89 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第 4 号 北海道大学 研究ノート コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 智和 宇田 忠司 平本 健太 要 約 本稿の目的は 質問票調査にもとづいて 国内のコワーキングスペースの実態を記述することである 具
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1 Title コワーキングスペースの 実 態 調 査 : 2014 年 度 調 査 の 概 要 報 告 Author(s) 阿 部, 智 和 ; 宇 田, 忠 司 ; 平 本, 健 太 地 域 経 済 経 営 ネットワーク 研 究 センター 年 報 = The annals Citation of Research Center for Economic and Issue Date DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/58405 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information 22089Abe.pdf Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and
2 89 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第 4 号 北海道大学 研究ノート コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 智和 宇田 忠司 平本 健太 要 約 本稿の目的は 質問票調査にもとづいて 国内のコワーキングスペースの実態を記述することである 具体的には まず ウェブ調査を実施し 国内で稼働している施設の全数に近い 2014 年 7 月時点 と考えら れる 365 スペースのうち 191 スペースから回答を得た 回収率 52.3 ついで 収集したデータを分析し ①施設 ②運営組織 ③戦略 ④活動 ⑤利用者 ⑥成果 という 6 つの包括的視点から記述統計を示した そ のうえで 本調査にもとづくコワーキングスペースの実態に関する知見を提示した キーワード コワーキング コワーキングスペース 記述統計 1 本稿の目的 ちろん スペースの運営者や業界に参入を試みる 者の実践に資するように 質問票調査で得られた 本稿の目的は 国内のコワーキングスペースの データにもとづいて 国内のコワーキングスペー 実態調査に関する報告を行なうことにある コ スをめぐる実態を記述していく ワーキングとは 働く個人がある場に集い コ ミュニケーションを通じて情報や知恵を共有し 2 データ セット 状況に応じて協同しながら価値を創出していく働 き方 を意味する 宇田 2013 また コワー 本稿で利用するデータ セットは われわれが キングスペースとは コワーキングを実践する個 独自に実施した質問票調査から得られたデータに 人が物理的に共有するワークスペースを指す もとづいている 実施期間は 2014 年 7 月 28 日 このような働き方や働く場は 特定の企業内で から 9 月 3 日の 38 日間である インターネット の労働や企業オフィスと比して ワークスタイル リサーチ会社のサービスを利用し ウェブ調査を の柔軟性や交流するメンバーの多様性 場の開放 行った 性の高さなどが期待されることから注目を集めて 質問票調査の対象は以下の手順に従って抽出 いる 実際 近年 欧米を中心にわが国において している まず フェイスブックのコワーキン もコワーキングスペースが次々に開設され その グ JP のグループページにおいて公開されている 数は今や世界で約 6,000 以上 国内で 350 以上 データ セットを利用した 具体的には 調査 にのぼる 準備を開始した 2014 年 6 月段階において 最新 しかしながら コワーキングという働き方やコ のファイルである 2014 年 1 月 28 日付のファイ ワーキングスペースという働く場に関する現状把 ルを用いた 握は依然として十分ではないと思われる とりわ また コワーキングスペースの開設数が増加傾向 け 国内のコワーキングスペースについては 中 にあることを踏まえ 他のインターネット サイト 村 2013 や埴淵 2014 の研究が存在するものの も活用し データ セットの更新を行った これ 1 2 主として名古屋地域のスペースの状況を報告する にとどまっている そこで 本稿では 関連する領域の研究者はも 1 コ ワ ー キ ン グ JP cowjp/ 2 コ ワ ー キ ン グ ス ペ ー ス JP
3 90 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 らの作業の結果 全 365 スペースを国内で稼働 4,950 である 4 最小と最大の差が大きく 平 中のコワーキングスペースとみなすこととした 均像を示すことに大きな意味がないと思われる このうち 191 スペースの回答を得た 回収率は そこで 最大値である 4,950 のスペースを除去 52.3 である 欠損値のあるデータを取り除き した散布図である図 1 を示す 図 1 に示されてい 3 分析に利用したのは 190 である なお 質問 るように 大半のスペースは 100 までに集中し 票への回答はスペースの運営責任者に依頼してい ている 200 を超える規模の大きなスペースは る 全体の 2 割程度 18.9 である 次に 座席数について確認する 平均は 席である 表 1 にあるように座席数についても最 3. 記述統計 小が 4 席 最大が 150 席と 面積同様に大きな 以下では 実際の回答にもとづいて 6 つのパー 差がある 図 2 に横軸に座席数 縦軸に度数 ス トに分けて記述統計を示していく すなわち ① ペース数 を取った分布が示されている 10 席 施設 ②運営組織 ③戦略 ④活動 ⑤利用者 以下のスペースが全体の約 12 を占めている ⑥成果 の 6 点である これらに注目することで 20 席以下で見ると約 38 のスペースが収まって 各コワーキングスペースの経営状況を把握するう いる また 1 当たりの座席数の平均は 0.38 えで重要な側面を網羅できると思われる 席である つまり 3 あたりにほぼ 1 席というこ 5 とになる 3.1 施設 パーティション席数は 平均で 7.44 席である 表 1 に示されているように 回答を得たコワー 座席数の平均と大きな差がある その理由は 約 キングスペースの面積は 最小で 8 最大で 半数の 98 のスペースではパーティション席が存 表 1 面積 座席数 パーティション席数 㠃 䠄䟝䠅 ᗙᖍ ᗙᖍ 䠋㠃 䠄䟝䠅 䝟䞊䝔䜱䝅䝵䞁ᖍ 㻝㻤㻤 㻝㻤㻤 ᑠ 㻤 㻚㻞 㻥㻡 㻝㻡 㻝㻚㻢 㻝㻟㻞 㻝㻢㻞㻚㻝㻤 㻟㻡㻚㻤㻞 㻚㻟㻤 㻣㻚 㻟㻤㻞㻚㻣㻟㻤 㻞㻥㻚㻟㻟 㻚㻞㻢㻥 㻝㻢㻚㻞㻝 ᐲ ᢙ 㕙 䋨䯧䋩 図 1 面積の分布 jp/ やコワーキング.COM な どを参考にしている 3 回答を得たスペースの一覧は本稿末の表 21 に示されて いる 4 面積については回答数が 188 となっている その理由は 面積が 0 と回答したスペースが 2 つ存在したためである 5 この値は 1 人当たりのオフィスの面積の目安とされ ている 10 と比較すると 3 分の 1 程度に相当する しか しながら ここでの面積は各スペースの延べ面積である点 に注意を要する また 企業オフィスとは異なり コワー キングスペースでは書類を保存するキャビネット等の配置 は想定されていない そのため この数字が指し示すより は 実態の差は大きくないと思われる
4 91 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 ᐲ ᢙ ᐳᏨᢙ 図 2 座席数の分布 在していないからである これら 98 のスペース いる つまり 全体の 7 割近くが副業としてコワー は スペース全体を見渡せる開放性の高い空間を キングスペースを運営している 有しているものと思われる 残り 92 スペースに 事業領域 ついて確認していくと パーティション席数の最 コワーキングスペースの他に何らかの事業を運 小は 1 席 最大は 132 席である 座席数と合わ 営している 168 のスペースの事業領域や事業の せて考えると 回答を得たスペースのうち 最大 広がりについても確認しておく ここでは ① 規模のものは パーティション席が大半を占めて IT 系 ②クリエイティブ デザイン系 ③もの いることが示唆される づくり系 ④不動産系 ⑤子育て 女性支援系 7 ⑥建築 建設系 ⑦飲食系 ⑧行政系 ⑨教育機 3.2 運営組織 関 ⑩その他 の計 10 項目の質問をしている 回答したスペースのうち コワーキングスペー まず 各スペースの事業領域の内容について確 スの運営のみを行なっているのは 22 スペースで 認する 本調査では 全部で 10 の分類について 6 ある コワーキングスペースの運営を主とする 該当する全項目の回答を求めている 図 3 に示さ スペースが 39 ある コワーキングスペースの運 れているように 全体で見ると IT 系が 61 その 営以外が主と回答したスペースが 129 存在して 他が 59 クリエイティブ デザイン系が 55 と多 図 3 事業領域 6 この 22 のスペースには コワーキングスペースの運営 のみを行なっている個人や法人に加えて コワーキングス ペースの運営を行うために別の法人等を設立している場合 が含まれている点に注意が必要である 7 ここでは コワーキングスペースの運営のみを行って いる 22 スペースを差し引いた 168 スペースを対象とし ている
