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資料 2 立川市景観計画の一部改定 ( 案 ) ( 現計画 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4) 大規模建築物等にかかる事前協議の部分 ( 改定案 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4)

三郷市景観計画の届出等について ( 概略版 ) 平成 30 年 1 月 4 三郷市都市デザイン課計画景観係 概要 三郷市は 地域で育まれ まちづくりで形成された良好な景観とともに 課題となる景観も有しております さらには 近年 駅及び三郷インター周辺において新

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交野市景観まちづくり計画 届出のてびき 平成 26 年 4 月交野市都市整備部都市計画課

延岡市景観計画 ( 届出の手引き ) 延岡市は 海 山 川などの豊かな自然の恩恵を受けながら 時代時代の人々の営みによってその歴史を刻んできました それらが蓄積し 現在の延岡の風土が形成されております 延岡に住む人にとっても 延岡を訪れる人にとっても 心地よいまちを形成していくために 延岡の風土や歴

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

上野原市規則第××号

田辺市の 景観 田辺市景観計画(概要版) 良好な景観の形成を図る基本的な計画 田辺市

大田区景観条例(案)説明資料

- 1 - 地域再生法施行令(平成十七年政令第百五十一号)(抄)改正案現行(産業及び人口の過度の集中を防止する必要がある地域及びその周辺の地域)第三条法第五条第四項第四号の政令で定める地域は 平成二十七年八月(新設)一日における次に掲げる区域とする 一首都圏整備法(昭和三十一年法律第八十三号)第二条

Microsoft Word - 景観形成基準

宝塚市都市景観条例及び景観法に基づく届出の手引き

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

平成22年 4月21日

届出の手引き

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約


Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

金沢都市計画地区計画の変更

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

( 2 ) 建築物建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 号 ) 第 2 条第 1 号に掲げる建築物をいう ( 3 ) 工作物景観地区の景観に支障を及ぼすおそれがあるものとして 次に掲げるもの ( 鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関するものを除く ) をいう ア高さが 6 メートルを超

Microsoft Word - 条例.doc

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

Microsoft Word - 03第3章(p37-45)

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

- 2 - 及び規模 地区の 区分 地区施設の配置 道路 3 路線 幅員 ~ m 延長 約 m 公園 1 箇所 面積 約 m2 公共緑地 4 箇所 面積 約 m2 2 箇所 幅員 m 面積 約 m2 ( の幅員 mのうち 以上を高木植栽空間とする ただ し 門柱 門扉等の施設については この限りでは

目次 1. 制度の概要 1 2. 届出対象行為 2 3. 届出等の手順 4 4. 届出等に要する図書等 5 5. 区域区分 10 1

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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

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区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

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大阪府景観条例 届出のてびき      目次・表紙

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

甲府市では 風致地区条例の運用基準や地区別景観計画の中でマンセル値により色彩の基準を設けています これは まちなみにおける色彩が景観形成の上で重要な要素になっており 美しいまちなみをつくるためには 個々の建築物や工作物の色彩が互いに秩序を持った関係で構成されていることが大切だからです この解説は 用

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

外観 ( 屋上設備等 ) 屋上に設備などを設ける場合は 道路などの公共空間から見えないように設置する位置に配慮するとともに 建築物本体や周辺景観との調和を図りましょう 周辺のスカイライン に配慮した形態にしましょう 威圧感や圧迫感を感じさせないよう 屋上緑化や壁面緑化などに積極的に取り組みましょう

風致地区一覧表 名称甲府城跡愛宕山護国神社酒折荒川和田峠計 面積 5.5 ha ha ha 7.4 ha 75.5 ha ha ha 告示年月日昭和 15 年 5 月 31 日 備考史跡周辺丘陵神社 森史跡周辺河川森林 添付図面等の留意事項 行為の種類

地区計画について用途地域等の都市計画に加えて 地区単位で建物等の用途や形態 敷地などに対する制限を総合的に計画し 規制 誘導することにより 地区の特性を活かした良好な市街地環境の形成を図る制度です 野中地区地区計画の目的野中地区では 道路や公園等の都市基盤施設を一体的に整備改善し 健全で良好な住宅地

