Symantec Enterprise Vault™: 管理者ガイド

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1 Symantec Enterprise Vault 管 理 者 ガイド 8.0 Symantec Information Foundation

2 Symantec Enterprise Vault: 管 理 者 ガイド 本 マニュアルに 記 載 されるソフトウェアは 使 用 許 諾 契 約 が 適 用 され 本 使 用 許 諾 契 約 の 条 項 に 従 っ てのみ 使 用 できるものとします 最 終 更 新 日 : 2010 年 2 月 26 日 法 的 通 知 Copyright 2010 Symantec Corporation. All rights reserved. Symantec Symantec ロゴ Veritas Enterprise Vault Compliance Accelerator および Discovery Accelerator は Symantec Corporation または 同 社 の 米 国 およびその 他 の 国 における 関 連 会 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です その 他 の 会 社 名 製 品 名 は 各 社 の 登 録 商 標 または 商 標 で す Symantec 製 品 には 特 定 のサードパーティ 製 ソフトウェアが 配 布 組 み 込 み または 同 梱 されてい る 場 合 があります また 本 製 品 のインストールおよび 使 用 にともない サードパーティ 製 ソフトウェア の 使 用 を 推 奨 する 場 合 があります このライセンス 対 象 ソフトウェアには オープンソースのフリーウェ アライセンスで 利 用 可 能 なサードパーティのソフトウェアプログラム( サードパーティプログラム )を 含 めることができるものとします 本 ソフトウェアに 付 随 する 使 用 許 諾 契 約 では オープンソースのフ リーウェアライセンスでお 客 様 が 有 することのできる 権 利 または 義 務 は 変 更 されないものとします サードパーティのソフトウェアの 著 作 権 に 関 する 情 報 については 本 製 品 に 付 属 のサードパーティ 製 ソフトウェアのファイルを 参 照 してください 本 書 に 記 載 する 製 品 は 使 用 コピー 頒 布 逆 コンパイルおよびリバース エンジニアリングを 制 限 するライセンスに 基 づいて 頒 布 されています Symantec Corporation からの 書 面 による 許 可 なく 本 書 を 複 製 することはできません Symantec Corporation が 提 供 する 技 術 文 書 は Symantec Corporation の 著 作 物 であり Symantec Corporation が 保 有 するものです 保 証 の 免 責 : 技 術 文 書 は 現 状 有 姿 で 提 供 され Symantec Corporation はその 正 確 性 や 使 用 について 何 ら 保 証 いたしません 技 術 文 書 またはこれに 記 載 さ れる 情 報 はお 客 様 の 責 任 にてご 使 用 ください 本 書 には 技 術 的 な 誤 りやその 他 不 正 確 な 点 を 含 んでいる 可 能 性 があります Symantec は 事 前 の 通 知 なく 本 書 を 変 更 する 権 利 を 留 保 します 本 ソフトウェアは FAR の 規 定 によって 商 業 用 コンピュータソフトウェアと 見 なされ FAR Commercial Computer Software - Restricted Rights DFARS Rights in Commercial Computer Software or Commercial Computer Software Documentation そ の 他 の 後 継 規 制 の 規 定 により 制 限 された 権 利 の 対 象 となります 米 国 政 府 による 本 ソフトウェアの 使 用 修 正 複 製 のリリース 実 演 表 示 または 開 示 は 本 使 用 許 諾 契 約 の 条 項 に 従 ってのみ 行 われ るものとします 弊 社 製 品 に 関 して 当 資 料 で 明 示 的 に 禁 止 あるいは 否 定 されていない 利 用 形 態 およびシステム 構 成 などについて これを 包 括 的 かつ 暗 黙 的 に 保 証 するものではありません また 弊 社 製 品 が 稼 動 するシステムの 整 合 性 や 処 理 性 能 に 関 しても これを 暗 黙 的 に 保 証 するものではありません これ らの 保 証 がない 状 況 で 弊 社 製 品 の 導 入 稼 動 展 開 した 結 果 として 直 接 的 あるいは 間 接 的 に 発 生 した 損 害 等 についてこれが 補 償 されることはありません 製 品 の 導 入 稼 動 展 開 にあたっては お 客 様 の 利 用 目 的 に 合 致 することを 事 前 に 十 分 に 検 証 および 確 認 いただく 前 提 で 計 画 および 準 備 をお 願 いします

3 目 次 第 1 章 はじめに 前 提 条 件 となる 知 識 Enterprise Vault についての 詳 しい 情 報 の 入 手 先 本 書 へのご 意 見 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 管 理 者 のセキュリティについて 役 割 ベースの 管 理 役 割 と Enterprise Vault Operations Manager 役 割 と Enterprise Vault Reporting 役 割 の 割 り 当 て 役 割 の 修 正 新 しい 役 割 の 作 成 現 在 の 役 割 の 判 断 すべての 役 割 と 割 り 当 てのリセット 権 限 を 使 ったアクセス 制 御 ボルトサービスアカウントの 変 更 第 3 章 日 常 的 な 管 理 システムの 状 態 の 監 視 アプリケーションログの 監 視 MSMQ キューの 監 視 タスクやサービスの 開 始 または 停 止 タスクの 開 始 または 停 止 サービスの 開 始 または 停 止 ログのチェック ジャーナルメールボックスの 監 視 デフォルトの ANSI コードページ (ACP コードページ) の 使 用 ディスクの 監 視 ボルトストアのディスク 領 域 のチェック インデックス 用 のディスク 領 域 のチェック SQL データベースの 保 守 ボルトストアデータベースの 保 守 ディレクトリデータベースの 保 守... 45

4 4 目 次 フィンガープリントデータベースの 保 守 監 視 データべースの 保 守 FSA レポート 用 データベースの 保 守 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 ボルトストアグループのボルトストアの 状 態 の 表 示 ボルトストアの 共 有 レベルの 変 更 ボルトストアの 別 のボルトストアグループへの 移 動 ボルトストアグループの 削 除 フィンガープリントデータベースの 監 視 単 一 インスタンスストレージによって 発 生 するアーカイブ 領 域 の 削 減 の 監 視 セーフコピーの 管 理 Enterprise Vault のセーフコピーの 削 除 の 設 定 パーティションがバックアップされていることのチェック パーティションロールオーバーの 管 理 パーティションロールオーバーの 設 定 ロールオーバー 順 序 の 変 更 パーティションロールオーバーの 強 制 削 除 済 みアイテムの 回 復 有 効 期 限 と 削 除 ストレージの 有 効 期 限 ショートカットの 削 除 新 しい 保 持 カテゴリの 作 成 プロビジョニンググループの 保 守 新 しいメールボックスのアーカイブの 有 効 化 非 表 示 のメールボックス アーカイブ 移 動 アーカイブ 移 動 のしくみ サイト 内 でのメールボックスアーカイブの 移 動 サイト 間 でのメールボックスアーカイブの 移 動 サイト 内 でのジャーナルアーカイブの 移 動 アーカイブ 移 動 の 設 定 アーカイブ 移 動 の 使 用 アーカイブ 移 動 の 監 視 移 動 したアーカイブの 削 除 アーカイブ 移 動 操 作 の 再 試 行 レポートと 監 視 アーカイブの 削 除 ボルトストアの 削 除 システムメッセージの 設 定 Welcome メッセージの 編 集 Goodbye メッセージの 編 集 考 えられる 問 題... 88

5 目 次 5 インデックスボリュームについて ディレクトリデータベースの 移 動 ボルトストアデータベースの 移 動 フィンガープリントデータベースの 移 動 監 視 データベースの 移 動 第 4 章 第 5 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 ポリシーの 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 新 しい 設 定 の 適 用 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 ボルトキャッシュ Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 新 しい 設 定 の 適 用 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 Outlook OWA ボルトキャッシュ 仮 想 ボルト 第 6 章 Exchange ジャーナルポリシーの 詳 細 設 定 設 定 の 編 集 アーカイブ 全 般 配 布 リストを 展 開 DL 展 開 動 作 が 失 敗 継 承 された 権 限 アーカイブするメッセージの 最 大 サイズ (MB) ショートカット 保 留 のタイムアウト ジャーナルアイテムをキューに 入 れる アーカイブ 名 をリセット 失 敗 したアイテムを 受 信 トレイに 戻 す

6 6 目 次 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ Web Access アプリケーションのカスタマイズについて 一 般 的 な 設 定 AllowNonAsciiFilenames DefaultFormatCodepage DefaultFormatType HTMLNotNotes MaxPreviewSize Noclient URLEncodeFilenames ViewMessage_Format 検 索 結 果 の 設 定 DefaultRankResults FederatedSearchMaxItems FederatedSearchMaxVolSets FederatedSearchTimeout SearchRSS ShowAllMaxResults UseFederatedSearch 自 動 ドメイン 認 証 ユーザーインターフェースの 調 整 BSDeleteButton BSRestoreButton ISDeleteButton ISRestoreButton ISShowRetention RestoreToPSTOption アーカイブエクスプローラインターフェースの 調 整 ArchiveExplorerDelete ArchiveExplorerForward ArchiveExplorerHelp ArchiveExplorerReply ArchiveExplorerReplyAll ArchiveExplorerRestore ArchiveExplorerSaveAs ArchiveExplorerSearch ArchiveExplorerSettings ログファイル 例

7 目 次 7 第 8 章 自 動 監 視 機 能 自 動 監 視 機 能 について [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 MOM を 使 った 監 視 機 能 インストール 設 定 SCOM を 使 った 監 視 機 能 Enterprise Vault サーバーの 監 視 の 設 定 オプション 設 定 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Enterprise Vault Operations Manager の 概 要 Operations Manager へのアクセス Operations Manager の 使 用 左 ペイン メニューバーと 内 容 ペイン 監 視 データの 表 示 Enterprise Vault サーバーの 監 視 [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ [Exchange Server の 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [Exchange Server の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ Domino サーバージャーナルのアーカイブ [Domino サーバーの 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [Domino サーバーの 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のしきい 値 の 設 定 監 視 パラメータの 設 定 即 時 状 態 チェックの 実 行 第 10 章 アーカイブのエクスポート アーカイブのエクスポートウィザードについて エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) PST 設 定 ファイル エクスポートの 開 始 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 PST ファイルの 移 行 に 使 うツール 移 行 処 理 の 概 要

8 8 目 次 PST ファイルのマーク 付 け 移 行 に 関 するヒント 検 索 移 行 型 ツール スケジュール クライアント 主 導 型 移 行 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト スクリプトのしくみの 概 要 移 行 処 理 準 備 PST 移 行 からの 出 力 [PSTcheckpoint]セクション Enterprise Vault イベントログ 初 期 設 定 ファイルの 例 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 PST 移 行 ウィザードについて 移 行 処 理 の 概 要 準 備 移 行 に 関 するヒント 移 行 によるユーザーへの 影 響 移 行 の 開 始 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 移 行 型 ツールの 設 定 Exchange PST 移 行 ポリシーの 編 集 PST 保 存 フォルダの 設 定 PST 保 存 フォルダのサイズの 指 定 PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 PST 検 索 タスクの 設 定 PST 収 集 タスクの 設 定 PST 移 行 タスクの 設 定 PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 移 行 処 理 の 概 要 PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 NetApp デバイスの 識 別 確 認 の 無 効 化 検 索 するコンピュータの 選 択 PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 PST 検 索 タスクの 実 行 による PST ファイルの 検 索 PST ファイルプロパティの 編 集 PST 収 集 タスクの 実 行

9 目 次 9 PST 移 行 タスクの 実 行 トラブルシューティング 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 クライアント 主 導 型 移 行 について ネットワークドライブの PST ファイル PST 保 存 フォルダの 設 定 PST 移 行 メッセージの 編 集 PST 移 行 タスクの 作 成 メールボックスの 有 効 化 第 16 章 NSF 移 行 : スクリプト スクリプトによる 移 行 について 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 について NSF 移 行 処 理 の 概 要 NSF 移 行 の 計 画 Welcome メッセージの 編 集 NSF ファイルの 場 所 アーカイブへの NSF ファイルの 関 連 付 け 標 準 メールテンプレート 失 敗 したアイテムと 不 適 切 なアイテムの 管 理 アイテムの 経 過 日 数 の 限 度 の 設 定 メールファイルの 限 度 と NSF ファイルのアクセス 制 御 ユーザーの 実 行 制 御 の 一 覧 の 設 定 NSF 移 行 の 複 数 のインスタンス NSF 移 行 によるユーザーへの 影 響 NSF 移 行 の 実 行 NSF 移 行 の 監 査 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Enterprise Vault のメッセージキューについて MSMQ キューの 概 要 Exchange メールボックスタスクのキュー Exchange メールボックスタスクキューについての 注 意 点 Exchange ジャーナルタスクのキュー Exchange ジャーナルタスクキューについての 注 意 点 Exchange パブリックフォルダタスクキュー Exchange パブリックフォルダタスクキューについての 注 意 点 取 り 込 みのキュー

10 10 目 次 取 り 込 みのキューに 関 する 注 意 点 ストレージサービスのキュー ストレージサービスのキューに 関 する 注 意 点 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ アーカイブ 戦 略 について 経 過 日 数 ベースのアーカイブ クォータベースのアーカイブ または 経 過 日 数 とクォータベースのアー カイブ Exchange 管 理 フォルダからのアイテムのアーカイブ 添 付 ファイルがあるアイテムのみのアーカイブ Enterprise Vault のジャーナルメールボックスの 設 定 のカスタマイ ズ メールボックスのアーカイブの 無 効 化 パブリックフォルダのアーカイブ パフォーマンスの 調 整 Windows 一 時 フォルダ ストレージサービスコンピュータのパフォーマンスの 向 上 第 20 章 監 査 監 査 について 監 査 データベースの 作 成 監 査 の 設 定 独 自 の 監 査 エントリの 詳 細 の 記 録 監 査 ログの 表 示 調 整 接 続 数 の 修 正 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ Enterprise Vault バックアップについて Enterprise Vault バックアップモード Enterprise Vault データのバックアップ Enterprise Vault システムデータベース フィンガープリントデータベース ボルトストアパーティションとボルトストアデータベース インデックスの 場 所 バックアップモードの cmdlet インデックスの 場 所 の cmdlet の 構 文 ボルトストアの cmdlet の 構 文 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップコマンドの 生 成

11 目 次 11 バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用 第 22 章 ビルディングブロック 構 成 でのフェールオーバー 機 能 するビルディングブロックソリューションの 設 定 第 23 章 回 復 システム 全 体 のバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 環 境 回 復 の 手 順 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 手 順 1: ソフトウェアのサーバーへのインストール 手 順 2: Enterprise Vault ディレクトリデータベースの 復 元 手 順 3: ボルトストアデータベースの 復 元 手 順 4: 監 視 データベースの 復 元 手 順 5: FSA レポート 用 データベースの 復 元 手 順 6: サーバー 名 の 変 更 手 順 7: Enterprise Vault データファイルのコピーまたは 移 動 手 順 8: ディレクトリデータベースエントリの 消 去 手 順 9: ディレクトリサービスコンピュータでのサービスとタスクの 再 作 成 手 順 10: 他 のコンピュータでのサービスの 再 作 成 手 順 11: Web Access アプリケーション 設 定 のチェック 手 順 12: レジストリエントリのチェック Enterprise Vault コンポーネントの 回 復 VCS クラスタでの Enterprise Vault の 回 復 シナリオ 1: いずれかのクラスタノードの 再 構 築 が 必 要 な 場 合 シナリオ 2: すべてのクラスタノードの 再 構 築 が 必 要 な 場 合 Microsoft サーバークラスタでの Enterprise Vault の 回 復 シナリオ 1: いずれかのクラスタノードの 再 構 築 が 必 要 な 場 合 シナリオ 2: すべてのクラスタノードの 再 構 築 が 必 要 な 場 合 付 録 A Enterprise Vault で 使 うポート ポートについて 付 録 B Microsoft の Hotfix Hotfix について 付 録 C 便 利 な SQL クエリー SQL クエリーについて

12 12 目 次 付 録 D トラブルシューティング インストールの 問 題 Enterprise Vault サーバー デスクトップクライアント Microsoft SQL Server の 問 題 エラー: ODBC SQL Server Driver Connection is Busy SQL Server のライセンス 数 の 超 過 Enterprise Vault データベースを 移 動 した 後 のパスワードのリセッ ト サーバーの 問 題 MSMQ 配 信 不 能 メッセージキューを 開 いたときのエラー クライアントの 問 題 Enterprise Vault Web Access アプリケーションへのログオン MAPISVC.INF の 問 題 (クライアント) ユーザーから 見 える 問 題 メールボックスの 有 効 化 または 処 理 の 問 題 Enterprise Vault システムのメールボックスのチェック 新 しいメールボックスの 処 理 の 問 題 Enterprise Vault コンポーネントに 関 する 問 題 トラブルシューティング: すべてのサービス トラブルシューティング: ファイルシステムアーカイブ トラブルシューティング: ディレクトリサービス トラブルシューティング: アーカイブサービスまたはジャーナルサービ ス トラブルシューティング: 取 り 込 みサービス トラブルシューティング: インデックスサービス トラブルシューティング: ストレージサービス トラブルシューティング: ショッピングサービス トラブルシューティング: Web Access アプリケーション トラブルシューティング: Enterprise Vault Operations Manager と 監 視 データベース トラブルシューティング: Enterprise Vault Reporting と FSA レポー ト 特 定 の 問 題 ユーザーのアイテムの 復 元 トラブルシューティングを 支 援 する 技 法 オンデマンド 実 行 : [ 今 すぐ 実 行 ] Exchange メールボックスタスクをテストするためのレポートモードの 使 用 Exchange メールボックスタスクの[ 移 動 されたアイテム]レポートの 表 示 トレースの 使 用

13 目 次 13 Deployment Scanner の 使 用 Outlook アドインログが 含 まれているメールメッセージの 作 成 レジストリの 設 定 値 の 修 正 インデックスサービスの 移 動 ボルトディレクトリデータベースのインデックスのデータ 構 造 インデックスサービスの 移 動 索 引

14 14 目 次

15 1 はじめに この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 前 提 条 件 となる 知 識 Enterprise Vault についての 詳 しい 情 報 の 入 手 先 本 書 へのご 意 見 前 提 条 件 となる 知 識 Enterprise Vault を 管 理 するには 次 の 製 品 についての 実 用 的 な 知 識 が 必 要 です Windows Server 2000/2003/2008 の 管 理 タスク Microsoft SQL Server Microsoft Message Queue Server IIS (Internet Information Services) 使 用 しているアーカイブストレージのハードウェアとソフトウェア Domino サーバー Microsoft Exchange Microsoft SharePoint Portal Server ととも に Enterprise Vault を 使 う 場 合 は これらの 製 品 の 実 用 的 な 知 識 も 必 要 です Enterprise Vault についての 詳 しい 情 報 の 入 手 先 表 1-1 に Enterprise Vault に 付 属 のマニュアルの 一 覧 を 示 します

16 16 第 1 章 はじめに Enterprise Vault についての 詳 しい 情 報 の 入 手 先 表 1-1 マニュアル Enterprise Vault マニュアルセット コメント Symantec Enterprise Vault ヘルプ 次 のすべてのマニュアルが 含 まれており すべての ファイル 間 で 検 索 できます このファイルには 次 のい ずれかの 操 作 でアクセスできます Windows の[スタート]メニューで [スタート] [プ ログラム] [Enterprise Vault] [Documentation]の 順 にクリックします 管 理 コンソールで [ヘルプ] [Enterprise Vault のヘルプ]の 順 にクリックします Symantec Enterprise Vault 導 入 / 計 画 Symantec Enterprise Vault Deployment Scanner Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 Enterprise Vault 8.0 SP4 へのアップグ レード Symantec Enterprise Vault Exchange Server アーカイブの 設 定 Symantec Enterprise Vault Domino サーバーアーカイブの 設 定 Symantec Enterprise Vault ファイルシス テムアーカイブ (FSA) の 設 定 Symantec Enterprise Vault SharePoint Server アーカイブの 設 定 Symantec Enterprise Vault SMTP アー カイブの 設 定 Symantec Enterprise Vault 管 理 者 ガイ ド Symantec Enterprise Vault レポート Enterprise Vault の 機 能 の 概 要 を 説 明 します Enterprise Vault をインストールする 前 に 前 提 条 件 ソ フトウェアと 設 定 を 確 認 する 方 法 を 説 明 します Enterprise Vault の 設 定 に 関 する 詳 細 な 情 報 を 提 供 します 既 存 の Enterprise Vault インストールを 最 新 バージョ ンにアップグレードする 方 法 を 説 明 します Microsoft Exchange ユーザーメールボックス ジャー ナルメールボックス パブリックフォルダからアイテムを アーカイブする 方 法 を 説 明 します Domino メールファイルとジャーナルデータベースか らアイテムをアーカイブする 方 法 を 説 明 します ネットワークファイルサーバーに 保 持 されているファイ ルをアーカイブする 方 法 を 説 明 します Microsoft SharePoint サーバーに 保 持 されている 文 書 をアーカイブする 方 法 を 説 明 します 他 のメッセージサーバーの SMTP メッセージをアーカ イブする 方 法 を 説 明 します 日 常 的 な 管 理 バックアップ 回 復 の 手 順 を 実 行 する 方 法 を 説 明 します Enterprise Vault サーバー アーカイブ アーカイブ 済 みアイテムの 状 態 に 関 するレポートを 提 供 する Enterprise Vault Reporting の 実 装 方 法 を 説 明 しま す FSA レポートを 設 定 すると ファイルサーバーとそ のボリュームの 追 加 レポートを 利 用 できます

17 第 1 章 はじめに 本 書 へのご 意 見 17 マニュアル Symantec Enterprise Vault ユーティリ ティ Symantec Enterprise Vault レジストリ 値 管 理 コンソールのヘルプ Enterprise Vault Operations Manager のヘルプ コメント Enterprise Vault のツールとユーティリティについて 説 明 します レジストリ 値 を 一 覧 表 示 している 参 照 用 の 文 書 で さ まざまな 側 面 から Enterprise Vault の 動 作 を 修 正 す る 場 合 に 使 うことができます Enterprise Vault 管 理 コンソールのヘルプ Enterprise Vault Operations Manager のヘルプ 本 書 へのご 意 見 サポートされているデバイスとソフトウェアのバージョンの 最 新 情 報 について 詳 しくは 次 のアドレスから 利 用 可 能 な Enterprise Vault Compatibility Charts を 参 照 してくださ い 本 書 に 関 するご 意 見 をお 聞 かせください 必 要 な 情 報 は 簡 単 に 見 つけられたでしょうか また わかりやすく 書 かれていたでしょうか 誤 りや 見 落 とし または マニュアルやヘルプ の 今 後 の 改 訂 に 役 立 つ 点 がありましたら お 知 らせください ご 意 見 をお 送 りいただく 際 は 次 の 情 報 を 添 えてください マニュアルのタイトルとバージョン 対 象 となる 項 目 ( 該 当 する 場 合 ) お 名 前 ご 意 見 は evdocs@symantec.com 宛 てに またはご 購 入 先 にお 送 りください このアド レスは 製 品 マニュアルへのご 意 見 のみを 対 象 としています お 客 様 のご 意 見 をお 待 ちしております

18 18 第 1 章 はじめに 本 書 へのご 意 見

19 2 管 理 者 のセキュリティの 管 理 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 管 理 者 のセキュリティについて 役 割 ベースの 管 理 権 限 を 使 ったアクセス 制 御 ボルトサービスアカウントの 変 更 管 理 者 のセキュリティについて Enterprise Vault には 管 理 者 が 管 理 コンソールに 対 して 所 有 しているアクセス 権 を 制 御 するために 使 える 次 のようなしくみがあります 役 割 ベースの 管 理 多 くの 管 理 タスクでは ボルトサービスアカウントに 関 連 付 けされたすべての 権 限 を 必 要 としません 役 割 ベースの 管 理 では 個 々の Enterprise Vault 管 理 者 に 自 分 の 管 理 タスクを 実 行 するのに 必 要 な 権 限 のみを 付 与 できま す ユーザーは 担 当 範 囲 に 一 致 する 役 割 を 個 人 またはグループに 割 り 当 て て その 役 割 に 含 まれるタスクを 実 行 できます 権 限 は 個 々の 管 理 者 ではな く 役 割 に 関 連 付 けされているため 各 管 理 者 の 権 限 を 編 集 せずに 役 割 の 権 限 を 制 御 できます

20 20 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 管 理 者 権 限 管 理 コンソールツリーの 次 のコンテナに 対 して アクセス 権 を 付 与 または 拒 否 できます ファイルサーバー Exchange Server Domino サーバー SharePoint 仮 想 サーバー Enterprise Vault サーバー 役 割 を 割 り 当 てたり 管 理 者 権 限 を 使 ったりして アクセスを 制 御 できます Enterprise Vault 8.0 をインストールまたはアップグレードした 場 合 は ボルトサービスア カウントのみが 管 理 コンソールにアクセスできます 役 割 を 割 り 当 てることによって 管 理 者 が 実 行 できるタスクを 制 限 できます また 管 理 者 権 限 を 使 ってアクセスを 制 限 し 管 理 コ ンソールの 特 定 のコンテナを 管 理 する 管 理 者 を 制 限 できます 管 理 者 役 割 では Enterprise Vault Operations Manager を 使 うときに 管 理 者 が 確 認 できる 内 容 も 定 義 します 役 割 ベースの 管 理 役 割 ベースの 管 理 を 使 うと Microsoft 承 認 マネージャを 使 って 各 種 の 管 理 者 役 割 を 設 定 できます これらの 設 定 はすべてボルトサービスアカウントを 使 って 実 行 します 承 認 マネージャを 実 行 するのに 必 要 な 前 提 条 件 ソフトウェアについて 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 を 参 照 してください 役 割 を 設 定 するときは Windows XP/2003/2008 で 実 行 されている 管 理 コンソールを 使 う 必 要 があります 承 認 マネージャでは 管 理 者 役 割 は 次 のような 操 作 とタスクを 使 って 設 定 されます 操 作 とは 権 限 のある 処 理 または 機 能 を 表 す 低 水 準 の 権 限 です 役 割 がタスクを 実 行 するアクセス 権 を 持 つかどうかを 管 理 コンソールで 判 断 する 場 合 チェックされるの はその 役 割 に 関 連 付 けされた 操 作 です 名 前 の 接 頭 辞 に {STO} または {DIR} が 付 く 操 作 は 管 理 コンソールの 表 示 に 影 響 しない 内 部 操 作 です その 他 の 外 部 操 作 は 管 理 者 が 参 照 する 管 理 コンソールの 表 示 を 制 御 します タスクは 特 定 のジョブを 実 行 するために 必 要 な 権 限 を 集 合 的 に 提 供 する 操 作 のグ ループです 管 理 者 役 割 は タスクと 場 合 によっては 操 作 とその 他 の 役 割 の 集 合 です Enterprise Vault では 次 の 事 前 定 義 済 み 役 割 を 提 供 しています

21 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 21 メッセージ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange Server と Lotus Domino のアーカイブの 日 常 管 理 を 担 当 します この 管 理 者 は ファイルサーバーのアーカイブや SharePoint のアーカイブなど 製 品 の 他 の 部 分 へのアクセス 権 を 持 っていません NSF 移 行 など Lotus Domino のアーカイブの 日 常 管 理 を 担 当 します この 管 理 者 は ファイルサーバーのアーカイブや SharePoint のアーカイブなど 製 品 の 他 の 部 分 へのアクセス 権 を 持 っていません Enterprise Vault Operations Manager では Domino 情 報 と パラメータを 表 示 できます Exchange 管 理 者 Exchange Server のアーカイブの 日 常 管 理 を 担 当 します この 管 理 者 は ファイルサーバーのアーカイブや SharePoint のアー カイブなど 製 品 の 他 の 部 分 へのアクセス 権 を 持 っていません Enterprise Vault Operations Manager では Exchange Server 情 報 とパラメータを 表 示 できます ファイルサーバー 管 理 者 PST 管 理 者 ファイルサーバーのアーカイブの 日 常 管 理 を 担 当 します この 管 理 者 は Exchange Server のアーカイブや SharePoint のアー カイブなど 製 品 の 他 の 部 分 へのアクセス 権 を 持 っていません 個 人 用 ストアの 管 理 に 必 要 なコンポーネントを 集 めて 管 理 コン ソールを 表 示 します Enterprise Vault Operations Manager では Exchange Server 情 報 とパラメータを 表 示 できます NSF 管 理 者 NSF ファイルの 管 理 に 必 要 なコンポーネントを 集 めて 管 理 コン ソールを 表 示 します Enterprise Vault Operations Manager では Domino 情 報 と パラメータを 表 示 できます SharePoint 管 理 者 ストレージ 管 理 者 メイン 管 理 者 SharePoint アーカイブの 管 理 に 必 要 なコンポーネントを 集 めて 管 理 コンソールを 表 示 します ストレージの 実 行 を 適 切 に 保 つために 必 要 なコンポーネントを 主 に 集 めて 管 理 コンソールを 表 示 します この 管 理 者 には 各 種 の 対 象 のアーカイブポリシー 設 定 に 対 するアクセス 権 はありません その 他 の 事 前 定 義 済 み 役 割 のすべてのタスクを 実 行 できます ボルトサービスアカウントやディレクトリの SQL Server の 変 更 な どの 再 設 定 タスクは 実 行 できません 必 要 に 応 じて 提 供 されている 事 前 定 義 済 み 役 割 を 使 ったり この 役 割 をカスタマイズし たり 新 しい 役 割 を 作 成 したりすることができます

22 22 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 管 理 者 役 割 を 割 り 当 てることによって 個 々の 管 理 者 の 権 限 がジョブの 担 当 範 囲 に 一 致 するように 調 整 できます このしくみは 個 々の 役 割 を 修 正 して 担 当 範 囲 の 変 更 に 対 処 で きる 柔 軟 性 があります 次 のものに 管 理 者 役 割 を 割 り 当 てることができます Windows ユーザーとグループ LDAP クエリーの 結 果 アプリケーション 固 有 のグループ これらは 承 認 マネージャ 固 有 で ユーザーとグルー プを 混 在 させることができます これらは LDAP クエリーに 基 づくこともできます ア プリケーショングループを 使 う 主 なメリットは Enterprise Vault をサポートするために Active Directory 内 に 新 しいグループを 作 成 する 必 要 がないことです Enterprise Vault による 監 査 では 承 認 マネージャ 内 の 役 割 の 所 属 変 更 はログに 記 録 されません 承 認 マネージャ 内 の 変 更 を 監 査 する 必 要 がある 場 合 は Enterprise Vault 管 理 者 役 割 を Windows のセキュリティグループに 割 り 当 て このグループに 対 する 変 更 の Windows の 監 査 を 有 効 にします 表 2-1 は 提 供 された 各 役 割 で 管 理 者 が 実 行 可 能 なタスクと 管 理 コンソール 内 で 許 可 されたアクセス 権 を 示 しています 表 2-2 に デフォルトの 役 割 で 利 用 可 能 な 管 理 コンソールのコマンドを 示 します Enterprise Vault Operations Manager と Enterprise Vault Reporting へのアクセス には 管 理 者 役 割 も 必 要 です p.26 の 役 割 と Enterprise Vault Operations Manager を 参 照 してください p.26 の 役 割 と Enterprise Vault Reporting を 参 照 してください Microsoft 承 認 マネージャの 使 用 の 概 要 については 次 の 記 事 を 参 照 してください 8fbf cd0b61033.mspx 表 2-1 デフォルトの 役 割 で 利 用 可 能 な 管 理 コンソールのコンテナ コンテナ メッセー ジ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange 管 理 者 PST 管 理 者 NSF 管 理 者 ファイル サーバー 管 理 者 SharePoint 管 理 者 ストレー ジ 管 理 者 メイン 管 理 者 対 象 Exchange Domino Domino Exchange なし なし ファイル サーバー SharePoint なし すべて 対 象

23 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 23 コンテナ メッセー ジ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange 管 理 者 PST 管 理 者 NSF 管 理 者 ファイル サーバー 管 理 者 SharePoint 管 理 者 ストレー ジ 管 理 者 メイン 管 理 者 ポリシー Exchange Domino ジャーナ ル 保 持 カテ ゴリ Domino 保 持 カテ ゴリ Exchange 保 持 カテ ゴリ PST 移 行 保 持 カテ ゴリ Domino メールボッ クス Domino デスクトッ プ 保 持 カテ ゴリ ファイル アーカイブ 保 持 カテ ゴリ SharePoint 保 持 カテ ゴリ なし すべての ポリシー サービス タスク 制 御 タスク 制 御 タスク 制 御 タスク 制 御 なし タスク 制 御 タスク 制 御 ストレージ すべての サービス タスク Exchange メールボッ クス パブリック フォルダ Exchange ジャーナ ル Domino メールボッ クスアーカ イブ Domino ジャーナ ル Exchange メールボッ クス パブリック フォルダ Exchange ジャーナ ル Exchange メールボッ クス PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 なし ファイル サーバー のアーカイ ブ SharePoint なし すべてのタ スク Exchange プロビジョ ニング Exchange プロビジョ ニング Domino ジャーナ ル アーカイブ ジャーナ ル メールボッ クス パブリック フォルダ 共 有 Domino メールボッ クス Domino ジャーナ ル Exchange ジャーナ ル Exchange メールボッ クス パブリック フォルダ なし NSF のイ ンポート ファイルシ ステム 共 有 共 有 SharePoint すべての 種 類 の アーカイブ すべての 種 類 の アーカイブ 共 有

24 24 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 コンテナ メッセー ジ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange 管 理 者 PST 管 理 者 NSF 管 理 者 ファイル サーバー 管 理 者 SharePoint 管 理 者 ストレー ジ 管 理 者 メイン 管 理 者 ボルトスト ア なし なし なし なし なし なし なし すべての ボルトスト ア すべての ボルトスト ア 個 人 用 スト アの 管 理 なし なし なし なし なし なし なし なし すべての 機 能 表 2-2 デフォルトの 役 割 で 利 用 可 能 な 管 理 コンソールのコマンド コンテナ メッセー ジ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange 管 理 者 PST 管 理 者 NSF 管 理 者 ファイル サーバー 管 理 者 SharePoint 管 理 者 ストレー ジ 管 理 者 メイン 管 理 者 メールボッ クスの 有 効 化 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 メールボッ クスの 無 効 化 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 ワークス ペースの 有 効 化 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 可 能 ワークス ペースの 無 効 化 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 可 能 新 規 ボルト ストア 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 可 能 サイトプロ パティ (Site Properties) ページ 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール 全 般 サイトスケ ジュール 利 用 不 可 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール 全 般 アーカイブ 設 定 サイトスケ ジュール すべての ページ ストレージ の 有 効 期 限

25 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 25 コンテナ メッセー ジ 管 理 者 Domino 管 理 者 Exchange 管 理 者 PST 管 理 者 NSF 管 理 者 ファイル サーバー 管 理 者 SharePoint 管 理 者 ストレー ジ 管 理 者 メイン 管 理 者 アーカイブ のインポー ト 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 可 能 アーカイブ のエクス ポート 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 可 能 NSF のイ ンポート 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 サービスの 場 所 を 更 新 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 設 定 ウィ ザードの 実 行 (2 番 目 のサー バー) 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 ディレクトリ の SQL Server を 変 更 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 サービスア カウントの 変 更 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 ボルトスト ア SQL Server の 変 更 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 拡 張 機 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 可 能 Exchange メッセージ クラス 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 Domino フォーム 利 用 可 能 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 不 可 利 用 可 能

26 26 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 役 割 と Enterprise Vault Operations Manager ボルトサービスアカウント 以 外 のユーザーが Enterprise Vault Operations Manager Web アプリケーションにアクセスするには 適 切 な 管 理 者 役 割 に 割 り 当 てられている 必 要 があります ユーザーは 割 り 当 てられた 役 割 に 適 用 される Operations Manager のタ ブとテーブルのみを 参 照 できます 役 割 に 対 して 利 用 可 能 なタブとテーブルは 管 理 コ ンソールでその 役 割 に 対 して 利 用 可 能 なコンテナと 同 じです メイン 管 理 者 役 割 は Operations Manager のすべてのタブとテーブルを 参 照 できます 役 割 と Enterprise Vault Reporting 役 割 の 割 り 当 て ボルトサービスアカウント 以 外 のユーザーが Enterprise Vault Reporting のレポートに アクセスするには 適 切 な 管 理 者 役 割 に 割 り 当 てられている 必 要 があります 次 の 役 割 にはレポートへのアクセス 権 がありません SharePoint 管 理 者 NSF 管 理 者 PST 管 理 者 他 のデフォルトの 役 割 には それらの 役 割 に 適 した Enterprise Vault Reporting レポー トへのアクセス 権 があります 各 役 割 で 利 用 可 能 なレポートについては Symantec Enterprise Vault レポート を 参 照 してください ボルトサービスアカウントは Enterprise Vault のすべての 管 理 操 作 を 制 限 なく 実 行 で きます 初 期 状 態 で ボルトサービスアカウントは 役 割 を 作 成 して 下 位 の 管 理 者 に 割 り 当 てることができる 唯 一 のアカウントです ユーザーまたはグループに 役 割 を 割 り 当 てる 方 法 1 管 理 コンソールで [ディレクトリ]コンテナを 右 クリックし [ 承 認 マネージャ]をクリック します 2 [ 承 認 マネージャ]ウィンドウの[Enterprise Vault]で [ 役 割 の 割 り 当 て]をクリックし ます 使 用 する 役 割 が 一 覧 表 示 されていない 場 合 は [ 役 割 の 割 り 当 て]を 右 クリックして ショートカットメニューの[ロールの 割 り 当 て]をクリックします [ 役 割 の 追 加 ]の 一 覧 に 選 択 可 能 な 役 割 が 表 示 されます 必 要 な 役 割 を 選 択 して [OK]をクリックしま す 3 ユーザーに 割 り 当 てる 役 割 を 右 クリックし ショートカットメニューの[アプリケーション グループの 割 り 当 て]または[Windows ユーザーとグループの 割 り 当 て]をクリックし ます

27 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 27 4 [アプリケーショングループの 割 り 当 て]を 選 択 した 場 合 は 役 割 を 追 加 するユーザー またはグループにチェックマークを 付 けて [OK]をクリックします 5 [Windows ユーザーとグループの 割 り 当 て]を 選 択 した 場 合 は 標 準 的 な Windows の[ユーザー コンピュータ またはグループの 選 択 ]ダイアログボックスが 表 示 され ます 必 要 なユーザーまたはグループを 選 択 して[OK]をクリックし ダイアログボッ クスを 閉 じます 6 承 認 マネージャの[ファイル]メニューで [ 終 了 ]をクリックします 変 更 を 保 存 するか どうかを 確 認 するメッセージが 表 示 されたら [はい]をクリックします 変 更 がすべての Enterprise Vault サーバーにレプリケートされるまでに 約 1 分 か かります 管 理 コンソールの 次 回 起 動 時 に 変 更 が 表 示 されます 管 理 コンソールが 再 起 動 されるまで 変 更 は 表 示 されません ただし 変 更 は Enterprise Vault サーバーにレプリケートされています これにより 予 想 外 のエ ラーメッセージが 表 示 される 場 合 があります 役 割 の 修 正 役 割 の 定 義 に 関 連 付 けされたタスク 役 割 操 作 を 修 正 できます 役 割 を 修 正 する 方 法 1 ボルトサービスアカウントを 使 って 管 理 コンソールを 起 動 します 2 [ディレクトリ]コンテナを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 承 認 マネージャ]をク リックします 3 [ 承 認 マネージャ]ウィンドウの[Enterprise Vault]で [ 定 義 ]を 展 開 します 4 [ 役 割 の 定 義 ]をクリックします 5 役 割 の 定 義 の 一 覧 で 修 正 する 役 割 の 名 前 をダブルクリックします 6 役 割 のプロパティで [ 定 義 ]タブをクリックします 一 覧 に この 役 割 の 定 義 を 構 成 するタスクと 役 割 が 表 示 されます 7 定 義 からタスクまたは 役 割 を 削 除 するには タスクまたは 役 割 をクリックして [ 削 除 ] をクリックします タスクはすぐに 削 除 されます 確 認 メッセージは 表 示 されません 8 タスクまたは 役 割 を 定 義 に 追 加 するには 次 の 操 作 を 一 覧 表 示 された 順 序 で 実 行 します [ 追 加 ]をクリックします [ 定 義 の 追 加 ]ウィンドウが 表 示 されます 役 割 を 定 義 に 追 加 するには 追 加 する 各 役 割 にチェックマークを 付 けます

28 28 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 役 割 ベースの 管 理 新 しい 役 割 の 作 成 タスクを 定 義 に 追 加 するには [タスク]タブをクリックして 追 加 する 各 タスクに チェックマークを 付 けます 操 作 を 追 加 するには [ 操 作 ]タブをクリックして 追 加 する 各 操 作 にチェックマー クを 付 けます 個 々の 操 作 を 役 割 に 追 加 する 代 わりに タスクを 使 ってカスタムの 役 割 を 作 成 す ることを 推 奨 します タスクには 内 部 操 作 と 外 部 操 作 の 正 しい 組 み 合 わせを 含 めます [OK]をクリックして[ 定 義 の 追 加 ]ウィンドウを 閉 じます 9 [OK]をクリックして 定 義 のプロパティのウィンドウを 閉 じます 10 ファイルメニューで [ 終 了 ]をクリックします 11 [はい]をクリックして 変 更 の 保 存 を 確 認 します 新 しい 役 割 を 作 成 したり 必 要 に 応 じて 他 の 役 割 タスク 操 作 を 追 加 したりすることがで きます 既 存 の 役 割 とタスクを 組 み 合 わせて 役 割 を 作 成 できます メモ: 個 々の 操 作 を 役 割 に 追 加 することは 推 奨 されません タスクを 使 ってカスタムの 役 割 を 作 成 することを 推 奨 します タスクには 内 部 操 作 と 外 部 操 作 の 正 しい 組 み 合 わせを 含 めます 役 割 に 不 要 な 内 部 操 作 を 追 加 すると その 役 割 のセキュリティが 低 下 します 新 しい 役 割 を 作 成 する 方 法 1 ボルトサービスアカウントを 使 って 管 理 コンソールを 起 動 します 2 [ディレクトリ]コンテナを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 承 認 マネージャ]をク リックします 3 [ 承 認 マネージャ]ウィンドウの[Enterprise Vault]で [ 定 義 ]を 展 開 します 4 [ 役 割 の 定 義 ]を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 新 しい 役 割 の 定 義 ]をクリック します 5 [ 役 割 の 定 義 ]ウィンドウで 新 しい 役 割 の[ 名 前 ]と[ 説 明 ]を 入 力 します 6 [ 追 加 ]をクリックして その 役 割 に 役 割 タスク 操 作 を 追 加 します 変 更 がすべての Enterprise Vault サーバーにレプリケートされるまでに 約 1 分 か かります 管 理 コンソールの 次 回 起 動 時 に 変 更 が 表 示 されます 管 理 コンソールが 再 起 動 されるまで 変 更 は 表 示 されません ただし 変 更 は Enterprise Vault サーバーにレプリケートされています これにより 予 想 外 のエ ラーメッセージが 表 示 される 場 合 があります

29 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 権 限 を 使 ったアクセス 制 御 29 現 在 の 役 割 の 判 断 現 在 の 役 割 や 実 行 可 能 なタスクを 判 断 するために 役 割 の 資 格 を 一 覧 表 示 できます 役 割 の 資 格 を 一 覧 表 示 する 方 法 1 管 理 コンソールで [ディレクトリ]コンテナを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 役 割 の 表 示 ]をクリックします 2 一 覧 のコピーを 保 持 する 場 合 は [クリップボードにコピー]をクリックします 必 要 に 応 じて このテキストを 文 書 やメールメッセージに 貼 り 付 けることができます 3 [OK]をクリックします すべての 役 割 と 割 り 当 てのリセット インストール 時 と 同 じ 状 態 にするために レジストリ 値 を 使 ってすべての 役 割 と 役 割 の 割 り 当 てをリセットできます ResetAuthorizationStore 値 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レジスト リ 値 を 参 照 してください 権 限 を 使 ったアクセス 制 御 Enterprise Vault 8.0 をインストールまたはアップグレードした 場 合 は ボルトサービスア カウントのみが 管 理 コンソールにアクセスできます 必 要 に 応 じて ボルトサービスアカウ ントを 使 って 管 理 用 役 割 を 割 り 当 てることができます 管 理 者 は 付 与 されている 役 割 に 関 係 なく その 役 割 に 関 連 するすべての 管 理 コンソー ルのコンテナにアクセスできます たとえば メッセージ 管 理 者 は Enterprise Vault サ イトのすべての Exchange Server と Domino サーバーにアクセスできます 管 理 者 権 限 を 割 り 当 てて 管 理 コンソールの 個 々のコンテナへのアクセス 権 を 付 与 また は 拒 否 できます たとえば 管 理 者 に 1 つの Exchange Server コンピュータへのアクセ ス 権 を 付 与 できます 権 限 を 割 り 当 てて 次 の 管 理 コンソールのコンテナへのアクセス 権 を 付 与 または 拒 否 で きます ファイルサーバー Exchange Server Domino サーバー SharePoint 仮 想 サーバー Enterprise Vault サーバー

30 30 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 権 限 を 使 ったアクセス 制 御 コンテナの 権 限 を 修 正 するとすぐに 定 義 した 一 覧 によってコンテナとその 内 容 へのアク セスが 制 御 されます この 場 合 の 唯 一 の 例 外 として ボルトサービスアカウントは 常 にアク セス 権 を 持 ちます たとえば 特 定 の Exchange Server へのアクセス 権 を 持 たないメッセージ 管 理 者 は そ の Exchange Server のメールボックスを 有 効 にできません これは メールボックスの 有 効 化 ウィザードは 管 理 者 がその Exchange Server 上 のメールボックスを 一 覧 表 示 する ことを 許 可 しないためです すべての 管 理 者 がコンテナへのアクセス 権 を 持 つ 状 態 に 戻 す 必 要 がある 場 合 は そのコ ンテナの 管 理 者 権 限 一 覧 にあるすべてのエントリを 削 除 する 必 要 があります コンテナへのアクセス 権 を 付 与 または 拒 否 する 方 法 1 ボルトサービスアカウントを 使 って 管 理 コンソールを 起 動 します 2 管 理 コンソールで 権 限 を 適 用 するファイルサーバー Exchange Server SharePoint 仮 想 サーバー または Enterprise Vault サーバーを 右 クリックし ショー トカットメニューの[プロパティ]をクリックします 3 [ 管 理 者 権 限 ]タブをクリックします 一 覧 に このコンピュータを 管 理 する 権 限 を 付 与 または 拒 否 された 特 定 のユーザーやグループが 表 示 されます 4 一 覧 にエントリを 追 加 する 場 合 は [ 追 加 ]をクリックし 次 のように 操 作 します 最 初 のエントリを 一 覧 に 追 加 する 際 に 一 覧 にエントリを 追 加 するとアクセス 権 を 付 与 されたユーザーへのアクセスが 制 限 されるという 警 告 が 表 示 されます [OK] をクリックします [ユーザーとグループの 追 加 ]ウィンドウで コンテナへのアクセス 権 を 付 与 また は 拒 否 するユーザーやグループを 追 加 します [OK]をクリックします これで[ 管 理 者 権 限 ] 一 覧 に 追 加 したユーザーとグループが 表 示 され それぞれ の 横 に[ 付 与 ]と[ 拒 否 ]オプションが 表 示 されます 5 必 要 に 応 じて 各 ユーザーとグループに 対 して このコンテナに 対 するアクセス 権 を 付 与 する 場 合 は[ 付 与 ]を コンテナに 対 するアクセス 権 を 拒 否 する 場 合 は[ 拒 否 ]を 選 択 します 6 一 覧 からエントリを 削 除 する 場 合 は エントリをクリックして 選 択 し [ 削 除 ]をクリックし ます 7 [OK]をクリックして[ 管 理 者 権 限 ]を 閉 じます 一 覧 からすべてのエントリを 削 除 した 場 合 は このコンテナへのアクセスを 許 可 され た 役 割 のすべての 管 理 者 がアクセスできるようになったことを 示 す 警 告 が 表 示 されま す [OK]をクリックします

31 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 ボルトサービスアカウントの 変 更 31 ボルトサービスアカウントの 変 更 このセクションでは ボルトサービスアカウントを 変 更 する 場 合 の 手 順 について 説 明 しま す アカウントを 変 更 する 前 に 次 のことを 確 認 してください 新 しいボルトサービスアカウントが Enterprise Vault サイトにある 各 Enterprise Vault コンピュータの Administrators グループに 属 し 権 限 がフルコントロール (す べて) です Exchange Server アーカイブが 実 装 されている 場 合 は 新 しいアカウントが Microsoft Exchange Server で 完 全 な 権 限 を 持 っています Microsoft Message Queue のセキュリティ 設 定 で Enterprise Vault キューに 対 す る Administrators グループのアクセス 権 が 付 与 されています 新 しいアカウントが SQL Server でデータベース 作 成 者 としてのアクセス 権 を 持 って います ボルトサービスアカウントの 権 限 を 設 定 する 方 法 については Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 で Enterprise Vault の 前 提 条 件 ソフトウェアと 設 定 に 関 する 説 明 を 参 照 してください メモ: ボルトサービスアカウントに 新 しいパスワードを 指 定 したり ボルトサービスアカウント 自 体 を 変 更 したりするには 常 に 管 理 コンソールを 使 います Windows サービスアプレッ トを 使 って Enterprise Vault サービスのログオンの 詳 細 を 編 集 しないでください ボルトサービスアカウントを 変 更 する 方 法 1 既 存 のボルトサービスアカウントとして 管 理 コンソールを 起 動 します 2 管 理 コンソールで[ディレクトリプロパティ]を 開 き [サービスアカウント]タブをクリッ クします 3 新 しいアカウントを 参 照 するように ボルトサービスアカウントの 詳 細 を 変 更 します 4 Enterprise Vault サイトにあるすべての Enterprise Vault サーバーで すべての Enterprise Vault サービスを 再 起 動 します

32 32 第 2 章 管 理 者 のセキュリティの 管 理 ボルトサービスアカウントの 変 更

33 3 日 常 的 な 管 理 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています システムの 状 態 の 監 視 アプリケーションログの 監 視 MSMQ キューの 監 視 タスクやサービスの 開 始 または 停 止 ログのチェック ジャーナルメールボックスの 監 視 ディスクの 監 視 SQL データベースの 保 守 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 セーフコピーの 管 理 パーティションロールオーバーの 管 理 削 除 済 みアイテムの 回 復 有 効 期 限 と 削 除 新 しい 保 持 カテゴリの 作 成 プロビジョニンググループの 保 守 新 しいメールボックスのアーカイブの 有 効 化 アーカイブ 移 動 アーカイブの 削 除

34 34 第 3 章 日 常 的 な 管 理 システムの 状 態 の 監 視 ボルトストアの 削 除 システムメッセージの 設 定 Welcome メッセージの 編 集 インデックスボリュームについて ディレクトリデータベースの 移 動 ボルトストアデータベースの 移 動 フィンガープリントデータベースの 移 動 監 視 データベースの 移 動 システムの 状 態 の 監 視 Enterprise Vault は 自 動 的 にチェックを 実 行 して Enterprise Vault システムの 健 全 性 を 監 視 します Enterprise Vault はチェックの 結 果 を 管 理 コンソールの[ 状 態 ]セクションに 表 示 します 状 態 の 結 果 を 毎 日 チェックして 表 示 された 問 題 を 修 正 します 環 境 のチェックをカスタマイズするには 次 の 操 作 を 実 行 できます 実 行 するチェックを 選 択 します チェックによってエラーが 報 告 されるレベルを 修 正 します それぞれのチェックをいつ 実 行 するかを 指 定 します p.172 の [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 を 参 照 してください アプリケーションログの 監 視 さまざまな Enterprise Vault のサービスとタスクからのメッセージは それぞれのコン ピュータのイベントログに 記 録 されます これらの 各 ログでエラーメッセージをチェックし 必 要 に 応 じて 適 切 な 操 作 を 行 う 必 要 があります イベントビューアを 使 う 場 合 表 示 メニューのオプションを 使 ってメッセージをフィルタ 処 理 できます すべてのメッセージは [カテゴリ]が[Enterprise Vault]になっています 表 3-1 に Enterprise Vault が 使 うイベントログを 示 します

35 第 3 章 日 常 的 な 管 理 MSMQ キューの 監 視 35 表 3-1 イベントログ アプリケーションログ Enterprise Vault のイベントログ 内 容 重 要 なログエントリ これらは Enterprise Vault コンポーネントが 起 動 または 停 止 したことを 示 すエントリあるいは 訂 正 の 動 作 が 必 要 なエントリ です Symantec Enterprise Vault Enterprise Vault Converters Enterprise Vault Converters で 発 生 したエントリを 除 く Enterprise Vault のすべてのログエントリ アプリケーションログで 表 示 されるエント リもここに 表 示 されます Enterprise Vault Converters で 発 生 したログエントリ MSMQ キューの 監 視 発 生 するおそれのある 問 題 を 迅 速 に 見 つけることができるように MSMQ キューを 監 視 することが 重 要 です キューのパフォーマンスを 監 視 するには Windows のパフォーマンスモニターを 使 えま す Windows パフォーマンスモニターを 継 続 的 に 実 行 して すべてのキューのメッセー ジ 数 を 表 示 させると 便 利 です p.267 の Enterprise Vault のメッセージキューについて を 参 照 してください キューの 正 常 な 動 作 をすぐに 把 握 できるようになるため 過 度 のバックログにも 気 づける ようになります このようなバックログの 原 因 は ただちに 調 査 してください タスクやサービスの 開 始 または 停 止 次 のいずれかの 操 作 を 行 う 場 合 など さまざまな 理 由 から Enterprise Vault のタスクま たはサービスを 停 止 する 必 要 があることがあります タスク ポリシー サービスの 設 定 の 変 更 サービス 設 定 の 多 くでは 新 しい 設 定 を 有 効 にするには 1 つ 以 上 のサービスを 停 止 してから 再 開 する 必 要 があります 設 定 を 有 効 にするために 再 開 の 操 作 が 必 要 かどうかについて 詳 しくは 各 サービスとタスクの プロパティのヘルプを 参 照 してください ハードウェア 設 定 の 変 更 サービスの 再 設 定 トラブルシューティング

36 36 第 3 章 日 常 的 な 管 理 タスクやサービスの 開 始 または 停 止 タスクの 開 始 または 停 止 タスクは 管 理 コンソールから 開 始 し 停 止 できます タスクを 開 始 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[Enterprise Vault サーバー]を 展 開 します 2 開 始 しようとしているタスクを 実 行 するコンピュータの 名 前 を 展 開 します 3 [タスク]をクリックします 右 ペインに そのコンピュータ 上 のタスクが 表 示 されます 4 右 ペインで 開 始 するタスクをクリックします 5 次 のいずれかの 操 作 をします ツールバーの[タスクを 開 始 ]をクリックします タスクの 名 前 を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 開 始 ]をクリックします タスクを 停 止 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[Enterprise Vault サーバー]を 展 開 します 2 停 止 しようとしているタスクを 実 行 しているコンピュータの 名 前 を 展 開 します 3 [タスク]をクリックします 結 果 ペインに そのコンピュータ 上 のタスクが 表 示 されます 4 右 ペインで 停 止 するタスクをクリックします 5 次 のいずれかの 操 作 をします ツールバーの[タスクを 停 止 ]をクリックします タスクの 名 前 を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 停 止 ]をクリックします サービスの 開 始 または 停 止 サービスは 管 理 コンソールと Windows のコントロールパネルのサービスアプレットの 両 方 から 開 始 し 停 止 できます コマンドラインユーティリティの EVService があることに 注 意 してください これにより ロー カルまたはリモートで Windows サービスの 開 始 と 停 止 が 可 能 になります EVService は バックアップ 手 順 の 自 動 化 が 必 要 な 場 合 に 便 利 です このユーティリティは Enterprise Vault プログラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にありま す 使 い 方 のガイドラインについて 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください

37 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ログのチェック 37 サービスを 開 始 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[Enterprise Vault サーバー]を 展 開 します 2 開 始 しようとしているサービスを 実 行 するコンピュータの 名 前 を 展 開 します 3 [サービス]をクリックします 右 ペインに そのコンピュータ 上 のサービスが 表 示 されます 4 右 ペインで 開 始 するサービスをクリックします 5 次 のいずれかの 操 作 をします ツールバーの[サービスを 開 始 ]をクリックします サービスの 名 前 を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 開 始 ]をクリックします サービスを 停 止 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[Enterprise Vault サーバー]を 展 開 します 2 停 止 しようとしているサービスを 実 行 しているコンピュータの 名 前 を 展 開 します 3 [サービス]をクリックします 結 果 ペインに そのコンピュータ 上 のサービスが 表 示 されます 4 右 ペインで 停 止 するサービスをクリックします 5 次 のいずれかの 操 作 をします ツールバーの[サービスを 停 止 ]をクリックします サービスの 名 前 を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 停 止 ]をクリックします ログのチェック Enterprise Vault のすべてのサービスとタスクは 診 断 ログの 情 報 を 標 準 の Enterprise Vault イベントログに 書 き 込 みます このイベントログは 標 準 の Windows イベントビュー アを 使 って 表 示 できます 診 断 ログによる 情 報 出 力 の 量 は そのサービスまたはタスクに 対 して 設 定 した 診 断 ログの レベルによって 異 なります Enterprise Vault は 多 数 のログエントリを 生 成 します ログ ファイルが 大 きくなりすぎないように 処 理 する 必 要 があります Windows イベントビューアには ログファイルを 確 実 に 適 切 なサイズにする 次 の 方 法 が あります イベントビューアでは 新 しいイベントで 古 いイベントを 置 き 換 えることがデフォルト 設 定 です これによって すべてのイベントが 確 実 にログに 記 録 されます すべてのログエントリに 上 書 きできない 保 管 期 間 を 指 定 できます

38 38 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ジャーナルメールボックスの 監 視 ログファイルの 最 大 サイズを 設 定 し ログファイルに 必 要 な 数 の 履 歴 が 含 まれるよう にできます イベントビューアを 使 って すべてのログエントリを 保 管 し ログファイルを 手 動 で 消 去 できます 適 切 なレポートツールをすでに 購 入 している 場 合 は アプリケーションログの 情 報 を 使 っ て 独 自 のカスタムレポートにすることができます ログファイルの 制 御 について 詳 しくはイベントビューアのヘルプを 参 照 してください Windows イベントビューアを 実 行 する 方 法 1 Windows のスタートメニューで [すべてのプログラム] [ 管 理 ツール] [イベント ビューア]の 順 にクリックします 2 イベントビューアの 左 ペインで [アプリケーション]または[Symantec Enterprise Vault] または[Symantec Enterprise Vault Converters]をクリックします 選 択 したログがイベントビューアにロードされます ジャーナルメールボックスの 監 視 メッセージが 1 つ 以 上 の 特 定 の Microsoft Exchange ジャーナルメールボックスに 渡 さ れる 場 合 Microsoft Exchange Server システムによって 送 受 信 されるすべてのメッセー ジをアーカイブするように Enterprise Vault を 設 定 できます Exchange ジャーナルタスクは 継 続 的 に 実 行 され ジャーナルメールボックス 内 のアイテ ムをチェックしたらそれらをすぐにアーカイブします これらのアイテムは アーカイブされ るとメールボックスから 削 除 されます ショートカットは 作 成 されません ジャーナルメールボックスを 監 視 し アイテムが 即 座 にアーカイブされることを 確 認 するこ とが 大 切 です システムの 再 起 動 が 必 要 な 種 類 のシステム 障 害 が 発 生 していた 場 合 こ の 確 認 を 行 うことが 特 に 重 要 です Exchange ジャーナルタスクを 実 行 している 場 合 ジャーナルメールボックス 内 のメッセー ジはメールボックスに 到 着 した 直 後 にアーカイブする 必 要 があります ジャーナルメールボックスをチェックする 方 法 1 Microsoft Exchange クライアントまたは Microsoft Outlook を 実 行 します 2 ジャーナルメールボックスへのアクセス 権 を 持 っているプロファイルにログオンしま す 3 Inbox フォルダに 1 日 以 上 経 過 したメッセージがないことをチェックします 1 日 以 上 経 過 したメッセージがある 場 合 は おそらく 問 題 が 存 在 します 4 次 の[Failed to...]というフォルダを 調 査 します これらのフォルダは [Enterprise Vault Exchange ジャーナルタスク]フォルダの 下 にあります

39 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ジャーナルメールボックスの 監 視 39 Failed to store Failed to copy アーカイブできないメッセージが 含 まれています アーカイブの 失 敗 の 原 因 は ストレージサービスに 問 題 がある 可 能 性 があります これらのアイテムはすべて Inbox フォルダに 戻 すことができるた め Exchange ジャーナルタスクによって それらのアーカイブが 再 試 行 されます 破 損 の 可 能 性 があるメッセージが 含 まれています アイテムをデス クトップにドラッグしてみます 次 に デスクトップ 上 のアイテムをダ ブルクリックします これで メッセージが 破 損 していないことがわかる 場 合 があります メッセージをデスクトップから Inbox フォルダにドラッグした 場 合 Exchange ジャーナルタスクによってそれらのメッセージのアーカ イブが 再 試 行 されます Failed to copy フォルダにある 破 損 した バージョンを 忘 れずに 削 除 します Failed DL Expansion Failed Codepage nnn Enterprise Vault が 配 布 リストを 展 開 できないためにアーカイブ できないアイテムが 含 まれています 問 題 を 修 正 するには 次 のいずれかを 行 います 不 足 しているコードページをインストールします デフォルトの ANSI コードページ (ACP コードページ) を 使 い ます これらのタスクについては 後 で 説 明 します コードページを 正 しく 設 定 したら アーカイブに 失 敗 したメッセー ジを 再 度 処 理 されるようにジャーナルの[ 受 信 トレイ]に 戻 します Failed External Filter カスタムフィルタで 処 理 できないメッセージが 含 まれています Enterprise Vault イベントログを 調 べて 問 題 の 原 因 を 特 定 します ルールセットファイルが 正 しい XML スキーマを 参 照 していることも チェックしてください コードページを 追 加 する 方 法 1 必 要 なコードページを Exchange ジャーナルタスクコンピュータにインストールしま す 2 Exchange メールボックスタスクコンピュータで 類 似 した 問 題 が 発 生 することを 防 ぐに は それぞれの Exchange メールボックスタスクコンピュータにコードページをインス トールします 3 ビルディングブロック 構 成 を 使 っている 場 合 サイト 内 のすべての Enterprise Vault サーバーで 変 更 を 繰 り 返 します

40 40 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ディスクの 監 視 デフォルトの ANSI コードページ (ACP コードページ) の 使 用 ディスクの 監 視 Enterprise Vault では CodePages.txt というファイルにコードページの 一 覧 がありま す このファイルは Enterprise Vault プログラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にインストールされています このファイルから 該 当 するコードページのエントリを 削 除 すると Enterprise Vault で 強 制 的 にデフォルトの ANSI コードページ (ACP コードページ) を 使 うようにできます ACP コードページでは 適 切 な 変 換 結 果 が 得 られないことがわかった 場 合 は Codepages.txt のエントリをもとに 戻 し 不 足 しているコードページをインストールします コードページのエントリを 削 除 する 方 法 1 Exchange ジャーナルタスクコンピュータで CodePages.txt を 編 集 し 問 題 の 原 因 になったコードページのエントリを 削 除 します 2 Exchange メールボックスタスクコンピュータで 類 似 した 問 題 が 発 生 することを 防 ぐに は それぞれの Exchange メールボックスタスクコンピュータで CodePages.txt に 同 じ 変 更 を 加 えます 3 ビルディングブロック 構 成 を 使 っている 場 合 サイト 内 のすべての Enterprise Vault サーバーで 変 更 を 繰 り 返 します ボルトストアとインデックスを 格 納 しているディスクに 十 分 な 空 き 領 域 があることをチェッ クする 必 要 があります どれだけの 領 域 が 必 要 であるかは Enterprise Vault の 使 用 状 況 によって 異 なります ただし 監 視 を 続 けていくと さまざまな Enterprise Vault データ ベースがディスク 領 域 を 消 費 する 速 度 をすぐに 把 握 できるようになります ボルトストアのディスク 領 域 のチェック ボルトストアデータベース 用 の 十 分 なディスク 領 域 があることを 確 認 する 必 要 があります インストールした Enterprise Vault が 通 常 の 実 行 状 態 に 到 達 したら ディスク 領 域 が 消 費 される 速 度 を 推 測 し それに 従 って 計 画 を 立 てることができます ディスク 領 域 が 不 足 している 場 合 は SQL Enterprise Manager を 使 って 別 のディスク に 新 しい SQL デバイスを 作 成 し その 新 しいデバイスまでデータベースを 拡 張 できます 管 理 サービスによるディスク 領 域 の 監 視 管 理 サービスは 他 の Enterprise Vault サービスが 起 動 すると 自 動 的 に 実 行 します 管 理 サービスの 主 なタスクは 次 の 内 容 を 監 視 することです ローカルハードディスク 上 の 空 き 領 域 デフォルトで 管 理 サービスはすべてのローカ ルハードディスクを 監 視 するが 必 要 に 応 じて 特 定 のディスクに 制 限 できます

41 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ディスクの 監 視 41 利 用 可 能 な 仮 想 メモリの 量 管 理 サービスには チェックの 種 類 ごとに 警 告 しきい 値 と 危 険 しきい 値 があります 警 告 しきい 値 に 達 すると 管 理 サービスは Windows アプリケーションログに 警 告 メッセージを 書 き 込 みます 危 険 しきい 値 に 達 すると 管 理 サービスはすべての Enterprise Vault サービスを 停 止 します 問 題 が 発 生 する 前 に Enterprise Vault を 停 止 することで 安 定 性 を 維 持 できます しか し 必 要 に 応 じて 訂 正 の 動 作 を 行 えるように アプリケーションログで Enterprise Vault メッセージを 監 視 することは 重 要 です 表 3-2 に 管 理 サービスで 使 うしきい 値 を 示 します 表 3-2 管 理 サービスのしきい 値 チェック 警 告 しきい 値 危 険 しきい 値 メッセージの 例 ローカルハードディ スク 上 の 空 き 領 域 最 大 の 95% 最 大 の 99% 警 告 メッセージ: The system is running out of disk space on drives C: and D: - delete any unwanted files. Enterprise Vault will be shut down when 99% of the disk space is used. 危 険 メッセージ: Insufficient disk space is available on drive C: for Enterprise Vault to run. Enterprise Vault will now be shut down; to correct this problem, delete any unwanted files and restart Enterprise Vault. 仮 想 メモリ 限 度 の 90% 限 度 の 95% 警 告 メッセージ: The system is running out of Virtual Memory - free memory by closing any unwanted applications. Enterprise Vault will be shut down when 95% of Virtual Memory is used. 管 理 サービスの 修 正 通 常 管 理 サービスを 変 更 する 必 要 はありません しかし 監 視 を 無 効 にしたり 修 正 し たりする 必 要 がある 場 合 もあります たとえば システムにほぼいっぱいになったディスク があるが そのディスクは Enterprise Vault によって 使 われていないとします 管 理 サー ビスはすべてのローカルディスクを 監 視 するため Enterprise Vault には 十 分 な 領 域 が

42 42 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ディスクの 監 視 ある 場 合 でも Enterprise Vault を 停 止 してしまう 可 能 性 があります このような 状 況 で は このディスクの 監 視 を 停 止 した 方 がよいと 考 えられます メモ: 不 必 要 に 管 理 サービスを 停 止 しないでください Enterprise Vault では 常 に 管 理 サービスが 存 在 している 必 要 があります 管 理 サービスを 停 止 する 場 合 は 同 じコンピュー タ 上 の 他 のすべての Enterprise Vault サービスも 停 止 してください また 他 のいずれ かのサービスを 起 動 し 管 理 サービスが 実 行 されていない 場 合 は 管 理 サービスが 自 動 的 に 起 動 されます 管 理 サービスによる 監 視 を 一 時 停 止 する 方 法 1 Windows の[コントロール パネル]で [サービス]をダブルクリックします 2 サービスの 一 覧 で [Enterprise Vault Admin Service]をクリックします 3 [ 処 理 ]メニューで [ 一 時 停 止 ]をクリックします 監 視 を 再 開 するには [ 処 理 ]メニューで [ 再 開 ]をクリックします 管 理 サービスの 今 後 のインスタンスの 動 作 を 修 正 する 方 法 1 Windows の[コントロール パネル]で [サービス]をダブルクリックします 2 サービスの 一 覧 で [Enterprise Vault Admin Service]をダブルクリックします 3 管 理 サービスが 実 行 中 の 場 合 は [ 停 止 ]をクリックし 他 の Enterprise Vault サー ビスの 停 止 を 求 めるメッセージが 表 示 されたら [はい]をクリックします 4 [ 開 始 パラメータ]フィールドに 使 用 するパラメータを 入 力 します

43 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ディスクの 監 視 43 管 理 サービスで 監 視 する 必 要 があるディス クを 指 定 する 場 合 デフォルトでサービス はすべてのローカルハードディスクを 監 視 します 入 力 する 開 始 パラメータ /DISKS[=list] この list には 1 つ 以 上 の 監 視 するディスクを 指 定 します 一 覧 にはスペースやタブを 含 めない でください ディスク 名 のコロン (:) はオプション です たとえば ディスク C E F のみを 監 視 する 場 合 次 のいずれかを 入 力 します /DISKS=C:E:F: /DISKS=CEF これを 管 理 サービスが 起 動 されるたびに 適 用 す るには 次 のように /SAVE パラメータを 追 加 しま す /DISKS=C:E:F: /SAVE /DISKS=CEF /SAVE すべてのディスクを 監 視 するには 次 のように 入 力 します (これによりデフォルトの 動 作 が 復 元 さ れます ) /DISKS [サービス]コントロールパネルの[ 開 始 ]を クリックしたときに 起 動 される 管 理 サービス のインスタンスの 監 視 を 無 効 にする 場 合 管 理 サービスが 起 動 するたびに 監 視 を 無 効 にする 場 合 [サービス]コントロールパネルの[ 開 始 ]を クリックしたときに 起 動 される 管 理 サービス のインスタンスの 監 視 を 有 効 にする 場 合 管 理 サービスが 起 動 するたびに 監 視 を 有 効 にする 場 合 管 理 サービスが 起 動 するたびに 変 更 を 適 用 する 場 合 入 力 する 開 始 パラメータ /NOMONITOR 入 力 する 開 始 パラメータ /NOMONITOR /SAVE 入 力 する 開 始 パラメータ /MONITOR 入 力 する 開 始 パラメータ /MONITOR /SAVE 入 力 する 開 始 パラメータ /SAVE たとえば 管 理 サービスが 起 動 するたびに ディ スク E と F を 監 視 するには 次 のように 入 力 しま す /DISKS=EF /SAVE

44 44 第 3 章 日 常 的 な 管 理 SQL データベースの 保 守 5 管 理 サービスを 起 動 するには [ 開 始 ]をクリックします 6 必 要 に 応 じて 他 の Enterprise Vault サービスを 起 動 します インデックス 用 のディスク 領 域 のチェック インデックス 用 のディスク 領 域 が 不 足 している 場 合 インデックスサービスがインデックス を 格 納 するために 使 う 新 しいインデックスの 場 所 を 作 成 できます 必 要 に 応 じて さらに 場 所 を 追 加 できます 新 しい 場 所 が 追 加 されると インデックスサービスは 新 しいアーカ イブのインデックスを 作 成 するときにその 場 所 を 使 うことを 選 択 することがあります イン デックスサービスが 特 定 の 場 所 を 使 うようにする 場 合 は [ 場 所 をクローズ]を 使 って 他 の すべての 場 所 をクローズして 1 つの 場 所 だけをオープンしたままにします 場 所 をクローズすることにより インデックスサービスはその 場 所 で 新 しいインデックスを 作 成 できなくなります ただし 場 所 をクローズしても インデックスサービスによる 既 存 のイ ンデックスへの 追 加 は 停 止 されないため 領 域 が 不 足 する 前 に 対 処 する 必 要 があります SQL データベースの 保 守 Microsoft SQL Enterprise Manager を 使 うとすべての Enterprise Vault データベー スを 保 守 できますが 他 に 使 いたいツールがある 場 合 は 代 替 となるツールを 使 うことも できます Microsoft SQL Enterprise Manager の 使 い 方 について 詳 しくは Microsoft SQL Server のマニュアルを 参 照 してください 計 画 的 なバックアップ 手 順 の 一 部 として すべてのデータベースをバックアップします 採 用 する 手 順 によっては 各 データベースのバックアップが 終 了 した 後 でトランザクション ログを 切 り 捨 てることも 可 能 です p.311 の Enterprise Vault バックアップについて を 参 照 してください トランザクションログによっては 割 り 当 てられているディスク 領 域 のすべてが 必 要 ではな い 場 合 もあります この 場 合 割 り 当 てられている 領 域 を 適 切 なサイズに 縮 小 できます ト ランザクションログで 必 要 とする 領 域 が 正 確 に 把 握 できるようになるまで この 操 作 は 実 行 しないでください ボルトストアデータベースの 保 守 割 り 当 てられている 領 域 についてボルトストアデータベースとトランザクションログによって 使 われたサイズを 監 視 し 必 要 に 応 じて 適 切 な 操 作 を 行 います 各 ボルトストアデータベースの 初 期 サイズは 次 のとおりです データデバイス トランザクションログ 100 MB 80 MB

45 第 3 章 日 常 的 な 管 理 SQL データベースの 保 守 45 合 計 180 MB ボルトストアデータベースのコンポーネントの 名 前 は 次 のとおりです データベース 名 データデバイス 名 ログデバイス 名 EVVSvaultstore_n EVVSvaultstore_n EVVSvaultstore_nLOG 名 前 で 使 われている 変 数 は 次 のとおりです vaultstore は スペースを 削 除 したボルトストアの 名 前 です n は 内 部 で 生 成 される 整 数 です この 値 によって データベース 名 は Enterprise Vault サイト 全 体 で 一 意 になることが 保 証 されます ディレクトリデータベースの 保 守 ディレクトリデータベースは Enterprise Vault の 設 定 情 報 を 格 納 します 10 MB という データデバイスの 初 期 サイズは 10,000 のアーカイブをサポートするために 選 択 されま した このデータベースのサイズは 多 くの 場 合 それほど 増 加 しません ディレクトリデータベースの 初 期 サイズは 次 のとおりです データデバイス トランザクションログ 合 計 10 MB 25 MB 35 MB ディレクトリデータベースのコンポーネントの 名 前 は 次 のとおりです データベース 名 データデバイス 名 ログデバイス 名 EnterpriseVaultDirectory VaultDev VaultLog フィンガープリントデータベースの 保 守 各 ボルトストアグループにはフィンガープリントデータベースがあります 唯 一 の 例 外 とし て Enterprise Vault 8.0 へアップグレードした 場 合 に Enterprise Vault で 作 成 される デフォルトのアップグレードグループがあります デフォルトのアップグレードグループに は このグループの 共 有 を 設 定 するまでフィンガープリントデータベースはありません 初 期 ディスク 領 域 には 合 計 244 MB が 必 要 です

46 46 第 3 章 日 常 的 な 管 理 SQL データベースの 保 守 フィンガープリントデータベースには グループのボルトストアに 格 納 されている 各 Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージパーツ (SIS パーツ) に 関 する 情 報 が 保 持 されています フィンガープリントデータベースには プライマリファイルグループのほか に 32 の 非 プライマリファイルグループがあり これらのグループには SIS パーツに 関 す る 情 報 が 保 持 されています Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージを 使 ってアイテムを 共 有 する 場 合 Enterprise Vault は 大 量 の SIS パーツデータを 生 成 します そのため 非 プライマリファ イルグループのサイズは 急 速 に 増 大 する 場 合 があります 有 効 なアーカイブと 取 り 込 み のパフォーマンスを 確 保 するには 非 プライマリファイルグループをボルトストアグループ の 共 有 の 量 に 対 して 適 切 に 配 置 する 必 要 があります ボルトストアグループの 作 成 時 ま たはデフォルトのアップグレードグループの 共 有 の 設 定 時 にファイルグループの 場 所 を 設 定 できます Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 のボルトストアグループの 作 成 とボル トストアグループの 共 有 の 設 定 に 関 する 説 明 を 参 照 してください フィンガープリントデータベースの 設 定 後 にファイルグループの 場 所 を 追 加 または 変 更 す るのは SQL Server 管 理 タスクです 詳 しくは Microsoft SQL Server のマニュアルを 参 照 してください フィンガープリントデータベースの 初 期 サイズは 次 のとおりです プライマリファイルグルー プ 非 プライマリファイルグ ループ トランザクションログ 合 計 132 MB 32 MB (32 の 非 プライマリファイルグル プごとに 1 MB) 80 MB 244 MB フィンガープリントデータベースのコンポーネントの 名 前 は 次 のとおりです データベース 名 データデバイス 名 ログデバイス 名 EVVSGvaultstoregroup_n_m EVVSGvaultstoregroup_n_m EVVSGvaultstoregroup_n_mLOG 名 前 で 使 われている 変 数 は 次 のとおりです vaultstoregroup は 空 白 を 削 除 したボルトストアグループの 名 前 です n と m は 内 部 で 生 成 される 整 数 です

47 第 3 章 日 常 的 な 管 理 SQL データベースの 保 守 47 監 視 データべースの 保 守 監 視 データベースは Enterprise Vault 監 視 エージェントによって 収 集 されたデータを 格 納 します データは Enterprise Vault Operations Manager と Enterprise Vault Reporting で 生 成 される 一 部 のレポートで 使 われます データが 追 加 されて 大 きくなるため データベース 用 に 十 分 な 空 き 領 域 があることを 確 認 してください 監 視 データベースの 初 期 サイズは 次 のとおりです データデバイス トランザクションログ 合 計 100 MB 80 MB 180 MB 監 視 データベースのコンポーネントの 名 前 は 次 のとおりです データベース 名 データデバイス 名 ログデバイス 名 EnterpriseVaultMonitoring EnterpriseVaultMonitoring_Data EnterpriseVaultMonitoring_Log FSA レポート 用 データベースの 保 守 FSA レポートが 設 定 されている 場 合 Enterprise Vault は FSA レポート 用 データベース を 作 成 します データベースは Enterprise Vault ファイルコレクションサービスエージェ ントによって 収 集 されたデータを 格 納 します データは Enterprise Vault Reporting に よって 生 成 されるデータ 分 析 レポートに 使 われます 最 新 情 報 や 傾 向 に 関 連 する 情 報 を 保 持 しながら FSA レポート 用 データベースを 適 度 な サイズに 維 持 するには このデータベースを 定 期 的 に 調 整 する 必 要 があります データ ベースを 調 整 するためのバッチファイルが 用 意 されています 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レポート の FSA レポートの 管 理 に 関 する 説 明 を 参 照 してください FSA レポート 用 データベースの 初 期 サイズは 次 のとおりです データデバイス トランザクションログ 合 計 100 MB 80 MB 180 MB FSA レポート 用 データベースは 次 のコンポーネント 名 を 使 って 設 定 されます

48 48 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 データベース 名 データデバイス 名 ログデバイス 名 EnterpriseVaultFSAReporting EnterpriseVaultFSAReporting_Data EnterpriseVaultFSAReporting_Log ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 このセクションでは 次 の 操 作 の 実 行 方 法 について 説 明 します ボルトストアグループのボルトストアの 状 態 を 表 示 します ボルトストアの 共 有 レベルを 変 更 します ボルトストアを 別 のボルトストアグループに 移 動 します ボルトストアグループを 削 除 します フィンガープリントデータベースを 監 視 します 単 一 インスタンスストレージによるアーカイブ 領 域 の 削 減 を 監 視 します 各 ボルトストアグループのフィンガープリントデータベースをバックアップ 設 定 の 一 部 とし てバックアップする 必 要 があります p.311 の Enterprise Vault バックアップについて を 参 照 してください メモ: ボルトストアグループとボルトストアを 作 成 する 方 法 と 組 織 に 適 した 共 有 設 定 を 設 定 する 方 法 については Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 のストレージの 設 定 に 関 する 説 明 を 参 照 してください ボルトストアグループのボルトストアの 状 態 の 表 示 管 理 コンソールには ボルトストアグループの 各 ボルトストアの 状 態 の 概 略 が 表 示 されま す ボルトストアグループのボルトストアの 状 態 の 概 略 を 表 示 する 方 法 1 管 理 コンソールで サイトを 展 開 し [ボルトストアグループ]を 展 開 します 2 左 ペインで 詳 細 を 表 示 するボルトストアグループをクリックします 管 理 コンソールの 右 ペインに グループの 各 ボルトストアの 詳 細 が 一 覧 表 示 されま す F5 キーをクリックすると いつでもこの 表 示 を 更 新 できます Enterprise Vault には グループの 各 ボルトストアについて 次 の 情 報 が 表 示 されま す 名 前 : ボルトストアの 名 前

