2013 年 12 月吉日 日本保険薬局協会会員 ( 薬局経営者 ) の皆様へ 団体薬剤師賠償責任保険のご案内 ( 薬剤師特別約款付賠償責任保険 ) 株式会社ディーズ日本興亜損害保険株式会社 拝啓時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 弊社業務に関しましては 毎々格別のご高配を賜り有り難く厚く御礼申し上げます さて 掲件に関しまして 下記のとおりご案内申し上げますので 内容をご高覧 ご検討のうえ 何卒ご加入賜りますようお願い申し上げます 敬具 記 1. 薬剤師賠償責任保険の概要薬剤師賠償責任保険とは 薬局経営者の皆様が販売した医薬品などに起因して発生した事故により 被保険者 *1 が法律上の損害賠償責任を負担されることによって被る損害に対して 保険金をお支払いする保険です 次の1および2について 被保険者 *1 が法律上の損害賠償責任を負担されることによって被る損害に対して 保険金をお支払いします 1 医薬品等危険薬局経営者の皆様が販売した医薬品など *2 により発生した他人の身体の障害 *3 または *4 財物の損壊 2 施設危険薬局施設 ( 加入依頼票に記載された施設に限ります ) の所有 使用または管理に起因 *3 する事故または医薬品などの商品の販売業務により発生した他人の身体の障害ま *4 たは財物の損壊 < 事故例 > 医薬品等危険 薬局の行った調剤ミスによって 薬を摂取した患者が亡くなられた 販売した体温計のガラスにひびが入っていたため 使用した子供がケガをした 販売した乳製品が傷んでいたため それを食べたお客様が食中毒になった 施設危険 薬局内の商品棚が突然倒れ お客様がケガをした お客様宅へ自転車で健康食品の配達に向かったところ 通行人にぶつかり通行人がケガをした *1 保険の補償を受けられる方をいいます 以下同じです 被保険者の範囲につきましては 後記 2. ご加入いただける方の範囲 をご覧ください *2 医薬品 医薬部外品 化粧品 医療用具 乳製品 健康食品その他これらに類似の商品をいいます *3 人のケガや病気をいいます これらによって後遺障害が生じた場合および亡くなられた場合を含みます *4 有体物の滅失 損傷または汚損をいいます 2013 年 12 月作成 NK13-09901 -1-
2. ご加入いただける方の範囲この契約はご契約者を一般社団法人日本保険薬局協会とする団体契約です 加入依頼人および記名被保険者 ( 保険の補償を受けられる方で加入依頼票の被保険者欄に記載される方 ) は一般社団法人日本保険薬局協会の会員 ( 薬局経営者 ) に限ります なお その従業員または業務の補助者である薬剤師の方も被保険者に含まれます 3. お支払いする保険金の種類と内容この保険では 損害賠償金をはじめ 事故解決に必要なさまざまな費用についても 保険金をお支払いします 保険金の種類内容 1 損害賠償金被保険者が損害賠償請求権者 ( 被害者 ) に支払うべき損害賠償金です 損害賠償金には 判決により支払いを命じられた訴訟費用および遅延損害金を含み 損害賠償金の支払いにより取得するものがある場合には その価額を控除します 2 損害防止費用 から 4 権利保全行使費用 までを合算して ご契約金額 ( 保険金額 ) を限度としてお支払いします 2 損害防止費用事故が発生した場合に 損害の発生および拡大の防止のために必要または有益であった費用です *5 3 緊急措置費用事故が発生した場合において 損害の発生または拡大の防止のために必要または有益と認められる費用のうち 応急手当 護送 診療 治療 看護その他の緊急措置のために要した費用およびあらかじめ日本興亜損保の書面による同意を得て支出した費用です 4 権利保全行使第三者に対して損害賠償請求権を有する場合に その権利の保全また費用は行使に必要な手続きをするために被保険者が支出した費用です 5 争訟費用 *5 損害賠償責任の解決のために支出した訴訟費用 仲裁費用 調停費用 弁護士費用などです 1 損害賠償金 の額がご契約金額 ( 保険金額 ) を超過する場合は 争訟費用の額に ご契約金額 ( 保険金額 ) の 1 損害賠償金の額に対する割合 を乗じた額をお支払いします なお この費用の支出にあたっては 日本興亜損保の書面による同意が必要です *5 6 協力費用日本興亜損保が損害賠償請求の解決にあたる場合に 日本興亜損保の求めに応じて被保険者がこれに協力するために要する費用のうち 直接支出した費用です *5 結果的に被保険者に損害賠償責任のないことが判明した場合でもお支払いします 4. 