CHAPTER43 次のオプションは Cisco Configuration Professional(Cisco CP) の [ ファイル ] メニューから利用できます 実行コンフィギュレーションを PC に保存 ルータの実行コンフィギュレーションファイルを PC 上のテキストファイルに保存します 43-1
設定をルータに配信する 第 43 章 設定をルータに配信する このウィンドウでは Cisco CP を使用して変更したあらゆる設定をルータに配信できます Cisco CP の使用による設定変更はいずれも設定を配布するまでルータには反映されません 実行コンフィギュレーションをルータのスタートアップコンフィギュレーションに保存する このチェックボックスを選択すると Cisco CP で ウィンドウに表示されている設定がルータの実行コンフィギュレーションファイルとスタートアップファイルの両方に保存されます 実行コンフィギュレーションファイルは一時的なもので ルータがリブートされると消去されます ルータのスタートアップコンフィギュレーションに設定を保存すると リブート後も設定の変更が保持されます Cisco CP が Cisco 7000 ルータの設定に使用されている場合で 実行コンフィギュレーションに boot network または boot host コマンドと service config コマンドがある場合は [ 実行コンフィギュレーションをルータのスタートアップコンフィギュレーションに保存する ] チェックボックスが無効になります キャンセル 設定変更を破棄して [Cisco CP Deliver to Router](SDM によるルータへの配信 ) ダイアログボックスを閉じる場合は このボタンをクリックします ファイルに保存 ウィンドウに表示されている設定の変更をテキストファイルに保存する場合は このボタンをクリックします 43-2
第 43 章 スタートアップコンフィギュレーションに書き込む スタートアップコンフィギュレーションに書き込む ルータの実行コンフィギュレーションファイルをルータのスタートアップコンフィギュレーションに書き込みます Cisco CP が Cisco 7000 ルータの設定に使用されている場合で 実行コンフィギュレーションに boot network または boot host コマンドと service config コマンドがある場合 このメニュー項目は無効になります デフォルトにリセット デフォルトにリセット を参照してください 43-3
ファイル管理 第 43 章 ファイル管理 このウィンドウを使用すると Cisco ルータのフラッシュメモリおよびそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスにあるファイルシステムを 表示および管理できます このウィンドウで表示と管理ができるのは DOSFS ファイルシステムだけです ウィンドウの左側には 拡張可能なツリーが表示されます このツリーは Cisco ルータのフラッシュメモリおよびそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスにあるディレクトリシステムを表します ウィンドウの右側には ウィンドウの左側で選択されたディレクトリ内にあるファイルおよびディレクトリの名前のリストが表示されます また 各ファイルのサイズがバイト単位で表示され 各ファイルおよび各ディレクトリの最終修正日時が表示されます ウィンドウの右側に表示されたリストでファイルまたはディレクトリを選択し そのリストの上に表示されたコマンドのいずれかを選択できます ディレクトリ ( フォルダ ) は 名前変更または削除ができます ファイルは 1 ファイルずつまたは複数ファイルで コピー 貼り付け または削除ができ 名前変更は 1 ファイルずつできます ただし これには 次の制限が課されます ファイルはコピー元のディレクトリに貼り付けることはできません ルータのフラッシュから Cisco CP を起動した場合 Cisco CP ファイルを削除することはできません Cisco CP ファイルがコピーである場合や PC から Cisco CP を起動した場合には SDM ファイルを削除することができます Cisco CP がルータのフラッシュから起動された場合 Cisco CP ファイルの名前変更はできません Cisco CP ファイルがコピーである場合や PC から Cisco CP を起動した場合には SDM ファイルの名前変更ができます ルータのフラッシュから Cisco CP を起動した場合 Cisco CP ファイルを置換 ( 同名のファイルで上書き ) することはできません Cisco CP ファイルがコピーである場合や PC から Cisco CP を起動した場合には SDM ファイルを置換することができます Cisco IOS ソフトウェアファイルの名前変更はできません ディレクトリ ( フォルダ ) はコピーできません 43-4
