PostgreSQL 版 インストールマニュアル 目次 1. はじめに... 1 2. システム要件... 1 3. 作業に必要な Linux の操作... 2 3-1. サーバーへのログイン... 2 3-2. コンソール画面の起動 (X Window のみ )... 3 3-3.CDROM のマウントについて... 4 4. 必要パッケージのインストール... 5 4-1.RPM パッケージの確認とインストール... 5 5. 製品インストール... 10 5-1. 動作環境のインストール... 10 5-2. 製品プログラムのインストール... 11 5-3. バックアップツールのインストール... 12 5-4.NI SSH Server のインストール... 12 6-1.NI Application Server の起動... 13 6-2.NI Memcached Server の起動... 13 6-3.NI SSH Server の起動... 13 7. 製品へのログイン方法... 14 7-1. 各種製品へのログイン... 14 8. 製品のアンインストール方法... 15 9. チューニング... 17 9-1. データベースの設定... 17 9-2.WEB サーバーの設定... 18 9-3. 設定の反映方法... 18 10. サーバーのセキュリティ設定... 19 10-1.memcached サービスの接続制限... 19 11. サーバー停止方法... 20 6. 動作環境の起動方法... 13 商標本説明書に登場する会社名 製品名は各社の登録商標 商標です 免責本説明書に掲載されている手順による操作の結果 ハード機器に万一障害などが発生しても 弊社では一切の責任を負いませんのであらかじめご了解ください Copyright ( C ) NI Consulting Co., Ltd. All rights reserved.
1. はじめに 本ドキュメントは 株式会社 NI コンサルティング ( 以降弊社とします ) が開発 提供する弊社製品の 動作環境および製品プログラムのインストールを支援することを目的としています 2. システム要件 サーバーマシン サーバー OS 必要な RPM パッケージ Red Hat Enterprise Linux 7 (64bit), 6 (64bit, 32bit) gcc gcc-c++ autoconf expat perl-www-curl zlib-devel libpng-devel libjpeg-devel libjpeg-turbo-devel libtiff-devel libhugetlbfs libiconv Red Hat Enterprise Linux 6, 7 に限る Red Hat Enterprise Linux 7 に限る OS のインストールメディアに収録されている RPM パッケージをインストールしてください 1
3. 作業に必要な Linux の操作 ここでは 作業時に必要となるLinuxサーバーの操作方法を説明します 作業手順に従い操作方法を確認する時に参照してください また Linuxサーバーにおける基本操作は 各ディストリビューション (OS) により若干の相違があるため すべてコマンド入力による操作方法で統一しています 3-1. サーバーへのログイン テキストモードでログインする場合 1. サーバーの電源を入れ ( ホスト名 )login: の表示まで待ちます 2. root と入力し [Enter] キーを押してください 3. サーバー管理者のパスワードを入力し [Enter] キーを押してください 4. [root@xxxxx root]# となればログイン完了です Login: root Password: Last login Fri Jun 13 20:00:00 on tty1 You have new mail [root@xxxxxxx root]# _ X Window でログインする場合 1. サーバーの電源を入れ ログイン画面が表示されるまで待ちます 2. root と入力し [Enter] キーを押してください 3. サーバー管理者のパスワードを入力し [Enter] キーを押してください 4. デスクトップの画面が表示されればログイン完了です 2
3-2. コンソール画面の起動 (X Window のみ ) 1. RedHat6 の場合 左上の アプリケーション > システムツール > 端末 を選択 2. RedHat7 の場合 左上の アプリケーション > ユーティリティ > 端末 を選択 3
3-3.CDROM のマウントについて 1. オートマウントの確認以下のコマンドを実行しCDROMがオートマウントされているか確認してください df -h コマンドを入力すると 以下の画面が表示されます Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/sda2 97G 5.1G 87G 6% / tmpfs 931M 76K 931M 1% /dev/shm /dev/sda1 283M 162M 107M 61% /boot /dev/sr0 1014M 1014M 0 100% /media/yymmdd_nivms_ /dev/sr1 3.7G 3.7G 0 100% /media/cdrom /media/ 以下にある YYMMDD_nivms_ 部分がCDROMのタイトルです 表示されている場合には Filesystemに記載されている /dev/sr[ 数字 ] を控えてください 2. アンマウント umount /dev/sr[ 数字 ] を実行しCDROMをアンマウントします メディアが存在しない場合にはそのまま次へ進んでください umount /dev/sr0 3. ディレクトリの作成 mkdir -p /mnt/cdrom CDROMをマウントするディレクトリを作成します 4. アンマウント umount /mnt/cdrom マウントされていません と表示されてもそのまま次へ進んでください 5. CDROMをマウント mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /mnt/cdrom mount: ブロックデバイス /dev/cdrom~ のようなメッセージが表示されても正常です [root@xxxxx root]# _ に戻れば CDROM のマウントは完了です 4
4. 必要パッケージのインストール ここでは 弊社製品の動作環境をセットアップするための準備について説明します 既に必要なパッケージがインストールされている場合には実施する必要はありません 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください また 以下の説明はサーバーがインターネットに接続していること RedHatNetworkにユーザー情報を登録していることを前提として説明しています インターネットに接続できない環境の場合は OSベンダーが提供するメディアに収録されているRPM パッケージを利用しインストールを行ってください 4-1.RPM パッケージの確認とインストール 1. 以下のコマンドを実行しgccのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^gcc 2. 以下の gcc-4.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています gcc-4.1.2-54.el5 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install gcc 4. 以下のコマンドを実行しgcc-c++ のインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^gcc-c++ 5. 以下の gcc-c++-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています gcc-c++-4.x 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install gcc-c++ 7. 以下のコマンドを実行しautoconfのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^autoconf 8. 以下の autoconf-x.xx が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています autoconf-2.59-12 9. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install autoconf 5
