DIAdem: Data Mining, Analysis and Report Generation (Japanese) - National Instruments

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1 DIAdemTM マニュアル データ検索 解析 レポート作成 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2011 年 7 月 J-0112 翻訳 : NI DIAdem 日本総販売元株式会社共和電業

2 株式会社共和電業 東京都調布市調布ヶ丘 インターネットサポートサポート電子メール 日本語ホームページ : 電話サポート ( 日本 ) Tel: Fax: National Instruments Corporation North Mopac Expressway Austin, Texas USA Tel: サポート情報の詳細については 技術サポートおよびサービス を参照してください ナショナルインスツルメンツのドキュメントに関してご意見をお寄せいただく場合は ナショナルインスツルメンツのウェブサイト ni.com/jp の右上にある Info Code に feedback とご入力ください National Instruments Ireland Resources Limited. All rights reserved.

3 必ずお読みください 保証 NI のソフトウェア製品が記録されている媒体は 素材および製造技術上の欠陥によるプログラミング上の問題に対して 受領書などの書面によって示される出荷日から 90 日間保証致します NI は 保証期間中にこのような欠陥の通知を受け取った場合 弊社の裁量により プログラミングの指示どおりに実行できないソフトウェア媒体を修理 交換致します NI は ソフトウェアの操作が中断されないこと および欠陥のないことを保証致しません お客様は 保証の対象となる製品を NI に返却する前に 返品確認 (RMA: Return Material Authorization) 番号を NI から取得し パッケージ外に明記する必要があります NI は 保証が及んでいる部品をお客様に返却する輸送費を負担いたします 本書の内容については万全を期しており 技術的内容に関するチェックも入念に行っております 技術的な誤りまたは誤植があった場合 NI は 本書を所有するお客様への事前の通告なく 本書の次の版を改訂する権利を有します 誤りと思われる個所がありましたら NI へご連絡ください NI は 本書およびその内容により またはそれに関連して発生した損害に対して 一切責任を負いません NI は ここに記載された以外 明示または黙示の保証は致しません 特に 商品性または特定用途への適合性に関する保証は致しません NI 側の過失または不注意により発生した損害に対するお客様の賠償請求権は お客様が製品に支払われた金額を上限とします NI は データの消失 利益の損失 製品の使用による損失 付随的または間接的損害に対して その損害が発生する可能性を通知されていた場合でも 一切の責任を負いません NI の限定保証は 訴訟方式 契約上の責任または不法行為に対する責任を問わず 過失責任を含め 適用されます NI に対する訴訟は 訴訟原因の発生から 1 年以内に提起する必要があります NI は NI の合理的に管理可能な範囲を超えた原因により発生した履行遅延に関しては一切の責任を負いません 所有者がインストール 操作 保守に関する NI の指示書に従わなかったため 所有者による製品の改造 乱用 誤用 または不注意な行動 さらに停電 サージ 火災 洪水 事故 第三者の行為 その他の合理的に管理可能な範囲を超えた事象により発生した損害 欠陥 動作不良またはサービスの問題については 本書に定める保証の対象となりません 著作権 For copyright notices, conditions, and disclaimers, including information regarding certain third-party components used in DIAdem, refer to the Copyright appendix. 商標 DIAdem LabVIEW National Instruments NI ni.com National Instruments のコーポレートロゴ及びイーグルロゴは National Instruments Corporation の商標です その他の National Instruments の商標については ni.com/trademarks に掲載されている Trademark Information をご覧下さい 本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は それぞれの企業の商標または商号です National Instruments Alliance Partner Program のメンバーは National Instruments より独立している事業体であり National Instruments と何ら代理店 パートナーシップまたはジョイント ベンチャーの関係にありません 特許 National Instruments の製品 / 技術を保護する特許については ソフトウェアで参照できる特許情報 ( ヘルプ 特許情報 ) メディアに含まれている patents.txt ファイル または National Instruments Patent Notice (ni.com/patents) のうち 該当するリソースから参照してください 輸出関連法規の遵守に関する情報ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する方針については 輸出関連法規の遵守に関する情報 (ni.com/legal/ja/export-compliance) を参照してください National Instruments Corporation 製品を使用する際の警告 (1) National Instruments Corporation( 以下 NI という ) の製品は 外科移植またはそれに関連する使用に適した機器の備わった製品として または動作不良により人体に深刻な障害を及ぼすおそれのある生命維持装置の重要な機器として設計されておらず その信頼性があるかどうかの試験も実行されていません (2) 上記を含むさまざまな用途において 不適切な要因によってソフトウェア製品の操作の信頼性が損なわれるおそれがあります これには 電力供給の変動 コンピュータハードウェアの誤作動 コンピュータのオペレーティングシステムソフトウェアの適合性 アプリケーション開発に使用したコンパイラや開発用ソフトウェアの適合性 インストール時の間違い ソフトウェアとハードウェアの互換性の問題 電子監視 制御機器の誤作動または故障 システム ( ハードウェアおよび / またはソフトウェア ) の一時的な障害 予期せぬ使用または誤用 ユーザまたはアプリケーション設計者の側のミスなどがありますが これに限定されません ( 以下 このような不適切な要因を総称して システム故障 という ) システム故障が財産または人体に危害を及ぼす可能性 ( 身体の損傷および死亡の危険を含む ) のある用途の場合は システム故障の危険があるため 1 つの形式のシステムにのみ依存すべきではありません 損害 損傷または死亡といった事態を避けるため ユーザまたはアプリケーション設計者は 適正で慎重なシステム故障防止策を取る必要があります これには システムのバックアップまたは停止が含まれますが これに限定されません 各エンドユーザのシステムはカスタマイズされ NI のテスト用プラットフォームとは異なるた

4 め そしてユーザまたはアプリケーション設計者が NI の評価したことのない または予期していない方法で NI 製品を他の製品と組み合わせて使用する可能性があるため NI 製品をシステムまたはアプリケーションに統合する場合は ユーザまたはアプリケーション設計者が NI 製品の適合性を検証 確認する責任を負うものとします これには このようなシステムまたはアプリケーションの適切な設計 プロセス 安全レベルが含まれますが これに限定されません

5 目次 このマニュアルについて表記規則...ix 関連ドキュメント...x 第 1 章 DIAdem による作業 DIAdem パネル DIAdem ユーザ インタフェース DIAdem のスタートアップ画面 クイックツアーとサンプル ドキュメントと Web サポート NI License Manager 第 2 章データを検索し管理する外部データをマイニングする 検索を拡張する 検索条件を入力する データファインダーを設定する ローカルデータファインダーを設定する リモートデータファインダーを設定する データストアをナビゲートする データストアを設定する ファイルとデータストアからデータを読み込む 内部データを Data Portal で管理する チャネルで作業する 数値チャネル 波形チャネル 時間チャネル およびテキストチャネル D データと 3D データを編成する データプロパティを編集および作成する 単位テーブルを使用する 内部データを保存する 第 3 章データを画像解析し編集するワークシートのデザイン レイアウトを編集する チャネルテーブルにデータを入力および編集する データをカーブで表示する カーブの一部をズームする National Instruments Ireland Resources Limited v DIAdem データ検索 解析 レポート作成

6 目次 カーブを解析する カーブを編集する カーブをビデオやマップと同期化する ビデオとカーブを評価する ビデオとデータを同期化する マップとカーブを評価する D データ表示 等値線による等高線表示 データを 3D モデルに投影する ビューを編集する ダイアログボックスを使用して対話形式で評価する テキストと画像をデザインに使用する 第 4 章数学関数を使ってデータを解析する標準関数を使用する カリキュレーターで数式を演算する 数式を入力する チャネルで演算する 関数と単一値で演算する スクリプトで演算する 標準関数を呼び出す 独自の数式を演算する 単一値を割り当てる 関数を使用する プログラム変数 VBS 変数 数量ベースの演算 演算マネージャーで演算する MathScript を定義する 無効値を使用する演算 関数ライブラリ 基本演算関数 チャネル演算関数 フィッティング関数 周波数解析関数 高速フーリエ変換 (FFT) デジタルフィルター 衝撃応答スペクトラム (SRS) 振動レベル オーダー解析 統計関数 分類関数 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 vi ni.com/jp

7 目次 レインフロー解析 D 解析関数 クラッシュ解析関数 第 5 章レポートを作成するワークシートのデザイン チャートウィザードを使用する オブジェクトを編集する オブジェクトを表示する 数値をフォーマットする 変数をフォーマットする ユーザコマンドでフォーマットする レイアウトを編集する テンプレートを作成する ページフォーマット レポートオブジェクトを挿入する チャートを挿入する D チャート ポーラーチャート D チャート 表を挿入する D テーブル D テーブル テキスト コメント および数式を追加する テキスト テキストオブジェクト コメント 数式オブジェクト 画像 線 および定義されているオブジェクトを追加する 第 6 章シークエンスの自動化スクリプトで作業する スクリプトを編集する スクリプトをテストして保存する スクリプトの作成 コマンドを実行する 関数を使用する プログラム変数 VBS 変数 数式を演算する スクリプトシーケンスを制御する National Instruments Ireland Resources Limited vii DIAdem データ検索 解析 レポート作成

8 目次 付録 A Copyright ユーザ インタフェースを作成する プログラム ダイアログボックスを呼び出す ユーザダイアログボックスを作成する ユーザダイアログボックスを定義する ユーザダイアログボックスを制御する ユーザダイアログボックスを保存しテストする ユーザダイアログボックスにアクセスする 特殊スクリプト機能 ユーザコマンドを定義する 一連のファイルを評価する DIAdem NAVIGATOR および Data Portal でオブジェクトにアクセスする 外部データを検索し読み込む Data Portal のビューを変更する 内部データを編集する データプラグインの作成 DIAdem VIEW でオブジェクトにアクセスする DIAdem REPORT でオブジェクトにアクセスする LabVIEW VI にアクセスする 演算テンプレートを編集する 単位テーブルを編集する 関数グループとツールバーを拡張する その他のアプリケーションと通信する 付録 B DIAdem を設定する 付録 C 技術サポートおよびサービス 索引 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 viii ni.com/jp

9 このマニュアルについて 表記規則 この DIAdem: データマイニング 解析 レポート作成 マニュアルでは DIAdem の構成 DIAdem の機能を使用してデータ検索 解析実行 レポート作成を行う方法 すべての関数をスクリプトにコンパイルする方法を説明します 最初の章では DIAdem 構造の概要を説明します その後の章では 個々の DIAdem パネルの機能について述べます 付録では DIAdem とデータプラグインに関する追加情報を示します このマニュアルでは 以下の表記規則が使用されています <> 山括弧は 機能を実行するために押すキーを表します ( コントロールキーを表す <Ctrl> など ) 記号は その順番に従ってメニュー項目やダイアログボックス内のオプションを選択することを示します たとえば ヘルプ サンプルと表示されている場合は ヘルプメニューを開き サンプルメニュー項目を選択することを意味します このアイコンはアドバイスやヒントを示します このアイコンは 重要な情報を示します 太字 斜体 monospace 太字のテキストは メニュー項目やダイアログボックス内のオプションなど ソフトウェアで選択したりクリックする項目を示します パラメーターも太字で示されています 斜体のテキストは変数 強調 相互参照 または重要な概念の説明を示します また ユーザが入力する必要がある語句または値のプレースホルダになるテキストを示す場合にも使用されています このフォントのテキストはキーボードから入力する必要があるテキストまたは文字 ( コード プログラミング例 構文例など ) を示します また ディスクドライブ パス フォルダ プログラム サブプログラム サブルーチン デバイス名 機能 演算 コマンド 変数 コントロール イベント メソッド ファイル名 拡張子の正式名やコードの抜粋などにも使用されます National Instruments Ireland Resources Limited ix DIAdem データ検索 解析 レポート作成

10 このマニュアルについて 関連ドキュメント DIAdem の詳細情報については 次のドキュメントを参照してください DIAdem 入門 この DIAdem マニュアルでは DIAdem の機能とその使用方法を説明します このマニュアルにはデータマイニング 解析 表示を行うための演習問題が含まれています 第 6 章 シークエンスの自動化 の演習問題では作業ステップを 1 つのスクリプトにまとめる方法を示します DIAdem ヘルプ ( ヘルプ 目次をクリックするか または <F1> を押すと表示されます ) DIAdem ヘルプ には 各パネルの手順とダイアログボックス ヘルプのほか プログラマのための関数 コマンド 変数の参照なども含まれています データファインダー サーバー エディション: テクニカルデータの検索エンジン データファインダーサーバはネットワークのデータファイルにインデックスを付け 作業グループでデータを DIAdem で検索できるようにします DIAdem データ検索 解析 レポート作成 x ni.com/jp

11 1 DIAdem による作業 DIAdem パネル ナショナルインスツルメンツの対話型ソフトウェア DIAdem を使用すると テクニカルデータの検索と管理 数学的 / 視覚的データ解析 レポート作成を行うことができます コンピュータドライブやネットワークでデータを検索し データファイルやデータベースを参照して 検索するデータを DIAdem に読み込みます 読み込んだデータを表示し 数学的解析を行うデータを決めます 演算の実行後 演算結果を生データと共にレポートに表示します データの解析を同じ手順で繰り返し実行する場合は 解析を自動化するスクリプトを作成します DIAdem は複数のパネルで構成されています DIAdem 画面の左側に常時表示されているパネル バーからパネルを切り換えることができます 各パネルで特定の種類のタスクを処理します さまざまなファイル フォーマットのデータをマイニングしたり読み込んだりするには DIAdem NAVIGATOR を使用します DIAdem VIEW を使用して データを表示し カーブの特定の部分を画像解析し データを編集して たとえば エラーを修正できます 標準機能やユーザ独自の式を使用して数学的にデータを評価するには DIAdem ANALYSIS を使用します データを文書化し結果を提供する複数ページのレポートを作成するには DIAdem REPORT を使用します DIAdem SCRIPT を使用すると すべてのパネルの機能をスクリプトにまとめることができます スクリプトを使用して タスクを自動的に処理する独自のアプリケーションを作成することができます パネルはすべて Data Portal に読み込まれたデータを操作します DIAdem VIEW DIAdem ANALYSIS DIAdem SCRIPT では データを修正して Data Portal に保存することができます DIAdem VIEW のチャネルテーブルでは チャネルの内容を表示 編集することができます DIAdem ユーザ インタフェース DIAdem パネルを切り換えると 目的の関数に直接アクセスできるようにユーザ インタフェースが切り換わります 各 DIAdem パネルでは パネル バーの右側にグループ バーが表示されています グループ バーのボタンをクリックし 表示された機能グループから目的の機能を選択してください ワークスペースも DIAdem パネルに応じてフォルダやファイルの概要 ワークシートなどに変わります 各パネルには 頻繁 National Instruments Ireland Resources Limited 1-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

12 第 1 章 DIAdem による作業 に使用する関数を示すツールバー メニュー およびコンテキストメニューがあります レポートを作成するには パネルバーの REPORT を選択します 2D チャートグループ バーをクリックすると 2D チャートが事前に定義された機能グループが開きます この機能グループの中にある 2D チャート ( フレーム付 ) をクリックします 関数グループが消えて カーソルの隣に小さな四角形が表示されます 枠をクリックして ワークシート内の 2D チャートを配置する場所にドラッグします Data Portal に表示するチャネルを選択して チャートにドラッグ アンド ドロップします チャネルがカーブとして表示されます チャートをダブルクリックしてチャートのダイアログボックスを開き その表示を定義します 設定が複数のタブのサブジェクトエリアにグループ分けされます 機能グループ内の機能のデフォルト設定はコンテキストメニューから変更することができます たとえば 算術平均と標準偏差を頻繁に計算する場合 一般統計関数のデフォルト設定を変更します それには ANALYSIS パネルを選択し グループ バーの統計をクリックして機能グループを開きます その中にある一般統計ボタンを右クリックし コンテキストメニューからデフォルト設定を選択します ダイアログボックスのすべてオフをクリックし 算術平均と標準偏差の 2 つの特性値を選択し 変更をクリックします これで 一般統計ボタンをクリックすると算術平均と標準偏差が有効になった状態でダイアログボックスが開くようになります 一番下の機能グループはすべてのパネルで共通です この機能グループのボタンに独自のスクリプトを割り当て そのスクリプトをすべてのパネルで呼び出すことができます スクリプトはキーボードから呼び出すこともできます たとえば 最初のボタンに割り当てられたスクリプトを呼び出すには <Shift F1> を押します 1 つまたは複数のファイルを Windows Explorer といった他のプログラムから DIAdem にドラッグ アンド ドロップして DIAdem にそれらのファイルを読み込ませることができます ファイルを有効な DIAdem パネルのワークスペースにドラッグ アンド ドロップする場合は そのパネルで処理できるファイルタイプをドロップする必要があります たとえば DIAdem VIEW では TDV レイアウトファイルだけを読み込むことができ DIAdem REPORT では TDR レイアウトファイルだけを読み込むことができます ファイルをワークスペースの外部のタイトルバー メニューバー ツールバー またはステータス バーにドラッグ アンド ドロップする場合は 任意のファイルタイプを読み込むことができます ファイルタイプに合ったパネルが自動的に開きます マウスボタンを押しながら DIAdem パネルのボタンにファイルをドロップするとパネルが開き ファイルをワークスペースにドロップできるようになります DIAdem データ検索 解析 レポート作成 1-2 ni.com/jp

13 第 1 章 DIAdem による作業 DIAdem のスタートアップ画面 クイックツアーとサンプル DIAdem を起動すると DIAdem スタートアップ画面が表示されます スタートアップ画面の左側には DIAdem の正しい使用方法を学習できるチュートリアルとサンプルが用意されています 右側には DIAdem を初めて使用するユーザー向けおよび上級ユーザー向けの詳細情報のほか 関連 Web サイトへのリンクもあります DIAdem の起動時にスタートアップ画面が表示されない場合は ヘルプ スタートアップを選択するとスタートアップ画面が開きます DIAdem の次回起動時にスタートアップ画面を表示するかどうかは 次回からこの画面を表示しないチェックボックスで指定できます 各 DIAdem パネルの機能グループ バーには そのパネルについて説明するチュートリアルが含まれています DIAdem の使用方法を見るには クイックツアーを再生します クイックツアー下部のボタンを使用して クイックツアービデオ再生をコントロールします チュートリアルの表示 / 非表示は ヘルプ チュートリアルで切り換えることができます ( この設定は全パネルに適用されます ) スタートアップ画面のサンプル ギャラリーを選択すると DIAdem REPORT および DIAdem VIEW の標準付属サンプルのプレビューが開きます いずれかの絵をクリックすると サンプルが DIAdem に自動的に読み込まれ表示されます <Ctrl> を押しながらレポートの絵をクリックすると サンプルの説明が開きます ExampleFinder の目次ツリーには データ分析 レポート作成 およびスクリプト作成に関する単純な解決方法から複雑なアプリケーションまで含まれています 独自の解決方法のためのテンプレートとしてファイルを使用するには 選択したサンプルの説明にあるサンプルファイルをコピーをクリックします サンプルを停止するには <Esc> を押します ドキュメントと Web サポート DIAdem マニュアルのリスト 現行バージョンの DIAdem の新機能に関する説明 および各種 Web リンクについては スタートアップ画面のリソースセクションを参照してください DIAdem について Getting Started( 簡易マニュアル ) をクリックすると DIAdem スタートアップガイド が画面に表示され DIAdem の操作方法を簡単な演習で学習できます その他のマニュアルおよびドキュメントについては DIAdem インストールフォルダの中にある Manuals サブフォルダを参照してください PDF ファイルを読むには National Instruments Ireland Resources Limited 1-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

14 第 1 章 DIAdem による作業 NI License Manager Adobe Reader が必要になります Adobe Reader は Adobe 社の Web サイト ( からダウンロードすることができます 追加のリソース DIAdem ヘルプを選択すると DIAdem ヘルプが開きます DIAdem ヘルプは DIAdem の使い方を知り 機能を使用しタスクを自動化するのに役立ちます DIAdem ヘルプには各パネルの手順とダイアログボックスに関するヘルプが表示され スクリプトを作成するためのプログラミングの参考になります 手順はタスクの解決方法を段階的に説明します このステップを終了すると 説明された機能を使用する方法が分かります 追加のリソース データプラグイン情報とダウンロードを選択すると ナショナルインスツルメンツの Web サイト (ni.com/dataplugins) からデータプラグインをダウンロードできます データプラグインは DIAdem に独自のバイナリ形式ファイルをロードするためのファイルフィルタです データプラグインの詳細については データプラグインの作成付録 6 データプラグインの作成 を参照してください NI License Manager は NI ソフトウェア製品のライセンスを管理するのに役立ちます 評価版の有効期間終了後も DIAdem を使用するには スタート プログラム National Instruments NI License Manager を選択し シリアル番号を入力します 新しい DIAdem コンポーネントを追加するには DIAdem のヘルプ ライセンス認証を選択し ライセンスを更新します NI License Manager により ライセンスに含まれる機能のみが有効になります たとえば DIAdem Base Edition のライセンスでは DIAdem REPORT と DIAdem ANALYSIS に搭載されている 3D 機能は使用できません 対応する関数グループのボタンはグレイアウト表示となります 3D 機能を使用するには 上位の DIAdem エディションのライセンスを取得する必要があります DIAdem データ検索 解析 レポート作成 1-4 ni.com/jp

15 2 データを検索し管理する 外部データをマイニングする データを検索 読み込み 管理する場合は DIAdem NAVIGATOR を使用します コンピュータとネットワーク上でさまざまなファイル フォーマットのデータファイルをブラウズする場合は データファインダーを使用します データファイルとデータベースで外部データをナビゲートするには ファイルブラウザを使用します すべての内部データを管理する Data Portal に必要なデータを読み込みます データはチャネルに配列され それぞれのチャネルが一連のデータを表示します DIAdem パネルはすべて Data Portal のチャネルで作業します コンピュータとネットワーク上のデータファイルを検索するには DIAdem NAVIGATOR のデータファインダーを使用します 検索されたファイル チャネルグループ チャネルが検索結果に表示されます 検索されたデータを Data Portal にドラッグ アンド ドロップするか ファイルブラウザでファイル内をナビゲートできます 一連のテストのデータまたは特定の項目に関連するデータを検索するには 適切な検索文字列を検索入力領域に入力します たとえば気象データの検索で 目的のデータセットがチャネル名またはコメントに Precipitation( 降水量 ) という語を含む場合 検索入力領域に Precipitation と入力します すべてのデータファイルを対象としてテキスト Precipitation が検索され 見つかったデータファイルが検索結果タブにリスト表示されます データファインダーの検索対象フォルダの指定方法については この章の データファインダーを設定する を設定するを参照してください プロパティ表示には 選択したファイル チャネルグループ またはチャネルのプロパティ値が表示されます ファイルの 1 つをクリックすると ファイルプロパティが表示されます プロパティ表示にファイル名 パス 作成日 名前 作成者などのファイルプロパティが表示されます プロパティ表示の上端を上にドラッグすると プロパティリスト全体が表示されます ファイルをブラウズするには 検索結果の中のファイルを右クリックし ファイルブラウザで表示を選択します ファイルブラウザが開き ファイルが選択されます ファイルブラウザはブラウズされたフォルダのツリー National Instruments Ireland Resources Limited 2-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

