経 営 セーフティ 共 済 経 営 セーフティ 共 済 は 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 の 影 響 を 受 けて 中 小 企 業 が 連 鎖 倒 産 することを 防 止 するため 共 済 契 約 者 の 拠 出 による 掛 金 を 原 資 として 共 済 金 の 貸 付 けを 行 う 制 度

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1 取 引 先 の 突 然 の 倒 産 もしものときの 資 金 調 達 しっかりサポートします 経 営 セーフティ 共 済 ( 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 ) 制 度 のしおり 平 成 23 年 10 月

2 経 営 セーフティ 共 済 経 営 セーフティ 共 済 は 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 の 影 響 を 受 けて 中 小 企 業 が 連 鎖 倒 産 することを 防 止 するため 共 済 契 約 者 の 拠 出 による 掛 金 を 原 資 として 共 済 金 の 貸 付 けを 行 う 制 度 です 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 法 ( 昭 和 52 年 法 律 第 84 号 )に 基 づき 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 が 運 営 しています 共 済 契 約 者 は 万 が 一 取 引 先 事 業 者 が 倒 産 して 売 掛 金 債 権 等 が 回 収 困 難 になった 場 合 に 納 付 された 掛 金 の 10 倍 ( 限 度 額 8,000 万 円 ) と 回 収 困 難 となった 売 掛 金 債 権 等 の 額 とのいずれか 少 ない 額 の 範 囲 内 において 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けることができます もしも のときの 資 金 調 達 として 当 面 の 資 金 繰 りをバックアップし 中 小 企 業 を 連 鎖 倒 産 から 守 ります 制 度 改 正 で 魅 力 向 上 本 制 度 は 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 によって 回 収 困 難 となる 売 掛 金 債 権 が 高 額 化 している 状 況 等 を 踏 まえ 中 小 企 業 のセーフティネット 機 能 の 強 化 や 制 度 の 魅 力 向 上 を 図 るために 平 成 22 年 7 月 1 日 から1 共 済 事 由 の 拡 大 が 実 施 さ れ 平 成 23 年 10 月 1 日 から2~7の 改 正 が 実 施 されました 制 度 改 正 事 項 改 正 前 改 正 後 1 共 済 事 由 の 拡 大 ( 平 成 22 年 7 月 1 日 実 施 ) 取 引 停 止 処 分 法 的 整 理 取 引 停 止 処 分 法 的 整 理 私 的 整 理 災 害 による 不 渡 り( ) 特 定 非 常 災 害 による 支 払 不 能 ( ) 2 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 の 引 上 げ 3,200 万 円 8,000 万 円 3 掛 金 の 積 立 限 度 額 の 引 上 げ 320 万 円 800 万 円 4 掛 金 月 額 の 上 限 額 の 引 上 げ 8 万 円 20 万 円 5 償 還 期 間 上 限 の 延 長 5 年 5,000 万 円 未 満 5 年 5,000 万 円 以 上 6,500 万 円 未 満 6 年 6,500 万 円 以 上 8,000 万 円 以 下 7 年 6 早 期 償 還 手 当 金 の 創 設 - 新 設 7 申 込 金 の 廃 止 申 込 金 は 必 要 申 込 金 は 不 要 ( ) 災 害 による 不 渡 り および 特 定 非 常 災 害 による 支 払 不 能 は 東 日 本 大 震 災 の 発 生 を 受 けて 平 成 23 年 4 月 に 共 済 事 由 に 追 加 されました

3 経 営 セーフティ 共 済 の 概 要 根 拠 法 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 法 制 度 開 始 昭 和 53 年 4 月 1 日 加 入 資 格 1 年 以 上 継 続 して 事 業 を 行 っている 中 小 企 業 者 (1 ページ 参 照 ) 掛 金 掛 金 月 額 5,000 円 ~ 20 万 円 (5,000 円 単 位 ) 積 立 限 度 額 掛 金 の 積 立 限 度 額 800 万 円 掛 金 の 税 法 上 の 取 扱 い 個 人 : 事 業 所 得 の 必 要 経 費 扱 い 法 人 : 損 金 扱 い 共 済 金 の 貸 付 け 貸 付 限 度 額 8,000 万 円 回 収 困 難 な 売 掛 金 債 権 等 の 額 と 掛 金 総 額 の 10 倍 の 額 とのいずれか 少 ない 額 共 済 事 由 取 引 先 が 倒 産 し 売 掛 金 債 権 等 の 回 収 困 難 が 生 じた とき 貸 付 条 件 無 担 保 無 保 証 無 利 子 なお 貸 付 金 額 の 10 分 の 1 に 相 当 する 額 が 納 付 された 掛 金 から 控 除 されます 償 還 方 法 貸 付 額 に 応 じて 5,000 万 円 未 満 5 年 5,000 万 円 以 上 6,500 万 円 未 満 6 年 6,500 万 円 以 上 8,000 万 円 以 下 7 年 ( 据 置 期 間 6 か 月 を 含 む )の 毎 月 均 等 償 還 一 時 貸 付 金 の 貸 付 け 貸 付 限 度 額 機 構 解 約 時 の 解 約 手 当 金 の 95% 貸 付 金 の 使 途 事 業 資 金 ( 設 備 資 金 運 転 資 金 ) 貸 付 利 率 年 0.9%( 平 成 23 年 10 月 1 日 現 在 ) 利 息 支 払 方 法 貸 付 時 に 一 括 前 払 い 貸 付 期 間 1 年 担 保 保 証 人 不 要 償 還 方 法 期 限 一 括 償 還 運 営 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構

4 目 次 1 加 入 資 格 等 1 (1) 会 社 または 個 人 の 事 業 者 (2) 組 合 2 加 入 手 続 き 3 (1) 加 入 手 続 きの 窓 口 (2) 必 要 書 類 等 3 掛 金 5 (1) 掛 金 (2) 納 付 方 法 (3) 掛 金 の 前 納 後 納 (4) 掛 金 月 額 の 増 額 減 額 (5) 掛 金 の 掛 止 め 納 付 再 開 始 (6) 税 法 上 の 取 扱 い 4 共 済 金 の 貸 付 け 11 (1) 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられる 場 合 (2) 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられない 場 合 (3) 共 済 金 の 貸 付 条 件 (4) 共 済 金 の 貸 付 額 (5) 共 済 金 の 貸 付 請 求 手 続 き (6) 早 期 償 還 手 当 金 5 一 時 貸 付 金 の 貸 付 け 18 (1) 一 時 貸 付 金 の 貸 付 条 件 等 (2) 一 時 貸 付 金 の 貸 付 請 求 手 続 き (3) 償 還 方 法 6 共 済 契 約 の 解 約 と 解 約 手 当 金 20 (1) 共 済 契 約 の 解 約 (2) 解 約 手 当 金 (3) 解 約 手 当 金 の 請 求 手 続 き (4) 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 貸 付 けを 受 けている 場 合 の 取 扱 い (5) 解 約 手 当 金 の 税 法 上 の 取 扱 い 7 承 継 23 (1) 承 継 の 要 件 (2) 承 継 後 の 掛 金 の 取 扱 い (3) 承 継 の 手 続 き

5 1 加 入 資 格 等 本 制 度 に 加 入 できる 方 は 引 き 続 き 1 年 以 上 事 業 を 行 っている 中 小 企 業 者 で 次 の(1)または(2)のいずれかに 該 当 する 方 です (1) 会 社 または 個 人 の 事 業 者 次 表 の 各 業 種 において 資 本 金 の 額 または 出 資 の 総 額 常 時 使 用 する 従 業 員 数 のいずれかに 該 当 する 会 社 または 個 人 の 中 小 企 業 者 業 種 製 造 業 建 設 業 運 輸 業 その 他 の 業 種 資 本 金 の 額 または 出 資 の 総 額 常 時 使 用 する 従 業 員 数 3 億 円 以 下 300 人 以 下 卸 売 業 1 億 円 以 下 100 人 以 下 サービス 業 5,000 万 円 以 下 100 人 以 下 小 売 業 5,000 万 円 以 下 50 人 以 下 ゴム 製 品 製 造 業 ( ) 3 億 円 以 下 900 人 以 下 ソフトウェア 業 または 情 報 処 理 サービス 業 3 億 円 以 下 300 人 以 下 旅 館 業 5,000 万 円 以 下 200 人 以 下 ( ) 自 動 車 または 航 空 機 用 タイヤおよびチューブ 製 造 業 ならびに 工 業 用 ベルト 製 造 業 を 除 く (2) 組 合 次 のいずれかに 該 当 する 組 合 1 企 業 組 合 協 業 組 合 2 共 同 生 産 共 同 販 売 等 の 共 同 事 業 を 行 っている 事 業 協 同 組 合 事 業 協 同 小 組 合 商 工 組 合 なお (1)または(2)に 該 当 しても 次 のいずれかに 該 当 する 方 は 本 制 度 に 加 入 できません (ア) 住 所 または 主 たる 事 業 の 変 更 を 繰 り 返 し 行 ったため 継 続 的 な 取 引 の 状 況 の 把 握 が 困 難 な 方 (イ) 事 業 に 係 る 経 理 内 容 が 不 明 の 方 1