49 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 49 状 態 : ボルトストアの 状 態 状 態 は [ 利 用 可 能 ]または[ 削 除 対 象 マーク 付 き]の いずれかです バックアップモード: ボルトストアがバックアップモードの 場 合 この 列 に[はい]が 表 示 されます ボルトストアのバックアップモードを 設 定 またはバックアップモー ドをクリアするには ボルトストアを 右 クリックし [バックアップモードの 設 定 ]また は[バックアップモードのクリア]を 選 択 します 共 有 の 種 類 : ボルトストアの 共 有 レベルを 示 します ボルトストアの 共 有 レベルは その 親 ボルトストアグループのプロパティの[ 共 有 ]タブで 変 更 できます p.49 の ボルトストアの 共 有 レベルの 変 更 を 参 照 してください コンピュータ: ボルトストアで 使 う Enterprise Vault ストレージサービスがあるコン ピュータ 削 除 状 態 : セーフコピーを 削 除 するように 設 定 されています この 設 定 によって Enterprise Vault がアーカイブ 処 理 の 一 部 として 作 成 するセーフコピーを 削 除 するタイミングが 決 まります セーフコピーの 設 定 は ボルトストアのプロパティの [ 全 般 ]タブで 変 更 できます 特 定 のボルトストアの 詳 細 を 表 示 するには ボルトストアを 右 クリックし [プロパティ] を 選 択 します ボルトストアの 共 有 レベルの 変 更 ボルトストアグループ 内 のどのボルトストアの 共 有 レベルも 変 更 できます グループに 今 後 追 加 する 新 しいボルトストアを 含 む すべてのボルトストアで 特 定 の 共 有 レベルを 使 う ように 設 定 することもできます ボルトストアの 共 有 レベルは 次 のいずれかである 必 要 があります [ 共 有 しない] ボルトストアは Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージに 参 加 し ません [ボルトストア 内 で 共 有 する] ボルトストアは そのボルトストア 内 でのみ SIS パーツを 共 有 します [グループ 内 で 共 有 する] ボルトストアは [グループ 内 で 共 有 する] 共 有 レベルを 持 つグループの 他 のボルトストア 内 でも SIS パーツを 共 有 します 共 有 レベルを 変 更 するには そのボルトストアグループで 共 有 を 設 定 ウィザードを 実 行 す る 必 要 があります ボルトストアグループには 少 なくとも 1 つのボルトストアが 含 まれてい る 必 要 があります メモ: 共 有 を 設 定 ウィザードはいつでも 再 実 行 できますが ボルトストアの 共 有 レベルに 対 する 変 更 は 遡 及 的 には 処 理 されません

50 50 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 ボルトストアグループの 共 有 を 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [ボルトストアグループ]が 表 示 されるまで Enterprise Vault サイトの 階 層 を 展 開 します 2 [ボルトストアグループ]コンテナを 展 開 し 既 存 のボルトストアグループを 表 示 しま す 3 共 有 を 設 定 するボルトストアグループを 右 クリックし ショートカットメニューの[プロパ ティ]をクリックします 4 [ 共 有 ]タブをクリックします [ 共 有 ]タブには ボルトストアグループのボルトストアとその 現 在 の 共 有 レベルが 一 覧 表 示 されます 5 [ 共 有 を 設 定 ]をクリックします 共 有 を 設 定 ウィザードが 起 動 します 6 特 殊 な 場 合 として デフォルトのアップグレードグループがまだ 存 在 していない 場 合 Enterprise Vault はグループのフィンガープリントデータベースを 設 定 するのに 役 立 ちます 7 共 有 を 設 定 ウィザードを 使 うと 手 順 を 追 って ボルトストアグループのボルトストアの 共 有 レベルを 設 定 できます ボルトストアの 共 有 レベルを 個 別 に 設 定 したり 共 有 レ ベルを 現 在 のすべてのボルトストアに 適 用 したりできます 1 つ 以 上 のボルトストアの 共 有 レベルを[ボルトストア 内 で 共 有 する]または[グルー プ 内 で 共 有 する]に 変 更 した 場 合 ウィザードでは 変 更 を 行 う 前 に 接 続 性 テストを 実 行 するように 求 めるメッセージが 表 示 されます 接 続 性 テストは 選 択 した 共 有 設 定 をサポートするのにネットワーク 接 続 が 十 分 であるかどうかを 判 断 するのに 役 立 ち ます ウィザードでは 最 後 のページの[ 完 了 ]をクリックするまで 変 更 は 行 われません 接 続 性 テストの 結 果 が 良 好 ではなかった 場 合 次 のいずれかを 実 行 できます [ 戻 る]をクリックし ボルトストアの 共 有 レベルを 修 正 し 接 続 性 テストを 再 実 行 し ます [キャンセル]をクリックして 変 更 を 破 棄 します 接 続 性 テストについて 詳 しくは 管 理 コンソールのヘルプの 共 有 を 設 定 ウィザード に 関 する 説 明 を 参 照 してください ボルトストアの 別 のボルトストアグループへの 移 動 ボルトストアは 次 のすべての 条 件 が 該 当 する 場 合 にのみ 別 のボルトストアグループに 移 動 できます Enterprise Vault 8.0 にアップグレードしました

51 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 51 Enterprise Vault でアップグレードされたボルトストアか またはデフォルトのアップ グレードグループ 内 で 作 成 したボルトストアです ボルトストアの 共 有 レベルは[ 共 有 しない]で 変 更 したことがありません ボルトストアの 移 動 時 には 共 有 レベル[ 共 有 しない]が 保 持 されることに 注 意 してください ボルトストアを 別 のボルトストアグループに 移 動 する 方 法 1 ボルトストアを 右 クリックし ショートカットメニューの[ボルトストアグループの 変 更 ]を 選 択 します ボルトストアグループの 変 更 ウィザードが 起 動 します 2 ボルトストアグループの 変 更 ウィザードに 従 って 操 作 します 詳 しくはウィザードに 付 属 のヘルプを 参 照 してください ボルトストアグループの 削 除 ボルトストアグループは そのボルトストアとそれらに 関 連 付 けされたアーカイブを 今 後 使 わない 場 合 削 除 できます 削 除 を 行 うと ボルトストアに 含 まれるすべてのパーティショ ンとアーカイブのほか これらのパーティションとアーカイブに 格 納 されているすべてのア イテムが 完 全 に 削 除 されます ボルトストアグループは 次 のすべての 条 件 がグループの 各 ボルトストアに 該 当 する 場 合 にのみ 削 除 できます 自 動 的 に 有 効 化 されたアーカイブ 用 のデフォルトのボルトストアではありません アーカイブ 対 象 に 関 連 付 けされたアーカイブが 含 まれていません 状 態 が[ 利 用 可 能 ]です バックアップモードではありません ボルトストアグループを 削 除 すると 各 ボルトストアの 状 態 が[ 削 除 対 象 マーク 付 き]に 変 わります ボルトストアのアーカイブ 内 のアイテムへのショートカットは 動 作 しなくなります Enterprise Vault による 削 除 操 作 の 完 了 には 時 間 がかかることがあります ボルトスト アに 法 的 保 存 の 状 態 であるアイテムまたは 他 のボルトストアから 参 照 されている SIS パー ツが 含 まれている 場 合 Enterprise Vault はそのボルトストアに 削 除 対 象 マークを 付 け ますが そのボルトストアまたはグループは 上 記 の 条 件 が 該 当 しなくなるまで 削 除 されま せん メモ: ボルトストアグループを 削 除 すると 処 理 を 停 止 したり 取 り 消 したりすることはできま せん この 操 作 は 法 的 保 存 以 外 のアイテムまたは 保 持 カテゴリに 適 用 されている すべ ての 形 式 の 削 除 保 護 を 上 書 きします

52 52 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ボルトストアグループの 管 理 と 共 有 ボルトストアグループを 削 除 する 方 法 1 管 理 コンソールで 削 除 するボルトストアグループを 選 択 します 2 管 理 コンソールの 右 ペインに グループのボルトストアの 状 態 が 表 示 されます F5 キーをクリックして 表 示 を 更 新 します 右 ペインには 各 ボルトストアの 現 在 の 状 態 が 表 示 され バックアップモードが 設 定 されているかどうかが 示 されます 状 態 が[ 利 用 可 能 ]で バックアップモードが 設 定 されていない 場 合 にのみ ボルトストアを 削 除 で きます 3 ボルトストアグループを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 削 除 ]を 選 択 します 4 警 告 ダイアログボックスで [ 削 除 ]をクリックします グループの 各 ボルトストアの 状 態 が[ 削 除 対 象 マーク 付 き]に 変 わります ボルトスト アグループのアイコンも 削 除 対 象 としてマーク 付 けされていることを 示 す 表 示 に 変 わります Enterprise Vault で 最 終 的 に 削 除 が 完 了 すると 管 理 コンソールからボルトストアと ボルトストアグループが 削 除 されます フィンガープリントデータベースの 監 視 [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブで 監 視 機 能 を 有 効 にすると ボルトストアグループのフィ ンガープリントデータベースに 関 する 複 数 のアラートが 利 用 可 能 になります 利 用 可 能 な アラートは 次 のとおりです [ボルトストアのフィンガープリントデータベースバックアップ] バックアップされていな いフィンガープリントデータベースに 関 する 警 告 を Enterprise Vault が 発 行 するまで の 日 数 デフォルト 値 は 3 です [ボルトストアのフィンガープリントデータベースログのバックアップ] バックアップされ ていないフィンガープリントデータベースのトランザクションログに 関 する 警 告 を Enterprise Vault が 発 行 するまでの 日 数 デフォルト 値 は 1 です [ボルトストアのフィンガープリントデータベースログのサイズ] フィンガープリントデー タベースのトランザクションログに 使 える 利 用 可 能 な 領 域 の 割 合 です この 割 合 を 超 えると Enterprise Vault が 領 域 の 使 用 状 況 に 関 する 警 告 を 発 行 します デフォルト 値 は 85% です p.172 の [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 を 参 照 してください フィンガープリントデータベースのバックアップは バックアップ 設 定 の 一 部 として 行 う 必 要 があります p.311 の Enterprise Vault バックアップについて を 参 照 してください

53 第 3 章 日 常 的 な 管 理 セーフコピーの 管 理 53 単 一 インスタンスストレージによって 発 生 するアーカイブ 領 域 の 削 減 の 監 視 セーフコピーの 管 理 Enterprise Vault Reporting がインストールされて 設 定 されている 場 合 Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージによるアーカイブストレージの 節 減 に 関 する 情 報 を 示 す レポートにアクセスできます 単 一 インスタンスストレージに 関 連 するレポートを 次 に 示 します [ 単 一 インスタンスストレージ 削 減 の 概 略 ] このレポートには Enterprise Vault サイ トの 各 ボルトストアグループについて Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージ によって 発 生 したストレージ 削 減 が 表 示 されます [ボルトストアグループごとの 単 一 インスタンスストレージ 削 減 ] このレポートには ボ ルトストアグループの 各 ボルトストアについて Enterprise Vault 単 一 インスタンスス トレージによって 発 生 したストレージ 削 減 が 表 示 されます [ファイルの 種 類 ごとの 単 一 インスタンスストレージ 削 減 ] このレポートには ボルトス トアグループに 含 まれるファイルの 各 種 類 について Enterprise Vault 単 一 インスタ ンスストレージによって 発 生 したストレージ 削 減 が 表 示 されます 単 一 インスタンスストレージのレポートには Microsoft SQL Server Reporting Services のレポートマネージャ Web アプリケーションから または 管 理 コンソールからアクセスでき ます 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レポート を 参 照 してください アーカイブ 済 みアイテムが アーカイブ 先 のボルトストアパーティションがバックアップされ るまで 保 持 されるように Enterprise Vault を 設 定 することができます アーカイブから 削 除 までの 期 間 元 のアイテムは Enterprise Vault によってセーフコピーとして 扱 われま す ボルトストアパーティションがバックアップされたら Enterprise Vault はセーフコピー を 削 除 できます また ショートカットとプレースホルダを 作 成 するように 設 定 されている 場 合 は この 時 点 で Enterprise Vault によって 作 成 されます メモ: Enterprise Vault によるセーフコピーの 削 除 は ストレージサービスが 起 動 された とき またはボルトストアのバックアップモードがクリアされたときに 実 行 されます セーフコピーの 設 定 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 の Enterprise Vault のセーフコピーに 関 する 説 明 を 参 照 してください Enterprise Vault のセーフコピーの 削 除 の 設 定 各 ボルトストアの 作 成 時 に 次 の 設 定 から 選 択 して Enterprise Vault がセーフコピーを 管 理 する 方 法 を 制 御 します

54 54 第 3 章 日 常 的 な 管 理 セーフコピーの 管 理 [ 削 除 しない] セーフコピーがバックアップされても Enterprise Vault はセーフコ ピーを 削 除 しません [バックアップ 後 ] アーカイブ 済 みアイテムが 格 納 されているパーティションがバック アップされるまで Enterprise Vault はセーフコピーを 削 除 しません [バックアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )] このオプションは ジャーナルアイテムがアー カイブ 後 すぐに 削 除 される 点 を 除 いて [バックアップ 後 ]と 同 じオプションです [アーカイブ 後 すぐ] すべての 元 のアイテムは アーカイブ 後 すぐに 削 除 されます 後 から 管 理 コンソールで この 設 定 を 変 更 できます 既 存 のボルトストアのセーフコピーの 削 除 を 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[ボルトストアグループ]コンテナを 展 開 し ボルトストア を 検 索 します 2 ボルトストアを 右 クリックして [プロパティ]をクリックします 3 [ボルトストアプロパティ]ページの[ 全 般 ]タブで [セーフコピーを 削 除 ] 一 覧 からオ プションを 選 択 します 4 [OK]をクリックします パーティションがバックアップされていることのチェック [バックアップ 後 ]オプションまたは[バックアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )]オプションを 選 択 した 場 合 Enterprise Vault はセーフコピーの 削 除 前 にパーティションがバックアップ されていることをチェックする 必 要 があります 各 ボルトストアの 作 成 時 に 次 のオプションから 選 択 します [アーカイブ 属 性 を 使 用 ] アーカイブ 属 性 がクリアされたパーティションのファイルは バックアップされたと 見 なされ Enterprise Vault によって 対 応 するセーフコピーが 削 除 されます このオプションは バックアップソフトウェアによってバックアップ 後 に アーカイブ 属 性 がクリアされる 場 合 にのみ 該 当 します [トリガファイルを 確 認 ] Enterprise Vault がトリガファイルをパーティションで 検 出 す ると そのパーティションはバックアップされたとみなされます 通 常 このトリガファイ ルは バックアップソフトウェアによってパーティションに 配 置 されます このオプション を 選 択 すると パーティションでトリガファイルの 存 在 を 確 認 する 頻 度 を 設 定 することも できます 後 から 管 理 コンソールで この 設 定 を 変 更 できます

55 第 3 章 日 常 的 な 管 理 パーティションロールオーバーの 管 理 55 パーティションのデータがバックアップされたことを 確 認 するために Enterprise Vault が 使 う 方 法 を 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[ボルトストアグループ]コンテナを 展 開 し パーティショ ンを 含 むボルトストアを 選 択 します 2 右 ペインでパーティションを 右 クリックし [プロパティ]をクリックします 3 [バックアップ]タブをクリックします 4 次 のオプションのいずれかを 選 択 します アーカイブ 属 性 を 使 用 トリガファイルを 確 認 5 [トリガファイルを 確 認 ]オプションを 選 択 した 場 合 パーティションスキャン 間 隔 を 設 定 して Enterprise Vault がパーティションでトリガファイルを 確 認 する 頻 度 を 決 め ることもできます [パーティションスキャン 間 隔 ]オプションを 選 択 し スキャン 間 隔 を 分 単 位 で 設 定 します 6 [OK]をクリックします パーティションロールオーバーの 管 理 各 ボルトストアには Enterprise Vault によってアーカイブ 済 みデータが 格 納 される 物 理 的 場 所 である 少 なくとも 1 つのパーティションが 含 まれる 必 要 があります ボルトストアの データが 大 きくなった 場 合 さらにパーティションを 作 成 して 容 量 を 追 加 できます ボルトストアのオープンパーティションは 手 動 で 変 更 できます たとえば オープンパー ティションをホストするディスクが 容 量 に 達 したら そのパーティションをクローズし 別 の ディスクのパーティションをオープンします また Enterprise Vault は 自 動 パーティションロールオーバー 機 能 を 提 供 します この 機 能 を 使 うと 特 定 の 基 準 が 満 たされたときに アーカイブによって 1 つのパーティションか ら 別 のパーティションにロールオーバーされるようにパーティションを 設 定 できます たと えば ホストディスクの 空 き 容 量 が 5% のみになったときに 次 に 利 用 可 能 なパーティショ ンにロールオーバーするようにパーティションを 設 定 できます 特 定 の 日 付 にロールオー バーするようにパーティションを 設 定 することもできます これら 両 方 の 機 能 のために 各 パーティションは 次 の 3 つのいずれかの 状 態 で 存 在 しま す [クローズ] クローズしているパーティションは 手 動 でオープンしたり パーティショ ンロールオーバーの 準 備 が 完 了 したりするまで アーカイブに 利 用 できません [オープン] 各 ボルトストアは 1 つのオープンパーティションのみを 持 つことができ ます Enterprise Vault は オープンパーティションにデータをアーカイブします パーティションロールオーバーを 設 定 していない 場 合 Enterprise Vault は パー

56 56 第 3 章 日 常 的 な 管 理 パーティションロールオーバーの 管 理 ティションをホストしているディスクがいっぱいになったときにそのパーティションを 自 動 的 にクローズしますが 別 のパーティションをオープンしません ただし オープンパーティションのロールオーバーが 有 効 になっており 準 備 完 了 パー ティションが 存 在 している 場 合 Enterprise Vault は オープンパーティションがロー ルオーバー 基 準 を 満 たしたときに 準 備 完 了 パーティションを 自 動 的 にオープンしま す [ 準 備 完 了 ] 各 ボルトストアは パーティションロールオーバーが 発 生 したときに Enterprise Vault で 利 用 可 能 な 任 意 の 数 の 準 備 完 了 パーティションを 持 つことがで きます パーティションロールオーバーの 設 定 パーティションロールオーバーを 使 う 各 ボルトストアでは オープンパーティションのロー ルオーバーを 有 効 にする 必 要 があり さらに 少 なくとも 1 つの 準 備 完 了 パーティション が 存 在 している 必 要 があります パーティションロールオーバーが 介 入 なく 期 間 を 延 長 し て 動 作 するようにするには ボルトストアの 各 準 備 完 了 パーティションのロールオーバー も 有 効 になっている 必 要 があります そうでない 場 合 ロールオーバーが 有 効 になってい ない 最 初 のパーティションでパーティションロールオーバーが 停 止 します Enterprise Vault で 一 連 のパーティションを 通 してロールオーバーを 行 うには 各 パーティションが パーティションロールオーバー 用 に 準 備 されており さらにパーティションロールオーバー が 有 効 になっている 必 要 があります メモ: Centera パーティションではロールオーバーを 有 効 にできないため Enterprise Vault で Centera パーティションからロールオーバーを 行 うことはできません ただし Centera パーティションをロールオーバー 準 備 完 了 にすることができます 新 規 パーティションウィザードを 使 ってパーティションを 作 成 するときに 各 パーティション のパーティションロールオーバーを 有 効 にし 設 定 することができます 新 しいボルトスト アパーティションの 作 成 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 のストレージの 設 定 に 関 する 章 を 参 照 してください [ボルトストアパーティションプ ロパティ]を 使 って 既 存 のボルトストアパーティションのパーティションロールオーバーを 設 定 することもできます 各 パーティションは 次 のオプションのいずれかを 使 ってロールオーバーするように 設 定 できます [ボリュームに 基 づいて 有 効 化 ] パーティションロールオーバーは このパーティショ ンに 対 して 有 効 にされ パーティションをホストするボリュームの 空 き 容 量 に 従 って 発 生 します [ 時 間 に 基 づいて 有 効 化 ] パーティションロールオーバーは このパーティションに 対 して 有 効 にされ 指 定 した 時 間 基 準 に 従 って 発 生 します

57 第 3 章 日 常 的 な 管 理 パーティションロールオーバーの 管 理 57 [ 時 間 またはボリュームに 基 づいて 有 効 化 ] パーティションロールオーバーは 有 効 に なり ボリューム 基 準 または 時 間 基 準 のいずれか 最 初 に 満 たされた 基 準 に 従 って 発 生 します たとえば ホストボリュームの 空 き 容 量 が 5% 未 満 になるか または 特 定 の 日 時 になるか どちらが 最 初 に 満 たされてもパーティションをロールオーバーするよう に 設 定 できます 選 択 内 容 に 応 じて 適 切 なロールオーバー 基 準 を 設 定 できます [ボリュームに 基 づいて 有 効 化 ]または[ 時 間 またはボリュームに 基 づいて 有 効 化 ]を 選 択 した 場 合 パーティショ ンのホストボリューム 上 の 残 りの 空 き 容 量 に 従 ってパーティションロールオーバーがトリガ されるように 適 切 に 設 定 することができます 次 のいずれかの 基 準 を 設 定 して ロールオー バーをトリガします 空 き 容 量 の 割 合 MB GB TB 単 位 での 特 定 の 空 き 容 量 [ 時 間 に 基 づいて 有 効 化 ]または[ 時 間 またはボリュームに 基 づいて 有 効 化 ]を 選 択 した 場 合 パーティションロールオーバーがトリガされるように 適 切 に 設 定 することができます 次 のいずれかの 基 準 を 設 定 して ロールオーバーをトリガします 日 週 月 年 単 位 での 経 過 期 間 ロールオーバーが 発 生 する 特 定 の 日 時 この 柔 軟 性 によって 多 くの 方 法 でパーティションロールオーバーを 管 理 できます 純 粋 にボリュームベースの 方 法 を 採 用 して ホストディスクが 容 量 に 近 づいたときにロールオー バーする 一 連 のパーティションを 設 定 できます 通 常 この 方 法 を 行 うには 個 別 の 物 理 ディスクでパーティションを 作 成 する 必 要 があります ただし 1 つのファイルシステムに 複 数 の 物 理 ボリュームをマウントするときに 単 一 のディスク 上 にパーティションをホストす ることもできます この 場 合 Enterprise Vault はホストファイルシステム 上 ではなく 物 理 ボリューム 上 の 空 き 容 量 に 基 づいてロールオーバーを 行 います 時 間 ベースの 方 法 によるパーティションロールオーバーでは 環 境 に 合 った 任 意 の 時 間 基 準 に 従 ってロールオーバーを 行 うことができます たとえば 各 週 末 または 各 月 の 特 定 の 日 付 にロールオーバーするようにパーティションを 設 定 できます メモ: 日 付 ベースのパーティションロールオーバーを 使 うときは パーティションがオープ ンしている 期 間 各 パーティションに 十 分 なストレージ 容 量 があることを 確 認 する 必 要 があ ります Enterprise Vault では ボリューム 基 準 と 時 間 基 準 の 組 み 合 わせを 使 うこともできます 既 存 のパーティションでパーティションロールオーバーを 有 効 にして 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[ボルトストアグループ]コンテナを 展 開 し パーティショ ンロールオーバーを 設 定 するボルトストアを 選 択 します 2 右 ペインでパーティションを 右 クリックし [プロパティ]をクリックします

58 58 第 3 章 日 常 的 な 管 理 パーティションロールオーバーの 管 理 3 [ロールオーバー]タブをクリックします 4 [パーティションロールオーバー] 一 覧 から 次 のいずれかのオプションを 選 択 しま す ボリュームに 基 づいて 有 効 化 時 間 に 基 づいて 有 効 化 時 間 またはボリュームに 基 づいて 有 効 化 ロールオーバー 順 序 の 変 更 5 利 用 可 能 なオプションを 使 って このパーティションに 適 切 なロールオーバー 基 準 を 設 定 します ロールオーバー 準 備 完 了 パーティションを 作 成 し 設 定 するとき パーティションが 使 用 される 順 序 は 設 定 しているロールオーバー 基 準 によって 異 なります デフォルトでは ボ リュームベースの 基 準 で 設 定 されているバーティションは ロールオーバーの 準 備 が 完 了 した 順 序 と 同 じ 順 序 で 使 われます 時 間 ベースの 基 準 で 設 定 されているパーティション は ロールオーバーの 日 付 で 決 まる 順 序 で 使 われます [ボルトストアプロパティ]の[パーティションロールオーバー]タブを 使 ってパーティション ロールオーバー 順 序 を 変 更 できます メモ: ボリュームベースのロールオーバー 用 に 設 定 されているパーティションは 任 意 の 順 序 で 配 置 できます ただし 時 間 ベースのロールオーバー 用 に 設 定 されているパー ティションのロールオーバー 順 序 には 従 う 必 要 があります たとえば 10 月 3 日 にロール オーバーするように 設 定 しているパーティションより 前 に 10 月 10 日 にロールオーバー するように 設 定 しているパーティションを 移 動 することはできません ロールオーバー 順 序 を 変 更 する 方 法 1 管 理 コンソールで ボルトストアを 右 クリックして [プロパティ]をクリックします 2 [パーティションロールオーバー]タブをクリックします 3 準 備 完 了 パーティションの 一 覧 から 変 更 する 位 置 にあるパーティションを 選 択 しま す 4 パーティションが 正 しい 位 置 になるまで [ 上 に 移 動 ]または[ 下 に 移 動 ]をクリックし ます 5 準 備 完 了 パーティションが 正 しい 順 序 になるまで 前 の 2 つの 手 順 を 繰 り 返 します

59 第 3 章 日 常 的 な 管 理 削 除 済 みアイテムの 回 復 59 パーティションロールオーバーの 強 制 PowerShell cmdlet の Start-PartitionRollover を 使 ってパーティションロールオー バーを 強 制 的 に 行 うことができます この cmdlet を 実 行 すると 指 定 したボルトストアの オープンパーティションが 強 制 的 にクローズされ 利 用 可 能 な 場 合 最 初 の 準 備 完 了 パー ティションがオープンされます メモ: Start-PartitionRollover は 現 在 のオープンパーティションのロールオーバー 基 準 に 関 係 なく 強 制 的 にパーティションロールオーバーを 行 います パーティションロールオーバーを 強 制 的 に 行 う 方 法 1 Enterprise Vault 管 理 シェルを 開 きます 2 Start-PartitionRollover を 実 行 します この cmdlet の 構 文 は 次 のとおりです Start-PartitionRollover -EVServerName server -VaultStore vault_store ここでは 次 のとおりです server は 強 制 的 にパーティションロールオーバーを 行 うボルトストアのストレージ サービスを 実 行 する Enterprise Vault サーバーです vault_store は 強 制 的 にパーティションロールオーバーを 行 うボルトストアの 名 前 または ID です 次 に 例 を 示 します Start-PartitionRollover EVServer-Win2k3 VS1 これによって Enterprise Vault サーバー EVServer-Win2k3 に 接 続 され このサー バー 上 のボルトストア VS1 でストレージサービスが 使 われていることが 検 証 されます 使 われている 場 合 Start-PartitionRollover によって 強 制 的 にボルトストア VS1 の パーティションロールオーバーが 行 われます 削 除 済 みアイテムの 回 復 Enterprise Vault では ユーザーが 削 除 したアイテムが 保 持 されるため 誤 って 削 除 し たアイテムを 一 定 の 期 間 内 に 回 復 することができます この 回 復 機 能 は [サイトプロパ ティ]の[アーカイブの 設 定 ]タブで 設 定 できます 回 復 を 有 効 にすると [サイトプロパティ]の[アーカイブの 設 定 ]タブで 指 定 した 期 間 削 除 したアイテムが 保 持 されます この 期 間 が 終 了 すると アイテムは 完 全 に 削 除 されます ユーザーがアーカイブからアイテムを 削 除 すると アイテムはアーカイブのインデックスか ら 削 除 されるため 検 索 で 検 出 されなくなり アーカイブエクスプローラに 表 示 されなくな

60 60 第 3 章 日 常 的 な 管 理 有 効 期 限 と 削 除 有 効 期 限 と 削 除 ります ただし メールボックスショートカットなどのアイテムへの 直 接 のリンクは 引 き 続 き 機 能 します 削 除 されたアイテムは アーカイブクォータの 使 用 率 の 計 算 に 含 まれません ユーザーは 削 除 されたアイテムのコピーをショートカットを 使 って 取 り 込 むことができま す ユーザーが 取 り 込 んだアイテムを 修 正 せずに 再 度 アーカイブした 場 合 アイテムは 削 除 された 状 態 のままであるため アーカイブエクスプローラでこのアイテムを 検 索 したり 表 示 したりすることはできません 回 復 できるのは ユーザーによって 削 除 されたアイテムのみです ストレージの 有 効 期 限 によって 削 除 されたアイテムは 回 復 できません すでにユーザーによって 削 除 されている アイテムが ストレージの 有 効 期 限 によって 削 除 された 場 合 も そのアイテムを 回 復 できま せん アーカイブから 削 除 されたアイテムを 回 復 する 方 法 1 管 理 コンソールで [アーカイブ]コンテナが 表 示 されるまでツリーを 展 開 します 2 [アーカイブ] コンテナを 展 開 し 削 除 されたアイテムを 含 むアーカイブが 存 在 する コンテナをクリックします 3 削 除 されたアイテムを 含 むアーカイブを 右 クリックし ショートカットメニューの[プロパ ティ]をクリックします 4 [ 削 除 済 みアイテム]タブをクリックします このタブに 回 復 可 能 なアイテム 数 が 表 示 されます 5 [アイテムを 回 復 ]をクリックします これによって アーカイブ 内 の 回 復 可 能 なすべて のアイテムが 回 復 されます 特 定 のアイテムを 選 択 することはできません Enterprise Vault は 次 のことを 自 動 的 に 行 うことができます ストレージの 有 効 期 限 ショートカットの 削 除 アイテムの 保 持 期 間 の 期 限 が 切 れたら アーカイブからアイテムを 削 除 し ます ユーザーの Exchange メールボックスフォルダと Exchange パブリックフォ ルダからショートカットを 削 除 します 一 定 の 期 間 を 経 たショートカットを 削 除 するか アーカイブから 削 除 されたアイテムへのショートカットを 削 除 す るように Enterprise Vault を 設 定 できます ストレージの 有 効 期 限 ストレージの 有 効 期 限 を 設 定 すると Enterprise Vault Storage Service は アイテムの 保 持 期 間 が 切 れた 場 合 に アーカイブから 自 動 的 にアイテムを 削 除 します Exchange メールボックスタスクの 次 回 実 行 時 に 関 連 付 けされたショートカットがメールボックスから 自 動 的 に 削 除 されます 同 じように Exchange パブリックフォルダタスクは パブリックフォ ルダ 内 の 期 限 が 切 れたアイテムに 関 連 付 けられたショートカットを 削 除 します

61 第 3 章 日 常 的 な 管 理 有 効 期 限 と 削 除 61 ショートカットの 削 除 カレンダーアイテム タスクアイテム ミーティングアイテムなどの 特 定 のアイテムがアーカ イブされるときに メールボックス 内 のもとのアイテムはショートカットに 置 き 換 えられませ ん デフォルトでは アーカイブタスクでショートカット 削 除 が 実 行 されるときに もとのアイ テムは 削 除 されません そのようなアイテムをショートカット 削 除 に 含 めるには レジストリ 設 定 DeleteNonShortcutItems を 設 定 します この 設 定 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レジストリ 値 を 参 照 してください Exchange Server アーカイブのストレージ 有 効 期 限 がアーカイブされた 日 付 に 基 づき 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテム ミーティングアイテム タスクアイテム ( 終 了 日 が 将 来 に 設 定 されているアイテム) がアーカイブされるように Enterprise Vault を 設 定 した 場 合 は Exchange メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 [ 将 来 のアイテムの 保 持 カテ ゴリ]を 使 うことを 推 奨 します これによって アーカイブされたカレンダーアイテム ミー ティングアイテム タスクアイテムが 終 了 日 前 にストレージの 有 効 期 限 によって 削 除 される ことがなくなります p.104 の 将 来 のアイテムの 保 持 カテゴリ を 参 照 してください ストレージの 有 効 期 限 を 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで 適 切 なボルトサイトが 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 しま す 2 ボルトサイトを 右 クリックし ショートカットメニューの[プロパティ]をクリックします 3 [サイトプロパティ]ダイアログボックスで [ストレージの 有 効 期 限 ]タブをクリックしま す 4 使 用 する 設 定 を 選 択 し [OK]をクリックします 5 Exchange メールボックスポリシーまたは Exchange パブリックフォルダポリシーで ショートカット 削 除 を 設 定 する 必 要 はありません Exchange メールボックスタスクお よび Exchange パブリックフォルダタスクは 次 回 実 行 時 に 期 限 の 切 れたアイテムの ショートカットを 自 動 的 に 削 除 します ショートカットの 削 除 は Exchange メールボックスタスクおよび Exchange パブリックフォ ルダタスクで 行 われます これらのタスクによって 期 限 が 切 れたアイテムのショートカット が 自 動 的 に 削 除 されます Exchange メールボックスポリシーおよび Exchange パブリッ クフォルダポリシーの[ショートカットの 削 除 ]タブで 次 の 追 加 のショートカット 削 除 オプ ションを 利 用 できます [フォルダ 内 のショートカットを 削 除 ] [ 孤 立 したショートカットを 削 除 ] 孤 立 したショートカットとは 以 前 にアーカイブから 削 除 されたアイテムのショートカットのことです カレンダーアイテム タスクアイテム ミーティングアイテムなどの 特 定 のアイテムがアーカ イブされるときに もとのアイテムはショートカットに 置 き 換 えられません デフォルトでは

62 62 第 3 章 日 常 的 な 管 理 新 しい 保 持 カテゴリの 作 成 アーカイブタスクでショートカット 削 除 が 実 行 されるときに もとのアイテムは 削 除 されませ ん そのようなアイテムをショートカット 削 除 に 含 めるには レジストリ 設 定 DeleteNonShortcutItems を 設 定 します この 設 定 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レジストリ 値 を 参 照 してください 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテム ミーティングアイテム タスクアイテムをアーカ イブするように Enterprise Vault を 設 定 した 場 合 終 了 日 が 将 来 に 設 定 されているアイ テムはユーザーのメールボックスから 削 除 されません ショートカットの 削 除 オプションを 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールで 適 切 な Exchange メールボックスポリシーまたはパブリックフォル ダポリシーが 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 します 2 ポリシーを 右 クリックします ショートカットメニューの[プロパティ]をクリックします 3 ポリシーのダイアログボックスで [ショートカットの 削 除 ]タブをクリックします 4 必 要 なオプションを 選 択 して [OK]をクリックします 新 しい 保 持 カテゴリの 作 成 アイテムがアーカイブされるときに 保 持 カテゴリを 割 り 当 てることによって 格 納 されている アイテムを 分 類 できます この 分 類 によって カテゴリによる 検 索 が 可 能 なため アイテム を 取 り 込 むことがより 容 易 になります 保 持 カテゴリでは 保 持 期 間 も 指 定 されます これは 最 終 更 新 日 の 後 にアイテムを 保 持 する 必 要 のある 最 小 期 間 です メールメッセージの 場 合 保 持 期 間 はメッセージが 受 信 されてからの 時 間 です 文 書 の 場 合 文 書 が 最 後 に 更 新 されてからの 時 間 です ユーザーは 一 覧 から 保 持 カテゴリを 選 択 し メールボックス 内 のアイテムに 割 り 当 てること ができます Enterprise Vault がアイテムをアーカイブすると 適 切 な 保 持 カテゴリで 格 納 されます 後 で 保 持 カテゴリを 修 正 すると 変 更 は 過 去 にさかのぼって 適 用 されます たとえば 保 持 期 間 が 5 年 の Customer Accounts という 保 持 カテゴリがあり その 保 持 期 間 を 10 年 に 変 更 した 場 合 Customer Accounts 保 持 カテゴリによってすでにアーカイブされ ているアイテムは 10 年 以 上 保 持 されます 保 持 カテゴリは 必 要 な 数 だけ 作 成 できます 独 自 のニーズに 合 わせて 標 準 の 保 持 カテゴ リを 修 正 することもできます 1 つの 保 持 カテゴリを 修 正 すると その 保 持 カテゴリを 使 って アーカイブされるすべてのアイテムと その 保 持 カテゴリでアーカイブされたすべてのアイ テムにも 変 更 が 適 用 されます 各 保 持 カテゴリには 保 持 期 間 があります 保 持 期 間 とは この 保 持 カテゴリを 使 ってアー カイブされるアイテムを 保 持 する 期 間 を 示 します 保 持 期 間 が 経 過 したら Enterprise Vault で 自 動 的 にアイテムを 削 除 できます [サイトプロパティ]の[ストレージの 有 効 期 限 ] タブを 参 照 して 有 効 期 限 を 設 定 します

63 第 3 章 日 常 的 な 管 理 プロビジョニンググループの 保 守 63 メモ: WORM ストレージデバイスにアイテムを 無 期 限 に 格 納 する 予 定 がある 場 合 は デ バイスの 保 持 設 定 が 正 しく 設 定 されていることを 確 認 してください 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 の Enterprise Vault ハードウェア 必 要 条 件 に 関 する 説 明 を 参 照 してください 新 しい 保 持 カテゴリを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [ポリシー]が 表 示 されるまでボルトサイト 階 層 を 展 開 します 2 [ポリシー]を 展 開 します 3 [ 保 持 カテゴリ]を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 新 規 保 持 カテゴリ]をクリック します 新 規 保 持 カテゴリウィザードが 起 動 します 4 ウィザードに 従 って 操 作 します プロビジョニンググループの 保 守 Exchange プロビジョニングタスクは 対 象 の 一 覧 に 新 しいメールボックスが 含 まれる 場 合 に 自 動 的 にそのメールボックスを 準 備 します 対 象 の 一 覧 に 含 まれないメールボックス は プロビジョニングタスクが 実 行 されたときに 警 告 が 発 生 しません メールボックスを 自 動 的 に 有 効 にするように 選 択 している 場 合 表 示 される 最 初 のプロビ ジョニンググループに 従 ってメールボックスが 準 備 されます そのため Exchange プロビ ジョニングタスクを 実 行 する 前 にメールボックスが 正 しいグループ 内 にあることが 重 要 で す メモ: 継 承 されたボルトストアやインデックスサービスを 使 うように 選 択 し プロビジョニング グループに 複 数 の Exchange Server からのメールボックスが 含 まれる 場 合 このプロビ ジョニンググループに 従 って 有 効 にされるメールボックスに 異 なるボルトストアやインデッ クスサービスを 使 うことがあります 選 択 した 設 定 オプションによっては メールボックスの ボルトストアやインデックスサービスが 定 義 されていないために 特 定 の Exchange Server のメールボックスを 有 効 にできないようにすることも 可 能 です 新 しいメールボックスのアーカイブの 有 効 化 次 の 方 法 で 新 しい Microsoft Exchange Server メールボックスのアーカイブを 有 効 に できます Enterprise Vault で 新 しい Microsoft Exchange Server メールボックスのアーカ イブを 自 動 で 有 効 にできます

64 64 第 3 章 日 常 的 な 管 理 新 しいメールボックスのアーカイブの 有 効 化 この 場 合 Enterprise Vault によって デフォルトのボルトストア 内 にメールボックスの アーカイブが 自 動 的 に 作 成 されます 特 定 の Microsoft Exchange Server メールボックスのアーカイブを 手 動 で 有 効 にで きます メールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にするように Enterprise Vault を 設 定 していない 場 合 この 方 法 を 使 ってメールボックスのアーカイブを 有 効 にする 必 要 があります Enterprise Vault で 新 しいメールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にすることは 新 し い Microsoft Exchange Server メールボックスがあるときに 各 メールボックスを 常 に 手 動 で 有 効 にする 必 要 がないことを 意 味 します 手 動 でアーカイブを 有 効 にすることの 利 点 は 作 成 されるアーカイブごとに 特 定 のボル トストアをアーカイブの 場 所 として 選 択 できる 点 です Enterprise Vault で 新 しいメールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にする 場 合 新 し いアーカイブは Exchange メールボックスタスクが 次 に 実 行 されるときに 作 成 されること に 注 意 してください デフォルトのボルトストア 以 外 の 場 所 にアーカイブしたい 新 しいメー ルボックスがある 場 合 Exchange メールボックスタスクが 実 行 される 前 に そのメールボッ クスのアーカイブを 手 動 で 有 効 にする 必 要 があります メールボックスを 有 効 にしないと そのメールボックスのアーカイブは Enterprise Vault によって 自 動 的 に 有 効 にされ デ フォルトの 場 所 にアーカイブが 作 成 されます 新 しいアーカイブをすべて 同 じボルトストアに 配 置 する 場 合 は Enterprise Vault で 自 動 的 にアーカイブが 作 成 されるようにすることが 作 業 が 最 小 になるオプションです この オプションを 有 効 または 無 効 にするのは 容 易 です たとえば Exchange メールボックス タスクの 初 回 実 行 時 には Enterprise Vault でアーカイブを 自 動 的 に 作 成 し 次 にオプ ションを 無 効 にして 新 しいメールボックスを 手 動 で 有 効 にすることができます Enterprise Vault でメールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にすると 新 しいアーカイ ブはデフォルトの 場 所 に 格 納 されます Enterprise Vault で 新 しいメールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで ボルトサイトの 名 前 が 表 示 されるまで ボルトサイト 階 層 を 展 開 します 2 目 的 のボルトサイトを 展 開 し [アーカイブ 対 象 ]を 展 開 します 3 [Exchange]を 展 開 します 4 必 要 なドメインを 展 開 します 5 [プロビジョニンググループ]をクリックします 一 覧 に 示 されるプロビジョニンググループがない 場 合 は 次 のようにプロビジョニン ググループを 1 つ 作 成 します [プロビジョニンググループ]を 右 クリックし ショートカットメニューで[ 新 規 作 成 ] [プロビジョニンググループ]の 順 にクリックします 新 規 プロビジョニンググループウィザードの 手 順 に 従 います

65 第 3 章 日 常 的 な 管 理 新 しいメールボックスのアーカイブの 有 効 化 65 6 右 ペインで 自 動 的 に 有 効 にする 予 定 のメールボックスを 含 めるプロビジョニンググ ループをダブルクリックします 7 [プロビジョニンググループプロパティ]で [アーカイブのデフォルト 値 ]タブをクリッ クします 8 [メールボックスを 自 動 的 に 有 効 化 ]を 選 択 します 9 新 しいメールボックスのアーカイブに 特 定 のボルトストアを 使 う 場 合 は [ 継 承 された ボルトストアを 上 書 き]をクリックして[ 変 更 ]をクリックし 使 用 するボルトストアを 指 定 します ボルトストアを 指 定 しない 場 合 は Enterprise Vault サーバーのプロパティに 定 義 されたボルトストアが 使 われます Enterprise Vault サーバーのプロパティにボルト ストアが 定 義 されていない 場 合 は Exchange Server のプロパティに 定 義 されてい るボルトストアが 使 われます 10 新 しいメールボックスのアーカイブ 時 に 特 定 のインデックスサービスを 使 う 場 合 は [ 継 承 されたインデックスサービスを 上 書 き]をクリックして[ 変 更 ]をクリックし 使 用 す るインデックスサービスを 指 定 します インデックスサービスを 指 定 しない 場 合 は Enterprise Vault サーバーのプロパティ に 定 義 されたインデックスサービスが 使 われます Enterprise Vault サーバーのプ ロパティにインデックスサービスが 定 義 されていない 場 合 は Exchange Server の プロパティに 定 義 されているインデックスサービスが 使 われます 11 新 しいアーカイブに 格 納 されるアイテムに 使 うデフォルトの 保 持 カテゴリを 選 択 しま す ユーザーは 利 用 可 能 な 保 持 カテゴリの 一 覧 から 使 用 する 別 の 保 持 カテゴリを 選 択 できます 12 [OK]を 選 択 します メールボックスのアーカイブを 手 動 で 有 効 にする 方 法 1 ツールメニューで [メールボックスの 有 効 化 ]をクリックします メールボックスの 有 効 化 ウィザードが 起 動 します 2 ウィザードに 従 って 操 作 します 次 の 点 に 注 意 してください 新 しいメールボックスを 手 動 で 無 効 にできます これにより Enterprise Vault がメールボックスのアーカイブを 自 動 で 有 効 にすることを 停 止 します 次 に 特 定 の 時 点 で メールボックスを 有 効 にする 必 要 があります 有 効 にしないと Enterprise Vault はそのメールボックスのアイテムのアーカイブを 行 いません メールボックスを 有 効 にすると Enterprise Vault はオープンしているインデック スの 場 所 の 1 つを 自 動 的 に 選 択 して そのメールボックスのアーカイブに 関 連 付 けされているインデックスデータを 格 納 するために 使 います メールボックスを

66 66 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 有 効 にする 前 に オープンしているインデックスの 場 所 を 使 っていいかを 確 認 し ます Enterprise Vault では メールボックスのアーカイブを 有 効 にした 後 メー ルボックスのインデックスの 場 所 は 変 更 できません 既 存 のアーカイブを 選 択 して 有 効 にするメールボックスに 使 えます これは メールボックスを 同 じ Enterprise Vault サイト 内 の 別 の Exchange Server に 移 行 したとき メールボックスのアーカイブを 有 効 にして 前 と 同 じアーカイブを 使 う 場 合 に 便 利 です 非 表 示 のメールボックス アーカイブ 移 動 デフォルトでは Enterprise Vault は[Exchange グローバルアドレス 一 覧 ]に 一 覧 表 示 されたメールボックスのみをアーカイブします Enterprise Vault 管 理 コンソールには 非 表 示 のメールボックスはメールボックスの 有 効 化 ウィザードに 一 覧 表 示 されず Exchange メールボックスアーカイブタスクのレポートにも 表 示 されません 非 表 示 のメールボックス を Enterprise Vault でアーカイブする 場 合 は レジストリ 設 定 の ProcessHiddenMailboxes を 使 います Enterprise Vault では 無 効 になっている Active Directory アカウントのメールボックス は 処 理 されません レジストリ 値 ProcessHiddenMailboxes を 設 定 していたとしても 非 表 示 の 無 効 アカウントのメールボックスは 処 理 されません Enterprise Vault でアカウン トが 無 効 になっているユーザーのメールボックスが 含 まれるようにするには レジストリ 設 定 の ProcessHiddenMailboxes と ExcludeDisabledADAccounts の 両 方 を 設 定 しま す これらの 設 定 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault レジストリ 値 を 参 照 してく ださい メールボックスが 非 表 示 かどうかを 確 認 する 方 法 1 [スタート] [Microsoft Exchange] [Active Directory ユーザーとコンピュータ] の 順 にクリックします 2 [ 表 示 ]をクリックし [ 拡 張 機 能 ]を 選 択 します 3 確 認 するメールボックスのユーザーに 移 動 し そのユーザーのプロパティを 表 示 しま す 4 [Exchange の 詳 細 設 定 ]タブを 選 択 します オプションの[Exchange アドレス 一 覧 に 表 示 しない]が 選 択 されていることを 確 認 します Enterprise Vault のアーカイブ 移 動 ウィザードを 使 うと 既 存 の Domino と Exchange のメールボックスアーカイブやジャーナルアーカイブから 他 のボルトストアにある 新 しい アーカイブまたは 既 存 のアーカイブに 内 容 を 移 動 できます このウィザードを 使 って 1 つのサイト 内 のボルトストア 間 2 つのサイト 間 でアーカイブを 移 動 できます これには

67 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 67 異 なる Enterprise Vault ディレクトリで 制 御 されている 2 つのサイト 間 の 移 動 も 含 まれま す アーカイブ 移 動 では 元 のアーカイブとアーカイブ 先 のアーカイブ 状 態 に 応 じて 各 移 動 操 作 が 異 なります 各 アーカイブの 状 態 には アクティブまたは 非 アクティブがあります アクティブなアーカイブとは アーカイブ 先 として 現 在 Enterprise Vault で 使 われている アーカイブです メールボックスのアーカイブの 場 合 アクティブなアーカイブは アーカ イブが 有 効 になっているユーザーに 関 連 付 けられているアーカイブであり Enterprise Vault がデータをアーカイブする 現 在 のデフォルトアーカイブです ジャーナルアーカイ ブの 場 合 アクティブなアーカイブとは メールボックスジャーナルタスク 用 の 現 在 のデ フォルトアーカイブです 非 アクティブなアーカイブとは アーカイブ 先 として 現 在 Enterprise Vault で 使 われてい ないアーカイブです メモ: アーカイブ 移 動 では Enterprise Vault 8.0 SP4 が 実 行 されている 宛 先 サーバー へのアーカイブの 移 動 がサポートされています アーカイブ 移 動 では 次 の 種 類 のアーカイブに 対 する 移 動 操 作 はサポートされていませ ん 閉 じたアーカイブ ファイルシステムアーカイブ (FSA) のアーカイブ SharePoint のアーカイブ 共 有 アーカイブ Exchange パブリックフォルダのアーカイブ アーカイブ 移 動 のしくみ ウィザードを 使 っていくつかのアーカイブ 移 動 操 作 を 指 定 すると アーカイブ 移 動 タスク によって 各 移 動 が 制 御 されます アーカイブ 移 動 タスクでは アーカイブ 移 動 で 実 行 され る 処 理 が 行 われます たとえば アーカイブ 移 動 タスクでは 元 のアーカイブから 移 動 先 の アーカイブに 内 容 がコピーされます また 他 のアーカイブ 操 作 が 実 行 されている 間 に 必 要 な 待 機 時 間 の 管 理 もアーカイブ 移 動 タスクで 行 われます たとえば メールボックスアー カイブタスクでメールボックスのショートカットがアーカイブ 先 のアイテムを 指 すまで アー カイブ 移 動 タスクは 待 機 します 各 アーカイブ 移 動 処 理 では アーカイブ 移 動 タスクは 次 の 処 理 を 行 います 元 のアーカイブを 閉 じて その 名 前 を 変 更 します 元 のアーカイブからアーカイブ 先 に 内 容 をコピーします ユーザーのメールボックスとアーカイブ 先 のアクセス 権 限 を 同 期 します

68 68 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 メールボックスアーカイブタスクで ショートカットがアーカイブ 先 のアイテムを 指 すま で 待 機 します (メールボックスアーカイブの 場 合 ) 宛 先 ボルトストアがバックアップされるまで 待 機 します アーカイブ 先 にすべてのデータが 存 在 することを 検 証 します アーカイブ 先 に 不 足 し ているアイテムがある 場 合 は アーカイブ 移 動 タスクは 移 動 元 からの 内 容 のコピーと 後 続 のすべての 手 順 を 繰 り 返 します これは 5 回 まで 実 行 され その 後 アーカイブ 移 動 タスクは 移 動 操 作 に 失 敗 します 検 証 が 正 常 に 完 了 すると 移 動 操 作 は 完 了 します 必 要 な 場 合 は 元 のアーカイブを 削 除 することができます Compliance Accelerator と Discovery Accelerator によるアーカ イブ 移 動 への 影 響 環 境 内 で Compliance Accelerator と Discovery Accelerator を 使 用 すると アーカイ ブ 移 動 操 作 に 特 定 の 制 限 が 生 じる 場 合 があります Compliance Accelerator と Discovery Accelerator の 両 方 がアーカイブに 影 響 します これは 次 の 状 況 で 発 生 します アーカイブのアイテムが Compliance Accelerator または Discovery Accelerator 検 索 の 結 果 に 表 示 される アーカイブのアイテムが Compliance Accelerator または Discovery Accelerator レビューセットに 含 まれる Compliance Accelerator または Discovery Accelerator がアーカイブに 影 響 している 場 合 は アーカイブを 移 動 できますが 移 動 操 作 の 終 了 時 にアーカイブを 削 除 できませ ん Discovery Accelerator では ケースを 法 的 保 存 状 態 にして ケースに 含 まれているアー カイブ 済 みアイテムの 削 除 を 防 止 することもできます アーカイブ 移 動 では 法 的 保 存 状 態 にした Discovery Accelerator ケース 内 のアイテムが 含 まれているアーカイブの 移 動 および 削 除 を 防 止 します アーカイブ 移 動 とユーザーが 削 除 したアイテム Enterprise Vault では ユーザーがアーカイブから 削 除 したアイテムを 一 定 の 期 間 回 復 に 利 用 できるように 保 持 することができます [サイトプロパティ]の[アーカイブの 設 定 ]タ ブにある[ユーザーが 削 除 したアイテムの 回 復 を 有 効 にする]オプションを 使 って この 機 能 を 有 効 にすることができます その 後 Enterprise Vault は ユーザーが 削 除 したアイ テムを 設 定 された 日 数 に 渡 って 保 持 します

69 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 69 メモ: 移 動 操 作 中 アーカイブ 移 動 ではこれらの 削 除 済 みアイテムはもとのアーカイブか ら 移 動 先 にコピーされません したがって 削 除 されたアイテムは アーカイブ 先 からの 回 復 には 利 用 できません サイト 内 でのメールボックスアーカイブの 移 動 アーカイブ 移 動 を 使 うと Enterprise Vault サイト 内 でアーカイブを 移 動 できます たとえ ば これは 既 存 のアーカイブを 新 しいストレージデバイスに 移 動 する 場 合 に 便 利 です ま た アーカイブを 新 しいサーバーに 移 動 して Enterprise Vault バージョン 8.0 で 導 入 された 最 適 化 された 単 一 インスタンスストレージモデルなどの 機 能 を 利 用 することもでき ます Enterprise Vault サイト 内 では アーカイブ 移 動 で 次 の 移 動 がサポートされています アクティブなアーカイブの 新 しいアーカイブへの 移 動 非 アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの 移 動 アクティブなアーカイブの 新 しいアーカイブへの 移 動 このセクションでは 元 のボルトストア 内 にあるアーカイブが 有 効 になっているユーザーの デフォルトアーカイブを 宛 先 ボルトストア 内 の 新 しいアーカイブに 移 動 する 場 合 につい て 説 明 します この 場 合 移 動 先 の 新 しいアーカイブが 自 動 的 に 後 続 のアーカイブのデ フォルトアーカイブになります このアーカイブ 移 動 操 作 の 大 まかな 手 順 は 次 のとおりです アーカイブ 移 動 は Enterprise Vault で 内 容 がこれ 以 上 アーカイブされないように 元 のアーカイブを 閉 じます ただし 元 のアーカイブには 読 み 取 り 専 用 モードで 引 き 続 きアクセスできます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブの 名 前 を 変 更 します これによって アーカイブの 作 成 日 と 移 動 操 作 の 日 付 がアーカイブの 名 前 に 追 加 されます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブから 移 動 先 にデータをコピーします Enterprise Vault はユーザーの Domino または Exchange メールボックスと 新 しい アーカイブのアクセス 権 限 を 同 期 します これ 以 降 Enterprise Vault では 新 しい 内 容 がアーカイブ 先 にアーカイブされま す 宛 先 サーバー 上 のメールボックスアーカイブタスクでは ユーザーのメールボックス 内 のすべてのショートカットが 移 動 先 サイトの 新 しいアーカイブの 内 容 を 指 します アーカイブ 移 動 は 環 境 内 でメールボックスショートカットを 使 っていない 場 合 でもこ の 手 順 を 完 了 します 元 のボルトストアがアーカイブ 直 後 にセーフコピーを 削 除 するように 設 定 されている 場 合 を 除 き アーカイブ 移 動 は 宛 先 ボルトストアがバックアップされるまで 待 機 します

70 70 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 アーカイブ 移 動 はアーカイブ 先 にすべてのデータが 存 在 することを 検 証 します 移 動 操 作 はこの 時 点 で 完 了 し 元 のアーカイブを 削 除 できるようになります 非 アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの 移 動 このセクションでは 元 のボルトストア 内 にあるアーカイブが 有 効 になっているユーザーの 非 デフォルトアーカイブを 宛 先 ボルトストア 内 の 既 存 のデフォルトアーカイブに 移 動 する 場 合 について 説 明 します この 移 動 操 作 の 大 まかな 手 順 は 次 のとおりです アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブを 閉 じます ただし 元 のアーカイブには 読 み 取 り 専 用 モードで 引 き 続 きアクセスできます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブの 名 前 を 変 更 します これによって アーカイブの 作 成 日 と 移 動 操 作 の 日 付 がアーカイブの 名 前 に 追 加 されます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブから 移 動 先 にデータをコピーします 元 のボルトストアがアーカイブ 直 後 にセーフコピーを 削 除 するように 設 定 されている 場 合 を 除 き アーカイブ 移 動 は 宛 先 ボルトストアがバックアップされるまで 待 機 します アーカイブ 移 動 はアーカイブ 先 にすべてのデータが 存 在 することを 検 証 します 移 動 操 作 はこの 時 点 で 完 了 し 元 のアーカイブを 削 除 できるようになります その 他 のメールボックスアーカイブの 移 動 アーカイブが 有 効 になっているメールボックスに 関 連 付 けされていない 元 のアーカイブな ど その 他 のメールボックスアーカイブをボルトストア 間 で 移 動 することもできます これら のアーカイブは 新 しいアーカイブ 先 に 移 動 することも アーカイブが 有 効 になっているメー ルボックスに 関 連 付 けされていない 他 の 既 存 のアーカイブに 移 動 することもできます このような 場 合 は アーカイブ 移 動 により 1 つのアーカイブから 別 のアーカイブに 内 容 が 移 動 されます ただし 元 のアーカイブとアーカイブ 先 はどちらもアーカイブが 有 効 になっ ているユーザーに 関 連 付 けされていないため Enterprise Vault ではショートカットの 処 理 が 完 了 されません サイト 間 でのメールボックスアーカイブの 移 動 アーカイブ 移 動 を 使 うと Enterprise Vault サイト 間 でアーカイブを 移 動 できます これ には 異 なる Enterprise Vault ディレクトリに 所 属 するサイトも 含 まれます たとえば サ イト 間 での 移 動 は ユーザーが 新 しい 場 所 に 移 動 し 新 しいサイトのメールサーバーに ユーザーのメールボックスを 移 動 する 場 合 に 便 利 です メモ: 移 動 操 作 を 2 つの Active Directory ドメイン 間 で 実 行 する 場 合 は 移 動 の 処 理 に 2 方 向 の 信 頼 が 必 要 です

71 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 71 Enterprise Vault サイト 間 では アーカイブ 移 動 で 次 のような 移 動 がサポートされていま す 非 アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの 移 動 非 アクティブなアーカイブのアクティブなアーカイブへの 移 動 アーカイブ 移 動 を 使 うと 元 の Enterprise Vault サイトから 別 のサイトのアクティブなアー カイブに 非 アクティブなアーカイブを 移 動 できます これは 個 々のユーザーのメールボッ クスを 別 の Enterprise Vault サイトの 異 なる Domino または Exchange メールサーバー に 移 動 する 場 合 に 便 利 です この 場 合 元 のサイトのユーザーのアーカイブを 無 効 にしてからメールボックスを 移 動 し そのメールボックスのアーカイブを 移 動 先 で 有 効 にする 必 要 があります これを 実 行 する と アーカイブの 移 動 を 使 って 関 連 付 けされたアーカイブを 移 動 先 のサイトに 移 動 でき ます このセクションでは ユーザーのメールボックスを 移 動 するために 実 行 する 必 要 のある 処 理 と アーカイブの 移 動 に 必 要 な 後 続 の 手 順 を 説 明 します ユーザーのメールボックスを 移 動 する 方 法 元 のサイトのユーザーのメールボックスのアーカイブを 無 効 にします ユーザーのメールボックスを 元 のメールサーバーから 移 動 先 のサイトのメールサー バーに 移 動 します 移 動 先 の Enterprise Vault サーバーでユーザーのメールボックスをプロビジョニン グします 移 動 先 サイトでユーザーのアーカイブを 有 効 にします ユーザーのメールボックスを 移 動 し 移 動 先 のサイトでアーカイブを 有 効 にすると 非 アク ティブな 元 のアーカイブを 移 動 できます この 場 合 移 動 操 作 には 次 の 手 順 が 含 まれま す アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブを 閉 じます ただし 元 のアーカイブには 読 み 取 り 専 用 モードで 引 き 続 きアクセスできます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブの 名 前 を 変 更 します これによって アーカイブの 作 成 日 と 移 動 操 作 の 日 付 がアーカイブの 名 前 に 追 加 されます アーカイブ 移 動 は 元 のアーカイブから 移 動 先 にデータをコピーします 宛 先 サーバー 上 のメールボックスアーカイブタスクでは ユーザーのメールボックス 内 のすべてのショートカットが 移 動 先 サイトの 新 しいアーカイブの 内 容 を 指 します アーカイブ 移 動 は 環 境 内 でメールボックスショートカットを 使 っていない 場 合 でもこ の 手 順 を 完 了 します 元 のボルトストアがアーカイブ 直 後 にセーフコピーを 削 除 するように 設 定 されている 場 合 を 除 き アーカイブ 移 動 は 宛 先 ボルトストアがバックアップされるまで 待 機 します

72 72 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 アーカイブ 移 動 はアーカイブ 先 にすべてのデータが 存 在 することを 検 証 します 移 動 操 作 はこの 時 点 で 完 了 し 元 のアーカイブを 削 除 できるようになります サイト 間 でのその 他 のメールボックスアーカイブの 移 動 元 のサイトの 非 アクティブなアーカイブを 移 動 先 のサイトの 既 存 の 非 アクティブなアーカ イブまたは 新 しいアーカイブに 移 動 することもできます ただし 元 のアーカイブとアーカ イブ 先 はどちらもアーカイブが 有 効 になっているユーザーに 関 連 付 けされていないため Enterprise Vault ではショートカットの 処 理 が 完 了 されません サイト 内 でのジャーナルアーカイブの 移 動 アーカイブ 移 動 の 設 定 アーカイブ 移 動 では Domino ジャーナルアーカイブと Exchange ジャーナルアーカイ ブを Enterprise Vault サイト 内 でのみ 移 動 できます ジャーナルタスクで 現 在 使 われて いるジャーナルアーカイブは 移 動 できません 現 在 使 われている 元 のジャーナルアーカ イブを 移 動 する 場 合 は まず 宛 先 ボルトストア 内 の 新 しいアーカイブを 使 うようにジャー ナルタスクを 設 定 する 必 要 があります ジャーナルタスクで 使 うアーカイブを 変 更 するに は 管 理 コンソールを 使 ってジャーナルメールボックスのプロパティを 編 集 します 非 アクティブなジャーナルアーカイブは 新 しいアーカイブ 既 存 のアクティブなアーカイ ブ 別 の 非 アクティブなアーカイブに 移 動 できます 次 の 2 つの XML 設 定 ファイルを 使 ってアーカイブ 移 動 の 動 作 を 制 御 できます アーカイブ 移 動 タスクを 制 御 する EvMoveArchiveTask.exe.config タスク 監 視 サービスを 制 御 する EvTaskGuardian.exe.config アーカイブ 移 動 タスク EvMoveArchiveTask.exe.config は このファイルが 存 在 するサーバー 上 のストレー ジサービスに 関 連 付 けされたボルトストア 内 のアーカイブ 移 動 を 制 御 します このファイルの 基 本 バージョンは Enterprise Vault のインストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にあります インストール 先 フォルダには Example EvMoveArchiveTask.exe.config と 呼 ばれる 別 のファイルもあります この ファイルには アーカイブ 移 動 タスクを 制 御 するために 変 更 できる 追 加 設 定 の 例 が 含 まれ ています

73 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 73 アーカイブ 移 動 タスクのデフォルト 動 作 を 変 更 する 方 法 1 後 で 復 帰 する 必 要 がある 場 合 は EvMoveArchiveTask.exe.config の 名 前 を 変 更 します 2 次 のセクションの 説 明 どおりに Example EvMoveArchiveTask.exe.config の 設 定 を 編 集 します 3 ファイルの 名 前 を EvMoveArchiveTask.exe.config に 変 更 します 4 アーカイブ 移 動 タスクを 再 起 動 します AllowedNoOfCopyBackupCycles アーカイブ 移 動 処 理 の 確 認 中 に アーカイブ 移 動 では 元 のアーカイブからコピーされ たすべてのアイテムがアーカイブ 先 にあるかどうかをチェックします ユーザーによる 削 除 または Enterprise Vault により 有 効 期 限 が 切 れたことによって 一 部 のアイテムが 見 つか らなくなる 場 合 があります ただし 他 のアイテムが 存 在 しない 場 合 アーカイブ 移 動 で は 見 つからないアイテムを 再 びコピーできるようにアーカイブをコピー 段 階 に 戻 します AllowedNoOfCopyBackupCycles では 移 動 操 作 の 失 敗 と 見 なす 前 に アーカイブ 移 動 でアーカイブをコピー 段 階 に 戻 す 回 数 が 設 定 されます デフォルト 値 : 最 小 値 : 最 大 値 : ReportVersions 処 理 される 元 の 各 アーカイブについては アーカイブ 移 動 によって Enterprise Vault の インストール 先 フォルダ ( 通 常 は c: Program Files Enterprise Vault) にある Reports Move Archive サブフォルダにレポートファイルが 作 成 されます たとえば 移 動 処 理 が 失 敗 したため 再 び 同 じアーカイブを 移 動 した 場 合 アーカイブ 移 動 によって 2 回 目 のアーカイブ 処 理 時 にもう 1 つのレポートが 作 成 されます ReportVersions で は 最 も 古 いファイルを 削 除 する 前 に 元 の 各 アーカイブに 対 して 保 持 されるレポートファ イル 数 が 設 定 されます デフォルト 値 : 最 小 値 : 最 大 値 : RescheduleIntervalInMins 移 動 動 作 ごとに アーカイブ 移 動 は 移 動 の 各 段 階 の 間 でスリープ 状 態 になります たとえ ば アーカイブ 移 動 はショートカット 処 理 やアーカイブ 先 のバックアップ 処 理 を 待 機 する

74 74 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 間 にスリープ 状 態 になります RescheduleIntervalInMins により 分 単 位 でこのスリー プ 状 態 の 長 さが 設 定 されます スリープ 間 隔 が 終 了 すると 処 理 スロットが 利 用 可 能 な 場 合 はアーカイブ 移 動 によって 処 理 が 再 開 されます 同 時 に 多 数 のアーカイブを 移 動 する 環 境 では より 長 い 間 隔 に 設 定 することを 検 討 して ください デフォルト 値 : 最 小 値 : 最 大 値 : SkipDuplicateItems アーカイブ 移 動 で 元 のアーカイブからのアイテムが 宛 先 ボルトストア 内 で 重 複 しているこ とが 見 つかった 場 合 は 最 初 の 10 個 の 重 複 についてはエラーがイベントログに 書 き 込 ま れ その 後 移 動 操 作 は 失 敗 とマーク 付 けされます これは 重 複 の 存 在 によって 元 の アーカイブがすでにアーカイブ 先 に 移 動 したことがわかるようにするためです メモ: 同 じボルトストア 内 にあるすべてのアイテムには 1 つの 一 意 のトランザクション ID が 必 要 です 同 じボルトストア 内 の 2 つのアイテムがどちらも 同 じトランザクション ID であ る 場 合 アーカイブ 移 動 ではそれらのアイテムは 重 複 していると 見 なされます SkipDuplicateItems を 1 に 設 定 することでこの 動 作 を 変 更 できます それでもアーカイ ブ 移 動 によって 重 複 アイテムがログに 書 き 込 まれますが スキップされ 移 動 動 作 は 続 行 されます デフォルト 値 : 0 タスク 監 視 サービス アーカイブの 処 理 中 にアーカイブ 移 動 が 一 時 エラー 状 態 になると 少 しの 間 待 機 してか らアーカイブを 再 試 行 します タスク 監 視 サービスの 設 定 ファイルで RetryTimeInMinutes キーを 使 ってデフォルトの 再 試 行 間 隔 を 変 更 できます EvTaskGuardian.exe.config は このファイルが 存 在 する 各 Enterprise Vault サーバー 上 の 再 試 行 間 隔 を 制 御 しま す このファイルの 基 本 バージョンは Enterprise Vault のインストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にあります インストール 先 フォルダには Example EvTaskGuardian.exe.config と 呼 ばれる 別 のファイルもあります このファ イルには RetryTimeInMinutes キーの 例 も 含 まれます デフォルト 値 : 30

75 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 75 最 小 値 : 最 大 値 : アーカイブ 移 動 の 使 用 タスク 監 視 サービスのデフォルト 動 作 を 変 更 する 方 法 1 後 で 復 帰 する 必 要 がある 場 合 は EvTaskGuardian.exe.config の 名 前 を 変 更 し ます 2 Example EvTaskGuardian.exe.config の RetryTimeInMinutes 設 定 を 編 集 し ます 3 ファイル 名 を EvTaskGuardian.exe.config に 変 更 します 4 タスク 監 視 サービスを 再 起 動 します アーカイブ 移 動 ウィザードを 実 行 するには ボルトサービスアカウントを 使 ってログインす る またはメイン 管 理 者 役 割 が 割 り 当 てられているアカウントを 使 う 必 要 があります 異 なる Enterprise Vault ディレクトリで 制 御 されている 2 つのサイト 間 での 移 動 の 場 合 元 のユーザーアカウントは 移 動 先 の Enterprise Vault ディレクトリのメイン 管 理 者 役 割 に 割 り 当 てる 必 要 があります 詳 しくは Symantec Enterprise Vault 管 理 者 ガイド の 役 割 ベースの 管 理 に 関 する 説 明 を 参 照 してください アーカイブ 移 動 を 実 行 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[アーカイブ]を 右 クリックし [アーカイブの 移 動 ]をク リックします 2 ウィザードのページの 手 順 に 従 って 適 切 なオプションを 選 択 します アーカイブ 移 動 の 概 要 ページ このページでは アーカイブ 移 動 ウィザードの 概 要 を 説 明 し 続 行 する 前 に 参 照 する 必 要 がある 重 要 な 情 報 を 提 供 します メモ: アーカイブ 移 動 では Enterprise Vault 8.0 SP4 が 実 行 されている 宛 先 サーバー へのアーカイブの 移 動 がサポートされています アーカイブ 移 動 では 次 の 種 類 のアーカイブに 対 する 移 動 操 作 はサポートされていませ ん 閉 じたアーカイブ ファイルシステムアーカイブ (FSA) のアーカイブ

76 76 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 SharePoint のアーカイブ 共 有 アーカイブ Exchange パブリックフォルダのアーカイブ 移 動 先 サイトの 選 択 アーカイブ 移 動 を 使 うと 現 在 の Enterprise Vault サイト 内 または 2 つのサイト 間 でメー ルボックスアーカイブとジャーナルアーカイブを 移 動 できます このページを 使 ってアー カイブを 移 動 するサイトを 選 択 します メモ: サイト 内 でのみジャーナルアーカイブを 移 動 できます サイト 内 でアーカイブを 移 動 する 方 法 [ 現 在 の Enterprise Vault サイト 内 でアーカイブを 移 動 ]オプションを 選 択 します 別 のサイトにアーカイブを 移 動 する 方 法 1 [ 別 の Enterprise Vault サイトにアーカイブを 移 動 ]オプションを 選 択 します 2 宛 先 ボルトストアを 制 御 する[ディレクトリサービスコンピュータ]の 名 前 を 入 力 します サイトの 選 択 アーカイブを 複 数 のサイトがある 宛 先 に 移 動 するように 選 択 した 場 合 は このページを 使 うと 移 動 先 のサイトを 選 択 できます 移 動 先 サイトを 選 択 する 方 法 [ 移 動 先 のサイト] 一 覧 からサイトを 選 択 します アーカイブの 選 択 このページを 使 って 移 動 するアーカイブやアーカイブ 先 を 選 択 します メモ: アーカイブ 移 動 では 失 敗 したアーカイブを 移 動 できません 閉 じたアーカイブ FSA のアーカイブ SharePoint のアーカイブ 共 有 アーカイブ Exchange パブリック フォルダのアーカイブ または Discovery Accelerator によって 法 的 保 存 状 態 にしたア イテムが 含 まれるアーカイブは 移 動 できません アーカイブを 追 加 する 方 法 1 [ 追 加 ]をクリックします 2 [ 移 動 元 を 選 択 ]ダイアログボックスを 使 って 移 動 するアーカイブを 追 加 します

77 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 77 アーカイブが 有 効 になっているユーザーが 現 在 使 っているアーカイブを 移 動 する 場 合 は 新 しいアーカイブにのみ 移 動 できます この 場 合 <[ 新 規 アーカイブ]>が アーカイ ブの 横 にある<[アーカイブ 先 ]> 列 に 自 動 的 に 選 択 され これを 変 更 することはできませ ん サイト 内 でアクティブなアーカイブのみを 移 動 できます 非 アクティブなアーカイブを 移 動 するときは 現 在 のサイトまたは 別 のサイトにある 既 存 の アーカイブをアーカイブ 先 として 選 択 できます アーカイブ 先 を 選 択 する 方 法 1 選 択 するアーカイブ 先 の 元 となるアーカイブを 選 択 します 2 [ 移 動 ] [ 対 象 の 選 択 ]の 順 にクリックします 3 [ 対 象 の 選 択 ]ダイアログボックスを 使 って アーカイブ 先 を 選 択 します 新 しいアーカイブ 先 にアーカイブを 移 動 する 方 法 1 1 つ 以 上 のアーカイブを 選 択 します 2 [ 移 動 ] [ 新 規 アーカイブ]の 順 にクリックします 一 覧 からアーカイブを 削 除 する 方 法 アーカイブを 選 択 して [ 削 除 ]をクリックします このページ 上 の 元 のアーカイブとアーカイブ 先 のペアについての 詳 細 情 報 を 表 示 するこ ともできます 元 のアーカイブとアーカイブ 先 のペアのプロパティを 表 示 する 方 法 1 表 示 するプロパティの 行 を 選 択 します 2 [プロパティ]をクリックします アーカイブ 先 の 選 択 このダイアログボックスを 使 って アーカイブ 先 に 設 定 するアーカイブを 検 索 します 特 定 のアーカイブを 検 索 する 方 法 1 検 索 ボックスにアーカイブの 名 前 のすべてまたは 一 部 を 入 力 します 2 検 索 アイコンをクリックします 入 力 した 文 字 列 が 含 まれるアーカイブの 名 前 が 一 覧 表 示 されます 一 覧 にあるアーカイブのプロパティを 表 示 できます アーカイブのプロパティを 表 示 する 方 法 1 プロパティを 表 示 するアーカイブを 選 択 します 2 [プロパティ]をクリックします

78 78 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 アーカイブをアーカイブ 先 として 設 定 する 方 法 アーカイブを 選 択 して[OK]をクリックします 宛 先 ボルトストアの 選 択 アーカイブを 新 しいアーカイブ 先 に 移 動 するように 選 択 した 場 合 は このページを 使 うと それぞれの 宛 先 ボルトストアを 選 択 できます 各 アーカイブ 先 は 関 連 付 けされた 元 の アーカイブとは 異 なるボルトストア 内 にある 必 要 があります 宛 先 ボルトストアを 選 択 する 方 法 1 1 つ 以 上 の 元 のアーカイブを 選 択 します 2 [ 対 象 の 選 択 ]をクリックします 3 [ボルトストアを 選 択 してください]ダイアログボックスを 使 って 選 択 したアーカイブ の 宛 先 ボルトストアを 選 択 します 課 金 用 アカウントの 選 択 このページを 使 って アーカイブ 先 に 割 り 当 てられる 課 金 アカウントを 変 更 します デフォ ルトでは 新 しいアーカイブ 先 に 元 のアーカイブと 同 じ 課 金 アカウントが 割 り 当 てられま す 既 存 のアーカイブ 先 の 場 合 新 しい 課 金 用 アカウント 列 には すでにアーカイブに 割 り 当 てられている 課 金 アカウントが 表 示 されます 課 金 用 アカウントを 変 更 する 方 法 1 変 更 する 課 金 用 アカウントのアーカイブを 検 索 します 2 新 しい 課 金 用 アカウント 列 に 次 のような 形 式 で 新 しい 課 金 用 アカウントを 入 力 しま す domain username 課 金 用 アカウントの 横 にある 参 照 アイコンをクリックし [ユーザーまたはグループを 選 択 ]ダイアログボックスを 使 って 新 しい 課 金 用 アカウントを 選 択 することもできます 保 持 カテゴリの 関 連 付 け 1 つの Enterprise Vault サイトから 別 のサイトにアーカイブを 移 動 する 場 合 は このペー ジを 使 って 元 の 保 持 カテゴリと 移 動 先 の 保 持 カテゴリを 関 連 付 けることができます 元 の 各 保 持 カテゴリに 対 して アーカイブ 移 動 は 名 前 と 保 持 期 間 に 基 づいて 移 動 元 に 一 致 する 移 動 先 のサイトの 保 持 カテゴリを 検 出 しようとします 一 致 するカテゴリを 検 出 し た 場 合 は 移 動 先 の 保 持 カテゴリ 列 に 表 示 されます アーカイブ 移 動 によって 自 動 的 に 関 連 付 けされた 移 動 先 の 保 持 カテゴリを 変 更 できます Exchange 管 理 フォルダの 場 合 アーカイブ 移 動 は 移 動 元 の 関 連 付 けられたすべての 保 持 カテゴリを 1 つの 移 動 先 保 持 カテゴリにのみマッピングします 移 動 先 保 持 カテゴ

79 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 79 リは 変 更 できますが 変 更 すると 元 のすべての 保 持 カテゴリが 選 択 した 1 つの 移 動 先 カテゴリにマッピングされます 関 連 付 けされない 元 の 各 保 持 カテゴリに 対 して 移 動 先 の 保 持 カテゴリを 選 択 する 必 要 があります 移 動 先 の 保 持 カテゴリを 選 択 または 変 更 する 方 法 1 変 更 する 移 動 先 の 保 持 カテゴリの 元 の 保 持 カテゴリを 検 出 します 2 [ 移 動 先 の 保 持 カテゴリ] 列 で 元 の 各 保 持 カテゴリ 別 のドロップダウンリストを 使 っ て 移 動 先 の 保 持 カテゴリを 選 択 します 移 動 先 の 各 サイトに 対 して アーカイブ 移 動 では ウィザードを 実 行 するたびに 行 った 選 択 が 記 憶 され 次 の 実 行 時 は 記 憶 された 選 択 がデフォルトになります このページ 上 の 元 の 保 持 カテゴリと 移 動 先 の 保 持 カテゴリのペアについての 詳 細 情 報 を 表 示 することもできます 元 の 保 持 カテゴリと 移 動 先 の 保 持 カテゴリのペアのプロパティを 表 示 する 方 法 1 表 示 するプロパティの 行 を 選 択 します 2 [プロパティ]をクリックします 移 動 先 のサイトに 適 切 な 保 持 カテゴリが 見 つからない 場 合 は 移 動 先 サイトで 管 理 コン ソールを 使 って 作 成 できます 処 理 を 終 了 したら このページで[ 更 新 ]をクリックして 新 しい 保 持 カテゴリを 選 択 できるようにします 移 動 することを 選 択 したアーカイブのレビュー このページを 使 うと アーカイブ 移 動 ウィザードを 閉 じる 前 に 移 動 することを 選 択 したアー カイブをレビューできます このページではアーカイブごとに 次 の 項 目 が 一 覧 表 示 されます [ 種 類 ] このアイコンはアーカイブの 種 類 (Domino メールボックスアーカイブ Domino ジャーナルアーカイブ Exchange メールボックスアーカイブ Exchange ジャーナル アーカイブ) を 示 します [ 元 のアーカイブ] 元 のアーカイブの 名 前 [アーカイブ 先 ] アーカイブ 先 の 名 前 元 のアーカイブを 新 しいアーカイブに 移 動 す る 場 合 この 列 に<[ 新 規 アーカイブ]>が 表 示 されます [ 宛 先 ボルトストア] アーカイブ 先 をホストするボルトストアの 名 前 移 動 することを 選 択 したアーカイブをレビューしたら [ 完 了 ]をクリックします 状 態 ページの 表 示 アーカイブ 移 動 の 進 捗 状 況 を 監 視 する 場 合 は このページで[[アーカイブの 移 動 状 態 ] ダイアログボックスを 表 示 ]オプションを 選 択 します