16 第 2 章 データを検索し管理する ビューを表示します 適切なファイル フォーマットを持つフォルダ内をチャネルレベルまでナビゲートできます ファイルをチャネルレベルまでナビゲートすると チャネルデータがチャネルプレビューにグラフで表示されます たとえば TDM ファイル内のあるチャネルを選択すると プロパティ表示の右側にあるチャネルプレビューにチャネル値がグラフで表示されます プロパティ表示の右端を左にドラッグすると チャネルプレビューが拡大します チャネルプレビューは データプラグインが高速プレビューに対応していないファイルフォーマットに対して無効にすることができます それには DIAdem プログラムフォルダの中にあるテキストファイル ChnPreViewLock.txt にそのデータプラグインの名前を入力します 検索を拡張する 検索を詳細に定義するには アドバンストサーチをクリックします 検索入力領域には複数の検索条件を入力できます たとえば Precipitation というチャネルを含む 1 カ月以上前の気象データを検索する場合 検索入力領域で 2 つの検索条件を指定します 1 行に検索条件を指定するとすぐに 2 行目が自動的に作成されます すべての検索条件を表示するには 検索入力領域の下部を下にドラッグします レベルの下にある入力フィールドの 1 行目をクリックし チャネルを選択します プロパティ列の < プロパティの入力 > をクリックし 名前を選択します 3 番目の列をクリックし = 演算子を選択します 1 番目の行の右端にある 3 点ドット付きボタンをクリックします インデックス付きのすべてのチャネルの名前が表示されます リストの検索の下に文字 P を入力し Precipitation を選択します そうすると チャネル名 Precipitation が値列に自動的に入力されます 次に 2 行目のレベル列でファイルを選択し プロパティ列で日付作成を選択します 3 列目で演算子として前の日付 <= を選択します 値列に表示された日付をクリックした後 矢印ボタンをクリックしてカレンダを開きます 1 カ月以上前の日付を選択します 2 番目の行の右端にある 3 点ドット付きボタンをクリックすると すべてのインデックス付きファイルの作成日の範囲が表示されます 検索をクリックすると両方の検索条件に一致するファイルが検索され 見つかったファイルが検索結果タブにリスト表示されます さらに チャネルグループやチャネルを検索対象にすることもできます 指定した検索条件に一致するチャネルグループを表示するには 検索ボタンの右にある小さな三角形をクリックし グループの検索を選択します 検索結果タブに Precipitation というチャネルを含み かつそのファイルの作成日が指定条件に一致するチャネルグループのリストが表示されます 対応するチャネルを結果に表示する場合は チャネルの検索を選択します アドバ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-2 ni.com/jp

17 第 2 章 データを検索し管理する ンストサーチは階層型の TDM データモデルに基づいているため ファイル チャネルグループ およびチャネルを検索できます 検索結果には 検索されたファイル チャネルグループ またはチャネルの名前だけでなく 検索で使用されたパスとプロパティ ( たとえば作成日 ) も表示されます 詳細を表示するには 別のプロパティ ( たとえばチャネル最小値 ) をプロパティ表示から 見つかったチャネルの検索結果にドラッグします チャネルの最小値を持つ列が検索結果に追加されます チャネル. 最小をクリックして検索結果リストの列を移動します 列見出しの右側にある 2 つの三角形をクリックすると チャネルがチャネル最小値に基づいて昇順または降順で並び替えられます プロパティの表示を編集するには 結果リスト構成を選択します 検索条件の下にある論理演算行には 検索条件それぞれの論理結合が表示されます 検索条件は 上から順に C1 ~ Cn の番号が付けられ デフォルトでは AND 演算子で結合されます 検索しようとするプロパティが相互背反的である場合には 検索結果は空になります たとえば 名前 1 と名前 2 というチャネル名を含むファイルを検索した場合 たとえ名前 1 というチャネル または名前 2 というチャネルを含むデータセットが存在しても検索結果は表示されません 論理演算を編集すれば OR 演算子を使用したり検索を拡張したりすることができます たとえば 名前 1 ( 検索条件 C1) と名前 2( 検索条件 C2) のチャネルを含み かつ 1 日以上前 ( 検索条件 C3) のファイルを同時に検索する場合は 以下の論理演算行を入力します (C1 AND C3) OR (C2 AND C3) 検索条件を入力する クイックサーチの検索入力領域またはアドバンストサーチの値列にテキストを入力すると 同じ文字で始まる以前のエントリのリストが自動的に表示されます DIAdem 検索では大文字と小文字を区別しないので 検索テキストは大文字でも小文字でも入力できます Quick Search では 完全なファイル名が分からない場合や ファイル名がすべて同じテストシリーズの名前で始まる場合に部分検索を行うこともできます たとえば テストプログラムがテストシリーズ ID から測定結果のファイル名を自動的に生成する場合 テストシリーズの一部 tr_m17_qt を入力します この場合 名前の先頭または別のプロパティの先頭が tr_m17_qt であるデータセットがすべて検索されます アドバンストサーチで部分検索を行うには ワイルドカードを使用する必要があります 1 つの文字を表すワイルドカードとしては疑問符 (?) を使用し 任意の数の文字を表すワイルドカードとしてはアスタリスク (*) を使用します たとえば m17 を部分検索するには *m17* と入力します この場合 プロパティの先頭 中央 または末尾に m17 を含む National Instruments Ireland Resources Limited 2-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

18 第 2 章 データを検索し管理する データセットがすべて検索されます 特定の拡張子を持つファイルを検索する場合は ファイル名として *.DAT と入力します アドバンストサーチでは 検索対象のプロパティの種類に応じて 以下の表に示すさまざまな演算子を使用できます 名前などのテキストプロパティの場合 = 演算子を使用します 最大値などの数値プロパティの場合 通常の比較演算子を使用します 日付作成などのデータプロパティの場合は 相対範囲を表す # 演算子を使用することもできます その場合 今日 昨日 過去 7 日間 過去 14 日間 または過去 30 日間を選択できます 表 2-1 アドバンストサーチで演算子を使用する場所 演算子説明数値日付テキスト = 等しい <> 等しくない > 大きい >= 以上 < 小さい <= 以下 # 相対範囲 テストシリーズのデータが Data Portal に読み込まれていて 同じテストシリーズのデータセットをさらに検索し比較する場合は ファイル グループ またはチャネルを Data Portal から検索入力領域にドラッグ アンド ドロップできます ファイル グループ またはチャネルの名前が検索条件として入力されます また Data Portal またはファイルブラウザのプロパティ表示から検索入力領域にプロパティをドラッグアンドドロップすることもできます Data Portal で複数のチャネルを選択し それらのチャネルを検索入力領域にドラッグすると チャネル名が OR 演算子で結合されて検索条件が作成されます その後 Data Portal のプロパティウィンドウから検索入力領域に最大値などのプロパティをドラッグすると それらのチャネルの最大値が OR で結合されて 2 番目の検索条件になります =- 演算子は OR で結合された値の集合にのみ対応しています したがって 指定した最大値を持つチャネルのみが検索されます たとえば 最大値が 4 から 12 の範囲内にあるテストシリーズのチャネルを検索する場合 2 つの検索条件を定義する必要があります そして 論理演算行で検索条件最大 >4 と最大 <12 を AND で結合します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-4 ni.com/jp

19 第 2 章 データを検索し管理する データファインダーを設定する 再度使用するクエリーを定義する場合 名前を付けてクエリーを保存で現在の検索入力を保存できます 現在のクエリーのパラメーターと検索結果リスト列構成が 拡張子.tdq のファイルに保存されます 保存したクエリーまたは結果リスト列構成 あるいはその両方を読み込むには 読込みを使用します 検索入力領域に新しいクエリーを指定するには ツールバーのクエリーの削除をクリックします 以前のクエリーを再度使用する場合は ツールバーの前のクエリーまたは次のクエリーをクリックします クエリーから個別の検索条件を削除するには その検索条件を選択して <Del> キーを押します 次に DIAdem を起動した際は 前回入力したクエリーが表示されます もしこの設定を変更したい場合は 設定 現在のデータプロバイダー 初期設定からクエリなし かまたは最終のクエリかを選択します 前述の検索は コンピュータ上のローカルデータファインダーであるマイデータファインダーによって実行されます ローカルデータファインダーは DIAdem でインストールします データファインダー機能グループには マイデータファインダーのほか 3 つのボタンが含まれています コンテキストメニューからデフォルト設定を選択すると これらのボタンに他のコンピュータ上のリモートデータファインダーやデータファインダーサーバを割り当てることができます ローカルデータファインダーを設定する マイデータファインダーは ローカルデータファインダーでコンピュータまたはネットワーク上のフォルダを検索するときに使用します ローカルデータファインダーを削除することはできず 追加のローカルデータファインダーを作成することはできません ローカルデータファインダーの設定を編集するには 設定 マイデータファインダー 設定を選択します ローカルデータファインダーの設定では 検索領域とデータファイルのインデックス付けを指定します データファインダーが検索に含めるファイル フォーマットを表示することもできます 検索領域は データファインダーのファイル検索対象となるファイル システムフォルダです 検索領域タブで データファインダーの検索対象フォルダを選択します 検索領域の指定や削除のほか ファイルブラウザで検索領域を表示する順序を変更することもできます さらに ファイルブラウザのコンテキストメニューを使用して検索領域を作成したり 制限したりすることもできます たとえば LabVIEW がコンピュータにインストールされている場合 デフォルト検索領域マイドキュメントの中に LabVIEW Data フォルダが入っています ただし My Pictures My Music および My Videos フォルダは検索領域には含まれていません 一般に これらのフォルダにはデータファインダに関連するデータは入っていないからです National Instruments Ireland Resources Limited 2-5 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

20 第 2 章 データを検索し管理する データファインダーは 検索領域内のインデックスされたファイルのみを検索できます 構成 My DataFinder ダイアログボックスのインデクサタブをクリックして データファインダーが検索領域をインデックスするタイミングと頻度を指定します ファイルブラウザで データファインダーがインデックスを付けていないファイルと検索領域の横に砂時計が表示されます ファイル拡張子タブには ローカルデータファインダーが認識するすべてのファイル拡張子を含む 2 つのリストがあります インデックスできる拡張子リストには TDM データモデルに対応するインデックス可能なファイルタイプがすべて表示されます インデックス付けが可能なファイルでは データファインダーでデータセット グループ チャネルのプロパティを検索できます インデックスされたデータは チャネルレベルまで検索可能です マイデータファインダーがファイルのインデックス構成に使用するデータプラグインは ファイル拡張子タブで確認できます 1 つのデータフォーマットに対して複数のデータプラグインが使用可能な場合は データプラグインの優先順位を指定します インデックスできない拡張子リストには インデックス不能なファイルタイプがすべて表示されます これらのファイルタイプは TDM データモデルに対応しません インデックス付けができないファイルでは データファインダーでグループやチャネルのプロパティを検索できません データファインダーはファイル名や作成日などのファイル システムから得られるプロパティのみを検索できます データファインダーが使用するファイルフィルタは データプラグインタブで指定します ローカルデータファインダーのカスタムプロパティの検索を最適化できます カスタムプロパティは TDM データモデルに保存されるデータのデータセット グループ チャネルに作成できるユーザ指定プロパティです 設定 マイデータファインダー カスタムプロパティの最適化を開き 最適化するカスタムプロパティをファイル グループ およびチャネルタブで選択します これらのカスタムプロパティがアドバンストサーチで選択できるプロパティに表示されます 最適化されたカスタムプロパティを選択した場合 入力フィールドの右端にある... ボタンをクリックして値の候補を検索に取り込むことができます 最適化されたカスタムプロパティの場合 検索できるのは日付タイプのカスタムプロパティのみです マイデータファインダーがインデックスを保存するインデックス保存先は 通常は インストール時にセットアップされた場所から変更しないでください ただし インデックス付きドライブの空きメモリ容量が 20 MB 未満になった場合は データファインダーサーバはインデックス付けを停止し エラー メッセージを表示します この場合 ファイルを削除して使用可能な空き容量を増やすか 以下のようにインデックス場所を変更する必要があります 設定 マイデータファインダー 設定を選択し アドバンストタブをクリックし インデックス保存先を変更します インデックス位置を変更すると 検索領域のインデックス付けが再び行われます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-6 ni.com/jp

21 第 2 章 データを検索し管理する 大きな検索領域を削除する場合やデータファインダーがインデックスにアクセスできなくなった場合は 新しいインデックスを作成する必要があります それには 設定 マイデータファインダー リセットを選択し 既存のインデックスを削除します このダイアログボックスを閉じると インデックスが自動的に再作成されます データのインデックス付けには少し時間がかかることがあります 画面右下の Windows タスクバーの通知領域にある登録データファインダーのアイコンを右クリックしてコンテキストメニューを開きます バージョン情報 My DataFinder を選択して最後にインデックス作業を完了した時刻 インデックスされたファイル グループ およびチャネルの数を確認します これで すべてのデータファインダーの設定 / 終了 インデックス構成の停止 / 再開 およびインデックスのリセットを行うことができます リモートデータファインダーを設定する リモートデータファインダーを使用すると ネットワークで接続されている別のコンピュータ上のデータファインダーを使用できます たとえば データファインダーサーバを登録するには データファインダーサーバエディションが作成したクライアント設定をご使用のコンピュータにコピーします データファインダーサーバエディションでは 拡張子が.urf のファイルに接続パラメーターが保存されています URF ファイルをダブルクリックして 接続パラメータとデータプラグインをコンピュータに登録します 既に登録されているデータプラグインのインポートに URF ファイルを使用すると インポートしたデータプラグインを後で DIAdem が使用するかどうかを指定できます 設定 リモートデータファインダーを選択すると リモートデータファインダーをさらに定義できます リモートデータファインダーの設定では リモートデータファインダーを作成 インポート 設定したり リストからリモートデータファインダーを削除したりできます インポートしたデータファインダーサーバによってインデックスされたファイルをブラウズするには ファイル データファインダーを開くを選択します 登録されているデータファインダーサーバを選択します データファインダーサーバの検索領域がファイルブラウザに表示されます データファインダーサーバの検索領域をナビゲートすれば データを読み込むことができます DIAdem でリモートデータファインダーへのリンクパラメーターを変更するには 設定 リモートデータファインダーを選択します 登録した新しいデータファインダーサーバを選択し プロパティをクリックします サーバ情報 テストをクリックしてサーバの接続をチェックします データファインダーのインデックス検索はいつでもデータファインダーの 3 ドットボタンでデータファインダーサーバーのあらかじめ定義された設定を接続しておこないます National Instruments Ireland Resources Limited 2-7 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

22 第 2 章 データを検索し管理する リモートアクセスのためには リモートデータファインダーのインデックスと検索領域の両方を共有する必要があります 共有すると リモートデータファインダーのインデックス付きファイルをブラウズして データを検索できます その後 データファインダーサーバで見つかったデータを Data Portal に読み込むには 読み込み元のコンピュータに対する読み取り権限が必要です 次に データファインダーサーバの検索領域をネットワークで一意な UNC パス名で定義する必要があります リモートデータファインダーの設定をユーザのコンピュータから変更することはできません データストアをナビゲートする DIAdem NAVIGATOR は外部データストアを階層構造で表示します コンピュータ 接続されたネットワークドライブ およびすべての登録データベースのデータストアをナビゲートできます DIAdem NAVIGATOR のデータストア機能グループでは ファイルベースのデータストアとサーバベースのデータストアを選択して開くことができます SQL データを読み込むには データストア機能グループを開き SQL Example をクリックします DIAdem NAVIGATOR で SQL のサンプルデータベースが開きます データベースをブラウズして Data Portal に 1 つのチャネルとチャネルグループをドラッグ アンド ドロップできます Data Portal に読み込みできる選択したチャネルまたはチャネルグループがカラーの背景で表示されます サーバベースのデータストアの表示を制限するには フィルタ機能を使用します データストアのショートカットメニューからフィルター設定を選択して フィルターパラメーターの設定ダイアログボックスを開きます ASAM データを読み込むには ASAM Pass Fail Analysis Example をクリックします ASAM Example データベースが開きます テスト サブテスト 測定 数量 マトリックス およびサブマトリックス内をブラウズし データを Data Portal にドラッグアンドドロップします Data Portal に読み込むことができるレベルは色付きシンボルで示され 選択すると色が強調表示されます ASAM モデルは 例えばエンジン テスト条件 またはオペレータについて その下の階層に表示させる内容を設定 現在のデータプロバイダー ファイルブラウザ設定で定義してファイルブラウザーに保存できます ASAM データストアをファイルブラウザで開くと データ内を検索できます 例えば TR_M17_QT_33* について レベル TestRun や プロパティ Name や 演算子 および検索値を指定します DIAdem は名前が TR_M17_QT_33 で始まるデータの TestRun Measurement と MeaQuantity レベルを検索し 検索結果を表示します 検索結果リストは Test Description などを表示するように設定できます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-8 ni.com/jp

23 第 2 章 データを検索し管理する データストアを設定する データストアの設定には DIAdem で使用できるすべてのデータストアが表示されます 既存のデータストアを設定 削除し DIAdem NAVIGATOR で開くデータストアを選択できます 新しいデータストアを追加することもできます データストアを追加するには 設定 データストアを選択します データストレージの作成をクリックし たとえばデータストアタイプ AOP を選択して新規 ASAM データベースを追加します ユーザ名 パスワード および ASAM データベースに必要な設定を入力します データストア機能グループには 事前に割り当て済みのボタンのほか 未割り当てのボタンが 3 つあります コンテキストメニューからデフォルト設定を選択し ボタンにデータストアを割り当てておくと 頻繁に使用するデータに素早くアクセスできます ファイルとデータストアからデータを読み込む ファイルブラウザから あるいは検索結果から Data Portal にファイル チャネルグループ チャネルをドラッグアンドドロップします ファイル チャネルグループ チャネルを Data Portal のルートにドロップすると内部データが削除され 新しいデータがロードされます ファイルまたはチャネルグループを Data Portal の別の場所にドラッグすると 読み込まれたチャネルの新しいグループが作成されます 単一チャネルを Data Portal の異なる場所にドラッグすると それらのチャネルが前回使用したグループに追加されます データを Data Portal にドラッグアンドドロップすると その特定のファイルタイプに関連付けられたローダーが自動的に使用されます ファイルが自動的に読み込まれない場合 ローダーを指定できます その場合 ファイルを右クリックし コンテキストメニューから... で開くを選択します 開くダイアログボックスが開き 同じ拡張子のプラグインのみ表示チェックボックスをクリアすると DIAdem に読み込むことができるデータが表示されます ASCII インポートなどのローダーを選択し ASCII インポートウィザードで特殊テキストフォーマットを読み込みます 特定のファイルフォーマット用のローダーがない場合は ダイアログボックスのダウンロードをクリックし NI のデータプラグイン Web サイトからローダーをダウンロードします 新しいローダーを作成する場合は ダイアログボックスのウィザードをクリックします データプラグインウィザードが開き データプラグインが作成されます データプラグインは 特定のタイプのファイルを解析して DIAdem にデータを提供する VBS スクリプトをベースにしています 変数の詳細については データプラグインの作成 章の 6 を参照してください National Instruments Ireland Resources Limited 2-9 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

24 第 2 章 データを検索し管理する 初期のバージョンでは DIAdem はファイルのすべてのデータを内部ストレージ領域にロードしました データ量が多く長いファイルの読み込みには時間がかかっていました 現在 DIAdem は最初に書き込みをする時だけ 大容量データの 1 つのチャネルのみを読み込みます この基本設定は 設定 オプション NAVIGATOR で変更できます 大容量ファイルを高速で処理する場合 DIAdem ではレジスタチャネル処理かまたは長時間計測データをデータの間引き読み込みします サイズが非常に大きいファイルの処理を高速化するには ファイルブラウザでそのファイルを右クリックし コンテキストメニューからレジスタデータを選択します データを内部メモリにロードしないでデータを参照する書き込み保護チャネルが Data Portal に作成されます それらのチャネル名は Data Portal に灰色のフォントで表示されます レジスターチャネルを編集する場合 その後に Data Portal のコンテキストメニューのチャネルの拡張でデータを読み込む必要があります 連続する値の間にほとんど差がない大きなファイルの読み込みを間引くには ファイルブラウザのコンテキストメニューからデータ間引きを選択します 1 つの値をそれぞれの間隔から読み込むときに個々のデータチャネルに適用される間隔の幅を指定します それぞれの間隔から最初の値を読み込んだり それぞれの間隔の平均値 最大値 または最小値を演算できます 1 つのチャネルで複数の間引き方法を同時に選択すると 間引き方法ごとに新しいデータチャネルが作成されます 内部データを Data Portal で管理する Data Portal は DIAdem NAVIGATOR に読み込むデータを管理します DIAdem のすべてのパネルは Data Portal の内部データを処理します Data Portal には数値チャネル 波形チャネル 時間チャネル テキストチャネルが含まれます Data Portal はチャネルをグループに編成して プロパティを表示します Data Portal のチャネルプレビューにはチャネルデータがグラフで表示されます また 波形チャネルに保存されている音響データをコンピュータのスピーカで再生できます DIAdem は Data Portal の内部データのみをワークスペースに一時的に読み込みます 内部データで行う変更は データをファイルまたはデータベースに保存するまで 保存されません DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-10 ni.com/jp

25 第 2 章 データを検索し管理する チャネルで作業する DIAdem はデータをチャネルに編成します 数値チャネルにはセンサの測定値が含まれ 時間チャネルには関連する時間値が含まれます DIAdem パネルはすべてチャネルで作業します たとえば DIAdem ANALYSIS で FFT 演算のために 2 つのチャネルを選択し DIAdem REPORT でチャネルインデックスを使用して表示するチャネルを選択できます Data Portal でチャネルを整理するには チャネルグループを作成します DIAdem NAVIGATOR から Data Portal にデータファイルをドラッグアンドドロップすると 新しいチャネルグループが作成されます チャネルグループは評価とプレゼン用のデータを作成し記述するのに役立ちます たとえば Results チャネルグループには 演算されたすべての結果チャネルを保存できます Data Portal に最後にロードしたチャネルグループがデフォルトグループとして指定されます DIAdem ANALYSIS で演算されたチャネルのように チャネルグループが指定されていない結果チャネルはデフォルトグループに保存されます Data Portal にデフォルトグループのグループ名が太字で表示されます たとえば コンテキストメニューを使用してチャネルグループ Results をデフォルトグループとして指定し チャネル SensorData の移動平均を演算すると 結果チャネル Smoothed は Results デフォルトグループに保存されます 内部データを編集するには Data Portal のコンテキストメニューを使用します チャネルグループおよびチャネルの生成 削除 名前の変更 移動 またはコピーを行えます Data Portal の構造表示では チャネルグループ内の階層に従ってチャネルが表示されますが リスト表示では選択されているプロパティに基づいてすべてのチャネルがリスト表示されます Data Portal のデータをすべて削除するには DIAdem NAVIGATOR ツールバーの内部データを削除をクリックするか Data Portal のルートのコンテキストメニューから削除を選択します Data Portal に特定のグループまたはチャネルのみを表示するには フィルターとピンを使用します フィルター条件の入力領域を開くには Data Portal のツリー表示の上辺にある二重矢印をクリックします 例えば特定の音響測定チャネルのみ表示させたい場合 フィルター検索条件に NOISE と 入力します 既に入力中から Data Portal は入力した文字から始まるチャネルのみを表示します 特定の文字列を含んでいる場合のチャネルフィルターはクエッションマーク (?) に続けて入力し アステリスク (*) を使えばいくつかのオプション設定が可能です 条件にあわせてグループフィルターとチャネルフィルターを使い分けることが可能で またこれらを OR 条件で関連付けることもできます このフィルターは大文字と小文字の区別はおこなわず またフィルターを閉じている場合は有効 National Instruments Ireland Resources Limited 2-11 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