10. 以下のコマンドを実行しexpatのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^expat 11. 以下の expat-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています expat-2.0.1-11 12. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install expat 13. 以下のコマンドを実行しzlib-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^zlib-devel 14. 以下の zlib-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています zlib-devel 15. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install zlib-devel 16. 以下のコマンドを実行しlibpng-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libpng-devel 17. 以下の libpng-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libpng-devel 18. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libpng-devel 19. 以下のコマンドを実行しlibtiff-develのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libtiff-devel 20. 以下の libtiff-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libtiff-devel 21. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libtiff-devel 6
22. 以下のコマンドを実行しlibjpeg-turbo-develもしくはlibjpeg-develのインストール状況を確認してください RedHat6.4 以降はlibjpeg-turbo-develになります rpm -qa grep ^libjpeg-turbo-devel 23. 以下の libtiff-devel-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libjpeg-turbo-devel 24. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libjpeg-turbo-devel 7
以下の確認は Red Hat Enterprise Linux 6 に限り確認してください 1. 以下のコマンドを実行しcompat-expat1のインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^compat-expat1 2. 以下の expat-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています compat-expat1-1.95.8-8.el6 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install compat-expat1 4. 以下のコマンドを実行しlibhugetlbfsのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libhugetlbfs 5. 以下の libhugetlbfs-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libhugetlbfs-2.x 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libhugetlbfs 8
以下の確認は Red Hat Enterprise Linux 7 に限り確認してください 1. 以下のコマンドを実行しlibhugetlbfsのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libhugetlbfs 2. 以下の libhugetlbfs-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libhugetlbfs-2.16-7.el7 3. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libhugetlbfs インストールできない場合は弊社インストーラーにて設定しますので次の確認を行ってください 4. 以下のコマンドを実行しlibiconvのインストール状況を確認してください rpm -qa grep ^libiconv 5. 以下の libiconv-x.x が表示された場合は既にRPMパッケージはインストールされています libiconv-1.14-3.el7 6. インストールされていない場合は以下のコマンドを入力してください yum -y install libiconv インストールできない場合は弊社インストーラーにて設定しますので次の作業を行ってください 9
5. 製品インストール ここでは 弊社製品の動作環境および製品のインストール方法について説明します 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 5-1. 動作環境のインストール 1. 以下のコマンドを実行しインストーラーを起動してください /mnt/cdrom/install.sh 2. 以下の画面が開きますので Y を入力し [Enter] キーを押してください セットアップを開始します よろしいですか? ([Y]/N) : 3. 以下の画面が開きますので 1 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 4. 以下の画面が表示されるまでしばらくお待ちください 必要ライブラリのチェック中です... NI Application Serverをセットアップ中です... + ni-libs : [ OK ] + ni-mecab : [ OK ] ~ 中略 ~ +----------------------------------------------------------+ セットアップが完了しました The starting method : /etc/rc.d/init.d/niserver start +----------------------------------------------------------+ セットアップメニューに戻ります 上記のように セットアップが完了しました と表示されましたら 動作環境のインストール は完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 10
