はじめに 本書について本書では Windows Server Essentials エクスペリエンス の概要をご紹介します なお 本書で触れている Office 365 については ご利用の際に役立つ PP サポートサービスをご用意しています 詳細は参考情報をご覧ください 著作権本書の著作権は 特段

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1 Office 365 との連携や初めてのサーバー導入 Windows Server 2003 等の旧 OSからの移行に最適! 簡単にサーバー導入 運用できる 最新 OSの便利機能を使い倒そう!! Windows Server 2012 R2 Windows Server Essentials エクスペリエンス のご紹介 第 1.0 版 2015 年 2 月 12 日 日本電気株式会社

2 はじめに 本書について本書では Windows Server Essentials エクスペリエンス の概要をご紹介します なお 本書で触れている Office 365 については ご利用の際に役立つ PP サポートサービスをご用意しています 詳細は参考情報をご覧ください 著作権本書の著作権は 特段の定めがない限り 当社または当社の関係会社に帰属しており 著作権法その他各種条約 法律等で保護されています 私的使用目的の複製 引用等著作権法上認められている範囲を除き 著作権者の許諾なしに 本書の全部または一部を利用 ( 複製 転載を含む ) することはできません なお 当社の許可を得て利用する場合または著作権法上認められた目的で利用する場合は 当該複製物に次の著作権表示を付すことを複製利用の条件とします Copyright NEC Corporation All rights reserved. 上記を除き 本書は 当社または第三者の著作権 特許権 商標権その他の知的財産権に基づくいかなる権利も許諾するものではありません 例えば 本書で紹介または言及されている製品 ソフトウェア サービス等に係る知的財産権に基づくいかなるライセンスも許諾するものではありません 商標等 Microsoft Windows Windows Server Office 365 TM Active Directory Windows Azure Windows Intune は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です Mac Mac OS OS X は 米国 Apple Inc. の米国およびその他の国における登録商標です 本書で使用される当社またはその他の会社等の商標 標章 ロゴマーク 商号等に関する権利は 商標法 不正競争防止法 商法及びその他の法律で保護されています これらを各々の権利者の許諾を得ることなく無断で使用等することはできません 免責事項本書または本書に記述されている製品や技術に関して 日本電気株式会社またはその関連会社が行う保証は 製品または技術の提供に適用されるライセンス契約で明示的に規定されている保証に限ります このような契約で明示的に規定された保証を除き 日本電気株式会社およびその関連会社は 製品 技術 または本書に関して 明示または黙示を問わず いかなる種類の保証も行いません Page 2 NEC Corporation 2015

3 Windows Server Essentials エクスペリエンス とは Windows Server 2012 R2 の機能 ( 役割 ) の 1 つで 専任のサーバー管理者無しでも初心者にも分かりやすい画面でサーバー導入 運用できます ユーザー管理 デバイス管理 バックアップ クラウドサービス バックアップ セキュリティ対策 ユーザー管理 サーバー管理は大変だなぁ 定期的に自動バックアップ Windows Server Essentials エクスペリエンス Office 365 共有フォルダー ハードドライブ管理 リモートアクセス Windows Server Essentials エクスペリエンスならサーバー管理なんて簡単! 正常性監視 社内 社外 Page 3 NEC Corporation 2015

4 特徴 分かりやすい画面のダッシュボードとスタートパッド Windows Server Essentials エクスペリエンスはオフィス内外で利用できます ウィザードによる役割追加 ダッシュボードでのセットアップで簡単スタート サーバー管理はダッシュボードに集約 適切なアクセス許可で ダッシュボードへのリモートアクセスも可能 クライアント PC 上ではスタートパッドから Windows Server Essentials エクスペリエンスの各機能を利用可能 モバイル PC や携帯端末からも 共有フォルダーアクセスやオフィス内 PC への RDP 接続が可能 ワークグループ環境 既存ドメイン環境に導入可能 ダッシュボード スタートパッド Windows Server Essentials エクスペリエンスは Active Directory 環境で動作するので ワークグループ環境のサーバーに Windows Server Essentials エクスペリエンスを導入した場合 ドメインコントローラーになります インターネット モバイル PC クラウド Microsoft Office 365 Windows Azure Active Directory Windows Azure Backup Windows Intune オフィス 携帯端末 オンプレミスだけでなく Office 365 をはじめとするクラウドサービスも利用できるんです ルーター Windows Server Essentials エクスペリエンス Windows PC Windows PC Mac OS X Windows Server Essentials エクスペリエンスの利用環境 Page 4 NEC Corporation 2015

