h1

Similar documents
<4D F736F F F696E74202D2095BD90AC E937893FA967B B D8B6389EF8A8893AE95F18D90>

東京大学学内広報 NO.1405 ( )

untitled

sustainability_data_book_2017.pdf

(2) 本県出身青年海外協力隊年度別派遣数 アジア地域 中近東地域 アフリカ地域 中南米地域 オセアニア地域 欧州 平成 26 年 6 月 30 日現在 ( 単位 : 人 ) 派遣国 ~H11 年度 合計 インドネシ

18年度石見美術館年報最終.indd

C O N T E N T S Annual Report

3131_2014_02.pdf

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

銅地金輸入 ( その2) HS モンゴル 0 0 ラオス 0 0 イラン 0 0 オマーン 0 0 ウズベキスタン 0 0 ノルウェー 0 0 ポーランド 0 0 コンゴ共和国 0 0 コンゴ民主共和国 0 0 タンザニア 0 0 モザンビーク 0 0 ジンバブエ 0 0 ニ

Rodrigo Domingues UNDP Borja Santos Porras/UNDP Ecuador UNDP Kazakhstan 2

数字で見る国連WFP 2014

advantest_cr.indd

名称未設定-2

4


Message 2012 CSR Mission Vision 2 KAJIMA ROAD CSR REPORT 2012

仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を

V0.10.{..

Taro jtd

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

CONTENTS N T

vision 日本水フォーラムは すべての人が水に起因する苦しみから解放され 水の 恩恵と価値を最大限に享受できる世界の実現を目指します mission 日本水フォーラムは 大胆な発想と行動力によって すべての人が水を通して 生まれる喜びと苦しみを理解し 地球上の水問題解決のために行動を起こす 機会

hfw-10year-0723

危機にある世界遺産

Microsoft Word CheajUH's J.Summary

Microsoft Word - 世界のエアコン2014 (Word)

地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主

The Consultative Group of GFDRR

発行 : 世界銀行グループ開発金融総局 東京都千代田区内幸町 富国生命ビル10 階世界銀行東京事務所 ウェブサイト : フェイスブック : ツイッター :

銀行等の非居住者等に対する国別債権債務に関する報告書


東京センチュリー株式会社統合レポート2018


人 6 年 が11 人 平 成 27 年 が 統 計 を 有 している3 月 末 日 時 点 で2 人 である 申 請 数 と 認 定 数 認 定 率 の 推 移 年 3 月 申 請 数 ( 人 )

2010J_web_cover

2014度事業報告書p000_018.indd

01.12期・井須英次1.doc

1.3期・井上健0.doc

地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20

<4D F736F F D F815B A BD90AC E93788E968BC695F18D E352E3135>

福151_p1-p8_校4.ai

2013_P02-P07.indd

1. 52

扉 序文 目次DVD用 .indd

すぐできる冬の省エネ・節電ガイド

”Žfi¶‰s‚ÒŒh”~”ŒŠá‘WŁ\”ƒ



早稲田大学外国人学生数集計 2017 年 11 月 01 日現在 ( 概況 1) 区分 合計 国際教養 1 年 プログラム 私費 国費 交換 総計

JAてんどう391号_0407.indd

事業目的 事業概要 事業管理体制等を記載した事業申請書を提出する 2 担当部局は 在外公館等と共に 提出された事業申請書により申請内容の妥当性 を審査するなどして承認の可否を決定する 3 承認された N 連事業については貴省本省又は在外公館等が NGO と贈与契約を締 結して 本省契約については貴省

早稲田大学外国人学生数集計 2018 年 05 月 01 日現在 ( 概況 1) 区分 合計 国際教養 1 年 プログラム 私費 国費 交換 総計

untitled

平成18年8月31日

キヤノンマーケティングジャパングループ CSR報告書 情報セキュリティ報告書

「第12回信用金庫取引先海外事業状況調査結果 資料編」

010_ indd


国際会議等への参加のために行った受入れ状況


2016年度 事業計画書(第一次補正)

図表 02 の 01 の 1 世界人口 地域別 年 図表 2-1-1A 世界人口 地域別 年 ( 実数 1000 人 ) 地域 国 世界全体 2,532,229 3,038,413 3,69

untitled

電通CSRレポート2012_11

3 4

2

我が国の宇宙技術の世界展開


早稲田大学外国人学生数集計 2017 年 05 月 01 日現在 ( 概況 1) 区分 合計 国際教養 1 年 プログラム 私費 国費 交換 総計

untitled

発行 第 4 号まで各 2,000 部発行 NPO 団体 コミュニティとの交流 連携 スタッフ研修 中間支援団体の設立支援などを実施している 25 年度からは とめ市民活動プラザ を市に移管し とめ市民活動フォーラム を NPO 法人化した上で 市が NPO 法人とめ市民活動フォーラム に運営管理を

