Architectural Arohiteotural Institute エ of Japan H 本建築学会技術報告集 第 17 号,185 一正 90,2003 年 6 月 AIJJ.Technel.Des.No.17, ,Jun,20G3 高層ホテルの性能的火災安全設計ケーススタ

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1 H 本建築学会技術報告集 第 7 号,85 一正 90,2003 年 6 月 AIJJ.Technel.Des.No.7,85 90,Jun,20G3 高層ホテルの性能的火災安全設計ケーススタディ 中道明子 * 大松俊祐一 * 3 野竹宏彰一 * 5 松山賢一 * 7 大宮喜文一 * 9 田中哮義 * 南部晶子一 * 2 北後明彦一 * 4 山口純一一 * 6 富松太基一 * 8 萩原一郎 * 0 原田和典一 * 2 キーワード ; 性能的火災安全設計法, ホテル, 避難安全, 構造耐火, 燃焼区画, 煙区画 Keywords : Performance based firesafety design,hotel building,evacuation safety, Structuralfireresistance,Firearea,SmQke area. はじめに 工学的な根拠に基づく火災安全設計は 建築物の総合防火設計 法 ) が端緒となって発展してきた この体系では 設計火源 ( 標 準入力条件 ) 実用的な計算ツール 許容状態 ( 判断基準 ) の 3 つ がセットで提示されており. 許容状態を満たす範囲で設計者が様々 な工夫をすることが出来た 総合防火設計法は改正前の建築基準法 38 条における 同等以上の安全性 を証明する道具として定着し 実務者にもかなり普及してきた 平成 8 年度からの 5 ヵ年で行われた建設省総合プロジェ クト 防 耐火性能評価技術の開発 2 亅 を経て 2000 年 6 月に公布制定さ れた改正建築基準法においては 避難安全と構造耐火の性能評価法 が条文の中に明示的に盛りこまれ 性能設計の考え方そのものは確 実に定着しつつある 筆者らは これら一連の流れをにらみつつ 性能的アプローチか ら建築の火災安全設計を行うための方法を工学的に展開し 4 階建 てのテナントオフィスビル 3 ) 超高層オフィスピル 4 } 複合商業施設 5 ) についてのケーススタディを行ってきた 本報では, 低層部を物 販 飲食等の商業施設 高層部は宿泊施設として使う高層ホテルの ケーススタディを行った結果を報告する 本稿で行ったケーススタディは. 防火技術者協会 (SFPE ) が主催し た性能的火災安全設計の国際ワークショップ q に応募したものをベ ースとしており 建築基準法等の国内法令への適合については厳密 な注意を払っていない ケーススタディの拠り所としては 本会編 の 2 つの指針を用いた 7M 祠 目本建築総合試験所 ( 大阪市中央区南新町 2 0TS ビル 4F ) 2 損害保険料率算出機構 ts 神戸大学大学院生 研究当時 ) 桝神戸大学都市安全研究センター一助教授 学博 朽団 清水建設和泉研究室大林組技術研究所 7 東京理科大学火災科学研究所助手 工博 4 日本設計情報技術センター主管 *9. 独立行政法人建築研究所主任研究員 丁柵博国土交通省国土技術政策総合研究所防火基準研究室艮 工博 川京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授 工博 柵京都大学工学研究科生活空間学専攻 助教授 工博 FIRESAFETYDESIGNOF A HIGH RISE HOTEL AkikoNAKAM [CHI * Shunsuke DAIMATSU * 3 HiroakiNO7AKE * 5 Ken MA 了 SUYAMA * 7 YeshffumiOHMIYA * 9 Takeyeshi TANAKA * AkikoNAMBU * 2 Akihiko HOKUGO * 4 Jun