2020 年東京オリンピック パラリンピックの概要 資料 3-2 第 32 回オリンピック競技大会 2020 年 ( 平成 32 年 ) 7 月 24 日 ( 金 )~8 月 9 日 ( 日 )< 予定 > 第 16 回パラリンピック競技大会 2020 年 ( 平成 32 年 ) 8 月 25 日 ( 火 )~9 月 6 日 ( 日 )< 予定 > 28 競技 22 競技 ( 予定 ) 陸上競技 水泳 サッカー テニス ボート ホッケー ボクシング バレーボール 体操 バスケットボール レスリング セーリング ウエイトリフティング ハンドボール 自転車競技 卓球 馬術 フェンシング 柔道 バドミントン 射撃 近代五種 カヌー アーチェリー テコンドー トライアスロン ゴルフ ラグビー アーチェリー 陸上競技 ボッチャ カヌー 自転車 馬術 5 人制サッカー 7 人制サッカー ゴールボール 柔道 パワーリフティング ボート セーリング 射撃 水泳 卓球 トライアスロン シッティングバレーボール 車椅子バスケットボール 車いすフェンシング ウィルチェアーラグビー 車いすテニス 第 30 回オリンピック競技大会 ( ロンドン ) 概要 2012 年 ( 平成 24 年 ) 7 月 27 日 ( 金 )~8 月 12 日 ( 日 ) 204 か国 地域 26 競技 302 種目参加選手数約 10,500 人 第 14 回パラリンピック競技大会 ( ロンドン ) 概要 2012 年 ( 平成 24 年 ) 8 月 29 日 ( 水 )~9 月 9 日 ( 日 ) 164 か国 地域 20 競技 503 種目参加選手数約 4,200 人 第 18 回オリンピック競技大会 ( 東京 ) 概要 1964 年 ( 昭和 39 年 ) 10 月 10 日 ( 土 )~10 月 24 日 ( 土 ) 93 か国 地域 20 競技 163 種目参加選手数約 5,100 人 第 2 回パラリンピック競技大会 ( 東京 ) 概要 1964 年 ( 昭和 39 年 ) 11 月 8 日 ( 日 )11 月 12 日 ( 木 ) 22 か国 地域 9 競技 144 種目参加選手数 238 人 1
競技会場配置図 立候補ファイルより 2
2020 年に向けた政府の体制図 下村文部科学大臣 兼務 下村オリンピック パラリンピック担当大臣 円滑な準備に資するため行政各部の所管する事務の調整を担当 オリンピック パラリンピックの開催そのものに係る国としての事務を担当 関係閣僚会議 ( 主宰 : 下村担当大臣 ) 今後設置予定 関係府省庁次官級連絡会議 ( 主宰 : 杉田副長官 ) 文部科学省 内閣官房 2020 年オリンピック パラリンピック東京大会推進室 内閣オリパラ室 室長 - 平田竹男内閣官房参与内閣官房 文科省 厚労省等の職員 28 名で構成 各省庁が責任を持って開催準備及び関連する取組を担う 競技力向上 国立競技場 Sport for tomorrow 等 内閣官房 人事院 内閣府 宮内庁 警察庁 金融庁 消費者庁 復興庁 総務省 法務省 外務省 財務省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省 環境省 防衛省 等 関係団体等との連携 東京都 JOC JPC 大会組織委員会 地方公共団体等 JOC: 日本オリンピック委員会 JPC: 日本パラリンピック委員会 3
オリンピック パラリンピック関係の事業 関係予算の状況 ( 平成 25 年度補正 H26 予算 ) 国立競技場 国立霞ヶ丘競技場の改築に向けた対応 (H25 補正 :200 億円 ) 競技力向上 ( 金メダルランキング世界 3~5 位を目指す ) 2020 ターゲットエイジ育成 強化プロジェクト (H26:14 億円 ) 新規 メダル獲得に向けたマルチサポート戦略事業 (H26:28 億円 ) 新規 ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業 (H26:7 億円 ) 日本オリンピック委員会補助 (H26:26 億円 ) 女性アスリートの育成 支援プロジェクト (H26:4 億円 ) 日本障害者スポーツ協会補助による選手強化 (H26:9 億円 ) 厚労省から移管 パラリンピックに向けた強化 研究活動拠点に関する調査研究 (H26:0.2 億円 ) 新規 ナショナルトレーニングセンターにおける障害者アスリートの利便性向上等 (H25 補正 :8 億円 ) 国際貢献 Sport for tomorrow による国際貢献 (H26:11 億円 ) 新規 4
