第 章 カメラとパソコンを接続する この章では カメラとパソコン間でファイルのやりとりを行うために USB ケーブルを使って接続する方法について説明します USB ケーブルを接続する 2 Windows 接続をはじめる前に以下のことを確認してください USB ドライバーが正しくインストールされている必要があります P.11 ソフトウェアのインストール お使いのパソコンに USB ポートが標準で装備され パソコンメーカーが USB ポートの動作を保証している必要があります カメラ本体とパソコンを USB ケーブルで接続する 次の手順で接続を行います 1 パソコンの電源を入れる Windows のデスクトップ画面が表示されます 2 カメラの電源が切れていることを確認し カメラに AC アダプターを接続する USB ケーブルをカメラの DIGITAL(USB) 端子とパソコンの USB ポートに接続する 接続中に電源が切れるとカメラやパソコンに障害を与えるおそれがあるため カメラをバッテリーで使用するのはなるべく避け カメラに AC アダプター ( 別売 ) を接続してお使いください 2 カメラとパソコンを接続する 4 カメラの電源を入れるパソコンとの接続待ち状態になります P.21 Caplio Utility を起動する 19
左右のボタンをしっかり押さずにコネクターを引き抜いたり ケーブルの部分のみを強く引っぱったりすると カメラからコネクターがはずれなくなることがありますので 注意してください USB ケーブルを取り外す USB ケーブルを取り外すときは USB ケーブルのコネクターにある左右のつまみをしっかり押し ロックを解除してから取り外してください 1 カメラの電源を切る 2 USB ケーブルのコネクターにある左右のつまみを押し ロックを解除して取り外す 20
第 章 Caplio Utility を使う この章では Caplio Utility の使い方を説明します Caplio Utility ( キャプリオユーティリティー ) を使うと カメラのファイルをパソコンへ保存したり パソコンに保存されているカメラのファイルをカメラへ転送したりできます Caplio Utility の起動と終了 Caplio Utility の起動と終了の操作を説明します Caplio Utility を起動する スタートメニューから次の操作で起動します 1 Windows のタスクバーの [ スタート ] をクリックする 2 [ プログラム ] [Caplio RR1 Software] をポイントし [Caplio Utility] をクリックする Windows Caplio Utility Caplio Utility が起動し デスクトップに表示されます 21
Caplio Utility を終了する 終了するには 次のように操作します 1 Caplio Utility のをクリックする Caplio Utility ウィンドウが閉じます Caplio Utility のボタンの機能 Caplio Utility ウィンドウの各ボタンは次のような機能を持っています 接続されたカメラ内のファイルをパソコンに保存します P.22 カメラ内のファイルをパソコンに保存する パソコンに保存されたカメラのファイルをカメラのメディアに書き込みます P.25 パソコンに保存したファイルをカメラに転送する Caplio Utility を終了します P.22 Caplio Utility を終了する カメラ内のファイルをパソコンに保存する ( カメラ パソコン ) カメラに記録されている画像 音声 動画ファイルをパソコンの指定したフォルダに保存します カメラとパソコンが正しく接続されていることを確認してから操作してください 保存されるファイルのファイル名は 上書きしないように連番のファイ名が付けられ 指定されたフォルダ内に追加保存されます カメラをバッテリーで使用するのはなるべく避け AC アダプター ( 別売り ) を接続してお使いください カメラの電源が入っているときやデータ通信中に AC アダプター ( 別売り ) USB ケーブルを抜き差ししないでください カメラやパソコン本体に障害を与える恐れがあります 22
カメラで記録されたファイル形式は パソコンに保存して確認すると次のようになります 静止画ファイル :Exif2.1(*.JGP) 非圧縮ファイル :TIFF-YUV (*.TIF) 文字ファイル :TIFF-MMR(*.TIF) 動画ファイル : AVI(*.AVI) 音声ファイル :WAV(*.WAV) [ カメラからコピー ] ボタンで保存する Caplio Utility の [ カメラからコピー ] ボタンを使って カメラ内のファイルをパソコンに保存します 1 カメラとパソコンが正しく接続されていることを確認する P.19 カメラとパソコンを接続する 2 Caplio Utility の カメラからコピー をクリックするファイル選択ウィンドウが表示されます ファイルの保存されているメモリーを指定しますメモリー : 内蔵メモリーカード : スマートメディア 全選択 : ファイルをすべて選択します全解除 : 選択をすべて解除します 保存されているファイル数が表示されます 選択画像コピー : ファイルを保存します終了 : ファイル選択ウィンドウを閉じます 音声ファイル 動画ファイルを指定した場合 このボタンを押すとカメラで音声 動画ファイルが再生されます 指定したファイルに設定されているメモを表示します メモ入力ボタンを押して入力 変更することも可能です Windows Caplio Utility 2