5 92 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 表 2 スペース運営以外の事業数 ᴗ 㻝 ᴗ 㻞 ᴗ 㻟 ᴗ ᴗ 㻡 ᴗ 㻢 ᴗ 㻣 ᴗ 第4号 弱のスペースが 5 人以下で運営されている こ 㻤㻤 㻢 㻝㻤 㻥 㻟 㻞 㻝 のうち 運営に携わるスタッフで最も多いのは常 勤 平均 2.55 人 である 11 ついで アルバイ ト 利用者によるボランティア インターンの順 になっている 次に スペース運営責任者の労働時間について 確認する 表 4 に示されているように スペース 8 くの回答を占めている 運営責任者の 1 日あたりの労働時間は 7.01 時間 次に これらの 10 項目を単純に合計した事業 である また スペースの活動に携わっているの 9 数について確認しておく 表 2 に示されている は 1 週間で 4.75 日である これら 2 つの数値を ように コワーキングスペース以外に 1 ないし 掛け合わせ スペース運営責任者の 1 週間の総労 2 の事業を行なっているのが 134 スペースある 働時間を概算すると 33.3 時間となる 表 5 には 10 スペース開設当時と比較した労働時間の変化を示 運営体制 してある 回答者の約 6 割に相当する 113 のス ここでは ①運営に携わるスタッフ数と②ス ペース運営責任者は 開業当初と比較しても労働 ペース運営責任者の労働時間 1 日単位 1 週間 時間は変わらないと答えている 単位 スペース開設当時との変化 の 2 点につい 運営責任者 て尋ねている スペースの運営責任者の専門分野と性別 年齢 表 3 には運営に携わるスタッフ数を示してあ 運営歴について回答を得た 運営責任者の専門分 る その平均は 4.89 人である なかには 50 人の 野については 次の 10 の項目を用意した すな スタッフを有するスペースもあるが 全体の 7 割 わち IT 系 クリエーター デザイナー系 も 表 3 運営に携わるスタッフ数 㢖 ᑠ ᖖ 㻞㻚㻡㻡 㻞 㻝 㻚㻣 㻡 䜰䝹䝞䜲䝖 㻝㻚㻞㻢 㻞㻚㻟㻞㻢 㻝㻢 8 その他 と回答した場合 具体的な項目を記述するよ うに依頼している その内容については 稿を改めて検討 したい 9 ここで対象とする 168 スペースのうち 事業領域につ いて回答しなかったスペースが 1 あるため 分析対象は 167 スペースである 10 スペースの運営が本業であるか 副業であるかに分 けて 事業領域の広さに違いが見られるかを確認した コ ワーキングスペースの運営が主という場合には スペース 運営以外に 1 事業を行っているのが 22 スペースで回答の 大半を占めている ここでも 2 事業を行なっているという スペースを合算すると回答者の 8 割近くを占めており 全 体の回答の傾向とは大差がない コワーキングスペースを 副業として行っている運営主体の場合には スペース運営 に加えて 1 事業を行なっているスペースが 66 ある 2 事 業を展開しているスペースが 38 ある これらを合わせ ると回答者の 8 割強を占め こちらも全体の傾向とは大差 はない 䝪䝷䞁䝔䜱䜰 㻝㻚㻟 㻞㻚㻤 㻞 䜲䞁䝍䞊䞁 㻚㻟㻝 㻝㻚㻞㻤㻞 㻝㻟 ィ 㻚㻤㻥 㻟 㻞 㻡㻚㻟㻞㻡 㻡 表 4 運営責任者の労働時間 日 労働日数 週 㢖 ᑠ ປ 㛫䠄 䠅 㻣㻚㻝 㻤 㻤 㻟㻚㻢㻟㻟 㻝㻤 ປ 䠄㐌䠅 㻚㻣㻡 㻡 㻡 㻝㻚㻢㻥㻟 㻣 表 5 開設直後と比較した労働時間の変化 㛗䛟䛺䛳䛯 ኚ䜟䜙䛺䛔 䛟䛺䛳䛯 ィ 㻞㻤 㻝㻝㻟 㻥 䝟䞊䝉䞁䝖 㻝㻚㻣 㻡㻥㻚㻡 㻞㻡㻚㻤 㻝 11 常勤 0 人のスペースは 全部で 10 存在している そ のうち多くは 利用者のボランティアやアルバイトにより 運営されている
6 93 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 図 4 運営責任者の専門分野 表 6 運営責任者の年齢 ᑠ 表 7 運営責任者のスペース運営歴 㻝㻤㻥 㻟㻤㻚㻥㻡 㻟㻤 㻥㻚㻢 㻝㻤 㻢㻡 ᑠ 㻞㻝㻚㻣㻞 㻞 㻞㻝㻚㻝 㻝 㻞㻝 のづくり系 まちづくり系 子育て 女性支援系 表 6 にあるように 運営責任者の年齢の平均は 建築 建設系 文筆 ライター系 営業 マーケティ 歳であった 図 5 には運営責任者の年齢の ング系 事務系 その他 である なお 専門分 分布を示している 最小は 18 歳で最大は 65 歳 野については複数回答可としている 図 4 に示さ だった 中央値が 38 標準偏差が約 9 であるこ れているように IT 系を選択した回答者が 51 人 とから推察できるように 30 代と 40 代の運営責 である一方 その他を選択した回答者も 54 人い 任者が全体の約 72% を占めている た 12 次に表 7 を見てほしい 運営責任者の運営歴 運営責任者の男女比は おおよそ 7:3 であった ヶ月つまり 2 年弱であった 月 の平均は 度数 年齢 歳 図 5 運営責任者の年齢の分布 12 本質問項目についても その他 を回答した場合 具体的な項目を記述するように依頼している その内容に ついては 稿を改めて検討したい
7 94 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 ᐲ ᢙ 㪈 㪉 㪊 㪋 㪌 㪍 㪎 㪏 㪈㪇 㪈㪈 㪈㪉 㪈㪊 㪈㪋 㪈㪌 㪈㪍 ㆇ༡ᱧ䋨 䋩 ᐲᢙ 䊌䊷䉶䊮䊃 䊌䊷䉶䊮䊃 㪋 㪉㪅㪈 㪉㪅㪈 㪐 㪋㪅㪎 㪍㪅㪏 㪎 㪊㪅㪎 㪈㪇㪅㪌 㪌 㪉㪅㪍 㪈㪊㪅㪉 㪋 㪉㪅㪈 㪈㪌㪅㪊 㪋 㪉㪅㪈 㪈㪎㪅㪋 㪉 㪈㪅㪈 㪈㪏㪅㪋 㪌 㪉㪅㪍 㪉㪈㪅㪈 㪐 㪋㪅㪎 㪉㪌㪅㪏 㪉 㪈㪅㪈 㪉㪍㪅㪏 㪌 㪉㪅㪍 㪉㪐㪅㪌 㪎 㪊㪅㪎 㪊㪊㪅㪉 㪌 㪉㪅㪍 㪊㪌㪅㪏 㪈㪈 㪌㪅㪏 㪋㪈㪅㪍 㪌 㪉㪅㪍 㪋㪋㪅㪉 ㆇ༡ᱧ䋨 䋩 第4号 図 6 運営歴の分布 運営歴の最小は 1 ヶ月 最大は 241 ヶ月つまり されている まず 連携の項目について 特徴的 約 20 年であった なお コワーキングスペース な点を確認しておく 平均値に着目すると コワー と銘打たれた国内初の施設は 2010 年 5 月に神 キングスペースの運営責任者たちは地域との連携 戸にて開設されたカフーツとされている 図 6 を を最も重視していることがわかる 平均値 3.34 見てもわかるように運営歴 3 年 36 ヶ月 以内 近隣のコワーキングスペースとの関係では興味深 の運営責任者が全体の約 9 割を占めている い結果が示されている 近隣のコワーキングス ペースは事業上のライバルである という項目を 3.3 戦略 見るとその平均値は低い 平均値 1.89 どち 運営方針 らかといえばちがう このことから コワーキ スペースの運営方針について全部で 10 の質問 ングスペース運営責任者の多くは 近隣のコワー をしている すなわち ①近隣のコワーキングス キングスペースを競合とは見なしていないことが ペースは事業上のライバルである ②近隣のコ 示唆される では 近隣のコワーキングスペース ワーキングスペースと連携している ③近隣で とはどのような関係を構築しているのであろう はないコワーキングスペースと連携している ④ か 図 7 からは 近隣のコワーキングスペースと コワーキングスペースが所在する地域と積極的に 連携をしているスペースと 全く連携していない 関わっている ⑤他企業と連携している ⑥行政 スペースの 2 グループに分割可能であることが示 と連携している ⑦ NPO と連携している ⑧専 唆される 門学校や大学 病院などの公的機関と連携してい また 他企業との連携についても検討しておく る ⑨コワーキングスペース単体での採算性を重 必要があると思われる 全く連携していないス 視している ⑩コワーキングスペースにおけるコ ペースが 49 ある一方で 連携しているスペース ミュニティ形成を重視している の 10 項目であ が 41 多く見積った場合には 85 スペースある る これらの質問項目は 連携の状況 質問項目 これは全体の 44.8 を占めている 他の項目に ①から⑧ とスペース運営の方針 質問項目⑨と ついては 平均値が 3 どちらともいえない ⑩ に分類可能である これらの項目について 1 を下回っており 連携している状況にあるとはい 全くちがう から 5 全くその通り とする えない 5 点尺度で質問をしている 次に スペースの運営方針に関する 2 項目につ 図 7 には これら 10 項目の回答の分布が示さ いても確認しておく ここで コミュニティの形 れている また表 8 には全 10 項目の平均値が示 成重視 に目を向けると 回答全体の 8 割強が ど
8 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 ① 近隣スペースは事業上のライバル ② 近隣スペースと連携 ③ 遠隔スペースと連携 ④ 地域と連携 ⑤ 他企業と連携 ⑥ 行政と連携 ⑦ NPO と連携 ⑧ 公的機関と連携 ⑨ スペース単体での採算性を重視 ⑩ スペースにおけるコミュニティ形成を重視 図 7 スペースの運営方針
9 96 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 表 8 運営方針 㞄䝇䝨䞊䝇䛿䝷䜲䝞䝹 㞄䝇䝨䞊䝇䛸㐃ᦠ 㐲㝸䝇䝨䞊䝇䛸㐃ᦠ ᆅᇦ䛸㐃ᦠ ᴗ䛸㐃ᦠ ᨻ䛸㐃ᦠ 㻺㻼㻻䛸㐃ᦠ බ ᶵ㛵䛸㐃ᦠ 䝇䝨䞊䝇༢య䛷䛾᥇ 㔜ど 䝁䝭䝳䝙䝔䜱ᙧᡂ㔜ど 㻝㻚㻤㻥 㻞㻚㻡㻝 㻞㻚㻣㻞 㻟㻚㻟 㻟㻚 㻞㻚㻢㻡 㻞㻚 㻞㻚㻞㻝 㻞㻚㻣㻢 㻚㻞㻤 㻝㻚 㻝㻚㻟㻢 㻝㻚 㻝㻚㻟㻡 㻝㻚㻥㻣 㻝㻚㻡㻝㻣 㻝㻚㻢㻝 㻝㻚㻟 㻝㻚㻣㻟 㻚㻥㻟㻥 ちらかといえばその通り と まったくその通り ション施設 ⑦ TV 会議システム ⑧その他 ⑨ に分布しており 運営責任者の多くがコミュニ 特に競合はない の 9 つの項目である なお 35 ティ形成を重視していることが示される 13 そ スペースが 特に競合はない という回答してい の一方で コワーキングスペース単体での採算 る 全体の 18.4 それゆえ この 35 スペー 性を重視する という項目については 平均値が スを差し引いた 155 スペースに占める割合に注 2.76 であり 全体で見ると 単独での採算性を 目するほうがより実態に即していると思われる それほど重視はしていない ということが示唆さ ここで図 8 に注目してほしい レンタルオフィス れる この 2 項目への回答から 運営責任者たち シェアオフィス 95 カフェ ファミレス 76 は コミュニティの形成を重視し 採算性はそれ 自宅 SOHO 73 インキュベーション施設 70 ほど重視していない と解釈可能であろう を競合とする回答が多い スペースにとっての競合 これは スペースの運営責任者が認識している この項目については全部で 9 つの質問項目を用 競合が多岐に渡ることを示している その理由は 意してある ①カフェ ファミレス ②ネットカ 以下の通りである 図 8 に示されている回答数を フェ ③レンタルオフィス シェアオフィス ④ 単純に合計すると 398 になる これを上記の 155 自宅 SOHO ⑤企業オフィス ⑥インキュベー スペースで割ると 2.6 となる すなわち 何ら 図 8 コワーキングスペースの競合 13 この項目については 全 10 項目の中でも平均値が最 も高いことも注目すべき点である 平均値 多くのコワーキングスペースは 民間企業等が運営し ている営利を目的とする事業である 営利を目的としてい るはずの事業であるにもかかわらず このような傾向が見 られるのは において示した 扱っている事業数の違 いが影響を及ぼしているのかもしれない 15 調査の際には 特に競合はないと選択し さらに他の 選択肢も選んだ場合にはエラー メッセージを表示し 先 の質問項目に進めないように設計した 16 本項目についても その他 と回答した場合 具体的 な項目を記述するように依頼している その内容について は 稿を改めて検討したい
