ユーザ アカウントの作成と管理

Similar documents
基本設定

パスワード管理

ログインおよび設定

NAC(CCA): ACS 5.x 以降を使用した Clean Access Manager での認証の設定

FQDN を使用した ACL の設定

スケジューリングおよび通知フォーム のカスタマイズ

Cisco MXE のリカバリ

ゲートウェイのファイル形式

RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズ コンセントレータの設定

電話機のファイル形式

管理アカウントの TACACS+ 認証をサポートするための Cisco VPN 3000 コンセントレータの設定方法

ゲートウェイ ファイル形式

GenieATM 6300-T / 6200-T シリーズ 1. 基本的な機器オペレーションのために 1-1. 機器への接続 機器への接続方法は 以下の 2 通りがあります シリアルポートを使用してログインする LAN 経由で Telnet または SSH を使用して仮想 Interface からロ

VPN ユーザを管理し、RV016、RV042、RV042G および RV082 VPN ルータの速い VPN を設定して下さい

サードパーティ コール制御のセットアップ

コミュニケーション サービスの設定

アラートの使用

パスワード暗号化の設定

DELL Digital Locker 使用手順書 August 2016

Cisco Unity 8.x サーバの名前の変更または 別のドメインへの Cisco Unity 8.x サーバの 移動

ゲートウェイのファイル形式

パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御

付録

Symantec AntiVirus の設定

Untitled

ユーザ デバイス プロファイルの ファイル形式

パスワードおよび権限レベルによるスイッチ アクセスの制御

Mcafee

ユーザ プリファレンスの指定

パスワード暗号化の設定

ファイル メニューのコマンド

Upload path ファイル送信先ディレクトリのパスを指定します ホームディレクトリに画像を送信する場合は空白のまま サブディレクトリに画像を送信する場合はディレクトリ名を指定します さらに下位のディレクトリを指定する場合は \ マークを利用します 例 ) ホームディレクトリ以下の camera

Corporate Document

eYACHO 管理者ガイド

VNX ファイル ストレージの管理

IBM Proventia Management/ISS SiteProtector 2.0

Microsoft Word JA_revH.doc

MIB サポートの設定

連絡先

Upload path ファイル送信先ディレクトリのパスを指定します ホームディレクトリに画像を送信する場合は空白のまま サブディレクトリに画像を送信する場合はディレクトリ名を指定します さらに下位のディレクトリを指定する場合は \ マークを利用します 例 ) ホームディレクトリ以下の camera

アプリケーション インスペクションの特別なアクション(インスペクション ポリシー マップ)

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供

ローカルな Clean Access の設定

任意の間隔での FTP 画像送信イベントの設定方法 はじめに 本ドキュメントでは AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダにおいて任意の間隔で画像を FTP サー バーへ送信するイベントの設定手順を説明します 設定手順手順 1:AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダの設定ページ

Linux のインストール

End Users

連絡先の管理

ISE 2.0: ASA CLI TACACS+ 認証およびコマンド認可の設定例

サードパーティ コール制御のセットアップ

基本設定

Xamarin ライセンス登録手順

IM and Presence サービスの設定

ホームページにパスワード認証を設定します 会員限定のページなどに利用できます 設定の手順 を設定するには 以下の手順で行います ユーザ登録 を設定したページにアクセスするためのユーザを登録します の設定 を設定するページ アクセスを許可するユーザを選択し 設定します 設定完了 を設定したページにアク

サードパーティ コール制御のセットアップ

Instruction to Authors

ユーザ デバイス プロファイル エクス ポートの使用方法

Cisco CallManager および Cisco Unity でのパスワード変更の設定例

R76/Gaia ブリッジ構成設定ガイド

管理者のユーザ名とパスワードの設定

Cisco Unified Communications Manager サーバ アドレスとユーザ名の自動的な入力

Cisco DCNM サーバのインストール

TECHNICAL GUIDE: ARCSERVE UDP APPLIANCE Arcserve UDP アプライアンス ハードウェアエラーの メール通知設定 2019 年 2 月 REV: 1.1

(Microsoft Word - \203\214\203\223\203^\203\213\203T\201[\203o\220\335\222\350\203K\203C\203h_ doc)

Windows パソコンに接続する 画面表示は Windows 8 を例としています 1. EM chip <micro> を取り付けた本製品の microusb コネクタに microusb ケーブルを接続します 2. microusb ケーブルのもう一方のコネクタをパソコンの USB ポートに接

オンライン登録手順マニュアル アカウントを作成し コースの選択と登録をお願いいたします 手順は下記をご参考ください またこちらのマニュアルで表示されているスクリーンは参考例となります 実際の画面等と表記のコース名が異なる場合がありますが 同じように手続きを進めていただければ 登録を完了できます 1.