競技場の整備 ( 国立霞ヶ丘競技場の改築 ) 陸上トラック 9 レーン 観客収容約 8 万席等 ( 大規模国際スポーツ大会が開催可能なスペック ) 開閉式屋根の設置 ( 天候に影響されない大会運営や多目的な利活用による稼働率向上 ) 可動席の設置 ( サッカー ラグビー実施時の選手と観客が一体となる臨場感あふれる観客席 ) 利便性の良いアクセス 公開空地の確保 アーチ状主架構 ( キールアーチ ) を用いたザハ ハディド氏の基本デザイン 改築工事費用 約 1,692 億円 改築スケジュール予定 2019 年春竣工 競技場建設工事 約 1,388 億円 競技場解体工事 約 67 億円 競技場周辺整備工事 約 237 億円 ( 立体公園 歩道 ( ブリッジ等 ) の整備など ) 2013(H25) 年度基本設計 2014(H26) 年度実施設計 解体工事 (7 月 ~2015(H27) 年 9 月 ) 2015(H27) 年度建設工事 (10 月 ~2019(H31) 年 3 月竣工 ) 5
6 2020 ターゲットエイジ育成 強化プロジェクト ( 新規 ) 26 年度予算額 : 1,369,488 千円 スポーツ基本計画に掲げられているメダル目標を達成していくためには 中長期間のタレント発掘 育成 強化が重要となる このため 2020 年オリンピック東京大会に焦点をあてて 活躍が期待される若い年代の競技者に対し 1 十分なトレーニングの実施 2 日本人が本来得意とする分野の競技種目で将来メダル獲得の可能性のある競技種目の育成 強化 3 タレント発掘 育成コンソーシアムの体制整備により 重点的 計画的に発掘 育成 強化できる指導体制を整備し 2020 年オリンピック東京大会において金メダルランキング世界 3~5 位を目指す ターゲットエイジ 2013 年 16 歳 ~18 歳 ~20 歳 2016 年リオデジャネイロ大会 19 歳 ~21 歳 ~23 歳 2020 年東京大会 23 歳 ~25 歳 ~27 歳 * ロンドンオリンピック日本選手団平均年齢 25.4 歳 2012 年ロンドン大会 世界ランキング第 11 位 ジュニア競技者の育成 強化 予定額 650,506 千円 競技団体が作成するジュニア育成 強化戦略に基づき 国内合宿 海外遠征等を実施し 各競技のターゲットエイジの育成 強化を確実に行う ジュニア ターゲットスポーツの育成 強化 予定額 190,059 千円 日本人が本来得意とする分野の競技種目で将来メダル獲得の可能性のある競技種目をターゲットとして スポーツ医 科学 情報を活用した集中的な育成 強化を行う 2020 年東京大会 世界ランキング第 3~5 位 金メダル数 7 個 総メダル数 38 個 タレント発掘 育成コンソーシアム 予定額 528,923 千円 大学 都道府県行政 体育協会 競技団体等で構成する タレント発掘 育成コンソーシアム ( 全国 3 か所程度 ) により 全国各地の才能を有するタレントを効果的に発掘 育成し タレントからジュニア競技者へと確実に発掘 育成 強化する体制を整備する 金メダル 25~30 個 総メダル数 70~80 個
戦略的スポーツ国際貢献事業 ( 新規 ) 26 年度予算額 : 1,144,708 千円 これまでのスポーツ交流に関する知見と実績を踏まえ 2020 年オリンピック パラリンピック東京大会の開催国として IOC や世界の国々との交流 協力関係を築きながら スポーツの価値をさらに高めようとする国際的な取組に貢献するため オリンピック ムーブメントの推進 国際的な人材養成の中核拠点形成 国際的なアンチ ドーピング推進体制の強化支援を柱とする スポーツ フォー トゥモロー プログラムに取り組む スポーツ アカデミー形成支援事業 IOC JOC NOC 体育 スポーツ系大学等が連携して オリンピズムの普及とスポーツ医科学研究の推進を図るため IOC 関係者等を外国人教員 研究員として招聘 各国のスポーツ指導者の受入れ 養成を行う中核拠点を構築する 戦略的二国間スポーツ国際貢献事業 595,031 千円 349,677 千円 青年海外協力隊等と連携し 学校体育カリキュラム等の策定支援など 途上国のスポーツ環境の整備に協力する 官民連携協力によるスポーツの国際協力コンソーシアムを構築し 各国の協力要請に迅速かつ的確に対応する IOC パートナー JOC パートナー NOC 学校体育カリキュラム策定支援 JICA 文科省 外務省 NGOs 教員の派遣 協力機関 日本の大学 研修生の派遣 教員 学生の交流 海外の大学 スポーツイベント開催支援 大学 JSC 事務局 JOC 関係団体 国際アンチ ドーピング強化支援事業 200,000 千円 世界の製薬企業等との連携を強化したネットワーク形成のためのスタッフを WADA に配置し 薬物ガイドラインの策定に協力 貢献するとともに 薬剤データベースの構築 国際シンポジウム セミナー等の共同開催を進める アジアのドーピング防止活動の発展を促進するため アジアドーピング防止基金 に対し資金を拠出する 7
2020オリンピック パラリンピック招致活動の経緯当面の課題 取り組むべき当面の課題 1. 大会組織委員会の取組への支援 2. 障害者スポーツの移管 ( 厚労省 文科省 ) 3. 国立競技場整備 (2019 年春竣工 ) 4. 競技力向上のための施策 ( ターゲットエイジ育成 パラリンピック支援強化など ) 5. 学校 地域等におけるスポーツ活動の推進 ( オリンピック教育等 ) 6. スポーツ フォー トゥモロー を実現する国際貢献策の企画立案 8