ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイ ユーザーズガイド 運用編

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1 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイ ユーザーズガイド運用編

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3 はじめに このたびは 弊社の ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイをお買い上げいただきまして 誠にありがとうございます ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイは サーバ (PRIMEQUEST, PRIMERGY, SPARC Enterprise など ) に接続して使用するディスクアレイシステムです 本書は ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイの運用管理や保守について説明しています 本書は 日本国内向けの装置用に作成されています 本書をご覧になり 本装置を正しくお使いいただきますよう お願いいたします 第 12 版 2013 年 6 月 すべての SPARC 商標は SPARC International, Inc. のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です IBM AIX および Tivoli は 世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です その他一般に 会社名 製品名 サービス名は 各社の商標または登録商標です Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています 3

4 本書の読み方 本書の内容と構成 本書は 以下に示す 7 章と付録から構成されています 第 1 章各部の名称と働き ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイの各部の名称と働きについて説明しています 第 2 章基本的な操作 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイの電源の投入と切断 オペレーションパネルのボタンの操作方法について説明しています 第 3 章設定 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイを運用するうえで必要な設定や留意事項について説明しています 第 4 章運用 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイの運用管理 LAN および状態監視について説明しています 第 5 章オプション製品の増設 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイにオプション製品を取り付ける手順について説明しています 第 6 章保守 ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイの保守について説明しています 第 7 章トラブルシューティング ETERNUS DX80 S2/DX90 S2 ディスクアレイでトラブルが発生した場合の対処方法について説明しています 付録として イベント通知メッセージ一覧 監査ログ一覧 および ServerView Operation Manager 使用時のイベント (SNMP トラップ ) 表示 を記載しています 4

5 本書の読み方 警告表示について このマニュアルでは 使用者および周囲の方の身体や財産に損害を与えないための警告表示をしています 警告表示は 警告レベルの記号と警告文から構成しています 以下に 警告レベルの記号を示し その意味を説明します この記号は 正しく使用しない場合 人が死亡する または重傷を負うおそれがあることを示しています この記号は 正しく使用しない場合 軽傷 または中程度の傷害を負うことがあり得ることと 本装置自身またはその他の使用者などの財産に 損害が生じる危険性があることを示しています この記号は お使いになる際の重要な注意点があることを示しています また 危害や損害の内容がどのようなものかを示すために 上記の絵表示と同時に以下の記号を使用しています で示した記号は 警告 注意を促す内容であることを告げるものです 記号の中やその脇には 具体的な警告内容 ( 左図の場合は感電注意 ) が示されています で示した記号は してはいけない行為 ( 禁止行為 ) であることを告げるものです 記号の中やその脇には 具体的な警告内容 ( 左図の場合は分解禁止 ) が示されています で示した記号は 必ず従っていただく内容であることを告げるものです 記号の中やその脇には 具体的な警告内容 ( 左図の場合は電源プラグを抜く ) が示されています 5

6 本書の読み方 本文中の警告表示の仕方 警告レベルの記号の横に警告文が続きます 警告文は 通常の記述と区別するため 行の左側に帯を記述しています 表示例を以下に示します 本書の表記について 本文中の記号 本文中では 以下の記号を使用しています 操作や設定を行ううえで知っておくと便利な機能や使い方など 本文を補足する内容が書いてあります 6

7 本書の読み方 本文中の表記 本文中では ETERNUS DX80 S2 と ETERNUS DX90 S2 を総称する場合は ETERNUS DX ディスクアレイ と表記しています ETERNUS DX ディスクアレイの サーバと接続するためのホストインターフェースモジュールを CA と表記しています サーバに装着される ETERNUS DX ディスクアレイと接続するためのインターフェースモジュールを 総称して ホストバスアダプター (HBA) と表記しています インターフェースモジュールは 使用するサーバやインターフェースによっては FC カード LAN カード ネットワークインターフェースカード (NIC) コンバージド ネットワーク アダプターカード (CNA) SAS カード などと呼ばれることがあります 本書では 本文中の などの記号は省略しています 7

8 目次 第 1 章各部の名称と働き コントローラーエンクロージャ 前面 背面 コンポーネント ( 前面 ) コンポーネント ( 背面 ) ドライブエンクロージャ 前面 背面 コンポーネント ( 前面 ) コンポーネント ( 背面 ) AC コンセントボックス AC コンセントボックス (1U) AC コンセントボックス (2U) 第 2 章基本的な操作 電源の投入と切断 AC コンセントボックスのメインラインスイッチの切り替え 電源ユニットの PSU スイッチの切り替え 電源の投入 電源の切断 FUNCTION ボタンの操作 第 3 章設定 アドバンスト コピー機能の設定 シン プロビジョニング機能の設定 Flexible Tier( ストレージ自動階層化 ) 機能の設定 ストレージ マイグレーション データ暗号化 鍵管理サーバ連携 エコモード ボリューム構成の最適化

9 目次 RAID マイグレーション ロジカル デバイス エクスパンション (LDE) LUN コンカチネーション ワイドストライピング 第 4 章運用 運用管理用 LAN について ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 LED の状態確認 ETERNUS Web GUI の状態表示 イベント通知 監査ログ 第 5 章オプション製品の増設 ドライブの増設 ドライブの搭載ルール 搭載できるドライブ ドライブ取り扱い上の注意 ドライブの増設手順 ドライブエンクロージャの増設 ドライブエンクロージャの搭載ルール 搭載できるドライブエンクロージャ ドライブエンクロージャ取り扱い上の注意 ドライブエンクロージャの増設手順 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) ホストインターフェースポートの搭載ルール 搭載できるホストインターフェースポート ホストインターフェースポート取り扱い上の注意 ホストインターフェースポートの増設手順 ホストインターフェースの増設 ホストインターフェースの搭載ルール 搭載できるホストインターフェース ホストインターフェース取り扱い上の注意 第 6 章保守 定期バックアップ ボリュームフォーマット処理時間 リビルド / コピーバック処理時間

10 目次 6.4 保守サービス 無償修理 保守サポート期間 関連サービス 第 7 章トラブルシューティング 確認事項 問い合わせ時に必要な情報 付録 A イベント通知メッセージ一覧 106 A.1 メッセージフォーマット A.1.1 メール A.1.2 syslog A.1.3 SNMP A.1.4 ホストセンス A.2 メッセージ一覧 A.2.1 共通事項 A.2.2 エラーメッセージ A.2.3 警告メッセージ A.2.4 情報提供メッセージ A.2.5 テストメッセージ A.2.6 通知センス 付録 B 監査ログ一覧 164 付録 C ServerView Operation Manager 使用時の イベント (SNMP トラップ ) 表示

11 図目次 図 1.1 コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 ) 前面 図 1.2 コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 ) 前面 図 1.3 コントローラーエンクロージャ背面 図 1.4 オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 )) 図 1.5 オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 )) 図 インチドライブ 図 1.7 ドライブのスロット番号 ( コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 )) 図 インチドライブ 図 1.9 ドライブのスロット番号 ( コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 )) 図 1.10 コントローラー 図 1.11 ホストインターフェース (FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 )) 図 1.12 ホストインターフェース (iscsi 10Gbit/s FCoE(Copper Twinax ケーブル接続用 )) 図 1.13 ホストインターフェース (iscsi 1Gbit/s) 図 1.14 ホストインターフェース (SAS) 図 1.15 電源ユニット 図 1.16 ドライブエンクロージャ (2.5 インチ用 ) 前面 図 1.17 ドライブエンクロージャ (3.5 インチ用 ) 前面 図 1.18 ドライブエンクロージャ背面 図 1.19 ドライブエンクロージャ前面の LED 図 インチドライブ 図 1.21 ドライブのスロット番号 ( ドライブエンクロージャ (2.5 インチ用 )) 図 インチドライブ 図 1.23 ドライブのスロット番号 ( ドライブエンクロージャ (3.5 インチ用 )) 図 1.24 I/O モジュール 図 1.25 電源ユニット 図 1.26 AC コンセントボックス (1U) 図 1.27 AC コンセントボックス (2U 最大 6 エンクロージャ接続用 ) 図 1.28 AC コンセントボックス (2U 最大 8 エンクロージャ接続用 ) 図 2.1 AC コンセントボックス (1U) のメインラインスイッチの ON( 側 ) 図 2.2 AC コンセントボックス (2U) のメインラインスイッチの ON( 側 ) 図 2.3 AC コンセントボックス (1U) のメインラインスイッチの OFF( 側 ) 図 2.4 AC コンセントボックス (2U) のメインラインスイッチの OFF( 側 ) 図 2.5 電源ユニットの PSU スイッチの ON( 側 ) 図 2.6 電源ユニットの PSU スイッチの OFF( 側 ) 図 3.1 鍵管理サーバ連携時のシステム構成例 図 4.1 LAN 制御コントローラー ( マスタ CM の切り替え ) 図 4.2 LAN 制御 ( スレーブ CM の IP アドレスを設定している場合 ) 図 4.3 ETERNUS Web GUI 画面 図 4.4 イベント通知 図 4.5 監査ログ 図 インチドライブのスロット位置 図 インチドライブのスロット位置 図 5.3 ホストインターフェースポートの搭載図 (ETERNUS DX80 S2) 図 5.4 ホストインターフェースの搭載図 図 6.1 リモート通報サービス

12 表目次 表 1.1 LED の状態と意味 ( オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ )) 表 1.2 LED の状態と意味 ( ドライブ ) 表 1.3 LED の状態と意味 ( コントローラー ) 表 1.4 LED の状態と意味 ( 電源ユニット ) 表 1.5 LED の状態と意味 ( ドライブエンクロージャ前面 ) 表 1.6 LED の状態と意味 ( ドライブ ) 表 1.7 LED の状態と意味 (I/O モジュール ) 表 1.8 LED の状態と意味 ( 電源ユニット ) 表 4.1 ETERNUS Web GUI の総合ステータス 表 6.1 ボリュームフォーマットにかかる時間 ( ディスクの場合 ) 表 6.2 リビルドにかかる時間 ( ディスクの場合 ) 表 6.3 コピーバックにかかる時間 ( ディスクの場合 )

13 第 1 章 各部の名称と働き この章では ETERNUS DX ディスクアレイの各部の名称と働きについて説明します 1.1 コントローラーエンクロージャ コントローラーエンクロージャには 前面にオペレーションパネルとドライブ 背面にコントローラーと電源ユニットが搭載されています 前面 2.5 インチ用 図 1.1 コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 ) 前面 SSD Solid State Drive 3.5 インチ用 図 1.2 コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 ) 前面 SSD Solid State Drive 13

14 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ 背面 図 1.3 コントローラーエンクロージャ背面 CM#0 CM#1 PSU#0 PSU# コンポーネント ( 前面 ) コントローラーエンクロージャ前面のオペレーションパネル ドライブについて説明します オペレーションパネル オペレーションパネルには LED 電源スイッチ FUNCTION ボタンがあります 2.5 インチ用 図 1.4 オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 )) POWER LED READY LED FAULT LED MAINT/ID LED CACHE LED FUNCTION 14

15 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ 3.5 インチ用 図 1.5 オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 )) POWER LED READY LED FAULT LED MAINT/ID LED CACHE LED FUNCTION 各部の説明 電源スイッチ ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入 / 切断するスイッチです FUNCTION ボタン保守作業中の状態で 3 秒間長押しすると 保守作業が終了します 保守作業中でない状態で 3 秒間長押しすると 保守作業を開始して保守作業中の状態になります 保守作業中の状態で 3 秒以内に 2 回押すと マスタ CM がもう一方のコントローラーに切り替わります 保守作業中の状態で 3 秒以内に 3 回押すと ETERNUS DX ディスクアレイの LAN ポートの設定が工場出荷時のデフォルト値に戻ります LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯 / 点滅します 表 1.1 LED の状態と意味 ( オペレーションパネル ( コントローラーエンクロージャ )) LED 名 LED の状態 ETERNUS DX ディスクアレイの状態 POWER READY FAULT ( 緑点灯 ) ( 緑点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点滅 ) コントローラーエンクロージャの電源 (DC 電力 ) が投入されている ETERNUS DX ディスクアレイが使用可能な状態になっている ETERNUS DX ディスクアレイ内に異常が発生している ETERNUS DX ディスクアレイ内に予防保守が必要な部品がある 15

16 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ LED 名 LED の状態 ETERNUS DX ディスクアレイの状態 MAINT/ID CACHE ( 緑点灯 ) ( 緑点滅 ) ( 緑点灯 ) ETERNUS DX ディスクアレイが保守作業中の状態である ETERNUS Web GUI または ETERNUS CLI からの指示に従って コントローラーエンクロージャの搭載位置を示す 保守作業中に ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI による保守作業や状態確認が必要な状態である ETERNUS DX ディスクアレイ内のキャッシュメモリ上にデータが存在する ドライブ 2.5 インチドライブ 図 インチドライブ DRIVE READY LED DRIVE FAULT LED ドライブのスロット番号を図 1.7 に示します 図 1.7 ドライブのスロット番号 ( コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 )) Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot#3 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#12 Slot#13 Slot#14 Slot#15 Slot#16 Slot#17 Slot#18 Slot#19 Slot#20 Slot#21 Slot#22 Slot# インチドライブ 図 インチドライブ DRIVE READY LED DRIVE FAULT LED 16

17 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ ドライブのスロット番号を図 1.9 に示します 図 1.9 ドライブのスロット番号 ( コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 )) Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot#3 各部の説明 LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯 / 点滅します 表 1.2 LED の状態と意味 ( ドライブ ) LED 名 LED の状態ドライブの状態 DRIVE READY ( 緑点灯 ) ドライブが正常に動作している DRIVE FAULT ( 緑点滅 ) ( 橙点灯 ) ドライブに異常がある ETERNUS CLI のコマンドに従って ドライブの搭載位置を特定する コンポーネント ( 背面 ) コントローラーエンクロージャ背面のコントローラー 電源ユニットについて説明します コントローラー コントローラーは CPU キャッシュメモリ SCU(System Capacitor Unit) ホストインターフェース ドライブインターフェース (DI) ポート LAN ポートなどを搭載したユニットで ETERNUS DX ディスクアレイ内のすべての動作を制御するモジュールです 17

18 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ 図 1.10 コントローラー DI OUT LINKUP LED DI OUT CA#0 FAULT LED UNIT ID LED LAN RMT READY/FAULT LED CA#1 FAULT LED MASTER LED PWC LAN MNT LINK/FAULT LED ACT LED LINK LED CA#0 CA#1 各部の説明 LAN(MNT) ポート LAN(RMT) ポート LAN ケーブルを接続する RJ-45 コネクターです ホストインターフェース (CA#0) ホストインターフェース (CA#1) ホストインターフェースを搭載します 詳細は ホストインターフェース (P.19) を参照してください DI(OUT) ポートコントローラーエンクロージャとドライブエンクロージャをQSFPケーブルで接続するためのコネクターです PWC ポート電源連動ユニットを RS232C ケーブルで接続 または PMAN を電源連動ケーブルで接続するためのコネクターです LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯 / 点滅します 表 1.3 LED の状態と意味 ( コントローラー ) LED 名 LED の状態コントローラーの状態 READY/FAULT MASTER UNIT ID CA FAULT ( 緑点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点滅 ) ( 緑点灯 ) ( 緑点滅 ) ( 橙点灯 ) コントローラーが正常な状態である 電源投入直後の初期設定中である コントローラーに異常がある コントローラーがマスタ CM に設定されている ETERNUS Web GUI または ETERNUS CLI からの指示に従って コントローラーの搭載位置を特定する SCU(System Capacitor Unit) の充電中 ホストインターフェースに異常がある 18