第 43 章 ファイル管理 ルータが tftp サーバからブートされている場合は 有効になるファイル操作制限はありません 更新ボタン [ 更新 ] ボタンをクリックすると Cisco ルータのフラッシュメモリおよびそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスから ディレクトリおよびファイルの新しいイメージが取得されます Format ボタン Format ボタンをクリックすると Cisco ルータのフラッシュメモリまたはそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスが再フォーマットされます Format ボタンが有効になるのは ウィンドウの左側で Cisco ルータのフラッシュメモリまたは USB デバイスを表すアイコンを選択した場合だけです 注意 Cisco ルータのフラッシュメモリまたはそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスを再フォーマットすると そのファイルシステム内のファイルがすべて消去されます 新規フォルダボタン [ 新規フォルダ ] ボタンをクリックすると ウィンドウの左側で選択したディレクトリ内に 新しいフォルダが作成されます フォルダ名には スペースや疑問符 (?) は使用できません PC からファイルをロードボタン [PC からファイルをロード ] ボタンをクリックすると ローカル PC からファイルを選択するウィンドウが開きます ファイルを選択し Cisco ルータのフラッシュメモリまたはそのルータに接続した USB フラッシュデバイス上で選択したディレクトリに保存します Cisco CP のファイル およびスペースを使用した名前のファイルは [PC からファイルをロード ] でロードできません 43-5
ファイル管理 第 43 章 Cisco CP.tar のような Cisco CP のファイルは [PC からファイルをロード ] でロードできません Cisco CP のファイルをロードする場合は [ ツール ]>[SDM の更新 ] を使用します [PC からファイルをロード ] を使用してロードしたブートイメージファイルは 現在のブートイメージファイルのディレクトリには保存できません コピーボタン ウィンドウの右側からファイルを選択し [ コピー ] ボタンをクリックして そのファイルをコピーします 貼り付けボタン [ コピー ] ボタンをクリックしてファイルをコピーしたら [ 貼り付け ] ボタンをクリックして 別のディレクトリにファイルのコピーを置きます ウィンドウの左側で コピー先のディレクトリを選択します ファイルのコピーを コピー元ファイルと同じディレクトリに置くことはできません 名前変更ボタン ウィンドウの右側からファイルまたはディレクトリを選択し [ 名前変更 ] ボタンをクリックして その名前を変更します 名前には スペースや疑問符 (?) は使用できません 削除ボタン ウィンドウの右側からファイルまたはディレクトリを選択し [ 削除 ] ボタンをクリックして そのファイルを削除します 名前の横に書き込み禁止アイコンが表示されているファイルは削除できません 名前 ファイルやディレクトリの名前をアルファベット順に並べ替える場合は [ 名前 ] をクリックします [ 名前 ] をもう一度クリックすると 順序が逆になります 43-6
第 43 章 ファイル管理 サイズ ( バイト ) ファイルとディレクトリをサイズ順に並べ替える場合は [ サイズ ( バイト )] をクリックします ディレクトリのサイズは そのディレクトリにファイルがあっても 必ずゼロバイトと表示されます [ サイズ ( バイト )] をもう一度クリックすると 順序が逆になります 修正時刻 ファイルとディレクトリを修正日時の順に並べ替える場合は [ 修正時刻 ] をクリックします [ 修正時刻 ] をもう一度クリックすると 順序が逆になります 名前変更 このウィンドウを使用すると Cisco ルータのフラッシュメモリまたはそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスにあるファイルの名前を変更できます [ 新しい名前 ] フィールドに新しいファイル名を入力します [ 新しい名前 ] フィールドの上に そのファイルの場所へのパスが表示されます 新規フォルダ このウィンドウを使用すると Cisco ルータのフラッシュメモリおよびそのルータに接続されている USB フラッシュデバイスにあるディレクトリシステムで 新規フォルダの命名および作成ができます [ 新しい名前 ] フィールドに新規フォルダ名を入力します [ フォルダ名 ] フィールドの上に その新規フォルダの場所へのパスが表示されます 43-7
SDF を PC に保存 第 43 章 SDF を PC に保存 IPS で作業している場合 作業中のシグニチャ定義ファイル (SDF) を PC に保存できます ファイルの保存先とするディレクトリに移動して [ 保存 ] をクリックします 終了 Cisco Configuration Professional を終了します 43-8
