特集展のご案内 ひとは何かをつくってしまうからひとである ひとはこれまでにどれだけのものを生み出してきたのだろうか? 一人でつくりだす もの 仲間とつくりだす もの 長い時間をかけて伝えながら作り続ける もの その もの からその ひと を想像し その人たちの こと その頃の こと を想像する そのイメージは見る人でまちまち 美術館の中で ナンヤローネ の言葉があなたの中に生まれた時に美術館はあなたのものになる 岐阜県美術館日比野克彦 オディロン ルドン 神秘的な対話 ( 赤外線透過写真 ) 1896 年頃油彩 画布岐阜県美術館蔵 展覧会名 ゴーギャンとナビ派 ( 展示室 1- A) 会期 7 月 8 日 ( 土 )~10 月 1 日 ( 日 ) 開館 35 周年記念熊谷守一襖絵展 ( 展示室 1- B) 会期 7 月 8 日 ( 土 )~10 月 1 日 ( 日 ) ルドンヲカイボウスル ( 展示室 1- C) 会期 7 月 8 日 ( 水 )~10 月 1 日 ( 日 ) 開場時間 /10 時 ~18 時 ( 第 3 金曜日は 20 時まで ) 休館日 / 毎週月曜日 料金一般 330 円 (270 円 )/ 大学生 220 円 (160 円 ) 主催岐阜県美術館 ( ) 内は 20 名以上の団体料金 お問合せ岐阜県美術館 TEL 058-271-1313 これら全て 共通観覧券で入場できます ミュージアムの女 本資料に関するお問い合わせ 岐阜県美術館広報担当 : 後藤 500-8368 岐阜市宇佐 4-1-22 TEL 058-271-1313 FAX 058-271-1315 http://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp E-mail: goto-hiroyuki1@pref.gifu.lg.jp
ゴーギャンとナビ派 展覧会について 絵画とは小さな嘘をいくつも重ねて大きな真実を作ることである ピエール ボナール 出典 近代絵画史 ゴヤからモンドリアンまで 高階秀爾著中央公論新社 1975 社会全体が大きく変動した 19 世紀後半 印象派に反対し 写実主義を否定したナビ派 ゴーギャンから学び ルドンを尊敬していたナビ派の画家たちの装飾と幻想の世界を紹介します 本展の見どころ ナビ派は 西洋絵画の新たな時代の幕開けを予言した (1) 新しい理想を求め 新しい芸術の流れを生み出した預言者たち (2) ナビ派の創立者であるポール セリュジエの幻想の世界 現実と幻想が対峙する (3) 日本の芸術がジャポニズムと呼ばれ西洋絵画に影響を与えた 19 世紀 オディロン ルドンは 屏風を制作していた 出品作家 ピエール ピュヴィ ド シャヴァンヌオディロン ルドンポール ゴーギャンエミール ドゥゾネアリスティド マイヨールアンリ ドゥラヴァレポール セリュジエ川﨑小虎ケル = グザヴィエ ルセルモーリス ドニエドゥアール ヴュイヤールエミール ベルナール北蓮蔵サミュエル ビング ポール ゴーギャン (1848-1903) ノアノア ナヴェナヴェ フェヌア 1893-94 年自摺り岐阜県美術館蔵 ポール セリュジエ (1864-1927) 急流のそばの幻影または妖精たちのランデヴー 1897 年油彩 画布岐阜県美術館蔵
開館 35 周年記念熊谷守一襖絵展 展覧会について 本展の見どころ 熊谷守一没後 40 年 修復を終えた洋画家熊谷守一が描いた襖絵 岐阜県美術館新収蔵の襖絵を中心に展示しご紹介します 自然を見ているかのように過不足のない 簡素を極めた熊谷守一の絵画 守一は 実際の風景を写生するというよりは 観察によってものの本質を知り 自分の経験から新たに絵画作品を生み出しています 守一の素直で簡明な水墨淡彩による作品 23 点と油彩による作品 2 点をお楽しみください こんなに大きな守一の絵画に出会ったことがない (1) 襖絵の制作年は 全て 1946 年 -47 年 守一の表現の転換期 (2) 居間 廊下 仏間 応接間 守一に囲まれた生活空間の疑似体験 (3) しわ キズ 汚れ 修復で蘇った守一の襖絵 修復の技術 作家 プロフィール 熊谷守一 ( くまがいもりかず ) 1880 年現在の岐阜県中津川市付知町に生まれる 1883 年現在の岐阜市西野町の家で幼少期を過ごす 1900 年東京美術学校西洋画科に入学する 1905 