エコアクション 21 環境活動レポート 作成日 発行日平成 29 年 6 月 30 日 ( レポートの対象期間 : 平成 28 年 5 月 ~ 平成 29 年 4 月 ) 株式会社サコー製作所
目次 Ⅰ. 組織の概要 1 Ⅱ. 環境方針 2 Ⅲ. 環境目標とその実績 ( 期 :5 月 ~4 月 ) 3 Ⅳ.38 期 ( 平成 28 年 5 月 ~ 平成 29 年 4 月 ) の環境活動の評価 4 Ⅴ. 次年度の取り組み内容 5 39 期 ( 平成 29 年 5 月 ~ 平成 30 年 4 月 ) Ⅵ. 環境関連法規への違反 訴訟等の有無 6 Ⅶ. 代表者による全体の評価と見直し 7
Ⅰ. 組織の概要 1) 事業社名及び代表者株式会社サコー製作所代表取締役倉知義久 2) 所在地 505-0055 岐阜県美濃加茂市加茂野町稲辺 80 3) 主要生産品目金属加工部品製造 4) 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先 責任者製造課課長玉田信義 担当者品質保証課森光広 連絡先電話 0574-26-0631 FAX 0574-26-0601 5) 事業の規模 売上高 13.800 万円 ( 平成 28 年 5 月 ~29 年 4 月 敷地面積 2,640m2 建坪面積 1,369m2 ( 倉庫は除く ) 従業員数 9 人 6) 事業の概要昭和 45 年 (1970 年 ) 創立美濃加茂市古井町で酒向製作所として発足昭和 61 年 (1986 年 ) 同市加茂野町新設及び移転平成 10 年 (1998 年 ) 第 2 工場を 3 階建てに増改築平成 12 年 (2000 年 ) 国際システム審査 の審査により ISO9001 の認証を取得 7) 主要取引先 豊和工業 リコーエレメックス リコーエレメックスAT トヨトミ 東海理化 など 8) エコアクション 21 認証 登録範囲各種スプリング ばね用線材加工品 ばね用薄板加工品の製造全組織 全活動 1
Ⅱ. 環境方針株式会社サコー製作所は 精密金属加工部品を通じて 事業活動が環境に与える影響を理解し 地球環境保全を最重要課題と認識し 環境経営活動に取り組みます 1. 環境関連法規 条例及びその他同意した要求事項を遵守します 2. 省エネルギー 省資源活動を推進します 3. 廃棄物の削減に努めます 4. 環境に配慮した製品の購入に努めます 5. 環境目標を設定し 定期的な見直しを行いながら 環境経営マネジメントシステムの継続的な改善を行い 環境汚染予防に努めます 6. 環境方針は 社員及び当社のために働く人全員に周知し 環境活動レポートを通じ 社内外へ必要に応じて 情報提供を行います 制定改訂 2001 年 5 月 1 日 2012 年 4 月 26 日 株式会社サコー製作所 代表取締役 倉知 義久 2
Ⅲ. 環境目標とその実績 ( 期 :5 月 ~4 月 ) 1) 当社における過去 3 年間の実績は 以下の通りである 単位 [ 原単位 ] 35 期 (H25 年 ) 36 期 (H26 年 ) 二酸化炭素排出量の削減 t-co 2 96.629 94.853 電力使用量の削減 kwh/100 万円 963.83 961.86 社用車燃料使用量の削減 l/100 万円 53.930 54.343 廃棄物排出量の削減 kg/100 万円 0.898 0.895 水使用量の削減 m3 /100 万円 0.915 0.910 グリーン購入の推進 件 / 年 3 3 37 期 (H27 年 ) 95.491 958.10 52.833 0.881 0.900 7 2)37 期以降 3 年間の目標を以下に示す 単位 [ 原単位 ] 基準値年次別目標 (35 期 ) 37 期 38 期 39 期 二酸化炭素排出量の削減 (3.0%) t-co 2 96.629 95.663 94.696 93.730 電力使用量の削減 (3.0%) kwh/100 