1

Similar documents
1

1

アーカイブ機能インストールマニュアル

システム管理マニュアル

サイボウズ Office 7 デザインギャラリーマニュアル

1-2

アーカイブ機能インストールマニュアル

Installation Guide for Linux

1

OpenAM 9.5 インストールガイド オープンソース ソリューション テクノロジ ( 株 ) 更新日 : 2013 年 7 月 19 日 リビジョン : 1.8

CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.1 for Linux リリースメモ 2016(Mar) NEC Corporation ライセンス パッケージのインスト ル セットアップ マニュアル 障害発生時の手順 補足事項 注意事項

改版履歴 本書の改版履歴は以下のとおりです 日付 改版理由 変更箇所 版数 2014/09/04 初版発行 版 2015/03/30 第 1.1 版に改訂 対象 OS 追加 1.1 版 2015/07/10 第 1.2 版に改訂 対象 OS 追加 1.2 版 2015/09/04 第 1

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.1 for Linux リリースメモ 2013(Sep) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Linux HW-RAID 監視機能 リリースメモ 2018(Jun) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル

CLUSTERPRO MC StorageSaver 1.1 for Linux リリースメモ 2015(Jun) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項

WEB製品インストールマニュアル(PGSQL版)

CLUSTERPRO MC StorageSaver 2.2 for Linux リリースメモ 2017(Apr) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項

PowerPoint プレゼンテーション

組合会計システム ( 基本システム ) インストールマニュアル 1 目次 第 1 章インストール手順 インストーラーの起動... 2 第 2 章ユーザ登録及びライセンスの申請 ユーザ登録 ライセンス番号発行 ライセンス番号

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

Red Hat Enterprise Linux OSの手動インストール

NEC COBOL Media V2.0 セットアップカード SL438740B01-1

NEC Express5800 シリーズ COBOL Media V1 セットアップカード SL438730B01-2

スライド 1

MotionBoard Ver. 5.6 パッチ適用手順書

Microsoft Word - SCR331DI_mac10.14_manual.doc

目次 1. はじめに 本文書の目的 前提条件 略語 事前準備 ホスト名の名前解決 Linux 版パッケージ システム要件 ソフトウェア要件 パッケージ構成

CLUSTERPRO MC ProcessSaver ApsEdition 1.0 for Linux リリースメモ 2012(Sep) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル 補足事項 注意事項

[給与]給与奉行LANPACK for WindowsNTのサーバーセットアップのエラー

システム管理マニュアル

<< 目次 >> 1 PDF コンバータのインストール ライセンスコードの入力 PDF にフォントを埋め込みたい場合の設定 PDF オートコンバータ EX で使用しない場合 PDF コンバータ単体で使用する場合の説明 PDF コンバータのアン

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 2.3 for Linux リリースメモ 2018(Jun) NEC Corporation ライセンス パッケージのインストール セットアップ マニュアル

演習に必要な

Samba Install and Update Guide

intra-mart ワークフローデザイナ

PDFオートコンバータEX

マカフィー R セキュリティサービス (Mac 版 ) インストール 基本操作 アンインストールマニュアル McAfee と McAfee のロゴは 米国およびその他の国における McAfee LLC の商標です 中部ケーブルネットワーク株式会社 第 1.5 版 2018/11/5

OSSTechドキュメント

事項 1. バージョンアップの前に必ずバックアップをおとりください 2. バージョンアップは 必ず管理者権限で行ってください 管理者権限で行わないとバージョンアップがうまく行われません 必ず管理者権限のユーザーでログインしてから作業を行ってください < 管理者権限の確認方法 > 1 スタート ボタン

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

Microsoft Windows Internet Explorer は 米国 Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における登録商標または商標です Linux は Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です Red Hat


MF mypresto インストールガイド 目次 新規インストールの手順 (Windows 版 )... 2 MF mypresto の起動 (Windows 版 )... 7 新規インストールの手順 (Mac 版 )... 8 MF mypresto の起動 (Mac 版 ) 新規イン

VMディスクサイズの変更

Microsoft Windows Internet Explorer は 米国 Microsoft Corporation の 米国およびその他の国における登録商標または商標です Linux は Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です Red Hat

WebARENA SuiteX V2 EC-CUBE 2.13 インストールマニュアル ( 標準 MySQL+ 非 SSL ) 作成 :2014 年 2 月 Ver.1.1