19 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ LED 名 LED の状態コントローラーの状態 LINK/FAULT ( 緑点灯 ) ( 橙点灯 ) DI(OUT) LINKUP ( 緑点灯 ) ACT ( 緑点灯 ) LINK ( 緑点灯 ) ホストインターフェースポートと接続先とのリンクが確立されている ホストインターフェースポートに異常がある DI(OUT) ポートと接続先とのリンクが確立されている LAN ポート ( 運用管理用 ) でデータ送受信中 LAN ポート ( 運用管理用 ) と接続先とのリンクが確立されている ホストインターフェース ホストインターフェースは コントローラーとサーバ間を接続するためのインターフェースポートを備えた基板です ホストインターフェースの種類には FC 16Gbit/s FC 8Gbit/s iscsi 10Gbit/s iscsi 1Gbit/s FCoE および SAS があります FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 ) 図 1.11 ホストインターフェース (FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 )) FC iscsi 10Gbit/s FCoE Port#0 Port#1 Port#0 Port#1 CA#0 CA#1 各部の説明 - ホストインターフェースポート (FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 )) ( 左から CA#0 の Port#0 と Port#1, CA#1 の Port#0 と Port#1) FC ケーブルを接続する Dual LC コネクターです 19

20 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ iscsi 10Gbit/s FCoE(Copper Twinax ケーブル接続用 ) 図 1.12 ホストインターフェース (iscsi 10Gbit/s FCoE(Copper Twinax ケーブル接続用 )) iscsi 10Gbit/s FCoE Port#0 Port#1 Port#0 Port#1 CA#0 CA#1 各部の説明 - ホストインターフェースポート (iscsi 10Gbit/s FCoE(Copper Twinax ケーブル接続用 )) ( 左から CA#0 の Port#0 と Port#1, CA#1 の Port#0 と Port#1) Copper Twinax ケーブルを接続するコネクターです iscsi 1Gbit/s 図 1.13 ホストインターフェース (iscsi 1Gbit/s) iscsi 1Gbit/s Port#0 Port#1 Port#0 Port#1 CA#0 CA#1 各部の説明 - ホストインターフェースポート (iscsi)( 左から CA#0 の Port#0 と Port#1, CA#1 の Port#0 と Port#1) LAN ケーブルを接続する RJ-45 コネクターです 20

21 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ SAS 図 1.14 ホストインターフェース (SAS) SAS Port#0 Port#1 Port#0 Port#1 CA#0 CA#1 各部の説明 - ホストインターフェースポート (SAS)( 左から CA#0 の Port#0 と Port#1, CA#1 の Port#0 と Port#1) minisas ケーブルを接続する minisas(sff-8088) コネクターです SCU(System Capacitor Unit) 停電時のバックアップ電源用として SCU をコントローラーに 1 個搭載しています 通常動作中は外部電源より充電されており 停電を検出すると SCU を使用してキャッシュメモリのデータがコントローラー内の不揮発性メモリに退避されます 退避されたキャッシュメモリのデータは日数の制限なく保護されます 電源ユニット 電源ユニットは 電源コンセントなどからの入力 AC 電力を DC 電力に変換して 各部品に供給する電源供給装置です 電源ユニットにはファンが内蔵されています 図 1.15 電源ユニット POWER LED PSU FAIL LED AC MISSING LED FAN FAIL LED PSU 21

22 第 1 章各部の名称と働き 1.1 コントローラーエンクロージャ 各部の説明 インレット電源コードを接続します PSU スイッチ AC 電力の供給を ON / OFF するためのスイッチです LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯します 表 1.4 LED の状態と意味 ( 電源ユニット ) LED 名 POWER PSU FAIL AC MISSING FAN FAIL 電源ユニットの状態 ( 緑点滅 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) 電源ユニットに電源 (AC 電力 ) が供給されているが ETERNUS DX ディスクアレイの電源 (DC 電力 ) が投入されていない ( 緑点灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 消灯また は橙点灯 ) ( 消灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) ETERNUS DX ディスクアレイの電源 (DC 電力 ) が投入されており 電源ユニットも正常に動作している 電源ユニットに電源 (AC 電力 ) が供給されていない この電源ユニットには電源 (AC 電力 ) が供給されていないが もう一方の電源ユニットには電源 (AC 電力 ) が供給されている 電源ユニットまたは電源ユニット内のファンに異常がある 22

23 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ 1.2 ドライブエンクロージャ ドライブエンクロージャには 前面に LED DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) 表示パネル およびドライブ 背面に I/O モジュールと電源ユニットが搭載されています 2.5 インチ用と 3.5 インチ用の 2 種類があります 前面 2.5 インチ用 図 1.16 ドライブエンクロージャ (2.5 インチ用 ) 前面 LED SSD Solid State Drive DE-ID 3.5 インチ用 図 1.17 ドライブエンクロージャ (3.5 インチ用 ) 前面 LED SSD Solid State Drive DE-ID 23

24 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ 背面 図 1.18 ドライブエンクロージャ背面 IO IOM6#0 IO IOM6#1 PSU#0 PSU# コンポーネント ( 前面 ) ドライブエンクロージャ前面の LED DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) 表示パネル およびドライブについて説明します DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) 表示パネル ドライブエンクロージャの DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) が表示されます LED 図 1.19 ドライブエンクロージャ前面の LED LINE LED LINE LED FAULT LED FAULT LED POWER LED POWER LED 24

25 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ 各 LED は以下に示す状態のときに点灯します 表 1.5 LED の状態と意味 ( ドライブエンクロージャ前面 ) LED 名 LED の状態ドライブエンクロージャの状態 LINE FAULT POWER ( 緑点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 緑点灯 ) ドライブエンクロージャに電源 (AC 電力 ) が供給されている ドライブエンクロージャ内に異常が発生している ドライブエンクロージャが正常に動作している ドライブ 2.5 インチドライブ 図 インチドライブ DRIVE READY LED DRIVE FAULT LED ドライブのスロット番号を図 1.21 に示します 図 1.21 ドライブのスロット番号 ( ドライブエンクロージャ (2.5 インチ用 )) Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot#3 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#12 Slot#13 Slot#14 Slot#15 Slot#16 Slot#17 Slot#18 Slot#19 Slot#20 Slot#21 Slot#22 Slot#23 25

26 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ 3.5 インチドライブ 図 インチドライブ DRIVE READY LED DRIVE FAULT LED ドライブのスロット番号を図 1.23 に示します 図 1.23 ドライブのスロット番号 ( ドライブエンクロージャ (3.5 インチ用 )) Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot#3 各部の説明 LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯 / 点滅します 表 1.6 LED の状態と意味 ( ドライブ ) LED 名 LED の状態ドライブの状態 DRIVE READY ( 緑点灯 ) ドライブが正常に動作している DRIVE FAULT ( 緑点滅 ) ( 橙点灯 ) ドライブに異常がある ETERNUS CLI のコマンドに従って ドライブの搭載位置を特定する 26

27 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ コンポーネント ( 背面 ) ドライブエンクロージャ背面の I/O モジュール 電源ユニットについて説明します I/O モジュール I/O モジュールは コントローラーとドライブ間の制御を行うユニットです 図 1.24 I/O モジュール FAULT LED DI IN LINKUP LED DI IN DI OUT LINKUP LED DI OUT 各部の説明 DI(OUT) ポート DI(IN) ポート QSFP ケーブルを接続するコネクターです LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯 / 点滅します 表 1.7 LED の状態と意味 (I/O モジュール ) LED 名 LED の状態 I/O モジュールの状態 FAULT DI(OUT)LINKUP DI(IN)LINKUP ( 橙点灯 ) ( 緑点灯 ) ( 緑点灯 ) I/O モジュールに異常がある DI(OUT) ポートと接続先とのリンクが確立されている DI(IN) ポートと接続元とのリンクが確立されている 27

28 第 1 章各部の名称と働き 1.2 ドライブエンクロージャ 電源ユニット 電源ユニットは 電源コンセントなどからの入力 AC 電力を DC 電力に変換して 各部品に供給する電源供給装置です 電源ユニットにはファンが内蔵されています 図 1.25 電源ユニット POWER LED PSU FAIL LED AC MISSING LED FAN FAIL LED PSU 各部の説明 インレット電源コードを接続します PSU スイッチ AC 電力の供給を ON / OFF するためのスイッチです LED 各 LED は以下に示す状態のときに点灯します 表 1.8 LED の状態と意味 ( 電源ユニット ) LED 名 POWER PSU FAIL AC MISSING FAN FAIL 電源ユニットの状態 ( 緑点灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 消灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 消灯または 橙点灯 ) ( 消灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) ( 橙点灯 ) 電源ユニットに電源 (AC 電力 ) が供給されている 電源ユニットに電源 (AC 電力 ) が供給されていない この電源ユニットには電源 (AC 電力 ) が供給されていないが もう一方の電源ユニットには電源 (AC 電力 ) が供給されている 電源ユニットまたは電源ユニット内のファンに異常がある 28

29 第 1 章各部の名称と働き 1.3 AC コンセントボックス 1.3 AC コンセントボックス AC コンセントボックスには 1U サイズ (AC100V 用 AC200V 用 ) と 2U サイズ (AC200V 用 ) のものがあります AC コンセントボックス (1U) 1U の AC コンセントボックスには アウトレット ( 出力側コンセント ) が 4 個 インレット ( 入力側コンセント ) が 2 個あります AC コンセントボックス (1U) 図 1.26 AC コンセントボックス (1U) OUTPUT INPUT 各部の説明 アウトレット (OUTPUT) 出力側のコンセント (IEC60320-C13) です 電源コード (AC 出力ケーブル ) を接続します インレット (INPUT) 入力側のコンセント (IEC60320-C14) です 電源コード (AC 入力ケーブル ) を接続します メインラインスイッチ AC コンセントボックスの電源を ON / OFF するスイッチです 29

30 第 1 章各部の名称と働き 1.3 AC コンセントボックス AC コンセントボックス (2U) 2U の AC コンセントボックスには 最大 6 エンクロージャ接続用と最大 8 エンクロージャ接続用の 2 種類があります AC コンセントボックス (2U 最大 6 エンクロージャ接続用 ) アウトレット ( 出力側コンセント ) が 12 個あります 図 1.27 AC コンセントボックス (2U 最大 6 エンクロージャ接続用 ) OUTPUT 各部の説明 アウトレット (OUTPUT) 出力側のコンセント (IEC60320-C13) です 電源コード (AC 出力ケーブル ) を接続します メインラインスイッチ AC コンセントボックスの電源を ON / OFF するスイッチです AC コンセントボックス (2U 最大 8 エンクロージャ接続用 ) アウトレット ( 出力側コンセント ) が 16 個あります 図 1.28 AC コンセントボックス (2U 最大 8 エンクロージャ接続用 ) OUTPUT 各部の説明 アウトレット (OUTPUT) 出力側のコンセント (IEC60320-C13) です 電源コード (AC 出力ケーブル ) を接続します メインラインスイッチ AC コンセントボックスの電源を ON / OFF するスイッチです 30

31 第 2 章 基本的な操作 この章では ETERNUS DX ディスクアレイの電源の投入と切断の方法 およびオペレーションパネルのボタンの操作方法について説明します 2.1 電源の投入と切断 ここでは ETERNUS DX ディスクアレイの電源の投入と切断手順について説明します AC コンセントボックスのメインラインスイッチの切り替え AC コンセントボックスのメインラインスイッチの ON / OFF の切り替え方法について説明します ON に切り替える場合 AC コンセントボックスのメインラインスイッチ (MAIN LINE SWITCH) を ON( 側 ) にします 必ずすべてのメインラインスイッチを ON にしてください 1U の場合 図 2.1 AC コンセントボックス (1U) のメインラインスイッチの ON( 側 ) 31

32 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 2U の場合 図 2.2 AC コンセントボックス (2U) のメインラインスイッチの ON( 側 ) OFF に切り替える場合 AC コンセントボックスのメインラインスイッチ (MAIN LINE SWITCH) を OFF( 側 ) にします 通常は OFF にする必要はありません 電源設備の点検時など ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断する必要がある場合は 電源の切断 (P.37) の手順に従って ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断したあと 電源ユニットの PSU スイッチをすべて OFF にしてから AC コンセントボックスのメインラインスイッチを OFF にしてください 1U の場合 図 2.3 AC コンセントボックス (1U) のメインラインスイッチの OFF( 側 ) 32

33 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 2U 場合 図 2.4 AC コンセントボックス (2U) のメインラインスイッチの OFF( 側 ) メインラインスイッチを OFF( 側 ) にしたあとすぐに ON( 側 ) にする場合は 電源ユニットの POWER LED が完全に消灯するのを待ってから ON( 側 ) にしてください 33

34 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 電源ユニットの PSU スイッチの切り替え 各エンクロージャの電源ユニットの PSU スイッチの ON / OFF の切り替え方法について説明します ON に切り替える場合 電源ユニットの PSU スイッチを ON( 側 ) にします 必ずすべての PSU スイッチを ON にしてください 図 2.5 電源ユニットの PSU スイッチの ON( 側 ) PSU#0 PSU#1 エンクロージャに AC 電力が供給されます コントローラーエンクロージャは 電源ユニットの POWER LED が緑色に点滅します ドライブエンクロージャは 電源ユニットの POWER LED と前面の LINE LED が緑色に点灯し 約 30 秒間ファンが高速回転します 34

35 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 OFF に切り替える場合 電源ユニットの PSU スイッチを OFF( 側 ) にします 通常は OFF にする必要はありません 図 2.6 電源ユニットの PSU スイッチの OFF( 側 ) PSU#0 PSU#1 電源ユニットの POWER LED が消灯したことを確認します 電源の投入 ETERNUS DX ディスクアレイの電源投入の手順について説明します 電源を投入するには以下の方法があります 電源スイッチ ETERNUS DX ディスクアレイの電源スイッチを操作して電源を投入します 電源連動ユニット電源連動ユニットを使用して電源を投入します PMAN モデル 50 / モデル 100 PMAN を使用して電源を投入します RCIL(Remote Cabinet Interface over LAN) RCIL(LAN) 経由でサーバと連動して電源を投入します Wake On LAN Wake On LAN 機能を使用して電源を投入します 35