26 第 2 章 データを検索し管理する ではありません このフィルター適用を除外したい場合は グループやチャネルのコンテキストメニューからピンを選択して設定できます ピン設定されたグループやチャネルは黄色いピンのシンボルで表示され 常時表示されます ピン設定されたチャネルはコンテキストメニューからいつでも選択して 表示または削除ができます DIAdem がチャートまたは演算でチャネルにアクセスする場合 チャネルはグループインデックスとチャネル名の組合せにより参照されます あるいは 設定 オプション 一般で グループ名 グループインデックス チャネル名 およびチャネルインデックスの組み合わせでチャネル参照を指定することもできます グループインデックスは Data Portal 内のグループの位置であり チャネルインデックスはグループ内のチャネルの位置です 変数の詳細については チャネルで演算する章の 3 を参照してください 新しいチャネルを作成する DIAdem パネルでは さまざまな機能によって新しいチャネルが作成されます DIAdem NAVIGATOR は データを読み込むときに新しいチャネルを作成します DIAdem ANALYSIS では 演算結果を新しいチャネルに保存します DIAdem SCRIPT では スクリプトコマンドで新しいチャネルを作成し チャネルをコピーまたは演算できます DIAdem VIEW では チャネルを手動で作成することもできます 新しいチャネルを作成するには チャネルテーブルのコンテキストメニューから新しいチャネルの作成を選択します チャネルテーブルに 1 つのチャネルデータを入力できるほか 生成機能を使用してデータ系列を作成することもできます チャネルグループを作成するには Data Portal のコンテキストメニューから新規 グループを選択します 複数のチャネルグループ またはチャネルグループ内の複数のチャネルに同じ名前を使用することはできません すでに使用されている名前を入力すると 名前の一意性を保証するために自動的に指数が追加されます この基本設定は 設定 オプション 一般 チャネルプロパティで変更できます 数値チャネル 波形チャネル 時間チャネル およびテキストチャネル DIAdem では各種のチャネルタイプ ( 数値チャネル 波形チャネル 時間チャネル テキストチャネル ) を使用します Data Portal のチャネルの前に表示される記号がチャネルタイプを示します 数値チャネルは測定値 演算値 またはファイルからの読込み値のいずれかになります Data Portal の数値チャネルは計算と表示に使用できます 波形チャネルには チャネル (Channel) のグラフの x 部分と y 部分が含まれます x 部分は たとえば LabVIEW が開始値とステップ幅によ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-12 ni.com/jp

27 第 2 章 データを検索し管理する る直線生成指定として保存する時間情報になることがあります y 部分には測定値 計算結果 入力値を含めることができます 計算やグラフ表示で波形チャネルを y チャネルとして使用した場合には x チャネルを指定する必要はありません 時間チャネルには たとえば 測定の時間値が含まれます 時間チャネルには ゼロ年から現在の時点までに経過した秒数が保存されます 時間チャネルを作成するには たとえば DIAdem ANALYSIS の連続時間データの生成機能を使用します 時間チャネルは 数値チャネルにおける計算用と関連測定値の表示用の x チャネルになることがあります 数値チャネルにはテスト時間といった相対時間値が秒単位で保存されます テキストチャネルには たとえば 情報やコメントが含まれます テキストチャネルは Unicode で保存されます Unicode 文字には 中国語 日本語 アラビア語などが含まれます DIAdem VIEW のテーブルや DIAdem REPORT のテーブル および DIAdem REPORT の 2D チャートにはテキストチャネルを使用します DIAdem VIEW のチャネルテーブルにてテキストチャネルを編集できます 2D データと 3D データを編成する DIAdem は 1 つのチャネルで作業します DIAdem VIEW と DIAdem REPORT でグラフを表示するには 1 つまたは複数のチャネルを使用します 1 つのチャネルを 2D チャートにドラッグ アンド ドロップすると インデックスを使用して数値チャネルが表示され x 部分を使用して波形チャネルが表示されます 複数のチャネルを 2D チャートにドラッグアンドドロップすると Data Portal で最初に選択されたチャネルが自動的にカーブの X チャネルになります チャートにすでにグラフが表示されている場合でも Data Portal で 1 つまたは複数のチャネルを選択して グラフをチャートに追加できます 複数のチャネルを個別にまたはいろいろな組合せでチャートに同時に表示できます DIAdem REPORT および DIAdem ANALYSIS ではデータをマトリックスまたはトリプレットとして読み込んで 3 次元データを表示します 値をトリプレットにするために同じ長さの 3 つのチャネル (X- 値用のチャネル Y- 値用のチャネル および Z- 値用のチャネル ) が使用されます DIAdem マトリックスは 1 つの x チャネル 1 つの y チャネル 複数の z チャネルで構成されます Z チャネルの数は Y チャネルの長さに対応し Z チャネルの長さは X チャネルの長さに対応します データプロパティを編集および作成する プロパティとコメントは大量データとともに TDM ファイル フォーマットで保存されます たとえば DIAdem のデータセットプロパティには作成者名と保存日が チャネルグループ プロパティには計測名とコメン National Instruments Ireland Resources Limited 2-13 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

28 第 2 章 データを検索し管理する トが チャネルプロパティにはチャネルのデータタイプと単位が保存されます データプロパティはデータの管理に使用されます データファインダーによりプロパティにインデックスが付けられると データを効率的に検索できるようになります 構造ビューには データのプロパティが Data Portal の下の部分に表示されます プロパティが Data Portal に表示されない場合は Data Portal の下端をクリックして プロパティウィンドウをドラッグして開きます 構造ビューのツリービューのルートをクリックすると データセットプロパティが表示されます チャネルグループの名前をクリックすると そのチャネルグループのプロパティが表示されます チャネル名をクリックすると そのチャネルのプロパティが表示されます プロパティを編集するには プロパティフィールドをダブルクリックします 例えば最大長や単調性な読み取り専用チャネルでは プロパティ領域をグレー表示します 名前や単位といった変更できるプロパティは白い表示フィールドに表示されます デフォルト設定で DIAdem はファイルやデータストアからデータポータルにプロパティの各要素のみを読込みます チャネル読込みの際 DIAdem は対応するチャネルプロパティのみ許可します この設定の変更は設定 オプション NAVIGATOR から変更できます したがって データポータルに読込む要素は上位の要素を継承します チャネルを読込むとき DIAdem は例えば チャネルグループのプロパティまたはルートプロパティの要素を追加します Data Portal のチャネル チャネルグループ データセットにはプロパティを追加できます カスタムプロパティは 標準データモデルに含まれていない データファインダーが検索できる追加特性を持つデータを示します チャネルに新しいプロパティを作成するには そのチャネルを右クリックし コンテキストメニューから新規 カスタムプロパティを選択します 名前を入力して データタイプを選択します プロパティが Data Portal の構造表示とプロパティ表示に表示されます プロパティ表示の入力フィールドをクリックし 新しいチャネルプロパティの値を入力します 新しいすべてのチャネルまたは新しいすべてのチャネルグループが特定のカスタムプロパティ ( たとえばセンサタイプや製品番号など ) を必ず受信できるようにするために カスタムプロパティのテンプレートを作成できます チャネルのカスタムプロパティのテンプレートを作成するには 設定 オプション 一般を選択します Data Portal カスタムプロパティのテンプレートチェックボックスを選択し 編集をクリックします チャネルタブを選択し 新規作成をクリックします カスタムプロパティの名前を指定し データタイプおよび初期値を選択します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-14 ni.com/jp

29 第 2 章 データを検索し管理する 単位テーブルを使用する Data Portal にて選択したチャネルのプロパティから 単位の入力フィールドをクリックすると 入力フィールドが左側に表示されます たとえば マイル単位 [mi/h] を選択して キロメートル単位 [km/h] で保存された速度を変更するとします 変換をクリックすると チャネル値が新しい単位に換算されます 置換をクリックすると チャネル値の再演算を行わずに新しい単位が使用されます チャネル単位は 拡張可能な単位カタログで管理されます 単位テーブルでは測定値に たとえば速度値にキロメートル / 時のように 物理量と単位が割り当てられます その他の物理数量には長さ 容量 質量 周波数があります 通常 どの数量にも複数の単位が用意されており たとえば長さはメートル センチメートル フィート インチなどの単位で指定できます また どの単位にも単位記号があります ( たとえばセンチメートルの場合は [cm]) DIAdem では数量を単位セットにグループ化しています デフォルトでは SI 単位 ( 国際単位系 ) が使用されます ただし 米国単位や定刻単位を使用した単位セットなど 別の単位セットを選択することもできます DIAdem の単位カタログを開くには 設定 オプション 単位を選択します 単位系タブには 使用可能な単位系がリスト表示されます SI 単位セットを表示したり拡張したりするには 該当行を選択し数量タブをクリックします このタブには メートル単位の長さ 秒単位の時間 またはケルビン単位の温度など 各基本単位を持つ単位セットに定義されているすべての数量がリストされています すべての数量の後ろには 各数量を 7 つの基本数量 ( 長さ 質量 時間 電気量 熱力学的温度 物質量 および光度 ) で言及した次元が定義されています 新しい数量を作成するには 基本質量の乗算や除算を使用してください 表面は 2 つの長さの積として 2,0,0,0,0,0,0 速度は長さを時間で割った商として 1,0,-1,0,0,0,0 といった具合に整数の指数を入力します 数量の長さを選択し 単位タブを開きます このタブには数量データ長に定義されているすべての単位がリストされます デフォルト列で 長さはメートルといった形でデフォルト単位を選択します 新しい単位を作成する場合は 名前 記号 および基本単位に変換する際のスケーリング関数を入力します たとえば キュービットという単位を記号 cu 変換係数 1/3 で作成した場合 3 キュービットが 1 メートルに相当することになります 新しい単位を基本単位に変換する方法を指定するには 係数 オフセット リニアスケーリング または対数スケーリングを使用します その単位カタログを他のコンピュータ上でも使用する場合 変更した単位を保存します 単位カタログは 拡張子が.tuc のファイルに保存されます National Instruments Ireland Resources Limited 2-15 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

30 第 2 章 データを検索し管理する 内部データを保存する Data Portal の内部データはドラッグ アンド ドロップして保存できます 内部データを保存するには 構造ビューのルートをクリックしてデータセットを File browser にドラッグします 選択したチャネルを保存するには 保存するチャネルとチャネルグループを選択して 選択したチャネルを File browser にドロップします 内部データをドロップしたフォルダにあるデータが File browser に保存されます データをデータファイルにドロップすると 新しいデータファイルのファイル名が名前を付けて保存ダイアログボックスに表示されます 新しいデータファイルは保存をクリックするまで作成されません デフォルトでは データは TDM ファイルフォーマットで保存されます TDM ファイル フォーマットではプロパティとバイナリデータが同じ名前の別のファイルに保存されます データプロパティは拡張子が.tdm のテキストファイル 数値データは拡張子が.tdx のバイナリファイルに保存されます 設定 オプション NAVIGATOR で TDM ファイルを保存する際の数値データの保存方法を 自動 に指定すると メモリスペースを節約できます 読み込んだ整数データは整数値として再度保存されます 名前を付けて保存ダイアログボックスでは TDM フォーマットのほか 書き込み機能を備えたデータプラグインで DIAdem に登録されたデータファイルフォーマットで保存することもできます 各プロパティを持つバイナリデータを LabVIEW 用のファイルに保存するには TDMS ファイル フォーマットを選択します LabVIEW では測定データを既存の TDMS ファイルに追加できます Microsoft Office を使用して TDM データや TDMS データを評価する場合は NI TDM Excel アドインを使用して Data Portal のデータを Excel スプレッドシートの構造に変換してください DIAdem データ検索 解析 レポート作成 2-16 ni.com/jp

31 3 データを画像解析し編集する ワークシートのデザイン DIAdem VIEW を使用して Data Portal のデータを調べ カーブの一部を画像解析して データを編集します 2D チャートのカーブを調べたり カーブの一部をズームしたり カーブポイントを置き換えたりします チャネルテーブルでは 単一値やチャネル全体を編集したり削除します カーブを修正したり チャネルを編集したりすると 変更内容が Data Portal に保存されます テストビデオやテストドライブのルートをデータと同時に記録すると カーブとビデオや地理データを同期させることができます コンポーネントを調べる場合には さまざまな位置で測定された信号やシミュレーションされたデータをコンポーネントのモデル上に色や変位として表示できます 等高線領域では 3D データを色の変化として 等高線と共に表示できます DIAdem VIEW では 1 つのワークシート上で座標系 チャネルテーブル ビデオ マップ 3D モデル 等高線表示 ダイアログボックス テキスト および画像を組み合わせることができます 組み合わせるには ワークシートを区切ります 関数グループには さまざまな数や領域を事前に定義したワークシート区切りが用意されています たとえば 座標系にデータをカーブとして表示し 関連する数値をチャネルテーブルにリストする場合は ワークシートを 2 つの領域に分割します 代表的なワークシート区切り機能グループを開き その中の 2D チャート / 水平チャネルテーブルボタンをクリックします 上の領域にチャートが 下の領域にチャネルテーブルが挿入されます カーブを表示するには Data Portal のチャネルを選択して チャートにドラッグ アンド ドロップします DIAdem VIEW のインデックスに数値チャネルが表示され X 部分に波形チャネルが表示されます 1 つまたは複数のカーブを 1 つの x チャネルで表示するには まず Data Portal の x チャネル たとえば Time をクリックします 次に Ctrl キーを押しながら y チャネル たとえば Pressure と Temperature をクリックします それらのチャネルをチャートにドラッグ アンド ドロップします 圧力と温度が時間と共にカーブとして表示されます チャネルグループをチャートにドロップすると チャネルグループの最初の National Instruments Ireland Resources Limited 3-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

32 第 3 章 データを画像解析し編集する レイアウトを編集する チャネルが x チャネルとして選択されます 複数の波形チャネルを座標系にドラッグ アンド ドロップすると X 部分に各波形チャネルが表示されます チャネルテーブルにデータをリストするには Data Portal のチャネル チャネルグループ またはデータを選択して チャネルテーブルにドラッグ アンド ドロップします それぞれのチャネルが列にリストされ チャネル名が見出しに表示されます あらかじめ作成したレイアウトをビューテンプレートとして読み込むことができます レイアウトファイルには すべての領域の内容と 表示するチャネル ビデオ または画像の参照の内容が含まれます レイアウトファイルには複数のワークシートを含めることができ ファイル名拡張子.tdv が付けられます 区切りバーをドラッグすれば ワークシート上の任意の領域のサイズを修正できます ただし 領域をワークシートの別の場所に移動することはできません 新しい領域を追加するには コンテキストメニューから領域を分割するか 領域が多い別のワークシート区切りを選択します 領域が少ないワークシート区切りを選択すると 入りきれない領域の内容が削除されます 代表的なワークシート区切りのいずれかのワークシートテンプレートを選択すると 特定の表示形式の領域を含む新しいワークシートが作成されます 領域の表示形式を指定し変更するには コンテキストメニューを使用します 領域を座標系として定義する場合はその領域を右クリックし コンテキストメニューから表示形式 2D チャートを選択します 座標系に対して表示形式チャネルテーブルを選択すると カーブとして表示されるチャネルの値がチャネルテーブルにリスト表示されます DIAdem VIEW のコンテキストメニューに含まれるオプションは 右クリックする場所によって異なります たとえば 新しいワークシートを挿入するには タブバーのワークシート名を右クリックして コンテキストメニューから新規を選択します ワークシートの順序やタブの名前を変更するには 管理を選択します 既存のレイアウトのワークシートを挿入するには ファイル レイアウト追加を選択します 現在のデータのビューをレポートにする場合は ワークシートを DIAdem REPORT に転送できます DIAdem VIEW ツールバーの REPORT に変換ボタンをクリックします DIAdem REPORT では DIAdem VIEW ワークシートと同じレイアウトで 座標系 表 ビデオフレーム および 3D モデルがある新しいワークシートが作成されます DIAdem REPORT は処理結果の最終的なプレゼンテーションと文書化を行う広範な機能があります DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-2 ni.com/jp

33 第 3 章 データを画像解析し編集する チャネルテーブルにデータを入力および編集する データをカーブで表示する 数値チャネル 波形チャネル テキストチャネル 時間チャネルの内容を編集し 表示し 新しい値を入力するには チャネルテーブルを使用します チャネルテーブルはチャネルを列方向に表示します テーブルの見出しにはチャネル名やチャネル長さなどのチャネルプロパティが含まれます チャネルを移動したり チャネルをテーブルから削除するには 1 番目のチャネルプロパティの上をクリックして列を選択します 内容を削除したり上書きするにはチャネルテーブルのセルをクリックします 内容を編集するには セルをダブルクリックします ある列または隣接する列内の複数のセルを選択した場合 コンテキストメニューからブロックオペレーションを選択してデータブロックを編集できます チャネルテーブルでは 新しいチャネルを作成し チャネルに値を入力できます コンテキストメニューから新しいチャネルの作成を選択します チャネル名を入力し 表示形式を指定します ( たとえば 数値チャネルの場合は数値 ) 新しいチャネルが Data Portal のデフォルトグループに作成され 同時にチャネルがチャネルテーブルに追加されます これでチャネル値を入力したり コンテキストメニューの生成機能を使用してデータ系列を作成したりすることができます たとえば 演算後 自動的に表示され更新されるチャネルを Data Portal から指定するには コンテキストメニューから表示を選択します チャネルテーブルでは Data Portal のすべてのチャネル 特定のチャネルグループ または選択したチャネルだけを表示できます 最大値 ユーザ定義カスタムプロパティなどその他のチャネルプロパティをテーブルの見出しに表示するには コンテキストメニューからプロパティの選択を選択します Data Portal のプロパティ表示で最大などのプロパティを選択し チャネルテーブルにドラッグアンドドロップできます データのビュー全体を表示するには グラフを使用します x チャネルと y チャネルの長さが異なる場合 カーブは短い方のチャネルと同じ長さになります 座標系をダブルクリックすると 2D 表示ダイアログボックスが開き カーブの追加 コピー 変更 または削除を行うことができます カーブを線 スパイク または段として表示できるほか マーカでカーブポイントを強調したりラベルを付けたりすることもできます 座標系ツールバーで X 軸と Y 軸のスケーリングを個別に変更します 軸には対数スケーリングまたはリニアスケーリングを使用できます Y 値の範囲が異なるカーブを 1 つの座標系で簡単に比較するには Y 軸スケーリングとして Y 軸 [%] を選択すれば 各カーブを 0 ~ 100% の値範囲で表示 National Instruments Ireland Resources Limited 3-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

34 第 3 章 データを画像解析し編集する カーブの一部をズームする できます Y 軸スケーリングとして ny 軸 [ リニア ] を選択すると 上下の座標系にカーブが別々に表示されます グラフの右側にある凡例をドラッグして開きます 凡例には それぞれのカーブの y チャネル名とチェックボックスが含まれます チェックボックスの色はカーブと同じです 凡例には極値やカーソル座標など その他のチャネルプロパティを表示できます 凡例を設定するには 座標系のコンテキストメニューから凡例を選択します カーブを別のチャートにコピーするには カーブのチェックボックスの横をクリックして 選択したチェックボックスを別のチャートにドラッグします カーブを削除するには そのカーブを選択して <Del> キーを押します これらのチェックボックスは Data Portal に存在しないチャネルについて記載したカーブ定義を保存しているレイアウトを読み込むときにも表示されます 座標系に表示できないカーブ定義をすべて削除するには コンテキストメニューから無効なカーブを削除を選択します DIAdem VIEW では 波形チャネルに保存されている音響データを座標系に読み込むと その音響データを再生できます たとえば 波形チャネル Noise_1 を読み込むと 座標系ツールバーのスピーカ記号が有効になります 再生または繰り返し再生をクリックすると その信号がコンピュータのスピーカに出力されます 座標系に複数のカーブが表示されている場合は 再生するチャネルを凡例のカーブ記号で指定します カーソルと同期して波形チャネルが再生されます 再生速度は カーソル設定で指定します 最小カーソルまたは最大カーソルが有効な場合 音は鳴りません グラフ内のカーブを拡大して調べるには グラフのツールバーのバンドズームまたはフレームズームを選択します ズーム範囲を指定するには 座標系のバンドズームまたはフレームズームをドラッグして開きます ズームインをクリックすると段階的に拡大し ズームアウトをクリックすると段階的に縮小します カーブ全体を再び表示するにはズームオフをクリックします 移動機能を使用すると 拡大した部分を左右に移動したり フレームズームを上下に移動したりすることができます カーブを複数のグラフに表示し拡大するには DIAdem VIEW ツールバーのバンドカーソルまたはフレームカーソルを選択します ワークシートのすべてのチャートに同じバンドカーソルまたはフレームカーソルがあり カーソルが同じ値範囲で表示されます バンドカーソルまたはフレームカーソルで指定するズームがすべてのグラフに適用されます バンドカーソルの幅が狭いほど その部分が大きく拡大されます 個々の座標系ツールバーのズームとスクロールを有効または無効にできます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-4 ni.com/jp

35 第 3 章 データを画像解析し編集する カーブを解析する カーブの特定の部分を調べ 同時にカーブ全体を表示する場合は 同じカーブ定義で 2 つのチャートを定義します 1 つのチャートにカーブ全体が表示され もう 1 つのチャートに同じカーブの一部がズームされます DIAdem VIEW ツールバーのバンドカーソルをクリックし 2 番目の座標系ツールバーのスクロールズームに変更をクリックします チャート全体でバンドカーソルを移動すると ズームされたチャートにカーブの一部がバンドカーソルの中に表示されます それぞれのチャートにある画像カーソルは マウスまたは矢印キーで手動でカーブに沿って動かすか またはツールバーの機能を使用して自動的に動かすことができます ツールバーの再生をクリックした後に画像カーソルの速度をカーブに沿って変えるには カーソル設定ボタンを使用します 1 つのグラフに複数のカーブがある場合 画像カーソルは主要カーブに沿って移動します アクティブカーブを指定するには カーブと同じ色の凡例のボックスをクリックします 個々のカーブの x 値が異なる場合 補間関数を使用してアクティブカーブの x 値に関連する別のカーブの x 値が計算され 補間された x 値が座標に表示されます アクティブカーブ上のカーソル位置によりワークシートの他の領域の表示も決まります ワークシートに複数のチャートがある場合 画像カーソルは別のチャート内で同じ値範囲に沿って移動します テストのビデオを再生すると 現在の測定値と一致するビデオフレームが表示されます 3D モデルにデータを関連付けすると 現在のカーソル位置のデータが反映されて表示されます チャネルテーブル内の現在の値を探すには コンテキストメニューのジャンプ カーソル位置を選択します 標準画像カーソルはクロスカーソルで 自由に移動する カーブに追随する 最小値または最大値にジャンプするという 4 つの設定が可能です カーブの最大値を調べるには ツールバーの最大値を選択します 画像カーソルをカーブに沿って移動すると クロスカーソルが 1 つの最大値から次の最大値にジャンプします データポイントの x 値と y 値は ステータス バーと クロスカーソルに沿って移動するツールチップに表示されます 個々の最大値の X 値および Y 値を座標情報として表示するには DIAdem VIEW ツールバーの座標情報をクリックします 座標系のカーブには 変更後のテスト条件などの情報を追加で入力できます カーブのセグメントをハイライトするには座標系をダブルクリックし ダイアログボックスのセグメントの背景をクリックします セグメントの状態と位置を読み込む 2 つのチャネル 背景色 およびセグメントの向き (X 軸または Y 軸に平行 ) を指定します 複数のセグメントを指定する場合は セグメントが重なり合ったときにすべての色が表示されるように色の透過を指定します National Instruments Ireland Resources Limited 3-5 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

36 第 3 章 データを画像解析し編集する カーブを編集する グラフ内でカーブを編集できます たとえば カーブにエラー部分や異常値がある場合 エラーカーブポイントを置き換えることができます すでにフラグを設定したカーブポイントの編集には フラグ : データ削除 フラグ : データコピー およびフラグ : NoValues 補完機能を使用します カーブの一部を選択するには DIAdem VIEW ツールバーのバンドカーソルをクリックします バンドカーソルの幅を 垂直線がカーブの必要な部分を囲むように設定します 座標系ツールバーのフラグ設定ボタンをクリックすると 主要カーブのこの部分に含まれるすべてのカーブポイントにマークが付けられます カーブのその部分のすべてのカーブのカーブポイントをマークするには <Shift> キーを押しながらフラグの設定をクリックします 単一のポイントにマークを付けるには クロスカーソルを使用し 座標系ツールバーのデータポイントとフラグ設定をクリックします 選択したカーブポイントまたはカーブの選択部分を削除するには 座標系ツールバーのフラグ : データ削除を使用します チャネルからカーブポイントを削除するか またはカーブポイントを NoValue で置き換えるかを指定するには 設定 オプション 表示を選択します 選択したカーブポイントまたはカーブの選択部分をコピーするには 座標系ツールバーのフラグ : データコピーをクリックします 選択したそれぞれのカーブの新しいチャネルが Data Portal のデフォルトグループに作成されます 削除する部分を NoValues に置き換えるには 座標系ツールバーのフラグ : NoValues 補完をクリックします リニア補間を適用するか またはスプライン関数で補間するかを指定するには 設定 オプション 表示を選択します 演算された値がカーブのチャネルのフラグでマークされた NoValue に置き換わります 複数部分をマークして すべてのマーク付きカーブポイントを削除 コピー 補間することもできます カーブからすべてのフラグを削除するには DIAdem VIEW ツールバーのすべてのフラグを解除をクリックします DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-6 ni.com/jp