10 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 かの競合が存在すると回答したスペースにつき 回数の分布を示してある より具体的に見ると 2.6 の競合について言及していることになる 該 イベントの回数が 1 週間に 1 回程度のスペースが 当するものを全て答えることができる というこ 全体の約 7 割 68.4 を占めている とを考えると スペースの運営責任者の多くがあ また 図 10 にはイベントジャンルの分布を示 る特定の業態を競合であると捉えている場合 例 してある こちらは 8 割強のスペースが 5 ジャ えばレンタルオフィス シェアオフィス は そ ンル程度に収まっている これら 2 つを組み合わ の回答数がさらに多くなることも想定される し せて考えると 本調査に回答を寄せたスペースは かし それほど集中しているわけではない 最多 異なるジャンルのイベントを毎週 1 回程度の頻度 の回答を占める レンタルオフィス シェアオフィ で行っているということが示唆される スにしても 全体の回答のちょうど 5 割である イベントに対する運営責任者の見解 それゆえに 運営責任者たちは 多岐に渡る業界 では スペース運営責任者はイベントについて を競合と認識していると考えられる その一方で どのような見解を有しているのだろうか ここで ネットカフェ 企業オフィス TV 会議システム は全部で 10 の項目について尋ねている すなわ などは回答数がきわめて少なく 競合としてはみ ち ①イベントはスペースにとって重要な収入源 なされていないことが示唆される である ②イベントをきっかけにして スペース 外の人々との相互交流が促進される ③イベント 3.4 活動 をきっかけにして スペース内の利用者の相互交 イベントの数 ジャンル 流が促進される ④イベントの善し悪しはスペー コワーキングスペースでは何らかのイベントが ス運営の重要課題である ⑤イベントの企画は 開催されていることが多い そこで イベントの 運営者自ら考えることが多い ⑥イベントの企画 実施回数とイベントの方針の 2 項目について尋ね は 利用者から提案されることが多い ⑦イベン ている トの講師等を 運営者自らがつとめることが多い 実際には 1 か月平均で 5.51 回 3.49 ジャン ⑧イベントの講師等を 利用者がつとめることが ルのイベントが開催されていることが表 9 に示さ 多い ⑨イベントをきっかけにして利用者が増え れている イベント回数に関しては中央値が 4 回 る ⑩スペースにとってイベントは重要である であることからも 1 週間に 1 回程度のイベント の 10 項目である が開催されているというのが最も実態に近い理解 これら 10 項目に対する回答が図 11 と表 10 に であると思われる 図 9 には 1 か月のイベント 示されている このうち ⑩スペースにとってイ ベントは重要である 平均値 4.19 ②イベント 表 9 イベント回数 月 イベントジャンル 月 㢖 ᑠ 䜲䝧䞁䝖ᅇ 䠄 䠅 㻡㻚㻡㻝 㻢㻚㻡㻝㻣 䜲䝧䞁䝖䝆䝱䞁䝹䠄 䠅 㻟㻚㻥 㻟 㻞 㻟㻚㻡㻣㻤 㻞 をきっかけにして スペース外の人々との相互交 流が促進される 平均値 4.04 ④イベントの善 し悪しはスペース運営の重要課題である 平均値 3.85 ③イベントをきっかけにして スペース 内の利用者の相互交流が促進される 平均 3.84 ᐲ ᢙ 䉟䊔䊮䊃䉳䊞䊮䊦䋨 䋩 図 9 イベント回数の分布 図 10 イベントジャンルの分布
11 98 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 ① イベントはスペースにとって重要な収入源 ② イベントを契機に 外部の人々との相互交流が促進 ③ イベントを契機に 利用者の相互交流が促進 ④ イベントの善し悪しはスペース運営の重要課題 ⑤ イベントの企画は 運営責任者自ら考える ⑥ イベントの企画は 利用者から提案される ⑦ イベントの講師等を 運営責任者自らがつとめる ⑧ イベントの講師等を 利用者がつとめる ⑨ イベントを契機に利用者数が増加 ⑩ スペースにとってイベントは重要 図 11 イベントに対する見解
12 99 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 表 10 イベントに対する見解 䜲䝧䞁䝖䛿 ධ እ㒊䛸䛾 ὶ 㢖 㻟㻚㻝㻤 㻟㻚 㻝㻚㻞㻞 㛫䛾 ὶ 㻚 㻚 㻝㻚㻣㻝 㻟㻚㻤 㻚 㻡 㻝㻚㻝㻤㻞 䜲䝧䞁䝖䛿 䝇䝨䞊䝇㐠Ⴀ 䛾ㄢ㢟 㻟㻚㻤㻡 㻚 㻡 㻝㻚㻝㻡㻝 䜲䝧䞁䝖䛿 㐠Ⴀ 䛜 䜲䝧䞁䝖䛿 䛜ᥦ 䜲䝧䞁䝖ㅮᖌ䛿 㐠Ⴀ 䜲䝧䞁䝖ㅮᖌ䛿 䜲䝧䞁䝖䛿 ቑ䛾ዎᶵ 䜲䝧䞁䝖䛿㔜せ 㻟㻚㻟㻞 㻟㻚㻡 㻝㻚㻝㻤㻥 㻟㻚㻝㻟 㻟㻚 㻟 㻝㻚㻟㻝 㻞㻚㻤 㻞㻚 㻟 㻝㻚㻝㻟 㻟㻚㻝㻢 㻟㻚 㻝㻚㻢㻣 㻟㻚㻞㻤 㻟㻚 㻟 㻝㻚㻤 㻚㻝㻥 㻚 㻡 㻝㻚㻢 の 4 項目がスペース運営責任者にとって重要な項 ④まちづくり系 ⑤子育て 女性支援系 ⑥建築 目であることが示唆される 建設系 ⑦文筆 ライター系 ⑧営業 マーケティ その一方で イベントが収入や利用者の増加の ング系 ⑨事務系 ⑩その他 の 10 項目につい 契機となっているスペースとそうではないスペー て 該当する全項目の回答を得た 回答状況は図 スに二分される傾向にある点も注目しておく必要 12 に示されている があると思われる イベントが収入源となってい まず 開設当初に想定していた利用者層につい ると判断しているスペースが全部で 94 ある ま て確認する 回答数が特に多かったのは クリエー た イベントが利用者増加の契機となっているス ター デザイナー系 138 IT 系 137 の職 ペースも 77 ある 種である その他は 文筆 ライター系 ものづくり系 59 営業 マーケティング系 利用者 まちづくり系 56 の回答が多い 一方 実際の 利用者については 開設当初に想定していた利 利用者層は IT 系 120 クリエーター デザイナー 用者層 職種 と実際に利用している層 職種 系 111 営業 マーケティング系 66 文筆 利用者の属性 割合 利用者数 会員と非会員 ライター系 58 ものづくり系 53 まちづ の割合 会員と非会員の利用時間について尋ねて くり系 53 の順で多い このことは クリエー いる ター デザイナー系と IT 系は当初の想定どおり 想定利用者と実際の利用者 であることと 文筆 ライター系が予想ほどは利 まず 開設当初に想定した利用者層と実際の利 用していないことを意味している 用者層について確認する ここでは ① IT 系 利用者の属性 年齢 性別 ②クリエーター デザイナー系 ③ものづくり系 利用者の属性についても 回答を得ている こ 図 12 開設前の想定利用者層 実際の利用者層 17 本質問項目についても その他 と回答した場合 具体的な項目を記述するように依頼している その内容に ついては 稿を改めて検討したい
13 100 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 表 11 利用者の内訳 㢖 Ꮫ 㻤㻚㻥㻟 㻡 䠄 ဨ䛺䛹䠅 㻟㻞㻚㻞 㻟 㻟 䝣䝸䞊䝷䞁䝇 㻝㻚㻥㻣 㻡 ኵ䞉 ፬ 㻣㻚㻣㻢 䛭䛾 㻥㻚㻝㻝 こでは 学生 組織人 会社員など フリーラ 目を用意し 回答を得た その結果は図 13 に示 ンス 主夫 主婦 その他の割合を合計で 100 されている 利用者全体のうち 20 歳未満が占 になるように回答してもらっている その内訳 める割合の平均は約 4% であった 同様に 20 は 表 11 に示されているように フリーランス 代 の 平 均 は 約 20%, 30 代 は 約 39% 40 代 は 約 は 42.0% 組織人 会社員など は 32.2 そ 24% 50 代は約 9% 60 歳以上は約 4 だった の他が 9.1 学生が 8.9 主夫 主婦が 7.8 利用者の性別構成も尋ねている 女性利用者の である 割合の平均は約 38% 男性利用者の割合の平均 ここで利用者層に特徴が見られるスペースが存 は 62% であった 図 14 には 男性利用者の割合 在することを確認しておく フリーランスの利用 に関する分布を示してある 回答をしたスペース 者が多いことを考えると 利用者の大半がフリー ランスもしくはほぼ全ての利用者がフリーランス 20ṓᮍ であるというスペースが存在することは想像に難 8.9 くない 実際に フリーランスが利用者の 8 割以 19.8 上を占めるスペースは 29 存在する また 利用 者の 7 割以上が特定層であるスペースに注目する 20ṓ௦ 30ṓ௦ ṓ௦ と 学生中心が 4 組織人中心が 24 主夫 主 38.7 婦中心が 3 ある 50ṓ௦ 60ṓ௦௨ 利用者の年齢構成について 20 歳未満 20 代 30 代 40 代 50 代 60 歳以上という 6 個の項 図 14 利用者の割合の分布 図 13 利用者の年齢別構成