6 (ウ)すでに 貸 付 けを 受 けた 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 償 還 を 怠 っている 方 (エ) 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 ( 以 下 中 小 機 構 という )から 返 還 請 求 を 受 けた 共 済 金 一 時 貸 付 金 早 期 償 還 手 当 金 解 約 手 当 金 の 返 還 を 怠 っている 方 (オ) 納 付 すべき 所 得 税 または 法 人 税 を 滞 納 している 方 (カ)12 か 月 分 以 上 掛 金 の 納 付 を 怠 ったため または 偽 りその 他 不 正 の 行 為 等 のため 中 小 機 構 によって 共 済 契 約 を 解 除 され 解 除 された 日 から 1 年 を 経 過 していない 方 (キ) 偽 りその 他 不 正 の 行 為 により 共 済 金 もしくは 一 時 貸 付 金 の 貸 付 け また は 早 期 償 還 手 当 金 もしくは 解 約 手 当 金 の 支 給 を 受 け または 受 けようと した 日 から 1 年 を 経 過 していない 方 (ク) 現 に 共 済 契 約 者 となっている 方 注 意 : 本 制 度 は 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 等 により 生 じる 回 収 困 難 な 売 掛 金 債 権 等 に 対 して の 貸 付 制 度 であることから 一 般 消 費 者 を 取 引 先 とする 事 業 者 金 融 業 者 および 不 動 産 業 者 などの 業 種 は 取 引 先 事 業 者 に 対 する 売 掛 金 債 権 等 が 生 じず 共 済 金 の 貸 付 けの 対 象 とならない 場 合 がありますので 加 入 にあたってはご 注 意 ください 中 小 機 構 は 政 府 が 取 りまとめた 企 業 が 反 社 会 的 勢 力 による 被 害 を 防 止 す るための 指 針 ( 犯 罪 対 策 閣 僚 会 議 幹 事 会 申 合 せ)に 基 づき 暴 力 団 等 を 始 めと する 反 社 会 的 勢 力 との 関 係 遮 断 のための 取 組 みを 積 極 的 に 推 進 しています こ の 取 組 みの 一 環 として 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 ( 経 営 セーフティ 共 済 ) では 加 入 の 申 込 み 契 約 承 継 の 申 出 共 済 金 の 貸 付 請 求 および 一 時 貸 付 金 の 貸 付 請 求 の 際 に 契 約 者 ご 本 人 等 が 反 社 会 的 勢 力 に 該 当 しないこと また それに 類 する 行 為 を 現 在 かつ 将 来 にわたり 行 わないことを 申 告 していただきま す 申 告 がない 場 合 には 加 入 および 共 済 金 等 の 貸 付 けをお 断 りするほか 申 告 に 反 することが 判 明 した 場 合 には 中 小 機 構 の 判 断 により 債 務 全 額 の 弁 済 請 求 や 契 約 の 解 除 ( 取 引 解 消 )を 行 います 詳 しくは 中 小 機 構 ホームぺージをご 覧 ください 中 小 機 構 では 今 後 も 反 社 会 的 勢 力 との 一 切 の 関 係 遮 断 に 努 めて 参 りますの で 何 とぞご 理 解 を 賜 わりますようお 願 いいたします 2

7 2 加 入 手 続 き (1) 加 入 手 続 きの 窓 口 本 制 度 への 加 入 手 続 きは 中 小 機 構 と 業 務 委 託 契 約 を 締 結 している 次 の 団 体 ( 以 下 委 託 団 体 )または 金 融 機 関 ( 以 下 代 理 店 )で 行 って ください 委 託 団 体 : 会 員 となっている 商 工 会 商 工 会 議 所 中 小 企 業 団 体 中 央 会 または 組 合 員 である 中 小 企 業 の 組 合 等 代 理 店 : 融 資 取 引 のある 銀 行 信 託 銀 行 信 用 金 庫 信 用 組 合 商 工 中 金 の 本 支 店 なお 委 託 団 体 から 加 入 された 共 済 契 約 者 は 加 入 申 込 みを 行 った 委 託 団 体 金 融 機 関 から 加 入 された 共 済 契 約 者 は 口 座 振 替 を 行 っている 金 融 機 関 店 舗 が 登 録 取 扱 機 関 となり 加 入 後 は この 登 録 取 扱 機 関 をと おして 各 種 手 続 き( 掛 金 に 関 する 届 出 共 済 金 の 貸 付 請 求 など)を 行 う ことになります (2) 必 要 書 類 等 1 契 約 申 込 書 ( 様 式 中 101) 2 掛 金 預 金 口 座 振 替 申 出 書 ( 様 式 中 104) 上 記 12の 書 類 は 委 託 団 体 または 代 理 店 に 備 え 付 けてありますの で 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 次 の34の 書 類 とともに 窓 口 にご 提 出 ください 委 託 団 体 で 加 入 申 込 みをする 場 合 は 事 前 に 預 金 口 座 のある 金 融 機 関 で 掛 金 預 金 口 座 振 替 申 出 書 の 確 認 を 受 けてください 3 重 要 事 項 確 認 書 兼 反 社 会 的 勢 力 の 排 除 に 関 する 同 意 書 ( 契 約 申 込 書 に 付 属 ) 加 入 申 込 みの 受 付 けの 際 に 委 託 団 体 または 代 理 店 で 説 明 させてい 3

8 ただきます ( 実 印 をご 持 参 ください ) 4 提 示 書 類 委 託 団 体 または 代 理 店 の 求 めにより 次 の 書 類 ( 原 本 )の 提 示 が 必 要 となります (ア) 法 人 企 業 ( 会 社 組 合 )の 場 合 ⅰ) 法 務 局 発 行 の 日 から 3 か 月 以 内 の 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 業 登 記 簿 謄 本 ) ⅱ) 所 轄 税 務 署 の 受 付 印 がある 法 人 税 の 確 定 申 告 書 ( 直 近 の 決 算 書 等 の 添 付 書 類 を 含 む ) ⅲ) 法 人 税 を 納 付 したことを 証 する 納 税 証 明 書 (その1) ((ⅱ)に 記 載 された 中 間 確 定 の 税 額 を 納 付 したことを 証 する 領 収 書 でも 可 ) (イ) 個 人 事 業 の 場 合 ⅰ) 所 轄 税 務 署 の 受 付 印 がある 所 得 税 の 確 定 申 告 書 ( 直 近 の 決 算 書 収 支 内 訳 書 等 の 添 付 書 類 を 含 む ) ⅱ) 所 得 税 を 納 付 したことを 証 する 納 税 証 明 書 (その1) ((ⅰ)に 記 載 された 予 定 確 定 の 税 額 を 納 付 したことを 証 する 領 収 書 でも 可 ) ⅲ) 所 得 税 の 確 定 申 告 書 を 作 成 するときに 使 用 した 帳 簿 等 ( 白 色 申 告 者 の 場 合 ) ( 注 ) 中 小 機 構 では 加 入 要 件 の 確 認 のため 必 要 に 応 じて 上 記 の 書 類 の 写 しのほか 関 係 書 類 を 提 出 していただく 場 合 があります 4

