条件付きMRI対応ペースメーカ装着者の検査準備 安全な撮像を実施するために 土橋 俊男 先生 日本医科大学付属病院 放射線科 Vol. 02 1.5T 装置であっても対象外 ②埋め込み に SAR と db/dt に関する情報が表示さ 後6週間以上経過していること ③全身SAR れ 検査担当者が確認して撮像に進む仕 が 2.0W/kg 以下 頭部 SAR が 3.2W/kg 未 様になっているが SAR に関しては通常操 満であること ④ 一 軸あたりの 傾 斜 磁 場 作モード内で検査が確実に実施されるよう Slew Rateが200T/m/s以下であること ⑤ に設定する必要がある これには メーカ 件付きMRI 対応ペースメーカの使用が開 検査中は連続で血行動態をモニタすること ごとの適切な設定方法を理解することが重 始された 日本医学放射線学会 日本磁気 ⑥側臥位での撮像は禁止 ⑦MRI施行前後 要になる 共鳴医学会および日本不整脈学会の 3 学 で Sure Scanモード MRI 検査専用モー 会の連名で MRI 対応植込み型デバイス ド にプログラム 解除を実施する ⑧送受 患者の MRI 検査の施設基準 が出されて 信ローカルコイルがペースメーカおよび いる この中に 施設基準ならびに実施条 リードを被わないこと の8項目がある ❶ はじめに 本邦においても2012年10月1日より 条 ❷ -1-1. GE 社製装置 操 作 モ ードの 管 理 は 患 者 登 録 時 に 通常操作モードで使用するか 第一次水 件が詳細に記載されている さらに 検査 この中で ③の SAR に関する点 ④の 準管理操作モードまで使用するかを選択 を施行する上で 我々検査担当者が注意し Slew Rate に関する点 ⑤の検査中は連 することにより行っている Exam db/dt なければならない点が多数ある 続で血行動態をモニタする点および ⑧の and SAR Limits 画面 したがって 患 今 回 の 報 告では 実 際 に撮 像 する場 合に注意しなければならない点を中心に 送受信コイルがペースメーカを被わない点 者登録時に SAR に関して通常操作モード の 4 項目を中心に取り上げる を選 択すれば SAR は第 一 次 水 準 管 理 現時点での対応方法を報告する 操作モードに入ることはない 通常操作 ❷ -1. SAR に関する制限 ❷ MRI使用上の 制限事項 当該デバイスのMRI 使用上の制限事項 モード内での撮像が担保される SAR の 制 限 に関しては 全 身 SAR が 2.0W/kg 以下 頭部 SAR が 3.2W/kg 以 ❷ -1-2. フィリップス社製装置 下になっている これは IEC 60601-2-33 SAR が通常操作モードを超え第一次水 JIS Z 4951 に規 定されている通 常 操 準管理操作モードに入るときに ポップ 作モード内の値である アップ画面で警告する ポップアップ画面 としては ① 1.5Tのトンネル型装置のみが 現在の MRI 装置は 第一次水準管理 をキャンセルし 関係する parameter を 対 象 四 肢 専 用 の 装 置 は トンネル 型 の 操作モードでの撮像は可能である 撮像前 変更することにより ポップアップ画面が 1
parameter SAR SAR mode parameter SAR mode Low Moderate High 3 2W/kg 3W/kg 4W/ kg Low SAR -1-3. SAR parameter parameter SAR parameter parameter SAR W/kg parameter -1-4. SAR parameter parameter SAR parameter SAR Table 1 SAR GE 患者登録時に通常操作モードで使 用するか 第一次水準管理モードで 使用するかを担当者が選択する 通常操作モードを選択していれば 第一 次水準管理操作モードに入ることはない db/dt SAR のどちらで通常操作 モードを超えるのか ポップアップ で警告がでる db/dt SAR のどちらで通常操作 SAR mode の設定で制御可能 モードを超えるのか ポップアップ Low :2w/kg 以下 で警告がでる Moderate :3w/kg 以下 High :4w/kg 以下とあり パラメータ設定で Low を選 択していれば SAR は通常操作モード内 でスキャンすることが可能 db/dt SAR が通常操作モードを 超える場合 ポップアップで警告が でる db/dt SAR のどちらで通常操作 RE pulse type というモードで Low SAR モードを超えるのか ポップアップ で警告がでる という RF をゆっくり印加するモードはある SAR 値は低減するが 通常操作モー ドを越えないということではない 2
-1-5. SAR parameter parameter SAR parameter RF pulse type Low SAR RF SAR TR flip angle parameter SAR Table 1 SAR TR flip angle MRI GE Exam db/dt and SAR Limits db/ dt SAR SAR Exam db/dt and SAR Limits SAR SAR SAR db/dt 1 SAR db/dt SAR db/dt SAR db/dt SAR db/ dt db/dt OK Proceed SAR parameter SAR parameter db/dt SAR SAR db/dt SAR db/ dt SAR db/dt limit db/ dt SAR SAR db/dt SAR db/ dt SAR parameter SAR SAR db/dt 3
Slew Rate 200T/m/s db/dt Slew Rate 200T/ m/s db/dt Slew Rate 1 200T/m/s Slew Rate Slew Rate 200T/ m/s 200T/m/s db/dt Slew Rate 200T/m/s -1. mt/m MRI Slew Rate T/m/s db/dt T/s Fig.1 Fig.1 a 0.2m 4mT 1m 20mT/m Fig.1 b 1ms 20mT/m Slew Rate 20T/m/s 0.2m db/dt Slew Rate 20T/ m/s 1ms 4mT 4T/s db/dt MRI MRI MRI A Fig.1 Slew Rate db/dt (a) (mt) 4 2 0.1 0.2 : 20T/m/s (m) (b) (mt/m) 20 10 1 2 3 4 (ms) Slew rate : 20T/m/s (20mT/m/ms) 4mT 1ms db/dt : 4T/s B ECG/VCG C ECG MRI 安全性の考え方 ( 秀潤社 )p139. 図 1, 傾斜磁場と db/dt から引用 ( 一部改変 ) 4
Table 2 Table 2 ローカル送受信コイル GE 頭部用撮影コイル四肢 ( 足 足首 ) 用コイル膝専用フェイズドアレイコイル Tx/Rx CP Head Coil CP Extremity Coil Tx/Rx 15ch Knee Coil なし 頭部 QD コイル膝用 QD コイル 膝 / 足用 QD コイル なし MRI MRI MRI MRI MRI 5
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