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- 2 - 権の設定等の促進用地利用集積計画(第十八条 第二十一条)に有者不明農用地等に係る農用地利用集積計画の同意手続の特例(第二十一条の二 第二十一条の五)用権設定等促進事業の推進(第二十二条)地利用改善事業の実施の促進(第二十三条 第二十六条)を受けて行う農作業の実施の促進等(第二十七条) 改

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当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

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前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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条例用

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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一部改正 平成四年規則一〇九号 一七年一七二号 二四年七二号 ( 入学の通知 ) 第五条知事は 前条の規定により入学を許可した者に対し 入学許可通知書により通知す るものとする 一部改正 平成一七年規則一七二号 ( 学科 定員及び授業科目 ) 第六条大学校の一般課程に係る学科及び学科別の定員は 次の

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

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独立行政法人教職員支援機構法

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額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

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第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

2/6 ページ ( 一 ) この法律における主務大臣は 環境大臣及び経済産業大臣とすることとしている ( 二 ) この法律に規定する主務大臣の権限の委任について規定することとしている 11 施行期日等 ( 附則関係 ) ( 一 ) この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定

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( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

第八章罰則 ( 第三十三条 ) 附則第一章総則 ( 平二四法一四 章名追加 ) ( 目的 ) 第一条この法律は 駐留軍用地及び駐留軍用地跡地が広範かつ大規模に存在する沖縄県の特殊事情に鑑み 駐留軍用地跡地の有効かつ適切な利用の推進に関する特別の措置を講じ もって沖縄県の自立的な発展及び潤いのある豊か

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

Taro-議案第13号 行政手続条例の

定を法第十九条の二第一項において準用する場合を含む ) 第十九条第一項から第四項まで 第六十一条第一項から第四項まで並びに第八十七条第一項 を 第八条第三項 第九条第三項 第十条第一項から第三項まで 第十一条第二項 第十二条第三項 第十三条第一項から第四項まで 第十四条第三項 第十八条第一項から第四

宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 第一条この規則は 宮城県特定大規模集客施設の立地の誘導等によるコンパクトで活力あるまちづくりの推進に関する条例 ( 平成二十一年宮城県条例第一号 以下 条例 という ) の施行に関し必


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第三条大学校の名称及び位置は 次のとおりとする 名称位置 千葉県生涯大学校京葉学園千葉市 千葉県生涯大学校東葛飾学園千葉県生涯大学校東総学園千葉県生涯大学校外房学園千葉県生涯大学校南房学園 松戸市 流山市銚子市 香取郡神崎町茂原市 勝浦市館山市 木更津市 一部改正 平成四年条例七三号 六年四一号 一

議案用 12P

- 2 - 第二編第二十二章の章名中 姦淫 を 強制性交等 に改める かんいん第百七十六条中 男女に を 者に に改める 第百七十七条の見出しを (強制性交等) に改め 同条中 暴行 を 十三歳以上の者に対し 暴行 に 十三歳以上の女子を姦淫した者は 強姦の罪とし 三年 を 性交 肛門性交又は口腔性

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

Microsoft Word - 文書 1

い ( ただし 当該書面を交付しないで是正の要求等をすべき差し迫った必要がある場合 は この限りでない ) こととされていることに留意すること (2) その他地方自治法第 245 条の5 第 5 項の規定により 是正の要求を受けた地方公共団体は 当該事務の処理について違反の是正又は改善のための必要な

(人事院規則一 六五の一部改正)第二条人事院規則一 六五(職員の公益財団法人ラグビーワールドカップ二千十九組織委員会への派遣)の一部を次のように改正する 附則第二項を削り 附則第一項の見出し及び項番号を削る (人事院規則一 六九の一部改正)第三条人事院規則一 六九(職員の公益社団法人福島相双復興推進

Taro-02.03案文・理由.jtd

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- 2 - 第三十七条の三を第三十七条の十一とし 第三十七条の二の次に次の八条を加える (公募対象施設等の公募占用指針)第三十七条の三港湾管理者は 第三十七条第一項の許可(長期間にわたり使用される施設又は工作物の設置のための同項第一号の占用に係るものに限る 第三項 第三十七条の八第二項及び第三項並び

整備省令(改正文)