9 3 掛 金 (1) 掛 金 1 掛 金 月 額 掛 金 月 額 は 5,000 円 から 20 万 円 までの 範 囲 (5,000 円 単 位 ) で 自 由 に 選 択 できます 2 掛 金 の 積 立 限 度 額 掛 金 は 掛 金 総 額 が 800 万 円 に 達 するまで 積 み 立 てることができま す 3 掛 金 総 額 掛 金 総 額 とは 納 付 した 掛 金 から 次 の 額 を 差 し 引 いた 額 となります (ア) 共 済 金 貸 付 額 の 10 分 の1に 相 当 する 額 (イ) 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 償 還 を 怠 ったために 償 還 金 の 償 還 ま たは 違 約 金 の 納 付 に 充 てられた 額 掛 金 (2) 納 付 方 法 毎 月 の 掛 金 は 預 金 口 座 振 替 により 納 付 していただきます ( 振 替 日 は 毎 月 27 日 ( 休 日 の 場 合 は 翌 営 業 日 )) 掛 金 の 振 替 請 求 は 加 入 申 込 みを 行 った 月 の 翌 々 月 から 開 始 します また 初 回 の 預 金 口 座 への 掛 金 振 替 請 求 額 は 加 入 申 込 みを 行 った 月 分 翌 月 分 翌 々 月 分 の 掛 金 額 の 計 3か 月 分 です その 後 の 掛 金 は 1か 月 分 ずつ 預 金 口 座 振 替 による 納 付 となります [ 掛 金 納 付 の 例 ] 4 月 5 日 に 掛 金 月 額 10 万 円 で 加 入 の 申 込 みを 行 った 場 合 4 月 5 日 5 月 27 日 6 月 27 日 7 月 27 日 ( 引 き 落 としはなし) 加 入 申 込 み 掛 金 月 額 10 万 円 5 中 小 機 構 は 共 済 契 約 者 の 指 定 した 預 金 口 座 から6 月 27 日 に 4 月 分 5 月 分 およ び6 月 分 の 掛 金 の3 か 月 分 30 万 円 を 引 き 落 とします 7 月 分 の 掛 金 10 万 円 を 引 き 落 と し ま す ( 8 月 以 降 も 同 様 となり ます )

10 (3) 掛 金 の 前 納 後 納 1 掛 金 の 前 納 掛 金 は 前 納 することができ 掛 金 を 前 納 した 場 合 一 定 割 合 の 前 納 減 額 金 ( )が 支 払 われます 前 納 掛 金 は 掛 金 の 口 座 振 替 を 行 う 預 金 口 座 に 請 求 しますので 手 続 き 時 に 前 納 掛 金 の 現 金 の 納 付 は 必 要 ありません 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 掛 金 前 納 申 出 書 ( 様 式 中 214) に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください ( ) 前 納 減 額 金 は 前 納 掛 金 から 毎 月 の 掛 金 に 充 当 される 度 に 次 の 式 により 算 定 されます 5 掛 金 月 額 前 納 月 数 1000 ( 注 ) 前 納 減 額 金 の 算 定 方 法 は 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 法 施 行 規 則 によって 定 められ ております 詳 しくは 中 小 機 構 ホームページをご 覧 ください ( 注 1) 前 納 掛 金 の 合 計 は 800 万 円 を 超 えることはできません ( 注 2) 前 納 掛 金 は 充 当 する 月 が 到 来 して 初 めて 掛 金 として 取 扱 いされます したがって 充 当 する 月 が 到 来 していない 前 納 掛 金 は 共 済 金 の 貸 付 額 や 解 約 手 当 金 額 等 の 算 定 対 象 には 含 まれません なお 加 入 の 申 込 時 に 掛 金 の 前 納 を 希 望 する 場 合 は 契 約 申 込 書 に て 申 し 出 てください 詳 細 は 加 入 申 込 書 をご 確 認 ください [ 掛 金 の 前 納 の 例 ] 掛 金 月 額 10 万 円 の 共 済 契 約 者 が 12 か 月 分 120 万 円 の 掛 金 を 前 納 する 場 合 その 年 の 6 月 に 窓 口 で 前 納 の 手 続 きを 行 った 場 合 中 小 機 構 の 受 理 日 6 月 5 日 までに 中 小 機 構 が 受 理 (6 月 1 日 ~5 日 に 申 し 出 ) 6 月 6 日 以 降 7 月 5 日 までに 中 小 機 構 が 受 理 前 納 掛 金 の 請 求 月 6 月 に 120 万 円 の 掛 金 を 請 求 7 月 に 120 万 円 の 掛 金 を 請 求 ( 注 ) 前 納 申 出 書 は 前 納 を 希 望 する 月 の 5 日 までに 中 小 機 構 が 受 理 することが 必 要 となります 2 掛 金 の 後 納 掛 金 の 納 付 期 限 までに 納 付 がなかった 場 合 は 未 納 となった 翌 々 月 に 再 度 請 求 します なお 納 付 期 限 後 に 掛 金 を 納 付 する 場 合 には 後 納 割 増 金 ( 最 大 年 14.6%)が 必 要 となります ( 注 ) 掛 金 を 12 か 月 分 以 上 滞 納 した 場 合 は 共 済 契 約 が 解 除 されます 6

11 (4) 掛 金 月 額 の 増 額 減 額 1 掛 金 月 額 は 5,000 円 単 位 で( 上 限 額 20 万 円 ) 増 額 できます 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 掛 金 月 額 変 更 申 込 書 ( 様 式 中 210) に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください( 手 続 き 時 に 差 額 分 の 現 金 の 納 付 は 必 要 ありません) 申 出 月 から 掛 金 月 額 が 変 更 となります ( 注 ) 口 座 振 替 の 開 始 月 について 掛 金 月 額 は 登 録 取 扱 機 関 に 掛 金 月 額 変 更 申 込 書 を 提 出 した 月 から 変 更 になりますが 変 更 後 の 掛 金 を 納 付 する 時 期 および 納 付 額 については 次 の[ 掛 金 月 額 の 増 額 の 例 ] をご 参 照 ください [ 掛 金 月 額 の 増 額 の 例 ] 6 月 に 掛 金 月 額 を8 万 円 から 10 万 円 に 増 額 の 申 込 みを 行 った 場 合 共 済 金 等 の 受 取 り 中 小 機 構 の 受 理 日 6 月 27 日 7 月 27 日 6 月 5 日 までに 中 小 機 構 が 受 理 (6 月 1 日 ~5 日 に 申 し 出 ) 6 月 6 日 以 降 7 月 5 日 まで に 中 小 機 構 が 受 理 10 万 円 振 替 ( 増 額 後 の 金 額 ) 8 万 円 振 替 ( 増 額 前 の 金 額 ) 10 万 円 振 替 ( 増 額 後 の 金 額 ) 10 万 円 +2 万 円 = 12 万 円 振 替 (7 月 分 +6 月 差 額 分 ) 2 掛 金 月 額 は 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に 限 り 5,000 円 単 位 で( 最 低 5,000 円 ) 減 額 できます( 手 続 きは 増 額 の 場 合 と 同 様 です) (ア) 共 済 契 約 者 の 事 業 規 模 が 縮 小 されたとき (イ) 事 業 経 営 の 著 しい 悪 化 病 気 またはけが 急 な 費 用 の 支 出 など により 掛 金 の 納 付 を 継 続 することが 著 しく 困 難 であるとき (ウ) 共 済 金 の 貸 付 残 高 と 掛 金 総 額 の 10 倍 に 相 当 する 額 との 合 計 額 が 8,000 万 円 に 達 しているとき 7

12 (5) 掛 金 の 掛 止 め 納 付 再 開 始 1 掛 金 の 掛 止 め 下 記 に 該 当 する 場 合 には 掛 金 の 掛 止 め( 休 止 )ができます 掛 金 の 掛 止 めができる 場 合 手 続 き 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 掛 金 納 付 掛 止 届 出 書 ( 様 式 中 211)に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 1. 掛 金 の 掛 止 め にご 提 出 ください 掛 金 総 額 が 掛 金 月 額 の 40 倍 中 小 機 構 が 各 月 の 5 日 までに 受 理 した 場 合 に 達 しているとき は 受 理 した 月 から 各 月 の 6 日 以 降 に 受 理 した 場 合 は 受 理 した 月 の 翌 月 から 掛 止 めと なります 2. 掛 金 の 休 止 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けた 後 6 か 月 間 ( 共 済 金 の 償 還 の 据 置 期 間 ) 共 済 金 貸 付 請 求 の 際 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 金 貸 付 請 求 書 ( 様 式 中 301)の 掛 金 休 止 の 希 望 欄 にて 希 望 します を 選 択 してく ださい 掛 金 総 額 が 積 立 限 度 額 (800 万 円 )に 達 した 場 合 には 請 求 を 停 止 し 掛 金 積 立 て 限 度 のお 知 らせ( 様 式 中 253)を 送 付 します 掛 止 めの 手 続 きは 不 要 です 8

