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1 ( 別 紙 2) 再 評 価 調 書 ( 案 ) Ⅰ 概 要 名 床 上 浸 水 対 策 特 別 緊 急 地 区 名 一 級 河 川 箇 所 岡 崎 市 西 尾 市 幸 田 町 あ らまし は 幸 田 町 桐 山 を 源 とし 右 支 川 である 等 を 合 流 させ 岡 崎 市 市 街 地 を 貫 流 し て 矢 作 古 川 に 注 ぐ 流 域 面 積 約 101km 2 河 川 延 長 約 19km 一 級 河 川 です 流 域 は JR 東 海 道 本 線 国 道 248 号 等 交 通 網 が 整 備 されており 岡 崎 市 南 部 地 区 において は 著 しく 都 市 化 が 進 行 しており 平 成 12 年 東 海 豪 雨 では 上 流 六 名 地 区 で 96 戸 床 上 浸 水 被 害 平 成 20 年 8 月 末 豪 雨 では 六 名 地 区 で 363 戸 福 岡 玉 川 地 区 で 52 戸 床 上 浸 水 被 害 を 受 け るなど 浸 水 被 害 が 増 大 しています こため において 河 道 拡 幅 等 を 行 い 床 上 浸 水 被 害 解 消 を 図 ります 目 標 達 成 ( 主 要 ) 目 標 平 成 20 年 8 月 末 豪 雨 と 同 規 模 降 雨 ( 時 間 雨 量 146.5mm( 既 往 最 大 ))に 対 して 床 上 浸 水 被 害 解 消 を 目 標 とします 計 画 変 更 推 移 採 択 時 再 評 価 時 変 動 要 因 分 析 期 間 H21~H25( 予 定 ) H21~H26( 予 定 ) 用 地 交 渉 に 期 間 を 要 したため 費 億 円 億 円 区 間 が 伸 びたため 経 費 内 訳 内 容 工 費 億 円 億 円 区 間 が 伸 びたため 用 補 費 億 円 億 円 区 間 が 伸 びたため そ 他 床 止 工 掘 削 護 岸 取 水 堰 遊 水 地 床 止 工 掘 削 護 岸 取 水 堰 遊 水 地 区 間 が 伸 びたため 1

2 Ⅱ 評 価 1) 必 要 性 変 化 床 上 採 択 時 状 況 流 域 では 平 成 12 年 9 月 11 日 から 12 日 台 風 14 号 がもたらした 東 海 豪 雨 で 総 雨 量 295 mmを 記 録 し 広 範 囲 で 浸 水 被 害 が 発 生 しました さらに 平 成 20 年 8 月 28 日 から 30 日 豪 雨 では 総 雨 量 447.5mm を 記 録 し 溢 水 氾 濫 等 に より 広 範 囲 で 浸 水 被 害 が 発 生 し 早 急 な 改 修 を 実 施 する 必 要 がありました 表 1 主 な 浸 水 実 績 一 覧 表 ( 流 域 ) 1 必 要 性 変 化 再 評 価 時 状 況 平 成 20 年 8 月 末 豪 雨 以 降 大 きな 浸 水 被 害 は 発 生 していませんが 沿 川 農 地 などにおいて 湛 水 被 害 が 発 生 しています 実 施 により 浸 水 危 険 性 は 採 択 時 より 減 少 していますが 未 実 施 区 間 浸 水 危 険 性 は 採 択 時 と 大 きく 変 化 していないと 考 えられます 変 動 要 因 分 析 流 域 ある 岡 崎 市 人 口 世 帯 数 は 平 成 21 年 着 手 時 に 比 べ 微 増 となっていま す そため 河 川 へ 雨 水 流 出 量 には 変 化 がないと 推 定 できます 判 定 B A: 着 手 時 に 比 べ 必 要 性 が 増 大 している B: 着 手 時 に 比 べ 必 要 性 にほとんど 変 化 がない C: 着 手 時 に 比 べ 必 要 性 が 著 しく 低 下 している 理 由 浸 水 危 険 性 は 採 択 時 から 大 きく 変 化 していないと 考 えられます 2