トラステッド リレー ポイントの設定

Cisco Desktop Collaboration Experience の基本的な管理手順

2. Save をクリックします 3. System Options - Network - TCP/IP - Advanced を開き Primary DNS server と Secondary DNS Server に AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダが参照できる DNS サ

適応型セキュリティ アプライ アンスの設定

MTK-RL78G14 クラウドデモンストレーション 2013 年 7 月 30 日 1

電話機のリセットと再起動

LEAP を使用して Cisco ワイヤレス クライアントを認証するための Funk RADIUS の設定

ServerView Resource Orchestrator V3.0 ネットワーク構成情報ファイルツール(Excel形式)の利用方法

電話機の基本的な管理手順

次 はじめに ブラウザーサポート デフォルトのIPアドレスについて

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation

スポンサーのマニュアル

VNX ファイル ストレージの管理

TeamViewer マニュアル – Wake-on-LAN

conf_example_260V2_inet_snat.pdf

9. システム設定 9-1 ネットワーク設定 itmはインターネットを経由して遠隔地から操作を行ったり 異常が発生したときに電子メールで連絡を受け取ることが可能です これらの機能を利用するにはiTM 本体のネットワーク設定が必要になります 設定の手順を説明します 1. メニューリスト画面のシステム設

SMB送信機能

動体検知によるメール送信イベントの設定方法(ファームウェアⅴ7.1ⅹ以上)

CentreCOM VT-Kit2 plus リリースノート

TeamViewer 9マニュアル – Wake-on-LAN

939061j

iThenticate User Manual 2.1

1. へアクセスしてください Licensing Portal を利用するためには へアクセスしてください もしくは ベリタスのホームページ から Customer Cente

Simple Violet

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Exchange Server 2003/2007 と IM and Presence との統合

CRA 2.2(1)の ICD の設定方法

Oracle Enterprise Managerシステム監視プラグイン・インストレーション・ガイドfor Juniper Networks NetScreen Firewall, 10gリリース2(10.2)

Microsoft Word - SSI_Smart-Trading_QA_ja_ doc

Windows パソコンに接続する 画面表示は Windows 7 を例としています 1. EM chip を取り付けた本製品の USB コネクタに USB ケーブルを接続します 2. USB ケーブルのもう一方のコネクタをパソコンの USB ポートに接続します パソコンがデータ通信カード ( 本製

セットアップの流れ Graphtec Pro Studio を使用する SAi Cloud へのユーザー登録 1-1 SAi Cloud へのユーザー登録 Graphtec Pro Studio のインストール 1-2 Graphtec Pro Studio のインストール Cutting Mast

オフィス・デポジャパン株式会社 御中

Transcription:

CHAPTER 3 この章では Global Site Selector(GSS) 装置の CLI( コマンドラインインターフェイス ) ユーザログインアカウントとプライマリ Global Site Selector Manager (GSSM)GUI( グラフィカルユーザインターフェイス ) ユーザログインアカウントの作成方法と管理方法について説明します この章の構成は 次のとおりです GSS CLI プライマリ GSSM GUI 管理者アカウントのパスワードの変更 3-1

GSS CLI 第 3 章 GSS CLI GSS 装置の CLI から ユーザが GSS 装置 ( プライマリ GSSM とスタンバイ GSSM を含む ) にアクセスするためのユーザアカウントを作成できます ネットワーク内の各 GSS 装置の CLI に対して それぞれ個別にユーザアクセスを管理する必要があります 管理者の権限を持つユーザだけが CLI から GSS ユーザアカウントを作成したり 変更したり 削除したりできます ( 注 ) プライマリ GSSM は 装置の CLI へのログイン用に作成したユーザアカウントとパスワードと GUI へのログイン用に作成したユーザアカウントとパスワードを区別して維持します ここで説明する内容は 次のとおりです GSS ユーザアカウントの作成 GSS ユーザアカウントの変更 GSS ユーザアカウントの削除 GSS ユーザアカウントの作成 GSS CLI からユーザアカウントを作成する場合 username コマンドを使用して 新しいユーザ名 パスワード および権限レベルを指定します これらの設定項目のそれぞれに値を指定しないかぎり 新しいアカウントを作成することはできません GSS 装置の CLI にログインおよびアクセスできるユーザアカウントを作成するには 次の手順を実行します 1. CLI にログインし 特権 EXEC モードをイネーブルにします gss1.example.com> enable gss1.example.com# 2. GSS のグローバルコンフィギュレーションモードにアクセスします gss1.example.com# config gss1.example.com(config)# 3-2