文字ファイル 音声ファイルは アイコンで表示されます 保存するファイルを選択する保存したいファイルの登録されているメモリーを選択し サムネイルをクリックしてファイルを指定します 複数の画像を選択する場合には 以下の表のような操作で選択します 操作 Shift キーを押しながら選択する範囲をクリック Ctrl キーを押しながらサムネイルをクリック全選択ボタンを押す 全解除ボタンを押す ファイル選択結果 範囲内の画像を一度に選択される ファイルを 1 つずつ複数選択される メモリーに保存されているカメラのファイルをすべて選択される ファイルの選択はすべて解除される 4 [ 選択画像をコピー ] ボタンを押す保存先を選択するウィンドウが表示されます 5 ファイルを保存するドライブ フォルダを選択する フォルダを指定 指定した場所にファイルを保存 ドライブを指定 チェックを付けると 保存した後にカメラからファイルを削除する 6 [OK] ボタンをクリックする指定した場所にファイルが保存されます 24
パソコンに保存したファイルをカメラに転送する ( パソコン カメラ ) パソコンに保存されているカメラで記録したファイルをカメラに転送します カメラとパソコンが正しく接続されていることを確認してから操作してください [ カメラにコピー ] ボタンで転送する パソコン内のファイルをカメラに転送するには 次のよな操作で行います 1 カメラとパソコンが正しく接続されていることを確認する P.19 カメラ本体とパソコンを USB ケーブルで接続する 2 Caplio Utility の [ カメラにコピー ] ボタンをクリックするファイル選択ダイアログが表示されます 転送するファイルのあるドライブ フォルダを選択する [ ファイル選択 ] ダイアログ 選択可能ファイルは EXIF ファイル (*.JPG) カメラで記録した音声ファイル (*.WAV) と動画ファイル (*.AVI) です Windows Caplio Utility 25
4 ファイル一覧から転送するファイルを選択する ファイルの種類 から種類を選択すると 選択された種類のファイルが一覧に表示されます 4 2 1 1 ドライブ転送するファイルのあるドライブを選択します 2 フォルダ転送するファイルのあるフォルダを選択します ファイルの種類ファイルの種類を選択すると 選択した種類のファイルだけをダイアログに表示します 4 ファイル一覧指定したフォルダ内の転送可能なファイル名が一覧表示されます 転送するファイルを指定します 5 [ コピー実行 ] ボタンをクリックするファイルがカメラに転送されます 26
その他の機能 撮影者情報の表示と設定 ( カメラプロパティ ) USB ケーブルで接続されているカメラに撮影者名を設定します 1 Caplio Utility のアイコンをクリックするメニューにカメラプロパティが表示されます 2 カメラプロパティを選択する [ カメラプロパティ ] ダイアログが表示され撮影者の名前を ASCII 文字で 17 文字まで入力できます 設定された撮影者名は記録するファイルに撮影者情報として付加されます ファイルに記録された撮影者名は ImageTouch で確認できます Windows Caplio Utility P.28 ASCII 文字について ImageTouch for Windows 第 章の ファイルの付属情報の表示を変える 撮影者の名前を確認し [OK] を選択する撮影者名が設定されました 27
パソコンに保存されたファイルのメモは ImageTouch の [ ファイル ]-[ プロパティ ] -[ カメラメモ ] で確認できます メモ入力 画像にメモを入力することができます 1 Caplio Utility の [ カメラからコピー ] ボタンをクリックファイル選択ウィンドウが表示されます 2 1 ファイルを指定した状態で [ 表示画像にメモ入力 ] ボタンを押すメモ入力ダイアログが表示されます メモを入力する指定したファイルに メモは全角で 10 文字 半角で 20 文字まで設定できます 4 [OK] を選択する画像にメモが入力されました ASCII 文字について異なるコンピューター同士でも通信やデータ交換ができるよう コンピューターの共通の文字として定められたものの 1 つが ASCII 文字です ASCII 文字は A ~ Z a ~ z の大小の英文字 0 ~ 9 の数字 + - * / $ % &! などの特殊記号のほか 改行や水平タブなどの制御情報のためのコードが含まれます 英語用の規格なので全角の英数字やひらがな カタカナは含まれていません ASCII 文字は ほとんどのパソコンで使用されていますので ASCII 文字を使うと 他のパソコンと容易にデータのやり取りをすることができます 28