MC3000一般ユーザ利用手順書

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

サイボウズ ツールバー βマニュアル

DigiCert SSL/TLS 証明書 Microsoft IIS 8.0/8.5 証明書コピー/サーバー移行手順書

日医特定健康診査システム ORCA PROJECT Linux 対応版インストールマニュアル (Version 対応 ) Ubuntu Trusty 用 版 2017 年 2 月 23 日 Copyright (C) Japan Medical

Flex Signal for AirGRID

注意 インストール中に ユーザアカウント制御 ( 以下 UAC といいます ) の実行確認画面が表示されることがあります 表示された場合ははいをクリックして インストールを進めてください なお 管理者以外の場合 管理者への昇格を求める UAC 画面が表示される場合がありますので 管理者アカウントのパ

Flex Signal for AirGRID

目次 はじめに インストール JDBC ドライバの配置 初期登録ユーザー バージョンアップ 評価版の制限....8 参考.JDBC ドライバの入手と設定....9 ) I2C Co.,Ltd.. All

Trend Micro Security for Mac 持込 PC 用インストールマニュアル [Mac OS 用 ] 作成 :2018 年 12 月 改訂 :2019 年 2 月 情報環境機構

RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

Oracle Database Clientクイック・インストレーション・ガイド, 10gリリース 1( ) for Linux x86-64

2

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

サイボウズ Office 10「インストール」

PowerPoint プレゼンテーション

<MW-400k > InterSec/MW400k アップデート適用手順書 2017 年 8 月 1 版

1

中央大学 SSL-VPN サービス接続マニュアル (Mac 版 ) 目次 1. VPNソフトのインストール 1 2. 初回の接続 回目以降の接続 接続終了の手順 14 OS のバージョンによる設定差異等で不明点がある場合は 多摩 IT センターまでお問い合わせください

事項 1. バージョンアップの前に必ずバックアップをおとりください 2. バージョンアップは 必ず管理者権限で行ってください 管理者権限で行わないとバージョンアップがうまく行われません 必ず管理者権限のユーザーでログインしてから作業を行ってください < 管理者権限の確認方法 > 1 スタート ボタン

VN-M _RHEL4Install_jp.pdf

< 移行前の環境 > 下記が本手順での動作環境です 動作確認のために Apache をインストールし 追加ディスクに dummy.iso というファイルを配置しています <ECS> リージョン : アジア東北 1 ( 東京 ) インスタンスタイプの選択 : 1-core, 2GB ネットワークタイプ

Microsoft Word - PG-140D投込_最終版_.doc

Confidential

Windows AIKを使用したPE2

< F F D815B B408EED95CA C815B83678FEE95F13F7C3F C815B A896E282A28D8782ED82B93F7C3F57494C4C4

LSFE_FW

重要更新作業を実施される前に必ずご確認ください OS の更新を実行するときはタブレット端末に AC アダプターを接続して使用してください AC アダプターを接続していないと OS の更新はできません 実行中は AC アダプターを抜かないでください OS の更新が正しく行えなくなり タブレット端末が正

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

t20s3-fn09.pdf

LSI MegaRAID SAS Device Driver Installation Guide - 日本語

Master'sONEセキュアモバイル定額通信サービス(MF120)設定手順書(Ver1_2).doc

PowerPoint Presentation

Cuoreテンプレート

ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ

MAHO Dialer について MAHO Dialer は MAHO-PBX を経由し PC にて着信時に発信者情報をポップアップしたり 着信履歴などから発信操作を行うためのソフトウエアです このガイドでは MAHO Dialer のインストール アップデート 初期設定 使用方法 および アンイン

OSSTechドキュメント

OS の bit 数の確認方法 - Windows0 及び Windows8. Windows のコントロールパネルを開きます Windows0 の場合 スタート から Windows システムツール の コントロールパネル をクリックします Windows8. の場合 スタート から PC 設定

LCV-Net セットアップガイド macOS

Windows ユーザー名に全角が含まれている場合は インストールできません のエラーが表示される 手順 1 管理者権限のある Windows ユーザーでログインした上で 以下の処理を行ってください 左下のスタートボタンをクリックし メニューが表示されましたら コントロールパネル をクリックしてくだ

目次 1. はじめに 本書対象者 PALRO のアプリケーションについて Ubuntu 8.04LTS の入手について Linux 上での開発環境の構築 事前準備 Ubuntu のインストール..