ichiyamaguchi * 6 TaikiTOMATSU * 8 chiro HAGIWARA * 0 Kazuno 雌 HARADA * 2 Acasestudy was carried out on fire safety designofahigh 幽 rise hotelbuilding. Safety checking was made Gn evacuation safety, firefighters accessibility and structural fireresistance,the whole buitdingwas split intofire and smoke compartments.theirintegrity was checked againstdesignfires, which consist offully developed,localized and choked fires.then each performance critetia was checked against established 趾 e and smoke spread assumptions.new proposa!s of designs 甘 ategy are ; introduction of choked firesforconcealed spaces ; consideration of smoke compartmentationand staff resp nse during horizontal zoned evacuation ; and designforthermalenvironment infire 丘 ghtingbases. 2. 性能酌火災安全設計の方法論 2. 目標性能 性能設計を行うにあたっては 建築物が備えるべき性能をまず明 らかにし 次にその程度 ( 水準 ) を決定することになる 今回のケ ーススタディでは, 主催者から下記の設計目標が提示された ( ) 安全な場所まで在館者が避難できること ( 2 ) 消防士が安全に消火活動できること ( 3 ) 焼損および煙損を出火階に限ること ( 4 ) 上記の ( ) ( 3 ) のために必要な構造安定性を確保すること 2.2 設計手順 上記の目標性能は完全には独立ではない 先的に達成するかは任意性がある よって どの性能を優 しかし 燃焼範囲と煙拡散範囲 を設計上決めておけば 4 つの目標性能を切り離して考えることが できる 従って 今回のケーススタディでは 下記の手順を採用した ( ) 火災の燃焼範囲 ( 燃焼を受容する範囲 ) を決めておき 燃焼に よる熱影響 ( 空間の温度上昇など ) に対して十分な構造安定性 と区画保持性能 ( 周壁と床の遮熱性 開口部の遮炎性 ) を確保 する ( 2 ) 煙汚染範囲 ( 煙汚染を受容する範囲 ) を決めておき 煙および 放射熱が及ばない場所まで安全に避難する施設を準備する 具体的には. 図 に示す手順を採用した はじめに最大限燃えた場 合の火災の燃焼範囲を想定し それに対する煙汚染範囲を設計上決 めておく この過程で, 耐火設計に関しては壁床等の区画部材と柱 梁等の架構へ の熱入力が定まる 次に 煙汚染範囲以外の場所に 安 tl Goneral Bui 且 ding Research Corporation of Japan 脳 2Non Lifヒ Insurance Rating Orga 川 zation of Japan I3 Graduate Student,Kobe University 桝 Assoe.Pro,Research Centcr for Urban Saf ty and SeGurity,Kob Univ., Ph.Eng. 5zumi Research Insし,Sbimizu CQrpQration 柵 Techniじa 且 Research Institutc,Qbayashi Corporation * ア Research Assoc. De. 