1 覚 醒 剤 密 輸 入 事 犯 の 概 況 押 収 量 は 5 年 連 続 で2kg 超 となる 約 289kgであった 摘 発 件 数 124 件 は 過 去 1 年 間 で2 番 目 となった 東 京 税 関 における 覚 醒 剤 摘 発 実 績 4 35 kg 押 収 量 件 数 件 2

自治体アンテナショップ研修 視察等実績一覧内容 開催日時平成 25 年 2 月 6 日 ( 水 ) 研修 ( 財 ) 地域活性化センター会議室 視察 富士の国やまなし館 ( 山梨県 ) 11 テーマ 地域活性化と自治体アンテナショップ JICA 国別研修 ケニア / 一村一品サービス改善プロジェクト

資料 2 平成 27 年度の政策対話等の実施実績及び予定について ( 未定稿 ) 1. 概要 平成 27 年度は 以下の取組につき 各国の状況に応じ組み合わせて実施 (1) 各国との政策対話の実施 (2) 対話の場を活用した 我が国食関連産業と先方政府 先方民間企業のとの情報共有 マッチングの促進

Microsoft PowerPoint - (Japanese) IFC Microfinance October 2012.pptx

PowerPoint Presentation

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

EX-word_Library_JA

324.pdf

,276 3,

『こみの株式会社』の実践

三三の9ののニ及びホの改正規定中イランに係る部分平成二十五年五月十五日(4) 四三の9ののニ及びホの改正規定中ボツワナに係る部分平成二十五年五月二十二日(4)

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

immigrant emigrant /4 / migrantswedish Migration Board 2


”‚’¶fi° JAR 97 Ł\”ƒ-1

5_【資料2】平成30年度津波防災教育実施業務の実施内容について

年次報告書090903_入稿

untitled

CONTENTS

002 ANNUAL REPORT Contents

(Microsoft Word -

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

00[1-2]目次(責).indd


2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

Transcription:

Japan Water Forum Annual Report 2013

vision 日本水フォーラムは すべての人が水に起因する苦しみから解放され 水の 恩恵と価値を最大限に享受できる世界の実現を目指します mission 日本水フォーラムは 大胆な発想と行動力によって すべての人が水を通して 生まれる喜びと苦しみを理解し 地球上の水問題解決のために行動を起こす 機会を創出していきます 日本水フォーラムの活動とネットワーク 活動の柱① 政策提言 活動の柱② 国連機関 国際機関 各国政府 草の根活動の 支援 市民 NGO 省庁 自治体 産業界 国際NGO 現地NGO 開発銀行 国内ネットワーク 政治 リーダー 活動の柱③ 学界 日本の叡智の 世界への発信 海外ネットワーク 各国 地域の水に関する パートナーシップ 特定非営利活動法人日本水フォーラムは 国内外の水問題の解決に寄与することを目的とし て 平成16年に設立された非営利団体です 国内外の多岐に渡る水関係者とのネットワーク を活かして ビジョン実現に向けて 世界各地及び日本国内で 政策提言 草の根活動の 支援 日本の叡智の世界への発信 人材育成 啓発 を行っています また 水の安全保障戦略機構 アジア 太平洋水フォーラム NoWNET 水分野における先 進国間のパートナーシップ の事務局を担っています 1 Ja pa n Water Forum Annual Repor t 2 013 活動の柱④ 人材育成 啓発

CONTENTS Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 2

3 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 4

5 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 6

7 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 8

Voice-1 9 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Column Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 10

Voice Voice-2 11 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

P-SAS P-SEA Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 12

Voice-3 13 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Column Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 14

Voice Voice-4 15 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Column Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 16