5-2. 製品プログラムのインストール 1. 以下の画面にて 2 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので 用途に応じて番号を入力し [Enter] キーを押してください 通常はそのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストールタイプ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ [ ] 0. WEB サーバー [ ] 1. DB サーバー [ ] : 選択中 [ ] : 未選択番号を入力して Enter を押すと選択状態が切り替わります 通常はそのまま Enter を押して次へ進んでください 番号 ( 0-1 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 3. 以下の画面が表示されるまでしばらくお待ちください データベースの最適化処理を登録中です [ OK ] +----------------------------------------------------------+ 製品のインストールが完了しました ブラウザを開いて製品のログイン画面を開いてください +----------------------------------------------------------+ セットアップメニューに戻ります [ Enter ] キーを押してください 上記のように 製品のインストールが完了しました と表示されましたら 製品プログラムの インストールは完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 11
5-3. バックアップツールのインストール別紙 バックアップ & リストアマニュアル を参照しセットアップを行ってください 5-4.NI SSH Server のインストール NI SSH Serverとは弊社が提供しておりますセキュアサーバーです サーバーに外部から通信する場合など インターネット環境からアクセスする場合に必要に応じてセットアップしてください 通常のSSHプロトコルとは異なるポート番号 2202 でのアクセス 一般ユーザーのみでログインを許可します ファイアウォール機器などのセットアップは必ず実施してください NI SSH Serverはあくまでもサーバーへの通信を強化するためだけを目的としています 1. 以下の画面にて 4 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストール確認 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ NI SSH Server のインストールを開始します 以下のモジュールが /usr/local/ni/ にインストールされます NI SSH Server ( OpenSSH ) インストールを開始する場合は [Enter] を押してください Enter: 実行 / M: メニューに戻る / Q: インストールの中止 : セットアップメニューに戻ります 3. 以下のコマンドを実行しgccのインストール状況を確認してください + ni-openssh : [ OK ] +----------------------------------------------------------+ セットアップが完了しました The starting method : /etc/rc.d/init.d/nisshd start +----------------------------------------------------------+ 上記のように セットアップが完了しました と表示されましたら NI SSH Server のインスト ールは完了になります [Enter] キーを押してメニュー画面に戻ってください 12
6. 動作環境の起動方法 ここでは 弊社製品の動作環境の起動方法について説明します 製品インストール直後 サーバー再起動直後は自動的に起動しています 予期せぬシャットダウンまたは意図的に動作環境を停止した場合に以下の操作でもって起動してください 通常は自動起動しているため操作は必要ありません 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 6-1.NI Application Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/niserver start 6-2.NI Memcached Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/ni-memcached start 6-3.NI SSH Server の起動 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/nisshd start 13
7. 製品へのログイン方法 ここでは 弊社製品へのログイン方法を説明します 7-1. 各種製品へのログインクライアントマシンにて以下のURLを記入しアクセスしてください Salse Force Assistant 顧客創造 http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ Salse Force Assistant 顧客深耕 http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nicrm/main/ Salse Force Assistant 顧客深耕 AO http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ NI Collabo Smart http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/niware/ Mapscorer http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nimsc/main/ Sales Quote Assistant http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisqa/main/ Approach DAM http:// IPアドレスまたはホスト名 /ni/nisfa/main/ 14
