AP ポータブルフロアジャッキ 2t 取扱説明書 この度はアストロプロダクツ ポータブルフロアジャッキ 2t をお買い上げいただき誠に ありがとうございます ご使用前に本取扱説明書をよくお読みになり安全にお使い下さい ますようお願い致します AP ポータブルフロアジャッキ 2t 商品コード 2 0 0 6 0 0 0 0 0 1 0 1 4 商品型番 AP 0 6 0 1 0 1 本体重量 6.6kg 耐荷重 2000kg 最低位 120mm 最高位 300mm アーム長 160mm 受け皿径 Φ55mm 本体寸法 ( 長 / 幅 / 高 ) 全長 420mm 幅 195mm 高さ120mm 製品改良の為主要機能及び形状等は予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい 各部名称 受け皿 アーム シリンダー オイルプラグ ハンドル セーフティオーバーロードバルブ 1 / 8
安全上の注意 この取扱説明書及び製品本体に貼り付けられたラベルは 安全に関わる重要な注意事項を 警告 注意のマークを使用し表現しています 製品を安全にお使い頂き あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止する為のものですので 必ず守って下さい 本製品を使用する前に この取扱説明書に記載されている各項目を良く読み 理解し 厳守して下さい 取扱説明書を無くしたり 汚したりせず 使用者が任意に読む事が出来る様大切に保管して下さい 警告 注意の意味は以下の通りです 警告この表示内容を無視し 誤った使い方をすると 死亡や重傷などの重大な傷害に結びつく可能性があります 注意この表示内容を無視し 誤った使い方をすると 人的障害及び製品の故障やその他物的損害に結びつく可能性があります 警告 使用前には取扱説明書を熟読し 本製品の使用方法をよく理解してから 使用して下さい 本製品は自動車整備士または整備に関する一般的な知識を有する方を前提に作られています 本製品の分解 改造はしないで下さい 修理技術者以外の人は絶対に分解したり 修理したりしないで下さい 作業場所は常に整理整頓し 作業上障害となる様な物は置かないで下さい また 可燃性の液体やガスのある場所では使用しないで下さい また 作業中は必ず換気をし 作業場の通気を良くして下さい 作業中は作業に適した服を着用し だぶだぶの衣服やネックレス等の装身具は 周囲に引っ掛かりケガをする恐れがありますので 着用しないで下さい 作業中は安全の為 安全ゴーグル 安全手袋 作業着を着用し作業を行って下さい 雨が降っている中で作業したり 湿った場所や濡れた場所で作業は行わないで下さい 高温 直射日光下では使用しないで下さい また 作業中も周辺温度が40 以上にならない様注意して下さい 作業者以外は作業場に近づけないで下さい 特に子供は危険な行動をとることがあるので近づけない様 十分注意して下さい 使用しない場合は 子供の手の届かない場所か施錠できる場所に保管して下さい 子供や幼児の手の届くところでは使用しないで下さい ケガの恐れがあります 使用目的以外では 使用しないで下さい 事故やケガの原因になります 2 / 8
本製品使用前には 必ずネジの緩み 各部に異常が無いかを確認してから作業を行って下さい 本製品は大切に取扱って下さい ぶつけたり 倒したりした場合は 必ず各部の異常を確認して下さい 各部に損傷や異常がある場合は 必ずお買い求めの販売店に修理の依頼をして下さい 絶対に自ら分解修理を行わないで下さい 事故やケガの原因になります 耐荷重以上の重さを掛けないで下さい 事故やケガ 本体破損の原因になります リリースバルブを急に回すと 車輌が急激に落下する恐れがあり 事故やケガの原因になりますので ゆっくり慎重に回して下さい 車輌より燃料 バッテリー液 もしくは他の危険な物質等が流れ出ている場合は ジャッキアップをお止め下さい 正しい位置にジャッキスタンドを立てるまで 車輌の下で作業しないで下さい コンクリート等の固く平らな床面で使用して下さい ジャッキが沈む恐れのある柔らかい場所での使用はお止め下さい ジャッキは車輌を持ち上げるためのみに使用し 決してジャッキを上げたまま保持する事はしないで下さい ジャッキアップする際に車輌が傾きますのでドアや壁 あるいは付近の既設物と車輌の間隔を 少なくとも0.5m 以上設けてください 車輌内に人が乗っていない事を確認して下さい 受け皿の中心にジャッキアップポイントが乗り 安定している事を確認して下さい ジャッキダウンする前に 必ず車輌の下に人のいない事を確認して下さい ジャッキアップ中は車輌が動かない様にして下さい また 車輌を動かす為にジャッキを使用することはお止め下さい 使用前に各部分を点検し 異常が発見された場合は使用を中止して下さい また使用中に少しでも異常を感じたら 速やかに作業を中止して下さい 注意 高温 多湿 ホコリの発生する場所や振動する場所に保管するのは避けて下さい また屋外では使用しないで下さい ジャッキアップポイントについては メーカーが指定する場所のみにして下さい ( ジャッキアップする車輌の メーカーより付属されているマニュアル本を参照 ) ジャッキに損傷がある場合は使用しないで下さい 過負荷を掛けないで下さい 能力以上の荷重を掛けると故障や事故に繋がる恐れがあります 作業は固く平らな場所で行って下さい 傾斜や凸凹があると ジャッキ本体が転倒 またはジャッキアップした車輌が落下する恐れがあります 3 / 8
