ヘアドライヤー電源コードに関する危険

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ヘアドライヤー電源コードに関する危険 平成 23 年 5 月 東京都生活文化局消費生活部生活安全課

X

(2) 相談内容

(3) 具体的な相談事例 相談受付年月年齢 性別分類相談事例 4 年前に購入し コードが折れると危ないと知っていたので巻きつけてはいなかった ところが 突然パチンと音がして本体とコードの接続部から火花が出て コードが焼け落ちた

(1) 調査方法 _ 10 歳代 20 歳代 30 歳代 40 歳代 50 歳代以上 合計 男性 人数 2 34 109 121 108 374 性別 % 1% 9% 29% 32% 29% 100% 女性 人数 8 85 246 206 111 656 % 1% 13% 38% 31% 17% 100% 全体 人数 10 119 355 327 219 1030 % 1% 12% 34% 32% 21% 100% (2) 調査内容及び調査結果

A1 ヘアドライヤー種類別保有数 結果 ヘアアイロン 229 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 364 ヘアドライヤー 925 0 200 400 600 800 1000 人数 種類別 ヘアドライヤー ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) ヘアアイロン 合計 回答数 925 364 229 1,518 割 合 61% 24% 15% 100%

A2 ヘアドライヤーの使用頻度 結果 ヘアアイロン 33 44 36 27 35 52 227 ほぼ毎日週 2~3 回 週 1 回程度 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 192 57 23 17 50 364 月数回月 1 回程度使用していない 25 2311 ヘアドライヤー 641 184 29 39 927 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 ほぼ毎日週 2~3 回週 1 回程度月数回月 1 回程度 使用していない 合計 ヘアドライヤー 641 184 29 39 23 11 927 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 192 57 23 25 17 50 364 ヘアアイロン 33 44 36 27 35 52 227 合計 866 285 88 91 75 113 1518

A4 ヘアドライヤー収納 保管方法 結果 ヘアアイロン ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 15 10 51 35 45 177 21 12 93 38 59 75 37 314 本体に巻きつけている柄 ( 持つところ ) に巻きつけているたらした形にしているゆるやかに折っているバンドなどで束ねているその他 27 ヘアドライヤー 345 54 180 204 106 916 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 その他バンドなどで束ねているゆるやかに折っているたらした形にしている柄に巻きつけている本体に巻きつけている 49 10 12 27 45 37 35 75 21 59 106 107 15 38 54 51 93 188 180 204 260 0 100 200 300 400 500 600 314 345 合計ヘアアイロンヘアドライヤー ( ブラシ付 ) ヘアドライヤー 489

A5 電源コードの取扱い 44 合計 1167 198 1409 177 ヘアアイロン 145 2 30 314 プラグを持って抜くことが多い電源コードを持って抜くことが多い その他 5 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 264 45 918 37 ヘアドライヤー 758 123 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 プラグを持って抜くことが多い 電源コードを持って抜くことが多い その他 合計 ヘアドライヤー 758 123 37 918 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 264 45 5 314 ヘアアイロン 145 30 2 177 合計 1167 198 44 1409 注 109 人は無回答 その他の内訳さしっぱなしどちらもある気にしたことないコードレス合計 ヘアドライヤー 33 3 1 0 37 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 5 0 0 0 5 ヘアアイロン 0 0 1 1 2 合計 38 3 2 1 44

A6 事故経験 _ 全体 ( 複数回答 ) 結果 事故概要別 その他 18 10 1 吸気側にたまった埃に着火 発煙 24 4 1 吸気側に髪の毛が吸い込まれ髪の毛が燃えた煙が出たその他 4 2 1 133 35 1 送風口から煙が出た内部から煙が出たコンセント部分から煙が出たコードの付け根から煙が出た 1 9 29 3 1 43 11 10 2 ヘアドライヤーヘアドライヤー ( ブラシ付 ) ヘアアイロン 発火したその他 0 送風口が発火 12 3 内部が発火 9 1 コンセント部分が発火 0 コードの付け根が発火 3 火花その他送風口から火花内部から火花コンセント部分から火花コードの付け根から火花 6 1 32 30 77 61 8 4 6 2 14 3 19 2 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 ドライヤー種別 コードの付け根から火花 コンセント部分から火花 内部から火花 送風口から火花 火花その他 コードの付け根が発火 コンセント部分が発火 内部が発火 発火し送風口が発火 たその他 コードのコンセン付け根ト部分から煙から煙が出たが出た 内部から煙が出た 送風口から煙が出た 吸気側に髪の 吸気側 煙が出 毛が吸 にたまっ たそのい込ま他 た埃に その他 れ髪の毛が燃えた 着火 発煙 事故の経験は合計ない ヘアドライヤー 30 32 61 77 6 3 0 9 12 0 9 1 29 43 4 133 24 18 616 1107 ヘアドライヤー ( ブラシ付 ) 6 8 14 19 1 0 0 0 3 0 3 0 11 10 2 35 4 10 229 355 ヘアアイロン 2 4 3 2 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 1 1 1 1 162 181 合計 38 44 78 98 7 3 0 10 15 0 13 1 40 55 7 169 29 29 1007 1643 その他内訳 持ち手が熱くなる ブラシが熱くなる 焦げ臭い内部においが異常高温する 異音がする 温風 冷風の切り替え異常 機器の破損 電源が入らないことがある コメントなし 合計 ドライヤー 1 0 0 9 1 2 2 0 3 18 ドライヤー ( ブラシ付 ) 1 1 1 2 0 0 0 1 4 10 ヘアアイロン 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 合計 2 1 1 11 1 2 2 1 8 29