条の規定に適合すること ⑵ 増築後の床面積の合計は, 基準時における床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑶ 増築後の条例第 5 条及び別表第 2 の規定に適合しない用途に供する建築物の部分の床面積の合計は, 基準時におけるその部分の床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑷ 条例第 5 条及

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

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予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

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地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

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に基づく保安林指定計画地 (8) 自然環境保全法 ( 昭和 47 年法律第 85 号 ) 第 14 条第 1 項に規定する原生自然環境保全地域及び同法第 22 条第 12 項に規定する自然環境保全地域が指定されている土地の区域 (9) 自然公園法 ( 昭和 32 年法律第 161 号 ) 第 13

日本橋・東京駅前地区

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PowerPoint プレゼンテーション

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

第2章

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

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Microsoft Word - 増改築の取扱い

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市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

渚地区計画について 地区計画とは? 一般にまちづくりは 都市 都市圏単位で広域的に定めた都市計画に基づき 都市計画法や建築基準法等によって土地利用や建築 開発行為等を規制することで進められていますが 都市の中には 特徴や条件の異なる様々な地域があり それぞれの地域で暮らしやすい環境を形成するには 地

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

許可及び認定申請等

第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

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調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

(案)

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

瑞浪市景観計画 運用の手引き 平成 28 年 4 月 瑞浪市

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

< 目 次 > 第 1 章開発許可制度の概要 1. 市街化区域内の許可 2 2. 市街化調整区域内の許可 3 第 2 章開発行為の定義 1. 開発行為とは 4 (1) 建築物の建築とは 4 (2) 特定工作物とは 5 (3) 区画形質の変更とは 6 ア. 区画の変更 とは 6 イ. 形の変更 とは

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

地区計画の届出とは

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

新千里西町B団地地区地区計画

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

地区計画の目標 方針 名称下連雀五丁目第二地区地区計画 位置三鷹市下連雀五丁目地内 面積約 6.5ha 地区計画の 目 区域の整備 開発及び保全に関する方針 整備の方針 標 土地利用の方針 地区施設の整備の方針 建築物等の 本地区は 市の中心部に位置し 住宅や工場などが混在する地域にあり 日本無線株

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)


地区計画パンフレットP.1

2-1-5 屋外広告物の制限

1 届出について Q1: 地区計画の届出が必要な行為にはどのようなものがありますか 地区整備計画が定められている区域において 下記の行為を行う場合は届出が必要になります 行為の種類内容 土地の区画形質の変更 ( 開発行為の許可申請を行うものは届出不要です ) 建築物の建築又は工作物の建設 建築物等の

1. 市街化調整区域における地区計画ガイドライン策定の目的市街化調整区域は 市街化を抑制すべき区域であるとともに 豊かな自然環境を育成 保全すべき区域である そのため 都市計画法において開発行為や建築行為が厳しく制限されている 本市都市計画マスタープランにおいても 将来都市構造の基本的な考え方の一つ

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などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

(2) 建築物の敷地面積の最低限度地区整備計画商業 業務地区 -1 商業 業務地区-2 敷地面積は150m2以上とする ただし 土地区画整理事業での換地面積 150m2未満の場合は 換地面積とする 住宅地区敷地面積は200m2以上とする ただし 土地区画整理事業での換地面積 200m2未満の場合は

新しいまちづくりのために

屋外広告業者登録制度の概要

Transcription:

Ⅳ 行為の制限に関する事項 1. 景観形成基準景観形成基準は 景観に影響を与えることが予想される行為が 周辺の景観と調和したものとなるよう 良好な景観の形成に関する方針の実現化に向け定めるものです なお 行為の制限にあたっては よりきめの細かい景観形成基準の運用が効果的であるため 一般地区 眺望保全地区 と 重点地区 について 次のとおり景観形成基準を定めます (1) 一般地区 眺望保全地区の景観形成基準の考え方一般地区の景観形成基準は 重点地区に指定された区域を除く市全域に適用されます また 眺望保全地区においては 眺望保全地区の基準が重ねて適用されます それぞれのゾーンや地区における良好な景観の形成に関する方針を具体化するため 全てのゾーン 地区に適用される基本的基準と 各ゾーン 地区の景観特性に応じて適用されるゾーン 地区独自の基準に分けられます これらの基準の組み合わせは次のとおりです 一般地区 眺望保全地区の景観形成基準の構成 一般地区 眺望保全地区の景観形成基準 全ての区域に適用される基準 特性に応じて適用される基準 基本的基準 + ゾーン 地区独自の基準 43