3 2 進 捗 状 況 及 び 見 込 1) 進 捗 状 況 計 画 及 び 実 績 工 種 工 種 工 種 費 用 地 補 償 工 床 止 工 用 地 補 償 工 用 地 補 償 工 掘 削 護 岸 取 水 堰 遊 水 地 H21 H22 H23 H24 H25 H26 備 考 計 画 実 績 費 について 過 去 については 5 ヵ 年 毎 計 画 と 実 績 今 後 5 ヵ 年 分 費 と それ 以 降 残 費 を 記 載 進 捗 率 これまで 計 画 に 対 する 達 成 状 況 計 画 1 実 績 2 達 成 率 (%) 2 1 全 体 進 捗 状 況 計 画 3 進 捗 率 (%) 2 3 延 長 (km) 費 工 費 用 補 費 そ 他 施 工 済 み 内 容 護 岸 工 L=2.16km 床 止 工 2 基 橋 梁 4 橋 21 基 護 岸 工 L=0.42km 橋 梁 2 橋 護 岸 工 L=3.70km 取 水 堰 1 基 橋 梁 7 橋 17 基 遊 水 地 1か 所 3

4 1) 進 捗 状 況 後 評 価 に 準 ずるフォローアップ 水 位 低 減 効 果 では 被 災 時 に 浸 水 被 害 が 生 じた 中 流 部 水 位 が 床 上 実 施 により 40cm 程 度 水 位 低 減 効 果 がみられます 床 上 浸 水 対 策 縦 断 図 25.0 合 流 点 下 西 野 橋 昭 和 橋 上 松 橋 玉 川 橋 橋 若 柳 橋 県 道 岡 崎 幸 田 線 20.0 主 要 地 方 道 安 城 幸 田 線 土 呂 橋 義 呂 川 東 海 道 本 線 川 田 橋 15.0 約 40cm 標 高 (TPm) 床 上 浸 水 対 策 区 間 1k700~2k 計 画 高 水 位 現 況 河 床 高 現 況 堤 防 高 左 岸 現 況 堤 防 高 右 岸 堤 内 地 盤 面 左 岸 堤 内 地 盤 面 右 岸 H24 年 度 完 成 時 水 位 H20.8 豪 雨 再 現 水 位 ( 現 況 河 道 ) 河 床 高 ( 床 上 浸 水 対 策 ) 計 画 堤 防 高 2 進 捗 状 況 及 び 見 込 み 距 離 標 (m) では 被 災 時 に 堤 防 から 越 水 していた 水 位 が 床 上 実 施 により 85cm 程 度 水 位 低 減 効 果 がみられます 標 高 (TPm) 15.0 合 流 点 14.0 定 国 橋 水 位 縦 断 図 上 川 田 橋 思 案 橋 美 坂 橋 和 合 橋 占 野 小 橋 占 野 橋 下 流 遊 水 地 ( 計 画 ) 郡 界 橋 岡 宮 橋 稲 荷 橋 上 和 田 橋 和 田 橋 上 流 遊 水 地 赤 渋 P 針 崎 ポンプ 約 85cm 計 画 高 水 位 現 況 堤 防 高 左 岸 現 況 堤 防 高 右 岸 堤 内 地 盤 面 左 岸 堤 内 地 盤 面 右 岸 計 画 堤 防 高 現 況 河 床 高 8 月 末 豪 雨 再 現 流 量 ( 現 況 河 道 ) H24 年 度 完 成 時 における 水 位 計 画 河 床 高 2) 未 着 手 又 は 長 期 化 理 由 3) 今 後 進 捗 見 込 み 判 定 距 離 (m) において に 伴 う 用 地 交 渉 に 時 間 を 要 したため 期 間 を 平 成 26 年 度 までと しました において 上 流 六 名 地 区 における 床 上 浸 水 被 害 軽 減 を 目 的 として 改 修 区 間 を L=3.4km から L=5.0km とし 期 間 を 平 成 26 年 度 までとしました 阻 害 要 因 特 になし 今 後 見 込 み 進 捗 は 概 ね 順 調 であり 計 画 通 り 平 成 26 年 度 に 完 了 する 見 込 みです A A: は 順 調 であり 計 画 通 り 確 実 な 完 成 が 見 込 まれる B: 多 少 阻 害 要 因 があるが 一 定 期 間 等 を 要 すれば 解 決 できる 見 通 しが あり ほぼ 計 画 通 り 完 成 が 見 込 まれる C: 阻 害 要 因 解 決 が 困 難 で 現 時 点 では 進 捗 目 処 がたたない 4