本製品を取扱う際は 倒したり強い衝撃を与えたりしないよう注意して下さい 車輌を 長時間ジャッキアップすることは避けて下さい 必ず ジャッキアップ終えたら速やかに ジャッキスタンドを掛けて下さい 本製品を 本来の使用目的以外には使用しないで下さい ブレーキオイルをジャッキオイルとして使用することは絶対に止めてください セーフティオーバーロードバルブは調整しないで下さい メンテナンス時に使用するジャッキオイルに関しては 推奨されるオイルのみを使用して下さい ジャッキのコンディションが良好であることを確認して下さい 故障部品がある場合はすぐに修理 交換してください 純正部品のみを使用し 他の不適切な部品は使用しないでください もし 不適切な部品を使用した場合は保証適用外となります 操作手順 初期操作の前に 注意事項で述べたような水平で固い場所に車両を準備して下さい 車輌メーカーの指定するジャッキアップポイントにジャッキの受け皿を当ててください エンジンのスイッチを切り ギヤは抜いた状態にして下さい( オートマ車はニュートラル ) ジャッキアップ リリースバルブが閉じるまでハンドルを右( 時計回り方向 ) に回し 最大のストロークでハンドルを上下にポンピングして車輌を必要な高さまでジャッキアップして下さい ジャッキの能力を超える負荷( 重い車輌 ) をジャッキアップしようとした場合 安全弁が開きジャッキアップしません ジャッキアップ後の作業時には必ず ジャッキスタンドで車輌を固定して下さい また 1 脚だけでのご使用は非常に危険ですのでジャッキスタンドは必ず左右 2 脚セットでご使用下さい 警告 : ジャッキのみでの車輌の保持は大変危険ですので絶対に行わないで下さい ジャッキダウン リリースバルブを開く為 ハンドルをゆっくりと反時計回りに回してください ハンドルの回す量によって車輌の下がるスピードがコントロールされます 不意にリリースされる事が無いように 慎重に行ってください 警告 : 車両の下 もしくは下降する軌道上に人が居ない事 支障が無い事を確認してか ら行ってください 4 / 8
メンテナンス 重要事項 : メンテナンスについては 有資格者のみが行うようにして下さい 警告 : ブレーキフルード もしくはジャッキ用以外のオイルを使用した場合 重大な損害を引き起こす原因となりますので 絶対に使用しないで下さい その場合は保証適用外となります 使用前に 各パーツ及び他のボルト ナット 溶接部を含む全ての部分に破損 ヒビ等の傷等が無い事を確認して下さい もし不具合箇所が見つかった場合は作業を止め 不具合個所の修理に必要な処置を取ってください もし過負荷での使用 もしくは衝撃を与えたと思われる場合は ジャッキを使用せず 検査し 適切な処置を取ってください 3ヶ月毎に 全てのキャスターのボールベアリングにグリスを塗布して下さい ジャッキオイルは 1 年ごとに交換してください オイル量は約 60ccになります また オイルは市販のジャッキオイル又は作動油を使用して下さい ( 使用頻度によって 交換時期を調整して下さい ) 定期的にポンプピストンロッドに腐食が無いか確認して下さい 金属が剥き出しの部分 ( 未塗装 ) は きれいなオイルを含んだ布で拭いてください エア抜き手順 ジャッキ使用前に油圧シリンダー部分の給油キャップを外し ハンドルを反時計回りに回しリリースバルブを開いてください その状態で8~9 回ポンピングして油圧回路内の混入物 ( エアー含む ) を除去して下さい その後給油キャップを取り付けて元の状態に戻して下さい ジャッキの処分について ジャッキが完全に使用不能となり処理する場合は オイルを承認された容器に排出し 各自治体の規則に従ってジャッキ本体とオイルを処理して下さい 所有者 使用者責任所有者 及び使用者は当該商品を使用する前に メーカーからの説明書 ( 警告文 ) を良く読み 理解しなければなりません 資格を持ち 自動車の構造 及び構成している部品等をよく理解し 十分な経験のある人が責任を持って当該商品を使用した作業を行うようにして下さい 警告事項は特に良く理解するようにして下さい 所有者 及び使用者は今後の作業の上で メーカーからの推奨事項を常に把握し 維持するように努めてください また 警告ラベル 説明書等については いつでも読む事が出来るように良い状態で保管して下さい 5 / 8