14 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 表 12 利用者数 月 㻞㻟㻚㻞 㻡 㢖 㻞 㻡㻡㻡㻚㻣㻣 ᑠ 㻡 のうち 利用者が女性のみのスペースは 1.1% 2 スペース 利用者が男性のみのスペースは 2.6% 5 スペース であった 利用者数 利用者数について 1 か月の利用者数と その うち利用頻度がとても高い利用者数 ヘビー ユー ザー について回答を得た 表 12 には 1 か月の 表 13 ヘビー ユーザー数 月 利用者数を示してある 1 か月の利用者数の最小 㢖 ᑠ は 0 人 1 スペース 最大は 5,000 人 1 スペース であった 最小値と最大値の差が著しく大きく 平均値を示すことにほとんど意味はないと思わ れる そこで 図 15 に 1 か月の利用者数の最大 値を 300 人までに限定した分布を示す 18 中央 㻡㻞㻚㻝 㻝 㻝 㻝㻢㻥㻚㻡㻞㻡 㻝㻡 値は 50 人である 回答したスペースのうち 利 数 10 人以下のスペースが約 57% 50 人以下が 用者数 10 人以下のスペースは約 15% 利用者数 約 90 である 20 人以下のスペースは約 29% である 利用者数 なお ヘビー ユーザーが利用者数に占める割 が 100 人以下のスペースは全体の約 66 になる 合の平均値は約 29% である 回答したスペース 利用者数 1,000 人以上のスペースは約 7% 利用 のうち約 4% 7 スペース は 全ての利用者が 者数 200 人以上のスペースが約 25% となっている ヘビー ユーザーである なお 参考までにここ 次に 1 ヶ月の利用者のうち ヘビー ユーザー でも 1 か月のヘビー ユーザーの最大値を 70 人 数を確認しておく 表 13 を参照 最小は 0 人 3 とした散布図を図 16 として示しておく ここか スペース 最大は 1,500 人 1 スペース である ら 10 人程度のヘビー ユーザーがいるスペース 1 ヶ月の利用者数と同様 平均値を示すことにほ が多いことがわかる とんど意味はないと思われる 中央値は 10 人で 会員と非会員の割合 ある 回答したスペースのうち ヘビー ユーザー 利用者のうち 会員と非会員の割合も尋ねてい 利用者数 月 図 15 利用者数 月 の分布 18 ここで最大値を 300 人にしたのは ①利用者数の平 均が 230 人であること ②回答者全体の 8 割強をカバーで きること の 2 つの理由からである
15 102 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 ヘビー ユーザー数 月 図 16 ヘビー ユーザー数の分布 月 表 14 会員の割合 㢖 ᑠ 㻡㻟㻚㻣㻥 㻢 㻝 㻚㻞㻝㻞 㻝 図 17 会員割合の分布 る 表 14 に記述統計 図 17 に分布を示している 会員と非会員の利用時間 会員の割合の最小は 0% 30 スペース 最大は 会員と非会員の 1 日あたりの利用時間について スペース である 平均値は 会員約 回答を得た 表 15 にあるように 会員の 1 日あ 54% 非会員約 46% である 図 17 に示されてい たりの利用時間の平均は約 4.9 時間である 回答 るように 回答したスペースのうち 会員の割合 したスペースの約 92% は 会員の 1 日あたりの が 10% 以下のスペースが 30% 57 スペース 利用時間が 8 時間以下である なお 図 18 には である一方 90 以上のスペースが約 35% 67 会員の 1 日あたりの利用時間の分布が示されてい スペース だった る 非会員の 1 日あたりの利用時間の平均は約 2.8 表 15 会員 非会員の利用時間 日 㢖 ᑠ ဨ䠄 䠅 㻚㻤㻡 㻡 㻤 㻟㻚㻥㻣 㻝㻟 㠀 ဨ䠄 䠅 㻞㻚㻤 㻟 㻞㻚㻞㻡 㻝 図 18 会員の利用時間の分布 日 時間である 非会員についても利用時間の分布を 図 19 に示した 回答したスペースの約 94% は 非会員の 1 日あたりの利用時間が 6 時間以下であ る 図 19 非会員の利用時間の分布 日
16 103 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 成果 ペース は飲食サービスが全体の売上に占める割 売上 合は 0% である つまり これらのスペースは飲 売上については 101 のスペースから回答を得 食サービスを提供していないか 無償提供してい ている 19 その平均等を表 16 に示してある 最 ると考えられる 他方で 飲食サービスが全体の 大が 1,000 万円 最小が 0 万円である また 図 売上の半分以上を占めると回答したスペースは約 20 には分布を示している 回答したスペースの 9% 18 スペース 20% 以上占めると回答した うち約 88% は 1 ヶ月の売上が 100 万円以下 約 スペースは約 スペース である これ 52% は 20 万円以下 約 6% は売上なしである らの分布を図 21 に示してある スペース事業の売上のうち 飲食サービスの占 会員からの売上 める割合についても回答を得ている 表 17 に示 表 18 に示してあるように 会員からの売上が されているように 平均値は約 10% である し 全体に占める割合は 約 63% 非会員からの売 かし 中央値が 0% であることから推察できるよ 上が全体に占める割合は 約 37% であった ま うに 回答したスペースのうち 約 63% 119 ス た 図 22 には会員売上比率の分布が示されてい る 会員からの売上が全くない つまり全ての売 上を非会員から計上しているスペースは 全体の 表 16 売上 㢖 ᑠ 㻝㻝 㻡㻚㻣㻟 㻞 㻝㻝㻚㻢㻟㻢 㻝 約 16% 30 スペース である その一方 全て の売上を会員から計上している 言い換えれば非 会員からの売上が全くないスペースは約 23% 43 スペース であった 全体の売上の 80% 以上を 会員から計上しているスペースは 約 54% 102 図 20 売上の分布 表 17 飲食サービスの売上比率 㢖 ᑠ 㻥㻚㻣㻢 㻞㻟㻚㻡㻟 㻝 19 本項目は回答必須の項目としていない 図 21 飲食サービスの売上比率の分布
17 104 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 表 18 会員売上比率 㢖 ᑠ 㻢㻞㻚㻥㻥 㻤 㻝 㻟㻤㻚㻢㻝 㻝 図 22 会員売上比率の分布 スペース 全体の売上の 80% 以上を非会員から ていると回答している 計上しているスペースは 約 26% 49 スペース 次にスペースを利用する目的 質問項目③と④ であった ⑤ に関する回答を確認していく 運営責任者は スペースに関する現状認識 コワーキングスペースを利用するのは仕事がは スペースの現状について全部で 10 の質問をし かどるからである と考えていることが回答から ている すなわち ①利用者どうしの相互交流 は示唆される 平均値 3.79 また 質問項目④ を促進するために 運営責任者が働きかけてい と⑤の回答を合わせて考えると スペース利用者 る ②利用者どうしが自ら進んで名刺交換をする は他の利用者との交流を期待してスペースを利用 など 交流を図っている ③利用者がスペースを しているものの 運営責任者との交流はあまり期 利用するのは 仕事がはかどるからである ④利 待していない という認識を運営責任者たちが有 用者がスペースを利用するのは 運営責任者との していることも示唆される 交流を期待するからである ⑤利用者がスペース スペースの利用者によって生み出されたビジネ を利用するのは 他の利用者との交流を期待す ス サービスについても回答を得ている 質問項 るからである ⑥利用者どうしの協働をつうじ 目の⑥と⑦ 平均値を見るとこれら 2 項目につ て 新しいビジネスやサービスなどが生み出され いては必ずしも高くない 分布を確認すると 全 ている ⑦個々の利用者によって新しいビジネス 体の半数のスペース運営者が 程度の差はあるも やサービスなどが生み出されている ⑧自身が運 のの 利用者間の協働をつうじても 利用者単独 営するスペースの利用者を増加させたい ⑨自身 によっても 新製品やサービスが生み出されてい が運営するスペースの現状に満足している ⑩ス ると回答している すなわち 利用者によって新 ペースの運営単体で利益が出ている の 10 項目 製品やサービスが生み出されているスペースとそ である これらの項目について 1 全くちがう うではないスペースが存在する ということを示 から 5 全くその通り とする 5 点尺度で質問 唆している をしている 最後にスペースの成果に関する認識を確認して 10 個の項目は スペース内での交流 スペー おきたい 質問項目⑧と⑨ ⑩ スペース運営 スを利用する目的 スペースの利用者によって生 責任者たちは スペース運営の現状には必ずしも み出されたビジネス サービス スペースの成果 満足していないことがうかがえる 平均値 2.34 に関連する項目の 4 つに分類可能である その回 この項目については 否定的な見解を足し合わせ 答の分布が図 23 平均が表 19 に示されている ると全体の約 6 割を占めている スペース内での交流について確認してみると の運営責任者たちが コワーキングスペース単 質問項目の①と② 運営責任者が利用者間の交 体で利益は出ていないと回答している 平均値 流を促している 平均値 3.76 また 図 23 に 2.37 また 利益を増加させたいと考えている 20 また 多く 示されているように 約 7 割のスペース運営責任 者は 程度の差はあれ利用者間の相互交流を促し 20 全くちがう と どちらかといえばちがう の合計 を指す
18 コワーキングスペースの実態調査 2014 年度調査の概要報告 阿部 宇田 平本 ① 利用者間の相互交流を促進するために 運営責任 者が働きかけている ② 利用者間が相互交流を図っている ③ スペースを利用するのは 仕事がはかどるからで ある ④ スペースを利用するのは 運営責任者との交流を 期待するからである ⑤ スペースを利用するのは 他の利用者との交流を 期待するからである ⑥ 利用者間の協働をつうじて 新しいビジネスやサー ビスが生み出されている ⑦ 個々の利用者によって新しいビジネスやサービス が生み出されている ⑧ スペースの利用者を増加させたい ⑨ スペースの現状に満足している ⑩ スペースの運営単体で利益が出ている 図 23 スペースの現状に関する認識
19 106 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 表 19 スペースの現状に関する認識 ὶ 㐍 㛫 ὶ 㻟㻚㻣㻢 㻝㻚㻝㻣㻥 㻟㻚㻡 㻝㻚㻝㻥㻟 㢖 䝇䝨䞊䝇䛿 䛜 㐠Ⴀ 䛸䛾 ὶᮇᚅ 䛿䛛䛹䜛 㻟㻚㻣㻥 㻟㻚㻟㻝 㻟 㻚㻥㻤㻢 㻚㻥㻡㻢 䛾 䛸 䛾 ὶᮇᚅ 㻟㻚㻡㻞 㻝㻚㻟㻞 運営責任者も多い 平均値 4.39 つまり これ らの回答傾向からは 運営責任者にとって最も大 きな課題は スペース単体で利益が出ていないこ とにあると推測される 4. まとめ 最後に 本調査にもとづく主な発見事実を表 20 にまとめておく 今後は 下記の発見事実に ついての理論的 経験的検討が求められる 謝 辞 本 稿 は JSPS 基 盤 研 究 B 課 題 番 号 研究代表者 平本健太 および JSPS 基盤 研究 C 課題番号 研究代表者 宇田忠 司 にもとづいて 推進している研究成果の一部である ここで感謝を示したい ༠ 䛻䜘䜛 ᪂〇ရ 㻟㻚㻡㻟 㻝㻚㻝㻞㻝 䛻䜘䜛 ᪂〇ရ 㻟㻚㻝 㻝㻚㻥㻟 ቑຍ 䛥䛫䛯䛔 㻚㻟㻥 㻡 㻡 㻚㻤㻡㻤 䛻 㻞㻚㻟 㻞 㻞 㻝㻚㻝㻝㻤 䝇䝨䞊䝇༢య䛷 㻞㻚㻟㻣 㻞 㻝 㻝㻚㻟㻡