37 第 3 章 データを画像解析し編集する カーブをビデオやマップと同期化する ビデオとカーブを評価する DIAdem VIEW では 異なる測定データをカーブとして対比しながら ビデオに記録されたテストデータと同時に記録されたテストドライブのルートを表示できます 同時に記録されたデータとビデオを評価するには ビデオ領域を使用します 領域のコンテキストメニューから表示形式としてビデオを選択すると DIAdem VIEW でビデオファイルを選択できるダイアログボックスが開きます DIAdem は ファイル拡張子が.avi.mpg および.mpeg のビデオフォーマットをサポートしています ビデオは保存されているページ比率で表示されます ビデオを領域全体に表示するには コンテキストメニューで またはビデオを読み込むときに比率の保持を無効にします 別のビデオを読み込むには コンテキストメニューからビデオの選択を選択します ビデオ全体を表示するには DIAdem VIEW ツールバーの操作機能を使用します 操作機能は ビデオ領域またはチャートをクリックすると有効になります 特定のポイントまたは期間を詳細に調べるには チャートでカーブカーソルを使用します たとえば テストで予想外の出来事が発生した場合は カーブカーソルをそれぞれのカーブポイントまで動かします DIAdem VIEW によりビデオと時間と共に同期化されたカーブが表示されます ビデオ表示のズームイン / ズームアウトには +/- ボタンまたはマウスホイールを使用します ビデオにオーディオトラックが含まれている場合は サウンドを再生することもできます そのためには コンテキストメニューからサウンド On を選択します ビデオとデータを同期化する DIAdem VIEW はチャートの時間チャネルとビデオのフレームレートを使用してビデオとカーブを同期化します ビデオファイルを読み込むときにフレームレートが読み取られ 0 が開始時間として設定されます 開始時間は最初のビデオフレームの測定値の時間を秒単位で指定します ほとんどの場合 たとえば ビデオをカムコーダで記録する場合は これらの設定を適用できます データ収集率にもよりますが 複数の測定値に同じビデオフレームが表示されます たとえば データ収集率が 100 khz フレームレートが 1,000 フレーム / 秒 (1kHz) の場合 ビデオフレームはカーブの 100 データポイントごとに切り換わります 開始時間とフレームレートを変更するには ビデオ領域をダブルクリックして同期化設定を開きます チャートの時間チャネルからテストの測定時間ではなく日付と時間の絶対時間範囲 ( 秒 ) が返される場合は ゼロ年から経過した秒数の内部 DIAdem 時間フォーマットに開始時間を換算する National Instruments Ireland Resources Limited 3-7 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

38 第 3 章 データを画像解析し編集する マップとカーブを評価する 必要があります そのためには カリキュレーターの TTR コマンドを使用します ビデオを同期化した後 ビデオを再生するか チャート内で画像カーソルを動かすと カーソルはビデオと同期して動きます ビデオ集録時間範囲が測定データの時間範囲と異なる場合 測定データがビデオと重なる再生範囲を指定する必要があります 再生範囲の開始と終了を指定するには チャート内のビデオが記録された時間範囲にバンドカーソルを合わせます その後 ツールバーのカーソル設定ボタンをクリックし 再生範囲の自動設定チェックボックスをクリアします カーソル位置の下にある適用をクリックして バンドカーソルの位置を再生範囲の開始と終了に適用します ここで操作機能を使用すると 画像カーソルがグラフ内で動き ビデオが再生範囲だけ再生されます マップセクションは たとえばテストドライブの GPS 受信機によって同時に記録された測定データと地理データを評価する場合に使用します そのためには 領域のコンテキストメニューから表示形式マップを選択します コンピュータがオンラインの場合 OpenStreetMap からマップが読み込まれます マップを右クリックし コンテキストメニューから表示を選択します カーソルの同期の経度 緯度 および時間チャネルを入力します マップセクションで速度 燃費 回転数などのテストデータに対して座標系のカーソルを移動している間 DIAdem VIEW はテストドライブのルートをたどります 評価中は 位置マーカーが常にマップセクションの中央になるようにマップが移動します さらに対象ルートをライン表示できます マップセクションの位置マーカーは マウスで直接移動することはできず たとえば座標系のカーソルで間接的に移動することしかできません カーソルを同期化するには マップセクションのカーソルの同期で入力したのと同じチャネルを座標系に入力します 座標系のカーブが時間に対する速度を表示している場合は時間チャネルに対して同期化し 座標系のカーブが走行ルートを表示している場合は経度または緯度に対して同期化します カーブカーソル 最大値カーソル および最小値カーソルの同期に必要チャネルは 1 つのみです フリーカーソルの場合は 2 つのチャネルが必要です マップセクションの表示は拡大 縮小 および移動が可能です マップセクションのサイズを変更するには マップに表示されているスケールまたはマウスホイールを使用します マップ表示をダブルクリックすると クリックした位置を中心にしてマップセクションが拡大すると同時に マップセクションの中央に合わせられます コンピュータがオフラインのときにマップ表示を使用するには キャッシュにマップデータを保存を選択します すべてのマップ表示が画像ファ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-8 ni.com/jp

39 第 3 章 データを画像解析し編集する 3D データ表示 等値線による等高線表示 イルとしてコンピュータに保存されます これらのファイルを表示するには オフラインモードでマップタイプキャッシュを選択します また このマップタイプは コンピュータから画像を読み込むことができるため マップ表示の高速化に使用することも可能です さらに Microsoft MapPoint のマップを表示することもできます ( プログラムがインストールされている必要があります ) DIAdem VIEW では データを 3D モデルに投影したり 3D データを等高線表示で色や等値線によって 2 次元的に表示したりすることができます たとえば コンポーネント上で発生する温度を色変化で表示するには 3D モデルに投影 を使用します たとえば 回転数や圧縮に対するエンジン出力の特性要因図の表示および解析には 等高線表示エリアを使用します 等高線表示エリアは 3 次元のデータを色値および等値線として使用して 3D データを 2 次元的に表示する場合に使用します たとえば エンジン試験台からのデータを特性要因図にマッピングしたり 画像カーソルでデータを解析したりするには等高線表示を使用します 特性要因図を表示するには 回転速度 トルク および酸化窒素濃度の各チャネルを Data Portal からドラッグし レイアウトのフリー領域にドロップします 表示形式は等高線を選択します そうすると 回転数およびトルクに対する酸化窒素濃度が影の色として表示されます 等高線の下の色凡例には 青色が低濃度を表し 赤色が高濃度を表すことが示されます 等高線表示は ズームイン / ズームアウト フレームカーソルでの移動および一部の詳細表示が可能です 等高線表示は ここで使用するトリプル構造のほか 3D データのマトリックス構造もサポートしています 3D データの詳細については 2 章の 2D データと 3D データを編成する を参照してください 等高線表示ツールバーのダイナミック等高線表示ボタンをクリックすると 等高線における酸化窒素濃度の分布状態が表示されます 画像カーソルを等高線の上に置くと 現在のカーソル位置の濃度を示すダイナミック等高線が表示されます 等高線を永続的に作成するには 等高線表示ツールバーのカーソル位置に等高線を作成をクリックします カーソルの現在の Z 値の等値線が計算され 結果チャネルが Data Portal のデフォルトグループに保存された後 それぞれラベルの付いた等高線が表示されます 酸化窒素濃度を影の色でハイライトするには ラベル付きの等値線を等高線表示に挿入します そのためには等高値テーブルを作成します 等高線をダブルクリックし カーブタイプ等高線をクリックします カーブパラ National Instruments Ireland Resources Limited 3-9 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

40 第 3 章 データを画像解析し編集する メーター等高値テーブルからの等値線 表示を選択し 等高値テーブルタブを開きます 等高線の生成をクリックし 開始値 終了値 および間隔を入力します 等値線に濃度値でラベルを付けるには 表面タブのカーブパラメーター等高値テーブルからの等値線 ラベルを有効にします 等高線表示に影の色の濃度間隔で灰色の等値線が表示されます 水平および垂直の交点を等高線表示に配置するには 等高線表示ツールバーの交差カーブを使用します 現在のカーソル位置について X 軸および Y 軸と平行の交点が計算され 4 つの結果チャネルが Data Portal の別々のチャネルグループに保存されます 計算されたセクションは 等高線表示と同期させて 2D チャートに表示できます 等高線表示またはいずれかの 2D チャートの画像カーソルを移動すると 他の 2 つのカーソルが同期して移動します 図 3-1 垂直および水平交差カーブと共に表示した回転数およびトルクに対する酸化窒素濃度の等高線 データを 3D モデルに投影する 測定データやシミュレーションしたデータを色または変位としてテストオブジェクトのモデル上に投影するには 3D モデル領域を使用します たとえば 3D モデルには社内温度が温度ダミー上に色の変化として表示されたり ひずみが橋脚の変位として表示されたりします テストオブジェク DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-10 ni.com/jp

41 第 3 章 データを画像解析し編集する トの 3 次元モデルに基づいて 各センサのデータを関連するモデルポイントを関連付けします センサのないモデルポイントに対しては 近隣のモデルポイントのデータの値が補間されます 1 つのビュー内に同じモデルを持つ複数のモデル範囲を定義すれば さまざまな側面やテスト結果を比較できます たとえば ビームの温度プロファイルを検査するには コンテキストメニューから表示形式 3D モデルを選択します DIAdem VIEW に 3D モデルを選択するためのダイアログボックスが開きます モデル beam.wrl を読み込みます DataPortal の Temperature1 チャネルを 3D モデルのポイントにドラッグします その際 表示させる形式に色を選択します その他のモデルポイントに対してこの手順を繰り返します モデル表面の変位を表示させるには 表示モデル変位を使用します モデルポイントを移動させる方向を選択します テスト全体の全体ビューを取得するには DIAdem VIEW ツールバーの操作機能を使用します 時間の各部分を詳細に調べるには 温度チャネルを持つチャートを作成し そのチャート内でカーブカーソルを使用します たとえば テストで過温度が発生した場合は カーブカーソルをそれぞれの時間まで動かします 温度が光線上に色付きで表示されます 赤色は温度が高い領域を 青色は温度が低い領域を表します データチャネルを不正なモデルポイントに割り当てた場合には <Shift> を押しながら定義を正しいモデルポイントにドラッグします 定義をコピーするには <Ctrl-Shift> を押します ポイントのツールチップにはポイントの定義に使用した表示形式とデータチャネルが表示されます モデルを移動したりズームすればすべての側からモデルを表示することができます モデルを回転させるには マウスをクリックしてドラッグします モデルをズームイン / ズームアウトするには マウスホイールを動かすか 右クリックして水平にドラッグします モデルを座標軸に沿って移動させるには マウスを上下に移動しながら同時に <x> <y> または <z> を押して 希望の座標軸を選択します DIAdem では ほとんどの CAD/CAE プログラムでエクスポート可能な ファイル名拡張子.wrl および.stl(Surface Tesselation Language) を持つ VRML モデルがサポートされています ビューを編集する 1 つのモデルポイントに対するいろいろな表示形式をモデル設定で組み合わせることができます たとえば 温度を色や変位で同期させて表示することができます モデルをダブルクリックして設定を開きます センサリストタブを選択し x チャネル y チャネル および y チャネルの色また National Instruments Ireland Resources Limited 3-11 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

42 第 3 章 データを画像解析し編集する は変位をモデルポイントごとに有効にします 既存の定義を削除またはコピーして新しい定義を作成することもできます 基本モデルのビューや表面の色や変位の設定を変更するには 表示チャネルの選択タブを選択します ポイント グリッド およびグリッド表面を使用して基本モデルのビューを指定してください 定義された各センサポイントに現在の数値を表示するには ポイント チャネル値チェックボックスを選択します DIAdem で影の色に適用される値の範囲を指定します デフォルトでは 割り当てられているすべてのチャネルの最大値と最小値がスケーリングに使用されます たとえば 主な範囲へのカラーリングを制限して異常値をなくすために モデルを手動でスケーリングすることもできます ユーザが独自に設定したカラーパレットから定義することもできます 変位を有効にすると モデルのオフセットコピーが表示されます 評価時には モデルの変位を変更されていないモデルとで直接比較できます オフセットには 2 つのモデル間の長さを指定します モデルの変位のみを表示するには 基本モデルの設定を無効にします 変位させるモデル上に たとえばセンサリストに定義した温度チャネルなどの色の変化も表示するには 変位させるモデルの色チェックボックスを選択します わずかな変位でも表示したい場合は スケーリング係数を使用すれば変位を拡大できます ダイアログボックスを使用して対話形式で評価する ダイアログボックス領域は 評価中に値の入力 設定の呼び出し または機能の実行によって他のレイアウト領域の表示に影響を与える場合に使用します エントリの処理 別の領域への値の転送 および DIAdem VIEW の表示の更新はスクリプトによって実行します DIAdem ダイアログ編集で作成し 非表示コントロール VIEWConnector を追加したすべてのユーザダイアログボックスを組み込むことができます 領域にダイアログボックスを含めるには 表示形式ダイアログボックスを選択します 拡張子が.sud のダイアログボックスファイルを読み込みます SUD ファイルには複数のダイアログボックスを格納できるため ダイアログボックスの名前を入力する必要があります 領域全体にダイアログボックスが表示されます ダイアログボックスを編集するには コンテキストメニューからダイアログボックス編集を選択します この SUD ファイルが読み込まれた状態でダイアログ編集が開きます 他のコントロールに影響を与える またはスクリプトを呼び出すプロパティとイベントをコントロールごとに入力します たとえば 座標系のカーブポイントを移動するスクリプトや新しいカーブを作成するスクリプトを作成できます ダイアログボックスの変更を保存した後 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 3-12 ni.com/jp

43 第 3 章 データを画像解析し編集する DIAdem VIEW を開き ダイアログボックス再読み込みを選択して表示を更新します ダイアログボックスを現在の領域サイズにダイナミックに適応させるには Flex プロパティを使用します 個々のコントロールに異なる flex プロパティを割り当てれば 領域または DIAdem ウィンドウのサイズを変更したときにそれぞれコントロールの位置が変わるようにすることができます テキストと画像をデザインに使用する 見出しやコメントをワークシートに追加するには 領域にテキストボックスを選択します テキストボックスをダブルクリックすると テキストと関数の情報を入力できます たとえば で入力できます Data Portal のプロパティ表示でデータセットの名前などのプロパティを選択して テキストボックスにドラッグアンドドロップできます 関数の内容を更新するには コンテキストメニューを使用します テキスト表示を変更したり入力フィールドの最後にある 3 点ドット付きボタンを使用して変数や式を挿入するには コンテキストメニューの表示を選択します 変数の詳細については 変数をフォーマットする 章の 5 を参照してください テストリグの画像や会社ロゴをワークシートに挿入するには 領域に画像表示形式を使用します 新しい画像を読み込むには 画像領域をダブルクリックします DIAdem は最新の画像フォーマットをサポートしています 画像を挿入すると 画像ファイルへのリンクが作成されます パス付きのリンクがレイアウトに保存されます レイアウトを読み込むと 画像ファイルがそのフォルダにある場合は 画像だけが表示されます などの DIAdem パス変数を使用します National Instruments Ireland Resources Limited 3-13 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

44 4 数学関数を使ってデータを解析する 標準関数を使用する DIAdem ANALYSIS を使用して Data Portal のデータを数学関数で解析できます 標準数学関数のダイアログボックスでは演算のためのガイドが表示されるので 数式を入力する必要がありません 入力データと設定を選択します 独自の数式を定義し演算するには DIAdem カリキュレーターを使用します 複雑な繰り返し演算にはスクリプトを作成し 公式や標準関数も組み込んで 演算マネージャーによる連続した解析が実行できます 演算結果はチャネルまたは変数に保存します DIAdem には 広範で標準的な数学関数のライブラリが DIAdem ANALYSIS の複数の関数グループに用意されています たとえば 基本演算関数グループには微分関数が 周波数解析関数グループには FFT 関数が また 表面関数グループには等高線演算が含まれています 標準関数演算を実行するには 関数グループボタンをクリックします 表示されるダイアログボックスで演算設定を選択します たとえばデータをスムージングするには フィッティング関数グループを選択し 移動平均関数を選択します スムージングするチャネルを Data Portal からダイアログボックスのチャネル選択フィールドにドラッグ アンド ドロップします 片側最大スムージングポイント幅を指定します 現在の作業セッションですでにスムージング機能を使用している場合は 最後の演算設定がダイアログボックスに表示されます さらにスムージング機能を実行するには演算をクリックします OK をクリックして演算を実行しダイアログボックスを閉じます 演算結果はデフォルトグループの新しいチャネルに保存されます デフォルトグループは Data Portal の構造ビューのコンテキストメニューから指定します 標準関数のダイアログボックスで結果を元のチャネルに保存を選択した場合 入力チャネルの値が結果データで上書きされます 入力チャネルを再び使用したい場合はこの設定を選択しないでください 一般統計関数のような一部の標準関数では 演算した固有値がプログラム変数に保存されます 近似関数などのその他の標準関数では カスタムプロパティとして演算した係数が結果のチャネルまたは入力チャネルに保存されます National Instruments Ireland Resources Limited 4-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

45 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 別の標準関数を呼び出すと その関数を前回の演算の結果チャネルに適用することを求められます Data Portal にあるすべての数値チャネル 波形チャネル 時間チャネルを使用して演算を実行できます DIAdem ANALYSIS ワークスペースに どのチャネルを使い どのような演算を実行したかが表示されます 基本演算は 1 つまたは複数のチャネルで作業します 基本演算が複数のチャネルにわたる場合 たとえばチャネル平均の場合 3 点ドット付きボタンがチャネル選択フィールドの横に表示されます このボタンをクリックし すべての入力チャネルを選択するか Data Portal で入力チャネルを選択し それらのチャネルをチャネル選択フィールドにドラッグアンドドロップします チャネルの長さが異なる場合 結果のチャネルは最も短い入力チャネルと同じ長さになります 波形チャネルで演算を実行する場合は 波形チャネルに x 軸の情報が含まれているので x チャネルを指定する必要はありません 標準関数で複数のチャネルを使用している場合 結果として波形チャネルを生成するためには 少なくとも 1 つのチャネルは波形チャネルである必要があります x チャネルを指定すると 演算結果は数値チャネルとなります 複数の波形チャネルを使用する場合は 波形チャネルの x 部分は互いに対応させる必要があります 使用できる関数ライブラリは DIAdem ライセンスに含まれるオプションによって決まります ライセンスに組み込まれていないか 有効化されていない関数は DIAdem インタフェースではグレーアウトされています 追加の関数ライブラリは NI から入手可能です 利用可能な関数ライブラリの詳細については この章の 関数ライブラリ を参照してください カリキュレーターで数式を演算する データを独自の数式で演算するには カリキュレーターを使用します 数式を使用すると 数値チャネル 波形チャネル 時間チャネルを結合して新しいチャネルを作成できます テキストチャネルによる演算には テキスト演算を使用します 単一値を演算し 値を変数に保存し 変数の内容を呼び出しできます カリキュレーターを開くには 左に示す DIAdem ANALYSIS ツールバーのボタンをクリックします 数式を入力する 数式を入力フィールドに入力するには キーボードとカリキュレーターのキーを使用します カリキュレーターは演算結果ボックスに演算結果を表示します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-2 ni.com/jp

46 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 数式は割り当て対象 割り当て演算子 演算命令文で構成されます 割り当て対象 = 演算命令文 通常 チャネルを割り当て対象として入力します ただし 単一値を演算して その値を変数に割り当てることもできます 演算命令文ではチャネルまたは変数の演算を使用します カリキュレーターの左下のタブには 正弦関数などの数値演算 AND などのブール演算 テキスト長さなどのテキスト演算が含まれています たとえば チャネルのサイン値を演算するには 数値演算タブの sin(arg) をダブルクリックして確定フィールドにサイン関数を入力します 確定フィールドのカーソルがサイン関数の引数部分に自動的に移動し チャネルタブのチャネルをダブルクリックすれば数式にチャネルを貼り付けることができます カリキュレーターでは必ず小数点を小数点区切り記号として使用し 文字列を引用符 ("...") で囲みます メモ カリキュレーターで演算 チャネル 変数タブを使用するには 拡張ボタンをクリックします ( デフォルトでは拡張ボタンが押された状態になっています ) チャネルで演算する たとえば Input チャネルを最初のチャネルグループの参照チャネルで割るには 以下の演算式をカリキュレーターの入力フィールドに入力します : Ch("[1]/Result") = Ch("[1]/Input")/Ch("[1]/Reference") 入力チャネルの各値が参照チャネルの対応する値によって除算されます チャネルの長さが異なる場合 結果のチャネルは短い方のチャネルと同じ長さになります 結果は 最初のチャネルグループの結果チャネルに保存されます 最初のチャネルグループに結果チャネルがある場合は 値は上書きされます グループインデックスなしでチャネル名だけ入力すると 結果のチャネルは Data Portal のデフォルトグループに保存されます カリキュレーターでチャネルを使って演算する場合は そのチャネルに一意の参照を持たせる必要があります チャネルを演算に使用するには Ch 変数を使用し チャネル参照を引用符で囲みます デフォルトでは DIAdem はグループインデックスとチャネル名を使用して 一意なチャネル参照を作成します ただし チャネル参照はグループ名またはグループインデックス チャネル名またはチャネルインデックスの組合せでも構成できます グループインデックスは Data Portal 内のグループの位置であり チャネルインデックスはグループ内のチャネルの位置です National Instruments Ireland Resources Limited 4-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

47 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する データセットのチャネルグループおよびチャネルの名前がわかっており 最初のグループ名が Group1 の場合 以下の数式を入力します Ch("Group1/Result") = Ch("Group1/Input")/Ch("Group1/Reference") データセットの構造が分かっている場合には グループインデックスとチャネルインデックスを組み合わせることができます その後 最後の式を以下のように入力します Ch("[1]/[5]") = Ch("[1]/[1]")/Ch("[1]/[2]") メモ チャネル参照にはチャネル名だけ使用できます Data Portal の異なるグループにある複数のチャネルの名前が同じである場合 このチャネル参照はあいまいになります 演算は Data Portal にある 指定された名前で最初に検索されたチャネルを使用して行われます 関数と単一値で演算する カリキュレーターでは 値を変数に保存し 変数を演算命令文に使用し 変数の値を要求できます 以下は 確定フィールドでの補助変数 R1 の入力方法の例です の平方根の結果を変数 R1 に割り当てます R1 = SQR(8.391) 値を要求するには 変数名の後に疑問符を入力します カリキュレーターはその値を演算結果ボックスに表示します R1? ヒント 結果を保存せずに数式を演算するには 確定フィールドに演算命令のみを入力し 末尾に疑問符を入力します カリキュレーターは結果だけを演算結果ボックスに表示します 最初のチャネルグループの入力チャネルの各値と R1 変数を乗算します 結果値は デフォルトグループの結果チャネルに保存されます Ch("Result") = Ch("[1]/Input")*R1 スクリプトで演算する 複雑な反復する演算を自動化するにはスクリプトを使用します スクリプトでは標準関数を呼び出したり 独自の数式を作成できます スクリプトは DIAdem で 1 行ずつ処理される VBS ファイルです 以下のサンプルを入力するには DIAdem SCRIPT で新しいスクリプトを作成して サンプ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-4 ni.com/jp