17 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 Voice Voice-5

JWFファンド2012の支援実績 総受益者数 16,169人 アフリカ地域 地域 アジア 太平洋地域 プロジェクト内容 受益者数 トイレ設置 1基 280人 カメルーン バンゲン 地域 雨水収集システム付きトイレ設置 1基 インド ガンディナガール 井戸の建設 1基 トイレ設置 5基 2,800人 ボランティアの育成 50名 1,450人 雨水貯留設備設置 5基 池の水の処理 トイレ用水 雨水貯留タンク設置 1基 6,300人 啓発活動 小学校へのトイレ設置 4基 エコサントイレ設置 啓発キャンペーン ナグプール トイレ及びバイオガスプラント建設 6基 27人 啓発活動 ナイジェリア 3基 オフォケ オジョペ 点滴かんがいのためのタンク設置 240人 啓発活動 ネパール ゴガンパニ 雨水貯留タンク設置 1基 125人 小学校へのトイレ設置 4基 ウガンダ クリニックにおける貯水貯留タンク設置 1基 啓発キャンペーン 500人 手洗い場設置 1ヶ所 パキスタン ゴミ置き場設置 1ヶ所 ムルタン 改良型換気式 トイレ設置 6基 ブミュリシャ VIP トイレ設置 4基 39人 水と衛生に関するトレーニング 3回 1,064人 啓発活動 手洗い用水タンク 50L 設置 3基 水と衛生に関するワークショップ 1回 フィリピン 高齢者への貯水容器 160L 配布 30個 キラ 518人 水と衛生に関するワークショップ 3回 サヘリア マラウイ ジンジャ 400人 住民への啓発集会 20回 327人 ケニア チャクハザ 給水用ヒ素除去装置設置 10基 トイレ設置 10基 衛生啓発活動 マトゥング 受益者数 バングラデシュ タルバリア コンゴ共和国 バラカ プロジェクト内容 100人 ルンバク 簡易水供給システムの構築 1基 高齢者への金属製食器乾燥台配布 30台 水と衛生に関するワークショップ 高齢者への水 衛生に関する教育活動 啓発活動 1,999人 JWFファンド2005 2012の支援実績 支援件数 支援金額 (US$) 受益者数(人) 113件 111,886 147,815 作った井戸 作った 教育プログラムの 給水設備の数(施設) トイレの数 個 実施数(回) 350 323 211 インドネシアの小島での水 生計支援プロジェクト インドネシアのロンボク島南西部の半島近 ベトナム 1 (115) フィリピン 9 (3,784) くに位置する小さな島 ギリ アサハンでは 35世帯140人が暮らしています 島民たち は 漁業で得たわずかな収入を 本島で購入 する飲み水に使わなければなりません 日本水フォーラムでは 貸付スキームを構 築し 10世帯にマイクロファイナンスによる雨 1 (100) グアテマラ 1 (50) コロンビア 水貯留タンクの設置を行うと共に 島内の学 校において破損していたトイレ2基を再建設し ました Ja pa n Wa ter Forum Annual Repor t 2 013 18

Charity for Water 草の根活動の支援 ダルビッシュ 有 水基金 平成19年 ダルビッシュ有投手 現: テキサス レンジャーズ所属 は 途上国の人々へ安全な水を提供することを目的に 日本水フォー ラムと共に ダルビッシュ 有 水基金 を設立しました ダルビッシュ 投手は 勝利投手となるごとに 同基金に10万円を寄付することを続 けています 平成24年度までの6年間で通算92勝 プロジェクト実施地 第1号 ネパール プロジェクト 第8号プロジェクト バングラディシュ 第3号 プロジェクト カンボジア 第5号プロジェクト スリランカ 第7号プロジェクト ナイジェリア 第4号 プロジェクト ケニア 第6号プロジェクト スリランカ 第2号 プロジェクト ソロモン諸島 平成24年度の取り組み 第6号プロジェクト 茶畑内のコミュニティ衛生改善プロジェクト スリランカ ウバ州 平成23年度から開始した スリランカで の衛生改善プロジェクトが完了し 住民 250人がトイレを利用することができるよ うになりました 土壌や水源の汚染が軽減 されることにより 住民の健康被害の軽減 も期待されます 第7号プロジェクト 安全な水へのアクセス向上と衛生改善プロジェクト ナイジェリア プラトー州 ナイジェリアでは 村落の2カ所の学校 において 水供給 トイレ 手洗いのための 施設整備と教育を実施しました このプロ VVooi iccee- 6 会員企業様との共同プロジェクトでは ご希望に合った取り組みを一緒に考え 年々充実したものになってきていると実 感しています 同じ地域で継続して行う ことで プロジェクトが定着 拡大し 確 実に地域の人々の生活改善に役立ってい ることを 会員企業様と共有したいと 思っています ジェクトにより 子ども達の健康状態が改 善すると共に 学校で安心して教育を受け ることができるようになります 第8号プロジェクト 雨水貯蔵タンクとエコサン トイレによる健全な水循環の構築プロジェクト バングラデシュ ファリドプル県 バングラデシュでは 2カ所の村落にお いて 雨水貯留タンクの設置とエコサン トイレの建設を開始しました このプロ 近藤かおり ジェクトにより ヒ素中毒や水関連疾患に 罹るリスクが軽減され 住民の水 衛生環 境が改善されます ダルビッシュ 有 水基金 には ファンの方や一般の賛同者の方からも寄付が寄せられています 19 Ja pan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 20

Voice-7 Voice 21 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Column Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 22

Voice-8 Voice 23 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 24

25 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 26

27 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 28 Voice Voice-9

29 Japan Water Forum Annual Repor t 2 013

Column Japan Water Forum Annual Repor t 2 013 30

Supported by Strategic Partners Corporate Members