36 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 電源を投入する前に AC コンセントボックスのメインラインスイッチと ETERNUS DX ディスクアレイの電源ユニットの PSU スイッチが ON になっていることを確認してください 通常 AC コンセントボックスのメインラインスイッチと ETERNUS DX ディスクアレイの PSU スイッチは OFF にしないでください ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入してから READY 状態 (READY LED 点灯 ) になるまでに約 2 分かかります なお 電源投入後の初期診断などで ETERNUS DX ディスクアレイの構成部品に異常が検出された場合 READY 状態 (READY LED 点灯 ) になるまでの時間は長く ( 最大 10 分 ) かかります サーバの電源を投入するときは ETERNUS DX ディスクアレイや ETERNUS DX ディスクアレイとサーバを接続するネットワーク機器が READY 状態になっていることを確認してください READY 状態になる前にサーバの電源を投入すると サーバから ETERNUS DX ディスクアレイを認識できないことがあります 電源連動ユニットまたは PMAN を使用して電源を投入する場合 または RCIL(LAN) 経由で電源を投入する場合は サーバの電源投入前に ETERNUS DX ディスクアレイが READY 状態になっている必要があります - 電源連動ユニットを使用する場合 または RCIL(LAN) 経由で電源を投入する場合は ETERNUS DX ディスクアレイが先に READY 状態になるように サーバ側で適切な待ち合わせ処理を行ってください - PMAN を使用する場合は ETERNUS DX ディスクアレイの電源投入時刻をサーバに電源投入される時刻より 2 分以上前の時刻を設定してください なお 電源投入後の初期診断などで ETERNUS DX ディスクアレイの構成部品に異常が検出された場合 READY 状態になるまでに最大 10 分かかりますので 運用を考慮して設定してください ETERNUS Web GUI, ETERNUS CLI で Auto Power 機能が有効に設定されている場合は ETERNUS DX ディスクアレイへの電力が供給された時点で 自動的に電源が投入されます ETERNUS Web GUI, ETERNUS CLI で Power Resume 機能が有効に設定されている場合は 停電発生後の復電時に 自動的に電源が投入されます ここでは電源スイッチによる電源投入の手順について説明します その他の電源の投入方法については 各マニュアルを参照してください 電源を投入する前に ドライブエンクロージャの LINE LED が緑色に点灯していることを確認してください 36

37 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 1 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを押します コントローラーエンクロージャおよびドライブエンクロージャの POWER LED が点灯します 2 約 2 分後にコントローラーエンクロージャの READY LED が点灯していることを確認します LINE FAULT POWER POWER READY FAULT MAINT/ID CACHE FAULT 電源の切断 ETERNUS DX ディスクアレイの電源切断の手順について説明します 電源を切断するには以下の方法があります 電源スイッチ ETERNUS DX ディスクアレイの電源スイッチを操作して電源を切断します 電源連動ユニット電源連動ユニットを使用して電源を切断します PMAN モデル 50 / モデル 100 PMAN を使用して電源を切断します RCIL RCIL(LAN) 経由でサーバと連動して電源を切断します ETERNUS Web GUI または ETERNUS CLI ETERNUS Web GUI または ETERNUS CLI から電源を切断します 37

38 第 2 章基本的な操作 2.1 電源の投入と切断 電源切断時は キャッシュメモリのデータをドライブに書き込んでから電源が切断されるため 電源切断指示から ETERNUS DX ディスクアレイの電源が切断されるまでに約 1 分 ( 最大 6 分 ) かかります サーバが稼働している状態で ETERNUS DX ディスクアレイや ETERNUS DX ディスクアレイとサーバを接続するネットワーク機器の電源を切断しないでください ETERNUS DX ディスクアレイにデータを保存できなかったり 保存したデータが破壊されたりするおそれがあります 電源連動ユニットまたは PMAN を接続して ETERNUS DX ディスクアレイの電源制御を行っている場合は 電源制御管理ソフトウェアや PMAN を操作して ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断してください コントローラーエンクロージャの電源スイッチから電源を切断しても 電源連動機能が働いて電源が自動的に投入されます RCIL(LAN) 経由でサーバと連動した電源制御を行っている場合は RCIL(LAN) 経由で電源の切断を行ってください ETERNUS DX ディスクアレイの電源スイッチを押しても電源は切断されません ここでは電源スイッチによる電源切断の手順について説明します その他の電源の切断方法については 各マニュアルを参照してください 1 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを 4 秒以上押します コントローラーエンクロージャの READY LED が消灯します 電源スイッチは一度だけ押してください READY LED が消灯してから POWER LED が消灯するまでの間に再度電源スイッチを押すと ETERNUS DX ディスクアレイの電源が投入されてしまうことがあります 2 電源が切断されます 電源が切断されると コントローラーエンクロージャおよびドライブエンクロージャの POWER LED が消灯します 38

39 第 2 章基本的な操作 2.2 FUNCTION ボタンの操作 2.2 FUNCTION ボタンの操作 ここでは コントローラーエンクロージャの FUNCTION ボタンの操作方法について説明します FUNCTION ボタンを操作して以下の設定ができます マスタ CM をもう一方のコントローラーに切り替える ETERNUS DX ディスクアレイの 2 台のコントローラーのうち ETERNUS DX ディスクアレイの設定や運用管理を行う権限を持つコントローラーのことを マスタ CM と呼びます もう一方のコントローラーを スレーブ CM と呼びます LAN ポートの設定 ( ネットワーク環境設定およびファイアーウォール設定 ) を工場出荷時のデフォルト値に戻す 以下に FUNCTION ボタンの操作手順を示します 1 コントローラーエンクロージャのフランジカバーを取り外します 2 ETERNUS DX ディスクアレイを保守作業状態にします ETERNUS DX ディスクアレイに添付のピンで FUNCTION ボタンを 3 秒間押します MAINT/ID LED が緑色に点灯して ETERNUS DX ディスクアレイが保守作業状態になります 39

40 第 2 章基本的な操作 2.2 FUNCTION ボタンの操作 3 FUNCTION ボタンを操作して 設定を変更します マスタ CM をもう一方のコントローラーに切り替える場合 ピンで FUNCTION ボタンを 3 秒以内に 2 回押します マスタ CM に設定されたコントローラーの MASTER LED が緑色に点灯します LAN ポートの設定を工場出荷時のデフォルト値に戻す場合 ピンで FUNCTION ボタンを 3 秒以内に 3 回押します LAN ポートの設定が工場出荷時のデフォルト値に戻ると MAINT/ID LED が数秒間緑色に点滅します 4 保守作業状態を終了させます ピンで FUNCTION ボタンを 3 秒間押します MAINT/ID LED が消灯し 保守作業状態が終了します 5 フランジカバーを取り付けます 40

41 第 3 章 設定 この章では ETERNUS DX ディスクアレイを運用するうえで必要な設定や設定時の留意事項について説明します 3.1 アドバンスト コピー機能の設定 アドバンスト コピー機能を使用する場合は アドバンスト コピーの設定をします アドバンスト コピーの用途 機能概要 留意事項などについては 製品概説 を参照してください ETERNUS SF AdvancedCopy Manager または ETERNUS SF Express を使用する場合の設定については ETERNUS SF AdvancedCopy Manager または ETERNUS SF Express に添付のマニュアルを参照してください アドバンスト コピーのライセンスの登録 アドバンスト コピーのライセンスは 装置固有のライセンスです ほかの ETERNUS DX ディスクアレイに登録することはできません アドバンスト コピー機構を購入した場合は ETERNUS DX ディスクアレイにアドバンスト コピーのライセンスを登録します ライセンスの登録手順については アドバンスト コピー機構に添付の ライセンスの取り扱いについて を参照してください 工場搭載オプションのアドバンスト コピー機構を購入した場合は 工場出荷時にライセンスが登録されています アドバンスト コピー機構に添付のライセンスラベルプレートは ライセンスが登録されている装置近くのラックレールなどに取り付けてください 工場出荷時にライセンスが登録されているかどうかは 添付のライセンスラベルプレートまたは ETERNUS Web GUI 画面で確認してください 以下の状態の場合 ライセンスは登録済みです - ライセンスラベルプレートの LicenseKey 欄にライセンスキー ( バーコードと 16 桁の英数字 ) が印字されている - ETERNUS Web GUI の [ アドバンスト コピーの設定 ] 画面で ライセンス情報 の ローカルコピー の状態が 正規ライセンス になっている 41

42 第 3 章設定 3.2 シン プロビジョニング機能の設定 アドバンスト コピーの設定 アドバンスト コピーを使用するための設定と操作については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド または ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください ETERNUS VSS Hardware Provider を使用した運用時の設定については ETERNUS VSS Hardware Provider のマニュアルを参照してください 3.2 シン プロビジョニング機能の設定 シン プロビジョニング (Thin Provisioning) 機能は ストレージ容量を仮想化して割り当てることでストレージの物理容量を削減でき 未使用容量の効率的な活用を可能にします 少ない物理ディスク容量で大容量の仮想ディスクをサーバに割り当てて運用を開始し 使用量に応じてサーバに影響を与えずに物理ディスクを増設できます シン プロビジョニングの割り当て平準化機能を使用すると RAID グループ間でシン プロビジョニングボリューム (TPV) の物理割り当て容量を均等化し シン プロビジョニングボリュームに対する I/O アクセスをプール内の RAID グループに分散できます また Zero Reclamation 機能を使用すると すべて 0 を割り当てられている物理領域が未割り当て領域へ解放され シン プロビジョニングを効率よく使用できます シン プロビジョニング機能を使用する場合は シン プロビジョニングのライセンスを ETERNUS DX ディスクアレイに登録し シン プロビジョニングの設定を行います シン プロビジョニングのライセンスの登録 シン プロビジョニングのライセンスは 装置固有のライセンスです ほかの ETERNUS DX ディスクアレイに登録することはできません シン プロビジョニング機構を購入した場合は ETERNUS DX ディスクアレイにシン プロビジョニングのライセンスを登録します ライセンスの登録手順については シン プロビジョニング機構に添付の ライセンスの取り扱いについて を参照してください 工場搭載オプションのシン プロビジョニング機構を購入した場合は 工場出荷時にライセンスが登録されています シン プロビジョニング機構に添付のライセンスラベルプレートは ライセンスが登録されている装置近くのラックレールなどに取り付けてください 工場出荷時にライセンスが登録されているかどうかは 添付のライセンスラベルプレートまたは ETERNUS Web GUI 画面で確認してください 以下の状態の場合 ライセンスは登録済みです - ライセンスラベルプレートの LicenseKey 欄にライセンスキー ( バーコードと 16 桁の英数字 ) が印字されている - ETERNUS Web GUI のシン プロビジョニングのライセンス画面で ステータス が 登録済 になっている 42

43 第 3 章設定 3.2 シン プロビジョニング機能の設定 シン プロビジョニングの設定 シン プロビジョニング機能を使用するための設定と運用時の管理については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド または ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください ETERNUS SF Storage Cruiser を使用した運用時の管理については ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド を参照してください 使用時の条件と留意事項 以下にシン プロビジョニング機能を使用する場合の条件や留意事項を示します ストレージ容量の仮想化 - 装置に登録できる最大 TPP(Thin Provisioning Pool) 数は ETERNUS DX80 S2 の場合は 60 個 ETERNUS DX90 S2 の場合は 120 個です - TPP の最大容量は 128TB です - TPV(Thin Provisioning Volume) の最大容量は 128TB です ただし TPV の総容量が TPP の最大容量を超えないようにしてください - ホストから TPV に書き込みが発生した時点で 作成した仮想ボリュームへの物理領域の割り当てを 32MB 単位で行います - TPP の使用率が閾値に達した場合は ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI のイベント通知設定で指定した宛先 (SNMP トラップ メール または syslog) に通知されます また ETERNUS SF Storage Cruiser による使用容量の監視を行うこともできます 必ず TPP が枯渇する前にドライブを増設して TPP の容量を拡張してください - ファイルシステム作成時 LUN 全体にメタ情報を書き込む OS はシン プロビジョニングの使用に適していません - TPV のバックアップは ファイル単位で行うことを推奨します 全面バックアップを行うとドライブへの未割り当て領域もダミーデータとしてバックアップされ バックアップしたデータを TPV にリストアするとダミーデータもリストアされます そのため 全ボリューム容量分のドライブの割り当てが必要になり シン プロビジョニングの効果がなくなります - 性能チューニングする場合は シン プロビジョニング機能を使用しないでください - TPP の暗号化状態は TPP 作成後に変更できません 暗号化する場合は TPP 作成時にファームウェアによる暗号化を指定するか 自己暗号化ドライブ (SED) を使用してください - シン プロビジョニングボリューム容量拡張機能を利用して TPV 容量を拡張したあと サーバシステムで拡張前の既存の容量から動的にボリューム容量を認識させる場合は注意が必要です 各プラットフォーム ( サーバ側 OS) の種類や版数によっては 拡張したボリュームを認識できない場合があるからです 動的に容量を拡張する場合は 事前に各 OS およびファイルシステムのマニュアルを参照してください なお TPV 容量を拡張後に新規にシステムを構築する場合は問題ありません 43

44 第 3 章設定 3.3 Flexible Tier( ストレージ自動階層化 ) 機能の設定 TPV の割り当て平準化 - TPV の平準化は 同一 TPP 内でのみ実行可能です - 同時に実行可能な件数は TPV 平準化 FTRP 平準化 RAID マイグレーション Flexible Tier マイグレーションを合わせて 32 件までです - 対象の TPV が属していない別の TPP へ RAID マイグレーションをしながらの TPV 平準化はできません - 空き容量がないなど TPP 内に平準化できない RAID グループが存在する場合 TPP 内のそのほかの RAID グループ間で物理割り当て容量の平準化が実行されます この場合 平準化完了後の平準化レベルが High にはならないことがあります - TPV 平準化を実行すると TPV が属する TPP に作業ボリューム ( 移動元と同容量の移動先 TPV) の領域が確保されます そのため 平準化実行中に TPP が一時的にアラーム状態 ( 注意 または 警告 の閾値を超えた状態 ) になる場合があります 平準化が正常に完了すると アラーム状態は解消されます - TPV 平準化実行中にその TPV が属する TPP の容量を拡張すると 平準化前よりさらに平準化レベルが低くなる可能性があります - Zero Reclamation 中のボリュームに対し TPV 平準化を実行することはできません Zero Reclamation - RAID マイグレーション中のボリュームに対し Zero Reclamation を実行することはできません - TPV 平準化中のボリュームに対し Zero Reclamation を実行することはできません 3.3 Flexible Tier( ストレージ自動階層化 ) 機能の設定 ストレージ自動階層化機能では アクセス頻度に応じて ETERNUS DX ディスクアレイ内のデータを自動的に再配置することによって性能とコストを最適化します アクセス頻度の高いデータは SSD のようなより高速なドライブへ移動し アクセス頻度が低いデータはより大容量で低価格なディスクへ移動して ストレージの階層化を実施します データの移動はボリュームよりも小さい単位 ( ブロック ) で行えます データの再配置は ETERNUS SF Storage Cruiser から性能情報をモニタリングし それをもとに行います 性能を維持したままニアラインディスクを活用できるため 導入コストの削減が可能です プールにドライブを追加した際は Flexible Tier Pool の平準化機能を使用することで プール内の RAID グループ間で物理割り当て容量が均等になり 物理ディスクの使用率を平準化できます Flexible Tier( ストレージ自動階層化 ) 機能を使用する場合は シン プロビジョニングのライセンスが ETERNUS DX ディスクアレイに登録されており Flexible Tier 機能が有効に設定されている必要があります シン プロビジョニングのライセンスの登録 シン プロビジョニングのライセンスは 装置固有のライセンスです ほかの ETERNUS DX ディスクアレイに登録することはできません シン プロビジョニング機構を購入した場合は ETERNUS DX ディスクアレイにシン プロビジョニングのライセンスを登録します 44