80 80 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 アーカイブ 移 動 の 監 視 特 定 のストレージサーバーに 関 連 付 けられたアーカイブを 初 めて 移 動 するときに Enterprise Vault によってアーカイブ 移 動 タスクがそのサーバーに 作 成 されます この タスクはタスク 制 御 サービスが 開 始 するたびに 自 動 的 に 開 始 するように 設 定 されます す ぐにタスクを 開 始 する 場 合 は [ 新 しいタスクを 今 すぐ 開 始 ]オプションを 選 択 します この オプションは ストレージサーバーごとに 1 回 のみ Enterprise Vault に 表 示 されます 送 信 したすべてのアーカイブ 移 動 操 作 は [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページに 表 示 され ます アーカイブ 移 動 ウィザードを 実 行 するとき [[アーカイブの 移 動 状 態 ]ダイアログボッ クスを 表 示 ]オプションを 選 択 した 場 合 ウィザードを 閉 じると Enterprise Vault には [アーカイブ 移 動 状 態 ]ページが 表 示 されます また ページはいつでも 表 示 できます [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページを 表 示 する 方 法 管 理 コンソールで [アーカイブ]を 右 クリックし [アーカイブの 移 動 状 態 ]をクリック します 移 動 操 作 ごとに [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページに 次 の 情 報 が 表 示 されます [ 元 のアーカイブ] 元 のアーカイブの 元 の 名 前 これはアーカイブ 移 動 によって 名 前 が 変 更 される 前 のアーカイブの 名 前 です [ 状 態 を 移 動 ] このアーカイブの 現 在 の 移 動 状 態 p.81 の 移 動 状 態 を 参 照 してください [アーカイブ 先 ] アーカイブ 先 の 名 前 元 のアーカイブを 新 しいアーカイブに 移 動 す る 場 合 この 列 に<[ 新 規 アーカイブ]>が 表 示 されます [ 移 動 元 サーバー] 移 動 元 ストレージサービスコンピュータの 完 全 修 飾 ドメイン 名 [ 宛 先 サーバー] 移 行 先 ストレージサービスコンピュータの 完 全 修 飾 ドメイン 名 [ 開 始 時 刻 ] アーカイブが 送 信 された 日 時 一 覧 の 任 意 の 移 動 操 作 についてその 他 の 情 報 を 表 示 する 方 法 1 移 動 操 作 を 選 択 します 2 [プロパティ]をクリックします [アーカイブの 移 動 プロパティ]ダイアログボックスに 移 動 操 作 に 関 連 付 けられたロ グファイルの 名 前 や 場 所 などの 追 加 情 報 が 表 示 されます 送 信 したアーカイブの 最 新 の 状 態 を 表 示 する 方 法 ツールバーの 更 新 ボタンをクリックします 多 数 のアーカイブを 移 動 する 場 合 は [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページの 検 索 機 能 を 使 っ て 特 定 の 元 のアーカイブを 検 索 できます

81 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 81 元 のアーカイブを 検 索 する 方 法 1 [ 次 の 名 前 を 含 む 元 のアーカイブを 検 索 します:]フィールドにある 元 のアーカイブの 名 前 のすべてまたは 一 部 を 入 力 します 2 検 索 ボタンをクリックします 列 の 見 出 しをクリックして[アーカイブの 移 動 状 態 ]ページの 列 をソートすることもできます キューにあるアーカイブの 開 始 停 止 再 開 [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページを 使 うと キューにあるアーカイブを 選 択 的 に 停 止 開 始 再 開 できます たとえば 移 動 先 のサイト 別 にアーカイブをソートし これらすべての アーカイブを 選 択 し サイトの 保 守 中 に 停 止 することができます メモ: 移 動 操 作 がショートカット 処 理 段 階 に 達 している 場 合 停 止 することはできません キューにあるアーカイブを 開 始 停 止 再 開 する 方 法 1 開 始 停 止 再 開 するアーカイブを 選 択 します 2 開 始 ボタン 停 止 ボタン または 再 開 ボタンをクリックします 3 更 新 ボタンをクリックして 選 択 したアーカイブの 状 態 が 変 更 しているかを 確 認 しま す 移 動 状 態 [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページのアーカイブは 次 のような 状 態 になります [キューに 登 録 されました] アーカイブは 処 理 のためにキューに 登 録 されます アー カイブ 移 動 では アーカイブ 移 動 タスクが 実 行 されるとアーカイブ 処 理 が 開 始 されま す タスクがそのスケジュールに 従 って 実 行 されるまで 待 機 するか またはタスクを 右 クリックして [ 今 すぐ 実 行 ]をクリックできます [ 手 順 1 / 1 - コピー 中 (x%)] アーカイブ 移 動 では アーカイブが 処 理 されます [ 手 順 2 / 5 - ショートカットの 更 新 を 待 機 しています] アーカイブ 移 動 は 元 のアー カイブからアーカイブ 先 へアイテム 移 動 を 完 了 し Domino または Exchange メール ボックスアーカイブタスクでユーザーメールボックスのショートカットが 更 新 されるまで 待 機 します タスクがそのスケジュールに 従 って 実 行 されるまで 待 機 するか またはタ スクを 右 クリックして [ 今 すぐ 実 行 ]をクリックできます メモ: 無 効 になっているアーカイブのショートカット 処 理 は すべてのメールボックスに 対 してメールボックスアーカイブタスクを 実 行 する 場 合 にのみ 行 われます この 段 階 で アーカイブ 移 動 は ショートカット 処 理 が 完 了 しているかどうか 完 了 して いない 場 合 はスリープ 状 態 になっているかどうかをチェックします デフォルトのスリー

82 82 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 プ 状 態 の 長 さは 30 分 です スリープ 状 態 が 終 了 すると アーカイブ 移 動 では ショー トカット 処 理 が 完 了 しているかどうかが 再 度 チェックされます アーカイブ 移 動 は 環 境 内 でメールボックスショートカットを 使 っていない 場 合 でもこ の 手 順 を 完 了 します [ 手 順 3 / 5 - ショートカットを 更 新 しています] Domino または Exchange メールボッ クスアーカイブタスクによって ユーザーのメールボックス 内 のショートカットが 更 新 さ れています [ 手 順 4 / 5 - 宛 先 のバックアップを 待 機 しています] アーカイブ 移 動 は アーカイブ 先 を 含 むボルトストアがバックアップされるのを 待 機 します この 段 階 で アーカイブ 移 動 は アーカイブ 先 がバックアップされているかどうか バックアップされていない 場 合 はスリープ 状 態 になっているかどうかをチェックします デフォルトのスリープ 状 態 の 長 さは 30 分 です スリープ 状 態 が 終 了 すると アーカイブ 移 動 では アーカイブ 先 が バックアップされているかどうかが 再 度 チェックされます [ 手 順 5 / 5 - 移 動 されたアイテムを 確 認 しています (x%)] アーカイブ 移 動 は アー カイブ 先 が 元 のアーカイブから 移 動 したすべてのアイテムを 含 んでいることをチェック しています これには ユーザーが 削 除 したアイテムや Enterprise Vault により 有 効 期 限 が 切 れたアイテムは 含 まれません [エラー] アーカイブ 移 動 は アーカイブのエラーが 発 生 すると 5 回 アーカイブ 移 動 を 試 行 して それでもエラーが 発 生 すると 状 態 を[ 失 敗 ]に 変 更 します 再 試 行 の 間 では アーカイブ 移 動 はアーカイブの 状 態 を[エラー]に 設 定 します [ 完 了 ] アーカイブ 移 動 はこのアーカイブのすべての 処 理 を 完 了 しました [ 完 了 しました (エラーあり)] アーカイブ 移 動 はすべての 処 理 を 完 了 しましたが エ ラーがありました エラー 状 態 で 完 了 した 移 動 操 作 について 詳 しくは Enterprise Vault サポート Web サイトで 次 のテクニカルノートを 参 照 してください [ 失 敗 ] アーカイブ 移 動 は アーカイブの 処 理 に 失 敗 しました アーカイブ 移 動 操 作 に 失 敗 した 理 由 を 確 認 するには Enterprise Vault インストール 先 フォルダ ( 通 常 は c: Program Files Enterprise Vault) の Reports Move Archive サブフォルダにあるアーカイブ 移 動 レポートファイルをチェックします p.84 の レポートと 監 視 を 参 照 してください アーカイブ 移 動 では 確 認 中 にエラーが 発 生 した 場 合 を 除 いて [ 失 敗 ]または[ 完 了 し ました (エラーあり)]の 状 態 の 移 動 操 作 を 再 試 行 できます p.83 の アーカイブ 移 動 操 作 の 再 試 行 を 参 照 してください

83 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 83 移 動 したアーカイブの 削 除 Enterprise Vault によってアーカイブの 移 動 を 完 了 すると [アーカイブの 移 動 状 態 ] ページの 状 態 は [ 完 了 ]になります このページから 完 了 済 みアーカイブを 削 除 でき ま た 元 のアーカイブも 削 除 するかどうかを 尋 ねるメッセージが 表 示 されます メモ: Compliance Accelerator または Discovery Accelerator がアーカイブに 影 響 して いる 場 合 あるいは Discovery Accelerator によってアーカイブのアイテムが 法 的 保 存 状 態 になっている 場 合 は アーカイブを 削 除 できません p.68 の Compliance Accelerator と Discovery Accelerator によるアーカイブ 移 動 へ の 影 響 を 参 照 してください 移 動 操 作 の 終 了 時 に アーカイブの 状 態 が[ 完 了 しました (エラーあり)]になる 場 合 があ ります 移 動 中 にアーカイブ 移 動 によってエラーが 記 録 されても 移 動 操 作 を 終 了 するほ ど 重 大 なエラーと 見 なされない 場 合 にこの 状 態 になります エラー 状 態 で 完 了 したアーカ イブを 削 除 する 前 に アーカイブのアーカイブ 移 動 ログファイルをチェックして エラーが 重 大 または 予 想 外 のものでないことを 確 認 する 必 要 があります たとえば ストレージデ バイスの 障 害 により 一 部 のアイテムが 見 つからなくなる 可 能 性 があります エラー 状 態 で 完 了 した 移 動 操 作 について 詳 しくは Enterprise Vault サポート Web サイ トで 次 のテクニカルノートを 参 照 してください 完 了 済 みアーカイブを 削 除 する 方 法 アーカイブ 移 動 操 作 の 再 試 行 1 [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページから 削 除 する 完 了 済 みアーカイブを 選 択 します 2 ツールバーの[ 削 除 ]ボタンをクリックします 3 [ 元 のアーカイブを 削 除 していいですか?]のメッセージで 関 連 付 けされた 元 のアー カイブを 削 除 する 場 合 は[はい]をクリックし 削 除 しない 場 合 は[いいえ]をクリックし ます [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページからアーカイブを 削 除 するときに 元 のアーカイブを 削 除 しないことを 選 択 した 場 合 は 後 で 管 理 コンソールからアーカイブを 削 除 できます 移 動 操 作 は 一 時 的 な 問 題 が 原 因 で 失 敗 したりエラー 状 態 で 完 了 したりする 場 合 があり ます たとえば データコピーの 初 期 段 階 で 元 のボルトストアが 使 用 不 能 なため 移 動 操 作 に 失 敗 することがあります その 場 合 は 問 題 を 解 決 した 後 で 移 動 操 作 を 再 試 行 できま す アーカイブ 移 動 では 確 認 中 にエラーが 発 生 した 場 合 を 除 いて [ 失 敗 ]または[ 完 了 し ました (エラーあり)]の 状 態 の 移 動 操 作 を 再 試 行 できます

84 84 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブ 移 動 エラー 状 態 で 完 了 した 移 動 操 作 について 詳 しくは Enterprise Vault サポート Web サイ トで 次 のテクニカルノートを 参 照 してください 移 動 操 作 を 再 試 行 する 方 法 1 [アーカイブの 移 動 状 態 ]ページで [ 失 敗 ]または[ 完 了 しました (エラーあり)] 状 態 の 1 つ 以 上 の 移 動 操 作 を 選 択 します 2 選 択 した 移 動 操 作 を 右 クリックして [ 再 試 行 ]をクリックします 3 [OK]をクリックして 要 求 を 確 認 します アーカイブ 移 動 は 移 動 操 作 を 再 送 信 し 処 理 の 再 開 前 に 最 初 に 状 態 が[キューに 登 録 されました]に 復 帰 します アーカイブ 移 動 は 再 試 行 された 移 動 操 作 の 処 理 を 開 始 するときに エラーの 最 初 の 時 点 から 処 理 を 開 始 します レポートと 監 視 アーカイブ 移 動 によって Enterprise Vault のインストール 先 フォルダ ( 通 常 は c: Program Files Enterprise Vault) にある Reports Move Archive サブフォル ダにレポートファイルが 移 動 操 作 ごとに 3 つまで 作 成 されます アーカイブ 移 動 は 次 の 規 則 に 従 って 3 つのレポートファイルに 名 前 を 付 けます MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss.txt MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss_Errors.txt MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss_Verification_nnnn.txt ここでは 次 のとおりです archive は アーカイブの 名 前 です yyyymmddhhmmss は レポートが 生 成 された 日 時 です nnnn は 連 番 を 表 します 管 理 可 能 なサイズの 検 証 ファイルを 生 成 するため アー カイブ 移 動 は 最 大 ファイルサイズに 到 達 するたびに 検 証 レポートを 新 しいファイル にロールオーバーします この 連 番 は ファイルの 順 序 を 示 します MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss.txt には 移 動 操 作 の 概 略 レポートが 含 ま れます レポートには 各 段 階 の 開 始 および 終 了 時 間 を 含 めて 移 動 操 作 の 開 始 および 終 了 時 間 が 表 示 されます 処 理 されたアイテムの 数 も 表 示 されます MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss_Errors.txt は 移 動 操 作 中 に 発 生 したエ ラーをレポートします MoveArchive_archive_yyyymmddhhmmss_Verification_nnnn.txt には 元 のアイ テムと アーカイブ 先 の 対 応 するアイテム 間 の 差 異 を 示 すレポートが 含 まれます

85 第 3 章 日 常 的 な 管 理 アーカイブの 削 除 85 アーカイブの 削 除 アーカイブ 移 動 検 証 エラーのトラブルシューティング 方 法 について 詳 しくは Enterprise Vault サポート Web サイトで 次 のテクニカルノートを 参 照 してください 管 理 コンソールに 表 示 される 状 態 が[ 利 用 可 能 ]または[クローズ]であれば アーカイブ を 削 除 できます 次 の 点 に 注 意 してください アーカイブを 削 除 すると もとに 戻 すことはできず 削 除 処 理 を 停 止 することもできま せん 関 連 付 けされたメールボックスがまだ 存 在 するアーカイブを 削 除 する 際 には 注 意 して ください 削 除 されたアーカイブに 対 して Exchange メールボックスタスクがアーカイ ブを 実 行 しようとすると 多 くのエラーが 生 成 されます 削 除 するアーカイブにアクセス できるユーザーを 書 き 留 めて 削 除 しようとしているアーカイブに 対 してアーカイブを 実 行 しないようにそれらのユーザーのアーカイブ 設 定 を 変 更 させます アーカイブの プロパティの[ 権 限 ]タブを 使 って そのアーカイブにアクセスできるユーザーを 検 出 してください アーカイブを 削 除 する 方 法 ボルトストアの 削 除 1 一 覧 にアーカイブが 表 示 されている 管 理 コンソールで F5 キーを 押 して 表 示 を 更 新 します これで アーカイブの 現 在 の 状 態 が 表 示 されます 2 削 除 するアーカイブを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 削 除 ]をクリックします 3 メッセージが 表 示 されたら アーカイブを 削 除 することを 確 認 します アーカイブの 状 態 が[ 削 除 対 象 マーク 付 き]に 変 わります アーカイブのプロパティ を 参 照 できなくなり アーカイブ 内 にあるアイテムへのショートカットが 機 能 しなくなり ます 不 要 になったボルトストアを 削 除 できます 削 除 を 行 うと ボルトストアに 含 まれるすべて のパーティションとアーカイブのほか これらのパーティションとアーカイブに 格 納 されて いるすべてのアイテムが 完 全 に 削 除 されます ボルトストアは 次 のすべての 条 件 がボルトストアに 該 当 する 場 合 にのみ 削 除 できます 自 動 的 に 有 効 化 されたアーカイブ 用 のデフォルトのボルトストアではありません アーカイブ 対 象 に 関 連 付 けされたアーカイブが 含 まれていません 状 態 が[ 利 用 可 能 ]です

86 86 第 3 章 日 常 的 な 管 理 システムメッセージの 設 定 バックアップモードではありません ボルトストアを 削 除 すると ボルトストアの 状 態 が[ 削 除 対 象 マーク 付 き]に 変 わります ボ ルトストアのアーカイブ 内 のアイテムへのショートカットは 動 作 しなくなります Enterprise Vault による 削 除 操 作 の 完 了 には 時 間 がかかることがあります ボルトスト アに 法 的 保 存 の 状 態 であるアイテムまたは 他 のボルトストアから 参 照 されている SIS パー ツが 含 まれている 場 合 Enterprise Vault はそのボルトストアに 削 除 対 象 マークを 付 け ますが そのボルトストアは 上 記 の 条 件 が 該 当 しなくなるまで 削 除 されません メモ: ボルトストアを 削 除 すると 処 理 を 停 止 したり 取 り 消 したりすることはできません こ の 操 作 は 法 的 保 存 以 外 のアイテムまたは 保 持 カテゴリに 適 用 されている すべての 形 式 の 削 除 保 護 を 上 書 きします ボルトストアを 削 除 する 方 法 1 管 理 コンソールで 削 除 するボルトストアを 含 むボルトストアグループを 選 択 します 2 管 理 コンソールの 右 ペインに グループのボルトストアの 状 態 が 表 示 されます F5 キーをクリックして 表 示 を 更 新 します 右 ペインには 各 ボルトストアの 現 在 の 状 態 が 表 示 され バックアップモードが 設 定 されているかどうかが 示 されます 状 態 が[ 利 用 可 能 ]で バックアップモードが 設 定 されていない 場 合 にのみ ボルトストアを 削 除 で きます 3 削 除 するボルトストアを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 削 除 ]をクリックします 4 警 告 ダイアログボックスで [ 削 除 ]をクリックします システムメッセージの 設 定 ボルトストアの 状 態 が[ 削 除 対 象 マーク 付 き]に 変 わります Enterprise Vault による 削 除 が 最 終 的 に 完 了 すると ボルトストアは 一 覧 から 削 除 されます システムメッセージは ユーザーが Enterprise Vault Web Access アプリケーションを 使 うときに 表 示 されます このメッセージを 使 うと たとえば ハードウェアの 変 更 のために サービスが 中 断 される 予 定 の 期 間 を 示 すことができます システムメッセージは ショートカットを 使 ってアイテムを 取 り 込 んでいるユーザーには 表 示 されず Enterprise Vault Web Access アプリケーションを 使 って 検 索 しているユー ザーにのみ 表 示 されます このメッセージは Enterprise Vault サイトのすべてのユー ザーに 提 供 されます

87 第 3 章 日 常 的 な 管 理 Welcome メッセージの 編 集 87 管 理 コンソールからシステムメッセージを 変 更 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで 適 切 なボルトサイトが 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 しま す 2 ボルトサイトを 右 クリックし ショートカットメニューの[プロパティ]をクリックします 3 [サイトプロパティ]ダイアログボックスで [ 全 般 ]タブをクリックします 4 必 要 に 応 じて[システムメッセージ]を 編 集 します 5 [OK]をクリックして 変 更 を 受 け 入 れます 6 IIS Admin Service を 停 止 してから 再 起 動 し 変 更 を 有 効 にします Welcome メッセージの 編 集 メールボックスのアーカイブを 有 効 にすると Enterprise Vault は 自 動 的 にそのメール ボックスに Welcome メッセージを 送 信 します このメッセージには Enterprise Vault を 使 って 開 始 する 方 法 に 関 する 情 報 がユーザーに 表 示 されます ユーザーが 実 行 する 必 要 がある 正 確 な 操 作 は Enterprise Vault の 設 定 によって 異 なるため このメッセージを 配 布 する 前 に 編 集 する 必 要 があります メッセージは Enabl boxMessage.msg というファイルの 中 にあります このファイル は メールボックスを 処 理 する Exchange メールボックスタスクを 実 行 しているコンピュー タの 次 のフォルダにあります Enterprise Vault Languages Mailbox Messages lang lang は 使 っている 言 語 を 表 します メモ: このメッセージファイルのコピーは Exchange メールボックスタスクを 実 行 する 各 コ ンピュータに 1 つ 存 在 します Exchange メールボックスタスクを 実 行 するコンピュータが 複 数 ある 場 合 各 コンピュータで このファイルを 修 正 します

88 88 第 3 章 日 常 的 な 管 理 Welcome メッセージの 編 集 Welcome メッセージを 正 しい 場 所 にコピーする 方 法 1 Windows エクスプローラで[Enabl boxMessage.msg]をダブルクリックし メッ セージを 編 集 します ユーザーに Enterprise Vault クライアントキットのインストー ル 方 法 を 通 知 するメッセージを 編 集 します メッセージはいつでも 再 度 編 集 できます たとえば Enterprise Vault のトレーニ ング 情 報 へのリンクを 追 加 する 場 合 もあるでしょう このメッセージは メールボックス のアーカイブが 有 効 にされた 場 合 のみユーザーに 送 信 されます 2 ファイルを Enterprise Vault インストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にコピーします 3 サイト 内 にある 他 のすべての Enterprise Vault サーバーの Enterprise Vault イン ストール 先 フォルダに このファイルをコピーします Goodbye メッセージの 編 集 もう 1 つ メールボックスのアーカイブが 無 効 にされたときに 配 信 されるメールメッセージ があります メッセージは Disabl boxMessage.msg というファイルの 中 にあり この ファイルは メールボックスを 処 理 する Exchange メールボックスタスクを 実 行 しているコ ンピュータに 配 置 されています このファイルは メールボックスのアーカイブを 有 効 にし たときのメッセージと 同 じフォルダに 次 のように 格 納 されています Enterprise Vault Languages Mailbox Messages lang lang は 使 っている 言 語 を 表 します Goodbye メッセージを 正 しい 場 所 にコピーする 方 法 1 必 要 に 応 じてメッセージを 編 集 します Windows エクスプローラで [Disabl boxMessage.msg]をダブルクリックし メッセージを 編 集 します 2 メッセージファイルを Enterprise Vault インストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にコピーします 3 サイト 内 にある 他 のすべての Enterprise Vault サーバーの Enterprise Vault イン ストール 先 フォルダに このファイルをコピーします 考 えられる 問 題 Enabl boxMessage.msg または Disabl boxMessage.msg のどちらかが 見 つからない 場 合 Enterprise Vault イベントログに 次 のいずれかのメッセージが 記 録 され ます Error whilst enabling mailbox for user /o=org/ou=unit/cn=name/cn=mailboxname, error sending enabled message

89 第 3 章 日 常 的 な 管 理 インデックスボリュームについて 89 Possible Reason: The message file could not be found. Error whilst disabling mailbox for user /o=org/ou=unit/cn=name/cn=mailboxname, error sending enabled message Possible Reason: The message file could not be found. この 問 題 を 解 決 するには 適 切 なファイルを Enterprise Vault インストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にコピーします インデックスボリュームについて インデックスボリュームがいっぱいになると Enterprise Vault は 自 動 的 に 新 しいボリュー ムを 作 成 します 管 理 コンソールで アーカイブのプロパティの[ 詳 細 ]タブにインデックス ボリュームの 数 が 表 示 されます 新 しい 各 インデックスボリュームのインデックスルートパスは 前 のインデックスボリューム のパスと 異 なります 新 しいインデックスの 新 しい 場 所 は インデックスサービスのオープ ンしているインデックスルートパスからランダムに 選 択 されます アーカイブで 複 数 のインデックスボリュームが 使 われている 場 合 最 新 のアーカイブ 済 み アイテムが 格 納 されている 現 在 のインデックスボリュームに 対 して 最 初 の 検 索 が 実 行 さ れます 前 のインデックスボリュームからの 検 索 結 果 を 表 示 するには 一 覧 から 日 付 範 囲 を 選 択 する 必 要 があります 日 付 範 囲 は インデックスボリューム 内 のアイテムのアーカイ ブされた 日 付 範 囲 に 対 応 します ファイルシステムアーカイブのアーカイブ ジャーナルアーカイブ パブリックフォルダアー カイブでは 通 常 のメールボックスアーカイブより ロールオーバーが 発 生 しやすくなりま す Enterprise Vault 6.0 SP1 以 前 に 作 成 されたロールオーバーアーカイブは マスター アーカイブにマージされません アーカイブは 現 在 のロールオーバーアーカイブまで 続 き そのアーカイブのインデックスは 必 要 に 応 じて 複 数 のインデックスボリュームに 拡 張 されます

90 90 第 3 章 日 常 的 な 管 理 ディレクトリデータベースの 移 動 ディレクトリデータベースの 移 動 ディレクトリデータベースは SQL Server インスタンス 間 で 移 動 できます これは 再 設 定 やディザスタリカバリに 役 立 ちます ディレクトリデータベースを 移 動 する 方 法 1 新 しい SQL Server に ディレクトリデータベースを 移 動 します 2 ボルトサービスアカウントに 新 しいデータベースにアクセスするための 適 切 な 権 限 が あることを 確 認 します 3 新 しい SQL Server が 実 行 していることを 確 認 します 4 管 理 コンソールの 左 ペインで Enterprise Vaultアイコンを 右 クリックします 5 ショートカットメニューの[プロパティ]をクリックします 6 [ディレクトリの SQL Server を 変 更 ]をクリックします 7 新 しい SQL Server を 入 力 します ボルトストアデータベースの 移 動 異 なる SQL Server にボルトストアデータベースを 移 動 できます これは 再 設 定 やディ ザスタリカバリに 役 立 ちます ボルトストアデータベースを 移 動 する 方 法 1 新 しい SQL Server に ボルトストアデータベースを 移 動 します 2 ボルトサービスアカウントに 新 しいデータベースにアクセスするための 適 切 な 権 限 が あることを 確 認 します 3 新 しい SQL Server が 実 行 していることを 確 認 します 4 データベースを 移 動 するボルトストアに 関 連 付 けされたストレージサービスを 停 止 し ます 5 管 理 コンソールで データベースを 移 動 するボルトストアを 右 クリックして [プロパ ティ]をクリックします 6 [データベース]タブをクリックします 7 [SQL Server]フィールドで 新 しい SQL Server の 名 前 を 入 力 します 8 [OK]をクリックします フィンガープリントデータベースの 移 動 必 要 に 応 じて ディザスタリカバリ 時 などに ボルトストアグループのフィンガープリントデー タベースを 別 の SQL Server に 移 動 できます

91 第 3 章 日 常 的 な 管 理 監 視 データベースの 移 動 91 フィンガープリントデータベースを 移 動 する 方 法 について 詳 しくは Enterprise Vault サ ポート Web サイトで 次 の TechNote を 参 照 してください 監 視 データベースの 移 動 監 視 データベースは SQL Server インスタンス 間 で 移 動 できます これは 再 設 定 やディ ザスタリカバリに 役 立 ちます 監 視 データベースを 移 動 する 方 法 1 新 しい SQL Server に EnterpriseVaultMonitoring データベースを 移 動 します 2 ボルトサービスアカウントに 新 しいデータベースにアクセスするための 必 要 な 権 限 が あることを 確 認 します 3 新 しい SQL Server が 実 行 されていることを 確 認 します 4 SQL Enterprise Manager SQL Query Analyzer または 同 様 のツールを 使 って EnterpriseVaultMonitoring データベースをホストしている SQL Server に 接 続 し ます 5 次 の SQL コマンドを 入 力 して 実 行 します USE EnterpriseVaultDirectory UPDATE MonitoringSettings SET SQLServer = "New_SQL_Server" New_SQL_Server は 新 しい SQL Server の 名 前 です

92 92 第 3 章 日 常 的 な 管 理 監 視 データベースの 移 動

93 4 Domino メールボックスとデ スクトップポリシーの 詳 細 設 定 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています ポリシーの 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 ポリシーの 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 Domino メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 では 失 敗 したアイテムの 処 理 や 電 子 メール アドレスの 解 決 方 法 などのアーカイブ 動 作 を 詳 細 に 制 御 します Domino デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 では Domino クライアントデスクトップにおけ るユーザーの 使 用 感 を 細 かく 調 整 できます これらの 設 定 により ボルトキャッシュの 機 能 を 詳 細 に 制 御 できます ポリシーの 詳 細 設 定 は ポリシーのプロパティの[ 詳 細 ]タブにあります ポリシーの 詳 細 設 定 を 編 集 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [ポリシー]が 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 します 2 [ポリシー]を 展 開 します

94 94 第 4 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 新 しい 設 定 の 適 用 3 [Domino]を 展 開 します 4 必 要 に 応 じて [メールボックス]または[デスクトップ]をクリックします 5 右 ペインで 編 集 するポリシーの 名 前 をダブルクリックします ポリシーのプロパティが 表 示 されます 6 [ 詳 細 ]タブをクリックします 7 [ 一 覧 表 示 する 設 定 の 種 類 ]の 横 で 修 正 する 設 定 のカテゴリを 選 択 します 8 必 要 に 応 じて 設 定 を 編 集 します 設 定 をダブルクリックして 編 集 するか 設 定 を 1 回 クリックして 選 択 してから[ 修 正 ]を クリックできます 修 正 したメールボックスとデスクトップポリシーの 設 定 は 次 に 行 われる Domino プロビ ジョニングタスクの 同 期 の 実 行 中 にユーザーのメールボックスに 適 用 されます 次 の 同 期 の 前 に 変 更 を 適 用 する 場 合 は Domino プロビジョニングタスクのプロパティの[ 同 期 ]タ ブにある[ 個 々のメールボックスを 同 期 ]を 実 行 します メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 これらの 設 定 により Domino メールボックスアーカイブを 詳 細 に 制 御 できます Domino メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 には 次 の 1 つのカテゴリがあります アーカイブ 全 般 これらの 設 定 により アーカイブ 動 作 を 詳 細 に 制 御 できます [アーカイブ 全 般 ] 設 定 は 次 のとおりです 失 敗 したアイテムの 処 理 下 書 きアイテムをアーカイブ 電 子 メールアドレスをルックアップ アーカイブ 名 をリセット ショートカット 以 外 のアイテムの 添 付 ファイルの 削 除

95 第 4 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 95 失 敗 したアイテムの 処 理 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アーカイブに 3 回 失 敗 したアイテムを 以 降 のアーカイブ 実 行 時 に 処 理 する かどうかを 制 御 できます [ 再 処 理 を 行 う] アーカイブを 実 行 するたびに 繰 り 返 し 失 敗 したアイテ ムの 再 処 理 を 行 います [ 再 処 理 を 行 わない](デフォルト) 以 降 のアーカイブ 実 行 時 には 繰 り 返 し 失 敗 したアイテムの 再 処 理 を 行 いません SetFailedMsgsDoNotArchive 下 書 きアイテムをアーカイブ 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 下 書 きアイテムがアーカイブされるかどうかを 制 御 できます 設 定 の 変 更 は Domino プロビジョニングタスクの 次 回 実 行 時 に ユーザーのメールファイ ルに 適 用 されます 変 更 をすぐに 適 用 するには Domino プロビジョニング タスクプロパティの[ 同 期 ]タブにある[ 個 々のメールボックスを 同 期 ]をクリッ クします [ 無 効 ](デフォルト) 下 書 きアイテムがアーカイブされません [ 有 効 ] 下 書 きアイテムがアーカイブされます 下 書 きアイテムがアーカ イブされるときに ショートカットに 変 更 されず 添 付 ファイルも 削 除 され ません ArchiveDraftItems 電 子 メールアドレスをルックアップ 説 明 Domino ディレクトリを 使 って 電 子 メールアドレス ( 存 在 する 場 合 は SMTP ア ドレスも 含 む) を 解 決 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 有 効 ](デフォルト) 電 子 メールアドレスを 解 決 します [ 無 効 ] 電 子 メールアドレスを 解 決 しません 以 前 の 名 前 LookupNames アーカイブ 名 をリセット 説 明 アーカイブ 名 と Domino ユーザー 名 の 同 期 を 維 持 するかどうかを 制 御 しま す 設 定 を[ 有 効 ]にすると Domino プロビジョニングタスクの 実 行 時 (スケ ジュール 設 定 された 実 行 のときか 管 理 者 がタスクプロパティで[ 個 々のメー ルボックスを 同 期 ]をクリックしたとき) に Domino ユーザー 名 に 対 する 変 更 がアーカイブ 名 に 適 用 されます

96 96 第 4 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされている 値 [ 有 効 ](デフォルト) 同 期 中 にアーカイブ 名 が 更 新 されます [ 無 効 ] 同 期 中 にアーカイブ 名 は 更 新 されません ショートカット 以 外 のアイテムの 添 付 ファイルの 削 除 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アーカイブ 後 に 予 定 とタスクから 添 付 ファイルを 削 除 するかどうかを 制 御 しま す これらのアイテムは アーカイブ 時 に Enterprise Vault ショートカットに 変 更 されません Enterprise Vault で 添 付 ファイルを 削 除 すると 添 付 ファ イルへのリンクに 置 き 換 えられます [ 有 効 ](デフォルト) アーカイブ 後 にショートカット 以 外 のアイテムから 添 付 ファイルを 削 除 します [ 無 効 ] アーカイブ 後 にショートカット 以 外 のアイテムから 添 付 ファイル を 削 除 しません StripAttachmentsToNonShortcutItems デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 これらの 設 定 では Enterprise Vault Domino Lotus Notes クライアントの 動 作 を 細 かく 調 整 できます Domino デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 には 次 の 1 つのカテゴリがあります ボルトキャッシュ ボルトキャッシュ これらの 設 定 では ボルトキャッシュに 関 する Lotus Notes クライアントの 動 作 を 詳 細 に 制 御 します ボルトキャッシュの 設 定 は 次 のとおりです 一 時 停 止 間 隔 事 前 のアーカイブしきい 値 一 時 停 止 間 隔 説 明 Enterprise Vault が ボルトキャッシュに 追 加 が 必 要 なアイテムの 検 索 を 開 始 するまでに 待 機 する 時 間 ( 分 ) を 指 定 します サポートされている 値 時 間 ( 分 ) を 指 定 する 整 数 値 デフォルトは 3 です

97 第 4 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 97 事 前 のアーカイブしきい 値 説 明 すぐにアーカイブされると 予 想 されるアイテムを Enterprise Vault がボルト キャッシュに 事 前 にコピーするアーカイブまでの 日 数 を 指 定 します ユーザー のコンピュータにコピーされるため ダウンロードは 不 要 です サポートされている 値 日 数 を 指 定 する 整 数 値 デフォルトは 7 です

98 98 第 4 章 Domino メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定

99 5 Exchange メールボックスと デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 詳 細 設 定 について 詳 細 設 定 の 編 集 Exchange メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 では 削 除 済 みアイテムや 期 限 が 切 れて いないカレンダーイベントをアーカイブするかどうかなどのアーカイブ 動 作 を 詳 細 に 制 御 します Exchange デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 では Exchange クライアントデスクトップにお けるユーザーの 使 用 感 を 細 かく 調 整 できます これらの 設 定 により Outlook と OWA ク ライアントのボルトキャッシュと 仮 想 ボルトの 機 能 を 詳 細 に 制 御 できます ポリシーの 詳 細 設 定 は ポリシーのプロパティの[ 詳 細 ]タブにあります

100 100 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 新 しい 設 定 の 適 用 ポリシーの 詳 細 設 定 を 編 集 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [ポリシー]が 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 します 2 [ポリシー]を 展 開 します 3 [Exchange]を 展 開 します 4 必 要 に 応 じて [メールボックス]または[デスクトップ]をクリックします 5 右 ペインで 編 集 するポリシーの 名 前 をダブルクリックします ポリシーのプロパティが 表 示 されます 6 [ 詳 細 ]タブをクリックします 7 [ 一 覧 表 示 する 設 定 の 種 類 ]の 横 で 修 正 する 設 定 のカテゴリを 選 択 します 8 必 要 に 応 じて 設 定 を 編 集 します 設 定 をダブルクリックして 編 集 するか 設 定 を 1 回 クリックして 選 択 してから[ 修 正 ]を クリックできます 修 正 したメールボックスとデスクトップポリシーの 設 定 は 次 に 行 われる Exchange メール ボックスタスクの 同 期 の 実 行 中 にユーザーのメールボックスに 適 用 されます 次 の 同 期 の 前 に 変 更 を 適 用 する 場 合 は Exchange メールボックスタスクのプロパティの[ 同 期 ]タブ にある[ 同 期 ]を 実 行 します メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 これらの 設 定 により Exchange メールボックスのアーカイブを 詳 細 に 制 御 できます Exchange メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 には 次 の 1 つのカテゴリがあります アーカイブ 全 般 [アーカイブ 全 般 ] 設 定 では アーカイブ 動 作 を 詳 細 に 制 御 できます [アーカイブ 全 般 ] 設 定 は 次 のとおりです 削 除 済 みアイテムをアーカイブ 下 書 きアイテムをアーカイブ Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ 期 限 が 切 れていないカレンダーイベントをアーカイブ カスタムショートカットを 右 から 左 にフォーマットするコードページ

101 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 101 事 前 通 知 の 保 留 中 はアーカイブしない カスタマイズされた 本 文 を 適 切 なコードページでエンコード 将 来 のアイテムの 保 持 カテゴリ デフォルトの 権 限 と 匿 名 の 権 限 を 含 める 継 承 された 権 限 アーカイブするメッセージの 最 大 サイズ (MB) ショートカット 保 留 のタイムアウト アーカイブ 名 をリセット 失 敗 したメッセージを アーカイブしない に 設 定 バージョン 番 号 の 設 定 ショートカットをメールクライアントと 同 期 ショートカット 以 外 のアイテムの 添 付 ファイルの 削 除 フォルダ 権 限 を 同 期 デフォルトまたは 匿 名 の 権 限 が 存 在 する 場 合 に 警 告 メールボックスがアーカイブの 実 行 後 にクォータ 未 満 にならない 場 合 は 警 告 する 削 除 済 みアイテムをアーカイブ 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 削 除 済 みアイテム]フォルダからアイテムをアーカイブするかどうかを 制 御 します [ 無 効 ](デフォルト) [ 削 除 済 みアイテム]フォルダ 内 のアイテムはアーカ イブされません [ 有 効 ] [ 削 除 済 みアイテム]フォルダ 内 のアイテムはアーカイブされま す ArchiveDeletedItems

102 102 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 下 書 きアイテムをアーカイブ 説 明 下 書 きアイテムがアーカイブされるかどうかを 制 御 します 下 書 きフォルダ 内 の 下 書 きアイテムのみでなく すべての 下 書 きアイテムに 適 用 されます ショートカットを 作 成 するようにポリシーが 設 定 されている 場 合 でも Enterprise Vault はアーカイブ 済 み 下 書 きアイテムをショートカットに 変 換 しません アー カイブ 済 み 下 書 きアイテムはショートカットを 削 除 する 場 合 にショートカットと して 処 理 されます Enterprise Vault はアーカイブ 済 み 下 書 きアイテムから 添 付 ファイルを 削 除 しません サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) 下 書 きアイテムがアーカイブされません [ 有 効 ] 下 書 きアイテムがアーカイブされます Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 Microsoft Exchange が 管 理 するフォルダからアイテムをアーカイブするか どうかと 管 理 する 内 容 の 設 定 を 適 用 するかどうかを 制 御 します 管 理 フォ ルダは Exchange Server 2007 で 導 入 されました [ 無 効 ] Enterprise Vault は 管 理 フォルダからのアイテムのアーカイブ を 行 いません さらに 管 理 フォルダからの 手 動 によるアイテムのアーカ イブは 許 可 されません [ 標 準 ] Enterprise Vault は 管 理 フォルダを 通 常 のメールボックスフォ ルダとして 処 理 します [ 管 理 対 象 ](デフォルト) Enterprise Vault は 管 理 フォルダからアイテ ムをアーカイブし Exchange Server から 同 期 されている 保 持 設 定 を 使 います ArchiveManagedFolders2 期 限 が 切 れていないカレンダーイベントをアーカイブ 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテムをアーカイブするかどうかを 制 御 し ます [ 無 効 ](デフォルト) 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテムはアーカイ ブしません [ 有 効 ] 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテムをアーカイブします ArchiveNonExpiredCalEvents

103 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 103 カスタムショートカットを 右 から 左 にフォーマットするコードページ 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 セミコロンで 区 切 られたコードページの 一 覧 です これらのコードページを 使 うカスタムショートカットは 常 に 右 から 左 にフォーマットされます セミコロンで 区 切 られたコードページの 一 覧 たとえば 1255;1256 とな ります デフォルトは 1255 です CustomShortcutRTLCodePages 事 前 通 知 の 保 留 中 はアーカイブしない 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 Enterprise Vault で 保 留 中 の 事 前 通 知 があるアイテムをアーカイブする かどうかを 制 御 します [ 無 効 ] 保 留 中 の 事 前 通 知 があるアイテムをアーカイブします [ 有 効 ](デフォルト) 今 後 5 年 以 内 の 保 留 中 の 事 前 通 知 があるアイテム はアーカイブしません DontArchiveItemsPendingReminder カスタマイズされた 本 文 を 適 切 なコードページでエンコード 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 カスタマイズされた Enterprise Vault ショートカットの 本 文 をエンコードする ときに ( 常 に Unicode を 使 うのではなく) 適 切 な ANSI コードページを 使 い ます [ 無 効 ] カスタマイズされた Enterprise Vault ショートカットの 本 文 のエ ンコードに Unicode を 使 います [ 有 効 ] カスタマイズされた Enterprise Vault ショートカットの 本 文 のエ ンコードに ANSI コードページを 常 に 使 います EncodeCustomBodyUsingAppropriateCodePages

104 104 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 将 来 のアイテムの 保 持 カテゴリ 説 明 終 了 日 が 将 来 に 設 定 されている ( 期 限 が 切 れていない) カレンダーアイテ ム ミーティングアイテム タスクアイテムに 使 う 保 持 カテゴリの 名 前 保 持 カ テゴリが 存 在 する 必 要 があります サイトに 対 する Enterprise Vault のストレージの 有 効 期 限 がアイテムのアー カイブされた 日 付 に 基 づく 場 合 アーカイブされたカレンダーアイテム ミー ティングアイテム タスクアイテムの 終 了 日 が 将 来 に 設 定 されていると それ らのアイテムは Enterprise Vault のストレージの 有 効 期 限 によって 終 了 日 前 に 削 除 される 可 能 性 があります これを 回 避 するには そのようなアイテム がアーカイブされたときに Enterprise Vault によって 自 動 的 に 適 用 される 保 持 カテゴリを 作 成 して このポリシー 設 定 で 指 定 することができます 保 持 カテゴリプロパティの[ 有 効 期 限 の 基 準 ]の 値 は[ 修 正 した 日 付 ]に 設 定 し 保 持 期 間 は[アイテムを 無 期 限 で 保 持 ]に 設 定 することを 推 奨 します メモ: 保 持 カテゴリは すでにアーカイブされたアイテムには 過 去 にさかの ぼって 適 用 されません サポートされている 値 以 前 の 名 前 これらのアイテムに 使 うために 設 定 した 既 存 の 保 持 カテゴリの 名 前 たと えば Future Calendar Items です プロビジョニンググループのデフォルトの 保 持 カテゴリを 使 う 場 合 は 空 白 のままにします これがデフォルト 値 です FutureItemsRetCat デフォルトの 権 限 と 匿 名 の 権 限 を 含 める 説 明 Enterprise Vault で 各 メールボックスをデフォルトのアーカイブと 同 期 す るときに デフォルトアクセス 権 限 と 匿 名 アクセス 権 限 を 含 めるかどうかを 制 御 します 同 期 を 選 択 しない 場 合 は 既 存 のデフォルトと 匿 名 のユーザー 設 定 は Enterprise Vault がアーカイブから 自 動 的 に 削 除 します サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) デフォルトアクセス 権 限 や 匿 名 アクセス 権 限 を 同 期 しません [ 有 効 ] デフォルトアクセス 権 限 と 匿 名 アクセス 権 限 を 同 期 します この 設 定 には ユーザーがお 互 いのアーカイブを 参 照 できるという 影 響 があ ります IncludeDefOrAnonPerms

105 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 105 継 承 された 権 限 説 明 Enterprise Vault で メールボックスとアーカイブの 間 でアクセス 権 限 を 同 期 するときに 継 承 されたアクセス 権 限 を 含 めるかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) 継 承 されたアクセス 権 限 を 同 期 しません [ 有 効 ] 継 承 されたアクセス 権 限 を 同 期 します 以 前 の 名 前 IncludeInheritedRights アーカイブするメッセージの 最 大 サイズ (MB) 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アーカイブするメッセージの 最 大 サイズを 制 御 します 0 メッセージの 最 大 サイズを 制 限 しません 0 より 大 きい 整 数 アーカイブするメッセージの 最 大 サイズ (MB) デフォ ルトは 250 です MaxMessageSizeToArchiveMB ショートカット 保 留 のタイムアウト 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アイテムをアーカイブ 待 ち 復 元 待 ち 削 除 待 ちの 状 態 にしておく 日 数 を 指 定 します この 日 数 を 過 ぎると アイテムはリセットされます [ 無 効 ](デフォルト) アーカイブ 待 ち 復 元 待 ち 削 除 待 ちのショートカッ トを 一 切 リセットしません 0 レポートモードでの 実 行 時 Exchange メールボックスタスクはアーカ イブ 待 ち 復 元 待 ち 削 除 待 ちのショートカットをすべてリセットします 標 準 モードで 実 行 されている 場 合 ショートカットはリセットされません 0 より 大 きい 任 意 の 整 数 ここで 指 定 された 日 数 より 古 いアーカイブ 待 ち 復 元 待 ち 削 除 待 ちのショートカットをリセットします この 処 理 は 通 常 のアーカイブとレポートモードの 両 方 で 行 われます PendingShortcutTimeout アーカイブ 名 をリセット 説 明 サポートされている 値 同 期 中 に メールボックス 名 と 一 致 するようにアーカイブ 名 を 自 動 的 に 変 更 するかどうかを 制 御 します [ 無 効 ] 同 期 中 に アーカイブ 名 は 一 切 変 更 されません [ 有 効 ](デフォルト) 同 期 中 に アーカイブ 名 はメールボックス 名 と 一 致 するように 必 要 に 応 じて 自 動 的 に 変 更 されます

106 106 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 ResetArchiveNames 失 敗 したメッセージを アーカイブしない に 設 定 説 明 あるアイテムをアーカイブできない 場 合 次 のアーカイブの 実 行 時 にそのア イテムを 再 処 理 することが Exchange メールボックスタスクのデフォルトの 動 作 です これは 失 敗 したアイテムは 多 くの 場 合 2 回 目 の 試 行 でアーカイ ブに 成 功 するためです この 設 定 を 有 効 にすると アーカイブに 失 敗 したアイテムに アーカイブしな い (Do Not Archive) とマーク 付 けすることによって 次 回 のアーカイブが 実 行 されたときに 再 処 理 の 対 象 にならないように 動 作 を 変 更 できます サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) アーカイブに 失 敗 したアイテムは アーカイブしな い とマーク 付 けされません [ 有 効 ] アーカイブに 失 敗 したアイテムは アーカイブしない とマーク 付 けされます SetFailedMsgsDoNotArchive バージョン 番 号 の 設 定 説 明 サポート 専 用 です サポートされている 値 詳 細 設 定 の 内 部 バージョン 番 号 です この 設 定 は 変 更 できません 以 前 の 名 前 SettingsVersionNumber ショートカットをメールクライアントと 同 期 説 明 Enterprise Vault で Microsoft Entourage などの 簡 易 メールクライアント のキャッシュにアイテムのショートカットを 作 成 するかどうかを 制 御 します こ の 設 定 は 登 録 済 みの Entourage メールボックスにのみ 適 用 されます サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) ショートカットは 作 成 されません [ 有 効 ] キャッシュにアイテムのショートカットが 作 成 されます

107 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 107 ショートカット 以 外 のアイテムの 添 付 ファイルの 削 除 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アーカイブ 後 にカレンダーアイテム ミーティングアイテム ( 要 求 応 答 取 り 消 しを 含 む) タスクとタスク 要 求 アイテム 連 絡 先 から 添 付 ファイルを 削 除 す るかどうかを 制 御 します これらのアイテムは アーカイブ 時 に Enterprise Vault ショートカットに 変 更 されません Enterprise Vault で 添 付 ファイルを 削 除 すると 添 付 ファイルへのリンクに 置 き 換 えられます [ 有 効 ](デフォルト) アーカイブ 後 にショートカット 以 外 のアイテムから 添 付 ファイルを 削 除 します [ 無 効 ] アーカイブ 後 にショートカット 以 外 のアイテムから 添 付 ファイル を 削 除 しません StripAttachmentsToNonShortcutItems フォルダ 権 限 を 同 期 説 明 メールボックスの 代 理 アクセス 権 と 共 有 フォルダアクセス 権 限 を 同 期 するか どうかを 制 御 します これらが 同 期 されない 場 合 対 応 するアーカイブにアク セスできるのはメールボックスの 所 有 者 のみになります これにより たとえ ば 代 理 人 によるメールボックスアーカイブへのアクセスなどの 操 作 ができな くなります サポートされている 値 [ 無 効 ] フォルダのアクセス 権 限 は 同 期 されません [ 有 効 ](デフォルト) フォルダのアクセス 権 限 が 同 期 されます 以 前 の 名 前 SynchronizeFolderPermissions

108 108 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 デフォルトまたは 匿 名 の 権 限 が 存 在 する 場 合 に 警 告 説 明 Enterprise Vault で フォルダにデフォルトアクセス 権 限 または 匿 名 アクセ ス 権 限 が 設 定 されている 場 合 に Enterprise Vault イベントログにエントリを 記 録 するかどうかを 制 御 します 警 告 は 次 のようになります Date: 29/06/2004 Source: Enterprise Vault Time: 18:00:42 Category: Archive Service Type: Warning Event ID: 3284 User: N/A Computer: DEMO Description: The folder has Anonymous permissions set that grant all users access to this folder.by default, this has not been synchronized to the users archive. MailboxDn: /o=admin/ou=first Administrative Group/cn=Recipients/cn=HardyO FolderPath: Inbox サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ] フォルダにデフォルトアクセス 権 限 または 匿 名 アクセス 権 限 が 設 定 されている 場 合 でも 警 告 を 発 生 しません [ 有 効 ](デフォルト) フォルダにデフォルトアクセス 権 限 または 匿 名 アク セス 権 限 が 設 定 されている 場 合 警 告 を 発 生 します WarnWhenDefOrAnonPerms メールボックスがアーカイブの 実 行 後 にクォータ 未 満 にならない 場 合 は 警 告 する 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 メールボックスをクォータの 空 きレベル 設 定 未 満 にするために 利 用 できるアー カイブ 可 能 なアイテムが 少 なすぎた 場 合 に 警 告 をイベントログに 示 すかど うかを 制 御 します [ 無 効 ] 必 要 とされている 使 用 レベルまでメールボックスを 削 減 するため に 利 用 できるアイテムが 少 なすぎた 場 合 に 警 告 をログに 記 録 しません [ 有 効 ](デフォルト) 必 要 とされている 使 用 レベルまでメールボックスを 削 減 するために 利 用 できるアイテムが 少 なすぎた 場 合 に 警 告 をログに 記 録 します WarnNotEnoughArchivedForQuota

109 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 109 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 これらの 設 定 により Exchange デスクトップポリシー 設 定 を 詳 細 に 制 御 できます Exchange デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 には 次 の 4 つのカテゴリがあります Outlook OWA ボルトキャッシュ 仮 想 ボルト Outlook [Outlook] 設 定 では Enterprise Vault Outlook クライアントの 動 作 を 制 御 できます 注 記 されている 場 合 を 除 き Entourage クライアントに 影 響 する 設 定 はありません [Outlook] 設 定 は 次 のとおりです イントラネットゾーンにサーバーを 追 加 パブリックフォルダ 内 でスクリプトを 許 可 共 有 フォルダ 内 でスクリプトを 許 可 ショートカットのコピーを 許 可 IE ファイルキャッシュを 自 動 的 に 削 除 Outlook アドインを 自 動 的 に 再 有 効 化 アーカイブエクスプローラの 終 了 時 の 動 作 ローカルにフォームを 配 備 Outlook のプレビューペインを 修 正 フォルダのプロパティを 表 示 エラー 時 にフォームの 再 ロードを 強 制 元 のアイテムを 転 送 アーカイブエクスプローラを 起 動 アドインの 自 動 再 有 効 化 を 制 限 メールボックスプロパティを 表 示 PST ファイルにマーク 付 け メッセージプロパティを 表 示 Outlook アドインの 動 作

110 110 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 印 刷 動 作 PST のインポート 一 時 停 止 間 隔 PST インポート 作 業 チェック 間 隔 PST の 検 索 間 隔 パブリックフォルダの 操 作 PST エントリを 削 除 イントラネットゾーンからサーバーを 削 除 返 信 動 作 RPC over HTTP 接 続 RPC over HTTP プロキシ URL RPC over HTTP の 制 限 検 索 動 作 ショートカットのダウンロード 進 捗 状 況 一 時 削 除 Web アプリケーション URL イントラネットゾーンにサーバーを 追 加 説 明 一 覧 に 表 示 されたサーバーを Internet Explorer のローカルイントラネット ゾーンに 追 加 します この 設 定 は Internet Explorer 5.0 以 降 で 有 効 です この 設 定 を 使 うと アーカイブを 検 索 するときやアーカイブ 済 みアイテムを 復 元 するときに ユーザーにログオン 情 報 の 入 力 を 求 めるメッセージが 表 示 さ れなくなります この 変 更 は 現 在 のユーザーにのみ 適 用 されるため 同 じコンピュータの 他 の ユーザーは 影 響 を 受 けません ユーザーが Internet Explorer を 修 正 するアクセス 権 限 を 持 っていない 場 合 セキュリティ 設 定 は 変 更 されず エラーは 生 成 されません 組 織 内 の Windows XP コンピュータと Vista コンピュータに Federal Desktop Core Configuration (FDCC) Group Policy Object (GPO) を 適 用 している 場 合 は この 設 定 を 使 えません FDCC 準 拠 のデスクトップの 場 合 ユー ザーはコンピュータのローカルイントラネットゾーンの 設 定 を 変 更 できません これらのユーザーに 対 して Internet Explorer を 設 定 する 方 法 については Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 で FDCC 準 拠 コンピュー タへの Enterprise Vault サーバーの 詳 細 の 公 開 に 関 するセクションを 参 照 してください

111 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 111 サポートされている 値 テキスト 文 字 列 Internet Explorer のローカルイントラネットゾーンに 追 加 するコンピュータを 定 義 します この 文 字 列 には ワイルドカード 文 字 ドメイン 名 DNS エイリアス IP アドレスのいずれかを 含 めることができま す 複 数 のコンピュータを 指 定 するには セミコロン (;) を 使 ってコンピュータ 名 を 区 切 ります 構 文 は 次 のとおりです computer1[;computer2][;computer3]... テキスト 文 字 列 の 例 をいくつか 次 に 示 します webserver.mycorp.com *.mycorp.com mywebserver;*.mycorp.com 以 前 の 名 前 AddServerToIntranetZone パブリックフォルダ 内 でスクリプトを 許 可 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [パブリックフォルダ 内 でスクリプトを 許 可 ]を Outlook アドインが 自 動 的 に 設 定 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Outlook アドインがパブリックフォ ルダにあるショートカットを 開 くために 必 要 です [ 強 制 的 に 無 効 化 ] Outlook アドインがパブリックフォルダにあるショー トカットを 開 くことができません [ 強 制 的 に 有 効 化 ](デフォルト) Outlook アドインがパブリックフォルダ にあるショートカットを 開 くことができます [ユーザーの 設 定 を 保 持 ] [パブリックフォルダ 内 でスクリプトを 許 可 ]に ついて Outlook のユーザー 設 定 は 変 更 されません AllowScriptPublicFolders 共 有 フォルダ 内 でスクリプトを 許 可 説 明 サポートされている 値 Outlook の[ 共 有 フォルダ 内 でスクリプトを 許 可 ]を Outlook アドインが 自 動 的 に 設 定 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Outlook アドインが 共 有 フォルダにあるショートカットを 開 くために 必 要 です [ 強 制 的 に 無 効 化 ] Outlook アドインが 共 有 フォルダにあるショートカッ トを 開 くことができません [ 強 制 的 に 有 効 化 ](デフォルト) Outlook アドインが 共 有 フォルダにある ショートカットを 開 くことができます [ユーザーの 設 定 を 保 持 ] [ 共 有 フォルダ 内 でスクリプトを 許 可 ]につい て Outlook のユーザー 設 定 は 変 更 されません

112 112 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 AllowScriptSharedFolders ショートカットのコピーを 許 可 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーがショートカットをコピーしようとしたときの 動 作 を 制 御 します ショー トカットのコピーの 代 わりに Enterprise Vault でもとのアイテムを 復 元 でき ます これによって アーカイブ 済 みアイテムが 後 で 削 除 され 孤 立 して 機 能 しなくなったショートカットが 残 された 場 合 に 生 じることがある 混 乱 を 防 止 できます [ 無 効 ](デフォルト) ユーザーがショートカットをコピーしようとすると ア イテムはコピーできないが アイテムの 復 元 後 にはコピーできるというメッ セージが 表 示 されます [ 有 効 ] ユーザーはショートカットをコピーできます (これは Enterprise Vault 6.0 より 前 のバージョンと 同 じ 動 作 です ) ユーザーが 後 でショートカットとそれに 対 応 するアーカイブ 済 みアイテム を 削 除 すると ショートカットのすべてのコピーは 動 作 しなくなります AllowCopyShortcut IE ファイルキャッシュを 自 動 的 に 削 除 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 Internet Explorer のキャッシュでアーカイブ 済 みアイテムの 表 示 が 禁 止 さ れている 場 合 に Outlook への Enterprise Vault アドインがユーザーのイ ンターネット 一 時 ファイルを 自 動 的 に 削 除 するかどうかを 制 御 します [ファイルを 削 除 しない](デフォルト) インターネット 一 時 ファイルを 削 除 しません [ファイルを 削 除 してユーザーに 通 知 する] インターネット 一 時 ファイル を 削 除 して ファイルが 削 除 されたことをユーザーに 通 知 します [ 通 知 せずにファイルを 削 除 する] インターネット 一 時 ファイルを 削 除 し ますが ユーザーには 通 知 しません [ユーザーに 確 認 ] インターネット 一 時 ファイルを 削 除 する 必 要 がある かどうかをユーザーに 確 認 します AutoDeleteIECache Outlook アドインを 自 動 的 に 再 有 効 化 説 明 Enterprise Vault Outlook アドインが 無 効 になったときに 自 動 的 に 再 有 効 化 するかどうかを 制 御 します

113 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 113 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 再 有 効 化 しない] Outlook アドインが 無 効 になったときに 自 動 的 に 再 有 効 化 しません [ 再 有 効 化 してユーザーに 通 知 する](デフォルト) Outlook アドインが 無 効 になったときに 自 動 的 に 再 有 効 化 し このことをユーザーに 通 知 し ます [ 通 知 せずに 再 有 効 化 する] Outlook アドインが 無 効 になったときに 自 動 的 に 再 有 効 化 し このことをユーザーに 通 知 しません [ユーザーに 確 認 ] Outlook アドインを 再 有 効 化 する 必 要 があるかどう かをユーザーに 確 認 します AutoReEnable アーカイブエクスプローラの 終 了 時 の 動 作 説 明 Outlook 2002 や Outlook 2003 でアーカイブエクスプローラを 終 了 すると きに 強 制 的 に 表 示 を 更 新 するかどうかを 制 御 します これによって 一 部 の 画 面 が 適 切 に 更 新 されない 問 題 を 解 決 します サポートされている 値 [ 更 新 しない] 強 制 的 に 更 新 しません [ 更 新 する](デフォルト) 強 制 的 に 更 新 します 以 前 の 名 前 UseFolderSwitchOnAEClose ローカルにフォームを 配 備 説 明 Enterprise Vault の Exchange フォームがユーザーの 個 人 用 フォームライ ブラリにどのように 配 備 されるかを 制 御 します この 設 定 によって 組 織 フォームライブラリがない 環 境 での Enterprise Vault の Exchange フォームの 配 備 を 制 御 できます フォームをローカルに 配 備 するように 選 択 すると Enterprise Vault を 最 新 バージョンに 更 新 したときに フォームが 自 動 的 に 更 新 されます

114 114 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 配 備 しない] Enterprise Vault の Exchange フォームは ユーザー の 個 人 用 フォームライブラリに 配 備 されません [ 組 織 フォームがない 場 合 ] 組 織 フォームライブラリがない 場 合 に ユー ザーの 個 人 用 フォームライブラリに 配 備 します [ 常 に 配 備 ](デフォルト) 常 にフォームをローカルに 配 備 します [ 削 除 ] ローカルに 配 備 されたフォームを 削 除 します この 設 定 は 組 織 フォームライブラリが 利 用 可 能 になるように Exchange Server 環 境 が 変 更 された 場 合 などに 役 に 立 つことがあります この 設 定 によって ローカルに 配 備 されたすべてのフォームをユーザーのコンピュータから 削 除 できます Enterprise Vault を 最 新 バージョンにアップグレードする 場 合 は この オプションを 使 って 既 存 のローカルフォームを 削 除 する 必 要 はありませ ん 既 存 のフォームは 自 動 的 にアップグレードされます DeployFormsLocally Outlook のプレビューペインを 修 正 説 明 この 設 定 は Outlook XP と Outlook 2003 に 影 響 します SP2 以 前 の Outlook XP バージョンには Enterprise Vault のショートカッ トの 内 容 が Outlook のプレビューウィンドウに 表 示 されないという 問 題 があり ます この 問 題 を 回 避 するには Outlook XP SP2 以 降 または Outlook 2003 を 使 う 必 要 があります 適 切 なバージョンの Outlook を 用 意 したら プレビューウィンドウを 機 能 させ るために 各 クライアントコンピュータでレジストリ 値 をいくつか 設 定 する 必 要 が あります [Outlook のプレビューペインを 修 正 ]を 設 定 すると Enterprise Vault クライアントは 次 のレジストリキーの 下 に 必 要 なエントリを 自 動 的 に 作 成 します HKEY_CURRENT_USER Software Microsoft Office nn.0 Ou tlook Custom Forms Preview HKEY_CURRENT_USER Software Microsoft Office nn.0 Ou tlook Custom Forms Read 必 要 なエントリは 次 のとおりです IPM.Note.EnterpriseVault.PendingArchive IPM.Note.EnterpriseVault.PendingArchive.ArchiveMe IPM.Note.EnterpriseVault.Shortcut IPM.Note.EnterpriseVault.Shortcut.DeleteMe IPM.Note.EnterpriseVault.Shortcut.RestoreMe

115 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 115 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 適 用 しない] レジストリ 値 を 自 動 的 に 書 き 込 みません [ 自 動 的 に 適 用 する](デフォルト) ユーザーのコンピュータが Outlook XP または Outlook 2003 を 実 行 している 場 合 Enterprise Vault クラ イアントは 必 要 なレジストリ 値 を 自 動 的 に 書 き 込 みます この 設 定 は ユーザーのコンピュータが Outlook XP または Outlook 2003 を 実 行 していない 場 合 は 何 も 影 響 ありません FixOutlookPreviewPane フォルダのプロパティを 表 示 説 明 フォルダのプロパティに [Enterprise Vault プロパティ]タブを 表 示 するか どうかを 制 御 します Enterprise Vault の 設 定 をすべてロックした 場 合 は プロパティのタブも 非 表 示 にした 方 がよい 場 合 があります プロパティのタブを 非 表 示 にすることにより ユーザーはタブページにアクセ スして 設 定 を 変 更 することができないため 事 実 上 すべての 設 定 をロックし ていることになります サポートされている 値 以 前 の 名 前 [タブを 非 表 示 ] Enterprise Vault フォルダのプロパティを 非 表 示 にし ます [タブを 表 示 ](デフォルト) Enterprise Vault フォルダのプロパティを 表 示 します FolderPropertiesVisible エラー 時 にフォームの 再 ロードを 強 制 説 明 エラーが 発 生 した 場 合 に Outlook がフォームを 再 ロードするように Outlook のレジストリエントリ ForceFormReload を 書 き 込 むかどうかを 制 御 します このレジストリエントリはすべての Outlook フォームに 適 用 されるため この 設 定 を 変 更 すると 他 のアプリケーションに 影 響 する 場 合 があることに 注 意 し てください 詳 しくは Microsoft 社 の 次 の 記 事 を 参 照 してください (Outlook 2000 SP3 以 降 ) (Outlook 2002(XP) SP1) (Outlook 2003) (Outlook 2007)

116 116 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [エントリの 削 除 ] レジストリエントリを 削 除 します つまり エラー 時 に Outlook はフォームを 再 ロードしません [エントリの 書 き 込 み](デフォルト) レジストリエントリを 書 き 込 みます こ の 設 定 により エラー 時 に Outlook はフォームを 再 ロードします SetForceFormReload 元 のアイテムを 転 送 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーがショートカットを 転 送 するときの 動 作 を 制 御 します デフォルトで はアーカイブ 済 みアイテムを 転 送 しますが ショートカット 自 体 の 内 容 を 転 送 できます [ショートカット] ショートカットを 転 送 します [ 元 の 内 容 ](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムを 転 送 します 種 類 が IPM.Document または IPM.Appointment のアイテムは 転 送 できません ユーザーがこれらの 種 類 のアイテムを 転 送 しようとすると 説 明 のメッセージが 表 示 されます ForwardOriginalItem アーカイブエクスプローラを 起 動 説 明 アーカイブエクスプローラを Outlook ウィンドウと 統 合 して 表 示 するか 別 の Web ブラウザウィンドウに 表 示 するかを 制 御 します 個 々のコンピュータで 設 定 できる 同 じレジストリ 値 も 存 在 することに 注 意 して ください レジストリ 値 を 設 定 するには ユーザーのコンピュータで 次 のレジストリキー の 下 に LaunchAEInBrowser という 名 前 の DWORD 値 を 作 成 します HKEY_CURRENT_USER SOFTWARE KVS Enterprise Vault Client 別 のブラウザウィンドウにアーカイブエクスプローラを 表 示 するには LaunchAEInBrowser の 値 を 1 に 設 定 し アーカイブエクスプローラを Outlook ウィンドウと 統 合 して 表 示 するには 0 に 設 定 します サポートされている 値 以 前 の 名 前 [Outlook](デフォルト) アーカイブエクスプローラを Outlook ウィンドウ と 統 合 して 表 示 します [ 別 のブラウザ] アーカイブエクスプローラを 別 の Web ブラウザウィンド ウに 表 示 します LaunchAEInBrowser

117 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 117 アドインの 自 動 再 有 効 化 を 制 限 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 任 意 の 7 日 間 の 期 間 中 に Outlook アドインが Outlook アドインとして 自 身 を 再 有 効 化 できる 最 大 回 数 を 制 御 します 任 意 の 7 日 間 の 期 間 中 に Outlook アドインが 自 身 を 再 有 効 化 できる 最 大 回 数 を 指 定 する 整 数 値 デフォルトは 3 です MaxAutoReEnables メールボックスプロパティを 表 示 説 明 メールボックスのプロパティに [Enterprise Vault プロパティ]タブを 表 示 するかどうかを 制 御 します Enterprise Vault の 設 定 をすべてロックした 場 合 は プロパティのタブも 非 表 示 にした 方 がよい 場 合 があります プロパティのタブを 非 表 示 にすることにより ユーザーはタブページにアクセ スして 設 定 を 変 更 することができないため 事 実 上 すべての 設 定 をロックし ていることになります サポートされている 値 以 前 の 名 前 [タブを 非 表 示 ] メールボックスの[Enterprise Vault プロパティ]タブを 非 表 示 にします [タブを 表 示 ](デフォルト) メールボックスの[Enterprise Vault プロパ ティ]タブを 表 示 します MailboxPropertiesVisible PST ファイルにマーク 付 け 説 明 Enterprise Vault クライアントで PST ファイルに 所 有 するアカウントの 詳 細 をマーク 付 けするかどうかを 制 御 します この 設 定 は PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault に 移 行 しようとしている 場 合 に 便 利 です マーク 付 けを 有 効 に 設 定 した 場 合 Outlook を 起 動 すると Enterprise Vault クライアントはユーザーの Outlook プロファイルに 列 挙 されているす べての PST を 開 こうとします ユーザーは パスワードで 保 護 された PST に 対 するパスワードの 入 力 を 求 めるメッセージが 表 示 され アクセスできない PST があるとエラーメッセージが 表 示 されます サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) Enterprise Vault クライアントは PST ファイルに マーク 付 けしません [ 有 効 ](デフォルト) Enterprise Vault クライアントは 所 有 するアカウ ントの 詳 細 を PST ファイルにマーク 付 けします MarkPSTs

118 118 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 メッセージプロパティを 表 示 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 個 々のメッセージのプロパティで[Enterprise Vault プロパティ]タブを 表 示 するかどうかを 制 御 します Enterprise Vault の 設 定 をすべてロックした 場 合 は プロパティのタブも 非 表 示 にした 方 がよい 場 合 があります [タブを 非 表 示 ] メッセージの[Enterprise Vault プロパティ]タブを 非 表 示 にします [タブを 表 示 ](デフォルト) メッセージの[Enterprise Vault プロパティ] タブを 表 示 します MessagePropertiesVisible Outlook アドインの 動 作 説 明 Outlook アドインを HTTP-Only Outlook アドインとまったく 同 様 に 動 作 さ せるかどうかを 制 御 します この 設 定 は すべてのユーザーにまったく 同 じ 機 能 を 持 たせる 場 合 に 役 に 立 つことがあります 機 能 で 異 なるのは HTTP-Only Outlook アドインではアイテムやフォルダ の Enterprise Vault プロパティにアクセスできず 手 動 アーカイブの 実 行 時 に 移 行 先 のアーカイブと 保 持 カテゴリを 指 定 できないという 点 のみです サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 標 準 ] Outlook アドインの 動 作 は 変 わりません [HTTP のみ](デフォルト) Outlook アドインは HTTP-Only Outlook アドインとまったく 同 様 に 動 作 します [Outlook アドインの 動 作 ]を[HTTP のみ]に 設 定 し 既 存 のポリシーで ユーザーが Enterprise Vault フォルダの 設 定 を 変 更 できるようにしてい る 場 合 は Policy Manager を 実 行 して すべてのフォルダをサイトの 設 定 に 戻 すようにします Policy Manager について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください UseSelfInstallFunct 印 刷 動 作 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーがショートカットを 印 刷 するときの 動 作 を 制 御 します デフォルトで は ショートカットではなく アーカイブ 済 みアイテムの 内 容 を 印 刷 します [ショートカット] ショートカットの 内 容 を 印 刷 します [アーカイブ 済 みアイテム](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムの 内 容 を 印 刷 します PrintOriginalItem

119 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 119 PST のインポート 一 時 停 止 間 隔 説 明 クライアント 主 導 の PST 移 行 を 行 う 場 合 この 設 定 によって 1 つの PST ファ イルのインポートを 完 了 してから 次 の PST ファイルのインポートを 開 始 する までに Outlook アドインが 待 機 する 時 間 を 制 御 します これは Outlook が 起 動 されてから PST ファイルのインポートを 続 行 するま でに Outlook アドインが 待 機 する 時 間 でもあります サポートされている 値 以 前 の 名 前 整 数 PST ファイルのインポート 時 に 各 PST ファイルの 処 理 の 間 に 待 機 する 時 間 ( 分 ) と Outlook 起 動 後 に PST ファイルのインポートを 続 行 するまでに 待 機 する 時 間 ( 分 ) です デフォルトは 1 ( 分 ) です PSTImportPauseInterval PST インポート 作 業 チェック 間 隔 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 他 の 処 理 をチェックする 前 に 作 業 を 完 了 するまでクライアント 主 導 の PST 移 行 が 待 機 する 時 間 ( 分 ) です 整 数 他 の 処 理 をチェックするまでの 待 機 時 間 ( 分 ) を 指 定 する 整 数 値 デフォルトは 60 です PSTImportNoWorkPauseInterval PST の 検 索 間 隔 説 明 クライアント 主 導 の PST 移 行 を 行 う 場 合 この 設 定 によって ユーザーのコ ンピュータで PST ファイルを 検 索 してから 次 の 検 索 を 開 始 するまでに Outlook アドインが 待 機 する 時 間 を 制 御 します サポートされている 値 整 数 検 索 と 検 索 の 間 に 待 機 する 日 数 を 指 定 します デフォルトは 7 ( 日 ) です 以 前 の 名 前 PSTSearchInterval パブリックフォルダの 操 作 説 明 ユーザーが 次 の 操 作 を 行 うことができるかどうかを 制 御 します パブリックフォルダから 手 動 でアーカイブします パブリックフォルダから 手 動 で 復 元 します パブリックフォルダで ショートカットと それに 対 応 するアーカイブ 済 み アイテムを 削 除 します

120 120 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) ユーザーはパブリックフォルダでアーカイブ 復 元 削 除 を 行 うことができます ユーザーは メールボックスのアーカイブが 有 効 にされている 必 要 があり 修 正 しようとしているフォルダで 編 集 者 発 行 編 集 者 所 有 者 のいずれかのアクセス 権 限 を 持 っている 必 要 があ ります [ 有 効 ] ユーザーはパブリックフォルダでアーカイブ 復 元 削 除 を 行 う ことができません DisablePublicFolderOps PST エントリを 削 除 説 明 PST ファイルの 移 行 が 完 了 したときに それに 対 応 する PST ファイルのエン トリをユーザープロファイルから 削 除 するかどうかを 制 御 します 必 要 に 応 じて 値 を 組 み 合 わせることができます たとえば 隠 しファイル (4) または 読 み 取 り 専 用 (2) になっている PST ファイルの PST エントリを 削 除 す るには [PST エントリを 削 除 ]を 6 に 設 定 します サポートされている 値 以 前 の 名 前 0 (デフォルト) PST ファイルの 移 行 後 にプロファイルのエントリを 削 除 し ません 1 PST ファイルがユーザーのコンピュータから 削 除 された 場 合 にプロ ファイルのエントリを 削 除 します 2 PST ファイルが 読 み 取 り 専 用 になっている 場 合 に PST エントリを 削 除 します 4 PST ファイルに 隠 しファイル 属 性 が 設 定 されている 場 合 に PST エン トリを 削 除 します RemovePSTEntries イントラネットゾーンからサーバーを 削 除 説 明 一 覧 に 表 示 されたサーバーを Internet Explorer のローカルイントラネット ゾーンから 削 除 します この 設 定 は Internet Explorer 5.0 以 降 で 有 効 で す この 設 定 の 結 果 として 適 切 なアクセスを 設 定 した 場 合 を 除 き ユーザーは アーカイブを 検 索 したり アーカイブ 済 みアイテムを 復 元 したりするときに ユーザー 名 とパスワードの 入 力 を 求 めるメッセージが 表 示 されます この 変 更 は 現 在 のユーザーにのみ 適 用 されるため 同 じコンピュータの 他 の ユーザーは 影 響 を 受 けません ユーザーが Internet Explorer を 修 正 するアクセス 権 限 を 持 っていない 場 合 セキュリティ 設 定 は 変 更 されず エラーは 生 成 されません

121 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 121 サポートされている 値 テキスト 文 字 列 Internet Explorer のローカルイントラネットゾーンから 削 除 するコンピュータを 定 義 します この 文 字 列 には ワイルドカード 文 字 ドメイン 名 DNS エイリアス IP アドレスのいずれかを 含 めることがで きます 複 数 のコンピュータを 指 定 するには セミコロン (;) を 使 ってコンピュータ 名 を 区 切 ります 構 文 は 次 のとおりです computer1[;computer2][;computer3]... テキスト 文 字 列 の 例 をいくつか 次 に 示 します webserver.mycorp.com *.mycorp.com mywebserver;*.mycorp.com 以 前 の 名 前 RemoveServerFromIntranetZone 返 信 動 作 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーがショートカットに 返 信 するときの 動 作 を 制 御 します デフォルトで はアーカイブ 済 みアイテムの 内 容 を 含 めますが ショートカット 自 体 の 内 容 も 含 めることができます [ショートカット] 返 信 にショートカットの 内 容 を 含 めます (これは Enterprise Vault 6.0 より 前 のバージョンと 同 じ 動 作 です ) [ 元 の 内 容 ](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムの 内 容 を 含 めます ReplyToOriginalItem RPC over HTTP 接 続 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 RPC over HTTP 経 由 で Outlook アドインが Enterprise Vault Web Access アプリケーションに 接 続 するときに 使 う 接 続 を 制 御 します [プロキシを 使 用 ](デフォルト) Exchange Server 2003 では クライア ントは Exchange RPC プロキシサーバー 上 の Web サーバーに 接 続 し ます Exchange Server 2007 では Outlook Anywhere クライアントは Enterprise Vault プロキシサーバー 上 の Enterprise Vault Web Access アプリケーションに 接 続 します [ 直 接 ] アーカイブをホストする Enterprise Vault サーバー 上 で Enterprise Vault Web Access アプリケーションに 直 接 接 続 します RPCOverHTTPUseDirectConnection

122 122 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 RPC over HTTP プロキシ URL 説 明 Outlook で RPC over HTTP を 使 うように 設 定 している 場 合 に Enterprise Vault クライアントが 接 続 する 代 替 URL を 指 定 できます [RPC over HTTP 接 続 ]を[プロキシを 使 用 ]に 設 定 している 場 合 Exchange Server 2003 の RPC over HTTP クライアントは Exchange RPC プロキシ サーバー 上 の 仮 想 ディレクトリ EnterpriseVaultProxy に 接 続 します Exchange Server 2007 Outlook Anywhere クライアントは Enterprise Vault プロキシサーバー 上 の 仮 想 ディレクトリ EnterpriseVault に 接 続 しま す 仮 想 ディレクトリの 名 前 を 変 更 する 場 合 この 設 定 を 使 って 代 替 の URL を 指 定 できます たとえば 仮 想 ディレクトリ 名 を EVProxy に 変 更 する 場 合 [RPC over HTTP プロキシ URL] 設 定 を 使 って 次 の URL を 指 定 します この Web_server はプロキシサーバーの 名 前 です サポートされている 値 以 前 の 名 前 URL Outlook で RPC over HTTP を 使 うように 設 定 している 場 合 に Enterprise Vault クライアントが 接 続 する 代 替 URL RPCOverHTTPProxyURL RPC over HTTP の 制 限 説 明 Outlook で RPC over HTTP を 使 うように 設 定 している 場 合 に Enterprise Vault Outlook アドインの 動 作 を 制 御 します デフォルトのインストールでは Outlook アドインで RPC over HTTP を 使 う ことはできません サポートされている 値 以 前 の 名 前 [なし] RPC over HTTP を 使 う 場 合 に すべての Enterprise Vault ク ライアントのアドイン 機 能 を 利 用 できます [User Extensions の 無 効 化 ](デフォルト) RPC over HTTP を 使 う Enterprise Vault への 接 続 が Enterprise Vault クライアントで 無 効 に なります [ボルトキャッシュの 無 効 化 ] RPC over HTTP を 使 う 場 合 に ボルトキャッ シュは 無 効 になります [PST インポートの 無 効 化 ] RPC over HTTP を 使 う 場 合 に クライアン ト 側 PST 移 行 は 無 効 になります [ボルトキャッシュと PST インポートの 無 効 化 ] RPC over HTTP を 使 う 場 合 に ボルトキャッシュとクライアント 側 PST 移 行 の 両 方 が 無 効 になり ます RPCOverHTTPRestrictions

123 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 123 検 索 動 作 説 明 [ボルトの 検 索 ]メニューオプションと[ボルトの 検 索 ]ボタンの 動 作 を 制 御 し ます この 設 定 は Outlook と Entourage の 両 方 で 有 効 です ただし Entourage では[ 別 のブラウザ] 値 のみが 適 用 されます サポートされている 値 以 前 の 名 前 [ 別 のブラウザ] 検 索 では 常 に 別 の Web ブラウザウィンドウで Enterprise Vault Web Access アプリケーションが 使 われます [Outlook](デフォルト) ユーザーが 前 提 条 件 のソフトウェアをインストー ルしている 場 合 は 常 に 検 索 は Outlook に 表 示 される 新 しいスタイルの ページで 行 われます ユーザーが 前 提 条 件 のソフトウェアをインストール していない 場 合 検 索 ページは 別 の Web ブラウザウィンドウに 表 示 され ます UseNewStyleSearch ショートカットのダウンロード 進 捗 状 況 説 明 ユーザーがショートカットを 開 き アイテムがユーザーのコンピュータにダウ ンロードされているときに 表 示 される 進 捗 状 況 ウィンドウを 制 御 します この 設 定 は Outlook と Entourage の 両 方 で 有 効 です サポートされている 値 以 前 の 名 前 0 ダウンロードのダイアログボックスを 一 切 表 示 しません 0 より 大 きい 整 数 ここで 指 定 した 秒 数 の 経 過 後 に 進 捗 状 況 のダイアロ グボックスを 表 示 します デフォルトは 1 ( 秒 ) です DownloadShortcutHideProgress 一 時 削 除 説 明 ユーザーが[ボルトから 削 除 ]をクリックしてショートカットとアーカイブ 済 みア イテムを 削 除 するときの 動 作 を 制 御 します デフォルトではショートカットの 完 全 な 削 除 を 実 行 し それに 失 敗 した 場 合 は 一 時 削 除 を 行 います 一 時 削 除 が 受 け 入 れられない 場 合 これを[ 無 効 ]に 設 定 します サポートされている 値 [ 有 効 ](デフォルト) 一 時 削 除 ができるようにします [ 無 効 ] 一 時 削 除 ができないようにします 以 前 の 名 前 NoSoftDeletes