琵 gf Archl 匸 ecture.facul y of Science and Technology,Tokyo Unlverslty Qf Sclence,DL Eng. 桾 SeniorArchitect,ArchiteoturalDesign Div,Nihon 掌 9Chief Sekkei,Inc. Researcher,Buildlng R seargh Institute,Dr.Eng 曝. 0National Institute for Land and lnfrasしructure Munugernent,Ministry of Land,nfras 匸 ruc 匸 ure and Transportation,Dr.Eng 舮. nptof.,disaster Reduction System,Disaster Prevent 玉 Qn Research Institute, Kyoto Univ.,Dr Eng. ll : Assqc.Pro Dept.of Archit じ cture and Environmental Design,Kyoto Uni >.,Dr.Eng, 85

2 Architectural Arohrteotural Institute エnstrtute of Japan 全な場所 ] を特定し, これを避難安全のためには滞留場所 ( 一時避 難場所 ) として 消防活動安全のためには消防活動拠点として設定する 設計案が出来た段階において 途中で行った想定が無理なく成立 することを評価すれば基本的な設計が終了する 評価は大きく 避難安金性能評価. 消防活動支援評価 耐火性能評価 の 3 っに分け 耐火性能評価では設定した燃焼範囲を越えて火災が拡大 しないこと 架構が崩壊しないことの 2 点をチェックする 避難安 全性評価では燃焼範囲が確定していることを前提として 避難場所 が安全なことと避難場所まで逃げられることを 消防活動支援評価 では消防活動拠点が安全なことを評価した 手順 対応する郎位 設爾ねど 鏨れ壁 竃ン茄 ; 鳳鳳 i 紳剛{, ; 婿戞 ; 会鯉コ一 髄 と鯉ド 細 : 継 o く 解 wo 一. WO ロビー } 極 : 口 q q. o 妻会場 口 _ 塁 # 壁 } 一一一 ( 隠大規横火災における燃焼領堀の毆定設計蝨大規襖火災における煙汚染優域の設定 防火区園防煙区圍 F rz 舮 ( 3 邑 運鑑墳所の設定 3b } 膺防活動拠点と経踏の設定 邉鯉階段. 付室 その他 図 2 階平面図 図 3 2 階平面図 曾の避難旛設 煙制御 設爾の盤計 4b 酒防活動支擾殿 鱒の設計 4c 耐火設叶 架構計圏 誹煙 出ロ幅. 歩行距離. 消防排煙請火設備. 酎火輌造. 防火戸 りネン呈 遷難安全性簓評傷 消防活動支撮評価 耐火性能評儀 酔礪 設定した遜艶場所が 安全か? 遜難場所まで逼げられるか? 設定した昂歳が安全 か? 活動縫路が困難無く 使えるかつ 設定した区圓が燃え 抜けないか 7 彊構が馴壊しないかつ 図 ケーススタディで採用した性能設計の手順 垂れ壁 3 建築計薺の概翼 建物は地下 2 階 地上 2 階建ての鉄骨造の高層ホテルである 図 2 6 に 3 階 客室階 (4 階 20 階 ) 平面図 及び断面図を示す 中央ロビーには 日常主要動線となるエレベータを配置し 両端 には非常用エレベータ及び特別避難階段を配置した 低層部分は店 舗 会議室 宴会場などの商業施設から成り 中央ロビーにエスカ レータおよび連絡階段を配置した 客室階には アトリウムを配置し 開放的な空間としている 垂れ壁 4 火災安全計画の概要 図 4 3 階平面図 図 5 客室階平面図 建物の使われ方を考えると 低層部は複合商業施設 ホテル棟高 層部は宿泊施設であり 特性が異なる 火災安全計画の策定にあた っては ) 火災 ( 延焼および煙拡散 ) を相互に及ぼさないように 区画し 2 ) 避難および消防隊アクセス経路を独立に設け 各々の 部分を火災安全上独立な部分として扱った 4. 