万円 963.83 954.19 944.55 934.92 社用車燃料使用量の削減 (6.0%) l/100 万円 53.930 52.851 51.773 50.694 廃棄物排出量の削減 (3.0%) kg/100 万円 0.898 0.889 0.880 0.871 水使用量の削減グリーン購入の推進 (4.5%) m3 /100 万円件 / 年 0.915 0.901 3 0.888 4 0.874 5 注.1) 化学物質は 使用していない 2) 当社は顧客仕様を基に製造するので 製品に関する環境目標は設定しない 3) 二酸化炭素排出量の把握に用いた排出係数は 中部電力の実排出係数 0.473kg-CO 2 /kwh を用いた 35 期の実績値を基に3 年間の目標を設定した (37 期から39 期 ) 1 二酸化炭素排出量の削減削減目標を3 年間で3.0% 削減に設定した 2 電力使用量の削減 35 期の実績をベースに 3 年間で 3.0% の削減を目指す 3 社用車燃料使用量の削減 35 期の実績をベースに 3 年間で 6.0% の削減を目指す 4 廃棄物排出量の削減 35 期の実績をベースに 3 年間で3.0% の削減を目指す 分別の徹底により 平成 13 年 5 月以降は 産廃の排出は無い 5 水使用量の削減 35 期の実績をベースに 3 年間で 4.5% の削減を目指す 6 グリーン購入の推進主に事務用品につき 環境配慮製品の購入に努め 3 年間で毎年 1 件増加を目指す 3
Ⅳ. 38 期 ( 平成 28 年 5 月 ~ 平成 29 年 4 月 ) の環境活動の評価 1) 実績 単位 [ 原単位 ] 目標 実績 増減 評価 二酸化炭素排出量の削減電力使用量の削減 t-co 2 kwh/100 万円 94.696 944.55 94.922 944.18 0.226-0.37 社用車燃料使用量の削減 l/100 万円 51.773 51.705-0.068 廃棄物排出量の削減 kg/100 万円 0.880 0.879-0.001 水使用量の削減 m3 /100 万円 0.888 0.887-0.001 グリーン購入の推進 件 4 7 +3 2) 評価 二酸化炭素排出量の削減以外は目標が達成出来た 従業員一同が協力してくれたおかげである 1 二酸化炭素排出量の削減冬期の暖房用の灯油の使用量が例年に比して多く 目標は達成出来なかったが 37 期よりは削減できた 来期は達成出来るよう努めて下さい ( 灯油の使用量も二酸化炭素排出量に影響があると思われるので今後削減の対象にするか検討する ) 2 電力使用量の削減目標が達成できた しかし今後ますます削減が厳しくなると思われるのでより一層削減に努めて下さい 3 社用車燃料使用量の削減社用車燃料使用量は削減できたが 目標値を超える月もあったのでドライバーは燃料の削減の努力が必要である ( エコ運転に心がけて下さい ) 4 廃棄物排出量の削減段ボールを資源回収に出すことにより減少することができた また宅配便に再利用して削減に心がけて下さい 分別の徹底等により 産業廃棄物の排出は無かった 5 水使用量の削減水使用量は目標値が達成できたがより一層バレル等に使用する水の節水に心がけて下さい 6 グリーン購入の推進グリーン購入に関しては 3 種類以上の備品などを購入して目標が達成できた 今後も事務用品を購入する際にはグリーン購入法適合商品を購入して下さい 4
