Oracle Business Intelligence Standard Edition One のインストール 第 1 版 作成日 :2007 年 7 月 31 日 更新日 :2007 年 7 月 31 日
目次 はじめに... 3 Ⅰ. インストール作業... 4 Ⅱ. 起動状況の確認... 8 Ⅱ-1. Oracle BI Administration Tool の起動... 8 Ⅱ-2. Oracle BI Interactive Dashboard の起動...10 << 補足 :OC4Jの実行について >>...12 2
はじめに Oracle Business Intelligence Standard Edition One( 以下 Oracle BI SE1) をインストールすると 自動的に以下のコンポーネントがインストールされます データベースが自動的にセットアップされるため HDD 領域が 6GB 必要 推奨メモリー容量が 2.5GB( 最少 1.5GB) となっていることにご注意ください Oracle BI Server Oracle BI Server Administrator Oracle BI Answers Oracle BI Interactive Dashboards Oracle BI Publisher Oracle Database Standard Edition One Oracle Warehouse Builder(Core ETL) 参考 : Oracle Business Intelligence Standard Edition One Installation Guide( 英語 ) http://download.oracle.com/docs/cd/e10352_01/doc/bi.1013/e10270/toc.htm ( 注 ) Oracle BI SE1 のサーバー OS としては Windows XP はサポートされていません ただしこのチュートリア ルは Windows XP でもお試しいただけますので 本書では Windows XP で実施した場合の手順として まとめています 3
Ⅰ. インストール作業 1. DVD のルート ディレクトリで setup.exe をダブル クリックしてインストーラを起動します 2. インストーラが起動したら インストールディレクトリを指定して 次へ をクリックします フォルダパスに全角文字が含まれている場合 MS932 のエラーが発生してインストーラが起動しない可 能性があります フォルダを全角文字の含まれないパスに移動して再度実行してください 3. DB の管理者ユーザーのパスワードを設定して 次へ をクリック 検証機の場合 特に問題がなければ bise1 等わかりやすいパスワードの設定をお薦めします 4
4. インストール サマリーが表示されます この画面にて インストール をクリックします 5. 製品固有の前提条件のチェック 画面で インストールの要件がすべて満たされた環境であることを確認し てください 警告が出た場合は 下に表示されている詳細情報を確認の上 項目のチェックボックスにチェッ クを入れてください 6. 次へ をクリックすると インストールが開始します 5
7. インストールの途中で Microsoft.NET Framework 2.0 セットアップ画面が表示された場合は ウィザー ドに従い インストールします 8. インストールが完了すると インストールの終了 画面が表示されます 9. 終了 をクリックすると インストール ウィザードが閉じます 10. インストールしたマシンを再起動します インストールしたマシンを再起動したら Oracle BI Standard Edition One によって 必要なサービスがすべて起動します さらに Oracle Containers for Java が Oracle BI Presentation Services および Oracle BI Publisher を実行するためのコマンド ウィンドウが起動します このコマンド ウィンドウは閉じないでください 6
11. 次のサービスが起動したことを確認します Oracle BI Java Host Oracle BI Presentation Services Oracle BI Server OracleBISE1_DatabaseTNSListener OracleDBConsolebise1d OracleServiceBISE1DB これらのサービスのいずれかが起動していない場合は Windows の サービス ダイアログを使用して そのサービスを起動します これで インストール作業は終了です Oracle BI SE One を使用する準備は整いました 7
Ⅱ. 起動状況の確認インストールが正常に終了すると デモサンプルを利用して Oracle BI Dashboard 等を起動して確認することができます ここでは Oracle BI Administration Tool と Oracle BI Interactive Dashboard が正常に動作するかを デモサンプルを起動することで確認していみます Ⅱ-1. Oracle BI Administration Tool の起動 1. Windows のスタートメニューより Oracle Business Intelligence Administration を選択して起動しま す 2. Oracle BI Administration Tool が起動されます File Open Offline を選択し bise1.rpd を選択 します ( 注 ) BI Server 等が起動した状態にて OFFLINE にてレポジトリを開くと 読み取り専用で開きますか? と 聞いてくる場合があるので その場合は Read Only で開いてください ここでは Administrator Tool が正常に起動してレポジトリの内容が正常に表示されることのみ確認します 8
3. ユーザー ID とパスワードを要求されるので 両方とも Administrator と入力して開いてください 4. bise1.rpd の内容が画面に表示されます 確認後 Administrator Tool を終了してください 9
Ⅱ-2. Oracle BI Interactive Dashboard の起動 1. Oracle BI Interactive Dashboard を利用するには いくつかのプロセス (Windows のサービス ) が起動し ている必要があります 利用するために必要なサービス プロセスは 以下の通りです - Oracle Containers for Java ( コマンド ウィンドウ ) - Oracle BI Java Host - Oracle BI Presentation Server - Oracle BI Server 2. Oracle Containers for Java ( コマンド ウィンドウ ) が起動していない場合は Windows のスタートメニュ ーより起動してください 3. その他のサービスは Windows の サービス より 起動してください 10
4. デフォルトで設定されている OC4J の HTTP ポートは 9704 になります 以下の URL にアクセスし ユー ザー ID とパスワードの双方に bise1.rpd の時と同様に Administrator を入力後 ログイン をクリックしてくだ さい URL: http://localhost:9704/analytics/saw.dll?dashboard 5. 正常にログインできると デモサンプル bise1rpd のダッシュボードの画面が表示されます ダッシュボード画面でグラフ等が表示されない場合 Acrobat Flash Player( バージョン 7.0 以上 ) をインストールす る必要があります 11
<< 補足 1:OC4Jの実行について >> BI SE One インストール後 ログイン時に毎回 Start OC4J が実行されます 自動的に実行されないようにするためには 以下の手順を実施します この場合 BI EE を使用する際は必ずスタートメニューから OC4J を実行する必要があることにご注意ください 1. スタートメニューの ファイル名を指定して実行 で msconfig を実行します 2. スタートアップ タブの oc4j のチェックを外します << 補足 2:Oracle Workflowへの言語の追加 >> 日本語のインストール環境で Oracle Warehouse Builder(ETL ツール ) でプロセスフローの作成及び配布 実行を行う場合は Oracle Workflow に対して 日本語言語の追加インストールが必要となります Oracle Warehouse Builder を利用する場合は 以下の追加手順を実施して下さい 12
3. スタートメニューより Oracle - BISE1_Database Configration and Migration Tools Workflow Configration Assistant を実行します 4. Oracle Workflow コンフィグレーション アシスタント画面に以下の情報を入力します インストールオプション: 言語の追加 ワークフロー アカウント: 登録済みのアカウント (owf_mgr) を入力 ワークフロー パスワード登録済みのパスワード(*1) を入力 SYS パスワード :SYS のパスワード (*1) を入力 TNS 接続ディスリプタ : HOST:PORT:SERVICE_NAME のフォーマットで入力 ( 例 :localhost:1521:bise1db) LDAP パラメータ : チェック不要 メーラーパラメータ: チェック不要 表領域の変更: チェック不要 言語の選択: JA を選択して下さい (*1)Ⅱ. インストール作業 2. DB の管理者ユーザのパスワード設定で登録したパスワード bise1 13
入力後 送信ボタンを押して下さい 14
5. 構成終了後 Workflow コンフィグレーションアシスタント画面より 以下のメッセージが表示されます OK ボタンを押し終了します 15