低層都の火災安全計薗低層部の利用者は宿泊客だけでなく外来の不特定多数の入々を想定している よって複合商業施設と同様の火災安全計画とした 避難計画上重要なのは 2,3 階の会議室ゾーンと宴会場ゾーンである ここには多くの人員を収容するのでゾーン毎に水平避難が可能となるように各階を 3 つの防火区画に分割し それぞれに専用の階段を設けた また 各ゾーンとも営業時間中はスタッフが常駐しており 火災の発生場所に亦じた避難誘導を行い 速やかに避難を開始する計画とする 鬮 口 嬲 一斉均等火災 局所火災 窒息火災 図 6 断面図 86 NII-Electronic N 工工一 Eleotronlo Llbrary Library

3 4.2 高層部の火災安全計画高層部は客室階であり 就寝用途であるため火災覚知と避難開始が遅れがちである 従って ) 燃焼を出火室近辺の小さな範囲に閉じ込め 2 ) 出火室近辺の客室にスタッフによる避難誘導を行い早期の避難開始を確保するとともに.3 ) 長時間にわたって利用可能な避難経路を確保するように計画した そのため 出火室近辺の室に対しては 出火室から延焼する以前にスタッフが駆けつけて避難誘導を行う その後は 延焼しても客室を つの防火区画 (4 室 ) に閉じ込める 宿泊者の避難は. アトリウム周りの廊下を経て特別避難階段に至る経路とする 特別避難階段は消防隊進入経路としても使われ 各階の特別避難階段付室を消防活動拠点 (FFB ) とする 5 安全性の諫価以下では 前節において示した計画案に対して 避難安全 消防活動支援 耐火の 3 つの性能に分けて評価を行う ただし 火災の燃焼範囲と煙汚染範囲の想定が正しくなければ評価そのものが無意味なので まずは 想定部分を越えて火災が拡大しないことをチェックする 評価用の入力値は 平成 2 年建設省告示第 44 号 442 号及び433 号に示された可燃物密度と居室人口密度の規定値を用いた 5. 燃焼を許春する範囲 ( 燃焼区画 ) の確定 4 章で述べたように 図 2 図 5に示す太線で囲まれた範囲毎に燃焼範囲を区切り 区画間の延焼を防止する計画である そこで まずはブロック内の火災に対して周壁の遮熱性とシャッター等の開口部の遮炎性を確認する 各ブロックの火災性状は 室用途に応じて図 7に示す 3 種類の設計火源を想定した 各室に適用した火源の類別を図 2 5に示す つ目はフラッシュオーバーを伴う一斉均等火災であり 一般の居室 ( 客室 レストラン, 店舗等 ) に適用した 2 っ目は局所火災であり 収納可燃物が少ないと想定される室 ( ロビー 廊下等 ) に適用 した 3 つ目は 窒怠火災 ( 密閉された室で酸素を使い果たすと燃焼が窒悳する火源 ) であり 耐火構造部材で囲まれた無窓の室 ( リ ネン室 機械室 ダクトズペース等の居室以外の室 ) に適用した すればよい 同様の検討を行った結果 階店舗 管理室 厨房 2 階宴会場 3 階会議室の区画を構成する壁 床については 2 時間耐火構造 そ の他の部位では 時間耐火構造の仕様とした 睡唄 図 8 客室火災性状の算定結果 5.2 煙汚染を許啓する範囲 ( 煙区西 ) の確定 次に, 煙汚染を許容する範囲 ( 煙区画 ) に建物を分割する 今回 のケーススタディでは 燃焼区画 ( 図 2 図 5 の太線 ) と煙区画とを 致させ 後述の避難安全性評価で煙区画の外まで避難できること を確認する方式を採用した 前節の検討により 煙区画を構成する壁は 60 分以上の耐火構造仕 様であり 避難行動中に壁が燃え抜けて煙が他区画へ拡大すること は考えなくて良い ただし 低層階の中央ロビーの階段とエスカレータ部分は間仕切 り壁ではなく垂れ壁によって区画するので ロビーの火災で垂れ壁を越えて階段への煙侵入が懸念される そのため 外周部にースモ クタワーを設けて煙を排出する計画とした 検討結果を図 9 に示す ロビーの局所火災 (3MW ) による定常煙層高さが 垂れ壁下端 ( 床面より2.2 珊 ) より高くなるようにスモークタワーの断面を確保し 地下階ロ ビーの火災に対しては機械排煙 ( 排煙量 7, 00CMH ) を行 