11

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

海上交通安全法等の一部を改正する法律(海上交通安全法の一部改正)第一条海上交通安全法(昭和四十七年法律第百十五号)の一部を次のように改正する 目次中 第七節船舶の安全な航行を援助するための措置(第二十九条の二 第二十九条の三) を第七節船舶の安全な航行を援助するための措置(第三十条 第三十一条)に

一公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章基本方針 ( 第六条 第九条 ) 第三章公文書等管理審議会 ( 第十条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 公文書等 ( 公文書等の管理に関する法律 ( 平成二十一年法律第六十六号 以

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

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新旧対照表

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

- 2 - 第十二節地域農林水産業振興施設整備計画の作成等(第十七条の三十六 第十七条の三十八)第十三節構造改革特別区域計画等の認定等の手続の特例(第十七条の三十九 第十七条の四十一) 第十二節 を 第十四節 に改める 第四条の三第一項中 特別区を含む の下に 以下同じ を加える 第五条第四項第四号

二頁以外の譲渡を含む 以下同じ )の用に供する食品に関する表示について 基準の策定その他の必要な事項を定めることにより その適正を確保し もって一般消費者の利益の増進を図るとともに 食品衛生法(昭和二十二年法律第二百三十三号) 健康増進法(平成十四年法律第百三号)及び農林物資の規格化等に関する法律(

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二いて 同法第二十八条の規定により記録した事項の訂正がなされた上でこの法律の施行の日(以下 施行日 という )以後に当該保険給付を受ける権利に係る裁定が行われた場合においては その裁定による当該記録した事項の訂正に係る保険給付を受ける権利に基づき支払うものとされる保険給付(当該裁定前に生じた保険給付

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

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第一八三回衆第二八号東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成十四年法律第九十二号 ) の一部を次のように改正する 題名中 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改める 第一条中 東南海 南海地震による を 南海トラフ地震による災害が甚大で かつ その被災地域が広範にわたるおそれがあることに鑑み 南海トラフ地震による に 東南海 南海地震防災対策推進地域の指定 東南海 南海地震防災対策推進基本計画等の作成 地震観測施設等の整備 地震防災上緊急に整備すべき施設等の整備等について特別の措置を を 南海トラフ地震防災対策推進地域の指定 南海トラフ地震防災対策推進基本計画等の作成 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域の指定 津波避難対策緊急事業計画の作成及びこれに基づく事業に係る財政上の特別の措置について定めるとともに 地震観測施設等の整備等について に 東南海 南海地震に係る を 災害対策基本法 ( 昭和三十六年法律第二百二十三号 ) 地震防災対策特別措置法( 平成七年法律第百十一号 ) その他の地震防災対策に関する法律と相まって 南海トラフ地震に係る に改める 第二条中第三項を第四項とし 第二項を第三項とし 同条第一項中 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に 遠州灘西部から熊野灘及び紀伊半島の南側の海域を経て土佐湾までの地域並びに を 南海トラフ及び に改め 同項を同条第二項とし 同条に第一項として次の一項を加える この法律において 南海トラフ とは 駿河湾から遠州灘 熊野灘 紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域をいう 第三条の見出し中 東南海 南海地震防災対策推進地域 を 南海トラフ地震防災対策推進地域 に改め 同条第一項中 東南海 南海地震が を 南海トラフ地震が に 東南海 南海地震防災対策推進地域 を 南海トラフ地震防災対策推進地域 に改め 同条第五項を同条第六項とし 同条第四項を同条第五項とし 同条第三項を同条第四項とし 同条第二項中 前項 を 第一項 に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2 内閣総理大臣は 前項の規定により推進地域を指定するに当たっては 南海トラフ地震として科学的に想定し得る最大規模のものを想定して行うものとする 第四条を削る 第五条第一項中 第三条第一項 を 前条第一項 に 東南海 南海地震防災対策推進基本計画 を 南海トラフ地震防災対策推進基本計画 に改め 同条第二項中 基本計画は の下に 南海トラフ地震に係る地震防災対策の円滑かつ迅速な推進の意義に関す