5 3 効 果 変 化 1) 貨 幣 価 値 化 可 能 な 効 果 ( 費 用 対 効 果 分 析 結 果 ) 変 化 貨 幣 価 値 化 可 能 な 効 果 ( 費 用 対 効 果 ) 分 析 算 定 基 礎 となった 要 因 変 化 有 無 貨 幣 価 値 化 可 能 な 効 果 ( 費 用 対 効 果 ) 分 析 結 果 における 本 全 体 に 対 する 費 用 便 益 比 は 9.74(>1)であり 効 果 が 期 待 できます 表 2 費 用 便 益 分 析 表 採 択 時 再 評 価 時 ( 基 準 年 :H21) 費 用 効 果 費 ( 建 設 費 ) 維 持 管 理 費 合 計 (C) 一 般 資 産 被 害 額 農 作 物 被 害 額 公 共 土 木 施 設 等 被 害 額 間 接 被 害 額 残 存 価 値 合 計 (B) 費 用 対 効 果 分 析 結 果 (B/C) 費 用 対 効 果 分 析 については 原 則 として 採 択 時 と 比 べ そ 要 因 が3 割 を 越 えて 変 化 している 場 合 または 費 用 対 効 果 分 析 結 果 が1 未 満 になる 恐 れがある 場 合 に 実 施 するもとし ます における 本 全 体 に 対 する 費 用 便 益 比 は 17.38(>1)であり 効 果 が 期 待 できます 表 3 費 用 便 益 分 析 表 採 択 時 再 評 価 時 ( 基 準 年 :H21) 費 用 効 果 費 ( 建 設 費 ) 維 持 管 理 費 合 計 (C) 一 般 資 産 被 害 額 農 作 物 被 害 額 公 共 土 木 施 設 等 被 害 額 間 接 被 害 額 残 存 価 値 合 計 (B) 費 用 対 効 果 分 析 結 果 (B/C) 費 用 対 効 果 分 析 については 原 則 として 採 択 時 と 比 べ そ 要 因 が3 割 を 越 えて 変 化 している 場 合 または 費 用 対 効 果 分 析 結 果 が1 未 満 になる 恐 れがある 場 合 に 実 施 するもとし ます 貨 幣 価 値 化 可 能 な 効 果 ( 費 用 対 効 果 ) 分 析 手 法 治 水 経 済 調 査 マニュアル( 案 )( 国 土 交 通 省 河 川 局 H17.4) 河 川 は 主 に 豪 雨 等 による 洪 水 あるいは 台 風 時 高 潮 等 による 被 害 軽 減 および 防 止 を 目 的 とした であり 河 川 改 修 等 を 実 施 することで 解 消 軽 減 できる 被 害 額 を 便 益 とし そ れに 要 する 費 用 とを 比 較 して 求 めている 採 択 にあたっては そ 値 が1 以 上 を 用 件 と しています 5

6 3 効 果 変 化 1) 貨 幣 価 値 化 可 能 な 効 果 ( 費 用 対 効 果 分 析 結 果 ) 変 化 2) 貨 幣 価 値 化 困 難 な 効 果 変 化 判 定 変 動 要 因 分 析 では 採 択 時 には 緊 急 性 から 簡 易 な 手 法 で 費 用 対 効 果 を 算 定 して いました 今 回 条 件 精 査 や 氾 濫 解 析 実 施 を 行 った 結 果 費 用 対 効 果 が4 割 程 度 大 きく なりました では 採 択 時 に 対 して 改 修 区 間 が 延 伸 し 整 備 計 画 区 間 最 上 流 端 まで 改 修 とな りました そため 採 択 時 では 解 消 しないと 想 定 していた 上 流 部 から 溢 水 を 軽 減 することが 出 来 たため 費 用 対 効 果 が 大 きくなりました 整 備 計 画 策 定 時 状 況 再 評 価 時 状 況 変 動 要 因 分 析 A: 着 手 時 とほぼ 同 様 効 果 が 発 現 される 見 通 しがある B: 着 手 時 と 比 べ 低 下 が 見 られるが 十 分 な 効 果 が 確 保 される 見 通 しが A ある C: 着 手 時 と 比 べ 著 しく 低 下 し 現 時 点 では 効 果 が 確 保 される 見 通 しが 立 たない 理 由 実 施 時 便 益 が 増 えるなど 着 手 時 と 同 様 以 上 効 果 が 発 現 される 見 通 しです Ⅲ 対 応 方 針 ( 案 ) 中 止 : 上 記 1~3 評 価 で 一 つでもC 判 定 があるも 継 続 継 続 : 上 記 以 外 も Ⅳ 後 評 価 実 施 有 無 と 主 な 評 価 内 容 対 象 ( 完 了 後 年 目 ) 対 象 外 完 了 後 5 年 を 越 えて 実 施 する 理 由 対 象 外 理 由 本 は 想 定 規 模 と 同 等 降 雨 がなければそ 効 果 を 検 証 できないため 完 了 後 5 年 以 内 に 想 定 規 模 と 同 等 降 雨 が 発 生 した 場 合 にそ 効 果 を 検 証 することとする 主 な 評 価 内 容 Ⅴ 評 価 監 視 委 員 会 意 見 Ⅵ 対 応 方 針 6