って煙が階段室に入ることを防止した 9 ) 排垂れ壁 H l L.L, り 地下階出火の場合 図 9 低層階ロビーの煙制御 ( 階ロビー出火の場合 ) 図 7 3 種類の設計火源 気支配又は 料支配 へ 客室火災では 客室の扉が閉まっていれば廊下およびアトリウムの煙侵入の恐れは無視できる しかし 扉が閉まらなければアト リウムの煙汚染は避けられない そのため アトリウム側に流出した煙をアトリウム頂部の排煙窓 (7.6m2) から排出する計画とした 排煙効果を検討するため 4 20 階の各階での客室火災を想定し アトリウム内の煙層高さと温度を計算した 図 0 に結果を示す 4 階客室火災での煙層高さは23.m とな叺概勧 3 の階が煙に汚染さ れるが 煙層温度上昇は 0.3 と小さく短時間の滞在は可能である 上記の設計火源を用いて 全てのブロックにおいて火災性状を計 算した 0 例として 客室 (4 室分 ) の結果を図 8 に示す 火災継続時問は 2 分 ( 等価火災時間換算で 32 分 ) であり. 区画を構成する壁 床 開口部に設ける特定防火設備 ( 客室扉 ) とも 60 分耐火構造と 20 階客室火災では 煙層温度上昇は53. となるが 煙層下端は最上階の廊下よりも高い位置に維持される 他の階での出火の場合の結果は省略するが 煙層下端が最上階の廊下よりも高い位置に維持されない場合でも 煙層温度上昇は十分小さいことを確かめた 87

4 二 { r. 弭卩 協. 弔鐸ト _. 鰤韮 rli 隲 6 卜 _ 一 _ 匸 IIIw. 嵎 巾 73. F 30.3 C.{.L... 巨 4F [lil 巨 給気 排煙 23. 捫 ( 初期温度 20 ) 図!O アトリウムの煙層温度および高さ (4 階 20 階客室火災 ) ρ05 避難安全性能艀優 33低層部の避難安全 図 に低層部の避難計画を示す 各々の階で 3 つの煙区画を設定し 出火した煙区画から非出火ゾーンへの避難安全を評価する 会議室等の居室出火の場合 避難動線は中央ロビーの階段を使用 するものとし日常動線と一致させ ロビーで出火した場合には ロ ビーとは反対側にある階段を用いて避難する ロビー出火の場合に は 煙層が 2.2m 以上の高さに保たれることを 5.2 節にて既に検討して いるので. ここでは居室出火の場合についてのみ検討を行う 消防隊の アクセス 居室出火の場合 そこで 廊下に機械排煙 時間まで煙の降下を防ぐ計画とする 出火室 ( 会議窒 d ) スタツフ 会議室 a 会議室 b 会議窒 e 会議室 c 官一杓惺窿馴 ef 蛩 図 3 32 避關 黷畧動時隲 ( 排煙量 2, 200 CMH ) を設置し 避難完了 炎確認にかかる畤閤スタッフの駆けつけ時鬪 _ 廊下置雕時関 sext5 始糺避難開始爵排煙椴時澗作動開廊下の排煙をわ避難完了時間ない場含の 煙層降下時間 階会議室における避難時間と廊下の煙層高さ 5.3,2 高眉陪阿 ) 避鋼匡安全 高層部の客室階では 特に夜間の避難誘導が重要となるので 警 備員 2 名以上の体制を前提として避難計画を策定した 図 4 に避難 開始までの警備員と情報の流れを示す 火災室の感知器が作動した 時点で 階防災センターから警備員 A が現場確認に行き 火災を 確認して防災センターの警備員 B に伝える 警備員 A は引き続き火 災階とその上階の宿泊客を誘導し 警備員 B は非常放送等により避 難指示を行う このシナリオが成立するためには ( > 火災が拡 大する前に警備員 A が出火室の隣室に知らせることができるか (2) 宿泊客は熱や煙の影響を受けずに廊下を避難できるか. の 2 点を確認する必要がある ロビー出火の場合 消防隊の アクセス 図 ホテル棟低層部の避難計画の概要 図 2 に 2 階会議室ゾーンで出火した場合の避難経路を 図 3 に避 難時間中の廊下の煙層高さを示す 出火室 ( 会議室 (Φ ) の在室者がロビーへ避難完了した後に 受付のスタッフが火点まで歩行して火災を確認し その他の会議室に 30 秒毎に到着し避難を呼びかける この計画によれば