第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

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き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

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災害弔慰金の支給等に関する法律施行令(昭和四十八年十二月二十六日政令第三百七十四号)内閣は 災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律(昭和四十八年法律第八十二号)第三条第一項 第五条 第八条第一項から第三項まで 第九条第二項 第十条第二項 第十一条第一項 第十二条及び第十三条の規定に基づ

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前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

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て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

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( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

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一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働


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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

第 6 条徳島大学に, 附属図書館を置く ( 病院 ) 第 7 条徳島大学に, 医学, 歯学及び薬学に関する教育研究並びに診療に必要な施設として, 病院を置く ( 附属教育研究施設 ) 第 8 条第 5 条, 第 5 条の 2 又は前条の組織に, 当該組織の教育研究に必要な附属教育研究施設を置く (

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

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所を異にして異動した場合においては 別に定めるところにより特別都市手当を支給することができる ( 報酬の支給日 ) 第 4 条報酬 ( 賞与及び業績給を除く 以下同じ ) は 毎月 20 日 その月額を支給する ただし その日が休日に当たるときは その直前の休日でない日に繰り上げて支給する ( 新た

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

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に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

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級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

第三条大学校の名称及び位置は 次のとおりとする 名称位置 千葉県生涯大学校京葉学園千葉市 千葉県生涯大学校東葛飾学園千葉県生涯大学校東総学園千葉県生涯大学校外房学園千葉県生涯大学校南房学園 松戸市 流山市銚子市 香取郡神崎町茂原市 勝浦市館山市 木更津市 一部改正 平成四年条例七三号 六年四一号 一

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

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Transcription:

独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構法 目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章役員 ( 第七条 第九条 ) 第三章業務等 ( 第十条 第十一条 ) 第四章雑則 ( 第十二条 ) 第五章罰則 ( 第十三条 ) 附則 平成 11 年法律第 217 号 改正平成 12 年法律第 84 号改正平成 18 年法律第 118 号改正平成 26 年法律第 67 号 第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構の名称 目的 業務の範囲等に関する事項を定めることを目的とする ( 名称 ) 第二条この法律及び独立行政法人通則法 ( 平成十一年法律第百三号 以下 通則法 という ) の定めるところにより設立される通則法第二条第一項に規定する独立行政法人の名称は 独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構とする ( 機構の目的 ) 第三条独立行政法人駐留軍等労働者労務管理機構 ( 以下 機構 という ) は 駐留軍等及び諸機関 ( 防衛省設置法 ( 昭和二十九年法律第百六十四号 ) 第四条第二十五号に規定する駐留軍等及び諸機関をいう 以下この条において同じ ) のために労務に服する者 ( 第十条第一項において 駐留軍等労働者 という ) の雇入れ 提供 労務管理 給与及び福利厚生に関する業務を行うことにより 駐留軍等及び諸機関に必要な労働力の確保を図ることを目的とする ( 行政執行法人 ) 第四条機構は 通則法第二条第四項に規定する行政執行法人とする ( 事務所 ) 第五条機構は 主たる事務所を東京都に置く ( 資本金 ) 第六条機構の資本金は 附則第五条第二項の規定により政府から出資があったものとされた金額とする 2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員 ( 役員 ) 第七条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置く 2 機構に 役員として 理事二人以内を置くことができる ( 理事の職務及び権限等 )