第 43 章 フラッシュのスクイーズ操作を実行できません フラッシュのスクイーズ操作を実行できません このウィンドウは ルータに対して erase flash: 操作が実行されたことがないために ルータがフラッシュに対してスクイーズ操作を実行できない場合に表示されます このヘルプトピックでは erase flash: 操作を実行する前に必要なファイルをダウンロードする方法 erase flash: を実行する方法 およびファイルをルータにロードして戻し その後 Cisco CP と再接続する方法について説明します erase flash: コマンドを実行すると ルータのフラッシュメモリから Cisco CP および Cisco IOS イメージが削除されるので ルータとの接続が切断されます 指示に従って Cisco IOS イメージと SDM.tar を Cisco.com から取得してルータにインストールできるように このヘルプトピックの内容を印刷しておきます ステップ 1 ルータの電源をオフにしないように注意してください erase flash: 操作の後にルータの電源がオフになると メモリにある Cisco IOS イメージが失われます ( 注 ) erase flash 操作の後にルータの電源がオフになった場合は 次のリンクに記載されている手順に従って回復できます http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/access/acs_mod/cis3700/sw_ conf/37_swcf/appendc.htm#xtocid11 ステップ 2 [ ファイル ]>[ 実行コンフィギュレーションを PC に保存 ] を選択し ファイル名を入力して ルータの実行コンフィギュレーションを PC 上のファイルに保存します ステップ 3 ステップ 4 ファイルを保存してルータにコピーできるように 保存先となる TFTP サーバを準備します ここでは TFTP サーバに対する書き込みアクセス許可が必要です TFTP サーバプログラムをインストールした PC をこの目的で使用することもできます tftpcopy コマンドを使用して Cisco IOS イメージ SDM.tar ファイル および SDM.shtml ファイルをフラッシュメモリから TFTP サーバにコピーします 43-9
フラッシュのスクイーズ操作を実行できません 第 43 章 copy flash: tftp://tftp サーバのアドレス / ファイル名 例 : copy flash: tftp://10.10.10.3/sdm.tar ( 注 ) Cisco IOS イメージ SDM.tar ファイル および SDM.shtml ファイルをダウンロードする場合は 次の指示に従ってインターネット接続を使用し Cisco CP でサポートされている Cisco IOS イメージ SDM.tar ファイル および SDM.shtml ファイルをダウンロードします その後 これらのファイルを TFTP サーバに配置します a. 次のリンクをクリックして Cisco Software Center から Cisco IOS イメージを取得します http://www.cisco.com/kobayashi/sw-center/ b. 12.2(11)T リリース以降で 利用する機能をサポートしているイメージを取得します ルータからアクセスできる TFTP サーバにファイルを保存します c. 次のリンクを使用して SDM.tar ファイルおよび SDM.shtml ファイルを取得します その後 SDM.tar および SDM.shtml を TFTP サーバに保存します http://www.cisco.com/go/sdm ステップ 5 ステップ 6 ステップ 7 PC から Telnet を使用してルータにログオンし Enable モードに入ります コマンド erase flash: を入力し 削除操作の続行を確認します ルータの IOS イメージ コンフィギュレーションファイル SDM.tar ファイル および SDM.shtml ファイルが不揮発性 RAM(NVRAM) から削除されます tftpcopy コマンドを使用して まず IOS イメージ 次に SDM.tar ファイルを TFTP サーバからルータにコピーします copy tftp://tftp サーバアドレス / ファイル名 flash: 43-10
第 43 章 フラッシュのスクイーズ操作を実行できません 例 : copy tftp://10.10.10.3/ios_image_name flash:! Replace ios_image_name with actual name of IOS image copy tftp://10.10.10.3/sdm.tar flash: ステップ 8 Web ブラウザを起動し Cisco CP セッションを開始したときに使用したものと同じ IP アドレスを使用して Cisco CP に再接続します すでに erase flash: がルータで実行されているので いつでも必要なときに squeeze flash コマンドを実行できます 43-11
フラッシュのスクイーズ操作を実行できません 第 43 章 43-12