45 第 3 章設定 3.3 Flexible Tier( ストレージ自動階層化 ) 機能の設定 ライセンスの登録手順については シン プロビジョニング機構に添付の ライセンスの取り扱いについて を参照してください 工場搭載オプションのシン プロビジョニング機構を購入した場合は 工場出荷時にライセンスが登録されています シン プロビジョニング機構に添付のライセンスラベルプレートは ライセンスが登録されている装置近くのラックレールなどに取り付けてください 工場出荷時にライセンスが登録されているかどうかは 添付のライセンスラベルプレートまたは ETERNUS Web GUI 画面で確認してください 以下の状態の場合 ライセンスは登録済みです - ライセンスラベルプレートの LicenseKey 欄にライセンスキー ( バーコードと 16 桁の英数字 ) が印字されている - ETERNUS Web GUI のシン プロビジョニングのライセンス画面で ステータス が 登録済 になっている Flexible Tier 機能の設定 Flexible Tier 機能を使用するための設定および運用管理は ETERNUS SF Storage Cruiser から行います 詳細は ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization オプション編 を参照してください 使用時の条件と留意事項 以下に Flexible Tier 機能を使用する場合の条件や留意事項を示します データの自動階層化 - 装置に登録できる最大 FTRP(Flexible Tier Pool) 数は 30 個です - 1 つの FTRP に 2 個または 3 個の FTSP(Flexible Tier Sub Pool) を登録できます 階層は最大 3 階層までとなります - 装置に登録できる最大 FTSP 数は 90 個です ただし TPP 数と合わせた個数は最大 120 個までです また FTSP の最大容量は 128TB です - FTV(Flexible Tier Volume) の最大容量は 128TB です ただし FTV の総容量が FTSP の最大容量を超えないようにしてください - Flexible Tier 機能を有効にした時点で作業用ボリューム ( 物理容量は 0MB) が 32 個作成されます 装置内の最大作成可能ボリューム数の上限は この作業用ボリュームの数の分だけ少なくなります - データを暗号化する場合は FTRP 作成時にプールに暗号化指定するか または自己暗号化ドライブ (SED) を使用して FTSP を作成してください - FTRP および FTV の使用率が閾値を超えた場合はアラームを通知します FTRP の場合は ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI のイベント通知設定で指定した宛先 (SNMP トラップ メール または syslog) にもアラームが通知されます 必ず FTRP が枯渇する前にドライブを増設して ETERNUS SF Storage Cruiser から FTSP の容量を拡張してください 45

46 第 3 章設定 3.4 ストレージ マイグレーション FTRP 平準化 - FTRP の平準化は 同一 FTRP 内でのみ実行可能です - 同時に実行可能な件数は TPV 平準化 FTRP 平準化 RAID マイグレーション Flexible Tier マイグレーションを合わせて 32 件までです - FTRP 平準化は 同一 FTSP の RAID グループ間で物理割り当て容量を均等化します 異なる FTSP へ移動するような平準化はできません - FTRP 平準化実行中に FTSP 内に空き物理容量が不足した場合 平準化はエラーとなります 不足分をほかの FTSP から物理領域を割り当てることはしません - FTRP 平準化を実行すると FTV が属する FTRP に作業ボリューム ( 移動元と同容量の移動先 FTV) の領域が確保されます そのため 平準化実行中に FTRP が一時的にアラーム状態 ( 注意 または 警告 の閾値を超えた状態 ) になる場合があります 平準化が正常に完了すると アラーム状態は解消されます - FTRP 平準化実行中にその FTRP の容量を拡張すると 平準化前よりさらに平準化レベルが低くなる場合があります - Zero Reclamation 中のボリュームに対し FTRP 平準化を実行することはできません - FTV の物理割り当ての状況によっては FTRP の平準化レベルによらず 平準化が実行されない場合があります 3.4 ストレージ マイグレーション ストレージ装置のリプレースなどで サーバを使用することなく 旧ストレージ装置内のボリュームデータを新ストレージ装置内のボリュームに移行させる機能です 移行元ストレージ装置と移行先ストレージ装置である ETERNUS DX ディスクアレイをケーブルで物理的に接続し 移行元の移行対象ボリュームからデータを読み出し ETERNUS DX ディスクアレイ内の移行先ボリュームへ書き出します ストレージ マイグレーションの制御は ETERNUS DX ディスクアレイのコントローラーが行うため 追加のソフトウェア機能を必要としません 以下に ストレージ マイグレーションを使用する場合の条件や留意事項を示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド を参照してください データ移行はボリューム単位で行います 移行元装置数は最大 16 です 移行経路数は 移行元装置あたり最大 8 です 移行ボリューム数は 移行経路あたり最大 512 です ストレージ マイグレーションは 移行先のボリューム容量が移行元のボリューム容量以上の場合に実行可能です 移行元ボリュームには ホストアフィニティ設定が可能なボリュームタイプ (Standard / Open TPV または SDV) を指定できます また 移行先ボリュームのボリュームタイプには Standard / Open WSV TPV または FTV を指定できます 46

47 第 3 章設定 3.5 データ暗号化 ストレージ マイグレーションは 以下の状態で実行します - 移行元ボリュームおよび移行先ボリュームのサーバアクセスを停止してください なお オペレーションモードに Migration + Full Compare または Full Compare を指定した場合は 移行先装置の全ボリュームへのホストアクセスを停止してください - コピーセッションが存在するボリュームを 移行元および移行先に指定しないでください - 移行先装置で RAID グループ診断開始 または ディスク診断開始 を実行しないでください - 移行元にフォーマット中のボリュームを指定しないでください 移行先装置の FC ポートは ポートモードを Initiator に切り替え 詳細情報( ポートパラメーター ) を設定しておく必要があります ストレージ マイグレーション完了後は 必ず移行経路を削除してください 経路削除後は 移行先装置の FC Initiator ポートのポートモードを CA に切り替え 詳細情報 ( ポートパラメーター ) を設定します また 移行先ボリュームをサーバから認識できるようにするため ホストアフィニティの設定を行います 3.5 データ暗号化 データをドライブに書き込む際に データを暗号化して書き込むことによって ドライブの不正なデータ解読による情報漏洩を防ぐことが可能になります たとえ悪意ある第三者によりドライブが抜き取られたとしても 解読は不可能です この機能はドライブ内部のデータだけを暗号化するものであり サーバからは平文が見えます このため サーバからのアクセスに対するデータ漏洩を防止する効果はありません あくまで持ち出されたドライブからのデータ漏洩を防止する効果だけとなります データの暗号化は 以下の 2 種類の機能をサポートしています 自己暗号化ドライブ機能自己暗号化ドライブ (SED) を使用して データの暗号化を行います SED には ドライブが装置から引き抜かれた瞬間にデータへの読み書きを完全に防ぐことができるロック機構があり 保守交換または盗難されたドライブからの情報漏洩を防止できます また ドライブ廃却時の物理破壊が不要なため ドライブ廃却時のコストを削減できます 暗号化ボリューム変換機能 ETERNUS DX ディスクアレイのファームウェアが持つ機能を使用して ボリューム単位にデータを暗号化します 特別なハードウェアを必要とすることなく データの重要性に応じてボリューム単位でデータを暗号化することが可能です 47

48 第 3 章設定 3.5 データ暗号化 以下にデータ暗号化を行う場合の条件や留意事項について示します 自己暗号化ドライブ機能 自己暗号化ドライブ (SED) を使用する場合の設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください SED を装置に搭載して使用する場合は 必ず SED 認証鍵 ( 装置共通鍵 ) を登録してください SED を装置に搭載していて SED 認証鍵を登録していない場合は 持ち出された SED からデータが漏洩するおそれがあります 装置共通鍵は 装置に搭載されたすべての SED を対象に 1 種類のみ登録できます 一度登録すると 鍵の変更や削除はできません 鍵管理サーバ連携を行わない RAID グループの認証には 装置共通鍵が使用されます 暗号化ボリューム変換機能 暗号化ボリュームの設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください 一度作成した暗号化ボリュームに対して 暗号化方式の変更 非暗号化ボリュームへの変更はできません 暗号化方式を変更 または暗号化ボリュームを無効にしたい場合は 暗号化ボリュームのデータをバックアップ後 暗号化ボリュームを削除して バックアップデータをリストアしてください 暗号化ボリューム同士のリモート アドバンスト コピーでは 両装置に同じ暗号化方式を採用することを推奨します 暗号化ボリュームをコピー ( アドバンスト コピーやサーバ OS でのコピー操作 ) する場合 非暗号化ボリュームのコピーと比較して コピー転送性能が劣化することがあります SDPV(Snap Data Pool Volume) は 暗号化変換できません 暗号化された SDPV を作成する場合は SDPV 作成時に暗号化を指定してください TPV(Thin Provisioning Volume) は 暗号化変換できません TPV の暗号化状態は ボリュームが属する TPP(Thin Provisioning Pool) の暗号化状態に依存します FTV(Flexible Tier Volume) は 暗号化変換できません FTV の暗号化状態は ボリュームが属する FTRP(Flexible Tier Pool) の暗号化状態に依存します 48

49 第 3 章設定 3.6 鍵管理サーバ連携 3.6 鍵管理サーバ連携 鍵管理サーバ連携を行うことによって SED と SED 認証鍵を別の場所で管理することができ よりセキュアな鍵管理を行えます また 定期的に鍵を切り替えることで セキュリティを強化できます 鍵サーバには ETERNUS SF KM が必要です 図 3.1 鍵管理サーバ連携時のシステム構成例 SAN ETERNUS DX LAN 以下に鍵管理サーバ連携時の留意事項について示します 鍵サーバ内の認証鍵を使用する場合は 対象となる鍵グループを作成します 鍵グループには複数の RAID グループを登録できますが 作成できる鍵グループは装置内に 1 つのみです また 設定可能な認証鍵は 鍵グループに対して 1 種類です 鍵グループの認証鍵は変更できます ETERNUS DX ディスクアレイで鍵サーバの認証鍵の有効期限を設定しておくと 期限が過ぎる前に鍵サーバから新しい鍵を取得し 自動的に鍵が切り替わります 運用中に SED の認証鍵が変更された場合でも ホスト ( サーバ ) からは継続してアクセスできます 鍵管理サーバ連携を行っている場合は 鍵管理の設定や情報表示の操作のほか 以下の操作でも鍵サーバから SED 認証鍵を取得して認証処理を行います - ETERNUS DX ディスクアレイの電源投入 - RAID グループ容量拡張 ( ロジカル デバイス エクスパンション ) - RAID グループ強制復旧 - 鍵グループ設定 - SED 復旧 - ドライブエンクロージャの保守 - ディスクの保守 - ディスクファームウェア適用 - 専用ホットスペア登録 - リビルド コピーバック ( グローバルホットスペア使用時 ) - リダンダント コピー ( グローバルホットスペア使用時 ) - エコモードでのディスクモーターオン 49

50 第 3 章設定 3.7 エコモード 3.7 エコモード エコモードは MAID(Massive Arrays of Idle Disks) の特性である消費電力の削減に特化した機能です エコモードでは 特定のディスクの稼働時間をスケジュール管理し 対象のディスクのモーターを停止することで 省電力化を図ります 回転稼働期間のスケジューリングは RAID グループ TPP(Thin Provisioning Pool) または FTRP (Flexible Tier Pool) ごとに設定でき バックアップなどの運用に合わせた設定も可能です 稼働時間外のモーター停止期間にアクセスがあった場合は 直ちにモーターを回転させ 1 ~ 5 分程度でアクセスを受け付けられる状態になります エコモード機能は以下のストレージ基盤ソフトウェアと連携して ディスクのモーターを制御できます ETERNUS SF Storage Cruiser ETERNUS SF AdvancedCopy Manager エコモード機能は以下の階層ストレージ管理製品と組み合わせて利用することもできます これらの製品と組み合わせて利用する場合 エコモードスケジュール設定で稼働時間を設定する必要はありません モーター停止状態のディスクへアクセスした時点でディスクが稼働します IBM Tivoli Storage Manager for Space Management IBM Tivoli Storage Manager HSM for Windows Symantec Veritas Storage Foundation Dynamic Storage Tiering(DST) 機能 以下にエコモードを使用する場合の条件や留意事項を示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください RAID グループへのエコモードスケジュール設定は ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI ETERNUS SF Storage Cruiser または ETERNUS SF AdvancedCopy Manager( 以降 ストレージ基盤ソフトウェア ) で行ってください ただし ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI で設定したスケジュールとストレージ基盤ソフトウェアで設定したスケジュールは共有できないため RAID グループごとに制御するソフトウェアは 1 つにしてください TPP または FTRP へのエコモードスケジュール設定は ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI から実行してください ストレージ基盤ソフトウェアからは設定できません 以下のドライブは エコモード対象外です - グローバルホットスペア ( 専用ホットスペアは可能 ) - SSD - 未使用のドライブ (RAID グループに属さない ) 以下の RAID グループ TPP または FTRP は エコモードスケジュールを設定できません - ボリュームが登録されていない - SSD で構成されている - ボリュームに Storage Migration の移行経路が設定されている RAID グループ - REC ディスクバッファーとして登録されている RAID グループ 以下の RAID グループにはエコモードスケジュールを設定できますが ドライブのモーター停止の対象にはなりません - SDPV が登録されている - ODX バッファーボリュームが登録されている 50

51 第 3 章設定 3.7 エコモード WSV を構成する RAID グループには すべて同じエコモードスケジュールを設定してください エコモードスケジュールが異なると ホストからアクセスが発生したときに停止しているドライブの起動処理のため レスポンスが低下するおそれがあります ディスクの稼働時間は エコモードスケジュールとディスクアクセスによって変わります - 稼働時間外にディスクアクセスがあった場合は 直ちにディスクを稼働させ 1 ~ 5 分程度でアクセスを受け付けられる状態になります ディスクへのアクセスが一定時間ない場合 ディスクのモーターを停止します - 停止時間帯でのアクセスを含め 1 日あたりの稼働開始回数が一定数を超えると エコモードは実行されず ディスクの稼働を継続させます ( 例 1)ETERNUS Web GUI からのスケジュール設定稼働時間 9:00 ~ 21:00 設定で 稼働時間外にアクセスがない場合 1:00 9:00 21:00 0: ( 例 2)ETERNUS Web GUI からのスケジュール設定稼働時間 9:00 ~ 21:00 設定で 稼働時間外にアクセスがあった場合 1:00 9:00 21: エコモードスケジュールは ETERNUS DX ディスクアレイの日付時刻に従って実行されます スケジュールどおりにモーター停止 / 起動させるために ETERNUS Web GUI の日付時刻設定で NTP(Network Time Protocol) サーバを使用して時刻を自動調整するように設定してください 1 つのエンクロージャ内で同時に稼働開始できるディスクは 2.5 インチ用の場合は 8 台単位 3.5 インチ用の場合は 4 台単位です それ以上の場合は それぞれの単位に分割して稼働します 同一ドライブエンクロージャ内に対象となるドライブ数が多くなると稼働に時間がかかるため サーバ側に応答を返す時間が間延びしてしまい パス切れが発生する可能性がありますので RAID 構成 ディスクの搭載状況を考慮してください 51