Oracle Business Intelligence Standard Edition One のインストール

1-2

Windows ログオンサービス インストールマニュアル 2018/12/21 1

Microsoft Word - HGWEB_Defender_クリーンアップツール_説明書_Rev.1.00.doc

ELC 5.3

UAC UAC Widows 7 OK Windows8.1/10-9

システム管理マニュアル

クラウドファイルサーバーデスクトップ版 インストールマニュアル ファイルサーバー管理機能 第 1.1 版 2017/01/24 富士通株式会社

FlashAir 設定ソフトウエア株式会社東芝セミコンダクター & ストレージ社 Copyright 2012 TOSHIBA CORPORATION, All Rights Reserved. 対応 OS: Windows XP SP3 / Vista SP2 / 7 (32bit/64bit)

はじめに 1. 概要本書では SuitePRO V3 にて提供している迷惑メールフィルタのバージョンアップ手順について案内しています なお この手順につきましては 迷惑メールフィルタ機能について オンラインマニュアルの内容通りに設定されていることを前提条件とします

システム管理者ガイド GIGAPOD 3 システム管理者ガイド - 負荷分散構成 第 1.01 版 2013 年 3 月 改訂履歴 No バージョン 日付 作成者 改訂者 補足 /09 トライポッドワークス 初稿 /03 トライポッドワークス cr

Microsoft Word - PGI WorkstationServer事前準備 doc

Transcription:

PostgreSQL 版 インストールマニュアル 目次 1. はじめに... 1 2. システム要件... 1 3. 作業に必要な Linux の操作... 2 3-1. サーバーへのログイン... 2 3-2. コンソール画面の起動 (X Window のみ )... 3 3-3.CDROM のマウントについて... 4 4. 必要パッケージのインストール... 5 4-1.RPM パッケージの確認とインストール... 5 5. 製品インストール... 10 5-1. 動作環境のインストール... 10 5-2. 製品プログラムのインストール... 11 5-3. バックアップツールのインストール... 12 5-4.NI SSH Server のインストール... 12 6-1.NI Application Server の起動... 13 6-2.NI Memcached Server の起動... 13 6-3.NI SSH Server の起動... 13 7. 製品へのログイン方法... 14 7-1. 各種製品へのログイン... 14 8. 製品のアンインストール方法... 15 9. チューニング... 17 9-1. データベースの設定... 17 9-2.WEB サーバーの設定... 18 9-3. 設定の反映方法... 18 10. サーバーのセキュリティ設定... 19 10-1.memcached サービスの接続制限... 19 11. サーバー停止方法... 20 6. 動作環境の起動方法... 13 商標本説明書に登場する会社名 製品名は各社の登録商標 商標です 免責本説明書に掲載されている手順による操作の結果 ハード機器に万一障害などが発生しても 弊社では一切の責任を負いませんのであらかじめご了解ください Copyright ( C ) NI Consulting Co., Ltd. All rights reserved.

1. はじめに 本ドキュメントは 株式会社 NI コンサルティング ( 以降弊社とします ) が開発 提供する弊社製品の 動作環境および製品プログラムのインストールを支援することを目的としています 2. システム要件 サーバーマシン サーバー OS 必要な RPM パッケージ Red Hat Enterprise Linux 7 (64bit), 6 (64bit, 32bit) gcc gcc-c++ autoconf expat perl-www-curl zlib-devel libpng-devel libjpeg-devel libjpeg-turbo-devel libtiff-devel libhugetlbfs libiconv Red Hat Enterprise Linux 6, 7 に限る Red Hat Enterprise Linux 7 に限る OS のインストールメディアに収録されている RPM パッケージをインストールしてください 1

3. 作業に必要な Linux の操作 ここでは 作業時に必要となるLinuxサーバーの操作方法を説明します 作業手順に従い操作方法を確認する時に参照してください また Linuxサーバーにおける基本操作は 各ディストリビューション (OS) により若干の相違があるため すべてコマンド入力による操作方法で統一しています 3-1. サーバーへのログイン テキストモードでログインする場合 1. サーバーの電源を入れ ( ホスト名 )login: の表示まで待ちます 2. root と入力し [Enter] キーを押してください 3. サーバー管理者のパスワードを入力し [Enter] キーを押してください 4. [root@xxxxx root]# となればログイン完了です Login: root Password: Last login Fri Jun 13 20:00:00 on tty1 You have new mail [root@xxxxxxx root]# _ X Window でログインする場合 1. サーバーの電源を入れ ログイン画面が表示されるまで待ちます 2. root と入力し [Enter] キーを押してください 3. サーバー管理者のパスワードを入力し [Enter] キーを押してください 4. デスクトップの画面が表示されればログイン完了です 2