第 3 章 GSS CLI 3. username コマンドを入力して 新しいログインアカウントを作成および設定します このコマンドの構文は 次のとおりです username name {delete password password privilege {user admin}} 引数とキーワードは 次のとおりです name 変更または割り当てるユーザ名を指定します 引用符を付けない英数字テキスト文字列をスペースを含まずに 32 文字以内で入力します ユーザ名は英字 ( たとえば A ~ Z または a ~ z) から開始する必要があります GSS は数値で開始するユーザ名をサポートしていません delete 指定されたユーザアカウントまたは管理アカウントを削除します password password パスワードを設定します 割り当てるパスワードを指定します 引用符を付けないテキスト文字列をスペースを含まずに 8 文字以内で入力します privilege ユーザの権限レベルを設定します 管理アカウントを作成するには admin を指定します ユーザアカウントを作成するには user を選択します たとえば 次のように入力します gss1.example.com(config)# username user_1 password mypwd privilege admin User user_1 added. 4. 作成する新しいユーザアカウントごとに ステップ 3 を繰り返します GSS ユーザアカウントの変更 アカウントを作成した際と同じ手順を使用して CLI から GSS ユーザアカウントを変更できます ( GSS ユーザアカウントの作成 を参照 ) username コマンドを使用して ユーザ名 パスワード および権限レベルをすべて入力し 変更すべき設定項目に新しい値を入力します たとえば 次のように入力します gss1.example.com(config)# username user_1 password newpwd privilege user User user_1 exists, change info? [y/n]: y 3-3

GSS CLI 第 3 章 GSS ユーザアカウントの削除 username コマンドを入力して CLI から GSS にアクセスするための既存のユーザアカウントを削除できます GSS では ユーザは [admin] アカウントを削除できません たとえば 次のように入力します gss1.example.com#(config) username user_1 delete User user_1 removed 3-4

第 3 章 プライマリ GSSM GUI プライマリ GSSM GUI プライマリ GSSM GUI の管理機能を使用して プライマリ GSSM GUI にアクセスするためのユーザアカウントを作成および維持できます ログイン名とパスワード情報のほか ユーザ権限を割り当てたり カスタム GUI ユーザビューを指定したり 各ユーザの連絡先情報を維持したりできます 管理権限を持つユーザだけが プライマリ GSSM GUI ユーザアカウントを作成したり 変更したり 削除したりできます ( 注 ) プライマリ GSSM は GUI へのログイン用に作成したユーザアカウントとパスワードと CLI へのログイン用に作成したユーザアカウントを区別して維持します ここで説明する内容は 次のとおりです プライマリ GSSM GUI を使用するための権限レベル GUI ユーザアカウントの作成 GUI ユーザアカウントの変更 GUI ユーザアカウントの削除 ユーザアカウントの GUI パスワードの変更 プライマリ GSSM GUI のユーザビューの作成と変更 プライマリ GSSM GUI を使用するための権限レベル GSS 管理者の場合 ユーザがアクセスする GUI ページのほか プライマリ GSSM GUI からユーザが実行できる関連機能を制御できます プライマリ GSSM GUI へのアクセスは 3 つのユーザ権限レベル ( 別名 役割 ) から 1 つのレベルを割り当てることによって制御できます 次の各役割は 割り当てられた役割に基づいて GUI への特定のアクセスを許可します Administrator プライマリ GSSM GUI のすべての設定権限とプライマリ GSSM GUI へのすべてのアクセス権を持ちます 3-5

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 Operator プライマリ GSSM GUI の設定権限は制限されていますが リストページと詳細ページを表示することが可能で グローバルサーバロードバランシングの統計情報を監視できます Observer プライマリ GSSM GUI の設定権限はありませんが グローバルサーバロードバランシングの統計情報を監視できます 表 3-1 は 3 つのユーザの役割でサポートされているプライマリ GSSM GUI の機能とアクセス可能性についてまとめています 表 3-1 プライマリ GSSM GUI を使用するためのユーザ権限の役割 ユーザの役割 機能 アクセス可能性 Administrator すべての機能 プライマリ GSSM GUI ページへのすべて のアクセス Operator オペレータには 次の機能の権限があります 回答のみに対する許可の一時停止とアクティブ化 リストページ 詳細ページ および統計情報の表示 プライマリ GSSM GUI に表示される設定項目の作成 変更 または削除は許可されていません オペレータには 次のアクセス権限があります DNS Rules タブ - すべてのナビゲーションリンクへのアクセス - 詳細ページを表示する Modify アイコンへのアクセス Delete アイコンと Submit アイコンは 使用できません - - - Modifying Answer 詳細ページと Modifying Answer Group 詳細ページ上の Suspend アイコンと Activate アイコンへのアクセス DNS Rules リストページ上の Filter DNS Rules List アイコンと Show All DNS Rules アイコンへのアクセス DNS Rules リストページ上の DNS Rule Builder アイコンと DNS Rules Wizard アイコンへのアクセスは許可されていません 3-6