13 2 掛 金 の 納 付 再 開 始 掛 金 の 納 付 を 再 開 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりになります 掛 金 の 納 付 を 再 開 する 理 由 手 続 き 1. 掛 金 総 額 が 掛 金 月 額 の 40 倍 に 達 したため 掛 止 めを 行 ってい た 場 合 で (1) 掛 金 納 付 の 再 開 を 届 け 出 たとき (2) 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けた ことなどによって 掛 金 総 額 が 掛 金 月 額 の 40 倍 を 下 回 ったとき 2. 掛 金 総 額 が 800 万 円 に 達 し ていた 方 が 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けたことなどによって 掛 金 総 額 が 800 万 円 を 下 回 ったとき 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 掛 金 納 付 再 開 始 届 出 書 ( 様 式 中 213)に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください 届 け 出 を 行 った 月 の 翌 月 から 掛 金 の 請 求 を 再 開 します 中 小 機 構 が 各 月 の5 日 までに 受 理 した 場 合 は 受 理 した 月 から 各 月 の6 日 以 降 に 受 理 した 場 合 は 受 理 した 月 の 翌 月 から 掛 金 の 請 求 を 再 開 します 再 開 にあたっては 中 小 機 構 から 掛 金 請 求 再 開 のお 知 らせ を 送 付 します 中 小 機 構 から 掛 金 請 求 再 開 のお 知 らせ を 送 付 し 掛 金 の 請 求 を 再 開 しますので 手 続 きは 不 要 です 9

14 (6) 税 法 上 の 取 扱 い 納 付 した 掛 金 は 個 人 事 業 の 場 合 は 事 業 所 得 の 必 要 経 費 ( ) 会 社 等 の 法 人 の 場 合 は 損 金 に 算 入 することができます ( 租 税 特 別 措 置 法 第 28 条 第 1 項 第 2 号 同 法 第 66 条 の 11 第 1 項 第 2 号 ) また 前 納 掛 金 については 前 納 の 期 間 が1 年 以 内 であるものは 支 払 った 日 の 属 する 年 分 または 事 業 年 度 において 必 要 経 費 または 損 金 に 算 入 できます ( 租 税 特 別 措 置 法 に 係 る 所 得 税 の 取 扱 いについて( 昭 和 55 年 通 達 )28 の3 租 税 特 別 措 置 法 関 係 通 達 ( 法 人 税 編 )( 昭 和 50 年 通 達 )66 の 11 3) 前 納 の 期 間 が1 年 を 超 えるものは 各 事 業 年 度 末 ( 決 算 期 )において 期 間 の 経 過 に 応 じて 必 要 経 費 または 損 金 に 算 入 できます ( ) 個 人 事 業 の 場 合 事 業 所 得 以 外 の 収 入 ( 不 動 産 所 得 等 )は 掛 金 の 必 要 経 費 としての 算 入 が 認 められませんのでご 注 意 ください 10

15 4 共 済 金 の 貸 付 け (1) 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられる 場 合 共 済 契 約 者 は 次 の1 4の 要 件 を 満 たす 場 合 に 請 求 することによっ て 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられます 1 加 入 後 6か 月 以 上 を 経 過 し かつ6か 月 分 以 上 の 掛 金 を 納 付 している 2 共 済 契 約 者 の 直 接 の 取 引 先 事 業 者 が 倒 産 した 3 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 により 売 掛 金 債 権 等 ( )の 回 収 が 困 難 となった 4 倒 産 日 から6か 月 以 内 に 共 済 金 の 貸 付 請 求 をしている ( ) 売 掛 金 債 権 等 とは 売 掛 金 債 権 および 前 渡 金 返 還 請 求 権 をいいます 倒 産 とは 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 とは 下 記 の 事 態 が 取 引 先 事 業 者 に 生 じるこ とをいいます なお 夜 逃 げ 等 は 本 制 度 の 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 には 該 当 し ませんのでご 注 意 ください 法 的 整 理 取 引 停 止 処 分 私 的 整 理 災 害 による 不 渡 り 倒 産 の 事 態 破 産 手 続 開 始 再 生 手 続 開 始 更 生 手 続 開 始 特 別 清 算 開 始 の 申 立 てがされること 手 形 交 換 所 に 参 加 する 金 融 機 関 によって 取 引 停 止 処 分 を 受 けること 債 務 整 理 の 委 託 を 受 けた 弁 護 士 等 ( 1)によって 共 済 契 約 者 に 対 し 支 払 を 停 止 する 旨 の 通 知 がされること 甚 大 な 災 害 の 発 生 によって 手 形 等 ( 2)が 災 害 に よる 不 渡 り となること 倒 産 日 申 立 てがされた 日 取 引 停 止 処 分 の 日 通 知 がされた 日 当 該 手 形 等 の 手 形 交 換 日 または 呈 示 日 特 定 非 常 災 害 ( 3)により 代 表 者 が 死 亡 等 した 場 合 に 特 定 非 常 災 害 弁 護 士 等 によって 共 済 契 約 者 に 対 し 支 払 を 停 止 する 旨 通 知 がされた 日 による 支 払 不 能 の 通 知 がされること ( 1) 弁 護 士 または 認 定 司 法 書 士 ( 法 務 大 臣 の 認 定 を 受 け 訴 訟 の 目 的 となるものの 価 額 が 140 万 円 を 超 えない 請 求 事 件 訴 訟 等 について 代 理 業 務 を 行 うことができる 司 法 書 士 ) ( 2) 手 形 小 切 手 その 他 手 形 交 換 所 においてその 表 示 する 金 額 による 決 済 をすることができる 証 券 または 証 書 ( 3) 政 府 が 特 定 非 常 災 害 の 被 害 者 の 権 利 利 益 の 保 全 等 を 図 るための 特 別 措 置 に 関 する 法 律 に 基 づき 指 定 する 大 規 模 な 災 害 ( 注 ) 取 引 先 事 業 者 に 倒 産 の 事 態 が 複 数 発 生 している 場 合 には 共 済 金 の 貸 付 請 求 を 行 う 共 済 契 約 者 が 売 掛 金 債 権 等 の 回 収 が 困 難 と 判 断 した 最 初 の 倒 産 の 事 態 ( 共 済 事 由 )が 当 該 共 済 契 約 者 にとっての 倒 産 日 となります したがって この 倒 産 日 から6か 月 を 経 過 した 場 合 には 共 済 金 の 貸 付 請 求 を 行 うことはできません 11

16 (2) 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられない 場 合 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 は 共 済 金 の 貸 付 けが 受 けられません 1 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 が 加 入 後 6 か 月 未 満 に 生 じたものであるとき 2 加 入 から 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 日 までに 6か 月 分 以 上 の 掛 金 を 納 付 していないとき 3 共 済 金 の 貸 付 請 求 が 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 日 から6か 月 を 経 過 した 後 になされたものであるとき 4 共 済 金 の 貸 付 請 求 の 時 に 共 済 契 約 者 が 中 小 企 業 者 でないとき 5 貸 し 付 けることとなる 共 済 金 の 額 が 少 額 であって 次 の(ア)また は(イ)のいずれの 額 にも 達 しないとき (ア)50 万 円 ( 共 済 契 約 締 結 時 の 掛 金 月 額 が 5,000 円 であり か つ 共 済 契 約 が 効 力 を 生 じた 日 から 共 済 金 の 貸 付 請 求 の 日 までの 期 間 が6か 月 以 上 10 か 月 未 満 である 共 済 契 約 者 にあっては 5,000 円 に 掛 金 の 納 付 をすべきであった 月 数 を 乗 じて 得 た 額 の 10 倍 に 相 当 する 額 ) (イ) 共 済 契 約 者 の 月 間 の 総 取 引 額 の 20%に 相 当 する 額 6 共 済 金 の 貸 付 請 求 をした 共 済 契 約 者 に 倒 産 または 倒 産 に 準 ずる 事 態 が 生 じているとき ( 注 ) 倒 産 に 準 ずる 事 態 とは 次 の 場 合 をいいます (ア) 請 求 者 に 事 業 の 継 続 をする 意 思 がないと 認 められるとき (イ) 請 求 者 が 請 求 の 日 までの3か 月 以 上 の 期 間 引 き 続 き 事 業 を 行 っていないとき (ウ) 請 求 者 の 主 たる 生 産 設 備 販 売 設 備 または 施 設 が 国 税 滞 納 処 分 (その 例 による 処 分 を 含 む )による 差 押 え もしくは 政 府 系 中 小 企 業 金 融 機 関 を 差 押 え 命 令 の 申 請 者 とする 差 押 えを 受 けているとき 7 共 済 契 約 者 がすでに 貸 付 けを 受 けた 共 済 金 の 償 還 を 怠 っているとき 8 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 に 対 し 売 掛 金 債 権 等 を 有 することとなった こと またはその 回 収 が 困 難 となったことにつき 共 済 契 約 者 に 悪 意 または 重 大 な 過 失 があったとき ( 注 ) 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 を 十 分 に 予 知 した 上 で 売 掛 金 を 累 増 する 場 合 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 を 予 知 した 後 納 入 製 品 の 回 収 を 怠 る 場 合 などがこれに 該 当 します 9 上 記 1 8のほか 共 済 契 約 者 と 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 取 引 額 代 金 の 支 払 方 法 などが 確 認 できない 場 合 は 貸 付 けが 受 けられません 12