3-2. コンソール画面の起動 (X Window のみ ) 1. RedHat6 の場合 左上の アプリケーション > システムツール > 端末 を選択 2. RedHat7 の場合 左上の アプリケーション > ユーティリティ > 端末 を選択 3

3-3.CDROM のマウントについて 1. オートマウントの確認以下のコマンドを実行しCDROMがオートマウントされているか確認してください df -h コマンドを入力すると 以下の画面が表示されます Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/sda2 97G 5.1G 87G 6% / tmpfs 931M 76K 931M 1% /dev/shm /dev/sda1 283M 162M 107M 61% /boot /dev/sr0 1014M 1014M 0 100% /media/yymmdd_nivms_ /dev/sr1 3.7G 3.7G 0 100% /media/cdrom /media/ 以下にある YYMMDD_nivms_ 部分がCDROMのタイトルです 表示されている場合には Filesystemに記載されている /dev/sr[ 数字 ] を控えてください 2. アンマウント umount /dev/sr[ 数字 ] を実行しCDROMをアンマウントします メディアが存在しない場合にはそのまま次へ進んでください umount /dev/sr0 3. ディレクトリの作成 mkdir -p /mnt/cdrom CDROMをマウントするディレクトリを作成します 4. アンマウント umount /mnt/cdrom マウントされていません と表示されてもそのまま次へ進んでください 5. CDROMをマウント mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /mnt/cdrom mount: ブロックデバイス /dev/cdrom~ のようなメッセージが表示されても正常です [root@xxxxx root]# _ に戻れば CDROM のマウントは完了です 4

4. 必要パッケージのインストール ここでは 弊社製品の動作環境をセットアップするための準備について説明します 既に必要なパッケージがインストールされている場合には実施する必要はありません 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください また 以下の説明はサーバーがインターネットに接続していること RedHatNetworkにユーザー情報を登録していることを前提として説明しています インターネットに接続できない環境の場合は OSベンダーが提供するメディアに収録されているRPM パッケージを利用しインストールを行ってください 4-1.RPM パッケージの確認とインストール 1. 以下のコマンドを実行しgccのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^gcc 2. 以下の gcc-4.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています gcc-4.1.2-54.el5 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install gcc 4. 以下のコマンドを実行しgcc-c++ のインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^gcc-c++ 5. 以下の gcc-c++-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています gcc-c++-4.x 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install gcc-c++ 7. 以下のコマンドを実行しautoconfのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^autoconf 8. 以下の autoconf-x.xx が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています autoconf-2.59-12 9. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install autoconf 5

10. 以下のコマンドを実行しexpatのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^expat 11. 以下の expat-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています expat-2.0.1-11 12. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install expat 13. 以下のコマンドを実行しzlib-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^zlib-devel 14. 以下の zlib-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています zlib-devel 15. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install zlib-devel 16. 以下のコマンドを実行しlibpng-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libpng-devel 17. 以下の libpng-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libpng-devel 18. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libpng-devel 19. 以下のコマンドを実行しlibtiff-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libtiff-devel 20. 以下の libtiff-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libtiff-devel 21. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libtiff-devel 6

22. 以下のコマンドを実行しlibjpeg-turbo-develもしくはlibjpeg-develのインストール状況を確認してください RedHat6.4 以降はlibjpeg-turbo-develになります rpm -qa grep ^libjpeg-turbo-devel 23. 以下の libtiff-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libjpeg-turbo-devel 24. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libjpeg-turbo-devel 7

以下の確認は Red Hat Enterprise Linux 6 に限り確認してください 1. 以下のコマンドを実行しcompat-expat1のインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^compat-expat1 2. 以下の expat-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています compat-expat1-1.95.8-8.el6 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install compat-expat1 4. 以下のコマンドを実行しlibhugetlbfsのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libhugetlbfs 5. 以下の libhugetlbfs-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libhugetlbfs-2.x 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libhugetlbfs 8

以下の確認は Red Hat Enterprise Linux 7 に限り確認してください 1. 以下のコマンドを実行しlibhugetlbfsのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libhugetlbfs 2. 以下の libhugetlbfs-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libhugetlbfs-2.16-7.el7 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libhugetlbfs インストールできない場合は弊社インストーラーにて設定しますので次の確認を行ってください 4. 以下のコマンドを実行しlibiconvのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libiconv 5. 以下の libiconv-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libiconv-1.14-3.el7 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libiconv インストールできない場合は弊社インストーラーにて設定しますので次の作業を行ってください 9