5 機能説明 ユーザー管理 デバイス管理 ダッシュボードでサーバー利用者 ( 管理者 標準ユーザー ) を一覧形式で管理できます サーバー上のダッシュボードでクライアント PC の状態確認もできます ユーザー管理 最大 100 ユーザーまで管理可能 管理者 / 標準ユーザーを追加 / 削除 / 無効化 / 有効化 サーバーアクセス用パスワードの設定 共有フォルダーアクセス権の設定 リモートアクセスのレベル設定 パスワードポリシー定義 任意グループの追加等 ダッシュボードで一元管理できるから ユーザーやデバイスの増減にも簡単に対応できます ユーザー タブでユーザーを管理 デバイス管理 最大 200デバイスまで管理可能 サーバー / クライアントPCの環境設定 サーバー / クライアントPCのバックアップ / 復元 サーバー / クライアントPCの状態確認 グループポリシーの適用等 デバイス タブでデバイスを管理 Page 5 NEC Corporation 2015

6 機能説明 共有フォルダー ハードドライブ管理 サーバー上の共有フォルダーを一覧形式で管理できます ハードドライブを追加して容量増大もできます 共有フォルダー管理 サーバーフォルダー ( 共有フォルダー ) の作成 / 移動 / 共有停止 / 削除 以下のデフォルトフォルダーが作成済み 会社 ユーザー フォルダーリダイレクト ファイル履歴のバックアップ 独自フォルダー作成可 新規ユーザー追加時 ユーザーフォルダー配下にサブディレクトリを自動作成 記憶域 ( サーバーフォルダー ) タブで共有フォルダーを管理 面倒なフォルダーのアクセス権設定も簡単ですね ハードドライブ管理 ハードドライブの追加 記憶域の作成 / 容量増加 ハードドライブの追加設定も簡単だから 利用者が増えても安心 記憶域 ( ハードドライブ ) タブでハードドライブを管理 Page 6 NEC Corporation 2015

7 機能説明 バックアップ クライアント PC のバックアップは自動バックアップ以外に手動でも採取できます サーバーのバックアップはデフォルトで 1 日 2 回 (12:00 23:00) 採取されます クライアント PC のバックアップ サーバーに接続しているすべてのクライアント PC で日次自動バックアップ スタートパッドからの手動バックアップも可能 ファイル / フォルダー単位でのバックアップ / 復元 クライアント PC 全体のバックアップ / 復元 ( ベアメタル回復 ) 重要ファイルが消えちゃった! PC 丸ごとバックアップだから安心ね サーバーのバックアップ バックアップ先 バックアップスケジュール バックアップ項目設定による定期バックアップ ファイル / フォルダー単位でのバックアップ / 復元 サーバー全体のバックアップ / 復元 ( ベアメタル回復 ) クライアント PC のバックアップ サーバーも自動バックアップで手間いらず サーバーのバックアップ Page 7 NEC Corporation 2015

8 機能説明 リモートアクセス 社外の PC からも共有フォルダー オフィス内 PC にアクセスして モバイルワークができます サーバー管理者はリモート PC からもダッシュボードを利用できます リモートアクセス (Anywhere Access) Webブラウザでインターネット経由での共有フォルダーアクセス クライアントPCへのリモートデスクトップ接続が可能 サーバーへのリモート接続で管理タスク実行も可能 ( 管理者のみ ) ID/ パスワード認証 SSLでセキュリティを確保 あの資料は社内 PC 共有フォルダー どちらに置いてあったかな 社内 社外 SSL アクセスできない リモート Web アクセスサイトにログインしてオフィス内にアクセス Page 8 NEC Corporation 2015

