メモリハイロガーLR8431 熱流ロガーLR8432 の無線 LAN ロガーと無線 LAN 機器を使うことで無線計測が可能になります メモリハイロガーLR8431 熱流ロガーLR8432 は USB 通信端子がありますので 無線 LAN 機器と USB デ バイスサーバーとを併用することで無線通信が可能になります 以下 その設定方法を説明します LR8431 LR8432 参照 HP https://www.hioki.co.jp/jp/products/list/?category=31 動作確認済み I-O DATA 様製 無線 LAN ルータ WN-G300R3 参照 HP http://www.iodata.jp/product/network/wnlan/wn-g300r3/index.htm 動作確認済み Silex 様製 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN 参照 HP http://www.silex.jp/products/usbdeviceserver/ds520an.html 無線 LAN ルータ 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー WN-G300R3 DS-520AN この設定方法の説明には I-O DATA 様 Silex 様の HP や説明書から文章と画像を引用しておりますが HIOKI 製メモリ ハイロガーと上記無線 LAN アダプタ USB デバイスサーバーの接続方法については I-O DATA 様 Silex 様にはお問い 合わせならない様にお願いします 1 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
メモリハイロガー LR8431,LR8432 での無線 LAN 設定方法 ( 無線 LAN ルータ 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバーを使用 ) LR8431,LR8432 は工場出荷 ( 初期化 ) 状態では システム画面の USB モード の設定が USB メモリ になっています この設定を USB メモリ から USB 通信 に変更してください Logger Utility の CD に入っている USB ドライバと Logger Utility をインストールしてください 無線 LAN での設定を行う前に まず下記のように USB 接続のみでパソコンと LR8431,LR8432 が Logger Utility を使って通信できるかを確認してください ( 設定方法は LR8431,LR8432 の取説を参照 ) 例 :( シリアル番号 :120700001) Logger Utility ソフト シリアル番号はお客様が変更する必要はありません (USB ケーブル ) パソコンの スタート コントロールパネル システム ハードウエア デバイスマネージャ ポート (COM と LPT) 画面で LR8431 がパソコンに認識されている画面 (COM 番号は任意に付きます ) 2 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
Logger Utility に LR8431 を追加登録した画面 ( 設定方法は Logger Utility の取説を参照 ) Logger Utility で LR8431 の測定をした画面 ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) 3 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
次に Silex 様製の無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN のマニュアルに紹介されている SX Virtual Link というソフトを Silex 様の HP からダウンロードしてパソコンにインストールしてください ( 詳細は Silex 様のマニュアル参照 ) インストール後は SX Virtual Link を起動しておいてください 最初は SX Virtual Link ソフトの画面には USB デバイスが見つからないと表示されます 次に SX Virtual Link ソフトの画面の スパナの形のアイコン の オプション 画面の netusb 機器検索 の ブロードキャストアドレスを有効にする にチェックし 192.168.0.255 を登録してください I-O DATA 様製 無線 LAN ルータ WN-G300R3 の IP アドレスが 192.168.0.1 のため 192.168.0.255 をここで登録する必要があります 4 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
次に無線 LAN ルータ WN-G300R3 と 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN を設定 します 最初は 1m 以内の近い距離で設定してください 無線 LAN ルータ WN-G300R3 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN 無線 LAN ルータ WN-G300R3 の前面にある WPS ボタンを WPS ランプが点滅するまで長押し ( 約 5 秒 ) してください 続いて無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN の背面にある プッシュスイッチ ボタンを WLAN ランプが緑色に点滅するまで長押し( 約 5 秒 ) してください その後 WLAN ランプが緑色に点灯するまで数分待ってください WLAN ランプが緑色に点灯しない場合は 電源を OFF/ON して何回かこの操作を繰り返してみてください WLAN ランプが点灯したことが確認できたら 下記の図のように接続をしてください I-O DATA 様製 無線 LAN ルータ WN-G300R3 の IP アドレスが 192.168.0.1 のため パソコンの LAN アダプタの IP アドレスを 192.168.0.71 などに設定する必要があります 例 :( シリアル番号 :120700001) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ 無線通信 Logger Utility ソフト USB デバイスサーバーソフト (192.168.0.71) 無線 LAN ルータ (USB ケーブル ) (LAN ストレートケーブル ) ( 無線 LAN ルータの LAN 側コネクタへ ) (192.168.0.1 固定 ) 5 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
