具 等 ) 水 筒 貴 重 品 等 を 携 行 する なお 大 量 の 家 具 衣 類 等 は 持 ち 出 さない( 飛 び 火 防 止 のため) (ウ) 自 動 車 は 使 用 しない (2) 移 送 避 難 者 が 自 力 で 避 難 できない 場 合 及 び 遠 隔 地 の 避 難 所 へ 早 急 に 避 難 させるため 必 要 と 認 めら れる 場 合 は 市 長 は 災 害 時 における 輸 送 協 定 に 基 づき 車 両 舟 艇 等 により 避 難 者 を 移 送 す る 5 津 波 避 難 対 象 地 区 住 民 のすみやかな 避 難 誘 導 の 実 施 (1) 沿 岸 の 住 民 等 への 避 難 勧 告 等 の 実 施 市 は 津 波 警 報 等 が 発 表 された 場 合 や 地 震 ( 震 度 4 以 上 )を 感 じたとき 又 は 弱 い 地 震 であ っても 長 い 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じたときは 市 長 自 らの 判 断 で 沿 岸 の 住 民 及 び 海 浜 に ある 者 に 対 して ただちに 海 浜 から 退 避 し すみやかに 定 められた 避 難 施 設 等 の 安 全 な 場 所 へ 避 難 するよう 勧 告 又 は 指 示 するものとする また 浸 水 被 害 が 発 生 するおそれがあると 判 断 した 場 合 は すみやかに 海 岸 及 び 河 川 及 び 河 口 付 近 の 住 民 等 に 対 して 避 難 するよう 勧 告 又 は 指 示 するものとする 市 長 が 必 要 と 認 める 場 合 は 知 事 を 通 して 避 難 勧 告 又 は 指 示 について 放 送 機 関 に 放 送 を 行 うことを 要 請 する (2) すみやかな 避 難 誘 導 の 実 施 市 は 沿 岸 の 住 民 及 び 海 浜 にある 者 に 対 して 避 難 するよう 勧 告 又 は 指 示 した 場 合 は あらか じめ 定 めた 避 難 計 画 に 従 って 避 難 地 避 難 場 所 避 難 路 を 指 示 し 市 職 員 消 防 団 自 主 防 災 組 織 等 によりすみやかに 避 難 誘 導 を 行 うものとする なお 沿 岸 の 住 民 等 は 津 波 警 報 等 が 発 表 された 場 合 や 地 震 ( 震 度 4 以 上 )を 感 じたとき 又 は 弱 い 地 震 であっても 長 い 間 ゆっくりとした 揺 れを 感 じたときは あらかじめ 指 定 された 避 難 地 にすみやかに 避 難 するものとする その 際 高 齢 者 障 がい 者 等 の 要 配 慮 者 の 避 難 を 互 い に 協 力 して 行 うものとする 528

178 第 3 津 波 からの 避 難 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 ) 1 津 波 からの 避 難 についての 基 本 的 な 考 え 方 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 からの 意 見 をはじめ 被 災 地 における 調 査 結 果 から 津 波 から 安 全 に 避 難 するためには 早 期 避 難 が 重 要 であることや 津 波 の 襲 来 を 予 想 していない 人 でも 周 囲 の 声 かけ により 避 難 したということが 明 らかになった このため 自 主 防 災 組 織 や 自 治 会 で 隣 近 所 に 呼 びかけながら 避 難 行 動 を 連 鎖 的 に 広 げていく ことが 重 要 であり そのためにも 地 域 での 日 頃 の 活 動 や 付 き 合 いを 大 事 にし 防 災 訓 練 を 重 ねて おくことが 必 要 である また 活 断 層 型 地 震 の 影 響 が 予 想 される 地 域 では 地 震 の 際 活 断 層 型 と 海 溝 型 のどちらの 地 震 であるのか 即 座 に 判 断 することは 難 しいため 強 い 揺 れを 感 じたら まずは 直 ちに 近 隣 の 津 波 避 難 ビルや 高 い 場 所 に 避 難 し 地 震 の 情 報 を 確 認 した 後 より 大 きな 津 波 のおそれがある 海 溝 型 地 震 の 場 合 は さらに 高 い 場 所 への 避 難 のような 段 階 的 な 避 難 を 考 えておくなど 活 断 層 型 地 