52 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 3.8 ボリューム構成の最適化 ETERNUS DX ディスクアレイでは業務処理量の変化や性能要件の変化に伴い すでに運用中のボリュームに対して ボリュームの容量拡張や RAID グループの容量拡張 RAID グループ間の移動 RAID レベルの変換操作を行うことができます 拡張方法にはいくつかの種類があります お客様の要件に合った機能を使用して実施してください ここでは これらの機能を使用する場合の条件や設定時の留意事項について説明します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください ボリューム容量の拡張 RAID マイグレーション ( マイグレーション先の容量拡張 ) ボリュームの容量が不足する場合に 空き領域を確保できる別の RAID グループへボリュームを移行できます 移行先に空き領域を確保できる場合に使用します LUN コンカチネーション既存のボリュームに対し 空き領域から切り出した領域を追加して容量を拡張します RAID グループの空き容量を効率的に使用してボリュームを拡張する場合に使用します RAID グループ容量の拡張 ロジカル デバイス エクスパンション既存の RAID グループにドライブを追加して RAID グループの容量を拡張します RAID グループの追加ではなく 既存の RAID グループ容量を拡張してボリュームを追加したい場合に使用します RAID グループ間の移動 RAID マイグレーション性能要件の変化で 既存の RAID グループではボリューム間の競合により十分な性能が出せないケースが発生します RAID マイグレーションは 複数の RAID グループにボリュームを分散させる場合に使用します RAID レベルの変換 RAID マイグレーション ( 異なる RAID レベルの RAID グループへのマイグレーション ) 異なる RAID レベルの RAID グループへのマイグレーションによって ボリュームの RAID レベルを変更します 特定のボリュームの RAID レベルを変更する場合に使用します ロジカル デバイス エクスパンション ( ドライブ追加時の RAID レベル変換 ) ドライブの追加と同時に RAID レベルの変換を行います ドライブを追加する RAID グループ内の全ボリュームの RAID レベルを変換する場合に使用します 複数 RAID グループ間でのストライピング ワイドストライピング 1 つのボリュームを複数の RAID グループに分散して配置することによって サーバからの I/O アクセスを効率化し性能を向上させることができます 52

53 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 RAID マイグレーション RAID マイグレーションは データ保証を行いながら ボリュームを別の RAID グループへ移行する機能です これによってお客様のニーズに応じた RAID グループ ボリュームの再配置が可能になります ボリュームの再配置は業務運用中に実行でき また RAID レベルも RAID5 から RAID1+0 などの異なる RAID レベルへ再構築できます 以下に RAID マイグレーションを使用する場合の条件や留意事項について示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください 移行対象はボリューム単位で指定します 同時に実行可能な件数は TPV 平準化 FTRP 平準化 RAID マイグレーション Flexible Tier マイグレーションを合わせて 32 件までです 同時に実行可能な最大容量は TPV 平準化 FTRP 平準化 RAID マイグレーション Flexible Tier マイグレーションを合わせて 128TB までです RAID マイグレーションが可能なボリュームのタイプは Standard / Open TPV FTV および WSV です RAID マイグレーション先として RAID グループ TPP FTRP および WSV を選択できます 移動したボリュームは RAID グループの場合は Standard / Open ボリュームに TPP の場合は TPV に FTRP の場合は FTV に WSV の場合は WSV になります RAID マイグレーション元が RAID グループ (Standard / Open) または WSV で RAID マイグレーション先が RAID グループ (Standard / Open) または WSV の場合は RAID マイグレーションと同時に容量拡張できます また RAID マイグレーション元が WSV で RAID マイグレーション先が WSV の場合は 既存 RAID グループの連結数も変更できます RAID マイグレーション元のボリュームタイプが TPV FTV の場合 または RAID マイグレーション先が TPP FTRP の場合は RAID マイグレーションと同時に容量拡張はできません 容量を拡張する場合は RAID マイグレーションを開始する前 または RAID マイグレーションが完了後に TPV または FTV の容量拡張機能を使用してください RAID マイグレーション先が TPP または FTRP の場合 RAID マイグレーション完了後に Zero Reclamation を実行するかどうかを指定できます Zero Reclamation 中のボリュームに対して RAID マイグレーションは実行できません RAID マイグレーション元のボリュームタイプが SDV SDPV の場合 RAID マイグレーションを実行できません RAID マイグレーション先には 以下のいずれかの条件に当てはまる RAID グループを選択してください - RAID グループが REC ディスクバッファーとして登録されていない - RAID グループの未使用領域が RAID マイグレーション元ボリュームの容量よりも大きい 以下のいずれかの条件に当てはまる TPP または FTRP は RAID マイグレーション先に選択できません - TPP または FTRP の容量が RAID マイグレーション元ボリュームの容量 (*1) より小さい場合 - RAID マイグレーション元ボリュームが モデルごとの最大 TPP 容量以上 (*2) の場合 *1: RAID マイグレーション元が TPV または FTV の場合は 使用容量 (TPP または FTRP から割り当てられている物理容量 ) を指します *2: 装置内の TPP 容量と FTRP 容量を合計したものです 53

54 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 ETERNUS DX ディスクアレイでサポートしている全 RAID レベルの RAID グループを 移行元および移行先とすることが可能です 移行前と移行後のボリューム番号 (LUN) は同一になります サーバからは 移行前 移行中 移行後のいずれも意識することなく 同じようにアクセスできます RAID マイグレーション中は RAID マイグレーション元および RAID マイグレーション先の RAID グループへのアクセス性能が低下することがあります RAID マイグレーション中に電源切断や停電があった場合には 次の電源投入時に処理を継続します RAID マイグレーションの容量拡張機能を利用してボリューム (LUN) 容量を拡張したあと サーバシステムにて拡張前の既存の容量から動的にボリューム容量を認識させる場合は注意が必要です 各プラットフォーム ( サーバ側 OS) の種類や版数によっては 拡張したボリュームを認識できない場合があるからです 動的に容量を拡張する場合は 事前に各 OS およびファイルシステムのマニュアルを参照してください なお ボリューム容量を拡張後に新規にシステムを構築する場合は問題ありません ロジカル デバイス エクスパンション (LDE) ロジカル デバイス エクスパンション (LDE) は 既存の RAID グループにドライブを増設することにより 動的に RAID グループの容量を拡張する機能です RAID グループそのものを追加しなくても 既存の RAID グループの容量を拡張することで 新たなボリュームを追加できます 以下にロジカル デバイス エクスパンションを使用する場合の条件や留意事項を示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください LDE 対象は RAID グループ単位で指定します LDE は システム内で同時に 2 つ以上実行できません LDE は 変換後の RAID グループの容量が同じか または大きくなる場合に実行できます RAID グループの容量拡張と同時に RAID レベルの変換を行うことができます ドライブを増設する際 拡張する RAID グループを構成するドライブと同じ容量 同じ回転数のドライブを使用してください 使用するドライブの容量が異なる場合 RAID グループを拡張したあとの RAID グループ内のすべてのドライブが RAID グループ内で最小のドライブと同じ容量のドライブとして扱われます その場合 容量の大きいドライブの残りの領域は使用できません また 使用するドライブの回転数が異なる場合 回転数の遅いドライブの影響により RAID グループへのアクセス性能が低下します ドライブを増設する際 対象とする RAID グループを構成するドライブが SSD の場合 同じ種類のドライブを使用してください ドライブを増設する際 対象とする RAID グループを構成するドライブが SED の場合 同じ種類のドライブを使用してください アドバンスト コピー実行中のボリューム ( コピー元ボリューム コピー先ボリューム ) を含む RAID グループに対しても LDE を実行できます TPP(Thin Provisioning Pool) または FTRP(Flexible Tier Pool) に属している RAID グループは LDE を実行できません WSV(Wide Striping Volume) が登録されている RAID グループは LDE を実行できません LDE が失敗した場合にはデータの復旧ができないため LDE を実行する前に対象 RAID グループ内の全ボリュームのデータを別領域にバックアップしてください LDE に失敗した場合は バックアップデータから復旧させてください 54

55 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 LDE 実行中の対象 RAID グループにボリュームを追加することはできません ボリュームは LDE 完了後に追加可能となります また LDE 実行中に対象 RAID グループ内のボリュームを削除することもできません LDE 中に電源切断や停電があった場合には 次の電源投入時に処理を継続します LUN コンカチネーション LUN コンカチネーションは ボリュームに対し新たな領域を追加し サーバから使用できるボリューム容量を拡張する機能です 装置内に分散した未使用領域を集めることで ドライブ容量を効率的に使用できます 拡張のために結合する領域は RAID グループの一部または全部の未使用領域から領域を切り出して新しいボリュームを作成したあと 作成したボリュームを連結して 1 つの大容量ボリュームとして使用します 以下に LUN コンカチネーションを使用する場合の条件や留意事項を示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください 連結対象はボリューム単位で指定します 複数のボリュームを結合できます 連結できるボリュームの最大数は 16 です 連結後の最大ボリューム容量は 128TB(*1) です *1: ODX バッファーボリュームの場合は最大 1TB です 連結元のボリュームおよび連結先のボリュームの最小容量は 1GB です 構成するボリュームの条件 - LUN コンカチネーションが可能なボリュームタイプは Standard / Open です SDV への連結はできません また 新たに連結したボリュームの暗号化状態は 連結元のボリュームに依存します - RAID レベルは 装置で設定可能な全 RAID レベルが使用可能であり 組み合わせに制限はありません 異なった RAID レベルのボリュームを連結できます また 異なるドライブ種 ( 容量 回転数など ) の RAID グループから切り出したボリュームを連結できます ただし性能面から 同じ RAID レベル ドライブ種で構成された RAID グループからの連結を推奨します - 連結元ボリュームが属する RAID グループを構成するドライブ種と 連結先ボリュームが属するドライブ種が異なる場合は LUN コンカチネーションは実行できません 連結元ボリュームが SAS ディスク ニアライン SAS ディスクで構成される場合 SAS ディスク ニアライン SAS ディスクで構成されるボリュームとのみ連結可能です 連結元ボリュームが SSD で構成される場合 SSD で構成されるボリュームとのみ連結可能です 連結元ボリュームが SED で構成される場合 SED で構成されるボリュームとのみ連結可能です - SED で構成する場合 連結元ボリュームが属する RAID グループと連結先の RAID グループで 鍵グループ設定状態を同じにしておくことを推奨します 以下のいずれかの条件に当てはまる場合には LUN コンカチネーションを実行できません - 連結元のボリュームに Totally 指定のアドバンスト コピーセッションが存在する場合 - 連結元のボリュームが TPV または FTV の場合 - LUN 容量が装置で設定できる最大容量を超えた場合は 連結数が最大未満であっても連結できない - 連結元の論理ボリュームが WSV の場合 55

56 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 連結後のボリュームの暗号化状態は 連結元ボリュームの状態と同じになります 連結したボリュームに対し さらにボリュームを追加できます ボリューム連結後のフォーマット同時実行数に制限はありません 連結時 サーバ上での LUN は変わらないため OS の再起動は必要ありません ただし LUN コンカチネーションの機能はストレージ側の容量拡張であるため OS 側での認識方法や拡張方法は OS により異なります 連結前と連結後の LUN 番号は同一です サーバからは 連結前 連結中 連結後のいずれも同じようにアクセスできます LUN コンカチネーション中に電源切断や停電があった場合には 次の電源投入時に処理を継続します 連結元ボリュームのデータのバックアップを行っておくことを推奨します LUN コンカチネーションを利用してボリューム (LUN) 容量を拡張したあと サーバシステムにて拡張前の既存の容量から動的にボリューム容量を認識させる場合は注意が必要です 各プラットフォーム ( サーバ側 OS) の種類や版数によっては 拡張したボリュームを認識できない場合があるからです 動的に容量を拡張する場合は 事前に各 OS およびファイルシステムのマニュアルを参照してください なお ボリューム容量を拡張後に新規にシステムを構築する場合は問題ありません 連結したボリュームは OPC EC QuickOPC のコピー元 コピー先にすることができます また SnapOPC / SnapOPC+ のコピー元にすることもできます ETERNUS SF AdvancedCopy Manager を使用してバックアップをとったボリュームを LUN コンカチネーションで容量拡張する場合 ETERNUS SF AdvancedCopy Manager でのボリュームの再登録が必要です ワイドストライピング ワイドストライピングは 複数の RAID グループをストライプで連結し 多数のドライブを同時に利用することで性能を向上させる機能です 特に ライトアクセス性能を要求される場合において有効です LUN を構成するドライブ数を増やすことでサーバからの I/O アクセスを複数のドライブに分散し 処理性能を向上させることができます 以下に ワイドストライピングを使用する場合の条件や留意事項を示します 設定方法については ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください WSV(Wide Striping Volume) の最大ボリューム容量は 128TB です 連結可能な RAID グループ数は 2 ~ 64 個です 以下の RAID グループは ワイドストライピングを実行できません - TPP または FTRP に属している - REC ディスクバッファーとして登録されている WSV の作成時に連結して使用する RAID グループの個数が決定されます 作成後に RAID グループの連結数を変更することはできません 連結数を変更する場合は RAID マイグレーションを使用して 移行先に RAID グループの連結数が異なる WSV を指定してください LUN コンカチネーションによる WSV の容量拡張は実行できません 容量拡張する場合は RAID マイグレーションを使用して移行先のボリューム容量を大きく指定してください WSV を構成する RAID グループは ロジカル デバイス エクスパンションを実行できません WSV を構成する RAID グループ内 RAID グループ間で ドライブの種類 (SAS ニアライン SAS SSD および SED) を複数混在させることはできません 56

57 第 3 章設定 3.8 ボリューム構成の最適化 ワイドストライピングで連結された RAID グループでも 使用していない空き領域にはほかのボリューム (Standard / Open ボリューム SDV SDPV WSV) を作成できます RAID グループ作成時にストライプサイズを変更した RAID グループに対しても WSV を作成できます ただし ストライプサイズの値が異なる RAID グループを連結して WSV を構成することはできません 57

58 第 4 章 運用 この章では ETERNUS DX ディスクアレイ運用管理用の LAN 制御 および装置の状態監視について説明します 4.1 運用管理用 LAN について ETERNUS DX ディスクアレイは 運用管理時に運用管理用 LAN に接続します また リモート通報サービスの運用時は ETERNUS DX ディスクアレイの障害などの情報を富士通サポートセンターに通知 ( 送信 ) できます 必ず各コントローラーから運用管理 LAN に接続してください ETERNUS DX ディスクアレイの LAN ポートは IPv4 および IPv6 の通信プロトコルをサポートしています ただし IPv6 は ETERNUS DX ディスクアレイのファームウェア版数が V10L30 以上の場合に使用できます ここでは ETERNUS DX ディスクアレイの LAN 制御を行うコントローラーの仕組みについて説明します LAN 制御コントローラー ( マスタ CM / スレーブ CM) ETERNUS DX ディスクアレイの 2 台のコントローラーのうち LAN 制御を管理する権限を与えられたコントローラー (CM) のことをマスタ CM といい もう一方をスレーブ CM といいます CM や LAN に異常が発生した場合 LAN ポートのマスタ切り替えが自動的に行われます LAN ポートの IP アドレスはコントローラーごとに固定的に割り当てられるのではなく マスタ / スレーブの役割ごとに割り当てられます マスタ CM が切り替わったあとは 新しくマスタとなったコントローラーが旧マスタ CM の IP アドレスを引き継がれるため 接続している物理的なポートが切り替わっても 同じ IP アドレスで継続してアクセスできます 58

59 第 4 章運用 4.1 運用管理用 LAN について 図 4.1 LAN 制御コントローラー ( マスタ CM の切り替え ) CM#0 RMT RMT ETERNUS DX IP MNT MNT CM A CM#0 CM RMT RMT MNT MNT CM CM#1 CM CM#0 IP A CM#1 ETERNUS DX CM CM IP CM コントローラーにはマスタ CM を識別するための LED があり マスタ CM 側が緑色に点灯します スレーブ CM の IP アドレスを設定しておくと マスタ CM 側の LAN 経路上で何らかの異常が発生した場合でもスレーブ CM から ETERNUS Web GUI, ETERNUS CLI を使用できます ただし マスタ CM とスレーブ CM では使用できる機能が異なり スレーブ CM ではマスタ CM の切り替え および装置状態表示だけを実行できます 通常は スレーブ CM の IP アドレスを設定する必要はありません 図 4.2 LAN 制御 ( スレーブ CM の IP アドレスを設定している場合 ) LAN RMT MNT CM RMT MNT CM IP A IP B CM#0 CM#1 ETERNUS DX CM IP 59