保険金のお支払方法この保険では 1 回の事故について次の算式により算出した保険金をお支払いします お支払いする保険金 = 1~6の合計額 *6 *7 - 自己負担額 ( 免責金額 )1,000 円 *6 前記 3. お支払いする保険金の種類と内容 の 1 損害賠償金 から 4 権利保全行使費用 までについては これらを合算して ご契約金額 ( 保険金額 ) を限度に保険金をお支払いします *7 前記 3. お支払いする保険金の種類と内容 の 5 争訟費用 および 6 協力費用 については 自己負担額 ( 免責金額 ) を適用しません -2-
保険金のお支払いについて 保険金のうち損害賠償金については 次の 1 または 2 の場合にお支払いします 1 被保険者が損害賠償請求権者 ( 被害者 ) に対して 損害を賠償された場合 ただし 賠償された金額を限度として保険金をお支払いします 2 被保険者が損害賠償請求権者 ( 被害者 ) に対して 損害を賠償される前である場合には 次のア. からウ. までのとき ア. 日本興亜損保から損害賠償請求権者 ( 被害者 ) に対して直接保険金をお支払いすることを 被保険者が指図されたとき イ. 損害賠償請求権者 ( 被害者 ) が先取特権 * を行使されたとき ウ. 被保険者に対して保険金をお支払いすることを損害賠償請求権者 ( 被害者 ) が承諾されたとき * 損害賠償請求権者 ( 被害者 ) は 被保険者の他の債権者より優先して この保険でお支払いする損害賠償金から弁済を受けることができる権利を有しています 上記 2 ア. またはイ. の場合において 損害賠償金と損害賠償金以外の保険金の合計額がご契約金額 ( 保険金額 ) を超えるときは 損害賠償金を優先してお支払いします 5. 保険金をお支払いできない主な場合次に掲げる事由による損害に対しては 保険金をお支払いできません 医薬品等危険および施設危険共通 1 ご契約者または被保険者の故意 2 戦争 外国の武力行使 革命 政権奪取 内乱 武装反乱その他これらに類似の事変 暴動またはこれらに伴う秩序の混乱 3 地震 噴火 洪水 津波またはこれらに類似の自然変象 4 約定または合意によって加重された損害賠償責任 5 被保険者の同居の親族に対して負担する損害賠償責任 6 業務に従事中の被保険者の従業員の身体の障害について負担する損害賠償責任 7 直接であると間接であるとを問わず 排水または排気もしくは排煙に起因して負担する損害賠償責任など 医薬品等危険固有 かし 1 医薬品などの瑕疵に基づく医薬品などの財物の損壊それ自体に対する損害賠償責任 2 転売される目的のために 販売または授与された医薬品などに起因する損害賠償責任など 施設危険固有 1 被保険者が所有 使用または管理する他人の財物に発生した財物の損壊 2 施設の新築 改築 修理 取りこわしその他の工事に起因する損害賠償責任 3 自動車 ( 原動機付自転車を含みます ) の所有 使用または管理に起因する損害賠償責任 4 給排水管 暖冷房装置 消火栓 スプリンクラーその他業務用または家事用器具からの排ろうえいはんらん出 漏洩 氾濫する液体 気体 蒸気などによる財物の損壊に起因する損害賠償責任 5 屋根 樋 扉 戸 窓 通風筒から入る雨または雪などによる財物の損壊に起因する損害賠償責任など -3-
6. ご加入方法 (1) ご契約期間 ( 保険期間 ) 2014 年 2 月 15 日午後 4 時 ~2015 年 2 月 15 日午後 4 時 (1 年間 ) ご契約期間 ( 保険期間 ) 中に発生した身体の障害または財物の損壊が保険金のお支払いの対象となります (2) 保険適用地域日本国内となります (3) ご契約金額 ( 保険金額 ) および保険料 (1 店舗あたり ) 医薬品等危険 施設危険 補償内容 ご契約金額 対人 対物 1 事故につき 1 億 5,000 万円 共通 ご契約期間中 4 億 5,000 万円 対人 1 名につき 3,000 万円 1 事故につき 1 億円 対物 1 事故につき 750 万円 合計保険料 ( 一時払 ) 3,630 円 自己負担額 ( 免責金額 )1,000 円上記保険料は 合計ご加入店舗数が 200 店舗以上 500 店舗未満の場合の団体割引 1 5% を適用した保険料となっています 募集の結果 