震 による 到 達 時 間 が 短 い 津 波 を 想 定 して 行 動 することが 必 要 である 今 後 の 地 震 や 津 波 襲 来 時 の 犠 牲 者 を 最 小 限 に 止 めるためには 日 頃 から 避 難 経 路 や 避 難 方 法 などを 家 族 や 地 域 と 確 認 しておき いざ 地 震 や 津 波 が 襲 来 してきたときは どのような 状 況 にあ っても 直 ちに 近 隣 の 高 台 等 に 避 難 する 意 識 を 持 っておくことが 必 要 である 2 津 波 避 難 ビルの 指 定 想 定 での 津 波 浸 水 予 想 地 域 の 住 民 が 一 時 的 に 避 難 を 行 うため 市 内 数 か 所 を 津 波 避 難 ビル として 協 定 の 締 結 を 進 めていく 指 定 にあたっての 基 本 的 な 構 造 的 要 件 3 階 以 上 のRC( 鉄 筋 コンクリート 造 )またはSRC( 鉄 骨 鉄 筋 コンクリート 造 )の 建 物 を 基 本 とする 建 築 年 月 日 については 昭 和 56 年 に 施 行 された 新 耐 震 設 計 基 準 対 応 後 に 建 設 された 建 物 と する 3 居 住 者 等 に 求 められる 避 難 への 備 え 避 難 対 象 地 区 内 の 居 住 者 等 は 避 難 地 避 難 路 避 難 方 法 及 び 家 族 との 連 絡 方 法 等 を 日 頃 から 家 族 や 地 域 と 確 認 しておき 津 波 が 襲 来 した 場 合 の 避 難 について 訓 練 等 により 所 要 時 間 を 把 握 し 自 主 的 な 避 難 を 行 うよう 努 めるものとする 4 夜 間 等 の 避 難 への 備 え 津 波 が 夜 間 に 発 生 したり 停 電 の 場 合 に 備 えるためには 次 のことに 留 意 しておく 必 要 がある 懐 中 電 灯 や 携 帯 ラジオ 等 を 直 ちに 携 行 できるように 備 えておくこと 地 域 での 防 災 訓 練 に 参 加 し 避 難 場 所 避 難 経 路 をあらかじめ 確 認 しておくこと すみやかに 避 難 所 を 開 設 できるように 自 治 会 や 自 主 防 災 組 織 では 防 災 関 係 者 とともに 指 定 避 難 場 所 の 開 け 方 ( 鍵 の 管 理 )や 電 源 の 位 置 電 話 連 絡 網 等 をあらかじめ 確 認 して おくこと 5 徒 歩 避 難 の 原 則 地 震 津 波 発 生 時 には 地 震 の 揺 れやそれに 伴 う 液 状 化 などにより 家 屋 の 倒 壊 落 下 物 道 路 の 損 傷 や 段 差 が 発 生 したり 渋 滞 交 通 事 故 が 発 生 するなど 多 くの 課 題 が 懸 念 されるため 避 難 については 徒 歩 によることを 原 則 とする ただし 津 波 到 達 時 間 や 要 配 慮 者 の 支 援 方 法 など 緊 急 で 止 むを 得 ない 場 合 は 自 動 車 による 529

179 避 難 も 考 慮 しておく 必 要 がある 特 に 避 難 行 動 要 支 援 者 にあっては 徒 歩 による 避 難 が 困 難 な 場 合 もあるため 地 域 の 実 情 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 地 域 で 合 意 形 成 を 図 ったうえで 避 難 方 法 をあら かじめ 検 討 しておくことが 必 要 である 6 居 住 者 等 に 求 められる 避 難 (1) 強 い 揺 れを 感 じた 時 は 海 抜 表 示 板 や 避 難 所 案 内 板 等 を 参 考 にして 避 難 場 所 へ 直 ちに 避 難 する なお 津 波 到 達 時 間 が 短 い 場 合 は 直 ちに 近 隣 の 津 波 避 難 ビルや 高 い 場 所 等 いわゆる 地 震 津 波 発 生 直 後 に 緊 急 的 に 避 難 する 場 所 へ 一 時 避 難 をし 周 囲 の 安 全 が 確 認 できた 後 に 避 難 生 活 を 送 るために 避 難 する 場 所 へ 避 難 することが 必 要 である (2) 避 難 の 際 周 囲 に 避 難 を 開 始 していない 人 がいたら 積 極 的 な 声 かけにより 避 難 を 促 すとと もに 自 らが 家 族 や 地 域 内 の 率 先 避 難 者 となるように 努 める (3) 正 しい 情 