R&S ESCI EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザアプリケーションノート 製品 : R&S ESCI このアプリケーションノートでは ローデ シュワルツのソフトウェア クリックレート アナライザについて説明します このソフトウェアを ローデ シュワルツの R&S ESCI EMI テスト レシーバと組み合わせることにより CISPR 16-1 および EN 55014 に従ってクリックレート解析を行い 尖頭値と準尖頭値をリアルタイムでグラフィック表示することができます また 測定後はテスト レポートの表示と印刷が可能です アプリケーションノート S. Gneiting, M. Keller 2005 年 3 月 -1EF22_1J
目次 目次 1 概要... 3 2 ソフトウェアの機能... 4 3 ハードウェアおよびソフトウェア要件... 5 3.1 PC 要件...5 3.2 ソフトウェア要件...5 3.3 測定器要件...5 4 PCと測定器の接続... 6 5 ソフトウェアのインストール... 7 6 ソフトウェアの起動... 8 6.1 クリックレート アナライザの操作...9 6.2 測定パラメータの設定...10 6.3 メインメニューのメニューバーに含まれる機能とオプション...12 6.4 解析およびテスト レポート ウィンドウ...12 7 参考事項... 14 8 追加情報... 15 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 2
概要 1 概要 冷蔵庫 エアコン 洗濯機 タンブラー乾燥機など サーモスタットやソフトウェアで制御される装置では クリック干渉と呼ばれる断続的な電磁干渉が発生します この干渉は散発的に発生するので 連続的な干渉に適用されるものとは異なるリミット値が適用されます クリックレート解析には 国際無線障害特別委員会の CISPR 14-1 規格 および CISPR 14-1 に基づいた欧州規格 EN 55014-1 で適用されます これらの規格は 電気製品や電子製品のメーカーに対し クリックの時間 反復頻度 およびレベルを測定することによって クリックレート解析を行うよう求めています これらの要求を満たすためにローデ シュワルツでは R&S ESCI EMI テスト レシーバと組み合わせて使用する Windows ベースのクリックレート解析用アプリケーション ソフトウェア ( クリックレート アナライザ ) を無料で提供しています このソフトウェアを使用すると 規格に準拠したクリックレート解析を自動で行うことができます R&S ESCI は時間領域で解析を行い 各測定値に対する観測時間を選択することができます 検波器はデジタルなので測定値は時間ギャップなしでメモリに保存され そこから個別に呼び出して解析を行うことが可能です 時間領域解析では 検波器 1 つあたり 144 万の測定値をメモリに保存できます 測定値あたりの測定時間は 5 ms で メモリは 家庭用機器の全プログラムの尖頭値と準尖頭値を記録できるだけの十分な長さを有しています 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 3
ソフトウェアの機能 2 ソフトウェアの機能 クリックレート アナライザは Windows ベースの PC で使用可能な無料のアプリケーション ソフトウェアです R&S ESCI の IEC/IEEE バスまたは LAN インタフェース (R&S FSP- B16 のオプション ) を経由して測定中に尖頭値と準尖頭値のレベルがコントローラへ送られ 500 µs の時間分解能で読み取られます 測定されたクリックの評価は自動的に行なわれます 測定値の解析はリアルタイムで行われ クリックレート クリック回数 限度値の上昇などの重要な結果は すべて 1 秒ごとに更新されます ( 限度値はクリック回数によって変化します ) また テスト結果は詳細なテスト レポートの形で文書化されます このレポートには 統計的な情報や 規格に指定された例外が使われたかどうかに関する情報が含まれています さらに クリックレート アナライザは合否に関する判定 (PASSED または FAILED) を出力します これは 被測定物 (DUT) が規格に適合しているかどうかを示します コントローラにより個々の測定値がすべて保存され その値を後から解析で使用することができます クリックレート アナライザ ソフトウェアには 次のような機能と特長があります CISPR 14-1 と EN 55014-1 に適合 VISA(Virtual Instrument Software Architecture) 汎用インタフェースを使用し LAN または IEC/IEEE バス インタフェース経由で R&S ESCI との通信が可能 測定値をリアルタイムでグラフィック表示 500 µs の時間分解能で尖頭値レベルと準尖頭値レベルを測定 150 khz 500 khz 1.4 MHz 30 MHz およびユーザ選択周波数で 規格に従ってクリックレート解析を実施 カーソル ボタンによってグラフ上の個々のクリック イベントを表示 測定中にクリック イベントのマーキングが可能 クリック回数およびクリックレートの計算を記録 規格に定める例外を許容 詳細なテスト レポートを作成してプリンタで印刷可能 測定値を電子的に記録 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 4