48 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 標準関数を呼び出す 独自の数式を演算する ル行を入力します スクリプトの詳細については 6 章の 数式を演算する を参照してください スクリプトでは DIAdem で使用できるすべての標準数学関数を使用できます 標準関数を呼び出すには Call コマンドを使用します たとえば スムージングポイント幅を 12 として数値チャネル入力をスムージングし その結果を最初のチャネルグループの結果チャネルに保存する場合 以下の行をスクリプトに入力します Call ChnSmooth("[1]/Input","[1]/Result",12,"maxNumber") スクリプトでは独自の関数を呼び出すこともできます たとえば 入力 1 チャネルを最初のチャネルグループからの参照チャネルで除算するには 以下の命令文をスクリプトの行に入力します Call ChnCalculate("Ch(""[1]/Result"") = Ch(""[1]/Input"")/Ch(""[1]/Reference"")") カリキュレーター関数 ChnCalculate を呼び出すには Call を使用します 数式は引用符で囲まれ 個々のチャネル割り当ては一重引用符で囲まれます 数式の構文はカリキュレーター内の構文と同じです ヒント 演算を記録するには DIAdem SCRIPT ツールバーの記録モードを使用します 対話的に呼び出す標準関数とカリキュレーターで演算する式が すべての構文と共に記録されます 単一値を割り当てる 関数を使用する スクリプトでは カリキュレーターと同様 値を変数に割り当てることができます たとえば の平方根を補助変数 R1 を割り当てるには 以下の行をスクリプトに入力します R1 = SQR(8.931) DIAdem ではプログラム変数 補助変数 ユーザ変数が用意されています DIAdem 変数の他に VBS 変数も使用できます 変数の詳細については 関数を使用する 章の 6 を参照してください National Instruments Ireland Resources Limited 4-5 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

49 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する プログラム変数 スクリプトで標準関数のコマンドを設定するには プログラム変数を使用します 標準関数のダイアログボックスで設定するのと同じように パラメーターを設定します SmoothWidth プログラム変数は 標準関数 Smooth の ChnSmooth コマンドのスムージングポイント幅を指定します プログラム変数に結果を保存する標準関数もあります たとえば StatArithMean 関数は 固有統計値を演算するときにチャネルの算術平均を保存します カリキュレーターの右下のスペシャルタブには さまざまなプログラム変数が含まれています これらのプログラム関数には CMax 関数内のチャネルの最大値など ロードしたチャネルの情報が含まれます VBS 変数 スクリプトでコマンドにリンクされていない変数が必要な場合には VBS 変数を使用します DIAdem と異なり VBScript には既定の変数やデータタイプが用意されていません VBS 変数は常にバリアントデータタイプであり 変数の使用対象に応じて異なるデータタイプが使用されます VBS 変数は 変数を演算で使用する場合には数字として テキストを変数に割り当てる場合には文字列として扱われます 数量ベースの演算 VBS 変数の宣言には Dim 命令文を使用します 以下は 配列変数 MyArray, for the テキスト変数 MyChannels およびカウント変数 icount の宣言の例です このサンプルでは 正弦関数の X- 値と Y- 値を使用してマトリックスが生成され マトリックスがチャネルに変換されます Dim MyArray(1,10000), MyChannels(1), icount For icount = 0 to MyArray(0,iCount) = 2*Pi*iCount/10000 MyArray(1,iCount) = Sin(2*Pi*iCount/10000) Next MyChannels(0) = "X Channel" MyChannels(1) = "Sin Channel" Call ArrayToChannels(MyArray,MyChannels) DIAdem では 単位カタログの導入以降 チャネルの物理量と単位を演算に含めるかどうかをユーザが指定できるようになりました 非数量ベースの演算では数値のみが使用されるため 長さと電圧を加算することも可能です 数量ベースの演算では すべてのチャネルに単位があるかどうか その物理量同士を演算できるかどうかがチェックされます 例えば 距離を時間で割ることは出来ますが 数量を足すことは出来ません 物理 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-6 ni.com/jp

50 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 演算マネージャーで演算する 量同士を演算できない場合は演算が中断され エラーメッセージが表示されます たとえばセンチメートルとインチのように計算対象の 2 つの単位が同じ物理量に属する場合 共通の基本単位に変換されます たとえば 1 cm( センチメートル ) と 1 in( インチ ) を加算すると 結果は 3.54 cm となります これを非数量ベースで演算した場合 結果は数値 2 となります 単位カタログを使用して数量ベース演算を実行するには DIAdem ANALYSIS ツールバーの数量ベース演算をクリックするか スクリプトで CalcQuantityBased 変数に値 TRUE を割り当てます DIAdem で数量ベース演算を行うには すべての入力データの単位と単位記号が単位カタログに定義されたものでなければなりません 加算 減算 平均などの演算では物理量は変更されず 結果データに転送されます これらの関数は 長さと電圧のように異なる物理量同士を演算できないからです 乗算 微分 積分 指数関数 平方根関数などの演算では 入力物理量から結果量が決定されます たとえば 力と長さを乗算した場合の結果量はエネルギーです DIAdem は 数量演算の際 一定のルールに従います 容積の演算結果は指数表示となります たとえば 面を開平すると結果は長さとなります それに対し 容積の場合 結果の次元の指数が非整数になるため開平することはできません 物理量の単位は 変換が最小限ですむような方法で指定されます 非線形の単位やオフセットのある単位を使用した場合 常に線形単位に変換されます たとえば 単位 C( 摂氏温度 ) や F( 華氏温度 ) にはオフセットがあります そのため それらの温度を含む演算では基本単位 K( ケルビン ) が使用されます 単位カタログの詳細については 2 章の 単位テーブルを使用する を参照してください 演算マネージャーでは マウスクリックで反復解析シーケンスを実行する演算を定義します 演算には単純な式 標準関数 またはスクリプトを含めることができます ある演算ステップが別の演算ステップの結果を使用する場合 解析シーケンスで演算を接続できます DIAdem ANALYSIS ツールバーから演算マネージャーを開きます 演算追加をクリックして新しい演算を作成するか... ボタンをクリックして既存の演算を編集します 演算は入力を命令で接続し 結果を出力に保存します 入力と出力は単一の値や変数でも 1 つまたは複数のチャネルでもかまいません 入力と出力はそれぞれの名前で接続しますが これは単純な文字でもかまいませ National Instruments Ireland Resources Limited 4-7 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

51 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する ん 以下の数式は 入力 a と b の二乗を加算し その平方根を出力 c に転送します c=sqrt(a^2+b^2) 標準関数は スクリプトと同様の方法で使用します 拡張をクリックしてスクリプト入力に切り換えます Call でコマンドを呼び出し パラメーターとして入力と出力の名前を使用します 以下の命令は 入力 a の移動平均関数を演算し 結果を出力 c に返します Call ChnSmooth(a,c,15,"MaxNumber") 複数チャネルの平均などの関数を演算する場合はチャネルリストを使用します チャネルリストは 入力チャネルの名前またはインデックスを含んでいます Data Portal で個々の入力チャネルや上下に並んだ複数の入力チャネルを選択してチャネルリストに入力できます 演算は 複数回にわたって実行できます エンジンシリンダのテストシリーズを解析する場合 シリンダごとに演算を定義する必要はなく 入力変数と出力変数を使用する演算を 1 つ作成するだけですみます 入力には Cylinder_@@CCR@@ と記述し サイクル数を入力します は サイクルの実行ごとに現在のサイクルに置換されます たとえば 3 サイクルの場合 チャネル Cylinder_1 Cylinder_2 および Cylinder_3 が評価されます 演算を使用する前に 検証をクリックして定義が正しいかどうかをチェックします 演算命令の構文のほか その演算が入力または出力として設定されている他の演算との接続がチェックされます 検証スクリプトでは演算の実行条件をさらに指定できます OK をクリックすると 演算マネージャーダイアログボックスに戻ります 依存する演算をグループ化したり 処理に基づいて演算を並び替えたりするには 演算グループを作成します 選択した演算グループまたは演算 あるいは演算マネージャーで定義したすべての演算を演算セット ( ファイル拡張子.tca) に保存できます 保存した演算セットは 別のコンピュータで再利用できます 演算式のノウハウを明らかにせず他のユーザーが利用できるようにするには 演算式を暗号化して保存します ユーザは 暗号化された演算テンプレートを演算マネージャーで各自の式コレクションに追加すれば演算を実行できますが 演算命令を表示または変更することはできません DIAdem の起動時に読み込む演算セットを指定するには DIAdem ANALYSIS の設定 オプション ANALYSIS を選択します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-8 ni.com/jp

52 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する MathScript を定義する 無効値を使用する演算 数学関数を LabVIEW から DIAdem ANALYSIS に統合するには MathScript を使用します MathScript を実行するには LabVIEW Version 8.0 以降が MathScript オプションと共にコンピュータにインストールされていなければなりません MathScript を作成するには DIAdem で MathScript 新規 MathScript を開きます 名前として MyMathScript と入力します MathScript エディタにて MathScript を作成し入力チャネルと結果チャネルを指定します ダイアログボックスに単一値を直接入力して ベクトル用の単チャネルと行列用の複数のチャネルを選択します MathScript はテキストチャネルも処理できます エントリの最後に OK を付けると コンパイル済み LabVIEW VI が生成され この LabVIEW VI が MathScript メニューに追加されます MathScript をテストするには LabVIEW のデバッグ機能を使用します そのためには LabVIEW の Tools MathScript Window を選択します MathScript を呼び出すには DIAdem の MathScript MyMathScript 実行を選択します 表示されるダイアログボックスで演算設定を指定します 単一値演算の結果がデフォルトグループのプロパティに保存されます Data Portal にグループが含まれていない場合 グループ MathScript_Results が作成されます 結果がベクトルの場合 その値がデフォルトグループ内のチャネルに保存されます 結果が行列の場合 その値がデフォルトグループ内の複数のチャネルに保存されます MathScript を作成すると コンパイルされた LabVIEW VI VBS スクリプト ファイル名拡張子が.msc の定義ファイルが ユーザパスに作成されます このスクリプトには MathScript を呼び出すプロシージャが含まれます このプロシージャは MathScript を VBS スクリプトに統合するための基礎として使用します 定義ファイルは MathScript メニュー内の入力とダイアログボックス内の設定を指定します MathScript を修正すると それに関連するすべてのファイルが確認の要求なしに自動的に更新されます LabVIEW VI の統合の詳細については 6 章の LabVIEW VI にアクセスする を参照してください 測定装置には測定値の有効範囲 ( たとえば 0 ~ 10 ボルト ) があります 測定中にセンサに障害が発生し 正しくない値が得られることがあります これらの異常値を無効値として DIAdem に宣言できます DIAdem では無効値は NoValues と呼ばれます 値を手動で NoValue として識別するには DIAdem VIEW のチャネルテーブル内の値を NoValue または略語 NV で上書きします 標準関数では NoValue は演算から除外され National Instruments Ireland Resources Limited 4-9 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

53 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する レポートに表示されません 以下の図は左側に測定信号 右側に測定信号の分類結果を示します 上部の図にはひずみが示されていますが 下部の図は NoValue で調整したものです 図 4-1 測定信号 ( 左 ) とそれぞれのクラス設定の結果 ( 右 ) NoValue を使用して 数値チャネル 波形チャネル 時間チャネルから単一値だけでなく範囲全体を削除できます 使用したセンサが 10 より大きい値を返さないことがわかっている場合 不適切な値を NoValue に置き換えるために 以下の式をカリキュレーターの確定フィールドに入力します Ch("Group1/Sensor") = Ch("Group1/Sensor")+CTNV(Ch("Group1/Sensor")>10) ブーリアン型の要求 Ch("Group1/Sensor")>10 は チャネル値が指定限界値 10 を超えているかどうかをチェックします チャネル値が限界値を超えている場合 結果は True になり そうでない場合は False になります CTNV 関数は結果をチェックし True に対しては NoValue それ以外の場合は 0 を返します チャネルとの加算の結果は 元のチャネル値または NoValue になります これにより 10 より大きいすべての値が NoValue と置き換えられます メモ NoValue を使用して演算すると いずれかの項に値 NoValue がある場合 演算結果は NoValue になります DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-10 ni.com/jp

54 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する ヒント チャネル関数機能グループの NoValues 編集関数を使用すると チャネル内の NoValue の削除 NoValue から値への置換 または隣接値のリニア補間による NoValue の置換を行うことができます 関数ライブラリ DIAdem には データを解析する標準数学関数の拡張ライブラリがあります これらの関数は DIAdem ANALYSIS の関数グループにカテゴリ別に表示されます 基本演算関数 チャネル演算関数 フィッティング関数 周波数解析関数 統計およびクラス設定関数 3D 解析関数 クラッシュ解析関数 基本演算関数 基本演算機能グループには 2 つ以上のチャネルを行方向に演算するための加算 減算 乗算 および除算関数が含まれています チャネルの長さが異なる場合 結果のチャネルは最も短いチャネルと同じ長さになります スケール関数は 1 次方程式 ax+b を使用してチャネルを変換します 各チャネル値の逆数が必要な場合は 逆数演算関数を使用します チャネル値から定数を減算する またはチャネル値に定数を加算するには オフセット関数を使用します 1 で正規化関数を使用すると 各チャネル値を絶対値の最大で除算します パーセンテージで正規化関数を使用すると 各チャネル値がすべてのチャネル値の合計のパーセンテージとして計算されます ディファレンス関数を使用すると 結果チャネルが入力チャネルより小さな 1 つの値となるように あるチャネルの値と値の間の距離が計算されます チャネルの信号値の累計を演算するには 積算関数を使用します 微分関数を使用すると 2 つのチャネルの 2 つの連続する値ペアからの差分係数の中央値が計算されます 積分関数を使用すると 複合台形公式に基づいてチャネルが積分されます DIAdem では X チャネルの各間隔セグメントの積分の近似に 2 つの X- 値と対応する Y- 値で形成される台形が使用されます 実効値演算関数は二乗平均を演算します National Instruments Ireland Resources Limited 4-11 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

55 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する チャネル演算関数 チャネル関数機能グループに含まれる関数データ シリーズの生成は 新しい等距離チャネルまたはジオメトリチャネル あるいは波形チャネルの X 部分から新しいチャネルを生成します この関数を使用して 既存のチャネルをより精細に分割できます 連続する値の間隔は等間隔に分割されます 連続時間データの生成関数は 等間隔の時間チャネルを演算します 波形チャネルを数値チャネルに変換したり数値チャネルを波形チャネルに変換するには 数値チャネル <-> 波形チャネル機能を使用します 数値チャネルを波形チャネルに変換する場合は 等間隔な X チャネルを指定する必要があります 波形チャネルを数値チャネルに変換する場合は 各波系チャネルから X チャネルと Y チャネルが作成されます Data Portal のグループ内に波形チャネルが連続して配置されている場合や 波形チャネルの X 部分が同じである場合には それらのチャネルに対して共通の 1 つの X チャネルが作成されます チャネル単位の変換関数は たとえばキロメートル / 時 [km/h] からマイル / 時 [mi/h] のように チャネルを同じ量の異なる単位に変換します 単位系を変換関数を使用すると 別の単位セットを複数のチャネルに割り当てて それらのチャネルを新しい単位セットの単位に変換できます たとえば 欧州単位セットを読み込んだ場合 データセットの長さ 表面 および速度をそれぞれ米国単位に変換するためには 米国単位セットのみが必要となります 平均関数を使用すると 複数のチャネルの算術平均が行方向に計算されます 並び替え関数は チャネルの値を昇順で並び替えます テキストチャネルなどその他のチャネルを指定して それに応じて関連するチャネルの値を移動できます ピークサーチ関数は チャネル内の最小値または最大値を求める場合に使用します ピークサーチを実行すると 2 つの結果チャネルが返ります 1 つの結果チャネルにはピークの X- 値が もう 1 つの結果チャネルにはピークの Y- 値が保存されます NoValue 編集関数は チャネル内の NoValue の削除 NoValue から特定の値への置換 または隣接値のリニア補間による NoValue の置換を行います NoValue とは 演算に使用されたりレポートに表示されたりしない無効な値のことです チャネルから異常な測定値を除外するときに NoValue を使用してください NoValue の詳細については この章の 無効値を使用する演算 を参照してください 量子化関数は チャネルの値範囲を等間隔に分割し まるめによってチャネル値をそれらの間隔にマッピングする場合に使用します 一般に ステップ数は整数データタイプ 8 ビット 16 ビット または 32 ビットに対応します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-12 ni.com/jp

56 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する フィッティング関数 フィッティング機能グループには 信号をスムージングするための移動平均関数が含まれています 信号をスムージングするために チャネル値および指定された数の近隣の値からの各値の浮動算術平均が計算されます Savitzky-Golay フィルターは 最小二乗法によって信号に合わせて区分的多項式を調整することで信号をスムージングします この方法は 信号の特性の保存という点で移動平均関数よりも優れています 時間チャネルが異なる 2 つの測定の信号を共通時間ベースで再演算する場合は リニアマッピング関数を使用します 2 つの時間チャネルの 1 つを共通時間ベースに選択すると 不足している値が内挿と外挿で補間されます 回帰演算および近似関数は 特定の基準に基づいて元の点集合に最も近いカーブを演算します ダイアログボックスのプレビューには 設定されている関数ごとに その関数でチャネル値がどの程度近似されるかが表示されます 結果カーブに対して 評価ポイントを持つチャネルを指定したり 評価ポイントを生成することができます 演算された係数は プログラム変数に および結果チャネルのカスタムプロパティとして保存されます ノンリニアカーブフィッティングは 関数によって点集合をフィッティングします DIAdem では 係数の演算にレーベンバーグ マーカート法を使用しています ガウスカーブフィッティングは ガウスカーブによって点集合をフィッティングします ガウスカーブの中央値 振幅値 および標準偏差の演算には最小二乗法 絶対値最小剰余法 または二重平方法が用いられます 基本 LS リニアフィッティングは 二乗誤差を最小化することで k 次元カーブを演算します 過剰に決定された連立方程式の解を求めるために SVD ギブンス法 コレスキー法 ハウスホルダー法など さまざまな方式が提供されています DIAdem は ノンパラメトリックスプライン補間, パラメトリックスプライン補間 または Akima サブスプラインを使用してスプライン補間演算を実行します 非常に単調な補間ポイントを持つ関数タイプのカーブには スプライン補間 - パラメーターなしを使用してください あまり単調でない補間ポイントを持つ関数タイプのカーブ ( たとえば閉じられたカーブ ) には スプライン補間パラメーターありを使用してください Akima サブスプラインで演算を行うと連続的に微分できないカーブが得られます この関数は階段関数に特に適しています スプラインを使用すると 補間を行ったり補間ポイントを近似することができます エンベロープ関数 点集合の上側および下側エンベロープを指定します エンベロープのポイントは 特定の間隔長内での最小値と最大値の結果です 円近似関数を使用すると デカルト座標系に存在するポイントセットの回帰円 内接円 および外接円を演算できます 適合円とも呼ばれる最大内接円とは 測定ポイントを含まないポイントセット内で最大の円のこ National Instruments Ireland Resources Limited 4-13 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

57 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する とです エンベロープ円とも呼ばれる最小外接円とは すべての測定ポイントを含むポイントセット周辺にある最小の外円のことです これらの非常に理想的な円の中心が同じになる必要はありません これらの円には回帰円の中心との依存関係はありません ただし 同心の内接円および外接円の中心は同じになり それらの円により すべての測定ポイントを含むことができる最も狭い幅を持つ環帯が構成されます 周波数解析関数 周波数解析関数グループには 高速フーリエ変換 デジタルフィルタ 振動 / 騒音レベル 衝撃応答スペクトラム および振動の周波数部分を調べる際に使用するオーダー解析といった関数が含まれています 高速フーリエ変換 (FFT) 時間領域から周波数領域に またはその逆に信号を変換するには FFT を使用します たとえば 電話機のボタンを押すと それぞれ異なる音がして その音は 2 種類の正弦振動で構成されます 交換器はこの音を受信して ダイアルされた数字を検出できます 時間領域では 番号 9 を押したときに出る音と番号 5 を押したときに出る音を区別することは困難です 周波数領域ではこれらの音をはっきり区別できるので 交換器は受信音に FFT を実行します DIAdem では 1 チャネル FFT 周波数領域から時間領域に再変換する FFT 逆変換 および自己相関や相互相関などの 2 チャネル FFT を演算できます DIAdem はチャネル長さが 2 の累乗ではない場合でも 指定されたチャネルの全長に FFT を演算します 自己相関では 時間軸上を信号のコピーが移動して 信号に周期的な部分があるかどうかがモニタされます 相互相関では 同じ方法を使用して 2 つの異なる信号の類似性をチェックします 1/3 オクターブ / オクターブ解析では 周波数間隔の容量が調べられますが 信号の正確な度数分布はチェックされません 1/3 オクターブ / オクターブ解析では時間信号の FFT の振幅値を以下の図に示すような標準対数周波数間隔で集計します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-14 ni.com/jp

58 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する [Hz] 1/3 1/3 [Hz] 図 4-2 信号の 1/3 オクターブ / オクターブ解析各オクターブで 3/3 オクターブが 構成される デジタルフィルター デジタルフィルター関数では 時間依存信号の選択した周波数範囲を減衰または増幅できます 特定の信号の周波数範囲だけを転送するローパスフィルタ 帯域フィルタ 帯域消去フィルタなど各種のフィルタタイプを選択できます すべての周波数を通す全通過フィルタは 信号遅延や位相ひずみの補正に使用します 各種フィルタを IIR フィルタや FIR フィルタとして使用できます たとえば 高周波歪信号が実際の測定信号に干渉する場合 歪信号を除去できます 歪信号を除去するには ローパスフィルタ処理モードにして 使用する周波数の上限を遮断周波数として入力します ローパスフィルタはこの制限を越える歪信号周波数をすべて除去します 衝撃応答スペクトラム (SRS) 衝撃応答スペクトラム (SRS) 関数は 時間に対する加速度信号から 周波数に対するシステムの加速度 相対速度 または相対変位を演算することにより 衝撃に対するシステムの応答を返します この関数には コンポーネントの減衰の度合いが組み込まれています たとえば 携帯電話を地上に落下させたときの破壊の程度は 携帯電話の種類によって異なります そうした携帯電話の損傷を評価する場合に 衝撃応答スペクトラムを使用します National Instruments Ireland Resources Limited 4-15 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

59 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 振動レベル 振動 / 騒音レベル関数では 測定した振動が車両内や作業場所において人体に及ぼす影響の程度が計算されます たとえば 車両振動が運転者に与える影響の程度を試験するには 各種振動センサを座席に装着し 振動 / 騒音レベル関数を使用して 測定した加速度信号を解析できます オーダー解析 オーダー解析は エンジンとエンジン部品で測定するノイズと振動の解析に使用します エンジンの加速度テストでは 振動と回転数の関係が振動と時間の関係より重要になります オーダー解析関数は信号の周波数と基準周波数を比較します 演算された次数は測定された信号の倍数を基準周波数に指定します たとえば 二次は 解析された周波数が基準周波数の 2 倍であることを意味します 次の図に示すように 時間領域または周波数領域でオーダー解析を実行できます 図 4-3 FFT スペクトラムとオーダースペクトラムとしてのオーダー解析の結果 DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-16 ni.com/jp

60 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 統計関数 統計機能グループには 平均値 四分位数 分散などの固有統計値を演算するための一般統計関数が含まれています 複数のチャネル 1 つのチャネル全体 およびチャネルセクションの固有統計値を行方向に演算できます たとえば コンクリートの耐圧テストを行っているとします 25 個のブロックの耐圧テストを行い ブロックが壊れる圧力を測定します テスト結果から数学平均 標準偏差 最低圧力 最高圧力を演算します 演算された固有統計値は 結果チャネルに保存されるほか 入力チャネルにカスタムプロパティとして および適切なプログラム変数 StatArithMean StatDeviation StatMin および StatMax にも保存されます これらの変数は DIAdem REPORT にテキストとして入力できるので 最新の固有統計値をいつでもレポートに挿入できます 工程能力指数 Cp Cpk CpL CpU を指定するには 工程能力関数を使用します 工程の平均値と標準偏差 不良部品数の各種近似値を演算することもできます 演算された工程特性値は該当する関数と入力チャネルのカスタムプロパティに保存されます 分類関数 統計機能グループには 測定値の度数分布を求めるためのクラス設定関数が含まれています 値範囲はクラスに分けられ それぞれのクラスに含まれる測定値の数をカウントします DIAdem にはヒストグラム シングルカウント リダクション 複合カウント およびレインフロー関数が備わっています たとえば 一連のエンジンテストをテストリグと実走行テストで比較するとします 必要なオイル交換を基準として選択します 1,000 キロメートル当たりのオイル交換回数をカウントし 結果を分類します 下の図はカウント数をカーブで表し 分類結果をヒストグラムで表しています National Instruments Ireland Resources Limited 4-17 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