17 (3) 共 済 金 の 貸 付 条 件 1 担 保 保 証 人 担 保 保 証 人 は 不 要 です 2 貸 付 利 子 貸 付 けは 無 利 子 です ただし 貸 付 けを 受 けた 共 済 金 の 額 の 10 分 の1に 相 当 する 額 が 納 付 した 掛 金 から 控 除 され 控 除 された 額 に 相 当 する 掛 金 の 権 利 が 消 滅 します( 控 除 された 掛 金 は 共 済 金 の 貸 付 財 源 に 充 てられます) 3 償 還 期 間 および 償 還 方 法 償 還 期 間 および 償 還 方 法 は 貸 付 額 に 応 じて 次 のとおりです なお 償 還 期 間 には 6 か 月 の 据 置 期 間 が 含 まれます 貸 付 額 償 還 期 間 (6か 月 の 据 置 期 間 を 含 む ) 償 還 方 法 5,000 万 円 未 満 5 年 54 回 均 等 分 割 償 還 5,000 万 円 以 上 6,500 万 円 未 満 6,500 万 円 以 上 8,000 万 円 以 下 6 年 66 回 均 等 分 割 償 還 7 年 78 回 均 等 分 割 償 還 ( 注 1) 共 済 金 をその 償 還 期 日 までに 償 還 しなかったときは 年 14.6%の 違 約 金 が 課 されます ( 注 2) 共 済 金 の 償 還 期 日 から3か 月 を 経 過 した 後 なお 共 済 金 の 償 還 または 違 約 金 の 納 付 がなかった ときは 納 付 された 掛 金 からこれらの 額 を 取 り 崩 して 償 還 または 納 付 に 充 てます 13

18 (4) 共 済 金 の 貸 付 額 1 共 済 金 の 貸 付 額 は 回 収 が 困 難 となった 売 掛 金 債 権 等 の 額 ( 1)と 共 済 金 貸 付 額 の 算 定 の 基 礎 となる 掛 金 総 額 ( 2)の 10 倍 に 相 当 す る 額 とのいずれか 少 ない 額 の 範 囲 内 で 共 済 契 約 者 が 請 求 した 額 ( 3) となります なお 共 済 金 の 貸 付 額 は すでに 貸 付 けを 受 けている 共 済 金 の 貸 付 残 高 を 含 めて 8,000 万 円 が 限 度 となります ( 1) 回 収 が 困 難 となった 売 掛 金 債 権 等 の 額 (いわゆる 被 害 額 )は 共 済 契 約 者 と 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 取 引 によって 生 じた 売 掛 金 債 権 前 渡 金 返 還 請 求 権 の 合 計 額 のうち 回 収 が 困 難 なものの 額 をいいます したがって 一 般 消 費 者 に 対 する 債 権 は 対 象 となりません また 商 品 または 役 務 の 取 引 に 該 当 しない 貸 付 金 債 権 や 融 通 手 形 に 基 づく 債 権 不 動 産 の 賃 貸 借 に 基 づく 債 権 などは 回 収 が 困 難 となっても 被 害 額 には 含 まれません また 受 取 手 形 の 中 で 裏 書 人 等 があるときは すべての 裏 書 人 が 倒 産 していないと 被 害 額 には 含 まれません ( 2) 共 済 金 貸 付 額 算 定 の 基 礎 となる 掛 金 総 額 は 共 済 金 の 貸 付 けの 請 求 の 時 までに 納 付 し た 掛 金 の 合 計 額 から 次 の(ア) (オ)の 額 を 差 し 引 いた 額 となります なお 前 納 掛 金 は 含 まれません (ア)すでに 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けている 場 合 は その 共 済 金 の 貸 付 額 の 10 分 の1 に 相 当 する 額 ( 例 ) 掛 金 総 額 800 万 円 の 方 がすでに 1,000 万 円 の 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けて いるときの 掛 金 総 額 は 800 万 円 から 貸 付 額 の 10 分 の1(100 万 円 ) を 差 し 引 いた 額 (700 万 円 )になります 掛 金 総 額 (700 万 円 )= 800 万 円 (1,000 万 円 1 10 ) (イ) 償 還 期 日 を3か 月 経 過 した 共 済 金 の 償 還 または 違 約 金 の 納 付 に 充 てられた 掛 金 の 合 計 額 (ウ) 償 還 期 日 を5か 月 経 過 した 一 時 貸 付 金 の 償 還 もしくは 利 子 または 違 約 金 の 納 付 に 充 てられた 掛 金 の 合 計 額 (エ) 倒 産 の 発 生 日 の 前 日 の6か 月 前 の 日 から 貸 付 請 求 のあった 日 までの 間 に 掛 金 月 額 を 増 額 した 場 合 は 納 付 した 掛 金 のうち 増 額 部 分 の 掛 金 の 合 計 額 (オ) 倒 産 の 発 生 日 の 翌 日 以 後 に 納 付 した 掛 金 のうち 2か 月 を 超 える 延 滞 があった ものの 合 計 額 ( 3) 貸 付 額 の 単 位 は5 万 円 単 位 となります (5 万 円 未 満 の 端 数 額 は 貸 付 けの 対 象 とはな りません ) 14

19 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 の 算 定 例 (1) 掛 金 月 額 が 10 万 円 で 加 入 後 20 か 月 分 の 掛 金 を 納 付 したところで 取 引 先 事 業 者 が 倒 産 して 貸 付 請 求 を 行 う 場 合 回 収 が 困 難 となった 売 掛 金 債 権 等 の 額 ( 被 害 額 ) は 1,500 万 円 とします 1 掛 金 総 額 10 万 円 20 か 月 = 200 万 円 200 万 円 加 入 貸 付 請 求 納 付 済 掛 金 (200 万 円 ) 2 掛 金 総 額 の 10 倍 の 額 200 万 円 10 倍 = 2,000 万 円 3 被 害 額 1,500 万 円 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 2>3 1,500 万 円 2 被 害 額 への 付 加 主 要 取 引 先 事 業 者 が 倒 産 した 場 合 には 被 害 額 に 一 定 の 額 が 付 加 さ れます ( 注 1) 被 害 額 に 一 定 の 額 を 付 加 することとなる 主 要 取 引 先 事 業 者 の 要 件 は 次 のとおりです (ア) 取 引 期 間 が1 年 以 上 あり 倒 産 前 6か 月 間 の 取 引 依 存 度 が 20% 以 上 であること (イ) 取 引 先 事 業 者 が 常 時 変 動 することを 常 態 とする 業 種 に 属 するものにあっては 1 年 以 上 そのような 取 引 きを 行 い かつ その 事 業 者 に 対 する 倒 産 前 6か 月 間 の 取 引 依 存 度 が 20% 以 上 であること ( 注 2) 被 害 額 に 付 加 される 一 定 の 額 は 次 の 式 により 求 められる 額 です X=Y D 20 X: 被 害 額 に 付 加 される 一 定 の 額 ( 加 算 額 ) Y: 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 月 間 取 引 額 ( 倒 産 前 6か 月 間 の 平 均 ) D: 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 に 対 する 取 引 依 存 度 ( 倒 産 前 6か 月 間 の 平 均 ) ただし D 20 が2を 超 えるときは 2( 月 間 取 引 額 の2か 月 分 )となります ( 例 ) 次 の 場 合 の 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 は 次 のとおりです 掛 金 総 額 100 万 円 被 害 額 400 万 円 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 に 対 する 取 引 依 存 度 50% 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 月 間 取 引 額 200 万 円 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 (ア) 加 算 額 = 200 万 円 50 ( 20) = 400 万 円 値 が 2 を 超 えるため 2 として 計 算 します (イ) 被 害 額 + 加 算 額 :400 万 円 万 円 = 800 万 円 (ウ) 掛 金 総 額 の 10 倍 :1,000 万 円 (100 万 円 10) (エ) 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 :(イ)の 800 万 円 と(ウ)の 1,000 万 円 のうち 少 な い 額 の 800 万 円 が 共 済 金 の 貸 付 限 度 額 となります 15