60 第 4 章運用 4.2 ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 4.2 ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 定期的に ETERNUS DX ディスクアレイの LED や ETERNUS Web GUI の状態表示機能を使用して ETERNUS DX ディスクアレイの状態を確認してください データを消失するトラブルが発生する前に ETERNUS DX ディスクアレイの FAULT LED にアラームが表示される場合があります 重大なトラブルを未然に防止するため 定期的に LED や ETERNUS Web GUI の総合ステータスを確認してください また イベント通知設定を行っておくと ETERNUS DX ディスクアレイにイベントが発生した場合に その内容が電子メールや SNMP トラップメッセージなどで通知され ETERNUS DX ディスクアレイの状態を監視できます ETERNUS DX ディスクアレイの状態表示やイベント通知は ETERNUS CLI を使用して行うこともできます ETERNUS CLI を使用する場合については ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください LED の状態確認 LED で ETERNUS DX ディスクアレイの状態を確認できます 前面の FAULT LED が橙色に点灯している場合は 担当保守員に連絡してください 60

61 第 4 章運用 4.2 ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 ETERNUS Web GUI の状態表示 ETERNUS Web GUI のオーバービュー画面で ETERNUS DX ディスクアレイの装置の状態や RAID グループ TPP および SDP の使用状況など 装置全体の状況を把握することができます 図 4.3 ETERNUS Web GUI 画面 表 4.1 に総合ステータスについて説明します 装置の状態は定期的に監視され その状態が画面左上に総合ステータスとして文字列を伴うアイコンで表示されます 表 4.1 ETERNUS Web GUI の総合ステータス ステータス Normal( 緑色 ) 装置は正常状態です 説明 Not Ready( 赤色 ) Error( 赤色 ) Maintenance( 橙色 ) Warning( 黄色 ) 装置は電源切断時の異常を検出して サーバからの I/O が正常に受け付けられない状態です 装置は異常状態です 装置は保守作業中です 装置は注意を要する状態です 詳細は ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド を参照してください 61

62 第 4 章運用 4.2 ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 イベント通知 イベント通知の設定を行っておくと ETERNUS DX ディスクアレイに異常 ( イベント ) が発生したときに そのイベント情報が通知されます 通知方法には メール SNMP トラップ syslog REMCS およびホストセンスの 5 種類があります イベント通知の設定方法については ユーザーズガイド導入編 を参照してください メール ETERNUS DX ディスクアレイにイベントが発生すると 指定したメールアドレスにメールが送信されます 通知されるイベント情報については 付録 A イベント通知メッセージ一覧 (P.106) を参照してください SNMP トラップ ETERNUS DX ディスクアレイにイベントが発生すると SNMP マネージャー ( 監視サーバ ) へ SNMP トラップが送信されます 通知されるイベント情報 (SNMP トラップ ) については 付録 A イベント通知メッセージ一覧 (P.106) を参照してください syslog ETERNUS DX ディスクアレイにイベントが発生すると 外部サーバ (syslog サーバ ) にイベントのログが登録されます 通知される syslog メッセージについては 付録 A イベント通知メッセージ一覧 (P.106) を参照してください REMCS( リモート通報サービス ) ETERNUS DX ディスクアレイ内で発生した障害の情報が 富士通サポートセンターに通報されます Warning( 警告 ) および Error( エラー ) のイベントが通知されます ホストセンス ETERNUS DX ディスクアレイにイベントが発生すると サーバにホストセンス ( センスコード ) を返します センスコードについては 付録 A イベント通知メッセージ一覧 (P.106) を参照してください 62

63 第 4 章運用 4.2 ETERNUS DX ディスクアレイの状態監視 図 4.4 イベント通知 SNMP syslog SNMP syslog ETERNUS DX REMCS 監査ログ 監査ログの設定を行っておくと ETERNUS DX ディスクアレイを利用した際に実行した操作と それに伴うシステムの動作を記録した監査証跡情報 ( 監査ログ ) を syslog サーバに送信することができます 監査ログの設定方法については ユーザーズガイド導入編 を参照してください ログ情報については 付録 B 監査ログ一覧 (P.164) を参照してください 図 4.5 監査ログ ETERNUS DX syslog 63

64 第 5 章 オプション製品の増設 ETERNUS DX ディスクアレイでは 以下のオプション製品を取り付けることができます ドライブ ドライブエンクロージャ ホストインターフェースポート (ETERNUS DX80 S2) ホストインターフェース この章ではオプション製品の搭載ルール 取り扱い上の注意 および増設手順について説明します お客様が取り付けできるのは ドライブ ドライブエンクロージャ およびホストインターフェースポートです なお 取り付け作業を行う前に 安全上のご注意 を必ずご確認ください 5.1 ドライブの増設 ETERNUS DX ディスクアレイでは システムの稼働中に業務に影響を与えることなく ドライブを取り付けることができます ここでは ドライブを取り付ける手順について説明します すでに搭載されているドライブを 取り外したり移動したりしないでください ドライブの取り外しまたは移動が必要な場合は 担当営業員または担当保守員に連絡してください 64

65 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 ドライブの搭載ルール ドライブの搭載ルールについて説明します 2.5 インチドライブの場合 2.5 インチドライブは コントローラーエンクロージャ (2.5 インチ用 ) またはドライブエンクロージャ (2.5 インチ用 ) の前面に搭載できます 異なる種類のドライブを同一エンクロージャ内に混在して搭載できます また 任意のスロット位置に搭載できます 2.5 インチドライブのスロット位置を図 5.1 に示します 図 インチドライブのスロット位置 Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot#3 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#12 Slot#13 Slot#14 Slot#15 Slot#16 Slot#17 Slot#18 Slot#19 Slot#20 Slot#21 Slot#22 Slot# インチドライブの場合 3.5 インチドライブは コントローラーエンクロージャ (3.5 インチ用 ) またはドライブエンクロージャ (3.5 インチ用 ) の前面に搭載できます 異なる種類のドライブを同一エンクロージャ内に混在して搭載できます また 任意のスロット位置に搭載できます 3.5 インチドライブのスロット位置を図 5.2 に示します 図 インチドライブのスロット位置 Slot#8 Slot#9 Slot#10 Slot#11 Slot#4 Slot#5 Slot#6 Slot#7 Slot#0 Slot#1 Slot#2 Slot# 搭載できるドライブ 搭載できるドライブについては プロダクトリスト を参照してください 65

66 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 ドライブ取り扱い上の注意 結露について 冬季の屋外や空調設備のない倉庫など温度の低い場所に長時間放置されていたドライブを 空調設備のある室内など温度が高い場所に移動すると 急激な温度変化により結露することがあります ドライブを移動するときは 一定時間 (1 時間あたり 15 差を目安 ) 梱包した状態で放置し 周囲温度になじませてください 静電気について ドライブを取り扱うときは 基板表面に手を触れないようにしてください ドライブを取り扱うときは リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電してください 静電気を放電せずに作業を行うと ETERNUS DX ディスクアレイが故障するおそれがあります ドライブは 取り付ける直前に梱包箱から取り出してください 66

67 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 衝撃について ドライブを置く場合は 机の上などに直接置かないでください ゴムマットのような柔らかい素材のものの上に衝撃を与えないように置いてください 積み重ねたり 縦向きに置いたりしないでください インターフェースコネクター部に無理な力を加えないでください 硬いものにぶつけたり 落としたりしないでください ドライブの増設手順 オプションのドライブを取り付ける手順について説明します ここで説明している方法以外の取り付けを行うと 故障 感電の原因となります ほかの装置で使用していたドライブを取り付けないでください 2.5 インチドライブの場合 1 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で すべての部品が正常であることを確認します 2 リストストラップをするか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電します 67

68 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 3 ドライブを取り付けるスロットから ブランクドライブユニットを取り外します ブランクドライブユニットのツメを内側に押しながら 手前にまっすぐ引き出します 取り外したブランクドライブユニットは 紛失しないよう大切に保管してください 4 ドライブを取り付けます 4-1 搭載するドライブのツマミを押して ロックレバーのロックを解除します 4-2 ロックレバーのロックが解除された状態で ドライブをスロットの奥までしっかり押し込みます 68

69 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 ドライブは両手で持って衝撃を与えないようにしてください 4-3 ロックレバーを カチッ と音が鳴るまで矢印方向へ押してロックします 4-4 増設したドライブの DRIVE READY LED が緑色に点灯したことを確認します 5 さらにドライブを増設する場合は 手順 3 と手順 4 の作業を繰り返します 6 リストストラップを着用していた場合は取り外します 7 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [Disks] 画面で 増設したドライブが表示されていることを確認します 8 必要に応じて RAID グループ ボリューム ホットスペア ホストアフィニティなどの設定を行います 3.5 インチドライブの場合 1 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で すべての部品が正常であることを確認します 2 リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電します 69

70 第 5 章オプション製品の増設 5.1 ドライブの増設 3 ドライブを取り付けるスロットから ブランクドライブユニットを取り外します ブランクドライブユニットのツメを内側に押しながら 手前にまっすぐ引き出します 取り外したブランクドライブユニットは 紛失しないよう大切に保管してください 4 ドライブを取り付けます 4-1 搭載するドライブのツマミを押して ロックレバーのロックを解除します 4-2 ロックレバーのロックが解除された状態で ドライブをスロットの奥までしっかり押し込みます ドライブは両手で持って衝撃を与えないようにしてください 70

71 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 4-3 ロックレバーを カチッ と音が鳴るまで矢印方向へ押してロックします 4-4 増設したドライブの DRIVE READY LED が緑色に点灯したことを確認します 5 さらにドライブを増設する場合は 手順 3 と手順 4 の作業を繰り返します 6 リストストラップを着用していた場合は取り外します 7 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [Disks] 画面で 増設したドライブが表示されていることを確認します 8 必要に応じて RAID グループ ボリューム ホットスペア ホストアフィニティなどの設定を行います 5.2 ドライブエンクロージャの増設 ETERNUS DX ディスクアレイでは システムの稼働中に業務に影響を与えることなく ドライブエンクロージャを取り付けることができます ここでは ドライブエンクロージャを取り付ける手順について説明します すでに搭載されているドライブエンクロージャを 取り外したり移動させたりしないでください ドライブエンクロージャの取り外しまたは移動が必要な場合は 担当営業員または担当保守員に連絡してください ドライブエンクロージャの搭載ルール ドライブエンクロージャは 最大ドライブ数を超えない範囲で最大 9 台まで搭載できます 装置内に 2.5 インチ用と 3.5 インチ用のドライブエンクロージャを混在して搭載できます 71

72 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 搭載できるドライブエンクロージャ 搭載できるドライブエンクロージャについては プロダクトリスト を参照してください ドライブエンクロージャ取り扱い上の注意 結露について 冬季の屋外や空調設備のない倉庫など温度の低い場所に長時間放置されていたドライブエンクロージャを 空調設備のある室内など温度が高い場所に移動すると 急激な温度変化により結露することがあります ドライブエンクロージャを移動するときは 一定時間 (1 時間あたり 15 差を目安 ) 梱包した状態で放置し 周囲温度になじませてください 静電気について ドライブエンクロージャを取り扱うときは リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電してください 静電気を放電せずに作業を行うと ETERNUS DX ディスクアレイが故障するおそれがあります 衝撃について ドライブエンクロージャを置く場合は 衝撃を与えないように置いてください 積み重ねて置かないでください 硬いものにぶつけたり 落としたりしないでください 72

73 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 ドライブエンクロージャの増設手順 ドライブエンクロージャを増設する手順について説明します ここで説明している方法以外の取り付けを行うと 故障 感電の原因となります 電源コードなどのケーブルを接続した状態で ラックに搭載しないでください ラックへ搭載するときに ラックに搭載されているほかの装置に衝撃を与えないようにしてください 1 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で すべての部品が正常であることを確認します また [Drive Enclosure] 画面で現在搭載済みのエンクロージャの DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) を確認します 2 [DE 活性増設 ] 画面を起動します 2-1 コンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で [ アクション ] から DE 活性増設 をクリックします [DE 活性増設 ] 画面が表示されます 2-2 対象 Drive Enclosure 欄に増設する DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) が表示されていることを確認して [ 次へ >>] ボタンをクリックします 73

74 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 ドライブエンクロージャの増設手順を示す画面が表示されます 3 リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電します 4 増設するドライブエンクロージャをラックに搭載します 4-1 搭載するラックに合わせて ラックレール ( 左用および右用 ) の寸法を調整します M4 ネジをゆるめて 搭載するラックの支柱の奥行き寸法に合わせます なお M4 ネジはラックレールをラックに取り付けてから締め付けるため ここでは仮留めの状態 ( ゆるめた状態 ) にしておきます M4 L R 74

75 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 4-2 ラックレールをラックに取り付けます 前面側は プレート (2 枚 ) を使用してラックレールを固定します 背面側は ワッシャーを使用してラックレールを固定します ラックレールは できるだけ外側に広げるようにして取り付けてください M5 M5 M5 M5 ラックレールを取り付ける M5 ネジは ドライブエンクロージャを取り付けたときの底面の位置から決まります 前面は底面から 1 個目と 6 個目 背面は底面から 2 個目と 5 個目に M5 ネジでラックレールを固定します 6 M5 [ ] [ ] 6 M5 2U 1 M5 1 M5 [ ] [ ] 5 M5 2 M5 2U 5 M5 2 M5 4-3 手順 4-1 で仮留めしたラックレールの M4 ネジをしっかりと締め付けます 75

76 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 4-4 ドライブエンクロージャをラックに搭載します ドライブエンクロージャは重量があるため ドライブエンクロージャをラックに搭載したり ラックから取り外したりする場合は 担当営業員または担当保守員に連絡してください 4-5 ドライブエンクロージャとラックを固定します M5 ネジ 4 個でラック支柱に固定します M5 M5 4-6 DE_No. ラベル を以下の位置に貼付します ドライブエンクロージャの搭載順 (QSFP ケーブルの接続順 ) に貼付してください DE_No. DE_No. ラベルは ETERNUS DX ディスクアレイに添付されています 76

77 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 4-7 添付のフランジカバーを取り付けます 4-8 ラックレール ( 左用および右用 ) に金具を取り付けます 金具は背面側の指定の位置にツマミネジで取り付けてください

78 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 5 増設するドライブエンクロージャと 1 つ前のエンクロージャ間を添付の QSFP ケーブルで接続します 以下に ドライブエンクロージャ 1 を増設する場合の QSFP ケーブルの接続経路図を示します QSFP ケーブルの管理を容易にし QSFP ケーブルの接続ミスなどを防止するため 各 QSFP ケーブルのコネクターには 必ず ETERNUS DX ディスクアレイに添付の行き先ラベルを貼り付けてください QSFP ケーブルを接続するときは コネクターの向きを確認し 奥までしっかりと差し込んでください QSFP ケーブルを取り外す場合は コネクターのタブの穴に指を入れて引き抜いてください 78