年樺太調査隊に参加する 北海の島々を巡り 記録 スケッチをする 1909 年第 3 回文部省美術展覧会 ( 上野竹之台陳列館 ) 蝋燭 褒状受賞 1938 年洋画家熊谷守一先生日本画展 ( 大阪梅田阪急百貨店 ) 1938 年日本画による最初の展覧会 1956 年第 2 回現代日本美術展 ヤキバノカエリ 1962 年熊谷守一展 ( 日本橋白木屋 主催 日本経済新聞社 ) 1963 年付知町の名誉町民に推挙される 1966 年熊谷守一展 ( 岐阜県立図書館 主催 岐阜県教育委員会 ) 1967 年文化勲章の受章者に内定するが辞退する 1970 年熊谷守一展 ( 神奈川県立近代美術館 ) 1971 年 へたも絵のうち ( 日本経済新聞社 ) が刊行される 1972 年勲三等叙勲を辞退する 1974 年 熊谷守一画集 ( 日本経済新聞社 ) が刊行される 1976 年岐阜県恵那郡付知町に 熊谷守一記念館が開館する 1977 年肺炎のため死去
ルドンヲカイボウスル 展覧会について 19 世紀末から 20 世紀初頭にかけてその独創的な幻想芸術の花を咲かせたフランス象徴主義を代表する画家オディロン ルドン (1840-1916) 本展では 華やかな色彩で描かれたパステル画 油彩画を中心に 調査 研究に携わる学芸員の 拡大してみる 見えない光で見る 分解 分析 分類する 分ける といった視点から ルドンの世界をご堪能いただきたいと思います 本展の見どころ ルドン研究の一端をご覧ください (1) 拡大してみる ルドンはこんな手順で色を重ねていた! (2) 見えない光で見る ルドンが生み出したかった色はいったい (3) 分解 分析 分類する 見えるルドンの技術 癖 ルドンである証 (4) 分ける 額縁から外してみると 見えない部分が見える どうぞ ご覧ください オディロン ルドン 神秘的な対話 1896 年頃油彩 画布岐阜県美術館蔵 ( 左 : 可視光線右 : 赤外線透過写真 ) オディロン ルドン 黒い花瓶のアネモネ 1905 年頃パステル 紙岐阜県美術館蔵
特集展 広報画像貸出申込書 FAX 送信番号 :058-271-1315 貴社名 ご担当者名 媒体名 ( 掲載コーナー 特集名 : ) ご住所 ご連絡先 TEL: E-mail: FAX: 1. ご紹介いただける場合 貴媒体の情報をお知らせください 掲載 / 放送月日発売 放送 ( 月号 )/ 発行部数部 掲載内容 2. 広報画像はご使用になりますか はい画像データ到着希望日 ( 月日 ) いいえ ( 写真は使用せず 文字掲載のみ ) 3. 別紙の写真をご参照の上 ご希望の 画像番号 にチェック してください 下記キャプションの作品名称 所蔵を必ずご記載ください 番号ご掲載時のキャプション表記 1 オディロン ルドン ポール ゴビヤールの肖像 1900 年岐阜県美術館蔵 2 ポール ゴーギャン ノアノア ナヴェナヴェ フェヌア 1893-94 年自摺り岐阜県美術館蔵 3 ポール セリュジエ 急流のそばの幻影または妖精たちのランデヴー 1897 年岐阜県美術館蔵 4 オディロン ルドン 神秘的な対話 1896 年頃岐阜県美術館蔵 5 オディロン ルドン 神秘的な対話 ( 赤外線透過写真 )1896 年頃岐阜県美術館蔵 6 オディロン ルドン 黒い花瓶のアネモネ 1905 年頃岐阜県美術館蔵 7 熊谷守一 青柿 1946-47 年頃岐阜県美術館蔵 8 熊谷守一 富嶽秋景 1946-47 年頃岐阜県美術館蔵 4. 読者プレゼント用招待券 5 組 10 名 をご希望になりますか 希望する 読者プレゼント用招待券 (5 組 10 名 ) の提供は 作品画像 1 点以上をご掲載の上 本展をご紹介していただける場合に限らせて頂きます
広報画像一覧 1 3 2 4 5 7 6 8 広報画像使用に関する注意事項 本展広報目的での使用に限ります 展覧会名 会期 会場名は 必ず掲載してください 作品画像は全図で使用してください トリミングや文字を重ねるなどの画像の加工 改変はできません 転載などの 2 次使用をされる場合には 別途申請いただきますようお願いいたします Web サイトに掲載する場合は必ずコピーガードをしてください 掲載 放送後は必ず 掲載誌 同録テープ DVD 等を 岐阜県美術館へ 1 部お送り願います 会期中の会場取材 撮影をご希望の場合は岐阜県美術館までご連絡ください