5. 製品インストール ここでは 弊社製品の動作環境および製品のインストール方法について説明します 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 5-1. 動作環境のインストール 1. 以下のコマンドを実行しインストーラーを起動してください /mnt/cdrom/install.sh 2. 以下の画面が開きますので Y を入力し [Enter] キーを押してください セットアップを開始します よろしいですか? ([Y]/N) : 3. 以下の画面が開きますので 1 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 4. 以下の画面が表示されるまでしばらくお待ちください 必要ライブラリのチェック中です... NI Application Serverをセットアップ中です... + ni-libs : [ OK ] + ni-mecab : [ OK ] ~ 中略 ~ +----------------------------------------------------------+ セットアップが完了しました The starting method : /etc/rc.d/init.d/niserver start +----------------------------------------------------------+ セットアップメニューに戻ります 上記のように セットアップが完了しました と表示されましたら 動作環境のインストール は完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 10

5-2. 製品プログラムのインストール 1. 以下の画面にて 2 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので 用途に応じて番号を入力し [Enter] キーを押してください 通常はそのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストールタイプ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [ ] 0. WEB サーバー [ ] 1. DB サーバー [ ] : 選択中 [ ] : 未選択番号を入力して Enter を押すと選択状態が切り替わります 通常はそのまま Enter を押して次へ進んでください 番号 ( 0-1 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 3. 以下の画面が表示されるまでしばらくお待ちください データベースの最適化処理を登録中です [ OK ] +----------------------------------------------------------+ 製品のインストールが完了しました ブラウザを開いて製品のログイン画面を開いてください +----------------------------------------------------------+ セットアップメニューに戻ります [ Enter ] キーを押してください 上記のように 製品のインストールが完了しました と表示されましたら 製品プログラムの インストールは完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 11

5-3. バックアップツールのインストール別紙 バックアップ & リストアマニュアル を参照しセットアップを行ってください 5-4.NI SSH Server のインストール NI SSH Serverとは弊社が提供しておりますセキュアサーバーです サーバーに外部から通信する場合など インターネット環境からアクセスする場合に必要に応じてセットアップしてください 通常のSSHプロトコルとは異なるポート番号 2202 でのアクセス 一般ユーザーのみでログインを許可します ファイアウォール機器などのセットアップは必ず実施してください NI SSH Serverはあくまでもサーバーへの通信を強化するためだけを目的としています 1. 以下の画面にて 4 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストール確認 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ NI SSH Server のインストールを開始します 以下のモジュールが /usr/local/ni/ にインストールされます NI SSH Server ( OpenSSH ) インストールを開始する場合は [Enter] を押してください Enter: 実行 / M: メニューに戻る / Q: インストールの中止 : セットアップメニューに戻ります 3. 以下のコマンドを実行しgccのインストール状況を確認してください + ni-openssh : [ OK ] +----------------------------------------------------------+ セットアップが完了しました The starting method : /etc/rc.d/init.d/nisshd start +----------------------------------------------------------+ 上記のように セットアップが完了しました と表示されましたら NI SSH Server のインスト ールは完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 12

6. 動作環境の起動方法 ここでは 弊社製品の動作環境の起動方法について説明します 製品インストール直後 サーバー再起動直後は自動的に起動しています 予期せぬシャットダウンまたは意図的に動作環境を停止した場合に以下の操作でもって起動してください 通常は自動起動しているため操作は必要ありません 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 6-1.NI Application Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/niserver start 6-2.NI Memcached Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/ni-memcached start 6-3.NI SSH Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/nisshd start 13

7. 製品へのログイン方法 ここでは 弊社製品へのログイン方法を説明します 7-1. 各種製品へのログインクライアントマシンにて以下のURLを記入しアクセスしてください Salse Force Assistant 顧客創造 http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ Salse Force Assistant 顧客深耕 http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nicrm/main/ Salse Force Assistant 顧客深耕 AO http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ NI Collabo Smart http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/niware/ Mapscorer http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nimsc/main/ Sales Quote Assistant http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisqa/main/ Approach DAM http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ 14