20 IT
21 108 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 第4号 表 21 協力先一覧 公表可のスペースのみ 21 スペース名 0 1Booster D-SPOT-COM 0 1 高知 Booster EDITORY 神保町 201 千葉コワーキングスペース FACTO 301 Coworking & Share space Future Work Studio "Sew" 7F Hanare ひばりヶ丘 Andozaka COIN Happy Working INNOVATION Office Cercle セルクル BANANA CLUSTER Hottan Base Point J-Space Beans Coworking Space JUSO Coworking Blue Planet OKAYAMA KANAYA BASE Cafe de moira KlaSO cafe WAKAKUSA Knower(s) cafe? IKAGAWA DO 五十川堂 LEGARE CAFE SAKAE レガーレカフェ栄 CASE Shinjuku LILACOWA Circolo 京都 Marble Cafe 横浜 co-ba akasaka Mocco co-ba shibuya MONO cocolin 志 -Link Mottomachi CO-HARU-CAFE Noblesse Oblige co-lab 渋谷アトリエ oinai karasuma co-lab 西麻布 OnRAMP co-lab 千駄ヶ谷 Open Network Space 鎌倉 co-lab 二子玉川 Open Network Space 代官山 Coloco Osakan Space Connecting The Dots PhilPort CONTENTZ PLAYJOB CoPla 南港 port.inc Cotomeya PORTAL POINT Cowork'in Kurakuen RoobikHouse Co-Working Café CAN Room8 勝川コワーキング Coworking Cafe Relation Root coworking space coworking space enn Samurai Startup Island Coworking space Nomadonguri Sapporo Cafe Coworking Space Shake Hands SO@R Coworking Space 小脇 SOHO プラザ Co-working space Puzzle SOMETHIN ELSE Crossing SPOT3 CSS Space Tab'spot Dol's Dessin Topothesia 21 質問票調査の実施時に スペース名の開示の有無につ いても尋ねている そのため 表 21 には開示可と回答し た全 154 スペースを記載している
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23 110 地域経済経営ネットワーク研究センター年報 参考文献 埴淵知哉 平成 25 年度 特別研究報告書 都市におけ る 共働空間 の現状と可能性 公益財団法人名古 屋まちづくり公社 名古屋都市センター 2014 中村雅章 コワーキングスペースのビジネス展開 現状と戦略 中京経営研究 第 22 巻第 1 2 号 2013 pp 宇田忠司 コワーキングの概念規定と理論的展望 經 濟學研究 第 63 巻第 1 号 2013 pp 第4号
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Title 光 合 成 研 究 のための 安 定 同 位 体 測 定 法 Author(s) 半 場, 祐 子 Citation Issue Date 2009-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/39103 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title モンゴル 国 の 農 業 の 概 要 : 1990 年 以 降 の 市 場 経 済 化 時 代 に 着 目 して Author(s) バトゥール, ソイルカム Citation 農 業 経 営 研 究, 30: 139-158 Issue Date 2004-02 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36594 Right Type bulletin
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Title インターネットと 北 海 道 への 中 国 人 観 光 者 : おける 質 的 オンライン 研 究 の 応 用 について 観 光 研 究 に Author(s) 周, 菲 菲 Citation 研 究 論 集 = Research Journal of Graduate 12: 85( 左 )-102( 左 ) Issue Date 2012-12-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/51962
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Title 民 事 判 例 研 究 Author(s) 稲 垣, 美 穂 子 Citation 北 大 法 学 論 集, 60(2): 271-292 Issue Date 2009-07-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/38922 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title 都 市 農 業 における 生 活 改 善 普 及 事 業 の 意 義 に 関 する 研 究 Author(s) 河 合, 知 子 Citation 社 会 教 育 研 究, 5: 82-92 Issue Date 1984-09 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/28442 Right Type bulletin Additional Information
Title 李贄と焦竑 Author(s) 松川, 健二 Citation 北海道大学人文科学論集, 18: 1-10 Issue Date 1981-03-29 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/34360 Right Type bulletin Additional Information File Information 18_PR1-10.pdf Instructions
Title 有 界 変 数 法 を 用 いた2 次 計 画 法 のコードの 作 成 Author(s) 戸 田, 悟 ; 大 堀, 隆 文 ; 藤 田, 克 孝 ; 大 内, 東 ; 加 地, 郁 Citation 北 海 道 大 學 工 學 部 研 究 報 告 = Bulletin of the Facu Engineering, Hokkaido University, 7 Issue Date
Title ケアの社会化と代替をめぐる論点 Author(s) 保田, 真希 Citation 教育福祉研究, 19: 37-48 Issue Date 2013-09-30 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/54009 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title 乳 牛 経 済 検 定 の5ヵ 年 の 歩 み Author(s) 厚 海, 忠 夫 ; 近 藤, 邦 広 Citation 季 刊 農 業 経 営 研 究, 2: 33-48 Issue Date 1956-07-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36244 Right Type bulletin Additional Information
Title 拒 絶 の 精 神 としてのメタファー Author(s) 大 木, 文 雄 Citation メディア コミュニケーション 研 究 = Media and Communication Studies, 58: 17-38 Issue Date 2010-05-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/43194 Right Type bulletin
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Title 加 州 における 日 本 人 Author(s) 中 島, 九 郎 Citation 農 經 會 論 叢, 15: 143-155 Issue Date 1959-03 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/10778 Right Type bulletin Additional Information File Information 15_p143-155.pdf
Title 日 本 語 聞 き 手 待 遇 表 現 の 語 用 論 的 機 能 : 丁 寧 体 選 択 にお けるストラテジーの 関 与 Author(s) 呉, 泰 均 Citation 研 究 論 集 = Research Journal of Graduate 10: 133-159 Issue Date 2010-12-24 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/44605