8. 製品のアンインストール方法 ここでは 弊社製品の動作環境および製品プログラムのアンインストールについて説明します アンインストールする場合には 必ず製品プログラムのバックアップを取得し実施してください 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 1. インストーラー起動し以下の画面まで操作してください 0 を入力し [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ セットアップメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 1. NI Application Server 動作環境と弊社製品のインストール 2. 弊社製品のインストール 3. バックアップの設定 4. NI SSH Server インストール ( OpenSSH ) 0. インストールファイルの削除セットアップを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 0-4 ) / Enter: 選択終了 / Q: インストールの中止 2. 以下の画面が開きますので 4 番から順番にアンインストール実施してください バックアップ NI SSH Server についてはセットアップしている場合に限ります _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ アンインストールメニュー _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 注意!! このアンインストールプログラムは 同じ install.sh を実行してインストールしたものが対象になります 1. NI Application Server アンインストール 2. NI 製品アンインストール 3. NI 製品バックアップ設定の削除 4. NI SSH Server アンインストールアンインストールを開始する番号を入力して [Enter] を押してください 番号 ( 1-4 ) / Enter: 選択終了 / M: メニューに戻る : 3. 2 を選択した場合 確認画面が開きますので Y と入力し[Enter] キーを押してください 4. 以下の画面が開きますので そのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ドキュメントルートディレクトリの入力 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ NI 製品をインストールしたディレクトリを入力して Enter を押して下さい ( Q: アンインストールの中止 ) インストールディレクトリ [ /usr/local/ni/apache/htdocs ] : 15
5. 以下の画面が開きますので そのまま [Enter] キーを押してください _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PostgreSQL 管理者名の入力 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ インストール済みの PostgreSQL 管理者名を入力して Enter を押して下さい ( Q: アンインストールの中止 ) PostgreSQL 管理者名 [ niconsul ] : 6. 1 を選択した場合 確認画面が開きますので Y と入力し[Enter] キーを押してください 7. 以下の画面が開きましたら 動作環境および製品プログラムのアンインストールは完了です NI Application Server を削除中です...[ OK ] NI Application Server のアンインストールが完了しました メニューに戻ります 16
9. チューニング ここでは 弊社製品の動作環境のチューニングについて説明します 8GB 以上のメモリを搭載しているサーバーに限り 以下の手順でチューニングを行ってください 以下の説明はviエディタを利用した設定方法になります 9-1. データベースの設定 2. 以下のコマンドを入力しデータベースの設定ファイルを開きます vi /usr/local/ni/pgsql9/data/postgresql.conf 3. 以下に記載している黄色文字情報を挿入し 設定を保存してください #max_connections = 100 max_connections = 512 # (change requires restart) #work_mem = 1MB work_mem = 16MB # min 64kB #maintenance_work_mem = 16MB maintenance_work_mem = 640MB # min 1MB #effective_cache_size = 128MB effective_cache_size = 2GB max_connections の設定データベースへの同時接続数を最大値を指定します 512 人以上のご利用の場合は ご利用人数を指定してください 17
9-2.WEB サーバーの設定 1. 以下のコマンドを入力し WEB サーバー (Apache) の設定ファイルを開きます vi /usr/local/ni/apache/conf/httpd.conf 2. 以下に記載している黄色文字情報を末尾に挿入し 設定を保存してください ServerLimit 20 MaxClients 500 MaxClientsの設定 WEBサーバーについての同時接続数を最大値を25の倍数で指定します 500 人以上のご利用の場合は ご利用人数を25の倍数で指定してください ServerLimitの設定 MaxClients 25を ( 整数切り上げ ) で指定してください 例 :501 人以上のご利用の場合の設定 MaxClients 525 ServerLimit 21 9-3. 設定の反映方法 1. 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/niserver restart 18
10. サーバーのセキュリティ設定 ここでは サーバー環境のセキュリティ設定について説明します 10-1.memcached サービスの接続制限 1. memcached サービスの接続制限の確認以下のコマンドを実行し memcachedサービスの接続制限の確認をします cat /etc/init.d/ni-memcached grep OPTIONSDATA= 実行結果で 以下のように表示された場合 2. ~ 4. の手順の実施が必要となります OPTIONSDATA="" 2. 以下のコマンドを入力し memcached サービスの設定ファイルを開きます vi /etc/init.d/ni-memcached 3. 以下に記載している黄色文字情報を挿入し 設定を保存してください #OPTIONSDATA="" OPTIONSDATA="-l 127.0.0.1" 4. 設定の反映のため 以下のコマンドを実行してください /etc/init.d/ni-memcached restart 19
11. サーバー停止方法 停電時など電源の供給が止まる場合 サーバーの電源を停止する必要があります 必ず以下の手順にてサーバーの電源を停止してください 以下の操作はすべてサーバー管理者にて実施してください 1. 以下のコマンドを実行してください shutdown -h now 2. サービスがすべて停止したら サーバーの電源を停止することができます メッセージの表示がとまって しばらく変化がなければ電源を停止することができます 20
発行 2018 年 3 月 5 日第 24 版 テクニカルサポート E-mail:tech@ni-consul.co.jp Tel:050-5578-5014 営業時間 :9:00-12:00 13:00-17:00 ( 土日祝および弊社休業日を除く ) 製品保守契約をご契約のお客様のみご利用が可能です メールは休業中も受け付けております お休み中にいただきましたお問い合わせにつきましては メール お電話共に翌営業日以降順次ご対応させていただきます 予めご了承下さい