(2) 一般地区 眺望保全地区の景観形成基準 1 建築物又は工作物の新築 ( 新設 ) 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更ア. 基本的基準 44

45

10YR2.0/1.0 N4.5 N7.0 10YR2.0/1.0 46

イ. ゾーン独自の基準 山地 里山ゾーン 山地 里山ゾーンでは 基本的基準のみが適用されます 里海 熊野灘沿岸ゾーン 里海 熊野灘沿岸ゾーンでは 基本的基準に加えて 以下の基準が適用されます 市街地ゾーン 市街地ゾーンでは 基本的基準に加えて 以下の基準が適用されます 沿道ゾーン ( 内陸型 ) 沿道ゾーン ( 内陸型 ) では 基本的基準に加えて 以下の基準が適用されます 47

沿道ゾーン ( 沿岸型 ) 沿道ゾーン ( 沿岸型 ) では 基本的基準に加えて 以下の基準が適用されます ウ. 眺望保全地区の基準 横山展望台眺望保全地区 横山展望台眺望保全地区では 基本的基準並びに行為地が属するゾーンの基準に加えて 以下の基準が適用されます 11 参考自然公園法施行規則 ( 以降 規則 という ) 第 11 条 特別地域 特別保護地区及び海域公園地区内の行為の許可基準 における 高さ 関連する部分の要旨 規則第 11 条第 2 項 : 当該建築物の高さ ( 避雷針及び煙突を除いた建築物の地上部分の最高部と最低部の高さの差をいう ) が 13 メートル ( その高さが現に 13 メートルを超える既存の建築物の改築又は増築にあつては 既存の建築物の高さ ) を超えないものであることとする ただし 既存建築物の改築等であつて 建築物の屋根及び壁面の色彩並びに形態がその周辺の風致又は景観と著しく不調和でない場合は この限りでない 規則第 11 条第 4 項 2 号 : 分譲地等内における建築物の新築 改築又は増築にあつては 当該建築物が 2 階建以下であり かつ その高さが 10 メートル ( その高さが現に 10 メートルを超える既存の建築物の改築又は増築にあつては 既存の建築物の高さ ) を超えないものであること 48

10 桐垣展望台眺望保全地区 桐垣展望台眺望保全地区では 基本的基準並びに行為地が属するゾーンの基準に加 えて 以下の基準が適用されます 11 参考自然公園法施行規則 ( 以降 規則 という ) 第 11 条 特別地域 特別保護地区及び海域公園地区内の行為の許可基準 における 高さ 関連する部分の要旨 規則第 11 条第 2 項 : 当該建築物の高さ ( 避雷針及び煙突を除いた建築物の地上部分の最高部と最低部の高さの差をいう ) が 13 メートル ( その高さが現に 13 メートルを超える既存の建築物の改築又は増築にあつては 既存の建築物の高さ ) を超えないものであることとする ただし 既存建築物の改築等であつて 建築物の屋根及び壁面の色彩並びに形態がその周辺の風致又は景観と著しく不調和でない場合は この限りでない 規則第 11 条第 4 項 2 号 : 分譲地等内における建築物の新築 改築又は増築にあつては 当該建築物が 2 階建以下であり かつ その高さが 10 メートル ( その高さが現に 10 メートルを超える既存の建築物の改築又は増築にあつては 既存の建築物の高さ ) を超えないものであること 10 49

50

2 開発行為又は土地の開墾その他の土地の形質の変更 ( 土石の採取又は鉱物の掘採 を除く ) 一般地区全域において以下の基本的基準のみが適用されます 3 土石の採取又は鉱物の掘採 一般地区全域において以下の基本的基準のみが適用されます 4 屋外における土石 廃棄物 再生資源その他の物件の堆積 一般地区全域において以下の基本的基準のみが適用されます 51