る事項 を加え 東南海 南海地震に を 南海トラフ地震に に 東南海 南海地震防災対策推進計画 を 及び基本的な施策に関する事項 南海トラフ地震が発生した場合の災害応急対策の実施に関する基本的方針 南海トラフ地震防災対策推進計画 に改め ( 昭和三十六年法律第二百二十三号 ) を削り 東南海 南海地震防災対策計画 を 南海トラフ地震防災対策計画 に改め 同条第三項を同条第六項とし 同条第二項の次に次の三項を加える 3 前項の国の南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する基本的な施策に関する事項については 原則として 当該施策の具体的な目標及びその達成の期間を定めるものとする 4 中央防災会議は 基本計画の作成及びその実施の推進に当たっては 南海トラフ地震の発生の形態並びに南海トラフ地震に伴い発生する地震動及び津波の規模に応じて予想される災害の事態が異なることに鑑み あらゆる災害の事態に対応することができるよう適切に配慮するものとする 5 基本計画は 大規模地震対策特別措置法 ( 昭和五十三年法律第七十三号 ) 第二条第十号に規定する地震防災基本計画と整合性のとれたものでなければならない 第五条を第四条とする 第六条第一項中 規定する指定行政機関 の下に ( 以下 指定行政機関 という ) を 指定地方行政機関 の下に ( 以下 指定地方行政機関 という ) を 規定する指定公共機関 の下に ( 以下 指定公共機関 という ) を 指定地方公共機関 の下に ( 以下 指定地方公共機関 という ) を加え 同項第一号中 避難地 避難路 を 避難施設その他の避難場所 避難路その他の避難経路 避難誘導及び救助活動のための拠点施設その他の に 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改め 同項第二号中 東南海 南海地震に伴い を 南海トラフ地震に伴い に 及び円滑な避難の確保 を 円滑な避難の確保及び迅速な救助 に改め 東南海 南海地震に係る防災訓練に関する事項その他東南海 南海地震に係る地震防災上重要な対策に関する事項で政令で定めるもの を削り 同項に次の三号を加える 三南海トラフ地震に係る防災訓練に関する事項四関係指定行政機関 関係指定地方行政機関 関係地方公共団体 関係指定公共機関 関係指定地方公共機関その他の関係者との連携協力の確保に関する事項五前各号に掲げるもののほか 南海トラフ地震に係る地震防災上重要な対策に関する事項で政令で定めるもの第六条第二項に後段として次のように加える この場合において 市町村防災会議 ( 市町村防災会議を設置しない市町村にあっては 当該市町村の市町村長 以下同じ ) は 第十二条第一項に規定する津波避難対策緊急事業計画の基本となるべき事項を定めることができる 第六条第三項を同条第四項とし 同条第二項の次に次の一項を加える

3 第一項第一号に掲げる事項については 原則として その具体的な目標及びその達成の期間を定めるものとする 第六条を第五条とし 同条の次に次の一条を加える ( 推進計画の特例 ) 第六条前条第一項又は第二項に規定する者が 大規模地震対策特別措置法第六条第一項又は第二項の規定に基づき 前条第一項各号に掲げる事項を定めたときは 当該事項を定めた部分は 推進計画とみなしてこの法律を適用する 第七条第一項及び第二項中 前条第一項 を 第五条第一項 に 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改め 同条第四項中 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改める 第八条第一項中 東南海 南海地震防災規程 を 南海トラフ地震防災規程 に改め 同項中第八号を第九号とし 第一号から第七号までを一号ずつ繰り下げ 同項に第一号として次の一号を加える 一大規模地震対策特別措置法第二条第十二号に規定する地震防災応急計画 ( 同法第八条第一項の規定により同号に規定する地震防災応急計画とみなされるものを含む ) 第八条第二項中 東南海 南海地震防災規程を作成 を 南海トラフ地震防災規程 ( 前項第一号に係るものを除く 以下この項において同じ ) を作成 に その東南海 南海地震防災規程 を その南海トラフ地震防災規程 に 東南海 南海地震防災規程を変更 を 南海トラフ地震防災規程を変更 に改める 第十二条を第二十二条とする 第十一条中 東南海 南海地震 を この法律に特別の定めのあるもののほか 南海トラフ地震 に改め 同条を第二十一条とする 第十条中 避難地 避難路 を 避難施設その他の避難場所 避難路その他の避難経路 避難誘導及び救助活動のための拠点施設その他の に 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改め 同条を第二十条とする 第九条中 東南海 南海地震 を 南海トラフ地震 に改め 同条を第十九条とする 第八条の次に次の十条を加える ( 南海トラフ地震防災対策推進協議会 ) 第九条関係指定行政機関の長及び関係指定地方行政機関の長 関係地方公共団体の長並びに関係指定公共機関及び関係指定地方公共機関は 共同で 南海トラフ地震が発生した場合における災害応急対策及び当該災害応急対策に係る防災訓練の実施に係る連絡調整その他の南海トラフ地震に係る地震防災対策を相互に連携協力して推進するために必要な協議を行うための協議会 ( 以下この条において単に 協議会 という ) を組織することができる 2 前項の規定により協議会を組織する関係指定行政機関の長及び関係指定地方行政機関の長 関係地方公共団体の長並びに関係指定公共機関及び関係指定地方公共機関は 必