(1) 回収品の条件 (2) 回収の方法 (3) 回収品の数 (4) 回収品の外観調査 52

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 1 12A 125ⅴ 160 有 根元 有 根元 D ヘアアイロン スイッチ入切不具合コードが熱くなる異臭 異音 ( コードの付根から煙 ) X 線 ( 発火 発煙 ) 2 7A 125ⅴ 190 有 少々有有 C 7 か所 C 異臭 異音 X 線 ( 傷 補修痕 ) 3 7A 125ⅴ 180 有 A 33 か所 C コードが熱くなる 異臭 異音 T 4 12A 125ⅴ 200 D C コードが熱くなる 異臭 異音 5 12A 125ⅴ 190 有 C 3 か所 C コードが熱くなる ( コード部分から煙 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 6 7A 125ⅴ 180 有 C 9 か所 B コードが熱くなる異臭 異音 7 12A 125ⅴ 200 有 有 外皮のみ C 2 か所 C スイッチの入切不具合断線試験 8 7A 125ⅴ 200 D ヘアアイロン スイッチの入切不具合コードが熱くなるコードの付け根火花 発煙 発火コンセント部分火花 9 7A 125ⅴ 190 有 D ヘアアイロン コードの中の線が切れていると思われる X 線 ( 傷 補修痕 ) 10 12A 125ⅴ 180 有 D C コードが熱くなるコードが発火する X 線 ( 発火 発煙 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 11 12A 125ⅴ 150 有 有 C 1 か所 C スイッチの入切不具合 12 12A 125ⅴ 200 有 C 1 か所 C スイッチの入切不具合コードが熱くなる異臭 異音 13 12A 125ⅴ 180 有 C 1 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 14 12A 125ⅴ 190 有 プラグ部 D C コードが熱くなる異臭 異音 15 7A 125ⅴ 180 D B コードが熱くなる異臭 異音 X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) X 線 ( 傷 補修跡 ) 断線試験発火試験