このゾーンの全ての人が避難完了時間は240 秒となる 図 4 客室階の避難計画 ( ) 警備員の対応と出火室の隣接室への情報伝達出火室の隣接室への情報伝達が行われるまでの時間と, 隣接室へ火災が拡大するまでの時間とを比較した 結果を図 5に示す 隣接 室へ警備員 A が到着するのは出火後 262 秒 隣接室へ火災が拡大する 時間は 385 秒となり 警備員 A により出火室と同一防火区画内の客室 への避難指示が可能である 警備員 の拡大 攣ツ戳讌甜 遷驪 F う餅への鄭酌噸 36 (262) 隅撞 3 置へ 火貰の遇知 歩行随賜 o 煙層の 移隣噂國 冓下 擁 300 室へ焼 (385 ) 図 2 2 階会議室の避難および誘導経路 煙制御が無ければ 避難完了以前に廊下の煙層が降下してしまう 図 5 客室避難誘導のタイムチャート 2 くレ 2 の 360 時聞 [s 亅 88

5 (2 ) 廊下を避難中の宿泊客への煙暴露 火災室扉が閉鎖していれば 廊下を避難する宿泊客への煙暴露は 無視できる 万が一 扉が閉鎖しない場合には. 熱及び煙がアトリ ウム内の廊下に流出する 避難者が受ける煙暴露を評価するために 次の基準を適用する tctu ( T ) 2dt IO OOO [K2 0 ただし.t,,c は階段室までの歩行時間 s } T は避難経路の煙温度の 常温からの上昇値 K である 4 階客室出火の場合 図 0 に示すよう に煙層温度上昇は 03K 準を満足する 5,4 消防活動支擾評値 消防活動拠点 最大歩行時間は 2{L9 秒であるため上式の基 (FFB ) は 階防災センターと各階 2 箇所の階段付 室とし 火災室に 2 方向からアプローチ可能とした この計画に対 して () 消防活動拠点へ のアクセス経路の安全性と (2 ) 消防 活動拠点での安全性の 2 点について評価を行う () へのアクセス経路における安全 防災センターは外部からアクセスしやすい位置にあり 防災セン 室と廊下間の扉隙間からの漏気量および遮煙条件から 床面高さに おける必要圧力差 ψ ) は 7.IPa となる この圧力差において階段と 非常用エレベータシャフトへの漏気量 (Ml k) は 465CMH と計算さ れる 従って 図 7 に示すように 必要排煙量 buha) は 4,g54CMH. 必要給気量 (Ma ) は 5,57 MH となる 図 6 3 階付室の消防活動拠点 (FFB) 消防活動拠点 ( 付室 ) 会議室 α = 3590C 皿洫 tf 63 = min 〆 6 ターと階段付室は防火区画された廊下 階段 非常用工レベータによりつながっている よってアクセス経路の安全性は確保されている 図 7 回 P 圧燵 付室の安全性評価 UP 畩醐 (2 )FFB における熱と煙からの安全 安全性の確認のための許容基準は以下を適用した a ) 熱侵入に対する安金性 消防士が休息できる室内環境でかつ壁面に触れても火傷しない 程度に温度上昇を抑えるという観点から次の 2 点をクライテリア とする Tr th slo K ( Z : 拠点の室温度上昇 ) μ 30 圓 ( Tuae: 区画壁の拠点側表面温度上昇 ) b ) 煙侵入に対する安全性 5.5 構造耐火性能評価 この建物の地上階は鋼構造 地下階は RC 造であり 地上階につい て図 8 に示す手順に従って検討を行った まず.5. 節の方法により 局所火災. 窒息火災 一斉均等火災のいずれかを選択して火災温度 の時刻暦を求めた後 鋼材温度の最高値を計算した 限界温度に関しては 平成 2 年建設省告示 433 号の方法に従って部材毎に算出し 両者を比較した 0 ) 検討は.5 階と 20 階のエレベータホール付近の構面について行っ た 構造積載荷重を表 に 部材断面を表 2 に示す 拠点内に多少の煙が侵入しても希釈するという考えもあるが こ こでは拠点の圧力を高めて煙が侵入しないことを条件とした P > 0[Pa (M : 拠点側の空間の火災室側に対する圧力差 ) (2 ) 防災センターの安全性 a ) 熱侵入に対する安全性の確認では 火災室は 階防災センター隣の管理室とする 5. 