要と認めるときは 協議して 協議会に 南海トラフ地震に係る地震防災対策を実施すると見込まれる者その他の協議会が必要と認める者を加えることができる 3 第一項の協議を行うための会議 ( 以下この条において単に 会議 という ) は 同項の規定により協議会を組織する関係指定行政機関の長及び関係指定地方行政機関の長 関係地方公共団体の長並びに関係指定公共機関及び関係指定地方公共機関並びに前項の規定により加わった協議会が必要と認める者をもって構成する 4 協議会は 会議において協議を行うため必要があると認めるときは 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長 地方公共団体の長並びに指定公共機関及び指定地方公共機関その他の関係者に対して 資料の提供 意見の表明 説明その他必要な協力を求めることができる 5 会議において協議が調った事項については 協議会の構成員は その協議の結果を尊重しなければならない 6 協議会の庶務は 内閣府において処理する 7 前各項に定めるもののほか 協議会の運営に関し必要な事項は 協議会が定める ( 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域の指定等 ) 第十条内閣総理大臣は 推進地域のうち 南海トラフ地震に伴い津波が発生した場合に特に著しい津波災害が生ずるおそれがあるため 津波避難対策を特別に強化すべき地域を 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域 ( 以下 特別強化地域 という ) として指定するものとする 2 内閣総理大臣は 前項の規定により特別強化地域を指定するに当たっては 南海トラフ地震として科学的に想定し得る最大規模のものを想定して行うものとする 3 内閣総理大臣は 第一項の規定による特別強化地域の指定をしようとするときは あらかじめ中央防災会議に諮問しなければならない 4 内閣総理大臣は 第一項の規定による特別強化地域の指定をしようとするときは あらかじめ関係都府県の意見を聴かなければならない この場合において 関係都府県が意見を述べようとするときは あらかじめ関係市町村の意見を聴かなければならない 5 内閣総理大臣は 第一項の規定による特別強化地域の指定をしたときは その旨を公示しなければならない 6 前三項の規定は 内閣総理大臣が第一項の規定による特別強化地域の指定の解除をする場合に準用する ( 津波からの円滑な避難のための居住者等に対する周知のための措置 ) 第十一条前条第一項の規定による特別強化地域の指定があったときは 関係市町村長は 居住者 滞在者その他の者の南海トラフ地震に伴い発生する津波からの円滑な避難に資するよう 内閣府令で定めるところにより 当該津波に関する情報の伝達方法 避難施設その他の避難場所及び避難路その他の避難経路に関する事項その他特別強化地域における円滑な避難を確保する上で必要な事項を居住者 滞在者その他の者に周知させるた

