安全データシート シールはがし ( スーパークリーナー ) 1/8 作成日 2001 年 4 月 20 日改訂日 2018 年 4 月 25 日 1. 化学品及び会社情報 製品名 シールはがし ( スーパークリーナー ) 品番 NS-200 コード 28-055 会社名 プラス株式会社 住所 105-0001 東京都港区虎ノ門 4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス 12F 担当部門 CSR 本部品質保証部 緊急連絡電話番号 03-5860-8005 FAX 番号 03-5860-8013 E-mail env_psc@plus.co.jp 整理番号 G27J2115 推奨用途及び シール剥がし 落書き消し のり落とし 使用上の制限 2. 危険有害性の要約 GHS 分類 物理化学的危険性 可燃性 引火性エアゾール : 区分 1 健康に対する有害性 急性毒性 ( 経口 ): 区分外 急性毒性 ( 経皮 ): 区分 5 急性毒性 ( 吸入 : ガス ): 区分外 急性毒性 ( 吸入 : 蒸気 ): 区分外 急性毒性 ( 吸入 : 粉じん ミスト ): 分類できない 皮膚腐食性 刺激性 : 区分外 眼に対する重篤な損傷 眼刺激性 : 区分 2A 呼吸器感作性 : 分類できない 皮膚感作性 : 分類できない 生殖細胞変異原性 : 区分外 発がん性 : 区分外 生殖毒性 : 区分 2 特定標的臓器 全身毒性 ( 単回ばく露 ): 区分 1( 中枢神経系 腎臓 全身毒性 ) 区分 3( 気道刺激性 麻酔作用 ) 特定標的臓器 全身毒性 ( 反復ばく露 ): 区分 2( 血管 肝臓 脾臓 ) 吸引性呼吸器有害性 : 区分 2 環境に対する有害性 水生環境急性有害性 : 区分 2 水生環境慢性有害性 : 区分 2 ラベル要素
絵表示又はシンボル : シールはがし ( スーパークリーナー ) 2/8 注意喚起語 : 危険危険有害性情報 : 極めて可燃性 引火性の高いエアゾール皮膚に接触すると有害のおそれ眼刺激皮膚刺激遺伝性疾患のおそれ生殖能又は胎児への悪影響のおそれ中枢神経系 腎臓 全身毒性の障害眠気又はめまいのおそれ呼吸器への刺激のおそれ長期又は反復暴露による血管 肝臓 脾臓の障害のおそれ飲み込み 気道に侵入すると生命に危険のおそれ水生生物に毒性長期的影響により水生生物に毒性注意書き 安全対策 この製品を使用する時に 飲食又は喫煙をしないこと 保護手袋 保護眼鏡 保護面を着用すること 屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること ミスト 蒸気 スプレーを吸入しないこと 取扱い後はよく手を洗うこと 応急措置 火気厳禁電気機材は防爆構造にするほか静電気 スパークなどによる着火原を生じないようにする換気の良い所で取り扱う局所排気装置などの換気のための設備を設置する接触 吸入の恐れがあるときは保護具を着用する取扱い都度 容器を密閉する取扱い後は手 顔等を良く洗いうがいをする取り扱う場合は局所排気内 または全体換気の設備のある場所で取り扱う 保管 火気厳禁直射日光を避け容器を密閉して冷暗所に保管するその他 消防法 労働安全衛生法等の法令に定める所に従う
廃棄 シールはがし ( スーパークリーナー ) 3/8 内容物や容器を 都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること 3. 組成及び成分情報単一製品 混合物の区分 : 混合物一般名 : スプレークリーナー 成分及び含有量 : 成分名 CAS No. 含有量 (wt%) 官報公示整理番号 PRTR 法 フ ロハ ン (LPG として ) 74-98-6 5-15 2-3 - フ タン (LPG として ) 106-97-8-5-15 2-4 75-28-5 - イソフ ロヒ ルアルコール 67-63-0 35-45 2-207 - ミネラルスヒ リット 64742-47-8 25-35 9-1700 - 内容量 :50ml 4. 応急措置 吸入した場合 : 新鮮な空気のある場所に移動し 呼吸しやすい姿勢で休息させること 気分が悪い時は医師の診断を受ける 皮膚に付着した場合 : 直ちに全ての汚染された衣類を脱ぎ取り去ること 水又は適温の流水で洗浄した後 石鹸を用いてよく洗い落とす 脱いだ衣類を再使用する前に洗濯し汚染除去すること 皮膚刺激が生じた場合 医師の診断 手当てを受けること 目に入った場合 : 水で数分間 注意深く洗うこと コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと その後も洗浄を続けること 眼の刺激が持続する場合は 医師の診断 手当てを受けること 飲み込んだ場合 : 直ちに医師の手当 診断を受けること 口をすすぐこと 但し意識の無い場合には口から何も与えてはいけない 嘔吐が自然に起こった時は嘔吐物が気管に入らないよう身体を斜めにする 予想される急性症状及び遅発性症状 : データなし 最も重要な兆候及び症状 : データなし 応急措置をする者の保護 : データなし 医師に対する特別な注意事項 : データなし 5. 