124 124 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 Web アプリケーション URL 説 明 1 つ 以 上 の 異 なるボルトサイト 内 の Web Access アプリケーションのアドレス を 指 定 します これを 設 定 すると 指 定 したボルトサイトでショートカットを 使 うことができるようになります たとえば この 設 定 は 次 の 場 合 に 使 う 必 要 があります ユーザーが 他 のボルトサイトのメールボックスショートカットからアーカイ ブ 済 みアイテムにアクセスできるようにする 場 合 複 数 のボルトサイトの Exchange パブリックフォルダタスクでパブリックフォ ルダ 階 層 が 処 理 される 場 合 サポートされている 値 他 のボルトサイト 内 の Web Access アプリケーションの URL 1 つ 以 上 のアドレスを 次 の 形 式 で 入 力 します [site1_dns_alias]=url;[site2_dns_alias]=url ここでは 次 のとおりです site1_dns_alias と site2_dns_alias は 他 のボルトサイトの DNS エイリアスです URL はボルトサイト 内 の Web Access アプリケーションのアドレスで す 複 数 のアドレスを 指 定 するには セミコロン (;) を 使 って 区 切 ります 文 字 列 の 全 体 の 長 さは 255 文 字 以 下 にする 必 要 があります 次 に 例 を 示 します [site1.server.com]= EnterpriseVault;[site2... 以 前 の 名 前 WebAppURL OWA [OWA] 設 定 では OWA 2003 クライアントの 動 作 を 制 御 できます [OWA] 設 定 は 次 のとおりです アーカイブの 確 認 基 本 OWA クライアントの[アーカイブエクスプローラ] プレミアム OWA クライアントの[アーカイブエクスプローラ] サブフォルダをアーカイブ 基 本 的 なアーカイブ 機 能 基 本 的 な 復 元 機 能 クライアント 接 続

125 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 125 復 元 後 にショートカットを 削 除 転 送 モード 復 元 したアイテムの 場 所 オープンモード プレミアムアーカイブ 機 能 プレミアム 復 元 機 能 返 信 モード [ 全 員 に 返 信 ]モード 復 元 の 確 認 基 本 OWA クライアントの[ボルトの 検 索 ] プレミアム OWA クライアントの[ボルトの 検 索 ] 表 示 モード Web アプリケーションのエイリアス アーカイブの 確 認 説 明 ユーザーがアイテムを 手 動 でアーカイブしようとするときに 確 認 メッセージ を 表 示 するかどうかを 指 定 します サポートされている 値 [ 無 効 ] 確 認 しません [ 有 効 ](デフォルト) 確 認 メッセージを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003ArchiveConfirmation 基 本 OWA クライアントの[アーカイブエクスプローラ] 説 明 OWA 2003 基 本 クライアントのナビゲーションバーに[アーカイブエクスプ ローラ]ボタンを 表 示 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ] [アーカイブエクスプローラ]ボタンを 非 表 示 にします [ 有 効 ](デフォルト) [アーカイブエクスプローラ]ボタンを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003ArchiveExplorerFromBasicNavbar

126 126 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 プレミアム OWA クライアントの[アーカイブエクスプローラ] 説 明 OWA 2003 プレミアムクライアントのナビゲーションバーに[アーカイブエク スプローラ]ボタンを 表 示 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ] [アーカイブエクスプローラ]ボタンを 非 表 示 にします [ 有 効 ](デフォルト) [アーカイブエクスプローラ]ボタンを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003ArchiveExplorerFromPremiumNavbar サブフォルダをアーカイブ 説 明 手 動 でのアーカイブの 場 合 ユーザーの 選 択 にサブフォルダが 含 まれてい るときに サブフォルダをアーカイブするかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) サブフォルダをアーカイブしません [ 有 効 ] サブフォルダをアーカイブします 以 前 の 名 前 OWA2003ArchiveSubFolders 基 本 的 なアーカイブ 機 能 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 OWA 基 本 クライアントのユーザーがアイテムを 手 動 でアーカイブするとき に 保 持 カテゴリや 移 行 先 アーカイブなどのアーカイブ 設 定 の 選 択 を 許 可 するかどうかを 制 御 します [ 基 本 ](デフォルト) ユーザーはアーカイブの 際 に 設 定 を 変 更 できませ ん Outlook フォルダでのアーカイブ 設 定 が 使 われます この 設 定 は Outlook のユーザーまたは 管 理 者 によって 設 定 されている 可 能 性 があ ります [ 拡 張 ] ユーザーは 手 動 アーカイブを 実 行 する 際 にアーカイブ 設 定 を 選 択 できます OWA2003BasicArchiveFunction 基 本 的 な 復 元 機 能 説 明 サポートされている 値 OWA 基 本 クライアントで OWA 2003 のコンテキストメニューに[ 復 元 ]オプ ションを 表 示 するかどうかを 制 御 します [ 基 本 ](デフォルト) コンテキストメニューに[ 復 元 ]オプションを 表 示 しま せん [ 拡 張 ] コンテキストメニューに[ 復 元 ]オプションを 表 示 します

127 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 127 以 前 の 名 前 OWA2003BasicRestoreFunction クライアント 接 続 説 明 クライアントが Enterprise Vault Web サーバーに 接 続 するときに 使 う 接 続 を 制 御 します この 設 定 は ユーザーが Exchange Server 2003 に 直 接 接 続 するときに 使 います 次 の 場 合 は 直 接 接 続 を 常 に 使 います ユーザーが Exchange Server 2007 メールボックスを 持 っています ユーザーが Exchange Server 2007 クライアントアクセスサーバーを 介 して Exchange Server 2003 メールボックスにアクセスしています サポートされている 値 [プロキシを 使 用 ](デフォルト) Enterprise Vault プロキシを 使 います [ 直 接 ] Enterprise Vault Web サーバーに 直 接 接 続 します 以 前 の 名 前 OWAClientUseDirectConnection 復 元 後 にショートカットを 削 除 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ショートカットが それに 対 応 するアーカイブ 済 みアイテムの 復 元 に 使 われ たときに そのショートカットを 削 除 するかどうかを 制 御 します [ 保 持 ] アーカイブ 済 みアイテムが 復 元 されたときにショートカットを 削 除 しません [ 削 除 ](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムが 復 元 されたときにショート カットを 削 除 します OWA2003RestoreDeleteShortcut 転 送 モード 説 明 サポートされている 値 ユーザーが Enterprise Vault のショートカットの 転 送 を 選 択 したときの 動 作 を 制 御 します ショートカット 自 体 を 転 送 するか アーカイブ 済 みアイテムを 転 送 することが 可 能 です 受 信 者 は アーカイブに 対 するアクセス 権 限 を 持 っていなければ アーカイブ 済 みアイテムにアクセスすることはできませ ん [ショートカット] ショートカットの 内 容 が 転 送 されます [アーカイブ 済 みアイテム](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムが 転 送 されます

128 128 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 OWA2003ForwardMode 復 元 したアイテムの 場 所 説 明 ショートカットを 使 って 復 元 されるアイテムの 復 元 先 を 制 御 します 次 のいず れかを 復 元 先 にできます 現 在 の 場 所 (ショートカットと 同 じフォルダ) Enterprise Vault の[ 復 元 済 みアイテム]フォルダ サポートされている 値 [ 現 在 の 場 所 ](デフォルト) ショートカットと 同 じフォルダに 復 元 します [ 復 元 済 みアイテム] [ 復 元 済 みアイテム]フォルダに 復 元 します 以 前 の 名 前 OWA2003RestoreToRestoredItems オープンモード 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーが Enterprise Vault のショートカットを 開 いたときの 動 作 を 制 御 し ます [ショートカット] ショートカット 自 体 が 開 かれます [アーカイブ 済 みアイテム](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムが 開 か れます OWA2003OpenMode プレミアムアーカイブ 機 能 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 OWA プレミアムクライアントのユーザーがアイテムを 手 動 でアーカイブする ときに 保 持 カテゴリや 移 行 先 アーカイブなどのアーカイブ 設 定 の 選 択 を 許 可 するかどうかを 制 御 します [ 基 本 ] ユーザーはアーカイブの 際 に 設 定 を 変 更 できません Outlook フォルダでのアーカイブ 設 定 が 使 われます この 設 定 は Outlook の ユーザーまたは 管 理 者 によって 設 定 されている 可 能 性 があります [ 拡 張 ](デフォルト) ユーザーは 手 動 アーカイブを 実 行 する 際 にアーカ イブ 設 定 を 選 択 できます OWA2003PremiumArchiveFunction

129 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 129 プレミアム 復 元 機 能 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 OWA プレミアムクライアントのユーザーがアイテムを 手 動 でアーカイブする ときに 保 持 カテゴリや 移 行 先 アーカイブなどのアーカイブ 設 定 の 選 択 を 許 可 するかどうかを 制 御 します [ 基 本 ] ユーザーはアーカイブの 際 に 設 定 を 変 更 できません Outlook フォルダでのアーカイブ 設 定 が 使 われます この 設 定 は Outlook の ユーザーまたは 管 理 者 によって 設 定 されている 可 能 性 があります [ 拡 張 ](デフォルト) ユーザーは 手 動 アーカイブを 実 行 する 際 にアーカ イブ 設 定 を 選 択 できます OWA2003PremiumRestoreFunction 返 信 モード 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーが Enterprise Vault のショートカットに 返 信 することを 選 択 したと きの 動 作 を 制 御 します [ショートカット] ショートカットが 返 信 先 になります [アーカイブ 済 みアイテム](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムが 返 信 先 になります OWA2003ReplyMode [ 全 員 に 返 信 ]モード 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ユーザーがショートカットを 選 択 し [ 全 員 に 返 信 ]を 選 択 したときの 動 作 を 制 御 します [ショートカット] ショートカットが 返 信 先 になります [アーカイブ 済 みアイテム](デフォルト) アーカイブ 済 みアイテムが 返 信 先 になります OWA2003ReplyToAllMode 復 元 の 確 認 説 明 サポートされている 値 アーカイブ 済 みアイテムの 復 元 を 選 択 した 後 ユーザーに 確 認 を 求 めるか どうかを 制 御 します [ 無 効 ] アイテムは ユーザーに 確 認 を 求 めずに 復 元 されます [ 有 効 ](デフォルト) アイテムを 復 元 する 前 に 確 認 メッセージが 表 示 され ます

130 130 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 OWA2003RestoreConfirmation 基 本 OWA クライアントの[ボルトの 検 索 ] 説 明 OWA 2003 基 本 クライアントのツールバーに[ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ] [ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 しません [ 有 効 ](デフォルト) [ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003SearchFromBasicNavbar プレミアム OWA クライアントの[ボルトの 検 索 ] 説 明 OWA 2003 プレミアムクライアントのツールバーに[ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ] [ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 しません [ 有 効 ](デフォルト) [ボルトの 検 索 ]ボタンを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003SearchFromPremiumNavbar 表 示 モード 説 明 ユーザーがカスタムショートカットのバナーで[ 元 のアイテムを 表 示 します]を クリックしたときに もとのアイテムを OWA で 表 示 する (Outlook のメッセー ジのように 見 えます) か Enterprise Vault で 表 示 する (Web ブラウザのペー ジのように 見 えます) かを 制 御 します サポートされている 値 [Enterprise Vault] Enterprise Vault で 元 のアイテムを 表 示 します [OWA](デフォルト) OWA で 元 のアイテムを 表 示 します 以 前 の 名 前 OWA2003ViewMode Web アプリケーションのエイリアス 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 匿 名 接 続 の 仮 想 ディレクトリの 名 前 である EVAnon を 指 定 します これは 各 メールボックスの 非 表 示 の 設 定 に 同 期 されます テキスト 文 字 列 匿 名 接 続 のために 使 う 仮 想 ディレクトリの 名 前 OWAWebAppAlias

131 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 131 ボルトキャッシュ ボルトキャッシュの 詳 細 設 定 では ボルトキャッシュの 動 作 を 制 御 できます ボルトキャッシュの 設 定 は 次 のとおりです アーカイブエクスプローラのキャッシュ 間 隔 アーカイブエクスプローラの 接 続 モード アーカイブ 戦 略 自 動 ダウンロードを 一 時 停 止 ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム ダウンロード 遅 延 ダウンロードするアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 ダウンロードの 事 前 通 知 間 隔 休 止 期 間 休 止 期 間 の 単 位 大 きいアイテムのサイズ 大 きいアイテムのサイズ (KB) [ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム]をロック ダウンロードしたアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 をロック 手 動 アーカイブの 挿 入 メッセージクラスを 除 外 メッセージクラスを 含 める 最 小 経 過 日 数 最 小 経 過 日 数 の 単 位 必 要 なオフラインストア 一 時 停 止 間 隔 アイテムごとのスリープ 事 前 アーカイブ [アーカイブエクスプローラビューを 最 新 情 報 に 更 新 ]オプション ルートフォルダ ルートフォルダの 検 索 パス すべてのインデックスを 検 索

132 132 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 ダウンロードの 事 前 通 知 を 表 示 セットアップウィザードで[その 他 の 設 定 ]を 表 示 セットアップウィザードを 表 示 オフラインアーカイブエクスプローラの 開 始 日 同 期 するアーカイブの 種 類 WDS 検 索 の 自 動 有 効 化 アーカイブエクスプローラのキャッシュ 間 隔 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 オフラインアーカイブエクスプローラが アーカイブ 済 みアイテムの 一 覧 を 自 動 的 に 更 新 するかどうかを 制 御 します ユーザーが Outlook をオフラインモードで 起 動 するたびに Enterprise Vault はダウンロード 一 覧 に 追 加 する 新 しいアイテムをチェックするため ボ ルトキャッシュは 常 に 最 新 の 状 態 に 維 持 されます ただし オフラインのアーカイブエクスプローラビューには 削 除 済 みまたは 期 限 切 れのアイテムは 反 映 されない 場 合 があります オフラインビューに そのようなアイテムが 確 実 に 反 映 されるようにするには ときどきオフラインの アーカイブエクスプローラビューを 更 新 する 必 要 があります アーカイブエク スプローラのキャッシュ 間 隔 を 設 定 している 場 合 この 更 新 は 自 動 的 に 行 わ れますが ユーザーに 適 した 間 隔 にならない 場 合 があります サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 更 新 間 隔 の 日 数 デフォルトの は 一 覧 が 更 新 されないこ とを 意 味 します OVClearAECacheInterval アーカイブエクスプローラの 接 続 モード 説 明 Outlook が Exchange キャッシュモードの 場 合 に アーカイブエクスプロー ラが 接 続 状 態 を 考 慮 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Exchange キャッシュモードが 使 われていなければ 有 効 になりません

133 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 133 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 接 続 に 従 う](デフォルト) アーカイブエクスプローラは 起 動 のたびに Outlook の 接 続 状 態 を 確 認 します 接 続 が 利 用 可 能 な 場 合 はオンライ ンアーカイブエクスプローラを 使 い 接 続 がない 場 合 はオフラインアーカ イブエクスプローラを 使 います [ 常 にオフライン] オフラインアーカイブエクスプローラが 常 に 使 われま す ForceOfflineAEWithOutlookCacheMode アーカイブ 戦 略 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 サイトで 経 過 日 数 に 基 づくアーカイブを 使 うか クォータに 基 づくアーカイブ を 使 うかをボルトキャッシュに 指 示 します この 設 定 は 優 先 されます デフォ ルトでは ボルトキャッシュはアーカイブエージェントが 使 っている 戦 略 を 自 動 的 に 認 識 します 経 過 日 数 ベース (デフォルト) 経 過 日 数 を 基 準 にアーカイブを 行 う 場 合 は この 値 を 使 います これは Exchange ポリシーのプロパティの[アー カイブルール]タブにある[ 次 より 古 いアイテムをアーカイブ: 経 過 日 数 ] と 同 じです [クォータベース] クォータを 基 準 に または 経 過 日 数 とクォータを 基 準 にアーカイブを 行 う 場 合 は この 値 を 使 います これは Exchange ポリ シーのプロパティの[アーカイブルール]タブにある[メールボックスの 利 用 可 能 なストレージが 次 に 達 するまでアイテムをアーカイブ: 割 合 ] 設 定 と 同 じです OVUseInactivityPeriod 自 動 ダウンロードを 一 時 停 止 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 [ダウンロード 遅 延 ] 設 定 で 指 定 された 時 間 が 経 過 すると Enterprise Vault はこの 休 止 後 のチェックにより ダウンロードするアイテムがあるかどうか ま た 接 続 が 利 用 可 能 かどうかを 確 認 します サポートされる 値 数 値 チェックを 実 行 する 間 隔 ( 秒 数 ) デフォルトは 60 ( 秒 ) です

134 134 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 OVAutoDownloadPause ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます Enterprise Vault 8.0 での 事 前 キャッシングでは Exchange メールボック スポリシーの[アーカイブ 全 般 ] 詳 細 設 定 の[ 削 除 済 みアイテムをアーカイブ]に 従 います したがって Enterprise Vault で[ 削 除 済 みアイテム]フォルダからアイテムをアーカイブ する 場 合 は 事 前 キャッシングによって 対 象 のアイテムが[ 削 除 済 みアイテム]フォルダ からボルトキャッシュに 追 加 されます 説 明 [ 削 除 済 みアイテム]フォルダ 内 のアイテムをボルトキャッシュに 含 めるかどう かについてのデフォルトを 設 定 します ユーザーは 設 定 をロックしていない 限 り 各 自 のボルトキャッシュのオプションでこの 設 定 を 変 更 できます p.137 の [ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム]をロック を 参 照 してくださ い [ 削 除 済 みアイテム]フォルダからショートカットが 削 除 されると Outlook の 次 の 同 期 で オフラインの[ 削 除 済 みアイテム]フォルダからそれらのショー トカットが 削 除 されることに 注 意 してください これは ボルトキャッシュ 内 の 対 応 するアイテムが 利 用 できないことを 意 味 し ます そのため [ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 頻 繁 に 空 にする 場 合 は 削 除 済 みアイテムをボルトキャッシュに 含 める 意 味 はほとんどありません サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) [ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 含 めません ボルト キャッシュのセットアップウィザードは [ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 含 めるかどうかをユーザーに 確 認 しません [ 有 効 ] [ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 含 めます セットアップウィザー ドは [ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 含 めるかどうかをユーザーに 確 認 しません [ユーザーに 確 認 ] ユーザーがボルトキャッシュを 設 定 するときに セッ トアップウィザードで[ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 含 めるかどうかが 確 認 されます OVIncludeDeletedItems ダウンロード 遅 延 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます

135 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 135 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 Outlook が 起 動 してから Enterprise Vault が 新 しいアイテムのボルトキャッ シュへのダウンロードを 開 始 するまでの 時 間 ( 秒 ) です (ダウンロードの 動 作 は [ダウンロードの 事 前 通 知 を 表 示 ] 設 定 で 制 御 できます ) 数 値 アイテムをダウンロードする 前 に 待 機 する 秒 数 です デフォルトは 20 です OVAutoDownloadInitWait ダウンロードするアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 説 明 アイテムが 古 すぎると 見 なされ ボルトキャッシュへの 最 初 のダウンロードが 不 可 能 となる アイテムの 最 大 経 過 日 数 を 指 定 します たとえば [ダウンロードするアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 ]を 30 に 設 定 する と 経 過 日 数 が 30 日 以 下 のアイテムがダウンロードされます [ダウンロード するアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 ]を 0 に 設 定 すると すべてのアイテムがダ ウンロードされます サポートされる 値 以 前 の 名 前 0 経 過 日 数 を 制 限 しません すべてのアイテムがダウンロードされます 整 数 ダウンロードするアイテムの 最 大 経 過 日 数 この 経 過 日 数 以 下 の すべてのアイテムがダウンロードされます OVDownloadItemAgeLimit ダウンロードの 事 前 通 知 間 隔 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 ダウンロードを 待 機 するアイテムが 存 在 することを クライアントで 表 示 する 間 隔 を 制 御 します 0 Outlook セッションごとに 事 前 通 知 を 表 示 します 整 数 値 事 前 通 知 を 実 行 する 間 隔 ( 日 数 ) OVDownloadReminderInterval 休 止 期 間 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます

136 136 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 説 明 Enterprise Vault は 事 前 キャッシングを 実 行 するアイテムの 経 過 日 数 を 計 算 する 場 合 [ 休 止 期 間 ]を 使 う 場 合 があります Outlook アドインは 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 にのみ[ 休 止 期 間 ]の 値 を 使 います Exchange メールボックスポリシーのアーカイブルールの[ 次 より 古 いア イテムをアーカイブ] 設 定 に 値 が 設 定 されていません [ 休 止 期 間 ]の 値 をデフォルト 値 から 変 更 しています p.142 の 事 前 アーカイブ を 参 照 してください サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 デフォルトは 2 です [ 休 止 期 間 の 単 位 ] 設 定 により 単 位 が 日 週 (デフォルト) 月 年 のいずれかに 決 まります OVInactivityPeriod 休 止 期 間 の 単 位 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 休 止 期 間 ] 設 定 で 使 われる 時 間 の 単 位 です [ 日 ] [ 週 ](デフォルト) [ 月 ] [ 年 ] OVInactivityPeriodUnits 大 きいアイテムのサイズ メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 [ 最 小 経 過 日 数 ] 設 定 よりも 古 くなるとすぐに 事 前 キャッシングが 行 われるア イテムの 最 小 サイズしきい 値 として Enterprise Vault がデフォルトの 10 MB を 使 うか [ 大 きいアイテムのサイズ (KB)]を 使 うかを 制 御 します p.137 の 大 きいアイテムのサイズ (KB) を 参 照 してください p.139 の 最 小 経 過 日 数 を 参 照 してください

137 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 137 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 無 効 ](デフォルト) 10 MB より 大 きいアイテムが 最 小 経 過 日 数 より 古 く なったらすぐにアーカイブします [ 有 効 ] [ 大 きいアイテムのサイズ (KB)]の 値 より 大 きいアイテムが[ 最 小 経 過 日 数 ]より 古 くなったらすぐにアーカイブします OVUseLargeItemsSize 大 きいアイテムのサイズ (KB) メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 [ 大 きいアイテムのサイズ]が[ 有 効 ]に 設 定 されている 場 合 [ 最 小 経 過 日 数 ]よりも 古 くなるとすぐに 事 前 キャッシングが 行 われるアイテムの 下 限 サイ ズ p.139 の 最 小 経 過 日 数 を 参 照 してください p.136 の 大 きいアイテムのサイズ を 参 照 してください サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 最 小 サイズを KB で 指 定 します デフォルトは (10 MB) で す OVLargeItemsSizeKB [ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム]をロック メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます Enterprise Vault 8.0 では [ 削 除 済 みアイテム]のアイテムは 常 にボルト キャッシュにダウンロードされます 説 明 削 除 済 みアイテムを 含 めるかどうかをユーザーが 制 御 できないように [ボル トキャッシュの 削 除 済 みアイテム] 設 定 の 値 をロックするかどうかを 指 定 しま す p.134 の ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム を 参 照 してください [ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム]が[ 有 効 ]に 設 定 されている 場 合 は このオプションを[ユーザー 制 御 ]に 設 定 しないでください これは ボルト キャッシュの 設 定 時 に 誤 ったオプションを 選 択 したユーザーが 後 でその 誤 りを 修 正 できなくなるためです

138 138 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ユーザー 制 御 ](デフォルト) このボルトキャッシュオプションは [ 削 除 済 みアイテム]フォルダ 内 のアイテムをボルトキャッシュに 含 めるかどうか をユーザーが 制 御 できるようにします [ロック] このボルトキャッシュオプションは [ 削 除 済 みアイテム]フォル ダ 内 のアイテムをボルトキャッシュに 含 めるかどうかをユーザーが 制 御 で きないようにします OVIncludeDeletedItemsLock ダウンロードしたアイテムの 経 過 日 数 の 限 度 をロック 説 明 ユーザーがダウンロードの 経 過 日 数 の 限 度 を 変 更 できるかどうかを 制 御 しま す サポートされる 値 [ 有 効 ] ロックします [ 無 効 ] ロックしません 以 前 の 名 前 OVLockDownloadItemAgeLimit 手 動 アーカイブの 挿 入 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 手 動 でアーカイブしたアイテムをボルトキャッシュに 自 動 的 に 追 加 するかど うかを 制 御 します [ 有 効 ](デフォルト) 手 動 でアーカイブしたアイテムをボルトキャッシュに 自 動 的 に 追 加 します [ 無 効 ] ボルトキャッシュに 追 加 しません OVNoManualArchiveInserts. メッセージクラスを 除 外 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 ボルトキャッシュで 処 理 されないメッセージクラスの 一 覧 クラスをカンマ (,) で 区 切 ります サポートされる 値 テキスト 文 字 列 除 外 するメッセージクラスの 一 覧 カンマで 区 切 ります 以 前 の 名 前 OVMessageClassExclude

139 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 139 メッセージクラスを 含 める メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 ボルトキャッシュで 必 ず 処 理 されるメッセージクラスの 一 覧 クラスをカンマ (,) で 区 切 ります サポートされる 値 テキスト 文 字 列 含 めるメッセージクラスの 一 覧 カンマで 区 切 ります 以 前 の 名 前 OVMessageClassInclude 最 小 経 過 日 数 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます

140 140 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 説 明 Outlook アドインは アイテムがアーカイブ 対 象 になる 前 に ユーザーの Outlook.OST ファイルからボルトキャッシュにアイテムをコピーします この 処 理 は 事 前 キャッシングと 呼 ばれます 事 前 キャッシングは ユーザーの コンピュータで 実 行 されます 事 前 キャッシングにより メールボックスアーカ イブとボルトキャッシュを 同 期 するときにメールボックスアーカイブからボルト キャッシュにダウンロードする 必 要 があるアイテムの 数 が 減 少 します Outlook アドインは 次 のいずれかに 該 当 する 場 合 に[ 最 小 経 過 日 数 ] 設 定 を 使 って 大 きいアイテムの 事 前 キャッシングを 行 う 経 過 日 数 を 計 算 します メールボックスポリシーで[ 次 より 新 しいアイテムはアーカイブしない] 設 定 のチェックマークをはずしています [ 最 小 経 過 日 数 ]のデフォルト 値 を 変 更 しています これらに 該 当 しない 場 合 Outlook アドインは 大 きいアイテムの 事 前 キャッ シングの 最 小 経 過 日 数 としてメールボックスポリシーの[ 次 より 新 しいアイテ ムはアーカイブしない] 設 定 を 使 います [ 大 きいアイテムのサイズ]と[ 大 きいアイテムのサイズ (KB)] 設 定 によってサ イズのしきい 値 が 決 まります p.136 の 大 きいアイテムのサイズ を 参 照 してください クォータを 含 むアーカイブ 戦 略 を 使 うと アイテムがアーカイブされる 経 過 日 数 の 予 測 が 難 しくなります 通 常 は できるだけ 早 くアイテムの 事 前 キャッシ ングを 実 行 する 方 が 有 益 です したがって 次 の 両 方 に 該 当 する 場 合 Enterprise Vault は 大 きいアイテムの 事 前 キャッシングを 実 行 する 経 過 日 数 として 0 日 を 使 います メールボックスポリシーで クォータベース または 経 過 日 数 とクォータ ベースのアーカイブ 戦 略 を 使 っています [ 最 小 経 過 日 数 ] 設 定 をデフォルト 値 から 変 更 していません サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 デフォルト 値 は 2 です [ 最 小 経 過 日 数 の 単 位 ]を 使 って 単 位 を 日 週 (デフォルト) 月 年 のいずれかに 指 定 します OVMinAgePeriod 最 小 経 過 日 数 の 単 位 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 [ 最 小 経 過 日 数 ] 設 定 で 使 われる 時 間 の 単 位 です

141 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 141 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 日 ] [ 週 ](デフォルト) [ 月 ] [ 年 ] OVMinAgePeriodUnits 必 要 なオフラインストア 説 明 オフラインストアが 存 在 しない 場 合 ボルトキャッシュを 有 効 にできるかどうか を 制 御 します Outlook Exchange キャッシュモードが 有 効 になっている 場 合 ユーザーは オフラインストア (OST) ファイルを 利 用 できます ユーザーが OST ファイル を 利 用 できない 場 合 は Enterprise Vault によって 事 前 キャッシングは 実 行 されません 事 前 キャッシングが 実 行 されないと 新 しくアーカイブしたアイテムに 対 して ボルトキャッシュの 内 容 が 同 期 されるときの 負 荷 が 増 加 します ボルトキャッ シュの 内 容 の 戦 略 が[すべてのアイテムを 格 納 する]の 場 合 は この 負 荷 の 増 加 について 考 慮 します サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい](デフォルト) ボルトキャッシュを 有 効 にするにはオフラインストア が 必 要 です [いいえ] ボルトキャッシュを 有 効 にするのにオフラインストアは 必 要 あり ません OVRequireOfflineStore 一 時 停 止 間 隔 説 明 ボルトキャッシュへの 追 加 が 必 要 なアイテムの 検 索 を Enterprise Vault が 開 始 するまでの 待 機 時 間 ( 分 ) です サポートされる 値 整 数 値 デフォルトは 3 ( 分 ) です 以 前 の 名 前 OVPauseInterval アイテムごとのスリープ 説 明 サポートされる 値 ボルトキャッシュを 更 新 する 場 合 アイテム 間 で 使 われる 遅 延 時 間 (ミリ 秒 ) です 整 数 ボルトキャッシュの 更 新 時 にアイテム 間 で 使 われる 時 間 (ミリ 秒 ) デフォルトは 100 (ミリ 秒 ) です

142 142 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 以 前 の 名 前 OVPerItemSleep 事 前 アーカイブ 説 明 Outlook アドインは アイテムがアーカイブ 対 象 になる 前 に ユーザーの Outlook.OST ファイルからボルトキャッシュにアイテムをコピーします この 処 理 は 事 前 キャッシングと 呼 ばれます 事 前 キャッシングは ユーザーの コンピュータで 実 行 されます 事 前 キャッシングにより メールボックスアーカ イブとボルトキャッシュを 同 期 するときにメールボックスアーカイブからボルト キャッシュにダウンロードする 必 要 があるアイテムの 数 が 減 少 します 事 前 キャッシングは Exchange メールボックスポリシーのアーカイブルール の 設 定 に 従 います Outlook アドインは 事 前 キャッシングを 実 行 するアイテムの 経 過 日 数 を 決 定 する 場 合 [ 事 前 アーカイブ]の 値 を 使 います 経 過 日 数 を 特 定 するため Exchange メールボックスポリシーのアーカイブルールの[ 次 より 古 いアイテ ムをアーカイブ]の 値 から[ 事 前 アーカイブ]の 値 が 引 かれます たとえば [ 事 前 アーカイブ]をデフォルト 値 から 変 更 していないとします メー ルボックスポリシーの[ 次 より 古 いアイテムをアーカイブ]を 6 週 間 に 設 定 し ています Outlook アドインは 6 週 間 から[ 事 前 アーカイブ]のデフォルト 値 である 7 日 を 引 き 5 週 間 以 上 経 過 しているアイテムを 事 前 にキャッシュしま す クォータを 含 むアーカイブ 戦 略 を 使 うと アイテムがアーカイブされる 経 過 日 数 の 予 測 が 難 しくなります 通 常 は できるだけ 早 くアイテムの 事 前 キャッシ ングを 実 行 する 方 が 有 益 です したがって 次 の 両 方 に 該 当 する 場 合 Enterprise Vault は 事 前 キャッシングを 実 行 する 経 過 日 数 として 0 日 を 使 います メールボックスポリシーで クォータベース または 経 過 日 数 とクォータ ベースのアーカイブ 戦 略 を 使 っています [ 事 前 アーカイブ] 設 定 をデフォルト 値 から 変 更 していません サポートされる 値 日 数 を 指 定 する 整 数 デフォルトは 7 です 以 前 の 名 前 OVPreemptAdvance [アーカイブエクスプローラビューを 最 新 情 報 に 更 新 ]オプション メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます

143 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 143 説 明 [アーカイブエクスプローラビューを 最 新 情 報 に 更 新 ]メニューオプションを ボルトキャッシュのユーザーに 表 示 するかどうかを 制 御 します このオプショ ンにより ユーザーは 各 自 のボルトキャッシュの 完 全 な 更 新 を 実 行 できます オンラインアーカイブからアイテムが 削 除 されない 場 合 更 新 は 必 要 ありま せん 完 全 な 更 新 では すべてのアーカイブ 済 みアイテムを 列 挙 するイン デックスがダウンロードされるため サイズが 大 きいアーカイブの 場 合 は 時 間 がかかることがあります サポートされる 値 [ 無 効 ](デフォルト) このメニューオプションは 表 示 されません [ 有 効 ] このメニューオプションが 表 示 されます 以 前 の 名 前 OVRefreshAECacheVisible ルートフォルダ 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 ボルトキャッシュを 格 納 する 場 所 この 値 はユーザーがボルトキャッシュを 有 効 にすると 使 われます この 値 を 変 更 しても 既 存 のボルトキャッシュには 何 も 影 響 ありません [パス] Enterprise Vault がユーザーのローカルコンピュータ 上 に 作 成 可 能 なフォルダへのパス [ルートフォルダ]を 指 定 しないと Enterprise Vault はユーザーのアプリケーションデータフォルダ 内 の[Enterprise Vault]サブフォルダを 使 います OVRootDirectory ルートフォルダの 検 索 パス 説 明 ボルトキャッシュの 格 納 が 可 能 な 場 所 の 一 覧 を 表 示 できます 一 覧 に 記 載 さ れている ユーザーのコンピュータで 有 効 な 最 初 の 場 所 が ボルトキャッシュ が 作 成 されるときに 使 われます これにより さまざまな 構 成 のコンピュータ に 適 する 可 能 性 が 高 い 一 覧 を 指 定 できます たとえば E: vault;c: vault と 指 定 した 場 合 ユーザーのコンピュー タで E: vault が 有 効 な 場 合 はこのパスにボルトキャッシュが 作 成 され 有 効 でない 場 合 は C: vault に 作 成 されます どの 場 所 も 有 効 でない 場 合 可 能 であれば[ルートフォルダ]で 指 定 されて いるパスが 使 われます p.143 の ルートフォルダ を 参 照 してください サポートされる 値 以 前 の 名 前 テキスト 文 字 列 ボルトキャッシュで 利 用 可 能 な 場 所 の セミコロンで 区 切 った 一 覧 OVRootDirectorySearchPath

144 144 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 すべてのインデックスを 検 索 説 明 オフラインアーカイブエクスプローラがインデックスを 使 ったアイテムの 検 索 に 失 敗 した 場 合 すべてのインデックスの 検 索 も 実 行 しますが 遅 くなる 場 合 があります この 設 定 は このフォールバック 検 索 を 許 可 するかどうかを 制 御 します サポートされる 値 [ 無 効 ](デフォルト) インデックス 全 体 の 検 索 を 許 可 しません [ 有 効 ] フォールバック 検 索 を 許 可 します 以 前 の 名 前 EnableStoreTrawling ダウンロードの 事 前 通 知 を 表 示 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 ボルトキャッシュにダウンロードするアイテムがある 場 合 Enterprise Vault はネットワーク 接 続 が 存 在 することを 定 期 的 にチェックします 接 続 が 利 用 可 能 であれば ダウンロードが 自 動 的 に 開 始 されます [ダウンロードの 事 前 通 知 を 表 示 ]は Enterprise Vault がネットワーク 接 続 を 検 出 し ダウンロードの 準 備 ができたときの 動 作 を 制 御 します サポートされる 値 [オフ] 事 前 通 知 を 表 示 しません [オン] 事 前 通 知 を 表 示 します [オンライン] オンライン 時 に 自 動 的 にアイテムをダウンロードします 以 前 の 名 前 OVDownloadReminder セットアップウィザードで[その 他 の 設 定 ]を 表 示 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 ボルトキャッシュのセットアップウィザードに[その 他 の 設 定 ]ボタンを 表 示 す るかどうかを 制 御 します [その 他 の 設 定 ]ボタンをクリックすると アーカイブエクスプローラビューの 開 始 日 を 選 択 するオプションが 表 示 されます この 日 付 より 古 いアイテムは ビューに 表 示 されません

145 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 145 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 非 表 示 ](デフォルト) [その 他 の 設 定 ]ボタンを 表 示 しません [ 表 示 ] [その 他 の 設 定 ]ボタンを 表 示 します OVShowAdvancedSettings セットアップウィザードを 表 示 説 明 クライアントにボルトキャッシュ 設 定 ウィザードを 表 示 するかどうかを 制 御 しま す セットアップウィザードでは 次 の 処 理 を 行 います ボルトキャッシュの 処 理 内 容 と これから 実 行 する 処 理 の 概 要 を 表 示 しま す [ 削 除 済 みアイテム]フォルダのアイテムをボルトキャッシュに 含 めるかど うかを 確 認 します デフォルトでは 削 除 済 みアイテムを 含 めません [ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム]を 使 うと 設 定 を 変 更 したり ウィザードでこの 質 問 が 表 示 されないようにしたりすることができます p.134 の ボルトキャッシュの 削 除 済 みアイテム を 参 照 してください 最 初 のスキャンが 終 了 したらダウンロードを 自 動 的 に 開 始 するかどうかを 確 認 します デフォルトではダウンロードを 開 始 します ウィザードが 無 効 にされている 場 合 ボルトキャッシュは[ 一 時 停 止 間 隔 ]に 指 定 されている 時 間 待 機 してから ダウンロードするアイテムの 検 索 を 自 動 的 に 開 始 します p.141 の 一 時 停 止 間 隔 を 参 照 してください サポートされる 値 0 セットアップウィザードを 表 示 しません 1 (デフォルト) セットアップウィザードを 表 示 します 以 前 の 名 前 OVSetupWizard オフラインアーカイブエクスプローラの 開 始 日 メモ: この 設 定 は Enterprise Vault 8.0 より 前 の Outlook アドインバージョンにのみ 適 用 されます 説 明 オフラインアーカイブエクスプローラの 開 始 日 この 日 付 より 前 のアイテムは 表 示 されません

146 146 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 サポートされる 値 以 前 の 名 前 設 定 しません 値 を 設 定 しないと すべてのアイテムが 表 示 されます 日 付 日 付 を MM/DD/YYYY 形 式 で 入 力 します この 日 付 以 降 のアイ テムがアーカイブエクスプローラに 表 示 されます たとえば 01/06/2006 と 入 力 すると ビューに 表 示 されるアイテムは 2006 年 6 月 1 日 以 降 の ものに 制 限 されます OVAEStartDate 同 期 するアーカイブの 種 類 説 明 サポートされる 値 以 前 の 名 前 ボルトキャッシュと 同 期 される 内 容 を 制 御 します [デフォルトのメールボックス] プライマリメールボックスのみを 同 期 しま す [すべてのメールボックスアーカイブ] プライマリメールボックスアーカイ ブと ユーザーがアクセスできるすべての 代 理 メールボックスアーカイブ を 同 期 します [すべてのメールボックスと 共 有 アーカイブ] プライマリメールボックス アーカイブと ユーザーがアクセスできるすべての 代 理 または 共 有 メー ルボックスアーカイブを 同 期 します OVSyncArchiveTypes WDS 検 索 の 自 動 有 効 化 説 明 Windows デスクトップサーチのボルトキャッシュ 検 索 プラグインを ユーザー に 自 動 的 に 有 効 にするかどうかを 制 御 します このプラグインは Outlook アドインとともにインストールされ これによりユー ザーは Windows デスクトップ 検 索 を 使 ってボルトキャッシュを 検 索 できま す サポートされる 値 [ 強 制 的 に 無 効 化 ] この 機 能 を 無 効 にします [ 強 制 的 に 有 効 化 ] この 機 能 を 有 効 にします [ユーザーの 設 定 を 保 持 ] この 機 能 のユーザーの 設 定 を 保 持 します 以 前 の 名 前 OVWDSAutoEnable 仮 想 ボルト 仮 想 ボルトの 設 定 では 仮 想 ボルトの 動 作 を 制 御 できます 仮 想 ボルトの 設 定 は 次 のとおりです 1 回 の 同 期 におけるアーカイブ 要 求 の 最 大 数

147 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 147 アイテムをアーカイブする 最 大 試 行 回 数 1 回 の 同 期 でアーカイブされるデータの 最 大 量 1 回 の 同 期 における 削 除 要 求 の 最 大 数 アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ 1 回 の 同 期 におけるアイテム 更 新 の 最 大 数 内 容 がない 場 合 の 操 作 の 最 大 合 計 サイズ アーカイブするアイテムの 最 大 合 計 サイズ 閲 覧 ウィンドウに 内 容 を 表 示 ユーザーがアイテムをアーカイブ 可 能 ユーザーが 別 のストアにアイテムをコピー 可 能 ユーザーがアーカイブ 内 のアイテムをコピー 可 能 ユーザーがアイテムを 削 除 ( 復 元 不 可 ) 可 能 ユーザーがアイテムを 再 編 成 可 能 1 回 の 同 期 におけるアーカイブ 要 求 の 最 大 数 説 明 ボルトキャッシュの 同 期 におけるアーカイブ 要 求 の 最 大 数 を 制 御 します 残 りの 要 求 は 次 回 の 同 期 で 処 理 されます ユーザーがアーカイブされていないアイテムを 仮 想 ボルトに 格 納 しても ボ ルトキャッシュの 次 回 のヘッダーの 同 期 までアーカイブ 処 理 は 行 われませ ん 値 を 制 限 しない 場 合 または 高 い 値 を 設 定 した 場 合 は ボルトキャッシュの 同 期 が 完 了 するのに 必 要 な 時 間 が 長 くなる 可 能 性 があります 負 荷 の 追 加 によって Enterprise Vault サーバーが 影 響 を 受 ける 場 合 は これについて 考 慮 します また ユーザーが 仮 想 ボルトに 格 納 したアイテムがオンラインアーカイブに アーカイブされるまで バックアップアイテムはありません サポートされる 値 整 数 値 デフォルトは 0 です ( 限 度 はありません) 以 前 の 名 前 OVMaxItemArchivesPerSync

148 148 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 アイテムをアーカイブする 最 大 試 行 回 数 説 明 Enterprise Vault がアイテムをアーカイブする 試 行 回 数 を 指 定 します 指 定 した 回 数 までアーカイブ 操 作 が 試 行 された 後 アイテムは 仮 想 ボルトの [アーカイブ 失 敗 ]という 名 前 の 検 索 フォルダに 一 覧 表 示 されます サポートされる 値 整 数 値 デフォルトは 3 です 以 前 の 名 前 OVItemArchiveAttempts 1 回 の 同 期 でアーカイブされるデータの 最 大 量 説 明 ボルトキャッシュの 同 期 中 にアップロードできるデータの 最 大 量 を MB 単 位 で 制 御 します 残 りのデータは 次 回 の 同 期 でアップロードされます 値 を 制 限 しない 場 合 または 高 い 値 を 設 定 した 場 合 は ボルトキャッシュの 同 期 が 完 了 するのに 必 要 な 時 間 が 長 くなる 可 能 性 があります 負 荷 の 追 加 によって Enterprise Vault サーバーが 影 響 を 受 ける 場 合 は これについて 考 慮 します また ユーザーが 仮 想 ボルトに 格 納 するアイテムがオンラインアーカイブに アーカイブされるまで バックアップアイテムはありません この 設 定 の 値 は [アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ]と 同 じかそれより 大 きい 値 である 必 要 があります そうでない 場 合 は [アーカイブするアイテ ムの 最 大 サイズ]の 値 が 使 われます サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 値 デフォルトは 512 (MB) です 値 0 を 指 定 すると 制 限 されませ ん OVMaxToArchivePerSyncMB 1 回 の 同 期 における 削 除 要 求 の 最 大 数 説 明 ボルトキャッシュの 同 期 における 削 除 要 求 の 最 大 数 を 制 御 します 残 りの 要 求 は 次 回 の 同 期 で 処 理 されます 削 除 要 求 によって 使 われる Enterprise Vault サーバーのリソースは 比 較 的 小 規 模 です サポートされる 値 整 数 値 デフォルトは 0 です ( 限 度 はありません) 以 前 の 名 前 OVMaxItemDeletesPerSync

149 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 149 アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ 説 明 仮 想 ボルトに 移 動 またはコピーできるアイテムの 最 大 サイズを MB 単 位 で 制 御 します この 値 が[アーカイブするアイテムの 最 大 合 計 サイズ]の 値 とほぼ 同 じである 場 合 は 完 全 同 期 が 1 つのアイテムで 構 成 される 可 能 性 があります [1 回 の 同 期 でアーカイブされるデータの 最 大 量 ]または[アーカイブするア イテムの 最 大 合 計 サイズ]で [アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ]の 値 が 自 動 的 に 使 われることがあります これらの 設 定 の 値 が[アーカイブするア イテムの 最 大 サイズ]の 値 より 小 さい 場 合 に [アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ]の 値 が 使 われます サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 値 デフォルトは 256 (MB) です 値 0 を 指 定 すると 制 限 されませ ん OVMaxMessageSizeToArchiveMB 1 回 の 同 期 におけるアイテム 更 新 の 最 大 数 説 明 ボルトキャッシュの 同 期 におけるプロパティ 変 更 要 求 の 最 大 数 を 制 御 します 残 りの 要 求 は 次 回 の 同 期 で 処 理 されます 更 新 要 求 によって 使 われる Enterprise Vault サーバーのリソースは 比 較 的 小 規 模 です サポートされる 値 整 数 値 デフォルトは 0 です ( 限 度 はありません) 以 前 の 名 前 OVMaxItemUpdatesPerSync 内 容 がない 場 合 の 操 作 の 最 大 合 計 サイズ 説 明 ボルトキャッシュ 内 のアイテムに 内 容 がない 場 合 のコピー 操 作 と 移 動 操 作 の 最 大 合 計 サイズを MB 単 位 で 制 御 します この 設 定 は メールボックスに 直 接 配 置 されている 文 書 には 適 用 されません Outlook 標 準 のメールの 種 類 (メールアイテム カレンダーアイテム タスク 連 絡 先 など) にのみ 適 用 され ます 内 容 のない 2 つ 以 上 のアイテムが 操 作 に 関 係 する 場 合 にのみこの 設 定 が 適 用 されます アイテムのサイズにかかわらず 取 り 込 みは 実 行 できます サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 値 デフォルトは 64 (MB) です 値 0 を 指 定 すると 制 限 されませ ん VVDenyMultiContentlessOpsAboveMB

150 150 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブするアイテムの 最 大 合 計 サイズ 説 明 ボルトキャッシュのアーカイブ 保 留 中 のデータの 最 大 合 計 サイズを MB 単 位 で 制 御 します アーカイブ 保 留 中 のデータは ユーザーが 仮 想 ボルトに 移 動 またはコピー したアイテムで 構 成 されています これらのアイテムは ボルトキャッシュの 同 期 によって 正 常 にアップロードとアーカイブが 行 われるまで アーカイブ 保 留 中 になります この 設 定 の 値 は [アーカイブするアイテムの 最 大 サイズ]と 同 じかそれより 大 きい 値 である 必 要 があります そうでない 場 合 は [アーカイブするアイテ ムの 最 大 サイズ]の 値 が 使 われます サポートされる 値 以 前 の 名 前 整 数 値 デフォルトは 512 (MB) です 値 0 を 指 定 すると 制 限 されませ ん OVMaxTotalToArchiveMB 閲 覧 ウィンドウに 内 容 を 表 示 説 明 Outlook の 閲 覧 ウィンドウに 内 容 を 表 示 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は ボルトキャッシュの 内 容 の 戦 略 が[キャッシュにアイテムを 格 納 しない]または[ユーザーが 開 くアイテムのみを 格 納 する]である 場 合 に 役 立 ちます この 設 定 によって 仮 想 ボルトでユーザーが 選 択 するすべてのアイ テムの 内 容 を Enterprise Vault がダウンロードしないようにすることができ ます 代 わりに バナーによってアイテムを 開 くためのリンクが 提 供 されます アイテム 自 体 が 文 書 の 場 合 は 閲 覧 ウィンドウに 表 示 されません 閲 覧 ウィ ンドウのメッセージで アイテムを 開 いて 内 容 を 読 み 込 むように 指 示 されま す サポートされる 値 以 前 の 名 前 [ 常 に 内 容 を 表 示 ](デフォルト) 閲 覧 ウィンドウには 仮 想 ボルトで 選 択 されたアイテムのヘッダーと 内 容 が 常 に 表 示 されます [ 内 容 を 表 示 しない] 閲 覧 ウィンドウには 選 択 したアイテムのヘッダー のみが 常 に 表 示 されます 元 のアイテムを 開 くリンクがバナーによって 提 供 されます [ボルトキャッシュ 内 の 場 合 ] 閲 覧 ウィンドウには 選 択 したアイテムの ヘッダーが 表 示 されます アイテムがボルトキャッシュにある 場 合 は 内 容 も 表 示 されます 内 容 が 表 示 されない 場 合 は 元 のアイテムを 開 くリン クがバナーによって 提 供 されます 内 容 の 戦 略 が[ユーザーが 開 くアイ テムのみを 格 納 する]の 場 合 は この 値 を 設 定 すると 閲 覧 ウィンドウに は 以 前 に 開 いたアイテムの 内 容 のみが 表 示 されます VVReadingPaneContent

151 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 151 ユーザーがアイテムをアーカイブ 可 能 説 明 ユーザーが 標 準 の Outlook 処 理 を 使 って 仮 想 ボルトに 新 しいアイテムを 追 加 することによって 手 動 でアイテムをアーカイブできるかどうかを 制 御 しま す このような 標 準 の Outlook 処 理 の 例 には ドラッグアンドドロップ 移 動 とコピー ルールなどがあります メモ: これらのアイテムには セーフコピーがありません この 設 定 を 無 効 にしても [ユーザーがアイテムを 再 編 成 可 能 ]が 有 効 になっ ている 場 合 ユーザーはフォルダを 作 成 できます サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい](デフォルト) ユーザーは 仮 想 ボルトでアイテムを 手 動 でアーカイ ブできます [いいえ] ユーザーは 仮 想 ボルトでアイテムを 手 動 でアーカイブできま せん VVAllowArchive ユーザーが 別 のストアにアイテムをコピー 可 能 説 明 ユーザーが 仮 想 ボルトから 別 のメッセージストアにアイテムをコピーまたは 移 動 できるかどうかを 制 御 します ユーザーが 仮 想 ボルトからアイテムをコピーまたは 移 動 できる 場 合 は 内 容 がボルトキャッシュで 利 用 可 能 であれば アイテムはボルトキャッシュから 取 り 込 まれます ボルトキャッシュの 内 容 の 戦 略 が[キャッシュにアイテムを 格 納 しない]である 場 合 アイテムはオンラインアーカイブから 取 り 込 まれます この 場 合 は 仮 想 ボルトの 詳 細 設 定 [ 内 容 がない 場 合 の 操 作 の 最 大 合 計 サイズ]を 使 って 表 示 操 作 コピー 操 作 移 動 操 作 の 最 大 合 計 サイズを 制 御 します サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい](デフォルト) ユーザーは 別 のメッセージストアにアイテムをコピー または 移 動 できます [いいえ] ユーザーは 別 のメッセージストアにアイテムをコピーまたは 移 動 できません VVAllowInterStoreCopyAndMove

152 152 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 ユーザーがアーカイブ 内 のアイテムをコピー 可 能 説 明 アーカイブでユーザーがアイテムをコピーできるかどうかを 制 御 します アーカイブでアイテムをコピーできる 場 合 は 内 容 がボルトキャッシュで 利 用 可 能 であれば アイテムはボルトキャッシュから 取 り 込 まれます ボルトキャッシュの 内 容 の 戦 略 が[キャッシュにアイテムを 格 納 しない]である 場 合 アイテムはオンラインアーカイブから 取 り 込 まれます この 場 合 は 仮 想 ボルトの 詳 細 設 定 [ 内 容 がない 場 合 の 操 作 の 最 大 合 計 サイズ]を 使 って 表 示 操 作 コピー 操 作 移 動 操 作 の 最 大 合 計 サイズを 制 御 します サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい] ユーザーはアーカイブでアイテムをコピーできます [いいえ](デフォルト) ユーザーはアーカイブでアイテムをコピーできま せん VVAllowIntraStoreCopy ユーザーがアイテムを 削 除 ( 復 元 不 可 ) 可 能 説 明 ユーザーが 仮 想 ボルトからアイテムを 完 全 削 除 できるかどうかを 制 御 します この 設 定 を 有 効 にするには [サイトプロパティ]ダイアログボックスにある [アーカイブの 設 定 ]タブで[ユーザーはアーカイブからアイテムを 削 除 でき る]オプションを 有 効 にする 必 要 があります この 設 定 を 無 効 にしても [ユーザーがアイテムを 再 編 成 可 能 ]が 有 効 になっ ている 場 合 ユーザーは[ 削 除 済 みアイテム]フォルダにアイテムを 移 動 でき ます サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい](デフォルト) ユーザーは 仮 想 ボルトからアイテムを 完 全 削 除 でき ます [いいえ] ユーザーは 仮 想 ボルトからアイテムを 完 全 削 除 できません VVAllowHardDelete ユーザーがアイテムを 再 編 成 可 能 説 明 ユーザーが 仮 想 ボルトでアイテムを 再 編 成 できるかどうかを 制 御 します この 設 定 によって ユーザーはフォルダ 間 でアイテムを 移 動 できるようになる だけでなく フォルダの 作 成 移 動 名 前 の 変 更 削 除 もできるようになりま す フォルダがまだメールボックスに 存 在 する 場 合 ユーザーはフォルダの 移 動 名 前 の 変 更 削 除 ができません [ユーザーがアイテムを 削 除 ( 復 元 不 可 ) 可 能 ]が 有 効 になっていない 場 合 ユーザーは 空 のフォルダのみ 完 全 削 除 できます

153 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定 153 サポートされる 値 以 前 の 名 前 [はい](デフォルト) ユーザーは 仮 想 ボルトでアイテムを 再 編 成 できま す [いいえ] ユーザーは 仮 想 ボルトでアイテムを 再 編 成 できません VVAllowReOrg

154 154 第 5 章 Exchange メールボックスとデスクトップポリシーの 詳 細 設 定 デスクトップポリシーの 詳 細 設 定

155 6 Exchange ジャーナルポリ シーの 詳 細 設 定 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 設 定 の 編 集 アーカイブ 全 般 設 定 の 編 集 設 定 には Exchange ジャーナルポリシーのプロパティからアクセスできます さまざまな 設 定 について 詳 しくはこの 章 で 後 述 します ポリシーの 設 定 を 編 集 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [ポリシー]が 表 示 されるまで 階 層 を 展 開 します 2 [ポリシー]を 展 開 します 3 [Exchange]を 展 開 します 4 [ジャーナル]をクリックします 5 右 ペインで 編 集 するポリシーの 名 前 をダブルクリックします ポリシーのプロパティが 表 示 されます 6 [ 詳 細 ]タブをクリックします 7 [ 一 覧 表 示 する 設 定 の 種 類 ]の 横 で 修 正 する 設 定 のカテゴリを 選 択 します 8 必 要 に 応 じて 設 定 を 編 集 します 設 定 をダブルクリックして 編 集 するか 設 定 を 1 回 クリックして 選 択 してから[ 修 正 ]を クリックできます

156 156 第 6 章 Exchange ジャーナルポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 アーカイブ 全 般 [アーカイブ 全 般 ] 設 定 では アーカイブ 動 作 を 制 御 できます 配 布 リストを 展 開 説 明 Exchange ジャーナルタスクで 配 布 リストを 展 開 するかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) 配 布 リストを 展 開 しません [ 有 効 ] 配 布 リストを 展 開 します 以 前 の 名 前 ExpandDistributionLists DL 展 開 動 作 が 失 敗 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 Exchange ジャーナルタスクで 配 布 リストを 展 開 できない 場 合 の 動 作 を 制 御 します [[ 失 敗 した DL 展 開 ]フォルダに 移 動 ] アイテムをアーカイブせずに 移 動 します [アイテムをアーカイブ](デフォルト) アイテムをアーカイブします FailedDLExpansion 継 承 された 権 限 説 明 Enterprise Vault で メールボックスとアーカイブの 間 でアクセス 権 限 を 同 期 するときに 継 承 されたアクセス 権 限 を 含 めるかどうかを 制 御 します サポートされている 値 [ 無 効 ](デフォルト) 継 承 されたアクセス 権 限 を 同 期 しません [ 有 効 ] 継 承 されたアクセス 権 限 を 同 期 します 以 前 の 名 前 IncludeInheritedRights アーカイブするメッセージの 最 大 サイズ (MB) 説 明 アーカイブするメッセージの 最 大 サイズを 制 御 します サポートされている 値 整 数 アーカイブ 可 能 なメッセージの 最 大 サイズを 指 定 する 整 数 値 (MB) デフォルトは 250 です 以 前 の 名 前 MaxMessageSizeToArchiveMB

157 第 6 章 Exchange ジャーナルポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 157 ショートカット 保 留 のタイムアウト 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 アイテムをアーカイブ 待 ちの 状 態 にしておく 日 数 を 指 定 します この 日 数 を 過 ぎると アイテムはリセットされます [ 無 効 ](デフォルト) アーカイブ 待 ちショートカットを 一 切 リセットしませ ん 0 レポートモードでの 実 行 時 Exchange メールボックスタスクはアーカ イブ 待 ちのショートカットをすべてリセットします 標 準 モードで 実 行 されている 場 合 アーカイブ 待 ちのショートカットはリ セットされません 0 より 大 きい 任 意 の 整 数 ここで 指 定 された 日 数 より 古 いアーカイブ 待 ち のショートカットをリセットします この 処 理 は 通 常 のアーカイブとレポー トモードの 両 方 で 行 われます PendingShortcutTimeout ジャーナルアイテムをキューに 入 れる 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 Exchange ジャーナルタスクによる MSMQ の 使 用 を 制 御 して パフォーマ ンスを 向 上 させます [すべて 単 一 スレッド] すべてのタスクが 単 一 スレッドである 場 合 に 使 い ます [ 複 数 スレッド](デフォルト) 複 数 スレッドを 使 うジャーナルタスクがある 場 合 にパフォーマンスが 向 上 します QueueJournalItems アーカイブ 名 をリセット 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 同 期 中 に メールボックス 名 と 一 致 するようにアーカイブ 名 を 自 動 的 に 変 更 するかどうかを 制 御 します [ 無 効 ] 同 期 中 に アーカイブ 名 は 一 切 変 更 されません [ 有 効 ](デフォルト) 同 期 中 に アーカイブ 名 はメールボックス 名 と 一 致 するように 必 要 に 応 じて 自 動 的 に 変 更 されます ResetArchiveNames

158 158 第 6 章 Exchange ジャーナルポリシーの 詳 細 設 定 アーカイブ 全 般 失 敗 したアイテムを 受 信 トレイに 戻 す 説 明 サポートされている 値 以 前 の 名 前 ジャーナルタスクの 開 始 時 に 失 敗 したフォルダに 格 納 されているメッセー ジを 自 動 的 に 受 信 トレイに 戻 して 再 処 理 するかどうかを 制 御 します [ 無 効 ](デフォルト) タスクの 開 始 時 に 失 敗 したフォルダ 内 のアイテム を 受 信 トレイに 移 動 しません [ 有 効 ] タスクの 開 始 時 に 失 敗 したフォルダ 内 のアイテムを 受 信 トレイ に 移 動 します MoveFailedItemsToInbox

159 7 Web Access アプリケーショ ンのカスタマイズ この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています Web Access アプリケーションのカスタマイズについて 一 般 的 な 設 定 検 索 結 果 の 設 定 自 動 ドメイン 認 証 ユーザーインターフェースの 調 整 アーカイブエクスプローラインターフェースの 調 整 ログファイル Web Access アプリケーションのカスタマイズについて WebApp.ini という 名 前 の 初 期 設 定 ファイルを 作 成 し それを Web Access アプリケー ションを 実 行 しているコンピュータ 上 の Enterprise Vault プログラムフォルダに 格 納 する ことにより Web Access アプリケーションの 動 作 を 変 更 できます WebApp.ini の 中 は 各 行 が 次 の 形 式 になっています setting = value この setting は 設 定 の 名 前 であり value はそれに 割 り 当 てる 値 です 次 の 点 に 注 意 してください このファイル 内 のエントリでは 大 文 字 と 小 文 字 が 区 別 されます このファイルは ANSI エンコーディングで 保 存 する 必 要 があります

160 160 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 一 般 的 な 設 定 一 般 的 な 設 定 次 の 一 般 的 な 設 定 が 利 用 可 能 です AllowNonAsciiFilenames DefaultFormatCodepage DefaultFormatType HTMLNotNotes MaxPreviewSize Noclient URLEncodeFilenames ViewMessage_Format AllowNonAsciiFilenames 説 明 サポートされている 値 アーカイブメッセージの 添 付 ファイルを 開 く 場 合 添 付 ファイル 名 に ASCII 以 外 の 文 字 を 含 むときに その 文 字 を 削 除 するか 保 存 するかを 指 定 します 0 (デフォルト) メッセージの 添 付 ファイルのファイル 名 から ASCII 以 外 の 文 字 を 削 除 します すべての 文 字 が ASCII 以 外 の 文 字 である 場 合 ファイル 名 は Enterprise Vault に 置 換 されます 1 メッセージの 添 付 ファイルのファイル 名 にある ASCII 以 外 の 文 字 を 保 存 します DefaultFormatCodepage 説 明 DefaultFormatType を ANSI に 設 定 した 場 合 に 使 うコードページを 指 定 し ます コードページを 指 定 しない 場 合 Enterprise Vault では 格 納 されたときの コードページを 使 ってクライアントにアイテムが 送 られます サポートされている 値 コードページ 番 号 コードページを 識 別 する 番 号 利 用 可 能 なコードペー ジの 一 覧 について 詳 しくは Microsoft MSDN のサイトで 次 の 記 事 を 参 照 してください

161 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 一 般 的 な 設 定 161 DefaultFormatType 説 明 Unicode として 格 納 されたアイテムをクライアントに 返 す 場 合 に 使 う 形 式 を 指 定 します すべてのクライアントで Outlook 2003 以 降 を 実 行 している 場 合 は DefaultFormatType に Unicode を 設 定 します これにより 文 字 を 表 示 す るときに 不 要 な 変 換 や 問 題 が 発 生 しなくなります サポートされている 値 [Unicode](デフォルト) Unicode のアーカイブ 済 みアイテムを Unicode のままクライアントに 返 します [ANSI] Unicode のアーカイブ 済 みアイテムを ANSI としてクライアン トに 返 します HTMLNotNotes 説 明 ユーザーが Enterprise Vault のブラウザ 検 索 機 能 でアーカイブ 済 み Lotus Notes アイテムを 検 索 し [ 検 索 結 果 ]ページで[アイテム 全 体 を 表 示 ]をク リックしてアイテムを 開 く 場 合 にアイテムの 内 容 を 表 示 する 方 法 を 指 定 しま す Lotus Notes メールクライアントを 使 ってアイテムを 表 示 するか アイテ ムの HTML プレビューを 表 示 するかを 選 択 できます Microsoft Exchange アイテムの HTML プレビューと 異 なり Lotus Notes アイテムの HTML プレビューでは ウィンドウの 上 部 に[アーカイブエクスプ ローラ] [ダウンロード] [ 復 元 ] [ 設 定 値 ]ボタンは 表 示 されません [ 検 索 ] [ 削 除 ] [ヘルプ]ボタンのみが 表 示 されます サポートされている 値 0 (デフォルト) Lotus Notes メールクライアントを 使 って アーカイブ 済 み Lotus Notes アイテムの 内 容 を 表 示 します このクライアントをインス トールしていないユーザーがこれらのアイテムを 開 こうとすると [Page cannot be displayed]というメッセージが 表 示 されます 1 アーカイブ 済 み Lotus Notes アイテムの 内 容 の HTML プレビューを 表 示 します MaxPreviewSize 説 明 アーカイブエクスプローラのプレビューペインに 表 示 可 能 なアーカイブファ イルの 最 大 サイズを 指 定 します MaxPreviewSize はファイルにのみ 適 用 されます メッセージには 適 用 され ないため メッセージはそのサイズにかかわらずプレビュー 表 示 されます サポートされている 値 整 数 アーカイブエクスプローラのプレビューペインに 表 示 可 能 なアー カイブファイルの 最 大 サイズ (KB 単 位 ) デフォルトは 512 です

162 162 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 一 般 的 な 設 定 Noclient 説 明.MSG 形 式 のファイルとしてではなく ネーティブ 形 式 でアイテムをダウンロー ドするかどうかを 制 御 します サポートされている 値 任 意 の 整 数 アイテムはネーティブ 形 式 でダウンロードされます Noclient を 無 効 にするには ファイルからこのエントリを 削 除 します URLEncodeFilenames 説 明 アーカイブメッセージの 添 付 ファイルを 開 く 場 合 添 付 ファイル 名 に ASCII 以 外 の 文 字 を 含 むときに その 文 字 を URL エンコード 形 式 で 表 示 するかど うかを 指 定 します たとえば クライアントで Windows と Outlook の 日 本 語 バージョンを 使 い サーバーで 英 語 の Windows を 使 う 場 合 など Enterprise Vault のクライア ントとサーバーで 異 なる 言 語 のコードページを 使 う 場 合 は URL エンコード 形 式 でファイル 名 を 表 示 することを 推 奨 します クライアントとサーバーで 同 じコードページを 使 っている 場 合 は AllowNonAsciiFilenames に 1 を 設 定 します サポートされている 値 0 (デフォルト) メッセージの 添 付 ファイルのファイル 名 にある ASCII 以 外 の 文 字 をもとの 形 式 のままにします 1 メッセージの 添 付 ファイルのファイル 名 にある ASCII 以 外 の 文 字 を URL エンコード 形 式 で 表 示 します Internet Explorer ではファイル 名 の 文 字 列 の 文 字 数 に 制 限 があるため マルチバイトのファイル 名 は URL エンコードに 変 換 されるときに 15 文 字 に 切 り 捨 てられる 場 合 があります ViewMessage_Format 説 明 ユーザーのブラウザで cookie が 許 可 されていない 場 合 や 使 用 する 形 式 をユーザーが 選 択 していない 場 合 に 使 う 表 示 形 式 を 制 御 します これは 次 のものに 影 響 します カスタムショートカット 内 のリンク アーカイブエクスプローラから 開 かれるアイテム ユーザーは [ 設 定 値 ]ダイアログボックスを 使 って ViewMessage_Format で 指 定 された 動 作 を 上 書 きできます

163 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 検 索 結 果 の 設 定 163 サポートされている 値 [WEB](デフォルト) アイテムをブラウザウィンドウで 表 示 します [MSG] Outlook を 使 ってアイテムを 表 示 します (Mac クライアントで は 使 えません) [ASK] ユーザーに 使 う 形 式 を 尋 ねるメッセージを 表 示 します (Mac ク ライアントでは 使 えません) 検 索 結 果 の 設 定 次 の 設 定 のほとんどは 複 数 のインデックスボリュームを 同 時 に 検 索 できる 横 断 検 索 機 能 を 設 定 できます DefaultRankResults 説 明 Outlook の 統 合 検 索 から 返 される 結 果 のデフォルトの 並 べ 替 え 順 序 を 制 御 します たとえば 統 合 検 索 で 一 番 新 しいアイテムを 最 初 に 表 示 する 場 合 は 次 の ように 入 力 します DefaultRankResults = -date サポートされている 値 次 の 値 を 使 って 必 要 な 基 準 でアイテムをソートします adat アーカイブされた 日 付 古 い 順 -adat アーカイブされた 日 付 新 しい 順 anum 添 付 ファイル 番 号 カバー 文 書 を 最 後 に -anum 添 付 ファイル 番 号 カバー 文 書 を 最 初 に auth 作 成 者 昇 順 -auth 作 成 者 降 順 date 送 受 信 された 日 付 古 い 順 -date 送 受 信 された 日 付 新 しい 順 mdat 更 新 日 古 い 順 -mdat 更 新 日 新 しい 順 natc 添 付 ファイル 数 少 ない 順 -natc 添 付 ファイル 数 多 い 順 size サイズ 小 さい 順 -size サイズ 大 きい 順 snum シーケンス 番 号 増 加 順 -snum シーケンス 番 号 減 少 順 subj 件 名 昇 順 -subj 件 名 降 順

164 164 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 検 索 結 果 の 設 定 FederatedSearchMaxItems 説 明 サポートされている 値 各 インデックスボリュームから 取 得 するアイテムの 最 大 数 を 指 定 します また この 数 によって ユーザーのクエリーに 応 じて 表 示 する 結 果 の 最 大 数 が 決 ま ります これは クエリーに 関 連 する 結 果 のほとんどがインデックスボリューム のみから 生 じるためです 整 数 各 インデックスボリュームから 取 得 するアイテムの 最 大 数 デフォ ルトは 1000 です FederatedSearchMaxVolSets 説 明 同 時 に 検 索 するインデックスボリュームの 最 大 数 を 指 定 します サポートされている 値 整 数 インデックスボリュームの 最 大 数 デフォルトは 5 です FederatedSearchTimeout 説 明 横 断 検 索 が 終 了 するまでにかかる 時 間 の 制 限 を 設 定 します サポートされている 値 整 数 時 間 制 限 ( 秒 ) デフォルトは 60 です SearchRSS 説 明 最 初 に 表 示 する 検 索 結 果 の 最 大 数 を 指 定 します [すべて 表 示 ]または[こ こをクリックして]のリンクをクリックすると さらに 結 果 を 表 示 できます この 設 定 は ShowAllMaxResults の 設 定 とともに 使 います サポートされている 値 整 数 最 初 に 表 示 する 検 索 結 果 の 数 デフォルトは 100 です ShowAllMaxResults 説 明 [すべて 表 示 ]または[ここをクリックして]のリンクをクリックしたときに 表 示 され る 結 果 の 最 大 数 を 指 定 します サポートされている 値 整 数 表 示 する 検 索 結 果 の 最 大 数 デフォルトは 500 です

165 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ 自 動 ドメイン 認 証 165 UseFederatedSearch 説 明 Web アプリケーションを 使 うすべてのユーザーに 横 断 検 索 を 許 可 するかど うかを 制 御 します 設 定 やパフォーマンス 上 の 理 由 で この 機 能 を 無 効 にす る 場 合 もあります サポートされている 値 0 横 断 検 索 を 無 効 にします 1 (デフォルト) 横 断 検 索 を 許 可 します 自 動 ドメイン 認 証 Web Access アプリケーションで IIS 基 本 認 証 用 に 指 定 したものと 同 じドメイン 名 が 自 動 的 に 使 われるように Enterprise Vault を 設 定 できます この 場 合 デフォルトのドメイン 内 のユーザーは Web Access アプリケーションにログオンするときにドメイン 名 を 指 定 す る 必 要 がなくなります 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 の イ ンストール 後 の 作 業 の 章 を 参 照 してください ユーザーインターフェースの 調 整 次 のセクションに 統 合 検 索 結 果 やブラウザ 検 索 結 果 のユーザーインターフェースで 利 用 できるオプションを 制 御 するために 使 うことができる 設 定 を 示 します BSDeleteButton 説 明 アーカイブ 済 みアイテムの 削 除 に 関 連 するオプションをブラウザ 検 索 に 表 示 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Exchange Server ユーザーと Domino サーバーユーザーの 両 方 のブラウザ 検 索 に 適 用 されます サポートされている 値 0 オプションは 表 示 されません 1 (デフォルト) オプションが 表 示 されます BSRestoreButton 説 明 アーカイブ 済 みアイテムの 復 元 に 関 連 するオプションをブラウザ 検 索 に 表 示 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Exchange Server ユーザーと Domino サーバーユーザーの 両 方 のブラウザ 検 索 に 適 用 されます サポートされている 値 0 オプションは 表 示 されません 1 (デフォルト) オプションが 表 示 されます

166 166 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ ユーザーインターフェースの 調 整 ISDeleteButton 説 明 検 索 されたアイテムのプロパティに[ボルトからこのアイテムを 削 除 ]オプショ ンを 表 示 するかどうかを 制 御 します この 設 定 は Outlook と Lotus Notes 両 方 の 統 合 検 索 に 適 用 されます サポートされている 値 0 (デフォルト) このオプションは 表 示 されません 1 このオプションが 表 示 されます ISRestoreButton 説 明 検 索 結 果 に[アイテム 全 体 を 復 元 ]アイコンを 表 示 して ユーザーが 検 索 さ れたアイテムを 復 元 できるようにするかどうかを 制 御 します この 設 定 は Outlook と Lotus Notes 両 方 の 統 合 検 索 に 適 用 されます サポートされている 値 0 復 元 アイコンは 表 示 されません 1 (デフォルト) 復 元 アイコンが 表 示 されます ISShowRetention 説 明 検 索 されたアイテムのプロパティに そのアイテムの 保 持 カテゴリを 表 示 する かどうかを 制 御 します この 設 定 は Outlook と Lotus Notes 両 方 の 統 合 検 索 に 適 用 されます サポートされている 値 0 (デフォルト) 保 持 カテゴリは 表 示 されません 1 保 持 カテゴリが 表 示 されます RestoreToPSTOption 説 明 検 索 で 見 つかったアイテムを PST ファイルにエクスポートするオプションを ユーザーに 提 供 します この 設 定 は Exchange Server ユーザーにのみ 適 用 されます このオプションをすべてのユーザーに 許 可 することも 選 択 された 一 覧 のユー ザーのみに 許 可 することもできます このオプションは 少 数 のユーザーのみが 使 うことを 目 的 にしています ロー カルパスは Exchange メールボックスタスクコンピュータを 指 し すでに 存 在 している 必 要 があります ユーザーが 出 力 先 を 設 定 するときにローカルパ スを 指 定 すると PST は Exchange メールボックスタスクコンピュータ 上 のそ のパス 名 で 保 存 されます

167 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ アーカイブエクスプローラインターフェースの 調 整 167 サポートされている 値 [すべて] このオプションはすべてのユーザーに 提 供 されます Domain User1,Domain User2,... の 形 式 のユーザーアカウント の 一 覧 アーカイブエクスプローラインターフェースの 調 整 次 のセクションに アーカイブエクスプローラのユーザーインターフェースで 利 用 できるオ プションを 制 御 するために 使 うことができる 設 定 を 示 します ArchiveExplorerDelete 説 明 アーカイブエクスプローラで 次 の 項 目 をユーザーが 使 えるかどうかを 制 御 し ます 右 クリックメニューオプション[ 削 除 ] 右 クリックメニューオプション[メールボックスに 移 動 ] サポートされている 値 0 オプションは 使 えません 1 (デフォルト) [サイトプロパティ]で[ユーザーはアーカイブからアイテ ムを 削 除 できる]も 選 択 している 場 合 に オプションが 表 示 されます ArchiveExplorerForward 説 明 サポートされている 値 ユーザーがアーカイブエクスプローラでメッセージを 右 クリックしたときに [ 転 送 ]オプションを 利 用 できるかどうかを 制 御 します 0 このオプションは 使 えません 1 (デフォルト) このオプションを 使 えるのは アーカイブエクスプローラ 設 定 の[アーカイブ 済 みアイテムを 表 示 するビューア]で[Microsoft Outlook]を 選 択 している 場 合 のみです ArchiveExplorerHelp 説 明 アーカイブエクスプローラで [ヘルプ]ボタンと 右 クリックの[ヘルプ]メニュー オプションを 使 えるかどうかを 制 御 します サポートされている 値 0 ボタンと 右 クリックメニューオプションは 使 えません 1 (デフォルト) ボタンと 右 クリックメニューオプションが 表 示 されます

168 168 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ アーカイブエクスプローラインターフェースの 調 整 ArchiveExplorerReply 説 明 サポートされている 値 ユーザーがアーカイブエクスプローラでアイテムを 右 クリックしたときに [ 返 信 ]オプションを 利 用 できるかどうかを 制 御 します 0 このオプションは 使 えません 1 (デフォルト) このオプションが 表 示 されます このオプションを 使 える のは アーカイブエクスプローラ 設 定 の[アーカイブ 済 みアイテムを 表 示 するビューア]で[Microsoft Outlook]を 選 択 している 場 合 のみです ArchiveExplorerReplyAll 説 明 サポートされている 値 ユーザーがアーカイブエクスプローラでアイテムを 右 クリックしたときに [ 全 員 に 返 信 ]オプションを 利 用 できるかどうかを 制 御 します 0 このオプションは 使 えません 1 (デフォルト) このオプションが 表 示 されます このオプションを 使 える のは アーカイブエクスプローラ 設 定 の[アーカイブ 済 みアイテムを 表 示 するビューア]で[Microsoft Outlook]を 選 択 している 場 合 のみです ArchiveExplorerRestore 説 明 アーカイブエクスプローラで 次 の 項 目 を 表 示 するかどうかを 制 御 します アーカイブ 済 みアイテムをメールボックスに 復 元 できるようにする[ 復 元 ] ボタン 右 クリックメニューオプション[メールボックスにコピー] 右 クリックメニューオプション[メールボックスに 移 動 ] サポートされている 値 0 ボタンとメニューオプションは 表 示 されません 1 (デフォルト) ボタンとメニューオプションが 表 示 されます ArchiveExplorerSaveAs 説 明 サポートされている 値 ユーザーがアーカイブエクスプローラでアイテムを 右 クリックしたときに [ 名 前 を 付 けて 保 存 ]オプションを 利 用 できるかどうかを 制 御 します 0 このオプションは 使 えません 1 (デフォルト) このオプションが 表 示 されます このオプションを 使 える のは アーカイブエクスプローラ 設 定 の[アーカイブ 済 みアイテムを 表 示 するビューア]で[Microsoft Outlook]を 選 択 している 場 合 のみです

169 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ ログファイル 169 ArchiveExplorerSearch 説 明 アーカイブエクスプローラで [ 検 索 ]ボタンと 右 クリックの[ 検 索 ]メニューオ プションを 利 用 できるかどうかを 制 御 します これらのオプションを 使 って アーカイブエクスプローラ 内 から 検 索 を 実 行 できます サポートされている 値 0 ボタンとメニューオプションは 利 用 できません 1 (デフォルト) ボタンとメニューオプションが 表 示 されます ArchiveExplorerSettings 説 明 アーカイブエクスプローラで 次 の 項 目 を 指 定 できる[ 設 定 値 ]ボタンを 表 示 するかどうかを 制 御 します アイテムを 復 元 する Exchange Server アイテムを 復 元 するメールボックス Microsoft Outlook と Web ブラウザのどちらを 使 ってアーカイブ 済 みア イテムを 表 示 するか サポートされている 値 0 このボタンは 表 示 されません 1 (デフォルト) このボタンが 表 示 されます ログファイル ログファイルでは ユーザーが 入 力 したテキストと ログを 実 行 したスクリプトの 名 前 の 一 覧 が 表 示 されます 次 のすべての 検 索 フィールドが 示 されます Time Domain Username Subject Author Content Recipient Date From Date To Expired Date From Expired Date To Document Type

170 170 第 7 章 Web Access アプリケーションのカスタマイズ ログファイル Retention Category Location ログファイルは カンマ 区 切 り 値 (CSV) 形 式 の Unicode ファイルであり 次 の 名 前 が 付 け られます archive-name_yyyy-mm-dd.csv アーカイブ 名 の 中 にファイル 名 には 有 効 でない 文 字 があった 場 合 は すべてアンダース コア (_) に 置 き 換 えられます たとえば アーカイブ Finance 00/07/11 の 場 合 2002 年 4 月 17 日 のファイル 名 は Finance 00_07_11_ csv になります 新 しいログファイルは 午 前 0:00 に 作 成 されるため 各 ログには 1 日 分 の 検 索 が 含 まれま す 検 索 が 実 行 されない 場 合 ログは 作 成 されません 現 在 のログファイルを 開 くと Web Access アプリケーションがそのファイルに 書 き 込 めな くなるため ファイルが 開 かれている 間 はログが 停 止 します ログファイルを 表 示 する 場 合 は ファイルをコピーして そのコピーを 開 きます 例 次 のエントリは 特 定 の 2 つのアーカイブの 監 査 を 設 定 し そのログを D: sec logs Enterprise Vault に 格 納 しています LogSearch = 1 LogFileDirectory = D: sec logs Enterprise Vault LogVault = 1CEB09C49F845D411A3D40008C7DF quest.kvsinc.com LogVault = 184AE17A16256D411A3D80008C7DF quest D: sec logs フォルダがすでに 存 在 している 必 要 があります