め これらの事項を記載した印刷物の配布その他の必要な措置を講じなければならない ただし 当該特別強化地域において 津波防災地域づくりに関する法律 ( 平成二十三年法律第百二十三号 ) 第五十五条に規定する措置が講じられているときは この限りでない ( 津波避難対策緊急事業計画 ) 第十二条第十条第一項の規定による特別強化地域の指定があったときは 関係市町村長は 当該特別強化地域について 市町村防災会議が定める推進計画に基づき 南海トラフ地震に伴い発生する津波から避難するため必要な緊急に実施すべき次に掲げる事業に関する計画 ( 以下 津波避難対策緊急事業計画 という ) を作成することができる 一南海トラフ地震に伴い発生する津波からの避難の用に供する避難施設その他の避難場所の整備に関する事業二前号の避難場所までの避難の用に供する避難路その他の避難経路の整備に関する事業三集団移転促進事業 ( 防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律 ( 昭和四十七年法律第百三十二号 以下 集団移転促進法 という ) 第二条第二項に規定する集団移転促進事業をいい 第十六条の規定による特別の措置の適用を受けようとするものを含む 以下同じ ) 四集団移転促進事業に関連して移転が必要と認められる施設であって 高齢者 障害者 乳幼児 児童 生徒その他の迅速な避難の確保を図るため特に配慮を要する者が利用する施設で政令で定めるものの整備に関する事業 2 前項各号に掲げる事項については 原則として その具体的な目標及びその達成の期間を定めるものとする 3 第一項各号に掲げる事項には 関係市町村が実施する事業に係る事項を記載するほか 必要に応じ 関係市町村以外の者が実施する事業に係るものを記載することができる 4 関係市町村長は 津波避難対策緊急事業計画に関係市町村以外の者が実施する事業に係る事項を記載しようとするときは 当該事項について あらかじめ その者の同意を得なければならない 5 関係市町村長は 津波避難対策緊急事業計画を作成しようとするときは あらかじめ 内閣総理大臣に協議し その同意を得なければならない 6 関係市町村長は 前項の協議をしようとするときは あらかじめ 都府県知事の意見を聴き 津波避難対策緊急事業計画にその意見を添えて 内閣総理大臣に提出しなければならない 7 内閣総理大臣は 第五項の同意をしようとするときは あらかじめ 関係行政機関の長と協議しなければならない 8 第二項から前項までの規定は 津波避難対策緊急事業計画の変更について準用する ただし 内閣府令で定める軽微な変更については この限りでない

9 関係市町村長は 前項ただし書の軽微な変更については 内閣総理大臣に届け出なければならない ( 津波避難対策緊急事業に係る国の負担又は補助の特例等 ) 第十三条津波避難対策緊急事業計画に基づいて実施される事業 ( 以下この条において 津波避難対策緊急事業 という ) のうち 別表に掲げるもの ( 当該津波避難対策緊急事業に関する主務大臣の定める基準に適合するものに限る 第三項において同じ ) に要する経費に対する国の負担又は補助の割合 ( 以下 国の負担割合 という ) は 当該津波避難対策緊急事業に関する法令の規定にかかわらず 同表のとおりとする 2 津波避難対策緊急事業に係る経費に対する他の法令による国の負担割合が 前項の規定による国の負担割合を超えるときは 当該津波避難対策緊急事業に係る経費に対する国の負担割合については 同項の規定にかかわらず 当該他の法令の定める割合による 3 国は 津波避難対策緊急事業のうち 別表に掲げるものに要する経費に充てるため政令で定める交付金を交付する場合においては 政令で定めるところにより 当該経費について前二項の規定を適用したとするならば国が負担し 又は補助することとなる割合を参酌して 当該交付金の額を算定するものとする ( 移転が必要と認められる施設の整備に係る財政上の配慮等 ) 第十四条国は 第十二条第一項第四号に規定する政令で定める施設の整備に関し 必要な財政上及び金融上の配慮をするものとする ( 集団移転促進事業に係る農地法の特例 ) 第十五条市町村が津波避難対策緊急事業計画に基づき集団移転促進事業を実施するため 農地 ( 耕作の目的に供される土地をいう 以下この条において同じ ) を農地以外のものにし 又は農地若しくは採草放牧地 ( 農地以外の土地で 主として耕作又は養畜の事業のための採草又は家畜の放牧の目的に供されるものをいう 以下この条において同じ ) を農地若しくは採草放牧地以外のものにするためこれらの土地について所有権若しくは使用及び収益を目的とする権利を取得する場合において 都府県知事 ( 当該市町村が同一の事業の目的に供するため四ヘクタールを超える農地を農地以外のものにし 又は四ヘクタールを超える農地若しくはその農地と併せて採草放牧地について所有権若しくは使用及び収益を目的とする権利を取得する場合には 農林水産大臣 ) は 当該集団移転促進事業が次に掲げる要件に該当するものであると認めるときは 農地法 ( 昭和二十七年法律第二百二十九号 ) 第四条第二項 ( 第一号に係る部分に限る ) 又は第五条第二項 ( 第一号に係る部分に限る ) の規定にかかわらず 同法第四条第一項又は第五条第一項の許可をすることができる 一関係市町村における南海トラフ地震に係る地震防災対策の円滑かつ迅速な推進のため必要かつ適当であると認められること 二関係市町村の農業の健全な発展に支障を及ぼすおそれがないと認められること ( 集団移転促進法の特例 )