Ⅴ. 次年度の取り組み内容ー 39 期 ( 平成 29 年 5 月 ~ 平成 30 年 4 月 ) ー 35 期の活動を軸に下記の施策を推進する 1) 二酸化炭素排出量の削減電力使用量の削減及び社用車燃料使用量の取り組みによる ( 灯油使用量の削減は検討中 ) 2) 電力使用量の削減 1 熱処理の工程において電気炉を計画的に使用する 2 一日の電気量をエコナビにて把握する 3 室内温度の設定を決めて実行する 夏期 28 度冬期 20 度 4 不要な照明器具 昼食時 就業時の消灯を確認する 5 電気炉使用時はボードに計画を立てて 効率よく使用する 6 扇風機や石油ストーブの併用により エアコンの消費電力を抑える 7 電気スタンドの電球切れ時 消費電力の少ない電球に取り替える 3) 社用車燃料使用量の削減 1 定期的なタイヤの空気圧の確認 オイル交換を行う 2 アイドリング STOP に心がける 3 エコドライブ 急加速 急発進 急ブレーキ をしない様に心がける 4 ナビの使用により ルートの適正化を図る ( 高速道路の使用等 ) 4) 廃棄物排出量の削減 1 両面使用した用紙は シュレッターにかけ 梱包クッション材として納品時などに使用する 2 コピー用紙の両面使用を徹底する 3 ダンボールの使用の削減 ( 通い箱等の使用 ) 4 社内への製品梱包材の返却に努める 5 不要な段ボールは資源回収に出す 5) 水使用量の削減 1 手洗い場の掲示等による節水に努める 2 蛇口の水漏れの確認 3 バレル研磨時の節水に努める ( 出しっぱなしにしない ) 4 バレル工程において 水の再利用を促進する 5 水使用時の蛇口のこまめな開閉を行う 6) グリーン購入の推進主に事務用品について 環境配慮製品の購入に努める 今期購入予定品コピー用紙 ボールペン 修正テープ トイレットペーパー油性マーカー その他 5
Ⅵ. 環境関連法規への違反 訴訟等の有無 1) 主な環境関連法規制と順守評価結果 法規名 騒音規制法岐阜県公害防止条例美濃加茂市環境基本条例 振動規制法岐阜県公害防止条例 廃棄物処理法 家電リサイクル法 フロン排出抑制法 自動車 Nox PM 法 下水道法 グリーン購入法 特定施設 特定施設 保管の基準 看板記載事項 運搬 処分委託 委託契約書 マニフェスト 家電品 エアコン等 排出抑制措置 事業全体の下水 該当する要求事項 ( 対応すべき事項 ) 設備変更の際 騒音が規制基準超えてないか 特定施設が変更された場合 変更の届けは出されているか 苦情発生時に騒音を測る 昼間 ( 午前 8 時から午後 7 時まで ) 特定施設が変更された場合 変更の届けは出されているか 廃棄物の種類 管理者の名前と連絡先 委託業者の資格 種類 数量 性状 有効期限 金額 運搬と処分の関係 所定の様式 管理表の保管 (5 年 ) 社用車購入時に配慮しているか 60 db 朝夕 ( 午前 6 時から午前 8 時まで午後 7 時から午後 11 時まで ) 50 db 夜間 ( 午後 11 時から翌日の午前 6 時まで ) 45dB設備変更の際 振動が規制基準超えてないか 苦情発生時に振動を測る 昼間 ( 午前 8 時から午後 7 時まで ) 60 db 夜間 ( 午後 7 時から翌日の午前 8 時まで ) 55dB飛散 流出 地下浸透防止 60cm 60cm 以上の看板 特定家庭用機器の廃棄時は確実に専門業者に引き渡す 廃棄時は確実に専門業者に引き渡すエアコンの簡易点検 使用開始届 ( 水量 水質を公共下水道管理者に届出 ) 変更時も届出 環境配慮品の購入主に事務用品について 環境配慮製品の購入に努める 順守評価 29.6.20 変更なし苦情なし 変更なし苦情なし 排出実績なし 2) 違反 訴訟等当社の事業活動に関する法令違反はありません 関係当局よりの違反等の指摘は過去 3 年間なく 訴訟もありません 6
Ⅶ. 代表者による全体の評価と見直し 平成 29 年 6 月 23 日に代表者の評価と見直しを行い 下記の指示事項が出された 1 電力使用量 社用車燃料使用量 廃棄物排出量 水使用量 グリーン購入において目標が達成されていて努力が覗えられる 増々削減が困難になってくると思われるが 目標が達成出来る様に次期も努めて下さい 2 二酸化炭素排出量の削減は達成出来なかった様だが 前年と比較すると削減出来ているので次期は目標が達成出来る様に電力 燃料の節約に努めて下さい 以上 7