79 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 5-1 QSFP ケーブルのコネクターに行き先ラベルを貼り付けます (1) 行き先ラベルを貼り付ける前に QSFP ケーブルの接続先を確認します 増設するドライブエンクロージャの DI(IN) ポートには が印字されている方のコネクターを接続します 1 つ前のエンクロージャの DI(OUT) ポートには が印字されている方のコネクターを接続します (2) 行き先ラベルを貼り付けます 行き先ラベルには 接続元の DI ポート 接続先の DI ポート の形式で CM 番号 または ドライブエンクロージャ番号 -IOM 番号 と または が印字されています 接続元と接続先をよく確認し 以下の位置に行き先ラベルを貼り付けてください IOM I/O CM 以下に コントローラーエンクロージャとドライブエンクロージャ 1 を接続する QSFP ケーブルに 行き先ラベルを貼り付ける場合の例を示します 79

80 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 5-2 DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) が最も大きいエンクロージャの CM#0 または IOM#0 の DI(OUT) ポートと 増設するドライブエンクロージャの IOM6#0 の DI(IN) ポートを接続します DE-ID 5-3 DE-ID( ドライブエンクロージャ番号 ) が最も大きいエンクロージャの CM#1 または IOM#1 の DI(OUT) ポートと 増設するドライブエンクロージャの IOM6#1 の DI(IN) ポートを接続します 手順 5-2 と同様の手順で QSFP ケーブルを接続してください 最終端の DI(OUT) ポートには何も接続しないでください 80

81 第 5 章オプション製品の増設 5.2 ドライブエンクロージャの増設 6 電源コードを接続します 6-1 ドライブエンクロージャ側に電源コードを接続します 各エンクロージャには電源ユニットが 2 台 (PSU#0 と PSU#1) 搭載されています 必ず 2 台ともに電源コードを接続してください 6-2 電源コードのプラグを 電源ユニットのインレットに接続します 6-3 電源コードのプラグをリリースタイで固定します リリースタイを電源コードに通し 左右から締めます リリースタイにゆるみがない状態にしてください 6-4 電源コンセント側に電源コードを接続します もう一方の電源プラグを 電源コンセントまたは AC コンセントボックスのインレットに接続します 7 ドライブエンクロージャの電源ユニット (PSU#0 と PSU#1) の PSU スイッチを ON ( 側 ) にします ドライブエンクロージャの電源が投入され 約 30 秒間ファンが高速回転します 8 ドライブエンクロージャの LINE LED および POWER LED が点灯したことを確認します LINE FAULT POWER FAULT 81

82 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 9 [DE 活性増設 ] 画面で [ 次へ >>] ボタンをクリックします 増設するドライブエンクロージャの認識処理が実行され 増設完了の画面が表示されます 10 [ 完了 ] ボタンをクリックします [DE 活性増設 ] 画面が終了し [Drive Enclosure] 画面に戻ります 11 コンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で 増設したドライブエンクロージャが表示されていることを確認します 12 さらにドライブエンクロージャを増設する場合は 手順 1 ~ 手順 11 の作業を繰り返します 13 続けてドライブを取り付けます ドライブの取り付け手順については ドライブの増設手順 (P.67) を参照してください 14 リストストラップを着用していた場合は 取り外します 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) ETERNUS DX80 S2 では システムの稼働中に業務に影響を与えることなく 増設ホストインターフェース ( ホストインターフェースポート ) を取り付けることができます ホストインターフェースポートの搭載ルール ホストインターフェースポートの搭載ルールについて説明します ETERNUS DX80 S2 のホストインターフェースポートは お客様が搭載できます ETERNUS DX80 S2 では CA#0 に 増設ホストインターフェース を搭載して ポートをホストインターフェースあたり 1 ポートから 2 ポートにできます 図 5.3 にホストインターフェースポートの搭載図を示します CA#0 の Port#0 と CA#0 の Port#1 は同じ種類のホストインターフェースポートになります コントローラー 0(CM#0) とコントローラー 1(CM#1) は同じ構成になります 82

83 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 図 5.3 ホストインターフェースポートの搭載図 (ETERNUS DX80 S2) CA#0 CA#0 0 CM#0 CM# 搭載できるホストインターフェースポート 搭載できるホストインターフェースポートについては プロダクトリスト を参照してください ホストインターフェースポート取り扱い上の注意 SFP+ モジュール取り扱いについて SFP+ モジュールの取り扱い上の注意事項を以下に示します 結露について 冬季の屋外や空調設備のない倉庫など温度の低い場所に長時間放置されていた SFP+ モジュールを 空調設備のある室内など温度が高い場所に移動すると 急激な温度変化により結露することがあります SFP+ モジュールを移動するときは 一定時間 (1 時間あたり 15 差を目安 ) 梱包した状態で放置し 周囲温度になじませてください 静電気について SFP+ モジュールを取り扱うときは リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電してください 静電気を放電せずに作業を行うと ETERNUS DX ディスクアレイが故障するおそれがあります SFP+ モジュールは 取り付ける直前に梱包箱から取り出してください 83

84 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 衝撃について SFP+ モジュールを置く場合は 衝撃を与えないように置いてください 上に物を置かないでください 硬いものにぶつけたり 落としたりしないでください ホストインターフェースポートの増設手順 ETERNSU DX80 S2 にホストインターフェースポートを増設する手順について説明します 増設時の注意事項 ここで説明している方法以外の取り付けを行うと 故障 感電の原因となります すでに搭載されている SFP+ モジュールは取り外さないでください 増設ホストインターフェースのライセンスキー取得 増設ホストインターフェースのライセンスを登録するためのライセンスキーを Web サイトから取得してください ライセンスキーを取得する手順については 増設ホストインターフェースに添付の ライセンスの取り扱いについて を参照してください 増設ホストインターフェースのライセンスは 装置固有のライセンスです ほかの ETERNUS DX ディスクアレイに登録することはできません 84

85 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 工場搭載オプションの増設ホストインターフェースを購入した場合は 工場出荷時にライセンスが登録されています 増設ホストインターフェースに添付のライセンスラベルプレートは ライセンスが登録されている装置近くのラックレールなどに取り付けてください ライセンスがすでに登録されているかどうかは ライセンスラベルプレートおよび ETERNUS Web GUI の画面で確認してください - ライセンスラベルプレートに TAN( 取引番号 ) が記載されていない - ETERNUS Web GUI の [Channel Adapter 詳細 ] 画面の内部部品インフォメーションで CM#0 CA#0 Port#1 および CM#1 CA#0 Port#1 が表示されている - ETERNUS Web GUI で コンポーネントのカテゴリーの Channel Adapters をクリックしても [ アクション ] に CA ポート活性増設 が表示されない ホストインターフェースポートの増設手順 以下の手順でホストインターフェースポートを増設してください 1 ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で すべての部品が正常であることを確認します 2 リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電します 3 CA ポート活性増設画面を起動して 増設ホストインターフェースのライセンスを登録します 3-1 コンポーネントの [ 装置状態 ] 画面でカテゴリーから Channel Adapter をクリックします 3-2 [ アクション ] から CA ポート活性増設 をクリックします CA ポート活性増設の開始画面が表示されます 85

86 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 3-3 CA ポート活性増設の開始画面で [ 次へ >>] ボタンをクリックします ライセンスキーを入力する画面が表示されます 3-4 ライセンスキーを入力して [ 次へ >>] ボタンをクリックします 86

87 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) ライセンスキーの登録が完了すると 手順を示す画面が表示されます 4 コントローラー 0(CM#0) およびコントローラー 1(CM#1) の Port#1 に取り付けられているポートカバーを取り外します 5 増設するホストインターフェースポートが FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 ) の場合は コントローラー 0(CM#0) およびコントローラー 1(CM#1) の Port#1 に SFP+ モジュールを取り付けます 5-1 SFP+ モジュールのポートに付いているコネクターカバーを取り外し レバーを下方向に開きます 取り外したコネクターカバーは 紛失しないように大切に保管してください 5-2 SFP+ モジュールをポートケージにまっすぐ奥まで差し込みます 87

88 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) 5-3 SFP+ モジュールのレバーを上方向に閉じます 6 CA ポート活性増設の画面で [ 次へ >>] ボタンをクリックします ホストインターフェースポートの定義処理および状態確認が実行されます 7 正常終了の画面が表示されるので [ 完了 ] ボタンをクリックします [ 全チャネルアダプター ] 画面に戻ります 8 コントローラー 0(CM#0) およびコントローラー 1(CM#1) の Port#1 に ホストインターフェースケーブルを接続します FC iscsi 10Gbit/s FCoE(FC ケーブル接続用 ) の場合 iscsi 10Gbit/s FCoE(Copper Twinax ケーブル接続用 ) の場合 88

89 第 5 章オプション製品の増設 5.3 ホストインターフェースポートの増設 (ETERNUS DX80 S2) iscsi 1Gbit/s の場合 SAS の場合 9 もう一方のコネクターを接続先に接続します 10 リストストラップを着用していた場合は 取り外します 11 増設したホストインターフェースポートの LINKUP/FAULT LED が緑色に点灯していることを確認します 12 ETERNUS Web GUIの [ チャネルアダプター詳細 ] 画面の内部部品インフォメーションで 増設したホストインターフェースポートの状態が正常 (Normal) になっていることを確認します また そのほかのすべての部品が正常であることを確認します 13 サーバと接続するために必要な設定を行います 89

90 第 5 章オプション製品の増設 5.4 ホストインターフェースの増設 5.4 ホストインターフェースの増設 ETERNUS DX ディスクアレイでは システムの稼働中に業務に影響を与えることなく ホストインターフェースを取り付けることができます すでに搭載されているホストインターフェースを取り外したり 別のスロットに移動したりしないでください ホストインターフェースの取り外しまたは移動が必要な場合は 担当営業員または担当保守員に連絡してください ETERNUS DX80 S2 または ETERNUS DX 90 S2 のホストインターフェース 1(CA#1) にホストインターフェースを搭載する場合は 担当営業員または担当保守員に連絡してください ホストインターフェースの搭載ルール ホストインターフェースの搭載ルールについて説明します ホストインターフェースポートを 2 個搭載したホストインターフェースを コントローラーあたり 1 個または 2 個搭載できます 図 5.4 にホストインターフェースの搭載図を示します CA#0 CA#1 の順に搭載します CA#0 と CA#1 で異なるホストインターフェースを搭載できます コントローラー 0(CM#0) とコントローラー 1(CM#1) は同じ構成になります 図 5.4 ホストインターフェースの搭載図 CA#1 CA#1 0 CM#0 CM#1 90

91 第 5 章オプション製品の増設 5.4 ホストインターフェースの増設 ETERNUS DX80 S2 の場合 ホストインターフェースポートが CA#0 の Port#0 だけに搭載されている状態で CA#1 にホストインターフェースを搭載することはできません 増設ホストインターフェース を購入して CA#0 の Port#1 にホストインターフェースポートを搭載したあとで CA#1 にホストインターフェースを搭載できます 搭載できるホストインターフェース 搭載できるホストインターフェースについては プロダクトリスト を参照してください ホストインターフェース取り扱い上の注意 ホストインターフェースの取り扱い上の注意事項を以下に示します ホストインターフェース取り扱いの注意 結露について 冬季の屋外や空調設備のない倉庫など温度の低い場所に長時間放置されていたホストインターフェースを 空調設備のある室内など温度が高い場所に移動すると 急激な温度変化により結露することがあります ホストインターフェースを移動するときは 一定時間 (1 時間あたり 15 差を目安 ) 梱包した状態で放置し 周囲温度になじませてください 静電気について ホストインターフェースを取り扱うときは リストストラップを着用するか または金属質のものに手を触れて 人体の静電気を放電してください 静電気を放電せずに作業を行うと ETERNUS DX ディスクアレイが故障するおそれがあります ホストインターフェースは 取り付ける直前に梱包箱から取り出してください 91

92 第 5 章オプション製品の増設 5.4 ホストインターフェースの増設 衝撃について ホストインターフェースを置く場合は 衝撃を与えないように置いてください 上に物を置かないでください 硬いものにぶつけたり 落としたりしないでください 92

93 第 6 章 保守 この章では 運用開始後の保守について説明します 6.1 定期バックアップ 万一の状態に備え 重要なデータは定期的にバックアップをとるようにしてください 重要なデータについては 定期的にバックアップをとることをお勧めします バックアップしていない場合 ETERNUS DX ディスクアレイに故障が発生すると データが失われてしまうことがあります 6.2 ボリュームフォーマット処理時間 ボリュームフォーマットにかかる時間 ( ボリューム容量が 100GB の場合 ) を表 6.1 に示します 表 6.1 ボリュームフォーマットにかかる時間 ( ディスクの場合 ) RAID レベル ディスク数 2.5 インチ SAS ディスク ボリュームフォーマットにかかる時間 (*1) 3.5 インチ SAS ディスク ニアライン SAS ディスク RAID1 2 約 40 分 /100GB 約 35 分 /100GB 約 73 分 /100GB RAID1+0 8 約 30 分 /100GB 約 25 分 /100GB 約 43 分 /100GB RAID5 5 約 25 分 /100GB 約 25 分 /100GB 約 49 分 /100GB RAID5+0 6 約 30 分 /100GB 約 25 分 /100GB 約 43 分 /100GB RAID6 6 約 40 分 /100GB 約 30 分 /100GB 約 58 分 /100GB *1: ボリューム容量が 100GB のボリュームの場合で サーバからの I/O がない場合のボリュームフォーマットにかかる時間の目安です ディスクの構成や種類により 時間は異なります 93

94 第 6 章保守 6.3 リビルド / コピーバック処理時間 6.3 リビルド / コピーバック処理時間 リビルド / コピーバックにかかる処理時間を示します リビルド処理時間 リビルドにかかる時間 ( ボリューム容量が 100GB の場合 ) を表 6.2 に示します 表 6.2 リビルドにかかる時間 ( ディスクの場合 ) リビルドにかかる時間 (*1) RAID レベル ディスク数 2.5 インチ SAS ディスク 3.5 インチ SAS ディスク ニアライン SAS ディスク RAID1 2 約 27 分 /100GB 約 20 分 /100GB 約 47 分 /100GB RAID1+0 8 約 7 分 /100GB 約 5 分 /100GB 約 11 分 /100GB RAID5 5 約 10 分 /100GB 約 10 分 /100GB 約 15 分 /100GB RAID5+0 6 約 7 分 /100GB 約 7 分 /100GB 約 11 分 /100GB RAID6 6 約 13 分 /100GB 約 13 分 /100GB 約 21 分 /100GB *1: ボリューム容量が 100GB のボリュームの場合で サーバからの I/O がない場合のリビルドにかかる時間の目安です ディスクの構成や種類により 時間は異なります コピーバック処理時間 コピーバックにかかる時間 ( ボリューム容量が 100GB の場合 ) を表 6.3 に示します 表 6.3 コピーバックにかかる時間 ( ディスクの場合 ) コピーバックにかかる時間 (*1) RAID レベル ディスク数 2.5 インチ SAS ディスク 3.5 インチ SAS ディスク ニアライン SAS ディスク RAID1 2 約 27 分 /100GB 約 20 分 /100GB 約 49 分 /100GB RAID1+0 8 約 7 分 /100GB 約 5 分 /100GB 約 11 分 /100GB RAID5 5 約 10 分 /100GB 約 7 分 /100GB 約 16 分 /100GB RAID5+0 6 約 7 分 /100GB 約 5 分 /100GB 約 11 分 /100GB RAID6 6 約 13 分 /100GB 約 13 分 /100GB 約 20 分 /100GB *1: ボリューム容量が 100GB のボリュームの場合で サーバからの I/O がない場合のコピーバックにかかる時間の目安です ディスクの構成や種類により 時間は異なります 94