上記接続を行うと SX Virtual Link ソフトの画面に無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520 が表示されます また SX Virtual Link ソフトの画面に LR8431 が表示されます LR8431 が認識されない場合は LR8431 の USB ケーブルを差しなおしてください また ここまで説明した内容がきちんと設定 接続されているか 再度ご確認ください LR8431 が認識されたら パソコンと LR8431 が Logger Utility を使って通信できるかを確認してください ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) 6 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
LR8431 が認識された後で Logger Utility に LR8431 を追加登録した画面 Logger Utility で LR8431 の測定をした画面 ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) 以上でメモリハイロガー LR8431 での説明は終わりです 7 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
メモリハイロガー LR8431 と無線 LAN ルータ 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー USB HUB を使い 多チャネル測定ができます ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) 例 :( シリアル番号 :120700001) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ 無線通信 Logger Utility ソフト USB デバイスサーバーソフト (192.168.0.71) 無線 LAN ルータ (USB ケーブル ) (LAN ストレートケーブル ) ( 無線 LAN ルータの LAN 側コネクタへ ) (USB ケーブル ) (192.168.0.1 固定 ) USB HUB (120700001) (120700002) (120700003) (120700004) (120700005) ( シリアル番号 ) メモリハイロガー LR8431 のシリアル番号を使って 複数の LR8431 の識別をします シリアル番号はお客様が変更する必要はありません ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) USB デバイスサーバーを使い ロガーの台数を増やした時の最高記録間隔は 通信状況により 10ms で通信できない場合もあります < 通信スピードが間に合っているかどうかの確認方法 > 測定したい台数で 5 分ほど Logger Utility で測定を行い LR8431 から送られて Logger Utility の画面に表示されるデータの時刻と パソコンの 日付と時刻のプロパティ に表示される時刻が 5 秒以上違う場合は通信が間に合っていないことが考えられますその場合は 台数を減らすか記録間隔を遅くする必要があります 8 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
メモリハイロガー LR8431 と無線 LAN 対応 USB デバイスサーバーを使い複数箇所の多チャ ネル測定ができます ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) 無線通信 Logger Utility ソフト USB デバイスサーバーソフト (192.168.0.71) 無線 LAN ルータ (LAN ストレートケーブル ) ( 無線 LAN ルータの LAN 側コネクタへ ) (USB ケーブル ) (192.168.0.1 固定 ) ( シリアル番号 :120700001) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ ( シリアル番号 :120700002) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ ( シリアル番号 :120700003) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ ( シリアル番号 :120700004) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ ( シリアル番号 :120700005) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバ 9 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
LR8431 のシリアル番号を使って 複数の LR8431 の識別をします シリアル番号はお客様が変更する必要はありません ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) Logger Utility ソフトを使う場合は 最大 5 台の LR8431 が接続可能です 1 台のパソコンに Logger Utility を複数起動することで 6 台以上の測定も可能になります ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) USB デバイスサーバーを使い ロガーの台数を増やした時の最高記録間隔は 通信状況により 10ms で通信できない場合もあります < 通信スピードが間に合っているかどうかの確認方法 > 測定したい台数で 5 分ほど Logger Utility で測定を行い LR8431 から送られて Logger Utility の画面に表示されるデータの時刻と パソコンの 日付と時刻のプロパティ に表示される時刻が 5 秒以上違う場合は 通信が間に合っていないことが考えられますその場合は 台数を減らすか記録間隔を遅くする必要があります ( 熱流ロガー LR8432 も同様です ) < 無線 LAN の子機を増やす方法 > 無線 LAN の子機を増やす場合は 無線 LAN ルータ WN-G300R3 の前面にある WPS ボタンを WPS ランプが点滅するまで長押し( 約 5 秒 ) してください 続いて無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN の背面にある プッシュスイッチ ボタンを WLAN ランプが緑色に点滅するまで長押し ( 約 5 秒 ) してください その後 WLAN ランプが緑色に点灯するまで数分待ってください WLAN ランプが緑色に点灯しない場合は 電源を OFF/ON して何回かこの操作を繰り返してみてください 10 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