ハードウェアおよびソフトウェア要件 3 ハードウェアおよびソフトウェア要件 3.1 PC 要件 推奨システム構成は次の通りです オペレーティング システム : Microsoft Windows 2000/XP PC 要件 : Pentium II 450 MHz 以上 128 MB RAM ソフトウェア インストール用のハードディスク空き容量 12 MB 結果保存用のハードディスク空き容量 350 MB(2 時間の測定セッション ) IEC/IEEE バス インタフェース : IEEE カードまたは LAN インタフェース 3.2 ソフトウェア要件 GPIB および LAN 制御用に NI VISA が必要です National Instruments の GPIB コントローラ (AT-GPIB PCI-GPIB または PCMCIA-GPIB) を使用する場合は NI VISA のランタイム バージョンを無料で入手できます LAN 制御用に NI のハードウェアまたはソフトウェア ( LabWindows/CVI または LabVIEW ) がインストールされていない場合は National Instruments のライセンス規則にご注意ください ( 詳細は http://www.ni.com を参照 ) NI VISA 3.2 NI GPIB 2.10 RSIB Passport 1.4 GPIB X X LAN X X LAN 制御には ローデ シュワルツの RSIB Passport ソフトウェアが必要です このソフトウェアは ローデ シュワルツのアプリケーションノート 1EF47( 最新版は http://www.rohdeschwarz.com を参照 ) に付属しており ローデ シュワルツのホームページからダウンロードできます 3.3 測定器要件 このプログラムは R&S ESCI EMI テスト レシーバ ( ファームウェア バージョンは 3.32 SP3 以降 ) 向けに開発されましたが 他のモデルでも使用可能です R&S ESCI R&S ESU R&S ESR( 近日対応予定 ) 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 5
PC と測定器の接続 4 PC と測定器の接続 クリックレート アナライザをインストールした PC と R&S ESCI を IEC/IEEE バスまたは LAN インタフェース経由で接続します R&S ENV216 2 線式 V ネットワークなどの擬似電源回路網を介して R&S ESCI の RF 入力に DUT( 洗濯機や冷蔵庫など ) を接続します 図 1: DUT で発生した RFI 電圧は DUT と測定器の間に接続された擬似電源回路網によって取り出されます コントローラとなる PC は VISA(Virtual Instrument Software Architecture) 汎用インタフェース経由で R&S ESCI のアドレスを指定し VISA インタフェースは複数のインタフェース (IEC/IEEE バスや LAN など ) をサポートします VISA は標準化されたソフトウェア インタフェース ライブラリで 測定器との通信用の入出力機能を提供します これにより GPIB(IEC/IEEE) インタフェースや RSIB(LAN) インタフェースを使った接続が可能になります ただし コントローラに VISA ドライバがインストールされている必要があります さらに LAN インタフェース経由で測定を行うには ローデ シュワルツの RSIB Passport ソフトウェアがコントローラにインストールされている必要があります RSIB Passport ソフトウェアはローデ シュワルツのアプリケーションノート 1EF47( 最新版は http://www.rohde-schwarz.com を参照 ) に付属しており ローデ シュワルツのホームページからダウンロードできます このソフトウェアがインストールされていれば ローデ シュワルツの測定装置において VISA 汎用インタフェース ベースで LAN インタフェースを使用できます 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 6
ソフトウェアのインストール 5 ソフトウェアのインストール ClickRateAnalyzer.exe は自己解凍型の圧縮ファイルで 以下のファイルが含まれています Setup.exe Setup.lst ClickR1.cab ClickR2.cab ClickR3.cab クリックレート アナライザをインストールするには Setup.exe ファイルをダブルクリックします 起動したインストール ウィザードの指示に従って作業を進めてください まず ソフトウェアをインストールするディレクトリを選択します クリックレート アナライザをインストールするには 約 12 MB のハードディスク容量が必要です このウィザードは コントローラの スタート -> すべてのプログラム メニューにクリックレート アナライザのエントリを追加します インストールに必要なパラメータは他にありません クリックレート アナライザをアンインストールするには Windows の コントロールパネル にある プログラムの追加と削除 を使用します 注意 : クリックレート アナライザをアンインストールすると プログラム ファイルだけではなく クリックレート アナライザがインストールされているディレクトリも完全に削除されます このため アンインストールを行う前に このディレクトリに含まれる他のファイルやサブディレクトリをバックアップすることをお勧めします 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 7