節の方法に従うと管理室火災の最高温度は 905 継続時間は45 分となる 防災センターと管理室の間仕切り壁の表面温度上昇を定常状態でム恥 F30K とするためには 区画壁をALC 板 80mm とする 次に防災センターの温度を T.,= 0K とするために必要な窓 ( 換気 ) 面積を求めると 幅 4,0mX 高さ2m とな った b ) 煙からの安全性については 扉の隙間から流入した煙は この換気口から十分に排出される. (2 2 ) 階段付室の安全性 a ) 熱侵入に対する安全性は 3 階会議室ゾーンの火災を想定して検討する 防災センターと同様に区画壁の必要厚さを算定すると 80 となり溺から侵入する熱量を除去するために必要な換気量は5,570CMH となった 次に.b ) 煙からの安全性については, 付 (b ) 鋼材温度の計算 Q (c) 鋼部材の限界温度との比較 図 8 構造耐火設計の手順 表 構造積載荷重 ( 客室階 ) [Nm 自重床 小梁用大梁用朋 床スラブ床仕上げ鉄骨梁 ( 大梁 小梁 ) 間仕切り壁 柱および外壁 ( 小計 (3,600) (500 ) ( 量,000 ) 5, 600 (3,60 (5 0) (,000 ) 騨 (3,600 ) (,000) (50 の 6,00 5,600 積載荷重,800,30,300 合計荷重 ア,400 6,900 7,400 89

6 表 2 構造部材の断面性能舗階記号断面鋼種 F 値匸開ん岡柱 20FC C2 ロー 400x400 其 6x6BCP FC C2 ロー 550x550 認 6 鰯 6 大梁 RFGH 500x200 麗 2x22S 獺 90B325 G2H 500 瓦 200 翼 0 翼 6 6FGH 500 瓦 200x2x32 G2H 500x350x2 麗 36 小梁 RFbH 500 其 200x0 乂 6SMOOA235 6FbH 496 瓦量 99xgx4 耐火臟材は 厚さ esmm 以上の吹付けロックールとし 鋼材温 度の最高値が限界温度を超えなければ無被覆とした 結果を図 9 (5 階 ) および図 20 ( 20 階 ) に示す 5 階では客室に面する部材はす べて 2Smm 被覆となったが. 廊下やエレベータロビーに面する部材 では無耐火被覆とすることができる 一 Jti 20 階では 構造荷重が 小さいことを反映して薄肉鋼材を使用しており熱容量が小さい そ のため エレペータロピー周辺も含めて全て 25 被覆となる F 489 { く550 ヨ暑 ) ぱ i Omm レ 53 く く 550 i Omm く 哲 b け C 隠 GI { く550 ) 9. る一 _. G 蠹 r d2 I. i M 鹵凵 鋼材温度 ( 限界温度 ) ii 詈被覆厚さ 瓧 i 丶即 初期温度 20 ) 図 9 鋼材温度 崩壊温度 被覆厚さの算定結果 (5 階 ) ) bl 禦. 一 く 0 く303 巾拍 一 凵齟 直 ρ i i l 乙 i I l IG 2 I I i 翼 i 被覆厚 82 ( く 550 ) 2 < 4 鋼材温度 ( 限界温度 ) さ園 初期温度 20 ) 図 20 鋼材温度 崩壊温度 被覆厚さの算定結果 (20 階 ) 6 まとめ 性能設計の概念を適用して高層ホテルの火災安全設計を行い 設 計の方法論について考察を行った まずは ( ) 火災の燃焼を受容する範囲 (2 ) 煙汚染を受容する範囲の順番で空間を設定し これらが成立するように (3 ) 防火区画設計と (4 ) 煙制御設計 を行っ た 次に.(5 ) 避難安全 (6 ) 消防士の安全 (7 ) 構造 耐火のそれぞれにつ いて ( ) (2 ) で設定した火災性状に基づ いて設計案の検証を行う方法論を採り これが高層ホテルにおいて も適用可能であることを確かめた また 個別の方法論としては 下記の点を新しい提案として盛り 込んでいる 火災を閉じ込めて消す窒息火災の考え方を導入した 水平避難方式を採用するにあたり 煙区画 ッフによる誘導計画との関係を考察した ( 煙汚染範囲 ) やスタ 消防活動拠点の安全性評価を行い 侵入熱量を除去して 消防士 聨 が滞在可能な環境を保つための設計を行った 本報告のケーススタディは 日本建築学会火災安全設計法小委員会 および同会近畿支部防災計画部会おいてこ議論いただいた 関係各 位に感謝申し上げる次第である 剛. 