株式会社 山豊 2016 年度環境活動レポート ( 対象期間 :2016 年 10 月 1 日 ~2017 年 9 月 30 日 ) 発行 2017 年 10 月 7 日発行責任者山形マユ美
1. 組織の概要 事業所名及び代表者名 所在地 株式会社山豐 代表取締役山形マユ美 本社 521-0091 滋賀県米原市岩脇 501 番地の 1 事業活動の内容 ( 認証 登録範囲 ) 産業廃棄物中間処理業 ( 再生砕石の製造販売 ) 産業廃棄物収集運搬業環境保全関係の責任者及び担当連絡先 環境管理責任者 : 山形定三 連絡先 : 0749-52-6337 連絡担当者 : 片山明美連絡先 : 0749-52-6337 jhorai-shimizu@gaia.eonet.ne.jp * 連絡担当者は株式会社定豊の社員 事業の規模 活動規模 単位 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 販売量 t 33,708.00 46,562.20 58,181.50 67,942.70 58,967.80 51,984.90 49,583.00 40,617.10 処理量 ( 収集運搬量 ) t 7,188.30 7,113.22 14,430.00 12,684.70 15,487.00 6,757.50 4,034.56 10,196.55 処理量 ( 中間処理量 ) t 31,958.00 21,647.83 38,444.34 55,791.89 43,094.34 26,924.33 31,595.44 35,995.29 売上高 百万円 91 75 100 92 99 60 85 54 従業員 人 4 4 4 4 4 4 4 4 事務所床面積 m 2 75.92 75.92 75.92 75.92 75.92 75.92 75.92 75.92 工場面積 m 2 9,000.00 9,000.00 9,000.00 9,000.00 9,000.00 9,000.00 9,000.00 9,000.00 駐車場面積 m 2 160.00 160.00 160.00 160.00 160.00 160.00 160.00 160.00 資材置場面積 m 2 8,050.00 8,050.00 8,050.00 8,050.00 8,050.00 8,050.00 8,050.00 8,050.00 過去の環境負荷の実績 単位 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 二酸化炭素の排出量 kg-co 2 276,174 199,986 349,272 199,986 101,963 228,912 204,602 199,535 廃棄物の排出量 t 23.90 15.90 32.00 15.13 2.80 24.94 170.55 15.5 水の使用量 排水量 m3 計測中 442.40 177.10 463.00 85.70 247.00 141.46 313.6 化学物質の使用量 kg 組織概要 設立年月日資本金 平成 7 年 11 月 1 日 7,000 万円 代表取締役 山形マユ美 組織図 責任者森岡孝哉オペレーター平野宏典 事務 岡田幸子
産業廃棄物処理業許可内容 許可番号 許可の年月日 許可の有効年月日 事業計画の概要 事業の範囲 事業の区分 処理施設の種類 処理する産業廃棄物の種類 処理能力 処理方法 産業廃棄物収集運搬業許可内容 許可番号 許可の年月日 許可の有効年月日 事業の範囲 事業の区分 廃棄物の種類 第 02520043690 号 平成 28 年 10 月 25 日 平成 33 年 10 月 24 日 がれき類を破砕処理し 再生砕石として販売する 処分業 ( 中間処理 ) 中間処理 ( 破砕 ) 破砕施設 工作物の新築 改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物 600t/ 日 (7 時間 ) 破砕 第 05200043690 号 平成 29 年 7 月 19 日 平成 34 年 7 月 18 日 積替えのための保管を除く収集運搬 積替えを含まない収取運搬業 廃フ ラスッチック類 / 紙くず / 木くず / 繊維くず / コ ムくず / 金属くず / カ ラスくず コンクリートくず ( 工作物の新築 改築又は除去に伴って生じた物を除く ) 及び陶磁器くず / 工作物の新築 改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物 処理工程 種類 台数 キャブオーバー 1 運搬車両の種類と台数 10tダンプ 1 4tダンプ 2 2tダンプ 2 受 入 仮置 破砕 製品保管 製品販売 重量計測 別紙フォローシート 再生砕 重量計