Title 地方都市における子育てと資源 : 保育所利用世帯に焦点をあてて Author(s) 保田, 真希 Citation 教育福祉研究, 20: 59-94 Issue Date 2015-03-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/58346 Right Type bulletin (article) Additional Information
Title 酪農経営の基礎と課題 Author(s) 桃野, 作次郎 Citation 季刊農業経営研究, 1: 9-26 Issue Date 1955-12-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36231 Right Type bulletin Additional Information File Information 1_9-26.pdf Instructions
Title 外 国 人 の 周 辺 化 と 日 本 語 教 育 : 栃 木 県 真 岡 市 の 事 例 から Author(s) 矢 板, 晋 Citation 研 究 論 集 = Research Journal of Graduate 12: 433( 左 )-455( 左 ) Issue Date 2012-12-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/51982
Title 言語的修復行動における他者開始について : 形式整理と分類基準を中心として Author(s) 張, 玲玲 Citation 研究論集 = Research Journal of Graduate 12: 249( 左 )-266( 左 ) Issue Date 2012-12-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/51971 Right Type
Title 民 事 判 例 研 究 Author(s) 林, 竧 Citation 北 大 法 学 論 集, 55(1): 209-225 Issue Date 2004-05-06 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/15281 Right Type bulletin Additional Information File Information 55(1)_p209-225.pdf
Title 家 牒 についての 一 考 察 Author(s) 佐 伯, 有 清 Citation 北 海 道 大 学 人 文 科 学 論 集, 19: 1-14 Issue Date 1983-03-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/34366 Right Type bulletin Additional Information File Information
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Title 自 白 排 除 法 則 の 研 究 ( 五 ) Author(s) 関 口, 和 徳 Citation 北 大 法 学 論 集 = The Hokkaido Law Review, 6 Issue Date 2010-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/42993 Right Type bulletin (article) Additional
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Title 世界コスプレサミットの意義, 可能性, 課題 : 文化の伝播と受容から Author(s) 小栗, 徳丸 Citation Issue Date 2016-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/61140 Right 2016 小栗徳丸 Type bulletin (article) Additional Information File
Title 肢 体 不 自 由 者 の 外 出 行 動 に 関 わる 影 響 要 因 について Author(s) 浅 賀, 忠 義 ; 黒 澤, 和 隆 Citation 北 海 道 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 部 紀 要, 7: 1-10 Issue Date 1994-12 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/37576 Right Type
Title 臨 床 心 理 学 における 事 例 研 究 の 役 割 に 関 する 考 察 Author(s) 渡 邊, 誠 Citation 北 海 道 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 院 紀 要, 118: 225-234 Issue Date 2013-06-30 DOI 10.14943/b.edu.118.225 Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/52902
Title 子どもの経験の不平等 Author(s) 大澤, 真平 Citation 教育福祉研究 = Journal of Education and S 13 Issue Date 2008-03-28 Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/39607 Right Type bulletin (article) Additional Information Instructions
Title 食 品 添 加 物 の 必 要 性 の 判 断 に 影 響 する 要 因 の 分 析 Author(s) 光 武, 幸 ; 岩 田, 昇 Citation 北 海 道 大 学 大 学 院 環 境 科 学 研 究 科 邦 文 紀 要, 3: 81-90 Issue Date 1987-08-17 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/37075 Right
Title 労働支援組織の動向に関する一考察 : 網走管内東紋地域を事例に Author(s) 山田, 洋文 Citation 農業経営研究, 29: 19-29 Issue Date 2003-02 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36582 Right Type bulletin Additional Information File Information
Title 教 材 研 究 授 業 報 告 : 全 学 生 向 け 映 像 授 業 ( 外 国 映 画 ) Author(s) 西, 昌 樹 Citation メディア コミュニケーション 研 究 = Media and Communication Studies, 62: 59-72 Issue Date 2012-05-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/49294
Title ゲルマン語の歴史と構造 (1) : 歴史言語学と比較方法 Author(s) 清水, 誠 Citation 北海道大学文学研究科紀要 = The Annual Report on Science, 131: 1( 左 )-40( 左 ) Issue Date 2010-07-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/43276 Right Type
Title 寡占価格の決定と設定 Author(s) 増田, 辰良 Citation 經濟學研究 = ECONOMIC STUDIES, 47(4): 16 Issue Date 1998-03 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/32098 Right Type bulletin Additional Information File Information
Title 補論 : 日本資本主義の発展と地域工業化の史的累重性 Author(s) 小林, 甫 Citation 調査と社会理論 研究報告書, 5: 67-84 Issue Date 1985 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/24242 Right Type bulletin Additional Information File Information
Title 刑 事 判 例 研 究 Author(s) 松 尾, 誠 紀 Citation 北 大 法 学 論 集, 54(5): 177-193 Issue Date 2003-12-15 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/15251 Right Type bulletin Additional Information File Information 54(5)_p177-193.pdf
Title セネガル 農 村 の 住 民 組 織 によるマイクロクレジット 活 動 : ワジュール 郡 の 事 例 分 析 Author(s) 池 見, 真 由 Citation 經 濟 學 研 究 = Economic Studies, 62(3): 13 Issue Date 2013-02-21 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/52291 Right
Title 最 高 裁 判 所 昭 和 61 年 9 月 4 日 判 決 Author(s) 曽 野, 裕 夫 Citation 北 大 法 学 論 集, 39(3): 273-284 Issue Date 1988-10-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/16641 Right Type bulletin Additional Information