報 をラジオ テレビ MCA 無 線 携 帯 メール ツイッターなど あらゆる 情 報 伝 達 手 段 を 通 じて 入 手 する (4) 津 波 警 報 や 避 難 指 示 等 の 情 報 から 高 い 津 波 の 襲 来 が 予 想 される 場 合 は 迷 うことなくさら に 高 い 場 所 へ 避 難 する 7 船 舶 に 求 められる 避 難 (1) 大 分 港 長 ( 大 分 海 上 保 安 部 長 )から 港 則 法 に 基 づく 港 外 退 避 等 の 命 令 勧 告 が 発 令 された 場 合 には それに 従 うこととする ( 港 則 法 適 用 港 のみ) (2) 正 しい 情 報 をラジオ テレビ 無 線 放 送 等 を 通 じて 入 手 する (3) 津 波 来 襲 までの 時 間 的 余 裕 がない 場 合 の 措 置 人 命 の 安 全 確 保 を 第 一 に 考 慮 し 可 能 な 限 り 船 舶 の 流 出 防 止 措 置 をとった 後 各 地 区 各 機 関 ごとにあらかじめ 定 めた 避 難 場 所 へ 速 やかに 避 難 する (4) 津 波 来 襲 までの 時 間 的 余 裕 がある 場 合 の 措 置 ア 陸 揚 げできる 小 型 船 については 陸 揚 げし 津 波 により 海 上 に 流 出 しないよう 固 縛 後 上 記 (3)の 措 置 をとるか 港 外 退 避 の 措 置 をとる イ 陸 揚 げできない 船 舶 については 原 則 港 外 退 避 の 措 置 をとる (5) 津 波 は 繰 り 返 し 襲 ってくるので 津 波 警 報 注 意 報 の 解 除 まで 警 戒 を 続 ける 1 津 波 来 襲 までの 時 間 的 余 裕 がない 場 合 とは 津 波 警 報 等 が 発 せられた 時 点 から 避 難 に 要 する 十 分 な 時 間 ( 船 舶 を 港 外 退 避 陸 揚 げ 固 縛 等 の 安 全 な 状 態 に 置 くまで)がない 場 合 をいう 2 港 外 退 避 海 域 について 港 外 の 水 深 が 深 く 十 分 広 い 海 域 とすること 8 消 防 団 員 等 防 災 業 務 従 事 者 の 安 全 確 保 対 策 住 民 等 の 避 難 誘 導 など 災 害 発 生 時 の 初 動 対 応 に 携 わる 防 災 業 務 従 事 者 であっても 人 命 が 最 優 先 であるため 自 己 の 安 全 が 担 保 できない 場 合 直 ちに 避 難 することが 必 要 である このためには 消 防 団 員 等 防 災 業 務 従 事 者 が 津 波 の 現 況 を 把 握 した 上 で 業 務 に 携 わることが 必 要 であることから 県 は 災 害 時 の 消 防 団 活 動 安 全 管 理 対 策 の 作 成 や 災 害 時 に 消 防 団 員 相 互 の 有 効 な 情 報 伝 達 手 段 の 一 つであるトランシーバーなどの 安 全 装 備 品 等 の 整 備 を 市 町 村 に 働 きかけてい くとともに -- 可 能 な 限 り 水 門 等 の 自 動 化 遠 隔 操 作 化 を 進 めていく また 防 災 業 務 従 事 者 のリスクを 減 らすためにも 日 頃 の 自 主 防 災 組 織 での 活 動 や 防 災 訓 練 等 を 通 じて 住 民 自 らが 率 先 して 避 難 する 自 助 の 意 識 を 高 めることが 重 要 である 警 察 職 員 にあっては 救 命 胴 衣 ヘルメット 等 現 場 の 活 動 に 必 要 な 装 備 を 整 備 する また 津 波 被 害 が 予 想 される 地 域 をもつ 市 町 村 など 防 災 関 係 機 関 と 連 携 して 地 域 ごとに 避 難 誘 導 等 の 活 動 が できるタイムリミットを 算 出 し 情 報 を 共 有 できるようにする 530