建設省大臣官房技術調査室監修建築物の総合防火設計法 ( 財 ) 日本建築センター 建設省総合技術開発プロジェクト防 耐火性能評価技術の開発 報告書 999 年 月 3. 小屋かをり 大宮喜文 原田和典. 田中哮義. 北後明彦 萩原一郎 性能的火災安全設計法によるテナントオフィスピルの 防災設計亅 日本建築学会技術報告集 第 5 号. pp 水野雅之 松山賢 田中哮義 萩原一郎 原田和典 大宮喜文 富松太基. 性能的火災安全設計法による超高層オフィスビル のケーススタディ 日本建築学会技術報告集 第 8 号 pp 年 6 月 5. 水野雅之 南部晶子 若松佳世子. 松山賢 野竹宏彰 大宮喜 文 小林秀雄 富松太基 原田和典 田中哮義 複合商業施設 の火災安全設計のケーススタディ 日本建築学会技術報告集. 第 3 号 pp 年 7 月 6.DaimatSg S.,Ho go,a,namb 馬 A,Nakamichi,A,Notake,E, MatSuyarma,K,Y ag ロch ち凱,Ohmiya,Y,Hagiwara,L, Harada, K., Tomats 隅 T., Tanaka,T., F 註 e 躑 c 重 y De 舘 gn of a High R 蛤 c Hotel 4tb Based Codes and Fire Safety Design lnt.co 皿 f.on Pedormance MethOds,CaseStUdy Repor し bl 皿 e I,pp. 25,( Mclboume, Australia ),March 2 7. ( 社 ) 日本建築学会編 鋼構造耐火設計指針 999 年 月 8. ( 社 ) 日本建築学会編 建築物の火災安全設計指針 2002 年 7 月 9. 田中哮義. 建築火災安全工学入門 ( 財 ) 日本建築センター 平 成 5 年 7 月 0. 国土交通省住宅局建築指導課ほか 200 年度版耐火性能検 証法の解説及び計算例とその解説 平成 3 年 3 月.Sh 皿 t ち R., P., Meacham.B.,J.,Custer,R.Design of Detection Systems,Chaptcr44, SFPE Handbook of FireHotoctionHandboo 的 3rdEditio 叫 2002 [2002 年 0 月 8 日原稿受理 2003 年 2 月 25 日採用決定 ] go

としてまとめました 準備実験では 試験体の内外に 518 カ所の温度センサー ( 熱電対 ) と 41 カ所の熱流センサー ( 熱流束計 ) を設置して計測を行ったほか ビデオカメラを試験体内に 13 台 試験体外に 9 台設置して火災の様子を観察しました 2.2 準備実験より得られたこと木造 3

としてまとめました 準備実験では 試験体の内外に 518 カ所の温度センサー ( 熱電対 ) と 41 カ所の熱流センサー ( 熱流束計 ) を設置して計測を行ったほか ビデオカメラを試験体内に 13 台 試験体外に 9 台設置して火災の様子を観察しました 2.2 準備実験より得られたこと木造 3 平成 25 年 1 月 24 日 木造 3 建て学校実大火災実験実行委員会 木造 3 建て学校の実大火災実験 ( 準備実験 ) の結果概要 1. はじめに建築基準法では3 建ての学校について耐火建築物とすることを義務付けていますが 平成 22 年 1 月施行の木材利用促進法等を受け 一定の仕様等を満たした場合は準耐火建築物とすることが可能となるよう 実際の規模の建物の火災実験により検証を行うものです

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