環境理念 行動指針 株式会社山豊 環境方針 当グループは 地球規模での環境保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し 事業活動において 環境に配慮した循環型社会の構築に貢献します 当グループは 滋賀県全域を中心とした土木工事 舗装工事 再生砕石製造及び販売の事業を行っています この事業活動における環境への影響を理解し 環境経営を優先課題と位置づけて 従業員と協力し EA21 環境経営システムを構築運用し 継続的改善と汚染の予防に努め 当社は以下の事項について自主的 積極的に取り組みます 1. 環境関連法規等を遵守します 2. 3. 当社は 次の環境活動を計画的に取組み実施します リサイクル工場での電気使用量及び重機車両の燃料使用量を減し CO₂の排出量を削減します リサイクル工場の廃棄物に関して 分別を積極的に実施することにより最終処分量を削減します リサイクル工場から排水する水の汚染 汚濁を防止し 事業所での節水に努め 水の使用量を削減します 環境に配慮した施工 処分を推進します グリーン購入の拡大を推進します 環境活動の社会貢献を推進します この環境方針は全従業員に周知 徹底します 制定 :2010/10/1 改訂 :2013/10/1 代表取締役 山形マユ美
3 環境目標とその実績 2009 年度の実績を自己チェック等により把握し その結果を基準値として 2016 年度から2018 年度までの目標を下記の通り設定し 2016 年 10 月より環境活動に取り組んでいます 尚 このレポートでは 2016 年 10 月から2017 年 9 月までの運用実績について取りまとめました 環境方針 リサイクル工場での電気使用量及び重機車両の燃料使用量を減し CO₂ の排出量を削減します リサイクル工場の廃棄物に関して 分別を積極的に実施することにより最終処分量を削減します リサイクル工場から排水する水の汚染 汚濁を防止し 事業所での節水に努め 水の使用量を削減します 環境に配慮した施工 処分を推進します 取組項目 電力消費量の削減 (kwh) ガソリン消費量の削減 軽油消費量の削減 灯油消費量の削減 二酸化炭素排出量の削減 中長期 年度 2009 年 2016 年 (10 月 ~9 月 ) 2017 年 2018 年 単位 ( 基準年 ) ( 目標 ) ( 実績 ) ( 目標 ) ( 目標 ) % 6 13% 7 8 使用量 72,582 68,227 63,092 67,501 66,775 (kg-co₂) 37,887.8 35,614.5 32,934.0 35,235.7 34,856.8 % 6 35% 7 8 使用量 2,626 2,468 1,717 2,442 2,415 (kg-co₂) 6,095.5 5,729.8 3,986.8 5,668.8 5,607.9 % 6 3% 7 8 使用量 45,620 42,883 44,338 42,427 41,970 (kg-co₂) 119,722.4 112,539.0 116,358.0 111,341.8 110,144.6 % 6 72% 6 6 使用量 29,910 28,115 8,292 28,115 28,115 (kg-co₂) 74,533.6 70,061.6 20,663.1 70,061.6 70,061.6 % 6 27% 6 7 (kg-co₂) 238,239.3 223,945.0 173,941.9 222,307.9 220,670.9 廃棄物の抑制 ( 単位 :t) 抑制量 24.02 23.66 19.03 23.06 22.58 散水用水の節水 ( 単位 : m3 ) 沈砂設備の設置と適正管理 粉塵発生の抑制 % 4 13% 5 6 使用量 360 346 313.6 342 338 回数 4 4 7 4 4 発生回数 0 0 0 0 0 グリーン購入の拡大を推進します グリーン商品の積極的購入 全商品 全商品検討する 全商品検討した 全商品検討する 全商品検討する 環境活動の社会貢献を推進します 1 2 3 4 5 リサイクル工場周辺の清掃を行う 目標の説明や補足事項など 回 4 6 12 6 6 購入電力の排出係数は 0.522kg-CO₂/kwh(2013 年度関電実排出係数 ) とする 廃棄物排出量は リサイクル工場からの廃棄物に対しての総排出量で管理する 水使用量については 事務所 作業所における水使用量の削減について実施する グリーン購入は 当面事務用品について取組む 有害化学物質の使用はない 上記の目標のほか 作業現場の環境及び品質安全向上ために 3S 活動 ( 整理 整頓 清掃 ) に取り組む
4 環境活動計画 環境方針取組項目活動計画の内容責任部門 担当者 リサイクル工場での電気使用量及び重機車両の燃料使用量を減し CO₂ の排出量を削減します 電力消費量の削減 (kwh) 1 不用時の消灯 2 機械設備 OA 機器などのスイッチオフ 3 エアコンの温度管理 ( 夏季 28 ±1 ) ガソリン消費量の削減 1 不要積載物の有無 タイヤ空気圧の確認 2 アイドリングストップ軽油消費量の削減 3 環境に配慮した稼働 灯油消費量の削減 3 ストーブの温度管理 ( 冬季 20 ±1 ) リサイクル工場の廃棄物に関して 分別を積極的に実施することにより最終処分量を削減します 廃棄物の抑制 ( 単位 :t) 廃棄物 1 廃棄物を分別し リユース リサイクルを徹底する 2 無駄な資機材を購入しない 3 使用済みコピー用紙を再利用する リサイクル工場から排水する水の汚染 汚濁を防止し 事業所での節水に努め 水の使用量を削減します 環境に配慮した施工 処分を推進します 散水用水の節水 ( 単位 : m3 ) 沈砂設備の設置と適正管理 1 散水時の適量 2 水を流しながらの洗い物はしない 濁水発生の点検 粉塵発生の抑制粉塵発生の抑制 グリーン購入の拡大を推進します グリーン商品の積極的購入 グリーン商品の積極的購入 環境活動の社会貢献を推進します リサイクル工場周辺の清掃を行リサイクル工場周辺の清掃を行う う 取組の紹介やアピール事項など 河川清掃と濁水防止点検 事務所の節電
