平成 28 年 6 月 30 日 第 10 期 ( 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで ) 貸借対照表 損益計算書及び個別注記表 株式会社阪急オアシス
貸借対照表 平成 28 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 百万円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資産の部 ) 54,766 ( 負債の部 ) 29,203 流 動 資 産 10,705 流 動 負 債 19,411 現金及び預金 1,374 買 掛 金 8,073 売 掛 金 2,635 短 期 借 入 金 5,970 商 品 3,430 リ ー ス 債 務 311 貯 蔵 品 141 未 払 金 1,479 前 払 費 用 584 未 払 費 用 589 繰延税金資産 409 未払法人税等 482 未 収 入 金 2,056 未払消費税等 367 そ の 他 77 前 受 金 163 貸 倒 引 当 金 5 預 り 金 1,250 賞 与 引 当 金 380 固 定 資 産 44,060 ポイント引当金 279 有形固定資産 26,089 そ の 他 62 建物及び構築物 10,349 機械及び装置 1,130 固 定 負 債 9,792 器具及び備品 1,628 リ ー ス 債 務 5,361 土 地 8,726 退職給付引当金 1,627 リ ー ス 資 産 4,254 役員退職慰労引当金 41 長期預り保証金 2,224 無形固定資産 5,552 資産除去債務 437 借 地 権 43 そ の 他 100 ソフトウェア 220 の れ ん 5,240 ( 純資産の部 ) 25,562 施 設 利 用 権 48 株 主 資 本 26,042 資本金 100 投資その他の資産 12,418 資本剰余金 23,880 投資有価証券 2 資 本 準 備 金 25 関係会社株式 3,903 その他資本剰余金 23,855 出 資 金 0 利益剰余金 2,061 長 期 貸 付 金 1,301 その他利益剰余金 2,061 差 入 保 証 金 5,629 固定資産圧縮積立金 56 長期前払費用 268 繰越利益剰余金 2,005 繰延税金資産 884 そ の 他 428 評価 換算差額等 479 土地再評価差額金 479 資 産 合 計 54,766 負債 純資産合計 54,766
損益計算書 平成 27 年 4 月 1 日から 平成 28 年 3 月 31 日まで ( 単位 : 百万円 ) 科 目 金 額 売 上 高 110,262 売 上 原 価 83,881 売 上 総 利 益 26,381 その他営業収入 5,626 営 業 総 利 益 32,008 販売費及び一般管理費 30,148 営 業 利 益 1,859 営 業 外 収 益 受 取 利 息 26 受 取 配 当 金 84 そ の 他 93 205 営 業 外 費 用 支 払 利 息 235 グループ運営手数料 93 そ の 他 124 452 経 常 利 益 1,612 特 別 利 益 投資損失引当金取崩益 48 48 特 別 損 失 減 損 損 失 415 過年度給与手当 127 転 貸 損 失 85 固定資産除却損 41 そ の 他 131 801 税引前当期純利益 859 法人税 住民税及び事業税 770 法 人 税 等 調 整 額 244 当 期 純 利 益 333
個別注記表 重要な会計方針に係る事項に関する注記 1. 記載金額は 百万円未満を切り捨てて表示しております 2. 資産の評価基準及び評価方法 (1) 有価証券の評価基準及び評価方法子会社株式総平均法による原価法 その他有価証券時価のないもの 総平均法による原価法 (2) たな卸資産の評価基準及び評価方法 商 品 売価還元法による原価法 ( 収益性の低下による簿価切下げの方法 ) なお 生鮮品につきましては最終仕入原価法を採用しております 貯蔵品 最終仕入原価法による原価法 ( 収益性の低下による簿価切下げの方法 ) 3. 固定資産の減価償却の方法 有形固定資産 ( リース資産を除く ) 定額法 無形固定資産 定額法なお のれんについては発生日以後 20 年間で均等償却しております リース資産 所有権移転外ファイナンス リース取引に係るリース資産リース期間を耐用年数とし 残存価額を零とする定額法を採用しております
4. 引当金の計上基準 貸倒引当金投資損失引当金賞与引当金ポイント引当金退職給付引当金役員退職慰労引当金 売上債権等の貸倒れによる損失に備えるため 一般債権につきましては 貸倒実績率を使用し 貸倒懸念債権等特定の債権につきましては 個別に回収可能性を検討し 回収不能見込額を計上しております 関係会社への投資に対する損失に備えるため 出資額の範囲内で引当てております この引当金は 関係会社株式に対する評価性引当金であり 貸借対照表においては 関係会社株式と相殺して表示しております なお 当該金額は 262 百万円であります 従業員に対する賞与の支給に備えるため 支給見込額に基づき計上しております 販売促進のためのポイント制度において 顧客へ付与したポイントの利用に備えるため 将来利用見込額に基づき計上しております 従業員の退職給付に備えるため 当期末における退職給付債務の見込額に基づき 当期末において発生していると認められる額を計上しております (1) 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定に当たり 退職給付見込額を当期末までの期間に帰属させる方法については 給付算定式基準によっております (2) 数理計算上の差異の費用処理方法数理計算上の差異は 各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数 (11 年 ) による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております 役員及び執行役員の退職慰労金の支給に充てるため 内規に基づく期末要支給額を計上しております なお 執行役員に係る当該引当金は 10 百万円であります 5. その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は税抜方式によっております ただし 控除対象外消費税等は 発生事業年度の費用として処理しております