8. 製品のアンインストール方法 ここでは 弊社製品の動作環境および製品プログラムのアンインストールについて説明します アンインストールする場合には 必ず製品プログラムのバックアップを取得し実施してください 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 1. インストーラー起動し以下の画面まで操作してください 0 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので 4 番から順番にアンインストール実施してください バックアップ NI SSH Server についてはセットアップしている場合に限ります _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ アンインストールメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 注意!! このアンインストールプログラムは 同じ install.sh を実行してインストールしたものが対象になります 1. NI Application Server アンインストール 2. NI 製品アンインストール 3. NI 製品バックアップ設定の削除 4. NI SSH Server アンインストールアンインストールを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 1-4 ) / Enter: 選択終了 / M: メニューに戻る : 3. 2 を選択した場合 確認画面が開きますので Y と入力し[Enter] キーを押してください 4. 以下の画面が開きますので そのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ドキュメントルートディレクトリの入力 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ NI 製品をインストールしたディレクトリを入力して Enter を押して下さい ( Q: アンインストールの中止 ) インストールディレクトリ [ /usr/local/ni/apache/htdocs ] : 15

5. 以下の画面が開きますので そのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PostgreSQL 管理者名の入力 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストール済みの PostgreSQL 管理者名を入力して Enter を押して下さい ( Q: アンインストールの中止 ) PostgreSQL 管理者名 [ niconsul ] : 6. 1 を選択した場合 確認画面が開きますので Y と入力し[Enter] キーを押してください 7. 以下の画面が開きましたら 動作環境および製品プログラムのアンインストールは完了です NI Application Server を削除中です...[ OK ] NI Application Server のアンインストールが完了しました メニューに戻ります 16

9. チューニング ここでは 弊社製品の動作環境のチューニングについて説明します 8GB 以上のメモリを搭載しているサーバーに限り 以下の手順でチューニングを行ってください 以下の説明はviエディタを利用した設定方法になります 9-1. データベースの設定 2. 以下のコマンドを入力しデータベースの設定ファイルを開きます vi /usr/local/ni/pgsql9/data/postgresql.conf 3. 以下に記載している黄色文字情報を挿入し 設定を保存してください #max_connections = 100 max_connections = 512 # (change requires restart) #work_mem = 1MB work_mem = 16MB # min 64kB #maintenance_work_mem = 16MB maintenance_work_mem = 640MB # min 1MB #effective_cache_size = 128MB effective_cache_size = 2GB max_connections の設定データベースへの同時接続数を最大値を指定します 512 人以上のご利用の場合は ご利用人数を指定してください 17

9-2.WEB サーバーの設定 1. 以下のコマンドを入力し WEB サーバー (Apache) の設定ファイルを開きます vi /usr/local/ni/apache/conf/httpd.conf 2. 以下に記載している黄色文字情報を末尾に挿入し 設定を保存してください ServerLimit 20 MaxClients 500 MaxClientsの設定 WEBサーバーについての同時接続数を最大値を25の倍数で指定します 500 人以上のご利用の場合は ご利用人数を25の倍数で指定してください ServerLimitの設定 MaxClients 25を ( 整数切り上げ ) で指定してください 例 :501 人以上のご利用の場合の設定 MaxClients 525 ServerLimit 21 9-3. 設定の反映方法 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/niserver restart 18

10. サーバーのセキュリティ設定 ここでは サーバー環境のセキュリティ設定について説明します 10-1.memcached サービスの接続制限 1. memcached サービスの接続制限の確認以下のコマンドを実行し memcachedサービスの接続制限の確認をします cat /etc/init.d/ni-memcached grep OPTIONSDATA= 実行結果で 以下のように表示された場合 2. ~ 4. の手順の実施が必要となります OPTIONSDATA="" 2. 以下のコマンドを入力し memcached サービスの設定ファイルを開きます vi /etc/init.d/ni-memcached 3. 以下に記載している黄色文字情報を挿入し 設定を保存してください #OPTIONSDATA="" OPTIONSDATA="-l 127.0.0.1" 4. 設定の反映のため 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/ni-memcached restart 19

11. サーバー停止方法 停電時など電源の供給が止まる場合 サーバーの電源を停止する必要があります 必ず以下の手順にてサーバーの電源を停止してください 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 1. 以下のコマンドを実行してください shutdown -h now 2. サービスがすべて停止したら サーバーの電源を停止することができます メッセージの表示がとまって しばらく変化がなければ電源を停止することができます 20

発行 2018 年 3 月 5 日第 24 版 テクニカルサポート E-mail:tech@ni-consul.co.jp Tel:050-5578-5014 営業時間 :9:00-12:00 13:00-17:00 ( 土日祝および弊社休業日を除く ) 製品保守契約をご契約のお客様のみご利用が可能です メールは休業中も受け付けております お休み中にいただきましたお問い合わせにつきましては メール お電話共に翌営業日以降順次ご対応させていただきます 予めご了承下さい