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 表 3-1 プライマリ GSSM GUI を使用するためのユーザ権限の役割 ( 続き ) ユーザの役割機能アクセス可能性 Operator( 続き ) Resources タブ 次の内容を実行する Locations ナビゲーションリンクと Owners ナビゲーションリンクへのアクセス - ロケーションに関連付けられたすべての回答のアクティブ化または一時停止 - オーナーが所有する回答グループに関連付けられたすべての回答のアクティブ化または一時停止オーナーに関連付けられたすべての DNS 規則のアクティブ化および一時停止は許可されていません Monitoring タブ すべてのナビゲーションリンクとリストページへのアクセス Tools タブ Change Password ナビゲーションリンクと詳細ページのみへのアクセス Traffic Mgmt タブ すべてのナビゲーションリンク リストページ および詳細ページへのアクセス 3-7

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 表 3-1 プライマリ GSSM GUI を使用するためのユーザ権限の役割 ( 続き ) ユーザの役割機能アクセス可能性 Observer オブザーバには 統計情報を監視するための読み取り専用の権限があります オブザーバは 次の内容を実行できません 設定項目の作成 変更 または削除 機能の一時停止またはアクティブ化 リストページまたは詳細ページの表示 ( ただし 統計情報の表示は可能です ) オブザーバには 次のアクセス権限があります DNS Rules タブ DNS Rules タブへのアクセスは許可されていません Resources タブ Resources タブへのアクセスは許可されていません Monitoring タブ すべてのナビゲーションリンクとリストページへのアクセス Tools タブ Change Password ナビゲーションリンクと詳細ページのみへのアクセス Traffic Mgmt タブ Traffic Mgmt タブへのアクセスは許可されていません プライマリ GSSM GUI でのオペレータまたはオブザーバの実行内容をさらに詳細に制御するために ユーザのカスタムビューを定義および割り当てることができます カスタムビューは 設定された回答 共有キープアライブ ロケーション およびオーナーを使用して プライマリ GSSM GUI ページに表示されるデータ ( 設定および統計情報 ) を制限します 詳細については プライマリ GSSM GUI のユーザビューの作成と変更 を参照してください GUI ユーザアカウントの作成 プライマリ GSSM GUI から GSSM GUI ユーザアカウントを作成するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. User Administration ナビゲーションリンクをクリックします Users リスト ページが表示されます ( 図 3-1 を参照 ) 3-8

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 図 3-1 Users リストページ 3. Create User アイコンをクリックします Creating New User 詳細ページが表示されます ( 図 3-2 を参照 ) 3-9

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 図 3-2 Creating New User 詳細ページ 4. User Account エリアで Username フィールドに新しいアカウントのログイン名を入力します ユーザ名にはスペースを含めることができます 5. Password フィールドに 新しいアカウントに対応する英数字のパスワードを入力します 6. Re-type Password フィールドに 新しいアカウントのパスワードをもう一度入力します 7. Role フィールドで 3 つのユーザ権限レベルから プライマリ GSSM GUI を使用するときにユーザが持つアクセス権を定義します - - - Administrator プライマリ GSSM GUI のすべての設定権限とプライマリ GSSM GUI へのすべてのアクセス権を持ちます Operator プライマリ GSSM GUI の設定権限は制限されていますが リストページと詳細ページを表示することが可能で 統計情報を監視できます Observer プライマリ GSSM GUI の設定権限はありませんが 統計情報を監視できます 3-10