20 3 一 時 貸 付 金 の 貸 付 けを 受 けている 場 合 共 済 金 の 貸 付 けを 受 ける 場 合 に 償 還 すべき 一 時 貸 付 金 ( 違 約 金 を 含 む )がある 場 合 は 貸 付 けを 受 けることとなった 共 済 金 の 額 から 一 時 貸 付 金 の 額 を 控 除 します (5) 共 済 金 の 貸 付 請 求 手 続 き 共 済 金 の 貸 付 請 求 は 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 共 済 金 貸 付 請 求 書 等 に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 必 要 書 類 とともに 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください 1 登 録 取 扱 機 関 への 提 出 書 類 (ア) 共 済 金 貸 付 請 求 書 ( 様 式 中 301) (イ) 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 取 引 実 績 表 ( 様 式 中 337) (ウ) 償 還 金 預 金 口 座 振 替 申 出 書 ( 様 式 中 303) (エ) 掛 金 納 付 額 証 明 願 ( 様 式 中 308 または 様 式 中 309)( 最 近 2 か 月 以 内 に 納 付 した 掛 金 を 共 済 金 貸 付 請 求 額 の 基 礎 となる 掛 金 総 額 に 加 算 する 場 合 のみ 必 要 ) (オ) 償 還 金 納 付 額 証 明 願 ( 様 式 中 370)( 最 近 2 か 月 以 内 に 納 付 した 償 還 金 を 除 かなけれ ば 8,000 万 円 の 貸 付 残 高 限 度 額 を 超 える 場 合 のみ 必 要 ) (カ) 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 業 登 記 簿 謄 本 )( 法 人 が 請 求 する 場 合 ) 住 民 票 ( 個 人 が 請 求 する 場 合 ) いずれも 交 付 後 3か 月 以 内 のものが 必 要 (キ) 取 引 先 事 業 者 の 法 的 倒 産 の 事 実 が 確 認 できる 書 類 の 写 し( 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 が 法 的 整 理 の 場 合 ) (ク) 支 払 停 止 通 知 の 写 し( 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 が 私 的 整 理 の 場 合 ) (ケ) 特 定 非 常 災 害 により 被 災 した 取 引 先 事 業 者 に 関 する 報 告 書 ( 取 引 先 事 業 者 の 倒 産 が 特 定 非 常 災 害 による 支 払 不 能 の 場 合 ) (コ) 売 上 帳 の 写 し( 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 に 対 する 倒 産 前 6 か 月 分 ) (サ) 未 決 済 手 形 および 小 切 手 の 表 裏 の 写 し( 原 本 の 提 示 が 必 要 ) (シ) 倒 産 した 取 引 先 事 業 者 との 取 引 関 係 を 証 する 帳 票 類 の 写 し 例 受 取 手 形 期 日 帳 買 掛 帳 物 品 受 領 書 荷 送 状 売 買 契 約 書 工 事 請 負 契 約 書 確 定 申 告 書 一 式 ( 決 算 書 勘 定 科 目 内 訳 明 細 書 を 含 む ) 2 登 録 取 扱 機 関 への 提 示 書 類 ( 確 認 を 行 った 後 に 返 却 します ) 共 済 契 約 締 結 証 書 ( 注 ) 中 小 機 構 では 貸 付 請 求 書 類 の 受 付 後 必 要 に 応 じて 上 記 の 書 類 以 外 の 関 係 書 類 を 提 出 していただく 場 合 があります ( 重 要 ) 共 済 金 の 貸 付 請 求 について 偽 りその 他 不 正 の 行 為 があったときは 共 済 契 約 を 解 除 します こ の 場 合 解 約 手 当 金 は 支 給 しません 偽 りその 他 不 正 の 行 為 があったときは 官 公 署 等 にその 内 容 について 通 知 することがあり 詐 欺 文 書 偽 造 などの 刑 事 犯 罪 に 該 当 すると 解 されるときは 捜 査 機 関 に 告 訴 する 場 合 もありますので 事 実 に 基 づく 請 求 をするように 注 意 してください 16

21 (6) 早 期 償 還 手 当 金 貸 付 けを 受 けた 共 済 金 を 繰 上 償 還 により 当 初 の 約 定 償 還 期 限 より 早 期 に 完 済 し 一 定 の 条 件 を 満 たす 場 合 には 早 期 償 還 手 当 金 をお 支 払 いし ます 繰 上 償 還 を 行 う 場 合 は 中 小 機 構 に 直 接 申 し 出 てください 中 小 機 構 から 手 続 書 類 を 送 付 します 1 対 象 者 は 次 のとおりです 早 期 償 還 手 当 金 は 次 の 条 件 にすべて 該 当 する 共 済 契 約 者 に 支 給 さ れます (ア) 繰 上 償 還 によって 当 初 の 約 定 完 済 日 よりも 12 か 月 以 上 早 く 完 済 していること (イ) 完 済 日 において 共 済 契 約 を 解 約 ( 脱 退 )していないこと (ウ) 繰 上 償 還 した 共 済 金 貸 付 契 約 の 償 還 を 一 度 も 延 滞 していないこ と 2 早 期 償 還 手 当 金 早 期 償 還 手 当 金 は 早 期 償 還 手 当 金 の 額 = 共 済 金 の 額 ( 貸 付 額 ) 早 期 償 還 月 数 別 の 手 当 金 率 で 計 算 します ( 注 ) 手 当 金 率 は 中 小 企 業 倒 産 防 止 共 済 法 施 行 規 則 によって 定 められており 償 還 期 間 (5 7 年 )によって 異 なります 詳 しくは 中 小 機 構 ホームページをご 覧 ください 3 支 払 方 法 早 期 償 還 手 当 金 は 繰 上 償 還 により 共 済 金 を 完 済 した 翌 月 に 共 済 契 約 者 の 償 還 金 振 替 口 座 に 振 り 込 むことによりお 支 払 いします ( 注 ) 毎 月 の 償 還 に 遅 延 が 生 じている 場 合 は 繰 上 償 還 をすることはできません 遅 延 が 解 消 された 場 合 は 繰 上 償 還 をすることはできますが 早 期 償 還 手 当 金 は 支 給 されません 早 期 償 還 手 当 金 が 支 給 される 場 合 であっても 償 還 期 日 を 過 ぎた 共 済 金 等 がある 場 合 は 早 期 償 還 手 当 金 の 額 からこれらの 額 を 控 除 した 額 をお 支 払 いします 控 除 額 が 早 期 償 還 手 当 金 の 額 を 上 回 る 場 合 には 早 期 償 還 手 当 金 はお 支 払 いできません 17