ソフトウェアの起動 6 ソフトウェアの起動 ソフトウェアを起動するには Windows の スタート メニューの プログラム サブメニューから Click Rate Analyzer を選択します 図 2: VISA アドレスを入力するためのインタフェース ウィンドウ インタフェース ウィンドウはソフトウェアが起動すると自動的に表示され テスト レシーバの VISA アドレスの入力を促すメッセージが表示されます アドレスを入力して Start ボタンをクリックすると コントローラと測定器の接続が確立されます 接続が正常にセットアップされると 測定ウィンドウが表示されます 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 8
ソフトウェアの起動 6.1 クリックレート アナライザの操作 測定ウィンドウの中心となる要素はグラフィック ディスプレイで ここに尖頭値と準尖頭値の特性が表示されます ディスプレイの右側には 解析制御と測定設定のボタンが 5 個あります 図 3: 測定ウィンドウ Start と表示された一番上のボタンを押すと 前回使用時にアクティブであったパラメータ設定で測定が開始されます プログラム起動後の初めての測定では 変更しない限り デフォルト設定が使用されます デフォルト設定の内容は以下の通りです 時間 : 1 分 周波数 : 150 khz 限度値 : 60 dbµv RF 減衰 : 10 db 測定時間 : 500 µs チェックボックスはすべて無効になっています 測定時間がまだ終了していない場合は Stop ボタンをクリックすると測定が停止し Continue ボタンをクリックすると再開されます Settings をクリックすると 測定パラメータ設定用の入力ウィンドウがアクティブになります ( 測定パラメータの設定 を参照 ) 測定を停止した場合や測定が完了した場合は Start Analysis をクリックすると測定を開始できます 現在の測定値は グラフィック ディスプレイの下に表示されます Remaining Time は測定終了までの残り時間を Frequency は測定中の周波数設定を示しています 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 9
ソフトウェアの起動 Counted Clicks フィールドには 記録されたクリック数と現在のクリックレートが表示されます クリックレートは 1 秒ごとに計算されます Continuous Disturbances フィールドには 記録された連続妨害の周期数が表示されます Live Analysis (Approx.) には 1 秒ごとに計算される Lq の値と Lq を超えるクリック数が表示されます 6.2 測定パラメータの設定 Settings ボタンをクリックすると新しいウィンドウが表示され そこで測定パラメータを設定することができます 図 4: 測定パラメータの入力ウィンドウ ウィンドウの上部では 測定の周波数と時間を定義できます 周波数は 規格に定められている 4 種類 (150 khz 500 khz 1.4 MHz および 30 MHz) 以外にも選択できます ユーザ定義周波数も入力できるので 柔軟な設定が可能です Limit of continuous disturbance (dbµv) には 連続妨害の限度値を入力します Use Table ボタンをクリックすると 別のウィンドウが開きます このウィンドウを使用すると限度値が自動的に計算されるため 簡単に設定できます 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 10
ソフトウェアの起動 図 5: 限度値決定用のウィンドウ Limit ウィンドウの左側にある選択ボックスから周波数を選択します Type の下の部分では DUT のタイプや特性を選択します OK をクリックすると設定が確定し 計算された限度値が設定ウィンドウに転送されます 設定を破棄するには Cancel をクリックしてください いずれの場合も 測定パラメータ設定用の入力ウィンドウに戻ります 設定ウィンドウの下半分には複数のオプションが配置されており 各ボックスにチェックマークを入れることでオンにできます 下に配置された それぞれに対応する入力フィールドに値を入力できるのは これらのオプションがオンの場合に限られます Calculate click rate using switching cycles オプションをオンにすると クリックレートの計算に新たな要素 f が追加されます この要素は EN 55014-1 規格の付録 A に規定されている特殊なケースに関係するものです Change standard RF Attenuation オプションを使用すると 指定された 25 db の標準減衰を変更できます 測定値あたりの測定時間は Meas. Time (µs) で設定します このパラメータのデフォルト値は 500 µs で これは規格に従った値です 注 :500 µs の標準測定時間を変更すると その測定は規格に適合したものではなくなります ソフトウェアにより 測定開始前にすべての設定がチェックされます すべての設定が正しい値になっていない限り 測定は開始されません 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 11