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 3 つの権限レベルのいずれかにユーザを割り当てる必要があります 権限レベルを割り当てない場合 GSS によって自動的にオブザーバの役割が新しいユーザに割り当てられます ( 注 ) TACACS+ サーバからユーザに割り当てられたプライマリ GSSM GUI 権限は GSSM User Administration 詳細ページから定義されたユーザの権限レベルを無効にします プライマリ GSSM GUI を使用するときにユーザに許可される複数のアクセスレベルについては プライマリ GSSM GUI を使用するための権限レベル を参照してください 8. View ドロップダウンリストで View All を選択するか 作成したカスタムユーザビューから 1 つを選択します - - View All ユーザは プライマリ GSSM GUI に表示されるすべての設定項目と統計情報を表示できます ユーザを作成する場合 この項目がデフォルトになります User View ユーザビューを使用すると 管理者はオペレータまたはオブザーバの役割が割り当てられたユーザがプライマリ GSSM GUI にアクセスするときに表示される設定データと統計情報を制限できます ( 注 ) ビューを作成できるのは 管理者だけです 詳細については プライマリ GSSM GUI のユーザビューの作成と変更 を参照してください 定義した User View にビューを設定して 作成中にビューの動作をテストできるので 管理者にとって実用的である可能性があります 9. Personal Information エリアの First Name フィールドに ユーザの名前を入力します 10. Last Name フィールドに ユーザの姓を入力します ユーザがプライマリ GSSM にログインするたびに ユーザのログインの横に氏名が表示されます 11.( オプション ) ユーザの連絡先に関する他の情報を入力します - Job Title 組織内の役職 3-11

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 - Department 事業単位またはグループ - Phone 事業の電話番号 - E-mail E メールアドレス - Comments ユーザアカウントに関する重要情報またはコメント 12. Submit をクリックして 新しいユーザアカウントを作成し User Administration リストページに戻ります GUI ユーザアカウントの変更 プライマリ GSSM GUI から既存の GSSM ユーザアカウントを変更するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. User Administration ナビゲーションリンクをクリックします 既存のユーザアカウントを一覧表示した Users リストページが表示されます ( 図 3-1 を参照 ) 3. 変更するユーザアカウントの左側にある Modify User アイコンをクリックします GUI セッションの設定値を変更するフィールドを一覧表示した Modifying User 詳細ページが表示されます ( 図 3-2 を参照 ) 4. Modifying User 詳細ページのフィールドを使用して ユーザアカウントの詳細を変更します 5. Submit をクリックして アカウントに対する変更内容を保存し Users リストページに戻ります GUI ユーザアカウントの削除 プライマリ GSSM GUI から既存の GSSM GUI ユーザアカウントを削除するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. User Administration ナビゲーションリンクをクリックします 既存のユーザアカウントを一覧表示した Users リストページが表示されます ( 図 3-1 を参照 ) 3-12

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 3. 削除するユーザアカウントの左側にある Modify User アイコンをクリックします ユーザのアカウント情報を表示した Modifying User 詳細ページが表示されます ( 図 3-2 を参照 ) 4. Delete アイコンをクリックします ソフトウェアは そのユーザを永久削除するかどうかを確認するプロンプトを表示します [admin] アカウントは削除できません 5. OK をクリックして ユーザアカウントを削除し Users リストページに戻ります リストページからユーザアカウントが削除されます ユーザアカウントの GUI パスワードの変更 プライマリ GSSM へのログインに使用するアカウントのパスワードを変更できます プライマリ GSSM GUI の Change Password 詳細ページを使用して パスワードを変更します アカウントに対応する既存のパスワードを知らないと 変更することはできません ( 注 ) プライマリ GSSM GUI へのログインに使用する管理パスワードを変更したあとで パスワードを紛失または忘れた場合は reset-gui-admin-password CLI コマンドを使用して パスワードを デフォルト にリセットできます 詳細については 管理者の GUI パスワードの復元または変更 を参照してください プライマリ GSSM GUI からアカウントのパスワードを変更するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. Change Password ナビゲーションリンクをクリックします Username フィールドにアカウント名を表示した Change Password 詳細ページが表示されます ( 図 3-3 を参照 ) 3-13

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 図 3-3 GSSM の Change Password 詳細ページ 3. Old Password フィールドに 既存の GSSM ログインパスワードを入力します 4. New Password フィールドに 新しい GSSM ログインパスワードとして使用する文字列を入力します 5. Re-type New Password フィールドに 新しいパスワード文字列をもう一度入力します これによって パスワードを正しく入力したかどうかを確認できます 6. Submit をクリックして ログインパスワードを更新します 3-14