171 8 自 動 監 視 機 能 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 自 動 監 視 機 能 について [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 MOM を 使 った 監 視 機 能 SCOM を 使 った 監 視 機 能 自 動 監 視 機 能 について Enterprise Vault には 自 動 監 視 に 適 用 できる 次 の 機 構 があります Enterprise Vault Operations Manager Web アプリケーションがインストールされて いる 場 合 は 次 のリモート 監 視 を 実 行 できます Enterprise Vault サービスとアーカイブタスクの 状 態 ボルトストアのパフォーマンスカウンタと Enterprise Vault サーバーのディスク メモリ CPU のパフォーマンスカウンタ Exchange Server ジャーナルメールボックスの 対 象 のアーカイブパラメータ p.179 の Enterprise Vault Operations Manager の 概 要 を 参 照 してください 自 動 監 視 チェックの 結 果 が 管 理 コンソールの[ 状 態 ]セクションに 表 示 されます [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブで Enterprise Vault の 重 要 な 機 能 のパフォーマン ス 監 視 を 有 効 にできます 監 視 対 象 のアイテムがしきい 値 に 達 すると メッセージがア プリケーションイベントログおよび 管 理 コンソールの[ 状 態 ]セクションに 記 録 されます 他 のツールを 使 ってイベントログを 監 視 している 場 合 でも 監 視 メッセージが 記 録 され るときにそれらのツールを 使 ってアラートを 表 示 できます Microsoft Operations Manager (MOM) がある 場 合 付 属 の Enterprise Vault Management Pack を 使 って Enterprise Vault の 動 作 とパフォーマンスを 監 視 で きます

172 172 第 8 章 自 動 監 視 機 能 [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 Microsoft System Center Operations Manager 2007 (SCOM) がある 場 合 付 属 の Enterprise Vault Management Pack を 使 って Enterprise Vault の 動 作 とパ フォーマンスを 監 視 できます [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 [サイトプロパティ]で 監 視 機 能 を 有 効 にすると 利 用 可 能 なアラートを 任 意 の 数 だけ 選 択 できます 選 択 したアラートがしきい 値 レベルに 達 すると Enterprise Vault は アプリ ケーションイベントログに 適 切 なエントリを 書 き 込 みます Enterprise Vault は 管 理 コン ソールの[ 状 態 ]セクションにもアラートを 表 示 します さらに どのアラートを 有 効 にしても Enterprise Vault は そのアラートのパフォーマン スカウンタを 有 効 にします したがって Windows のパフォーマンスモニターを 使 ってカ ウンタを 監 視 することも パフォーマンスカウンタを 監 視 する 他 のプログラムを 使 うこともで きます 監 視 機 能 を 有 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで ボルトサイトを 右 クリックし ショートカットメニューの[プ ロパティ]をクリックします 2 [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブをクリックします 3 受 け 取 る 通 知 の 対 象 となるアイテムを 選 択 します アイテムごとに 次 のボタンをクリックして 設 定 を 修 正 します しきい 値 頻 度 開 始 時 刻 Enterprise Vault が 通 知 を 発 行 するレベル たとえば [ディレクトリの バックアップ]でしきい 値 が 2 日 になっている 場 合 Enterprise Vault が 2 日 後 にバックアップされていなければ 警 告 が 発 行 されます Enterprise Vault がこのアイテムをチェックする 頻 度 関 連 付 けされた パフォーマンスカウンタを Enterprise Vault が 書 き 込 む 頻 度 です 測 定 を 開 始 する 時 刻 時 刻 を 選 択 しない 場 合 監 視 処 理 の 開 始 時 と [ 頻 度 ] 列 で 定 義 された 間 隔 で 統 計 が 収 集 されます 4 [OK]をクリックします MOM を 使 った 監 視 機 能 Enterprise Vault Management Pack をインストールする 前 に Microsoft MOM をイン ストールして 使 っている 必 要 があります このセクションでは MOM 管 理 に 関 する 知 識 がある 程 度 あることを 想 定 しています MOM の 使 い 方 についてのヘルプが 必 要 な 場 合 は MOM のマニュアルを 参 照 してください

173 第 8 章 自 動 監 視 機 能 MOM を 使 った 監 視 機 能 173 Enterprise Vault Management Pack には アプリケーションイベントログの 重 要 な Enterprise Vault イベントを MOM で 監 視 するためのルールが 含 まれています MOM を 使 って [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブで 設 定 されたすべてのアラートを 監 視 することも 可 能 です このように 設 定 するには 最 初 に[サイトプロパティ]で 監 視 機 能 を 有 効 にします p.172 の [サイトプロパティ]の 監 視 機 能 を 参 照 してください これらのアラートは 重 要 なイベントとしてアプリケーションイベントログに 書 き 込 まれます イベントログのこれらの 同 じイベントを 監 視 するように 定 義 された MOM ルールがあり デ フォルトで 有 効 になっています インストール Enterprise Vault のインストール 時 に MOM Management Pack が Enterprise Vault プログラムフォルダの MOM サブフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault MOM) にコピーされます Management Pack は EnterpriseVault.akm です 設 定 次 の 操 作 を 行 う 必 要 があります Enterprise Vault Management Pack をインポートします Enterprise Vault Administrators という Enterprise Vault の 通 知 先 グループに オペレータを 追 加 します Enterprise Vault 管 理 コンソールで 監 視 機 能 を 有 効 にします Enterprise Vault Management Pack をインポートする 方 法 1 MOM 管 理 コンソールを 起 動 します 2 左 ペインで [ 処 理 ルール グループ]を 右 クリックし ショートカットメニューの[ 管 理 パックのインポート]をクリックします 3 Enterprise Vault Management Pack (EnterpriseVault.akm) を 選 択 し [イン ポート オプション]ウィザードの 残 りの 作 業 を 進 めます オペレータを Enterprise Vault の 通 知 先 グループに 追 加 する 方 法 1 MOM 管 理 コンソールの 左 ペインで [ルール グループ]を 展 開 します 2 [ 通 知 先 グループ]をクリックします 3 右 ペインで[Enterprise Vault Administrators]をダブルクリックします 4 アラートを 受 け 取 るオペレータを 追 加 します 5 [OK]をクリックします

174 174 第 8 章 自 動 監 視 機 能 MOM を 使 った 監 視 機 能 オプション 設 定 Enterprise Vault MOM Management Pack では Enterprise Vault 監 視 機 能 に 関 す る 多 くのルールを 定 義 します この 中 には デフォルトで 有 効 になっているものも 無 効 に なっているものもあります これらのルールをレビューし 必 要 に 応 じて 有 効 と 無 効 を 切 り 替 えてください Enterprise Vault MOM Management Pack を 設 定 した 場 合 は 使 う 前 にいくつかの ルールの 設 定 が 必 要 な 場 合 があります たとえば 次 のルールを 使 う 場 合 は 監 視 対 象 の SQL サーバーを 指 定 するように 設 定 す る 必 要 があります Sample value of the performance counter SQL Server - Checkpoint pages / sec is greater than the defined threshold 一 部 の MOM ルールは Enterprise Vault 管 理 コンソールで 有 効 にするイベントに 関 係 することに 注 意 してください このようなイベントの 場 合 管 理 コンソールで 有 効 にする 必 要 があります 表 8-1 には 管 理 コンソールから 有 効 にでき 対 応 する MOM ルールを 持 ったイベントが 一 覧 表 示 されています デフォルトでは この 表 のすべてのイベントが 有 効 になっています 表 8-1 イベント ID MOM ルールと 対 応 するイベント 管 理 コンソール 名 バックアップ 待 ちの 新 しいアイテム ボルトストアデータベースのバックアップ ボルトストアのトランザクションログのバック アップ ボルトストアのトランザクションログのサイズ ディレクトリデータベースのバックアップ ディレクトリのトランザクションログのバック アップ MOM ルール 名 バックアップ 警 告 : バックアップま たはレプリケートされていない 保 存 セットファイル ボルトストア SQL データベースの 期 限 の 過 ぎたバックアップ ボルトストア SQL データベースト ランザクションログに 対 する 期 限 の 過 ぎたバックアップ ボルトストア SQL データベースに 対 する 領 域 割 り 当 て 警 告 Enterprise Vault ディレクトリデー タベースに 対 する 期 限 の 過 ぎた バックアップ Enterprise Vault ディレクトリデー タベースに 対 する 期 限 の 過 ぎた バックアップ

175 第 8 章 自 動 監 視 機 能 SCOM を 使 った 監 視 機 能 175 イベント ID 管 理 コンソール 名 ディレクトリのトランザクションログのサイズ インデックス 付 けを 待 機 しているアーカイブ 済 みアイテム インデックスからの 削 除 を 待 機 している 削 除 済 みアイテム 復 元 を 待 機 しているアイテム ボルトストアのフィンガープリントデータベー スバックアップ ボルトストアのフィンガープリントデータベー スログのバックアップ ボルトストアのフィンガープリントデータベー スログのサイズ バックアップモードのボルトストア ボルトストアのパーティションバックアップの スキャン Partition items secured バックアップモードのインデックスの 位 置 レポートモードのタスク スケジュールされていないタスク MOM ルール 名 Enterprise Vault ディレクトリ SQL データベースに 対 する 領 域 割 り 当 て 警 告 完 了 していないバックアップ イン デックス 付 け レプリケーション 操 作 完 了 していない 削 除 操 作 復 元 キュー 長 の 警 告 ボルトストアグループ SQL データ ベースの 期 限 の 過 ぎたバックアッ プ ボルトストアグループ SQL データ ベーストランザクションログに 対 す る 期 限 の 過 ぎたバックアップ ボルトストアグループのログのサイ ズに 対 する 領 域 割 り 当 て 警 告 バックアップモードのボルトストア (すべて) スキャンされていないパーティショ ン (すべて) ある 期 間 に 渡 って 保 護 されていな いパーティションのアイテム (すべ て) バックアップモードのインデックス の 位 置 (すべて) レポートモードのタスク (すべて) タスクスケジュールが[ 実 行 しない] に 設 定 されている SCOM を 使 った 監 視 機 能 Enterprise Vault には System Center Operations Manager 2007 (SCOM) 用 の 管 理 パックが 含 まれています

176 176 第 8 章 自 動 監 視 機 能 SCOM を 使 った 監 視 機 能 Enterprise Vault Management Pack は アプリケーションイベントログの 重 要 な Enterprise Vault イベントを SCOM で 監 視 するためのルールを 定 義 します Enterprise Vault Management Pack をインストールする 前 に Microsoft SCOM をイ ンストールして 使 っている 必 要 があります SCOM を 使 って [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブで 設 定 されたすべてのアラートを 監 視 することもできます このように 設 定 するには 最 初 に[サイトプロパティ]で 監 視 機 能 を 有 効 にします これらのアラートは 重 要 なイベントとしてアプリケーションイベントログに 書 き 込 まれます SCOM によってそれらのイベントのイベントログが 監 視 されます デフォルトで SCOM 監 視 ルールは 有 効 です Enterprise Vault サーバーの 監 視 の 設 定 このセクションでは SCOM 管 理 に 関 する 知 識 がある 程 度 あることを 想 定 しています SCOM の 使 い 方 についてのヘルプが 必 要 な 場 合 は SCOM のマニュアルを 参 照 してく ださい 監 視 を 設 定 する 方 法 1 SCOM 管 理 コンソールを 使 って SCOM 監 視 エージェントを Enterprise Vault サー バーに 追 加 し サーバーをエージェントで 管 理 できるようにします 次 のように Enterprise Vault Management Pack をインポートします Enterprise Vault サーバーで Windows エクスプローラを 起 動 し Enterprise Vault プログラムフォルダの SCOM サブフォルダに 移 動 します ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault SCOM) SCOM 管 理 コンソールを 起 動 します インポートウィザードを 起 動 して EnterpriseVault.xml をインポートします ウィ ザードによって ファイルが 自 動 的 に MOM 2005 Backward Compatibility パッ クに 変 換 されます 2 次 のように Enterprise Vault 管 理 コンソールで 監 視 機 能 を 有 効 にします 管 理 コンソールの 左 ペインで ボルトサイトを 右 クリックし ショートカットメニュー の[プロパティ]をクリックします [サイトプロパティ]の[ 監 視 ]タブをクリックします 受 け 取 る 通 知 の 対 象 となるアイテムを 選 択 します [OK]をクリックします 3 SCOM 管 理 コンソールで Enterprise Vault アラートを 確 認 し 必 要 に 応 じてそれら のアラートを 修 正 します

177 第 8 章 自 動 監 視 機 能 SCOM を 使 った 監 視 機 能 177 オプション 設 定 Enterprise Vault SCOM Management Pack では Enterprise Vault 監 視 機 能 に 関 す る 多 くのルールを 定 義 します この 中 には デフォルトで 有 効 になっているものも 無 効 に なっているものもあります これらのルールをレビューし 必 要 に 応 じて 有 効 と 無 効 を 切 り 替 えてください Enterprise Vault SCOM Management Pack を 設 定 した 場 合 は 使 う 前 にいくつかの ルールの 設 定 が 必 要 な 場 合 があります たとえば 次 のルールを 使 う 場 合 は 監 視 対 象 の SQL サーバーを 指 定 するように 設 定 す る 必 要 があります Sample value of the performance counter SQL Server - Checkpoint pages / sec is greater than the defined threshold 一 部 の SCOM ルールは Enterprise Vault 管 理 コンソールで 有 効 にするイベントに 関 係 することに 注 意 してください このようなイベントの 場 合 管 理 コンソールで 有 効 にする 必 要 があります

178 178 第 8 章 自 動 監 視 機 能 SCOM を 使 った 監 視 機 能

179 9 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています Enterprise Vault Operations Manager の 概 要 Operations Manager へのアクセス Operations Manager の 使 用 監 視 データの 表 示 Enterprise Vault サーバーの 監 視 Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ Domino サーバージャーナルのアーカイブ 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のしきい 値 の 設 定 監 視 パラメータの 設 定 即 時 状 態 チェックの 実 行 Enterprise Vault Operations Manager の 概 要 Enterprise Vault Operations Manager は Web アプリケーションの 1 つで これを 使 う と Internet Explorer 6.0 以 降 が 実 行 されているすべてのコンピュータから Enterprise Vault のリモート 監 視 ができるようになります Enterprise Vault Operations Manager を 使 って 次 の 情 報 を 監 視 できます Enterprise Vault サービスとタスクの 状 態 ボルトストア ディスク 領 域 メモリ CPU のパフォーマンスカウンタ

180 180 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Operations Manager へのアクセス 受 信 トレイのアイテム 数 アーカイブ 保 留 失 敗 した 操 作 (DL 拡 張 の 失 敗 など) を 含 む Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ 対 象 の 状 態 受 信 トレイのアイテム 数 アーカイブ 保 留 失 敗 した 操 作 を 含 む Domino サーバー ジャーナルの 場 所 のアーカイブ 対 象 の 状 態 Enterprise Vault には Enterprise Vault サーバーごとに 監 視 エージェントが 含 まれて います 監 視 エージェントは 指 定 された 間 隔 ( 通 常 は 数 分 ごと) で 監 視 データを 収 集 し て Enterprise Vault 監 視 データベースに 格 納 します Operations Manager は 監 視 エージェントによって 収 集 された 最 新 のデータを 表 示 しま す 各 状 態 を 一 目 で 評 価 するためのサマリー 表 と 問 題 や 障 害 を 識 別 するための 詳 細 データが 表 示 されます 値 が 設 定 したしきい 値 に 達 すると 状 態 インジケータによって 警 告 されます [ 設 定 ]ページでは 監 視 を 有 効 または 無 効 にしたり 監 視 エージェントが 監 視 を 行 う 頻 度 を 調 整 したり 状 態 インジケータのしきい 値 を 設 定 したりすることができます 必 要 に 応 じて Enterprise Vault サーバーの 即 時 状 態 チェックを 行 うしくみもあります p.196 の 即 時 状 態 チェックの 実 行 を 参 照 してください Operations Manager へのアクセス Enterprise Vault Operations Manager は 個 別 にインストール 可 能 な 機 能 です Enterprise Vault サイトにある Enterprise Vault サーバーを 監 視 するには Operations Manager Web アプリケーションコンポーネントをサイト 内 の 少 なくとも 1 つの Enterprise Vault サーバーにインストールする 必 要 があります Enterprise Vault Operations Manager がインストールされていない 場 合 は Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 の 説 明 に 従 ってインストールします

181 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Operations Manager の 使 用 181 Enterprise Vault Operations Manager にアクセスする 方 法 1 Internet Explorer 6.0 以 降 のブラウザで 次 の URL を 入 力 します この host_ipaddress は Enterprise Vault Operations Manager Web アプリケー ション 機 能 がインストールされている Enterprise Vault サーバーをホストするコン ピュータの IP アドレスです 代 わりに Operations Manager がインストールされているコンピュータからアクセス する 場 合 は 次 の URL を 入 力 します この 場 合 手 順 2 は 必 要 ありません 2 [IP アドレスに 接 続 ]ダイアログボックスで ホストコンピュータのドメイン 内 のアカウン トのユーザー 名 とパスワードを 入 力 します 次 に[OK]をクリックします メモ: ボルトサービスアカウント 以 外 のユーザーが Operations Manager にアクセス するには 適 切 な 役 割 が 割 り 当 てられている 必 要 があります ユーザーは 割 り 当 て られた 役 割 に 適 用 される Operations Manager のタブとテーブルのみを 参 照 できま す p.20 の 役 割 ベースの 管 理 を 参 照 してください ユーザー 信 用 証 明 が 有 効 であれば Operations Manager にサイトの[ 概 略 ]ペー ジが 表 示 されます Operations Manager の 使 用 図 9-1 に Enterprise Vault Operations Manager ウィンドウを 示 します このウィンドウ には 2 つの 主 要 なペインがあります メモ: Enterprise Vault サイトで 役 割 ベースの 管 理 を 使 うように 設 定 している 場 合 Operations Manager では 役 割 に 該 当 する 情 報 を 参 照 できます

182 182 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Operations Manager の 使 用 図 9-1 一 般 的 な Operations Manager の 画 面 メモ: Operations Manager のヘルプを 参 照 するには Operations Manager ウィンドウ の 右 上 にある[ヘルプ]をクリックします 左 ペイン 左 ペインには 監 視 情 報 を 表 示 できる Enterprise Vault サイトが 一 覧 表 示 されます サ イト 内 の 少 なくとも 1 つの Enterprise Vault サーバーに Operations Manager がインス トールされていると 異 なるサイト 間 で 同 じ Enterprise Vault ディレクトリデータベースを 共 有 する 場 合 に サイトの 一 覧 に 複 数 のサイトが 表 示 されます 一 覧 で 最 初 に 表 示 され るサイトは 参 照 した Operations Manager がある Enterprise Vault サーバーのサイト です 別 のサイトのデータを 表 示 するには サイトの 一 覧 から 対 象 のサイトを 選 択 します 左 ペインを 省 略 または 再 展 開 するには ペインの 間 にある 境 界 線 上 のアイコンをクリック します メニューバーと 内 容 ペイン Operations Manager のメニューバーからオプションを 選 択 すると 内 容 ペインにそのオ プションのページが 表 示 されます メニューバーには 設 定 に 応 じて 複 数 のオプションが 含 まれます

183 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 監 視 データの 表 示 183 Enterprise Vault の 監 視 Exchange Server の 監 視 Domino サーバーの 監 視 設 定 Enterprise Vault サーバーの 監 視 データを 表 示 します Exchange ジャーナルタスクを 実 行 中 の 監 視 対 象 の Enterprise Vault サーバーごとに Exchange ジャーナルメールボックス のアーカイブ 対 象 の 監 視 データを 表 示 します Domino ジャーナルタスクを 実 行 中 の 監 視 対 象 の Enterprise Vault サーバーごとに Domino ジャーナルの 場 所 のアーカイ ブ 対 象 の 監 視 データを 表 示 します [ 設 定 ]ページを 表 示 します このページから 次 の 操 作 を 実 行 できます 監 視 を 有 効 または 無 効 にします 監 視 エージェントの 監 視 頻 度 を 設 定 します 監 視 データベースのデータの 保 持 期 間 を 設 定 します [Enterprise Vault の 監 視 ]ページ [Exchange Server の 監 視 ]ページ [Domino サーバーの 監 視 ]ページに 表 示 する 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のインジケータのしきい 値 を 設 定 します メモ: [Exchange Server の 監 視 ]オプションと[Domino サーバーの 監 視 ]オプションが 表 示 されるのは サイト 内 の 1 つ 以 上 の Enterprise Vault サーバーが Exchange Server または Domino サーバーのジャーナルメールボックスのアーカイブタスクをそれぞれ 実 行 するように 設 定 されている 場 合 のみです 監 視 データの 表 示 [Enterprise Vault の 監 視 ]ページ [Exchange Server の 監 視 ]ページ [Domino サー バーの 監 視 ]ページには 監 視 データが 表 示 されます これらのページでは 状 態 インジ ケータを 使 って 警 告 と 危 険 の 値 を 表 します Enterprise Vault サーバーの 監 視 最 初 に Operations Manager にログオンすると[Enterprise Vault の 監 視 ]ページが 表 示 されます [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [Enterprise Vault の 監 視 ]ページの[ 概 略 ]タブには サイトにある Enterprise Vault サーバーの 状 態 情 報 の 概 略 が 表 示 されます

184 184 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Enterprise Vault サーバーの 監 視 メモ: このタブの 状 態 インジケータには 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットの 値 が 反 映 されます これはリアルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [ 概 略 ]タブでは 2 つのテーブルセットにデータが 表 示 されます [タスク]テーブル 最 大 4 つの[task_name タスクを 実 行 しているサーバー]テーブルが [ 概 略 ]タブの 上 部 に 表 示 されます これらのテーブルは Exchange Server Domino サーバー ファイ ルサーバー SharePoint のタスクをそれぞれ 実 行 している Enterprise Vault サーバー の 状 態 を 示 します 特 定 のタスクのテーブルが 表 示 されるのは サイト 内 の 少 なくとも 1 つの Enterprise Vault サーバーがそのタスクを 実 行 するように 設 定 されている 場 合 のみです テーブルには 指 定 した 種 類 のタスクを 少 なくとも 1 つ 実 行 している Enterprise Vault サーバーごとに 次 の 情 報 が 表 示 されます すべてのサービス すべてのタスク パフォーマンスカウンタ 最 終 更 新 日 Enterprise Vault サーバー 上 で 監 視 されているすべての Enterprise Vault サービスの 状 態 Enterprise Vault サーバー 上 で 監 視 されているすべての Enterprise Vault タスクの 状 態 正 常 警 告 危 険 状 態 にある 監 視 されているパフォーマンスカウン タの 数 監 視 エージェントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 1 つ 以 上 の 監 視 対 象 のサービスまたはタスクの 値 が 関 連 するしきい 値 に 達 すると 警 告 状 態 または 危 険 状 態 のインジケータが 表 示 されます [サービス]テーブル [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 概 略 ]タブでは タスクテーブルの 下 に[service_name サービスを 実 行 しているサーバー]テーブルが 表 示 されます これらのテーブルは 特 定 の Enterprise Vault サービスを 実 行 している Enterprise Vault サーバーごとに サー ビスの 状 態 を 示 します 監 視 されるサービスは インデックスサービス ストレージサービ ス ショッピングサービスです 特 定 のサービスのテーブルが 表 示 されるのは サイト 内 の 少 なくとも 1 つの Enterprise Vault サーバーがそのサービスを 実 行 するように 設 定 されている 場 合 のみです 特 定 のサーバーの 詳 細 データを 参 照 するには [サーバー] 列 でそのサーバーの 名 前 を クリックします

185 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Enterprise Vault サーバーの 監 視 185 p.185 の [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ を 参 照 してください [Enterprise Vault の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ [Enterprise Vault の 監 視 ]ページの[ 詳 細 ]タブには 選 択 された Enterprise Vault サーバーの 詳 細 な 監 視 データが 表 示 されます ここに 表 示 されるデータには サーバー で 実 行 されている 個 々の Enterprise Vault サービスとタスクの 状 態 や ボルトストアの 状 態 ディスク 領 域 メモリ CPU の 使 用 状 況 に 関 するパフォーマンスカウンタなどがありま す 現 在 の Enterprise Vault サイトにある 別 の Enterprise Vault サーバーの 詳 細 情 報 を 表 示 するには ページの 上 部 にあるサーバーの 一 覧 でサーバーを 選 択 します メモ: このタブに 表 示 される 値 は 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットを 表 します これはリアルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [ 詳 細 ]タブでは 一 連 のテーブルにデータが 表 示 されます [サービス]テーブル [サービス]テーブルには 選 択 したサーバー 上 で 実 行 中 の 次 の Enterprise Vault サー ビスの 状 態 が 表 示 されます インデックスサービス ショッピングサービス ストレージサービス タスク 制 御 サービス [タスク]テーブル [タスク]テーブルには Enterprise Vault 管 理 コンソールで 表 示 できるすべての Enterprise Vault タスクの 状 態 が 表 示 されます [アーカイブの 移 動 状 態 ]テーブル [アーカイブの 移 動 状 態 ]テーブルには 選 択 したサーバーでのアーカイブの 移 動 操 作 の 状 態 が 表 示 されます 移 動 操 作 ごとに 次 の 情 報 がテーブルに 表 示 されます [ 種 類 ] このアイコンは 元 のアーカイブの 種 類 (Domino メールボックスアーカイブ Domino ジャーナルアーカイブ Exchange メールボックスアーカイブ Exchange ジャーナルアーカイブ) を 示 します [アーカイブ 元 ] 元 のアーカイブの 名 前

186 186 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Enterprise Vault サーバーの 監 視 [サーバー] Enterprise Vault サーバーの 名 前 [ 移 動 先 のサイト] 宛 先 ボルトストアをホストするサイトの 名 前 [アーカイブ 先 ] 既 存 のアーカイブへの 移 動 の 場 合 には 移 動 先 のアーカイブの 名 前 新 しいアーカイブへの 移 動 の 場 合 には[ 新 規 アーカイブ] [ 移 動 の 状 態 ] 移 動 操 作 の 現 在 の 状 態 そのアーカイブの[アーカイブの 移 動 の 履 歴 ]ウィンドウを 開 くハイパーリンク [ Enterprise Vault::Vault Stores のパフォーマンスカウンタ]テー ブル [ Enterprise Vault::Vault Stores のパフォーマンスカウンタ]テーブルには ボルトス トアの 監 視 対 象 カウンタのインスタンスごとに 次 のデータが 表 示 されます インスタンス 名 状 態 値 警 告 しきい 値 危 険 しきい 値 最 終 更 新 日 インスタンス 名 状 態 インジケータのしきい 値 に 基 づくこのインスタンスの 状 態 監 視 エージェントが 最 後 に 監 視 したときのこのインスタンスの 値 このカウンタに 設 定 された 警 告 しきい 値 このカウンタに 設 定 された 危 険 しきい 値 監 視 エージェントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 Operations Manager でボルトストアのパフォーマンスカウンタをサンプリングして 表 示 で きるようにするには Enterprise Vault 管 理 コンソールのサイトで 監 視 を 有 効 にする 必 要 があります サイト 監 視 が 有 効 でない 場 合 このテーブルは 表 示 されません サイトの 監 視 が 有 効 かどうかを 確 認 するには 管 理 コンソールの[サイト]ノードを 右 クリックして[プロ パティ]を 選 択 します その 後 [プロパティ]ダイアログボックスで[ 監 視 ]タブを 選 択 します このタブでは 各 カウンタの 監 視 の 開 始 時 刻 も 指 定 します ボルトストアのパフォーマンスカウンタの 監 視 は 監 視 の 開 始 時 刻 に 達 すると Operations Manager の 監 視 の 頻 度 に 基 づいて 開 始 されます 開 始 時 刻 は[サイトプロパティ]ダイア ログボックスの[ 監 視 ]タブで 指 定 します パフォーマンスカウンタをただちに 監 視 する 必 要 がある 場 合 は 監 視 の 開 始 時 刻 を 変 更 して Enterprise Vault 管 理 サービスを 再 起 動 します 表 9-1 に 監 視 対 象 のカウンタと 表 示 される 値 が 大 きくなった 場 合 の 結 果 を 示 します

187 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Enterprise Vault サーバーの 監 視 187 表 9-1 ボルトストアの 監 視 対 象 パフォーマンスカウンタ カウンタの 説 明 カウンタ 名 値 が 大 きくなった 場 合 未 完 了 のバックアップ インデッ クス 付 け レプリケーション 処 理 の 件 数 Journal Archive Table Size バックアップポリシー レプリケーション ポリシー またはインデックス 付 け 処 理 に 問 題 がある 可 能 性 を 示 します アー カイブ 直 後 にセーフコピーを 削 除 する ボルトストアオプションを 選 択 した 場 合 ハードウェア 障 害 発 生 時 にデータ 損 失 の 被 害 が 大 きくなる 恐 れがありま す 未 完 了 の 削 除 処 理 の 件 数 未 完 了 の 復 元 処 理 の 件 数 ボルトストアデータベースの 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 し た 日 数 Journal Delete Table Size Journal Restore Table Size Vault Store DB Backup インデックス 削 除 が 保 留 中 のアイテム が 多 く 存 在 することを 示 します イン デックスサービスに 問 題 があればバッ クログに 表 示 されます 大 量 のアイテムが 復 元 待 機 中 であるこ とを 示 します (StorageRestore プロセ スに 問 題 がある 可 能 性 もあります) ボルトストアデータベースが 定 期 的 に バックアップされていない 場 合 デー タベースをホスティングする SQL サー バーでのハードウェア 障 害 発 生 時 に データ 損 失 が 起 こります または 最 低 でも Enterprise Vault を 復 元 する 膨 大 な 処 理 が 必 要 になります ボルトストアデータベースのトラ ンザクションログで 使 われている 領 域 (%) ボルトストアデータベースのトラ ンザクションログの 前 回 のバック アップ 以 降 に 経 過 した 日 数 Vault Store DB Log % Used Vault Store DB Log Backup このログファイルに 設 定 した 増 分 での ログファイルのサイズの 増 加 が SQL サーバーの 容 量 にどれだけ 接 近 して いるかを 示 します ボルトストアデータベースのログファイ ルが 定 期 的 にバックアップされていな い 場 合 データベースをホスティング する SQL サーバーでのハードウェア 障 害 発 生 時 にデータ 損 失 が 起 こりま す または 最 低 でも Enterprise Vault を 復 元 する 膨 大 な 処 理 が 必 要 になります データベース 内 のすべてのログ ファイルの 合 計 サイズ Vault Store DB Log Size トランザクションログが 格 納 されるディ スク 領 域 が 不 足 している 場 合 SQL サーバーのパフォーマンスに 悪 影 響 を 及 ぼす 場 合 があります

188 188 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ カウンタの 説 明 バックアップ 待 ちまたはレプリ ケーション 待 ちの 保 存 セットファ イルの 数 カウンタ 名 Watchfile Table Size 値 が 大 きくなった 場 合 バックアップアプリケーションポリシー またはレプリケーションアプリケーショ ンポリシーに 問 題 がある 可 能 性 を 示 し ます [ LogicalDisk のパフォーマンスカウンタ]テーブル このテーブルには [ 空 き 容 量 の 割 合 (%)]カウンタのインスタンスごとの 値 が 一 覧 表 示 さ れます 論 理 ディスクドライブ 上 の 利 用 可 能 なディスク 領 域 の 割 合 が 表 示 されます また このテーブルには カウンタに 設 定 した 警 告 しきい 値 と 危 険 しきい 値 監 視 エージェ ントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 も 表 示 されます [ Memory のパフォーマンスカウンタ]テーブル [ Memory のパフォーマンスカウンタ]テーブルには [ 利 用 可 能 な MB (MB)]カウンタ ごとの 値 が 一 覧 表 示 されます 処 理 に 対 する 割 り 当 てまたはシステムで 利 用 可 能 な 物 理 メモリ 容 量 が MB 単 位 で 表 示 されます また このテーブルには カウンタに 設 定 した 警 告 しきい 値 と 危 険 しきい 値 監 視 エージェ ントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 も 表 示 されます [ Processor のパフォーマンスカウンタ]テーブル [ Processor のパフォーマンスカウンタ]テーブルには [CPU 時 間 の 割 合 (%)]カウン タのインスタンスごとの 値 が 一 覧 表 示 されます アイドル 状 態 でないスレッドの 実 行 にか かった CPU 時 間 の 割 合 が 表 示 されます また このテーブルには カウンタに 設 定 した 警 告 しきい 値 と 危 険 しきい 値 監 視 エージェ ントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 も 表 示 されます Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイ ブ [Exchange Server の 監 視 ]オプションは サイトの 1 台 以 上 のサーバーが Microsoft Exchange ジャーナルタスクを 実 行 している 場 合 にメニューバーから 利 用 可 能 です この オプションを 選 択 すると Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ 対 象 のデータを 表 示 できます

189 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ 189 [Exchange Server の 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [ 概 略 ]タブには Exchange Server ジャーナルタスクを 実 行 している 監 視 対 象 の Enterprise Vault サーバーごとに Exchange Server ジャーナルメールボックスの 対 象 に 関 する 全 体 的 な 状 態 情 報 が 表 示 されます メモ: このタブに 表 示 される 値 は 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットを 表 します これはリアルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [Exchange Server ジャーナルメールボックス: 全 体 の 状 態 ]テーブルには Enterprise Vault サーバーごとに 次 の 情 報 が 表 示 されます サーバー 名 受 信 トレイの 総 数 アーカイブ 保 留 アーカイブ 可 能 なアイテム 失 敗 した 操 作 Enterprise Vault サーバーの 名 前 受 信 トレイ 内 のアイテムの 総 数 アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 総 数 アーカイブ 可 能 なアイテムの 総 数 失 敗 した 操 作 の 状 態 次 の 項 目 ごとに 個 別 に 一 覧 表 示 されます 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 [コピー]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 したコ ピー]フォルダ 内 のアイテム 数 [ 格 納 ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した 格 納 ] フォルダ 内 のアイテム 数 [DL 拡 張 ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した DL 展 開 ]フォルダ 内 のアイテム 数 [ 外 部 フィルタ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した 外 部 フィルタ]フォルダ 内 のアイテム 数 ボルトストアによるバックアップが 実 行 されてから 経 過 した 日 数 この 値 は アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 中 で 一 番 古 いアイテムの 日 付 から 計 算 されます 管 理 コンソールのボルトストアの[セーフコ ピーを 削 除 ]プロパティが[バックアップ 後 ]に 設 定 されていることを 前 提 とします [セーフコピーを 削 除 ]が 別 の 値 に 設 定 されている 場 合 [ 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ]の 値 はそれに 応 じ て 解 釈 する 必 要 があります たとえば [セーフコピーを 削 除 ]が[バッ クアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )]または[アーカイブ 後 すぐ]に 設 定 されている 場 合 この 値 は 通 常 常 に 0 (ゼロ) になります 最 終 更 新 日 監 視 エージェントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 1 つ 以 上 のジャーナルメールボックスの 対 象 の 値 が 関 連 するしきい 値 に 達 すると 警 告 状 態 または 危 険 状 態 のインジケータが 表 示 されます たとえば サーバーの 監 視 中 に [ 受 信 トレイの 総 数 ] 列 の 警 告 インジケータに 少 なくとも 1 つの 受 信 トレイ 内 のアイテムの

190 190 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ 総 数 が[ 受 信 トレイの 総 数 ]の 警 告 しきい 値 に 達 したが 危 険 しきい 値 には 達 していない ことが 示 されます 特 定 のサーバーの 詳 細 なデータを 参 照 するには いずれかのテーブル 内 の 該 当 する サーバーの 名 前 をクリックして [ 詳 細 ]タブを 表 示 します p.190 の [Exchange Server の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ を 参 照 してください メモ: 監 視 エージェントは EnterpriseVault::Exchange Journaling パフォーマンスオ ブジェクトカテゴリで Exchange ジャーナルメールボックスのパラメータをパフォーマンス カウンタとして 開 示 します これらのパフォーマンスカウンタは perfmon などのツールを 使 って 表 示 できます ただし それらの 値 は 監 視 エージェントのサンプリング 間 隔 での み 変 わります [Exchange Server の 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ [Exchange Server の 監 視 ]ページの[ 詳 細 ]タブには 選 択 された Enterprise Vault サーバーに 関 連 付 けされた Exchange Server ジャーナルメールボックスの 対 象 ごとに 関 連 データが 表 示 されます 現 在 の Enterprise Vault サイトにある 別 の Enterprise Vault サーバーの 詳 細 情 報 を 表 示 するには ページの 上 部 にあるサーバーの 一 覧 でサーバーを 選 択 します メモ: このタブに 表 示 される 値 は 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットを 表 します これはリアルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [ 詳 細 ]タブでは [ジャーナルメールボックスの 詳 細 ]と[ 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 ] などの 複 数 のテーブルで 監 視 情 報 が 表 示 されます ジャーナルメールボックスの 詳 細 [ジャーナルメールボックスの 詳 細 ]テーブルには ジャーナルメールボックスのアーカイ ブ 対 象 ごとに 次 の 詳 細 が 表 示 されます データは テーブルのヘッダーに 表 示 される 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 されたものです ジャーナルメールボックス 受 信 トレイの 総 数 アーカイブ 保 留 アーカイブ 可 能 なアイテム ジャーナルメールボックスの 名 前 関 連 付 けされたアーカイブ 名 は 角 カッコ 内 に 表 示 されます 受 信 トレイ 内 のアイテムの 総 数 アーカイブ 保 留 中 のアイテム 数 アーカイブ 対 象 としてマーク 付 けされた 受 信 トレイ 内 のアイテム 数

191 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Exchange Server ジャーナルメールボックスのアーカイブ 191 失 敗 した 操 作 失 敗 した 操 作 の 数 次 の 項 目 ごとに 個 別 に 一 覧 表 示 されます 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 [コピー]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 したコ ピー]フォルダ 内 のアイテム 数 [ 格 納 ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した 格 納 ] フォルダ 内 のアイテム 数 [DL 拡 張 ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した DL 展 開 ]フォルダ 内 のアイテム 数 [ 外 部 フィルタ]: Exchange ジャーナルメールボックスの[ 失 敗 した 外 部 フィルタ]フォルダ 内 のアイテム 数 ボルトストアによるバックアップが 実 行 されてから 経 過 した 日 数 この 値 は アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 中 で 一 番 古 いアイテムの 日 付 から 計 算 されます 管 理 コンソールのボルトストアの[セーフコ ピーを 削 除 ]プロパティが[バックアップ 後 ]に 設 定 されていることを 前 提 とします [セーフコピーを 削 除 ]が 別 の 値 に 設 定 されている 場 合 [ 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ]の 値 はそれに 応 じ て 解 釈 する 必 要 があります たとえば [セーフコピーを 削 除 ]が[バッ クアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )]または[アーカイブ 後 すぐ]に 設 定 されている 場 合 この 値 は 通 常 常 に 0 (ゼロ) になります 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 [ 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 ]テーブルは Enterprise Vault が 最 後 の 監 視 時 刻 直 前 の 60 分 間 にアーカイブしたジャーナルメールボックスのアイテムに 関 連 します ジャーナルメールボックスのアーカイブごとに 次 の 情 報 がテーブルに 表 示 されます アーカイブ 名 アイテム 数 もとの 合 計 サイズ 圧 縮 後 の 合 計 サイズ Enterprise Vault アーカイブの 名 前 Enterprise Vault がアーカイブしたアイテムの 数 アーカイブ 済 みアイテムのもとの 合 計 サイズ アーカイブ 済 みアイテムが 占 める 合 計 圧 縮 サイズ [ 詳 細 ]タブには 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のインジケータの 現 在 のしきい 値 も 一 覧 表 示 され ます メモ: 監 視 エージェントは EnterpriseVault::Exchange Journaling パフォーマンスオ ブジェクトカテゴリで Exchange ジャーナルメールボックスのパラメータをパフォーマンス カウンタとして 開 示 します これらのパフォーマンスカウンタは perfmon などのツールを 使 って 表 示 できます ただし それらの 値 は 監 視 エージェントのサンプリング 間 隔 での み 変 わります

192 192 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Domino サーバージャーナルのアーカイブ Domino サーバージャーナルのアーカイブ [Domino サーバーの 監 視 ]オプションは サイトの 1 台 以 上 のサーバーが Domino ジャーナルタスクを 実 行 している 場 合 にメニューバーから 利 用 可 能 です このオプション を 選 択 すると Domino サーバージャーナルの 場 所 のアーカイブ 対 象 のデータを 表 示 で きます [Domino サーバーの 監 視 ]の[ 概 略 ]タブ [Domino サーバーの 監 視 ]ページの[ 概 略 ]タブには 1 つ 以 上 の Domino ジャーナル タスクを 実 行 する 監 視 対 象 の Enterprise Vault サーバーごとに Domino サーバー ジャーナルの 場 所 のアーカイブ 対 象 に 関 する 全 体 的 な 状 態 情 報 が 表 示 されます メモ: 表 示 される 値 は 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットを 表 します これはリ アルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [Domino サーバージャーナルメールボックス: 全 体 の 状 態 ]テーブルには サーバーご とに 次 の 情 報 が 表 示 されます サーバー 名 受 信 トレイの 総 数 アーカイブ 保 留 アーカイブ 可 能 なアイテム 失 敗 した 操 作 Enterprise Vault サーバーの 名 前 受 信 トレイ 内 のアイテムの 総 数 アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 総 数 アーカイブ 可 能 なアイテムの 総 数 失 敗 したアイテム 数 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ボルトストアによるバックアップが 実 行 されてから 経 過 した 日 数 この 値 は アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 中 で 一 番 古 いアイテムの 日 付 から 計 算 されます 管 理 コンソールのボルトストアの[セーフコ ピーを 削 除 ]プロパティが[バックアップ 後 ]に 設 定 されていることを 前 提 とします [セーフコピーを 削 除 ]が 別 の 値 に 設 定 されている 場 合 [ 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ]の 値 はそれに 応 じ て 解 釈 する 必 要 があります たとえば [セーフコピーを 削 除 ]が[バッ クアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )]または[アーカイブ 後 すぐ]に 設 定 されている 場 合 この 値 は 通 常 常 に 0 (ゼロ) になります 最 終 更 新 日 監 視 エージェントが 最 後 にこのデータを 監 視 した 日 時 1 つ 以 上 の Domino ジャーナルの 場 所 にあるアーカイブ 対 象 の 値 が 関 連 するしきい 値 に 達 すると 警 告 状 態 または 危 険 状 態 のインジケータが 表 示 されます たとえば サー バーの 監 視 中 に [ 受 信 トレイの 総 数 ] 列 の 警 告 インジケータに 少 なくとも 1 つの 受 信 トレ

193 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 Domino サーバージャーナルのアーカイブ 193 イ 内 のアイテムの 総 数 が[ 受 信 トレイの 総 数 ]の 警 告 しきい 値 に 達 したが 危 険 しきい 値 に は 達 していないことが 示 されます 特 定 のサーバーの 詳 細 なデータを 参 照 するには いずれかのテーブル 内 の 該 当 する サーバーの 名 前 をクリックして [ 詳 細 ]タブを 表 示 します p.193 の [Domino サーバーの 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ を 参 照 してください メモ: 監 視 エージェントは EnterpriseVault::Domino Journaling パフォーマンスオブ ジェクトカテゴリで Domino ジャーナルメールボックスのパラメータをパフォーマンスカウ ンタとして 開 示 します これらのパフォーマンスカウンタは perfmon などのツールを 使 っ て 表 示 できます ただし それらの 値 は 監 視 エージェントのサンプリング 間 隔 でのみ 変 わります [Domino サーバーの 監 視 ]の[ 詳 細 ]タブ [Domino サーバーの 監 視 ]ページの[ 詳 細 ]タブには 選 択 された Enterprise Vault サーバーに 関 連 付 けされた 各 Domino サーバージャーナルの 場 所 のアーカイブ 対 象 に 関 するデータが 表 示 されます 現 在 の Enterprise Vault サイトにある 別 の Enterprise Vault サーバーの 詳 細 情 報 を 表 示 するには ページの 上 部 にあるサーバーの 一 覧 でサーバーを 選 択 します メモ: 表 示 される 値 は 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 したスナップショットを 表 します これはリ アルタイムのインジケータではないため ガイドラインとしてのみ 使 います [ 詳 細 ]タブでは [ジャーナルの 場 所 の 詳 細 ]と[ 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 ]の 2 つ のテーブルで 監 視 情 報 が 表 示 されます ジャーナルの 場 所 の 詳 細 [ジャーナルの 場 所 の 詳 細 ]テーブルには Domino ジャーナルの 場 所 のアーカイブ 対 象 ごとに 次 の 詳 細 が 表 示 されます データは テーブルのヘッダーに 表 示 される 最 後 の 監 視 時 刻 に 取 得 されたものです ジャーナルメールボックスの 場 所 受 信 トレイの 総 数 アーカイブ 保 留 アーカイブ 可 能 なアイテム すべてのメールボックスの 全 体 的 な 情 報 が 表 示 される Domino ジャーナルの 場 所 関 連 付 けされたアーカイブ 名 は 角 カッコ 内 に 表 示 されます 受 信 トレイ 内 のアイテムの 総 数 アーカイブ 保 留 中 のアイテム 数 アーカイブ 対 象 としてマーク 付 けされた 受 信 トレイ 内 のアイテム 数

194 194 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のしきい 値 の 設 定 失 敗 した 操 作 失 敗 した 操 作 のアイテム 数 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ボルトストアによるバックアップが 実 行 されてから 経 過 した 日 数 この 値 は アーカイブ 保 留 中 のアイテムの 中 で 一 番 古 いアイテム の 日 付 から 計 算 されます 管 理 コンソールのボルトストアの[セー フコピーを 削 除 ]プロパティが[バックアップ 後 ]に 設 定 されている ことを 前 提 とします [セーフコピーを 削 除 ]が 別 の 値 に 設 定 され ている 場 合 [ 前 回 のバックアップ 以 降 に 経 過 した 日 数 ]の 値 は それに 応 じて 解 釈 する 必 要 があります たとえば [セーフコピー を 削 除 ]が[バックアップ 後 (ジャーナルの 直 後 )]または[アーカイ ブ 後 すぐ]に 設 定 されている 場 合 この 値 は 通 常 常 に 0 (ゼロ) になります 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 [ 最 近 1 時 間 のアーカイブ 統 計 ]テーブルは Enterprise Vault が 最 後 の 監 視 時 刻 直 前 の 60 分 間 にアーカイブしたアイテムに 関 連 します ジャーナルメールボックスのアーカイブごとに 次 の 情 報 がテーブルに 表 示 されます アーカイブ 名 アイテム 数 もとの 合 計 サイズ 圧 縮 後 の 合 計 サイズ Enterprise Vault アーカイブの 名 前 Enterprise Vault がアーカイブしたアイテムの 数 アーカイブ 済 みアイテムのもとの 合 計 サイズ アーカイブ 済 みアイテムが 占 める 合 計 圧 縮 サイズ [ 詳 細 ]タブには 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のインジケータの 現 在 のしきい 値 も 一 覧 表 示 され ます メモ: 監 視 エージェントは EnterpriseVault::Domino Journaling パフォーマンスオブ ジェクトカテゴリで Domino ジャーナルメールボックスのパラメータをパフォーマンスカウ ンタとして 開 示 します これらのパフォーマンスカウンタは perfmon などのツールを 使 っ て 表 示 できます ただし それらの 値 は 監 視 エージェントのサンプリング 間 隔 でのみ 変 わります 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のしきい 値 の 設 定 [Enterprise Vault の 監 視 ]ページ [Exchange Server の 監 視 ]ページ [Domino サー バーの 監 視 ]ページに 表 示 する 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のインジケータのしきい 値 を 設 定 で きます

195 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 警 告 状 態 と 危 険 状 態 のしきい 値 の 設 定 195 パフォーマンスカウンタの 状 態 のしきい 値 を 設 定 する 方 法 1 Operations Manager のメニューバーにある[ 設 定 ]を 選 択 します 2 [ 設 定 ]ページで[パフォーマンスカウンタ]タブを 選 択 します 3 表 示 されたしきい 値 を 変 更 するには 現 在 の 値 を 目 的 の 値 で 上 書 きします 値 は 0 より 大 きい 数 字 である 必 要 があります [ 利 用 可 能 な MB(MB)]と[ 空 き 容 量 の 割 合 (%)] 以 外 の 危 険 状 態 の 値 は 警 告 の 値 よりも 大 きい 値 である 必 要 があります [ 利 用 可 能 な MB(MB)]と[ 空 き 容 量 の 割 合 (%)]の 危 険 状 態 の 値 は 警 告 の 値 よりも 小 さい 値 である 必 要 があります 4 必 要 に 応 じて 他 のカウンタのしきい 値 に 対 して 手 順 3 を 繰 り 返 します 5 次 のいずれかの 操 作 を 行 います 変 更 を 保 存 するには [ 保 存 ]をクリックします 保 存 内 容 が 有 効 になるまでに 数 秒 かかる 場 合 があります [パフォーマンスカウンタ]タブを 選 択 したとき (または 前 回 [ 保 存 ]をクリックしたと き) の 設 定 値 に 戻 すには [リセット]をクリックしてから[ 保 存 ]をクリックします Exchange または Domino ジャーナルメールボックスのアーカイブ 状 態 のしきい 値 を 設 定 する 方 法 1 Operations Manager のメニューバーにある[ 設 定 ]を 選 択 します 2 必 要 に 応 じて [ 設 定 ]ページの[Exchange パラメータ]タブまたは[Domino パラ メータ]タブを 選 択 します 3 表 示 されたしきい 値 を 変 更 するには 現 在 の 値 を 目 的 の 値 で 上 書 きします 値 は 0 より 大 きい 数 字 である 必 要 があります 危 険 状 態 の 値 は 警 告 の 値 よりも 大 きい 値 である 必 要 があります 4 必 要 に 応 じて 他 の 値 に 対 して 手 順 3 を 繰 り 返 します 5 次 のいずれかの 操 作 を 行 います 変 更 を 保 存 するには [ 保 存 ]をクリックします 保 存 内 容 が 有 効 になるまでに 数 秒 かかる 場 合 があります [Exchange パラメータ]タブを 選 択 したとき (または 前 回 [ 保 存 ]をクリックしたとき) の 設 定 値 に 戻 すには [リセット]をクリックしてから[ 保 存 ]をクリックします しきい 値 をデフォルト 値 にリセットする 方 法 1 Operations Manager のメニューバーにある[ 設 定 ]を 選 択 します 2 必 要 に 応 じて [ 設 定 ]ページの[パフォーマンスカウンタ]タブ [Exchange パラメー タ]タブ [Domino パラメータ]タブを 選 択 します 3 [ 出 荷 時 の 状 態 に 戻 す]をクリックします 4 [ 保 存 ]をクリックします

196 196 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 監 視 パラメータの 設 定 監 視 パラメータの 設 定 次 の 項 目 を 設 定 できます 監 視 エージェントによる 監 視 の 有 効 化 または 無 効 化 スケジュール 設 定 済 みの 監 視 の 頻 度 Enterprise Vault が 監 視 データベースのデータを 保 持 する 期 間 監 視 パラメータを 設 定 する 方 法 1 Operations Manager のメニューバーにある[ 設 定 ]を 選 択 します 2 [ 設 定 ]ページで[ 監 視 パラメータ]タブを 選 択 します 3 Enterprise Vault 監 視 エージェントによる 監 視 を 有 効 にする 場 合 は[ 監 視 の 有 効 化 ]にチェックマークを 付 け 無 効 にする 場 合 はチェックマークをはずします 4 監 視 頻 度 を 変 更 するには 新 しい 値 を[ 監 視 の 頻 度 ] 一 覧 で 選 択 します 5 監 視 データの 保 持 期 間 を 変 更 するには 新 しい 値 を[ 記 録 の 保 持 期 間 ] 一 覧 で 選 択 します 6 次 のいずれかの 操 作 を 行 います 即 時 状 態 チェックの 実 行 変 更 を 保 存 するには [ 保 存 ]をクリックします 保 存 内 容 が 有 効 になるまでに 数 秒 かかる 場 合 があります [ 監 視 パラメータ]タブを 選 択 したとき (または 前 回 [ 保 存 ]をクリックしたとき) の 設 定 値 に 戻 すには [リセット]をクリックしてから[ 保 存 ]をクリックします 必 要 に 応 じて スケジュール 設 定 済 みの 定 期 監 視 とは 別 に Enterprise Vault サーバー に 対 して 即 時 状 態 チェックを 実 行 できます この 処 理 は 問 題 が 発 生 している 可 能 性 が あることが 最 新 のデータにより 判 明 し 現 在 の 状 態 の 確 認 が 必 要 な 場 合 などに 行 います 即 時 状 態 チェックを 実 行 する 必 要 があるサーバーで 次 の 手 順 を 実 行 します 即 時 状 態 チェックを 実 行 する 方 法 1 メモ 帳 などのテキストエディタで 設 定 ファイル MonitoringAgent.exe.config を 編 集 します この 設 定 ファイルは Enterprise Vault のインストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にあります 2 OperationsManagerMonitorObjectChannel の 値 を Enterprise Vault サーバー 上 で 利 用 可 能 な 適 切 なポート 番 号 に 設 定 します 3 ExposeMonitor の 値 が true であることを 確 認 します

197 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 即 時 状 態 チェックの 実 行 Enterprise Vault Admin Service を 停 止 して 再 起 動 します これにより 新 しい 設 定 が Enterprise Vault で 使 われます 5 コマンドプロンプトウィンドウを 開 き Enterprise Vault のインストール 先 フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) に 移 動 します 6 コマンド ForceMonitoringUtil.exe を 入 力 すると 強 制 的 に 状 態 チェックが 実 行 されます その 後 すぐに Operations Manager に 状 態 チェックの 結 果 が 表 示 されます セキュリティ 上 の 理 由 から 即 時 状 態 チェックが 完 了 したら ExposeMonitor の 値 を false に 変 更 して 管 理 サービスを 再 起 動 する 必 要 があります

198 198 第 9 章 Enterprise Vault Operations Manager による 監 視 即 時 状 態 チェックの 実 行

199 10 アーカイブのエクスポート この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています アーカイブのエクスポートウィザードについて エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) エクスポートの 開 始 アーカイブのエクスポートウィザードについて アーカイブのエクスポートは Exchange Server メールボックスアーカイブのみに 使 用 で きます アーカイブのエクスポートウィザードでは アーカイブ 済 みアイテムを 次 のようにエクスポー トできます PST ファイルへのアーカイブのエクスポート これは 次 の 場 合 に 役 立 ちます オフィスからの 外 出 時 に 使 うためなど アーカイブ 済 みアイテムの 個 人 用 コピーを ユーザーに 与 える 場 合 保 管 のために 個 々のメールボックスアーカイブを 別 の 場 所 に 送 付 する 場 合 もとのメールボックスへのアーカイブのエクスポート これは 次 の 場 合 に 役 立 ちます メールボックスを 転 送 するときに ユーザーのアーカイブ 済 みアイテムも 送 信 した い 場 合 Enterprise Vault の 試 験 運 用 中 に アーカイブをすべてもとのメールボックスに コピーする 場 合 選 択 したメールボックスへの 1 つのアーカイブのエクスポート これは 次 の 場 合 に 役 立 つ 可 能 性 があります

200 200 第 10 章 アーカイブのエクスポート エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) 企 業 内 で あるユーザーが 既 存 の 役 割 を 引 き 継 ぐ 場 合 たとえば 古 いメールボッ クスからアーカイブされたアイテムのうち 特 定 の 保 持 カテゴリのものをすべて 新 し いメールボックスにエクスポートできます 法 的 な 調 査 がある 場 合 特 定 のメールボックスからアーカイブされたすべてのアイ テムを 新 しいメールボックスにコピーし 以 後 の 調 査 に 備 えることができます エクスポートできるのはメールボックスからアーカイブされたアイテムのみで パブリックフォ ルダや SharePoint ワークスペースからアーカイブされたアイテムはエクスポートできませ ん エクスポートするときには 日 付 と 保 持 カテゴリによって 出 力 にフィルタをかけることができ ます たとえば 特 定 の 保 持 カテゴリでアーカイブされたもので 経 過 期 間 が 1 年 未 満 の アイテムをエクスポートするように 設 定 できます PST ファイルにエクスポートする 場 合 ウィザードでは 出 力 ファイルの 最 大 サイズを 制 御 できます デフォルトの 最 大 サイズである 600 MB は CD に 書 き 込 む 場 合 に 最 適 です ファイルが 最 大 サイズに 達 すると 一 連 の 番 号 を 付 加 されたファイル 名 のファイルが 最 大 サイズ 以 下 のサイズで ウィザードにより 自 動 生 成 されます PST ファイル 内 のフォルダは 最 大 で 16,383 個 のアイテムを 含 むことができます これ は PST ファイルの 限 度 です フォルダがこの 限 度 に 達 した 場 合 同 じ 名 前 で 末 尾 に 番 号 を 付 け 足 したフォルダ 名 の 新 しいフォルダが アーカイブのエクスポートウィザードによっ て 自 動 的 に 作 成 されます たとえば Inbox フォルダが 限 度 に 達 した 場 合 以 後 のアイテ ムを 保 持 する Inbox 1 フォルダが 自 動 的 に 作 成 されます ウィザードでは PST ファイルごとに 設 定 ファイルが 作 成 されます PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault にインポートして 戻 す 予 定 であれば このファイルが 必 要 な 場 合 があ ります エクスポートしたファイルはインポートできるため 任 意 のユーザーのアーカイブ 済 みアイテムを 別 の Enterprise Vault システムに 移 動 することが 可 能 です p.200 の エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) を 参 照 してください エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) エクスポート 済 み PST ファイルをアーカイブに 移 行 するときは 元 のアーカイブとは 異 な るボルトストア 上 のアーカイブ 先 を 指 定 することをお 勧 めします これらのアーカイブが 同 じボルトストア 上 にある 場 合 は PST ファイルを 移 行 する 前 に 元 のアーカイブを 削 除 する 必 要 があります これを 行 わないと ボルトストアデータベースでエントリが 重 複 します 次 の 手 順 では アーカイブ 先 が 元 のアーカイブと 同 じボルトストア 上 の 場 合 の PST ファイ ルの 移 行 手 順 の 概 略 を 示 します

201 第 10 章 アーカイブのエクスポート エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) 201 元 のアーカイブと 同 じボルトストア 上 のアーカイブに PST ファイルを 移 行 する 方 法 1 アーカイブのエクスポートウィザードでアーカイブを PST ファイルにエクスポートした 後 エクスポートが 正 しく 実 行 されたことを 確 認 します 2 アーカイブ 先 を 同 じメールボックスに 関 連 付 けする 場 合 は Enterprise Vault 管 理 コンソールを 使 用 してメールボックスを 無 効 にします 3 Enterprise Vault 管 理 コンソールで 元 のアーカイブを 削 除 します 4 アーカイブ 先 を 作 成 するために 関 連 付 けされたメールボックスを 有 効 にします 5 PST 移 行 を 使 って PST ファイルを 新 しいアーカイブにインポートします メールボッ クス 内 の 破 損 したショートカットを 修 正 するために PST 移 行 を 次 のように 設 定 しま す 新 しくアーカイブされたアイテムにショートカットは 作 成 しません アイテムをルートフォルダにインポートします フォルダ 構 造 をマージします PST 設 定 ファイル アーカイブを PST ファイルにエクスポートすると PST ファイルごとに 1 つの 設 定 ファイル が 自 動 的 に 作 成 されます この 設 定 ファイルには 次 のような 情 報 が 含 まれており これ らの 情 報 は PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault にインポートしようとする 場 合 に 必 要 になります PST ファイル 内 のすべてのアイテムに 適 用 された 保 持 カテゴリ ボルト ID 移 動 によって 破 損 したショートカットを 修 正 するために 必 要 です 設 定 ファイルの 下 部 には 対 応 する PST ファイル 内 のすべてのアイテムに 適 用 される 保 持 カテゴリの 詳 細 を 示 した [RETENTION_CATEGORY]というセクションがあります [RETENTION_CATEGORY] セクションがあるのは アーカイブのエクスポートウィザード で[PST ファイルを 保 持 カテゴリごとに 分 割 ]を 選 択 してエクスポートを 行 った 場 合 のみで す インポート 時 に ウィザードは 既 存 の 保 持 カテゴリを PST 設 定 ファイル 内 の 保 持 カテ ゴリに 一 致 させようとします このセクションが 存 在 しない 場 合 は アイテムのもとの 保 持 カ テゴリを 判 断 する 方 法 がありません 設 定 ファイルの 例 この 設 定 ファイルの 例 は JohnSmith_Export_0001.pst 内 のすべてのアイテムがアー カイブされたときに 保 持 カテゴリとして Personal が 使 われたことを 示 しています [PST] FILENAME = JohnSmith_Export_0001.pst DESCRIPTION = John Smith CREATED = 22Aug :01 AM

202 202 第 10 章 アーカイブのエクスポート エクスポートの 開 始 ORIGIN = EXPORT_ARCHIVE [MAILBOX] NAME = John Smith MAILBOXDN = /O=ACME/OU=LEGAL/CN=RECIPIENTS/CN=JOHNS EXCHANGESERVER = EXCH01 [USER] FIRSTNAME = John LASTNAME = Smith DEPT = Legal TITLE = Audit Manager [VAULT] NAME = John Smith DESCRIPTION = Created by Enable Mailbox Wizard VAULTID = 19A EA274B9822FDBCA82CA09B laguna3.win.kvsinc.com VAULTSTORENAME = CCV4VS [RETENTION_CATEGORY] NAME = Personal DESCRIPTION = Personal items PERIOD = 60 PERIODUNITS = MONTHS 設 定 ファイルの 保 持 カテゴリが Enterprise Vault サイトのどの 保 持 カテゴリとも 一 致 しな い 可 能 性 もあります この 場 合 は 次 のように 適 切 な 操 作 を 決 定 する 必 要 があります 設 定 ファイル 内 の 保 持 カテゴリに 最 大 限 に 一 致 している 既 存 の 保 持 カテゴリを 使 えま す 設 定 ファイル 内 の 保 持 カテゴリに 一 致 するように 新 しい 保 持 カテゴリを 作 成 できます ただし この 新 しい 保 持 カテゴリはその 後 すべてのユーザーが 利 用 可 能 になるた め その 名 前 が 既 存 のユーザーを 混 乱 させる 可 能 性 があります エクスポートの 開 始 アーカイブ 済 みアイテムを PST ファイルまたはメールボックスにエクスポートする 準 備 が できている 場 合 は 次 の 手 順 に 従 ってアーカイブのエクスポートウィザードを 起 動 します エクスポートを 開 始 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [アーカイブ]アイコンを 右 クリックします 2 ショートカットメニューの[エクスポート]をクリックします 3 アーカイブのエクスポートウィザードの 手 順 に 従 ってエクスポートを 完 了 します

203 11 PST 移 行 の 概 要 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています PST ファイルの 移 行 に 使 うツール 移 行 処 理 の 概 要 PST ファイルのマーク 付 け 移 行 に 関 するヒント 検 索 移 行 型 ツール クライアント 主 導 型 移 行 PST ファイルの 移 行 に 使 うツール Enterprise Vault には PST ファイルの 内 容 をアーカイブに 移 行 (インポート) するため に 使 える 次 のツールが 用 意 されています 検 索 移 行 型 ツール このツールは ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルを 検 索 し それらのファイルを 1 か 所 にコピーしてから 移 行 します 移 行 する PST ファイル の 数 が 多 い 場 合 には 検 索 移 行 型 ツールを 使 うと 手 動 での 作 業 が 最 小 限 で 済 みま す クライアント 主 導 の PST 移 行 このツールは PST ファイルを 自 動 的 に 検 索 し 集 中 型 の PST 保 存 フォルダにコピーすることができます その 後 Enterprise Vault に よって PST ファイルの 内 容 が PST 保 存 フォルダから Enterprise Vault アーカイブ に 移 行 されます クライアント 主 導 型 PST 移 行 は 次 のような 場 合 に 便 利 です ユーザーのコンピュータがネットワーク 上 でたまにしか 利 用 可 能 でない 場 合 ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルにアクセスする 権 限 がない 場 合 ユーザーが 継 続 的 に PST ファイルにアクセスする 必 要 がある 場 合

204 204 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 移 行 処 理 の 概 要 Policy Manager を 使 ったスクリプトによる 移 行 このツールは PST ファイルの 一 括 移 行 を 実 行 するには 最 適 な 方 法 ですが PST ファイルを 集 中 型 の 場 所 に 収 集 する 必 要 があります PST 移 行 ウィザードを 使 った 移 行 PST ファイルの 数 が 少 ない 場 合 は この 方 法 を 使 うと Enterprise Vault にすばやく 容 易 に 移 行 できます 移 行 処 理 の 概 要 移 行 処 理 によって PST ファイルの 内 容 がアーカイブに 移 行 されます その 後 で PST ファイル 内 のアイテムが 引 き 続 き 増 加 すると 新 しいアイテムをアーカイブするために さ らに 移 行 を 実 行 することが 必 要 になります 数 千 の PST ファイルを 同 時 に 移 行 しようとすると 移 行 の 実 行 に 長 時 間 かかる 場 合 があ ります その 時 間 は Enterprise Vault システムでメールボックスから 同 じデータ 量 をアー カイブするためにかかる 時 間 に 等 しくなります 少 ない PST ファイル 数 で 試 した 後 操 作 するファイルを 徐 々に 増 やしていくことを 推 奨 します 表 11-1 PST 移 行 ツールの 機 能 比 較 機 能 PST 移 行 ウィ ザード Policy Manager を 使 ったスクリ プト 検 索 移 行 型 ツール クライアント 主 導 型 移 行 PST ファイルの 数 が 少 ない 場 合 の 使 いやすさ はい いいえ いいえ いいえ ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルの 検 索 いいえ いいえ はい はい ユーザーの PST ファイルの 集 中 型 の 場 所 への 収 集 いいえ いいえ はい はい 多 数 の PST ファイルの 移 行 に 適 応 いいえ はい はい はい 指 定 したパスワードを PST ファ イルを 開 くときに 利 用 可 能 いいえ いいえ はい はい Exchange Server のクォータを 調 整 可 能 いいえ いいえ はい はい アーカイブの 特 定 に PST の マーク 付 けを 使 用 はい はい はい いいえ アーカイブの 特 定 にメールプロ ファイルのエントリを 使 用 いいえ いいえ はい はい

205 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 PST ファイルのマーク 付 け 205 機 能 PST 移 行 ウィ ザード Policy Manager を 使 ったスクリ プト 検 索 移 行 型 ツール クライアント 主 導 型 移 行 アーカイブの 特 定 にホストコン ピュータの 名 前 を 使 用 いいえ いいえ はい いいえ 次 の 点 に 注 意 してください 対 応 するアーカイブが 含 まれるボルトストアがバックアップモードに 設 定 されている 場 合 は すべての PST 移 行 ツールで PST ファイルがスキップされます アーカイブ 対 象 でない 種 類 のアイテムは PST ファイルを Enterprise Vault に 移 行 する 際 には 無 視 されます [Exchange PST 移 行 ポリシー]にある[メッセージクラス] タブを 使 って ポリシーの 適 用 時 にアーカイブされるアイテムの 種 類 を 定 義 することが できます [ディレクトリプロパティ]の[Exchange メッセージクラス]タブを 使 って ポリ シーに 表 示 されるメッセージクラスの 一 覧 を 編 集 することができます Enterprise Vault は ストレージサービスコンピュータの 言 語 と 互 換 性 のない 言 語 を 使 っているコンピュータで 作 成 されたアイテムを 無 視 します たとえば PST ファイル に 日 本 語 と 英 語 のアイテムが 混 在 して 含 まれており ストレージサービスコンピュータ で 日 本 語 が 使 われている 場 合 英 語 のアイテムはアーカイブの 対 象 になりません こ のようなアイテムがある PST ファイルを 移 行 する 場 合 は Symantec Corporationに お 問 い 合 わせください 以 前 に Enterprise Vault によってエクスポートされたアーカイブ 済 みアイテムをイン ポートする 場 合 は 不 明 な 保 持 カテゴリの 処 理 が 必 要 になることがあります p.200 の エクスポート 済 みファイルのインポート ( 移 行 ) を 参 照 してください Exchange メールボックスポリシーでは アーカイブ 内 でアイテムが 移 動 されるときに アイテムの 保 持 カテゴリが 変 更 されるように Enterprise Vault を 設 定 できます PST 移 行 時 に アイテムは 特 定 の 保 持 カテゴリに 割 り 当 てられます 異 なる 保 持 カテゴリを 持 つフォルダにアイテムを 後 で 移 動 する 場 合 アイテムでこの 保 持 カテゴリが 維 持 さ れるようにすることができます Enterprise Vault によって 保 持 カテゴリが 変 更 されな いようにするには ポリシーオプション[ 保 持 カテゴリがユーザーによって 選 択 されて いるか カスタムフィルタによって 設 定 されているか または PST 移 行 によって 設 定 さ れているアイテムを 含 める]を 選 択 しないでください このオプションは Exchange メー ルボックスポリシーのプロパティの[ 移 動 されたアイテム]タブにあります PST ファイルのマーク 付 け デフォルトでは ユーザーが Outlook を 起 動 するときに メールプロファイルに 一 覧 表 示 される 各 PST ファイルにクライアントがマーク 付 けします Enterprise Vault サイト デ フォルトのアーカイブ デフォルトの 保 持 カテゴリがマーカーで 示 されます すべての PST 移 行 ツールは このマーカーを 使 って 所 有 するメールボックスを 特 定 し ファイルの 内 容

206 206 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 移 行 に 関 するヒント 移 行 に 関 するヒント をそのメールボックスのデフォルトのアーカイブに 移 行 できます Outlook の 詳 細 設 定 の 一 覧 にある[PST ファイルにマーク 付 け] 設 定 を 使 って Exchange デスクトップポリシー の PST ファイルのマーク 付 けを 有 効 または 無 効 にすることができます マーク 付 けが 有 効 になっていると Outlook の 起 動 時 に Enterprise Vault クライアント は 次 の 処 理 を 行 います ユーザーのメールプロファイルに 指 定 されているすべての PST を 開 こうとします ユー ザーが 次 に Outlook を 起 動 すると パスワードで 保 護 された PST に 対 するパスワー ドを 入 力 するよう 要 求 され アクセスできない PST があるとエラーメッセージが 表 示 さ れます その PST ファイルを 指 定 する 別 のメールプロファイルが 使 われている 場 合 を 除 き PST ファイルのマーカーを 再 度 更 新 しません つまり Policy Manager では PST は そのファイルへのアクセスに 使 われた 最 後 のプロファイルが PST を 所 有 している と 見 なします その 後 メールプロファイルに 追 加 された PST ファイルがあると そのすべてにマーク 付 けを 行 います このマーク 付 けは Outlook が 起 動 されたときに 行 われます その ため PST ファイルを 開 き 再 度 閉 じただけでは その PST にはマーク 付 けされませ ん いくつかの PST ファイルを 移 行 して 処 理 に 慣 れてきたら 移 行 するファイル 数 を 増 やします 多 数 の 場 所 にある PST ファイルを 移 行 するよりも 少 数 の 場 所 にある PST ファイルを 移 行 する 方 が 簡 単 です (このため 検 索 移 行 型 ツールは PST ファイルを 集 中 型 の 場 所 にコピーしてから 移 行 します ) Policy Manager を 実 行 する 前 に PST ファイルのアクセス 権 限 を 設 定 しておかない と 移 行 に 失 敗 する 可 能 性 があります Windows サーバーコマンドラインユーティリティ CACLS を 使 って PST ファイルへの フルコントロールアクセス 権 をボルトサービスアカウントに 付 与 できます Enterprise Vault は アイテムのアーカイブ 時 に コンテンツを HTML に 変 換 してイ ンデックス 付 けを 行 います この 処 理 のデフォルトの 変 換 タイムアウトは 30 分 です Enterprise Vault は 1 つのアイテムに 対 して 3 回 の 変 換 を 試 行 するため アイテム が 失 敗 して 次 のアイテムに 進 むまでに 最 大 90 分 かかります PST ファイルに 非 常 に 大 きいまたは 複 雑 なアイテムがある 場 合 すべてのアイテムを 移 行 するまでに 時 間 がかかる 可 能 性 があります アイテムのコンテンツにインデックス 付 けする 必 要 がない 場 合 変 換 タイムアウトを 数 分 に 設 定 することでパフォーマンス を 向 上 できます 変 換 タイムアウトを 変 更 すると 通 常 のアーカイブにも 影 響 するため PST ファイルを 移 行 したら 必 ずもとの 値 に 戻 してください

207 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 検 索 移 行 型 ツール 207 また Enterprise Vault で 特 定 の 文 書 の 種 類 について HTML ではなくテキストの バージョンを 作 成 するようにしてパフォーマンスを 向 上 させることもできます p.299 の コンテンツ 変 換 の 制 御 を 参 照 してください 変 換 タイムアウトを 変 更 する 方 法 1 ストレージサービスコンピュータで ConversionTimeout という 名 前 のレジストリエン トリに 使 うタイムアウト ( 分 単 位 ) を 設 定 します このエントリは 次 のレジストリキーの 下 に 存 在 する 必 要 があります HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault 2 ストレージサービスを 再 起 動 します 検 索 移 行 型 ツール 検 索 移 行 型 ツールは PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault に 移 行 する 処 理 の 一 部 を 自 動 化 します 検 索 移 行 型 ツールは ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルを 自 動 的 に 検 索 し 集 中 型 の 保 留 領 域 に 移 動 して そこから 自 動 的 に 移 行 できるようにしま す 選 択 する 設 定 オプションによっては PST ファイルの 移 行 を 承 認 するために 何 らかの 手 作 業 の 介 入 が 必 要 になることがあります さらに パスワードで 保 護 された PST ファイル に 対 するパスワードの 指 定 も 必 要 になる 可 能 性 があります 検 索 移 行 型 ツールは Enterprise Vault の 次 の 数 種 類 のタスクで 構 成 されます PST 検 索 タスク ネットワークを 検 索 して コンピュータと PST ファイルを 検 出 します Enterprise Vault サイトには 1 つの PST 検 索 タスクのみ 設 定 できます PST 収 集 タスク PST 検 索 タスクが 検 索 した PST ファイルを 集 中 型 の PST 保 存 フォ ルダに 移 動 して 移 行 できるように 準 備 します 複 数 の PST 収 集 タスクを Enterprise Vault サイトに 作 成 できます PST 移 行 タスク PST 保 存 フォルダに 格 納 されている PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault アーカイブに 移 行 します 複 数 の PST 移 行 タスクを Enterprise Vault サイトに 作 成 できます スケジュール 定 義 したスケジュールに 従 ってさまざまな 検 索 移 行 型 タスクが 実 行 されますが 必 要 に 応 じてすぐに 実 行 できるように タスクごとに[ 今 すぐ 実 行 ]オプションも 用 意 されています

208 208 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 クライアント 主 導 型 移 行 PST 検 索 タスクは 通 常 の 勤 務 時 間 中 に 実 行 されるようにスケジュールできます これに より 検 索 可 能 なコンピュータと PST ファイルの 最 大 数 を 確 実 に 検 出 できます PST 検 索 タスクによる PST ファイルの 検 索 が 完 了 すると スケジュール 設 定 した 時 間 帯 がまだ 終 了 していなくても それ 以 上 の 処 理 は 実 行 されません スキャン 実 行 の 合 間 でスケジュール 設 定 時 間 帯 を 増 やすことはできますが スキャン 実 行 後 最 低 1 日 間 は 各 コンピュータに 対 してスキャンは 再 実 行 されません PST 収 集 タスクは PST ファイルを PST 保 留 領 域 に 移 動 して 移 行 できるように 準 備 しま す PST 移 行 タスクがスケジュールされた 実 行 期 間 中 にすべてのファイルを 処 理 できるよ うに 保 留 領 域 に 格 納 されるファイルの 数 を 制 限 できます これにより PST ファイル 内 の アイテムを 使 えなくなる 期 間 が 可 能 な 限 り 短 縮 されます デュアルプロセッサを 搭 載 しているコンピュータの 場 合 インポートするアイテムの 種 類 や 複 雑 さなど 多 くの 要 因 によりますが PST ファイル 移 行 の 標 準 的 な 速 度 は 1 時 間 あたり 約 1.5 GB です ただし この 数 値 は インポートするアイテムの 種 類 や 複 雑 さなど 多 く の 要 因 に 依 存 します したがって サイズが 6 GB の PST ファイルの 保 留 領 域 の 処 理 に は 約 4 時 間 かかります クライアント 主 導 型 移 行 PST ファイルを 集 中 型 の PST 保 存 フォルダに 自 動 的 に 移 行 するように Enterprise Vault Outlook アドインを 設 定 できます この 場 合 PST 移 行 タスクによって PST ファイルが 処 理 され 内 容 がアーカイブされます ストレージサービスをホストし PST ファイルを 移 行 する 予 定 のアーカイブを 管 理 する 各 Enterprise Vault サーバーで PST 移 行 タスクを 設 定 する 必 要 があります PST ファイ ルを 移 行 すると 移 行 先 アーカイブを 管 理 する Enterprise Vault サーバーで 移 行 処 理 が 実 行 されます クライアント 主 導 型 PST 移 行 は 次 のような 場 合 に 便 利 です ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルにアクセスする 権 限 がない 場 合 ユーザーが 継 続 的 に PST ファイルにアクセスする 必 要 がある 場 合 ユーザーのコンピュータがネットワーク 上 でたまにしか 利 用 可 能 でない 場 合 たとえ ば 週 に 1 日 だけ 職 場 に 出 向 くノートパソコンのユーザーなど クライアント 主 導 型 移 行 の 処 理 の 概 要 は 次 のとおりです メールボックスでクライアント 主 導 の PST 移 行 を 有 効 にします 新 しく 有 効 になったメールボックスに 説 明 のメールメッセージがただちに 送 信 されま す ユーザーが 次 に Outlook を 起 動 すると PST ファイルの 検 索 のためにコンピュータ がスキャンされます

209 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 クライアント 主 導 型 移 行 209 ユーザープロファイル 内 の PST ファイルを 始 めとする 各 PST ファイルが 約 10 MB の 一 連 のチャンクとして PST 保 存 フォルダに 送 信 されます PST 移 行 タスクによって このチャンクがユーザーのアーカイブに 移 行 されます PST ファイルが 正 常 に 移 行 されると ファイルにそれ 以 上 のアイテムが 追 加 されてい ないことが 確 認 されます アイテムが 追 加 されていない 場 合 は その PST ファイルが ユーザープロファイルから 削 除 されます

210 210 第 11 章 PST 移 行 の 概 要 クライアント 主 導 型 移 行

211 12 PST 移 行 : スクリプト この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています スクリプトのしくみの 概 要 移 行 処 理 準 備 PST 移 行 からの 出 力 初 期 設 定 ファイルの 例 スクリプトのしくみの 概 要 Policy Manager を 使 うと スクリプトによって PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault に 移 行 できます Policy Manager について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユー ティリティ を 参 照 してください スクリプトのしくみを 使 うと 各 PST ファイルの 処 理 方 法 を 設 定 できます たとえば 各 PST ファイルに 対 して 次 のことが 可 能 になります 移 行 先 アーカイブを 指 定 します 移 行 されたアイテムへのショートカットを 作 成 するかどうかを 指 定 し 作 成 する 場 合 は そのショートカットを PST ファイル 内 に 残 すか ユーザーのメールボックス 内 の 特 定 の フォルダに 格 納 するかを 指 定 します 移 行 されるアイテムに 対 して どの 保 持 カテゴリを 使 うかを 指 定 します PST ファイルのアイテムが 移 行 された 後 PST ファイル 自 体 をどう 処 理 するかを 制 御 します ファイルごとに Enterprise Vault に 移 行 するコンテンツの 一 覧 を Policy Manager の 初 期 設 定 ファイルに 記 述 します すべての PST ファイルに 適 用 されるデフォルト 設 定 を 作 成 し 個 々の PST ファイルに 関 してデフォルト 設 定 を 上 書 きさせることもできます