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 16 12A 125ⅴ 250 D B スイッチの入切不具合異臭 異音 17 12A 125ⅴ 170 有 プラグ部 有 C 4 か所 C コードの中の線が切れていると思われる コードが熱くなる 18 12A 125ⅴ 160 有 C 4 か所 C 異臭 異音 19 12A 125ⅴ 200 D C コードが熱くなる異臭 異音 ( コンセント部分から火花 ) 20 7A 125ⅴ 180 有 有 プラグ焦痕 B 18 か所 C コードの中の線が切れていると思われる異臭 異音 ( コードの付け根から発煙 火花 ) X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) X 線 ( 発火 発煙 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 21 7A 125ⅴ 180 有 A 50 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 22 12A 125ⅴ 200 有 A 41 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 23 12A 125ⅴ 170 D C コードが熱くなる異臭 異音断線試験 24 12A 125ⅴ 180 有 A 52 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 25 12A 125ⅴ 200 D B 動作が不安定 ( スイッチの入切不具合 ) 異臭 異音 発火試験 ( 発火 発煙 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 26 12A 125ⅴ 210 D B コードが熱くなる 異臭 異音 27 15A 125ⅴ 180 有有 有 素線見える A 57 か所 C コードの中の線が切れていると思われる コードが熱くなる 28 7A 125ⅴ 200 有 C 5 か所 B コードが熱くなる 異臭 異音 29 12A 125ⅴ 200 有 C 3 か所 A スイッチの入切不具合異臭 異音 30 12A 125ⅴ 180 D C スイッチの入切不具合 ( コンセント部分から火花 ) X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 発火試験 ( ねじれ よじれ ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) 発火試験 ( 発火 発煙 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 31 8A 125ⅴ 200 有有 有 C 5 か所 B スイッチの入切不具合コードの中の線が切れていると思われる ( コードの付け根から火花 発煙 ) 32 7A 125ⅴ 210 有 B 22 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 33 12A 125ⅴ 160 有 プラグ部 D B 異臭 異音 34 12A 125ⅴ 200 D B ( コードの部分から火花 ) 35 12A 125ⅴ 180 有 D C コードの中の線が切れていると思われる コードが熱くなる X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 発火試験 X 線 ( 傷 補修跡 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) 発火試験 ( 傷 補修痕 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 36 12A 125ⅴ 200 D B コードが熱くなる 異臭 異音 37 12A 125ⅴ 170 有 C 7 か所 C スイッチの入切不具合 38 12A 125ⅴ 180 有 A 50 か所 A スイッチの入切不具合 39 7A 125ⅴ 300 有 D ヘアアイロン スイッチの入切不具合 ( コードの付け根から発煙 ) 40 8A 125ⅴ 220 有 D C コードの中の線が切れていると思われる X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) 発火試験 ( ねじれ よじれ ) 発火試験 ( 傷 補修痕 ) 発火試験断線試験 ( 傷 補修痕 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 41 12A 125ⅴ 180 有有 A 65 か所 C コードが熱くなる 異臭 異音 42 12A 125ⅴ 180 有 有 C 10 か所 B スイッチの入切不具合異音 異臭 ( コードの付け根から発煙 ) 43 12A 125ⅴ 180 カールコード C スイッチの入切不具合 44 7A 125ⅴ 180 有有 有 C 10 か所 C スイッチの入切不具合コードの付け根から火花 45 12A 125ⅴ 180 有 素線見える 有 D C コードの中の線が切れていると思われる X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 ) X 線 ( ねじれ よじれ ) X 線 ( 傷 補修痕 ) 発火試験 ( 発火 発煙 ) X 線 ( 傷 補修痕 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 46 12A 125ⅴ 170 D C スイッチの入切不具合コードが熱い 異臭 異音 47 7A 125ⅴ 180 D B スイッチの入切不具合コードが熱い 異臭 異音 48 12A 125ⅴ 180 有 有 カバーのみ B 13 か所 C スイッチの入切不具合コードが熱い 異臭 異音 49 12A 125ⅴ 190 有 A 35 か所 C コードが熱くなる異臭 異音 50 7A 125ⅴ 180 有 D A スイッチの入切不具合コードが熱い 異臭 異音 X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 )

表 5 回収品外観調査 No. ドライヤー写真 コードの種類長さ 折れ曲がりねじれ A V cm 無 有無 有 電源コードの状況 つぶれ亀裂 傷 吸気口閉塞状態 補修痕コードのねじれ部数使用中の症状 A: 全体に閉塞部有 ( 電源コード プラグの事故事例 ) A:31 か所以上 C:1~10 か所 B: 多少閉塞部有無 有無 有無 有 B:11~30 か所 D: 無 C: 無 51 7A 125ⅴ 180 有 B 11 か所 A コードが熱くなる 異臭 異音 ( コンセント部分から火花 ) 52 12A 125ⅴ 180 有 有 プラグ交換 D A コードが熱くなる ( コードの付け根から火花 ) ( コンセント部分から火花 ) X 線解析発火試験 ( ) 内は事故又は破損状況 ( アンケート結果 )

(1) 検体の選定について (2) 解析方法 (3) X 線解析装置 /

(4) X 線解析試験結果 (No. 01 9 11 及び 20) ( 解析 No.10) X (5)X 線解析試験の詳細に示す

(5) X 線解析試験の詳細 図 6-1 サンプル No.01 と解析位置 ( 矢印 ) 図 6-2 No. 01の3 次元 X 線 CT 画像 ( 左 ) と被覆部の 3 次元 X 線 CT 画像 ( 右 )

図 6-3 No. 01 の透過 X 線画像

サンプル No. 02 の X 線解析結果 図 6-4 サンプル No. 02 と解析部分 ( 矢印 ) 図 6-5 No. 02 の 3 次元 X 線 CT 画像