5 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 環境方針 取組項目 年度 2016 年 (10 月 ~9 月 ) ( 目標 ) ( 実績 ) 取組の評価 担当責任者 % 6 13% 稼働時期の多事務部電力消費量の削岡田幸子 減 使用量 68,227 63,092 (kwh) リサイクル工場での電気使用量及び重機車両の燃料使用量を減し CO₂ の排出量を削減します リサイクル工場の廃棄物に関して 分別を積極的に実施することにより最終処分量を削減します リサイクル工場から排水する水の汚染 汚濁を防止し 事業所での節水に努め 水の使用量を削減します 環境に配慮した施工 処分を推進します グリーン購入の拡大を推進します ガソリン消費量の削減 軽油消費量の削減 灯油消費量の削減 二酸化炭素排出量の削減 廃棄物の抑制 ( 単位 :t) 散水用水の節水 ( 単位 : m3 ) 沈砂設備の設置と適正管理 粉塵発生の抑制 グリーン商品の積極的購入 (kg-co₂) 35,615 32,934 % 6 35% 使用量 2,468 1,717 (kg-co₂) 5,730 3,987 % 6 3% 使用量 42,883 44,338 (kg-co₂) 112,539 116,358 % 6 72% 使用量 28,115 8,292 (kg-co₂) 70,062 20,663 % 6 27% (kg-co₂) 223,945 173,942 抑制量 使用量 23.66 19.03 346 313.60 回数 4 4 発生回数 0 0 全商品 全商品検討する 全商品検討した 忙性は毎年違うが今年度は大幅に削減できた 多忙期や厳冬下でも 集約化するなど効率的な運用により 大幅な削減ができた 確実な取り組みにより削減できている 冬季の融雪用水のため実績は高くなった. 濁水の発生もなく 適正に管理できている 粉塵発生時には速やかに対処している 購入機会があれば活動する 環境活動の社会貢献を推進します 数値評価 活動評価 リサイクル工場周辺の清掃を行う 回 6 12 今年度も エコフォスター活動に合わせて取り組むことができた : 達成している : 未達で連続すると問題の可能性がある : 未達で改善の必要がある : 成果につながり良くできている : 取り組まれていて問題はない : 取組に問題の可能性がある : できていない ( 改善の必要がある ) 次年度の主な取組内容 すべての目標が達成できた エコへの意識を全員が共有して取組めた結果であることを踏まえて 何よりも環境意識を大切にすることを強化して行きたい 建設現場の環境経営に関する CPDS を関係する全社員が受講し 全体レベルを上げて行きたい
6 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 環境関連法規への違反 訴訟はありません 又 過去 3 年間に関係当局からの違反等の指摘はありません 適用される法規制等と遵守状況 法規制等の名称 廃棄物処理法 建設リサイクル法 建設副産物適正処理推進要綱 建設機械に関する技術指針 排出ガス対策型建設機械指定制度 該当する要求事項 処理業の許可 一般廃棄物及び産業廃棄物の管理 排出 建設副産物の管理 排出 再生資源利用計画書及び再生資源利用促進計画書の提出 国等の公共事業への排ガス対策型建設機械の使用義務 遵守評価遵守遵守遵守遵守 騒音規制法 対象特定施設の届出 規制値の遵守 遵守 振動規制法 対象特定施設の届出 規制値の遵守 遵守 消防法 対象危険物保管の届出規制値内維持 遵守 フロン排出抑制法 第 1 種特定製品の点検及び記録 遵守 地域ごみ出しルール 一般廃棄物の分別 収集 排出 適正処理 注 : 適用される法規制等と遵守状況は 環境関連法規等の遵守状況のチェック結果に基づき記載します 7 代表者による全体の評価と見直し結果 [ 目標の達成状況 ] [ 活動計画実施状況 ] 評価結果及び指示内容 : 節然 節電活動も定着し 取り組みの成果が数字となり現れてきた 今後は この活動の成果を働き方改革に活かし 環境経営の拡大につなげていきたい [ 環境経営システムの運用状況等 ] 評価結果及び指示内容 : エコアクション21 環境経営システムを現場の働き方につなげていく [ 環境関連法規等の遵守状況 ] 評価結果及び指示内容 : 改正廃棄物処理法の周知に努める [ 利害関係者の苦情 要望事項 ] 評価結果及び指示内容 : 周辺住民の苦情や要望には 丁寧に対応する