61 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 図 つのテストシリーズの分類 ヒストグラムでは チャネルを分類するクラスを決定する方法を選択します シングルカウントでは ランダム振動のクラス設定に使用する 1- パラメーターのクラス設定方法をさらに選択します サンプルカウント ピーク値カウント Time at Level カウント 範囲カウント または範囲ペアカウントを使用できます 複合カウントは 1 つだけのチャネルはクラス設定しませんが 2 つの関連チャネルを同時にクラス設定します 複合カウントの結果は 3D マトリックスになります 信号に対応するものの信号自体ではない 1 つまたは複数のチャネルをクラス設定する場合は リダクションを使用できます レインフロー解析 レインフローを使用すると 特にひずみ - 時間関数において 過度なひずみレベルやひずみ変化など特殊事象の信号をテストできます たとえば スプリングの耐久性をテストする場合は 100 個のスプリングを 10 Hz ~ 10 khz の振動範囲にさらすテストスケジュールを作成します スプリングが壊れるまでひずみをかける回数をカウントします 振動に関連させてひずみ実行回数をレインフローマトリックスに入力します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-18 ni.com/jp

62 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 3D 解析関数 3D 解析の基本演算 算術 および表面機能グループには 測定データを 3D 表示用に処理するための 3D 解析関数が含まれています 以下の図に示すように エンジンの特性図を作成するためにエンジンデータから等高線や境界カーブが計算されます DIAdem では 3D データをトリプルまたはマトリックスとして構成できます 等高線関数は マトリックスまたはトリプル構造のデータで実行します. 2D マトリックス表示 等高線表示 またはウォーターフォール表示といった 3D 表示には マトリックス構造が必要になります DIAdem で 3D カーブを表示するには トリプレット構造が必要です (bar) RPM (1/min) 図 4-5 RPM 当たりのエンジン性能と燃費 圧力の等値線による特性要因図 3D 基本演算関数には トリプル構造とマトリックス構造を互いに変換する関数が含まれます マトリックスを処理するには 抽出 追加 または並び替え関数を使用します 置換関数は マトリックスの行と列を交換します 3D 算術機能グループには マトリックス演算のための関数が含まれています マトリックス - マトリックス操作は マトリックスを加算 減算 乗算 または除算する場合に使用します マトリックス - ベクトル操作は マトリックスにベクターを代数的またはコンポーネントに関連させて乗算する場合に使用します マトリックス - スカラー操作は 定数とマトリックスの加算または定数とマトリックスの乗算に使用します 1 で正規化関数は マトリックスの要素を範囲 [-1,1] に正規化します すべてのマトリックス値が マトリックス内で最も大きな絶対値で除算されます National Instruments Ireland Resources Limited 4-19 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

63 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する クラッシュ解析関数 パーセンテージで正規化は マトリックス内の各要素がすべてのマトリックス要素の合計のどの部分であるかをパーセンテージとして計算する場合に使用します 積算関数を使用すると マトリックスの値が行と列で積算されます 積分関数を使用すると マトリックスが提供する表面の下にある容量が計算されます xy- グリッドにあるすべての部分四角形の容量が合計されて積分が計算されます 極値関数は マトリックスの最小値と最大値を演算します 表面機能グループには 3 次元データを補間表面で近似する補間関数 およびセットアップ関数を使用して最小二乗法で 3 次元データの表面を近似する近似関数が含まれています 補間された表面は 3 次元データのポイント上を正確に走行します 近似関数を使用すると 表面とこれらのデータポイントとの距離が最小化されて スムージングされた表面が作成されます 等高線関数は 表面上の同じ高さのポイントを接続します 3 次元データがマトリックス構造内にある場合には 四角形のグリッドが作成されます 3 次元データがトリプル構造内にある場合には 等高線の表面を演算する基礎として三角測量が使用されます グリッド全体またはサブセクションの等高線を計算できます エンベロープ関数は 点集合のコンベックスまたは非コンベックスエンベロープカーブを演算する場合に使用します コンベックスエンベロープは閉じた五角形でポイントを囲みます 非コンベックスエンベロープもポイントを囲みますがインデントは行われません クラッシュ解析機能グループには 車両安全テストの測定データを解析する関数が含まれます この関数を使用して 標準傷害基準を演算できます たとえば 頭部傷害を評価するには頭部傷害基準 頚部には頚部傷害基準 胸部には粘性基準 脚部には脛骨インデックスを使用します これらの演算は現在の SAE ISO NHTSA 規格に従って実行されます クラッシュ解析 (CFC フィルタ ) 処理の場合 CFC60 CFC180 CFC600 CFC1000 FIR100 を選択できます ISO MME 標準に基づくクラッシュ評価の例は 車両安全テストデータの解析レポートを示しています このアプリケーションサンプルは DIAdem ヘルプで実行できます このサンプルはスクリプトを使用し 前部と側部の衝撃を 3 段階で解析します 下の図は前部の衝撃における頭部の加速度に関するレポートを示します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 4-20 ni.com/jp

64 第 4 章 数学関数を使ってデータを解析する 図 4-6 頭部の前面衝突における頭部の加速度のクラッシュ解析 National Instruments Ireland Resources Limited 4-21 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

65 5 レポートを作成する ワークシートのデザイン DIAdem REPORT を使用して データおよび結果を複数シートのレポートにすることができます 2 次元と 3 次元のチャート ポーラーチャート 表 テキスト 変数 式 画像を使用して データを文書化し提示することができます レポートワークシートにはさまざまな表示や変化するページ向きを含めることができます すべてのワークシートのデザインをレポートに保存し レポートデータのリンクをレイアウトファイルに保存します 保存したレイアウトはテンプレートとして類似のレポートに使用できます たとえば データをカーブとして 2D チャートに表示するには 2D チャート機能グループを開き シンプル 2D 軸システムボタンをクリックします カーソルの隣に小さな四角形が表示されます ワークシートの 2D チャートを配置する場所で枠をクリックし ドラッグして開きます カーブを表示するには Data Portal のチャネルを選択して グラフにドラッグアンドドロップします DIAdem REPORT に数値チャネルがインデックスと共に 波形チャネルが X 部分と共に表示されます 1 つまたは複数のカーブを 1 つの x チャネルで表示するには まず Data Portal の x チャネル たとえば Time をクリックします 次に Ctrl キーを押しながら y チャネル たとえば Pressure と Temperature をクリックします それら 3 つのチャネルをチャートにドラッグ アンド ドロップします 圧力と温度が時間と共にカーブとして表示されます チャネルグループをチャートにドロップすると チャネルグループの最初のチャネルが x チャネルとして選択されます 複数の波形チャネルをチャートにドラッグ アンド ドロップすると 各波形チャネルが x 部分と共に表示されます テキストチャネル上にカーブを表示するには Data Portal から たとえば月の名前を含むテキストチャネルと たとえば月間降雨量を含む数値チャネルを選択して それらのチャネルをチャート上にドラッグ アンド ドロップします DIAdem REPORT に数カ月にわたる降雨量が表示され チャネルに含まれていた月の名前が x 軸にラベル付けされます National Instruments Ireland Resources Limited 5-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

66 第 5 章 レポートを作成する チャートウィザードを使用する 新しいワークシートを挿入するには タブバーのワークシート名を右クリックして ショートカットメニューから新規作成を選択します 新しいワークシートを作成するには コンテキストメニューから新規を選択するか またはコピーを選択し 現在のワークシートのレイアウトを利用して作成します ワークシートの順序を変更したり ワークシートの名前を変更または削除するには コンテキストメニューから管理を選択します 既存のレイアウトのワークシートを挿入するには ファイル レイアウト追加を選択します ワークシートの順序を変更したり ワークシートの名前を変更または削除するには コンテキストメニューから管理を選択します 次の機能を使用すると ワークシート表示の色を指定することができます : レポートは 印刷したり 画像 HTML ファイル PDF ファイル PowerPoint ファイルとしてエクスポートできます 現在のワークシートを共通フォーマットのいずれかで画像として保存するには ツールバーの画像に変換して保存をクリックします レポート全体を HTML ファイルとして保存するには HTML エクスポートをクリックします 各ワークシートで作成した画像ファイルの名前の HTML ファイルが作成されます レポートを複数のページからなる PDF ファイルで保存するには PDF エクスポートをクリックします レポート全体を PowerPoint プレゼンテーションとして保存するには PowerPoint エクスポートをクリックします データを 2D チャートまたはポーラーチャートで表示するには チャートウィザードを使用します 3 段階で図のタイプを選択し 表示するデータを含むチャネルを指定して 表示を指定します プレビューを有効にすると チャートウィザードで行う個々の設定によってワークシートがどのように変更されるかが表示されます 終了をクリックすると 設定が適用され 新しいワークシートまたはチャートが作成されます キャンセルをクリックすると 元の状態に戻ります チャートウィザードは DIAdem REPORT 内の複数の場所で開くことができます 新しいワークシートを作成するには DIAdem REPORT ツールバーからチャートウィザードを開きます Data Portal で選択したチャネルを表示するには Data Portal のコンテキストメニューからチャートウィザードを開きます 2D チャートまたはポーラーチャートをワークシートに挿入するには 2D チャート機能グループまたはポーラーチャート機能グループでチャートウィザードを開きます 2D チャートまたはポーラーチャートを編集するには これらのチャートのコンテキストメニューからチャートウィザードを開きます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-2 ni.com/jp

67 第 5 章 レポートを作成する オブジェクトを編集する オブジェクトを表示する ワークシート内のどこででも グラフ 表 テキスト 画像 線などのオブジェクトを配置し サイズの変更ができます カーソルがオブジェクト上に置かれるとすぐに 青いフレームが表示されて クリックしたときに選択されるオブジェクトが示されます オブジェクトのサイズを変更するには オブジェクトをクリックします オブジェクトが選択され 四隅と両側に小さな四角形が付いた点線枠で囲まれます 両側の四角形をドラッグすると 幅または高さが変わります 四隅の四角形をドラッグすると 比率を維持したままオブジェクトのサイズが変更されます そのとき <Ctrl> キーを同時に押すと 中心を維持したままサイズが変わります 複数のオブジェクトを選択し 一緒に移動したり ズームしたりできます 選択したオブジェクトを揃えたり オブジェクトのサイズを揃えることができます オブジェクトグループの周りの点線枠は DIAdem の基準点です チャートとテーブルを同じ幅にするには ツールバーの幅の調整ボタンをクリックします 表がチャートの右下にある場合 チャートは結合幅の左端に 表は右端になります ほとんどのオブジェクトは軸 軸テキスト カーブなど複数のサブオブジェクトで構成されます サブオブジェクトは 1 つずつ選択し 編集できます 選択した軸テキストを移動するか フォーマットバーを使用してテキストをフォーマットするか テキストをダブルクリックすると ダイアログボックスが開きテキストを変更できます 選択した複数のオブジェクトの共通プロパティを編集できます 軸テキストと見出しを選択した場合は フォーマットバーで両方のテキストのフォントを同時に変更できます ただし たとえばチャートとテキストを選択した場合 それらのオブジェクトには共通プロパティがないので 設定ができません ワークシートにチャート 表 テキスト 画像を重ねることができます 背景が透明なので 重ねたオブジェクトを見ることができます チャート内のテキストをハイライトするには テキストの背景色に白を選択します オブジェクトは ワークシートに挿入された順序で表示されます 新しいオブジェクトは最前面に表示されます オブジェクトごとに順序を変更できます たとえば 既存のチャートの背後に新しい画像を配置するには画像を右クリックし コンテキストメニューから背面に移動を右クリックします National Instruments Ireland Resources Limited 5-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

68 第 5 章 レポートを作成する 数値をフォーマットする 軸と表に数値の表示を指定するには テーブル定義を使用します ワークシートでフォーマットする数値を選択して ダイアログボックスで数値表示形式を選択します 表の数値をフォーマットするには 列の数値をダブルクリックします テーブル定義は列のプロパティタブで開きます フォーマット定義を使用するには フォーマットの入力フィールドの横に表示される... ボタンをクリックします たとえば カテゴリとして番号を選択し 小数桁を 2 に設定します 数値が小数点以下 2 桁の小数としてこの列に表示されます 時間データのフォーマットには 日付 時間 または日付 / 時間カテゴリを使用します 地域を選択し データおよび区切り記号を表示する基準を欧州基準または北米規格のいずれにするかを指定します フォーマットを適用するには 以下の 2 つの手順に従います 目的のフォーマットに最も近いフォーマット定義を選択します たとえば 日付カテゴリで June 01 を選択します 同じダイアログボックスにてユーザ指定カテゴリを選択します フォーマット #ttt YY を #ttt YYYY に変更し プレビューで年が 4 桁の日付が表示されていることを確認します 変数をフォーマットする フォーマットした数値変数の内容を表示するには Str 関数を使用します たとえば 現在使用している小数点以下 4 桁の中央値を表示するには Str 関数は StatMedian 変数の数値内容をテキストに変換します フォーマット定義 d.dddd では 小数点以下 4 桁が四捨五入されます DIAdem 文字は変数式を表します ユーザコマンドでフォーマットする DIAdem が提供していない特殊フォーマットでデータを表示するには ユーザコマンドを使用します ユーザコマンドは DIAdem SCRIPT で定義します ユーザコマンドの詳細については ユーザコマンドを定義する 章の 6 を参照してください 下図は x 軸のフォーマットが異なる 2 つのチャートに同じデータを表示します 上のチャートは時間を時間単位で表示し 下の図は 5,000 時間後の時間を日数で表示します UserCmdExample.vbs スクリプトの CalcRelFun ユーザコマンドは 2 番目のフォーマットを生成します 下のチャートの X 軸のフォーマット仕様は 値をフォーマットするために CFV(CurrentFormatValue の略語 ) によるコマンド呼び出しを含んでいます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-4 ni.com/jp

69 第 5 章 " :00:00")@@ [ C] [ C] [hrs] 0 0 hrs hrs hrs. 274 Days 365 Days 456 Days 548 Days very long very long 図 5-1 時間軸のユーザコマンドフォーマット レイアウトを編集する レポートを更新するときにユーザコマンドを実行するには 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択し 実行されるコマンドとしてユーザコマンドを入力します ユーザコマンドはチャートと表をフォーマットするだけでなく データベースからの情報の読み取りや演算の実行も行えます レポートのすべてのワークシートの内容を拡張子が tdr のレイアウトファイルに保存します レイアウトファイルには チャート 表 テキスト データリンクなどすべてのオブジェクトの内容が含まれます チャートと表のダイアログボックスで データ割り当てを変更または削除できます デフォルトでは チャネル名とグループインデックスが使用され レポート内のデータチャネルが割り当てられます これは 評価するデータファイルのチャネルの名前が常に同じで 同じチャネルグループ内に常にある場合に効果的です チャネルグループがいつもデータファイルの同じ場所に存在するとは限らなくても グループの名前が常に同じである場合 チャネル割り当てもそのグループ名とチャネル名で構成できます レポートには グループ名またはグループインデックス およびチャネルインデックスで構成されるチャネル参照を含めることができます チャネル割り当てタイプを指定するには 設定 オプション 一般を選択します National Instruments Ireland Resources Limited 5-5 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

70 第 5 章 レポートを作成する テンプレートを作成する ただし 評価するデータファイルのチャネルが異なるチャネル名を持っているが 常にデータセット内の同じ場所にある場合は DIAdem REPORT でチャネル番号を使用できます チャネル番号は Data Portal のリストビューに表示されます 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択し 名前順または番号順を有効にします 番号順チャネル参照モードを使用する場合は チャートと表の定義時にチャネル番号がチャネルの前に表示されます 名前順モードとカーブ拡張モードを有効にし カーブ定義を入力すると 最初のマッチングチャネルペアのカーブだけでなく チャネル名が同じすべてのチャネルペアのカーブが表示されます チャートのチャネル割り当てを定義すると Time など指定された x チャネル名の最初のチャネルが Data Portal で検索されます x チャネルが見つかると それに関連する y チャネル Speed が検索されます その他の Time/Speed チャネルペアが拡張モードで Data Portal の最後まで検索されます 設定 ページ設定 レイアウト設定 カーブ拡張を選択し 各カーブ表示の属性を指定します 設定 オプション 一般を選択し 構文から チャネル名のみを選択すると チャネルグループとは無関係にチャネル名を検索できます レイアウトはページ設定で指定します. 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択し ワークシートのサイズと向きのほか 表示枠と背景色を指定します レポートにさらにワークシートを追加すると これらの設定が新しいワークシートに使用されます ワークシートの向きを変更するには 設定 ページ設定 ワークシート設定を選択します たとえば 別のワークシートの表には縦向きフォーマット 図には横向きフォーマットを使用します 企業の標準にレポートの外観を合わせるにはマスターレイアウトを作成します レポートを作成するときには マスターレイアウトは最背面にあり 変更できません マスターレイアウトを作成するには ファイル マスターレイアウト 新規を選択します マスターレイアウトは ランドスケープマスターとポートレートマスターで構成されています マスターレイアウトをロゴやスケッチなどの画像 枠と線 作者 日付 テスト番号などのテキストでデザインします これらの詳細がすべてレポートの各シートに表示されます たとえば 関数を使用して 今日の日付やデータセット名を自動的に含めることもできます ファイル マスターレイアウト 名前を付けて保存を選択して ファイル拡張子.tdrm でマスターレイアウトを保存します レポートにマスターレイアウトを追加するには 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択します マスターレイアウトをクリックし 選択をクリックしてマスターレイアウトを読み込みます 修正したマスタレイアウト設定を適用するには 更新をクリックします マスターレイアウトをレポートから削除するには 削除をクリックします DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-6 ni.com/jp

71 第 5 章 レポートを作成する レイアウトファイルはデータの構造が同じその他のレポートにテンプレートとして使用できます 設定 オプション レポートの設定を選択すると DIAdem REPORT の起動時に表示するブートファイルに加えてテンプレートファイルを指定できます テンプレートは ファイル 新規を選択して新規レポートを作成する際に使用されます テンプレートには チャートなどの標準オブジェクトと マスターレイアウトを含めることができます ページフォーマット DIAdem REPORT では ページフォーマットを相対的に またはスケールで指定します 相対的ページフォーマットではワークシートサイズはその幅に相対的に高さを指定します 選択した用紙フォーマットに対応するプリントアウト幅を印刷ダイアログボックスに入力します DIAdem REPORT のデフォルト設定では 縦横比は A4 横向きで 0.7 または Letter 横向きで 0.77 に指定されています 比率を変更するには ページサイズにユーザ指定を選択します オブジェクトの位置は端からの距離 ワークシートの幅と高さの比率で指定するので 比率を変更するには レポート内でオブジェクトを移動します ページフォーマットをスケールで指定する場合 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択し ワークシートの高さと幅を入力します ワークシートは用紙フォーマットに関係なく常に指定サイズで印刷されます スケールページレイアウトを選択した場合は 常に 1 センチメートル当たり同じ単位数 ( たとえば 10 /cm) で印刷されるように チャートを手動でスケールできます レポートオブジェクトを挿入する DIAdem REPORT の関数グループには 設定できる事前定義されているオブジェクトがあります DIAdem REPORT の関数グループには下記のオブジェクトがカテゴリ別に並んでいます 2D チャート ポーラーチャート 3D チャート 2D テーブル 3D テーブル テキスト 画像 円と長方形 および線と矢印 National Instruments Ireland Resources Limited 5-7 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

72 第 5 章 レポートを作成する チャートを挿入する グラフではチャネルがカーブと棒グラフで表示されます 時間による速度の変化をカーブとして表示するには 2D チャートを使用します マイクの感度を円グラフで表示するには ポーラーチャートを使用します 回転速度と圧力に対するエンジン性能の特性要因図を表示するには 3D チャートを使用します 2D チャートチャネルを二次元のカーブまたは二次元の棒グラフで表示するには 2D チャートを使用します 通常 カーブの x チャネルと y チャネルを入力します x チャネルは時間チャネルになることがよくあります それ以外のチャネル たとえば スペクトル分析の周波数やサンプルの名前を保存しているテキストチャネルを x チャネルに使用できます 個々の x 値に対応する y 値が割り当てられます 2 つのチャネルの長さが異なる場合 カーブは短い方のチャネルと同じ長さになります y チャネルだけ指定すると 数値チャネルがインデックスにより表示され 波形チャネルが x 部分により表示されます いろいろな表示形式を 1 つのグラフで組み合わせることができます 表示を編集するには チャートをダブルクリックします ダイアログボックスをカーブパラメーターと一緒に開くには タイプ列をクリックします 表示モードを選択し それぞれのタブで表示を設定します 統計評価をヒストグラムで表示するには バーグラフを使用します バーの上の数字は個々の結果の頻度を示します チャートの水平線は算術平均を表します 演算結果の信頼度を示すには カーブ表示と誤差分布を使用します x 値と y 値の誤差の棒がカーブの片側と両側に表示されます テスト値の標準範囲を表す 2 つのカーブ間の表面を強調するには 塗りつぶしエリアを使用します 座標表示モードを使用して 例えば異常値のようなポイントを強調してコメントを加えることができます カーブの最大値にマークを付けるには目的のカーブ上で右クリックし コンテキストメニューからカーブ座標の追加 絶対最大値を選択します DIAdem は最大値の X 値と Y 値を作成して表示します テキストフレームをダブルクリックして テキストを入力します グラフを移動したりサイズを変更してもコメントと最大値を示す矢印も移動して表示します 座標系のカーブには 変更後のテスト条件などの情報を追加で入力できます カーブのセグメントをハイライトするには座標系をダブルクリックし 軸の設定タブのセグメントの背景を選択します セグメントの状態と位置を読み込む 2 つのチャネル 背景色 およびセグメントの向き (X 軸または Y 軸に平行 ) を指定します 複数のセグメントを指定する場合は DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-8 ni.com/jp

73 第 5 章 レポートを作成する セグメントが重なり合ったときにすべての色が表示されるように色の透過を指定します DIAdem REPORT では 自動スケーリングによりチャネル全体がカーブで表示されます 対話式に軸のスケールを変更する場合は カーソルを Y 軸または X 軸の数字の部分にあわせます カーソルにダブルの矢印とスケールが表示されます マウスのホイルを動かすとスケールを拡大したり縮小できます もしカーソルを軸の中央部分に置けば スケールは両端の値を同時に変更できます もしカーソルを下端または上端に置けば 反対側のスケールを固定してカーソル側の値のみ変更できます 軸の部分を右クリックし自動軸スケールを選択すれば元の値レンジに戻ります 手動スケーリングを使用すればワンステップでズームが出来ます チャートのダイアログボックスに x 軸と y 軸の最初と最後の値を入力します DIAdem REPORT には 線形や対数など各種のスケーリングがあります x 軸スケーリングと y 軸スケーリングは 片対数スケーリングの場合と同様に変えることができます 1 つのグラフに複数のカーブを含めることができます 同じ x チャネルまたは異なる x チャネルでカーブを定義できます 値範囲と単位が異なる y チャネルがチャートに含まれる場合は サブグラフを使用します 単位が異なるチャネルを 1 つのチャートに表示するには 2D チャート機能グループを開き たとえば 2D チャート (Y 軸左 2 本 右 2 本 ) をクリックします CO 排気ガス 燃費 排気ガス温度はそれぞれ次元が異なるので 下の図はエンジンテストのテストパラメーターごとにサブグラフを別々に示します Data Portal ですべての温度チャネルを選択して 左の y 軸にドラッグ アンド ドロップします 次に CO 排気ガスチャネルを選択して 右の y 軸にドラッグ アンド ドロップします それぞれのサブグラフには別々のスケールがあります サブグラフのサイズを拡大または縮小すると カーブが調整されます National Instruments Ireland Resources Limited 5-9 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