図 6-6 No. 02 の透過 X 線画像

サンプル No. 09 の X 線解析結果 図 6-7 サンプル No.09 と解析部分 ( 矢印 ) 図 6-8 No. 09 の 3 次元 X 線 CT 画像

図 6-9 No. 09 の透過 X 線画像

サンプル No. 10 の X 線解析結果 図 6-10 サンプル No.10 と解析部分 ( 矢印 ) 図 6-11 No. 10 の 3 次元 X 線 CT 画像

図 6-12 No. 10 の透過 X 線画像

サンプル No.11 の X 線解析結果 図 6-13 サンプル No.11 と解析部分 ( 矢印 ) 図 6-14 No. 11 の 3 次元 X 線 CT 画像 ( 左 ) 被覆部の 3 次元 X 線 CT 画像 ( 右 )

図 6-15 No. 11 の透過 X 線画像

サンプル No.20 の X 線解析結果 20 図 6-16 サンプル No.20 解析部分 ( 矢印 ) 図 6-17 No.20 の 3 次元 X 線 CT 画像

図 6-18 No. 20 の透過 X 線画像

サンプル No. 41 の X 線解析結果 41 図 6-19 サンプル No. 41 と解析部分 ( 矢印 ) 図 6-20 No. 41 の 3 次元 X 線 CT 画像

図 6-21 No. 41 の透過 X 線画像

(1) 対象 (2) 調査方法ア通常使用状況下での連続運転 電源コードの温度測定箇所の略図を図 7-1 に 実験状況の写真を図 7-2 に示す 30~50mm 温度測定点 データロガー 30~50mm 図 7-2 実験状況 図 7-1 温度測定点

イコード破損状況下での連続運転 ( ア ) X 線解析試験で片側の導体が完全に断線しているもの ( 回収品 11) について通電したところ 電源コードの曲げ方によって通電する場合もあった これは 電源コードの曲げ方により断線した部位が接触し 通電したものと推定できる ( イ ) X 線解析試験において 素線が断線しているドライヤーがあったことから 内部で断線した状況の再現のため素線の一部を切断し 運転調査した この場合にも7 アの調査と同様にコード両端のプラグ部 本体接続部の 2 か所について温度変化の状況を確認した 素線は 50% 75% 90% 96%(50 本中の 2 本だけ残した ) 切断し ビニールテープにて補修し試験を実験した 50% 切断時 (No.7) 75% 切断時 (No.23)90% 切断時 (No.40) 96% 切断時 (No.13) の状況を図 7-3 に コードの温度変化を表 7-3から7-6までに示す NO.7(50% 切断 ) No.23(75% 切断 ) No.40(90% 切断 ) No13(96% 切断 ) 図 7-3 素線切断状況 96% 切断条件の No.13 については コード温度の上昇が大きく コード温度が 100 を超えた付近で火花とともに素線が溶断し断線した 実験後に被覆部をはがしてみると焦げた跡があり 元の被覆部も溶けた跡が見られた 図 7-4 に No.13 実験後の様子を示す 実験後 ( 溶けた被覆 ) 実験後 ( 溶けた被覆と温度センサー ) 図 7-4 No.13 実験後の状況

(3) 調査結果 ウ発熱部位は 本体側よりプラグ側が発熱する検体が8 品 (No.18,19,25,28,31,36,37,38) どちらも同程度の発熱であったもの3 品 (No.27,30,34) ほとんど発熱しなかったもの1 品 (No.39) プラグ側より本体接続側がより発熱する検体が3 品 (No.35,40,43) あり No.35,40 は コードに亀裂があるものだった エ電源コードを人為的に一部切断し 温風運転した結果 50% 切断した No.7 は切断前と比較して昇温挙動に大きな違いは無かった 75% 切断した No.23 は切断前と比較して切断部位の温度が 5 程度上昇した 90% 切断した No.40 については 7 程度上昇した オ素線を 2 本のみ残して行なわれた No.13 は 運転を続けるに従って切断部位の温度は上昇して行き コード表面温度が 100 を超えたあたりで火花を上げて断線した さらに 切断部位の被覆をはがして確認したところ 周囲に巻いたビニールテープに焦げた跡が見られた この被覆をはがして行くと 素線周辺の元のコードに溶けた跡が見られ 切断部位では測定した温度 ( 最高温度 103 ) 以上に温度が上昇していたと推定される

表 7-1 発火状況再現試験 No.35 70 58 60 50 本体側 40 プラグ 30 温度 ( ) 20 10 被覆亀裂 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 経過時間 ( 分 ) 運転時間 15 分 コード最高温度 ( 本体 ) 58 コード最高温度 ( プラグ ) 21 コード状態 被覆亀裂あり 事故内容