22 5 一 時 貸 付 金 の 貸 付 け 共 済 契 約 者 に 臨 時 に 事 業 資 金 を 必 要 とする 事 態 が 生 じた 場 合 は 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けられる 事 態 が 生 じなくても 解 約 手 当 金 の 範 囲 内 で 一 時 貸 付 金 の 貸 付 けを 受 けられます (1) 一 時 貸 付 金 の 貸 付 条 件 等 機 構 解 約 の 場 合 に 支 給 される 解 約 手 当 金 の 額 ( 掛 金 総 額 が 800 万 円 に 達 している 場 合 は 任 意 解 約 の 場 合 に 支 給 される 解 約 手 当 金 貸 付 限 度 額 の 額 )の 95%の 範 囲 内 ( 詳 細 は 下 表 を 参 照 ) ただし 一 時 貸 付 金 の 請 求 時 にすでに 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 貸 付 けを 受 けている 場 合 は これらの 額 を 控 除 します 貸 付 額 30 万 円 以 上 で5 万 円 単 位 (5 万 円 未 満 は 切 捨 てとなります ) 貸 付 金 の 使 途 事 業 資 金 貸 付 期 間 1 年 償 還 方 法 期 限 一 括 償 還 利 率 年 0.9%( 平 成 23 年 10 月 1 日 現 在 ) 利 息 支 払 方 法 貸 付 時 に 一 括 前 払 い 違 約 金 年 14.6% 担 保 保 証 人 不 要 一 時 貸 付 金 の 貸 付 限 度 額 は 掛 金 を 納 付 した 月 数 ( 掛 金 納 付 月 数 )に 応 じ て 次 表 のとおりとなります 掛 金 納 付 月 数 一 時 貸 付 金 の 貸 付 限 度 額 1~ 11 か 月 0 円 12 ~ 23 か 月 掛 金 総 額 75% 95% 24 ~ 29 か 月 80% 95% 30 ~ 35 か 月 85% 95% 36 ~ 39 か 月 90% 95% 40 か 月 以 上 95% 95% 掛 金 総 額 が 800 万 円 100% 95% (760 万 円 ) 800 万 円 の 場 合 18

23 (2) 一 時 貸 付 金 の 貸 付 請 求 手 続 き 1 手 続 書 類 (ア) 一 時 貸 付 金 貸 付 請 求 書 ( 様 式 中 701 1) (イ) 金 銭 消 費 貸 借 契 約 証 書 ( 様 式 中 707 1) 一 時 貸 付 金 の 借 入 れを 行 う 場 合 は 中 小 機 構 に 直 接 申 し 出 てくださ い 中 小 機 構 から 手 続 書 類 を 送 付 します 2 手 続 方 法 一 時 貸 付 金 請 求 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 借 入 申 込 金 額 に 応 じた 収 入 印 紙 を 金 銭 消 費 貸 借 契 約 証 書 に 貼 付 し 実 印 を 押 印 のうえ 印 鑑 証 明 書 ( 発 行 より3か 月 以 内 の 原 本 )を 添 えて 中 小 機 構 に 送 付 してください 3 請 求 受 付 後 中 小 機 構 は 一 時 貸 付 金 貸 付 請 求 書 等 の 審 査 を 行 い 貸 付 決 定 がさ れますと 請 求 者 に 対 して 貸 付 金 を 共 済 契 約 者 の 指 定 した 預 金 口 座 に 振 り 込 むとともに 借 主 保 有 分 の 金 銭 消 費 貸 借 契 約 証 書 を 送 付 します (3) 償 還 方 法 1 手 続 書 類 (ア) 償 還 金 等 振 込 票 ( 様 式 中 721)( 一 括 返 済 をご 希 望 の 場 合 ) (イ) 一 時 貸 付 金 貸 付 請 求 書 ( 借 換 えをご 希 望 の 場 合 ) 償 還 期 日 の 約 1か 月 前 に 中 小 機 構 から 送 付 する 返 済 期 日 等 のお 知 らせ に 同 封 します 2 手 続 方 法 (ア) 一 括 返 済 をご 希 望 する 場 合 償 還 金 等 振 込 票 で 最 寄 りの 金 融 機 関 から 償 還 期 日 までに 償 還 金 ( 貸 付 金 )を 振 り 込 んでください (イ) 借 換 えをご 希 望 する 場 合 一 時 貸 付 金 貸 付 請 求 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 証 明 書 およ び 所 定 の 収 入 印 紙 を 添 付 して 償 還 期 日 の 10 日 前 までに 中 小 機 構 に 提 出 してください 中 小 機 構 で 受 付 後 借 換 手 続 きに 必 要 な 利 息 等 の 金 額 を 記 載 した 振 込 票 を 別 途 送 付 しますので 期 日 までに 必 要 額 を 振 り 込 んでください 3 償 還 期 日 を 経 過 した 場 合 の 取 扱 い 償 還 期 日 までに 上 記 2の(ア)または(イ)の 手 続 きが 行 われない 場 合 は 手 続 きが 完 了 するまで 年 14.6%の 違 約 金 が 発 生 します 償 還 期 日 から5か 月 を 経 過 した 後 なお 一 時 貸 付 金 の 償 還 または 違 約 金 の 納 付 がなかったときは 納 付 された 掛 金 からこれらの 額 を 取 り 崩 して 償 還 または 納 付 に 充 てます 19

24 6 共 済 契 約 の 解 約 と 解 約 手 当 金 (1) 共 済 契 約 の 解 約 共 済 契 約 の 解 約 には 次 の3つがあります 1 任 意 解 約 : 共 済 契 約 者 が 任 意 に 行 う 解 約 2 3 機 構 解 約 : 共 済 契 約 者 が 12 か 月 分 以 上 の 掛 金 の 滞 納 をしたと き または 偽 りその 他 不 正 の 行 為 によって 共 済 金 の 貸 付 けを 受 けようとしたときなどに 中 小 機 構 が 行 う 解 約 みなし 解 約 : 共 済 契 約 者 の 死 亡 解 散 会 社 分 割 (その 事 業 の 全 部 を 承 継 させるものに 限 る ) 事 業 の 全 部 譲 渡 の 場 合 は その 時 点 で 解 約 されたものとみなされます ただし 共 済 契 約 の 承 継 が 行 われたときは 解 約 にはなりません (2) 解 約 手 当 金 解 約 手 当 金 は 共 済 契 約 が 解 約 された 時 点 において 掛 金 納 付 月 数 が 12 か 月 以 上 のときにお 支 払 いします お 支 払 いする 解 約 手 当 金 の 額 は 解 約 の 事 由 および 掛 金 の 納 付 月 数 に 応 じて 掛 金 総 額 ( )の 75%から 100%に 相 当 する 額 です 解 約 手 当 金 の 支 給 率 掛 金 納 付 月 数 任 意 解 約 機 構 解 約 みなし 解 約 1か 月 ~ 11 か 月 0% 0% 0% 12 か 月 ~ 23 か 月 80% 75% 85% 24 か 月 ~ 29 か 月 85% 80% 90% 30 か 月 ~ 35 か 月 90% 85% 95% 36 か 月 ~ 39 か 月 95% 90% 100% 40 か 月 以 上 100% 95% 100% ( ) 掛 金 総 額 とは 納 付 した 掛 金 から 次 の 額 を 差 し 引 いた 額 となります (ア) 共 済 金 貸 付 額 の 10 分 の 1 に 相 当 する 額 (イ) 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 償 還 を 怠 ったためにこれらの 償 還 または 違 約 金 の 納 付 に 充 てら れた 額 ( 注 ) 共 済 契 約 者 が 偽 りその 他 不 正 の 行 為 によって 共 済 金 等 の 貸 付 けを 受 け または 受 けようとした ときは 解 約 手 当 金 はお 支 払 いしません 20