貸借対照表に関する注記 1. 有形固定資産の減価償却累計額 25,919 百万円 2. 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務短期金銭債権長期金銭債権短期金銭債務長期金銭債務 249 百万円 288 百万円 6,811 百万円 38 百万円 3. 土地の再評価 土地の再評価に関する法律 ( 平成 10 年 3 月 31 日公布法律第 34 号 ) 及び 土地の再評価にに関する法律の一部を改正する法律 ( 平成 13 年 3 月 31 日公布法律第 19 号 ) に基づき 事業用土地の再評価を行い 当該再評価差額を 土地再評価差額金 として純資産の部に計上しております (1) 再評価の方法再評価の方法については 土地の再評価に関する法律施行令 ( 平成 10 年 3 月 31 日公布政令第 119 号 ) 第 2 条第 3 号に定める固定資産税評価額に合理的な調整を行って算出する方法を採用しております (2) 再評価を行った年月日平成 14 年 2 月 28 日 (3) 土地の再評価に関する法律 第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当期末における時価の合計額と 当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 570 百万円
税効果会計に関する注記 1. 繰延税金資産および繰延税金負債の発生原因別の主な内訳 ( 繰延税金資産 ) 退職給与引当金土地評価損減損損失賞与引当金子会社投資損失引当金その他繰延税金資産小計評価性引当額繰延税金資産合計 ( 繰延税金負債 ) 土地評価益固定資産圧縮積立金その他繰延税金負債合計繰延税金資産の純額 562 百万円 479 百万円 542 百万円 132 百万円 90 百万円 582 百万円 2,389 百万円 597 百万円 1,792 百万円 447 百万円 30 百万円 21 百万円 499 百万円 1,293 百万円 2. 税効果会計に使用する法定実効税率の変更 所得税法等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 15 号 ) 及び 地方税法等の一部を改正する等の法律 ( 平成 28 年法律第 13 号 ) が平成 28 年 3 月 29 日に国会で成立し 平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました これに伴い 当期の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用した法定実効税率は従来の 35.4% から平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度及び平成 29 年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については 34.8% に 平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については 34.6% にそれぞれ変更しております この変更により 繰延税金資産の金額 ( 繰延税金負債の金額を控除した金額 ) は 27 百万円減少し 法人税等調整額が同額増加しております
関連当事者との取引に関する注記 親会社及び法人主要株主等 属性 会社の名称 議決権等所有 ( 被所有 ) 割合 関連当事者との関係 ( 単位 : 百万円 ) 取引の内容取引金額科目期末残高 親会社 エイチ ツー オーリテイリンク ( 被所有 ) 直接 100% 役員の兼任 利息の支払 28 短期借入金 5,970 グループ運営負担金の支払 93 未払費用 32 取引条件及び取引条件の決定方針等 ( 注 )1. 取引金額には消費税等は含まれておりません 2. 資金の借入についての利率は 市場金利を勘案して合理的に決定しております 兄弟会社等 属性 会社の名称 議決権等所有 ( 被所有 ) 割合 関連当事者との関係 ( 単位 : 百万円 ) 取引の内容取引金額科目期末残高 親会社の 阪急阪神子会社百貨店 仕入の代行 8,470 未収入金 753 親会社の 阪急友の会子会社 お買物券の回収 3,509 売掛金 332 1 株当たり情報に関する注記 1.1 株当たり純資産額 2.1 株当たり当期純利益 12,781,206 円 28 銭 166,777 円 66 銭
重要な後発事象に関する注記 共通支配下の取引平成 28 年 4 月 22 日の取締役会において 吸収分割を行うことを意思決定しております 取引の概要等は以下のとおりであります 1. 取引の概要 (1) 対象となった事業の名称及びその事業の内容子会社管理事業および子会社株式 (2) 企業結合日平成 28 年 6 月 1 日 ( 予定 ) (3) 企業結合の法的形式当社を吸収分割会社とし 株式会社エイチ ツー オー食品グループを吸収分割承継会社とする吸収分割 (4) 企業結合後の企業の名称株式会社エイチ ツー オー食品グループ (5) その他取引の概要に関する事項当社は現在 イズミヤ株式会社との間で生鮮 加工商品の共同調達や デリカ商材の相互供給 消耗品の共同調達など店舗運営コスト削減のための共同取り組みを進めておりますが 今後は株式会社エイチ ツー オー食品グループの下 イズミヤと当社は重複した機能 施設などの統合や見直し 商品 業務フローの改善等を推し進めることで効率化を図ってまいります 2. 実施する会計処理の概要 企業結合に関する会計基準 及び 企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針 に基づき 共通支配下の取引として処理する予定であります