212 212 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 移 行 処 理 Enterprise Vault クライアントによって 所 有 者 のデフォルトのアーカイブ 詳 細 が 各 PST ファイルに 保 存 されるようにすることができます (PST のマーク 付 け) それにより Policy Manager はこの 情 報 を 使 って 各 PST ファイルに 対 して 使 う 正 しいアーカイブとメール ボックスを 特 定 できるようになります このしくみを 使 いたくない 場 合 や 一 部 の PST ファ イルの 設 定 を 上 書 きしたい 場 合 は PST ファイルに 個 別 の 値 を 上 書 きすることもできます Policy Manager を 使 って PST を 移 行 する 場 合 初 期 設 定 ファイルに 一 覧 表 示 されてい るすべての PST ファイルをレポートモードを 使 ってチェックできます このモードでは 発 生 した 問 題 を 識 別 するための 行 が 含 まれた 初 期 設 定 ファイルの 新 しいコピーが 作 成 さ れます 処 理 できない PST ファイルのエントリには これらのファイルが PST 移 行 によっ て 無 視 されるようにマーク 付 けされます ここで 次 のいずれかの 操 作 を 行 うことができます 発 生 した 問 題 を 解 決 し Policy Manager を 再 度 レポートモードで 実 行 してまだ 問 題 があるかどうかを 調 べます ファイルにエラーがなくなったら そのファイルを 処 理 モー ドで 実 行 して すべてのファイルを 処 理 できます レポートモードでの 実 行 は 必 要 に 応 じて 何 回 でも 行 うことができます そのたびに Policy Manager によって 通 常 の 実 行 または 問 題 の 解 決 に 使 える 新 しい 初 期 設 定 ファイルが 作 成 されます ただちに 処 理 モードで 実 行 します 問 題 を 引 き 起 こす 可 能 性 のあるファイルはマーク 付 けされているため Policy Manager によって 無 視 されます 問 題 のあるこれらの ファイルの 処 理 方 法 は 後 から 決 定 できます 次 の 点 に 注 意 してください Policy Manager では Exchange PST 移 行 ポリシーのメッセージクラスとショートカッ トの 内 容 の 設 定 のみが 使 われます ポリシーの 残 りの 設 定 は 無 視 されます Policy Manager では PST のマーク 付 けによって PST ファイルに 書 き 込 まれる 情 報 を 使 って PST ファイルに 関 連 付 けられたメールボックスとアーカイブが 識 別 されま す PST 移 行 の 実 行 中 は Policy Manager を 同 時 に 他 のタスクの 実 行 に 使 わないよう にすることを 推 奨 します 移 行 する PST ファイルが 少 ないときは ウィザードを 使 った PST 移 行 ツールのほうが 簡 単 な 場 合 があります p.221 の PST 移 行 ウィザードについて を 参 照 してください 移 行 処 理 Policy Manager を 使 ったスクリプトによる 移 行 の 概 略 は 次 のとおりです

213 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 移 行 処 理 213 Policy Manager を 使 って 移 行 処 理 を 実 行 する 方 法 1 所 有 権 を 特 定 するために PST ファイル 内 でマーカーを 使 うかどうかを 決 定 します デフォルトで PST ファイルにマークが 付 けられます Outlook の 詳 細 設 定 に 一 覧 表 示 されている[PST ファイルにマーク 付 け] 設 定 を 使 って Exchange デスクトップ ポリシーの PST ファイルのマーク 付 けを 無 効 にすることができます p.205 の PST ファイルのマーク 付 け を 参 照 してください 2 Enterprise Vault に 移 行 する PST ファイルを 指 定 するために Policy Manager 初 期 設 定 ファイルを 作 成 します このファイルの 中 で Policy Manager をレポートモー ドで 実 行 するよう 指 定 します 初 期 設 定 ファイルは 必 ず Unicode 形 式 で 保 存 する ようにしてください 3 初 期 設 定 ファイルを 使 って Policy Manager をレポートモードで 実 行 します Policy Manager は 次 の 処 理 を 行 います 一 覧 表 示 されているすべての PST ファイルがアクセス 可 能 なことをチェックしま す アクセスできなかったファイルや パスワードで 保 護 されたファイルなど 一 覧 表 示 されている PST ファイルで 発 生 した 問 題 を 示 す 新 しい 初 期 設 定 ファイルを 作 成 します 新 しい 初 期 設 定 ファイルにはもとのファイルと 同 じ 名 前 が 付 けられ 重 複 のない 番 号 が 最 後 に 付 加 されます たとえば もとのスクリプトが PSTMigration.ini であれば 新 しいスクリプトは PSTMigration_1.ini のようになります もとの 初 期 設 定 ファイルと 同 じ 名 前 で ファイルの 種 類 が.log のログファイルを 作 成 します たとえば もとのスクリプトが PSTMigration.ini であれば ログは PSTMigration.log のようになります 4 新 しい 初 期 設 定 ファイルに 一 覧 表 示 されている 問 題 を 解 決 することも その 処 理 を 後 に 回 すことも どちらも 可 能 です 5 新 しい 初 期 設 定 ファイルを 使 って Policy Manager を 実 行 します Policy Manager はファイルの 内 容 を 移 行 し 初 期 設 定 ファイルと 同 じ 名 前 で ファイルの 種 類 が.log のログファイルを 作 成 します 移 行 処 理 に 失 敗 した PST ファイルがある 場 合 Policy Manager は それらの 失 敗 したファイルのみを 処 理 するために 実 行 できる 新 しいスクリプトを 自 動 的 に 作 成 しま す 必 要 に 応 じて 発 生 した 問 題 を 解 決 した 後 新 しいスクリプトを 実 行 して 前 に 処 理 されなかった PST ファイルの 内 容 のみを 移 行 します

214 214 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 準 備 準 備 Policy Manager で 使 われる Exchange PST 移 行 ポリシーの 設 定 の 数 は 限 られてい ます Enterprise Vault では Enterprise Vault インストールでの 次 の 設 定 に 従 っ て PST ファイルからアイテムがアーカイブされます Enterprise Vault は Exchange PST 移 行 ポリシーのプロパティの[メッセージク ラス]タブでアーカイブ 対 象 として 定 義 されている 種 類 のアイテムのみをアーカイ ブします 移 行 は ストレージサービス 用 に 設 定 されているレジストリ 設 定 に 従 います カスタマイズされたショートカットを Exchange PST 移 行 ポリシーの[ショートカット の 内 容 ]タブで 設 定 した 場 合 は PST 移 行 でこれらの 設 定 が 使 われます それ 以 外 では Exchange メールボックスポリシーで 設 定 されているショートカットの 内 容 の 設 定 が 使 われます PST 移 行 時 に アイテムは 特 定 の 保 持 カテゴリに 割 り 当 てられます 異 なる 保 持 カテ ゴリを 持 つフォルダにアイテムを 後 で 移 動 する 場 合 アイテムでこの 保 持 カテゴリが 維 持 されるようにすることができます Enterprise Vault によって 保 持 カテゴリが 変 更 さ れないようにするには ポリシーオプション[ 保 持 カテゴリがユーザーによって 選 択 さ れているか カスタムフィルタによって 設 定 されているか または PST 移 行 によって 設 定 されているアイテムを 含 める]を 選 択 しないでください このオプションは Exchange メールボックスポリシーのプロパティの[ 移 動 されたアイテム]タブにあります 移 行 時 に PST ファイルが 使 われていることがないようにしてください そのため ユー ザーが PST ファイルを 開 いていないことを 確 認 してください PST ファイルを 移 動 し た 方 がよい 場 合 もあります 最 適 な 手 順 はすべての PST ファイルを 同 じ 場 所 に 収 集 して 移 行 することです これ により 初 期 設 定 ファイルの 作 成 アクセス 権 限 の 割 り 当 て ファイルの 管 理 が 容 易 に なります ただし 同 じ 名 前 の PST ファイルが 存 在 すると ファイル 名 の 競 合 が 発 生 することに 注 意 してください また マーク 付 けされない PST ファイルの 場 合 は PST 内 に 識 別 情 報 が 存 在 しないため 所 有 者 を 確 認 する 必 要 があります ボルトサービスアカウントには PST ファイルに 対 するフルコントロールアクセス 権 が 必 要 です 移 行 先 のボルトストア 用 のストレージサービスが 実 行 されている 必 要 があります パスワードで 保 護 された PST ファイルは 処 理 できません その 内 容 を 移 行 する 前 に このような 保 護 を 削 除 する 必 要 があります 移 行 の 終 了 時 に 自 動 PST 圧 縮 機 能 を 使 う 場 合 は 圧 縮 を 行 うための 領 域 を 確 保 で きるだけの 空 きディスク 容 量 が 必 要 になります 最 大 の PST ファイルのサイズにその サイズの 約 5% を 加 えた 容 量 が 必 要 になります 移 行 の 後 で PST ファイルを 削 除 す る 設 定 にしている 場 合 は 圧 縮 しても 意 味 がありません

215 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト PST 移 行 からの 出 力 215 Policy Manager による 移 行 では メールボックスに 送 信 禁 止 または 送 受 信 禁 止 のど ちらかのメールボックスの 限 度 が 設 定 されていると メールボックスの 空 き 容 量 の 限 度 がチェックされます この 両 方 の 限 度 が 設 定 されている 場 合 Policy Manager はメー ルボックスに 値 の 低 い 方 の 限 度 値 を 超 えるアイテムを 移 動 しません どちらか 1 つの 限 度 のみが 設 定 されている 場 合 Policy Manager はその 限 度 に 従 います 空 き 容 量 の 限 度 のためにアイテムがメールボックスに 移 動 されなかったとしても アイ テムは 適 切 なアーカイブに 引 き 続 きアーカイブされることに 注 意 してください この 場 合 は アイテムをメールボックスに 移 動 するために メールボックスのクォータを 増 やし てから PST ファイルを 再 度 移 行 できます PST 移 行 からの 出 力 [PSTdefaults]セクションが 含 まれた 初 期 設 定 ファイルを 使 って Policy Manager を 実 行 すると 検 出 された 問 題 の 詳 細 を 含 む 新 しい 初 期 設 定 ファイルが Policy Manager によっ て 自 動 的 に 作 成 されます この 新 しい 初 期 設 定 ファイルには 次 の 特 徴 があります ファイルの 先 頭 に 実 行 の 結 果 を 要 約 した[PSTcheckpoint]セクションが 存 在 しま す 処 理 モードを 使 った 場 合 は 次 のようになります 正 常 に 処 理 されたファイルのすべての[PST]セクションがコメントアウトされます 各 [PST]セクションには そのファイルに 対 して 成 功 または 発 生 したエラーの 種 類 を 示 す JobStatus エントリが 存 在 します [PSTcheckpoint]セクション [PSTcheckpoint]セクションの 内 容 は 初 期 設 定 ファイルをレポートモードまたは 処 理 モードのどちらで 実 行 したかによって 異 なります レポートモード 次 の[PSTcheckpoint]セクションは 初 期 設 定 ファイルをレポートモードで 実 行 した 結 果 です Generation カウントの 1 は これがファイルの 最 初 の 実 行 の 結 果 であることを 示 し ています [PSTCHECKPOINT] GENERATION = 1 CREATED = 02Oct :58:02 AM SOURCE = E: EV pstmigration pstlist.ini PSTPROCESSEDCOUNT = 118 PSTNOTREADYCOUNT = 3 PSTWARNINGCOUNT = 2

216 216 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト PST 移 行 からの 出 力 次 のエントリに 注 目 してください PSTPROCESSEDCOUNT = 118 は このファイルに 118 の PST ファイルへの 参 照 が 含 まれていることを 示 しています PSTNOTREADYCOUNT = 3 は 問 題 が 発 生 したファイルが 3 つあることを 示 していま す この 詳 細 情 報 は 個 々の[PST]セクションの Report_Error エントリに 記 述 され ています これらの 各 [PST]セクションには DONOTPROCESS = TRUE が Policy Manager によって 自 動 的 に 追 加 されます PSTWARNINGCOUNT = 2 は 警 告 が 発 生 したファイルが 2 つあることを 示 しています この 場 合 は どちらもマーク 付 けされた PST ファイルであり そのマーク 付 けが 意 図 的 に 上 書 きされています この 詳 細 情 報 は 個 々の[PST]セクションの Report_Error エントリに 記 述 されています 問 題 のある 各 PST ファイルには Policy Manager によって DONOTPROCESS = TRUE エ ントリが 追 加 されているため この 新 しい 初 期 設 定 ファイルを 処 理 モードでただちに 実 行 して 問 題 のある PST の 処 理 を 後 に 回 すことができます あるいは 問 題 を 解 決 し DONOTPROCESS = TRUE エントリを 削 除 してから ファイルを 再 度 レポートモードまたは 処 理 モードのどちらかで 実 行 することもできます 処 理 モード 次 の[PSTcheckpoint]セクションは 初 期 設 定 ファイルを 処 理 モードで 実 行 した 結 果 で す 2 という Generation カウントは これがファイルの 2 番 目 の 実 行 の 結 果 であることを 示 しています [PSTCHECKPOINT] GENERATION = 2 CREATED = 02Oct :59:36 AM SOURCE = E: EV pstmigration pstlist.ini PSTPROCESSEDCOUNT = 115 PSTFAILEDCOUNT = 0 PSTUNPROCESSEDCOUNT = 3 PSTINCOMPLETECOUNT = 0 PSTPARTIALCOUNT = 0 次 のエントリに 注 目 してください PSTPROCESSEDCOUNT = 115 は 115 の PST ファイルが 処 理 されたことを 示 して います この 初 期 設 定 ファイルは 上 のレポートモードの 説 明 で 示 したものと 同 じで す 問 題 のある 3 つのファイルは DONOTPROCESS = TRUE エントリで 残 されてい るため Policy Manager によって 無 視 されました PSTFAILEDCOUNT = 0 は 処 理 を 試 行 できなかったファイルがなかったことを 示 し ています

217 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト PST 移 行 からの 出 力 217 PSTUNPROCESSEDCOUNT = 3 は 3 つのファイルが 無 視 されたことを 示 していま す これらは DONOTPROCESS = TRUE エントリがある 3 つのファイルです PSTINCOMPLETECOUNT = 0 は 一 部 しか 処 理 されなかった PST ファイルがな かったことを 示 しています Policy Manager の 処 理 は 中 断 されませんでした PSTPARTIALCOUNT = 0 は 処 理 できなかった 個 別 のアイテムを 含 む PST ファイ ルがなかったことを 示 しています このようなアイテムがある 場 合 それらのアイテムは Policy Manager により PST ファイル 内 の Migration Failed Items フォルダに 格 納 されています Enterprise Vault イベントログ 処 理 モードで 実 行 した 場 合 は Enterprise Vault イベントログにも 処 理 された PST ファ イルごとに 1 つのエントリが 記 録 されます このエントリは Enterprise Vault イベントログ では 移 行 サーバーのソースとあわせて 表 示 されます たとえば 次 のログエントリは 560 アイテムが 含 まれており メールボックス 内 に 560 のショートカットが 格 納 された PST ファ イルに 対 するものです PST Migration Report Migration status: Completed PST file: E: Vault Test files TestPSTs um1.pst Vault Name: Chris Waterlander Vault Id: 14F921A913AB6D511AC9F0008C711C6F server2.acme.com RetentionCategory: Business Exchange Server Mailbox: EV /o=acme/ou=developer/cn=recipients/cn=chrisw Number of folders processed: 43 Number of items archived to vault: 560 Total size of items archived: KB Number of items unable to be archived: 0 Number of items moved to mailbox: 560 Elapsed Migration Time: 0:0:6 (hours:minutes:seconds) 移 行 される PST ファイルごとに 概 略 を 示 すログエントリがあります エントリには アーカ イブされたアイテムの 数 と メールボックスに 移 動 されたアイテムの 数 が 一 覧 表 示 されま す 一 部 のアイテムはアーカイブ 処 理 やメールボックスへの 移 動 ができない 場 合 があります この 現 象 は ( 管 理 コンソールの Exchange PST 移 行 ポリシーの[メッセージクラス]タブ で) アーカイブしないように 設 定 した 種 類 のメッセージがこれらのアイテムにあるか スト レージサービスコンピュータの 言 語 と 互 換 性 のない 言 語 を 使 っているコンピュータでこれ らのアイテムが 作 成 されている 場 合 に 発 生 します たとえば PST ファイルに 日 本 語 と 英

218 218 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 初 期 設 定 ファイルの 例 語 のアイテムが 混 在 して 含 まれており ストレージサービスコンピュータで 日 本 語 が 使 わ れている 場 合 英 語 のアイテムはアーカイブの 対 象 になりません 初 期 設 定 ファイルの 例 初 期 設 定 ファイルは Unicode ファイルとして 保 存 する 必 要 があります 表 12-1 に 5 つの PST ファイルの 移 行 を 設 定 する 初 期 設 定 ファイルの 例 を 示 します 表 12-1 初 期 設 定 ファイルの 例 初 期 設 定 ファイルのセクション [Directory] directorycomputername = server2 sitename = server2 [PSTDefaults] ServerComputerName = server2 PSTLanguage = Japanese MailboxFolder = EVPM PST Migrations MigrationMode = Report ShortcutMode = NoShortcuts IncludeDeletedItems = false SetPstHidden = false SetPstReadOnly = false CompactPst = true DeletePst = false CancelMbxAutoArchive = false [PST] Filename = E: Migration Missing.pst メモ ディレクトリセクションは 必 須 であり ファイルの 先 頭 に 記 述 する 必 要 があります このセクションには Enterprise Vault ディレクトリ コンピュータの 名 前 とサイト 名 が 含 まれます これらのデフォルトのオプションは 次 の[PST]セ クションに 一 覧 表 示 されているすべての PST 移 行 に 適 用 されます ただし それらのセクションで 上 書 きされている 場 合 を 除 く PST Language は 必 須 です [PSTDefaults]セクションは 1 つのみ 存 在 し 個 々 の[PST]セクションの 前 に 記 述 する 必 要 がありま す MigrationMode=Report は この 初 期 設 定 ファイルをレポートモードで 実 行 することを 指 定 し ます ShortcutMode=NoShortcuts は デフォルト では 移 行 されたアイテムへのショートカットが 作 成 されないことを 示 します 移 行 できないアイテム は PST ファイル 内 に 残 り メールボックスには 移 動 されません この 動 作 は 個 々の PST ファイルに 対 して 上 書 きできます [PST]セクションは [PSTDefaults]セクションの 後 に 記 述 する 必 要 があります 各 セクションでは 少 なくとも PST ファイル 名 を 指 定 する 必 要 があります オプションが 指 定 されていない 場 合 Policy Manager は[PstDefaults]セクションの 値 を 使 い ます ここに 指 定 されているマーク 付 けされたファイルは 存 在 しないため Policy Manager の 実 行 時 にエ ラーが 発 生 します

219 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 初 期 設 定 ファイルの 例 219 初 期 設 定 ファイルのセクション [PST] Filename = server3 temp marked1.pst [PST] Filename = E: Migration marked2.pst MailboxDN = /o=acme/ ou=developer/cn=recipients/ cn=jackh ShortcutMode = MailboxShortcuts [PST] Filename = E: Migration marked3.pst ArchiveName = Jack Henry2 [PST] Filename = E: Migration unmarked.pst メモ このファイルは リモートコンピュータ 上 にあります この PST ファイルは Policy Manager が 対 象 アー カイブ Exchange Server メールボックス 保 持 カ テゴリを 自 動 的 に 特 定 できるように Enterprise Vault クライアントによってマーク 付 けされていま す この PST ファイルは Policy Manager が 対 象 アー カイブ Exchange Server メールボックス 保 持 カ テゴリを 自 動 的 に 特 定 できるように Enterprise Vault クライアントによってマーク 付 けされていま す MailboxDN 設 定 は PST のマーク 付 けを 上 書 き します これにより 初 期 設 定 ファイルが 処 理 され たときに 警 告 が 発 生 します このファイルは 指 定 された 有 効 なメールボックスと そのメールボックス のデフォルトの 保 持 カテゴリとアーカイブを 使 って 正 常 に 処 理 されます Policy Manager は アーカイブ 済 みアイテムへ のショートカットを 作 成 して 移 行 の 最 後 に PST 内 に 残 っているすべてのアイテムとともにメールボッ クスに 格 納 します この PST ファイルは Enterprise Vault クライア ントによってマーク 付 けされています ArchiveName 設 定 は クライアントによって 作 成 された 所 有 者 エントリを 上 書 きします これにより 初 期 設 定 ファイルが 処 理 されたときに 警 告 が 発 生 します この PST ファイルは 指 定 されたアーカイ ブと 所 有 するメールボックスのデフォルトの 保 持 カテゴリを 使 って 正 常 に 処 理 されます このファイルは Enterprise Vault クライアントによっ てマーク 付 けされていません RetentionCategory = Business

220 220 第 12 章 PST 移 行 : スクリプト 初 期 設 定 ファイルの 例

221 13 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています PST 移 行 ウィザードについて 移 行 処 理 の 概 要 準 備 移 行 に 関 するヒント 移 行 によるユーザーへの 影 響 移 行 の 開 始 PST 移 行 ウィザードについて PST 移 行 は PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault に 格 納 するウィザードです このウィザードの 主 な 機 能 は 次 のとおりです 複 数 の PST ファイルを 同 時 に 移 行 できます PST を 手 動 でアーカイブに 関 連 付 けることも PST ファイルに 設 定 されている 権 限 に 基 づいて PST 移 行 で 自 動 相 関 を 実 行 することもできます 自 動 相 関 によって 多 くの 時 間 が 節 約 されますが この 処 理 を 理 解 し 適 切 な 準 備 を 行 うことが 重 要 です PST 移 行 では マップされたネットワークドライブ 上 または 共 有 ネットワークフォルダ 内 にある PST ファイルが 処 理 されます PST 移 行 を 使 って ユーザーの 各 ディスクを 検 索 し 検 索 されたすべての PST ファイルを 移 行 することはできません PST 移 行 では アーカイブを 有 効 にした 種 類 のアイテムのみがアーカイブされます アーカイブされるアイテムの 種 類 を 表 示 または 修 正 するには 管 理 コンソールを 起 動 し [Exchange PST 移 行 ポリシー]プロパティの[メッセージクラス]タブに 移 動 します

222 222 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 処 理 の 概 要 Exchange PST 移 行 ポリシーにカスタマイズされたショートカットが 設 定 されている 場 合 は PST 移 行 でこれらの 設 定 が 使 われます それ 以 外 では Exchange メールボッ クスポリシーで 設 定 されているショートカットの 内 容 の 設 定 が 使 われます ウィザードに 従 って 必 要 なアーカイブ 設 定 を 指 定 します PST 移 行 では Exchange PST 移 行 ポリシー 以 外 の 設 定 は 使 われません すべての 場 合 に 適 した 移 行 処 理 を 指 定 することは 不 可 能 です たとえば 移 行 した 後 に PST ファイルを 削 除 する 場 合 も 引 き 続 き 使 う 場 合 もあります PST 移 行 によって 高 い 柔 軟 性 を 提 供 されますが 移 行 を 実 行 する 方 法 について 慎 重 に 検 討 する 必 要 があります 移 行 処 理 の 概 要 ウィザードを 使 った PST 移 行 の 概 略 は 次 のとおりです 移 行 処 理 を 実 行 する 方 法 1 所 有 権 を 特 定 するために PST ファイル 内 でマーカーを 使 うかどうかを 決 定 します デフォルトで PST ファイルにマークが 付 けられます Outlook の 詳 細 設 定 に 一 覧 表 示 されている[PST ファイルにマーク 付 け] 設 定 を 使 って Exchange デスクトップ ポリシーの PST ファイルのマーク 付 けを 無 効 にすることができます p.214 の 準 備 を 参 照 してください 2 管 理 コンソールで [アーカイブ]コンテナを 右 クリックし ショートカットメニューの[PST のインポート]をクリックします PST 移 行 ウィザードが 起 動 します 3 使 用 するボルトストアを 選 択 します バックアップモードのボルトストアを 選 択 すること はできません 4 Enterprise Vault に 移 行 する PST ファイルを 一 覧 に 追 加 します 複 数 のマップされ たドライブまたはネットワークドライブから PST ファイルを 選 択 できますが Enterprise Vault Storage Service からそれらのドライブにアクセスできる 必 要 があります 5 PST ファイルを 移 行 先 アーカイブに 関 連 付 ける 方 法 を 選 択 します 自 動 または 手 動 による 関 連 付 けを 選 択 できます 6 マーク 付 け 情 報 がない PST ファイル またはマーク 付 け 情 報 を 使 わないように 設 定 されている PST ファイルから アイテムに 使 うデフォルトの 保 持 カテゴリを 指 定 しま す 7 各 PST ファイルは 関 連 付 けられているメールボックスと 移 行 先 アーカイブが 分 かっ ている 場 合 には それらとともに 一 覧 表 示 されます 移 行 を 開 始 する 前 に 関 連 付 け の 一 覧 をチェックすることが 重 要 です 必 要 に 応 じて PST ファイルの 移 行 先 アーカ イブを 選 択 したり 変 更 したりすることができます または 一 覧 から PST ファイルを 削 除 することもできます

223 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 処 理 の 概 要 各 PST ファイルは アーカイブされたときにアイテムに 適 用 される 保 持 カテゴリととも に 一 覧 表 示 されます 必 要 に 応 じて 個 々の PST ファイルの 保 持 カテゴリを 変 更 で きます 既 存 の 保 持 カテゴリを 選 択 するか または 新 しい 保 持 カテゴリを 作 成 できま す 9 PST 移 行 で アーカイブするアイテムへのショートカットを 作 成 するかどうかを 指 定 し ます 次 のいずれかの 処 理 を 実 行 するように PST 移 行 を 設 定 できます アイテムをアーカイブし ショートカットを 作 成 せずに PST から 元 のアイテムを 削 除 します PST ファイルにショートカットを 作 成 して アーカイブされた 後 に 元 のアイテムを 削 除 します このオプションは 移 行 の 最 後 にユーザーが 引 き 続 き PST ファイル へのアクセス 権 を 持 っている 場 合 に 選 択 される 可 能 性 があります ショートカット を 機 能 させるには ユーザーがショートカットをメールボックスに 移 動 する 必 要 が あります 関 連 付 けられたメールボックスにショートカットを 作 成 して アーカイブされた 後 に PST ファイルから 元 のアイテムを 削 除 します 10 PST 移 行 で 移 行 されたアイテムへのショートカットをメールボックスに 作 成 するため に 必 要 なフォルダ 構 造 を 指 定 します PST ファイルのルートフォルダに 対 応 している メールボックスフォルダを 指 定 できます 移 行 する PST ファイルが 複 数 ある 場 合 は フォルダ 構 造 をマージするか 別 々のままにするかを 選 択 できます 11 移 行 する PST ファイルの 言 語 を 選 択 します 12 PST 移 行 で PST ファイルの[ 削 除 済 みアイテム]フォルダを 移 行 するか PST ファイ ルに 残 すかを 指 定 します カレンダーアイテムをアーカイブする 場 合 は PST 移 行 で 期 限 の 切 れていないカレ ンダーアイテムを 移 行 するかどうかを 指 定 します 13 処 理 された 後 の 各 PST ファイルに 対 する 処 理 を 指 定 します 次 の 処 理 を 選 択 でき ます ファイルをそのまま 残 します ファイルを 削 除 します ファイルを 圧 縮 してディスク 領 域 を 解 放 します ファイルの 権 限 を 読 み 取 り 専 用 に 設 定 して ファイルにアイテムが 追 加 されない ようにします ファイルを 非 表 示 にします すべての PST ファイルを 同 時 に 移 行 しない 場 合 は これにより まだ 移 行 していない PST ファイルがいくつあるかがわかりやすくなり ます 次 に PST 移 行 を 実 行 したとき デスクトップが 隠 しファイルを 表 示 しないよ うに 設 定 されていれば 非 表 示 にした PST ファイルは 表 示 されません

224 224 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 準 備 14 PST 移 行 で 移 行 のレポートファイルを 作 成 するかどうかを 指 定 します レポートファ イルは Enterprise Vault インストール 先 フォルダの Reports サブフォルダに 作 成 されます 15 移 行 を 開 始 します 移 行 中 PST 移 行 によって 各 PST ファイルの Enterprise Vault イベントログに 2 つのイベント (ファイルの 処 理 の 開 始 時 と 終 了 時 ) が 書 き 込 まれます アイテムを 移 行 できない 場 合 そのアイテムは PST ファイル 内 の[PST 移 行 で 失 敗 したアイテム]というフォルダに 移 動 されます 準 備 移 行 時 に PST ファイルが 使 われていることがないようにしてください そのため ユー ザーが PST ファイルを 開 いていないことを 確 認 してください PST ファイルをコピーし てコピーの 内 容 を 移 行 している 間 でも ユーザーはコピー 元 の PST ファイルを 継 続 し て 使 えるようにするのも 有 効 な 手 段 です ボルトサービスアカウントには PST ファイルに 対 するフルコントロールアクセス 権 が 必 要 です 移 行 先 のボルトストア 用 のストレージサービスが 実 行 されている 必 要 があります PST 移 行 の 自 動 相 関 では 書 き 込 みアクセス 権 を 持 つ 複 数 のユーザーアカウントが 設 定 されている PST ファイルはすべて 拒 否 されます この 場 合 は 関 連 付 けを 手 動 で 実 行 する 必 要 があります PST 移 行 を 実 行 する 前 に 権 限 を 適 切 に 設 定 する 方 が 簡 単 な 場 合 もあります PST 移 行 では パスワードで 保 護 されている PST ファイルは 移 行 されません PST 移 行 を 実 行 する 前 に このような 保 護 を 削 除 する 必 要 があります PST 移 行 時 に アイテムは 特 定 の 保 持 カテゴリに 割 り 当 てられます 異 なる 保 持 カテ ゴリを 持 つフォルダにアイテムを 後 で 移 動 する 場 合 アイテムでこの 保 持 カテゴリが 維 持 されるようにすることができます Enterprise Vault によって 保 持 カテゴリが 変 更 さ れないようにするには ポリシーオプション[ 保 持 カテゴリがユーザーによって 選 択 さ れているか カスタムフィルタによって 設 定 されているか または PST 移 行 によって 設 定 されているアイテムを 含 める]を 選 択 しないでください このオプションは Exchange メールボックスポリシーのプロパティの[ 移 動 されたアイテム]タブにあります PST ファイルがユーザーのディスク 上 の 別 の 場 所 に 分 散 している 場 合 は PST 移 行 を 実 行 する 前 に それらをすべて 集 中 型 の 場 所 に 移 動 した 方 が 簡 単 になることもあり ます PST ファイルを 別 のボルトストアに 移 行 する 必 要 がある 場 合 は 一 般 に PST 移 行 で 自 動 相 関 を 実 行 した 後 関 連 のないファイルを 削 除 する 方 法 を 使 うと 最 もすばやくソー トできます p.225 の 移 行 に 関 するヒント を 参 照 してください

225 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 に 関 するヒント 225 移 行 の 終 了 時 に 自 動 PST 圧 縮 機 能 を 使 う 場 合 は 圧 縮 を 行 うための 領 域 を 確 保 で きるだけの 空 きディスク 容 量 が 必 要 になります 最 大 の PST ファイルのサイズにその サイズの 約 5% を 加 えた 容 量 が 必 要 になります PST 移 行 は メールボックスに 送 信 禁 止 または 送 受 信 禁 止 のどちらかのメールボック スの 限 度 が 設 定 されていると メールボックスの 空 き 容 量 の 限 度 がチェックされます この 両 方 の 限 度 が 設 定 されている 場 合 PST 移 行 はメールボックスに 値 の 低 い 方 の 限 度 値 を 超 えるアイテムを 移 行 しません どちらか 1 つの 限 度 のみが 設 定 されている 場 合 PST 移 行 はその 制 限 に 従 います メールボックスがいっぱいになっているために PST ファイルの 移 行 が 失 敗 した 場 合 は メールボックスの 空 き 容 量 の 限 度 を 適 切 な 値 に 修 正 し その PST ファイルを 再 度 移 行 できます 移 行 に 関 するヒント いくつかの PST ファイルを 移 行 して 処 理 に 慣 れてきたら 移 行 するファイル 数 を 増 やします 多 数 の 場 所 にある PST ファイルを 移 行 するよりも 少 数 の 場 所 にある PST ファイルを 移 行 する 方 が 簡 単 です PST 移 行 を 実 行 する 前 に PST ファイルのアクセス 権 限 を 設 定 しておかないと 移 行 に 失 敗 する 可 能 性 があります Windows サーバーコマンドラインユーティリティ CACLS を 使 って PST ファイルへの フルコントロールアクセス 権 をボルトサービスアカウントに 付 与 できます PST 移 行 の 複 数 のインスタンスを 実 行 できます プロセッサの 数 を 超 えるインスタンス を 実 行 しても 意 味 がありません たとえば プロセッサが 2 つの 場 合 は 3 つ 以 上 の PST 移 行 インスタンスを 実 行 しないでください コンピュータがアーカイブも 同 時 に 実 行 している 場 合 は PST 移 行 インスタンスの 数 を 減 らしてください Enterprise Vault は アイテムのアーカイブ 時 に コンテンツを HTML に 変 換 してイ ンデックス 付 けを 行 います この 処 理 のデフォルトの 変 換 タイムアウトは 30 分 です Enterprise Vault は 1 つのアイテムに 対 して 3 回 の 変 換 を 試 行 するため アイテム が 失 敗 して 次 のアイテムに 進 むまでに 最 大 90 分 かかります PST ファイルに 非 常 に 大 きいまたは 複 雑 なアイテムがある 場 合 すべてのアイテムを 移 行 するまでに 時 間 がかかる 可 能 性 があります アイテムのコンテンツにインデックス 付 けする 必 要 がない 場 合 変 換 タイムアウトを 数 分 に 設 定 することでパフォーマンス を 向 上 できます 変 換 タイムアウトを 変 更 すると 通 常 のアーカイブにも 影 響 するため PST ファイルを 移 行 したら 必 ずもとの 値 に 戻 してください 変 換 タイムアウトを 変 更 するには 次 の 手 順 を 記 載 順 に 実 行 します ストレージサービスコンピュータで 次 の 名 前 のレジストリ 値 を 使 用 するタイムア ウト ( 分 単 位 ) に 設 定 します

226 226 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 に 関 するヒント HKEY_LOCAL_MACHINE Software KVS Enterprise Vault ConversionTimeout ストレージサービスを 再 起 動 します 同 じ 場 所 にある PST ファイルを 別 のボルトストアに 移 行 する 場 合 は 次 の 手 順 で 簡 単 に 実 行 できます PST 移 行 を 実 行 し 使 用 する 最 初 のアーカイブストアを 選 択 します 他 のボルトストアに 移 動 する 必 要 があるものも 含 め すべての PST ファイルを 選 択 します 自 動 相 関 を 選 択 します PST 移 行 によってボルトストアが 開 かれ PST ファイルが そのボルトストア 内 のアーカイブに 関 連 付 けされます 他 の PST ファイルはすべ て 関 連 付 けされずに 残 ります 画 面 上 で[アーカイブ]の 見 出 しをクリックし アーカイブ 先 でソートします これに よって アーカイブと 一 致 しないすべての PST が 一 覧 の 上 部 に 配 置 されます アーカイブと 一 致 しないすべての PST をドラッグして 選 択 し [ 削 除 ]をクリックしま す PST 移 行 の 画 面 に [すべてのアイテムの 移 行 後 に 各 PST ファイルに 対 して 行 う 処 理 を 選 択 してください ]というメッセージが 表 示 されたら [[ 非 表 示 にして 移 行 する 残 りの PST ファイル 数 を 分 かりやすくする]]を 選 択 します 移 行 終 了 時 に PST 移 行 は 移 行 された PST ファイルを 非 表 示 にします 次 に PST 移 行 を 実 行 したとき これらの PST ファイルは 移 行 に 使 用 可 能 な PST ファ イルの 一 覧 に 表 示 されません デスクトップで 隠 しファイルを 表 示 しないように 設 定 している 場 合 に 限 り このファイルは 非 表 示 になります PST 移 行 を 再 実 行 してこの 操 作 を 繰 り 返 し 別 のボルトストアを 選 択 します すべてのボルトストアに 対 して 操 作 を 終 了 した 後 に 移 行 に 失 敗 した PST ファイ ルが 残 っている 場 合 があります PST 移 行 を 再 実 行 し 各 PST の 正 しいアーカイ ブを 手 動 で 選 択 します ボルトストアのストレージサービスを 実 行 していないコンピュータ 上 で PST 移 行 を 実 行 している 場 合 は ローカルディスク 上 の PST を 選 択 できません ただし マップした ネットワークドライブまたは 共 有 ネットワークフォルダから PST を 選 択 できます たとえ ば ローカルディスクにネットワークドライブをマップできます

227 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 によるユーザーへの 影 響 227 移 行 によるユーザーへの 影 響 PST ファイルの 内 容 を 移 行 するときに 次 のように 移 行 するアイテムへのショートカッ トを 作 成 するように 選 択 できます メールボックスにショートカットを 作 成 する 場 合 PST 移 行 はメールボックスの 新 し い 最 上 位 レベルのフォルダに PST ファイルのフォルダ 構 造 を 複 製 します ショートカットを ユーザーがまだアクセス 権 を 持 っている PST ファイル 内 に 作 成 する 場 合 ショートカットを 機 能 させるには ユーザーがショートカットをメールボッ クスに 移 動 する 必 要 があります 移 行 された PST ファイルに 新 しいアイテムを 格 納 する 場 合 移 行 はいつでも 再 実 行 でき 移 行 済 みアイテムへのショートカットも 再 作 成 できます PST 移 行 によって そ の 新 しいアイテムが 移 行 されます 移 行 終 了 時 に PST ファイルを 削 除 できます これを 行 うと ユーザーはこれらのファ イルを 利 用 できなくなります ユーザーが 新 しいメールをメールボックスではなく PST ファイルに 配 信 するように Outlook を 設 定 している 場 合 は 次 の Outlook の 起 動 時 に 次 のようにエラーが 発 生 します PST ファイルが 存 在 しない 場 合 は Outlook の 起 動 時 にエラーが 発 生 し 新 しい PST ファイルを 作 成 するオプションを 選 択 できます PST ファイルはまだ 存 在 するが 読 み 取 り 専 用 の 場 合 は ユーザーが PST にア クセスするか またはメールメッセージを 作 成 しようとするとすぐにエラーが 発 生 し ます 移 行 を 実 行 する 前 にメールが PST ファイルに 配 信 されていないかを 確 認 することを 推 奨 します 移 行 の 開 始 準 備 手 順 が 完 了 したら PST 移 行 を 開 始 できます 移 行 を 開 始 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [アーカイブ]が 表 示 されるまでビューを 展 開 します 2 [アーカイブ]を 右 クリックし ショートカットメニューの[PST のインポート]をクリックし ます PST 移 行 ウィザードが 起 動 します 3 ウィザードに 従 って 操 作 します

228 228 第 13 章 PST 移 行 : ウィザードの 使 用 移 行 の 開 始

229 14 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツー ル この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています PST 検 索 移 行 型 ツールの 設 定 Exchange PST 移 行 ポリシーの 編 集 PST 保 存 フォルダの 設 定 PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 移 行 処 理 の 概 要 PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 検 索 するコンピュータの 選 択 PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 PST 検 索 タスクの 実 行 による PST ファイルの 検 索 PST ファイルプロパティの 編 集 PST 収 集 タスクの 実 行 PST 移 行 タスクの 実 行 トラブルシューティング

230 230 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 移 行 型 ツールの 設 定 PST 検 索 移 行 型 ツールの 設 定 PST ファイルの 移 行 を 開 始 する 前 に PST 検 索 タスク PST 収 集 タスク PST 移 行 タス ク Exchange PST 移 行 ポリシー PST 保 存 フォルダを 設 定 する 必 要 があります PST 検 索 移 行 型 ツールを 設 定 するには 次 の 準 備 が 必 要 です PST のマーク 付 けを 使 うかどうかを 決 定 します PST のマーク 付 けはデフォルトで 有 効 になっており デフォルトのアーカイブと 保 持 カテゴリがメールボックスに 自 動 的 に 関 連 付 けられます 必 要 に 応 じて アーカイブと 保 持 カテゴリは PST 移 行 処 理 時 に 手 動 で 上 書 きすることができます Outlook の 詳 細 設 定 に 一 覧 表 示 されている[PST ファイルにマーク 付 け] 設 定 を 使 って Exchange デスクトップポリシーの PST ファイ ルのマーク 付 けを 無 効 にすることができます p.205 の PST ファイルのマーク 付 け を 参 照 してください PST 移 行 ポリシーを 作 成 するか 編 集 します このポリシーは 管 理 コンソールの[ポ リシー] [Exchange]の 下 に 一 覧 表 示 されます PST 検 索 移 行 型 ツールとクライアン ト 主 導 の PST 移 行 の 両 方 で Exchange PST 移 行 ポリシーの 設 定 が 使 われます こ の 設 定 では PST 移 行 の 特 性 (ショートカットを 作 成 するかどうか 使 用 する 保 持 カテ ゴリ 内 容 が 移 行 された 後 の PST ファイルの 処 理 方 法 など) が 制 御 されます p.231 の Exchange PST 移 行 ポリシーの 編 集 を 参 照 してください ポリシーは プロビジョニンググループを 使 ってユーザーに 適 用 されます プロビジョ ニンググループを 使 うと Exchange PST 移 行 ポリシーを 個 々のユーザーまたは Exchange Server ユーザーのグループに 適 用 できます Exchange のプロビジョニ ンググループの 設 定 方 法 は Symantec Enterprise Vault Exchange Server アー カイブの 設 定 を 参 照 してください 集 中 型 の PST 保 存 フォルダとして 使 われるネットワーク 共 有 を 設 定 します このフォ ルダは Enterprise Vault サイトの 設 定 で 設 定 されます PST 収 集 タスクは PST ファイルを PST 保 存 フォルダにコピーします PST 移 行 タスクによって 関 連 付 けら れているアーカイブに 各 PST ファイルの 内 容 が 格 納 されるまで PST ファイルはこの フォルダに 保 持 されます p.231 の PST 保 存 フォルダの 設 定 を 参 照 してください PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクを 作 成 して 設 定 します 通 常 PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクはタスクプロパティで 定 義 したスケジュールに 従 って 実 行 されます 各 タスクの[ 今 すぐ 実 行 ]オプションを 使 うと 必 要 な 場 合 にすぐにタスクを 実 行 できます p.233 の PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 を 参 照 してください 管 理 コンソールにある PST 移 行 オブジェクトの 管 理 には ボルトサービスアカウント 以 外 のアカウントを 使 うことができます たとえば ドメインのコンピュータに 確 実 にアクセ スするために ドメイン 管 理 者 アカウントで PST 検 索 タスクを 実 行 することができます p.237 の PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 を 参 照 してください PST 移 行 時 に アイテムは 特 定 の 保 持 カテゴリに 割 り 当 てられます 異 なる 保 持 カテゴリ を 持 つフォルダにアイテムを 後 で 移 動 する 場 合 アイテムでこの 保 持 カテゴリが 維 持 され

231 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール Exchange PST 移 行 ポリシーの 編 集 231 るようにすることができます Enterprise Vault によって 保 持 カテゴリが 変 更 されないよう にするには ポリシーオプション[ 保 持 カテゴリがユーザーによって 選 択 されているか カ スタムフィルタによって 設 定 されているか または PST 移 行 によって 設 定 されているアイ テムを 含 める]を 選 択 しないでください このオプションは Exchange メールボックスポリ シーのプロパティの[ 移 動 されたアイテム]タブにあります Exchange PST 移 行 ポリシーの 編 集 ユーザーのグループに 対 する PST の 移 行 方 法 をカスタマイズするには ユーザーのメー ルボックスが 属 するプロビジョニンググループに 関 連 付 けされている Exchange PST 移 行 ポリシーの 設 定 を 編 集 します Exchange PST 移 行 ポリシーは 管 理 コンソールの[ポ リシー] [Exchange]の 下 に 一 覧 表 示 されます Exchange PST 移 行 ポリシーのプロパティでは 次 の 定 義 を 設 定 できます 移 行 したアイテムのショートカットを 作 成 するかどうかと アイテムの 作 成 場 所 カスタムショートカット メールボックスでのショートカットの 追 加 に 対 応 するために Exchange Server クォー タを 調 整 するかどうか デフォルトの 保 持 カテゴリ 移 行 するアイテムの 種 類 [ 削 除 済 みアイテム]フォルダと 期 限 の 切 れていないカレンダーアイテムを 移 行 するか どうか メールボックスとアーカイブエクスプローラのショートカットに 対 して 作 成 するフォルダ 構 造 PST 移 行 ツールがユーザーのメールボックスにフォルダを 作 成 する 場 合 に 使 う Windows コードページ 正 しく 移 行 が 完 了 した 後 の PST ファイルの 処 理 方 法 アイテムが 移 行 されても PST ファイル 内 のもとのアイテムは 削 除 されません 移 行 が 正 常 に 終 了 した 後 にユーザーの PST ファイルを 削 除 する 場 合 は PST 移 行 ポリシーの[ 移 行 後 ]タブで 削 除 するように 選 択 してください PST 保 存 フォルダの 設 定 Enterprise Vault サイトプロパティで PST 保 存 フォルダを 設 定 します 選 択 するフォル ダは ネットワーク 共 有 されている 必 要 があります フォルダの 設 定 に 使 うアカウント また はこのサイトにあるすべての Enterprise Vault サーバーで PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクを 実 行 するために 使 うアカウントには PST 保 存 フォルダへのアクセス 権 限 が 必 要 です 表 14-1に 必 要 なアクセス 権 限 を 示 します

232 232 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 保 存 フォルダの 設 定 表 14-1 アカウント PST 保 存 フォルダに 必 要 なアクセス 権 限 必 要 なアクセス 権 限 PST 保 存 フォルダの 設 定 に 使 うアカウント PST 検 索 タスクが 使 うログオンアカウント PST 収 集 タスクが 使 うログオンアカウント PST 移 行 タスクが 使 うログオンアカウント 読 み 取 り アクセス 権 限 は 必 要 に 応 じて 設 定 後 に 削 除 できます 削 除 削 除 削 除 PST 保 存 フォルダを 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで Enterprise Vault のサイトプロパティを 表 示 します 2 [ 全 般 ]タブで [PST 保 存 フォルダ]の 横 の[ 変 更 ]をクリックします [ 通 常 の 共 有 ]または[ 隠 し 共 有 ]のどちらの 共 有 を 参 照 するかを 尋 ねるメッセージが 表 示 されます 3 PST 保 存 フォルダに 指 定 する 共 有 の 種 類 を 選 択 し [OK]をクリックします 4 [フォルダの 参 照 ]ダイアログボックスで [ネットワーク 全 体 ] [Microsoft Windows Network]の 順 に 展 開 します 目 的 のドメイン 共 有 が 存 在 するサーバーの 順 に 展 開 します 表 示 される 共 有 の 一 覧 には アカウントにアクセス 権 限 がある 共 有 フォル ダが 含 まれます 5 PST 保 存 フォルダに 使 うフォルダを 選 択 して [OK]をクリックします 6 [OK]をクリックして[サイトプロパティ]を 閉 じます PST 保 存 フォルダのサイズの 指 定 Enterprise Vault サイトプロパティで PST 保 存 フォルダの 最 大 サイズをギガバイト 単 位 で 指 定 できます 指 定 したサイズは 各 PST 収 集 タスクに 適 用 されます たとえば 最 大 フォルダサイズを 5 GB に 指 定 すると 設 定 した PST 収 集 タスクが 2 つある 場 合 の PST 保 存 フォルダの 最 大 合 計 サイズは 10 GB になります PST 移 行 タスクでは スケジュールされた 実 行 期 間 で PST 保 存 フォルダが 空 になるよう にしてください PST ファイルが PST 保 存 フォルダに 残 っている 場 合 は 次 のスケジュー ルされた 実 行 が 開 始 されるまでファイルは 移 行 されません 移 行 中 PST ファイルは 読 み 取 り 専 用 に 設 定 されるため ユーザーはこれらの PST ファイルに 長 時 間 アクセスできませ ん 次 のいずれかの 方 法 によって PST 移 行 タスクで PST 保 存 フォルダが 空 になるようにす ることができます PST 移 行 タスクがスケジュールされた 実 行 期 間 中 にフォルダを 空 にできるように PST 保 存 フォルダに 適 切 な 最 大 サイズを 設 定 します

233 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 233 PST 保 存 フォルダの 最 大 サイズを 小 さくしてから フォルダが 常 にいっぱいになるよう に PST 収 集 タスクをスケジュールします PST 移 行 タスクのスケジュールが 完 了 する 前 に PST 収 集 タスクが 終 了 するようにスケジュールを 設 定 します これによって スケ ジュールされた 実 行 期 間 中 にフォルダを 空 にするための 時 間 が PST 移 行 タスクに 確 保 されます PST 移 行 タスクを 実 行 すると レポートファールが 作 成 されます このレポートの 情 報 を 使 うと スケジュールされた 実 行 期 間 中 にタスクが 移 行 できる PST ファイルの 平 均 数 を 特 定 できます PST 収 集 タスクのプロパティで PST 保 存 フォルダに 格 納 できる PST ファイルの 最 大 数 を 指 定 できます PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 PST 検 索 移 行 型 ツールを 使 うには 次 のタスクを 作 成 し 設 定 します PST 検 索 タスク このタスクによって ネットワークのドメイン コンピュータ PST ファイ ルが 検 索 されます 各 Enterprise Vault サイトには 1 つの PST 検 索 タスクのみを 作 成 できます (クライアント 主 導 の PST 移 行 には PST 検 索 タスクは 必 要 ありません ) PST 収 集 タスク このタスクによって PST ファイルが 集 中 型 の PST 保 存 フォルダに コピーされます 各 Enterprise Vault サイトには 複 数 の PST 収 集 タスクを 作 成 でき ますが 各 Enterprise Vault サーバーに 設 定 できるのは 1 つの PST 収 集 タスクの みです PST ファイルの 移 行 先 のアーカイブをホストする 各 Enterprise Vault サー バーで PST 収 集 タスクを 設 定 する 必 要 があります (クライアント 主 導 の PST 移 行 に は PST 収 集 タスクは 必 要 ありません) PST 移 行 タスク このタスクによって PST ファイルの 内 容 が Enterprise Vault アー カイブに 移 行 されます 各 Enterprise Vault サイトには 複 数 の PST 移 行 タスクを 作 成 できますが 各 Enterprise Vault サーバーに 設 定 できるのは 1 つのみです PST ファイルの 移 行 先 のアーカイブをホストする 各 Enterprise Vault サーバーで PST 移 行 タスクを 設 定 する 必 要 があります PST 検 索 タスクを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 されるまでサイト を 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]を 展 開 し PST 検 索 タスクを 追 加 するサーバーを 展 開 します 3 [タスク]を 右 クリックし ショートカットメニューで[ 新 規 作 成 ] [PST 検 索 タスク]の 順 にクリックします 新 しい PST 検 索 タスクウィザードが 起 動 します 4 ウィザードに 従 ってタスクを 作 成 します

234 234 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 PST 収 集 タスクを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 されるまでサイト を 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]を 展 開 し PST 収 集 タスクを 追 加 するサーバーを 展 開 します 3 [タスク]を 右 クリックし ショートカットメニューで[ 新 規 作 成 ] [PST 収 集 タスク]の 順 にクリックします 新 しい PST 収 集 タスクウィザードが 起 動 します 4 ウィザードに 従 って 操 作 します PST 移 行 タスクを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 されるまでサイト を 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]を 展 開 し PST 移 行 タスクを 追 加 するサーバーを 展 開 します 3 [タスク]を 右 クリックし ショートカットメニューで[ 新 規 作 成 ] [PST 移 行 タスク]の 順 にクリックします 新 しい PST 移 行 タスクウィザードが 起 動 します 4 ウィザードに 従 って 操 作 します このウィザードでは 移 行 時 に PST ファイルの 一 時 コピーを 使 うフォルダの 場 所 を 指 定 する 必 要 があります このフォルダはローカルドライブ 上 に 存 在 する 必 要 がありま す PST 移 行 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには フォルダに 対 するフルアクセ ス 権 が 必 要 です メモ: PST 移 行 タスクが 実 行 されている 間 または 検 索 移 行 型 ツールによって PST ファイルが 処 理 されている 間 は このフォルダの 場 所 を 変 更 しないでください PST 検 索 タスクの 設 定 PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクを 作 成 したら タスクプロパティを 使 って 各 タスクを 設 定 できます タスクをダブルクリックして タスクのプロパティを 表 示 します PST 検 索 タスクのプロパティには 次 のページが 含 まれます [ 全 般 ] このページのプロパティでは 失 敗 した 操 作 をタスクが 再 試 行 する 頻 度 お よび 保 持 するレポートファイル 数 を 設 定 できます [ 設 定 ] このページでは タスクがドメイン コンピュータ PST ファイルを 検 出 する 方 法 を 設 定 します

235 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 235 タスクで NetBIOS または Active Directory のどちらを 使 って PST ファイルが 存 在 するドメインおよびコンピュータを 検 出 するかを 選 択 します レジストリまたはハードディスク 検 索 を 使 ってコンピュータの PST ファイルを 検 索 す るようにタスクを 設 定 できます レジストリ 検 索 では リモートレジストリ 呼 び 出 しを 使 って PST ファイルの Outlook プロファイルが 検 索 されます プロファイル 内 に PST ファイルが 見 つかった 場 合 は プロファイルに Exchange メールボックスが 存 在 します Exchange メールボックスが 見 つかると タスクは プロファイルで 参 照 されているプライマリメールボックスに 関 連 付 けられたアーカイブとサイトを 特 定 し ようとします ハードディスク 検 索 では 指 定 したコンピュータ 上 のすべてのローカルハードディ スクがスキャンされ.pst 拡 張 子 を 持 つファイルが 検 索 されます PST 移 行 タスク を 実 行 しているコンピュータ 上 の PST 保 存 フォルダまたは 一 時 移 行 フォルダは 検 索 されません すべてのコンピュータにおいて ごみ 箱 は 検 索 されません コンピュータのハードディスクに 多 数 の PST ファイルが 存 在 する 可 能 性 があるた め 最 初 にレジストリ 検 索 を 実 行 することを 推 奨 します デフォルト 設 定 では タスクはどのコンピュータの PST ファイルも 自 動 的 には 検 索 しません 検 索 するコンピュータを 選 択 する 必 要 があります [デフォルトで 各 コン ピュータの PST を 検 索 ] 設 定 を 選 択 すると タスクは 検 索 対 象 のすべてのコン ピュータの 検 索 を 自 動 的 に 開 始 します 大 規 模 なネットワークではこの 処 理 に 長 時 間 かかってしまうため この 設 定 は 注 意 して 使 ってください [ドメイン] このページには タスクで 検 索 されるドメインが 一 覧 表 示 されます この ページで 選 択 されているドメインのコンピュータと PST ファイルのみが 検 索 されます [スケジュール] できるだけ 多 くのコンピュータと PST ファイルが 検 出 されるように 通 常 の 勤 務 時 間 (コンピュータに 電 源 が 入 っていて 内 部 ネットワークに 接 続 されている 時 間 ) に PST 検 索 タスクが 実 行 されるようにスケジュールすることを 推 奨 します 通 常 サイトスケジュールは 勤 務 時 間 外 にタスクを 実 行 するように 設 定 されているため サイトスケジュールに 従 ってこのタスクを 実 行 することは 一 般 的 に 望 ましくありません [ログオン] PST 検 索 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには PST ファイルを 検 出 するコンピュータへの 適 切 なアクセス 権 限 が 必 要 です タスクに 設 定 されている 検 索 の 種 類 に 応 じて 各 コンピュータ 上 のレジストリをリモートスキャンできるアカウント ま たは 各 コンピュータのドライブへのアクセス 権 限 のあるアカウントのいずれかを 使 う 必 要 があります ドメイン 内 のすべてのコンピュータに 対 する 十 分 なアクセス 権 限 をタスクに 設 定 するに は ドメイン 管 理 者 グループのメンバーであるアカウントでタスクを 実 行 します タスク プロパティの[ログオン]ページの 設 定 を 使 って アカウントを 指 定 します p.237 の PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 を 参 照 してください PST 収 集 タスクの 設 定 PST 収 集 タスクのプロパティには 次 のページが 含 まれます

236 236 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 作 成 と 設 定 [ 全 般 ] このページのプロパティでは 失 敗 した 操 作 をタスクが 再 試 行 する 頻 度 お よび 保 持 するレポートファイル 数 を 設 定 できます [ 設 定 ] このページでは タスクが PST 保 存 フォルダにコピーした 後 の PST ファイル の 処 理 を 設 定 することができます このタスクによって PST 保 存 フォルダへのコピーが 許 可 される PST ファイルの 最 大 数 を 設 定 できます これは スケジュールされた 実 行 期 間 中 に PST 移 行 タスク が PST 保 存 フォルダを 空 にするのための 方 法 の 1 つです p.232 の PST 保 存 フォルダのサイズの 指 定 を 参 照 してください 移 行 の 前 に PST ファイルをバックアップする 場 合 は [ 移 行 する 前 に PST がバッ クアップされるまで 待 機 ]を 選 択 し 次 のうち 適 切 なオプションを 選 択 します [ 移 行 の 状 態 が 移 行 準 備 完 了 に 変 更 された] このオプションを 選 択 すると PST 移 行 タスクは PST ファイルの 移 行 の 状 態 が[ 移 行 準 備 完 了 ]になるまで 待 機 します このオプションを 選 択 した 場 合 は 各 PST ファイルでこの 状 態 を 手 動 で 設 定 する 必 要 があります [ファイル 属 性 アーカイブ 準 備 完 了 がリセットされた] このオプションを 選 択 すると PST 移 行 タスクは PST ファイルの[アーカイブ 準 備 完 了 ] 属 性 がリセッ トされるまで 待 機 します 通 常 バックアップアプリケーションではこの 処 理 が 実 行 されます [スケジュール] PST 検 索 タスクと 同 様 できるだけ 多 くのコンピュータと PST ファイ ルにアクセスできるように 通 常 の 勤 務 時 間 (コンピュータに 電 源 が 入 っていて 内 部 ネットワークに 接 続 されている 時 間 ) に PST 収 集 タスクが 実 行 されるようにスケジュー ルすることを 推 奨 します 通 常 サイトスケジュールは 勤 務 時 間 外 にタスクを 実 行 する ように 設 定 されているため サイトスケジュールに 従 ってこのタスクを 実 行 することは 一 般 的 に 望 ましくありません [ログオン] PST 収 集 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには 移 行 対 象 のコンピュー タと PST ファイルへの 適 切 なアクセス 権 限 が 必 要 です ドメイン 内 のすべてのコン ピュータに 対 する 十 分 なアクセス 権 限 をタスクに 設 定 するには ドメイン 管 理 者 グルー プのメンバーであるアカウントでタスクを 実 行 します タスクプロパティの[ログオン] ページの 設 定 を 使 って アカウントを 指 定 します p.237 の PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 を 参 照 してください PST 移 行 タスクの 設 定 PST 移 行 タスクのプロパティには 次 のページが 含 まれます [ 全 般 ] このページのプロパティでは 失 敗 した 操 作 をタスクが 再 試 行 する 頻 度 お よび 保 持 するレポートファイル 数 を 設 定 できます [ 設 定 ] このページには 次 の 設 定 が 含 まれます 移 行 処 理 で PST 移 行 タスクが 使 う 一 時 ファイルフォルダのローカルドライブの 場 所 PST 移 行 タスクを 作 成 するときは このフォルダの 場 所 を 指 定 します

237 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 237 ビルディングブロックを 設 定 した 場 合 は ビルディングブロック 環 境 にあるすべて の Enterprise Vault サーバー 上 の 同 じフォルダパスを 使 って 一 時 ファイルフォル ダを 作 成 する 必 要 があります PST 移 行 タスクが 異 なるサーバーにフェールオー バーした 場 合 でも 一 時 ファイルフォルダには 同 じローカルパスが 引 き 続 き 使 わ れます 同 時 に 移 行 する PST ファイルの 最 大 数 システム 設 定 とワークロードによっては この 数 を 変 更 することでパフォーマンスが 向 上 することがあります [スケジュール] できるだけ 多 くのコンピュータと PST ファイルにアクセスできるよう に 通 常 の 勤 務 時 間 (コンピュータに 電 源 が 入 っていて 内 部 ネットワークに 接 続 され ている 時 間 ) に PST 移 行 タスクが 実 行 されるようにスケジュールすることを 推 奨 しま す PST ファイルのロック 解 除 ショートカットの 作 成 PST ファイルの 削 除 などの 移 行 後 の 操 作 には コンピュータと 元 の PST ファイルへのアクセス 権 限 が 必 要 です 通 常 サイトスケジュールは 勤 務 時 間 外 にタスクを 実 行 するように 設 定 されているため サイトスケジュールに 従 ってこのタスクを 実 行 することは 一 般 的 に 望 ましくありません [ログオン] PST 移 行 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには PST 保 存 フォルダ 一 時 ファイルフォルダ 移 行 対 象 のコンピュータと PST ファイルへの 適 切 なアクセス 権 限 が 必 要 です 移 行 後 の 操 作 には コンピュータと 元 の PST ファイルへのアクセス が 必 要 です ドメイン 内 のすべてのコンピュータに 対 する 十 分 なアクセス 権 限 をタスク に 設 定 するには ドメイン 管 理 者 グループのメンバーであるアカウントでタスクを 実 行 します タスクプロパティの[ログオン]ページの 設 定 を 使 って アカウントを 指 定 しま す p.237 の PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 を 参 照 してください PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 ボルトサービスアカウント 以 外 のアカウントを 使 って 管 理 コンソールの PST 移 行 オブジェ クトを 管 理 する 場 合 は アカウントに PST 管 理 者 役 割 とメイン 管 理 者 役 割 のどちらかが 割 り 当 てられている 必 要 があります ボルトサービスアカウントには 管 理 コンソールのすべ てのオブジェクトと 機 能 に 対 するアクセス 権 限 があります PST 検 索 PST 収 集 PST 移 行 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには 検 索 するコン ピュータと 処 理 する PST ファイルへの 適 切 なアクセス 権 限 が 必 要 です 移 行 後 の 操 作 に は PST 移 行 タスクにコンピュータと 元 の PST ファイルへのアクセス 権 限 が 必 要 です すべてのタスクにおいて PST 保 存 フォルダへの 適 切 なアクセス 権 限 も 必 要 です p.231 の PST 保 存 フォルダの 設 定 を 参 照 してください PST 移 行 タスクのアカウントには 一 時 ファイルフォルダに 対 するフルアクセス 権 が 必 要 です p.236 の PST 移 行 タスクの 設 定 を 参 照 してください

238 238 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール 移 行 処 理 の 概 要 PST 検 索 タスクに 設 定 されている 検 索 の 種 類 に 応 じて 各 コンピュータ 上 のレジストリをリ モートスキャンできるアカウント または 各 コンピュータのドライブへのアクセス 権 限 のある アカウントのいずれかを 使 う 必 要 があります ドメイン 内 のすべてのコンピュータに 対 する 十 分 なアクセス 権 限 をタスクに 設 定 するには ドメイン 管 理 者 グループのメンバーであるアカウントでタスクを 実 行 します タスクプロパ ティの[ログオン]ページの 設 定 を 使 って アカウントを 指 定 します アカウントに 必 要 な 権 限 について 詳 しくは[ログオン]ページのヘルプを 参 照 してください また アカウントには PST 管 理 者 役 割 またはメイン 管 理 者 役 割 のどちらかが 割 り 当 てら れている 必 要 があります メモ: ボルトサービスアカウントをドメイン 管 理 者 グループに 追 加 しないでください 移 行 処 理 の 概 要 このセクションでは PST の 検 索 移 行 型 ツールを 使 って ユーザーのコンピュータ 上 の PST ファイルを 検 索 し これらのファイルを Enterprise Vault アーカイブに 移 行 する 方 法 について 説 明 します 以 下 のセクションでは 手 順 について 詳 しく 説 明 します ワークロード 利 用 可 能 な 時 間 PST ファイルの 数 などに 応 じて 多 様 な 方 法 でタスクを スケジュールして 実 行 できます このセクションでは 大 規 模 な 移 行 を 開 始 する 前 に PST 検 索 移 行 型 ツールを 比 較 的 少 数 の PST ファイルでテストをする 場 合 を 前 提 にしていま す タスクが 実 行 されるたびに レポートが 作 成 されて Report フォルダに 格 納 されます こ のフォルダは Enterprise Vault プログラムフォルダのサブフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault Reports) です PST 検 索 移 行 型 ツールを 使 って PST ファイルを 移 行 する 方 法 1 [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 って または PST 検 索 タスクの 実 行 をスケジュールして 利 用 可 能 なドメインを 検 出 します タスクプロパティの[ドメイン]ページで PST ファイルを 検 索 するコンピュータがあるドメインを 選 択 します p.239 の PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 を 参 照 してくだ さい 2 [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 って または PST 検 索 タスクの 他 の 実 行 をスケジュールして 選 択 したドメインのコンピュータを 検 出 します タスクが 検 出 するすべてのコンピュータ は 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コンピュータ]の 下 に 一 覧 表 示 され ます

239 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 検 索 する 各 コンピュータ 上 の PST ファイルが 自 動 的 に 検 索 されるように PST 検 索 タ スクを 設 定 できます または 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コンピュー タ]で このタスクで PST ファイルを 検 索 するコンピュータを 選 択 できます p.242 の 検 索 するコンピュータの 選 択 を 参 照 してください 4 [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 って または PST 検 索 タスクの 他 の 実 行 をスケジュールして 選 択 したコンピュータ 上 の PST ファイルを 検 索 します タスクが 検 出 するすべての PST ファイルは 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [ファイル]の 下 に 一 覧 表 示 さ れます p.244 の PST 検 索 タスクの 実 行 による PST ファイルの 検 索 を 参 照 してください 5 管 理 コンソールで 必 要 に 応 じて PST ファイルのプロパティの 編 集 パスワードで 保 護 された PST ファイルのパスワード 指 定 PST ファイルの 移 行 状 態 の 変 更 を 行 い ます PST 収 集 タスクでは [コピー 準 備 完 了 ] 状 態 の PST ファイルが PST 保 存 フォルダ にコピーされます 選 択 する 設 定 オプションによっては PST ファイルの 移 行 を 承 認 するために 何 らかの 手 作 業 の 介 入 が 必 要 になることがあります たとえば PST ファ イルがバックアップされたときにのみ 移 行 が 開 始 されることがあります または 特 定 の PST ファイルの 所 有 権 を 確 認 する 必 要 がある 場 合 があります さらに パスワード で 保 護 された PST ファイルに 対 するパスワード 指 定 が 必 要 になったり または 特 定 の PST ファイルが 移 行 されないようにする 必 要 がある 場 合 もあります p.245 の PST ファイルプロパティの 編 集 を 参 照 してください 6 [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 って または PST 収 集 タスクの 実 行 をスケジュールして 選 択 し た PST ファイルを 集 中 型 の PST 保 存 フォルダにコピーします p.246 の PST 収 集 タスクの 実 行 を 参 照 してください 7 [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 って または PST 移 行 タスクの 実 行 をスケジュールして 関 連 付 けされた 移 行 先 アーカイブに PST ファイルのアイテムをアーカイブします p.246 の PST 移 行 タスクの 実 行 を 参 照 してください PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 PST 検 索 タスクを 初 めて 実 行 するときは 利 用 可 能 なドメインを 検 索 します ドメインを 選 択 したら タスクを 検 索 して 再 実 行 し PST ファイルを 検 索 するコンピュータを 検 出 します PST 検 索 タスクでコンピュータが 見 つかった 場 合 は そのコンピュータが NetAPP デバイ スかどうかが 特 定 されます この 確 認 によって コンピュータの 検 索 速 度 が 低 下 する 可 能 性 があります この 確 認 を 無 効 に 切 り 替 え 後 で NetAPP デバイスをコンピュータの 一 覧 で 手 動 で 確 認 することができます p.241 の NetApp デバイスの 識 別 確 認 の 無 効 化 を 参 照 してください

240 240 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 PST ファイルを 検 索 する 前 に 検 出 されたコンピュータのプロパティを 編 集 して PST ファ イルの 検 索 時 に 特 定 のコンピュータを 含 めたり 除 外 したりできます 必 要 に 応 じて PST ファイルの 検 索 から 特 定 のネットワーク 共 有 を 除 外 することもできます その 後 タスクを 再 実 行 して 選 択 したコンピュータ 上 の PST ファイルを 検 索 することができます PST 検 索 タスクを 実 行 してドメインを 検 索 する 方 法 1 管 理 コンソールの[タスク] 一 覧 で PST 検 索 タスクを 右 クリックし ショートカットメ ニューで[ 開 始 ]をクリックします 2 次 のいずれかを 実 行 します タスクを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 今 すぐ 実 行 ]をクリックします PST 検 索 タスクがスケジュールされた 実 行 時 間 になるまで 待 機 します 3 検 索 されたドメインが PST 検 索 タスクプロパティの[ドメイン]ページに 一 覧 表 示 さ れます PST 検 索 タスクのプロパティを 開 いて PST ファイルを 検 索 するコンピュータがある ドメインを 選 択 します 4 [OK]をクリックしてタスクプロパティを 閉 じ 変 更 を 適 用 するためにタスクを 再 実 行 し ます PST 検 索 タスクを 実 行 してコンピュータを 検 索 する 方 法 1 次 のいずれかを 実 行 します PST 検 索 タスクを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 今 すぐ 実 行 ]をクリックし ます 表 示 されたダイアログボックスで [ 新 しいコンピュータを 検 索 ]が 選 択 され ていることを 確 認 します PST 検 索 タスクがスケジュールされた 実 行 時 間 になるまで 待 機 します 2 タスクによって タスクプロパティで 選 択 したドメインのコンピュータが 検 索 されます ネットワーク 上 で 検 出 されたコンピュータは 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コンピュータ]の 下 に 一 覧 表 示 されます タスクを 複 数 回 実 行 して コンピュー タの 一 覧 を 増 やしてから PST ファイルの 検 索 を 開 始 することができます 3 コンピュータの 一 覧 で タスクで PST ファイルを 検 索 するコンピュータを 選 択 します p.242 の 検 索 するコンピュータの 選 択 を 参 照 してください 小 規 模 なネットワークで 検 出 するすべてのコンピュータをタスクで 自 動 的 に 検 索 す る 場 合 は PST 検 索 タスクのプロパティの[ 設 定 値 ]ページで[デフォルトで 各 コン ピュータの PST を 検 索 ]を 選 択 します PST ファイルの 検 索 から 特 定 のネットワーク 共 有 を 除 外 することもできます p.244 の PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 を 参 照 してください

241 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 検 索 タスクの 実 行 によるドメインとコンピュータの 検 索 241 NetApp デバイスの 識 別 確 認 の 無 効 化 このセクションでは コンピュータ 検 索 時 に PST 検 索 タスクによる NetApp デバイスの 自 動 識 別 を 無 効 にする 方 法 について 説 明 します NetApp デバイスは 管 理 コンソールでコンピュータのプロパティを 編 集 することによって 後 で 手 動 で 確 認 できます p.242 の 検 索 するコンピュータの 選 択 を 参 照 してください NetApp デバイスの 自 動 識 別 を 無 効 にするには ファイル PSTlocatorTask.exe.config で 設 定 を 行 います ファイル PSTlocatorTask.exe.config およびこのファイルのサン プルバージョン Example PstLocatorTask.exe.config は Enterprise Vault プログ ラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にあります サンプル ファイルには PstLocatorTask.exe.config で 行 える 設 定 の 例 が 含 まれています Enterprise Vault 8.0 SP3 より 前 のリリースの 場 合 PstLocatorTask.exe.config は デフォルトのシステムに 存 在 していませんでした このファイルは 必 要 に 応 じてサンプル ファイル Example PstLocatorTask.exe.config を 使 用 して 作 成 していました Enterprise Vault 8.0 SP3 からは 次 の 場 合 スタブバージョンの PSTlocatorTask.exe.config が 作 成 されます Enterprise Vault の 新 規 インストール 時 Enterprise Vault のアップグレード 時 (このファイルが 前 のリリースに 存 在 していない 場 合 ) スタブファイルには 次 の 行 のみが 含 まれています <configuration> <runtime> <generatepublisherevidence enabled="false"/> </runtime> </configuration> アップグレード 処 理 では 既 存 のバージョンの PstLocatorTask.exe.config の 置 換 ま たは 変 更 は 行 われません 新 しい 設 定 はサンプルファイル Example PstLocatorTask.exe.config のみに 追 加 されます NetApp デバイスの 自 動 識 別 を 無 効 にする 方 法 1 PST 検 索 タスクを 実 行 する Enterprise Vault サーバーで Windows エクスプロー ラを 起 動 して Enterprise Vault プログラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にナビゲートします 2 ファイル PstLocatorTask.exe.config を 安 全 な 場 所 にコピーします

242 242 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール 検 索 するコンピュータの 選 択 3 PSTlocatorTask.exe.config がスタブバージョンのファイルの 場 合 は サンプル ファイル Example PstLocatorTask.exe.config をコピーして 名 前 変 更 し この ファイルと 置 き 換 えます 4 Windows のメモ 帳 などのテキストエディタで PstLocatorTask.exe.config ファイ ルを 開 きます 5 次 のテキストを 検 索 します <PSTSettings> 6 次 のいずれかの 操 作 を 行 います サンプルバージョンをコピーし 名 前 変 更 してファイルを 作 成 した 場 合 は 次 の 行 が <PSTSettings> の 下 のエントリに 存 在 します <!--Determine whether computer is a NetApp Filer: Default: true--> <add key="locatenetappfilers" value = "true"/> 設 定 値 を "false" に 変 更 します このファイルを 前 のリリースで 作 成 していた 場 合 は 次 の 行 を <PSTSettings> の 下 に 追 加 します <!--Determine whether computer is a NetApp Filer: Default: true--> <add key="locatenetappfilers" value = "false"/> 7 ファイルを 保 存 して 閉 じます 8 管 理 コンソールで PST 検 索 タスクを 再 開 します 検 索 するコンピュータの 選 択 ネットワーク 上 で 検 出 されたコンピュータは 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コ ンピュータ]の 下 に 一 覧 表 示 されます 次 のいずれかの 方 法 で PST ファイルを 検 索 する コンピュータを 選 択 できます 複 数 のコンピュータを 一 括 で 選 択 します 個 々のコンピュータのプロパティを 編 集 します

243 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール 検 索 するコンピュータの 選 択 243 メモ: PST 検 索 タスクは vfiler とも 呼 ばれる NetApp MultiStore でハードディスクの 検 索 を 実 行 できません NetApp Filer は バージョン 1.4 以 降 の ONTAPI 管 理 API で 設 定 されている 必 要 があります ONTAPI インターフェースは Network Appliance 社 製 品 の 基 礎 となる API です バージョン 1.4 は Data ONTAP 7G 以 降 のリリースで 提 供 さ れています サポートされているデバイスとソフトウェアのバージョンの 最 新 情 報 について 詳 しくは Enterprise Vault Compatibility Charts ( を 参 照 してください PST 検 索 からコンピュータを 除 外 するには コンピュータのプロパティを 編 集 します PST の 検 索 から 特 定 のネットワーク 共 有 を 除 外 することもできます p.244 の PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 を 参 照 してください 検 索 するコンピュータを 複 数 選 択 する 方 法 1 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コンピュータ]を 展 開 して ネットワーク 上 で 検 出 されたコンピュータの 一 覧 を 表 示 します 2 Ctrl キーまたは Shift キーを 押 したまま 検 索 するコンピュータをハイライトします 3 メニュー 上 で 右 クリックして [プロパティ]を 選 択 します 4 ダイアログボックスに 選 択 したコンピュータを PST 検 索 タスクで 検 索 するかどうかを 尋 ねるメッセージが 表 示 されます ハイライトされたコンピュータを 検 索 する 場 合 は [はい]をクリックします 5 [ 検 索 ] 列 に 選 択 した 各 コンピュータに 対 して[はい]が 表 示 されます 個 々のコンピュータのプロパティを 編 集 する 方 法 1 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [コンピュータ]を 展 開 して ネットワーク 上 で 検 出 されたコンピュータの 一 覧 を 表 示 します 2 PST ファイルの 検 索 に 含 めるコンピュータの 名 前 をダブルクリックします コンピュー タのプロパティページが 表 示 されます 3 PST 検 索 にコンピュータを 含 める 場 合 は [PST 検 索 タスク 実 行 時 にこのコンピュー タを 検 索 する]を 選 択 します PST 検 索 からコンピュータを 除 外 する 場 合 は このオプションのチェックボックスの チェックマークをはずします 4 コンピュータが NetApp Filer である 場 合 は [ 設 定 値 ]タブをクリックして [このコン ピュータは NetApp Filer です]が 選 択 されていることを 確 認 します このオプションは PST 検 索 タスクが NetApp Filer を 追 加 するときに 自 動 的 に 選 択 されます ただし PST 検 索 タスクによって 検 出 されたときにそのコンピュータが 利 用 可 能 でない 場 合 や Enterprise Vault 7.0 がインストールされる 前 にタスクによって 追 加 された 場 合 は このオプションは 自 動 的 に 選 択 されません 5 [OK]をクリックしてプロパティを 閉 じます

244 244 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 PST 移 行 からのネットワーク 共 有 の 除 外 設 定 ファイル PstLocatorTask.exe.config にネットワーク 共 有 を 一 覧 表 示 することで PST ファイルの 検 索 時 に 特 定 のネットワーク 共 有 を 除 外 できます PST 移 行 からネットワーク 共 有 を 除 外 する 方 法 1 PST 検 索 タスクを 実 行 する Enterprise Vault サーバーで Windows エクスプロー ラを 起 動 して Enterprise Vault プログラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にナビゲートします 2 次 のいずれかの 操 作 を 行 います フォルダに PstLocatorTask.exe.config ファイルが 存 在 する 場 合 このファ イルを 安 全 な 場 所 にコピーします PstLocatorTask.exe.config ファイルが 存 在 しない 場 合 は Example PstLocatorTask.exe.config をコピーして 名 前 を 変 更 し PstLocatorTask.exe.config ファイルを 作 成 します 3 Windows のメモ 帳 などのテキストエディタで PstLocatorTask.exe.config ファイ ルを 開 きます 4 次 のテキストを 検 索 します <PSTSettings> 5 この 見 出 しのすぐ 下 に 行 を 追 加 し 検 索 から 除 外 するネットワーク 共 有 を 一 覧 表 示 します 構 文 は 次 のとおりです <add key="sharestoavoid" value="share_1;share_2;share_3..."/> share_1 share_2 は ネットワーク 共 有 の UNC パスをセミコロンで 区 切 った 一 覧 です たとえば 共 有 mycomputer C$ と yourcomputer G$ を 除 外 するには 次 のように 入 力 します <add key="sharestoavoid" value=" mycomputer C$; yourcomputer G$"/> 6 ファイルを 保 存 して 閉 じます 7 管 理 コンソールで PST 検 索 タスクを 再 開 します PST 検 索 タスクの 実 行 による PST ファイルの 検 索 ここで PST 検 索 タスクを 実 行 すると 検 索 対 象 に 選 択 したコンピュータ 上 の PST ファイル が 検 索 されます コンピュータの Outlook プロファイル (レジストリ 検 索 ) またはコンピュー タのハードディスク (Hard ディスク 検 索 ) で PST ファイルを 検 索 するようにタスクを 設 定 で きます

245 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST ファイルプロパティの 編 集 245 ハードディスクの 検 索 時 タスクでは コンピュータ 上 の PST 保 存 フォルダや PST 移 行 タスクが 実 行 されている PST 移 行 の 一 時 ファイルフォルダは 検 索 されません すべての コンピュータにおいて ごみ 箱 フォルダは 検 索 されません PST 検 索 タスクを 実 行 して PST ファイルを 検 索 する 方 法 1 次 のいずれかを 実 行 します PST 検 索 タスクを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 今 すぐ 実 行 ]をクリックし ます 表 示 されたダイアログボックスで 必 要 に 応 じて[レジストリを 検 索 ]または [ハードディスクを 検 索 ]を 選 択 します PST 検 索 タスクがスケジュールされた 実 行 時 間 になるまで 待 機 します 2 このタスクによって 選 択 したコンピュータ 上 の PST ファイルが 検 索 されます 検 索 された PST ファイルは 管 理 コンソールの[ 個 人 用 ストアの 管 理 ] [ファイル]の 下 に 一 覧 表 示 されます 特 定 の 移 行 状 態 または 特 定 のユーザーに 対 して PST ファイル にフィルタをかけることができます 3 PST 収 集 タスクで PST 保 存 フォルダに PST ファイルをコピーするには PST ファイ ルのプロパティを 編 集 し 不 足 している 情 報 を 指 定 して 状 態 を[コピー 準 備 完 了 ]に 変 更 する 必 要 があります p.245 の PST ファイルプロパティの 編 集 を 参 照 してください PST ファイルプロパティの 編 集 検 索 された PST ファイルの 通 常 の 状 態 は[ 移 行 しない]です PST 収 集 タスクで PST 保 存 フォルダにファイルをコピーする 準 備 が 完 了 したら 管 理 コンソールで PST ファイルの プロパティを 編 集 し 状 態 を コピー 準 備 完 了 に 変 更 する 必 要 があります PST 検 索 タスクで PST ファイルの 所 有 権 関 連 付 けされたメールボックス 対 応 するアー カイブが 特 定 されない 場 合 は 表 示 される PST ファイルの 状 態 は[ 未 準 備 ]になります PST ファイルのプロパティを 編 集 し 必 要 な 情 報 を 指 定 して 状 態 を[コピー 準 備 完 了 ]に 変 更 する 必 要 があります 必 要 に 応 じて PST ファイルのプロパティの[ 設 定 値 ]タブを 使 って パスワードで 保 護 さ れたファイルのパスワードを 指 定 できます PST ファイルのプロパティを 編 集 する 方 法 1 管 理 コンソールの 一 覧 で PST ファイル 名 をダブルクリックして PST ファイルのプロ パティを 表 示 します 2 [ 全 般 ]ページで 次 のいずれかを 行 います [メールボックス]の 横 の[ 参 照 ]をクリックし PST ファイルを 所 有 するユーザーの メールボックスを 選 択 します 対 応 するアーカイブが 自 動 的 に 選 択 されます