第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は その間 監事の職務を行ってはならない ( 理事長及び理事の任期等 ) 第九条通則法第二十一条の三第一項の個別法で定める期間は 四年とする 2 理事の任期は 二年とする 第三章業務等 ( 業務の範囲 ) 第十条機構は 第三条の目的を達成するため 次の業務を行う 一駐留軍等労働者の雇入れ 提供及び労務管理の実施 ( 次に掲げるものを除く ) に関する業務を行うこと イ労働契約の締結ロ昇格その他の人事の決定二駐留軍等労働者の給与の支給 ( 次に掲げるものを除く ) に関する業務を行うこと イ額の決定ロ給与の支払三駐留軍等労働者の福利厚生の実施 ( 次に掲げるものを除く ) に関する業務を行うこと イ法令の規定により事業主 事業者又は船舶所有者でなければ行うことができないとされる事項ロ宿舎に供される行政財産の管理ハ表彰 ( 永年勤続に係るものに限る ) 四前三号の業務に附帯する業務を行うこと 2 機構は 前項の業務のほか 同項の業務の遂行に支障のない範囲内で 国の委託に基づき 同項第三号イからハまでに掲げる業務の一部を行うことができる ( 積立金の処分 ) 第十一条機構は 毎事業年度に係る通則法第四十四条第一項又は第二項の規定による整理を行った後 同条第一項の規定による積立金があるときは その額に相当する金額のうち防衛大臣の承認を受けた金額を 翌事業年度に係る通則法第三十五条の十第一項の認可を受けた事業計画 ( 同項後段の規定による変更の認可を受けたときは その変更後のもの ) の定めるところにより 翌事業年度における前条に規定する業務の財源に充てることができる 2 防衛大臣は 前項の規定による承認をしようとするときは 財務大臣に協議しなければならない 3 機構は 第一項に規定する積立金の額に相当する金額から同項の規定による承認を受けた金額を控除してなお残余があるときは その残余の額を国庫に納付しなければならない 4 前三項に定めるもののほか 納付金の納付の手続その他積立金の処分に関し必要な事項は 政令で定める 第四章雑則 ( 主務大臣等 ) 第十二条機構に係る通則法における主務大臣及び主務省令は それぞれ防衛大臣及び防衛省令とする 第五章罰則第十三条次の各号のいずれかに該当する場合には その違反行為をした機構の役員は

二十万円以下の過料に処する 一第十条及び附則第六条に規定する業務以外の業務を行ったとき 二第十一条第一項の規定により防衛大臣の承認を受けなければならない場合において その承認を受けなかったとき 附則 第一条この法律は 平成十三年一月六日から施行する ( 職員の引継ぎ等 ) 第二条機構の成立の際現に内閣府の部局又は機関で政令で定めるものの職員である者は 防衛施設庁長官が指名する者を除き 別に辞令を発せられない限り 機構の成立の日において 機構の相当の職員となるものとする 第三条機構の成立の際現に前条に規定する政令で定める部局又は機関の職員である者のうち 機構の成立の日において引き続き機構の職員となったもの ( 次条において 引継職員 という ) であって 機構の成立の日の前日において内閣総理大臣又はその委任を受けた者から児童手当法 ( 昭和四十六年法律第七十三号 ) 第七条第一項 ( 同法附則第六条第二項 第七条第四項又は第八条第四項において準用する場合を含む 以下この条において同じ ) の規定による認定を受けているものが 機構の成立の日において児童手当又は同法附則第六条第一項 第七条第一項若しくは第八条第一項の給付 ( 以下この条において 特例給付等 という ) の支給要件に該当するときは その者に対する児童手当又は特例給付等の支給に関しては 機構の成立の日において同法第七条第一項の規定による市町村長 ( 特別区の区長を含む ) の認定があったものとみなす この場合において その認定があったものとみなされた児童手当又は特例給付等の支給は 同法第八条第二項 ( 同法附則第六条第二項 第七条第四項又は第八条第四項において準用する場合を含む ) の規定にかかわらず 機構の成立の日の前日の属する月の翌月から始める ( 機構の職員となる者の職員団体についての経過措置 ) 第四条機構の成立の際現に存する国家公務員法 ( 昭和二十二年法律第百二十号 ) 第百八条の二第一項に規定する職員団体であって その構成員の過半数が引継職員であるものは 機構の成立の際国営企業及び特定独立行政法人の労働関係に関する法律 ( 昭和二十三年法律第二百五十七号 ) の適用を受ける労働組合となるものとする この場合において 当該職員団体が法人であるときは 法人である労働組合となるものとする 2 前項の規定により法人である労働組合となったものは 機構の成立の日から起算して六十日を経過する日までに 労働組合法 ( 昭和二十四年法律第百七十四号 ) 第二条及び第五条第二項の規定に適合する旨の労働委員会の証明を受け かつ その主たる事務所の所在地において登記しなければ その日の経過により解散するものとする 3 第一項の規定により労働組合となったものについては 機構の成立の日から起算して六十日を経過する日までは 労働組合法第二条ただし書 ( 第一号に係る部分に限る ) の規定は 適用しない ( 権利義務の承継等 ) 第五条機構の成立の際 第十条第一項に規定する業務に関し 現に国が有する権利及び義務のうち政令で定めるものは 機構の成立の時において機構が承継する 2 前項の規定により機構が国の有する権利及び義務を承継したときは その承継の際 承継される権利に係る土地 建物その他の財産で政令で定めるものの価額の合計額に相当する金額は 政府から機構に対し出資されたものとする 3 前項の規定により政府から出資があったものとされる同項の財産の価額は 機構の成立の日現在における時価を基準として評価委員が評価した価額とする 4 前項の評価委員その他評価に関し必要な事項は 政令で定める