95 第 6 章保守 6.4 保守サービス 6.4 保守サービス ETERNUS DX ディスクアレイの保守サービスについて説明します 保守サービスを行うとき 担当保守員が保守用 PC を ETERNUS DX ディスクアレイに接続します また 保守を行ううえで必要な情報を採取したりする場合もあります 担当保守員から要請がありましたら 対応していただきますよう お願いいたします 無償修理 ETERNUS DX ディスクアレイの製品保証期間中は 保証書に記載された内容に従い 無償で修理を受けることができます 無償修理期間 : 出荷から 3 年間サービス時間 : 月曜日 ~ 金曜日 9:00 ~ 17:00 無償修理を受ける場合は 必ず保証書をご用意ください 無償修理期間外の修理のご相談は 担当営業員または担当保守員に連絡してください 保守サポート期間 ETERNUS DX ディスクアレイの標準サポート期間は 5 年間です 長期サポート対応商品の場合は ETERNUS DX ディスクアレイご購入と同時に SupportDesk Standard( 長期サポート対応商品 ) をご契約いただくことで サポート期間が最長 10 年間になります この場合 製品出荷から 6 年目に有寿命部品の一括交換を行います 95

96 第 6 章保守 6.4 保守サービス 関連サービス リモート通報サービス リモート通報サービスをご利用いただくと ETERNUS DX ディスクアレイに障害予兆や異常が発生した場合に その内容が富士通サポートセンターに自動的に通知され 富士通サポートセンターからお客様にご連絡します リモート通報サービスは 製品保証期間中または SupportDesk Standard( 有償 ) をご契約いただくことでご利用になれます それぞれのサービスの内容は 以下のように異なります 製品保証期間中 ETERNUS DX ディスクアレイに障害予兆や異常が発生すると 富士通サポートセンターからお客様にメールでご連絡します 点検や修理が必要な場合は ハードウェア修理相談センターにご連絡ください SupportDesk Standard( 有償 ) をご契約されている場合 ETERNUS DX ディスクアレイに障害予兆や異常が発生すると 富士通サポートセンターからお客様に電話やメールでご連絡すると同時に 富士通サポートセンターで通報内容を解析し 必要に応じて担当保守員が ETERNUS DX ディスクアレイの点検や修理のために訪問します 図 6.1 リモート通報サービス ETERNUS DX 標準サポートの ETERNUS DX ディスクアレイをご使用の場合で 製品保証終了後にリモート通報サービスをご利用いただくためには SupportDesk Standard のご契約が必要です 96

97 第 6 章保守 6.4 保守サービス SupportDesk Standard SupportDesk Standard のご契約をお勧めします このサービスをご契約いただくと 当日訪問修理 ハードウェア障害予兆 / 異常のリモート通報 定期点検 お客様専用ホームページでの運用支援情報の提供 および ご使用製品のソフトウェアに対するサポート などのサービスを受けることができます ご利用の場合は 担当営業員にご連絡ください SupportDesk Standard の詳細については 以下の URL を参照してください 長期サポート対応商品の場合は ETERNUS DX ディスクアレイご購入と同時に SupportDesk Standard( 長期サポート対応商品 ) をご契約いただきます 購入後に SupportDesk Standard( 長期サポート対応商品 ) の追加契約はできません データ消去サービス ETERNUS DX ディスクアレイの入れ替え時や撤去時に 専門スタッフがお客様の元へお伺いし ドライブ上に残っているデータを消去します データ消去に伴うお客様の作業負荷を軽減するだけでなく データ残存による外部への情報漏洩の不安を解消します データ消去サービス をご利用の場合は 担当営業員にご連絡ください データ消去サービスの詳細については 以下の URL を参照してください 97

98 第 7 章 トラブルシューティング ここでは トラブルが発生した場合の対処方法について説明します 操作中に 故障かな? と思ったときには 7.1 確認事項 (P.98) で ETERNUS DX ディスクアレイの状態を確認して 7.2 問い合わせ時に必要な情報 (P.104) に従って担当保守員に連絡してください ETERNUS DX ディスクアレイの電源が切断された ETERNUS DX ディスクアレイの電源が入らない READY LED が点灯しない FAULT LED が点灯した FAULT LED が点滅した ネットワークサービスから ETERNUS DX ディスクアレイに接続できない ライセンスキーが登録できない I/O 動作が遅くなった サーバからボリュームが認識されなくなった 7.1 確認事項 ETERNUS DX ディスクアレイの電源が切断された 以下のことを確認してください 問題が解決しない場合は そのままの状態で担当保守員に連絡してください ETERNUS DX ディスクアレイの電源コードが抜けていませんか 電源ユニットの PSU スイッチが OFF( 側 ) になっていませんか サーバの電源が切断されていませんか 電源連動ユニットを使用した電源制御を行っている場合 または RCIL(LAN) 経由でサーバと電源連動している場合は サーバの電源が切断されると ETERNUS DX ディスクアレイの電源も切断されます PMAN による電源制御を行っていませんか PMAN を使用した電源制御を行っている場合は PMAN からの電源切断指示によって ETERNUS DX ディスクアレイの電源が切断されます AC コンセントボックスのメインラインスイッチが OFF( 側 ) になっていませんか 現在停電中ではありませんか 少し前に停電がありませんでしたか ETERNUS DX ディスクアレイの Power Resume 機能が設定されている場合は 復電すると自動的に電源が投入されます 98

99 第 7 章トラブルシューティング 7.1 確認事項 ETERNUS DX ディスクアレイの電源が入らない 以下のことを確認してください 問題が解決しない場合は そのままの状態で担当保守員に連絡してください ETERNUS DX ディスクアレイの電源コードが抜けていませんか 電源ユニットの PSU スイッチが OFF( 側 ) になっていませんか AC コンセントボックスのメインラインスイッチが OFF( 側 ) になっていませんか 現在停電中ではありませんか QSFP ケーブルが抜けていませんか READY LED が点灯しない ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入後 10 分以上たっても READY LED が点灯しない場合は 担当保守員に連絡してください FAULT LED が点灯した ETERNUS Web GUI の総合ステータスの状態や装置メッセージを確認して 必要な対処を行ってください 問題が解決しない場合は そのままの状態で担当保守員に連絡してください ETERNUS CLI で総合ステータスを確認する場合は ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください ETERNUS Web GUI の総合ステータスがの状態になっている - QSFP ケーブルの片方が抜けていないか確認してください 抜けている場合は コネクターを DI ポートに差し込んでください - QSFP ケーブルが接続されているか確認してください 接続されていない場合は 以下の手順で QSFP ケーブルを接続してください 1 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを 4 秒以上押して ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断します QSFP ケーブルが接続されていないドライブエンクロージャは 電源の入ったままの状態になります 2 ドライブエンクロージャの電源が入ったままの状態で QSFP ケーブルを接続します 3 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを押して ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入します 99

100 第 7 章トラブルシューティング 7.1 確認事項 - QSFP ケーブルの (IN) 側と (OUT) 側が誤って接続されていないか確認してください 誤って接続されている場合は 以下の手順で QSF ケーブルを接続し直してください 1 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを 4 秒以上押して ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断したあと AC 電力を切断します 2 QSFPケーブルを接続し直します 3 AC 電力が供給される状態にして ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入します ETERNUS Web GUI の総合ステータスがの状態になっている QSFP ケーブルが正しい順序で接続されているか または QSFP ケーブルの (IN) 側と (OUT) 側が誤って接続されていないか確認してください 正しく接続されていない場合は 以下の手順で QSFP ケーブルを接続し直してください 1 コントローラーエンクロージャの電源スイッチを 4 秒以上押して ETERNUS DX ディスクアレイの電源を切断したあと AC 電力を切断します 2 QSFP ケーブルを接続し直します 3 AC 電力が供給される状態にして ETERNUS DX ディスクアレイの電源を投入します FAULT LED が点滅した ETERNUS Web GUI で総合ステータスの状態や装置メッセージを確認してください 総合ステータスがの状態になっている場合は ETERNUS DX ディスクアレイ内に予防交換が必要な部品があります 各コンポーネントの詳細画面でが付いている部品の詳細情報を確認し 担当保守員に連絡してください ETERNUS CLI で総合ステータスを確認する場合は ETERNUS CLI ユーザーズガイド を参照してください 100

101 第 7 章トラブルシューティング 7.1 確認事項 ネットワークサービスから ETERNUS DX ディスクアレイに接続できない 以下のことを確認してください 問題が解決しない場合は 担当保守員に連絡してください ETERNUS DX ディスクアレイの電源が切断されていませんか LAN ケーブルが抜けていませんか または MASTER LED が点灯していない方のコントローラーの LAN ポートに LAN ケーブルが接続されていませんか LAN スイッチやルータなどのネットワーク機器が故障していませんか またはネットワーク機器の設定に誤りがありませんか ネットワークサービス側の環境設定に誤りはありませんか IP アドレスが間違っていませんか ETERNUS DX ディスクアレイの LAN ポート ( ファイアーウォール ) の設定に誤りはありませんか 問題が解決しない場合は 以下の手順でネットワーク環境設定およびファイアーウォールの設定を工場出荷時のデフォルト値に戻してください 以下に説明する手順を行うと LAN ポートの設定情報 ( ネットワーク環境設定およびファイアーウォール設定 ) がすべて初期化されますので ご注意ください 1 コントローラーエンクロージャのフランジカバーを取り外します 101

102 第 7 章トラブルシューティング 7.1 確認事項 2 ETERNUS DX ディスクアレイを保守作業状態にします ETERNUS DX ディスクアレイに添付のピンで FUNCTION ボタンを 3 秒間押します MAINT/ID LED が緑色に点灯して ETERNUS DX ディスクアレイが保守作業状態になります 3 ピンで FUNCTION ボタンを 3 秒以内に 3 回押します LAN ポートの設定が工場出荷時のデフォルト値に戻り MAINT/ID LED が数秒間緑色に点滅します 4 保守作業状態を終了させます ピンで FUNCTION ボタンを 3 秒間押します MAINT/ID LED が消灯します 5 デフォルトの IP アドレスで ETERNUS Web GUI, ETERNUS CLI に接続して ネットワーク環境およびファイアーウォールを設定し直します 使用するサービス用のプロトコルのファイアーウォール設定は 必ず有効にしてください ETERNUS Web GUI を使用する場合は http または https の接続を有効にしてください 無効にすると ETERNUS Web GUI から ETERNUS DX ディスクアレイにネットワーク接続できなくなります ETERNUS CLI を使用する場合は telnet または SSH の接続を有効にしてください 無効にすると ETERNUS CLI から ETERNUS DX ディスクアレイにネットワーク接続できなくなります ETERNUS DX ディスクアレイに対して ping コマンドを使用する場合は ICMP の接続を有効にしてください 無効にすると ETERNUS DX ディスクアレイに対する ping コマンドに応答しなくなります 監視ソフトウェアなどを使用する場合は Maintenance Secure の接続を有効にしてください 無効にすると 監視ソフトウェアなどから ETERNUS DX ディスクアレイにネットワーク接続できなくなります SNMP マネージャーを使用する場合は SNMP の接続を有効にしてください 無効にすると ETERNUS DX ディスクアレイに対する SNMP アクセスに応答しなくなります RCIL(LAN) 経由でサーバと電源連動を行う場合は RCIL の接続を有効にします 無効にすると サーバとの電源連動が行えなくなります 102

103 第 7 章トラブルシューティング 7.1 確認事項 6 各サービスから ETERNUS DX ディスクアレイに接続できるか確認します 接続できない場合は 担当保守員に連絡してください ライセンスキーが登録できない ライセンスキー発行時に誤ったシリアルナンバーを入力した可能性があります 問題が解決しない場合は 担当営業員に連絡してください ライセンスキーを再発行した場合は 通知メールに記載されている Serial number (ETERNUS DX ディスクアレイのシリアルナンバー ) が正しいかどうかを必ず確認してください I/O 動作が遅くなった 以下の点を確認してください 原因不明の場合は 担当保守員にご相談ください 周囲環境温度条件 ( 動作時 ) を超えていないか確認してください 周囲環境温度条件 ( 動作時 ) を超えると ニアライン SAS ディスクの性能が低下する場合があります ETERNUS Web GUI のコンポーネントの [ 装置状態 ] 画面で各部品のアイコンをクリックして ETERNUS DX ディスクアレイ内の部品に異常が発生していないか確認してください 異常が発生している部品がある場合は 担当保守員に連絡してください パスの状態を確認してください - ETERNUS マルチパスドライバを使用している場合は ETERNUS マルチパスマネージャを起動します パスに異常が発生している場合は ETERNUS マルチパスドライバのマニュアルを参照して必要な対処を行ってください - ETERNUS マルチパスドライバを使用していない場合は 各製品が提供するパス管理ツールを使用して パスの状態を確認し必要な対処を行ってください ETERNUS DX ディスクアレイの負荷状況を確認してください 業務内容に変更が発生するなどして負荷バランスが崩れている場合は 構成や設定を見直してください FC ポートの転送速度の設定を確認してください ETERNUS DX ディスクアレイ側の転送速度が サーバまたは FC スイッチの転送速度と異なっている場合は サーバまたは FC スイッチの転送速度と同じ転送速度に変更してください サーバのコマンドキュー数の設定を確認してください サーバの処理能力に問題がない場合は サーバから適切な I/O 数が発行されるように サーバのコマンドキュー数を調整してください コマンドキュー数については ユーザーズガイドサーバ接続編 を参照してください RAID グループの状態を確認してください リビルド優先度が 高 に設定されている RAID グループで リビルド コピーバックまたはリダンダント コピー中の場合 処理が完了するまで性能が低下することがあります ボリュームのキャッシュパラメーター設定を確認してください 映像配信で使用するボリュームの強制 Prefetch モードが無効になっている場合 性能が低下することがあります 強制 Prefetch モードを有効にし Prefetch Limit 量に最適な値を設定してください なお 映像配信以外で使用するボリュームの強制 Prefetch モードは必ず無効にしてください 103

104 第 7 章トラブルシューティング 7.2 問い合わせ時に必要な情報 サーバからボリュームが認識されなくなった 以下のことを確認してください 問題が解決しない場合は そのままの状態で担当保守員に連絡してください ETERNUS DX ディスクアレイ サーバと ETERNUS DX ディスクアレイを接続するネットワーク機器などの各種装置の状態 電源異常発生の有無を確認してください ETERNUS マルチパスマネージャなどのパス管理ツールを使用して パスに異常が発生していないか確認してください マニュアルなどを参照して 必要な対処を行ってください 7.2 問い合わせ時に必要な情報 トラブル発生時に担当保守員へ連絡する場合は 以下の情報を準備して 保守サービスに応じた担当に連絡してください 保守サービスについては 6.4 保守サービス (P.95) を参照してください ETERNUS DX ディスクアレイのモデル名とシリアルナンバー 装置 ID ラベル ETERNUS Web GUI または ETERNUS CLI で確認できます ID MODEL. SERIAL. ETxxxxx xxxxxxxxxx ETERNUS Web GUI ETERNUS CLI show enclosure-status CLI> show enclosure-status Enclosure View Name [ETERNUS DX90 S2] Model Upgrade Status Model Name Serial Number : [Upgraded] [ETxxxxx] [xxxxxxxxxx] 104

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