9 機能説明 正常性監視 ダッシュボードでサーバー クライアント PC の問題点を集中管理できます 状態レポート ( メール ) でサーバー管理者への通知もできます 正常性監視 以下のようなサーバー / クライアント PC の問題をダッシュボード上の 正常性の監視 タブに 重大なアラート / 警告 / 情報として表示 重要な更新プログラム マルウェア対策保護の欠如 コンピューターのウィルス定義の期限切れ 対処が必要なその他の重要な問題等 詳細情報説明 問題対処方法へのリンクにより 管理者に適切なガイダンスを提供 状態レポート設定により サーバーの状態を定期的に管理者宛に電子メール通知可能 ダッシュボードで集約管理できるし メール通知もあるから楽々管理だね ダッシュボードの ホーム ( 正常性の監視 ) タブ 状態レポート ( メール ) Page 9 NEC Corporation 2015

10 機能説明 クラウドサービスとの統合 アドインによる機能拡張 Office 365 統合により サーバー上のユーザーアカウントと Office 365 アカウントを一元管理できます スタートパッドから PC 上での Office 365 利用をスタートできます クラウドサービスとの統合 アプリケーション / サービス利用をオンプレミス / クラウドで自由に選択可能 Office 365 利用 オンプレミスでの Exchange Server 実行 Exchange のホスティングサービス利用を統合管理 サーバー上のユーザーアカウントと Office 365 アカウントを一元管理 Windows Azure Active Directory Windows Intune Windows Azure Backup も利用可能 クラウドサービスを利用される場合 別途契約が必要になります Office 365 も一元管理できるし アドインでオンプレミス機能を拡張できて言うこと無し! Office 365 でいつでも最新 Office アプリが使えるわ Office 365 サブスクリプション管理とユーザー管理 アドインによる機能拡張 アドインとは Microsoft や他のサードパーティーによって開発された Windows Server Essentials エクスペリエンスの機能を拡張するためのソフトウェアコンポーネント ダッシュボード上でアドインの追加 / 参照 / 変更 / 削除が可能 スタートパッドからの Office 365 利用 Page 10 NEC Corporation 2015

11 Windows Server 2012 R2 Essentials との違い Windows Server Essentials エクスペリエンスは Windows Server 2012 R2 Standard Datacenter の機能 ( 役割 ) であるため Windows Server 2012 R2 Essentials と以下の違いがあります SKU サポート物理プロセッサ数 ( ソケット数 ) Windows Server Essentials エクスペリエンス Windows Server 2012 R2 Standard Windows Server 2012 R2 Datacenter 最大 64 物理プロセッサまで メモリ 最大 4TB 最大 64GB ライセンス プロセッサ+CAL モデル 性能面の制限で100ユーザー 200デバイスまで AD 仮想化 1 台目のADサーバーとして動作可能 既存ドメインへの参加も可能 ( 単一ドメインのみ AD 複製は可能 ) Standard: 物理 1 台 + 仮想マシン2 台 Datacenter: 物理 1 台 + 仮想マシン無制限 Windows Server 2012 R2 Essentials は NEC では販売していません Windows Server 2012 R2 Essentials Windows Server 2012 R2 Essentials 最大 2 物理プロセッサまで サーバーライセンス 25ユーザー 50デバイスまでCAL 不要 26ユーザーの場合は 1ユーザー CALではなく 26ユーザー CALが必要 1 台目の AD サーバーとしてのみ動作 既存ドメインへの参加不可 物理 1 台 + 仮想マシン 1 台仮想マシン上で Windows Server 2012 R2 Essentials を 1 つだけ実行可能 Page 11 NEC Corporation 2015

12 参考情報 Office 365 PP サポートサービス Windows Server 2012 R2 概要 Windows Server 2012 R2 Essentials Windows Server 2012 R2 Essentials: スモールビジネス向けのクラウド対応ソリューション Windows Server Essentials エクスペリエンスガイド E36E0A037D8B/Windows_Server_Essentials_Experience_Guide.pdf Microsoft Office 365 Enterprise トライアルおよび購入ガイド Page 12 NEC Corporation 2015

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