火災時の措置 消火剤 : 二酸化炭素 粉末消化剤 耐アルコール性泡消火剤 乾燥砂 使ってはならない消火剤 : 水の使用は火災を拡大し危険な場合がある 特有の危険有害性 : 当該製品は窒素化合物を含有している為 火災時に刺激性もしくは有毒なガスを発生する 特有の消火方法 : 火災発生場所周辺への関係者以外の立ち入りを禁止する 消火作業は風上から行う 消火により環境に影響を及ぼす物質が流出しないように適切な処置を取る 大規模火災には泡消化剤を用いて空気を遮断する
シールはがし ( スーパークリーナー ) 4/8 危険でなければ火災区域から容器を移動する 移動不可能な場合 容器及び周囲に散水して冷却する 消火を行う者の保護 : 消火作業の際は 空気呼吸器を含め適切な化学用保護衣を着用する 6. 漏出時の措置人体に対する注意事項 保護具及び緊急時措置 : 作業者は適切な保護具 8. 暴露防止及び保護措置を参照 を着用し眼 皮膚への接触やガスの吸入を避ける漏洩物に触れたり その中を歩いたりしない直ちに 全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する関係者以外の立入りを禁止する作業者は適切な保護具を着用し 眼 皮膚への接触やガスの吸入を避ける漏洩しても火災が発生していない場合 密閉性の高い 不浸透性の保護衣を着用する密閉された場所に立入る前に換気する環境に対する注意事項 : 排水溝 下水溝 地下室あるいは閉鎖場所への流入を防ぐ河川等に排出され 環境へ影響を起こさないように注意する回収 中和 : 少量の場合 乾燥土 砂や不燃材料で吸収し あるいは覆って密閉できる空容器に回収する 後で排気処理する大量の場合 盛土で囲って流出を防止し 安全な場所に導いて回収する 封じ込め及び浄化の方法 機材 : 危険でなければ漏れを止める 漏出物を取扱うとき用いる全ての設備は接地する二次災害の防止策 : 関係箇所に通報し応援を求める 7. 取扱い及び保管上の注意取扱い技術的対策 : 火気厳禁電気機材は防爆構造にするほか静電気 スパークなどによる着火源を生じないようにする局所排気装置などの換気のための設備を設置する保護手袋 衣類及び眼 顔面用の保護具を着用すること取扱い都度 容器を密閉する容器を転倒 落下 衝撃を加えるまたは引きずるなどの取扱いをしてはならない安全取扱い注意事項 : 接触 吸入又は飲み込まないこと取扱い後はよく手を洗うこと蒸気を吸入しないこと屋外又は換気の良い区域でのみ使用すること 接触回避 : データなし保管
シールはがし ( スーパークリーナー ) 5/8 技術的対策 : 火気厳禁容器を密閉して換気の良い所で貯蔵すること保管条件 : 直射日光を避け冷所 換気の良い場所で貯蔵すること容器は直射日光や火気を避けること施錠して貯蔵することその他 消防法 労働安全衛生法等の法令に定める所に従う混触危険物質 : データなし容器包装材料 : データなし衛生対策 : データなし 8. 暴露防止及び保護措置管理濃度 :200ppm( イソフ ロヒ ルアルコール ) 許容濃度 ( ばく露限界値 生物学的ばく露指標 ): 日本産業衛生学会 (2005 年版 ) 400ppm( イソフ ロヒ ルアルコール ) 500ppm( フ タン ) ACGIH(2005 年版 ) 200ppm( イソフ ロヒ ルアルコール ) 800ppm( フ タン ) 1000ppm( フ ロハ ン ) 設備対策 : 局所排気装置など換気の為の設備を設置する保護具呼吸器の保護具 : 有毒ガス用防毒マスクを着用すること密閉された場所では送気マスクを着用すること手の保護具 : 耐溶剤手袋を着用すること眼の保護具 : 眼の保護具を着用すること皮膚及び身体の保護具 : 作業着等を着用すること衛生対策 : データなし 9. 物理的及び化学的性質物理的状態 形状 色など : 透明液体臭い : 溶剤臭 ph: データなし融点 凝固点 : データなし沸点 初留点及び沸騰範囲 : データなし引火点 :-105~-74 爆発範囲 : データなし蒸気圧 : データなし蒸気密度 ( 空気 = 1): データなし比重 ( 密度 ): データなし溶解度 : 有機溶剤に可溶