第 3 章 プライマリ GSSM GUI プライマリ GSSM GUI のユーザビューの作成と変更 デフォルトでは 管理者 オペレータ およびオブザーバにはビューが View All に設定されており プライマリ GSSM GUI ページからすべての設定データとグローバルサーバロードバランシングの統計情報を参照できます 管理者はオペレータまたはオブザーバの権限を持つユーザのビューを作成および割り当てることによって ユーザがプライマリ GSSM GUI にアクセスするときに表示される設定データと統計データを制限できます ( 注 ) ユーザビューを作成したり 変更したり 削除したりできるのは 管理者だけです ここで説明する内容は 次のとおりです カスタムユーザビューの概要 GUI ユーザビューの作成 GUI ユーザビューの変更 GUI ユーザビューの削除 カスタムユーザビューの概要 GSS 管理者の場合 プライマリ GSSM GUI ページに表示されるデータ ( 設定データと統計情報 ) を制限する一連のカスタムビューを定義できます 次のプロパティから各カスタムユーザビューに項目を加えることができます 回答 共有キープアライブ ロケーション オーナー カスタムユーザビューのプロパティを定義する個々の回答 共有キープアライブ ロケーション およびオーナーを指定します ユーザアカウントにカスタムビューを割り当てる場合 ユーザにはビューに関連付けられた設定データと 3-15

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 統計情報だけが表示されます ユーザは プライマリ GSSM GUI に存在している可能性がある 設定された追加の回答 共有キープアライブ ロケーション およびオーナーを参照できません ユーザに管理権限を与えることもできます 管理権限が与えられたユーザは GUI セッションで使用されるビューを変更できます ( たとえば View All 設定に戻す ) この機能では作成中にビューの動作をテストできるので 管理者にとって実用的である可能性があります カスタムビューの一部として個々の回答 共有キープアライブ ロケーション またはオーナーを選択する場合は プライマリ GSSM GUI のこれらの設定データと他の設定データの関係に留意してください 次に プライマリ GSSM GUI の設定データとプロパティの関係を簡単に示します DNS 規則 回答グループ 送信元アドレスのリスト およびドメインリストは 定義プロパティとしてオーナーを指定する 回答グループは 定義プロパティとして回答を指定する 回答は 定義プロパティとしてロケーションを指定する プライマリ GSSM GUI の設定データ間の関係は カスタムビューに表示される設定データと統計情報に直接影響します たとえば プライマリ GSSM GUI に 4 人のオーナーが設定されている場合 カスタムビューに 2 人のオーナーを割り当てると これらの 2 人のオーナーに該当する DNS 規則 回答グループ 送信元アドレスのリスト およびドメインリストだけがカスタムビューに表示されます 残りの DNS 規則 回答グループ 送信元アドレスのリスト およびドメインリストは カスタムビューに現在加えられていない他の 2 人のオーナーに該当するので プライマリ GSSM GUI ページに表示されません GUI ユーザビューの作成 GUI ユーザビューを作成するには 次の手順を実行します 1. プライマリ GSSM GUI から Tools タブをクリックします 2. Views ナビゲーションリンクをクリックします User Views リストページが表示されます ( 図 3-4 を参照 ) 3-16

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 図 3-4 User Views リストページ 3. Create User Views アイコンをクリックします Creating New User View General Configuration 詳細ページが表示されます ( 図 3-5 を参照 ) 3-17

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 図 3-5 Creating New User View General Configuration 詳細ページ 4. General Configuration 詳細ページ (General Configuration ナビゲーションリンク ) で 次の内容を実行します a. Name フィールドに 新規ユーザビューの名前を入力します ビューの名前は スペースなしで 1 ~ 80 文字の英数字にすることができます b. Comments フィールドに 新規ユーザビューに関する説明 または重要な注意事項を入力します 5. Add Answers ナビゲーションリンクをクリックして カスタムユーザビューに表示される回答を定義します Add Answers 詳細ページが表示されます ( 図 3-6 を参照 ) カスタムユーザビューに追加する 既存の各回答に該当するチェックボックスをオンにします GSS ネットワークの回答リストが 1 ページを超える場合は 最初のページの回答だけを選択してから Add Selected をクリックして 次のページの回答に進みます 3-18

第 3 章 プライマリ GSSM GUI ( 注 ) プライマリ GSSM GUI は カスタムユーザビューで最大 100 の回答をサポートしています 図 3-6 Creating New View Add Answers 詳細ページ 6. Add Keepalives ナビゲーションリンクをクリックして カスタムユーザビューに表示される共有キープアライブを定義します Add Keepalives 詳細ページが表示されます ( 図 3-7 を参照 ) カスタムユーザビューに追加する 既存の各共有キープアライブに該当するチェックボックスをオンにします GSS ネットワークの共有キープアライブのリストが 1 ページを超える場合は 最初のページの共有キープアライブだけを選択してから Add Selected をクリックして 次のページの共有キープアライブに進みます 3-19