ソフトウェアの起動 6.3 メインメニューのメニューバーに含まれる機能とオプション メインメニューのメニューバーには複数の追加機能があります File: File メニューは Load Save Quit オプションで構成されています Save は 測定セッションの結果をテキスト ファイルとしてコントローラのハードディスクに保存します Load は保存された測定セッションの結果を呼び出しますが 呼び出せるのは測定が行われていない場合に限られます Quit は クリックレート アナライザを終了します Measurement: Measurement メニューは 測定ウィンドウのグラフィック ディスプレイ右側に配置されたボタンと同じ機能で構成されています Print: Print メニューを使用すると Windows のデフォルト プリンタにテスト レポートを出力できます Print test report メニュー項目を選択すると テスト レポート ウィンドウが開きます 6.4 解析およびテスト レポート ウィンドウ 測定が完了すると 測定ウィンドウの右下にカーソル ボタンが表示されます これらのボタンを使用して グラフ上の個々のクリック イベントを表示することができます レポート ウィンドウは 測定と解析の終了後に Print -> Print test report を選択するとアクティブになります 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 12
ソフトウェアの起動 図 6: テスト レポート ウィンドウ テスト レポート ウィンドウには関連するすべての測定結果の概要が表示され 会社名 DUT の型式 ユーザ名 ユーザが選択可能なコメント 動作条件などを入力できます テスト レポートを印刷するときは 測定内容を容易に識別できるように 以上の情報がすべてのページに印刷されます テスト レポート ウィンドウの左半分には 記録された妨害に関する情報が表示されます これにはクリック数が含まれますが これは その時間に応じて 3 つのグループに分類されます (<10 ms 10~20 ms >20 ms) また 計算された限度値を超えるクリック数と 記録された合計クリック数に対するその比率 (%) も含まれるほか 連続妨害の数もリストされます さらにテスト レポートには 測定中にオーバーロード状態が発生したかどうかと この状態によって測定が無効になったかどうかも示されます テスト レポート ウィンドウの右半分には測定の周波数と時間の他に クリックレート 古い限度値 (L) および新しい限度値 (Lq) が表示されます さらに テスト レポートには 規格の仕様がどのようなものかに従い 規格によって認められた例外が測定に使用されたかどうかも示されます 最後に全体的な結果が示されます 緑色で PASSED! と表示されている場合は規格に適合していることを示し 赤で FAILED! と表示されている場合は規格に適合していないことを示します さらに Print clicks 機能を使用すれば 記録されたすべてのクリック イベントのグラフを印刷できます 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 13
参考事項 7 参考事項 このプログラムは CISPR16-1 および EN 55014 規格に基づいています 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 14
追加情報 8 追加情報 このアプリケーションノートに関しましてご意見やご提案がございましたら 以下のアドレスまでご連絡ください TM-Applications@rohde-schwarz.com 1EE22_1J ローデ シュワルツ R&S EMI テスト レシーバ用クリックレート アナライザ 15
ローデ シュワルツについてローデ シュワルツ グループ ( 本社 : ドイツ ミュンヘン ) は エレクトロニクス分野に特化し 電子計測 放送 無線通信の監視 探知および高品質な通信システムなどで世界をリードしています 75 年以上前に創業し 世界 70 カ国以上で販売と保守 修理を展開している会社です ローデ シュワルツ ジャパン株式会社本社 / 東京オフィス 160-0023 東京都新宿区西新宿 7-20-1 住友不動産西新宿ビル 27 階 TEL:03-5925-1288/1287 FAX:03-5925-1290/1285 神奈川オフィス 222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜 2-8-12 Attend on Tower 16 階 TEL:045-477-3570 ( 代 ) FAX:045-471-7678 大阪オフィス 564-0063 大阪府吹田市江坂町 1-23-20 TEK 第 2 ビル 8 階 TEL:06-6310-9651 ( 代 ) FAX:06-6330-9651 サービスセンター 330-0075 埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷 4-2-11 さくら浦和ビル 4 階 TEL:048-829-8061 FAX:048-822-3156 E-mail: info.rsjp@rohde-schwarz.com http://www.rohde-schwarz.co.jp/ このアプリケーションノートと付属のプログラムは ローデ シュワルツのウェブサイトのダウンロード エリアに記載されている諸条件に従ってのみ使用することができます 掲載されている記事 図表などの無断転載を禁止します おことわりなしに掲載内容の一部を変更させていただくことがあります あらかじめご了承ください ローデ シュワルツ ジャパン株式会社 160-0023 東京都新宿区西新宿 7-20-1 住友不動産西新宿ビル 27 階 TEL:03-5925-1288/1287 FAX:03-5925-1290/1285 www.rohde-schwarz.co.jp