Titleノヴァーリス 夜 の 讃 歌 における 時 間 の 問 題 Author(s) 高 橋, 修 Citation 独 語 独 文 学 科 研 究 年 報, 16: 1-18 Issue Date 1990-01 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/25797 Right Type bulletin Additional Information File
Title 葉霊鳳に関するこれまでの評価について Author(s) 余, 迅 Citation 研究論集 = Research Journal of Graduate Letters, 14: 187( 左 )-203( 左 ) Issue Date 2014-12-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/57702 Right Type bulletin
Title ストック オプション判決に対する市場の反応 Author(s) 櫻田, 譲 ; 大沼, 宏 Citation 第 6 回 税に関する論文集 pp.53-94 Issue Date 2010 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/44424 Right Type article Additional Information File Information
Title 観 光 と 地 域 ブランド : 地 域 イメージを 物 語 る 広 報 メディ ア Author(s) 内 田, 純 一 Citation Issue Date 2006-06-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/56428 Right Type bookchapter Additional Information File Information
Title 弾 性 砥 石 による 鏡 面 仕 上 の 研 究 : 仕 上 面 性 状 と 加 工 条 件 について Author(s) 三 好, 隆 志 ; 斎 藤, 勝 政 Citation 北 海 道 大 學 工 學 部 研 究 報 告 = Bulletin of the Facu Engineering, Hokkaido University, 1 Issue Date 1984-03-30
Title 自 然 学 習 の 環 境 教 育 における 意 義 について : L.H.ベ イリの 自 然 学 習 の 検 討 Author(s) 和 田, 貴 弘 Citation 研 究 論 集 = Research Journal of Graduate Letters, 14: 267( 左 )-283( 左 ) Issue Date 2014-12-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/57710
Title フランス選挙制度史 ( 一 ) Author(s) 岡田, 信弘 Citation 北大法学論集, 29(2): 61-100 Issue Date 1978-10-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/16255 Right Type bulletin Additional Information File Information 29(2)_p61-100.pdf
Title 読み書き困難を持つ知的ギフテッドの支援 Author(s) 小泉, 雅彦 Citation 子ども発達臨床研究, 6: 131-136 Issue Date 2014-12-05 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/57586 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title 米西戦争 フィリピン戦争における男らしさ Author(s) 兼子, 歩 Citation 西洋史論集, 3: 50-75 Issue Date 2000-03-08 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/37432 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title 就 学 援 助 制 度 の 現 状 と 課 題 Author(s) 小 西, 祐 馬 Citation 北 海 道 大 学 大 学 院 教 育 学 研 究 科 紀 要, 95: 191-205 Issue Date 2004-12 DOI 10.14943/b.edu.95.191 Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/28952 Right Type bulletin
Title 昆 布 食 類 型 分 布 の 研 究 :Ⅱ. 昆 布 食 類 型 分 布 の 歴 史 的 意 義 づけ Author(s) 大 石, 圭 一 北 海 道 大 學 水 産 學 部 研 究 彙 報 = BULLETIN OF THE Citation FACULTY OF FISHERIES HOKKAIDO UNIVE 33(3): 188-199 Issue Date 1982-09
Titleゼニゴケの 培 養 法 Author(s) 大 和, 勝 幸 ; 石 崎, 公 庸 ; 河 内, 孝 之 Citation Issue Date 2009-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/39086 Right Type bulletin (article) Additional Information File Information
Title 金 子 洋 之 ダメットにたどりつくまで ( 勁 草 書 房 二 〇 〇 六 年 ) Author(s) 中 川, 大 Citation 哲 学 = Annals of the Philosophical So University, 44: 241-245 Issue Date 2008-02-29 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/35066
Title 注 意 欠 陥 障 害 児 の 構 成 活 動 に 関 する 研 究 ノート Author(s) 池 田, 一 成 Citation 北 海 道 大 學 教 育 學 部 紀 要 = THE ANNUAL REPORTS ON EDUCATIONAL SCIENCE, 69: 221-230 Issue Date 1995-12 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/29494
Title ビル暖房の実態調査 Author(s) 沢登, 龍彦 ; 落藤, 澄 ; 浅野, 賢二 Citation 衛生工学, 13: 31-47 Issue Date 1966-11 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36184 Right Type bulletin Additional Information File Information 13_31-48.pdf
Title ブランド 危 機 におけるブランド ロイヤルティ : ネット 上 の 書 き 込 み 内 容 分 析 による 考 察 Author(s) 北 見, 幸 一 Citation メディア コミュニケーション 研 究 = Media and Communication Studies, 61: 5-33 Issue Date 2011-11-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/47572
Title 藻 汐 草 の 一 冊 本 について Author(s) 佐 藤, 知 己 Citation 北 海 道 大 学 文 学 研 究 科 紀 要 = The Annual Report on Science, 121: 左 157- 左 170 Issue Date 2007-02-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/18912 Right Type
Titleブラジルの 違 憲 審 査 制 度 Author(s) ロドリゲス=ヴィエラ, パウロ; 下 井, 康 史 ( 訳 ) Citation 北 大 法 学 論 集, 42(6): 1-30 Issue Date 1992-07-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/16853 Right Type bulletin Additional Information
Title 我国における着色料取締りの歴史 : 歴史的経緯からみた着色料の存在意義 Author(s) 光武, 幸 Citation 北海道大学大学院環境科学研究科邦文紀要, 1: 1-23 Issue Date 1985-03-23 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/37070 Right Type bulletin (article) Additional
Title 菌株保存と分類の話題 Author(s) 阿部, 歩 Citation 北海道大学大学院農学研究科技術部研究 技術報告, 12: 11-15 Issue Date 2005-03 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/35477 Right Type bulletin Additional Information File Information 12_p11-15.pdf
Title 液中における気泡熱伝達の基礎実験 Author(s) 岡垣, 理 ; 津田, 紘 Citation 衛生工学, 17: 33-45 Issue Date 1970-03 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36204 Right Type bulletin Additional Information File Information 17_33-46.pdf