第十六条津波避難対策緊急事業計画に基づく集団移転促進事業を実施する場合における 集団移転促進法第三条第二項第三号及び第七条第一号の規定の適用については 集団移 転促進法第三条第二項第三号中 住宅団地の とあるのは 住宅団地 ( 集団移転促進事 業に関連して移転が必要と認められる施設であつて 高齢者 障害者 乳幼児 児童 生徒その他の迅速な避難の確保を図るため特に配慮を要する者が利用する施設で政令で 定めるものの用に供する土地を含む 第五号並びに第七条第一号及び第三号において同 じ ) の と 集団移転促進法第七条第一号中 場合を除く とあるのは 場合であつ て 当該譲渡に係る対価の額が当該経費の額以上となる場合を除く とする ( 集団移転促進事業に係る国土利用計画法等による協議等についての配慮 ) 第十七条国の行政機関の長又は都府県知事は 津波避難対策緊急事業計画に基づく集団 移転促進事業の実施のため国土利用計画法 ( 昭和四十九年法律第九十二号 ) その他の土 地利用に関する法律 補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律 ( 昭和三十年法 律第百七十九号 ) その他の法律の規定による協議その他の行為又は許可その他の処分を 求められたときは 当該集団移転促進事業に係る施設の整備が円滑に行われるよう適切 な配慮をするものとする ( 地方債の特例 ) 第十八条地方公共団体が第十二条第一項第四号に規定する政令で定める施設その他津波 避難対策緊急事業計画に基づく集団移転促進事業に関連して移転する公共施設又は公用 施設の除却を行うために要する経費 ( 公共的団体又は国若しくは地方公共団体が出資し ている法人で政令で定めるものが設置する同号に規定する政令で定める施設その他当該 集団移転促進事業に関連して移転する公共施設の除却に係る負担又は助成に要する経費 を含む ) については 地方財政法 ( 昭和二十三年法律第百九号 ) 第五条の規定にかか わらず 地方債をもってその財源とすることができる 附則の次に次の別表を加える 別表 ( 第十三条関係 ) 事業の区分南海トラフ地震に伴い発生する津波からの避難の用に供する避難施設その他の避難場所の整備で地方公共団体その他の政令で定める者が実施するもの南海トラフ地震に伴い発生する津波からの避難場所までの避難の用に供する避難路その他の避難経路の整備で地方公共団体その他の政令で定める者が実施するもの 附則 ( 施行期日 ) 国の負担割合三分の二 三分の二 第一条この法律は 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める 日から施行する ( 経過措置 )

第二条この法律の施行前にこの法律による改正前の東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 以下この条において 旧法 という ) 第六条第一項又は第二項の規定により定められた推進計画及び旧法第七条第一項又は第二項の規定により作成された対策計画 ( 旧法第八条第一項の規定により対策計画とみなされるものを含む ) は この法律による改正後の南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 以下この条において 新法 という ) 第五条第一項各号に掲げる事項及び新法第七条第四項に規定する事項について定めた部分については 新法第五条第一項又は第二項の規定により定められた推進計画及び新法第七条第一項又は第二項の規定により作成された対策計画 ( 新法第八条第一項の規定により対策計画とみなされるものを含む ) とみなす ( 消防組織法及び内閣府設置法の一部改正 ) 第三条次に掲げる法律の規定中 東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 を 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 に改める 一消防組織法 ( 昭和二十二年法律第二百二十六号 ) 第四条第二項第二十一号二内閣府設置法 ( 平成十一年法律第八十九号 ) 第四条第三項第十四号の三 ( 調整規定 ) 第四条この法律の施行の日が平成二十六年四月一日前となる場合における地方税法 ( 昭和二十五年法律第二百二十六号 ) 附則第十五条第六項の規定の適用については 同項中 東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 とあるのは 東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律 ( 平成二十五年法律第 号 ) による改正前の東南海 南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 とする

理由南海トラフ地震による災害が甚大で かつ その被災地域が広範にわたるおそれがあることに鑑み 南海トラフ地震による災害から国民の生命 身体及び財産を保護し 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進を図るため 南海トラフ地震防災対策推進地域の指定 南海トラフ地震防災対策推進基本計画等の作成 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域の指定 津波避難対策緊急事業計画の作成及びこれに基づく事業に係る財政上の特別の措置等について定める必要がある これが この法律案を提出する理由である

本案施行に要する経費 本案施行に要する経費としては 平年度約百億円の見込みである