ご加入者数が 200 店舗を下回った場合は 保険料を引き上げさせていただきますので あらかじめご了承ください また 上記保険料は 薬剤師の人数にかかわらず 1 店舗あたりの年間保険料となります 中途加入される場合の保険料などにつきましては 次ページの < お問合せ先 > に記載の取扱代理店にお問い合わせください (4) お手続きご加入にあたっては 加入依頼票 に必要事項を記入のうえ 期限までにFAX 送信をいただき 指定口座に保険料をお振り込みください ( 自動更改ではありませんので ご継続の場合も加入依頼票をご提出ください ) (a) お申込みおよび振込期限 :2014 年 2 月 7 日 ( 金 ) (b) 加入依頼票送信先 :(FAX)03-6457-8401( 宛先 ) 株式会社ディーズ (c) 保険料お振込先 : 三菱東京 UFJ 銀行新丸の内支店普通 4894615 ( 口座名義 ) 一般社団法人日本保険薬局協会代表理事中村勝 振込手数料はご加入者にてご負担をお願いします 7. おわりに ご加入時における注意事項 ( 告知事項 ) ご加入時には 告知事項について 事実を正確にお申し出ください 加入依頼人には 告知事項について事実を正確に申し出ていただく義務 ( 告知義務 ) があります なお この保険の告知事項は 加入依頼票の記載事項 となります また 告知事項の内容が事実と相違している場合には ご契約を解除させていただくことや保険金をお支払いできないことがあります -4-
事故が発生した場合のお手続き ただちにご連絡ください 万一事故が発生した場合には 次のいずれかにただちにご連絡ください ただちにご連絡をいただけませんと 保険金を削減してお支払いすることがありますのでご注意ください 取扱代理店 ( ご連絡先は 下記の < お問合せ先 > をご確認ください ) 日本興亜損保事故受付センター TEL:0120-250-119(24 時間 365 日受付 ) 必ずご相談ください 損害賠償請求権者 ( 被害者 ) からの損害賠償請求に対して 被保険者がその全部または一部を承認される場合には 必ず事前に日本興亜損保にご連絡ください もし日本興亜損保の承認なしに示談されますと 保険金を削減してお支払いする場合がありますのでご注意ください 事故のご連絡をいただいた場合には 取扱代理店または日本興亜損保より保険金請求手続きに関してご案内いたします 事故の解決のために取扱代理店および日本興亜損保が行う手続きおよび援助について事故が起きた場合には 取扱代理店および日本興亜損保は 被保険者と損害賠償請求権者 ( 被害者 ) との示談交渉に関するご相談の受付けなど 事故解決のためのお手伝いをいたします ただし 取扱代理店および日本興亜損保は 損害賠償請求権者 ( 被害者 ) との示談交渉をお引き受けすること ( 示談代行 ) はできませんのでご了承ください 保険金請求権につきましては時効 (3 年 ) がありますので ご注意ください その他 このご案内は 薬剤師賠償責任保険 - 薬剤師特別約款付賠償責任保険 の概要をご説明したものです さらに詳しい内容をお知りになりたい場合は 普通保険約款 特別約款 特約集 をご用意しておりますので 取扱代理店または日本興亜損保までお問い合わせください ご加入に際しては 添付の 重要事項説明書 を必ずご覧ください ご加入手続その他ご不明な点につきましては 下記の取扱代理店または日本興亜損保までお問い合わせください < お問合せ先 > 取扱代理店 132-0033 東京都新宿区新宿 1-16-14 大高ビル4F 株式会社ディーズ 担当 岡本 Tel:03-6457-8400 Fax:03-6457-8401 E-mail hiroshi.okamoto@dees-ins.co.jp 受付時間 平日の9:00~18:00 ( 土日 祝日 年末年始を除きます ) 引受保険会社 150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-12-19 東建インターナショナルビル2 階日本興亜損害保険株式会社南東京支店渋谷支社 Tel:03-5778-3510 Fax:03-5778-3513 日本興亜損保と損保ジャパンは 関係当局の認可等を前提として 2014 年 9 月 1 日に合併し 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 になります 以上 -5-