一般社団法人インダストリアル バリューチェーン イニシアティブ IVI モデラーベーシック版 操作マニュアル 1.0 2018.7.10
ライセンスについて IVI モデラーベーシック版 ( 以下 本ソフトウェアと記す ) は IVI 会員 ( 会員企業の構成員を含む ) は 以下の条件のもとで 営利目的を含む利用が無償でできます 本ソフトウェアは 無保証です 本ソフトウェアを利用したことによる損害 利用できなかったことによる損害 その他の関連する損害は負いません 本ソフトウェアの著作権は 一般社団法人インダストリアル バリューチェーン イニシアティブおよび株式会社アプストウェブが有します 著作権に関する表示等を改変することはできません 本ソフトウェアの利用者または利用者の所属する団体は 本ソフトウェアの機能を実行する上で必要不可分な知的財産権を 他の利用者に対して行使するはできません 2
IVI モデラーとは IVI モデラーとは さまざまなビジネスの現場における困りごとや課題を明らかにし そこで行われている活動を モノ 情報 データの流れとして定義し 現場改善 組織改革を進めるためのツールです IVI モデラーベーシック版は 以下のアプリで構成されています 1 困りごとチャート CSV 版メンタル空間における事実や解釈をカード形式で示し 配置することで問題や課題の構造を明らかにします 2 やりとりチャート CSV 版フィジカル空間における役者および活動を モノ 情報などの流れと関係づけて定義しその実態を明らかにします 3 ロジックチャート CSV 版サイバー空間におけるロジックおよび処理を データの流れやイベントと関係づけて定義し システムを設計します 3
ベーシック版の特徴 IVI モデラーベーシック版は ライセンスキーが不要です IVI メンバーは 所有するコンピューターにライセンス数の制限なくインストールし 実行することができます IVI モデラーベーシック版で作成したモデルは ローカルコンユーターに CSV 形式で保存することができます 複数のコンユーター間でモデルを共有することは前提としていません IVI モデラーベーシック版は 3 つのアプリをそれぞれ独自のアイコンから起動します それぞれのアプリで扱うデータは独立しています IVI モデラーベーシック版は 複数のチャート ( 場面 ) を切替えて定義することができますが 複数のモデルを同時に扱うことができません 4
必要とする実行環境 項目対応 OS CPU 性能メモリ容量外部記憶容量 制約 Microsoft Windows 7 以上 Intel 互換 1.0GHz 相当以上 1GB(2GB 推奨 ) 以上 500MB 以上 ランタイム環境.NET Framework 2.0( または 3.0/3.5) ネットワーク環境 インターネット接続機能 ( 起動時にライセンスサーバーとの通信を行います ) 5
インストールおよび実行方法 ステップ 1: ダウンロードページを開き IVI モデラーのインストーラーをダウンロードします ステップ 2: インストーラーを実行し 指示に従います インストールが完了すると デスクトップに IVI モデラーのアイコンが表示されます ステップ 3: ダウンロードページより ベーシック版用アプリ (3 種類 ) をダウンロードします ステップ 4: ベーシック版用アプリをダブルクリックするか IVI モデラーのアイコンにドラッグ & ドロップし実行します 注 )IVI モデラーのサイトライセンス版 あるいはコンテキサー有償版がすでにインストールされている場合は ステップ 2 までが不要となります 6
ダウンロードページ https://iv-i.org/ivimodeler/ 7
インストーラーの起動 8
インストールの実行 9
ライセンスの承諾画面 10
直接起動した場合の画面 このボタンからアプリを起動することもできます 11
スタート画面 チャートの定義から始める場合 モデルの定義から始める場合 12
やりとりチャート画面 場面操作用 チャート画面 担当者入力 活動入力 一回保存するまでは CSV データがないためエラーメッセージが表示されますが 問題ありません モノ入力用 情報入力用 ロジック用 データ用 13
登録内容の編集画面 役者 情報 データ 活動 モノ ロジック シートタブをクリックして切り替えます 14
チャートの場面の管理 チャートの種類 場面の移動 新規に場面を生成 サイト版の場合はユーザ ID が表示されます 場面の通し番号 指定した場面の名称 ( 任意 ブランクでもよい ) 場面を削除 ( 図形も削除されます ) 登録されたモデルは削除されません 15
共通辞書の活用 辞書を利用する場合にここをクリック 辞書からドラッグ & ドロップする 16
Excel 出力 定義したモデルを Ex cel 形式で出力します 17
CSV ファイルの保存 すべてのシートに CSV 保存 ボタンがあります ボタンを押すとローカルコンピュータに現在の定義状態を保存します 保存先のフォルダ C: ProgramData ApstoWeb Contexer IVIModeler2018 ProgramData フォルダは初期状態では非表示となっています 表示モードを切り替えるか 直接フォルダ名を指定してください 18
データ共有の範囲 アプリ専用 アプリ専用 やりとりチャート データ ロジックチャート モノ役者ロジック情報活動事実ユーザ共通総括解釈アプリ専用困りごとチャート 処理 IVI 共通データ辞書モノ辞書ロジック辞書情報辞書役者辞書活動辞書処理辞書 19
ステップ 1( 場面の設定 ) 2 任意の場面名 ( チャート名 ) を指定します ブランクも可 1 新規ボタンを押します 20
ステップ 2( 役者の定義 ) 2 連動して画面に作業者が表示されます 1 最初の行をクリックし 作業者 と入力します 21
ステップ 3( 活動の定義 ) 3 入力した活動が表示されます 重なっているため マウスで 1 つを移動します 1 作業者をマウスで中心に移動します 2 作業者の活動内容を 2 つ入力します 22
ステップ 4( モノ 情報の定義 ) 3 チャートに加工品と検査表が表示されます 1 モノとして 加工品 を入力します 2 情報として 検査表 を入力します 23
ステップ 5: 矢印 ( 入出力 ) の定義 2 矢印を選択します 3 矢印の始点を選択します 1 配置を移動します 4 マウスを押したままで終点の図形まで移動しマウスを放すと矢印が表示されます 24
ステップ 6: 2 チャートに検査表 ( データ ) が表示されます これは検査表 ( 情報 ) と連動するので 表示位置を重ねておきます 1 検査表のタイトル部分をドラッグし データ画面にドロップします これは 検査表が紙ではなく デジタルで表現されたものであることを示します 25
ステップ 7: 1 定義の登録を押します これにより 図形としての定義内容が各モデル要素として登録されます ( 保存はされていません ) 3 定義内容を確認するには 登録要素リスト シートに移動します 2 定義済みのものは 背景がカラーで表示されます 26
ステップ 8: 4 ドラッグ & ドロップします 1 定義内容が表示されています 2 活動を表示するには 該当する役者を選択します 3 モノの辞書を開きます 27
ステップ 9: 2 ロボットをドラッグ & ドロップします 1 登録要素のリストからモノを定義します 28
ステップ 10: 3 同一の対象に対応したモノとロジックを重ねておきます 1 ロボットが表示されます 2 ロボットはモノですが 内部にロジックをもつため ドラッグ & ドロップします 29
ステップ 11: 2CSV ファイルに定義内容を保存します 1 再度定義を登録します 30
チャートの全体構成 31
疑問点 質問など IVI メンバーは誰でもそれぞれの操作で登録できます ( 事務局への依頼は不要です ) 会員ページ グループ オープングループ IVI モデラーサポートページ 32