( 別表 ) 色彩基準 (10R=0YR) 52

( 参考 ) 色彩の推奨基準 53

(3) 重点地区の景観形成基準の考え方重点地区においては 原則すべての行為に対して基本的基準が適用されます また 基本的基準に加えて 地区住民や事業者との合意に基づき 各地区独自の良好な景観を形成するため 景観特性に応じた よりきめの細かい景観形成基準を定めていきます 54

2. 届出を要する行為 (1) 一般地区 眺望保全地区 一般地区および眺望保全地区において 届出を要する行為は次のとおりです 建築物の新築 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替又は色彩の変更 彩の変更 工作物の新設 増築 改築若しくは 移転 外観を変更すること となる 修繕若しくは 模様替又は色 1 煙突 ( 支枠及び支線があるものについては これらを含む ) その他これに類するもの 2 架空電線路用の鉄筋コンクリート造の柱 鉄柱 木柱その他これらに類するもの 3 鉄筋コンクリート造の柱 鉄柱 木柱その他これらに類するもの ( 前号に掲げるものを除く ) 4 装飾塔 記念塔その他これらに類するもの ( 屋外広告物及び屋外広告物を掲出する物件を除く ) 5 高架水槽 サイロ 物見塔その他これらに類するもの 6 擁壁 さく 塀 7ウォーターシュート コースター メリーゴーラウンド 観覧車その他これらに類する遊戯施設 8アスファルトプラント コンクリートプラント クラッシャープラントその他これらに類するもの 9 自動車車庫の用途に供するもの 10 汚物処理場 ごみ焼却場その他の処理施設の用途に供するもの 111 から 10 に掲げる工作物のうち 建築物と一体となって設置されるもの 12 その他の工作物 開発行為 ( 都市計画法第 4 条第 12 項に規定する開発行為 ) 土地の開墾 土石の採取 鉱物の掘採その他土地の形質の変更屋外における土石 廃棄物 再生資源そのたい他の物件の堆積 対象行為と規模 高さ 10m を超えるもの又は建築面積 500 m2を超えるもの 高さ 10m を超えるもの 高さ 30m を超えるもの 高さ 10m を超えるもの 高さ5mを超え かつ 長さ10mを超えるもの高さ10mを超えるもの 高さ 10m を超えるもの又は築造面積が 500 m2を超えるもの 建築物の上端から当該工作物の上端までの高さが5mを超え かつ 地盤面から当該工作物の上端までの高さが10m(2に掲げるものにあっては30m) を超えるのもの 高さ10mを超えるもの又は築造面積が500 m2を超えるもの行為に係る土地の面積が3,000m2を超えるもの又は行為に伴い生ずる擁壁又はのり面の高さが5mを超え かつ 長さ10mを超えるもの 行為に係る土地の面積が 3,000 m2を超えるもの又はその高さが 5m を超えるもの 増築 改築などを行った後の全体の規模が 各欄に定める規模を超えている場合届出が必要となります 55

一般地区及び眺望保全地区において 届出を要しない行為は次のとおりです 景観法第 16 条第 7 項各号に規定する行為 景観法第 16 条第 7 項第 11 号に基づく志摩市景観条例に規定する行為 また 景観法第 17 条第 1 項に規定する条例で定める特定届出対象行為は 次に掲げる行為とします 建築物の新築 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 工作物の新設 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 (2) 重点地区重点地区においては 原則全ての行為が届出の対象となりますが 届出を要しない行為は次のとおりです 景観法第 16 条第 7 項各号に規定する行為 景観法第 16 条第 7 項第 11 号に基づく志摩市景観条例に規定する行為 また 景観法第 17 条第 1 項に規定する条例で定める特定届出対象行為は 次に掲げる行為とします 建築物の新築 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 工作物の新設 増築 改築若しくは移転 外観を変更することとなる修繕若しくは模様替え又は色彩の変更 56