180 9 避 難 場 所 の 維 持 運 営 (1) 市 は 地 域 防 災 計 画 等 において 避 難 後 の 救 護 の 内 容 を 明 示 するものとする (2) 避 難 場 所 の 運 営 避 難 した 居 住 者 等 は 自 治 会 町 内 会 自 主 防 災 組 織 等 を 中 心 に 互 いに 協 力 しつつ 避 難 場 所 の 運 営 に 協 力 する 市 は 日 ごろから 自 主 防 災 組 織 等 を 中 心 に 地 域 内 で 確 認 しておくよう 指 導 に 努 めるとともに 避 難 場 所 への 津 波 警 報 等 の 情 報 の 提 供 について 配 慮 するものとする 10 津 波 避 難 のための 意 識 啓 発 (1) 市 は 避 難 対 象 地 区 の 居 住 者 等 が 迅 速 かつ 的 確 な 避 難 を 行 うことができるよう 避 難 所 避 難 路 等 の 街 頭 表 示 の 整 備 防 災 マップ 等 の 配 布 により 当 該 地 区 の 避 難 地 避 難 路 等 につい て 周 知 徹 底 するものとする (2) 市 は 津 波 災 害 に 関 するワークショップ 避 難 訓 練 防 災 訓 練 等 を 通 じて 津 波 避 難 に 関 す る 意 識 啓 発 を 図 るものとする 特 に 東 海 東 南 海 南 海 地 震 等 は 複 数 の 地 震 が 時 間 差 をもっ て 発 生 する 可 能 性 もあることから あらかじめいくつかの 時 間 差 で 地 震 が 発 生 することを 想 定 した 種 々のシミュレーションの 実 施 などにより 時 間 差 発 生 による 災 害 等 について 居 住 者 等 の 意 識 啓 発 を 図 るものとする 531

181 第 4 救 出 救 助 ( 総 務 部 防 災 危 機 管 理 課 消 防 本 部 ) 地 震 により 建 物 が 倒 壊 し 生 き 埋 めとなった 者 山 がけ 崩 れ 等 によって 生 き 埋 めとなった 者 危 険 な 地 域 に 孤 立 した 者 津 波 でさらわれた 者 等 の 救 出 救 助 及 び 医 療 機 関 への 搬 送 については ここ に 定 めるところによって 実 施 する 1 人 命 救 出 活 動 の 基 本 方 針 (1) 救 出 を 必 要 とする 負 傷 者 ( 以 下 負 傷 者 等 という )に 対 する 救 出 活 動 は 市 長 が 行 う (2) 市 長 は 救 出 活 動 を 行 うに 際 し 県 警 察 及 び 自 衛 隊 の 協 力 を 要 請 する (3) 市 長 は 市 内 における 関 係 機 関 による 救 出 活 動 について 総 合 調 整 を 行 う (4) 自 衛 隊 の 救 出 活 動 は 第 2 編 風 水 害 その 他 の 災 害 対 策 編 第 2 章 第 2 節 第 9 自 衛 隊 の 災 害 派 遣 要 請 の 定 めるところによる (5) 消 防 団 自 主 防 災 組 織 事 業 所 及 び 市 民 は 自 ら 可 能 な 限 りの 救 出 救 助 活 動 を 行 うととも に 防 災 関 係 機 関 の 活 動 に 積 極 的 に 協 力 する 2 救 出 の 対 象 者 災 害 のために 現 に 生 命 身 体 が 危 険 な 状 態 にある 者 及 び 被 災 したことにより 救 助 を 求 める 者 3 避 難 所 情 報 に 関 するサイン 避 難 者 がいることや 避 難 者 の 中 に 重 傷 者 等 がいることについての 情 報 を 防 災 ヘリ 等 に 容 易 に 把 握 させるため 情 報 伝 達 用 サインを 統 一 する サインの 内 容 規 格 布 ( 概 ね2m 2m) 1 黄 色 避 難 者 がいること を 示 す 2 赤 色 避 難 者 の 中 に 負 傷 者 や 要 配 慮 者 等 の 緊 急 な 救 助 を 要 するがい ることを 示 す 4 救 出 活 動 の 要 請 (1) 職 員 を 動 員 し 負 傷 者 等 を 救 出 する (2) 市 長 は 外 部 からの 応 援 が 必 要 と 判 断 した 場 合 次 の 事 項 を 示 して 大 分 県 常 備 消 防 相 互 応 援 協 定 に 基 づいた 応 援 要 請 を 行 う また 災 害 の 状 況 により 更 に 応 援 が 必 要 と 判 断 された 場 合 に は 以 下 の 図 に 示 すとおり 緊 急 消 防 援 助 隊 や 自 衛 隊 等 の 応 援 の 要 請 を 行 う また 必 要 に 応 じ 民 間 団 体 の 協 力 を 求 める ア 応 援 を 必 要 とする 理 由 イ 応 援 を 必 要 とする 人 員 資 機 材 等 ウ 応 援 を 必 要 とする 場 所 エ 応 援 を 必 要 とする 期 間 オ その 他 周 囲 の 状 況 等 応 援 に 関 する 必 要 事 項 532

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