表 7-2 発火状況再現試験 No.36 70 60 50 50 40 30 20 10 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 経過時間 ( 分 ) 運転時間 15 分コード最高温度 ( 本体 ) 24 コード最高温度 ( プラグ )50 事故内容 温度 ( ) 本体側 プラグ

40 35 30 25 20 15 10 5 0 表 7-3 発火状況再現試験 No.7 本体側切断部 ( 切断前 ) プラグ ( 切断前 ) 本体側切断部 (50% 切断 ) プラグ (50% 切断 ) 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 経過時間 ( 分 ) 50% 切断 運転時間各 15 分 通常 切断時 差異 コード最高温度 ( 本体 ) 25 24 ー 1 コード最高温度 ( プラグ ) 25 25 なし 事故内容 温度 ( )

表 7-4 発火状況再現試験 No.23 40 35 30 25 20 15 10 5 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 経過時間 ( 分 ) 75% 切断時 運転時間各 15 分 通常 切断時 差異 コード最高温度 ( 本体 ) 22 27 5 コード最高温度 ( プラグ ) 30 28 ー 2 事故内容 温度 ( ) 本体側切断部 ( 切断前 ) プラグ ( 切断前 ) 本体側切断部 (75% 切断 ) プラグ (75% 切断 )

表 7-5 発火状況再現試験 No.40 40 本体側切断部 ( 切断前 ) プラグ ( 切断前 ) 35 本体側切断部 (90% 切断 ) プラグ (90% 切断 ) 30 25 20 15 10 5 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 経過時間 ( 分 ) 90% 切断時 運転時間各 15 分 通常 切断時 差異 コード最高温度 ( 本体 ) 25 34 9 コード最高温度 ( プラグ ) 16 15 ー 1 事故内容 温度 ( )

表 7-6 発火状況再現試験 本体側切断部 ( 切断前 ) プラグ ( 切断前 ) No.13 120 本体側切断部 (96% 切断 ) プラグ (96% 切断 ) 100 80 60 電源 OFF 電源 ON 断線による電源 OFF 40 20 0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 経過時間 ( 分 ) 96% 切断時 運転時間 通常 切断から 5 分後 再運転 コード最高温度 ( 本体 ) 58 以下 69 103 コード最高温度 ( プラグ ) 20 以下 20 以下 20 以下 29 分後に火花とともに導体が切断した 事故内容 温度 ( )

(1) 消費者アンケート調査 ヘアドライヤーを毎日使用している人が 57% 週 2,3 回使用している人が 19% 合わせて 76% になり 消費者にとって欠かせない電気製品であることがわかった 電源コードの取扱いについては 本体 ( 取っ手部 ) に巻きつけて保管している人が全体の 39% であった (2) 使用品回収と外観調査 (3) X 線解析試験 X 線 3 次元 CT 調査では 被覆部分に異常が見られなくても 導体が断線等していることがあり ねじれ 折れ曲がりが自然に戻らない箇所は 導体の変形 素線の断線があることが判明した (4) 発火状況再現試験 ねじれがあるというだけで 即危険であるとはいえないと推測されるが 導体の素線が 75% 90% 切断している場合で温度の上昇がみられた 96% カットでは使用し続けることで最終的 100 を超え 素線が破断した 電源コードが劣化する原因は 本体への巻きつけによる繰り返し疲労 熱硬化による被覆の柔軟性が失われること等が考えられる 長期使用 コードの不適正な収納及び使用形態により 被覆の劣化が起こり 半断線 断線 ショート 発火

次の公的機関等に情報提供する 消費者庁経済産業省財団法人家電製品協会 コードが変形していたり 電源の入切が不安定な場合は 使用をやめましょう 被覆の内部では 素線 ( 電線 ) が切断されている可能性があります 引き続き使用すると 発煙 発火のおそれがあります 電源コードを丁寧に扱いましょう ア電源コードを本体に巻きつけることは やめましょう ( 素線 ( 電線 ) の一部が切れると 切れていない部分に電流が流れ 発煙 発火に至ることがあります ) イ保管方法は 例えば ドライヤー本体や電源コードは フック等で吊るし 電源コードに負荷がかからないようにしましょう 安全のために使用上の注意を守りましょう ア髪の毛が巻き込まれないように ドライヤーを近づけすぎないようにしましょう イドライヤー内部にごみがたまると発火のおそれがあります 吸気口のほこりをこまめに取り除きましょう