74 [ppm] 第 5 章 レポートを作成する [ mm³/h] 50 [ C] RPM [1/min] 図 5-2 サブグラフによるエンジンテスト評価 摂氏 華氏 ケルビンといった異なる単位を持つ温度チャネルを 1 つのチャート内で比較するには DIAdem の単位テーブルを使用します 単位テーブルではさまざまな数量単位が定義されており ある単位を別の単位に変換する方法が記載されています 座標系をダブルクリックし 軸のパラメータータブを開きます ツリー表示内の Y1 軸 スケーリングをクリックし 単位に単位カタログから摂氏温度を表す記号 を入力します 入力フィールドの隣にある 3 点ドット付きボタンをクリックし 単位テーブルを開きます すべての温度チャネルが摂氏単位に変換され 他の数量を持つすべてのチャネルが非表示になります このレポートをアメリカの同僚や顧客に表示するときには 単位を華氏単位 F に変更します 同様の方法で x 軸の単位も指定できます 単位カタログの詳細については 2 章の 単位テーブルを使用する を参照してください カーブ変換を使用すると カーブを表示する前に DIAdem で元のデータを変更せずにチャネルを変更できます これを行うには 使用する関数でスクリプトを作成して ユーザコマンドとして DIAdem に登録します たとえば カーブ変換でカーブをスムージングするには 2D チャートをダブルクリックします カーブと軸の設定ダイアログボックスで カーブの変更ボタンをクリックしてこの名前を持つ列をカーブリストに表示します カーブ定義の隣に表示されるボタンをクリックし ユーザコマンド CurveSmooth を入力します レポートが更新されると 指定されたユーザ関数でカーブがスムージングされます DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-10 ni.com/jp

75 第 5 章 レポートを作成する ポーラーチャート 円グラフにカーブを表示するには ポーラーチャートを使用します ポーラーチャートに対して Data Portal の 1 つまたは 2 つのチャネルを選択します チャネルペアでは x チャネルには軸の原点からの角度が y チャネルには軸の原点からの距離が保存されます 下の図は 2 台のマイクのさまざまな感度を示します ポーラーチャートは軸の原点にあるマイクの感度がその向きにどのように依存するかを示します ポーラーチャートは半円 四分円 または から任意の角度で定義できます [ db( A)] 図 つのマイクの感度 2 D チャートではスケールを対話式にマウスホイールを使って拡大出来ます その内容は置かれたカーソル位置により異なります 3D チャートたとえば エンジン出力の特性要因図やオーダー解析のウォーターフォール表示を表示するには 3D チャートを使用します これらの関数の図については 4 章の DIAdem ANALYSIS の 関数ライブラリ の説明を参照してください 表示を変更するには 座標系をダブルクリックします カーブの種類タブをクリックして 表面 等値線 バー スパイク 2D マトリックス ベクトル 記号表示などの表示モードを選択します 表示を編集するには... ボタンをクリックし カーブパラメーターを指定します 座標表示 National Instruments Ireland Resources Limited 5-11 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

76 第 5 章 レポートを作成する モードを使用して 例えば異常値のようなポイントを強調してコメントを加えることができます 何もない 2 D チャートに対話式に座標を設定する場合コンテキストメニューから設定できます 下図は 3D チャートのスパイラル表示の組合せを示します スパイラルを 3D カーブで表示するには 3D チャートダイアログボックスで 3 つのチャネルを選択します スパイラルの矢印は スパイラル上の各点の力を表示するベクトルです xy 面と xz 面はスパイラル投影を示します 各表示面にスケーリング ラベル グリッド表示を指定できます 2 D チャートではスケールを対話式にマウスホイールを使って拡大出来ます その内容は置かれたカーソル位置により異なります 図 5-4 面投影によるスパイラルのベクトル表示 3D チャートは ワークシートで回転させたり移動させたり 座標面を移動させることができます 3D チャートのビューを変更するには 3D チャートをクリックしながら回転させます 3D チャートを移動するには 選択フレーム内でチャートの外部をクリックします チャートの移動ができるのは マウスカーソルに矢印付きの連結されたサークルが表示されていない場合です 面を外側に移動するには 面の端をクリックします 平面に青色の選択フレームが表示されたら その層を外側に移動します ウォーターフォール表示 バーグラフ表示 2D マトリックス表示の場合 データはマトリックス構造にする必要があります 3D チャートのダイアログボックスで x チャネル y チャネル および y チャネルに含まれる値の数と同じ数の z チャネルを選択します 3D カーブを表示する場合 3 つのチャネルを選択するデータは トリプレット構造にする必要があります データをトリプレットやマトリックスで表示できる表示種類は 面 スパ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-12 ni.com/jp

77 第 5 章 レポートを作成する イク 記号 特性要因図です DIAdem ANALYSIS で 3D 解析関数を使用すると チャネルをマトリックスやトリプレットに変換できます 表を挿入する 2D テーブルには すべてのチャネルタイプの内容と変数がリストされます 3D テーブルには数値データがマトリックスで表示されます 表は水平または垂直に配列できます 2D テーブル数値チャネル 波形チャネル 時間チャネル テキストチャネルをリストするには 2D テーブルを使用します チャネルを Data Portal から表にドラッグ アンド ドロップします 列の順序の変更 表示パラメーターの指定 見出しの入力を行う表定義を開くには 表をダブルクリックします チャネルが長い場合 表示する値の最初の値 最後の値 およびステップ幅を指定できます 見出しの列幅または高さを変更するには 区切り記号を移動します テキスト属性を変更するには 列入力または見出しを選択して たとえば フォーマットバーでフォントを選択します 長いチャネルを表示する場合 テーブル定義ダイアログボックスのスケーリングタブで テーブル長として自動 ( 拡張 ) を選択します これで チャネルの内容を複数のシートにリストする表が定義されます DIAdem REPORT ツールバーの次のテーブル内容ボタンを使用してページをスクロールします スカラー関数とベクトル関数を 2D テーブルに表示できます テーブルコラムタブをクリックし データタイプとして変数を選択し 変数名を入力します CurrDate スカラー変数をダイアログボックスに入力すると 今日の日付が表の上の行に表示されます CD ベクトル関数を入力すると Data Portal のすべてのチャネルの単位が表の列に表示されます テキストリストは 2 D テーブルでテキスト表示したりチャネルテーブルの個別説明に使用します テーブル定義のテーブルの列からテーブル項目を選択し データタイプのテキストリストを選択します テーブル定義のタブで列のプロパティ テキストリストを選択し 行の挿入で必要な行を追加します 3 ドットボタンをクリックし変数と説明を入力します 文字を付けて区別します DIAdem はこれらのテキストリストを REPORT に保存します National Instruments Ireland Resources Limited 5-13 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

78 第 5 章 レポートを作成する 3D テーブル 3D テーブルは 3D データのマトリックス構造の数値表示に使用します x チャネル y チャネル マトリックス構造の最初の z チャネルを 3D テーブル定義ダイアログボックスに入力します 下図は 3D テーブルで各 XY 値ペアに関連する Z 値がどのように割り当てられるかを示します [ C] [mbar] [ mol/] l 図 5-5 各 XY 値ペアに関連する Z 値を割り当てる 3D テーブル 3D テーブルはマトリックス構造全体または一部を表示できます フォントや表示フォーマットなどの表示パラメーターを x 値 y 値 および z 値に指定します 3D データをトリプル構造で表示するには 各列が 1 つのチャネルに対応し 各行が 1 つのトリプル値に対応する 2D テーブルに 3 つのチャネルをリストします テキスト コメント および数式を追加する テキストの作成にはテキスト テキストオブジェクト またはコメントを使用できます ヘッダーなどの固定フォーマットのテキストを作成する場合はテキストを使用します フォーマットが異なる複数行のテキストを作成する場合はテキストオブジェクトを使用し ワークシート内の目立つ場所にラベルを付ける場合はコメントを使用します 算術演算命令をレポートに追加する場合は数式オブジェクトを使用します すべてのテキストに数式と DIAdem 変数を含めることができます DIAdem 変数はレポートの残りの部分とともにリフレッシュされます たとえば 文字は CurrTime が変数であることを示します プログラム変数 補助変数の他にユーザ変数も使用できます 変数の詳細については 関数を使用する 章の 6 を参照してください DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-14 ni.com/jp

79 第 5 章 レポートを作成する テキスト テキストを見出しやサブタイトルなど一定のフォーマットで挿入するには テキストを使用します グループ バーのテキスト テキストを選択し ワークシート内のテキストカーソルをクリックし 下の図に示すように 見出しとして Ribs Left と入力します テキスト カーソルが有効のとき <Enter> を押すと 別の行が作成され そこにサブタイトル Dummy front left, Hybrid III 50% を入力します テキスト入力を終了するには ワークシートのどこかをクリックします 内容を編集するには テキストをダブルクリックします テキストとテキスト全体のフォント属性は 表示されたダイアログボックスで修正できます テキストを回転するには 選択したテキストの隅にある四角形の 1 つをクリックし カーブ矢印でテキストを右または左に回転します Ribs Left Dummy front left, Hybrid III 50% Y [mm] Acceleration Y [g] upper middle lower upper 50 middle lower [ ms] TTI Y Y Y : MMESide : 4711 : Slide side crash : :Sled : 8.38 m/s : 1265 kg Y Y Y Y : ms : g : g : g : g CFC 1000 CFC 1000 CFC 1000 CFC 600 Y CFC 600 Y CFC 600 図 5-6 見出しとテキストフィールドがある衝突テストレポート テキストオブジェクト 1 つのテキストを異なるフォーマットで作成するには テキストオブジェクトを使用します テキストオブジェクトを作成するには テキスト テキストオブジェクトを選択します 白色のフィールドがワークシートに挿入されます テキストオブジェクトをダブルクリックし テキストを入力します テキストオブジェクトエディタには単語と段落をフォーマットする機能があります ツールバーとコンテキストメニューにはフォーマット関数が含まれて National Instruments Ireland Resources Limited 5-15 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

80 第 5 章 レポートを作成する います リスト項目 列挙 タビュレータ パラグラフを使用してテキストを作成します フォーマットバーでテキストオブジェクトをフォーマットすることはできません フォーマットはテキストオブジェクトバーでのみ可能です テキストオブジェクトのフォントサイズはテキストや軸ラベルとは別に定義します テキストサイズはテキストオブジェクトの絶対項で テキストのワークシートに関連させて指定します テキストをズームすると テキスト自体が拡大します ただし テキストオブジェクトをズームする場合は レイアウトだけが変わり テキストサイズは変わりません コメント ワークシートのキー項目を強調するには コメントを使用します コメントを作成するには テキスト コメントを選択します ワークシートでコメントを配置する場所にフレームをドラッグして開きます テキストフレームが付いた矢印が作成されます テキストフレームをダブルクリックして テキストを入力します フォントサイズを絶対値で入力します DIAdem REPORT のフォーマットバーを使用して コメントをフォーマットします 矢印の終端をアンカーすると コメントを移動しても矢印は移動しません 矢印の位置を変えるには 矢印をクリックして 四角形を矢印の上に移動します 矢印を選択して削除すると コメントフレームが表示されます テキストと異なり コメントフレームは入力するテキストの量に関係なく同じサイズのままです テキストがフレームサイズを超えると テキストがラップされ フレームに入るテキストのみが表示されます 数式オブジェクト 算術演算をレポートに追加する場合は数式オブジェクトを使用します 数式オブジェクトを作成するには テキスト 数式オブジェクトを選択し ワークシート内の数式を配置する場所に枠をドラッグして開きます 数式オブジェクトをダブルクリックし テキストタブの入力フィールドに数式を入力します 数式の入力方法はカリキュレーターの場合と同様で たとえば平方根演算は y=sqr(x^3) と入力します ワークシート内に表示される数式の数学的表示がプレビューに表示されます 複雑な数式や式は MathML(Mathematical Markup Language) を使用して入力します (DIAdem では 数式は MathML でレポートファイルに保存されます ) 数式オブジェクトにはフレームを付けたり矢印を追加したりすることができます フレームのサイズによって数式表示のサイズが決まります DIAdem データ検索 解析 レポート作成 5-16 ni.com/jp

81 第 5 章 レポートを作成する 画像 線 および定義されているオブジェクトを追加する ワークシートにテスト スタンドの図や会社ロゴを取り込むには 画像を使用します 画像機能グループを使用すれば 共通フォーマットの画像を読み込むことができます チャートや表の背景は一般的に透明なので それらのオブジェクトの後ろに画像を配置できます 画像を挿入すると 画像ファイルへのリンクが作成されます パス定義付きリンクがレイアウトに保存されます レイアウトを別のコンピュータで使用するには 画像をレイアウトファイルに埋め込みます それには画像をダブルクリックし 画像をレイアウトに挿入チェックボックスを選択します ワークシートのラベルテキストや見出しを強調するには フレームを使用します 任意の縦横比のフレームを表示するには 円と長方形 矩形を選択します ワークシート上の任意の場所でフレームをドラッグして開きます 各ワークシートには外部フレームがあります 外枠を非表示にするには 設定 ページ設定 レイアウト設定を選択し 表示枠チェックボックスをクリアします ワークシートに円を挿入するには 円と長方形 円を選択します ワークシート上の任意の場所で円をドラッグして開きます 円を楕円にするには 円 ダイアログボックスの真円チェックボックスを無効にします フレームの両側の四角形をドラッグすると 幅と高さが変わります ワークシートを線で区切ったり ワークシートのポイントを矢印で示すには 線と矢印を使用します 線と矢印機能グループには さまざまなタイプの線と矢印が用意されています たとえば 矢印を選択し ワークシート内で矢印の開始点とする場所からフレームをドラッグして開きます 開始点と矢印は移動できます 矢印を両方向矢印に変更するには 矢印設定のダイアログボックスで開始点に別の矢印を選択します 矢印を線に変更するには 線と矢印 ダイアログボックスの 終了 で矢印なしを選択します ワークシートの右側に説明フィールドを定義するには連続した垂直線をクリックし ワークシートの下部に説明フィールドを定義するには連続した水平線をクリックします 定義されているオブジェクト機能グループには たとえばレポートページの下部にページ番号を追加したり ヘッダーを追加したりするための事前定義テキストが含まれています 日付 時間 レポートファイル名 Data Portal に読み込まれているデータファイル名を追加することもできます 複数のページからなるレポートを作成した場合 新しいコンテンツページのタブをクリックします そのレポートに含まれるワークシートのページ名をリスト表示した新しいワークシートが追加されます ページコンテンツにテキストを追加するには個々のページのタブを右クリックし コンテキストメニューから名前の変更を選択します 入力し終えるとページコンテンツのテキストが更新されます National Instruments Ireland Resources Limited 5-17 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

82 6 シークエンスの自動化 スクリプトで作業する スクリプトを編集する 標準演算や連続評価などの反復処理のステップをスクリプトに組み込んでそれらの処理を自動化するには DIAdem SCRIPT を使用します スクリプトはすべての DIAdem パネルの関数を使用できます スクリプトは DIAdem を起動する ダイアログボックスのボタンをクリックする またはすべてのパネルにある DIAdem SCRIPT 関数グループをクリックすることで開始します 各インタフェースを介してさまざまなデータ設定 解析方法 およびレポート表示を行うために使用する柔軟なスクリプトを作成するには制御構造やダイアログボックスを使用します スクリプトを最も簡単に作成するには記録モードを使用します 実行する対話型ステップごとに使用するコマンドが記録されます 記録したスクリプトの編集 テスト 拡張を行うことができます スクリプトを記録するには DIAdem SCRIPT ツールバーのスクリプトの記録開始ボタンをクリックします 記録モードでは データやレイアウトを対話形式で読み込むか 演算を実行して スクリプトを作成します DIAdem SCRIPT ではスクリプト編集でこれらの操作がコマンドとして記録されます 記録を終了するには スクリプトの記録停止をクリックします 記録したスクリプトはスクリプト編集の新しいワークシートに表示されます スクリプトを簡単に編集するにはコード コンプリーション ブックマーク やり直し および検索と置換などの関数を使用します コメント コマンド 変数は構文の色で識別すると便利です 構文の色やタビュレータの幅を変更するには スクリプト編集のコンテキストメニューからプロパティを選択します 編集のステータス バーには現在のカーソル位置 挿入モードまたは上書きモード スクリプトへの変更点 および書き込み保護が表示されます コマンド 変数 またはオブジェクトのプロパティの上にカーソルを置くと コマンドおよびプロパティのパラメーター または変数の値範囲と簡単な説明が SmartInfo に表示されます SmartInfo のこの問題に関するヘルプを表示をクリックすると コマンド 変数 またはプロパティに関するヘルプを直接表示できます コマンドの先頭の文字を入力すると名前が自動入力されるか その文字で始まるすべてのコマンド オブジェクト およびプロシージャが表示されます オブジェクトの名前を入力し ドッ National Instruments Ireland Resources Limited 6-1 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

83 第 6 章 シークエンスの自動化 トを使用して完全なエントリを入力すると そのオブジェクトに使用できるプロパティ および方法がスクリプト編集に表示されます スクリプト編集には スクリプトの編集を容易にするキーボードショートカットが用意されています ショートカット <Ctrl-'>( アポストロフィ ) を押すと選択したスクリプト行にコメントを付けることができます <Ctrl-Shift-'> を押すとコメント行をスクリプト命令文に変換することができます 開き括弧の隣をクリックすると各閉じ括弧が自動的に強調されます ショートカット <Ctrl-B> を押すと括弧間を前後にジャンプできます スクリプトをテストして保存する スクリプト編集に表示されたスクリプトをテストするには DIAdem SCRIPT のツールバーのスクリプトの実行をクリックします これにより スクリプトが正常に実行されており 予想したとおりにステップを実行しているかどうかをテストできます スクリプトが正しく実行されていない場合には スクリプトデバッガを使用してスクリプトのエラーを検索してください エラーが発生するとすぐにエラースクリプト行の前に緑色のマーカが表示され エラー検索が中断します エラーは スクリプトの下にある情報領域のログファイルタブに表示されます このタブに現在のエラー メッセージのみを表示するには まずコンテキストメニューのログファイル表示削除を選択します 情報領域で変数をモニタするには その変数をスクリプトから情報領域の監視ウィンドウにドラッグ アンド ドロップします スクリプトをテストするときに 変数の変化する内容が表示されます メモ デバッガはライセンスに含まれていないため DIAdem と共にインストールされません デバッガのインストールについては DIAdem ヘルプを参照し Microsoft Windows Script Debugger を参照してください スクリプトを再利用するために保存します スクリプト編集に読み込んだ複数のスクリプトを保存するには タブを右クリックしてコンテキストメニューからすべてのファイルを保存を選択します スクリプトをスクリプト編集に読み込まずに保存したスクリプトを実行するには メニューバーのスクリプトからファイルからスクリプトを実行をクリックします よく使用するスクリプトは DIAdem スクリプト機能グループのボタンに割り当ててください 以下の関数バーはすべての DIAdem パネルで使用できるので 各パネルからスクリプトを起動することができます メモ DIAdem ショートカットプロパティにスクリプトを入力すると DIAdem を起動したときにシーケンスを自動的に実行できます スクリプトの自動実行の詳細については 付録 B の スタートパラメーターによるプログラムの起動 のセクションを参照してください DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-2 ni.com/jp

84 第 6 章 シークエンスの自動化 プロジェクトで必要なすべてのファイルはワークスペースとして保存できます ワークスペースとして保存するには そのプロジェクトのさまざまなスクリプト 変数定義ファイル およびリストファイルといったすべてのファイルを読み込み ファイル 名前をつけてワークスペースを保存を選択してワークスペースを作成します ワークスペースはファイル名拡張子.wsp で保存されます すべてのプロジェクト ファイルを自動的に読み込むには ファイル ワークスペースを開くを選択してワークスペースを読み込むか 設定 オプション スクリプトを選択してワークスペースをデフォルト ファイルに指定します スクリプトとユーザダイアログボックスを暗号化し 修正ができないようにして 別のコンピュータでスクリプトを使用できます スクリプトとユーザダイアログボックスを暗号化するには スクリプト VBS スクリプトの暗号化 /SUD ファイルを選択して 各スクリプトまたはダイアログボックス ファイルを読み込みます 暗号化されたスクリプトはファイル名拡張子.vbc で保存され 暗号化されたユーザダイアログボックスはファイル名拡張子.suc で保存されます ユーザダイアログボックスの詳細については この章の ユーザダイアログボックスを作成する るを参照してください スクリプトは デフォルトでは Unicode で保存されます Unicode 文字には 中国語 日本語 アラビア語などが含まれます スクリプトを ANSI フォーマットで保存するには ファイル 文字コード変更を選択します スクリプトの作成 スクリプトは一連のコマンド 変数割り当て 数式演算です ループと分岐を使用して スクリプトを制御します コメント 空白行 インデントを使用すればスクリプトを明確な構成にすることができます 以下のいくつかの基本的な規則に従うと スクリプトが読みやすく再使用しやすくなります スクリプトの各行に命令文を 1 行だけ入力します 使用するスクリプトとコマンドの構成をコメントで記述します コメントを一重引用符 (') で開始し スクリプトの任意の場所に挿入します 関連する命令文を分けるには空の行を挿入します 分岐とループの命令文にインデントを付けると 構成の最初と最後が 1 列に並び識別しやすくなります これはネスト構造に便利です タビュレータを使用するか スクリプト編集のコンテキストメニューからプロパティ オートインデント ブロックを選択します National Instruments Ireland Resources Limited 6-3 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

85 第 6 章 シークエンスの自動化 コマンドを実行する 反復する命令文や関連する命令文のグループはプロシージャに組み込みます プロシージャはキーワード Sub から始まり キーワード End Sub で終わります プロシージャを実行するには プロシージャ名を Call してください すべての DIAdem 関数のコマンドをスクリプトで使用できます 記録モードは インタフェースに呼び出した各機能のコマンドをスクリプト編集に記録します DIAdem には データベースと通信する SQL コマンドなどの スクリプトのみで使用できるコマンドも含まれます スクリプトで DIAdem コマンドを呼び出すには Call を使用します 使用するチャネルや演算プロシージャの選択項などのパラメーターを 以下のように括弧内に入力します Call ChnPeakFind("[1]/Time","[1]/Speed",_ "Results/PeakX","Results/PeakY",_ 5,"Max.Peaks","Amplitude") ピーク検索コマンドは カーブの中のチャネル Time と Speed で定義された上位 5 つの振幅ピークを検索し その結果をチャネル PeakX と PeakY に保存します 結果チャネルにチャネルグループを指定しない場合 2 つの新しいチャネルが Data Portal のデフォルトグループに作成されます チャネル名は Data Portal に何回も現れることがあるので チャネル名にグループインデックスを指定することをお勧めします ( 例 : [2]/PeakX) チャネルグループに常に同じ番号が付いているとは限らない場合には 番号の代わりにグループ名を入力します ( 例 : Results/PeakX) グループ名とチャネル名で構成される一意なチャネル参照を使用すると チャネル名が繰り返し使用されていても正しい結果が戻ります メモ コマンドパラメーターが 1 行に収まりきらない場合は 上記のコード行のように _ 記号を使用してコマンドのパラメーターリストをワードラップさせます プログラム ダイアログボックスを呼び出す のセクションに示したようにテキストのブロック内でワードラップが発生した場合は &_ 文字を使用します あるスクリプトを別のスクリプトに含めるには コマンド ScriptInclude を使用します このコマンドを実行すると サブスクリプトのすべてのグローバル変数 プロシージャ および関数が登録され変数が初期化されます その後 それらの変数 プロシージャ および関数にメイン スクリプトからアクセスできるようになります 以下の例では スクリプト SubScript.vbs を呼び出し サブスクリプトのプロシージャ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-4 ni.com/jp