使用上の注意 1 安全ゴーグル 安全手袋 安全帽 作業服を着用して下さい 2 サイズの極端に大きい衣服 ズボン等 巻き込みの恐れがある衣服や作業服は着用しないで下さい 必ず体に合った作業服を着用して下さい また 長髪の人は髪が巻き込まれないようにして下さい 3 使用する工具の説明書を良く読み 注意事項を守って作業して下さい 4 作業前に 各部に傷 損傷 錆等が無いか良く確認して下さい 5 可動部 回転部分には 作業前もしくは定期的にグリスの塗布 注油を行って下さい 6 誤った使用方法により商品が破損 人体への損傷 物品等の損害が生じた場合 一切の保証 並びに責務は無効となります トラブルシューティング故障内容原因対応策 1, リリースバルブを時計回り方向に回し オイルプラグを外します 2, 手動でアームを引き上げます 油圧を保持しないアームが下がりきらない 上がらないアームが上がりきらない負荷時 作動不良アームが下がらない バルブ密着部の汚れエアの噛み込みオイル量が適性ではないエア噛みオイル量が不適正油圧シール不良エアの噛み込み 3, リリースバルブを反時計回り方向に回し アームを押し下げてください 上記の手順で直らない場合はジャッキのオーバーホールが必要です ジャッキのエア抜き作業をしてください エア抜き手順参照ジャッキのオイルレベルをチェックし 適正な湯量に調整してください 上記を参照し 原因を取り除いてください ジャッキのオーバーホールが必要です ジャッキのエア抜き作業をしてください エア抜き手順参照 6 / 8
製品保証規定 製品の保証期間は ご購入後 180 日です 正常な使用状態にて故障した場合は 弊社の責任に於いて無償にて修理 交換させていただきます 本保証は 当該製品単体の保証を意味します 製品の故障及び損傷により発生する損害は 保証対象には含まれません 本保証は 日本国内においてのみ有効です 海外で発生した故障及び損傷に関しては 保証対象には含まれません 保証の可否は弊社が判定いたします ご購入日の確認ができない場合は 有償修理として受け付けさせていただきます 製品保証は弊社で販売した商品のみ有効です 二次的に発生する損失の補償及び次に該当する場合は保証対象には含まれません 使用上の誤り 保守点検 保管等の義務を怠った為に発生した故障及び損傷 製品の作動機構に悪影響を及ぼす変更( 改造 ) を加え それが原因で発生した故障及び損傷 消耗品が損傷し 取り替えを要する場合 地震 火災 風害その他天災地変等 外部に要因がある故障及び損傷 当社発行の製品保証書 購入レシート 納品書の提示が無い場合 取り扱い店以外での修理による故障 修理後の使用においての故障 ご納入後の輸送や移動時の落下や衝撃による故障及び損傷 製品修理規定 製品保証規定外の有償修理に該当いたします 製品修理保証期間は 修理完了後 90 日です 尚 製品修理保証は 修理箇所のみ有効とさせていただきます 修理は弊社で販売した製品に限ります 製品の修理期間中に お客様側で発生した損害に関しては 一切保証いたしません 修理期間中の代替製品の貸出はいたしません 修理製品の往復送料は お客様負担とさせていただきます 弊社側で修理不可能と判断した製品は 修理に応じかねる場合があります 7 / 8
故障について 故障と思われる場合には お手数ですがお買い上げの販売店又は販売元までお問い合わせ 下さい お問合せ先株式会社ワールドツール 361-0056 埼玉県行田市持田 2091-1 電話 :048-564-6970( 代 ) FAX:048-564-6971 カスタマーサービス TEL:048-564-3727 受付時間 : 月 ~ 金 10:00~18:00 8 / 8
ご使用になる前に必ずお読み下さい この度はアストロプロダクツ製品をお買い上げいただきまことにありがとうございます ご使用になる前に下記の内容を確認していただき正しくご使用下さい 内容の詳細は付属の取扱説明書をご確認下さい ご使用前にエア抜き作業を行って下さい 油圧ポンプにエアが混入している状態では ジャッキが正常に作動しない場合があります ご使用前に必ず下記の作業を行い 余分なエアを排出させて下さい 1 リリースバルブにハンドルを差し込み 反時計回りに 1 回転させて下さい 2 ハンドルを上部に差し替えて 約 10 回上下にポンピングして下さい この作業で油圧ポンプ内のエアを排出します リフトアーム リリースバルブ ハンドル 3 ハンドルを右に回してリリースバルブを閉じ ジャッキの作動を確認します もし リフトアームの上がりが丌十分である場合は 1から3の作業を数回繰り返し行って下さい セーフティオーバーロードバルブには触れないで下さい 故障の原因となりますので 油圧ポンプのセーフティオーバーロードバルブには絶対に触れないで下さい このバルブを調整して生じた丌具合については保証対象外となりますのでご注意下さい セーフティオーバーロードバルブ