シールはがし ( スーパークリーナー ) 6/8 n-オクタノール / 水分配係数 : データなし自然発火温度 :200 以上分解温度 : データなし臭いのしきい ( 閾 ) 値 : データなし蒸発速度 ( 酢酸ブチル = 1): データなし燃焼性 ( 固体 ガス ): データなし粘度 : データなし 10. 安定性及び反応性化学的安定性 : 法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる危険有害反応可能性 : データなし避けるべき条件 : データなし混触危険物質 : データなし危険有害な分解生成物 : データなし 11. 有害性情報急性毒性経口 : ラット LD50 3437mg/kg ( イソフ ロヒ ルアルコール ) 経皮 : ウサキ LD50 4059mg/kg ( イソフ ロヒ ルアルコール ) 吸入 ( ガス ): データなし吸入 ( 蒸気 ): データなし吸入 ( ミスト ): データなし皮膚腐食性 刺激性 : データなし眼に対する重篤な損傷 眼刺激性 : ウサキ での眼刺激性試験では 軽度から重度の刺激性の報告があることから区分 2A ( イソフ ロヒ ルアルコール ) 呼吸器感作性又は皮膚感作性 : 呼吸器感作性 : データなし皮膚感作性 : データなし生殖細胞変異原性 : データなし発がん性 : データなし生殖毒性 : 親動物に体重増加の低下 麻酔作用等の毒性を示した用量で 妊娠率の低下 吸収胚の増加 胎児死亡の増加等の生殖毒性が認められたとの実験報告から区分 2( イソフ ロヒ ルアルコール ) 特定標的臓器 全身毒性 ( 単回ばく露 ): ヒトでの経口摂取による急性中毒では消火管への刺激性 血圧 体温等の低下 中枢神経症状 腎障害が認められていることから区分 1( 中枢神経系 腎臓 全身毒性 )( イソフ ロヒ ルアルコール ) ヒトで鼻 喉への刺激性が認められていることから区分 3( 気道刺激性 麻酔作用 )( イソフ ロヒ ルアルコール ) 特定標的臓器 全身毒性 ( 反復ばく露 ): ラットでの86 日間又は 4ヵ月間吸入ばく露試験で 血管 肝臓 脾臓に影響が認められていることから区分 2 ( 長期又は反復ばく露による血管 肝臓 脾臓の障害のおそれ )( イソフ ロヒ ルアルコール ) 吸引性呼吸器有害性 : ラットでの気管内投与により 24 時間以内に心肺停止による死亡が認められており かつ 動粘性率は概略
シールはがし ( スーパークリーナー ) 7/8 1.6 前後であることから区分 2( 飲み込み 気道に侵入すると有害のおそれ )( イソフ ロヒ ルアルコール ) 12. 環境影響情報生態毒性 : 水生環境急性有害性魚類 ( フ ルーキ ル ) による 96h-LC50=2.2mg/L であることから区分 2( ミネラルスヒ リット ) 水生環境慢性有害性急速分解性を示すデータが無いことから区分 2( ミネラルスヒ リット ) 残留性 分解性 : データなし生体蓄積性 : データなし土壌中の移動性 : データなしオゾン層への有害性 : データなし 13. 廃棄上の注意残余廃棄物 : 廃棄においては 関連法規ならびに地方自治体の基準に従うこと 都道府県知事などの許可を受けた産業廃棄物処理業者 もしくは地方公共団体がその処理を行っている場合にはそこに委託して処理する 廃棄物の処理を委託する場合 処理業者等に危険性 有害性を十分告知の上処理を委託する 汚染容器及び包装 : 容器は清浄にしてリサイクルするか 関連法規ならびに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う 空容器を廃棄する場合は 内容物を完全に除去すること 14. 輸送上の注意国際規制国連分類 : クラス 2.1 国連番号 :1950( エアゾール引火性 ) 緊急時応急指針番号 :128 仕向地の法律に従う国内規制陸上輸送 : 消防法に定められている輸送方法に従う海上輸送 : 船舶安全法に定められている輸送方法に従う航空輸送 : 航空法に定められている輸送方法に従う輸送の特定の安全対策及び条件 : 輸送に際しては 直射日光を避け 容器の破損 腐食 漏れのないように積み込み 荷崩れの防止を確実に行う 15. 適用法令労働安全衛生法 : 第 2 種有機溶剤等 ( 施行令別表第 6の2 有機溶剤中毒予防規則第 1 条第 1 項第 4 号 ) 名称等を表示すべき有害物 ( 施行令第 18 条 )( イソフ ロヒ ルアルコール ) ( フ タン )( ミネラルスヒ リット ) 消防法 : 第 4 類引火性液体 第一石油類非水溶性液体 ( 法第 2 条第 7 項危険物別表第 1)
シールはがし ( スーパークリーナー ) 8/8 16. その他の情報記載内容は安全にご使用頂く為の情報提供であって 保証するものではありません また 注意事項は通常の取扱を前提としたものなので これらを参考にし 自らの責任において用途 用法に適した安全対策 適切な処置の実施をお願い致します