246 246 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール PST 収 集 タスクの 実 行 [アーカイブ 先 ]の 横 の[ 参 照 ]をクリックし PST ファイルを 所 有 するユーザーの メールボックスのアーカイブを 選 択 します 対 応 するメールボックスが 自 動 的 に 選 択 されます 3 [ 設 定 値 ]ページで 必 要 に 応 じて 次 のように 設 定 します この PST ファイルで 使 われる 保 持 カテゴリを 指 定 します この PST ファイルのフォルダを 作 成 するときに 使 われる Windows コードページ を 選 択 します パスワードで 保 護 されている 場 合 は PST ファイルのパスワードを 指 定 します PST 収 集 タスクの 実 行 4 必 要 な 詳 細 の 入 力 を 完 了 したら [ 全 般 ]ページの 移 行 状 態 を[コピー 準 備 完 了 ]に 変 更 します PST 収 集 タスクは ユーザーのコンピュータの PST ファイルを PST 保 存 フォルダにコピー します 状 態 が[コピー 準 備 完 了 ]の PST ファイルのみがコピーされます タスクで 使 われるアカウントには PST ファイルの 元 の 場 所 に 対 する 削 除 アクセス 権 限 が 必 要 です 適 切 なアクセス 権 限 を 使 う 最 も 簡 単 な 方 法 は ドメイン 管 理 者 グループのアカ ウントを 使 ってタスクを 実 行 することです p.237 の PST 移 行 を 管 理 するためのアカウントの 設 定 を 参 照 してください PST 収 集 タスクを 実 行 する 方 法 1 管 理 コンソールの[タスク] 一 覧 で PST 収 集 タスクを 右 クリックし ショートカットメ ニューで[ 開 始 ]をクリックします 2 次 のいずれかの 操 作 を 行 います PST 移 行 タスクの 実 行 タスクを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 今 すぐ 実 行 ]をクリックします PST 収 集 タスクがスケジュールされた 実 行 時 間 になるまで 待 機 します PST 移 行 タスクは PST 保 存 フォルダ 内 の PST ファイルの 内 容 を Enterprise Vault アー カイブにアーカイブします 複 数 の PST 移 行 タスクを Enterprise Vault サイトに 作 成 で きます このタスクは 状 態 が[コピー 準 備 完 了 ]の PST ファイルの 内 容 をアーカイブしま す PST ファイルがバックアップされるまで 待 機 してから PST 移 行 タスクが (PST 収 集 タスク プロパティの) 内 容 をアーカイブするように PST 移 行 ツールを 設 定 した 場 合 PST ファイ ルの 状 態 が[バックアップ 準 備 完 了 ]と 表 示 されることがあります ファイルがバックアップ されると 状 態 は 自 動 的 に 変 更 されます

247 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール トラブルシューティング 247 PST 移 行 タスクを 実 行 する 方 法 1 管 理 コンソールの[タスク] 一 覧 で PST 移 行 タスクを 右 クリックし ショートカットメ ニューで[ 開 始 ]をクリックします 2 次 のいずれかの 操 作 を 行 います タスクを 右 クリックし ショートカットメニューの[ 今 すぐ 実 行 ]をクリックします PST 移 行 タスクがスケジュールされた 実 行 時 間 になるまで 待 機 します 3 ファイルの 内 容 がアーカイブされると PST ファイルの 状 態 が[ 後 処 理 準 備 完 了 ]と 表 示 されます PST 移 行 タスクで PST ファイルの 処 理 が 正 常 に 終 了 すると PST ファイルの 状 態 が [ 完 了 ]と 表 示 されます なんらかの 問 題 でタスクの 処 理 が 完 了 しなかった 場 合 は 管 理 コンソールの PST ファイルのプロパティにある[エラーテキスト]に 詳 細 が 表 示 されます 実 行 中 に 生 成 されるレポートファイルを 確 認 することもできます トラブルシューティング PST 移 行 エラーのトラブルシューティングに 役 立 つタスクレポートファイルを 使 うことがで きます タスクが 実 行 されるたびに レポートが 作 成 されて Report フォルダに 格 納 され ます このフォルダは Enterprise Vault プログラムフォルダのサブフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault Reports) です レポートのファイル 名 の 形 式 は 次 のとおりです PSTLocTask_server_datetime.txt PSTColTask_server_datetime.txt PSTMigTask_server_datetime.txt ユーザーのコンピュータ 上 でファイル 共 有 が 無 効 になっている 場 合 PST 検 索 タスクは そのコンピュータのレジストリまたはファイルを 検 索 できません このため レポートファイ ルに 次 のようなエラーが 記 録 されます ** 18/07/ :34:21 Hard disk search failure on DEMO : Failed to read registry to get list of drives : The network path was not found. ** ** 18/07/ :34:21 Registry search failure on DEMO : The network path was not found.** このエラーは Windows ファイアウォールが 起 動 されている 場 合 にも 報 告 されます ファ イアウォールが 起 動 されている 場 合 は ファイルとプリンタ 共 有 の TCP ポート 139 と 445 に 対 して Windows ファイアウォールの 例 外 を 作 成 する 必 要 があります

248 248 第 14 章 PST 移 行 : 検 索 移 行 型 ツール トラブルシューティング Windows XP Service Pack 2 では インストール 時 にコンピュータに 共 有 がすでに 定 義 されている 場 合 を 除 き ファイル 共 有 は 自 動 的 には 有 効 にならないことに 注 意 してくださ い

249 15 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています クライアント 主 導 型 移 行 について PST 保 存 フォルダの 設 定 PST 移 行 メッセージの 編 集 PST 移 行 タスクの 作 成 メールボックスの 有 効 化 クライアント 主 導 型 移 行 について この 章 では クライアント 主 導 の PST 移 行 の 設 定 方 法 について 説 明 します Enterprise Vault では この 他 にも PST ファイルをアーカイブに 移 行 するためのツールが 提 供 され ています p.203 の PST ファイルの 移 行 に 使 うツール を 参 照 してください クライアント 主 導 の PST 移 行 を 設 定 する 方 法 1 PST 保 存 フォルダを 設 定 します 2 PST 移 行 メッセージを 設 定 します 3 PST 移 行 タスクを 作 成 して 一 時 ファイルのフォルダを 設 定 します 4 クライアント 主 導 の PST 移 行 に 対 してメールボックスを 有 効 にします

250 250 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 PST 保 存 フォルダの 設 定 ネットワークドライブの PST ファイル この 機 能 を 設 定 すると Windows ベースのネットワークドライブと NetApp Filer に 格 納 されている PST ファイルを 移 行 できます Windows ベースのファイルサーバーの 場 合 NetShareGetInfo 関 数 を 実 行 するために ディレクトリサービスを 実 行 するアカウントに ファイルサーバーに 対 する 適 切 な 権 限 が 必 要 です デフォルトでは この 権 限 は Administrators Server Operators Power Users ローカルグループのメンバーに 付 与 されます 次 の 場 所 でホストされているファイルは 移 行 できません UNIX/Linux サーバーのような Windows 以 外 のファイルサーバー (NetApp Filer を 除 く) Data ONTAP 7.3 以 前 のバージョンの Data ONTAP を 実 行 する NetApp vfiler デ バイス 分 散 ファイルシステム (DFS) 共 有 PST 保 存 フォルダの 設 定 PST 保 存 フォルダは PST 移 行 タスクで 処 理 される PST ファイルの 収 集 領 域 として 使 わ れます フォルダはネットワーク 共 有 されている 必 要 があり このネットワーク 共 有 への 削 除 アクセス 権 を PST 移 行 タスクで 使 うログオンアカウントに 付 与 する 必 要 があります PST 保 留 領 域 を 設 定 するために 使 うアカウントは フォルダを 選 択 ダイアログボックスに 一 覧 表 示 できるだけの フォルダに 対 する 十 分 なアクセス 権 を 持 っている 必 要 がありま す 通 常 タスクが 使 うログオンアカウントと PST 保 存 フォルダの 設 定 に 使 うアカウントに はボルトサービスアカウントが 使 われますが 別 のアカウントを 指 定 することも 可 能 です PST 保 存 フォルダを 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで Enterprise Vault のサイトプロパティを 表 示 します 2 [ 全 般 ]タブで [PST 保 存 フォルダ]の 横 の[ 変 更 ]をクリックします [ 通 常 の 共 有 ]または[ 隠 し 共 有 ]のどちらの 共 有 を 参 照 するかを 尋 ねるメッセージが 表 示 されます 3 PST 保 存 フォルダに 指 定 する 共 有 の 種 類 を 選 択 し [OK]をクリックします 4 [フォルダの 参 照 ]ダイアログボックスで [ネットワーク 全 体 ] [Microsoft Windows Network]の 順 に 展 開 します 目 的 のドメイン 共 有 が 存 在 するサーバーの 順 に 展 開 します 表 示 される 共 有 の 一 覧 には アカウントにアクセス 権 限 がある 共 有 フォル ダが 含 まれます 5 PST 保 存 フォルダに 使 うフォルダを 選 択 して [OK]をクリックします 6 [OK]をクリックして[サイトプロパティ]を 閉 じます

251 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 PST 移 行 メッセージの 編 集 251 PST 移 行 メッセージの 編 集 クライアント 主 導 の PST 移 行 に 対 してメールボックスを 有 効 にすると Enterprise Vault は PST ファイルをアーカイブしようとしていることを 通 知 する Welcome メッセージをその メールボックスに 自 動 的 に 配 信 します PST ファイルが 正 常 に 移 行 されるごとに 2 番 目 のメッセージが 配 信 されます インストール 中 メッセージは Enterprise Vault Program フォルダの 下 位 にある 次 のフォ ルダに 置 かれます Enterprise Vault Languages Mailbox Messages lang lang は 使 っている 言 語 を 表 します Welcome メッセージは EnablePSTMigrationMessage.msg というファイルにあります 移 行 成 功 メッセージは PSTMigratedMessage.msg というファイルにあります PST Welcome メッセージを 設 定 する 方 法 1 使 用 する EnablePSTMigrationMessage.msg の 言 語 を 決 定 し ファイルを 探 しま す 2 Microsoft Outlook がインストールされているコンピュータの Windows エクスプロー ラで EnablePSTMigrationMessage.msg ファイルをダブルクリックして Welcome メッセージを 編 集 します 3 テキストをレビューし 必 要 な 変 更 を 行 います 4 メッセージを 保 存 します 5 サイト 内 のすべての Enterprise Vault サーバーの Enterprise Vault プログラムフォ ルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) に EnablePSTMigrationMessage.msg をコピーします PST 移 行 成 功 メッセージを 設 定 する 方 法 1 使 用 する PSTMigratedMessage.msg の 言 語 を 決 定 し ファイルを 探 します 2 Microsoft Outlook がインストールされているコンピュータの Windows エクスプロー ラで PSTMigratedMessage.msg ファイルをダブルクリックして PST 移 行 メッセー ジを 編 集 します 3 テキストをレビューし 必 要 な 変 更 を 行 います 4 メッセージを 保 存 します 5 サイト 内 のすべての Enterprise Vault サーバーの Enterprise Vault プログラムフォ ルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) に PSTMigratedMessage.msg をコピーします

252 252 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 PST 移 行 タスクの 作 成 PST 移 行 タスクの 作 成 検 索 移 行 型 を 設 定 している 場 合 は すでに PST 移 行 タスクが 作 成 されており このセク ションは 無 視 してかまいません まだ 検 索 移 行 型 を 設 定 していない 場 合 は このセクショ ンを 順 番 に 進 めていく 必 要 があります メモ: ストレージサービスをホストし PST ファイルを 移 行 する 予 定 のアーカイブを 管 理 す る 各 Enterprise Vault サーバーで PST 移 行 タスクを 設 定 する 必 要 があります PST ファイルを 移 行 すると 移 行 先 アーカイブを 管 理 する Enterprise Vault サーバーで 移 行 処 理 が 実 行 されます PST 移 行 タスクを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 されるまでサイト を 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]を 展 開 し PST 移 行 タスクを 追 加 するサーバーを 展 開 します 3 [タスク]を 右 クリックし ショートカットメニューで[ 新 規 作 成 ] [PST 移 行 タスク]の 順 にクリックします 新 しい PST 移 行 タスクウィザードが 起 動 します 4 ウィザードに 従 って 操 作 します このウィザードでは 移 行 時 に PST ファイルの 一 時 コピーを 使 うフォルダの 場 所 を 指 定 する 必 要 があります このフォルダはローカルドライブ 上 に 存 在 する 必 要 がありま す PST 移 行 タスクの 実 行 に 使 われるアカウントには フォルダに 対 するフルアクセ ス 権 が 必 要 です メモ: PST 移 行 タスクが 実 行 されている 間 またはクライアント 主 導 型 移 行 によって PST ファイルが 処 理 されている 間 は このフォルダの 場 所 を 変 更 しないでください メールボックスの 有 効 化 Enterprise Vault には メールボックスのクライアント 主 導 型 移 行 を 有 効 にするウィザー ドがあります 同 時 に 少 数 のメールボックスを 有 効 にできるため 適 度 な 数 の PST ファイ ルを 一 度 に 処 理 できます クライアント 主 導 の PST 移 行 をメールボックスで 有 効 にすると 該 当 するユーザーが 次 回 に Outlook を 起 動 するときに Enterprise Vault Outlook アドインは PST ファイルのス キャンを 開 始 します

253 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 メールボックスの 有 効 化 253 すべてのクライアントコンピュータが 検 出 した PST ファイルの 一 覧 は 管 理 コンソールに おいて [ 個 人 用 ストアの 管 理 ]の 下 の[ファイル]コンテナに 表 示 されます これらの PST ファイルはすぐに 移 行 され 承 認 する 必 要 はありません メールボックスでクライアント 主 導 の PST 移 行 を 有 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで[ 個 人 用 ストアの 管 理 ]を 右 クリックし [クライアント 主 導 の 移 行 を 有 効 化 ]をクリックします メールボックスでクライアント 主 導 の PST 移 行 を 有 効 化 ウィザードが 起 動 します 2 ウィザードに 従 って 操 作 します

254 254 第 15 章 PST 移 行 : クライアント 主 導 型 移 行 メールボックスの 有 効 化

255 16 NSF 移 行 : スクリプト この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています スクリプトによる 移 行 について スクリプトによる 移 行 について Enterprise Vault Policy Manager には スクリプトによって 内 容 を NSF ファイルから Enterprise Vault に 移 行 するときに 必 要 となる 機 能 が 用 意 されています Policy Manager について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください Policy Manager では それぞれの NSF ファイルの 処 理 方 法 を 制 御 できます NSF ファ イルごとに 次 の 操 作 を 実 行 できます 移 行 先 アーカイブを 指 定 します 移 行 したアイテムのショートカットを 作 成 するように 選 択 します ショートカットを NSF ファイルに 残 すか またはユーザーのメールファイルの 特 定 の フォルダに 移 動 するかを 制 御 します 移 行 されるアイテムに 適 用 する 保 持 カテゴリを 指 定 します アイテムが 移 行 された 後 NSF ファイルをどう 処 理 するかを 制 御 します Policy Manager では デフォルトの 移 行 設 定 を 行 って NSF ファイルをリストする 初 期 設 定 ファイルを 使 います 個 々の NSF ファイルで デフォルトの 移 行 設 定 を 上 書 きすること もできます Policy Manager は レポートモードまたは 処 理 モードで 実 行 できます レポートモードの 場 合 Policy Manager は 初 期 設 定 ファイルにリストされたそれぞれの NSF ファイルをチェックして ファイルの 内 容 を 移 行 できるかどうかを 判 定 します Policy Manager は 移 行 の 準 備 が 整 っていないすべてのファイルが 含 まれた 新 しい 初 期 設 定 ファイルを 作 成 します 新 しい 初 期 設 定 ファイルでは 移 行 できない NSF ファイルに Policy Manager を 処 理 モードで 実 行 するときに 除 外 されるというマーク 付 けが 行 われま す

256 256 第 16 章 NSF 移 行 : スクリプト スクリプトによる 移 行 について 処 理 モードでは Policy Manager によって 初 期 設 定 ファイルにリストされている NSF ファイルからアイテムが 移 行 されます また Policy Manager では 処 理 モードでの 実 行 時 に 新 しい 初 期 設 定 ファイルの 書 き 込 みも 実 行 されて 正 しく 処 理 されたファイルへの マーク 付 けが 行 われます 移 行 を 妨 げる 問 題 を 修 正 したときは 新 しいファイルを 使 って 失 敗 したファイルの 移 行 を 実 行 できます 少 数 の NSF ファイルのみを 移 行 する 場 合 は NSF 移 行 ソフトウェアの 使 用 を 検 討 します p.257 の NSF 移 行 について を 参 照 してください

257 17 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています NSF 移 行 について NSF 移 行 処 理 の 概 要 NSF 移 行 の 計 画 NSF 移 行 によるユーザーへの 影 響 NSF 移 行 の 実 行 NSF 移 行 の 監 査 NSF 移 行 について NSF 移 行 は Lotus Domino と Lotus Notes NSF ファイルの 内 容 を Enterprise Vault に 移 行 するために 使 うウィザードです NSF 移 行 の 主 な 機 能 は 次 のとおりです ボルトストアの 選 択 NSF 移 行 を 実 行 するたびに NSF ファイルの 内 容 の 移 行 先 とな るボルトストアを 1 つ 選 択 できます アーカイブへの NSF ファイルの 関 連 付 け NSF ファイルがアーカイブに 自 動 的 に 関 連 付 けされるように NSF 移 行 を 設 定 できます この 自 動 関 連 付 けは 多 数 の NSF ファイルを 移 行 する 場 合 に 便 利 です NSF ファイルを 手 動 でアーカイブに 関 連 付 け ることもできます 保 持 カテゴリの 選 択 NSF 移 行 では NSF ファイルの 内 容 の 移 行 中 に 使 うデフォルト の 保 持 カテゴリを 選 択 するように 求 められます 各 NSF ファイルに 手 動 で 保 持 カテゴ リを 選 択 することもできます ショートカットの 作 成 NSF 移 行 を 使 うと 移 行 する 内 容 へのショートカットを 作 成 でき ます また このショートカットを 元 の NSF ファイルに 作 成 するか ユーザーメールファ

258 258 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 処 理 の 概 要 イルに 作 成 するかを 選 択 できます ショートカットを 含 めるときに 使 うフォルダ 構 造 を 設 定 することもできます 移 行 後 の 処 理 移 行 済 みの NSF ファイルを NSF 移 行 がどう 処 理 するかを 設 定 でき ます たとえば NSF 移 行 で 自 動 的 に NSF ファイルを 削 除 できます NSF 移 行 処 理 の 概 要 このセクションでは NSF 移 行 ウィザードの 各 ページで 行 う 選 択 内 容 について 説 明 しま す ディレクトリコンピュータの 指 定 ボルトストアの 選 択 NSF ファイルの 選 択 スタートメニューから NSF 移 行 を 実 行 する 場 合 NSF ファイルの 内 容 の 移 行 先 アーカイブを 管 理 する Enterprise Vault ディレクトリコンピュータの 名 前 を 入 力 する 必 要 があります 管 理 コンソール 内 で NSF 移 行 を 実 行 する 場 合 は ディレクトリコンピュータを 指 定 す る 必 要 はありません NSF 移 行 の 各 実 行 では 1 つのボルトストアのみを 指 定 できます NSF ファイルを 複 数 のボルトストア 内 のアー カイブに 移 行 する 場 合 は NSF 移 行 を 再 実 行 する 必 要 があります 必 要 に 応 じて NSF 移 行 の 複 数 のイン スタンスを 実 行 できます 移 行 する NSF ファイルを 選 択 します 移 行 する NSF ファイルが 保 持 されている 場 所 にアクセスするには UNC パスのみを 指 定 する 必 要 があります アーカイブへの NSF ファイルの 関 連 付 け NSF ファイルをアーカイブに 関 連 付 けるときに NSF 移 行 で 使 う 方 法 を 選 択 します NSF ファイルは 個 別 に アーカイブに 関 連 付 けることができます または NSF 移 行 で NSF ファイルをアーカイブに 自 動 的 に 関 連 付 けることもできます これは アーカイブのメールファイ ル 名 と 各 NSF ファイルに 格 納 された 所 有 者 プロパティ を 一 致 させることで 行 われます 移 行 する NSF ファイ ルの 数 が 多 い 場 合 は このオプションを 選 択 した 方 が 高 速 です このオプションを 選 択 した 場 合 でも 自 動 で の 関 連 付 けに 失 敗 した NSF ファイルを 手 動 で 関 連 付 けしたり 関 連 付 ける NSF ファイルを 変 更 したりできま す デフォルトの 保 持 カテゴリの 選 択 NSF ファイルからアイテムをアーカイブするときに 使 う デフォルトの 保 持 カテゴリを 選 択 します 必 要 に 応 じ て 後 で ウィザードで 各 NSF ファイルの 保 持 カテゴ リをレビューまたは 変 更 できます 適 切 な 保 持 カテゴリ がない 場 合 は NSF 移 行 のこの 段 階 で 保 持 カテゴリを 作 成 できます

259 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 259 アーカイブの 選 択 保 持 カテゴリの 選 択 ショートカットの 設 定 フォルダ 構 造 の 選 択 NSF ファイルがアーカイブに 自 動 的 に 関 連 付 けされる ように 選 択 した 場 合 でも NSF 移 行 で 一 部 のファイル を 関 連 付 けできないことがあります NSF 移 行 のこの 段 階 で NSF ファイルを 手 動 でアーカイブに 関 連 付 ける ことができます 必 要 に 応 じて 一 致 した NSF ファイル を 変 更 したり 完 全 に 削 除 したりすることもできます デフォルトでは NSF ファイルのすべての 内 容 は ウィ ザードの 前 の 段 階 で 選 択 したデフォルトの 保 持 カテゴ リを 使 って 移 行 されます ただし この 段 階 で 個 々の NSF ファイルに 別 の 保 持 カテゴリを 選 択 することもでき ます NSF 移 行 を 使 うと 移 行 する 内 容 へのショートカットを 作 成 できます また このショートカットを 元 の NSF ファ イルに 作 成 するか ユーザーメールファイルに 作 成 す るかを 選 択 できます ユーザーメールファイルにショートカットを 含 めるときに 使 うフォルダ 構 造 を 設 定 できます たとえば 複 数 の NSF ファイルを 持 つユーザーの 場 合 NSF 移 行 で 1 つのフォルダ 構 造 にファイルの 内 容 をマージすること も ファイルごとに 別 々の 構 造 を 作 成 することもできま す 削 除 済 みアイテムとカレンダーアイテムの 設 定 NSF 移 行 で 各 NSF ファイルのゴミ 箱 フォルダのアイ テムを 移 行 するかどうかを 選 択 します 必 要 に 応 じて [ 期 限 が 切 れていないカレンダーアイテムをアーカイブ する]オプションを 選 択 することもできます 移 行 後 の NSF ファイル 設 定 最 後 に 移 行 済 みの NSF ファイルを NSF 移 行 がどう 処 理 するかを 設 定 できます たとえば NSF 移 行 で 自 動 的 に NSF ファイルを 削 除 できます NSF 移 行 の 計 画 次 のセクションでは NSF ファイルの 移 行 の 計 画 に 役 立 つ 情 報 を 提 供 し 移 行 の 効 率 を 高 めるためのいくつかのヒントを 示 します Welcome メッセージの 編 集 NSF ファイルの 場 所 アーカイブへの NSF ファイルの 関 連 付 け 標 準 メールテンプレート 失 敗 したアイテムと 不 適 切 なアイテムの 管 理

260 260 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 アイテムの 経 過 日 数 の 限 度 の 設 定 メールファイルの 限 度 と NSF ファイルのアクセス 制 御 ユーザーの 実 行 制 御 の 一 覧 の 設 定 NSF 移 行 の 複 数 のインスタンス Welcome メッセージの 編 集 NSF 移 行 は 各 ユーザーのアイテムの 移 行 を 完 了 すると 3 つのメッセージのうちのいず れかを 自 動 的 に 送 信 し 移 行 の 完 了 をユーザーに 通 知 します 表 17-1 に 3 つのメッセージと 各 メッセージが 送 信 される 状 況 を 示 します 表 17-1 メッセージ NSF 移 行 メッセージ 件 名 と 説 明 NSFMigratedMessage NSF ファイル ({0}) はアーカイブされました 移 行 されるアイテムにショートカットを 作 成 しないように 選 択 した 場 合 NSF 移 行 は アーカイブされたアイテムを 所 有 するユーザーにこのメッセージを 送 信 します NSFMigratedMessag File NSF ファイル ({0}) はアーカイブされました アイテムへの ショートカットは {1} 内 にあります {1} は ショートカットを 含 んでいるフォルダの 名 前 です メールファイルにショートカットを 配 置 するように 選 択 した 場 合 NSF 移 行 は アーカイブされたアイテムを 所 有 する ユーザーにこのメッセージを 送 信 します NSFMigratedMessageNSF NSF ファイル ({0}) はアーカイブされました アイテムへの ショートカットは NSF ファイル 内 にあります NSF ファイルにショートカットを 配 置 するように 選 択 した 場 合 アーカイブされたアイテムを 所 有 するユーザーにこの メッセージを 送 信 します 3 つのすべてのメッセージにおいて {0} は NSF ファイルの 名 前 です これらの 3 つのメッセージは EVMessages.nsf というファイルにあります このファイル は C: Program Files Enterprise Vault Languages Mailbox Messages lang にあり lang は 使 っている 言 語 を 表 します この 3 つのメッセージにはプレースホルダテキストが 含 まれており このテキストは 必 要 に 応 じて 編 集 できます 実 行 セキュリティ 警 告 を 回 避 するには [カレントデータベースへの アクセス] 権 限 があるアカウントを 使 って EVMessages.nsf のメッセージを 編 集 する 必 要 があります

261 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 261 このメッセージを 編 集 したら EVMessages.nsf を 保 存 し これをすべての Enterprise Vault サーバーの Enterprise Vault プログラムフォルダにコピーします このフォルダは 通 常 C: Program Files Enterprise Vault です NSF ファイルの 場 所 さまざまな 場 所 にある NSF ファイルを 移 行 する 場 合 移 行 の 一 覧 に 追 加 する 前 にそれら のファイルを 検 索 する 必 要 があるため 時 間 がかかることがあります 一 度 の 操 作 ですべ ての NSF ファイルを 一 覧 に 追 加 できるように すべての NSF ファイルを 1 つの 場 所 に 移 動 してから NSF 移 行 を 実 行 してください メモ: 移 行 する NSF ファイルが 保 持 されている 場 所 にアクセスするには UNC パスを 指 定 する 必 要 があります これは NSF ファイルの 内 容 を 移 行 するバックグラウンドサーバー プロセスが NSF 移 行 ウィザードを 実 行 するコンピュータとは 同 じコンピュータにない 場 合 があるためです アーカイブへの NSF ファイルの 関 連 付 け 次 の 手 順 では 複 数 のボルトストア 間 に 分 散 されているアーカイブに 多 数 の NSF ファイ ルを 関 連 付 けする 場 合 に NSF 移 行 を 効 率 的 に 使 う 方 法 について 説 明 します NSF 移 行 を 実 行 し 最 初 のボルトストアを 選 択 します 関 連 付 けされているアーカイブが 選 択 したボルトストアにない 可 能 性 があるファイルも 含 め 移 行 する 予 定 のすべての NSF ファイルを 追 加 します [NSF ファイルにアーカイブを 自 動 的 に 割 り 当 てる]オプションを 選 択 します 後 で NSF 移 行 のウィザードに 関 連 付 けされていないすべての NSF ファイルが 赤 色 で 表 示 されます この 一 覧 の[アーカイブ 先 ] 列 の 見 出 しをクリックして 関 連 付 けさ れているアーカイブがないすべての NSF ファイルをグループ 化 します これらすべての NSF ファイルを 選 択 して[ 削 除 ]をクリックします NSF 移 行 で 正 常 に 移 行 した NSF ファイルに 対 して 行 う 処 理 を 尋 ねられたら [ 削 除 する]オプションまたは[ 非 表 示 にして 移 行 する 残 りの NSF ファイル 数 を 分 かりやすく する]オプションを 選 択 します NSF 移 行 は 正 常 に 移 行 した NSF ファイルを 非 表 示 にするか または 削 除 します オペ レーティングシステムが 隠 しファイルを 非 表 示 にするように 設 定 されている 場 合 NSF 移 行 の 次 回 実 行 時 に 隠 しファイルは 表 示 されません 他 のすべてのボルトストアについてこ の 処 理 を 繰 り 返 すと 残 っている NSF ファイルは 自 動 的 に 関 連 付 けされなかったファイ ルのみになります これらのファイルを 個 別 に 調 べて NSF 移 行 の 再 実 行 時 に 適 切 なアー カイブを 選 択 することができます

262 262 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 標 準 メールテンプレート すべての NSF ファイルは Domino テンプレートに 基 づいています NSF 移 行 を 使 って レジストリ 値 に 定 義 されている Domino テンプレートの 一 覧 に 基 づく 任 意 の NSF ファイル を 移 行 できます NSF 移 行 では このレジストリ 値 のテンプレートは 標 準 メールテンプレー トとして 処 理 されます その 他 の Domino テンプレートに 基 づく NSF ファイルの 場 合 ファ イルの 移 行 を 続 行 したときに 予 期 しない 結 果 が 起 きる 可 能 性 があることが NSF 移 行 によっ て 警 告 されます ただし メールベースのファイルであることが 確 かな 場 合 は 続 行 してそ のファイルを 移 行 することができます 標 準 テンプレートの 一 覧 は すべてのストレージサーバー 上 の 次 のレジストリキーにある DominoMailTemplates というレジストリ 文 字 列 値 によって 決 まります HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault Agents 表 17-2 に NSF 移 行 で 標 準 として 処 理 される Domino メールテンプレートのデフォルト の 一 覧 を 示 します この 一 覧 にないテンプレートに 基 づく NSF ファイルを 定 期 的 に 移 行 する 場 合 に 標 準 テンプレートに 基 づいていないファイルであることを 警 告 されないように するには そのテンプレート 名 を DominoMailTemplates のカンマ 区 切 りの 一 覧 に 追 加 します この 操 作 はすべてのストレージサーバーで 行 う 必 要 があります 表 17-2 標 準 メールテンプレート テンプレート 名 dwa7 EVdwa7 EViNotes6 EVR6Mail EVR7Mail EVR8Mail ExtR50Mail ExtR6Mail ExtR7Mail inotes5 ファイル 名 dwa7.ntf ev_dwa7.ntf ev_inotes6.ntf ev_mail6.ntf ev_mail7.ntf ev_mail8.ntf mail50ex.ntf mail6ex.ntf mail7ex.ntf inotes5.ntf 説 明 Domino Web Access (7) Domino Web Access (7) (Enterprise Vault) Domino Web Access (6) (Enterprise Vault) メール (R6) (Enterprise Vault) メール (R7) (Enterprise Vault) メール (R8) (Enterprise Vault) 拡 張 メール (R5.0) 拡 張 メール (6) 拡 張 メール (R7) inotes Web Access (R5)

263 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 263 テンプレート 名 inotes6 inotes60 StdR50Mail StdR6Mail StdR7Mail StdR8Mail ファイル 名 inotes6.ntf inotes60.ntf mail50.ntf mail6.ntf mail7.ntf mail8.ntf 説 明 Domino Web Access (6) inotes Web Access (R6.0) メール (R5.0) メール (R6) メール (R7) メール (R8) 失 敗 したアイテムと 不 適 切 なアイテムの 管 理 デフォルトでは NSF 移 行 は 失 敗 したアイテム 不 適 切 なアイテム ショートカットをユー ザーのメールファイルに 移 動 するのではなく NSF ファイルに 残 します この 動 作 は 次 の DWORD 型 レジストリ 値 で 制 御 できます MoveFailedArchivalNotes MoveNotEligibleForArchiveNotes MoveShortcutsToMailFile これらの 値 はすべて 次 のキーの 下 にあります HKEY_LOCAL_MACHINE Software KVS Enterprise Vault Agents これらの 値 はすべて デフォルトで 0 に 設 定 されています MoveFailedArchivalNotes を 1 に 設 定 すると NSF 移 行 では 失 敗 したアイテムを ユーザーのメールファイルに 移 動 します MoveNotEligibleForArchiveNotes を 1 に 設 定 すると NSF 移 行 では 不 適 切 なア イテムをユーザーのメールファイルに 移 動 します MoveShortcutsToMailFile を 1 に 設 定 すると NSF 移 行 では ショートカットをユー ザーのメールファイルに 移 動 します

264 264 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 計 画 アイテムの 経 過 日 数 の 限 度 の 設 定 デフォルトでは NSF 移 行 は 経 過 日 数 に 関 係 なく NSF ファイルのすべてのアイテムを 処 理 します これは ショートカットに 変 換 されるアイテムにも 移 行 に 適 切 ではないアイテム など メールファイルに 移 動 される 他 のアイテムにも 適 用 されます この 動 作 は DWORD 型 の 2 つのレジストリ 値 ShortcutMoveRestrictDays と NotesMoveRestrictDays において 日 数 単 位 で 経 過 日 数 のしきい 値 を 指 定 することで 制 御 できます どちらの 値 も 次 のキーの 下 にあります HKEY_LOCAL_MACHINE Software KVS Enterprise Vault Agents どちらの 値 もデフォルトでは 0 に 設 定 されており この 場 合 しきい 値 は 設 定 されていませ ん しきい 値 を 設 定 するには DWORD 値 を 日 数 に 変 更 します ShortcutMoveRestrictDays をゼロ 以 外 の 値 に 設 定 すると NSF 移 行 では 対 象 のす べてのアイテムが 移 行 され ショートカットが 作 成 されます 初 期 状 態 で すべてのショー トカットは NSF ファイルにあります NSF 移 行 では 指 定 した 日 数 を 経 過 したアイテムへ のショートカットは NSF ファイルからメールファイルに 移 動 されることはありません NotesMoveRestrictDays をゼロ 以 外 の 値 に 設 定 すると 移 行 に 適 切 ではないアイテム など 他 のアイテムは 指 定 した 日 数 内 にある 場 合 に 限 りメールファイルに 移 動 されます ゼロに 設 定 した 場 合 これらのアイテムは NSF ファイルに 残 ります メールファイルの 限 度 と NSF ファイルのアクセス 制 御 各 ユーザーのメールファイルの 最 大 サイズは NSF 移 行 で 配 置 されるショートカットとそ の 他 のアイテムを 含 めるのに 十 分 である 必 要 があります サイズが 十 分 でないと そのファ イルの 移 行 は 失 敗 します 移 行 前 に メールファイルの 限 度 が 適 切 に 設 定 されていること を 確 認 してください ただし サイズが 原 因 でいずれかの NSF ファイルの 移 行 が 失 敗 した 場 合 は 該 当 するメールファイルを 書 き 留 め ファイルの 限 度 を 調 整 してから 再 度 処 理 す ることができます Domino アーカイブユーザーには 移 行 する NSF ファイルに 対 する 十 分 なアクセス 権 が 必 要 です 十 分 なアクセス 権 がないと 該 当 する NSF ファイルの 移 行 が 失 敗 します Domino アーカイブユーザーの 設 定 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault イ ンストール/ 設 定 を 参 照 してください ユーザーの 実 行 制 御 の 一 覧 の 設 定 NSF 移 行 では 移 行 時 にユーザーのメールファイルに 新 しいフォルダが 作 成 する 可 能 性 があります これらのフォルダに 対 する 特 定 の 操 作 は Domino アーカイブユーザーによっ

265 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 によるユーザーへの 影 響 265 て 署 名 されます ユーザーが 新 しいフォルダを 開 いたときに 実 行 セキュリティ 警 告 が 表 示 されないようにするには Domino アーカイブユーザーに[カレントデータベースへのアク セス] 権 限 を 許 可 するように 該 当 するユーザーの 実 行 制 御 の 一 覧 を 設 定 する 必 要 があり ます 詳 しくは IBM 社 の 記 事 Load Convert -u Changes User Created Folders' Signature to the Mail Server's Name を 参 照 してください NSF 移 行 の 複 数 のインスタンス NSF 移 行 の 複 数 のインスタンスを 実 行 できます NSF 移 行 によるユーザーへの 影 響 このセクションでは NSF ファイルを 移 行 した 後 のユーザーから 見 た 変 更 点 の 概 略 を 紹 介 します 各 NSF ファイルの 移 行 が 正 常 に 完 了 するとすぐにファイルの 所 有 者 はファイルの 内 容 が Enterprise Vault に 移 行 されたことを 通 知 する 自 動 メッセージを 受 け 取 ります 移 行 されたアイテムへのショートカットが 作 成 されるように 選 択 した 場 合 は 元 のアイテム ではなくそれらのショートカットがユーザーに 表 示 されます 選 択 に 従 って ショートカット は 元 の NSF ファイルか メールファイルの[フォルダ]ビューの 下 に 配 置 されます ショートカットをユーザーメールファイルに 作 成 した 場 合 各 ユーザーには [フォルダ] ビューの 下 に 次 の 2 つのフォルダ 構 造 のうちの 一 方 が 表 示 されます ユーザーの NSF ファイルの 内 容 をすべて 含 む 1 つの 結 合 フォルダ 構 造 各 NSF ファイルの 名 前 が 付 けられた 一 連 のフォルダ 各 フォルダには 1 つの NSF ファイルの 内 容 のみが 含 まれます 移 行 が 成 功 した 後 に NSF ファイルを 削 除 するように 選 択 している 場 合 ユーザーはこれ らのファイルを 利 用 できなくなります NSF 移 行 の 実 行 NSF 移 行 を 初 めて 実 行 する 場 合 処 理 に 慣 れるまでは 少 数 のファイルのみを 移 行 する ようにしてください 処 理 に 慣 れてきたら 移 行 するファイル 数 を 増 やします NSF 移 行 を 実 行 する 前 に 次 のことを 確 認 してください 移 行 する NSF ファイルは 使 用 中 ではありません ボルトサービスアカウントに NSF ファイルへのフルアクセス 権 があります

266 266 第 17 章 NSF 移 行 : ウィザードの 使 用 NSF 移 行 の 監 査 NSF 移 行 の 監 査 NSF 移 行 を 実 行 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[アーカイブ]を 右 クリックし [NSF のインポート]をク リックします 2 ウィザードページの 手 順 に 従 って 適 切 なオプションを 選 択 します NSF 移 行 は [スタート] [すべてのプログラム] [Enterprise Vault] [NSF Mail Migrator (Import)]の 順 に 選 択 して 実 行 することもできます Enterprise Vault の 監 査 を 設 定 し 1 つまたは 両 方 の[NSF 移 行 ] 監 査 オプションを 選 択 している 場 合 正 常 に 終 了 した NSF 移 行 処 理 が 監 査 されます p.303 の 監 査 について を 参 照 してください

267 18 Enterprise Vault のメッセー ジキュー この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています Enterprise Vault のメッセージキューについて MSMQ キューの 概 要 Exchange メールボックスタスクのキュー Exchange ジャーナルタスクのキュー Exchange パブリックフォルダタスクキュー 取 り 込 みのキュー ストレージサービスのキュー Enterprise Vault のメッセージキューについて Enterprise Vault では Microsoft Message Queue (MSMQ) Server を 使 って Enterprise Vault コンポーネント 間 で 情 報 を 転 送 します Microsoft Exchange の 保 守 を 行 う 前 に すべての Enterprise Vault キューを 消 去 する 必 要 があります Exchange メールボックスタスクに 未 処 理 の 作 業 が 残 っている 状 態 で Microsoft Exchange データベースをチェックまたは 修 復 すると その 作 業 が 実 行 されま せん

268 268 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー MSMQ キューの 概 要 メッセージキューにアクセスする 方 法 MSMQ キューの 概 要 1 まだメッセージキューをインストールしていない 場 合 は [コントロール パネル]の[プ ログラムの 追 加 と 削 除 ]アプレットを 使 ってメッセージキューをインストールする 方 法 について Windows のマニュアルを 参 照 してください 2 [コントロール パネル]で [ 管 理 ツール] [コンピュータの 管 理 ]の 順 にクリックしま す 3 [コンピュータの 管 理 ]コンソールの 左 ペインで [サービスとアプリケーション] [ 専 用 キュー]の 順 に 展 開 します 表 18-1 に それぞれの Enterprise Vault キューに 入 れられるデータについて 簡 単 に 説 明 します exchangeserver は Exchange メールボックスタスクが 処 理 するサーバー の 名 前 です number は キューを 重 複 なく 識 別 する 番 号 です 表 18-1 キュー 名 MSMQ キューの 概 要 含 まれる 情 報 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A1 更 新 する 保 留 中 のアイテム または 失 敗 した 動 作 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A2 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A3 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A4 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A5 処 理 対 象 の 個 々のアイテム 手 動 アーカイブ 要 求 に 対 し て また Enterprise Vault Storage Service の Storage Archive キューと 直 接 に 通 信 できない 場 合 に 使 われます 処 理 対 象 のメールボックス 管 理 コンソールの[ 今 すぐ 実 行 ]オプションを 使 ってアーカイブを 開 始 する 場 合 に 使 わ れます 処 理 対 象 の 個 々のアイテム Enterprise Vault Storage Service の Storage Archive キューと 直 接 やり 取 りできな い 場 合 の 再 試 行 でのみ 使 います 処 理 対 象 のメールボックス スケジュール 設 定 されたアー カイブの 実 行 中 に 使 われます このキューは スケジュール 設 定 されたアーカイブ 時 間 以 外 には 処 理 されません したがって [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 っ て このキューでバックログを 消 去 することはできません

269 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー MSMQ キューの 概 要 269 キュー 名 含 まれる 情 報 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A6 メールボックスに 移 動 されたアイテムでフォルダを 更 新 す る 要 求 Enterprise Vault では キュー A6 の 要 求 に 入 れられる 移 動 済 みアイテムやコピー 済 みアイテムのデータを 圧 縮 し ます また このキューに 入 れられるメッセージ 容 量 を 100 MB に 制 限 します 1,000 個 のアイテムを 更 新 するための 圧 縮 要 求 によって 約 50 KB の 領 域 が 占 有 されます した がって 約 2,000 の 要 求 をキューに 入 れることができます キューがいっぱいになると それ 以 降 の 要 求 は 拒 否 されま す そのような 移 動 済 みアイテムやコピー 済 みアイテムは 別 のショートカット 処 理 が 実 行 されるまで 待 機 する 必 要 が あります exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A7 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J1 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J2 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J3 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J4 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P1 同 期 要 求 更 新 する 保 留 中 のアイテム または 失 敗 した 動 作 処 理 するアイテム ジャーナルメールボックスを 調 べて 新 しいメッセージを 探 すように Exchange ジャーナルタスクに 指 示 します 最 大 500 の 新 しいメッセージがアーカイブ 待 ちとしてマーク 付 けされ メッセージごとにキュー J2 に 入 れられます 同 期 要 求 更 新 する 保 留 中 のアイテム または 失 敗 した 動 作 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P3 処 理 対 象 のフォルダ 管 理 コンソールの[ 今 すぐ 実 行 ]オ プションを 使 ってアーカイブを 開 始 する 場 合 に 使 われま す

270 270 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange メールボックスタスクのキュー キュー 名 含 まれる 情 報 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P5 処 理 対 象 のフォルダ スケジュール 設 定 されたアーカイブ の 実 行 中 に 使 われます このキューは スケジュール 設 定 されたアーカイブ 時 間 以 外 には 処 理 されません したがって [ 今 すぐ 実 行 ]を 使 っ て このキューでバックログを 消 去 することはできません exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number R1 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number R2 Enterprise Vault restore spool admin キュー exchangeserver の Enterprise Vault Storage Archive exchangeserver の Enterprise Vault Storage Restore アイテム 取 り 込 み 要 求 の 通 知 取 り 込 み 要 求 ストレージサービスによって 取 り 込 まれたアイテム または Exchange メールボックスタスクによる ( 取 り 込 みの) 処 理 を 行 う 準 備 ができたアイテム ボルトストアに 格 納 されるアイテム ボルトストアから 取 り 込 まれるアイテム Exchange メールボックスタスクのキュー 表 18-2 に Exchange メールボックスタスクで 使 うキューを 示 します exchangeserver は Exchange メールボックスタスクが 管 理 するサーバーの 名 前 です number は キュー を 重 複 なく 識 別 する 番 号 です 表 18-2 キュー 名 Exchange メールボックスタスクのキュー キューに 入 れられるメッセージ exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A1 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A2 Update Shortcut Operation Failed Process Item ( 明 示 的 アーカイブ) exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A3 Process Mailbox Process System ([ 今 すぐ 実 行 ]) Check System Check Mailbox

271 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange メールボックスタスクのキュー 271 キュー 名 キューに 入 れられるメッセージ exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A4 Enterprise Vault が Storage Archive キューと 直 接 通 信 できない 場 合 の 再 試 行 でのみ 使 います exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A5 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A6 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number A7 Process Mailbox Process System (スケジュールのみ) Process Moved Items in Folder 同 期 要 求 表 18-3 に Exchange メールボックスタスクによって A1 から A7 までのキューに 入 れら れる 可 能 性 のあるメッセージの 詳 細 を 示 します 表 18-3 メッセージ Operation Failed Process Item Exchange メールボックスタスクキューにあるメッセージ メモ エラーが 発 生 したこと メッセージをアーカイブ 待 ちからメッ セージに 戻 す 必 要 があることを Exchange メールボックス タスクに 伝 えます このメッセージは 後 から 再 度 処 理 され ます このメッセージは アーカイブ 中 と 格 納 中 にエラーが 発 生 した 場 合 に 送 信 されます Exchange Server からストレージサービスへ 特 定 のメッ セージをアーカイブするように Exchange メールボックス タスクに 要 求 します ストレージから Update Shortcut メッ セージが 返 されると Exchange のアイテムはショートカッ トに 変 えられます Process Item メッセージは ユーザーが (A2 に 入 れられ ている) アイテムを 明 示 的 にアーカイブする 場 合 か または 通 常 の 処 理 中 に 失 敗 したアイテムの 再 試 行 要 求 によって 発 行 されます [ 今 すぐ 実 行 ]からの 再 試 行 要 求 は A2 キューに 入 れられるのに 対 して スケジュール 設 定 された アーカイブからの 再 試 行 要 求 は A4 キューに 入 れられま す

272 272 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange メールボックスタスクのキュー メッセージ Process Mailbox Process Moved Items in Folder メモ メールボックスを 調 べ アーカイブ 基 準 に 一 致 するメッセー ジを 探 すように Exchange メールボックスタスクに 要 求 し ます アイテムは ストレージ 処 理 のために Storage Archive キューに 置 かれます 特 定 のフォルダに 移 動 またはコピーされたアイテムを 更 新 するように Exchange メールボックスタスクに 要 求 します Process Moved Items in Folder メッセージは キュー A6 にのみ 入 れられます Process System Exchange Server のどのメールボックスをアーカイブの 対 象 とするのかを 決 定 するように Exchange メールボックス タスクに 要 求 します Exchange メールボックスタスクは 準 備 されているすべてのメールボックスの 一 覧 を 読 み 込 み メールボックスごとに Process Mailbox メッセージを ( 同 じ キューに) 送 信 します Process System メッセージは 管 理 者 がタスクプロパティ から[ 今 すぐ 実 行 ]を 選 択 したときに ただちにキュー A3 に 入 れられます または スケジュール 設 定 されたアーカ イブ 期 間 が 始 まったときに ( 実 行 を 待 っている 他 の Process System メッセージがない 場 合 ) キュー A5 に 入 れられま す Synchronize System Exchange メールボックスタスクの 同 期 要 求 は A7 キュー に 入 れられます 同 期 を 実 行 すると Synchronize System 要 求 がこのキューに 入 れられます これにより 同 期 が 必 要 なメールボックスごとに Synchronize Mailbox 要 求 が 生 成 されます 複 数 の Synchronize Mailbox 要 求 があれ ば 複 数 のスレッドでこれらの 要 求 を 処 理 できることを 意 味 します A7 キューは いつでも 処 理 されますが 常 に 最 も 優 先 度 の 低 いタスクになります したがって スケジュール 設 定 さ れたバックグラウンドアーカイブが 常 に 同 期 よりも 優 先 されます Update Shortcut アーカイブ 待 ちアイテムをショートカットに 変 更 できること を Exchange メールボックスタスクに 伝 えます これは ス トレージサービスによってメッセージが 格 納 され バックアッ プされた 後 に 行 われます

273 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange メールボックスタスクのキュー 273 Exchange メールボックスタスクキューについての 注 意 点 各 キューには A 優 先 度 番 号 の 接 尾 辞 が 付 けられています A1 が 最 も 高 い 優 先 度 になります メッセージキューは FIFO ( 先 入 れ 先 出 し) で 処 理 され 新 しいメッセージ は 常 にキューの 最 後 に 追 加 されます Exchange メールボックスタスクは 優 先 度 の 順 番 でキューを 処 理 します タスクは 最 も 高 い 優 先 度 から 始 め 各 キューをスキャンしていきます キューにメッセージが 見 つ かると そのメッセージを 処 理 した 後 再 び 最 も 優 先 度 の 高 いキューからスキャンを 開 始 します したがって キュー A2 から A7 は キュー A1 が 空 になるまで 処 理 されま せん A1 が 空 になると A2 にある 要 求 が 処 理 されてから A3 の 要 求 が 処 理 されます ただし キュー A4 とキュー A5 は アーカイブのスケジュールでのみ 使 われる 特 別 な キューです Exchange メールボックスタスクは スケジュール 設 定 されたアーカイブ 期 間 中 にのみ A5 キューのメッセージを 処 理 します スケジュール 設 定 された 期 間 以 外 では これらのキューのメッセージは 次 のスケジュール 期 間 まで 無 視 されます パフォーマンスモニターを 使 うと キュー 内 の 変 更 を 監 視 して タスクの 進 捗 状 況 を 判 断 できます たとえば スケジュール 期 間 の 開 始 時 に キュー A5 のメッセージ 数 が (Exchange Server の 有 効 なメールボックスの 数 まで) 増 加 します これらは Process Mailbox メッセージです Exchange メールボックスタスクは キュー A5 から 最 初 のメッセージ を 取 り 出 し メールボックス 内 の 対 象 となるすべてのメッセージを 探 して アーカイブ 待 ちに 変 更 します 続 いて Process Item メッセージがストレージサービスの Storage Archive キューに 入 れられ 各 メッセージがアーカイブされます ボルトストアがバックアップされた 後 Update Shortcut メッセージがキュー A1 に 入 れられます このキューは 最 も 高 い 優 先 度 を 持 つため 即 座 に 処 理 されます キュー A3 は キュー A5 と 同 じ 機 能 を 実 行 しますが 即 座 に 処 理 される Process System 用 です また このキューはショートカットを 期 限 切 れにしたり 削 除 したりしま す Outlook クライアント 拡 張 機 能 からのユーザーの 明 示 的 なアーカイブは キュー A2 に 入 れられます キュー A5 は スケジュール 期 間 中 にのみ 処 理 されますが キュー A1 から A3 A6 A7 はいつでも 処 理 されます 10 分 以 上 キューが 処 理 されておらず 優 先 度 が 上 位 のキューにメッセージがない 場 合 タスクに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Exchange メールボックスタスクコンピュータの Enterprise Vault イベントログで 追 加 情 報 をチェックします キュー A1 を 監 視 することによって バックアップが 正 しくショートカットを 更 新 したこと がわかります ただし A1 が 通 常 使 用 (バックアップ 前 ) で 使 われている 場 合 は タス クに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Enterprise Vault イベントログで エラーを チェックします

274 274 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange ジャーナルタスクのキュー Exchange ジャーナルタスクのキュー 表 18-4 に Exchange ジャーナルタスクで 使 うキューを 示 します exchangeserver は Exchange ジャーナルタスクが 管 理 するサーバーの 名 前 です number は キューを 重 複 なく 識 別 する 番 号 です 表 18-4 キュー 名 Exchange ジャーナルタスクのキュー キューに 入 れられるメッセージ exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J1 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J2 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J3 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange ジャーナルタスク number J4 Post Process Archived Item Operation Failed Process Item Process Mailbox Synchronize System 表 18-5 に Exchange ジャーナルタスクによって J1 から J4 までのキューに 入 れられる 可 能 性 のあるメッセージの 詳 細 を 示 します 表 18-5 メッセージ Operation Failed Exchange ジャーナルタスクキューにあるメッセージ メモ エラーが 発 生 したこと また 次 の 操 作 を 行 う 必 要 があること を Exchange ジャーナルタスクに 伝 えます メッセージをアーカイブ 待 ちからメッセージに 戻 します このメッセージは 後 から 再 度 処 理 されます メッセージを[ 失 敗 した 格 納 ]フォルダに 移 動 します このメッセージは アーカイブ 中 と 格 納 中 にエラーが 発 生 した 場 合 に 送 信 されます Post Process Archived Item アーカイブ 待 ちアイテムをジャーナルメールボックスから 削 除 するように Exchange ジャーナルタスクに 伝 えます こ れは ストレージサービスによってメッセージが 格 納 され バックアップされた 後 に 行 われます

275 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange ジャーナルタスクのキュー 275 メッセージ Process Mailbox メモ ジャーナルメールボックスを 調 べて アーカイブされたメッ セージを 探 すように Exchange ジャーナルタスクに 要 求 します 最 大 500 の 新 しいメッセージがアーカイブ 待 ちに 変 えられ ストレージサービスの Storage Archive キュー に 入 れられて メッセージごとにアーカイブされます Process Mailbox メッセージは 1 分 ごとにキュー J3 に 発 行 されます これにより ジャーナルタスクの 実 行 時 にジャー ナルメールボックスを 継 続 的 にスキャンできます Synchronize System Exchange ジャーナルタスクの 同 期 要 求 は J4 キューに 入 れられます 同 期 を 実 行 すると Synchronize System 要 求 がこのキューに 入 れられ これにより 同 期 が 必 要 なメー ルボックスごとに Synchronize Mailbox 要 求 が 生 成 され ます 複 数 の Synchronize Mailbox 要 求 があれば 複 数 のスレッドでこれらの 要 求 を 処 理 できることを 意 味 します J4 キューは いつでも 処 理 されますが 常 に 最 も 優 先 度 の 低 いタスクになります したがって スケジュール 設 定 さ れたバックグラウンドアーカイブが 常 に 同 期 よりも 優 先 されます Exchange ジャーナルタスクキューについての 注 意 点 各 キューには J 優 先 度 番 号 の 接 尾 辞 が 付 けられています J1 が 最 も 高 い 優 先 度 に なります メッセージキューは FIFO ( 先 入 れ 先 出 し) で 処 理 され 新 しいメッセージは 常 にキューの 最 後 に 追 加 されます Exchange ジャーナルタスクは 優 先 度 の 順 番 でキューを 処 理 します タスクは 最 も 高 い 優 先 度 から 始 め 各 キューをスキャンしていきます キューにメッセージが 見 つかる と そのメッセージを 処 理 した 後 再 び 最 も 優 先 度 の 高 いキューからスキャンを 開 始 し ます したがって キュー J1 にメッセージがある 場 合 キュー J2 と J3 は キュー J1 が 空 になるまで 処 理 されません キュー J1 を 監 視 することによって ボルトストアのバックアップで 正 しくメッセージが 削 除 されたことがわかります ただし J1 が 通 常 使 用 (バックアップ 前 ) で 使 われている 場 合 は タスクに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Enterprise Vault イベントログ で エラーをチェックします キュー J3 を 監 視 することによって 少 なくとも 毎 分 Process Mailbox メッセージが キューに 入 っていることがわかります (キューが 空 の 場 合 新 しいメッセージのみが 追 加 されます) このキューには 複 数 のメッセージを 入 れられません このメッセージは キューに 現 れた 後 キュー J1 が 消 去 されるとすぐに 消 失 します ジャーナルメール ボックス 内 の 新 しいメッセージがすべて 処 理 されます

276 276 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange パブリックフォルダタスクキュー 10 分 以 上 キューが 処 理 されておらず 優 先 度 が 上 位 のキューにメッセージがない 場 合 タスクに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Exchange ジャーナルタスクコン ピュータで Enterprise Vault のイベントログをチェックし 追 加 情 報 を 探 してくださ い Exchange パブリックフォルダタスクキュー 表 18-6 に 各 Exchange パブリックフォルダタスクで 使 うキューを 示 します exchangeserver は パブリックフォルダタスクが 管 理 するサーバーの 名 前 です number は キューを 重 複 なく 識 別 する 番 号 です 表 18-6 キュー 名 Exchange パブリックフォルダタスクキュー キューに 入 れられるメッセージ exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P1 Update Shortcut Operation Failed exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P3 Process Folder Process Folders ([ 今 すぐ 実 行 ]) Check Folders Check Folder exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange パブリックフォルダタ スク number P5 Process Folder Process Folders (スケジュールのみ) バージョン 3.6 以 降 は Enterprise Vault でキュー P2 と P4 が 使 われてないことに 注 意 してください 表 18-7 に Exchange パブリックフォルダタスクによって P1 P3 P5 のキューに 入 れら れる 可 能 性 のあるメッセージの 詳 細 を 示 します 表 18-7 メッセージ Operation Failed Exchange パブリックフォルダタスクキューにあるメッセージ メモ エラーが 発 生 したこと またメッセージをアーカイブ 待 ちか らメッセージに 戻 す 必 要 があることを Exchange パブリッ クフォルダタスクに 伝 えます このメッセージは 後 から 再 度 処 理 されます このメッセージは アーカイブ 中 と 格 納 中 にエラーが 発 生 した 場 合 に 送 信 されます

277 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー Exchange パブリックフォルダタスクキュー 277 メッセージ Process Folder Process Folders メモ 特 定 のフォルダを 調 べ アーカイブ 基 準 に 一 致 するメッ セージを 探 すように Exchange パブリックフォルダタスク に 要 求 します この 後 これらのメッセージはアーカイブ 待 ちに 変 えられ Process Item キューに 入 れられて メッセー ジごとにアーカイブされます Exchange Server のどのフォルダをアーカイブの 対 象 と するのかを 決 定 するように Exchange パブリックフォルダ タスクに 要 求 します Exchange パブリックフォルダタスク は Exchange Server 上 で 管 理 されているすべてのパブ リックフォルダの 一 覧 を 読 み 込 み 対 象 の 最 上 位 フォルダ ごとに Process Folder メッセージを ( 同 じキューに) 送 信 し ます Process Folders メッセージは 管 理 者 がタスクプロパティ から[ 今 すぐ 実 行 ]を 選 択 したときに すぐにキュー P3 に 入 れられます または (すでに 実 行 を 待 機 している 他 の Process Folders メッセージがないという 条 件 で) スケジュー ル 設 定 されたアーカイブ 期 間 が 始 まったときに キュー P5 に 入 れられます Update Shortcut アーカイブ 待 ちアイテムをショートカットに 変 えるように Exchange パブリックフォルダタスクに 指 示 します これは ストレージサービスによってメッセージが 格 納 され バック アップされた 後 に 行 われます Exchange パブリックフォルダタスクキューについての 注 意 点 各 キューには P 優 先 度 番 号 の 接 尾 辞 が 付 けられています P1 が 最 も 高 い 優 先 度 になります メッセージキューは FIFO ( 先 入 れ 先 出 し) で 処 理 され 新 しいメッセージ は 常 にキューの 最 後 に 追 加 されます Exchange パブリックフォルダタスクは 優 先 度 の 順 番 でキューを 処 理 します タスク は 最 も 高 い 優 先 度 から 始 め 各 キューをスキャンしていきます キューにメッセージが 見 つかると そのメッセージを 処 理 した 後 最 も 優 先 度 の 高 いキューからスキャンを 再 開 します したがって キュー P1 にメッセージがある 場 合 キュー P1 が 空 になるまで 他 のキューは 処 理 されません ただし キュー P5 は パブリックフォルダアーカイブのスケジュール 中 にのみ 使 われ る 特 別 なキューです Exchange パブリックフォルダタスクは スケジュール 設 定 され たアーカイブ 期 間 中 キュー P5 のメッセージのみを 処 理 します スケジュール 期 間 以 外 では これらのキューのメッセージは 無 視 されます キュー P3 の 機 能 はキュー P5 と 同 じですが 管 理 者 が[ 今 すぐ 実 行 ]を 実 行 する 場 合 に 使 います また このキューはショートカットを 期 限 切 れにしたり 削 除 したりします

278 278 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー 取 り 込 みのキュー キュー P5 は スケジュール 期 間 中 にのみ 処 理 されますが キュー P1 と P3 はいつで も 処 理 されます 10 分 以 上 キューが 処 理 されておらず 優 先 度 が 上 位 のキューにメッ セージがない 場 合 タスクに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Exchange パブリッ クフォルダタスクコンピュータで Enterprise Vault のイベントログをチェックし 追 加 情 報 を 探 してください キュー P1 を 監 視 することによって バックアップが 正 しくショートカットを 更 新 したこと がわかります ただし P1 が 通 常 使 用 (バックアップ 前 ) で 使 われている 場 合 は タス クに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Enterprise Vault イベントログで エラーを チェックします 取 り 込 みのキュー 表 18-8 に Exchange メールボックスタスクで 取 り 込 みの 実 行 に 使 うキューを 示 します exchangeserver は Exchange メールボックスタスクが 処 理 するサーバーの 名 前 です number は キューを 重 複 なく 識 別 する 番 号 です 表 18-8 キュー 名 取 り 込 みのキュー キューに 入 れられるメッセージ exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number R1 exchangeserver に 対 する enterprise vault exchange メールボックスタスク number R2 Enterprise Vault Storage Spool Item Ready Operation Failed Restore Item Update Basket メッセージの 内 容 このキューのメッセージは ストレージ サービスから 復 元 されるアイテムになります Exchange メールボックスタスクは キュー R1 を 処 理 するときに メッ セージを 読 み 込 みます 表 18-9 に 取 り 込 み 処 理 を 実 行 するときに Exchange メールボックスタスクによってキュー R1 と R2 に 入 れられる 可 能 性 のあるメッセージの 詳 細 を 示 します

279 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー 取 り 込 みのキュー 279 表 18-9 メッセージ Item Ready Operation Failed Restore Item Update Basket 取 り 込 みのキューにあるメッセージ メモ このメッセージは 以 前 に 要 求 されたメッセージが 現 在 Storage Spool キューで 利 用 できることを Exchange メー ルボックスタスクに 伝 えます Exchange メールボックスタ スクは Storage Spool キューからメッセージを 収 集 し メー ルボックスにそのメッセージを 入 れます これらのメッセー ジは 必 要 に 応 じてストレージサービスにより 生 成 されま す このメッセージは メッセージの 復 元 に 問 題 があったことを Exchange メールボックスタスクに 伝 えます Web アプリ ケーションから 取 り 込 みを 開 始 した 場 合 は Exchange メー ルボックスタスクは アイテムが 復 元 されなかったことを 示 すようにバスケットを 更 新 します このメッセージは ストレージサービスのアイテムを Exchange Server へ 復 元 するための 要 求 です Exchange メールボックスタスクはストレージサービスからメッセージを 要 求 し そのメッセージをメールボックスに 入 れます メッ セージは ユーザー 拡 張 機 能 と Web ページ 復 元 機 能 の 両 方 から このキューに 入 れられます 取 り 込 みタスクは 復 元 の 成 功 時 と 失 敗 時 にショッピングバ スケットを 直 接 更 新 しようとします これに 失 敗 すると 取 り 込 みタスクは 更 新 が 再 試 行 されるように Update Basket 要 求 を 送 信 します このメッセージは アイテムの 復 元 に 成 功 した 場 合 に Web バスケットを 更 新 するよう Exchange メールボックスタスク に 指 示 します 取 り 込 みのキューに 関 する 注 意 点 各 キューには R 優 先 度 番 号 の 接 尾 辞 が 付 けられています R1 のほうが 高 い 優 先 度 になります メッセージキューは FIFO ( 先 入 れ 先 出 し) で 処 理 され 新 しいメッセージ は 常 にキューの 最 後 に 追 加 されます Exchange メールボックスタスクは 優 先 度 の 順 番 でキューを 処 理 します タスクは 最 も 高 い 優 先 度 から 始 め 各 キューをスキャンしていきます キューにメッセージが 見 つ かると そのメッセージを 処 理 した 後 最 も 優 先 度 の 高 いキューからスキャンを 再 開 し ます したがって キュー R1 にメッセージがある 場 合 キュー R2 は キュー R1 が 空 になるまで 処 理 されません

280 280 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー ストレージサービスのキュー 10 分 以 上 キューが 処 理 されておらず 優 先 度 が 上 位 のキューにメッセージがない 場 合 タスクに 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります Exchange メールボックスタスクコン ピュータの Enterprise Vault イベントログで 追 加 情 報 をチェックします ストレージサービスのキュー 表 に ストレージサービスで 使 うキューを 示 します 表 キュー 名 ストレージサービスのキュー キューに 入 れられるメッセージ Enterprise Vault Storage Archive Enterprise Vault Storage Restore Store Item Restore an Item 表 に ストレージサービスによってキューに 入 れられる 可 能 性 のあるメッセージの 詳 細 を 示 します 表 メッセージ Restore an Item Store Item ストレージサービスのキューにあるメッセージ メモ Exchange メールボックスタスクは メッセージを Storage Restore キューに 入 れ アイテムがアーカイブから 復 元 さ れるように 要 求 します ストレージサービスがアイテムを 探 し 出 すと このアイテムを Storage Spool キューに 入 れ キュー R1 の Exchange メールボックスタスクに 伝 えます Exchange メールボックスタスクは 圧 縮 した 電 子 メールを Storage Archive キューに 入 れ アーカイブに 保 存 しま す 圧 縮 したメッセージが 4 MB を 超 える 場 合 4 MB の チャンクに 分 割 します (それぞれには 要 素 1/5 のように 要 素 番 号 が 付 けられます) メッセージは 保 存 前 に スト レージサービスにより 再 構 築 されます Exchange メールボックスタスクは 保 存 するすべての 電 子 メールを 適 切 なストレージサービスアーカイブキューに 入 れます 複 数 のストレージサービスを 設 定 できるため Exchange メールボックスタスクは アーカイブが 存 在 する ボルトストアの 正 しいストレージサービスを 選 択 する 必 要 が あります ストレージサービスのキューに 関 する 注 意 点 Storage Archive キューを 監 視 すると ストレージサービスがアイテムを 処 理 している ことがわかります このキューのアイテムの 数 が 最 低 30 分 間 変 化 しない 場 合 問 題

281 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー ストレージサービスのキュー 281 が 生 じている 可 能 性 があります エラーがないかどうか このストレージコンピュータの Enterprise Vault イベントログをチェックして 必 要 に 応 じてストレージサービスを 再 起 動 します Enterprise Vault サーバー 上 の 全 てのボルトストアがバックアップモードに 設 定 され ているときは Storage Archive キューは 処 理 されません Restore キューを 監 視 することにより ユーザーが 要 求 する 復 元 の 数 がわかります こ のキューのアイテムの 数 が 変 化 しない 場 合 は 問 題 が 生 じている 可 能 性 があります

282 282 第 18 章 Enterprise Vault のメッセージキュー ストレージサービスのキュー

283 19 カスタマイズとベストプラク ティス この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています メールボックスのアーカイブ パブリックフォルダのアーカイブ パフォーマンスの 調 整 メールボックスのアーカイブ アーカイブ 戦 略 について このセクションには 次 のトピックが 含 まれます アーカイブ 戦 略 について 経 過 日 数 ベースのアーカイブ クォータベースのアーカイブ または 経 過 日 数 とクォータベースのアーカイブ Exchange 管 理 フォルダからのアイテムのアーカイブ 添 付 ファイルがあるアイテムのみのアーカイブ Enterprise Vault のジャーナルメールボックスの 設 定 のカスタマイズ メールボックスのアーカイブの 無 効 化 [アーカイブルール]タブで メールボックスポリシーのアーカイブ 戦 略 を 定 義 します 次 のいずれかに 基 づいて Exchange メールボックスポリシーのアーカイブ 戦 略 を 決 めるこ とができます 経 過 日 数 : 指 定 した 期 間 修 正 されていないアイテムをアーカイブします

284 284 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ メールメッセージの 経 過 日 数 は 受 信 または 送 信 された 日 付 から 取 得 されます 文 書 の 経 過 日 数 は 最 後 に 更 新 された 日 付 から 取 得 されます クォータ: アーカイブで 各 ユーザーの Exchange メールボックスの 空 き 容 量 を 一 定 の 割 合 確 保 します 経 過 日 数 とクォータ: Enterprise Vault で 最 初 に 経 過 日 数 ベースのアーカイブを 行 います 経 過 日 数 ベースのアーカイブで メールボックスの 空 き 容 量 のうち 要 求 され た 割 合 が 確 保 されていない 場 合 要 求 された 割 合 に 達 するまでクォータベースのアー カイブが 続 けられます 経 過 日 数 ベースのアーカイブとクォータベースのアーカイブ または 経 過 日 数 とクォータ ベースのアーカイブは アーカイブするアイテムの 選 択 に 対 する 主 な 戦 略 です Enterprise Vault が 大 きいアイテムを 最 初 にアーカイブするように ポリシーを 設 定 することもできま す 大 きいアイテムを 最 初 にアーカイブすることは 主 要 なアーカイブ 戦 略 に 追 加 する 形 で 機 能 します 大 きいアイテムを 最 初 にアーカイブすると 次 のようなメリットがあります 最 初 のアーカイブのパフォーマンスが 向 上 します 比 較 的 少 ない 数 のアイテムをアーカイブすることにより メールボックス 領 域 が 回 復 し ます 次 のオプションも 選 択 できます 指 定 した 経 過 日 数 が 経 過 していないアイテムは 一 切 アーカイブしません 添 付 ファイル 付 きのメッセージのみをアーカイブします 経 過 日 数 ベースのアーカイブ 経 過 日 数 ベースのアーカイブは デフォルトのアーカイブ 戦 略 です 経 過 日 数 ベースのアーカイブを 設 定 するときは 次 の 推 奨 事 項 を 適 用 します 早 い 段 階 でアーカイブを 実 行 した 方 が 有 益 な 場 合 は ポリシーで[ 次 より 大 きいアイ テムから 開 始 ]を 設 定 することを 検 討 します 処 理 量 が 多 く 回 数 が 少 ないほど バックアップが 容 易 になります たとえば 毎 日 アー カイブしてバックアップするよりも 金 曜 日 に 1 回 で 大 量 のアーカイブ 処 理 を 実 行 して から Enterprise Vault システムの 完 全 バックアップを 行 う 方 が 容 易 です クォータベースのアーカイブ または 経 過 日 数 とクォータベースのアーカ イブ クォータベースのアーカイブは クォータベースのアーカイブ 自 体 として または 経 過 日 数 とクォータオプションによるアーカイブの 一 部 として 選 択 できます いずれの 場 合 にも 同 様 の 設 定 とベストプラクティスの 考 慮 事 項 が 適 用 されます

285 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 285 最 初 に クォータベースでアーカイブを 行 う 必 要 があるかどうかを 決 める 必 要 があります デフォルトの 戦 略 である 経 過 日 数 ベースのアーカイブの 方 がより 効 率 的 で 多 すぎるアイ テムをアーカイブする 可 能 性 が 回 避 されます 経 過 日 数 のみまたはクォータのみでアーカイブしても 期 待 する 結 果 が 得 られないときは 経 過 日 数 とクォータベースのアーカイブを 検 討 します アーカイブが 経 過 日 数 のみを 基 準 としている 場 合 クォータ 内 の 一 部 のメールボックスを 保 持 するために 十 分 なアイテム をアーカイブできないことがあります アーカイブがクォータのみを 基 準 としている 場 合 一 部 の Exchange メールボックスの 空 き 容 量 が 限 度 に 達 していないことがあります この 場 合 Enterprise Vault ではあまり 古 くないアイテムもアーカイブされます Enterprise Vault はアーカイブに 必 要 なデータ 量 を 計 算 して 目 標 のクォータの 割 合 を 達 成 します この 計 算 は ショートカットのサイズの 推 定 に 基 づいています この 推 定 で は すでにアーカイブ 保 留 中 の 状 態 になっているアイテムが 考 慮 されます 推 定 の 計 算 方 法 について 詳 しくはシマンテックサポート Web サイトで 次 の TechNote を 参 照 してくだ さい 次 のレジストリ 値 を 使 うと Enterprise Vault がショートカットサイズの 推 定 に 使 う 値 を 上 書 きできます ShortcutCalcAverageBodySize ShortcutCalcBannerSize ShortcutCalcBaseItemSize ShortcutCalcBodySizeMultiplier ShortcutCalcOverride ShortcutCalcRecipientSize Symantec Enterprise Vault レジストリ 値 を 参 照 してください p.285 の クォータベースのアーカイブの 推 奨 事 項 を 参 照 してください クォータベースのアーカイブの 推 奨 事 項 クォータベース または 経 過 日 数 とクォータベースのアーカイブを 設 定 するときは 次 の 推 奨 事 項 を 検 討 します これらの 推 奨 事 項 を 実 行 すると Enterprise Vault 設 定 に 高 す ぎるクォータの 割 合 を 設 定 することを 回 避 できます クォータの 割 合 が 高 すぎる 場 合 Enterprise Vault でクォータの 目 標 を 達 成 しようとする 際 にあまりに 多 くのアイテムがアー カイブされることがあります 推 奨 事 項 は 次 のとおりです ショートカットの 設 定 をレビューし より 小 さいショートカットを 使 うことを 検 討 します ショートカットが 小 さい 場 合 Enterprise Vault では アーカイブされる 各 アイテムの

286 286 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ メールボックスの 領 域 が 節 約 されます これにより 必 要 な 空 き 領 域 の 割 合 を 達 成 す るために Enterprise Vault がアーカイブする 必 要 があるアイテムの 数 が 減 少 します 平 均 的 なアイテムが 小 さい 場 合 に 大 きなショートカットを 使 う 場 合 Enterprise Vault でアーカイブされる 各 アイテムに 対 して 節 約 される 領 域 が 小 さくなります 平 均 のショートカットサイズを 見 つけるには [レポート] 実 行 モードで Exchange メー ルボックスアーカイブタスクを 実 行 します メールボックスポリシーの[ショートカットの 内 容 ]タブで ショートカットに 残 す 情 報 を 決 める 設 定 を 指 定 します ショートカットの 期 限 を 短 くすることを 検 討 します ショートカットの 期 限 を 短 くすると メールボックスの 領 域 を 節 約 し 多 すぎるアイテムをアーカイブすることを 回 避 できま す メールボックスポリシーの[ショートカットの 削 除 ]タブで Enterprise Vault によっ てショートカットが 削 除 される 経 過 日 数 を 設 定 します Enterprise Vault がサイズの 大 きいアイテムからアーカイブするように 指 定 します こ れにより Enterprise Vault は 最 も 大 きなメールボックス 領 域 を 使 っているアイテム を 最 初 にアーカイブします 小 さいクォータの 割 合 で 開 始 し 必 要 な 結 果 が 得 られるまでクォータの 割 合 を 徐 々に 大 きくしていきます ユーザーが 次 の 日 に 十 分 な 領 域 を 利 用 できるように 毎 晩 十 分 なアーカイブ 処 理 が 行 われることを 確 認 します メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 [ 削 除 済 みアイテムをアーカイブ]と[Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ]にチェックします [ 削 除 済 みアイテム]フォルダのアイテムは Exchange Server のメールボックス 空 き 容 量 限 度 の 計 算 に 含 まれます デフォルトでは Enterprise Vault は[ 削 除 済 みアイ テム]フォルダのアイテムをアーカイブしません そのため [ 削 除 済 みアイテム]フォ ルダのアイテムによって Enterprise Vault がクォータの 割 合 の 目 標 を 達 成 できない ことがあります 管 理 フォルダも Exchange Server のメールボックス 空 き 容 量 限 度 の 計 算 に 含 まれ ます デフォルトでは Enterprise Vault は 管 理 フォルダからのアーカイブを 行 いま すが 管 理 フォルダからのアーカイブを 行 わないように 設 定 することができます この 場 合 Enterprise Vault はクォータの 割 合 の 目 標 を 達 成 できません メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 [ショートカット 以 外 のアイテムの 添 付 ファイルを 削 除 ]をチェックします デフォルトでは Enterprise Vault はカレンダー ミーティング タスク 連 絡 先 のアイテムをアーカイブした 後 に これらから 添 付 ファイルを 削 除 しま す これらのアイテムから 添 付 ファイルが 削 除 されていない 場 合 これらのアイテムを アーカイブしてもメールボックスの 領 域 は 節 約 されません さらに 次 の 点 に 注 意 します Microsoft Exchange の 空 き 容 量 の 限 度 がメールボックスに 適 用 されない 場 合 Enterprise Vault はクォータベースのアーカイブでメールボックスを 処 理 することは できません

287 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 287 Exchange で メールボックスで 使 える 最 大 の 容 量 を 指 定 すると ユーザーはメッセー ジの 送 受 信 が 禁 止 されるようになります クォータによってアーカイブしており この 空 き 容 量 の 限 度 を 超 えた 場 合 Enterprise Vault はクォータベースのアーカイブでメー ルボックスを 処 理 することはできません この 解 決 方 法 は 限 度 を 削 除 するか 大 きくして 適 切 なストレージレベルに 達 するま でアーカイブし 必 要 に 応 じて 限 度 を 再 適 用 することです Enterprise Vault は 通 常 ユーザーをクォータ 内 に 維 持 するため 限 度 の 削 除 を 考 慮 してください スクリプトを 使 った 経 過 日 数 とクォータベースのアーカイブの 設 定 Enterprise Vault Policy Manager スクリプトを 使 って メールボックスのアーカイブ 戦 略 を 設 定 できます Policy Manager について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください ここでは スクリプトの 例 を 示 します このスクリプトは 経 過 日 数 とクォータベースのアー カイブの 設 定 をメールボックスに 適 用 します また メールボックスレベルの 設 定 を 上 書 き する 特 別 なフォルダも 設 定 します スクリプトの 最 初 の 部 分 では 次 のようにメールボックスを 設 定 します 3 カ 月 以 上 経 過 しているアイテムをアーカイブします 4 MB より 大 きいアイテムをすぐにアーカイブします 必 要 に 応 じて メールボックスの 空 き 容 量 の 限 度 の 30% が 解 放 されるまでクォータ ベースのアーカイブを 続 けます クォータベースのアーカイブでは 1 MB より 大 きく 1 日 以 上 経 過 しているアイテムを 最 初 にアーカイブします ショートカットを 作 成 して もとのアイテムを 削 除 します スクリプトの 2 番 目 の 部 分 では Inbox Special Project という 名 前 のメールボックス フォルダを 次 のように 設 定 します 0 日 以 上 経 過 しているアイテムをアーカイブします ショートカットは 作 成 せず もとのアイテムを 削 除 します 手 動 アーカイブの 代 わりとして ここに 示 すような 特 別 なフォルダを 設 定 する 必 要 があるこ とがあります アイテムをフォルダに 移 動 すると その 後 すぐに Enterprise Vault によっ てアイテムが 自 動 的 にアーカイブされます スクリプトの 例 を 次 に 示 します [directory] directorycomputername=evserver sitename=evsite [mailbox]