86 第 6 章 シークエンスの自動化 GetChnName と変数 StrChannelName にアクセスしています Call SubScript.vbs サブスクリプトを直接実行しようとすると エラー メッセージが表示され サブスクリプトを実行できないことが通知されます Option Explicit Call ScriptInclude("SubScript") Call GetChnName(1) Call MsgBoxDisp (StrChannelName) 関数を使用する 変数は パラメーターをコマンドに送信したり 算術演算の結果を受信したり スクリプトを制御したりします DIAdem のプログラム変数には固有の目的があり 通常 コマンド パラメーターに使用されます DIAdem 変数の他に VBS 変数も使用できます DIAdem には特殊な目的で使用するために補助変数とユーザ変数が用意されています プログラム変数 スクリプトに DIAdem コマンドを設定するには プログラム変数を使用します 標準関数を対話形式で使用すると 設定がプログラム変数に保存され コマンドが呼び出されます 上記のピーク検索サンプルの場合 プログラム関数 PeakNo PeakType PeakSort に値が割り当てられ 次にコマンドが呼び出されます PeakNo = 5 PeakType = "Max.Peaks" PeakSort = "Amplitude" Call ChnPeakFind("[1]/Time","[1]/Speed", "Results/PeakX","Results/PeakY") VBS 変数 DIAdem と異なり VBScript には既定の変数やデータタイプが用意されていません VBS 変数は常にバリアントデータタイプであり 変数の使用対象に応じて異なるデータタイプが使用されます VBS 変数は 変数を演算で使用する場合には数字として テキストを変数に割り当てる場合には文字列として扱われます VBS 変数の宣言には Dim 命令文を使用します 以下のサンプルには数値変数とテキスト変数の宣言が含まれています スクリプトの最初で Option Explicit コマンドを使用して VBS 関数を宣言できます それにより 不足している変数を Visual Basic スクリプトが自動的に作成するのを防止できます この Visual Basic スクリプトの動作は たとえば MyVariable を MyVariable と入力ミスした場合のように 見つけにくいスクリプトエラーの原因になります National Instruments Ireland Resources Limited 6-5 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

87 第 6 章 シークエンスの自動化 Option Explicit Dim MyVariable, MyString MyVariable = 10 MyString = "DIAdem" 数式を演算する スクリプトでチャネルと単一値を演算する場合は カリキュレーターに入力した数式を使用できます 数式は記録モードで完全な構文で記録されます たとえば 最初のチャネルグループの Input1 チャネルを Reference チャネルで除算し 結果を新しいチャネル Result に保存すると 以下のコマンド行がスクリプト編集に記録されます Call ChnCalculate("Ch(""[1]/Result"") = Ch(""[1]/Input"")/Ch(""[1]/Reference"")") スクリプトシーケンスを制御する カリキュレーター関数 ChnCalculate が Call により呼び出され パラメーターに指定された数式が演算されます 二重引用符もテキストであるため 各チャネルの割り当ては二重引用符で囲んで設定します 数式の構文の詳細については 第 4 章の カリキュレーターで数式を演算する のセクションを参照してください スクリプトを記録すると そのスクリプトが 1 行ずつ処理されます 動的なスクリプト コースをデザインするにはループと分岐を使用します ループは命令文を繰り返すときに使用します たとえば For ループを使用して 一般統計を演算する 22 の変数を No に設定できます 次に スクリプトが演算する各変数を Yes に設定します Dim i For i = 1 to 22 StatSel(i) = "No" Next StatSel(4) = "Yes" 'Minimum StatSel(5) = "Yes" 'Maximum Call StatBlockCalc("Channel", "1-","[1]/Speed") 条件に応じて異なる命令文を実行するには分岐を使用します L1 がゼロより大きい場合 下記の If...Then...Else 命令文はスムージングポイント幅に依存するチャネルデータ長で Speed チャネルをスムージングします If L1 <= 0 Then Call MsgBoxDisp("No Calculation") Else SmoothWidth = trunc(chnlength("[1]/speed")/10) DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-6 ni.com/jp

88 第 6 章 シークエンスの自動化 Call ChnSmooth("[1]/Speed", "Results/Smooth_Speed", SmoothWidth) End If スクリプトを停止または中断するには 制御コマンドを使用します たとえば KeyWait コマンドはキーが押されるまでスクリプトを停止し Pause コマンドは指定された時間スクリプトを停止します AutoQuit コマンドはスクリプトを終了します スクリプトを停止し DIAdem で対話的に作業するにはスクリプト中断モードを使用します 対話時には たとえば DIAdem VIEW で評価するためのカーブの部分をスクリプトに指定できます スクリプトで対話モードを有効にするには InterActionOn コマンドを使用します コマンドにテキストを追加してダイアログボックスに表示できます 操作を実行するには 画面上のダイアログボックスを移動します 対話を終了するにはダイアログボックスをクリックします コマンドにテキストを追加しない場合 スクリプト中断モードを終了するにはツールバーのスクリプト続行ボタンをクリックします ユーザ インタフェースを作成する スクリプトをダイアログボックスにリンクして 演算方法の選択 入力の要求 ファイルの読み込みを行うことができます 演算の前に標準数学関数を設定するには スクリプトで該当する DIAdem プログラムのダイアログボックスを呼び出します 入力と要求を行うプロジェクト固有のユーザダイアログボックスを作成するには DIAdem SCRIPT ダイアログ編集を使用します プログラム ダイアログボックスを呼び出す プログラム ダイアログボックスは たとえば 標準数学関数を設定する場合 またはファイル操作を実行する場合にスクリプトで使用する標準 DIAdem ダイアログボックスです プログラム ダイアログボックス完全な名前については ダイアログボックスのヘルプをクリックして DIAdem ヘルプ ページのスクリプト呼び出しを参照してください 一般統計の特性値を選択するには 下記のスクリプト行を使用します Call SUDDlgShow("Main", ResourceDrv & "AnaStatBlockCalc") スクリプトによりダイアログボックスが呼び出されたら 特性値を選択して OK をクリックします 特性値が演算され その結果が関連するプログラム変数に転送され スクリプトの実行が継続されます National Instruments Ireland Resources Limited 6-7 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

89 第 6 章 シークエンスの自動化 ファイルの読み込みと保存を行うデフォルトのダイアログボックスを開くには FileDlgShow コマンドを使用します データファイルを読み込むには 以下の行をスクリプトに追加します Dim icount Call FileDlgShow(DataReadPath,"TDM Files (*.tdm),*.tdm "&_ "TDMS Files (*.tdms),*.tdms", "Data selection", True) If (DlgState = "IDOk") Then For icount = 0 To Ubound(FileDlgNameList) Call DataFileLoad(FileDlgNameList(iCount)) Next Else Call MsgBox ("Data loading was canceled") End If FileDlgShow を実行すると データファイルが保存されているフォルダが開き TDM および TDMS ファイル フォーマットが選択できるようになります このダイアログボックスの名前はデータの選択です 最後のパラメーター FileDlgMultiSelect=True を設定すると複数のファイルを選択できるようになるので ダイアログボックスで選択されたすべてのファイルの名前が変数 FileDlgNameList に書き込まれます OK をクリックしてダイアログボックスを閉じると DataFileLoad コマンドにより FileDlgNameList に指定したファイルが Data Portal に読み込まれます ユーザダイアログボックスを作成する 値の入力 設定 機能の開始を行うには ユーザダイアログボックスを作成します ファイル名拡張子が.sud のダイアログボックス ファイルに保存するダイアログボックスを作成するには DIAdem SCRIPT ダイアログエディタを使用します SudDlgShow コマンドを使用してスクリプトでユーザダイアログボックスを呼び出します ダイアログボックスの名前とダイアログボックス ファイルを取り込みます 下の図に示すユーザダイアログボックスを開くための呼び出しは次のとおりです Call SudDlgShow("DlgEvalMain", ProgramDrv & _ "Examples\Documents\Crash_MMEEvaluation.sud") DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-8 ni.com/jp

90 第 6 章 シークエンスの自動化 図 6-1 衝突評価のユーザ インタフェース イベントを使用して ユーザダイアログボックスの要素を論理演算と関連付けることができます 上の図に示す衝突評価のメインダイアログボックスでは 該当するステップの後に ボタンが 1 つずつ有効になります 最初のステップで テストデータを読み込んで 前部の衝撃と側部の衝撃のどちらを調べるかを指定します 2 番目のステップでは 選択したデータセットを評価します 3 番目のステップでは 結果の表示モードを選択します この衝突評価のダイアログボックス ファイルには 複数のダイアログボックスが含まれます 値の表示ボタンをクリックすると スクリプトによりダイアログボックス DlgResults が開き 評価されたテストの傷害演算基準が表示されます 通常は エントリをスクリプトに送信して評価を続行するためにダイアログボックスを閉じてください これらのダイアログボックスはモーダルと呼ばれます SudDlgShow コマンドを使用すると ユーザダイアログボックスがモーダル モードで開きます この場合 ユーザがダイアログボックスを閉じるまでスクリプトは続行されません スクリプトが継続して実行されている間は永続的にユーザダイアログボックスを表示しておくには SudDlgCreate コマンドを使用してユーザダイアログボックスを開きます これらのダイアログボックスは非モーダルと呼ばれます 広範囲な評価を行うための永続的なユーザ インタフェースを用いてアプリケーションを制御するには ユーザダイアログボックスを非モーダル モードで開いてください National Instruments Ireland Resources Limited 6-9 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

91 第 6 章 シークエンスの自動化 ユーザダイアログボックスを定義する ユーザダイアログボックスを作成するには DIAdem SCRIPT ツールバーのダイアログエディタを呼び出すか ダイアログボックステンプレート関数グループのテンプレートを使用します チャネル選択にユーザダイアログボックスが必要な場合は チャネル選択用のダイアログボックステンプレートをクリックします ダイアログボックス定義の名前 たとえば MyDialog.sud を入力します テンプレートがダイアログエディタに読み込まれます チャネルを選択するダイアログボックステンプレートには Cancel ボタンと OK ボタンの 2 つの選択フィールドがあります ダイアログエディタでは チェックボックス ラジオボタン 選択リスト スピンボックス 表 ActiveX オブジェクトなど その他のコントロールを追加できます ダイアログボックスをデザインするには フレーム テキスト 画像を使用します コントロールのサイズと位置を変更して 互いに関連するように配置できます DIAdem VIEW でダイアログボックスを使用するには ダイアログボックス内のどこかに VIEWConnector を追加する必要があります VIEWConnector は DIAdem VIEW の各種領域が通信する非表示のコントロールです ダイアログボックスに多数の入力オプションを取り込む場合は TabPageCtrl コントロールを使用して 複数ページのダイアログボックスを作成できます サブジェクトに応じて複数のタブの入力オプションをグループ化します DIAdem REPORT の 2D チャートのカーブと軸定義ダイアログボックスには そのようなタブがあります どのコントロールにもプロパティがあります プロパティはダイアログエディタのプロパティ表示で変更できます プロパティには 色 フォント デザイン ツールチップ タブオーダーがあります タブオーダーは <Tab> キーでダイアログボックス全体をナビゲートするときにコントロールをフォーカスする順序を指定します 関数はユーザダイアログボックスのコントロールをスクリプトと関連付けます チャネル選択ダイアログボックステンプレートの 2 つの選択フィールドは 補助関数 T1 と T2 にリンクされています スクリプトの 2 つの補助変数をチャネルで事前設定すると ユーザダイアログボックスの選択フィールドにチャネルが表示されます ユーザダイアログボックスでそれ以外のチャネルを選択すると T1 と T2 がそのチャネルを受け取り チャネル名をスクリプトに戻します DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-10 ni.com/jp

92 第 6 章 シークエンスの自動化 ユーザダイアログボックスを制御する ユーザダイアログボックスはイベントに応じて制御できます たとえば OK ボタンは値を入力すると有効になります コントロールをイベントにリンクするには プロパティ表示でそのイベントを選択し 関連するプロシージャを命令文で入力します プロパティ表示の 1 列目のイベントタブでイベントを選択します このイベントを定義するには... ボタンをクリックしてエディタを開きます ダイアログボックスのビューに戻るにはスクリプトビューボタンをクリックします EventClick イベントはボタンクリックにリンクされます Enable メソッドはコントロールを有効にします LoadButton をクリックして CalculateButton を有効にするには 以下のスクリプトを使用します Sub LoadButton_EventClick(ByRef This) CalculateButton.Enable = 1 End Sub ユーザダイアログボックスを保存しテストする ダイアログボックスの外観をチェックするには 表示 プレビューを選択します ダイアログボックスの機能をテストするには 表示 DIAdem テストを選択します この機能は個々のコントロールの変数定義とイベント定義をチェックします ユーザダイアログボックスの一部をダイアログエディタのカタログウィンドウで保存できます カタログを開くには 表示 カタログを選択します 保存するダイアログボックスのコントロールを選択して コンテキストメニューからコピーを選択します カタログウィンドウをクリックしてコンテキストメニューから貼り付けを選択して 選択したコントロールをクリップボードからカタログにコピーします プロパティとイベントはコントロールと一緒に保存します カタログを CAT ファイルに保存し 新しいカタログを作成し カタログを読み込むことができます ダイアログボックスのデザインとテストが終了したら ファイル名拡張子が.sud のダイアログボックス ファイルに ユーザダイアログボックスを保存します ダイアログボックス ファイルには複数のダイアログボックスを保存できるので プロジェクトのすべてのダイアログボックスを同じ SUD ファイルに保存することができます ダイアログボックスをダイアログボックス ファイルに追加するには ダイアログボックス 新規を選択します ダイアログボックスをコピーしたり削除するには ダイアログボックス ダイアログボックス概要を選択します National Instruments Ireland Resources Limited 6-11 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

93 第 6 章 シークエンスの自動化 ユーザダイアログボックスにアクセスする DIAdem には 作成したダイアログボックスにアクセスするためのユーザダイアログボックス用オブジェクト指向スクリプト インタフェースが用意されています ダイアログボックスの呼び出しは コントロールの状態を要求 / 変更するために常に非モーダル モードで SUDDlgCreate コマンドを使用して行います コントロールにアクセスするには オブジェクト階層を使用します コントロールの中には単一オブジェクトの集合を持つものもあります 単一オブジェクトと集合にアクセス可能です たとえばボタンがクリックされたときにダイアログボックスが実行するコントロールのイベントとメソッドはスクリプトで指定します 以下のサンプルは ダイアログボックスでのマウス操作およびキー入力を無効にするスクリプトです Dim omydlg Set omydlg = SudDlgCreate("Input","Example.sud") omydlg.enable = 0 '0=No, 1=Yes Call PicUpdate() 特殊スクリプト機能 ユーザコマンドを定義する DIAdem SCRIPT には以下の特殊スクリプト機能があります 独自の機能をユーザコマンドとして定義する 連続評価を実行する DIAdem NAVIGATOR DIAdem VIEW DIAdem REPORT でオブジェクトにアクセスする LabVIEW VI を DIAdem に呼び出す 演算テンプレートを編集する 単位テーブルを編集する 関数グループとツールバーを拡張する DIAdem インタフェースを使用して 別のアプリケーションと通信する スクリプトでユーザコマンドを定義して DIAdem コマンドの範囲を拡張できます ユーザコマンドはたとえばカリキュレーター数式 DIAdem REPORT および DIAdem SCRIPT で使用できます DIAdem REPORT でデータ表示に特殊フォーマットが必要な場合は ユーザコマンドを該当する命令文で作成します 下の図は中央の列の値のトレンドを右の列にプラス記号とマイナス記号で表示します 右側の項の DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-12 ni.com/jp

94 第 6 章 シークエンスの自動化 定義には数式の定義ではなくユーザコマンド TabTrend ユーザコマンドは 文字で変数として認識されます CFV(CurrentFormatValue の略語 ) 変数は現在のチャネル値を表します 2001/01/ /02/ /03/ /04/ /05/ /06/ /07/ /08/ /09/ /10/ /11/ /12/ 図 6-2 ユーザコマンドで作成されたトレンドを表示する表 ユーザコマンドはプロシージャまたは関数で定義できます ただし トレンド表示用のユーザコマンド TabTrend は 結果値を返す必要があるため関数で指定します TabTrend は 以下のように最大 3 つのプラス記号またはマイナス記号を示します Function TabTrend(ByVal Value) If Value <= -100 then TabTrend = "---" ElseIf (Value > -100) and (Value <= -50) then... ElseIf (Value >= 100) then TabTrend = "+++" End If End Function National Instruments Ireland Resources Limited 6-13 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

95 第 6 章 シークエンスの自動化 ユーザコマンドがコマンドの集合に追加されるようにするには 設定 オプション 拡張リスト ユーザコマンドを選択して ユーザコマンドが追加されるスクリプトファイルを登録します TabTrend ユーザコマンドは サンプル フォルダの UserCmdReport.vbs スクリプトに記述されています スクリプトファイルのリンクがデスクトップ ファイルに保存されます このユーザコマンドは リンクが削除されるか 別のデスクトップ ファイルが読み込まれるまで使用できます 一連のファイルを評価する DIAdem SCRIPT を使用すると 一連の類似するファイルをそれぞれ別々にロードしないで スクリプトで自動的に評価できます たとえば 結果ファイルを毎日保存する長期テストを実行する場合 1 週間に記録されたすべてのファイルを次週の初めに評価できます そのためには 複数のデータファイルを読み込む命令文を定義し すべてのファイルに対して使用するコマンドでループ文を作成します 次のスクリプトは たとえば Demo1.tdm Demo2.tdm Demo3.tdm などの複数の TDM ファイルを選択できるファイル選択ダイアログボックスを開きます そして ファイル名を変数 FileDlgNameList に書き込み それらのファイルの読み込み 保存 およびスムージングを順次実行した後 新しい名前 Series に通しインデックスを付けて保存します Option Explicit Dim i If FileDlgShow(DataReadPath,"TDM Files,*.tdm","DataSelection",True) = "IDOk" Then For i = 0 to UBound(FileDlgNameList) Call Data.Root.Clear() Call DataFileLoad(FileDlgNameList(i),"TDM","Load") Call ChnSmooth("[1]/[2]","/Smoothed",12,"maxNumber") Call DataFileSave("Series_"&str(i),"TDM") Next End If DIAdem NAVIGATOR および Data Portal でオブジェクトにアクセスする DIAdem NAVIGATOR のオブジェクトには 外部データストア データファインダー クエリー 検索結果 ブラウザビュー Data Portal ビュー および内部データがあります Navigator オブジェクトは 外部データストアやデータファインダーにアクセスするためのグローバルオブジェクトです Portal オブジェクトは Data Portal のビュー用のグローバルオブジェクトです Data オブジェクトは 内部データ用のグローバ DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-14 ni.com/jp

96 第 6 章 シークエンスの自動化 ルオブジェクトです DataPlugin の基になる VBScript は 特定タイプのファイルを解析して DIAdem のデータを提供します 外部データを検索し読み込む 外部データストアを開いたり データをマイニングしたり 検索結果やファイルブラウザで検索したデータを読み込んだり選択するには Navigator オブジェクトを使用します Navigator オブジェクトのサブオブジェクトは 外部データストア データファインダー クエリー 検索結果 およびブラウザビューがあります 以下の例では Weather という名前のチャネルグループを検索するアドバンストサーチが実行されています スクリプトにより クエリーのパラメーターが DIAdem NAVIGATOR のインタフェースに入力され 検索されたチャネルグループのチャネルが検索結果タブにリストされます Dim omyadvancedquery Set omyadvancedquery = Navigator.CreateQuery (eadvancedquery) Call omyadvancedquery.conditions.add (esearchchannelgroup,"name", "=", "weather") omyadvancedquery.returntype = esearchchannel Call Navigator.Display.CurrDataProvider.QueryForm.SetCurrQuery (omyadvancedquery) Call Navigator.Display.CurrDataProvider.QueryForm.Search() Call WndShow("NAVIGATOR","Open") 以下のサンプルは ASAM データストアを検索するスクリプトです データストア ATF Example を開き 名前が Torque の測定をすべて検索します スクリプトにより クエリーのパラメーターが DIAdem NAVIGATOR のインタフェースに入力され 見つかった測定のチャネルが検索結果タブにリストされます Dim omystorequery Set omystorequery = Navigator.ConnectDataStore ("ASAM Browse Settings Example").CreateQuery() Call omystorequery.conditions.add("meaquantity", "Name","=","Torque") omystorequery.conditions.logic = "C1" omystorequery.returntype = "Measurement" Call Navigator.Display.CurrDataProvider.QueryForm. SetCurrQuery(oMyStoreQuery) Call Navigator.Display.CurrDataProvider.QueryForm. Search() National Instruments Ireland Resources Limited 6-15 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

97 第 6 章 シークエンスの自動化 スクリプトでクイックサーチを使用するには 記録モードで DIAdem NAVIGATOR で検索語を入力し <Ctrl-A> キーを押します スクリプト編集で DIAdem NAVIGATOR のインタフェースを使用するか 使用しないで 検索のためにオブジェクト名が付いたコマンドと変数割り当てを調べます Data Portal のビューを変更する Portal オブジェクトは Data Portal のビューを指定したり チャネルグループを表示したり チャネルを選択するために使用します Data Portal は右端に固定したり 画面上で移動することができます Data Portal のツリー表示とリスト表示は Portal オブジェクトのサブオブジェクトです 以下の例に Data Portal の構造ビューを表示しており プロパティウィンドウは Data Portal のサイズを 40% の高さに縮小されています スクリプトですべての選択肢を削除すると 最初のチャネルグループが開き そのチャネルグループの 3 番目のチャネルが選択されます Portal.Visible = TRUE Call Portal.Structure.Activate Portal.Ratio = 60 Call Portal.Structure.Selection.RemoveAll Call Portal.Structure.Expand(Data.Root. ChannelGroups(1)) Call Portal.Structure.Selection.Add(Data.Root. ChannelGroups(1).Channels(3)) 内部データを編集する Data Portal に読み込まれたデータを編集 削除 または再作成するには Data オブジェクトを使用します 内部データおよび内部データのプロパティへはスクリプトからアクセスできます また カスタムプロパティのテンプレートを変更したり 新しいテンプレートを作成することもできます データセット チャネルグループ チャネル データ要素 プロパティ およびカスタムプロパティのテンプレートは Data オブジェクトのサブオブジェクトです 以下の例では まず Data Portal に読み込まれたすべてのデータが削除され 次にチャネルグループ MyChnGroup がチャネル MyChannel で作成されています Dim omygrp, omychn Call Data.Root.ChannelGroups.RemoveAll Set omygrp = Data.Root.ChannelGroups.Add("MyChnGroup") Call omygrp.channels.add("mychannel", DataTypeFloat64) DIAdem データ検索 解析 レポート作成 6-16 ni.com/jp

98 第 6 章 シークエンスの自動化 カスタムプロパティのテンプレートにアクセスするには サブオブジェクト CustomPropertyTemplate を使用します 以下のサンプル行を実行すると カスタムプロパティのテンプレートが作成されたかどうかがメッセージに表示されます MsgBox(Data.Settings.CustomPropertyTemplate.Active) データプラグインの作成 DIAdem で追加ファイルフォーマットをロード 登録 検索するにはデータプラグインを使用します DataPlugin は DIAdem が下図のような USI(Universal Storage Interface) インタフェースを介して 関連データファイルを読み取ることができるようにするファイルフォーマットを記述します 図 6-3 DIAdem はデータを検索したり読み込むときにデータプラグインを介してデータにアクセスします データプラグインは データファイルを解析し データモデル Root チャネルグループ およびチャネルの読み込み用プラグインを作成し DIAdem に読み込み可能とする VBS スクリプトです スクリプトがデータプラグインであるかどうかの情報はワークスペースに保存されます スクリプトを編集するには DIAdem NAVIGATOR の設定 オプション 拡張設定 データプラグインを選択します データプラグインをさらに設定する必要がある場合は スクリプトの編集でそれぞれの VBS スクリプトを編集できます リストの中から目的のデータプラグインを選択してクリックし プロパティ スクリプトの編集から実行します VBS ベースのデータプラグインをエクスポートするには データプラグインのエクスポートまたは暗号化データプラグインのエクスポートをクリックします ファイル拡張子が uri のファイルが作成されます データプラグインをインポートするには この URI ファイルを別のコンピュータにコピーしてダブルクリックします National Instruments Ireland Resources Limited 6-17 DIAdem データ検索 解析 レポート作成

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