25 (3) 解 約 手 当 金 の 請 求 手 続 き 解 約 手 当 金 の 請 求 は 登 録 取 扱 機 関 に 備 え 付 けてある 解 約 手 当 金 請 求 書 ( 様 式 中 401)に 必 要 事 項 を 記 入 し 印 鑑 を 押 印 のうえ 必 要 書 類 とともに 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 にご 提 出 ください 添 付 書 類 添 付 書 類 共 共 済 契 約 締 結 証 書 ( 掛 金 月 額 等 を 変 更 さ 譲 (1) 事 業 の 全 部 譲 渡 証 明 書 済 渡 契 れている 場 合 変 更 後 の 最 新 の 共 済 契 約 人 (2) 請 求 者 の 印 鑑 証 明 書 約 締 結 証 書 のみ 有 効 です ) 者 が(3) 共 済 契 約 締 結 証 書 請 の 求 任 ( 注 ) 共 済 契 約 締 結 証 書 を 紛 失 した 場 合 す( 注 ) 法 人 の 場 合 は 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 意 る 解 は 解 約 手 当 金 請 求 書 の4と10 欄 場 業 登 記 簿 謄 本 )を 添 付 してくださ 除 に 実 印 を 押 印 し 印 鑑 証 明 書 を 添 事 合 い 業 付 してください 譲 渡 (1) 請 求 者 が 共 済 契 約 者 の 相 続 人 であ 個 に (1) 事 業 の 全 部 譲 渡 証 明 書 人 ることが 明 らかな 戸 籍 謄 本 よ (2) 請 求 者 の 印 鑑 証 明 書 事 る 譲 (2) 共 済 契 約 者 の 死 亡 が 明 らかな 除 籍 業 解 受 (3) 共 済 契 約 締 結 証 書 主 謄 本 除 人 (4) 解 約 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 権 利 を の(3) 解 約 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 権 利 を 死 亡 有 することを 証 する 書 面 ( 様 式 中 に 403) よ る(4) 共 済 契 約 締 結 証 書 ( 紛 失 の 場 合 不 解 要 ) 除 (5) 請 求 者 の 印 鑑 証 明 書 が 請 求 す 有 することを 証 する 書 面 る( 注 ) 法 人 の 場 合 は 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 場 業 登 記 簿 謄 本 )を 添 付 してくださ 合 い (1) 清 算 人 が 請 求 する 場 合 1 清 算 人 であること および 当 該 法 人 の 解 散 が 明 らかな 登 記 事 項 会 証 明 書 ( 商 業 登 記 簿 謄 本 ) 社 等 2 清 算 人 の 印 鑑 証 明 書 法 ( 個 人 の 印 鑑 証 明 書 ではありませ 人 の ん ) 解 3 共 済 契 約 締 結 証 書 ( 紛 失 の 場 合 散 に 不 要 ) よ(2) 破 産 管 財 人 が 請 求 する 場 合 る 解 1 当 該 法 人 の 破 産 の 事 実 および 破 除 産 管 財 人 であることを 証 する 裁 判 所 の 破 産 手 続 開 始 決 定 通 知 書 2 破 産 管 財 人 の 印 鑑 証 明 書 3 共 済 契 約 締 結 証 書 ( 紛 失 の 場 合 不 要 ) 21 会 (1) 分 割 計 画 書 分 割 契 約 書 等 事 業 の 全 部 の 社 承 継 を 証 する 書 類 分 割 (2) 法 人 印 鑑 証 明 書 に(3) 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 業 登 記 簿 謄 本 ) よ る(4) 共 済 契 約 締 結 証 書 解 除 共 済 契 約 締 結 証 書 機 構 ( 注 ) 共 済 契 約 締 結 証 書 を 紛 失 した 場 合 は 解 約 手 当 金 請 求 書 の4 欄 に 実 印 を 押 印 し 解 印 鑑 証 明 書 を 添 付 してください 約 ( 注 ) 解 約 の 事 由 によって 添 付 する 書 類 が 異 なります ( 注 ) 添 付 書 類 のうち 戸 籍 謄 本 除 籍 謄 本 登 記 事 項 証 明 書 ( 商 業 登 記 簿 謄 本 )および 印 鑑 証 明 書 については 交 付 後 3か 月 以 内 の 原 本 を 添 付 してください

26 (4) 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 貸 付 けを 受 けている 場 合 の 取 扱 い 解 約 手 当 金 を 支 給 する 場 合 において 償 還 すべき 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 がある 場 合 は 償 還 期 日 前 であっても 解 約 手 当 金 の 額 からこれらの 額 を 控 除 します (5) 解 約 手 当 金 の 税 法 上 の 取 扱 い 解 約 手 当 金 ( )は 解 約 した 時 点 での 益 金 の 額 ( 法 人 の 場 合 ) ま たは 事 業 所 得 の 収 入 金 額 ( 個 人 の 場 合 )に 算 入 することになります なお 共 済 契 約 者 ( 個 人 の 場 合 )の 死 亡 による 解 約 手 当 金 は 共 済 契 約 者 ( 被 相 続 人 )の 事 業 所 得 の 収 入 金 額 に 算 入 することになります 相 続 税 の 計 算 においては 解 約 手 当 金 の 支 給 を 受 ける 権 利 が 相 続 財 産 とし て 相 続 税 の 対 象 となりますが 解 約 手 当 金 を 含 む 被 相 続 人 の 準 確 定 申 告 に 係 る 所 得 税 額 は 債 務 として 相 続 財 産 の 価 額 から 控 除 することができま す ( ) 償 還 すべき 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 があるときは 共 済 金 または 一 時 貸 付 金 の 額 を 控 除 する 前 の 額 となります 22

27 7 承 継 共 済 契 約 者 に 相 続 法 人 の 合 併 会 社 分 割 (その 事 業 の 全 部 を 承 継 させ るものに 限 る ) 事 業 の 全 部 譲 渡 があったときは その 包 括 承 継 人 または 事 業 の 全 部 の 譲 受 け 人 は 本 制 度 に 加 入 できる 資 格 (1ページ 参 照 )がある 場 合 に 限 り 相 続 等 のあった 日 から 3 か 月 以 内 に 登 録 取 扱 機 関 を 通 じて 申 出 を し 中 小 機 構 の 承 諾 を 得 て 共 済 契 約 者 の 地 位 を 承 継 することができます (1) 承 継 の 要 件 次 の1 3の 要 件 を 満 たす 場 合 に 共 済 契 約 者 の 地 位 を 承 継 できます 1 共 済 契 約 を 承 継 しようとする 方 ( 包 括 承 継 人 または 事 業 の 全 部 の 譲 受 け 人 )が 事 由 が 生 じてから3か 月 以 内 に 登 録 取 扱 機 関 を 通 じて 中 小 機 構 に 申 し 出 ること 2 共 済 契 約 を 承 継 しようとする 方 に 本 制 度 に 加 入 できる 資 格 がある こと 3 共 済 契 約 を 承 継 しようとする 方 が 旧 共 済 契 約 者 に 関 する 次 の 義 務 を 引 き 受 けること (ア) 共 済 金 および 一 時 貸 付 金 の 償 還 (イ)(ア)に 関 する 違 約 金 の 納 付 (2) 承 継 後 の 掛 金 の 取 扱 い 共 済 契 約 の 承 継 を 行 うと 掛 金 月 額 掛 金 総 額 等 は 旧 共 済 契 約 者 の 契 約 内 容 を 引 き 継 ぐこととなりますが 承 継 申 出 者 がすでに 共 済 契 約 者 で ある 場 合 は 以 下 のとおりとなります 1 掛 金 月 額 それぞれの 掛 金 月 額 の 合 算 額 となります なお 合 算 して 20 万 円 を 超 える 場 合 は 20 万 円 となります 2 掛 金 総 額 それぞれの 掛 金 総 額 の 合 算 額 となります なお 合 算 して 800 万 円 を 超 える 場 合 は 800 万 円 となり その 超 える 額 については 返 還 します ただし すでに 貸 付 けを 受 けている 一 時 貸 付 金 の 額 が 承 継 後 の 一 時 貸 付 金 の 貸 付 限 度 額 を 超 える 場 合 は その 超 える 額 を 返 還 金 から 控 除 します また その 超 える 額 に 相 当 する 違 約 金 がある 場 合 は その 額 も 返 還 金 から 控 除 します (3) 承 継 の 手 続 き 登 録 取 扱 機 関 の 窓 口 に 備 え 付 けてある 共 済 契 約 承 継 申 出 書 ( 様 式 中 501)に 必 要 事 項 を 記 入 し 所 定 の 必 要 書 類 を 窓 口 にご 提 出 ください ( 注 ) 中 小 機 構 では 必 要 に 応 じて 別 途 関 係 書 類 を 提 出 していただく 場 合 があります 23

28 お 問 い 合 わせと 加 入 のお 申 込 み 先 本 制 度 の 内 容 についてのお 問 い 合 わせと 加 入 のお 申 込 みは 中 小 機 構 と 業 務 委 託 契 約 を 結 んでいる 次 の 団 体 または 金 融 機 関 でお 願 いいたします 会 員 ( 組 合 員 )となっている 商 工 会 商 工 会 議 所 中 小 企 業 団 体 中 央 会 中 小 企 業 の 組 合 等 現 に 融 資 取 引 のある 金 融 機 関 の 本 支 店 窓 口 電 話 のご 案 内 共 済 相 談 室 受 付 時 間 : 平 日 9:00~ 18:00 ホームページのご 案 内 中 小 機 構 のホームページでは よくあるご 質 問 や 制 度 改 正 のポ イント などをわかりやすくご 紹 介 しております 資 料 請 求 や 様 式 のダ ウンロードもございますので ご 利 用 ください 経 営 セーフティ 検 索 中 小 企 業 と 地 域 振 興 をもっとサポート 東 京 都 港 区 虎 ノ 門 虎 ノ 門 37 森 ビル 共 済 相 談 室

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