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 ( 注 ) プライマリ GSSM GUI は カスタムユーザビューで最大 100 のキープアライブをサポートしています 図 3-7 Creating New View Add Keepalives 詳細ページ 7. Add Locations ナビゲーションリンクをクリックして カスタムユーザビューに表示されるロケーションを定義します Add Locations 詳細ページが表示されます ( 図 3-8 を参照 ) カスタムユーザビューに追加する 既存の各ロケーションに該当するチェックボックスをオンにします GSS ネットワークのロケーションリストが 1 ページを超える場合は 最初のページのロケーションだけを選択してから Add Selected をクリックして 次のページのロケーションに進みます 3-20

第 3 章 プライマリ GSSM GUI ( 注 ) プライマリ GSSM GUI は カスタムユーザビューで最大 200 のロケーションをサポートしています 図 3-8 Creating New View Add Locations 詳細ページ 8. Add Owners ナビゲーションリンクをクリックして カスタムユーザビューに表示されるオーナーを定義します Add Owners 詳細ページが表示されます ( 図 3-9 を参照 ) カスタムユーザビューに追加する 既存の各オーナーに該当するチェックボックスをオンにします 9. GSS ネットワークのオーナーリストが 1 ページを超える場合は 最初のページのオーナーだけを選択してから Add Selected をクリックして 次のページのオーナーに進みます 3-21

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 ( 注 ) プライマリ GSSM GUI は カスタムユーザビューで最大 500 のオーナーをサポートしています 図 3-9 Creating New View Add Owners 詳細ページ 10. 適切な Remove ナビゲーションリンクをクリックして このカスタムユーザビューから回答 キープアライブ ロケーション またはオーナーを削除します 次に 関連した詳細ページが表示されます 図 3-10 に Remove Answers 詳細ページを示します 11. カスタムユーザビューから削除する項目に該当するチェックボックスをオンにしてから Remove Selected をクリックします 3-22

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 図 3-10 Creating New View Remove Answers 詳細ページ 12. ユーザビューの定義が完了したら General Configuration ナビゲーションリンクをクリックして Creating New User View General Configuration 詳細ページに戻ります ( 図 3-11 を参照 ) このビューに割り当てられた選択項目は このページの Current Owners Current Locations Current Answers または Current KeepAlives セクションに表示されます 3-23

プライマリ GSSM GUI 第 3 章 図 3-11 Creating New User View General Configuration 詳細ページ ( ビューに選択項目が割り当てられている場合 ) 13. Submit をクリックして 新しいユーザビューを保存します GUI ユーザビューの変更 プライマリ GSSM GUI からユーザビューを変更するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. Views ナビゲーションリンクをクリックします User Views リストページ が表示されます ( 図 3-4 を参照 ) 3. 変更するユーザビューの左側にある Modify User View アイコンをクリックします Modify User View 詳細ページが表示されます 3-24

第 3 章 プライマリ GSSM GUI 4. General Configuration 詳細ページ (General Configuration ナビゲーションリンク ) で ユーザビューの名前またはコメントを変更するフィールドを使用します 5. 適切な Add ナビゲーションリンクをクリックして さらにこのカスタムユーザビューに回答 キープアライブ ロケーション またはオーナーを追加します 関連した詳細ページが表示されます カスタムユーザビューに追加する項目に該当するチェックボックスをオンにしてから Add Selected をクリックします 6. 適切な Remove ナビゲーションリンクをクリックして このカスタムビューから回答 キープアライブ ロケーション またはオーナーを削除します 関連した詳細ページが表示されます カスタムユーザビューから削除する項目に該当するチェックボックスをオンにしてから Remove Selected をクリックします 7. Submit をクリックして ユーザビューに対する変更内容を保存します GUI ユーザビューの削除 プライマリ GSSM GUI からユーザビューを削除するには 次の手順を実行します 1. Tools タブをクリックします 2. Views ナビゲーションリンクをクリックします User Views リストページが表示されます ( 図 3-4 を参照 ) 3. 変更するユーザビューの左側にある Modify User View アイコンをクリックします Modify User View 詳細ページが表示されます 4. ページの右上隅にある Delete アイコンをクリックします GSS ソフトウェアは ユーザビューを削除するかどうかを確認するプロンプトを表示します 5. OK をクリックして ユーザビューが削除された User Views リストページに戻ります 3-25