無線 LAN 計測の設定方法 Q&A Q: 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 での通信の対応 OS は? A:Windows XP VISTA 7 8 8.1 10(32 ビット 64 ビット ) で通信可能です (I-O DATA 様の HP より引用 ) Q: 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 の無線方式は? A: IEEE802.11n IEEE802.11g IEEE802.11b に対応しています (I-O DATA 様の HP より引用 ) Q: 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 の通信距離はどのくらいですか? A: お客様の環境によって違ってきますが おおむね見通し 10m~20ms を目安にお考え下さい (I-O DATA 様の HP にも通信距離に関する記載はありませんので 実測した目安とお考え下さい ) Q: 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 は海外で販売していますか? A: 弊社から I-O DATA 様に確認したところ 海外での販売はしていません という回答をいただいています Q:LR8431 の前モデルである 8430 の USB 端子経由や LR8400 LR8410 LR8416 の USB 端子経由でも 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 での通信ができますか? A: メモリハイロガー 8430 の USB 端子経由やメモリハイロガー LR8400 LR8410 LR8416 の USB 端子経由でも通信ができますがその場合は パソコンにインストールされている USB ドライバのファイルバージョンが 1.0.0.7 以上である必要があります 注意 : ファイルバージョンが 1.0.0.6 以下の USB ドライバを使って USB デバイスサーバー DS-520AN を使った通信を行うとパソコンがブルースクリーンになりハングアップしてしまいます USB デバイスサーバー DS-520AN を使う前に USB ケーブルのみでパソコンと 8430 を接続し 下記手順で USB ドライバのファイルバージョンを確認してください ( 以下 LR8400 も同様 ) LR8431 LR8432 LR8410 LR8416 はファイルバージョンが 1.0.0.9 以上でないと使えないので この不具合には該当しません 11 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
USB ドライバのバージョンの確認方法は パソコンの スタート コントロールパネル システ ム ハードウエア デバイスマネージャ ポート (COM と LPT) 画面で 8430 がパソコンに認識 されている画面 (COM 番号は任意に付きます ) を開きます HIOKI MEMORY HiLOGGER 8430 または HIOKI USB Device を右クリックし プロパティ ドライバ ドライバの詳細 で USB ドライバのファイルバージョンが確認出来ます (2012/8 現在は 1.0.0.9 が最新です ) USB ドライバのファイルバージョンが 1.0.0.6 以下の場合のみ 下記手順で USB ドライバを入れ直してください USB ドライバのプロバイダが Grape System Inc. ではなく Microsoft になっている場合も USB ドライバを入れ直してください 1. 弊社 HP より ロガーユーティリティ の最新バージョンをダウンロードしてください ( 参照 HP: http://hioki.jp/soft/lu/lu_j.html) 2. HIOKI MEMORY HiLOGGER 8430 または HIOKI USB Device を右クリックし 削除 をします その後 8430 の USB ケーブルをパソコンから抜きます 12 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
3. パソコンの スタート コントロールパネル プログラムの追加と削除 で HIOKI 8423,8430,LR8400 USB Driver または HIOKI Logger USB Driver を削除します ( どちらも表示されていない場合は 次の手順に進んでください ) 4. ダウンロードした ロガーユーティリティ を解凍し Setup.exe を実行します 5.C: Program Files HIOKI Logger Utility Driver の DriverSetup32.msi ( 32 ビット PC 用 ) または DriverSetup64.msi ( 64 ビット PC 用 ) を実行し USB ドライバをインストールします 6.8430 とパソコンを USB ケーブルで接続します 画面に表示される手順に沿って新しい USB ドライバの認識操作を行います ( 設定方法は 8430 の取説を参照 ) ドライバの詳細 で USB ドライバのファイルバージョンが 1.0.0.7 以上になっていることを確認してから LR8431 と同様に無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 での通信を行ってください Q: 無線 LAN を使って Logger Utility での測定中に 通信が途絶えてしまった A: 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN の WLAN LED が緑色に点灯しているか確認してください 緑色に点灯していない場合は 無線 LAN 機器の動作が不安定になってしまった可能性 13 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4
があります 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 の電源を OFF/ON してから 無線 LAN ルータ WN-G300R3 の前面にある WPS ボタンを WPS ランプが点滅するまで長押し ( 約 5 秒 ) してください 続いて無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN の背面にある プッシュスイッチ ボタンを WLAN ランプが緑色に点滅するまで長押し ( 約 5 秒 ) してください その後 WLAN ランプが緑色に点灯するまで数分待ってください ( WLAN ランプが点灯しない場合は 電源を OFF/ON して何回かこの操作を繰り返してみてください それでも点灯しない場合は I-O DATA 様 Silex 様の HP の Q&A などを参考にして点灯することを確認してください ) 無線 LAN 対応 USB デバイスサーバー DS-520AN と無線 LAN ルータ WN-G300R3 が近すぎる場合は指向性の関係で通信出来ない場合もあるようですので その場合は 30cm 以上離してください 以上 14 2016 HIOKI E.E. CORPORATION A_UG_wifi-LR8431J4