288 288 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ distinguishedname=/o=first Organization/ou=First Administrative Group/ cn=recipients/cn=recipient_1 ; Using Age & Quota based archiving ; [filter] name=ageandquota ; Quota settings ; Archive to 30% of quota is available ; Start with large items >1MB that are more than 1 day old UsePercentageQuota=true PercentageQuota=30 UseInactivityPeriod=true QMinimumAgeThresholdPeriod=1 QMinimumAgeThresholdUnits=Days QPrioritizeItemsOver=1024 QPrioritizeLargeItems=true ; Age settings ; Archive all items older than 3 months ; Archive all items >4MB immediately. UseInactivityPeriod=true InactivityPeriod=3 InactivityUnits=Months ALargeItemThresholdPeriod=0 ALargeItemThresholdUnits=Days APrioritizeItemsOver=4096 APrioritizeLargeItems=true ; Create shortcuts and delete the original item ; CreateShortcut=true DeleteOriginal=true ; Do not archive unread items Unreadmail=false ; Special case zero day folder to override Age & Quota settings ; [filter] name=zerodaysnoshortcut

289 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 289 ; Archive Items after 0 days, delete the original and ; do not leave a shortcut ; UseInactivityPeriod=true UsePercentageQuota=false InactivityPeriod=0 InactivityUnits=Days CreateShortcut=false DeleteOriginal=true Unreadmail=true ; Set the mailbox to use Age & Quota based archiving as ; defined in the policy above ; [folder] name=mailboxroot filtername=ageandquota Overridearchivelocks=true ; Apply the ZeroDaysNoShortcut policy to a special project folder ; [folder] name= Inbox Special Project filtername=zerodaysnoshortcut Overridearchivelocks=true Exchange 管 理 フォルダからのアイテムのアーカイブ Exchange Server 2007 では Exchange 管 理 フォルダを 設 定 し 管 理 内 容 の 設 定 をこ れらのフォルダに 適 用 することができます 管 理 内 容 の 設 定 では 指 定 したメッセージク ラスのアイテムの 保 持 を 制 御 できます Enterprise Vault は 管 理 フォルダからアーカイブするアイテムに 特 別 な 保 持 カテゴリを 適 用 できます これらの 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリは Exchange 管 理 内 容 の 設 定 から 同 期 される 設 定 に 基 づいています 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリは 自 動 的 に 作 成 され て 更 新 されます 保 持 カテゴリのアイコンとプロパティは 通 常 の 保 持 カテゴリのアイコン とプロパティとは 異 なります 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリの 名 前 と 説 明 は 変 更 できます が その 保 持 期 間 は 変 更 できません Exchange 管 理 内 容 の 設 定 との 同 期 によって Enterprise Vault の 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリ 設 定 と 管 理 内 容 の 設 定 との 競 合 が 防 止 されます たとえば 管 理 内 容 の 設 定 では 管 理 フォルダのアイテムを 180 日 後 に 削 除 するように 指 定 することができます 管 理 内 容 の 設 定 との 同 期 がアクティブの 場 合 Enterprise Vault は 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリを 自 動 的 に 作 成 します Enterprise Vault では 管 理 フォ

290 290 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ ルダの 保 持 カテゴリの 名 前 は 管 理 内 容 の 設 定 の 名 前 と 同 じになります Enterprise Vault は Exchange での 期 限 が 切 れる 予 定 と 同 時 にアーカイブ 済 みアイテムの 期 限 が 切 れるように 保 持 期 間 を 設 定 します Enterprise Vault Exchange メールボックスポリシーの 詳 細 設 定 [Exchange が 管 理 す るフォルダのアーカイブ]では Enterprise Vault が 管 理 フォルダからアイテムをアーカ イブするかどうかを 制 御 します [Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ]で 指 定 できる 値 は 次 のとおりです 無 効 標 準 管 理 対 象 Enterprise Vault は 管 理 フォルダからアイテム のアーカイブを 行 いません ユーザーは 管 理 フォルダから 手 動 でアイテムをアーカイブするこ とはできません Enterprise Vault は 管 理 フォルダを 他 のフォ ルダと 同 様 に 処 理 します デフォルト 値 です Enterprise Vault は 管 理 フォルダからアイテムをアーカイブし Exchange から 同 期 されている 管 理 フォルダの 保 持 カテゴ リ 設 定 を 使 います Enterprise Vault Exchange プロビジョニングタスクは Exchange 管 理 内 容 の 設 定 との 同 期 を 実 行 します Exchange 2007 サーバーがドメインにある 場 合 同 期 は 自 動 的 に 行 われます したがって [Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ]を[ 管 理 対 象 ]に 設 定 していない 場 合 でも Exchange プロビジョニングタスクは 同 期 を 実 行 し 管 理 フォ ルダの 保 持 カテゴリを 作 成 します 同 期 を 正 常 に 実 行 するには ボルトサービスアカウントに Exchange 表 示 専 用 の 管 理 者 役 割 が 割 り 当 てられている 必 要 があります 同 期 が 失 敗 すると プロビジョニングタスク 全 体 が 失 敗 します 同 期 を 防 止 するには Enterprise Vault サーバーのインストール 先 フォ ルダに 設 定 ファイルを 配 置 します p.293 の 管 理 フォルダとの 同 期 の 防 止 を 参 照 してください 管 理 フォルダからのアーカイブがアクティブの 場 合 Enterprise Vault Outlook アドイン のユーザーにとっては 次 のようになります 管 理 フォルダからアイテムを 手 動 でアーカイブするとき 保 持 カテゴリもアーカイブも 指 定 できません フォルダプロパティダイアログボックスの[Enterprise Vault]タブに [ 変 更 ]オプショ ンが 表 示 されません Enterprise Vault は 常 にショートカットを 作 成 し もとのアイテムを 削 除 します Enterprise Vault 監 査 は Exchange 管 理 内 容 の 設 定 の 作 成 修 正 削 除 の 詳 細 を 記 録 します

291 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 291 p.291 の 管 理 フォルダからの 同 期 アーカイブの 要 件 を 参 照 してください p.304 の 監 査 の 設 定 を 参 照 してください 管 理 フォルダからの 同 期 アーカイブの 要 件 Exchange 管 理 フォルダからアイテムをアーカイブし 管 理 内 容 の 設 定 と 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリを 同 期 するには 次 のすべての 条 件 に 該 当 している 必 要 があります Enterprise Vault Exchange メールボックスポリシーで 詳 細 設 定 [Exchange が 管 理 するフォルダのアーカイブ]が[ 管 理 対 象 ]に 設 定 されている 必 要 があります アイテムのメッセージクラスが 管 理 フォルダに 対 して 定 義 されている 1 セットの 管 理 内 容 の 設 定 の[メッセージの 種 類 ] 設 定 に 一 致 している 必 要 があります (Exchange では 単 一 の 管 理 フォルダに 対 して 複 数 セットの 管 理 内 容 の 設 定 を 定 義 できます 管 理 内 容 の 設 定 の 各 セットでは さまざまなメッセージの 種 類 を 指 定 することができま す ) 管 理 内 容 の 設 定 では 保 持 期 間 の 終 了 時 に 実 行 する 処 理 として[ 削 除 して 回 復 を 許 可 する]または[ 削 除 して 回 復 を 許 可 する]を 定 義 する 必 要 があります 管 理 フォルダに 適 用 される Enterprise Vault フィルタは システムのデフォルトにす る 必 要 があります p.291 の 管 理 フォルダへのシステムのデフォルトフィルタの 設 定 を 参 照 してくださ い ボルトサービスアカウントに Exchange 表 示 専 用 の 管 理 者 役 割 が 割 り 当 てられてい る 必 要 があります この 役 割 の 割 り 当 て 方 法 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 を 参 照 してください p.289 の Exchange 管 理 フォルダからのアイテムのアーカイブ を 参 照 してください p.293 の 管 理 フォルダとの 同 期 の 防 止 を 参 照 してください 管 理 フォルダへのシステムのデフォルトフィルタの 設 定 管 理 内 容 の 設 定 を 同 期 させる 1 つの 要 件 として 管 理 フォルダに 適 用 される Enterprise Vault フィルタを[システムのデフォルトを 使 用 ]に 設 定 する 必 要 があります 管 理 フォル ダ 上 のフィルタを[カスタム 設 定 を 使 用 ]に 設 定 すると Enterprise Vault は 管 理 内 容 の 設 定 を 適 用 しません 管 理 フォルダ 上 のカスタム 設 定 は 継 承 したり Enterprise Vault Policy Manager で 設 定 することができます 必 要 に 応 じて PowerShell cmdlet の Remove-EVExchangeFolderPolicy を 使 って 管 理 フォルダから 既 存 のすべてのカスタム 設 定 を 削 除 できます その 後 Policy Manager を 使 って システムのデフォルトフィルタを 使 うように 管 理 フォルダを 設 定 できます Policy Manager について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください

292 292 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 管 理 フォルダから Policy Manager ポリシーを 削 除 する 方 法 1 [スタート] [プログラム] [Enterprise Vault] [Enterprise Vault Management Shell]の 順 にクリックします 2 [Enterprise Vault Management Shell]ウィンドウで Remove-EVExchangeFolderPolicy の 詳 細 なヘルプを 表 示 する 場 合 は 次 のコマ ンドを 入 力 します Get-Help Remove-EVExchangeFolderPolicy -detailed 3 Get-Help Remove-EVExchangeFolderPolicy コマンドを 必 要 なパラメータを 指 定 して 入 力 します 次 のように 指 定 します メールボックスの 管 理 フォルダから Enterprise Vault フィルタ 設 定 を 削 除 するに は 次 のように 入 力 します Remove-EVExchangeFolderPolicy -PrimarySMTPAddress user_name@domain -ManagedFolders user_name@domain は メールボックスの 名 前 です 指 定 した Exchange Server 上 のすべてのメールボックスの 管 理 フォルダから Enterprise Vault フィルタ 設 定 を 削 除 するには 次 のように 入 力 します $UserList = Get-Mailbox where-object{$_.servername -like "exchange_server"} foreach($entry in $UserList) {$Address = $Entry.PrimarySMTPAddress.local + "@" + $Entry.PrimarySMTPAddress.domain; Remove-EVExchangeFolderPolicy -PrimarySMTPAddress $Address} exchange_server は Exchange Server の 名 前 です システムのデフォルトフィルタを 使 うように 管 理 フォルダを 設 定 する 方 法 1 次 の [Folder] セクションを 含 む Policy Manager 初 期 設 定 ファイルを 作 成 します [Folder] NAME= Managed Folders managed_folder filtername = systemdefault overridearchivelocks=true managed_folder は システムのデフォルトフィルタを 使 う 管 理 フォルダの 名 前 です 2 初 期 設 定 ファイルを 使 って Policy Manager を 実 行 します p.291 の 管 理 フォルダからの 同 期 アーカイブの 要 件 を 参 照 してください

293 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 293 管 理 フォルダとの 同 期 の 防 止 Enterprise Vault Exchange プロビジョニングタスクは 管 理 フォルダとの 同 期 を 実 行 し ます このタスクは ドメインの Exchange 2007 サーバーをチェックします このタスクは 新 しい 管 理 フォルダ 既 存 の 管 理 フォルダの 新 規 作 成 または 変 更 された 管 理 内 容 の 設 定 もチェックします Enterprise Vault サーバーのインストール 先 フォルダにある 設 定 ファイルを 使 うと Exchange プロビジョニングタスクが 管 理 フォルダと 同 期 しないようにすることができます このセクションで 説 明 する 設 定 ファイルでは 管 理 フォルダとその 管 理 内 容 の 設 定 との 同 期 の 防 止 のみが 設 定 されます Enterprise Vault は 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリの 新 規 作 成 も 既 存 の 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリの 更 新 も 行 いません 必 要 条 件 に 該 当 す る 場 合 管 理 フォルダからのアーカイブは 続 行 されます 次 の 状 況 では 同 期 を 防 止 したり 一 時 的 に 停 止 することができます Exchange サーバーで 権 限 が 正 しく 設 定 されていないために 同 期 に 問 題 がある 場 合 管 理 内 容 の 設 定 と 管 理 フォルダの 保 持 カテゴリとの 同 期 を Enterprise Vault で 行 う 必 要 がない 場 合 管 理 フォルダとの 同 期 を 防 止 する 方 法 1 Enterprise Vault のインストール 先 フォルダで EvExchangePolicySyncTask.exe.config ファイルのバックアップコピーをとりま す 通 常 インストール 先 フォルダは C: Program Files Enterprise Vault で す 2 テキストエディタでファイルを 開 きます 3 ファイルの<configuration> セクションに 次 の 行 を 追 加 します <appsettings> <add key="skipmanagedfoldersynch" value="true" /> </appsettings> 4 ファイルを 保 存 して 閉 じます 5 変 更 は 次 回 Exchange プロビジョニングタスクが 実 行 されたときに 有 効 になります 添 付 ファイルがあるアイテムのみのアーカイブ Enterprise Vault は 他 のアーカイブ 基 準 がすべて 満 たされた 場 合 メールボックスや パブリックフォルダのアイテムに 添 付 ファイルがあるときに 限 り それらのアイテムをアーカ イブするように 設 定 できます これは 添 付 ファイルのみをアーカイブすることと 同 じでは ありません 添 付 ファイルがあるアイテムのみをアーカイブすることのメリットは 次 のとおりです

294 294 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ アーカイブされるアイテムの 数 が 格 段 に 減 少 することによるパフォーマンスの 大 幅 な 向 上 アーカイブするアイテムの 数 が 少 ないことによる 一 般 的 な 発 生 する 問 題 の 減 少 たと えば アーカイブ 済 みアイテムをユーザーが 開 く 数 が 少 なくなれば アイテムをアーカ イブする 際 の 問 題 の 数 が 少 なくなります 通 常 カバーノートテキストを 残 す オプションを 使 うことは 添 付 ファイルがないメッ セージのために Exchange ストアが 増 加 することを 意 味 します ただし このオプショ ンを 設 定 し 添 付 ファイルがある 場 合 のみアイテムをアーカイブするように Enterprise Vault を 設 定 した 場 合 Enterprise Vault では 添 付 ファイルがあるアイテムについて のみ カバーノートテキストが 残 されます これは ディスクの 空 き 領 域 について 常 に 意 味 があります 添 付 ファイルがあるアイテムのみをアーカイブすることの 欠 点 は 次 のとおりです 法 律 上 の 理 由 でアーカイブを 行 っている 場 合 は 何 がアーカイブされるか 特 定 できな いため この 方 法 を 使 えません ユーザーは 古 いアイテムがどこにあるか わからなくなります メールボックス 内 また は Enterprise Vault 内 を 検 索 する 必 要 があります このようなポリシーは ユーザーにとって 経 過 日 数 ベースの 単 純 なポリシーよりも 理 解 しにくい 傾 向 にあります メモ: 添 付 ファイルがあるアイテムのみをアーカイブする 場 合 は ときどきそのオプションを 無 効 にして 経 過 日 数 ベースのポリシー (たとえば 2 年 くらい) を 使 ってアーカイブ 処 理 を 実 施 することを 検 討 してください これによって 本 当 に 古 いアイテムがすべて 添 付 ファ イルがない 場 合 でも 最 終 的 にはアーカイブされることが 保 証 されます こうすることで Exchange データベースの 領 域 が 解 放 されます この 処 理 は たとえば 毎 月 1 回 実 行 されるようにスケジュールした 簡 単 な SQL スクリプトを 使 って 実 現 できます 添 付 ファイルのあるアイテムのみのアーカイブを 有 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールを 起 動 します 2 左 ペインで ボルトサイトを 展 開 します 3 [ポリシー] [Exchange]の 順 に 展 開 します 4 [メールボックス]コンテナをクリックします 5 右 ペインで 修 正 する Exchange メールボックスポリシーをダブルクリックします 6 [アーカイブルール]タブをクリックします 7 [ 添 付 ファイル 付 きのメッセージのみをアーカイブ]を 選 択 します 8 [OK]をクリックします

295 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス メールボックスのアーカイブ 295 Enterprise Vault のジャーナルメールボックスの 設 定 のカスタマイズ ジャーナルメールボックスをカスタマイズして アイテムを 別 のアーカイブや 別 の 保 持 カテ ゴリでアーカイブできます デフォルトでは Enterprise Vault は ジャーナルメールボックスからアーカイブされるす べてのアイテムに 対 して 同 じアーカイブと 保 持 カテゴリを 使 います このデフォルト 設 定 を 使 わない 場 合 は ジャーナルメールボックスをカスタマイズし 別 の 保 持 カテゴリを 使 っ てアイテムを 別 のアーカイブに 送 信 できます Enterprise Vault のフォルダのプロパティを 変 更 して 親 フォルダの 設 定 を 上 書 きできま す フォルダに 他 のフォルダが 含 まれている 場 合 デフォルトで これらのフォルダは 親 フォルダのプロパティを 継 承 します ただし 個 々のフォルダの 設 定 を 変 更 できます デフォルトで ジャーナルメールボックスにあるすべてのフォルダの Enterprise Vault の プロパティで[ 親 フォルダの 設 定 を 使 用 ]が 選 択 されています これは すべてのフォルダ が ジャーナルメールボックスに 設 定 されている 同 じ 設 定 保 持 カテゴリ アーカイブを 継 承 することを 意 味 します 特 定 のフォルダの 値 を 変 更 するまで Enterprise Vault はす べてのアイテムを 同 じ 保 持 カテゴリでアーカイブし それらを 同 じアーカイブに 格 納 しま す この 設 定 を 修 正 するには Microsoft Outlook または Microsoft Exchange クライアント を 使 って 次 の 操 作 を 実 行 します メールをジャーナルメールボックス 内 の 適 切 なフォルダにリダイレクトするルールを 定 義 します Exchange ジャーナルタスクによって それらのフォルダからアイテムがアー カイブされます ジャーナルメールボックス 内 のメールボックスとフォルダのプロパティを 設 定 します ジャーナルメールボックスは 次 の 設 定 を 使 って 有 効 にします ジャーナルメールボックスの 対 象 のプロパティの[ボルト] ジャーナルメールボックスの 対 象 のプロパティの[ 保 持 カテゴリ] 次 の 表 に Exchange ジャーナルタスクの 動 作 を 修 正 するために 変 更 できる Enterprise Vault の 設 定 と Exchange ジャーナルタスクで 無 視 される 設 定 を 一 覧 表 示 します 表 19-1 設 定 値 ボルト 保 持 カテゴリ ジャーナルメールボックスの 設 定 コメント デフォルトを 変 更 できます デフォルトを 変 更 できます このフォルダのアーカイブを 禁 止 アーカイブするアイテムの 経 過 日 数 無 視 されます 無 視 されます ( 常 に 0 日 )

296 296 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パブリックフォルダのアーカイブ 表 19-2 設 定 値 ボルト 保 持 カテゴリ ジャーナルメールボックスフォルダの 設 定 コメント 親 フォルダを 上 書 きします 親 フォルダを 上 書 きします その 他 のすべての 設 定 無 視 されます (メールボックスの 設 定 を 使 用 ) 表 19-3 設 定 値 ジャーナルメールボックスメッセージの 設 定 コメント このアイテムのアーカイブを 禁 止 する 保 持 カテゴリ 無 視 されます 無 視 されます (フォルダの 設 定 を 使 用 ) メールボックスのアーカイブの 無 効 化 メールボックスのアーカイブを 無 効 にする 必 要 がある 場 合 があります メールボックスの アーカイブを 無 効 にしても 後 でいつでも 有 効 にできます 1 つ 以 上 のメールボックスのアーカイブを 無 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[Enterprise Vault サーバー]を 展 開 します 2 Exchange メールボックスタスクを 実 行 するコンピュータの 名 前 を 展 開 します 3 [タスク]をクリックします 4 右 ペインで メールボックスアーカイブタスクをクリックします 5 [ツール]メニューで [メールボックスの 無 効 化 ]をクリックします 6 メールボックスの 無 効 化 ウィザードが 起 動 したら 画 面 の 指 示 に 従 って 無 効 にする メールボックスを 選 択 します パブリックフォルダのアーカイブ パブリックフォルダのアーカイブを 設 定 するときには 以 下 のことを 考 慮 してください パブリックフォルダのルートパスを 指 定 すると デフォルトでは そのパスの 下 にあるす べてのフォルダがアーカイブされます 1 つの 設 定 をパブリックフォルダツリーの 特 定 の 部 分 全 体 に 適 用 する 場 合 は Enterprise Vault Policy Manager を 使 います Exchange パブリックフォルダタスクの 設 定 は その Exchange パブリックフォルダタ スクが 存 在 するサイトから 取 得 され ルートパスの 下 にあるすべてのフォルダに 適 用 さ れます

297 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パブリックフォルダのアーカイブ 297 Outlook を 使 ってアーカイブポリシーを 変 更 した 場 合 変 更 内 容 はそのフォルダにの み 適 用 されます これは フォルダがルートパスであっても 同 様 です たとえば あるサイトの 下 にある 3 つのルートパスをアーカイブして それらのパスの 1 つについてポリシーを 変 更 したい 場 合 があるとします Outlook で Enterprise Vault フォルダのプロパティを 使 えます ただし 新 しいアーカイブポリシーが 適 用 されるの はそのフォルダのみで サブフォルダには 適 用 されません フォルダポリシーの 継 承 を 有 効 にする 場 合 は Policy Manager を 使 ってポリシーを 設 定 する 必 要 があります Policy Manager では すべてのサブフォルダに 対 して 新 しいポリシーが 設 定 されま す すべての 新 しいパブリックフォルダは そのフォルダの 設 定 を 変 更 するまで サイトの 設 定 を 使 ってアーカイブされます 新 しいフォルダは 親 から 設 定 を 継 承 しません たとえば パブリックフォルダツリーの 特 定 の 部 分 を[アーカイブしない]に 設 定 した 場 合 そこに 作 成 した 新 しいフォルダはすべて 設 定 が 変 更 されるまでアーカイブされ ます フォルダの 移 動 についても 同 じ 規 則 が 当 てはまります この 動 作 を 修 正 するには Policy Manager を 毎 日 実 行 し 正 しいフォルダポリシー が 適 用 されるようにします Policy Manager を 使 ってフォルダとサブフォルダに 設 定 を 適 用 する 場 合 指 定 した フォルダの 下 にあるすべてのフォルダにそれらの 設 定 が 適 用 されます そのため た とえば 下 位 レベルに 異 なるポリシーを 持 つフォルダがある 場 合 Policy Manager を 実 行 し 下 位 レベルのフォルダに 正 しいポリシーを 再 適 用 する 必 要 があります 複 雑 なフォルダ 階 層 の 場 合 フォルダごとに Policy Manager のエントリを 用 意 でき ます 間 違 いがないようにするには 非 常 に 古 いアイテム (たとえば 10 年 経 過 したア イテム) のみをアーカイブするポリシー 設 定 を 準 備 します このようにすることで Policy Manager のポリシーがまだ 適 用 されていない 新 しいフォルダのアーカイブを 無 効 に します デフォルト のアクセス 権 限 はボルトストアに 適 用 されません このため デフォルト のアクセス 権 限 を 使 ってパブリックフォルダ 内 のショートカットにアクセスするユーザー はすべて アーカイブ 済 みアイテムにアクセスできません ただし レジストリエントリを 使 うと パブリックフォルダについてアクセス 権 限 のチェックを 行 わないようにオンライ ン 表 示 を 設 定 できます これは ショートカットにアクセスできるすべてのユーザーが アーカイブ 済 みアイテムにアクセスできることを 意 味 します レプリケーションの 複 雑 さが 軽 減 され 消 費 する 帯 域 幅 が 減 少 するため Enterprise Vault アーカイブをパブリックフォルダのホームサーバーにすることを 推 奨 します た だし これは 追 加 の Enterprise Vault サーバーが 必 要 であることを 意 味 する 場 合 もあります パブリックフォルダのレプリケーションが 存 在 する 場 合 ユーザーがショートカットを 開 くと オンライン 表 示 はアイテムが 置 かれている Enterprise Vault サーバーに 移 動 し ます アイテムを 表 示 するには ユーザーのメールボックスが Enterprise Vault アーカイブ に 対 して 有 効 である 必 要 があります パブリックフォルダ 内 のこれらのアーカイブ 済 み

298 298 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パフォーマンスの 調 整 パフォーマンスの 調 整 アイテムを 表 示 する 際 に ユーザーがどこにいる 可 能 性 があるかを 考 慮 してください それらのユーザーが Enterprise Vault を 利 用 する 予 定 か ユーザーのメールボック スが 有 効 にされる 予 定 かが 問 題 になります Enterprise Vault のパフォーマンスの 状 態 を 知 ることで コンポーネントを 追 加 または 移 動 したり 既 存 のコンポーネントを 修 正 したりして 構 成 の 変 更 が 必 要 かどうかを 判 断 でき ます 階 層 型 ストレージ 管 理 (HSM) ソフトウェアが 利 用 可 能 な 場 合 は 次 の 情 報 を 取 得 するこ とで Enterprise Vault のパフォーマンスを 向 上 させることができます Windows 一 時 フォルダ 新 しくアーカイブされたアイテムがバックアップされるまで 待 機 する 時 間 この 時 間 が 長 すぎると アーカイブエージェントとストレージサービスに 大 量 の 未 完 了 のアーカイ ブ 要 求 が 存 在 することになります 新 しくアーカイブされたアイテムがオフラインストレージに 移 動 されるまで 待 機 する 時 間 この 時 間 が 短 すぎると アイテムがすぐにオフラインに 移 動 され オフラインスト レージからより 多 くの 呼 び 戻 しが 生 成 される 可 能 性 があります アーカイブ 済 みアイテムがオンラインストレージから 復 元 される 回 数 大 量 のアイテム が 何 度 も 復 元 される 場 合 それらのアイテムが 頻 繁 にアーカイブされる 可 能 性 があり ます 同 じアイテムが Microsoft Exchange Server ストアと Enterprise Vault 間 で 絶 え 間 なく 転 送 される 場 合 Enterprise Vault オンラインストアのサイズに 対 して Microsoft Exchange Server メッセージストアのサイズを 増 やす 必 要 がある 可 能 性 が あります アーカイブ 済 みアイテムがオフラインストレージから 呼 び 戻 しされる 回 数 大 量 のアイ テムが 何 回 も 呼 び 戻 しされる 場 合 オンラインストレージ 領 域 が 小 さすぎる 可 能 性 が あります オフラインストレージからアイテムの 呼 び 戻 しにかかる 時 間 この 時 間 は HSM によっ て 異 なるが この 時 間 を 使 って Enterprise Vault ユーザーは 呼 び 戻 し 時 間 を 予 想 で きます Enterprise Vault サービスは 一 時 ファイルを Windows 一 時 フォルダに 書 き 込 みます 一 時 フォルダがシステムディスク 上 にある 場 合 これによって 次 の 問 題 が 発 生 する 可 能 性 があります システムディスクは 領 域 が 少 ない 場 合 があります これは 一 時 ストレージ 領 域 が 不 足 して Enterprise Vault サービスが 停 止 する 可 能 性 があることを 意 味 します システムファイルと 一 時 ファイルの 両 方 へのアクセスが 必 要 なため パフォーマンスが 影 響 を 受 ける 可 能 性 があります

299 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パフォーマンスの 調 整 299 Enterprise Vault サービスを 実 行 しているすべてのコンピュータで Windows 一 時 フォ ルダをシステムディスク 以 外 のディスクに 移 動 することを 推 奨 します Windows 一 時 フォルダを 移 動 する 方 法 1 ボルトサービスアカウントとしてログオンします 2 使 用 する 新 しい 一 時 フォルダを 作 成 します 3 Windows デスクトップで [マイ コンピュータ]を 右 クリックし [プロパティ]をクリック します 4 [ 詳 細 ]タブで [ 環 境 変 数 ]をクリックします 5 [ユーザー 環 境 変 数 ]セクションで[TEMP] 変 数 をクリックします 6 作 成 した 新 しいフォルダをポイントするように 値 を 修 正 します 7 [ユーザー 環 境 変 数 ]セクションで[TMP] 変 数 をクリックします 8 作 成 した 新 しいフォルダをポイントするように 値 を 修 正 します 9 [OK]をクリックします 10 コンピュータを 再 起 動 します ストレージサービスコンピュータのパフォーマンスの 向 上 このセクションには 次 のトピックが 含 まれます コンテンツ 変 換 の 制 御 アイテムが 長 時 間 アーカイブキューに 留 まる コンテンツ 変 換 からのアイテムの 除 外 コンテンツ 変 換 の 制 御 Enterprise Vault では Microsoft Excel 文 書 と Microsoft Word 文 書 を HTML に 変 換 します Enterprise Vault でこれらの 変 換 を 大 量 に 実 行 した 場 合 や 文 書 が 複 雑 な 場 合 に パフォーマンスの 問 題 が 発 生 する 可 能 性 があります そのような 場 合 は Enterprise Vault で 文 書 を HTML ではなくテキストに 変 換 することによって パフォーマンスが 大 幅 に 向 上 する 可 能 性 があります Enterprise Vault には Enterprise Vault で 文 書 を HTML ではなくテキストに 変 換 す るかどうかを 制 御 するために 使 える 次 のレジストリ 値 があります Excel 文 書 を HTML ではなくテキストに 変 換 するには 次 のレジストリキーを 1 に 設 定 する HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS

300 300 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パフォーマンスの 調 整 Enterprise Vault ConvertExcelToText Word 文 書 を HTML ではなくテキストに 変 換 するには 次 のレジストリキーを 1 に 設 定 する HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault ConvertWordToText テキストへの 変 換 が 必 要 な 多 数 のファイルの 種 類 を 一 覧 表 示 するには 次 のレジスト リキーを 編 集 する HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault TextConversionFileTypes このレジストリキーには テキストに 変 換 されるファイルの 種 類 をピリオドで 区 切 った 一 覧 を 設 定 します 一 覧 はピリオドで 終 わる 必 要 があります たとえば 一 覧 が 現 在.PPT.POT.PPS.ZIP. で ファイルの 種 類 XYZ を 追 加 する 場 合 一 覧 を 次 のように 変 更 します.PPT.POT.PPS.ZIP.XYZ. アイテムが 長 時 間 アーカイブキューに 留 まる Microsoft メッセージキューの Enterprise Vault ストレージアーカイブキューに 長 時 間 アイテムが 留 まる 理 由 の 1 つは アイテムの 変 換 に 時 間 がかかっているためです 変 換 の 最 大 時 間 に 達 するとアイテムはアーカイブされますが HTML バージョンは 作 成 され ません アイテムがアーカイブされ メッセージが Windows アプリケーションイベントログ に 書 き 込 まれます 多 くのアイテムが 許 容 されるデフォルトの 10 分 より 長 くかかっている 場 合 タイムアウト 値 を 変 更 できます タイムアウトを 変 更 するには 次 のレジストリキーを 編 集 します HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault ConversionTimeout

301 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パフォーマンスの 調 整 301 このキーの 単 位 は 分 です コンテンツ 変 換 からのアイテムの 除 外 アイテムの 一 部 の 種 類 で 変 換 時 に 問 題 が 発 生 することが 判 断 された 場 合 それらを 変 換 対 象 から 除 外 できます アイテムの 属 性 は 通 常 どおりにインデックス 付 けされ アイテムは そのネーティブ 形 式 でアーカイブされますが HTML に 変 換 されません ユーザーは コンテンツが HTML に 変 換 されていないアイテムをプレビューすることはできません アイテムを 変 換 から 除 外 するには アイテムの 拡 張 子 を 次 のレジストリキーに 追 加 します HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARE KVS Enterprise Vault ExcludedFileTypesFromConversion キーの 形 式 は 次 のようになります.filetype[.filetype]. たとえば *.JPG ファイルと *.CAD ファイルを 変 換 から 除 外 するには キーを 次 のように 設 定 します.JPG.CAD. このレジストリキーには 現 在 変 換 されないすべてのファイルの 種 類 が 一 覧 表 示 されま す

302 302 第 19 章 カスタマイズとベストプラクティス パフォーマンスの 調 整

303 20 監 査 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 監 査 について 監 査 データベースの 作 成 監 査 の 設 定 監 査 ログの 表 示 調 整 監 査 について Enterprise Vault の 監 査 は 多 くのさまざまなカテゴリのアクティビティを 記 録 します す べての 監 査 はデフォルトで 無 効 にされていますが 有 効 にして 監 査 するカテゴリを 指 定 できます 監 査 データベースはオプションで Enterprise Vault サービスを 実 行 しているコンピュー タに 配 置 できます ただし Enterprise Vault ディレクトリデータベースと 同 じ SQL Server でホストする 必 要 があります 監 査 は 次 の 手 順 で 設 定 します 監 査 データベースを 作 成 します 各 Enterprise Vault サーバーで 監 査 を 設 定 します 以 下 のセクションでは これらの 操 作 について 詳 しく 説 明 します 監 査 データベースの 作 成 このセクションでは 管 理 コンソールを 使 って 監 査 データベースを 作 成 する 方 法 について 説 明 します データベースを 作 成 してから 新 しいデータベースにロールオーバーする

304 304 第 20 章 監 査 監 査 の 設 定 監 査 の 設 定 場 合 管 理 コンソールを 使 って 実 行 することはできません 手 順 について 詳 しくはサポー ト 記 事 の 監 査 データベースのロールオーバー を 参 照 してください 監 査 データベースを 作 成 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの Enterprise Vault ディレクトリを 右 クリックし コンテキ ストメニューの[ 監 査 の 有 効 化 ]をクリックします 2 [ 監 査 データベースの 場 所 ]の 下 の[ 参 照 ]をクリックして 監 査 データベースに 利 用 可 能 な 場 所 を 表 示 します 3 監 査 データベース 用 の 新 しいフォルダを 作 成 する 場 合 は [ 新 規 フォルダ]をクリック します 4 監 査 データベースに 使 う 場 所 をクリックして [OK]をクリックします 5 [トランザクションログの 場 所 ]の 下 の[ 参 照 ]をクリックして 監 査 データベースのトラ ンザクションログに 利 用 可 能 な 場 所 を 表 示 します 6 トランザクションログ 用 の 新 しいフォルダを 作 成 する 場 合 は [ 新 規 フォルダ]をクリッ クします 7 ログに 使 う 場 所 をクリックして [OK]をクリックします 8 [OK]をクリックして [ 監 査 の 設 定 ]ダイアログボックスを 閉 じます 9 Enterprise Vault によってデータベースが 作 成 されるまでしばらく 待 機 します 10 Enterprise Vault で 監 査 データベースが 作 成 されたことを 確 認 するメッセージが 表 示 されたら [OK]をクリックしてメッセージを 消 去 します Enterprise Vault の 監 査 は 多 くのさまざまなカテゴリのデータを 記 録 します カテゴリご とに 監 査 を 有 効 と 無 効 のどちらにするかを 指 定 できます すべてのカテゴリで 監 査 の 概 要 データを 記 録 できますが 一 部 のカテゴリでは 詳 細 データも 記 録 できます 監 査 を 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 される までツリーを 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]コンテナをクリックします 3 監 査 を 有 効 または 無 効 にするコンピュータを 右 クリックして コンテキストメニューで [プロパティ]をクリックします 4 [ 監 査 ]タブをクリックします

305 第 20 章 監 査 監 査 の 設 定 すべての 監 査 を 有 効 または 無 効 にする 場 合 は [ 以 下 のカテゴリに 基 づいてエントリ を 監 査 ]にチェックマークを 付 けるかはずします または 必 要 な 監 査 カテゴリのチェッ クマークを 付 けるかはずします 表 示 削 除 復 元 アーカイブ PST 移 行 NSF 移 行 管 理 アクティビティ 詳 細 検 索 オンライン XML の 取 得 保 存 セットの 状 態 SPS アーカイブ ユーザー 添 付 ファイルを 表 示 FS アーカイブ Domino アーカイブ Domino 復 元 アーカイブ 済 みアイテムの 表 示 の 詳 細 を HTML 形 式 または 独 自 のファイル 形 式 で 記 録 します 手 動 で 削 除 されるアーカイブ 済 みアイテムの 詳 細 を 記 録 します Enterprise Vault では 有 効 期 限 切 れによる 削 除 は 監 査 されま せん 復 元 するアーカイブ 済 みアイテムの 詳 細 を 記 録 します アーカイブされるアイテムの 詳 細 情 報 を 手 動 操 作 またはスケジュー ル 実 行 によって 記 録 します PST ファイルから 移 行 されるアイテムの 詳 細 を 記 録 します NSF ファイルから 移 行 されるアイテムの 詳 細 を 記 録 します 管 理 コンソールで 行 われた 設 定 の 変 更 ( 新 しいサービスの 追 加 アーカイブの 作 成 メールボックスの 有 効 化 など) の 詳 細 を 記 録 し ます Outlook または Web Access アプリケーションで 実 行 された 検 索 の 詳 細 ( 検 索 語 や 検 出 アイテム 数 など) を 記 録 します SharePoint Portal Server に 取 り 込 んだ 文 書 の 詳 細 を 記 録 しま す (サポート 専 用 ) 保 存 セットファイルが 利 用 可 能 であるかどうかを 記 録 します SharePoint Portal Server 内 部 からアーカイブされるアイテムの 詳 細 を 記 録 します 独 自 の 監 査 エントリの 詳 細 を 記 録 します このエントリは 管 理 サー ビスで 提 供 される COM オブジェクトを 呼 び 出 して 追 加 できます この 方 法 の VBS と ASP の 例 については 以 下 を 参 照 してください SharePoint Portal Server からのアーカイブ 済 みアイテムの 表 示 の 詳 細 を 記 録 します ファイルシステムアーカイブからのストレージイベントの 詳 細 を 記 録 します Domino のアーカイブアクティビティ Domino の 復 元 アクティビティ

306 306 第 20 章 監 査 監 査 の 設 定 Exchange の 同 期 アーカイブフォルダの 更 新 保 持 カテゴリの 更 新 Exchange 管 理 内 容 の 設 定 の 作 成 修 正 削 除 の 詳 細 を 記 録 し ます Exchange 管 理 フォルダからアーカイブし 管 理 内 容 の 設 定 と 同 期 するように 設 定 されている 場 合 Enterprise Vault は 関 連 する 詳 細 を 記 録 します 別 のメールボックスフォルダに 移 動 されるアーカイブ 済 みアイテム の 保 存 セット ID 移 動 元 フォルダ 移 動 先 フォルダを 記 録 します アーカイブ 済 みアイテムの 保 持 カテゴリに 対 する 変 更 の 詳 細 を 記 録 します 6 [OK]をクリックして 変 更 内 容 を 保 存 します 7 コンピュータ 上 の Enterprise Vault サービスを 再 起 動 します 独 自 の 監 査 エントリの 詳 細 の 記 録 管 理 サービスから 提 供 される COM オブジェクトを 呼 び 出 して 独 自 の 監 査 エントリの 詳 細 を 記 録 できます 次 の 例 にこの 方 法 を 示 します VBS の 例 ' ' Script to add data to the audit log via the use of WScript - the ' root object of the Windows Script Host object model hierarchy. ' The Admin Service must be started on the current computer. ' ' Run this script by typing the following: ' WScript.exe Audit.vbs ' CScript.exe Audit.vbs ' Dim AuditIt ' Echo a line to the console stating that we are about to add an ' entry to the audit log. WScript.Echo "About to add an entry to the audit log" ' Create an instance of the Audit COM object that is served by the ' Admin Service.The id of the object is AdminService.EVAdminAudit. Set AuditIt = WScript.CreateObject("AdminService.EVAdminAudit") ' Audit the following values to the audit log. ' Parameter one is the category of the operation. ' Parameter two is the sub category ' Parameter three is the identifier of the object being audited. ' Parameter four is the status of the operation. ' Parameter five is the field to add any information required.

307 第 20 章 監 査 監 査 ログの 表 示 307 ' AuditIt.Audit "Test Category", "Test Sub Category", "ObjectId", "SUCCESS", " WScript.Echo "Finished the audit." ASP の 例 LANGUAGE = VBScript %> <% Option Explicit %> <!-- Run this script by placing it in a virtual directory called, for example, Te --> <% Dim AuditIt Response.Write "Starting " ' Echo a line to the console stating that we are about to add an ' entry to the audit log. Set AuditIt = Server.CreateObject("AdminService.EVAdminAudit") ' Audit the following values to the audit log. ' Parameter one is the category of the operation. ' Parameter two is the sub category. ' Parameter three is the identifier of the object being audited. ' Parameter four is the status of the operation. ' Parameter five is the field to add any information required. ' AuditIt.Audit "Test Category", "Test Sub Category", "ObjectId", "SUCCESS", " Response.Write "Completed" %> 監 査 ログの 表 示 Enterprise Vault には Audit Viewer ユーティリティが 付 属 しており 監 査 データベース に 記 録 されたデータを 表 示 フィルタ 処 理 することができます Audit Viewer について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください 以 下 の 手 順 に 従 って 監 査 ログを 表 示 することもできます

308 308 第 20 章 監 査 調 整 監 査 ログを 表 示 する 方 法 1 Windows の[スタート]メニューで[すべてのプログラム] [Microsoft SQL Server] [クエリ アナライザ]の 順 に 選 択 します 2 [SQL クエリ アナライザ]ウィンドウの 上 部 で [EnterpriseVaultAudit]データベー スを 選 択 します 3 クエリーのウィンドウで 次 のコマンドを 入 力 します SELECT * FROM EVAuditView ORDER BY AuditDate DESC 4 F5 キーを 押 してコマンドを 実 行 します 調 整 接 続 数 の 修 正 監 査 が 有 効 になっているコンピュータごとに 監 査 データベースに 接 続 できる 数 が 制 限 さ れています これらの 接 続 は 必 要 に 応 じて 再 使 用 されます 監 査 では 監 査 データベー スへの 接 続 のプールが 使 われます Enterprise Vault では これらの 接 続 の 使 用 レベ ルをログに 記 録 でき 必 要 に 応 じて 接 続 数 を 修 正 できます 接 続 情 報 のログを 有 効 または 無 効 にする 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 される までツリーを 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]コンテナをクリックします 3 ログを 有 効 または 無 効 にするコンピュータを 右 クリックして コンテキストメニューで[プ ロパティ]をクリックします 4 [ 監 査 ]タブをクリックします 5 [ 詳 細 ]をクリックします 6 [データベース 情 報 をログに 記 録 ]のチェックマークを 付 けるかはずして ログを 有 効 または 無 効 にします 7 [OK]をクリックします 8 コンピュータ 上 の Enterprise Vault サービスを 再 起 動 します 監 査 が 有 効 になっている Enterprise Vault サービスは 停 止 するときに 使 用 した 接 続 数 と 利 用 可 能 な 最 大 接 続 数 を 示 すイベントをログに 記 録 します この 情 報 を 使 って 接 続 プールサイズを 変 更 するかどうかを 判 断 できます

309 第 20 章 監 査 調 整 309 接 続 プールサイズを 変 更 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 される までツリーを 展 開 します 2 [Enterprise Vault サーバー]コンテナをクリックします 3 ログを 有 効 または 無 効 にするコンピュータを 右 クリックして コンテキストメニューで[プ ロパティ]をクリックします 4 [ 監 査 ]タブをクリックします 5 [ 詳 細 ]をクリックします 6 各 Enterprise Vault サービスの 接 続 数 を 設 定 します 7 [OK]をクリックします 8 コンピュータ 上 の Enterprise Vault サービスを 再 起 動 します

310 310 第 20 章 監 査 調 整

311 21 Enterprise Vault のバック アップ この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています Enterprise Vault バックアップについて Enterprise Vault バックアップモード Enterprise Vault データのバックアップ バックアップモードの cmdlet 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップコマンドの 生 成 バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用 Enterprise Vault バックアップについて システム 障 害 が 発 生 した 場 合 にデータ 損 失 を 防 止 し 回 復 の 手 段 を 提 供 するため Enterprise Vault で 効 果 的 なバックアップ 戦 略 を 検 討 することが 必 要 です この 戦 略 を 計 画 するときには 複 数 のシステム 間 に Enterprise Vault のコンポーネントを 分 散 でき る 点 を 考 慮 してください Enterprise Vault が 依 存 するリソースは Enterprise Vault の サービスやタスクからリモートの 位 置 に 配 置 される 場 合 があります この 章 では 次 の 内 容 について 説 明 します バックアップの 実 行 中 に インデックスの 場 所 とボルトストアをバックアップモードにで きる Enterprise Vault のバックアップモード バックアップする 必 要 があるデータベース バックアップする 必 要 があるデータの 場 所 とインデックスの 場 所 バックアップスクリプトでの Enterprise Vault のバックアップモード PowerShell cmdlet の 使 用

312 312 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ Enterprise Vault バックアップモード Enterprise Vault システムがクラスタ 環 境 にある 場 合 は シマンテック 社 のサポート Web サイトにある 次 の 文 書 を 参 照 してください この 文 書 には VCS または Microsoft サーバークラスタを 使 ってクラスタ 化 された Enterprise Vault システムのバックアップの 実 行 に 関 する 補 足 情 報 が 記 載 されていま す Enterprise Vault バックアップモード Enterprise Vault を 使 うと データバックアップの 期 間 中 インデックスの 場 所 とボルトス トアをバックアップモードに 設 定 できます インデックスの 場 所 またはボルトストアパーティ ションがバックアップモードである 間 Enterprise Vault はこれらの 場 所 にはデータを 書 き 込 みません ただし インデックスの 場 所 とボルトストアがバックアップモードであっても ユーザーに 対 するサービスは 維 持 されます ユーザーは 引 き 続 き 検 索 したり アーカイブ からアイテムを 取 り 込 んだりできます インデックスの 場 所 とボルトストアのバックアップモードは Enterprise Vault 管 理 コンソー ルで 設 定 できます Enterprise Vault 管 理 シェルで PowerShell の cmdlet を 使 って インデックスの 場 所 とボルトストアのバックアップモードの 設 定 クリア レポート 取 得 を 実 行 することもできます p.316 の バックアップモードの cmdlet を 参 照 してください ボルトストアのバックアップモードを 管 理 するには ユーザーアカウントにストレージ 管 理 者 役 割 を 割 り 当 てる 必 要 があります インデックスの 場 所 のバックアップモードを 管 理 する には ユーザーアカウントにメイン 管 理 者 役 割 を 割 り 当 てる 必 要 があります p.20 の 役 割 ベースの 管 理 を 参 照 してください 管 理 コンソールでは 次 の 場 所 でボルトストアのバックアップモードを 設 定 クリアできま す Enterprise Vault サイトのコンテキストメニュー ボルトストアグループのコンテキストメニュー ボルトストアのコンテキストメニュー 次 の 場 所 でインデックスの 場 所 のバックアップモードを 設 定 クリアできます Enterprise Vault サイトのコンテキストメニュー Enterprise Vault サーバーのコンテキストメニュー インデックスサービスのプロパティ インデックスの 場 所 とボルトストアでバックアップモードの 設 定 と 設 定 解 除 を 行 う 場 合 イ ベントは Enterprise Vault イベントログに 書 き 込 まれます インデックスの 場 所 がバック アップモードである 場 合 インデックスサービスはイベントの 開 始 時 にもイベントを 書 き 込

313 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ Enterprise Vault データのバックアップ 313 みます このイベントは バックアップモードにあるすべてのインデックスの 場 所 を 示 しま す 次 の 例 に 管 理 コンソールでのバックアップモードの 使 い 方 を 示 します 最 初 の 例 は ボ ルトストアグループのすべてのボルトストアにバックアップモードを 設 定 する 手 順 です 2 番 目 の 例 は EVServer.domain1.local というサーバーにあるインデックスの 場 所 の 現 在 のバックアップモード 設 定 を 確 認 する 手 順 です ボルトストアグループのすべてのボルトストアにバックアップモードを 設 定 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインの[ボルトストアグループ]コンテナを 展 開 します 2 バックアップモードに 設 定 するボルトストアが 含 まれるボルトストアグループを 右 クリッ クし [ 状 態 を 設 定 ] [すべてのボルトストアにバックアップモードを 設 定 ]の 順 にク リックします 右 ペインの[バックアップモード] 列 に ボルトストアグループのすべてのボルトストアにバッ クアップモードが 設 定 されたことが 表 示 されます インデックスの 場 所 の 現 在 のバックアップモード 設 定 を 確 認 する 方 法 とその 設 定 を 変 更 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー] [EVServer.domain1.local] [サービス]の 順 に 参 照 します 2 右 ペインで[Enterprise Vault Indexing Service]を 右 クリックし [プロパティ]をク リックします 3 [インデックスの 場 所 ]タブをクリックします 4 [バックアップモード] 列 に サーバー 上 のすべてのインデックスの 場 所 の 現 在 のバッ クアップモード 設 定 が 表 示 されます これらのいずれの 場 所 の 設 定 も 変 更 できます Enterprise Vault データのバックアップ 次 の Enterprise Vault データとデータベースをバックアップする 必 要 があります Enterprise Vault システムデータベース フィンガープリントデータベース ボルトストアパーティションとボルトストアデータベース インデックスの 場 所 Enterprise Vault システムデータベース Enterprise Vault システムの 完 全 バックアップを 行 うには 次 のシステムデータベースが ある 場 合 これらのシステムデータベースをすべてバックアップする 必 要 があります EnterpriseVaultDirectory

314 314 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ Enterprise Vault データのバックアップ EnterpriseVaultMonitoring EnterpriseVaultAudit EnterpriseVaultFSAReporting EnterpriseVaultAudit データベースと EnterpriseVaultFSAReporting データベー スが 存 在 するのは Enterprise Vault の 監 査 機 能 と FSA レポート 機 能 を 設 定 した 場 合 のみです 他 社 の SQL バックアップツールを 使 わない 場 合 に Enterprise Vault SQL データベー スをバックアップするのに 実 行 できる 手 順 については シマンテック 社 のサポート Web サ イトにある 次 の 文 書 を 参 照 してください メモ: すべての Enterprise Vault サーバーは 完 全 なシステムとファイルのバックアップ も 持 つ 必 要 があります すべての Enterprise Vault サービスは 情 報 をレジストリに 格 納 するため このバックアップにはレジストリを 含 める 必 要 があります Enterprise Vault シ ステムデータベースのバックアップと 同 時 に このシステムとファイルをバックアップするこ とを 検 討 してください フィンガープリントデータベース 各 ボルトストアグループには 通 常 Enterprise Vault 単 一 インスタンスストレージを 可 能 にするデータを 保 持 するフィンガープリントデータベースがあります 各 フィンガープリントデータベースは EVVSG_vaultstoregroup_n_m という 名 前 で vaultstoregroup は スペースが 削 除 されたボルトストアグループの 名 前 です n と m は 内 部 で 生 成 される 整 数 です 対 応 するボルトストアグループでバックアップモードを 設 定 したり フィンガープリントデー タベースのバックアップと 同 時 にすべてのボルトストアのバックアップを 行 う 必 要 もありま す p.312 の Enterprise Vault バックアップモード を 参 照 してください 他 社 の SQL バックアップツールを 使 わない 場 合 に Enterprise Vault SQL データベー スをバックアップするのに 実 行 できる 手 順 については シマンテック 社 のサポート Web サ イトにある 次 の 文 書 を 参 照 してください ボルトストアパーティションとボルトストアデータベース 各 ボルトストアには EVvaultstore_n という 名 前 のデータベースがあります ここで vaultstore は スペースを 削 除 したボルトストアの 名 前 で n は 内 部 で 生 成 される 整 数 で す

315 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ Enterprise Vault データのバックアップ 315 インデックスの 場 所 ボルトストアパーティションのバックアップと 同 時 にボルトストアデータベースをバックアッ プします ボルトストアデータベースとボルトストアパーティションをバックアップする 前 に ボルトスト アをバックアップモードにします p.312 の Enterprise Vault バックアップモード を 参 照 してください Enterprise Vault のセーフコピーの 削 除 Enterprise Vault は ボルトストアパーティションがバックアップされていることを 検 出 す ると 以 前 にアーカイブしたアイテムのセーフコピーを 自 由 に 削 除 できます Enterprise Vault は バックアップソフトウェアによってバックアップ 後 にアーカイブ 属 性 がクリアされ る 場 合 に 個 々のファイルのアーカイブ 属 性 を 調 べることによって パーティションがバッ クアップされていることを 検 出 できます または トリガファイルのしくみを 使 うことができま す バックアップソフトウェアとパーティションバックアップの 検 出 の 関 係 について 詳 しくは Symantec Enterprise Vault インストール/ 設 定 の Enterprise Vault のセーフコピー に 関 する 説 明 を 参 照 してください それぞれの Enterprise Vault インデックスサービスは 複 数 の 場 所 にインデックスを 格 納 できるため これらすべての 場 所 をバックアップする 必 要 があります インデックスの 場 所 は [Enterprise Vault Indexing Service]プロパティの[インデックスの 場 所 ]タブに 一 覧 表 示 されます 次 の 手 順 は EVServer.domain1.local というサーバーでのバックアップに 必 要 なイン デックスの 場 所 を 確 認 する 方 法 を 示 しています メモ: バックアップするすべてのインデックスの 場 所 の 完 全 な 一 覧 を 確 認 するには イン デックスサービスを 実 行 しているすべての Enterprise Vault サーバーでこの 手 順 を 完 了 する 必 要 があります バックアップする 必 要 のあるインデックスの 場 所 の 完 全 な 一 覧 を 確 認 する 方 法 1 管 理 コンソールの 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー] [EVServer.domain1.local] [サービス]の 順 に 参 照 します 2 右 ペインで[Enterprise Vault Indexing Service]を 右 クリックし [プロパティ]をク リックします 3 [インデックスの 場 所 ]タブをクリックし バックアップする 必 要 のあるインデックスの 場 所 を 書 き 留 めます

316 316 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップモードの cmdlet インデックスの 場 所 をバックアップする 前 に インデックスの 場 所 をバックアップモードに する 必 要 があります p.312 の Enterprise Vault バックアップモード を 参 照 してください バックアップモードの cmdlet Enterprise Vault には 次 の 対 象 に 使 ってバックアップモードを 設 定 クリアできる 一 連 の PowerShell の cmdlet が 用 意 されています ボルトストア ボルトストアグループ インデックスの 場 所 これらの cmdlet を 直 接 Enterprise Vault 管 理 シェルで 実 行 したり バックアップスクリ プトで 使 ったりすることができます たとえば バックアップ 前 スクリプトで cmdlet を 使 っ て バックアップを 実 行 する 前 にインデックスの 場 所 とボルトストアにバックアップモードを 設 定 できます バックアップの 完 了 後 は バックアップ 後 スクリプトで cmdlet を 使 って バックアップの 完 了 時 にバックアップモードをクリアします PowerShell の cmdlet を 直 接 実 行 する 方 法 (まず Enterprise Vault 管 理 シェルを 実 行 ) [スタート] [プログラム] [Enterprise Vault] [Enterprise Vault Management Shell]の 順 に 選 択 します PowerShell が 開 き Enterprise Vault スナップインがロードされ シェルでバックアップ モードの cmdlet が 利 用 できるようになります Enterprise Vault 管 理 シェルには 次 のバックアップモードの cmdlet が 用 意 されてい ます cmdlet Get-IndexLocationBackupMode Set-IndexLocationBackupMode Clear-IndexLocationBackUpMode Get-VaultStoreBackupMode Set-VaultStoreBackupMode Clear-VaultStoreBackupMode 説 明 インデックスの 場 所 の 現 在 のバックアップモード 設 定 のレポートを 取 得 します インデックスの 場 所 にバックアップモードを 設 定 します インデックスの 場 所 のバックアップモードをクリア します ボルトストアの 現 在 のバックアップモード 設 定 の レポートを 取 得 します ボルトストアにバックアップモードを 設 定 します ボルトストアのバックアップモードをクリアします

317 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップモードの cmdlet 317 すべての cmdlet についてヘルプが 利 用 できます たとえば 次 のコマンドを 実 行 すると Clear-VaultStoreBackupMode の 詳 細 なヘルプが 表 示 されます Get-Help Clear-VaultStoreBackupMode -detailed 環 境 の 設 定 に 基 づいていて バックアップスクリプトで 使 用 可 能 な 状 態 の PowerShell バックアップモードコマンドを 生 成 することもできます p.319 の 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップコマンドの 生 成 を 参 照 してくださ い インデックスの 場 所 の cmdlet の 構 文 インデックスの 場 所 のバックアップモードに 関 する 3 つの cmdlet の 構 文 はすべて 同 じで す 次 のように 指 定 します Set-IndexLocationBackupMode [-EVServerName] <String> [[-IndexRootPath] <String>] [-EVSiteName <String>] [<CommonParameters>] 次 の 例 に Set-IndexLocationBackupMode を 使 ってインデックスの 場 所 にバックアッ プモードを 設 定 する 方 法 を 示 します Set-IndexLocationBackupMode EVServer このコマンドを 実 行 すると サーバー EVServer に 関 連 付 けされたすべてのインデッ クスの 場 所 にバックアップモードが 設 定 されます Set-IndexLocationBackupMode EVServer -IndexRootPath f: indexing index0 このコマンドを 実 行 すると インデックスの 場 所 f: indexing index0 にバックアップ モードが 設 定 されます Set-IndexLocationBackupMode EVServer -EVSiteName Site1 このコマンドを 実 行 すると Site1 のすべてのインデックスの 場 所 にバックアップモード が 設 定 されます いずれの 場 合 も インデックスの 場 所 またはサイトを 所 有 するサーバーの 名 前 を 指 定 し て cmdlet がその ID を 検 索 できるようにする 必 要 があります インデックスの 場 所 サイト サーバーの ID がわかっている 場 合 次 の 構 文 を 使 ってバッ クアップモードを 設 定 できます Set-IndexLocationBackupMode [-EntryId <String>] [<CommonParameters>] 次 に 例 を 示 します Set-IndexLocationBackupMode -EntryId 1F3C7910CD579234AB8EB207F0ECEBCE EVServer.Domain1.local このコマンドを 実 行 すると 指 定 した ID を 持 つオブジェクトにバックアップモードが 設 定 さ れます インデックスの 場 所 の ID を 指 定 すると そのインデックスの 場 所 にバックアップ

318 318 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップモードの cmdlet モードが 設 定 されます サーバーまたはサイトの ID を 指 定 すると それに 関 連 付 けされ たすべてのインデックスの 場 所 にバックアップモードが 設 定 されます Clear-IndexLocationBackupMode では 同 じ 構 文 を 使 って インデックスの 場 所 の バックアップモードをクリアします Get-IndexLocationBackupMode でも 同 じ 構 文 を 使 って 現 在 のバックアップモード 設 定 のレポートを 取 得 します ボルトストアの cmdlet の 構 文 ボルトストアのバックアップモードに 関 する 3 つの cmdlet の 構 文 はすべて 同 じです 次 のように 指 定 します Clear-VaultStoreBackupMode [-Name] <String> [-EVServerName] <String> [-EvObjectType] <EVObjectType> [<CommonParameters>] 次 の 例 に Clear-VaultStoreBackupMode を 使 ってボルトストアとボルトストアグループ のバックアップモードをクリアする 方 法 を 示 します Clear-VaultStoreBackupMode VS1 EVServer VaultStore ボルトストア VS1 のバックアップモードがクリアされます Clear-VaultStoreBackupMode VSG1 EVServer VaultStoreGroup ボルトストアグループ VSG1 のすべてのボルトストアからバックアップモードがクリアさ れます Clear-VaultStoreBackupMode Site1 EVServer Site Site1 のすべてのボルトストアのバックアップモードがクリアされます いずれの 場 合 も ボルトストアまたはサイトを 所 有 するサーバーの 名 前 を 指 定 し オブジェ クトの 種 類 を 指 定 する 必 要 があります これらのパラメータを 使 うと cmdlet が 正 しい ID を 検 索 できます パラメータ 名 を 省 略 する 場 合 パラメータを 上 記 の 順 序 で 指 定 する 必 要 があります ただ し パラメータ 名 を 指 定 する 場 合 パラメータは 任 意 の 順 序 で 使 えます 次 に 例 を 示 しま す Clear-VaultStoreBackupMode -EVServerName EVServer -EVObjectType VaultStore -Name VS1 ボルトストア ボルトストアグループ サイトの ID がわかっている 場 合 次 の 構 文 を 使 って バックアップモードをクリアできます Clear-VaultStoreBackupMode -EntryId <String> [<CommonParameters>] 次 に 例 を 示 します Clear-VaultStoreBackupMode -EntryId 1F3C7910CD579234AB8EB207F0ECEBCE EVServer.Domain1.local

319 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップコマンドの 生 成 319 このコマンドを 実 行 すると 指 定 した ID を 持 つオブジェクトのバックアップモードがクリア されます ボルトストアの ID を 指 定 すると そのボルトストアのバックアップモードがクリア されます ボルトストアグループまたはサイトの ID を 指 定 すると それに 関 連 付 けされた ボルトストアのバックアップモードがクリアされます Set-VaultStoreBackupMode では 同 じ 構 文 を 使 って ボルトストアにバックアップモー ドを 設 定 します Get-VaultStoreBackupMode でも 同 じ 構 文 を 使 って 現 在 のバック アップモード 設 定 のレポートを 取 得 します 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップコマンドの 生 成 Enterprise Vault には Transform-Backup.ps1 という PowerShell スクリプトが 含 ま れます このスクリプトを 使 って 環 境 に 合 わせた PowerShell バックアップモードコマン ドを 生 成 できます Transform-Backup.ps1 は 環 境 内 の 次 の 各 エンティティ 用 のバックアップモード 設 定 コマンドとバックアップモードクリアコマンドが 含 まれている HTML ファイルを 生 成 します Enterprise Vault サイト (すべてのボルトストア) ボルトストアグループ ボルトストア Enterprise Vault サイト (すべてのインデックスの 場 所 ) この HTML ファイルからバックアップ 設 定 に 適 したコマンドを 使 うことができます たとえば 1 回 の 操 作 で Enterprise Vault サイト 全 体 に 関 連 付 けられたすべてのデータ をバックアップする 場 合 は サイトのボルトストアにバックアップモードを 設 定 するコマンド と サイトのインデックスの 場 所 にバックアップモードを 設 定 するコマンドをバックアップ 前 スクリプトに 含 める 必 要 があります バックアップ 操 作 が 完 了 したら サイトのボルトストアからバックアップモードをクリアするコ マンドと サイトのインデックスの 場 所 からバックアップモードをクリアするコマンドをバック アップ 後 スクリプトに 含 める 必 要 があります Transform-Backup.ps1 は 64 ビットシステム 上 の Enterprise Vault インストール 先 フォルダの 下 の Templates フォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault Reports Templates または C: Program Files (x86) Enterprise Vault Reports Templates) にあります スクリプトを 実 行 する 前 に PowerShell スクリプト 実 行 ポリシーを 設 定 して 署 名 済 みスク リプトのみが 実 行 されるようにする 必 要 があります これは 1 回 行 うだけで 済 みます

320 320 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用 PowerShell スクリプト 実 行 ポリシーを 設 定 する 方 法 1 [スタート] [プログラム] [Enterprise Vault] [Enterprise Vault Management Shell]の 順 にクリックして Enterprise Vault 管 理 シェルを 実 行 します 2 次 のコマンドを 実 行 します Set-ExecutionPolicy -executionpolicy AllSigned PowerShell スクリプト 実 行 ポリシーを 設 定 したら Transform-Backup.ps1 を 実 行 して 環 境 に 合 わせたバックアップモードコマンドを 生 成 できます スクリプトを 実 行 する 方 法 1 Enterprise Vault 管 理 シェルを 閉 じた 場 合 は [スタート] [プログラム] [Enterprise Vault] [Enterprise Vault Management Shell]の 順 にクリックします 2 Enterprise Vault インストール 先 フォルダの 下 の Reports Template フォルダに 移 動 します 3 次 のコマンドを 入 力 して スクリプトを 実 行 します. Transform-Backup.ps1 4 次 のプロンプトが 表 示 されます Do you want to run software from this untrusted publisher? R を 選 択 して スクリプトを 1 回 実 行 します スクリプトの 終 了 時 に Transform-Backup.ps1 によって 生 成 された HTML ファイルが デフォルトの Web ブラウザで 自 動 的 に 開 きます バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用 Enterprise Vault のバックアップモード PowerShell cmdlet は バックアップスクリプトら バックアップモードを 制 御 するために 使 います たとえば バックアップを 実 行 する 前 にボ ルトストアとインデックスの 場 所 にバックアップモードを 設 定 して バックアップの 完 了 後 に バックアップモードを 再 度 クリアできます このセクションでは バックアップスクリプトでの Enterprise Vault のバックアップモード PowerShell cmdlet の 使 い 方 について 説 明 します メモ: これらの cmdlet を 実 行 するには Enterprise Vault と Microsoft Windows PowerShell 1.0 をサーバーにインストールする 必 要 があります バックアップスクリプトでは 単 一 のコマンドを 使 って 次 の 操 作 を 実 行 できます Windows PowerShell の 新 しいインスタンスを 実 行 する Enterprise Vault PowerShell スナップインをロードする

321 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用 321 適 切 な cmdlet を 実 行 してバックアップモードを 制 御 する たとえば バックアップスクリプトの 開 始 部 分 またはバックアップ 前 スクリプトで 次 のコマン ドを 使 って バックアップの 実 行 前 にバックアップモードを 設 定 できます このコマンドに よって PowerShell が 実 行 され Enterprise Vault PowerShell スナップインがロードさ れて set-vaultstorebackupmode cmdlet が 実 行 されます その 結 果 次 のようにバッ クアップモードが Express Vault Store Group というボルトストアグループに 設 定 されま す powershell -psconsolefile "C: Program Files Enterprise Vault EVShell.psc1" -command "& {set-vaultstorebackupmode -name 'Express Vault Store Group' -evservername EVserver -evobjecttype vaultstoregroup}" バックアップが 完 了 したら スクリプトで 同 様 のコマンドを 実 行 してバックアップモードをク リアします 次 のように 指 定 します powershell -psconsolefile "C: Program Files Enterprise Vault EVShell.psc1" -command "& {clear-vaultstorebackupmode -name 'Express Vault Store Group' -evservername EVserver -evobjecttype vaultstoregroup}" 64 ビット 版 の Windows オペレーティングシステムでは 32 ビット 版 の PowerShell で Enterprise Vault PowerShell スナップインを 実 行 する 必 要 があります 32 ビット 版 の PowerShell は %SystemRoot% SysWow64 WindowsPowerShell v1.0 にインストー ルされています たとえばスクリプトでは 次 のパスから 直 接 32 ビット 版 PowerShell を 呼 び 出 すことがで きます %SystemRoot% SysWow64 WindowsPowerShell v1.0 powershell -psconsolefile "C: Program Files (x86) Enterprise Vault EVShell.psc1" -command "& {set-vaultstorebackupmode -name 'Express Vault Store Group' -evservername EVserver -evobjecttype vaultstoregroup}" または 32 ビット 版 の PowerShell のパスが 含 まれている 環 境 変 数 を 設 定 できます たと えば 次 のように ps32 という 環 境 変 数 を 設 定 して スクリプト 内 で 使 えます %ps32% powershell -psconsolefile "C: Program Files (x86) Enterprise Vault EVShell.psc1" -command "& {set-vaultstorebackupmode -name 'Express Vault Store Group' -evservername EVserver -evobjecttype vaultstoregroup}"

322 322 第 21 章 Enterprise Vault のバックアップ バックアップスクリプトでの PowerShell cmdlet の 使 用

323 22 ビルディングブロック 構 成 で のフェールオーバー この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています 機 能 するビルディングブロックソリューションの 設 定 機 能 するビルディングブロックソリューションの 設 定 この 章 では ビルディングブロックソリューションの 一 部 になっている Enterprise Vault サーバーに 障 害 が 発 生 した 場 合 や そのようなサーバーが 置 き 換 えられた 場 合 に 従 う 手 順 について 説 明 します この 手 順 を 使 う 前 に 機 能 するビルディングブロックソリューションを 設 定 してあることが 大 切 です フェールオーバーは 正 しく 設 定 された Enterprise Vault サイトで[サービスの 場 所 を 更 新 ]を 実 行 していないと 機 能 しません 機 能 するビルディングブロックソリューションを 設 定 する 方 法 1 動 作 しているサーバーにマッピングされるように 障 害 が 発 生 した Enterprise Vault サーバーの DNS エイリアスを 変 更 します Enterprise Vault サイトの 残 りのすべて のサーバーでこの 変 更 を 行 う 必 要 があります この 変 更 を 行 うために 使 う 方 法 は 所 属 する 組 織 の 手 順 によって 次 のように 異 なりま す ホストファイルの 使 用 Enterprise Vault サイトの 残 りのすべてのサーバーコン ピュータでホストファイルを 更 新 します DNS ゾーンの 使 用 DNS ゾーンを 更 新 して 新 しいエイリアスを 反 映 させます 2 Enterprise Vault サイト 内 の 任 意 のサーバーで 管 理 コンソールを 起 動 します 3 左 ペインで [Enterprise Vault サーバー]コンテナが 表 示 されるまでツリーを 展 開 します

324 324 第 22 章 ビルディングブロック 構 成 でのフェールオーバー 機 能 するビルディングブロックソリューションの 設 定 4 [Enterprise Vault サーバー]コンテナを 右 クリックし ショートカットメニューの[サー ビスの 場 所 を 更 新 ]をクリックします ボルトサービスアカウントのパスワードの 入 力 を 求 めるメッセージが 表 示 されます 5 ボルトサービスアカウントのパスワードを 入 力 して [OK]をクリックします Enterprise Vault によってサービスの 場 所 が 更 新 され 必 要 に 応 じて 新 しいサービ スが 作 成 されます 更 新 処 理 の 最 後 に そのサイトに 属 する 各 コンピュータ 上 のサービスを 示 す 概 略 画 面 が 表 示 されます 6 [サービスの 場 所 を 更 新 ]によってサービスが 作 成 された 場 合 は それらのサービス を 起 動 します 上 の 例 では サーバー Prague でインデックスサービスとストレージサービスを 起 動 する 必 要 があります

325 23 回 復 この 章 では 以 下 の 項 目 について 説 明 しています システム 全 体 のバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 Enterprise Vault コンポーネントの 回 復 VCS クラスタでの Enterprise Vault の 回 復 Microsoft サーバークラスタでの Enterprise Vault の 回 復 システム 全 体 のバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 Enterprise Vault 環 境 全 体 (システム サービス タスク) のアプリケーションバックアップ を 実 行 することを 選 択 した 場 合 次 の 手 順 によって 環 境 全 体 を 回 復 できます システム 全 体 のバックアップを 使 って Enterprise Vault を 回 復 する 方 法 1 システムのバックアップを 復 元 します 2 この 復 元 後 にコントロールパネルの[サービス]で 不 足 しているサービスがある 場 合 は 設 定 ウィザードを 使 ってサービス 情 報 を 再 構 築 します 3 そのコンピュータがディレクトリサービスコンピュータである 場 合 サービス 情 報 は 設 定 ウィザードによって 自 動 的 に 再 構 築 されます 4 ディレクトリサービスコンピュータで 次 の 手 順 を 記 載 順 に 実 行 します 設 定 ウィザードを 実 行 します [このコンピュータ 上 に 新 しいボルトディレクトリを 作 成 しますか?]という 質 問 に 対 して [いいえ 既 存 のリモートボルトディレクトリを 使 います]を 選 択 します

326 326 第 23 章 回 復 システム 全 体 のバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 ディレクトリサービスコンピュータの 名 前 を 入 力 し [ 次 へ]をクリックします ウィ ザードによってコンピュータの 詳 細 が 検 出 され サービスとタスクの 情 報 が 再 構 築 されます 環 境 回 復 の 手 順 障 害 が 発 生 した 場 合 次 の 手 順 に 従 って Enterprise Vault 環 境 を 回 復 します メモ: 異 なる 指 示 が 記 載 されている 場 合 を 除 き この 回 復 手 順 がすべて 完 了 するまで Enterprise Vault サービスを 起 動 しないでください Enterprise Vault 環 境 を 回 復 する 方 法 1 ファイルシステムのバックアップを 復 元 します 2 SQL のバックアップを 次 のように 復 元 します Enterprise Vault Directory Service コン ピュータにサービスを 提 供 する SQL Server Enterprise Vault Storage Service コン ピュータにサービスを 提 供 する SQL Server 次 のデータベースのバックアップを 復 元 します EnterpriseVaultDirectory master msdb 次 のデータベースのバックアップを 復 元 します すべてのボルトストアデータベース データ ベースの 名 前 は EVvault store name になります master msdb 監 視 データベースを 含 む SQL Server 監 視 データベースのバックアップを 復 元 します FSA レポート 用 データベースを 含 む SQL Server (FSA レポートを 設 定 している 場 合 ) FSA レポート 用 データベースのバックアップを 復 元 します 3 ボルトストアファイルを ストレージサービスコンピュータ 上 のもとの 場 所 に 復 元 しま す 4 インデックスサービスのファイルを インデックスサービスコンピュータ 上 のもとの 場 所 に 復 元 します 5 ショッピングサービスのファイルを ショッピングサービスコンピュータ 上 のもとの 場 所 に 復 元 します 6 操 作 を 繰 り 返 します

327 第 23 章 回 復 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 327 最 後 のバックアップセットが 作 成 されてから 加 えられた 変 更 が 存 在 するため また システム 障 害 が 発 生 する 前 に 特 定 の 操 作 が 完 了 していない 可 能 性 があるため 次 の 操 作 を 行 います 毎 日 のバックアップセットが 最 後 に 作 成 された 後 のアーカイブ 操 作 を 繰 り 返 しま す メールボックスのアーカイブ 待 ちアイテムをすべて 取 り 消 します 7 EVSVR コマンドラインユーティリティの 機 能 を 使 ってボルトストアパーティションとデー タベース 内 の 情 報 の 一 貫 性 を 確 認 し エラーがあれば 修 復 します このユーティリティについて 詳 しくは Symantec Enterprise Vault ユーティリティ を 参 照 してください データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 この 回 復 手 順 は レジストリを 含 む Enterprise Vault データのみをバックアップし Enterprise Vault サーバー 上 の 実 際 のシステムディスクはバックアップしていないことを 前 提 にしています Enterprise Vault サーバー 上 のシステムディスクもバックアップして いる 場 合 は Enterprise Vault 環 境 を 回 復 する 方 法 のガイドラインに 従 う 必 要 がありま す p.311 の Enterprise Vault バックアップについて を 参 照 してください ディザスタリカバリの 手 順 を 正 しく 行 うには 次 のものの 最 新 のバックアップが 利 用 可 能 で ある 必 要 があります ディレクトリデータベース すべてのボルトストアデータベース 監 視 データベース FSA レポート 用 データベース (FSA レポートが 設 定 されている 場 合 ) ボルトストアの 保 存 セットファイル インデックスデータ ショッピングデータ 以 下 の 回 復 手 順 は Enterprise Vault が 1 台 または 複 数 台 のサーバーに 展 開 されてい る 環 境 を 対 象 としています Enterprise Vault を 複 数 のサーバーで 実 行 している 場 合 ディザスタリカバリの 実 行 が 必 要 なのは 複 数 のサーバーのうち 1 台 のみという 場 合 もあ ります この 場 合 障 害 が 発 生 しているサーバーの 復 元 に 必 要 な 手 順 にのみ 従 ってくだ さい

328 328 第 23 章 回 復 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 個 々のサーバーの 回 復 手 順 は そのサーバーで どのような Enterprise Vault のサー ビスやタスクが 実 行 されていたかや どのような Enterprise Vault データが 格 納 されてい たかによって 異 なります 回 復 手 順 を 進 めるときにはこの 情 報 を 知 っている 必 要 がありま す 各 サーバーでどの Enterprise Vault コンポーネントが 実 行 されているかが 不 確 かな 場 合 ServiceLocations.sql という SQL スクリプトを 実 行 することによって その 情 報 を 入 手 できます このスクリプトは Enterprise Vault プログラムフォルダ ( 通 常 は C: Program Files Enterprise Vault) にインストールされています スクリプトを 実 行 する 前 に まず Enterprise Vault ディレクトリデータベースを 復 元 する 必 要 があります 手 順 1: ソフトウェアのサーバーへのインストール 以 前 インストールした Enterprise Vault に 関 連 するすべてのデータを 新 しいサーバー 上 に 回 復 する 必 要 があります 障 害 が 発 生 したサーバーごとに 新 しいコンピュータを 設 定 する 必 要 があります 理 想 的 には 置 き 換 えようとしているもとのコンピュータと 同 じ 名 前 で 各 コンピュータを 設 定 します メモ: 同 じ 名 前 を 使 うことが 不 可 能 な 場 合 は 回 復 手 順 で どのようにしてコンピュータ 名 の 変 更 に 対 応 させるかを 説 明 しています Windows のインストールから 開 始 し 次 に Enterprise Vault の 前 提 条 件 を 準 備 して 各 システムを 構 築 します 各 コンピュータにインストールする 必 要 がある 前 提 条 件 ソフト ウェアがはっきりわからない 場 合 は Enterprise Vault のマニュアルを 参 照 してください 正 しい 前 提 条 件 ソフトウェアを 各 サーバーに 設 定 したら サーバーに Enterprise Vault をインストールします 次 の 点 に 注 意 してください 新 しいサーバーでは それぞれもとのサーバーと 同 じフォルダに Enterprise Vault をインストールします 現 在 の 環 境 で 使 われているものと 同 じバージョンの Enterprise Vault をインストール します Enterprise Vault ソフトウェアのインストール 完 了 時 の 最 後 に 設 定 プログラムを 実 行 し ないでください 手 順 2: Enterprise Vault ディレクトリデータベースの 復 元 ディレクトリサービスデータベースを 以 前 管 理 していたサーバーを 回 復 しようとしている 場 合 は この 手 順 を 実 行 します

329 第 23 章 回 復 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 329 Enterprise Vault ディレクトリデータベースを 復 元 する 方 法 1 Enterprise Vault ディレクトリデータベースを 以 前 管 理 していた SQL Server コン ピュータで [スタート] [プログラム] [Microsoft SQL Server] [Enterprise Manager]の 順 に 選 択 し SQL Enterprise Manager を 起 動 します 2 [Database]コンテナが 表 示 されるまで 表 示 を 展 開 します 3 [ツール]メニューの[データベースの 復 元 ]をクリックします 4 [データベースの 復 元 ]ダイアログボックスの[データベースとして 復 元 ]フィールドで [EnterpriseVaultDirectory ]を 選 択 します 5 [ 復 元 ]の 横 にある[デバイスから]をクリックし [デバイス 選 択 ]をクリックします [ 復 元 デバイスの 選 択 ]ダイアログボックスが 表 示 されます 6 [ 追 加 ]をクリックします 7 [ 復 元 先 の 選 択 ]ダイアログボックスで 参 照 ボタン ([...]) をクリックします 8 [バックアップデバイスの 場 所 ]ダイアログボックスで 復 元 するバックアップを 選 択 し [OK]をクリックします 9 [OK]をクリックして [ 復 元 先 の 選 択 ]ダイアログボックスを 閉 じてから [ 復 元 デバイ スの 選 択 ]ダイアログボックスを 閉 じます 10 [データベースの 復 元 ]ページで [バックアップセットの 復 元 ]オプションと[データ ベース - 全 体 ]オプションが 選 択 されていることを 確 認 します 11 [オプション]タブをクリックします 12 [データベースは 操 作 可 能 状 態 別 のトランザクションログの 復 元 は 不 可 ] 選 択 しま す 13 [OK]をクリックして 復 元 を 開 始 します 手 順 3: ボルトストアデータベースの 復 元 ボルトストアデータベースを 以 前 管 理 していたサーバーを 回 復 しようとしている 場 合 は こ の 手 順 を 実 行 します 回 復 が 必 要 なボルトストアごとに この 手 順 を 実 行 します

330 330 第 23 章 回 復 データのみのバックアップを 使 った Enterprise Vault の 回 復 ボルトストアデータベースを 復 元 する 方 法 1 [スタート] [プログラム] [Microsoft SQL Server] [Enterprise Manager]の 順 に 選 択 し SQL Enterprise Manager を 起 動 します [データベース]コンテナが 表 示 されるまで 表 示 を 展 開 します 2 [ツール]メニューの[データベースの 復 元 ]をクリックします 3 [データベースの 復 元 ]ページの[データベースとして 復 元 ]フィールドに 復 元 する ボルトストアデータベースの 名 前 を 入 力 します 4 [ 復 元 ]の 横 にある[デバイスから]をクリックし [デバイス 選 択 ]をクリックします 5 [ 追 加 ]をクリックします 6 復 元 するファイルを 選 択 し [OK]をクリックします 7 [OK]をクリックして[ 復 元 デバイスの 選 択 ]ページを 閉 じます 8 [バックアップセットの 復 元 ]オプションと[データベース - 全 体 ]オプションが 選 択 さ れていることを 確 認 し [OK]をクリックします これで ボルトストアデータベースのバックアップが 復 元 されます 9 [OK]をクリックして 成 功 のメッセージを 閉 じます 10 回 復 が 必 要 なボルトストアごとにこの 手 順 を 繰 り 返 します 手 順 4: 監 視 データベースの 復 元 監 視 データベースを 回 復 する 必 要 がある 場 合 は この 手 順 を 実 行 します この 手 順 では 次 の 処 理 を 行 います

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