管理者アカウントのパスワードの変更 第 3 章 管理者アカウントのパスワードの変更 ここでは GSS CLI から管理者アカウントのパスワードをリセットする方法について説明します また プライマリ GSSM にログインするためのデフォルトの管理パスワードに戻す方法について説明します ここで説明する内容は 次のとおりです 管理者の CLI アカウントパスワードのリセット 管理者の CLI パスワードの変更 管理者の GUI パスワードの復元または変更 管理者の CLI アカウントパスワードのリセット GSS 管理者のアカウントパスワードを忘れた場合 GSS CLI からパスワードをリセットできます この手順を実行するには GSS 装置に物理的にアクセスできる必要があります 管理者の CLI アカウントパスワードをリセットするには 次の手順を実行します 1. ASCII 端末を GSS 装置のコンソールポートに接続します GSS シリーズハードウェアにコンソールケーブルを接続する手順については Cisco Global Site Selector Hardware Installation Guide を参照してください 2. GSS 装置が現在アップの状態で稼働している場合は 電源を再投入して GSS を再起動します GSS が再起動すると コンソール端末に出力が表示されます 3. BIOS が起動し LILO boot: プロンプトが表示されたら?( 疑問符 ) を入力して 稼働している GSS 装置のソフトウェアバージョンを判別してブートモードを開始します LILO boot:? GSS-<software_version> boot: LILO boot: プロンプトが表示されたら Tab または? を押して 使用可能な GSS ソフトウェアイメージのリストを表示します 3-26

第 3 章 管理者アカウントのパスワードの変更 ( 注 ) LILO boot プロンプトの表示後 数秒以内に? コマンドを入力しないと GSS 装置の起動処理が続行されます? コマンドを入力するタイムウィンドウを逃してしまった場合は GSS が正常に起動を完了するまで待ち GSS 装置の電源を再投入してから LILO boot プロンプトに再度アクセスしてみてください 4. boot: プロンプトが表示されたら GSS-<software_version> RESETADMINCLIPW=1 を入力します CLI コマンドは大文字と小文字を区別するので このコマンドを入力するときはご注意ください たとえば GSS ソフトウェアバージョン 1.3.1 を指定するには 次の内容を入力します boot: GSS-1.3.1 RESETADMINCLIPW=1 管理者のパスワードが正常にリセットされた場合 GSS 装置が再起動している間 [Resetting admin account CLI password] メッセージがコンソール端末に表示されます メッセージが表示されない場合は ステップ 2 ~ 4 を繰り返します GSS-<software_version> RESETADMINCLIPW=1 コマンドを入力するときは 細心の注意を払ってください 管理者の CLI パスワードの変更 username グローバルコンフィギュレーションモードコマンドを使用して GSS CLI にアクセスするための管理者のパスワードを変更できます このコマンドの構文は 次のとおりです username name password password 引数とキーワードは 次のとおりです name 変更または割り当てるユーザ名 引用符を付けないテキスト文字列をスペースを含まずに 32 文字以内で入力します ログイン名は 英数字で開始する必要があります password password GSS CLI へのログインに使用するパスワードを変更します 変更するパスワードを指定します 引用符を付けないテキスト文字列をスペースを含まずに 8 文字以内で入力します 3-27

管理者アカウントのパスワードの変更 第 3 章 たとえば 管理者のパスワードを mynewpassword に変更する場合 次の内容を入力します gssm1.example.com(config)# username admin password mynewpassword privilege admin 管理者の GUI パスワードの復元または変更 reset-gui-admin-password コマンドを使用して プライマリ GSSM GUI へのログインに使用するデフォルトの管理者のパスワードに戻したり 管理者のパスワードを変更したりできます GSS は 電源の障害によって発生するデータ損失を防ぐために ハードディスクの安全なパーティションに管理者のユーザ名とパスワードを保存します 管理者のパスワードを変更したあとで パスワードを紛失または忘れた場合は プライマリ GSSM で reset-gui-admin-password コマンドを使用して パスワードをデフォルトにリセットできます 管理者の権限を持つユーザだけが 管理者の GUI パスワードを削除したり 変更したりできます このコマンドの構文は 次のとおりです reset-gui-admin-password [password text] オプションの password text キーワードと引数を使用すると プライマリ GSSM GUI へのログインに使用する管理者のパスワードを変更できます 引用符を付けないテキスト文字列をスペースを含まずに 6 ~ 16 の文字で入力します たとえば 管理者のパスワードを mynewpassword に変更する場合 次の内容を入力します gssm1.example.com# reset-gui-admin-password password mynewpassword 3-28