( 業務の特例 ) 第六条機構は 第十条第二項に規定する業務のほか 同条第一項の業務の遂行に支障のない範囲内で 国の委託に基づき 駐留軍関係離職者等臨時措置法 ( 昭和三十三年法律第百五十八号 ) 第十条第三項の規定による特別の措置及び同法第十五条第一項の規定による特別給付金の支給に関する業務の一部を行うことができる ( 政令への委任 ) 第七条附則第二条から前条までに定めるもののほか 機構の設立に伴い必要な経過措置その他この法律の施行に関し必要な経過措置は 政令で定める ( 国家公務員共済組合法の一部改正 ) 第八条国家公務員共済組合法 ( 昭和三十三年法律第百二十八号 ) の一部を次のように改正する 次のよう略 ( 駐留軍労務者等に支払うべき給料その他の給与の支払事務の処理の特例に関する法律の一部改正 ) 第九条駐留軍労務者等に支払うべき給料その他の給与の支払事務の処理の特例に関する法律 ( 昭和二十五年法律第五号 ) の一部を次のように改正する 次のよう略 ( 日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部改正 ) 第十条日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律 ( 昭和二十七年法律第百七十四号 ) の一部を次のように改正する 次のよう略 ( 駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部改正 ) 第十一条駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を次のように改正する 次のよう略 ( 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律の一部改正 ) 第十二条地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律 ( 平成十一年法律第八十七号 ) の一部を次のように改正する 次のよう略 附則 平成一二年五月二六日法律第八四号抄 第一条この法律は 平成十二年六月一日から施行する 後略 附則 平成一八年一二月二二日法律第一一八号抄 第一条この法律は 公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する 後略 平成一九年一月政令一号により 平成一九 一 九から施行 附則 平成二六年六月一三日法律第六七号抄 第一条この法律は 独立行政法人通則法の一部を改正する法律 ( 平成二十六年法律第六十六号 以下 通則法改正法 という ) の施行の日 平成二七年四月一日 から施行する ただし 次の各号に掲げる規定は 当該各号に定める日から施行する 一附則第十四条第二項 第十八条及び第三十条の規定公布の日二 略 ( 処分等の効力 )

第二十八条この法律の施行前にこの法律による改正前のそれぞれの法律 ( これに基づく命令を含む ) の規定によってした又はすべき処分 手続その他の行為であってこの法律による改正後のそれぞれの法律 ( これに基づく命令を含む 以下この条において 新法令 という ) に相当の規定があるものは 法律 ( これに基づく政令を含む ) に別段の定めのあるものを除き 新法令の相当の規定によってした又はすべき処分 手続その他の行為とみなす ( 罰則に関する経過措置 ) 第二十九条この法律の施行前にした行為及びこの附則の規定によりなおその効力を有することとされる場合におけるこの法律の施行後にした行為に対する罰則の適用については なお従前の例による ( その他の経過措置の政令等への委任 ) 第三十条附則第三条から前条までに定めるもののほか この法律の施行に関し必要な経過措置 ( 罰則に関する経過措置を含む ) は 政令 ( 人事院の所掌する事項については 人事院規則 ) で定める