Title チベットアムド 地 域 ワォッコル 村 におけるルロ 祭 とその 歴 史 的 背 景 Author(s) 喬 旦, 加 布 Citation 研 究 論 集 = Research Journal of Graduate 12: 103( 左 )-136( 左 ) Issue Date 2012-12-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/51963
Title 在日ブラジル人の定住化とその意識 Author(s) 濱田, 国佑 Citation 北海道大学大学院教育学研究科紀要, 97: 225-239 Issue Date 2005-12-20 DOI 10.14943/b.edu.97.225 Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/14692 Right Type bulletin Additional Information
Title 幼児教育環境と幼児の共発達に関する生態 文化的アプローチ⑴ : 研究の視点とフィールドの特性 Author(s) 川田, 学 ; 井内, 聖 Citation 子ども発達臨床研究, 5: 35-57 Issue Date 2014-03-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/54979 Right Type bulletin (article)
Title 終末期における看護師の患者および家族とのコミュニケーションに関する文献検討 Author(s) 青柳, 道子 ; 溝部, 佳代 Citation 看護総合科学研究会誌 = Journal of Comprehensi Research, 10(1): 81-94 Issue Date 2007-03-30 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/36637
Title 構 文 推 意 の 語 用 論 的 分 析 : 可 能 構 文 を 中 心 に Author(s) 加 藤, 重 広 Citation 北 海 道 大 学 文 学 研 究 科 紀 要 = Bulletin of the Grad School of Letters, Hokkaido Univers Issue Date 2015-07-24 DOI 10.14943/bgsl.146.l259
Title 劉基 郁離子 の研究 Author(s) 松川, 健二 Citation 北海道大學文學部紀要 = The annual reports on science, 20(1): 131-224 Issue Date 1972-03-10 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/33367 Right Type bulletin Additional Information
Title 研 究 者 向 きローマ 字 漢 字 変 換 方 式 日 本 語 処 理 システム Author(s) 斉 藤, 康 ; 岡 沢, 好 高 ; 栃 内, 香 次 ; 永 田, 邦 一 Citation 北 海 道 大 學 工 學 部 研 究 報 告 = Bulletin of the Facu Engineering, Hokkaido University, 1 Issue Date
Title 翻刻 万代大雑書古今大成 ( 六 ) Author(s) 伊藤, 孝行 Citation 北海道大学留学生センター紀要 = Journal of Interna Student Center, Hokkaido University Issue Date 2015-12 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/61524 Right Type bulletin
Title 遠藤博也先生の経歴と業績 Author(s) 畠山, 武道 Citation 北大法学論集, 43(3): 153-171 Issue Date 1992-11-10 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/15483 Right Type bulletin Additional Information File Information 43(3)_p153-171.pdf
Title 木材の曲げ破損法則に就て Author(s) 金, 俊三 Citation Memoirs of the Faculty of Engineeri 北海道大學工學部紀要, 8(2): 1-28 Issue Date 1949-08-05 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/37754 Right Type bulletin (article) Additional
p.67 pp
Title 遠軽家庭学校の足跡と新農村建設 : 社名淵産業組合を事例として Author(s) 小嶋, 宏 Citation 北海道大学農經論叢, 70: 105-115 Issue Date 2015-11-30 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/60450 Right Type bulletin (article) Additional Information
Title 監 督 者 責 任 の 再 構 成 (3) Author(s) 林, 誠 司 Citation 北 大 法 学 論 集, 56(3): 159-234 Issue Date 2005-09-26 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/15378 Right Type bulletin Additional Information File Information
Title 未完結文の使用における語用論的条件 Author(s) 劉, 暁苹 Citation 研究論集 = Research Journal of Graduate Letters, 14: 143( 左 )-160( 左 ) Issue Date 2014-12-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/57696 Right Type bulletin
Title インターネットの音声データベース : その現状と将来 Author(s) 小野, 芳彦 Citation 北海道大学文学研究科紀要 = The Annual Report on Science, 101: 151-168 Issue Date 2000-09-14 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/33973 Right Type bulletin
Title 19 世紀から 20 世紀初頭にかけての右岸ウクライナにおけるポーランド ファクター Author(s) 松里, 公孝 Citation スラヴ研究 = Slavic Studies, 45: 101-138 Issue Date 1998-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/40177 Right Type bulletin (article)
Title グリム 童 話 集 における 数 字 使 用 : コンピュータ 検 索 と 作 品 内 在 分 析 の 連 携 Author(s) 石 川, 克 知 ; 高 橋, 吉 文 Citation メディア コミュニケーション 研 究 = Media and Communication Studies, 66: 1-57 Issue Date 2014-03-31 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/55144
Title 性教育をめぐる政治と文化 Author(s) 猪瀬, 優理 Citation 北海道大学文学研究科紀要 = The Annual Report on Science, 125: 135( 左 )-168( 左 ) Issue Date 2008-06-20 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/33923 Right Type bulletin Additional
Title 日 本 語 学 習 者 は 英 語 をどう 開 音 節 化 するか : 英 語 を 母 語 としない 初 級 学 習 者 の 場 合 Author(s) 小 林, ミナ Citation 北 海 道 大 学 留 学 生 センター 紀 要 = Bulletin of Intern Student Center, Hokkaido University Issue Date 1997-10
Title 審判による扶養料支払の始期について Author(s) 石川, 恒夫 Citation 法學會論集, 11(2): 116-125 Issue Date 1961-03-25 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/17066 Right Type bulletin Additional Information File Information 11(2)_p116-125.pdf
Title ヴェニスの 商 人 : 贈 与 のトポス Author(s) 小 川, 泰 寛 Citation メディア コミュニケーション 研 究 = Media and Communication Studies, 53: 27-67 Issue Date 2007-12-14 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/34559 Right Type bulletin
Title 財政投融資の構造とメカニズム (1) Author(s) 小山, 光一 Citation 經濟學研究 = ECONOMIC STUDIES, 48(2): 16 Issue Date 1998-09 DOI Doc URLhttp://hdl.handle.net/2115/32111 Right Type bulletin Additional Information File Information
